JPH11513214A - インテリジェント・ネットワークなどの電気通信システムにおける拡張機能インタラクションの管理 - Google Patents

インテリジェント・ネットワークなどの電気通信システムにおける拡張機能インタラクションの管理

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JPH11513214A
JPH11513214A JP10503506A JP50350698A JPH11513214A JP H11513214 A JPH11513214 A JP H11513214A JP 10503506 A JP10503506 A JP 10503506A JP 50350698 A JP50350698 A JP 50350698A JP H11513214 A JPH11513214 A JP H11513214A
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Abstract

(57)【要約】 サービス起始ノード(104)と複数の供用ノード(108,202,204)の間の通信を管理し、供用ノード(108,202,204)が特定トリガ(116)について同時にアクティブになることによりサービス起始ノードへの応答を生成する方法である。本方法は指導者として機能する供用ノードのサービス専門家によって供給されたサービス・インタラクション原理を取り込むことによってサービス分類を表わす各々のトリガについての制御オプションを決定するステップを含む。サービス・インタラクション原理は各トリガについて供用ノードの各々でサービス分類を実行する要件に基づく。本方法は制御オプションを参照して特定のトリガについてのサービス・ノードとサービス分類の各々の実行を制御して応答を生成するステップも含む。

Description

【発明の詳細な説明】 インテリジェント・ネットワークなどの電気通信システムにおける拡張機能イ ンタラクションの管理 関連出願への相互参照 本出願は仮出願番号第60/020,554号の通常の出願である。 発明の分野 本発明は電気通信ネットワークに関し、さらに詳しくは高度インテリジェント ・ネットワーク(AIN)などのインテリジェント・ネットワーク(IN)にお いてノード間の通信管理のための制御論理の生成及び使用の方法に関する。 発明の背景 AINは米国において全ての近代的電話交換システムで使用されるネットワー ク・アーキテクチャである。AINは、全ての電気通信ネットワーク(たとえば 、統合サービスデジタル網(ISDN)を含む公衆交換電話網(PSTN))、 狭帯域、広帯域、パケット交換公衆データ網、移動体電話網に適用できる。図1 は地域交換通信業者(LEC)によって設定されたAINの略図を示す。AIN の構成要素としては、(i)サービス交換ポイント(SSP)などの交換システ ム104を含む中央局102、(ii)中間交換ノードとして機能する信号転送 ポイント(STP)の多レベル階層から構成される信号ネットワーク106、( iii)集中データベースを含むサービス制御ポイント(SCP)108が含ま れる。中央局102の各々にはSSP104が設置される。AINにおいて、S SP104はSCP108によるAIN処理を要求することを認識できる交換機 である。 AINによって提供されるサービスを例示するため、特殊な処理、たとえば無 料通話(800番サービス)などを要求する電話を顧客がかける場合を考える。 発呼は交換システム104によって取り込まれ、交換システムは信号ネットワー ク106経由でSCP108にある集中データベースへの問い合わせを発行する 。次にデータベースは呼処理に必要な情報を取り出し”論理”800番から”物 理”ルーティング番号へ割り当てる番号変換を実行する。物理ルーティング情報 が信号ネットワーク106経由で交換システム104に返されて発呼を完了でき る。番号変換はAINで定義されている複数のいわゆるサービス分類の1つの一 例である。SCP108によってサービスされる各々のサービス分類はSSP1 04とSCP108の間の問い合わせ/応答トランザクションを取り扱う論理で 構成される。 図1には代表的に10,000から70,000回線規模の複数加入者線11 0も示してあり、これらは各中央局102に接続されている。加入者回線110 各々は電話端末装置112の終端部分に接続される。電話端末装置112は電話 機、ファクシミリ装置、コンピュータ、自動ダイアラを含む。中継回線114は 中央局102を相互接続し発呼が完了した時点で局間通信を接続する音声経路で ある。 トリガはSSP104がAINによる特別な処理を必要とする呼を識別するた めの処理である。SSP104は一組の所定の条件が検出された場合にSSP1 04が発呼回線上のアクティビティに応じてトリガ116に遭遇するようにする 適当なハードウェア及びソフトウェアを有する。トリガ116はSCP108に 送信すべき問い合わせを生成する特定の加入者回線110に付属するイベントで ある。トリガ検出ポイント(TDP)は、サービス論理が所与のイベントの通知 を受信し後続の呼処理に影響する呼処理上のポイントである。トリガ116は回 線に接続している電話端末装置がオフフックし、ダイアルをはじめるなどの時に 特定の加入者回線110を識別するための情報を含む。トリガ116に遭遇する と、SSP104は呼処理を一時保留する。各トリガ116はSSP104がS CP108へ発するデータ・パケットの形で問い合わせを生成してどのように呼 処理するかの指示を尋ね、要求された呼処理情報を取得する。データ・パケット は第1に双方向データリンク118経由でSTP106へNo7信号方式(SS 7)プロトコルを使用して送信される。SS7は2つのポイント即ちSCP10 8とSTP106を接続する多数の物理リンク上に等しくデータ・パケットを分 散する。STP106はSSP104及びSCP108などのネットワーク・ノ ード間でメッセージを伝送できる超大容量超高信頼性パケット交換機である。S TP106は基本的にネットワーク上のトラフィックを監督するものであり、高 速データリンク120経由で意図した宛先(即ちSCP)へデータ・パケットを ルーティングする。 SCP108は適当な呼のルーティング情報を提供し特定の加入者を識別する 各種の集中データベースを含むフォールトトレラント・トランザクション処理シ ステムである。SCP108はSSP104から受信した要求(即ちトリガ)に 応答する。トリガ116はSCP108にデータベースへ問い合わせを行なわせ て、この特定の呼についてある種の顧客発呼機能または拡張サービスを実施すべ きかまたは従来のダイアルアップ電話サービスを呼に提供すべきか決定する。デ ータベース問い合わせの結果はSTP106経由で高速データリンク120上の 戻りパケットの形で返送され双方向データリンク118を通ってSSP104へ 到着する。パケットの戻りはどのように呼処理を継続するかについてのSSP1 04への指示を含む。 サードパーティのためのLECで運用されるAINのオープンアクセスはサー ドパーティ・サービス・プロバイダの能力と効率を活用してサードパーティが地 域LEC加入者に対して競合する電話関連サービスを提供できるようにする。 AINへのオープンアクセスを提供してサードパーティの能力及び効率を活用 することに関連した従来技術のアプローチの代表が、1995年4月のISS’ 95第2巻に開示されたWayne Heinmiller、Ron Schwartz、Marianne Sta nkeによる”インテリジェント・ネットワークへの仲介アクセスの解決方法”と 題する論文である。この論文は全てのサービス・プロバイダに属するSCPから INへのアクセスを許可し、仲介ポイント(MP)と標識されたネットワーク要 素に駐在する仲介と呼ばれる新規のネットワーク機能セットを定義するサービス ・アーキテクチャを提案した。こうして得られた論理的ネットワーク・アーキテ クチャが図2に図示してある。このアーキテクチャで重要な属性は、サービス・ プロバイダのSCP(各々108,202,204)とSSP104の相互接続 ポイントであるMP200である。MP200はSSP104と多数のSCP( SCP108,SCP202,SCP204)の間に存在する。データリンク2 06はMP200をSSP104へ接続する。データリンク208,210,2 12はMP200をSCP108,202,204へ各々接続する。MPはSS Pと SCPの間のトランザクションに対して透過的であることを意図している。 INのような分散呼処理環境でのいわゆる“拡張機能インタラクション(feat ure interactions)”は図2に図示したアーキテクチャで使用すると問題になる 。フレーズ“拡張機能インタラクション”はたとえば拡張機能をサービスする複 数のSCPによる実行を行なわせる動作の成果を表わす。たとえば、1つのSC Pによってサービスされる拡張機能をAで表わし、別のSCPでサービスされる 別の拡張機能をBで表わした場合、(i)Aから先に順番に、(ii)Bから先 に順番に、(iii)同時に、AとBに問い合わせる場合に異なる結果が得られ る。この問題に関して、論文では良い解決方法は破壊的な副作用を防止し、多数 の独立したサービス・プロバイダをサポートし、ユーザのサービス要求全部を満 足させながら実際の特定サービスの知識を備えない必要があることを述べている が、不可能ではなくとも非常に困難な仕事であると述べている。さらに、サービ スを組み合わせる能力は、各ユーザの特定の要求に適合させるためにカスタマイ ズされる必要があり、そのようにする能力は競争に対してオープンでなければな らず、またそのことは電話行政の唯一の権限ではない。 前述の要因を考慮した後で、論文の著者らは拡張機能インタラクションへの普 遍的一般的解決方法の必要性があることは可能ではなく、おそらくは望ましくも ないであろうと結論している。サービス・プロバイダは拡張機能インタラクショ ンがネットワーク外部に配置され、あらゆるサービス・プロバイダがユーザと一 緒にユーザの要求に基づいた解決方法をカスタマイズできるようにすることを望 んでいる。これ以外に、ユーザは、ユーザと相談して1つまたは2つ以上のサー ビス・プロバイダを選択し適当なインタラクションを考察する”サービス・ブロ ーカ”と一緒に使用することができる。拡張機能インタラクションは高度な通信 を必要とすることが多いので、著者は拡張機能インタラクションの影響を緩和す るためサービス・プロバイダ間でSCPからSCPへの直接接続の必要性を予想 している。SCPとSCP間の接続は、顧客に拡張機能インタラクションの改善 を供給するのが有益であるとサービス・プロバイダが判定した場合に行なわれる ことになる。 今日まで、LECによって運用されるAINへのオープンアクセスを提供する ことを成し遂げることによるその他の業績の多くでは、所与の加入者(即ち、特 定のトリガによって呼び出される1つまたは2つ以上のサービス分類に加入する LEC顧客)に対して、特定のトリガに遭遇することにより呼び出されるサービ ス分類全部が同じサービス・プロバイダ・システムにより提供されるべきであろ うと仮定している。言い換えれば、単一のSCPだけが所与の加入者回線でアク ティブな特定のトリガへアクセスできる。SCPはLECまたはサードパーティ が保有できる。 所与の加入者回線でアクティブな特定のトリガへのアクセスが可能な単一のS CPだけに固有の問題が存在する。たとえば、これは加入者が有するサービスの 個数またはサービスの組み合わせを大幅に制限し、AINをサードパーティに開 放する本来の意図を減少させている。さらに、1つのサービス・プロバイダが所 与の加入者でアクティブな特定のトリガを独占できるが、これは同じトリガを使 用してその加入者に対するサービスを後で提供できる他のサービス・プロバイダ が無いためである。即ち、サードパーティの能力及び効率を活用できるようにA INへのオープンアクセスを提供する必要が未だ存在している。 さらに、上記で明示したように、従来技術の教示及び示唆は拡張機能インタラ クション問題への普遍的一般的解決策が事実上不可能であることを示唆している 。この従来技術の教示及び示唆により提供される教訓は本発明の主題による当該 技術からの逸脱点として用いる。AINにおいて、特にSSP−多数SCP環境 における拡張機能インタラクションにおいてノード間の通信管理のための制御論 理を生成して使用する一般的方法論を作成しようとする既知の試みは存在してい ない。 発明の要約 従来技術のこれらの欠点や制約は、サービス起始ノードと複数の供用ノードの 間の通信を管理する方法であって供用ノードが特定のトリガに対して同時にアク ティブになることによってサービス起始ノードへの応答を生成する本発明によっ て解決される。本発明の方法は、指導者として機能する供用ノード・サービスの 専門家によって供給されるサービス・インタラクション原理を取り込むことによ ってサービス分類を表わす各々のトリガについての制御オプションを決定するス テップを含む。サービス・インタラクション原理はサービス分類の多くとも1つ を各トリガについて供用ノードの各々で実行する条件に基づいている。本方法は 又制御オプションを参照して応答を生成し特定のトリガについてサービス・ノー ドの各々とサービス分類の各々に対応する1つの実行を制御するステップも含む 。 本発明の構成及び動作は添付の図面と関連させて後述の好適実施例の詳細な説 明の勘案からより良く理解されるであろう。 図面の簡単な説明 本発明の各種実施例が図面を参照して本明細書に記載図示される。図面におい て同じ項目は同じ参照番号で表わされる。 図1は従来のAINのブロック図である。 図2はMPと呼ばれる機能要素を含むAINの従来技術による論理ネットワー ク・アーキテクチャのブロック図である。 図3はサービスが同じSCPに存在するトリガでの多数のサービスのための物 理ネットワーク・アーキテクチャの実施例を示す。 図4はサービスが多数SCPに分散しているトリガでの多数サービスのための 物理ネットワーク・アーキテクチャの実施例を示す。 図5は2つのSCPが同時に問い合わせを受けた場合の通信の流れを示す。 図6は二つのSCPが順次問い合わせを受けた場合の通信の流れを示す。 図7は本発明の好適実施例でアルゴリズムを定義するための共通論理テンプレ ートを示す。 図8は本発明の方法の好適実施例の異なる構成要素の間の全体的関連性を示す 。 図9は先行関係A<Bのグラフ表現を示す。 図10は先行関係X<A<YおよびX<B<Yのグラフ表現を示す。 図11は先行順序{NT<CS,CS<S,NT<S}のグラフ表現を示す。 図12は先行順序{NT<CS,S<CS,NT<S}のグラフ表現を示す。 図13は先行順序{NT<CS,X<S<Y,X<CS<Y}のグラフ表現を 示す。 図14は部分的順序ではないグラフを示す。 図15は加入者レコードの好適実施例を示す。 図16は本発明の好適実施例の制御論理を定義するための共通論理テンプレー トを示す。 詳細な説明 本発明の主題は多数SCP環境においてサービス・インタラクションによる相 互運用性を主題としている。トリガに対する多数SCP相互運用の複雑さの問題 はSCPの個数(2,または2以上)とサービスの性質(単一分類の拡張機能を 含むかまたは多数分類の拡張機能を含むか)による。LECおよび/またはその 他のサービス・プロバイダが多数SCP相互運用環境においてサービス・インタ ラクションを管理するための制御論理を生成できるようにする方法の各種好適実 施例が明示される。 第1の好適実施例の方法は(加入者あたり)単一トリガに対して同時にアクセ スする2個だけのSCPが存在しておりサービスは単一分類の拡張機能を含む場 合に機能する。 第2の好適実施例の方法は(加入者あたり)単一トリガに対して同時にアクセ スする2個だけのSCPが存在しておりサービスが複数分類の拡張機能を含む場 合に機能する。 第3の好適実施例の方法は2個または3個以上のSCPがありサービスが単一 分類の拡張機能を含む場合に機能する。 本発明の詳細な説明を正しく理解するには、各種方法を実現できる物理ネット ワーク・アーキテクチャの幾つかの好適実施例にまず焦点を当てるのが有益であ る。図3は、全部のサービス及び拡張機能インタラクション・マネージャ(FI M)が同じSCPに存在する一つのトリガでの多数サービスのための物理ネット ワーク・アーキテクチャの好適実施例を示す。トリガ116がSSP104に発 生すると、物理的にSCP108内に配置されているFIM314へ問い合わせ の形で情報が送信される。FIM314はSCP108に関連した多数のAIN サービス300,302,304の各々と相互作用する。データリンク306は SSP104からSCP108へ接続する。FIM314は情報フロー308, 310,312経由でAINサービス300,302,304と通信する。 図4はサービスが多数SCPに分散しているトリガについて多数サービスのた めの物理ネットワーク・アーキテクチャの好適実施例を示す。図3と同様に、S SP104でトリガ116が発生すると、MP200に存在するFIM314へ 情報が送信される。物理的には情報がMP200に送信される。論理的にはMP 200内部のFIM314で情報を処理しなければならない。ここで、MP20 0はSSP104と多数のSCP(即ち、SCP400,SCP402,SCP 404の各々)との間に配置される独立したネットワーク構成要素である。サー ビス406,408,410は異なるSCPに分散させることができる。拡張機 能インタラクションの管理のためにMP200を保有する論拠は、既存のSサー ビス・プロバイダとSCPに対するインパクトを最小限に押えることである―― SSPはMPの存在のためトリガに遭遇した場合に1つだけのSCPと通信する ように振舞うことができ、SCPはSSPと通信するのと同じ方法でMPと相互 作用できる。データリンク412から420はノード間の通信を可能にする。 物理ネットワーク・アーキテクチャを図示した図3及び図4は単に各種方法で 使用できるアーキテクチャの単なる図示であることは理解されるべきである。た とえば図4においてMPは独立したネットワーク構成要素とせずにSCPの一部 としたりまたはSSPの一部であっても良いことは当業者には理解されよう。さ らに、術語”仲介ポイント”(即ちMP)は単に拡張機能インタラクション・マ ネージャをサポートするプラットフォームを表わすためだけに用いている。この 術語の使用は何らかの他の種類の”仲介アクセス”が存在することを暗示しては いない。術語”ゲートウェイ”もこのプラットフォームを表わすために用いてい る。利用可能なトリガ 本発明の方法の各実施例を発展させるためには、利用可能なトリガの説明が不 可欠である。SSPは幾つかの種類のトリガを呼処理の幾つかのポイントでサポ ートしているがサービス分類を供給するには限られた個数のトリガしか利用でき ないため必要になる。多重加入トリガへの同時アクセスができるサードパーティ ・サービスはこれらの分類の1つ(または二つ以上)に当てはまる。多重加入ト リガは、特定トリガが加入者回線上で遭遇した場合に任意の加入者にサービスを 提供する能力を幾つかのSCPが有する場合に発生する。トリガ定義はベルコア 社AIN0.1一般条件(TR−NWT−001284)に適合する。 トリガ116は加入者側(即ち加入者に基づく)または局側である。トリガ1 16が加入者側の場合、そのトリガ116に加入している設備または設備グルー プに発呼する呼またはこれに加入するディレクトリ番号/発呼形式(DN/CT )に終止する呼だけがそのトリガーに遭遇する。トリガが局側の場合、トリガ基 準に適合する全ての呼がトリガに遭遇する。 トリガ116は呼処理発呼中または呼処理終了中に発生することがある。呼処 理発呼中には、以下のTDPのいずれか1つでトリガ116が発生する:(i) 発呼試行――SSP104が呼セットアップ要求(たとえばオフフック)を受信 した後、(ii)情報収集――SSP104が呼を処理するのに充分な情報を有 した後、(iii)情報分析――SSP104が受信した情報を分析した後、( iv)ネットワーク・ビジー――自動フレキシブル・ルーティング・テーブルに 関連する全ての経路が利用できない場合。 サードパーティ・サービス・プロバイダによって多重加入されている呼処理中 に発呼するトリガは、(a)オフフック遅延(OHD)、(b)3/6/10公 衆局ダイアリング方式(3/6/10PODP)、(c)公衆局ダイアリング方 式拡張機能コード(PODPFC)及び(d)N11を含む。 (a)OHDトリガは受信情報がダイアリング方式を強行に違反する場合に検 出されるべきではないことを除き、このトリガがSSPが呼処理に充分な情報を 受信した場合に検出される加入者トリガである。TDPは収集情報である。 (b)PODPFCトリガに関して、これは加入者トリガでSSPは指定した 垂直サービスコード(たとえば*XX)がダイアルされた場合に呼のトリガを検 出すべきである。PODPはPODPFCトリガを発生させる垂直サービスコー ド(たとえば*XX)を指定する。TDPは分析情報である。 (c)3/6/10PODPトリガについて、SSPは適当な北米ナンバリン グ方式(NANP)番号がダイアルされた場合にPODPへアクセスする全ての 呼について呼のトリガを検出すべきである。3/6/10PODPトリガは局側 であり、トリガ基準は3/6/10桁パターンで指定される。3/6/10桁ト リガの例はNPAコード、サービス・アクセス・コード(たとえば700,80 0,900)、NPA−NXXコード、サービス・アクセス・コードNXXコー ド、NPA−NXX−XXXXコードである。TDPは分析情報である。 (d)N11トリガについて、SSPは指定したN11番号をダイアルした時 にPODPへアクセスする全ての呼についてN11トリガを検出すべきである。 N11トリガは局側であり、TDPは分析情報である。 呼処理終了中に発生するトリガは終了試行(TAT)(即ち、呼を交換器上の ディレクトリ番号で終了すべきであるとSSPが認識した場合)である。これは 加入者トリガである終了トリガで、SSP104は終了試行TDPに呼が達した 場合にこのトリガを検出しDN/CTを終了すべきである。 呼は以下の条件に適合するとトリガに遭遇する:(1)呼処理が適当なTDP に達した、(2)トリガが局側またはトリガが加入者側で呼が加入設備から発し ているか加入DN/CTに終了している場合のいずれか、(3)トリガ基準に合 致した、(4)トリガがアクティブ(即ち準備完了)。I.単一分類サービス――2つのSCP フェーズ1――サービス分類 第1のフェーズでは、多重加入トリガへの同時アクセスを有するサードパーテ ィ・サービスの種類が幾つかのサービス分類に分類される。 上記に列挙した利用可能なトリガに基づいてSCPで提供され加入者が利用で きるサービスの種類を5種類に分類することができる:(1)スクリーニング・ サービス、(2)ルーティング・サービス、(3)呼ロギング・サービス、(4 )データ表示サービス、(5)転送サービスである。さらに、ルーティング・サ ービスは番号変換サービスと通信業者選択サービスに分類される。SCPで提供 される各サービスは1つまたは2つ以上のこうした分類を含む。SCPで提供さ れるサービスがこれらの拡張機能のうちの1つだけを含む場合、これを単一分類 サービスと呼ぶ。サービスが1つ以上のこうしたサービスを含む場合には、多数 分類サービスと呼ぶ(これはセクションIIの主題である)。 スクリーニング・サービス:スクリーニング・サービスは発呼トリガまたは終 了トリガのどちらかに基づいている。スクリーニング・サービスは着呼または発 呼に帰属する幾つかの情報に基づいて発呼または着呼をスクリーニングするサー ビスである。呼をスクリーンに渡す場合、呼処理は継続できる。スクリーンに失 敗した場合、呼は通知のためルーティングされるおよび/または切断される。た とえば、着呼のスクリーニングは発呼番号(即ち電話をかけた側の電話番号)に 基づくもので、発呼のスクリーニングは着呼番号(即ち電話が架かって来た側の 電話番号)に基づいている。スクリーニング・サービスはこれらの呼に追加桁を 入力できる(たとえば個人識別番号(PIN))必要がありはじめにスクリーン に失敗した呼は追加情報に基づくスクリーンに渡される。PINは加入者が入力 した英数字の組み合わせである。 ルーティング・サービス:ルーティング・サービスは発呼トリガに基づく。ル ーティング・サービスは発呼を別のDNまたは代わりの通信業者のどちらかへ引 き渡すため転送する。 番号変換サービス:番号変換サービスは発呼トリガに基づく。番号変換サービ スは発呼を別のDNへ引き渡すため転送する。 通信業者選択サービス:通信業者選択サービスは発呼トリガに基づく。通信業 者選択サービスは発呼を別の通信業者へ引き渡すため転送する。 呼ロギング・サービス:呼ロギング・サービスは発呼トリガまたは終了トリガ のどちらかに基づく。呼ロギング・サービスはサービスの一部として指定できる 基準に基づいて着呼または発呼の記録を保持する。基準は被呼側番号または発呼 側番号並びに電話をかけた(受けた)時間をも含む。 データ表示サービス:データ表示サービスは終了トリガに基づく。データ表示 サービスは着呼について被呼側に情報を表示する。例としては、発呼者ID(即 ち発呼側の電話番号を識別する)や発呼者名通知(発呼側の名前を識別する)が 含まれる。 転送サービス:転送サービスは終了トリガに基づく。転送サービスは着呼を別 のDNまたは場所に転送する。無条件転送サービスだけが許容される(即ちビジ ーまたは応答なしに呼を転送できない)。 前述したサードパーティ・サービスの分類は制御アルゴリズムを開発する目的 でさらに見直す必要がある。発呼トリガに提供されるサービスと終了トリガに提 供されるサービスを区別し、又局側のサービスと加入者側のサービス(即ち特定 の加入者回線でアクティブなサービス)とも区別することを設定しなければなら ない。表1には制御アルゴリズムの開発で重要なサービス分類(トリガ及び許容 される応答メッセージと合わせて)を列挙した。応答メッセージのカラムはAI N環境で代表的な応答メッセージを含みSCPはMPからの問い合わせに応答し てこれらを代表的に返すはずである。表1に掲載した以外の応答メッセージは例 外として処理される。 フェーズ2――アルゴリズム開発 制御アルゴリズムを生成するための本発明による第1の方法の1つの好適実施 例は3つのフェーズを含む:前述したサービス分類、アルゴリズム開発、提供前 分析である。第1の方法では2つのSCPだけが単一トリガに同時アクセスを許 容される。 第1のフェーズで定義したサービス分類を用いて、方法の第2のフェーズでは 特定加入者回線でアクティブな単一トリガへ2つのSCPによる同時アクセスが あり得る特定のサービス分類の幾つかの組み合わせについて制御アルゴリズムを どのように定義するかを記述する。これらのアルゴリズムは制御論理を実現し、 特定のトリガに遭遇した場合にSSPとこれらのSCPの間のインタラクション を定義するのに必要である。これらのアルゴリズムは同時アクセスをサポートす るために配備されなければならない管理能力の基本を形成する。 第2フェーズの間に本方法を適用するのに必要な最小量の知識は特定トリガへ の同時アクセスができる(何らかの加入者について)サービスの分類を知ること で構成される。これらのサービス分類がなにかによっては、このフェーズの間に 指定されるアルゴリズムは関連トリガに遭遇した時点でサービスがどのように相 互に動作するかについての追加の加入者独自の情報に依存することもまたはしな いこともある。追加加入者情報が必要とされるこれらのアルゴリズムは加入者依 存アルゴリズムと呼ばれる。加入者依存は関連トリガに遭遇した時にサービスが どのように動作すべきかについての加入者の予想の知識に左右されることを意味 する。しかし、加入者独自の情報がこのフェーズの間に利用できないため、本方 法は各種初期設定ルールで実現される加入者予想についての推定に基づく加入者 依存アルゴリズムの生成が可能である。アルゴリズムはサービス・プロバイダが 同時に問い合わせを受けるかどうか(順序に無関係)、または順次(順序に依存 )問い合わせられるべきかの(最小限)決定を提供するのに必要な論理を実現す る必要がある。順次問い合わせでは、問い合わせ順序の決定、各SCP応答を受 信後の仲介動作の決定が必要である。同時問い合わせでは、全SCP応答を受信 後にSSPへの単一の応答の形成が必要とされる。 図5と図6はSSPと、例示の実施例について示した介在MPと、SCPの間 でそれぞれSCPが同時に又順次問い合わせを受けた場合の通信のフローを示す 。通信フローは矢印で標識してありイベント番号はイベントが発生する順番を表 わす。さらに詳しくは、図5において、イベント1で、SSP104がトリガ1 16に遭遇し、データリンク504上でMP200へメッセージを送信する。次 にイベント2で、MPはSCP500及びSCP502へそれぞれデータリンク 506及び508を使用して同時にメッセージを送信する。イベント3では、S C P500がデータリンク506を使用してMP200へ応答を返す。イベント4 で、SCP502はデータリンク508を使用してMP200へ応答を返す。最 後に、イベント5で、MP200がSSP104への応答を形成して返し、SS P104が呼をルーティングする。 ここで図6を参照すると、SCPが順次問い合わせを受けた場合の通信フロー を示している。イベント1で、SSP104はトリガ116に遭遇しデータリン ク604経由でMP200へ問い合わせを送信する。MP200は何らかの順番 にしたがって一度に1つのSCPに問い合わせを行ない、次のSCPに問い合わ せる前に応答を待つ。MP200はデータリンク606経由でSCP600へ送 信するメッセージをイベント2で形成する。MP200はイベント3でSCP6 00からの応答を待機する。MP200はイベント4でデータリンク608上の 第2のSCP602に問い合わせを行ない、イベント5でSCP602からの応 答を待機する。MP200はイベント6で呼処理命令に関して返すべき応答を形 成する。これ以外に、SCP600から受信した応答に基づいて、SCP602 には問い合わせずSSP104への応答を形成して返す。共通論理テンプレート 本方法の第2フェーズの間に指定されたアルゴリズムは共通論理テンプレート に基づいている。この論理テンプレートは各アルゴリズムが内包する一般論理フ ローを実現する。テンプレートの論理フローにおいて、知識を必要とする(know ledge intensive)タスクとして識別されるポイントがある。複数加入トリガへ の同時アクセスできるサービス分類の各々の組み合わせについて本方法はこれら の知識を必要とするタスクがどのように解決されるべきかを指定する。言い換え れば、1つのアルゴリズムを別のアルゴリズムから区別するのはこれらの知識を 必要とするタスクの各々が解決される方法である。 ここで図7を参照すると、プロバイダが(何らかの加入者の)特定トリガへの 同時アクセスできる場合に多数SCPとの通信を制御するためのアルゴリズムを 定義するための基本として供される共通論理テンプレートを図示してある。論理 フローは制御アルゴリズムによって実行されるべきタスクに関して、タスク間の 関連と合わせて図示してある。アルゴリズムは加入者のトリガへ同時アクセスす るサービスの種類に特異的で、SSPで多重加入トリガに遭遇した場合にMPで 実行される。 論理テンプレートはランタイム時にアルゴリズムによって解決されなければな らない各種タスクを指定する。こうしたタスクの幾つかは何らかのサービス特有 または加入者特有の知識に依存しないという意味で一般的である。たとえば、テ ンプレートの決定ポイントの1つは数収集が必要かどうかによる。これを解決す るには、ResourceType パラメータが1にセットされてSCPからSend_To_ Resource メッセージを受信したかどうかを決定するアルゴリズムで充分である と仮定する。 他のタスクは解決にサービス特有または加入者特有の何らかの情報を必要とす る。これらの”知識を必要とする”タスクは図7において番号が付けてあり図面 上太線で示してある。これらのタスクの解決には所与のトリガへの同時アクセス ができる特定サービスに付いておよび/またはトリガに遭遇した時にサービスの 全体的動作に付いての加入者の想定に付いての何らかの情報が必要である。 太字で示されている図7の構成要素を参照すると、知識を必要とするタスクは 次のように列挙される: 1:同時または順次もしくは単一問い合わせの決定 2:最初に問い合わせるSCPの決定(順次問い合わせの場合) 3:後続の動作の決定(順次問い合わせの場合) 4:SSPへ応答を返す(順次問い合わせの場合) 5:SCPAからSCPBへ情報を渡す(順次問い合わせの場合) 6:渡すべき情報を決定(順次問い合わせの場合) 7:SSPへの応答の決定(同時問い合わせの場合) これらのタスクの各々については以下のサブセクションで詳細に説明する。 タスク1:同時、順次、または単一問い合わせ、及びタスク2:最初のSCP の決定 ブロック700で示してあるMPはSSPからの問い合わせメッセージを受け 取る。SSPからの問い合わせメッセージ受信時にMPは問い合わせメッセージ を発しトリガに遭遇した特定加入者とそのトリガのために同時アクセスできるS CPを識別すると仮定する。次に、決定ブロック702で、制御アルゴリズムは SCPに同時、順次問い合せするか、または1つのSCPだけに問い合わせるか を決定しなければならない。順次問い合わせは1つのサービスを呼び出す決定が 直前に呼び出したサービスから返された結果に依存する場合、または1つのサー ビスが別のサービスによって生成された特定の情報に依存する場合に適当である 。それ以外では、サービスを同時に問い合わせるのが適当である。さらに、サー ビスが相互に両立しない場合があり、その時は1つのサービスだけに問い合せす る。 (何らかの加入者の)特定トリガへ同時にアクセスできる2つのサービスでの 問い合せの順序と初期設定ルールが表2に掲載してある。2つのサービスを任意 にサービスA及びサービスBと標識した。各々は表1に定義したサービス分類の 1つに当てはまるものと仮定する。サービス分類の特定の各々の対について、表 2の3列目に掲載した問い合せ順序はSCPが順次問い合せされるべきか、また はSCPが同時に問い合せできるか、または決定が加入者に依存するかを指定す る。選択が加入者依存の場合、表2の4列目は追加の加入者情報がない場合の選 択肢を指定する際に使用すべき初期設定ルールを提供する。この追加情報は第3 フェーズである提供前分析の間に得られるもので、この間に加入者依存アルゴリ ズムが確認されるかまたはこの情報に基づいて更新される。 決定ブロック702においてSCPに順次または同時に問い合わせる決定は論 理テンプレートのタスク1を満たす。処理ブロック704に配置されたタスク2 (最初に問い合わせるべきSCPの認識)も表2を参照して解決される。第1の SCPの問い合わせと応答の受信は処理ブロック706で発生する。 決定ブロック708で、数収集が必要かどうか決定する。必要とされる場合、 処理ブロック710で、Send_To_Resource パラメータをSSPに返す。次に 、数の収集とSCPへの返送がブロック712で行なわれる。応答は処理ブロッ ク714でSCPから受信する。タスク3:後続動作の決定(順次問い合わせ) 幾つかのSCPへの順次問い合わせを行なうべきことを制御アルゴリズムがタ スク1で決定した場合、アルゴリズムはタスク3でSCPから応答を受信した後 で何を行なうべきか決定しなければならない。この時点で成し得る2つの選択肢 がある:別のSCPには問い合せしないがSSPへすぐに応答メッセージを返す (処理ブロック718)か、または別のSCPへ問い合せするか(ブロック72 0〜724)である。タスク4:SSPへ応答を返す(順次問い合わせ) 図7の論理テンプレートに基づくアルゴリズムがタスク4に達した時点で、1 つまたは2つ以上のSCPから応答メッセージを受信しているが、タスク3で後 続SCPは問い合わせるべきでないことが決定されている。タスク5:SCPAからSCPBへ情報を渡すか? 決定ブロック716において、別のSCPへ問い合わせる決定を行なった場合 、決定ブロック720でSCPAからSCPBへ情報を渡すかどうかを決定しな ければならない。タスク6:渡すべき情報の決定 情報が渡される場合には、処理ブロック722でSCPAからSCPBへ渡す 情報を決定してから処理ブロック724に進み次のSCPへ問い合わせを送信す る必要がある。第1のSCPから第2のSCPへ渡される必要のある情報は、代 表的には着信番号(CalledPartyID)、発信番号(Calling PartyID)、一次通信業者(PrimaryCarrier)パラメータ を含む。情報を渡さない場合には処理ブロック722をバイパスし、処理ブロッ ク724で次のSCPへの問い合わせ送信が行なわれる。この時点で、ブロック 708から718が実行される。タスク7:SSPへの応答の決定(同時問い合わせ) アルゴリズムが制御論理テンプレートで処理ブロック726に遭遇する場合、 SCPは同時に問い合わせられるべきであることが決定されている(タスク1の 決定ブロック702で)。同時問い合わせは処理ブロック726でSCPへ送信 される。MPはブロック728で複数応答を受信する。処理ブロック730で解 決すべきタスタは2つのSCPからの応答を組み合わせてMPからSSPへの単 一の応答メッセージを決定することである。応答はブロック732でSSPへ返 される。 同時問い合わせは以下のサービスの組み合わせに適用できる: 1.SCPAとSCPBがどちらもルーティング・サービスを実行する 2.SCPAとSCPBがどちらも転送サービスを実行する 3.少なくとも一方のSCPがロギング・サービスを実行する 4.SCPAとSCPBがどちらもデータ表示サービスを実行する 以下のセクションでは上記の組み合わせの各々についてMPからSSPへの応 答を決定するためのルールを説明する。 2つのルーティング・サービス――各々のルーティング・サービスは以下のう ちの1つを行なうものと仮定する:別のDNへ呼をルーティングする、別の通信 業者へ呼を転送制御する、または呼をルーティングしない。表3に示したように 6つの場合が考えられる: ケース1では、どちらのSCPも呼を転送しないので、MPはいずれかのSC Pから返された Analyze_Route メッセージで伝送されるのと同じパラメータ 値を用いてSSPへAnalyze_Routeを返すことができる。 ケース2では、MPは別の通信業者へ呼をルーティングするSCPから返され た Analyze_Route メッセージに含まれるパラメータ値を用いてSSPへAnal yze_Routeを返す。 ケース3では、呼を別のDNへ転送制御するSCPから返されたAnalyze_Ro ute メッセージに含まれる着信番号(CalledPartyID)の値を用い てSSPへMPがAnalyze_Routeを返す。 ケース4では、MPがSSPへAnalyze_Routeを返す。しかし両方のSCP が別の通信業者へ呼をルーティングしようと試みているため、呼はそれらのうち の一方だけにしかルーティングできない。代替通信業者を選択する基準は任意で ある。しかし、1つのオプションは一番新しい加入者からルーティング・サービ スによって返された Analyze_Route メッセージに含まれる適当なパラメータ によって指定された通信業者へ呼を転送することである。 ケース5では、別の通信業者へ呼をルーティングしようと試みているSCPに よって返された通信業者選択パラメータの値を用い、また別のDNへ呼を転送し ようと試みているSCPによって指定された着信番号(CalledParty ID)の値を用いてMPがSSPへAnalyze_Routeを返す。 ケース6では、MPがSSPへAnalyze_Routeを返す。しかし、両方のSC Pが別のDNへ呼をルーティングしようと試みているので、呼はそれらのうちの 1つにしか転送できない。新規着信番号(CalledPartyID)の選択 の基準は任意である。しかし、1つのオプションは一番新しい加入者からルーテ ィング・サービスによって返されたAnalyze_Routeメッセージに含まれる着信 番号(CalledPartyID)パラメータへ呼をルーティングすることで ある。 2つの転送サービス――2つの転送サービスがアクティブになっている加入者 回線で Termination_Attempt トリガに遭遇した場合、呼を転送しようと試み る転送サービスは着信番号(CalledPartyID)に新しい値を有する Forward_Call をMPへ返し、呼を転送しようと試みていない転送サービスは Authorize_Termination を返す。表4に示したように4つのケースが考えられ る: ケース1では、両方のSCPが呼を転送しようと試みないので、MPはSSP にAuthorize_Terminationを返す。 ケース2では、適当なSCPから返されたForward_Callメッセージに含まれ るパラメータ値を用いてMPがSSPへForward_Callを返す。 ケース3では、両方のSCPが呼を転送しようと試みているので、呼はそれら の一方によってだけ転送され得る。SCPから受信した2つのForward_Callメ ッセージの一方だけに含まれる着信番号(CalledPartyID)の値を 用いてMPがSSPへForward_Callを返す。新規の着信番号(CalledP artyID)を選択する基準は任意である。しかし、1つのオプションは一番 新しい加入者からルーティング・サービスによって返された着信番号(Call edPartyID)へ呼を転送することである。 少なくとも一つのロギング・サービス――少なくとも一つのロギング・サービ スが存在する場合、呼ロギング機能を実行しないサービスから受信した応答メッ セージをSSPへ返す。両方のSCPがロギング・サービスを提供している場合 、いずれか一方から受信した応答メッセージを返す。 2つのデータ表示サービス――2つのデータ表示サービスが同時に問い合わせ られた場合にMPからSSPへの単一の応答メッセージを決定するルールを使用 する。どのパラメータ値を返すか決定する際に使用する1つの考えられる基準は 、2つのSCPが同じパラメータにことなる値を返す場合に、最近加入したサー ビスを有するSCPによって返された値を使用することである。フェーズ3――提供前分析 単一分類のサービスを2つのSCPが有する際の本方法の第3フェーズは提供 前分析フェーズと呼ばれる。このフェーズは(何らかの特定の加入者について) MPに制御アルゴリズムを実際に配備する前に行なわれるのが普通である。この フェーズは加入者依存アルゴリズムを更新して追加の加入者特有情報を考慮する のにだけ必要とされる。このフェーズの目的は加入者依存アルゴリズムに含まれ る知識を必要とするタスクの幾つかを解決するのに必要とされる加入者特有の情 報を入手することである。前述のように、加入者依存はサードパーティ・サービ スのこの対の顧客である加入者が多数加入したトリガに遭遇した場合にどのよう にサービスが一緒に機能することを想定しているかに大きく依存する。言い換え れば、加入者依存アルゴリズムは加入者の想定についての知識に依存して正しく 機能する。いずれにしても、この知識が利用できない場合、第2フェーズでの本 方法はサービスの対が機能することを加入者がどのように望んでいるかについて の仮定を実現する初期設定ルールを提供する。しかしこれは実際に加入者が何を 望むかであるかもしれないしまたそうではないかもしれない。結果的に、提供前 分析は加入者依存アルゴリズムに推奨される。こうすることにより、制御論理の 配置前に特定の加入者について初期設定ルールを確認するかまたは置き換えるこ とができる。 表2(問い合わせ選択ルール)はいつ初期設定ルールが必要になるかを表わし ている。問い合わせ順序が加入者依存の場合、初期設定ルールは最も考えられる 問い合わせ順序(即ち最も考えられる加入者の想定を反映する順序)を指定する 。しかし、各々の加入者依存アルゴリズムについて、問い合わせ順序に対する( 多くとも)他に1つだけ妥当な代替ルールが存在する。つまり、加入者依存アル ゴリズムを変更して追加の加入者情報を反映させるのは問い合わせ順序について 初期設定ルールまたは代替ルールのどちらかを選択するのと等価である。 提供前分析の間、多重加入トリガでアクティブな特定のサードパーティ・サー ビスの対について、対応するアルゴリズムが表5を用いる加入者非依存か、また は表6を用いる加入者依存かいなかを決定する。アルゴリズムが加入者依存であ れば、アルゴリズムのこれ以上の変更は必要ない。アルゴリズムが加入者非依存 であれば、サービスについての加入者の想定を取得して問い合わせ順序を決定す るための初期設定ルールまたは代替ルールのどちらかの選択ができる。初期設定 ルールが選択された場合、その加入者トリガについての制御論理の基盤として既 存のアルゴリズムを使用する。代替ルールを選択した場合、問い合わせ順序が代 替ルールに基づくようにアルゴリズムを変更する。 サービスが相互にどのように機能すべきかについての加入者の想定を取得する ため、加入者に質問を尋ねる。表7は加入者からこの情報を収集する助けになる 質問のサンプル・リストである。 II.多数分類サービス−2つのSCP フェーズ1――サービス分類 本発明の方法の第2に図示した実施例はSCPが多数分類のサービスを提供す る場合を包含している。本方法の第1フェーズはサービス分類である。すでに開 発したサービス分類手法が与えられているので、想定される10個の多数分類サ ービスのセットについて記載する。これらのサービス分類は次のように定義でき る: 1.スクリーニング+ロギング・サービス:これはスクリーニングに成功/失 敗の呼のロギングもするスクリーニング・サービスである。 2.ルーティング+ロギング・サービス:これはルーティングされた呼のロギ ングを行なうルーティング・サービスである。 3.スクリーニング+ルーティング・サービス:このサービスはスクリーニン グ機能とルーティング機能の両方を実行する。この種のサービスでは3種類の結 果が考えられる、即ち、呼が再ルーティングされ、着信番号(CalledPa rtyID)および/または一次通信業者(PrimaryCarrier)パ ラメータの値を変更してサービスがAnalyze_Routeを返したか、サービスによ って呼ルーティングが変更されなかったか、呼が切断されたかである。呼ルーテ ィングがサービスによって変更されない場合、サービスはAnalyze_Routeを返 し、着信番号(CalledPartyID)または一次通信業者(Prima ryCarrier)パラメータ値には変化がない。呼が切断された場合、サー ビスは Disconnect フラグをセットして Send_To_Resource を返すか、また はDisconnectを返す。 この種のサービスで考えられる1つの解釈は、どのトリガにこれが提供される かによって変化する。たとえば、サービスが加入者トリガたとえばOHDなどに 提供されてスクリーニングに失敗する場合、呼はルーティングされないが、接続 完了することはできる(もともとダイアルした被呼番号へ)。つまり、サービス はSCPへ送信されたInfo_Collectedメッセージにもともと伝送されていた着 信番号(CalledPartyID)と一次通信業者(PrimaryCar rier)パラメータを含むAnalyze_RouteをMPへ返すことができる。 一方で、スクリーニング+ルーティング・サービスが局側トリガたとえば3/ 6/10PODPに提供される場合、もともとダイアルした数は局側トリガがア クティブになっているSSPへ呼をルーティングする。そのポイントで、ダイア ル番号は意図した宛先へ呼を接続完了できるようにするため変換されなければな らない。サービスのスクリーニング部分に失敗する場合、サービスのルーティン グ部分は実行されない。その場合、呼は接続できず、切断される。これが起こる 場合、サービスは(Disconnectパラメータをセットして)Send_To_Resource 、Disconnect、またはContinueを返す。 4.スクリーニング+ルーティング+ロギング・サービス:このサービスはス クリーニング+ルーティング・サービスと同様に実行するが、何らかの指定され た基準を満たす呼を全部ロギングする。 5.スクリーニング+データ表示サービス:このサービスはスクリーニングサ ービスと同様である。到着する呼がスクリーニングを成功する場合、呼は終了し 、呼についての情報が表示される。到着する呼がスクリーニングに失敗した場合 には排除される。 6.スクリーニング+転送サービス:このサービスはスクリーニング機能と転 送機能の両方を実行する。この種のサービスによる結果は代表的には3種類考え られる:a)着呼は被呼側回線で通常に終了する。スクリーニング+転送サービ スはAuthorize_Terminationを返す。b)着呼は被呼側に接続完了しないが、 切断される。サービスはSend_To_Resource(DisconnectFlagパラメータを セットして)またはDisconnectのどちらかを返す。c)着呼が転送される。サ ービスはForward_Callを返す。 7.ロギング+データ表示サービス:このサービスは全ての着呼をロギングし 、また呼についてのデータを表示する。 8.ロギング+転送サービス:このサービスは呼を転送し転送した呼もロギン グする。 9.スクリーニング+ロギング+データ表示サービス:このサービスはスクリ ーニング+データ表示サービスと同様に実行し、着呼がロギングされる追加の機 能を有する。 10.スクリーニング+ロギング+転送サービス:このサービスはスクリーニ ング+転送サービスと同様に実行し、着呼が何らかの指定した基準にしたがって ロギングされる追加機能も有する。フェーズ2――アルゴリズム開発 本方法の第2のフェーズはアルゴリズムの開発である。図7の同じ論理テンプ レートをこの代表的実施例に使用する。このセクションの残りの部分はこれらの 多数分類サービスを処理するように前セクションで説明した知識を必要とするタ スクがどのようにすれば拡張できるかの説明にまわす。 タスク1:同時、順次、または単一問い合わせ、及びタスク2:第1のSCP の決定 多数分類サービスが加入者にアクセスできる場合にこれら2つの知識を必要と するタスクを解決するには、主サービス分類の概念を定義する。主サービス分類 は問い合わせ順序を決定する場合に多数分類サービスの動作を支配する単一サー ビス分類である。すでに定義した多数分類サービスの主サービス分類を表8の2 列目に示す 主サービス分類の標記で、知識を必要とするタスク1と2での単一分類サービ スについての方法に適用したのと同じルールを多数分類サービスの方法にも同様 に適用できる。SCPの一方または両方が多数分類サービスを含む場合に問い合 わせ順序を決定するには、第1に表8を用いて多数分類サービスの主サービス分 類を決定する。次に表2を用いて適当な問い合わせ選択ルールを決定する。 たとえば、スクリーニング・サービスとスクリーニング+ルーティング・サー ビスで処理する場合、表2のスクリーニング対ルーティングルールを適用して2 つのSCPに順次問い合わせるべきであり、スクリーニング・サービスに先に問 い合わせるべきであると決定する。この問い合わせ順序は、単一分類スクリーニ ング・サービス及びルーティング・サービスの場合と同様に、加入者依存である 。 タスク3:後続の動作を決定(順次問い合わせ) 単一分類または複数分類どちらかのサービスがSCPに配備されるとき、順次 問い合わせがタスク1で決定されSCPからの応答をMPで受信直後の場合に取 るべき後続の動作をルールが指定する。 タスク4:SSPへ応答を返す(順次問い合わせ) 単一分類サービスの方法についてこのタスクの解決で得られた結果を用いて、 単一分類または複数分類サービスがSCPに常駐する時にSSPへMPが返す応 答メッセージをルールが指定する。 タスク5:SCPAからSCPBへ情報を渡すか サービスによって実行される機能が主サービス分類と等価であると仮定した場 合に単一分類サービスについての一般的ルールが複数分類サービスへも適用され る。 タスク6:渡すべき情報の決定 渡される必要のある情報は単一分類サービスのそれと正確に同じであり、即ち 第1のSCPから第2のSCPへ着信番号(CalledPartyID)、発 信番号(CallingPartyID)、一次通信業者(PrimaryCa rrier)パラメータを渡す。 タスク7:SSPへの応答の決定(同時問い合わせ) 単一分類サービスについて開発したルールは各々の複数分類サービスによって 実行される機能が主分類と等価であると仮定した場合にも適用される。 同時問い合わせは以下のサービスの組み合わせに適用できる。 1.SCPAとSCPBが両方ともルーティング機能を実行する 2.SCPAとSCPBが両方とも転送機能を実行する 3.少なくとも一方のSCPがロギング機能を実行する 4.SCPAとSCPBが両方ともデータ表示機能を実行する 前述した単一サービス分類で適用されたのと同じ規則が適用される。フェーズ3――提供前分析 本方法の第3のフェーズは提供前分析である。単一分類サービスでの方法で説 明したのと同じ提供前分析を使用できる。前述した表7は単純に表8の主分類と して各サービスを取り扱うことにより複数分類サービスに適用できる。 単一分類サービスについての方法と複数分類サービスについての方法に関して 最終的な注意点。MPはSSPからの問い合わせメッセージ受信時にある程度の 量の処理を実行し、この処理結果が配備される制御アルゴリズムへの入力として 利用できるものと仮定した。これらの結果は遭遇したトリガと受信した問い合わ せメッセージの識別、遭遇したトリガに関係する加入者の識別、トリガに遭遇し た時点で加入者にサービスを提供できるサービス・プロバイダの識別を含む。し たがって、本方法はこの情報を決定するための手順を含まない。 III.単一分類サービスを有する複数SCP 本発明の方法の第3の例示的好適実施例は各々のSCPが単一サービス分類を サポートする多数のSCPを取り扱う。本方法はトリガに対する加入サービスの セットの制御論理を生成するために使用できる。この制御論理は、加入者各々が 異なるサービスのセットを選択することがあるため、または同じサービスのセッ トだがサービスの動作に関して異なった想定をしていることから、加入者毎に用 意される。 本方法は4つのことがらを包含している制御論理のアイデアに基づいている。 即ち(1)SCPに存在するサービス分類、(2)これらのサービスが協調動作 すべき方法、(3)SCPが問い合わせを受ける方法、(4)所与の問い合わせ 順位が所与のサービス動作を発生するように行なわれるべき処理タスクを指定す る論理テンプレート、である。 図8は本方法の異なる構成要素間の全体的関連性を示す。処理ブロック802 の動作オプションと問い合わせオプションはトリガに遭遇した時に呼び出される 処理ブロック800に存在するサービス分類に依存する。これらの動作オプショ ンと問い合わせオプションはMPへアクセス可能な加入者レコード804内部に 実装される。 トリガに遭遇しSSPが問い合わせメッセージをMPへ送信した時、MPは加 入者レコード804を取り出してどのようにサービスが協調動作するか、又どの ような方法でSCPに問い合わせるべきかを決定する。この情報は論理テンプレ ート及び関連タスク・ルールと合わせて、サービスが希望どおりに動作するよう にMP、各種SCP、SSPの間のインタラクションを指定するために必要とさ れる全てである(考えられる例外として所与の場合に追加の衝突解決基準がある )。論理実行エンジンと標識してある図8の処理ボックス806は論理テンプレ ートとタスク・ルールを実現し、加入者レコード804の情報と合わせて制御論 理と呼ばれる。フェーズ1――トリガとサービス分類 本方法の第1のフェーズは多重加入することのあるトリガと、これらのトリガ へ同時にアクセスできるSCPに存在するサービス分類を識別することである。 前述した方法と同じトリガを使用できる。各SCPに存在するサービスはこれら のトリガによって呼び出されサービス分類の共通セットに属するものと仮定され る。 利用可能なトリガに基づいて、SCPで提供可能で加入者が利用できるサービ スの種類が6種類に分類できる。すなわち、スクリーニング・サービス、番号変 換サービス、通信業者選択サービス、呼ロギング・サービス、データ表示サービ ス、転送サービスである。サービス分類はすでに説明した。トリガとサービス分 類には関連がある。表9はトリガの各々とそのトリガで呼び出されるサービスの 対応する分類とを関連付けたものである。表にはトリガに遭遇したTDP、SC Pが関連した問い合わせメッセージに応答して返すと予想されるメッセージも含 まれている。表9に示したように、各サービス分類はトリガの幾つか(必ずしも 全部ではない)に関連している。たとえば、番号変換サービスはOHD、POD PFC、3/6/10PODP、N11トリガだけに関連し、転送サービスはT ATトリガにだけ関連する。 + Continue メッセージは情報分析TDPに関連するトリガでのみ有効なこ とに注意するフェーズ2――提供前分析 提供前分析は本方法の核心を含み、制御論理を実際にMPに実装し得る前に実 行されなければならない。提供前分析はトリガへ同時にアクセスできる同じセッ トのサービス分類に対して動作及び問い合わせオプションのセットをどのように 生成するかを記述する(SCPあたり1つのサービス分類)。これらの動作及び 問い合わせオプションが定義されると、選択メカニズムを用いて特定の動作及び 問い合わせオプションの選択ができる。 動作オプションを生成する方法 提供前分析の第1のフェーズは動作オプションの生成である。同じトリガで動 作する幾つかのサービス分類のセットについての制御論理を指定するためには、 動作オプションを選択しなければならない。一般に、動作オプションはセットの 各サービスの対の間の動作的関連によって定義される。動作オプションの複雑さ はSCPの個数が増加するにつれて一般に増大する。動作オプションは関連トリ ガに遭遇した時に加入者に分かるように異なるSCPで動作するサービスの連係 動作を表わす。たとえば、1つのSCPで動作するスクリーニング・サービスは 別のSCPで動作する番号変換サービスによって生成されたDNに基づいて発呼 をスクリーニングするか、これ以外ではダイアルした情報だけを用いてこをスク リーニングできる。スクリーニングを成功する呼は番号変換サービスによって生 成された情報を用いて再ルーティングされる。任意のサービス分類のセットにつ いて候補動作オプションを生成するための方法を以下に示す。 候補動作オプションの生成 動作オプションのセットの決定は幾つかのトリガへ同時アクセスできるであろ うSCPの個数を指定し、次に各SCPに存在するサービス分類を識別すること から開始する。所与のセットのサービス分類について、サービス分類の考えられ る全ての対を列挙する。こうした各対について、1つまたは2つ以上の動作関係 を対の構成要素の間で定義する。各動作関係は2つのサービス分類が互いの動作 に影響を与えるような1つの考えられる方法を表わす。一般に、サービス分類の 各対の間で定義できる動作関係はサービス分類それ自体の定義に依存する。 動作オプションは同じトリガによってサービスを一緒に呼び出した場合にサー ビスで観察される動作を表わす。したがって、動作オプションはセットを構成す るサービス分類の各対について動作関係の特定のセットから構成される。所与の サービス分類のセットについて候補となる動作オプションはサービス分類の全て の対についての動作関係の全ての考えられる組み合わせを形成することによって 構成される。候補動作オプションの総数は全ての対にわたる動作関係の考えられ る組み合わせの総数に等しいことになる。たとえば、3つのSCPと3つの異な るサービス分類A,B,Cについて、AとBの間には1種類の動作関係が考えら れ、BとCの間には2種類の動作関係が考えられ、AとCの間には3種類の動作 関係が考えられるとすると、1×2×3=6種類の動作オプション候補が存在す ることになる。 対の間の動作関係の決定 トリガへ同時にアクセスできることなるSCPに常駐するサービス分類の各対 について、以下の動作関係を定義する: 標記:意味 A→B:Bの動作はAによって生成された情報に依存する A|B:AとBは独立して動作し互いの動作には影響し合わない A!B:Aは呼を切断することでBを無効にする A#B:AはBと相互に両立しない(即ち、AとBは相互に排他的な方法で呼 処理に影響を与えようとしている) 同じトリガに共存できるサービス分類の各対について、表10は考えられる動 作関係を示す。 候補となる動作オプションのセットが与えられると、幾つかはサービス分類の 幾つかの対の間で循環動作依存のために両立しない動作を表わす。どの候補動作 オプションが矛盾するかの識別は関連する問い合わせ順序の決定で検出される。 ”相互に両立しない”動作関係がサービス分類の対の間に存在することも考えら れる。その場合、2つのサービスは呼処理に一緒に影響を与えることができない 。相互に両立しないサービスが異なるSCPに存在する場合、問い合わせ順序決 定に進む前に衝突を解決することが示差される。実質的な結果は相互に両立しな いサービスを含むSCPの1つがこれ以上の考察から除外されることになる、即 ちアクティブなSCPの個数が1だけ減少し相互に両立しないサービスが新し いセットには存在しないようになる。これは衝突解決基準の議論の間にさらに説 明する。 動作オプションの例 動作オプションを構成する方法が例を提供することで図示してある。本実施例 では、3つのSCPが次のようなサービス分類を含む例についての候補動作オプ ションを生成する:スクリーニング、番号変換、通信業者選択。 第1に、このセットの3つのうちのサービス分類の全ての対となる組み合わせ を生成し、各々の対に全ての考えられる動作関係を(上記の表から)関連付ける 。結果が表11に示してある。 サービス分類の各々の対について動作関係の全ての組み合わせを作成すると、 9種類の考えられる動作オプションがありこれを表12に示す。 大括弧内に動作関係の各々を列挙することにより各動作オプションを書き込む 。たとえば、動作オプション4は{NT→CS,S!NT,S!CS}として書 き込む。問い合わせオプションを生成する方法 同一トリガについてアクティブなサービス分類の所与のセットで潜在的な動作 オプションのセットをどのように生成するかはすでに説明した。これらは、サー ビス分類の各対の間での動作関係のため、全体的な結果がサービス間の相反する 動作となる可能性があるため”潜在的な(potential)”動作オプションである 。本方法の次のステップで、相反する動作を有するこれらの潜在的な動作オプシ ョンの識別と破棄を行なう。これを行なってしまうと、ITは1つまたは2つ以 上の問い合わせ順序が残りの”真の”動作オプションについて存在することを保 証できる。相反する動作オプションを識別する方法は残りの動作オプションにつ いての問い合わせオプションの生成にも直接つながることが分かる。 提供前分析の次のフェーズは所与の動作オプションについて問い合わせオプシ ョンを生成することである。問い合わせオプションは各種SCPがどのように問 い合わせられるかについての決定を参照する。問い合わせオプションは特定の動 作オプションに関連する。各々の選択した動作オプションについて、1つ以上の 問い合わせオプションが存在し得る。 一般に、2つのSCPが存在する場合、問い合わせオプションは2つの代替案 に限定される:同時または順次問い合わせである。動作オプションと同様、問い 合わせオプションはSCP数が増加する程複雑になる。たとえば、3つのSCP 、X、Y、Zがあり、選択した特定の動作オプションはYでのサービスがXでの サービスによって作成される情報に依存することを必要とすると仮定する。1つ の問い合わせオプションとしてはXに最初に問い合わせ、応答を待ってからYと Zに同時に問い合わせる(Xの出力をYだけに入力する)。別の問い合わせオプ ションとしてはXとZに同時に問い合わせてから、Xによって生成された情報を 用いてYに問い合わせる。さらに別の問い合わせオプションとしては順番に3つ のSCP全部に問い合わせる:最初にX、次にY、最後にZ。3つのオプション 全てが同じ全体的なサービス動作を発生するが、オプション間の差はMPで問い 合わせ及び応答を管理するのに必要とされる処理オーバヘッドの量に反映される 。言い換えれば、所与の動作オプションとこれに関連した問い合わせオプション を合わせて制御論理を指定する。 この処理の第1のステップは潜在的な動作オプションを作る各々の動作関係を 1つまたは2つ以上の先行関係に変換することである。各々の先行関係は特定の 順序を指定し、サービス分類の各対に関連する2つのSCPが問い合わせを行な いサービス間の動作関係の対を維持できる。何らかの潜在的動作オプションが相 互に両立しない動作関係を含む場合、この動作オプションを変更して相互に両立 しないサービス分類の1つを排除するようにする。これは衝突解決基準フェーズ の間に行なわれる。ここでは相互に両立しない衝突が解決される(たとえば一方 だけを選択して問い合せし他方は無視することによって)まで問い合せオプショ ンを生成できないものと仮定しておく。 さらに、動作関係が独立している場合、対応する先行関係が存在しないが、こ れはSCPがあらゆる順序で問い合せされ得るためである。したがって先行関係 は残りの2つの動作関係について指定するだけで良い。これら2つの動作関係に ついての先行関係は表13に定義する: 先行関係A<Bは”AがBに先行する”と解釈される。即ち、SCPAはSC PBより先に問い合せを受ける。これが図9にグラフ的に示してある。ノード9 00(Aを含む)はノード902(Bを含む)へ単方向リンク904で接続され ている。 先行関係”X<A<YおよびX<B<Y”は”AとBが同時に問い合せされる ”と解釈される。ダミー変数のXとYは呼処理のポイントを表わすと解釈できる 。これが図10に図示してある。ノード1000(Xを含む)はノード1002 (Aを含む)とノード1004(Bを含む)へ各々単方向リンク1006と10 08によって接続される。ノード1002とノード1004は各々がノード10 10(Yを含む)へ単方向リンク1012と1014で各々接続する。 上記の表13に示したように、動作関係A!Bについて2つの考えられる先行 関係が存在する。直感的に分かるように、AがBを無効にできる場合、Aはスク リーニングサービスでなければならず、AがBを2種類の方法で無効にできるこ とを意味している。1つの方法として、Aは最初に問い合せされる(A<B)。 スクリーニングに失敗した場合、呼が終了するが、スクリーニングに成功した場 合、Bが次に問い合せされる。これが先行関係A<Bで表わされる。これの変わ りとして、AとBを同時に問い合わせることができる(X<A<YおよびX<B <Y)。AとBの両方から応答を受信してから、応答を比較しなければならない 。Aでのスクリーニング・サービスに失敗した場合、制御論理はSSPへ”失敗 ”を返す。スクリーニングに成功した場合、Bから受信した応答は呼処理に影響 し得る。したがって、ダミー変数Xは同時問い合わせの直前の制御論理でのポイ ントを表わし、一方でダミー変数Yは応答をAとBから受信した後の制御論理で のポイントを表わしている。 これらの先行関係を各々の潜在的な動作オプションについて定義すると、潜在 的な動作オプションはサービス分類間の先行関係として図的に表現することがで きる。先行関係を用いて動作オプションを表現する例 先行関係を用いて動作オプションを表わす2つの例を以下に挙げる。一例とし て、(NT→S,CS→S,NT→CS)として表現される動作オプションを考 える。これは先行順序{NT→CS,CS<S,NT<S}に対応するもので図 11に図示してある。ノード1100(NTを含む)はノード1102に配置さ れたCSへ単方向リンク1104経由で接続する。ノード1100もノード11 06(Sを含む)へ単方向リンク1108経由で接続する。ノード1102(C Sを含む)はノード1106(Sを含む)へも単方向リンク1110経由で接続 する。 さらに複雑な例では、番号変換(NT)、通信業者選択(CS)、スクリーニ ング(S)サービス分類が同一トリガでアクティブになっている。動作オプショ ン{NT→CS,S!CS,NT→S}を考えてみる。つまり通信業者選択サー ビスの動作は番号変換サービスの動作に依存し、スクリーニングサービスはスク リーニングに失敗した場合に通信業者選択サービスを無効にできる(又通話を終 了させる)。この動作オプションで定義された3つの動作関係に対応する先行関 係はNT<CS;NT<S;S<CSまたはX<S<YおよびX<CS<Yであ る。 動作オプションS!CSを表現するのに2つの方法があるため、2つの先行順 序がこの特定の動作オプションを表現するために必要とされる:{NT<CS, S<CS,NT<S}及び{NT<CS,NT<S,X<S<Y,X<CS<Y }である。 これら2つの先行順序は図12と図13に図示できる。図12を参照すると、 ノード1200(NTを含む)はノード1202(CSを含む)へ単方向リンク 1204経由で接続する。ノード1206(Sを含む)はノード1202(CS を含む)へ単方向リンク1208経由で接続する。ノード1200(NTを含む )はノード1206(Sを含む)へ単方向リンク1210経由で接続する。図1 3を参照すると、ノード1300(NTを含む)はノード1302(Xを含む) へ単方向リンク1304経由で接続する。ノード1302(Xを含む)はノード 1306(Sを含む)へ単方向リンク1308経由で接続しノード1310(C Sを含む)へもリンク1312経由で接続する。ノード1306と1310はノ ード1314(Yを含む)へリンク1316と1318で各々接続する。 図13において、NTとCSの間の先行順序がNT<CSでありNTとXの間 で先行順序が上記で定義されていないにもかかわらず、NTは直接CSに先行す るのではなくXに先行するように図示してある。これは、ダミー変数XをSまた はCSどちらかへの”入口”として解釈すべきであり、ダミー変数YをSまたは CSどちらかからの”出口”として解釈すべきであることが理由である。つまり 、たとえば、他の何らかのサービスZについて追加の先行関係S<Zがある場合 、矢印はYからZへ引かれることになり、SからZへではない。 先行関係を図示したら、次のステップは潜在的な動作オプションについての先 行関係が部分的順序を形成するかどうか決定することである。部分的順序を形成 する場合、潜在的動作オプションは有効(即ち矛盾がない)であるから1つまた は2つ以上の問い合わせオプションが存在する。部分的順序を形成しない場合、 潜在的動作オプションは有効ではない。問い合わせオプションまたは制御論理は 存在しないことになる。 形式的表現によると、セットSの部分的順序がセットのオブジェクト間の関連 性であり、記号”<(先行)”で標記でき、Sについてオブジェクトx、y、z の次のような属性を満たす。 x<yかつy<zなら、x<z(推移) x<yならy\<x(非対称) x\<x(非反射) (記号\<は”先行しない”を意味する) しかし先行関係間の部分的順序が純粋にグラフィカルなアプローチによって存 在し得るかどうか決定できる。それには、潜在的動作オプションを表わす先行関 係に対応するグラフを観察し、方向性サイクル(即ち同じ方向の矢印で閉じたル ープ)が存在するかを調べる。方向性サイクルが見付かった場合、部分的順序は 存在しない。方向性サイクルが存在しない場合、先行関係は部分的順序を形成す る。部分的順序が存在する場合、潜在的動作オプションは矛盾を含まず、したが って1つまたは2つ以上の問い合わせオプションが見付けられる。部分的オプシ ョンが存在しない場合、潜在的動作オプションは無効である。 たとえば、図14は部分的順序ではないグラフである。本グラフにおいて、2 つの方向性サイクルが存在する:aからbからdからa、及びaからcからdか らaである。ノード1400(aを含む)はノード1402(bを含む)へ単方 向リンク1404経由で接続し、又1406(cを含む)へ単方向リンク140 8経由で接続する。両方のノード1402と1406は各々単方向リンク141 2と1414経由でノード1410へ(dを含む)接続する。ノード1410も 単方向リンク1416経由でノード1400へ接続する。 このルールを用いると、図11に図示した潜在的動作オプションは部分的順序 を形成するので、1つまたは2つ以上の問い合わせオプションを有する。同様に 、図12と図13に図示した潜在的動作オプションもノードのどれにも方向性サ イクルが存在しないことから、真の動作オプションである。この例では、動作関 係S!CSが2つの先行関係によって表現できるため、両方のグラフを方向性サ イクルについて調べなければならない。 次のステップはこの結果を用いて問い合わせオプションを実際に生成する。 問い合わせオプションの生成 動作オプションを方向性グラフの形で表現してみて方向性サイクルが見つから なかったら、問い合わせオプションの生成は簡単である。表14を用いて次の手 順にしたがって問い合わせオプションを生成する。 1.各々の動作オプションに対応する方向性グラフを観察することから始めて 先行のないノードを識別する。つまり、どのノードが(即ちサービス分類が)着 信する矢印を有していないかを決定する。これらのサービス分類を”反復1”の 下に列挙する。 2.直前のステップで識別したこれらのノードに×印を付け、これらのノード から放射する矢印も全部×印を付ける。着信する矢印を有していないノードの新 しいセットが出来上がる。 3.先行のないノードの新しいセットを反復2として表に列挙することで手順 を反復する。これらのノードとそこから放射する矢印にも×印を付ける。 4.グラフの全ノードが排除されるまでこの手順を繰り返す。 この手順が完了したら、表はノード全部を排除するのに必要とされるだけの反 復でサービス分類のセットを含むだろう。反復1で識別したサービス分類に対応 するSCP全部が同時に問い合せされる。これに続けて、反復2で識別されたサ ービス分類に対応するSCPが同時に問い合せされ、以下同様に続く。 たとえば、表15には3つの反復例の後で埋めた表14を示す。 対応する問い合わせオプションはA<(B,C,D)<Eであり、ここで(B ,C,D)はSCPB,C,Dが同時に問い合わせられることを表わす。 前述した方法について以下の考察を行なうことができる。 ――生成される問い合わせオプションの個数は各々の動作オプションについて 生成した方向性グラフの個数に等しくなる。よって、たとえば、スクリーニング・ サービスが存在し、スクリーニングが他のサービスの1つを無効にできる場合( S!X)、少なくとも2つの方向性グラフが生成されることになる。これはこの 動作関係に対応する(上記で図示した)2つの先行順序が存在するためである。 したがって、少なくとも2つの問い合わせオプションが存在する。 ――ダミー変数は動作関係S!X(即ちスクリーニングがサービスXを無効に する)に対応する先行関係を表現するために必要とされるので、ダミー変数はこ の手順を利用する場合にグラフの他の何らかのノードと見なされる。しかし、表 14が完成し、各々の反復についてサービス分類を列挙した後、ダミー変数は表 のエントリに対応する問い合わせオプションを形成する際に単純に破棄される。 ――2つまたは3つ以上のSCPが存在しこれらが含むサービスが何らかの動 作オプションにしたがって全て(X|Y)である場合、先行関係は存在しない。 この例に対応するグラフは各サービス分類について描かれた円からなり、それら の間には矢印が描かれない。前述した手順を適用すると、反復1に列挙したSC Pが発生する。これはこの例について対応する問い合わせオプションは全てのS CPが同時に問い合せされる、たとえば(X,Y,Z)ということを意味する。 ――全てのサービス分類が独立していることを動作オプションが表わす場合、 SCPは順次、たとえばX<Y<Z、Z<Y<Xなどのように問い合わせること ができると記述することもできる。このような問い合わせオプションは、この方 法の基盤となる仮定条件で同時問い合わせが可能な限り好ましいとしているため 本方法では識別されない。 好適実施例 以下は2つの動作オプション(CS→S,NT→S,NT→CS)及び(NT →CS,S!CS,NT→S)について問い合わせオプションの生成を示す。図 11は第1の動作オプションに対応する先行関係を示す。前述の方法を適用する と、表16が得られる。 対応する問い合わせオプションはNT<CS<Sである。 動作オプション(NT→CS,S!CS,NT→S)について図12と図13 に図示したように2つの先行関係が存在する。したがって、2つの問い合わせオ プションを生成する。表17は図12に手順を適用することによって得られた表 である。 これに対応する問い合わせオプションはNT<S<CSである。 表18は図13に手順を適用して得られる。 XとYはダミー変数なので、これらを破棄し、次の問い合わせオプションが形 成される:NT<(S,CS) 問い合わせオプションの選択 特定の動作オプションと問い合わせオプションが一緒に制御論理を暗示する一 方で、所与の動作オプションには通常幾つかの問い合わせオプションが利用でき る。何らかの方法を指定して最適な問い合わせオプションが選択できるようにす る。問い合わせオプションは特定の制御論理を意味するので、選択メカニズムな しでは何らかの望ましいサービス動作のサポートのために1つの制御論理を別の 制御論理から選択する合理的な基盤が存在しない。問い合わせオプションはSC P個数が増加する程複雑になるので、これは3つまたは4つ以上のSCPではさ らに重要になる。 所与の動作オプションについて問い合わせオプションのセットを生成したら、 問題は制御論理で使用する問い合わせオプションを選択することが問題になる。 これを行なうためには、各々のオプションの全体的な良好さを反映する幾つかの 基準のセットに基づいて各々の候補問い合わせオプションを順位付けする方法を 開発する。候補問い合わせオプションのセットはこれらの順位に基づいて最良の 物から最悪の物に順位付けできる。2つだけのSCPが問い合わせを受ける場合 での問い合わせオプションの選択は、詳細な順位付けメカニズムを必要としない が、問い合わせオプションは一般に2つだけ存在することから、もっと多数のS CPではどの問い合わせオプションが最大の利益を提供するかは明らかにはなら ない。 本明細書で議論する1つの考えられる評価方式は効率(E)、コスト(C)、 性能(P)の基準に基づいている。スコアSは問い合わせオプションに帰属する これら3つのファクターの重み付け和に等しくなるように定義される。 スコア=E*重み付け(E)ーC*重み付け(C)+P*重み付け(P) 高いスコアはより良い問い合わせオプションに対応し、低いスコアはより悪い 問い合わせオプションに対応する。 3つの評価ファクターE、C、Pは次のような属性を有する: ――Eは潜在的に不要な問い合わせの回数が少ないと高い。 ――Eは潜在的に不要な問い合わせの回数が多いと低い。 ――Cは各々の問い合わせオプションに関連する制御論理の複雑さが大きいと 高い ――Cは各々の問い合わせオプションに関連する制御論理の複雑さが小さいと 低い ――Pは応答時間が速いと高い ――Pは応答時間が遅いと低い 記述子高い、低い、速い、小さいは非常に主観的な定義による。 上記の定義Eで、何らかのSCPへの潜在的に不必要な問い合わせとは、呼処 理に対する何らかの影響を発生しないような問い合わせである。サービスXのS CPへの問い合わせは、 −スクリーニング・サービスを有するSCPがXを含む別のSCPと同時に問 い合わせられる場合、及び −スクリーニングとXの間の動作関係がスクリーニングがXを無効にするよう に作用するものである場合(S!X) には潜在的に不要であるということでさらに形式的に定義できる。 Xへの問い合わせがなぜ潜在的に不要かの理由は、Xはスクリーニングに失敗 した場合に呼処理に影響を有さないであることによる。 Pは応答時間に関連する。応答時間をさらに評価する1つの方法は幾つの同時 問い合わせが評価の下で問い合わせオプションに存在するかを決定することであ る。同時問い合わせは何時でも多数の順次問い合わせとして実行し得るものだっ た。しかし3つのSCPの同時問い合わせが1ステップだけしかかからない一方 で、3つのSCPの順次問い合わせが3ステップかかることから、同時問い合わ せは一般にこれに対応する順次問い合わせより高速である。 Cファクターを定義するため、最初に所与の問い合わせオプションを次のよう な4ステップに分解する: 1.n個のSCPに問い合わせる 2.応答を待つ 3.応答を処理する 4.停止(SSPへ結果を返す)または(1)に進む 所与の問い合わせオプションは1回または2回以上これらのステップを繰り返 す。こうした各サイクルは何らかのコストを発生する。次に、問い合わせオプシ ョンのコストと各サイクルで遭遇した問い合わせの複雑さとを関連付ける。各サ イクルで、実行される問い合わせは次のように分類できる(複雑さの減少する順 に): A.スクリーニングが他のサービスの1つを無効にできる場合に(即ちS!X )スクリーニング・サービスと別のSCPでの1つまたは2つ以上のサービス。 B.第1のSCPが第2のSCPへ情報を渡さなければならない、または問い 合せされた第1のSCPでのサービスが次に問い合せされるSCPでのサービス を無効にできるような順次問い合せ。 C.他の同時問い合せ。 D.他の順次問い合わせ。 この定義を用いると、各問い合わせオプションについてのCは次の2ステップ 手順によって割り当てられる: 1.下の表に示したように分割した複雑さに基づく正規化した値を各サイクル に割り当てる。 2.問い合わせオプションにおいてサイクル全部に対して正規化した値を合計 する 前述した方法はここで表19に示したように選択スコアを作るファクターの各 々に値を割り当てることによって定量化できる。 各ファクターに関連した動作に割り当てた値は任意である。しかし、重要な制 約は、各ファクターに割り当てた値が合計で1になることである。 これらの値は問い合わせオプションの全体的スコアを得るために適用できる。全 体的スコアは次のように書くことができる: スコア=[重み付け(E)Σ(効率値)]ー[重み付け(C)*Σ(コスト値)] +[重み付け(P)*Σ(性能値)] ここで加算は問い合わせオプションに含まれるサイクル全部にわたり、重み付け (E)+重み付け(C)+重み付け(P)=1である。加入者レコード 動作オプションと問い合わせオプションが生成されたら、これらをMPにアク セス可能な加入者レコード内に実装する。トリガに遭遇しSSPがMPへメッセ ージを送信する時、MPは加入者レコードを取り出してサービスが協調してどの ように動作し、またどのような方法でSCPに問い合わせるべきかを決定する。 図15は加入者レコードの実施例の1つを示す。MPが加入者レコードを検索す る場合、加入者ID1500、トリガID1502(トリガを識別する)、及び トリガID1502に関連した2つのサービス分類、サービス分類A1506と サービス分類B1510が見える。サービス分類A1506はサービス・プロバ イダA1504に関連し、サービス分類B1510はサービス・プロバイダB1 508に関連する。動作オプション1512とこれに関連する問い合わせオプシ ョン1514も加入者レコードの一部となり論理テンプレートへの入力として用 いられて制御論理を指定する。フェーズ3――制御論理 次のフェーズは、複数加入トリガに遭遇した場合、SSPと幾つかのSCP(M P経由で)の間の通信管理のための制御論理を指定することを含む。制御論理は 同時アクセスをサポートするためMPで配備される必要のある管理能力の基盤を 形成する。 特定トリガへの同時アクセスができるSCPに存在するサービスの分類ならび に加入者レコードに見られるサービス動作を表わす動作オプション及び問い合わ せオプションが与えられると、制御論理を生成できる。この制御論理は問い合わ せを受けたSCPから受信する情報にMPがどのように応答するか、および後続 の呼処理についての単一応答メッセージでMPがSSPへどのように応答すべき かを完全に決定する。各々の制御論理は制御論理によって実行される必要のある タスクとこれらのタスク間の関連性を定義する共通論理テンプレートに基づく。 図16はSCPが(何らかの加入者に対して)特定トリガへ同時にアクセスで きる場合にSSPと幾つかのSCPの間の(MP経由で)通信管理のための制御 論理を定義するための基盤として用いられる共通論理テンプレートを示す。この 論理フローはMPで実行される必要のあるタスクに関して、タスク間の関連性と 一緒に図示してある。制御論理は加入者レコードにある情報(即ち加入者のトリ ガへ同時アクセスできるサービス分類と希望するサービス動作及び問い合わせ順 序)に特有なものになる。制御論理はMPがSSPから、多重加入トリガに遭遇 したことを表わす問い合わせメッセージを受信する時にMPで実行される。 論理テンプレートに示してあるタスクの幾つかはサービス特有または加入者特 有の知識に依存しないという意味で一般的である。たとえば、図示したタスクの 1つは追加の数収集が必要かどうか決定しなければならない決定ポイントである 。これを解決するには、ResourceType パラメータが1にセットしてあるSend _To_Resource メッセージをSCPから受信したかどうかを単に調べるだけで 充分であると仮定する。 他のタスクは解決に追加の何らかの知識または情報を必要とする。これらの” 知識を必要とする”タスクは図16に列挙してあり図面において太線で示してあ る。これらのタスクの解決は所与のトリガへ同時アクセスできる特定のサービス についての何らかの情報、および/またはトリガに遭遇した時に維持されるべき サービスの協調動作についての何らかの情報を必要とする。 テンプレートでは、第1のステップが処理ブロック1600でSSPからの問 い合わせを受信することを示している。これの後、処理ブロック1602で、動 作オプションと問い合わせオプション(即ち1と示したタスク)の選択が行なわ れる。処理ブロック1604では、次の問い合わせ動作を決定する必要がある。 問い合わせ動作は論理フローのこのポイントで実行される必要のある問い合わせ を表わす。これには2つの代替案がある、即ち、単一のSCPに問い合わせるか 、または幾つかのSCPが同時に問い合わせを受けるかのどちらかである。 図16で太線で表わした構成要素を参照すると、知識を必要とするタスクは次 のように列挙される: 1.動作オプション、問い合わせオプションの選択 2.数の収集と適当なSCPへの返送 3.追加SCPに問い合わせるかどうか 4.次の問い合わせ動作に渡すべき情報の決定 5.SSPへの応答の決定 タスク1:動作オプション、問い合わせオプションの選択 図16を参照すると、処理ブロック1600でSSPからの問い合わせメッセ ージの受信時に、MPは問い合わせメッセージを発した特定の加入者と、遭遇し たトリガと、加入者レコードを使用してそのトリガへ同時アクセスできるサービ ス・プロバイダを識別する。加入者レコードは処理ブロック1602で適用可能 な特定の動作オプション及び問い合わせオプションを認識する。 テンプレートの次のステップは決定ブロック1604で、次の問い合わせ動作 ?と示してある。この点で、単一のSCPに問い合わせを行ない処理ブロック1 606で応答を受信するか、または処理ブロック1608に示したように幾つか のSCPに同時問い合せするかのどちらかである。単一SCPに問い合わせるか または幾つかのSCPに問い合わせるかの選択は加入者レコードにある問い合わ せオプションで指定される。 説明を平易にすると、各問い合わせオプションが1つまたは2つ以上の”サイ クル”で構成される。各サイクルは時間的に1つの点で問い合わせを受けるSC Pを単純に指定している。たとえば、問い合わせオプションW<Xでは、2サイ クルがあるが、これはWとXが2つの別々の時間点で問い合わせを受けるためで ある。問い合わせオプションW<(X,Y)<Zでは、2つのSCPが同時に第 2のサイクルで問い合せされるので3サイクルである。 カレントのサイクルのSCPは問い合せを受け、制御論理はSCP各々からの 応答を待つ。応答を受信した後、論理フローの次のステップは決定ブロック16 10”数収集が必要か?”である。問い合せを受ける1つまたは2つ以上のサー ビスは加入者から収集した追加の数の形でさらに情報の提供を受けるように要求 できる。これはSCPから受信した応答で示される。通常、こうした要求はスク リーニング・サービスによって行なわれるだけで、スクリーニング・サービスが 最終的に”成功”または”失敗”どちらかを表わす応答を返すようにするため情 報が必要である。 タスク2:数の収集と適当なSCPへの返送 決定ブロック1610で数収集が要求された場合、論理フローはブロック16 12から1616へ移動する。追加情報が必要な場合、制御論理はResourceTy peパラメータを1にセットしてSend_To_ResourceメッセージをSSPへ返す と仮定し、通知を行って数を収集すべきことを表わす。カレントのサイクルで1 つだけのSCPに問い合わせる場合、またこのSCPが追加情報を要求している 場合には、MPは最後に問い合わせたSCPへ収集した数を返す。2つまたは3 つ以上のSCPがこのサイクルで同時に問い合せされ、1つ(または2つ以上) が追加情報を要求している場合、制御論理は情報を収集するようにSSPに指示 し、一方で同時に他のSCPから受信した応答を記録する必要がある。収集した 数がMPに返されると、制御論理は要求しているSCPへ情報を送信するように MPに指示する必要がある。処理ブロック1612において、Send_To_Resou rce はSSPに返される。次に処理ブロック1614で、数の収集が行なわれ適 当なSCPへの返信が行なわれて、最終的に処理ブロック1616で応答を適当 なSCPから受信する。 決定ブロック1610において数収集がこのサイクルで要求されない場合、論 理フローは決定ブロック1618でタスク3(追加SCPに問い合わせるかどう か)へ移動する。 タスク3:追加SCPに問い合わせるかどうか? カレントのサイクルで問い合せを受けたSCPから受信した応答によっては、 制御論理は何らかの追加のSCPに問い合せしなければならないかどうかを決定 する必要がある。これはタスク3(追加SCPに問い合わせるかどうか?)と標 識した制御論理の決定ブロック1618で行なわれる。追加のSCPに問い合せ するかどうかを決定するのに必要な知識は問い合わせオプションとカレントのサ イクルに依存する。ルールを適用して追加のSCPに問い合せすべきかどうかを 決定する。 タスク4:次の問い合わせ動作に渡すべき情報の決定 処理ブロック1624で次の問い合せ動作に情報を渡す必要があるかどうかの 決定は動作オプション及び問い合わせオプションに依存する。これを行なってか ら、論理フローは処理ブロック1604に戻る。 タスク5:SSPへの応答の決定 このタスクに論理フローで遭遇した場合、これ以上のSCPには問い合せせず、 MPは処理ブロック1620でSSPへの応答を形成しなければならない。SS Pへの応答メッセージの決定は遭遇したトリガが発呼トリガか終了トリガかに依 存する。応答メッセージは発呼トリガと終了についてのルールを用いて決定でき る。応答が決定されると、応答は処理ブロック1622でSSPに返される。フェーズ4――衝突解決基準 本方法でオプションのフェーズは衝突解決基準である。衝突解決基準は2つま たは3つ以上のSCPが相互に衝突するサービスを含む(即ち相反する方法で呼 処理に影響しようとする)場合に必要である。衝突は番号変換サービス、通信業 者選択サービス、転送サービス、または(恐らく)データ表示サービスを含む2 つまたは3つ以上のSCPが同じトリガ遭遇で呼び出された場合に発生する。こ れらのサービスは各々が後続の呼処理に必要とされる同じ情報部分について(た とえば着信番号(CalledPartyID))異なる値を返そうとするため 衝突する。こうした値のうちの1つだけを呼処理のためにSSPへ返すことがで きるので、両方のサービスがアクティブになった場合に発生する衝突を解決する ための何らかの基準が必要である。選択された特定の基準は定義された問い合わ せオプションに反映され、その問い合わせオプションに関連する制御論理にも影 響する。 一般に、1つの代表的なアプローチは特定トリガへ同時アクセスできるSCP が全て相互に両立できるサービスを含むという概念に基づいている。しかし、サ ービス分類の幾つかの対の間の動作関係で、サービスに相互に両立しないことが 示された場合、これら両者が同時に呼処理に影響することはできない。たとえば 、同じトリガでアクティブになっている2つの番号変換サービスは相互に両立し ないが、これは単一の着信番号(CalledPartyID)だけが呼処理に 影響できるためである。相互に両立しないサービスが同じトリガでアクティブな 場合、本文書で説明した手順及び方法は問い合わせオプションを生成せず、した がって制御論理も生成しない。 こうした衝突を解決するには、任意の加入者について何らかの特定トリガでア クティブなサービスを加入者レコードで識別する。これを念頭においておくと、 相互に両立しないサービス分類を取り扱う方法は幾つか存在する。転送サービス とデータ表示サービスが両方とも同じトリガで利用できる場合、動作オプション はどれが呼に影響するか指定できる。他の状況では、衝突するSCPのどれが問 い合せを受けるべきかについて提供前分析の間に選択を行なうと仮定する。加入 者レコードはこのSCPだけを認識する。MPがSSPから問い合わせメッセー ジを受信して加入者レコードを調べトリガでアクティブになっているSCP(及 びサービス分類)を識別した場合、それまでに選択されたものしか分からない。 したがって制御論理はSCPを選択するかまたは同時問い合せされたSCPから 返された衝突パラメータ値を解決するための追加処理を実行する必要がない。 幾つかのデータ表示サービスが同じトリガでアクティブになっているSCPに 存在する場合には別の種類の衝突解決基準が必要である。その場合、データ表示 サービスは同じパラメータに対して異なるサービスが異なる値を返す場合にだけ 衝突状態になる。各々が異なる情報項目を表示のために返すことがあるのでこれ らのSCP全部に問い合せる。データ表示サービスは呼処理に影響しないが、任 意のパラメータに対して1つだけの値しか表示装置に表示できない。したがって 、異なるデータ表示サービスによって同じパラメータに異なる値が割り当てられ た場合、これらの値の間の衝突は制御論理で解決する必要がある。衝突解決基準 が提供されない場合、制御論理は何らかの初期設置、たとえば衝突するパラメー タに対しては何らの値も表示しないなどを想定しておく必要がある。IV.統一原理 前述のセクションI,II,IIIは各々、(I)2SCPシステムでSCP あたり1つのサービス分類、(II)2SCPシステムでSCPあたり複数のサ ービス分類、(III)2または3以上のSCPシステムでSCPあたり1つの サービス分類、について各々詳細に説明した。各々の場合、本方法の基本となる ものはシステムが実際に運用システムに配備される前に完了される提供前分析で ある。そのフェーズにおいて、SSP−SCPサービス提供及び拡張機能インタ ラクションの専門家が指導者として機能し、サービス専門家によって供給された サービス・インタラクション原理を取り込むことによってサービス分類を表わす 各トリガについての制御オプションを決定する。セクション(I)と(II)で 、システム指導者はセクション(III)で提示しなかった追加ステップを完了 している、即ちシステム初期設定値が顧客の決定に置き換えられている。セクシ ョン(III)では、各々の顧客には利用可能な制御オプションからオプション が提供され、顧客は利用可能な制御オプションの中からサービスが実行された時 に顧客の要望に見合うように選択する。後者の場合、選択された制御オプション はサービス・ノード即ちSCPノードの各々の実行を制御し、制御オプションを 参照して特定トリガについてサービス分類の対応する各々1つの実行を制御する 。 一般術語サービス起始ノード及び供用ノードをSSPとSCPまたはSCPよ りはむしろ問い合せ/応答トランザクションに使用できることが当業者には理解 されよう。さらに、開示の幅を拡大するものとして、制御オプションは動作オプ ションと問い合わせオプションの両方を含む。 本明細書で説明した本方法の各種代表的実施例は図示のために示してある特定 の形態に制限されるものではなく、添付の請求の範囲だけによって制限される他 の実施例を仮定することができることはさらに理解されるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月26日 【補正内容】 請求の範囲 1.サービス交換ポイント(SSP)によって生成された問い合せを処理して 前記SSPを運用するための応答を作成するための方法であって、前記SSPは サービス分類のセットを実行するように協調して構成された複数のサービス制御 ポイント(SCP)によって供用され、前記SCPは各トリガについて同時にア クティブになり、前記問い合せは前記セットを呼び出す特定加入者によって行な われた特定のトリガに応答して発生する方法において、 特定加入者に関連する制御論理を運用して前記SCPの各々とサービス分類の 各々対応する1つの実行を制御して応答を生成するステップを備え、前記制御論 理は サービス・インタラクション原理を取り込むことによって前記サービス分類 を表わす制御オプションを決定し、前記サービス・インタラクション原理は各ト リガについて前記SCPの各々における前記サービス分類の多くとも1つの実行 要件に基づくものであるステップと、 前記加入者の各々について選択された実行可能な制御論理で前記制御オプシ ョンを記憶するステップと、 を備える処理によって作成されることを特徴とする方法。 2.サービス起始ノードと2つの供用ノードの間の通信を管理するための方法で あって、前記供用ノードは特定トリガについて同時にアクティブになることによ って前記サービス起始ノードへの応答を生成する方法において、 サービス・インタラクション原理を取り込むことによってサービス分類を表わ す各々のトリガについての制御オプションを決定し、前記サービス・インタラク ション原理は各トリガについて前記供用ノードの各々で1つまたは2つ以上の前 記サービス分類を実行する要件に基づくものであるステップと、 各トリガについて前記制御オプションの1つを選択するステップと、 前記制御オプションを参照して前記特定のトリガについて前記サービス・ノー ドの各々と各々に対応する前記サービス分類の1つの実行を制御して前記応答を 生成するステップと、 を備えることを特徴とする方法。 3.サービス交換ポイント(SSP)と2つのサービス制御ポイント(SCP) の間の通信を管理するための方法であって、前記SCPは特定トリガに対して同 時にアクティブになることで前記SSPへの応答を生成する方法において、 サービス・インタラクション原理を取り込むことにより前記サービス分類を表 わす制御オプションを決定し、前記サービス・インタラクション原理は各トリガ について前記SCPの各々で1つまたは2つ以上のサービス分類を実行する条件 に基づくものであるステップと、 各トリガについて前記制御オプションの1つを選択するステップと、 前記制御オプションを参照して前記特定のトリガについて前記サービス・ノー ドの各々と各々に対応する前記サービス分類の1つの実行を制御して前記応答を 生成するステップと、 を備えることを特徴とする方法。 4.前記制御ステップは (a)前記特定加入者について前記SCPの同時問い合せが要求される場合に はステップ(b)に続き、それ以外ではステップ(d)に進むステップと、 (b)前記SCPの各々に同時問い合せして前記SCPからの応答を受信する ステップと、 (c)前記SCPに問い合わせることによって得られた前記応答から前記SS Pについての前記応答を決定して前記応答を返すステップと、 (d)問い合わせるべき最初の前記SCPの1つを決定し、前記最初のSCP に問い合わせて最初の応答を受信するステップと、 (e)前記SCPのうちの第2のSCPに問い合わせるべき場合、ステップ( f)に進み、それ以外では前記最初の応答に基づいて前記応答を返すステップと 、 (f)必要に応じて前記最初のSCPから前記第2のSCPへ情報を渡し、前 記SCPのうちの第2のSCPに問い合わせ、第2の応答を受信し、前記最初の 応答と前記第2の応答に基づいて前記応答を返すステップと、 を備えることを特徴とする請求項3に記載の方法。 5.サービス起始ノードと複数の供用ノードの間の通信を管理するためのシステ ムであって、前記供用ノードは特定トリガについて同時にアクティブになること によって前記サービス起始ノードへの応答を生成するようにしたシステムにおい て、 サービス・インタラクション原理を取り込むことによってサービス分類を表わ す各々のトリガについての制御オプションを決定し、前記サービス・インタラク ション原理は各トリガについて前記供用ノードの各々で多くとも1つの前記サー ビス分類を実行する要件に基づくようにするための手段と、 前記決定するための手段に応答して前記制御オプションを参照して前記特定の トリガについて前記サービス・ノードの各々と各々に対応する前記サービス分類 の1つの実行を制御して前記応答を生成するための制御手段と、 を備えたことを特徴とするシステム。 6.サービス起始ノードと2つの供用ノードの間の通信を管理するためのシステ ムであって、前記供用ノードは特定トリガについて同時にアクティブになること によって前記サービス起始ノードへの応答を生成するようにしたシステムにおい て、 サービス・インタラクション原理を取り込むことによってサービス分類を表わ す各々のトリガについての制御オプションを決定し、前記サービス・インタラク ション原理は各トリガについて前記供用ノードの各々で1つまたは2つ以上の前 記サービス分類を実行する要件に基づくようにするための手段と、 前記決定するための手段に応答して、各トリガについて前記制御オプションの 1つを選択するための選択手段と、 前記選択するための手段に応答して、前記制御オプションを参照して前記特定 のトリガについて前記サービス・ノードの各々と各々に対応する前記サービス分 類の1つの実行を制御して前記応答を生成するための選択手段と、 を備えたことを特徴とするシステム。 【手続補正書】 【提出日】1999年2月10日 【補正内容】 (1)明細書39頁第7行〜第9行の「これを行なってしまうと、ITは1つま たは2つ以上の問い合わせ順序が残りの”真の”動作オプションについて存在す ることを保証できる。」を、 「これを行なってしまうと、1つまたは2つ以上の問い合わせ順序が残りの”真 の”動作オプションについて存在することを保証できる。」 と補正する。 (2)図7を別紙のとおり補正する。 【図7】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サービス交換ポイント(SSP)によって生成された問い合せを処理して 前記SSPを運用するための応答を作成するための方法であって、前記SSPは サービス分類のセットを実行するように協調して構成された複数のサービス制御 ポイント(SCP)によって供用され、前記SCPは各トリガについて同時にア クティブになり、前記問い合せは前記セットを呼び出す特定加入者によって行な われた特定のトリガに応答して発生する方法において、 指導者として機能するSCPサービス専門家により供給されるサービス・イン タラクション原理を取り込むことにより前記サービス分類を表わす制御オプショ ンを決定し、前記サービス・インタラクション原理は各トリガについて前記SC Pの各々での前記サービス分類の多くとも1つを実行する条件に基づくものであ るステップと、 前記加入者の各々について選択された実行可能な制御論理に前記制御オプショ ンの1つを格納するステップと、 前記特定加入者に関連した前記制御論理を運用して前記SCPの各々と前記サ ービス分類の各々に対応する1つの実行を制御することによって前記応答を生成 するステップと、 を備えることを特徴とする方法。 2.サービス起始ノードと2つの供用ノードの間の通信を管理するための方法で あって、前記供用ノードは特定トリガについて同時にアクティブになることによ って前記サービス起始ノードへの応答を生成する方法において、 指導者として機能する供用ノードのサービス専門家によって供給されたサービ ス・インタラクション原理を取り込むことによってサービス分類を表わす各々の トリガについての制御オプションを決定し、前記サービス・インタラクション原 理は各トリガについて前記供用ノードの各々で1つまたは2つ以上の前記サービ ス分類を実行する要件に基づくものであるステップと、 各トリガについて前記専門家によって前記制御オプションの1つを選択するス テップと、 前記制御オプションを参照して前記特定のトリガについて前記サービス・ノー ドの各々と各々に対応する前記サービス分類の1つの実行を制御して前記応答を 生成するステップと、 を備えることを特徴とする方法。 3.サービス交換ポイント(SSP)と2つのサービス制御ポイント(SCP) の間の通信を管理するための方法であって、前記SCPは特定トリガに対して同 時にアクティブになることで前記SSPへの応答を生成する方法において、 指導者として機能するSCPサービス専門家により供給されるサービス・イン タラクション原理を取り込むことにより前記サービス分類を表わす制御オプショ ンを決定し、前記サービス・インタラクション原理は各トリガについて前記SC Pの各々で1つまたは2つ以上のサービス分類を実行する条件に基づくものであ るステップと、 各トリガについて前記専門家によって前記制御オプションの1つを選択するス テップと、 前記制御オプションを参照して前記特定のトリガについて前記SCPの各々と 各々に対応する前記サービス分類の1つの実行を制御して前記応答を生成するス テップと、 を備えることを特徴とする方法。 4.前記制御ステップは (a)前記特定加入者について前記SCPの同時問い合せが要求される場合に はステップ(b)に続き、それ以外ではステップ(d)に進むステップと、 (b)前記SCPの各々に同時問い合せして前記SCPからの応答を受信する ステップと、 (c)前記SCPに問い合わせることによって得られた前記応答から前記SS Pについての前記応答を決定して前記応答を返すステップと、 (d)問い合わせるべき最初の前記SCPの1つを決定し、前記最初のSCP に問い合わせて最初の応答を受信するステップと、 (e)前記SCPのうちの第2のSCPに問い合わせるべき場合、ステップ( f)に進み、それ以外では前記最初の応答に基づいて前記応答を返すステップと 、 (f)必要に応じて前記最初のSCPから前記第2のSCPへ情報を渡し、前 記SCPのうちの第2のSCPに問い合わせ、第2の応答を受信し、前記最初の 応答と前記第2の応答に基づいて前記応答を返すステップと、 を備えることを特徴とする請求項20に記載の方法。 5.サービス起始ノードと複数の供用ノードの間の通信を管理するためのシステ ムであって、前記供用ノードは特定トリガについて同時にアクティブになること によって前記サービス起始ノードへの応答を生成するようにしたシステムにおい て、 指導者として機能する供用ノードのサービス専門家によって供給されたサービ ス・インタラクション原理を取り込むことによってサービス分類を表わす各々の トリガについての制御オプションを決定し、前記サービス・インタラクション原 理は各トリガについて前記供用ノードの各々で多くとも1つの前記サービス分類 を実行する要件に基づくようにするための手段と、 前記決定するための手段に応答して前記制御オプションを参照して前記特定の トリガについて前記サービス・ノードの各々と各々に対応する前記サービス分類 の1つの実行を制御して前記応答を生成するための制御手段と、 を備えたことを特徴とするシステム。 6.サービス起始ノードと2つの供用ノードの間の通信を管理するためのシステ ムであって、前記供用ノードは特定トリガについて同時にアクティブになること によって前記サービス起始ノードへの応答を生成するようにしたシステムにおい て、 指導者として機能する供用ノードのサービス専門家によって供給されたサービ ス・インタラクション原理を取り込むことによってサービス分類を表わす各々の トリガについての制御オプションを決定し、前記サービス・インタラクション原 理は各トリガについて前記供用ノードの各々で1つまたは2つ以上の前記サービ ス分類を実行する要件に基づくようにするための手段と、 前記決定するための手段に応答して、各トリガについて前記専門家によって前 記制御オプションの1つを選択するための選択手段と、 前記選択するための手段に応答して、前記制御オプションを参照して前記特定 のトリガについて前記サービス・ノードの各々と各々に対応する前記サービス分 類の1つの実行を制御して前記応答を生成するための選択手段と、 を備えたことを特徴とするシステム。
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