JPH11513740A - イオン強度非依存性のpH値測定光センサーシステム - Google Patents

イオン強度非依存性のpH値測定光センサーシステム

Info

Publication number
JPH11513740A
JPH11513740A JP9516243A JP51624397A JPH11513740A JP H11513740 A JPH11513740 A JP H11513740A JP 9516243 A JP9516243 A JP 9516243A JP 51624397 A JP51624397 A JP 51624397A JP H11513740 A JPH11513740 A JP H11513740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
water
formula
weight
alkylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9516243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3869855B2 (ja
Inventor
バーナード,スティーブン・マーク
ベルガー,ヨーゼフ
ルイリー,マリツェル
バルドナー、アドリアン
Original Assignee
ノバルティス・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノバルティス・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical ノバルティス・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JPH11513740A publication Critical patent/JPH11513740A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3869855B2 publication Critical patent/JP3869855B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/84Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing involving inorganic compounds or pH
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/52Amides or imides
    • C08F220/54Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide
    • C08F220/56Acrylamide; Methacrylamide
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence
    • G01N21/6428Measuring fluorescence of fluorescent products of reactions or of fluorochrome labelled reactive substances, e.g. measuring quenching effects, using measuring "optrodes"
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/77Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator
    • G01N2021/7769Measurement method of reaction-produced change in sensor
    • G01N2021/7786Fluorescence
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T436/00Chemistry: analytical and immunological testing
    • Y10T436/15Inorganic acid or base [e.g., hcl, sulfuric acid, etc. ]

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、pH感受性蛍光色素を含有するポリマー組成物、透明支持体上に膜の形で組成物を含有するイオン強度非依存性pH値測定光センサー、およびまた試験溶液のイオン強度とは非依存的に非常に正確なpH値が測定できる蛍光法による光学的方法に関する。この方法は、特に生理的溶液のpH値の測定、特に血液のpH値測定に適している。

Description

【発明の詳細な説明】 イオン強度非依存性のpH値測定光センサーシステム 本発明は、pH感受性蛍光色素を含有するポリマー組成物、透明支持体上に膜 の形で組成物を含有するイオン強度非依存性pH値測定光センサー、およびまた 試験溶液のイオン強度とは非依存的に非常に正確なpH値が測定できる蛍光法に よる光学的方法に関する。本法は、特に生理的溶液のpH値の測定、特に血液の pH値測定に適している。 指示薬のpKa値は溶液のイオン強度と共に変化し、その変化は指示薬の荷電 の程度に依存することが知られている。例えば、既知の試験溶液で該センサーの 検量線を作成した後、異なるイオン強度依存性を有する2つのセンサー(その中 、1つは可能な限りイオン強度依存性が低い)の測定値間の差からコンピュータ ーでイオン強度とpH値を測定することがDE−A−3 430 935ですでに 提案されている。該明細書に記載のほとんどイオン強度に依存しないセンサーは 、正確には生理的pH範囲内にはなく、分解能が低い。これらのセンサーはポリ マーマトリックスに埋め込まずに構築され、その結果、色素が直接試験溶液に接 触するいう不利な点がある。センサーの蛍光色素(各場合共、同じである)は、 架橋基によりガラス支持体の表面上に直接固定されており、一方のセンサーは、 高い極性およびイオン強度依存性を得るために追加的電荷を有し、他方のセンサ ーは実質的に無極性で疎水性でイオン強度非依存性となるように調整されている 。これらのセンサーの極めて大きな欠点は、蛍光色素が試験溶液の外部の影響に 直接さらされ、物理的影響(例えば、色素の溶解、表面での析出)および化学的 影響(色素の分解)の両方によりセンサーがすぐに使用不可能になることである 。さらに、エバネセント域における励起に際して、エバネセント測定域と試料の 蛍光発光との干渉を完全に避けることができず、これにより測定の正確さが低減 する。一方、表面に結合している蛍光色素は直ちに試験溶液と接触するようにな るから、これらのセンサーの応答時間は短い。感度は十分であると考えられる。 試験溶液のイオン強度に異なった応答をする2つのセンサーを用いた光学的p H測定法は、装置が高価であり、続いて余分の計算段階が必要である。 今回、極めて特異的なコポリマーであるアクリルアミドおよびメタクリルアミ ドを選択し、狭い濃度範囲の蛍光色素(これはポリマーマトリックスに埋め込ま れている)を選択して組み合わせることにより、生理的pH範囲である6.5〜8 .2においてイオン強度非依存的に非常に正確な光学的pH測定が可能となる光 pHセンサーを製造することが可能であることが見出された。これにより、イオ ン強度を除外するための第2の測定および計算段階が省略される。pH値測定が 高精度であることは、特にヒト血液の分析において非常に重要である、なぜなら この測定は代謝性疾病の治療モニターなどに使用できるからである。従って、唯 1つのセンサーを必要とするだけであるから、迅速かつ費用のかからない試験を 行うのに有利である。結果として分析装置もまたより容易に小型化できる。 蛍光色素はこのポリマーマトリックスにより試料溶液による損傷または干渉影 響から効果的に保護されているので、これらのセンサーの保存寿命および使用寿 命は長い。このようなセンサーでは感度は低減せず、応答時間は驚くほど短い。 このポリマー組成物を用いて、マトリックスの、例えば親水性特性、疎水性特 性、極性および/または誘電率を非常に正確に決めることが可能であり、これは 選択した濃度範囲の発蛍光団と組み合わされており、その結果、特定のpH値範 囲内での測定がイオン強度非依存的となる。 応答時間および調整時間は、発蛍光団(fluorophore)の埋め込みにかかわり なく、光学的測定システムに必要とされる短い時間に対応し、これらのパラメー ターは実質的に膜の厚さに依存している。 本発明は、 a)39.9〜60重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドまたはN,N−ジメ チルメタクリルアミド; b)60〜39.9重量%の式IaまたはIb [式中、Raは水素またはC1−C6アルキルであり、RbはC1−C12アルキルで ある] で示されるモノマー; c)ポリマーと混合されているか、または共有結合している0.1〜0.7重量% のプロトン感受性発蛍光団;および d)0〜20重量%のジオレフィン性架橋成分〔a)〜d)の重量%の合計が1 00%である〕からなる水不溶性コポリマーに関する。 本発明の範囲内において、「水不溶性」は多くて0.1%以下の量が溶解し得 ることを示す。一方、試験液と良好に接触させるために、コポリマーはいずれに しても湿潤可能でなければならない。 アルキル基は直鎖または分枝鎖であり得る。C1−C12アルキルの例は直鎖ま たは分枝鎖基である:メチル、エチル、およびプロピル、ブチル、ペンチル、ヘ キシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシルまたはドデシルの種 々の位置異性体。 モノマーa)として好ましく使用されているモノマーは、N,N−ジメチルア クリルアミドである。 好ましい水不溶性コポリマーは、Raが水素であり、Rbが分枝C3−C8アルキ ルである場合に得られる。特に好ましいものは、Raが水素であり、Rbが3級ブ チルであり、モノマーa)とモノマーb)の比が50重量部対50重量部である 水不溶性コポリマーである。 別の群の好ましい水不溶性コポリマーは、Raがメチルまたはエチルであり、 Rbが直鎖C3−C8アルキルである場合に得られる。特に好ましくは、Raがメチ ルであり、Rbがn−ブチルである。 適当なプロトン感受性蛍光色素は、例えば、キサンテンおよびベンゾキサンテ ン群由来であり、例えば、フルオレセイン、ハロゲン化フルオレセイン、セミナ フトフルオレセイン、セミナフトローダフルオル、2,3−ベンゾフルオレセイ ン、3,4−ベンゾフルオレセイン、ベンゾローダミンおよび置換誘導体の異性 体、ベンゾクロモゲンおよび置換誘導体の異性体;例えばアクリジン、9−アミ ノ−6−クロロアクリジンなどのアクリジン;例えば7−ヒドロキシアクリドン および7−ヒドロキシベンズアクリドンなどのアクリドン;例えば8−ヒドロキ シピレン−1,3,6−トリスルホン酸などのピレン;シアニン色素;および例え ば7−ヒドロキシクマリンおよび4−クロロメチル−7−ヒドロキシクマリンな どのクマリンである。蛍光色素はポリマー骨格に結合するためにオレフィン的に 不飽和な基と官能基化し得る。 好ましくは、発蛍光団は、ポリマーと混合されているか、または共有結合して いるアクリジン、アクリドン、ローダミン、キサンテン、ベンゾキサンテン、ピ レンおよびクマリンからなる群から選択される。 好ましくは、発蛍光団がポリマーに共有結合している水不溶性コポリマーであ る。 特に好ましくは、発蛍光団が式II、III、IV、VまたはVI [式中、 R1、R2、R5およびR6は、各々独立して、水素、−SO2−(C1−C6)アルキ ルフェニル、C1−C30アルキル、C1−C30アルキル−CO−または式(Cn2n −O−)m−R8で示される基であり; R3は水素または−SO2−(C1−C6)アルキルフェニルであり; R4およびR7はC1−C30アルキレンまたは式−(Cn2n−O−)m−R8で示され る基であり; Zは二価の基−NH−CO−であり; R8は直接の結合またはC1−C12アルキレンであり; nは2〜6までの整数であり、mは1〜10までの整数であり、ただし、全炭素 原子数は30以下である; R9およびR10は、各々独立して、H、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ 、C1−C4アルコキシ−カルボニル、C1−C4アルキル−SO2−またはハロゲ ンであり、 R11はHであり、R12は二価の基−NH−CO−、−CO−NH(C2−C12アル キレン−O)−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン−NH)−CO−ま たは−C(O)−NH−(CH2CH2−O)1 〜6−CH2C(O)−NH−であるか、 またはR11は二価の基−NH−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン− O)−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン−NH)−CO−または−C (O)−NH−(CH2CH2−O)1 〜6−CH2C(O)−NH−であり、R12はHで あるか;または、 R13はHであり、R14は二価の基−NH−C(O)−、−CO−NH−(C2−C12 アルキレン−O)−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン−NH)−CO −または−C(O)−NH−(CH2CH2−O)1 〜6−CH2C(O)−NH−である か、またはR13は二価の基−NH−C(O)−、−CO−NH−(C2−C12アルキ レン−O)−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン−NH)−CO−また は−C(O)−NH−(CH2CH2−O)1 〜6−CH2C(O)−NH−であり、R14 はH(ただし−COOH基は各々遊離形または塩の形である)またはそのC1− C20アルキルエステルである)] で示される化合物である水不溶性コポリマーである。 アルキルそれ自体または例えばアルコキシおよびアルコキシカルボニルなどの 他の基の構造成分としてのアルキルは、各場合におけるそれぞれの炭素原子数を 考慮して、直鎖(すなわち、メチル、エチル、プロピルまたはブチル)または分 枝(例えばイソプロピル、イソブチル、sec−ブチルまたはtert−ブチル)の対 応する基または化合物に含まれる。 ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素、特にフッ素、塩素または臭素 であり、とりわけ塩素または臭素である。 二価基であるZ、R11、R12、R13およびR14が生成する例は、アクリロイル アミン基−NHCOCH=CH2、メタクリロイルアミン基−NHCOC(CH3) =CH2、および2−(メタクリロイルオキシ)−エチルアミノカルボニル基−C ONHCH2CH2OCOC(CH3)=CH2である。 好ましくは、式IIの発蛍光団のR1およびR2は、各々独立して、水素または直 鎖C12−C24アルキルである。 また、好ましくは、式IIの発蛍光団のR4は直鎖C2−C16アルキレンか、また は式−(C24−O−)m−R8(式中、R8およびmは前記で定義した通りである )で示される基である。 別の群の好ましい水不溶性コポリマーは、式IIIの発蛍光団のR5およびR6が 、各々独立して、直鎖C2−C12アルキルであるものにより形成される。 共重合し得る蛍光色素は、例えば、直接または架橋基を介して蛍光色素に結合 しているエチレン的に不飽和な基(ビニル、クロトニル、メタリル)を含む。モ ノマーa)およびb)は既知である。既知の共重合し得る蛍光色素は、例えば、 3−または4−アクリロイルアミノフルオレセインである。 架橋基−O−C(O)−および−C(O)−O−C2−C12アルキレン−O−C(O )−を含む蛍光色素をもつポリマーは、例えば、カルボキシルまたはヒドロキシ ル基を含む蛍光色素でエステル化することにより得られる。架橋基−NH−C( O)−O−および−NH−C(O)−O−C2−C12アルキレン−O−C(O)−を含 む蛍光色素をもつポリマーは、例えば、イソシアナート官能基化した蛍光色素お よびヒドロキシル基含有ポリマーにより得ることが可能である。 上記の反応は、既知方法、例えば、適当な溶媒の非存在下または存在下、必要 であれば冷却して、室温で、または加熱して、例えば約5℃〜約200℃の温度 範囲で、好ましくは約20℃〜120℃で、必要であれば、密閉容器で、加圧下 で、不活性ガス雰囲気下、および/または無水条件下で行い得る。 ポリマーの調製は既知方法に従って行い得る。 反応物はそれ自体を互いに、すなわち、溶媒または希釈剤を添加せずに、例え ば溶融して反応させ得る。しかしながら、一般的に、溶媒または希釈剤または溶 媒混合物の添加が良好である。このような溶媒および希釈剤の例として:水;例 えば酢酸エチルなどのエステル;例えばジエチルエーテル、ジプロピルエーテル 、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、 エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ ル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジメトキシジエチルエーテル、テト ラヒドロフランまたはジオキサンなどのエーテル;例えば、アセトン、メチルエ チルケトンまたはメチルイソブチルケトンなどのケトン;例えば、メタノール、 エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、エチレングリコー ルまたはグリセロールなどのアルコール;例えば、N,N−ジメチルホルムアミ ド、N,N−ジエチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル ピロリドンまたはヘキサメチルリン酸トリアミドなどのアミド;例えば、アセト ニトリルまたはプロピオニトリルなどのニトリル;および例えば、ジメチルスル ホキシドなどのスルホキシドがあり得る。 共重合し得る蛍光色素は、既知方法に従って製造し得、出発原料は市販されて いるか、または類似方法に従って製造できる。 式IIまたはIIIで示される化合物の1つの可能なる製造法は、 a)式IIcまたはIIIc で示される化合物において、酸性条件下でフタルイミド基を除去し、適当な場合 には、第2段階で b)さらに反応生成物を塩化アクリル酸または塩化メタクリル酸と反応させ、ま たは c)適当な場合には、酸性条件下で式IIcの出発原料の反応生成物からパラート ルエンスルホニル基を除去する(R1、R2、R4、R5、R6およびR7基は前記で 定義した通りである)ことを含む。 保護基を除去する方法は既知であり、式IIおよびIIIで示される化合物の製造 には類似の方法を使用し得る。 式IIcで示される化合物は、異なるアルキル化剤を用いた段階的なアルキル化 、またはアルキル化剤または市販の3,6−ジアミノアクリジンというアシル化 剤でのアルキル化といった既知方法で製造し得る。適当なアルキル化剤は、例え ば、ジアルキル硫酸塩またはモノハロアルカン、特にクロロ−、ブロモ−および ヨー ド−アルカンである。適当なアシル化剤は、例えば、カルボン酸無水物および、 特に、例えば塩化カルボン酸などのハロゲン化カルボン酸である。その反応は、 例えばエーテル、アルキル化酸アミドおよびラクタムまたはスルホンなどの不活 性な極性および非プロトン性溶媒の存在下、例えば50〜150℃といった高温 度で行い得る。便宜には、例えばアルカリ金属炭酸塩または3級アミン、特に立 体的に込み合った3級アミンなどのハロゲン化水素受容体を加える。 式IIIcで示される化合物は、例えば、フタル酸無水物を2モル当量の3−モノ アルキルアミノフェノールと反応させることにより得られる。別の可能な製造法 は、3−モノアルキルアミノフェノールと1モル当量の2−ヒドロキシ−4−ジ アルキルアミノ−2’−カルボキシ−ベンゾフェノンとの反応である。これらの 反応は、例えばUS−A−4 622 400に記載されている。 式IV、VおよびVIで示される化合物は、類似の方法で製造し得る。 反応条件はそれ自体既知である。それらは、例えば、適当な溶媒または希釈剤 またはそれらの混合物の存在下、必要であれば冷却しながら、室温で、または加 熱しながら、例えば約−10℃から反応混合物の沸点の温度範囲で、好ましくは 約0℃から約25℃で、必要であれば、密閉した容器で、加圧下、不活性ガス雰 囲気下および/または無水条件下で行い得る。特に有利な反応条件は、実施例に 開示する。 好ましくは、コポリマーの平均分子量は2000〜500000、特に100 00〜350000ダルトンであり、これは分子量が既知の標準的なポリマーを 用いたゲル浸透法に従って測定した。 水不溶性のコポリマーは層の形で、例えば0.01〜20重量%、好ましくは 0.1〜10重量%、特に好ましくは0.5〜5重量%の、ポリマーを基本とした 架橋剤を用いて架橋し得る。適当な架橋剤は、例えばアクリル酸またはメタクリ ル酸エステルまたはポリオールアミド、好ましくはジオールからテトロール、ま たはポリアミン、好ましくはジアミンからテトラミンである。このような架橋剤 は既知であり、文献に広く記載されている。ポリオールの例は、エチレングリコ ール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジ オール、ジエチレングリコール、1,1,1−トリヒドロキシメチルエタンまたは プロパン、ペンタエリトリトールおよびジペンタエリトリトールである。ポリア ミンの例は、エチレンジアミン、1,3−プロパンジアミン、1,4−ブタンジア ミン、1,6−ヘキサンジアミン、ジエチレントリアミンおよびトリエチレンテ トラミンである。他の既知の架橋剤は、例えば、ジビニルベンゼンである。例え ば、アルキレン−ビス−ジアルキルマレイミジル化合物は、例えばエチレン−ビ ス−(ジメチル)マレイミジルにも適当である。 本発明は、 A)透明支持体 B)水不溶性コポリマーの層[これは a)39.9〜60重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドまたはN,N−ジメ チルメタクリルアミド; b)60〜39.9重量%の式IaまたはIb [式中、Raは水素またはC1−C6アルキルであり、RbはC1−C12アルキルで ある] で示されるモノマー; c)ポリマーと混合されているか、または共有結合している0.1〜0.7重量% のプロトン感受性発蛍光団;および d)0〜20重量%のジオレフィン性架橋成分〔a)〜d)の重量%の合計は1 00%である〕からなる]からなる組成物およびイオン強度非依存性pH値測定 用の光センサーに関するものでもある。 好ましい上記のコポリマーおよび蛍光色素は、同様にセンサーに適用する。 発蛍光団をポリマーと混合したセンサーは、原則的に一度きりの使用に適して いる。ポリマー膜に浸透性で親水性の保護層を施すのであれば、これらのセンサ ーおよび、また、一般的に、ポリマー結合発蛍光団のついたセンサーであって膜 上に保護層を持つものは、反復して、または連続測定に使用し得る。 支持体の幾何学形は幅広く変化し得る;それは、例えば繊維状、柱状、球状、 立方形または正六面体であり得る。さらに、継続測定または連続測定を行うフロ ーシステムが可能である。平面センサーが好ましい。支持体は透明である。それ は例えば、ポリカーボネート、ポリエステル(例えばポリエチレンテレフタレー ト)、ポリアミド、またはポリアクリル酸またはポリメタクリル酸などの無機ガ ラスまたは透明プラスチックであり得る。 平面センサーは、例えば四角、方形または球形などのあらゆる外形であり得る 。表面積が0.01〜約50cm2、より有利には0.02〜10cm2であり得る 。センサーの測定面は表面積が5mm2以下であり、好ましくは2mm2か、それ 以下であり得る。測定面はセンサーの完全に被覆された表面の一方に正確に一致 する。有利には、両面にあるが部分的に分離している被覆を使用し得る。 センサーは1つまたはそれ以上の部分的に分離した膜層を含み得る;後者の場 合、平行測定を、同一または異なる試験試料を用いて行い得る。 好ましくはポリマー層B)の厚さは0.1〜500μm、特に好ましくは1〜 100μmである。 このような層の製造は、例えば有機溶媒に組成物を溶解し、次いで型をとり薄 膜を形成し、最後に溶媒を除去するといったそれ自体既知の方法でなし得る。 層の製造に可能な別の方法は、被覆技術で既知の工程である。例は、スピン被 覆、噴霧またはナイフ適用法であり、スピンカースティング法が好ましい。適当 な溶媒は、アルコール、エーテル、エステル、酸アミドおよびケトンを含む。特 に適当なものは易揮発性溶媒、特にテトラヒドロフランである。 まず最初に組成物を溶解し、成形し、続いて溶媒を再び蒸発させるというこれ らの工程に加えて、組成物が熱可塑性物質であるので、熱成形工程も可能である 。適当な工程には、熱可塑性プラスチックエ程で既知の押出し、射出成形、圧縮 または吹込み工程を含む。 層は透明またはわずかに不透明である。好ましくは透明である。 接着を改善するために、支持体を接着促進剤で事前に処理し得る。同目的のた めに、表面上に官能基を作製するために支持体をプラズマ処理することも可能で ある。接着を特に良くするために共重合可能な基を表面に施すことも可能である 。既知のガラスの接着促進剤は、例えばトリエトキシ−グリシジルオキシシラン 、3−アジドプロピル−トリエトキシシランおよび3−アミノプロピル−トリエ トキシシランである。このように処理した表面は、例えばO−(N−スクシンイ ミジル)−6−(4’−アジド−2’−ニトロフェニルアミノ)−ヘキサン酸塩を 用いてさらに修飾し得る。 本発明は、また、A)透明支持体 B)水不溶性コポリマーの層[これは a)39.9〜60重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドまたはN,N−ジメ チルメタクリルアミド; b)60〜39.9重量%の式IaまたはIb [式中、Raは水素またはC1−C6アルキルであり、RbはC1−C12アルキルで ある] で示されるモノマー; c)ポリマーと混合されているか、または共有結合している0.1〜0.7重量% のプロトン感受性発蛍光団;および d)0〜20重量%のジオレフィン性架橋成分〔a)〜d)の重量%の合計は1 00%である〕からなる]からなる光センサーを水性試験試料と接触させ、励起 光で照射し、蛍光を測定し、検量線を利用して測定した蛍光強度からpH値を計 算する、蛍光法による水性試料のイオン強度非依存性、可逆光学的pH値測定法 にも関する。 コポリマーおよび蛍光色素に関する上記の好ましい事項は同様にセンサーに適 用する。 詳細な実験方法は以下の通りである:既知pHの試料で検量線を作成した後、 未知の組成物の試験溶液に接触している蛍光強度を測定し、測定した蛍光強度に 関するpHを検量線から直接に決定する。 センサーを検量用溶液および試験試料と接触させる。これは手で(例えばピペ ッティングにより)または適当な自動フローシステムを用いてなし得、センサー はフローセルの定位置に取り付け得る。このようなフローセルは当業者には既知 であり、当面の目的に簡単な方法で適用し得る。 UVランプ(例えば水銀蒸気ランプ、ハロゲンランプ)、レーザー、ダイオー ドレーザーおよび発光ダイオードは、蛍光の励起用の光源として使用し得る。フ ィルターを用いて、蛍光色素が最大吸収をもつ波長の光を選別することが便宜で あり得る。センサーにより発光された蛍光は、例えばレンズ系を用いて回収でき 、次いで、例えば2次電子増幅器またはホトダイオードなどの検出器に伝える。 レンズシステムはまた、蛍光照射が支持体の端または解析試料を介して、透明支 持体を通過して測定されるように調節されている。有利には、照射は二色性鏡を 用いたそれ自体既知の方法で屈折させる。センサーの蛍光は、好ましくは、検量 線用溶液または試料溶液と接触している間に測定する。 測定は、連続照射を用いて光定常的な条件下で行い得るが、必要であれば、時 間刻みにできる。これは、例えば、持続の限られたレーザーパルスまたは光源強 度の調節によりなし得る。 応答時間は30秒以内であり得、最初の測定は約5分以下の後にすでに可能で ある。センサーは高い貯蔵安定性により、さらに特徴づけられる。 好ましくは、工程にはpHが6.5〜8.5、特に好ましくはpH値が6.7〜 7.8の試験溶液を使用する。 試験溶液のイオン強度は、好ましくは0.05〜5モル/l、特に好ましくは0. 05〜1モル/lである。 試験溶液は、無機または有機酸の塩を含み得る。例は、クエン酸、乳酸または 酢酸の塩、またはリン酸、塩酸および硫酸の塩、または炭酸塩である。 好ましくは、試験溶液は実質的に1,1−または1,2−塩を含む。1,1−塩 の例は、LiCl、NaCl、KClおよびNH4Clである。1,2−塩の例は、例え ページに記載したように、CaCl2、MgCl2およびK2SO4である。 好ましくは、試験溶液は部分的または全体的に体液からなる。特に好ましくは それらは部分的または全体的に血液からなる。 測定は単一の測定として、または連続的に行い得る。 本発明は、蛍光法による水性試験溶液のpH値のイオン強度非依存的な光学測 定のための、上記の光センサーの使用に関する。 下記の実施例は本発明を説明する。実施例A 官能基化蛍光色素の調製 実施例A1 4−アクリロイルアミドフルオレセイン(101)の製造 4−アミノフルオレセイン5gをアセトン200mlに懸濁し、10分間かけて 塩化アクリロイル1.4mlのアセトン2ml溶液を滴下して加える。懸濁液を室温 で3時間撹拌する。結晶を濾別し、アセトンおよびエーテルで洗浄し、乾燥させ る。融点>200℃をもつ化合物(101)5.7gが得られる。質量分析−FD :402。実施例A2 化合物(102)の製造 トリエチレングリコールモノクロロヒドリン29mlおよびアジ化ナトリウム2 0gを溶媒なしで110℃で一晩撹拌する。反応混合物をエーテルで希釈し、濾 別する。溶媒を蒸発させ、濾液を110−115℃の高真空下で濃縮する。化合 物103が86%の収率で得られる。 7NaH(ペンタンで洗浄する)8.2gを乾燥テトラヒドロフラン150mlに 懸濁する。化合物(103)30gを5℃で滴下して加える。混合物をさらに3 0分間撹拌し、続いてα−ブロモ酢酸tert−ブチルエステル38mlのテトラヒド ロフラン60ml溶液と反応させる。混合物を一晩撹拌し、エーテルを蒸発させ、 有機層を水で3回および塩溶液で1回洗浄し、乾燥させる。残った油状物を14 0℃から150℃の高真空下で蒸留する。化合物(104)が得られる。高速原 子衝撃質量分析:290[M+H]+1H−NMR(CDCl3):1.45ppm(9H 、s、t−Bu);4.03(2H、s、OCH2COO)。 化合物(104)のアジド基を水素で定量的に還元し、触媒として5% Pd/ Cおよび溶媒として1,4−ジオキサンを使用する。化合物(105)が得られ る。1H−NMR(CDCl3):1.45ppm(9H、s、t−Bu);2.2(2H、ブ ロード、NH2);2.9(2H、t、J=6Hz、CH2N);4.03(2H、s、 OCH2COO)。 化合物(105)をCH2Cl2に溶解し、0℃で1.5当量のNEt3および1. 5当量の塩化アクリロイルで処理する。透明な溶液を5時間撹拌し、次いで水、 塩溶液および水で洗浄する。有機層を乾燥させる。残った油状物を溶出液として CH2Cl2を用いてシリカゲルクロマトグラフィーで精製する。収率は化合物( 106)が74%である。1H−NMR(CDCl3):1.45ppm(9H、s、t− Bu);4.03(2H、s、OCH2COO);5.10(1H、m、CH=C); 6.05−6.35(2H、m、C=CH2)。 化合物(106)のtert−ブチルエステルを6時間かけて室温でトリフルオロ 酢酸およびCH2Cl2の1:1混合物を用いて除去する。反応生成物(107) を精製せずに次の段階に直接使用する。 f) 酸(107)を室温で3時間テトラヒドロフラン中で1当量のカルボニル ジイミダゾールで処理する。テトラヒドロフラン中の0.9当量の4−アミノフ ルオレセインをその溶液に加え、混合物を室温で72時間撹拌する。反応混合物 を乾燥させ、生成物を溶出液としてMeOH/CH2Cl2を用いてシリカゲルクロ マトグラフィーで精製する。205℃(分解)の融点をもつ橙色の結晶の化合物 (102)が37%の収率で得られる。 高速原子衝撃質量分析:591[M+H]+、613[M+Na]+、629[M+K]+ B)コポリマーの製造 実施例B1 .真空および窒素に接続されている三方栓のついたアンプルにおいて 、N,Nジメチルアクリルアミド2.19g(22.1mmol)、N−tert−ブチルアク リルアミド2.81g(22.1mmol)、4−アクリロイルアミドフルオレセイン2 00mg(実施例A1由来の化合物101)およびアゾビスイソブチロニトリル2 5mgをジメチルスルホキシド15mlに溶解する。アンプル中の空気は、3回行う 冷凍/解凍サイクルにより窒素で置換する。アンプルを水浴中で2日間60℃に 維持する。アンプルの粘性含有物を温メタノール100mlで希釈し、コポリマー を撹拌しながら水2lに注意深く滴下して注ぐことにより沈殿させる。コポリマ ーを濾過し、粗く乾燥させる。沈殿を2回以上反復する。このように精製した最 終生成物を60°の高真空下で乾燥させる。収率:3.6gまたは理論収率69% 、ガラス転移点Tg=156℃、N−tert−ブチルアクリルアミドの含量=45. 7重量%(IR分光計で測定)、25℃におけるクロロホルム0.5%溶液の固 有粘度ηinh=1.07dl/g。実施例B2 .実施例A1の蛍光色素(101)125mgを加えること以外は実施 例B1と方法は同じである。以下の特徴をもつコポリマーが得られる。収率4. 4gまたは理論収率86%、Tg=152℃、N−tert−ブチルアクリルアミドの 含量=54.2重量%(IR分光計で測定)、25℃におけるクロロホルム0.5 %溶液の固有粘度ηinh=1.39dl/g、UV分光計で測定した色素含有量=2. 2重量%。実施例B3 .実施例A1の蛍光色素(101)15mgを加えること以外は実施例 B1と方法は同じである。以下の特徴をもつコポリマーが得られる。収率3.4g または理論収率68%、Tg=149℃、N−tert−ブチルアクリルアミド=5 8.7重量%(IR分光計で測定)、25℃におけるクロロホルム0.5%溶液の 固有粘度ηinh=1.68dl/g、UN分光計で測定した色素含有量=0.26重量 %。実施例B4 .真空および窒素に接続されている三方栓のついたアンプルにおいて 、N,Nジメチルアクリルアミド2.19g(22.1mmol)、N−tert−ブチルア クリルアミド2.81g(22.1mmol)、実施例A2の化合物102 35mgおよ びアゾビスイソブチロニトリル25mgをジメチルスルホキシド15ml中に溶解す る。アンプル中の空気は3回行なう冷凍/解凍サイクルにより窒素で置換する。 アンプルを水浴中で5日間60℃に維持する。アンプルの粘性含有物を温メタノ ール25mlで希釈し、コポリマーを撹拌しながらエーテル1.5lに注意深く滴 下して注ぐことにより沈殿させる。コポリマーを濾過し、粗く乾燥させる。沈殿 を2回以上反復する。このように精製した最終生成物を50°の高真空下で2日 間乾燥させる。収率:4.05gまたは理論収率81%、ガラス転移点Tg=15 1℃、N−tert−ブチルアクリルアミドの含有量=51.9重量%(IR分光計 で測定)、25℃におけるテトラヒドロフラン0.5%溶液の固有粘度ηinh=1 .34dl/g、UV分光計で測定した色素含有量=0.44%。実施例B5 N,N−ジメチルアクリルアミド2.31g(23.29mmol)、N− メチル−N−ブチルアクリルアミド2.69g(19.06mmol)および実施例A 1の蛍光色素(101)35mgを加える以外は、実施例B4と方法は同じである 。以下の特徴をもつコポリマーが得られる。収率3.72gまたは理論収率74% 、Tg=90℃、N,N−ジメチルアクリルアミドの含有量=55.7mol%(IR 分 光計で測定)、25℃におけるクロロホルム0.5%溶液の固有粘度ηinh=1.1 7dl/g、UV分光計で測定した色素含有量=0.62重量%。C センサーの製造 実施例C1 ガラス物質(18mmの直径のプレート)をまず最初に30%水酸化ナトリウム 溶液中で洗浄にし、次いで65%硝酸で活性化する。次いで活性化されたプレー トを3−アミノプロピルトリメトキシシランでシラン化する。シラン化したプレ ートを、ジメチルホルムアミド/ホウ砂緩衝液(5:1)中のO−(N−スクシ ンイミジル)−6−(4'−アジド−2'−ニトロフェニルアミノ)−ヘキサン酸塩 の溶液中、室温で1時間反応させる。実施例B1のポリマー(5%)を20°か ら25°でメタノール中に溶解し、20秒間500回転/分のスピードでスピン 塗布することにより薄膜の形でアジド基で官能基化したプレート上に適用し、1 5分間照射し、次いで窒素雰囲気下60°で12時間乾燥させる。膜の層の厚さ は約1μmである。実施例C2〜C5 .実施例C1と方法は同じであり、実施例B2〜B5の対応す るポリマーを使用する。D 適用実施例 一般的な方法 センサーをフローセルに取り付ける。検量線用溶液および試料溶液をポンプで 計量し、セルを通して移動させる。測定調整はサーモスタットで制御する。ハロ ゲンランプの光(白色光、励起波長480nm)を励起フィルターを通して伝え 、二色性鏡に反射させ、レンズにより平面センサーの上に焦点をあてた。センサ ー(520nm)により放出される蛍光を同じレンズシステムで集め、発光フィ ルターおよび二色性鏡を用いてホトダイオードに向ける。検量線用溶液と試料溶 液にセンサーが作用している間に、センサーの蛍光を記録する。pH値は測定値 から直接に測定し得る。 下記の表1は、異なる膜の組成物を基礎として、pH範囲が6.7〜8.0にお ける電解質のイオン強度のpH依存性を説明する。 1数値はPKa値間の差に関するものであり、これはイオン強度0.1モル/lで 1回、イオン強度0.3モル/lで1回測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 33/84 G01N 33/84 A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG ,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE,HU, IL,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR,L T,LV,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL ,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA,US, UZ,VN (72)発明者 ルイリー,マリツェル スイス、ツェーハー−5073ギプフ−オバー フリック、ミュリガス7番 (72)発明者 バルドナー、アドリアン スイス、ツェーハー−4123アルシュビル、 ホレーベーク39番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)39.9〜60重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドまたはN,N −ジメチルメタクリルアミド; b)60〜39.9重量%の式IaまたはIb [式中、Raは水素またはC1−C6アルキルであり、RbはC1−C12アルキルで ある] で示されるモノマー; c)ポリマーと混合されているか、または共有結合している0.1〜0.7重量% のプロトン感受性発蛍光団;および d)0〜20重量%のジオレフィン性架橋成分〔a)〜d)の重量%の合計は1 00%である〕からなる水不溶性コポリマー。 2.N,N−ジメチルアクリルアミドをモノマーa)として使用する、請求項 1に記載の水不溶性コポリマー。 3.Raは水素であり、Rbは分枝C3−C8アルキルである、請求項1に記載の 水不溶性コポリマー。 4.Raは水素であり、Rbはtert−ブチルであり、モノマーa)のモノマーb )に対する比が50重量部対50重量部である、請求項3に記載の水不溶性コポ リマー。 5.Raはメチルまたはエチルであり、Rbは直鎖C3−C8アルキルである、請 求項1に記載の水不溶性コポリマー。 6.Raはメチルであり、Rbはn−ブチルである、請求項5に記載の水不溶性 コポリマー。 7.プロトン感受性発蛍光団を、アクリジン、アクリドン、ローダミン、キサ ンテン、ピレンおよびクマリンからなる群から選択する、請求項1に記載の水不 溶性コポリマー。 8.発蛍光団がポリマーに共有結合している、請求項1に記載の水不溶性コポ リマー。 9.発蛍光団が式II、III、IV、VまたはVI [式中、 R1、R2、R5およびR6は、各々独立して、水素、−SO2−(C1−C6)アルキ ルフェニル、C1−C30アルキル、C1−C30アルキル−CO−または式−(Cn2n −O−)m−R8で示される基であり; R3は水素または−SO2−(C1−C6)アルキルフェニルであり; R4およびR7はC1−C30アルキレンまたは式−(Cn2n−O−)m−R8で示され る基であり; Zは二価の基−NH−CO−であり; R8は直接の結合またはC1−C12アルキレンであり; nは2〜6までの整数であり、mは1〜10までの整数であり、ただし、全炭素 原子数は30以下である; R9およびR10は、各々独立して、H、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキシ 、C1−C4アルコキシ−カルボニル、C1−C4アルキル−SO2−またはハロゲ ンであるか、または R11はHであり、R12は二価の基−NH−CO−、−CO−NH−(C2−C12ア ルキレン−O)−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン−NH)−CO− または−C(O)−NH−(CH2CH2−O)1 〜6−CH2C(O)−NH−であるか 、またはR11は二価の基−NH−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン −O)−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン−NH)−CO−または− C(O)−NH−(CH2CH2−O)1 〜6−CH2C(O)−NH−であり、R12はH であり;または、 R13はHであり、R14は二価の基−NH−C(O)−、−CO−NH−(C2−C12 アルキレン−O)−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン−NH)−CO −または−C(O)−NH−(CH2CH2−O)1 〜6−CH2C(O)−NH−である か、またはR13は二価の基−NH−C(O)−、−CO−NH−(C2−C12アルキ レン−O)−CO−、−CO−NH−(C2−C12アルキレン−NH)−CO−また は−C(O)−NH−(CH2CH2−O)1 〜6−CH2C(O)−NH−であり、およ びR14はH(ただし、−COOH基は各々遊離形または塩の形である)またはそ のC1−C20アルキルエステルである] で示される化合物である、請求項1に記載の水不溶性コポリマー。 10.式IIの発蛍光団のR1およびR2は、各々独立して、水素または直鎖C12 −C24アルキルである、請求項9に記載の水不溶性コポリマー。 11.式IIの発蛍光団のR4は直鎖C2−C16アルキレンまたは式−(C24− O−)m−R8(式中、R8およびmは請求項9に定義した通りである)で示される 基である、請求項9に記載の水不溶性コポリマー。 12.式IIIの発蛍光団のR5およびR6は、各々独立して、直鎖C2−C12アル キルである、請求項9に記載の水不溶性コポリマー。 13.A)透明支持体 B)水不溶性コポリマーの層[これは a)39.9〜60重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドまたはN,N−ジメ チルメタクリルアミド; b)60〜39.9重量%の式IaまたはIb [式中、Raは水素またはC1−C6アルキルであり、RbはC1−C12アルキルで ある] で示されるモノマー; c)ポリマーと混合されているか、または共有結合している0.1〜0.7重量% のプロトン感受性発蛍光団;および d)0〜20重量%のジオレフィン性架橋成分〔a)〜d)の重量%の合計は1 00%である〕からなる]からなるイオン強度非依存性pH値測定用の光センサ ー。 14.発蛍光団を、アクリジン、アクリドン、ローダミン、キサンテンおよび ベンゾキサンテン、ピレン、クマリンおよびフルオレセインからなる群から選択 する、請求項13に記載のセンサー。 15.ポリマー層B)の厚さが0.1〜500μmである、請求項13に記載 のセンサー。 16.A)透明支持体 B)水不溶性コポリマーの層[これは a)39.9〜60重量%のN,N−ジメチルアクリルアミドまたはN,N−ジメ チルメタクリルアミド; b)60〜39.9重量%の式IaまたはIb [式中、Raは水素またはC1−C6アルキルであり、RbはC1−C12アルキルで ある] で示されるモノマー; c)ポリマーと混合されているか、または共有結合している0.1〜0.7重量% のプロトン感受性発蛍光団;および d)0〜20重量%のジオレフィン性架橋成分〔a)〜d)の重量%の合計は1 00%である〕からなる]からなる光センサーを水性試験試料と接触させ、励起 光で照射し、蛍光を測定し、検量線を利用して測定蛍光強度からpH値を計算す る、蛍光法による水性試料のイオン強度非依存性、可逆光学pH値測定法。 17.試験溶液のpHが6.5〜8.5である、請求項16に記載の方法。 18.試験溶液のイオン強度が0.05〜5モル/lである、請求項16に記載 の方法。 19.イオン強度は実質的に1,1−または1,2−塩により与えられる、請求 項16に記載の方法。 20.試験溶液は部分的または全体的に体液からなる、請求項16に記載の方 法。 21.蛍光法による水性試験溶液のイオン強度非依存性pH値測定のための、 請求項13に記載の光センサーの使用。
JP51624397A 1995-10-23 1996-10-11 イオン強度非依存性のpH値測定光センサーシステム Expired - Fee Related JP3869855B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH2995/95 1995-10-23
CH299595 1995-10-23
PCT/EP1996/004426 WO1997015832A1 (en) 1995-10-23 1996-10-11 Optical sensor system for the determination of ph values independently of ionic strength

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11513740A true JPH11513740A (ja) 1999-11-24
JP3869855B2 JP3869855B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=4246288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51624397A Expired - Fee Related JP3869855B2 (ja) 1995-10-23 1996-10-11 イオン強度非依存性のpH値測定光センサーシステム

Country Status (8)

Country Link
US (2) US6252024B1 (ja)
EP (1) EP0862741B1 (ja)
JP (1) JP3869855B2 (ja)
AU (1) AU705916B2 (ja)
CA (1) CA2235343A1 (ja)
DE (1) DE69612624T2 (ja)
WO (1) WO1997015832A1 (ja)
ZA (1) ZA968854B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083475A1 (fr) * 2002-04-03 2003-10-09 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Gel auquel est fixee une substance biologique et microreseau comprenant ledit gel
WO2008029770A1 (fr) * 2006-09-05 2008-03-13 The University Of Tokyo Thermomètre moléculaire fluorescent

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000512754A (ja) * 1996-06-12 2000-09-26 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト ウレタンおよび/または尿素基を介してポリマーに結合したフルオレッセインを使用したイオン強度に無関係なpH測定のための光学センサー系
AT407090B (de) * 1998-09-15 2000-12-27 Joanneum Research Forschungsge Opto-chemischer sensor sowie verfahren zu seiner herstellung
DE60031114T2 (de) * 1999-06-11 2007-05-03 Cytyc Corp., Marlborough Flüssige gelformulierung zum detektieren von milchkanälen in der brust vor einer chirurgischen ablation des brustgewebes
EP1200823A1 (en) * 1999-07-08 2002-05-02 Radiometer Medical A/S A sensor comprising a hydrophilic matrix material
AU2002336523A1 (en) * 2001-10-05 2003-04-22 Signature Bioscience, Inc. Apparatus and method for determining the complex permittivity of a test solution
US7052541B2 (en) * 2002-06-19 2006-05-30 Board Of Regents, The University Of Texas System Color compositions
US8551126B2 (en) * 2002-08-22 2013-10-08 Ams Research Corporation Anastomosis device and related methods
US20050233465A1 (en) * 2004-04-14 2005-10-20 Bioprocessors Corp. Compositions of matter useful as pH indicators and related methods
US8497134B2 (en) 2004-08-19 2013-07-30 Blood Cell Storage, Inc. Fluorescent detector systems for the detection of chemical perturbations in sterile storage devices
CN101036046B (zh) * 2004-08-19 2012-02-22 血细胞保存公司 荧光pH检测器系统和相关方法
US8183052B2 (en) * 2004-08-19 2012-05-22 Blood Cell Storage, Inc. Methods and apparatus for sterility testing
US20060088722A1 (en) * 2004-10-25 2006-04-27 Aller Robert C Optical pH sensor
US20060105174A1 (en) * 2004-10-25 2006-05-18 The Research Foundation Of State University Of New York Optical pH sensor
US7425235B2 (en) * 2005-02-11 2008-09-16 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Color compositions and methods of manufacture
US20070033747A1 (en) * 2005-06-17 2007-02-15 The Board Of Regents Of The University Of Texas System Organic/Inorganic Lewis Acid Composite Materials
GB2468682B (en) * 2009-03-18 2012-08-15 Univ Dublin City pH sensor device comprising an ionogel
MX2012003063A (es) * 2009-09-18 2012-07-25 Provectus Pharmaceuticals Inc Proceso para la sintesis de 4,5,6,7-tetracloro-3',6'-dihidroxi-2', 4',5',7'-tetrayodo-3h-espiro[isobenzofuran-1,9'-xanten]-3-ona (rosa de bengala) y xantenos relacionados.
US9040307B2 (en) 2011-05-27 2015-05-26 Blood Cell Storage, Inc. Fluorescent pH detector system and related methods
DE102012105283A1 (de) 2011-06-24 2012-12-27 Endress + Hauser Conducta Gesellschaft für Mess- und Regeltechnik mbH + Co. KG Messaufnehmer zur Bestimmung einer einen Gehalt von H+- und/oder OH--Ionen in einem Messmedium repräsentierenden Messgröße
ITMO20110327A1 (it) * 2011-12-19 2013-06-20 Rand Srl Una membrana di rilevamento per rilevare parametri di un fluido oragnico durante lo scorrimento in un circuito extracorporeo
CN112457502B (zh) * 2020-11-26 2022-05-17 大连海事大学 一种复合荧光水凝胶制备方法及其在水中铁离子检测中的应用
CN115466342B (zh) * 2022-09-26 2024-04-19 四川大学 荧光丙烯酸聚合物的制备方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT381172B (de) 1983-08-26 1986-09-10 Avl Verbrennungskraft Messtech Verfahren zur bestimmung der ionenstaerke einer elektrolytloesung sowie messeinrichtung zur durchfuehrung des verfahrens
US5354825A (en) * 1985-04-08 1994-10-11 Klainer Stanley M Surface-bound fluorescent polymers and related methods of synthesis and use
US4898691A (en) 1988-05-16 1990-02-06 Hoechst Celanese Corporation Organic nonlinear optical media
US4906249A (en) * 1989-02-23 1990-03-06 Medtronic, Inc. Terpolymer composition with bound indicator dye for fiber optic probe
US5132057A (en) * 1989-10-11 1992-07-21 Medex, Inc. Method of making an optical fiber probe
US5273716A (en) 1991-01-14 1993-12-28 Electric Power Research Institute, Inc. pH optrode
WO1994020502A1 (en) * 1993-03-11 1994-09-15 Otsuka Kagaku Kabushiki Kaisha Spiropyran compound, optically active spiropyran compound, and use thereof
US5607644A (en) * 1993-06-10 1997-03-04 Optical Sensors Incorporated Optical sensor for the measurement of pH in a fluid, and related sensing compositions and methods
US5387525A (en) * 1993-09-03 1995-02-07 Ciba Corning Diagnostics Corp. Method for activation of polyanionic fluorescent dyes in low dielectric media with quaternary onium compounds
PL316940A1 (en) * 1994-05-02 1997-02-17 Ciba Geigy Ag System of optical sensing elements for determining ph values and ionic strength
US5986030A (en) * 1997-04-15 1999-11-16 Nalco Chemical Company Fluorescent water soluble polymers

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083475A1 (fr) * 2002-04-03 2003-10-09 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Gel auquel est fixee une substance biologique et microreseau comprenant ledit gel
KR100989196B1 (ko) * 2002-04-03 2010-10-20 미츠비시 레이온 가부시키가이샤 생체관련 물질 고정화 겔 및 이 겔을 이용한 마이크로어레이
US8802369B2 (en) 2002-04-03 2014-08-12 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Gel having biosubstance fixed thereto and microarray utilizing the gel
WO2008029770A1 (fr) * 2006-09-05 2008-03-13 The University Of Tokyo Thermomètre moléculaire fluorescent
JP5441098B2 (ja) * 2006-09-05 2014-03-12 国立大学法人 東京大学 蛍光性分子温度計

Also Published As

Publication number Publication date
US20010018217A1 (en) 2001-08-30
EP0862741A1 (en) 1998-09-09
JP3869855B2 (ja) 2007-01-17
AU7290396A (en) 1997-05-15
WO1997015832A1 (en) 1997-05-01
DE69612624T2 (de) 2001-09-13
US6252024B1 (en) 2001-06-26
US6303385B2 (en) 2001-10-16
DE69612624D1 (de) 2001-05-31
EP0862741B1 (en) 2001-04-25
ZA968854B (en) 1997-04-23
AU705916B2 (en) 1999-06-03
CA2235343A1 (en) 1997-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11513740A (ja) イオン強度非依存性のpH値測定光センサーシステム
EP0758451B1 (en) OPTICAL SENSOR SYSTEM FOR DETERMINING pH VALUES AND IONIC STRENGTHS
US5852126A (en) Polymerisable composition and the use thereof
Zhou et al. Aggregation induced emission based fluorescence pH and temperature sensors: probing polymer interactions in poly (N-isopropyl acrylamide-co-tetra (phenyl) ethene acrylate)/poly (methacrylic acid) interpenetrating polymer networks
EP2181160B1 (en) Hpts-mono cys-ma polymerizable fluorescent dyes for use in analyte sensors
US5607644A (en) Optical sensor for the measurement of pH in a fluid, and related sensing compositions and methods
US8202731B2 (en) HPTS-mono and bis Cys-MA polymerizable fluorescent dyes for use in analyte sensors
JP2000501069A (ja) 光イオンセンサーとしてのポリマー結合フルオロフォア
JP4293474B2 (ja) 光学的イオンセンサーとしての共有結合固定化フルオロイオノフォア
JP2000512754A (ja) ウレタンおよび/または尿素基を介してポリマーに結合したフルオレッセインを使用したイオン強度に無関係なpH測定のための光学センサー系
MXPA96005329A (en) Optical sensor system to determine ph values and ioni concentrations
Shen et al. A ratiometric hydrophilic fluorescent copolymer sensor based on benzimidazole chromophore for microbioreactors
US20220229063A1 (en) Fluorescent compound with cyanuric-hydroxide and preparation method thereof
MXPA96005326A (en) Polymerizable composition and use of the mi

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051028

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091020

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees