JPH11514951A - 飛行物体 - Google Patents

飛行物体

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JPH11514951A
JPH11514951A JP9517037A JP51703797A JPH11514951A JP H11514951 A JPH11514951 A JP H11514951A JP 9517037 A JP9517037 A JP 9517037A JP 51703797 A JP51703797 A JP 51703797A JP H11514951 A JPH11514951 A JP H11514951A
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Abstract

(57)【要約】 中心軸線(3)に設けたエンジン駆動のプロペラ(5)と、積載荷重容器(6)を備えた、回転モーメントつり合い式飛行物体(1)において、飛行物体は、安定した姿勢でかつ簡単な操縦手段で、積載荷重を運ぶことができる解決策を提供すべきである。これは、駆動エンジン(4)によって駆動される中央のプロペラ(5)と、エンジン(4)自体およびまたはこのエンジンに設けられた回転モーメントつり合い手段とが、反対向きに相対回転可能に支承され、これら全部が積載荷重容器と相対的に回転可能に支承されていることによって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】 飛行物体 本発明は、中心軸線に設けたエンジン駆動のプロペラと、積載荷重容器を備え た、回転モーメントつり合い式飛行物体に関し、特に環状翼型飛行物体に係る。 しかし、本発明はこの環状翼型飛行物体のみに関するものでない。 文献から、若干の環状翼型飛行物体が知られている。この環状翼型飛行物体は いろいろな原理で作動する。エアクッション原理で作動する環状翼型飛行物体は WO90/13478に開示されている。ドイツ連邦共和国特許出願公開第40 37472号公報は、少なくとも飛行原理に関して類似する飛行物体を示してい る。ドイツ連邦共和国特許第4112585号公報も、原理が類似している。こ の場合、揚力プロペラの他に推進タービンが設けられている。 他の沢山の解決策の中から、ここでは更に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第 3734811号公報、同第3644899号公報、同第3606362号公報 およびヨーロッパ特許出願公開第0661206号公報を挙げる。 公知の解決策の主たる問題は、その不安定な飛行姿勢と、操縦しにくさと、部 分的に高い技術的コストにある。この場合、若干の解決策は、飛行が困難である と思われる。 本発明の課題は、飛行物体が安定した飛行姿勢でかつ簡単な操縦で、積載荷重 およびまたは人を運ぶことできる解決策を提供することである。 この課題は、本発明に従い、駆動エンジンによって駆動される中央のプロペラ と、エンジン自体およびまたはこのエンジンに設けられた回転モーメントつり合 い手段とが、反対向きに相対回転可能に支承され、これら全部が積載荷重容器と 相対的に回転可能に支承されていることによって解決される。 本発明によって、比較的に簡単な手段で、きわめて安定した調節可能な翼姿勢 が可能である。すなわち、このように構成された飛行物体は、積載荷重を予め定 めた位置に保つことができる。これは例えば、積載荷重として測定機器が設けら れているときあるいは例えば大建造物を検査するために監視カメラが設けられて いるときに非常に重要である。これは一例にすぎない。 次に、例えば、本発明の解決策の、回転モーメントつり合い手段の例について 説明する。実証された本発明による一例は、回転モーメントつり合い手段として 、環状翼をそれと相対的に駆動されるプロペラに関連して設けることにある。 本発明による環状翼型飛行物体は、きわめて安定した飛行姿勢を得るために、 エンジンとプロペラの逆回転モーメントを利用する。駆動装置はプロペラ駆動装 置と環状翼駆動装置からなっている。 プロペラが円形リングとして形成された環状翼内で回転することにより、ダク ト付プロペラの作用が生じる。すなわち、相対的に回転する両駆動機構の回転数 が同じであるときに、ダクトで包被されていないプロペラと比べて2倍の推進力 が生じる。更に、騒音の発生が減少する。 環状翼の揚力は特に、プロペラによって環状翼の表面に空気流の負圧を発生す ることによって生じる。これはコアンダ効果と呼ばれる。このコアンダ効果とは 、固体された物体が流れ境界面にもたらされるときの、流れの偏向作用であると 理解される。その際、空気流は固定された干渉物体の方へ偏向され、運動量変化 によって反力を発生し、この反力は揚力成分と推進成分を生じる。更に、環状翼 上の圧力分布が変化すると、環状翼表面に負圧領域が生じる。この負圧領域によ り、吸込み推進力が付加的に生じ、それによって揚力が増大する。 本発明によって、積載荷重を大気中で簡単に位置決めすることができる。なぜ なら、本発明による飛行物体は、ヘリコプタの飛行特性と、水平に飛行する飛行 機の飛行特性を簡単に組み合わせ、両飛行方法の利点を利用することができるか らである。 きわめて簡単な操縦および簡単な操作により、このような環状翼型飛行物体は 、多くの用途に適している。ここに、若干の用途を挙げる。 捨てられた廃物の捜索 ピオトープの探知および検査 森林被害の調査 森林火災の消火(ニトログリセリンの投下) 水域保護(湾岸、海、河川) 交通観察 環境汚染防止 エミッションチェック 熱負荷の測定 鉱害監視 原子力発電所領域の放射線測定 パイプライン監視(油、ガス、水) 大規模工業地帯および工業設備の監視 大気中の有害物質分析 探検の偵察 災害事件の即時観察 土地測量および水域測量(航空写真測量) 荒れた土地における行方不明者捜索 自然保護区監視(種の保護、計数、観察) 航空写真伝送およびデータ伝送 劇映画製作およびTV製作(トリック撮影、カメラ案内) 航空写真撮影および映画撮影(家屋、工場、不動産等) 再開発資料整備 自動的な境界監視 海上交通監視および船舶走行監視 風判定のための風速測定(風力発電所) 遠距離送電線の検査 建物、端、タワーおよびダムの検査 空中クレーンおよび空中コンベヤとして 窮地に陥っている人の飛行救助キャビンとして TV施設および国際的に名前を知られている広告代理店の限られた広告媒体 TV報道(危険な領域、例えばボスニア) 国連保護領域または休戦地域の監視。 本発明の有利な実施形は従属請求項に記載されている。 環状翼はほぼ中空の環状体によって形成され、この環状体は外側に向いた、ほ ぼ静止位置で水平な翼要素を備えている。この構造は、プロペラの隣で環状体の 外周に設けた翼要素の種類により、揚力を付加的に生じることができる。中空の 環状体は場合によってはタンクとして利用可能である。なぜなら、環状体がエン ジンの支持体に相対回転しないように連結され、それによってエンジンへの燃料 の供給が簡単であるからである。 環状翼の外周に設けられた翼要素または側方翼により、付加的な揚力がマグヌ ス効果によって生じる。この場合、それぞれの翼要素の配置と数は通常は積載荷 重の大きさによって決まる。 外側翼は例えば 約300回転/分で回転し、垂直な飛行機翼面のように、断 面形状によって空気力学的な揚力を発生する。翼面の数は既に述べたように、必 要な揚力に依存する。 環状翼に相対回転しないように連結された排出空気タービン羽根がプロペラの 排出空気流内に設けられていることにより、付加的な効果が生じる。すなわち、 揚力を付加的に増大させることができる。 本発明による環状翼型飛行物体のきわめて簡単な操縦は例えば二つの方法で可 能である。例えば、プロペラと環状翼を備えた駆動エンジンと積載荷重容器との 間の範囲に、駆動装置中心軸線と積載荷重中心軸線との間の垂直角度を変更する ための、支承ピン回りの揺動装置が設けられていることによって可能である。 この簡単な操縦方法の他の変形例では、プロペラと環状翼を備えた駆動エンジ ンと積載荷重容器との間の範囲に、駆動装置中心軸線の作用線を積載荷重容器中 心軸線に対してスライドさせるためのスライド駆動装置が重心を調節するために 設けられている。 その際、サーボモータを介してスライドまたは揺動を行うことができる。 他の実施形では、積載荷重容器が、着陸脚、GPSアンテナ、障害物警告アン テナ、高度制御アンテナ、遠隔操縦の際の電波信号を受信するためのアンテナ等 を備えている。 更に、プロペラ尖端がパラシュート、ブレーキバッグ等のための収容部を備え ている。 冒頭に既に述べたように、回転モーメントつり合い手段は本発明に従って他の 態様で形成可能である。例えば本発明に従って、回転モーメントつり合い手段と して、排出空気タービン、プロペラに対して反対向きに回転するリング、ディス ク、円筒体、側方翼を有する回転リムおよびまたはその類似物が設けられる。 他の態様では、回転モーメントつり合い手段として、反対向きに回転する駆動 エンジンの要素およびまたはつり合い質量を備えた反対向きに回転する第2エン ジンが設けられる。 傾斜姿勢ひいては推進力を発生するための、本発明に従って設けられた傾斜ラ ダーのほかに、回転モーメントつり合い手段に沿って、内側から外側へおよびま たは外側から内側へ半径方向に調節可能な回転する質量が設けられている。この 質量は例えば電気的、液圧的または空気圧的に調節可能であるかあるいは遠心力 で調節可能であり、場合によっては緩衝ばねを備えることができる。 空気力学を改善するためおよび騒音の発生を減らすために、本発明の他の実施 形では、プロペラが中心軸、駆動エンジンおよび回転モーメントつり合い手段と 共に、空気力学的に形成されたカバーによって取り囲まれている。 本発明の他の特徴、詳細および効果は、次の説明と図から明らかである。 図1は本発明の実施の形態を部分的に切断して示す概略側面図、 図2は図1の矢印II方向から見た図、 図3は本発明の実施の形態の飛行物体の前進飛行位置を示す側面図、 図4〜11は本発明の変形実施の形態の側面図、一部は原理図、 図12は空気力学的フェアリングの概略側面図である。 図において全体を1または1a(図4)で示した飛行物体は、横断面が翼面の ように成形された環状翼2と、全体の中心軸線3と同心的な、エンジン4によっ て駆動されるプロペラ5と、この駆動ユニットに連結された積載荷重容器6とに よって形成されている。 環状翼2は環状翼支持体7を介してエンジン4に相対回転しないように連結さ れている。この場合、積載荷重容器6自体はプロペラ5と環状翼2からなる駆動 ユニットに対して、全体を8で示した回転軸受を介して連結され、それによって 駆動ユニットは積載荷重支持体6と相対的に回転可能である。この積載荷重支持 体は回転ラダー9を介してその姿勢が安定させられる。 揚力を高めるために一連の手段が講じられている。環状翼2はその外周に、図 2の実施の形態では6個の翼要素10を備えている。他方では、プロペラ5によ って発生する排出空気の流れ方向に、案内漏斗11が設けられている。この案内 漏斗はその自由端に、排出空気タービン羽根12を備えている。 特に図1から判るように、そこに示した実施の形態の場合には、エンジンとプ ロペラと環状翼からなる駆動ユニットと、積載荷重支持体6との間の移行範囲に 、支承ピン13回りに相対的にこの両ユニットを揺動させることができる装置が 形成されている。そのために、示唆的に示したサーボモータ14が設けられてい る。それによって、ユニットは図1に示した位置から、例えば図3に示した位置 へ揺動可能である。 積載荷重支持体6の垂直方向の移動のために、プロペラ5を一方向に、環状翼 2の外側の翼要素10を他の方向に回転させるように、駆動ユニットが操作され る。それによって発生する両揚力成分が加算され、逆向きの回転方向が排出空気 タービン羽根12を介して更に強められる。水平位置に推進するために、例えば 図3に示した位置を占めるように、サーボモータ14が操作される。それによっ て、水平成分と垂直成分が重ね合わされ、前進飛行が可能になる。 積載荷重容器6に、この積載荷重の制御および作動のために必要なまたは有効 な一連の他の要素を設けることができる。例えば外周に分配配置された障害物警 告アンテナ15、着陸脚16に設けられたいわゆるGPSアンテナ17、少なく とも1本の高度制御アンテナ18等を設けることができる。 プロペラキャップ19内にはパラシュートまたはブレーキバッグを設けること ができる。これは詳しく示していない。図1の上側の部分には更に、環状翼2の ための滑り軸受20が示してある。環状翼2は内部の中空室21を備えている。 この中空室は例えばタンクとして利用可能である。回転軸受8の上の場所に、タ ンクを配置することができる。このタンクは22によって示してある。 図4には、類似の他の要素と共に、水平飛行操縦装置の他の例が示してある。 ここでは、積載荷重容器6aは、エンジン4と環状翼2と内部にあるプロペラ5 とからなる駆動ユニットへの移行範囲に、全体を23で示したスライド駆動装置 を備えている。従って、積載荷重容器6aは駆動装置中心軸線3aと相対的に水 平方向にスライド可能である。それによって、スライド時に、装置の全体の重心 が移動する。これは、特にプロペラ5と共に環状翼2を傾斜させ、図3の実施の 形態の水平飛行を可能にする。 図示していない、駆動力を高める方法は、環状翼型飛行物体2の表面に案内羽 根を設けることにある。 図5には、本発明の他の変形実施の形態が示してある。全体を1bで示した環 状翼型飛行物体は、環状翼支持体7b上に環状翼2bを備えている。この場合、 図5において、前述の実施の形態と機能的に同じ部品は、“b”を添えた同じ参 照番号で示してある。 前述の実施の形態と異なり、ここでは、プロペラ5bは上側に入口ディフュー ザ23を備え、下側に出口ディフューザ24を備えている。それによって、効率 を高めることができる。小さな矢印26で示す、ディフューザ23内の初期速度 は例えば30m/秒であり、速度が加速されると、矢印27では例えば35m/ 秒になり、そして減速され、矢印28のところでは10m/秒になる。 ディフューザの断面形状によって、垂直方向に作用する、揚力を高める推進力 成分が生じる。出口ディフューザ24の出口で生じる拡散流れは、流速を低下さ せることになる。それによって遺伝圧が低下し、しかも同じ割合で静圧が上昇す るので、ディフューザによって空気流の遺伝的な流出エネルギーの大部分が圧力 エネルギーとして回収可能である。ディフューザを最適に形成すると、動圧の8 0〜90%が静圧に変換可能である。この場合、副次的効果として同時に、プロ ペラの騒音の低減が達成可能である。 駆動装置が停止した時およびそれに伴う墜落の危険があるときに、上述のよう に、ハブキャップ9またはプロペラスピナー19からパラシュートを放出するこ とができる。付加的な方法では、図1に示すように、側方翼10が外側縁部に遠 心ウェイトを備え、自力回転状態にすることが可能である。飛行物体の降下速度 によって、環状翼の回転数が高まるので、遠心ウェイト25によって、この側方 翼の仰角を変更し、落下速度を制動することができる。回転数が下がると、仰角 が再び元の状態に戻るので、落下速度が高まる。これは、回転を高め、遠心ウェ イトが新たに作用し、これが繰り返される。 図6〜12には特に、回転モーメントのつり合いに関与する要素が非常に簡略 化して示してある。図1と機能的に同じ部品には同じ参照符号が付けてある。 図6において、エンジン4はプロペラ5を例えば矢印で示すように右回りに駆 動する。一方、下向きの空気流によってタービン12は反対方向に回転する。回 転モーメントをつり合わせる回転するリムまたはリング30(図6の左側半部) または回転するディスクまたは回転する円筒体31(図6の右側)が、タービン 12に作用的に連結されている。 図6,7の実施の形態では、傾斜ラダー32または32aが設けられている。 飛行物体はこの傾斜ラダーによって、上昇および下降運動が可能であるだけでな く、推進も可能であるように、揺動させることができる。傾動運動を行うために 、揺動サーボ機構33が設けられている。モータには、例えば燃料タンク34、 アキュムレータ、発電機等の補助機構が付設されている。 図7の左側の半部には、回転質量35を設ける例が示してある。この回転質量 は例えばサーボ機構36を介してその位置を変更可能である。右側の半部には、 ばね緩衝装置、ガス緩衝装置または液体緩衝装置を設ける例が示してある。例え ば液体シリンダまたはガスシリンダによって、質量35または35aの位置を調 節可能である。例えばサーボ機構36を介して、タービン羽根も調節可能である ので、それによってモーメントをつり合わせることができる。 図8に示す変形例では、プロペラ5用の駆動エンジン4のほかに、例えば遠心 リング30aを反対向き回転させるために、他のエンジン4aが設けられている 。この場合にも、シリンダ、ディスク等を設けることができる。しかし、タービ ンは設けられていない。 図9には、回転する側方翼10bが設けられている。この側方翼の仰角は図示 していないサーボ機構等を介して変更可能である。 図10には、タービン12の上方に、エンジン4bを設ける例を示している。 このエンジンには場合によっては、タンク、アキュムレータまたは発電機34が 直接付設される。 図11には、回転するリング30の範囲にエンジン4cだけが設けられている 。この場合にも例えば、エンジンの一方の要素がプロペラを一方向に駆動するよ うに構成可能である。一方、エンジンの他方の要素はリング30を他の方向に駆 動する。このような場合、タービン12を省略することができる。 図12には、すべての要素に空気力学的に形成されたカバー38を設ける例が 示してある。このカバーは吸込み口ディフューザに上側の流れ案内羽根39を形 成し、出口ディフューザに下側の案内羽根40を形成している。これは流れの最 適化のほかに、騒音を低減する働きがある。更に、内側の案内羽根41を設ける ことができる。これは図に示唆的にのみ示してある。更に、スポイラー42を設 けることができる。このスポイラーはサーボ機構43を介して調節可能である。 本発明の上記実施の形態は勿論、その基本思想を逸脱しないで、さまざまな観 点から変更可能である。本発明は特に、積載荷重支持体の図示した好ましい形に 限定されず、また環状翼、外側に取付けた翼要素等の簡略化して示した形状に限 定されない。適当な機能段階を所望なあらゆる相互配置で位置決め可能であるこ とにより、本発明による飛行物体の多彩性が生じることが認められる。駆動ユニ ット、タービン、逆回転モーメント部材、積載荷重の相互位置は、飛行物体の機 能を危険にさらすことなく変更可能である。重心移動または傾斜ラダーによって 、代替的な操縦を行うことができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年12月11日 【補正内容】 明細書 飛行物体 本発明は、中心軸線に設けたエンジン駆動のプロペラと、積載荷重容器を備え 、駆動エンジンによって駆動される中央のプロペラと、エンジン自体およびまた はこのエンジンに設けられた回転モーメントつり合い手段とが、反対向きに相対 回転可能に支承され、これら全部がほぼ同じ軸回りに積載荷重容器と相対的に回 転可能に支承され、積載荷重容器を駆動エンジンと相対的に揺動または摺動させ るために、サーボ駆動装置が設けられている、回転モーメントつり合い式飛行物 体に関する。 このような飛行物体は例えば米国特許第3135481号明細書または内容的 に類似のドイツ連邦共和国特許出願公開第3729231号公報から知られてい る。エアクッション原理で作動する他の環状翼型飛行物体はWO90/1347 8に開示されている。ドイツ連邦共和国特許出願公開第4037472号公報は 、少なくとも飛行原理に関して類似する飛行物体を示している。ドイツ連邦共和 国特許第4112585号公報も、原理が類似している。この場合、揚力プロペ ラの他に推進タービンが設けられている。他の沢山の解決策の中から、ここでは 更に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3734811号公報、同第36448 99号公報、同第3606362号公報およびヨーロッパ特許出願公開第066 1206号公報、フランス国特許出願公開第038846号公報、英国特許第2 95177号公報または米国特許第3489374号明細書、同第339490 6号明細書または同第2551455号明細書が挙げられる。 公知の解決策の主たる問題は、その不安定な飛行姿勢と、操縦しにくさと、部 分的に高い技術的コストにある。この場合、若干の解決策は、飛行が困難である と思われる。 本発明の課題は、飛行物体が安定した飛行姿勢でかつ簡単な操縦で、積載荷重 およびまたは人を運ぶことできる解決策を提供することである。 この課題は、本発明に従い、回転モーメントつり合い手段として環状翼が設け られていることによって解決される。 本発明によって、比較的に簡単な手段で、きわめて安定した調節可能な翼姿勢 が可能である。すなわち、このように構成された飛行物体は、積載荷重を予め定 めた位置に保つことができる。これは例えば、積載荷重として測定機器が設けら れているときあるいは例えば大建造物を検査するために監視カメラが設けられて いるときに非常に重要である。これは一例にすぎない。 本発明による環状翼型飛行物体は、きわめて安定した飛行姿勢を得るために、 エンジンとプロペラの反対回転モーメントを利用する。駆動装置はプロペラ駆動 装置と環状翼駆動装置からなっている。 プロペラが円形リングとして形成された環状翼内で回転することにより、ダク ト付プロペラの作用が生じる。すなわち、相対的に回転する両駆動機構の回転数 が同じであるときに、ダクトで包被されていないプロペラと比べて2倍の推進力 が生じる。更に、騒音の発生が減少する。 環状翼の揚力は特に、プロペラによって環状翼の表面に空気流の負圧を発生す ることによって生じる。これはコアンダ効果と呼ばれる。このコアンダ効果とは 、固体された物体が流れ境界面にもたらされるときの、流れの偏向作用であると 理解される。その際、空気流は固定された干渉物体の方へ偏向され、運動量変化 によって反力を発生し、この反力は揚力成分と推進成分を生じる。更に、環状翼 上の圧力分布が変化すると、環状翼表面に負圧領域が生じる。この負圧領域によ り、吸込み推進力が付加的に生じ、それによって揚力が増大する。 本発明によって、積載荷重を大気中で簡単に位置決めすることができる。なぜ なら、本発明による飛行物体は、ヘリコプタの飛行特性と、水平に飛行する飛行 機の飛行特性を簡単に組み合わせ、両飛行方法の利点を利用することができるか らである。 きわめて簡単な操縦および簡単な操作により、このような環状翼型飛行物体は 、多くの用途に適している。ここに、若干の用途を挙げる。 捨てられた廃物の捜索 ピオトープの探知および検査 森林被害の調査 森林火災の消火(ニトログリセリンの投下) 水域保護(湾岸、海、河川) 交通観察 環境汚染防止 エミッションチェック 熱負荷の測定 鉱害監視 原子力発電所領域の放射線測定 パイプライン監視(油、ガス、水) 大規模工業地帯および工業設備の監視 大気中の有害物質分析 探検の偵察 災害事件の即時観察 土地測量および水域測量(航空写真測量) 荒れた土地における行方不明者捜索 自然保護区監視(種の保護、計数、観察) 航空写真伝送およびデータ伝送 劇映画製作およびTV製作(トリック撮影、カメラ案内) 航空写真撮影および映画撮影(家屋、工場、不動産等) 再開発資料整備 自動的な境界監視 海上交通監視および船舶走行監視 風判定のための風速測定(風力発電所) 遠距離送電線の検査 建物、端、タワーおよびダムの検査 空中クレーンおよび空中コンベヤとして 窮地に陥っている人の飛行救助キャビンとして TV施設および国際的に名前を知られている広告代理店の限られた広告媒体 TV報道(危険な領域、例えばボスニア) 国連保護領域または休戦地域の監視。 本発明の有利な実施形は従属請求項に記載されている。 環状翼はほぼ中空の環状体によって形成され、この環状体は外側に向いた、ほ ぼ静止位置で水平な翼要素を備えている。この構造は、プロペラの隣で環状体の 外周に設けた翼要素の種類により、揚力を付加的に生じることができる。中空の 環状体は場合によってはタンクとして利用可能である。なぜなら、環状体がエン ジンの支持体に相対回転しないように連結され、それによってエンジンへの燃料 の供給が簡単であるからである。 環状翼の外周に設けられた翼要素または側方翼により、付加的な揚力がマグヌ ス効果によって生じる。この場合、それぞれの翼要素の配置と数は通常は積載荷 重の大きさによって決まる。 外側翼は例えば 約300回転/分で回転し、垂直な飛行機翼面のように、断 面形状によって空気力学的な揚力を発生する。翼面の数は既に述べたように、必 要な揚力に依存する。 環状翼に相対回転しないように連結された排出空気タービン羽根がプロペラの 排出空気流内に設けられていることにより、付加的な効果が生じる。すなわち、 揚力を付加的に増大させることができる。 本発明による環状翼型飛行物体のきわめて簡単な操縦は例えば二つの方法で可 能である。例えば、プロペラと環状翼を備えた駆動エンジンと積載荷重容器との 間の範囲に、駆動装置中心軸線と積載荷重中心軸線との間の垂直角度を変更する ための、支承ピン回りの揺動装置が設けられていることによって可能である。 この簡単な操縦方法の他の変形例では、プロペラと環状翼を備えた駆動エンジ ンと積載荷重容器との間の範囲に、駆動装置中心軸線の作用線を積載荷重容器中 心軸線に対してスライドさせるためのスライド駆動装置が重心を調節するために 設けられている。 その際、サーボモータを介してスライドまたは揺動を行うことができる。 冒頭に既に述べたように、回転モーメントつり合い手段は本発明に従って他の 態様で形成可能である。例えば本発明に従って、回転モーメントつり合い手段と して、排出空気タービン、プロペラに対して反対向きに回転するリング、ディス ク、円筒体、側方翼を有する回転リムおよびまたはその類似物が設けられる。 他の態様では、回転モーメントつり合い手段として、反対向きに回転する駆動 エンジンの要素およびまたはつり合い質量を備えた反対向きに回転する第2エン ジンが設けられる。 傾斜姿勢ひいては推進力を発生するための、本発明に従って設けられた傾斜ラ ダーのほかに、回転モーメントつり合い手段に沿って、内側から外側へおよびま たは外側から内側へ半径方向に調節可能な回転する質量が設けられている。この 質量は例えば電気的、液圧的または空気圧的に調節可能であるかあるいは遠心力 で調節可能であり、場合によっては緩衝ばねを備えることができる。 空気力学を改善するためおよび騒音の発生を減らすために、本発明の他の実施 形では、プロペラが中心軸、駆動エンジンおよび回転モーメントつり合い手段と 共に、空気力学的に形成されたカバーによって取り囲まれている。 本発明の他の特徴、詳細および効果は、次の説明と図から明らかである。 図1は本発明の実施の形態を部分的に切断して示す概略側面図、 図2は図1の矢印II方向から見た図、 図3は本発明の実施の形態の飛行物体の前進飛行位置を示す側面図、 図4〜11は本発明の変形実施の形態の側面図、一部は原理図、 図12は空気力学的フェアリングの概略側面図である。 図において全体を1または1a(図4)で示した飛行物体は、横断面が翼面の ように成形された環状翼2と、全体の中心軸線3と同心的な、エンジン4によっ て駆動されるプロペラ5と、この駆動ユニットに連結された積載荷重容器6とに よって形成されている。 環状翼2は環状翼支持体7を介してエンジン4に相対回転しないように連結さ れている。この場合、積載荷重容器6自体はプロペラ5と環状翼2からなる駆動 ユニットに対して、全体を8で示した回転軸受を介して連結され、それによって 駆動ユニットは積載荷重支持体6と相対的に回転可能である。この積載荷重支持 体は回転ラダー9を介してその姿勢が安定させられる。 揚力を高めるために一連の手段が講じられている。環状翼2はその外周に、図 2の実施の形態では6個の翼要素10を備えている。他方では、プロペラ5によ って発生する排出空気の流れ方向に、案内漏斗11が設けられている。この案内 漏斗はその自由端に、排出空気タービン羽根12を備えている。 特に図1から判るように、そこに示した実施の形態の場合には、エンジンとプ ロペラと環状翼からなる駆動ユニットと、積載荷重支持体6との間の移行範囲に 、支承ピン13回りに相対的にこの両ユニットを揺動させることができる装置が 形成されている。そのために、示唆的に示したサーボモータ14が設けられてい る。それによって、ユニットは図1に示した位置から、例えば図3に示した位置 へ揺動可能である。 積載荷重支持体6の垂直方向の移動のために、プロペラ5を一方向に、環状翼 2の外側の翼要素10を他の方向に回転させるように、駆動ユニットが操作され る。それによって発生する両揚力成分が加算され、逆向きの回転方向が排出空気 タービン羽根12を介して更に強められる。水平位置で推進するために、例えば 図3に示した位置を占めるように、サーボモータ14が操作される。それによっ て、水平成分と垂直成分が重ね合わされ、前進飛行が可能になる。 積載荷重容器6に、この積載荷重の制御および作動のために必要なまたは有効 な一連の他の要素を設けることができる。例えば外周に分配配置された障害物警 告アンテナ15、着陸脚16に設けられたいわゆるGPSアンテナ17、少なく とも1本の高度制御アンテナ18等を設けることができる。 プロペラキャップ19内にはパラシュートまたはブレーキバッグを設けること ができる。これは詳しく示していない。図1の上側の部分には更に、環状翼2の ための滑り軸受20が示してある。環状翼2は内部の中空室21を備えている。 この中空室は例えばタンクとして利用可能である。回転軸受8の上の場所に、タ ンクを配置することができる。このタンクは22によって示してある。 図4には、類似の他の要素と共に、水平飛行操縦装置の他の例が示してある。 ここでは、積載荷重容器6aは、エンジン4と環状翼2と内部にあるプロペラ5 とからなる駆動ユニットへの移行範囲に、全体を23で示したスライド駆動装置 を備えている。従って、積載荷重容器6aは駆動装置中心軸線3aと相対的に水 平方向にスライド可能である。それによって、スライド時に、装置の全体の重心 が移動する。これは、特にプロペラ5と共に環状翼2を傾斜させ、図3の実施の 形態の水平飛行を可能にする。 図示していない、駆動力を高める方法は、環状翼型飛行物体2の表面に案内羽 根を設けることにある。 図5には、本発明の他の変形実施の形態が示してある。全体を1bで示した環 状翼型飛行物体は、環状翼支持体7b上に環状翼2bを備えている。この場合、 図5において、前述の実施の形態と機能的に同じ部品は、“b”を添えた同じ参 照番号で示してある。 前述の実施の形態と異なり、ここでは、プロペラ5bは上側に入口ディフュー ザ23を備え、下側に出口ディフューザ24を備えている。それによって、効率 を高めることができる。小さな矢印26で示す、ディフューザ23内の初期速度 は例えば30m/秒であり、速度が加速されると、矢印27では例えば35m/ 秒になり、そして減速され、矢印28のところでは10m/秒になる。 ディフューザの断面形状によって、垂直方向に作用する、揚力を高める推進力 成分が生じる。出口ディフューザ24の出口で生じる拡散流れは、流速を低下さ せることになる。それによって動圧が低下し、しかも同じ割合で静圧が上昇する ので、ディフューザによって空気流の動圧的な流出エネルギーの大部分が圧力エ ネルギーとして回収可能である。ディフューザを最適に形成すると、動圧の80 〜90%が静圧に変換可能である。この場合、副次的効果として同時に、プロペ ラの騒音の低減が達成可能である。 駆動装置が停止した時およびそれに伴う墜落の危険があるときに、上述のよう に、ハブキャップ9またはプロペラスピナー19からパラシュートを放出するこ とができる。付加的な方法では、図1に示すように、側方翼10が外側縁部に遠 心ウェイトを備え、自力回転状態にすることが可能である。飛行物体の降下速度 によって、環状翼の回転数が高まるので、遠心ウェイト25によって、この側方 翼の仰角を変更し、落下速度を制動することができる。回転数が下かると、仰角 が再び元の状態に戻るので、落下速度が高まる。これは、回転を高め、遠心ウェ イトが新たに作用し、これが繰り返される。 図6〜12には特に、回転モーメントのつり合いに関与する要素が非常に簡略 化して示してある。図1と機能的に同じ部品には同じ参照符号が付けてある。 図6において、エンジン4はプロペラ5を例えば矢印で示すように右回りに駆 動する。一方、下向きの空気流によってタービン12は反対方向に回転する。回 転モーメントをつり合わせる回転するリムまたはリング30(図6の左側半部) または回転するディスクまたは回転する円筒体31(図6の右側)が、タービン 12に作用的に連結されている。 図6,7の実施の形態では、傾斜ラダー32または32aが設けられている。 飛行物体はこの傾斜ラダーによって、上昇および下降運動が可能であるだけでな く、推進も可能であるように、揺動させることができる。傾動運動を行うために 、揺動サーボ機構33が設けられている。モータには、例えば燃料タンク34、 アキュムレータ、発電機等の補助機構が付設されている。 図7の左側の半部には、回転質量35を設ける例が示してある。この回転質量 は例えばサーボ機構36を介してその位置を変更可能である。右側の半部には、 ばね緩衝装置、ガス緩衝装置または液体緩衝装置を設ける例が示してある。例え ば液体シリンダまたはガスシリンダによって、質量35または35aの位置を調 節可能である。例えばサーボ機構36を介して、タービン羽根も調節可能である ので、それによってモーメントをつり合わせることができる。 図8に示す変形例では、プロペラ5用の駆動エンジン4のほかに、例えば遠心 リング30aを反対向きに回転させるために、他のエンジン4aが設けられてい る。この場合にも、シリンダ、ディスク等を設けることができる。しかし、ター ビンは設けられていない。 図9には、回転する側方翼10bが設けられている。この側方翼の仰角は図示 していないサーボ機構等を介して変更可能である。 図10には、タービン12の上方に、エンジン4bを設ける例を示している。 このエンジンには場合によっては、タンク、アキュムレータまたは発電機34が 直接付設される。 図11には、回転するリング30の範囲にエンジン4cだけが設けられている 。この場合にも例えば、エンジンの一方の要素がプロペラを一方向に駆動するよ うに構成可能である。一方、エンジンの他方の要素はリング30を他の方向に駆 動する。このような場合、タービン12を省略することができる。 図12には、すべての要素に空気力学的に形成されたカバー38を設ける例が 示してある。このカバーは吸込み口ディフューザに上側の流れ案内羽根39を形 成し、出口ディフューザに下側の案内羽根40を形成している。これは流れの最 適化のほかに、騒音を低減する働きがある。更に、内側の案内羽根41を設ける ことができる。これは図に示唆的にのみ示してある。更に、スポイラー42を設 けることができる。このスポイラーはサーボ機構43を介して調節可能である。 本発明の上記実施の形態は勿論、その基本思想を逸脱しないで、さまざまな観 点から変更可能である。本発明は特に、積載荷重支持体の図示した好ましい形に 限定されず、また環状翼、外側に取付けた翼要素等の簡略化して示した形状に限 定されない。適当な機能段階を所望なあらゆる相互配置で位置決め可能であるこ とにより、本発明による飛行物体の多彩性が生じることが認められる。駆動ユニ ット、タービン、逆回転モーメント部材、積載荷重の相互位置は、飛行物体の機 能を危険にさらすことなく変更可能である。重心移動または傾斜ラダーによって 、代替的な操縦を行うことができる。 請求の範囲 1.中心軸線(3)に設けたエンジン駆動のプロペラ(5)と、積載荷重容器( 6)を備え、駆動エンジン(4)によって駆動される中央のプロペラ(5)と、 エンジン(4)自体およびまたはこのエンジンに設けられた回転モーメントつり 合い手段とが、反対向きに相対回転可能に支承され、これら全部がほぼ同じ軸( 3,3′)回りに積載荷重容器と相対的に回転可能に支承され、積載荷重容器を 駆動エンジンと相対的に揺動または摺動させるために、サーボ駆動装置(14, 14a)が設けられている、回転モーメントつり合い式飛行物体(1)において 、回転モーメントつり合い手段として、環状翼(2)が設けられていることを特 徴とする飛行物体。 2.プロペラ(5)の排出空気流内に、環状翼(2)に対して相対回転しないよ うに連結された排出空気タービン羽根(12)が設けられていることを特徴とす る請求項1記載の飛行物体。 3.環状翼がほぼ中空の環状体(2)によって形成され、この環状体が外側に向 いた、ほぼ静止位置で水平な翼要素(10)を備えていることを特徴とする請求 項1または2記載の飛行物体。 4.環状翼(2)がその表面に、揚力を高めるための案内羽根を備えていること を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の飛行物体。 5.プロペラ(5)と環状翼(2)を備えた駆動エンジン(4)と、積載荷重容 器(6)との間の接続範囲に、駆動中心軸線(3)と積載荷重中心軸線(3′) との間の垂直方向角度を変更するための、支承ピン(13)回りの揺動装置が設 けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の飛行物体。 6.プロペラ(5)と環状翼(2)を備えた駆動エンジン(4)と、積載荷重容 器(6a)との間の接続範囲に、積載荷重容器中心軸線(3′)に対する駆動中 心軸線(3)の作用線をスライドさせるためのスライド駆動装置(23)が重心 を調節するために設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つ に記載の飛行物体。 7.プロペラ(5b)の上方において入口ディフューザ(23)が環状翼(2b )に設けられ、プロペラ(5b)の下方において(図5b)出口ディフューザ( 24)が環状翼に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいすれか一つ に記載の飛行物体。 8.翼要素または側方翼(10)がその外側縁部に、環状翼型飛行物体(1)が エンジンなしに落下する際に側方翼(10)の調節角度を変更するために遠心ウ ェイト(25)を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記 載の飛行物体。 9.中心軸線(3)に設けたエンジン駆動のプロペラ(5)と、積載荷重容器( 6)を備え、駆動エンジン(4)によって駆動される中央のプロペラ(5)と、 エンジン(4)自体およびまたはこのエンジンに設けられた回転モーメントつり 合い手段とが、反対向きに相対回転可能に支承され、全体がほぼ同じ軸(3,3 ′)回りに積載荷重容器と相対的に回転可能に支承され、積載荷重容器を駆動エ ンジンと相対的に揺動または摺動させるために、サーボ駆動装置(14,14a )が設けられている、回転モーメントつり合い式飛行物体(1)において、回転 モーメントつり合い手段として、排出空気タービン(12)、プロペラ(5)に 対して反対向きに回転するリング(30)、ディスク、円筒体(31)およびま たは側方翼を有する回転リムが設けられていることを特徴とする飛行物体。 10.回転モーメントつり合い手段として、反対向きに回転する駆動エンジンの要 素およびまたはつり合い質量を備えた反対向きに回転する第2エンジンが設けら れていることを特徴とする請求項1または9記載の飛行物体。 11.回転モーメントつり合い手段が、内側から外側へおよびまたは外側から内側 へ半径方向に調節可能な回転する質量(35,35a)を備えていることを特徴 とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の飛行物体。 12.プロペラ(5)が中心軸、駆動エンジンおよび回転モーメントつり合い手段 と共に、空気力学的に形成されたカバー(38)によって取り囲まれていること を特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の飛行物体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BB ,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,FI, GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LK,LR,LS,LT,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU, SD,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.中心軸線(3)に設けたエンジン駆動のプロペラ(5)と、積載荷重容器( 6)を備えた、回転モーメントつり合い式飛行物体(1)において、駆動エンジ ン(4)によって駆動される中央のプロペラ(5)と、エンジン(4)自体およ びまたはこのエンジンに設けられた回転モーメントつり合い手段とが、反対向き に相対回転可能に支承され、これら全部が積載荷重容器と相対的に回転可能に支 承されていることを特徴とする飛行物体。 2.回転モーメントつり合い手段として、環状翼(2)が設けられていることを 特徴とする請求項1記載の飛行物体。 3.環状翼がほぼ中空の環状体(2)によって形成され、この環状体が外側に向 いた、ほぼ静止位置で水平な翼要素(10)を備えていることを特徴とする請求 項1または2記載の飛行物体。 4.プロペラ(5)と環状翼(2)を備えた駆動エンジン(4)と、積載荷重容 器(6)との間の接続範囲に、駆動中心軸線(3)と積載荷重中心軸線(3′) との間の垂直方向角度を変更するための、支承ピン(13)回りの揺動装置が設 けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の飛行物体。 5.プロペラ(5)と環状翼(2)を備えた駆動エンジン(4)と、積載荷重容 器(6a)との間の接続範囲に、積載荷重容器中心軸線(3′)に対する駆動中 心軸線(3)の作用線をスライドさせるためのスライド駆動装置(23)が重心 を調節するために設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ に記載の飛行物体。 6.プロペラ(5)の排出空気流内に、環状翼(2)に対して相対回転しないよ うに連結された排出空気タービン羽根(12)が設けられていることを特徴とす る請求項1〜5のいずれか一つに記載の飛行物体。 7.環状翼(2)がその表面に、揚力を高めるための案内羽根を備えていること を特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の飛行物体。 8.積載荷重容器(6)がほぼ円錐状の外側輪郭を有し、この円錐の尖端がエン ジンで駆動されるプロペラ(5)の方に向いていることを特徴とする請求項1〜 7のいずれか一つに記載の飛行物体。 9.積載荷重容器(6)の外側表面において、外側に向いた回転ラダー(9)が 特に円錐の尖端近くに設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか 一つに記載の飛行物体。 10.着陸脚(16)、GPSアンテナ(17)、障害物警告アンテナ(15)、 高度制御アンテナ(18)等が積載荷重容器(6)に設けられていることを特徴 とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の飛行物体。 11.プロペラ尖端(19)がパラシュート、ブレーミバッグ等のための収容部を 備えていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の飛行物体。 12.環状翼を備えた駆動エンジンと相対的に積載荷重容器を揺動または摺動させ るために、サーボ駆動装置(14,14a)が設けられていることを特徴とする 請求項1〜11のいずれか一つに記載の飛行物体。 13.プロペラ(5b)の上方において入口ディフューザ(23)が環状翼(2b )に設けられ、プロペラ(5b)の下方において(図5b)出口ディフューザ( 24)が環状翼に設けられていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一 つに記載の飛行物体。 14.翼要素または側方翼(10)がその外側縁部に、環状翼型飛行物体(1)が エンジンなしに落下する際に側方翼(10)の調節角度を変更するために遠心ウ ェイト(25)を備えていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに 記載の飛行物体。 15.回転モーメントつり合い手段として、排出空気タービン(12)、プロペラ (5)に対して反対向きに回転するリング(30)、ディスク、円筒体(31) 、側方翼を有する回転リムおよびまたはその類似物が設けられていることを特徴 とする請求項1記載の飛行物体。 16.回転モーメントつり合い手段として、反対向きに回転する駆動エンジンの要 素およびまたはつり合い質量を備えた反対向きに回転する第2エンジンが設けら れていることを特徴とする請求項1記載の飛行物体。 17.回転モーメントつり合い手段が、内側から外側へおよびまたは外側から内側 へ半径方向に調節可能な回転する質量(35,35a)を備えていることを特徴 とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の飛行物体。 18.プロペラ(5)が中心軸、駆動エンジンおよび回転モーメントつり合い手段 と共に、空気力学的に形成されたカバー(38)によって取り囲まれていること を特徴とする請求項1〜17のいずれか一つに記載の飛行物体。
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