JPH1151300A - リーク監視装置 - Google Patents

リーク監視装置

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JPH1151300A
JPH1151300A JP20484997A JP20484997A JPH1151300A JP H1151300 A JPH1151300 A JP H1151300A JP 20484997 A JP20484997 A JP 20484997A JP 20484997 A JP20484997 A JP 20484997A JP H1151300 A JPH1151300 A JP H1151300A
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JP
Japan
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leak
sound
monitoring device
leakage
ultrasonic
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Application number
JP20484997A
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English (en)
Inventor
Yukio Sonoda
幸夫 園田
Makoto Ochiai
誠 落合
Masatake Sakuma
正剛 佐久間
Koji Hikuma
幸治 日隈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1151300A publication Critical patent/JPH1151300A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/04Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point
    • G01M3/24Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by detecting the presence of fluid at the leakage point using infrasonic, sonic, or ultrasonic vibrations

Abstract

(57)【要約】 【課題】バックグラウンドノイズの影響を受けにくい超
音波領域でガス等流体のリーク音を収集することによっ
て検出感度を向上させるとともに、空間に距離を置いて
配した複数のマイクで採取した音響信号に所定の信号処
理を施すことによって装置を動かすことなくリーク位置
を特定する。 【解決手段】ガスを内包する監視対象からの音響を超音
波マイク1a〜1nで収集し、さらに、この音響データ
から流体リーク時に発生する音の周波数成分を取り出し
て周波数解析処理を施し、可聴音域以上の周波数成分の
増大から流体リークを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高圧ガス等の流体を
使用するプラントのタンクや配管やバルブ等のガスを内
包する機器系統等の監視対象からリークするガスリーク
の発生を検知するとともに、そのリーク位置等を特定す
るリーク監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の音響信号を使用したガス
リーク監視装置はプラント機器系統からガスがリークす
る際のリーク音の可聴音域成分の増大からリークの発生
を検出していた。また、リーク位置の検出はマイクを動
かしてリーク音の最も強い角度を探すことによって特定
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリーク監視装置では、ガスリークの検出に使
用する可聴音域では、監視対象となる機器系統が正常時
に発するポンプ等のバックグラウンドノイズが大きいた
め、S/N比が低くて検出感度が悪いという課題があっ
た。さらに、リーク位置を特定するためには、リーク音
を収集するマイクを移動させる必要があり、マイクの駆
動部が必要であるので、装置が大型化して価格も高くな
ってしまうという課題があった。
【0004】そこで本発明の目的とするところは、バッ
クグラウンドノイズの影響を受けにくい超音波領域でガ
ス等流体のリーク音を収集することによって検出感度を
向上させるとともに、空間に距離を置いて配した複数の
マイクで採取した音響信号に所定の信号処理を施すこと
によって装置を動かすことなくリーク位置を特定するこ
とができるリーク監視装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応するリー
ク監視装置は、ガスを内包する監視対象からの音響を超
音波マイクで収集し、さらに、この音響データから流体
リーク時に発生する音の周波数成分を取り出して周波数
解析処理を施し、可聴音域以上の周波数成分の増大から
流体リークを検出するように構成したことを特徴とす
る。
【0006】この発明によれば、流体が流れる配管やバ
ルブを有する監視対象から出力される音響を超音波マイ
クにより採取する。このマイクからの出力信号は増幅さ
れ、A/D変換器でデジタル化された後、フィルタリン
グ部により高圧ガスのリーク時に発生する可聴音域以上
の高周波成分だけが抽出される。リーク検知部では、こ
の抽出された音響データに高速フーリエ変換(FFT)
等の周波数解析処理を施し、リークにより発生する音の
高周波成分の増大からリークの発生を検知する。
【0007】したがって、監視対象のポンプ等の機器系
統が正常時に発するバックグラウンドノイズの影響を受
けにくい超音波領域で収集した流体リーク音に基づいて
流体リークの有無を検出するので、その検出精度を向上
させることができる。
【0008】請求項2に対応するリーク監視装置は、ガ
スを内包する監視対象からの音響を収集する複数の超音
波マイクを、所定の間隔を置いて配置し、これらの各マ
イクで収集した各音響データ同士を時間軸方向に順次ず
らしながら加算して可聴音域以上の周波数成分の大きさ
を計算し、この時間軸方向にずらしたことで生じたリー
ク音源と各マイクとの距離の差に相当する各々の角度に
おける流体リーク音の強度を求めることにより、リーク
音強度の面分布を計測するように構成したことを特徴と
する。
【0009】この発明によれば、所定の間隔を置いて配
設された複数の超音波マイクによりそれぞれ収集された
各音響データ同士は時間軸方向に順次ずらされながら重
ね合され、信号が最も強調される時間差からリーク音源
と各超音波マイクまでの距離の差が求められることによ
り、各超音波マイクとリーク音源(リーク発生箇所)と
の角度が求められると共に、これら各リーク角度上のリ
ーク音強度が求められて、このリーク音強度の面分布が
計測される。
【0010】したがって、従来例のように複数の超音波
マイクを移動させることなく、流体リーク位置を検出す
ることができる。このために、超音波マイクを移動させ
る駆動装置が不要になるので、その分、コスト低減と装
置の小型軽量化を図ることができると共に、メンテナン
スの簡単化を図ることができる。
【0011】請求項3に対応するリーク監視装置は、請
求項2に記載したリーク監視装置において、音響データ
から算出した可聴音域以上の周波数成分の最大値を与え
る面分布上の点から、リーク位置の角度を特定する手段
を具備していることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、請求項2記載の発明に
おいて算出した可聴音域以上の周波数成分の最大値から
リーク位置の角度を特定することができる。
【0013】請求項4に対応するリーク監視装置は、請
求項2に記載したリーク監視装置において、複数の超音
波マイクを同一平面上に格子点状に配置したことを特徴
とする。
【0014】この発明によれば、上記請求項2における
複数の超音波マイクの格子点状配置の縦横それぞれの方
向のリーク角度を推定することができるので、リーク角
度の推定精度を向上させることができる。
【0015】請求項5に対応するリーク監視装置は、請
求項2に記載したリーク監視装置において、複数の超音
波マイクを同一平面上に蜂の巣状に配置したことを特徴
とする。
【0016】この発明によれば、上記請求項2における
複数の超音波マイクを蜂の巣状に配置することにより、
複数方向のリーク角度を推定することができるので、そ
の推定精度を向上させると共に、等価なリーク角度の推
定精度を得るために必要な超音波マイクの数を減少させ
ることができる。
【0017】請求項6に対応するリーク監視装置は、請
求項2〜5のいずれか1項に記載したリーク監視装置に
おいて、監視対象をカメラにより撮影し、このカメラか
らの画像にリーク音の強度分布を重ね合せることによ
り、リークの発生位置とリーク音の反射音の位置を特定
するように構成したことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、上記請求項2〜5のい
ずれかにおける監視装置において、カメラからの画像を
リーク音強度分布に重ね合せることにより、リークが発
生した位置とリーク音の反射の位置を特定することがで
きる。
【0019】請求項7に対応するリーク監視装置は、請
求項2〜6のいずれか1項に記載したリーク監視装置に
おいて、リーク音強度の平面分布を、監視対象の3次元
の機器配置情報を持つ設計データと照合することによ
り、リークの発生位置とリーク音の反射の位置を特定す
るように構成したことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、上記請求項2〜6のい
ずれかにおける監視装置において、監視装置の位置とリ
ーク音源の角度を、監視対象の3次元の機器配置に関す
る設計データと照合することにより、リーク発生箇所と
リーク音反射の位置を特定することができる。
【0021】請求項8に対応するリーク監視装置は、請
求項7に記載したリーク監視装置において、特定したリ
ーク位置と音響データ収集位置から超音波マイクとリー
ク音源の距離を算出し、その距離の自乗に反比例するリ
ーク音の減衰を補正してリーク音源におけるリーク音の
大きさを求め、このリーク音の大きさを、予め求めてお
いたリーク流量とリーク音の大きさとの相対関係と照合
することにより、リーク流量を推定するリーク流量推定
手段を具備していることを特徴とする。
【0022】この発明によれば、上記請求項7の発明に
おいて特定したリーク位置から音響データ収集位置まで
の距離の自乗に反比例して減衰する音の強さを補正して
リーク源での音の強さを算出し、このリーク音の強さを
予め求めておいたリーク流量とリーク音の関係を表すデ
ータと照合することにより、リーク流量を推定すること
ができる。
【0023】請求項9に対応するリーク監視装置は、請
求項2に記載したリーク監視装置において、複数の超音
波マイクを複数組に分けて所定間隔を置いて配置し、各
組の各超音波マイクで収集した音響データから特定した
リーク位置の各々の角度と複数組のマイクの間隔から、
リーク位置までの距離を特定するように構成したことを
特徴とする。
【0024】この発明によれば、上記請求項2における
複数組の超音波マイクをそれぞれ異なる場所に設置して
いるので、それぞれの組の超音波マイクにより収集した
音響データから特定したリーク位置の角度と各組の超音
波マイクの間隔に基づいてリーク位置までの距離を求め
ることができる。
【0025】請求項10に対応するリーク監視装置は、
請求項2に記載したリーク監視装置において、測定した
リーク音強度の平面分布を、各リーク音強度に各々対応
する色で塗り分けて、色の分布図として表示するように
構成したことを特徴とする。
【0026】この発明によれば、上記請求項2の発明で
求めたリーク音の強さの面分布を、モニター画面上で強
さに対応する色で表した色分布として表示することがで
きる。
【0027】請求項11に対応するリーク監視装置は、
請求項6または7または10に記載したリーク監視装置
において、監視対象の映像または設計図面または色分布
図を表示するモニター上で、ポインティング装置を用い
てモニター上の任意の位置を指定することにより、その
推定位置に対応する角度のリーク音を可聴音域の音に変
換して出力するように構成したことを特徴とする。
【0028】この発明によれば、上記請求項6または7
または10における発明で求めた監視対象の画像または
設計図面またはリーク音強度を色で表した色分布の表示
画面上の任意の位置をマウス等のポインティング装置で
指定することにより、この推定位置に対応する角度のリ
ーク音を可聴音域の音に変換して出力することができ
る。
【0029】請求項12に対応するリーク監視装置は、
請求項2に記載したリーク監視装置において、複数の超
音波マイク同士を、リーク音源から各超音波マイクに達
する音波が有意な角度差を持つだけの間隔を置いて配置
することにより、音響データ位置からリーク音源までの
距離を特定するように構成したことを特徴とする。
【0030】この発明によれば、上記請求項2における
超音波マイクの間隔を大きくして音源から各超音波マイ
クに到達する音波に有意な角度差を持たせることによ
り、各超音波マイクに到達する音の時間差に基づいてリ
ーク音源までの距離を特定することができる。
【0031】請求項13に対応するリーク監視装置は、
請求項9に記載したリーク監視装置において、複数組の
超音波マイクにより異なる角度で収集したリーク音の強
度をスキャンすることにより、深さ方向の音の強度の3
次元分布を求めるように構成したことを特徴とする。
【0032】この発明によれば、例えば2組の超音波マ
イクでそれぞれ求めた異なる角度のリーク音強度を組み
合せて空間中の特定の距離の点の強度をスキャンしてい
くことにより、リーク音強度の3次元分布を計測するこ
とができる。
【0033】請求項14に対応するリーク監視装置は、
請求項13に記載したリーク監視装置において求めたリ
ーク音強度の3次元分布をモニターに表示するように構
成したことを特徴とする。
【0034】この発明によれば、上記請求項13の発明
で計測したリーク音強度の3次元分布をモニターに表示
することができる。このために、モニターを見ることに
より空間的なリーク音の強度分布を視覚的に認識するこ
とができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を図
1〜図14に基づいて説明する。なお、これらの図中、
同一又は相当部分には同一符号を付している。
【0036】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の
実施形態に係るリーク監視装置Aのブロック構成図であ
る。このリーク監視装置Aは高圧ガス等の流体が流れる
配管や弁等を有するプラント系統機器等の監視対象に、
複数の無指向性超音波マイク1a,1b…1nをある間
隔で配置して音響データ収集部1を構成している。この
音響データ収集部1の出力側は、各超音波マイク1a,
1b…1nによって得られた音響信号を増幅する信号増
幅器2、この信号増幅器2からの出力信号を離散化して
デジタル信号にするA/D変換器3を介してコンピュー
タ4に接続している。このコンピュータ4は、フィルタ
リング部5、リーク検知部6、リーク角度推定部7をそ
れぞれ有し、リーク角度推定部7にモニター8を接続し
ている。フィルタリング部5は例えば高圧ガスが監視対
象からリークした時に発生する音(リーク音)の高周波
成分、例えば30KHz〜50KHzの超音波成分だけ
を抽出するものである。リーク検知部6およびリーク角
度推定部7は、次のような原理に従ってガスリークの有
無を検知し、リーク角を推定する。
【0037】すなわち、図2に示すように、例えば2本
の超音波マイク1aと1bとを例えば水平平面H上にて
所定間隔dを置いて平行に並設しており、この水平平面
H上に、リーク位置Rから垂直方向に投影した点Hp
と、これら各マイク1a,1bの中心軸とのなす角度を
各々θとする。同様に、超音波マイク1cと1aとを水
平平面Hと直交する垂直平面V上に所定間隔dで平行に
並設し、この垂直平面V上に、リーク位置Rから垂直方
向に投影した点Vpと両超音波マイク1a,1cの中心
軸とのなす角度を各々φとする。
【0038】次に、超音波マイク1a,1bを使って、
上記角度θを求める方法を説明する。ここで、リーク音
源と各超音波マイク1a,1bとの距離は超音波マイク
1a,1b同士間の距離dに対して十分に大きいため、
リーク音は平行波として超音波マイク1a,1bに同じ
角度で入射すると見做せるものとする。この場合、リー
ク音源から超音波マイク1a,1bの行程差lは、次の
(1)式により求めることができる。
【0039】
【数1】l=d・sin(θ) ……(1)
【0040】また、音速をvとすると、超音波マイク1
a,1bにリーク音が到達する時間差Tdは、次の
(2)式により求めることができる。
【0041】
【数2】Td=d・sin(θ)/v ……(2)
【0042】さらに、A/D変換器3のサンプリング周
波数をFsとすると、行程差lに含まれるデータの数N
は、次の(3)式により求められる。
【0043】
【数3】N=Td・Fs ……(3)
【0044】したがって、超音波マイク1bで収集した
データをN点進めると、超音波マイク1aで収集したデ
ータの位相と等しくなる。
【0045】リーク検知部6およびリーク角度推定部7
では、以上の原理を利用する。そして、超音波マイク1
a,1bで収集した音響データを時間軸方向にずらしな
がら加算していくと、位相の異なる間は互いに打ち消し
合って加算した信号の出力は小さくなり、位相が一致し
たところで重なり合って出力が多くなる。リーク検知部
6ではこの加算した出力が通常(所定値)よりも大きく
なったことによってリークを検出し、リーク角度推定部
7ではずらした点数からリーク位置の角度を求めること
ができる。ここで、時間軸方向にずらす音響データの点
数は1波長(L)以下とし、加算した信号のピークが複
数現れないようにする。したがって、このリーク監視装
置Aがカバーできる角度θの範囲は次の(4)式で表す
ことができる。
【0046】
【数4】|θ|=sin-1(L/D) ……(4)
【0047】一方、ガスリーク有無の検出は、リーク音
の周波数に相当する帯域のRMS(root mean square)
値が通常レベル(所定値)よりも大きいときに、ガスリ
ーク有りとして検知することができる。あるいは、音響
データ信号を高速フーリエ変換(FFT)等の周波数解
析処理を施してパワースペクトル密度を求め、リーク周
波数に相当する帯域のスペクトルのピーク値が通常レベ
ル(所定値)よりも大きいときに、リーク有りと検知す
ることもできる。
【0048】したがって、仮に音響データ同士をNAB
ずらしたところで加算した信号の出力が最大になったと
すれば、リークの角度θは、次の(5)式で求めること
ができる。
【0049】
【数5】θ=sin-1(vNAB/dFs) ……(5)
【0050】以上により、2本の超音波マイク1a,1
bの中心軸を含む水平平面H上へ投影されたリーク音源
の位置Rと、超音波マイク1a,1bの各中心軸がなす
角度θを特定することができる。
【0051】これと同様にして、リーク位置Rから超音
波マイク1a,1cを含む垂直平面V上へ投影された点
Vpと、超音波マイク1a,1cの中心軸がなす角度φ
を特定することができる。
【0052】次にこのリーク装置Aの動作を説明する。
【0053】まず、音響データ収集部1では、超音波マ
イク1a〜1nによって高圧ガスのリーク時に発するリ
ーク音を採取し、アナログの電気信号に変換する。増幅
器2ではこの電気信号を増幅し、A/D変換器3で離散
化してデジタル信号に変換する。このデジタル信号はコ
ンピュータ4に取り込み、そのフィルタリング部5で高
圧のガスリーク時に発生するリーク音の高周波成分、例
えば30KHzから50KHzの成分だけを取り出して
リーク検知部6とリーク角度推定部7とに与える。リー
ク検知部6は上記原理に従ってガスリークを検知し、リ
ーク角度推定部7は上記原理に従ってリーク角を求める
と共に、後述する方法によりリーク音強度分布10を求
め、モニター8に表示する。
【0054】図3は本実施形態により求めたリーク音の
強度分布10をモニター8により表示する場合の一表示
例を示している。このリーク音強度分布10は、超音波
マイク1aと1bで採った音響データからθを含む水平
平面Hに垂直な角度のリーク音の強度分布11が求ま
り、超音波マイク1a,1cで採った音響データからφ
を含む垂直平面Vに垂直な方向のリーク音の強度分布1
2が求まる。したがって、これらの両強度分布を重ね合
せることによってリーク音強度の平面分布を求めること
ができる。そして、リーク角度推定部7では、θとφか
ら3次元的なリークの角度を特定することができ、リー
ク位置を、超音波マイク1a,1bが捕えたリーク音強
度の平面分布の最大値を与える点として同定することが
できる。
【0055】(第2の実施形態)図4は第2の実施形態
に係るリーク監視装置Bの構成図である。このリーク監
視装置Bは、複数の超音波マイク1a1〜1nmの音響収集
端面を同一平面上で格子点状、つまり、縦横方向に所定
の間隔をおいてm行n列(n×m本)で並設し、リーク
角推定精度の向上を図った点に特徴がある。ここで横並
びを列、縦並びを行という。
【0056】すなわち、このリーク監視装置Bは、第1
の実施形態で2本の超音波マイク1aと1bだけでリー
ク角度を特定したが、例えば第1列1aに並設された複
数の超音波マイク1a1〜1anの出力信号を加算すること
によって、各超音波マイク1a1〜1anの中心軸を含む平
面に投影したリーク位置Rの角度をより高い精度で推定
できるようになる。また、第2列1b、第3列1c…第
n列の超音波マイクの信号についても同じ処理を施せ
ば、1列だけのマイクを利用するよりも、さらに精度の
高いリーク角推定が可能になる。
【0057】そして、各行m方向に並んだ超音波マイク
1a1〜1nmの信号から、上記列n方向平面と直交する平
面へ投影したリーク位置Rのリーク角度が求められる。
したがって、超音波マイク1a1〜1nmを格子点状に配置
することによって、リーク位置の角度をより高い精度で
推定することができる。
【0058】(第3の実施形態)図5は本発明の第3の
実施形態に係るリーク監視装置Cの構成図である。これ
は複数の超音波マイク1a1〜1nmを蜂の巣状に並べ、例
えば水平方向、右60度方向、左60度方向の3方向に
並んだ超音波マイク1a1〜1nmの信号に第2の実施形態
のリーク監視装置Bと同様の処理を施すことによってリ
ーク角推定精度を向上させることができるとともに、仮
に上記第2実施形態と同程度の推定精度を得る場合には
より少ない超音波マイク数で可能にさせる点に特徴があ
る。
【0059】(第4の実施形態)図6は本発明の第4の
実施形態に係るリーク監視装置Dの構成図である。この
リーク監視装置Dは上記各リーク監視装置A〜Cのいず
れかに、監視対象の画像を撮るためのデジタルカメラ1
3、画像データ入力部14、リーク位置推定部15を新
たに設けた点に特徴がある。
【0060】すなわち、デジタルカメラ13により撮影
した監視対象の映像を画像データ入力部14によりリー
ク位置推定部15に与え、リーク位置推定部15はこの
監視対象の映像上に、リーク検知部6からのリーク音平
面分布を重ね合せることによってモニター8上にリーク
位置を表示する。重ね合せの方法は、事前に幾つかの場
所にノイズ発生器等の基準音源を置き、超音波マイク1
a〜1nによるリーク角推定の結果とデジタルカメラ1
3の画像に写った音源位置とを合せたデータを参照する
ことにより行う。これによって、リーク位置が視覚的に
確認できるだけでなく、リーク位置以外のリーク音強度
の高い箇所から構造物によるリーク音の反射の位置を知
ることができる。
【0061】(第5の実施形態)図7は本発明の第5の
実施形態に係るリーク監視装置Eの構成図である。この
リーク監視装置Eは、上記図6で示すデジタルカメラ1
3と画像データ入力部14とを、監視対象構造物の3次
元での位置や大きさがわかる設計情報データを格納した
データベース16と、このデータベース16から読み出
した設計データをリーク位置推定部15に与える設計デ
ータ入力部17とにそれぞれ置換した点に特徴がある。
【0062】リーク位置推定部15は、リーク検知部6
から読み込んだリーク音強度分布を、設計データ入力部
17を介して設計データベース16から読み込んだ監視
対象の3次元の機器配置情報を有する設計データと照合
することにより、リーク位置を推定してモニター8に表
示するものである。
【0063】したがって、このリーク監視装置Eによれ
ば、リーク位置が監視対象構造物のどの箇所であるかを
示すだけでなく、リーク位置以外のリーク音強度の高い
箇所は構造物によるリーク音の反射位置であることを知
ることができる。
【0064】(第6の実施形態)図8は本発明の第6の
実施形態に係るリーク監視装置Fの構成図である。この
リーク監視装置Fは上記第5の実施形態に係るリーク監
視装置Eに新たにリーク流量推定部18を設けた点に特
徴がある。リーク流量推定部18は、リーク位置推定部
15が設計データ入力部17を介して設計データベース
16から読み込んだ設計データとリーク音強度分布との
照合により求めたリーク位置を受けて、監視位置からこ
のリーク位置までの距離の二乗に反比例して減衰する効
果を補正して、リーク音源における音の強度を算出す
る。次に、このリーク音強度を、予め試験により求めて
おいたリーク流量とリーク音強度との相対関係データに
照合することにより、リークの流量を推定するものであ
り、このリーク流量はモニター8に表示される。
【0065】したがって、このリーク監視装置Fによれ
ば、ガス等のリーク位置とそのリーク流量とを共にモニ
ター8に表示することができる。
【0066】(第7の実施形態)図9は本発明の第7の
実施形態に係るリーク監視装置Gの構成図である。これ
は上記各リーク監視装置A〜Cにおける音響テータ収集
部1を複数組X,Y設けた点に特徴がある。
【0067】すなわち、各組X,Yの音響データ収集部
1X,1Yは、複数の超音波マイク1aX,1bX…1
nX、1aY,1bY…1nYをそれぞれ所定形状に配
列させている。リーク角度推定部7は各組X,Yの音響
データ収集部1X,1Yで採取した音響データから算出
したリーク位置の角度をψa およびψb 、2つの音響デ
ータ収集部1X,1Yの間の距離をDxとしたときに、
2つの音響データ収集部1X,1Yを結ぶ直線からリー
ク位置までの距離Lを、次の(6)式で求め、モニター
8に表示する。
【0068】
【数6】 L=D/(tanψa −tanψb ) ……(6)
【0069】(第8の実施形態)図10は本発明の第8
の実施形態におけるリーク音強度分布表示画面19の一
例を示す。このリーク音強度分布表示画面19は、図3
で示すようにリーク音強度分布10をモニター8に表示
する場合に、このリーク音強度分布10を、各リーク音
強度にそれぞれ対応する色で色分けして表わした点に特
徴がある。つまり、リーク音強度が同一の場合には同一
色をなし、リーク音強度が相違する場合には相違色で表
わすので、リーク音強度分布を視認し易い。
【0070】(第9の実施形態)図11は本発明の第9
の実施形態に係るリーク監視装置Hの構成図である。こ
のリーク監視装置Hは上記第4,第5または第8の実施
形態により求めた監視対象の画像、設計図面またはリー
ク音の強度を色別で表した色分布の表示画面19の任意
の箇所を、マウス等のポインティング装置20により指
定することにより、その指定された箇所のリーク角度に
対応するリーク音を、音響データ変換部21により可聴
音域の音に変換し、音響テータ再現部22によりスピー
カー23から出力して可聴し得るようになっている。
【0071】したがって、この実施形態によれば、任意
のリーク角におけるリーク音を可聴音域で聴き取ること
ができる。
【0072】(第10の実施形態)図12は本発明の第
10の実施形態に係るリーク監視装置Iの構成図であ
る。このリーク監視装置Iは、それぞれ1本の超音波マ
イクからなる音響データ収集部1A,1Bのそれぞれの
超音波マイクにより採取した音響データからリーク位置
の角度を算出し、さらにこのリーク位置の角度からリー
ク位置までの距離を求める。ここで、超音波マイク1
A,1Bが特定したリーク角度をψA およびψB、2つ
の超音波マイク1A,1Bの間の距離をδとすると、2
つの音響データ収集部を結ぶ直線からリーク位置までの
距離Lを、次の(7)式により求めてモニター8に表示
する。
【0073】
【数7】 L=δ/(tanψA −tanψB )……(7)
【0074】したがって、この実施形態によれば、モニ
ター8を見ることにより、音響データ収集部1A,1B
からリーク位置までの距離Lを容易に知ることができ
る。
【0075】(第11の実施形態)図13は本発明の第
11の実施形態に係るリーク距離推定の原理図である。
この実施形態は、図2に示した原理に従って、各超音波
マイク1a,1bからリーク音強度の平面分布が得られ
ているものとし、ここで、空間中の探査すべきリーク点
Rと、超音波マイク1aのなす立体角をφ、同じく、超
音波マイク1bとの立体角をψとすると、超音波マイク
1aで求めた角度φ方向のリーク音強度と、超音波マイ
ク1bで求めた角度ψ方向のリーク音強度の和として探
査すべきリーク点Rのリーク音強度を求めることができ
る。このとき探査すべきリーク点までの距離をC、超音
波マイク1a,1bの間隔をDとして、距離Xを次の
(8)式で求める。
【0076】
【数8】 X=D/(tanφ−tanψ) ……(8)
【0077】したがって、超音波マイク1a,1bで求
めたリーク立体角φと、ψを選ぶことによって深さ方向
の距離を変化させることができ、リーク音強度の3次元
分布を計測することができる。
【0078】図14はこのリーク音強度の3次元分布を
モニター8に表示する場合の表示画面24の例である。
この表示画面24はモニター8の画面上に、図10で示
す表示画面19と同様にリーク音強度を3次元分布を音
の強さに対応する色で表すと共に、この表示画面19の
複数枚を、音響データ収集位置からの各距離X1 ,X2
,X3 ,X4 …Xn に応じた位置での平面分布図とし
て表示することができる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、ポンプなどの機器の動
作音を含むバックグラウンドノイズの少ない超音波領域
において、複数の超音波マイクにより得た各音響データ
の周波数解析により高圧ガスのリークを検知するので、
これら超音波マイクを移動させる駆動部無しで広範囲か
つ高精度でリーク位置等を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るリーク監視装置
の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施形態によるリーク角度の推
定原理を示す図。
【図3】本発明の第1の実施形態によりリーク音強度分
布をモニターで表示する場合の表示例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るリーク監視装置
の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施形態に係るリーク監視装置
の構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第4の実施形態に係るリーク監視装置
の構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第5の実施形態に係るリーク監視装置
の構成を示すブロック図。
【図8】本発明の第6の実施形態に係るリーク監視装置
の構成を示すブロック図。
【図9】本発明の第7の実施形態に係るリーク監視装置
の構成を示すブロック図。
【図10】本発明の第8の実施形態に係るリーク監視装
置のモニターによるリーク音強度分布の表示例を示す
図。
【図11】本発明の第9の実施形態に係るリーク監視装
置の構成とモニター表示例とを示すブロック図。
【図12】本発明の第10の実施形態に係るリーク監視
装置の構成を示すブロック図。
【図13】本発明の第11の実施形態に係るリーク監視
装置のリーク距離の推定原理を示す図。
【図14】本発明の第11の実施形態のモニターに表示
されるリーク音の3次元強度分布の表示例を示す図。
【符号の説明】
A,B,C,D,E,F,G,H,I リーク監視装置 1,1X,1Y 音響データ収集部 1a,1b…1n、1a1…1nm、1aX…1nY 超音波マ
イク 2 信号増幅器 3 A/D変換器 4 コンピュータ 5 フィルタリング部 6 リーク検知部 7 リーク角度推定部 8 モニター 13 デジタルカメラ 14 画像データ入力部 15 リーク位置推定部 16 設計データベース 17 設計データ入力部 18 リーク流量推定部 20 ポインティング装置 21 音響データ変換部 22 音響データ再生部 23 スピーカー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日隈 幸治 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスを内包する監視対象からの音響を超
    音波マイクで収集し、さらに、この音響データから流体
    リーク時に発生する音の周波数成分を取り出して周波数
    解析処理を施し、可聴音域以上の周波数成分の増大から
    流体リークを検出するように構成したことを特徴とする
    リーク監視装置。
  2. 【請求項2】 ガスを内包する監視対象からの音響を収
    集する複数の超音波マイクを、所定の間隔を置いて配置
    し、これらの各マイクで収集した各音響データ同士を時
    間軸方向に順次ずらしながら加算して可聴音域以上の周
    波数成分の大きさを計算し、この時間軸方向にずらした
    ことで生じたリーク音源と各マイクとの距離の差に相当
    する各々の角度における流体リーク音の強度を求めるこ
    とにより、リーク音強度の面分布を計測するように構成
    したことを特徴とするリーク監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載したリーク監視装置にお
    いて、音響データから算出した可聴音域以上の周波数成
    分の最大値を与える面分布上の点から、リーク位置の角
    度を特定する手段を具備していることを特徴とするリー
    ク監視装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載したリーク監視装置にお
    いて、複数の超音波マイクを同一平面上に格子点状に配
    置したことを特徴とするリーク監視装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載したリーク監視装置にお
    いて、複数の超音波マイクを同一平面上に蜂の巣状に配
    置したことを特徴とするリーク監視装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1項に記載した
    リーク監視装置において、監視対象をカメラにより撮影
    し、このカメラからの画像にリーク音の強度分布を重ね
    合せることにより、リークの発生位置とリーク音の反射
    音の位置を特定するように構成したことを特徴とするリ
    ーク監視装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれか1項に記載した
    リーク監視装置において、リーク音強度の平面分布を、
    監視対象の3次元の機器配置情報を持つ設計データと照
    合することにより、リークの発生位置とリーク音の反射
    の位置を特定するように構成したことを特徴とするリー
    ク監視装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載したリーク監視装置にお
    いて、特定したリーク位置と音響データ収集位置から超
    音波マイクとリーク音源の距離を算出し、その距離の自
    乗に反比例するリーク音の減衰を補正してリーク音源に
    おけるリーク音の大きさを求め、このリーク音の大きさ
    を、予め求めておいたリーク流量とリーク音の大きさと
    の相対関係と照合することにより、リーク流量を推定す
    るリーク流量推定手段を具備していることを特徴とする
    リーク監視装置。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載したリーク監視装置にお
    いて、複数の超音波マイクを複数組に分けて所定間隔を
    置いて配置し、各組の各超音波マイクで収集した音響デ
    ータから特定したリーク位置の各々の角度と複数組のマ
    イクの間隔から、リーク位置までの距離を特定するよう
    に構成したことを特徴とするリーク監視装置。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載したリーク監視装置に
    おいて、測定したリーク音強度の平面分布を、各リーク
    音強度に各々対応する色で塗り分けて、色の分布図とし
    て表示するように構成したことを特徴とするリーク監視
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項6または7または10に記載し
    たリーク監視装置において、監視対象の映像または設計
    図面または色分布図を表示するモニター上で、ポインテ
    ィング装置を用いてモニター上の任意の位置を指定する
    ことにより、その指定位置に対応する角度のリーク音を
    可聴音域の音に変換して出力するように構成したことを
    特徴とするリーク監視装置。
  12. 【請求項12】 請求項2に記載したリーク監視装置に
    おいて、複数の超音波マイク同士を、リーク音源から各
    超音波マイクに達する音波が有意な角度差を持つだけの
    間隔を置いて配置することにより、音響データ位置から
    リーク音源までの距離を特定するように構成したことを
    特徴とするリーク監視装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載したリーク監視装置に
    おいて、複数組の超音波マイクにより異なる角度で収集
    したリーク音の強度をスキャンすることにより、深さ方
    向の音の強度の3次元分布を求めるように構成したこと
    を特徴とするリーク監視装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載したリーク監視装置
    において、求めたリーク音強度の3次元分布をモニター
    に表示するように構成したことを特徴とするリーク監視
    装置。
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