JPH1151283A - 送液管系用コネクター - Google Patents

送液管系用コネクター

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Publication number
JPH1151283A
JPH1151283A JP9213688A JP21368897A JPH1151283A JP H1151283 A JPH1151283 A JP H1151283A JP 9213688 A JP9213688 A JP 9213688A JP 21368897 A JP21368897 A JP 21368897A JP H1151283 A JPH1151283 A JP H1151283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
plug
pipe
main body
pipe system
Prior art date
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Pending
Application number
JP9213688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Uchida
田 重 樹 内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN O IND CO
SANOU KOGYO KK
Original Assignee
SAN O IND CO
SANOU KOGYO KK
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Publication date
Application filed by SAN O IND CO, SANOU KOGYO KK filed Critical SAN O IND CO
Priority to JP9213688A priority Critical patent/JPH1151283A/ja
Publication of JPH1151283A publication Critical patent/JPH1151283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の暖房用ヒーター配管系におけるコネ
クターをヒーター等の装置から取外すことなく配管系内
の気体を抜出すことのできるコネクターを提供する。 【解決手段】 筒状のコネクター本体11の一端側に管
材を接続する管材接続部16が設けられ、他端側に自動
車用ヒーター18に接続される装置接続部20を設けた
コネクター10において、コネクター本体11の管材接
続部16の一端に、プラグ27を回転させて引き出すこ
とにより内部気体を放出できる気体放出部12を設けて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送液管系用コネク
ターに係り、特に、自動車の配管系に設けられるコネク
ターに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車内の暖房には温水(約90〜10
0℃)を利用するヒーターが使用されている。そして、
温水は自動車のエンジン冷却用に使用される冷却水が暖
められたものであって、この温水が暖房用ヒーターに送
られ温水で暖められた空気が自動車の車内に吹出され
て、車内の暖房が行われるようになっている。
【0003】ここで、エンジンとヒーターとの間の配管
系に設けられヒーターに接続されるコネクターとして
は、例えば、図7及び図8に示すようなものが知られて
いる。このコネクター1は、プラスチック材よりなる細
長い筒形であって、一端側は管材接続部2とされ、この
管材接続部2の外周面の端部には円周方向に突出させた
抜止め3が形成されている。そして、この管材接続部2
の外周面にゴム管4が嵌挿され、この嵌挿されたゴム管
4の外周面に止め金具5を装着し、この止め金具5でゴ
ム管4をコネクター1へ締付けることにより、コネクタ
ー1とゴム管4とが密着するようになっている。
【0004】一方、他端側は、ヒーター6に設けられて
いるコネクター接続部7に嵌合される装置接続部8とさ
れており、この装置接続部8の内周面にはOリング9が
装着されている。そして、この装置接続部8をヒーター
6のコネクター接続部7へ嵌挿させることにより、コネ
クター1はヒーター6に接続され、ゴム管4を通して送
られてくる温水をコネクター1を介して漏れることなく
ヒーター6へ送ることができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の配管
系内には、残留及び侵入した空気を含む温水が流れてい
てこの空気が配管系内に溜ることがあり、配管系内に空
気が溜ると温水の流れが悪くなったり、場合によっては
全く流れなくなることがある。この場合、配管系内の空
気を抜く必要がある。しかし、コネクター1は、空気を
抜くことを前提とした構造になっていないので、コネク
ター1をヒーター6のコネクター接続部7から取外して
配管系内の空気を抜いているが、その作業は、周辺に機
器があるために作業しにくく多大の手間を必要とする等
の課題があった。
【0006】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、コネクターを装置から取外すことな
く簡単に配管系内の気体を配管系内から抜出すことので
きるコネクターを提供することを目的としてなされたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術の課題を
解決するため本発明のコネクターは、コネクター本体に
気体放出部を設けている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコネクターの一つ
の実施の形態を図1〜図6を参照して説明する。
【0009】図1及び図2に示すように、コネクター1
0は、コネクター本体11と、気体放出部12とを有し
ている。コネクター本体11は、プラスチック材よりな
り、図1に示すようにL字形状の筒体であって、長管部
13と、この長管部13に直交する短管部14とを一体
的に備えている。そして、長管部13の一端側(図1の
左側)は、管材としてのゴム管15が嵌挿される管材接
続部16とされており、この管材接続部16の端部の外
周面には、円周方向に突出した抜止め17が形成されて
いる。そして、この管材接続部16にゴム管15が嵌挿
され、図示しない止め金具によりゴム管15をコネクタ
ー本体11に締付けるようになっている。
【0010】一方、短管部14は、ヒーター18に設け
られるコネクター接続部19に嵌合される装置接続部2
0とされ、この装置接続部20の内周面には大径孔部2
1と、これに続く小径孔部22とが2段形状に形成され
ている。そして、大径孔部21と小径孔部22との間に
形成される段部23にはOリング24とスリーブ25が
大径孔部21内にあるように装着されており、大径孔部
21、スリーブ25、Oリング24及び小径孔部22の
内周面にヒーター18のコネクター接続部19が挿入さ
れるようになっている。
【0011】気体放出部12は、配管系内の空気を抜く
ためのものであって、長管部13の他端側(図1の上
側)に設けられ、プラグ装着部26と、プラグ27とを
備えている。プラグ装着部26は、図1、図3及び図4
に示すように、コネクター本体11の長管部13の内周
面に凸条28を螺旋状に例えば2条形成したものであ
る。また、プラグ27はプラスチック材よりなり、プラ
グ本体29と、フランジ30と、つまみ31とを備えて
いる。
【0012】プラグ本体29は、ほぼ円柱形状で、その
外周面にはプラグ装着部26の凸条部28と係合される
凹溝32が螺旋状に例えば2条形成されており、このプ
ラグ本体29に続いてコネクター本体11の長管部13
の外径に相当する直径の前記フランジ30が一体に形成
されている。そして、このフランジ30には直立する板
形状の前記つまみ31が一体に形成されている。また、
プラグ本体29の外周面のフランジ30の近傍にはシー
ル用Oリング33が装着されている。
【0013】気体放出部12はこのように構成されてい
るので、プラグ本体29の凹溝32をプラグ装着部26
の凸条28に係合させてプラグ27のフランジ30がプ
ラグ装着部26の端面に当接するようにつまみ31をつ
まんでプラグ27を回すと、図3に示すように気体放出
部12は密閉されるので、Oリング33によるシール作
用で空気及び温水が外部へ放出されることはない。そし
て、プラグ27のつまみ31を持ってプラグ27を90
°回すとプラグ27は図4に示すように移動し、フラン
ジ30とプラグ装着部26の端面との間は開放となるの
で、配管系内の空気は、プラグ装着部26の内周面とO
リング33との間の僅かな隙間から外部へ放出される。
この場合、温水はプラグ装着部26が上方へ開放されて
いるために外部へ放出されることはない。
【0014】なお、コネクター10は、プラスチック材
であって、コネクター本体11と、プラグ27とは成形
により作られるようになっている。その時、気体放出部
12を必要としないコネクター10を製造する場合に
は、コネクター本体11の成形時に、図6に示すように
気体放出部12を塞ぐ盲板部34がコネクター本体11
と一体に成形できるようになっている。
【0015】また、本実施の形態では、コネクター本体
11及びプラグ27は、プラスチック材で成形されるも
のとしたが、金属材で形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコネクタ
ーは、コネクター本体の所定の位置に気体放出部を設け
たので、コネクターを所要の装置から取外すことなく配
管系内の気体のみを簡単に外部へ放出させることがで
き、このコネクターは従来のコネクターに気体放出部を
設けただけの簡単な構造なので、安価に製造することが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクターの一つの実施の形態を示す
断面図。
【図2】図1の下面図。
【図3】気体放出部のプラグを閉とした場合の断面部分
図。
【図4】気体放出部のプラグを開とした場合の断面部分
図。
【図5】図3のA視平面図。
【図6】図2のB部に盲板部を形成した場合の端面図。
【図7】ヒーターと従来のコネクターとゴム管による配
管系の外形図。
【図8】従来のコネクターの部分断面図。
【符号の説明】
10 コネクター 11 コネクター本体 12 気体放出部 16 管材接続部 19 コネクター接続部 20 装置接続部 26 プラグ装着部 27 プラグ 29 プラグ本体 30 フランジ 31 つまみ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のコネクター本体の一端側に管材を接
    続する管材接続部が設けられ、他端側に所要の装置に接
    続される装置接続部を設けたコネクターにおいて、コネ
    クター本体に気体放出部を設けたことを特徴とする送液
    管系用コネクター。
  2. 【請求項2】前記コネクター本体を、管材接続部を下端
    に有する上下方向の長管部と、この長管部に交わる短管
    部とから構成し、短管部に前記装置接続部を設け、長管
    部の上端を気体放出部とし、この気体放出部は、長管部
    上端の筒状プラグ装着部と、このプラグ装着部内へ上下
    に出没可能にはめ込まれたプラグとにより構成し、プラ
    グ外周にはシール用Oリングを装着した請求項1記載の
    送液管系用コネクター。
JP9213688A 1997-08-07 1997-08-07 送液管系用コネクター Pending JPH1151283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9213688A JPH1151283A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 送液管系用コネクター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9213688A JPH1151283A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 送液管系用コネクター

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1151283A true JPH1151283A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16643347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9213688A Pending JPH1151283A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 送液管系用コネクター

Country Status (1)

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JP (1) JPH1151283A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003080726A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置およびインクジェト記録装置の製造方法
KR200451922Y1 (ko) * 2010-10-19 2011-01-19 (주)나이테산기개발 대형 인쇄기에 설치되는 잉크용기용 연결장치

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Effective date: 20070109

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