JPH11512663A - 平削り機械、特に手持ち式平削り機械 - Google Patents

平削り機械、特に手持ち式平削り機械

Info

Publication number
JPH11512663A
JPH11512663A JP9513859A JP51385997A JPH11512663A JP H11512663 A JPH11512663 A JP H11512663A JP 9513859 A JP9513859 A JP 9513859A JP 51385997 A JP51385997 A JP 51385997A JP H11512663 A JPH11512663 A JP H11512663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planing
shaft
wedge
groove
machine according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP9513859A
Other languages
English (en)
Inventor
ツァイザー アドルフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPH11512663A publication Critical patent/JPH11512663A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C5/00Milling-cutters
    • B23C5/006Details of the milling cutter body
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27GACCESSORY MACHINES OR APPARATUS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; TOOLS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; SAFETY DEVICES FOR WOOD WORKING MACHINES OR TOOLS
    • B27G13/00Cutter blocks; Other rotary cutting tools
    • B27G13/005Tools composed of two or more rotating discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27GACCESSORY MACHINES OR APPARATUS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; TOOLS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; SAFETY DEVICES FOR WOOD WORKING MACHINES OR TOOLS
    • B27G13/00Cutter blocks; Other rotary cutting tools
    • B27G13/02Cutter blocks; Other rotary cutting tools in the shape of long arbors, i.e. cylinder cutting blocks
    • B27G13/04Securing the cutters by mechanical clamping means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23CMILLING
    • B23C2270/00Details of milling machines, milling processes or milling tools not otherwise provided for
    • B23C2270/04Use of centrifugal force
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/1906Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
    • Y10T407/1908Face or end mill
    • Y10T407/192Face or end mill with separate means to fasten tool to holder
    • Y10T407/1922Wedge clamp element
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/19Rotary cutting tool
    • Y10T407/1906Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool
    • Y10T407/1934Rotary cutting tool including holder [i.e., head] having seat for inserted tool with separate means to fasten tool to holder
    • Y10T407/1938Wedge clamp element

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 平削り機械ハウジング(12)が、少なくとも一方の方向に回転可能に支承された平削り軸(20)を有しており、該平削り軸(20)が、所定の刃先円(24)の内側に位置する外側輪郭(23)を有しており、平削り軸(20)が、長手方向溝(46)内に少なくとも1つの平削りバイト(21)を保持しており、該平削りバイト(21)が、ばね(54)またはこれに類するものを用いてプレロードもしくは予荷重をかけられる遠心くさび体(56)に支持されている形式の平削り機械(10)、特に木材加工用の手持ち式平削り機械が、遠心くさび体(56)がばね(54)を介してのみ、紛失不能に、特に破壊なしには取外し不可能に、しかも実質的には平削り軸(20)に接触することなしに、平削り軸(20)に対して可動に取り付けられていることにより、一層簡単にかつ廉価に製造可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】 平削り機械、特に手持ち式平削り機械 背景技術 本発明は、請求項1および請求項2の上位概念部に記載の形式の手持ち式平削 り機械から出発する。 ドイツ連邦共和国特許第915265号明細書に基づき公知の、平削り軸を備 えた平削り機械はその全幅にわたって延びる平削りバイトを支持している。この 平削りバイトは、同じく平削り軸によって支持された、遠心力によって操作され る緊締くさび体(以下、「遠心くさび体」と呼ぶ)によって緊締される。この遠 心くさび体はばねによって弾性的にプレロードもしくは予荷重をかけられていて 、平削りバイトと平削り軸との間で長手方向溝内に支持されている。平削り軸の 回転数が高くなればなるほど、半径方向外側に向かって遠心くさび体を押圧する 力はますます大きくなる。したがって、平削り軸の回転数が増大するにつれて、 平削りバイトを平削り軸に対して固持する緊締力も増大するわけである。このこ とから明らかなように、遠心くさび体の最適な緊締作用を迅速に達成し得るよう にするためには、遠心くさび体が比較的小さな摩擦で、半径方向外側に向かって 長手方向溝内での所定の最大緊締位置にまで移動可能でなければならない。この ことは遠心くさび体および長手方向溝の高い寸法精度および高い表面品質を前提 条件とする。さもないと、遠心くさび体が長手方向溝内で緊締位置への到達前に ひっかかり、過度に小さな緊締力しか得られなくなるという危険を排除すること ができない。このような危険が生じると、平削りバイトは平削り機械を用いた作 業時にその位置を変化させて、平削り軸から遠心力により放出される恐れがある 。このことは、作業場所の近傍における人間を負傷させたり、物資を損傷させる 危険を招く。 公知の平削り機械の平削り軸は各平削りバイトおよび所属の各遠心くさび体の ために、それぞれ1つの専用の長手方向溝を保持している。これらの溝の長手方 向軸線は互いに平行に延びているが、しかし各溝側面の間の横方向軸線は互いに 角度を成して延びている。これにより、平削り軸の製造もしくは長手方向溝の製 造は一層難しくなる。このことは公知の平削り機械にかかる製造コストをかなり 高めている。刃先の鋭度が低下した場合に平削りバイトを交換するためには、セ ルフロック式に緊締された遠心くさび体が、ばねプレロードに抗してその全長に わたって特殊工具を用いて半径方向内側に向かってずらされなければならない。 これによってクランプ作用および緊締作用が解除される。 欧州特許出願公開第117991号明細書に基づき 、複数の成形板から成る平削り軸を備えた平削り機械が公知である。この公知の 平削り機械の平削り軸に設けられた長手方向溝には、平削りバイトを緊締するた めのルーズな遠心くさび体が配置されている。平削り軸および遠心くさび体にか かる製造コストは、高い寸法精度が要求されることに基づき高い。平削りバイト の交換は時間的に手間がかかる。なぜならば、ルーズな遠心くさび体が長手方向 溝内で平削りバイトに対してセルフロック式にくさび止めされていて、遠心くさ び体を押し戻すための特殊工具を係合させるための比較的小さな作用面しか提供 していないからである。この遠心くさび体もしくは平削りバイトは平削りバイト の交換のために頻繁に叩き出され、この場合、刃先もしくは平削り軸が損傷を受 ける恐れがある。 発明の利点 請求項1の特徴部に記載の本発明による平削り機械は、従来のものに比べて次 のような利点を有している。すなわち、平削り軸が遠心くさび体およびばねと共 に、極めて少数の簡単に製造可能な個別構成部分、最良の場合では唯一つの構成 部分から製造可能であり、しかも極めて僅かな製造コストと組付けコストと保管 コストとしか生じない。 本発明による平削り機械もしくは平削り軸は、その一体の構造に基づき、従来 の平削り機械もしくは従来の平削り軸よりも軽量で取扱い易く、簡単にバランス 可能となり、しかもその寿命の間、アンバランスに対して一層安定的となる。さ らに平削りバイトは専用の補助工具なしに特に迅速に緊締可能となるか、もしく は平削りバイトは特に単純な工具を用いて特に迅速に緊締解除されて、取り外さ れ得る。遠心くさび体がばねによってのみ紛失不能にかつ破壊なしには取外し可 能に、しかも平削り軸に接触することなく平削り軸に対して運動可能に取り付け られることに基づき、もしくは遠心くさび体がばねに対して、このばねは平削り 軸に対して、それぞれ相対的に位置ずれし得ないように位置固定されていること に基づき、最終組付け時に一度位置調整された遠心くさび体の位置は、平削り軸 を破壊することなしにはもはや変化し得なくなる。すなわち、平削り軸の理想的 な位置調整状態が平削り軸の全寿命にわたって維持されるわけである。なぜなら ば、平削りバイトだけが唯一つの位置可変の構成部分であるからである。これに よって、実際の使用時に頻繁に生じる恐れのある、平削りバイトの位置調整位置 の不本意なずれは確実に阻止される。 遠心くさび体を形成するばねが遠心くさび体と共に平削り軸に対して旋回可能 に、平削り軸の外側輪郭のほぼ内側に支承されていることに基づき、かつばねと 遠心くさび体とが互いに一体に結合されていることに基づき、かつ/または少な くとも1つの溝により板ばねと、この板ばねに続いて設けられかつ肉厚化されて 遠心くさび体を形成する平削り軸の範囲とが形成されることに基づき、かつ/ま たはばねと遠心くさび体とが、平削り軸に紛失不能に、有利には枢着支承されて 挿入された別個の構成部分を形成していることに基づき、かつ/または平削り軸 がばねと遠心くさび体を形成していることに基づき、もしくはばねが遠心くさび 体と一緒に、平削り軸の部分的な切込みもしくは切欠きによって形成されること に基づき、遠心くさび体のための専用のガイドは不要となるので、平削り機械の ためにかかる製造手間もしくは保守手間は一層減じられる。 本発明のさらに別の有利な構成では、平削り軸に設けられた前記切込みもしく は切欠きが、外側輪郭を貫通して一貫して延びる、軸平行な長手方向溝として形 成されており、該長手方向溝の半径方向の真っ直ぐな範囲が、2つの溝側面で、 平削りバイトをチャックジヨー状に緊締するために働き、この場合、長手方向溝 は半径方向の範囲に続いて、ほぼ不変の溝幅を持って円弧状に曲げられている。 真っ直ぐな範囲の溝幅が平削りバイトの厚さよりも少しだけ小さく形成されて いることにより、平削りバイトは平削り軸の停止状態において遠心くさび体の遠 心力に基づく緊締作用なしに紛失や位置ずれを防止される。 長手方向溝の円弧状の範囲が、外方に向かって平削 り軸の外側輪郭の近くにまで延びていて、この場所で回転方向とは反対の方向も しくは回転方向と同じ方向に平行に案内され、かつ半径方向内側に向かって長手 方向溝の方向へ戻されていて、前記円弧状の範囲がU字形またはC字形に形成さ れていると、ばねの破断時に遠心くさび体と平削りバイトとが半径方向で平削り 軸から進出し得なくなるので、本発明による平削り軸の特に安全な構成が得られ る。第1の長手方向溝に並んで、円弧状の溝に移行する半径方向の第2の長手方 向溝が配置されており、第1の長手方向溝と第2の長手方向溝との間に、ばねと 遠心くさび体とが形成されていることにより、本発明による平削り軸の有利に製 造可能な別の構成が得られる。 遠心くさび体が半径方向に旋回可能であり、しかも遠心くさび体が、板ばねに 懸吊されて弾性的に案内されていることにより、遠心くさび体の緊締作用は特に 均一にかつコントロールされて生じる。この場合、遠心くさび体は平削りバイト に所定の角度で当接する、つまり乗り上げる。この遠心くさび体はセルフロック なしの緊締を確保する。これにより、遠心くさび体は平削り軸の停止状態におい て初期の解除位置に戻ることができる。 長手方向溝の真っ直ぐな範囲の、平削り軸側の溝側面が、遠心くさび体の方向 に向かって直角な段部に移行していて、この場所でノーズ状の突起を形成してい ることにより、平削りバイトは特に精密にかつ再現可能に平削り軸に対して位置 決めされている。この場合、前記段部はリバーシブル平削りバイト、特に硬質金 属製の平削りバイトの、平削り軸に対して半径方向内側に向けられた刃先のため のストッパ面として働き、これによってこの段部は半径方向外側に向いた刃先の 位置もしくは刃先円を特に正確に規定する。 前記突起が、段部とは反対の側で、半径方向外側に向かう方向での遠心くさび 体の変位を制限するためのストッパとして働くことにより、平削り軸は作業保護 技術的な観点において特に安全となる。 長手方向溝が前記突起に続いて拡幅されていて、遠心くさび体を旋回させるた めのねじ回し等を係合させるための中空室を形成していることにより、平削りバ イトを取り外すか、もしくは交換するための操作簡便性が改善される。 平削り軸側の溝側面が、平削りバイトに設けられた背溝に係合してロックする ための長手方向リブを有しており、該長手方向リブの横断面が、平削りバイトの 前記背溝の横断面よりも小さく形成されていることにより、平削りバイトは一層 確実に紛失防止される。 平削り軸が、軸方向で相並んで配置された、特にばね薄板から成る複数のディ スク状の成形板から成っていて、前記成形板が、リベット締結、溶接、プレス、 射出成形による被覆等によって互いに結合されている ことにより、平削り軸の製造はかなり容易になる。前記成形板がそれぞれ長手方 向溝の個々の溝区分を保持しており、平削り軸の外側の成形板のうちの少なくと も1つの成形板の溝幅が、平削りバイトの厚さよりも小さく形成されていて、こ れによって平削り軸の停止時において平削りバイトが固持されることにより、平 削りバイトは一層確実に紛失防止される。 平削り機械ハウジングが、平削り軸に対する平削りバイトの装着・取外しを行 うための側方の少なくとも1つの貫通開口を有していることにより、平削りバイ トの交換は簡便でかつ安全となる。長手方向溝が平削り軸の外側輪郭に沿って平 削り軸の長手方向軸線に対して斜めに、特に螺旋状に曲げられて延びていて、螺 旋状の平削りバイトを取り付けるために働くことにより、本発明による平削り機 械の一層性能の良い構成が得られる。この場合、螺旋状の平削りバイトは曲げら れた長手方向溝に弾性的に適合可能であって、紛失もしくは不本意な位置変化を 防止するように長手方向溝内に自動的に固持される。 平削り軸の内部で長手方向溝内に配置された状態で遠心くさび体に、スライド 式または転動式に配置された拡開くさび体が支持されており、該拡開くさび体が 、平削り軸の回転時に遠心くさび体をその緊締位置にロックし、かつ平削り軸の 停止時においてロック状態に保持するようになっており、しかも拡開くさび体が 半径方向の移動によって遠心くさび体を解放するようになっていて、平削りバイ トを交換するためのクイックリリース手段として働くことにより、迅速なバイト 交換のための操作簡便性が得られる。平削り軸が弾性的なエジェクタを支持して おり、該エジェクタが、板状の複数の成形板のうちの1つに設けられた板ばね状 の部分として形成されていることにより、バイト交換が促進される。 本発明による平削り機械の交換部品として形成された平削り軸が、請求項1〜 請求項26のいずれか1項に記載の構成を備えていると、平削り軸は前で説明し た利点を有する。 平削り軸自体が平削りバイトを緊締するための遠心くさび体とばねとを形成し ていることにより、平削り軸は平削りバイト以外に別個の構成部分を保持しなく なるので、ねじ山付孔等が不要となり、ひいては平削り軸が簡単に製造可能とな る。 遠心くさび体とばねとが互いに一体となって、別個の構成部分として紛失不能 に平削り軸に結合されていることにより、互いに容易に結合可能な2つの簡単に 製造可能な個別構成部分から平削り軸を特に廉価に製造することができる。 遠心くさび体厚さもしくは遠心くさび体重量および板ばね厚さの相応する寸法 設定によって、本発明による平削り軸は回転数に関連した規定の緊締力に合わせ て極めて正確に裁断され得る。本発明の特別な利点は、遠心くさび体がルーズな 緊締くさび体の場合とは異なり、紛失防止のために緊締位置にセルフロック式に 固持されなければならないのではなく、自動的に解除位置へ戻り得ることにある 。なぜならば、本発明による構成に基づき、遠心くさび体の紛失が回避されてい るからである。荒削り(Rustikalhobeln)の特別な使用目的のた めの本発明の有利な構成は、波形平削りバイトが、最小の材料消費と僅かな質量 投入しか有しない1.1×1.5のサイズの硬質金属製のプレートとして使用さ れることにより得られる。このような硬質金属製のプレートは背溝を備えた1. 1×1.5のサイズの慣用の硬質金属製のリバーシブルプレートに相当するが、 しかし特に片側にしか刃先を備えていない。 図面 以下に、本発明の複数の実施例を図面につき詳しく説明する。 第1図は本発明による平削り機械の側面図であり、第2図は所属の平削り軸の 斜視図であり、第3図は第2図に示した平削り軸を、部分的に波形バイト輪郭を 書き込んで示す平面図であり、第4図は第2図に示した平削り軸の側面図であり 、第5図および第6図は第2図〜第4図に示した平削り軸を、遠心くさび体が半 径方向内側もしくは半径方向外側に向かって最大変位 した状態で示す拡大側面図であり、第7図〜第14図は本発明による平削り軸の 種々の実施例を示す拡大側面図であり、第15図および第16図は本発明による 平削り軸を形成するディスク状のセグメントの斜視図である。 実施例の説明 第1図に側面図で示した平削り機械10は手持ち式平削り機械として形成され ていて、モータハウジング14を備えた機械ハウジング12と、ハンドグリップ 16とから成っている。ハンドグリップ16は電気的なスイッチ18を保持して いる。 機械ハウジング12には、平削り軸20がその軸線19を中心にして、回転方 向を示す矢印11の方向で回転可能に支承されている。この平削り軸20は刃先 22を備えた平削りバイト21を保持している。平削りバイト21の手前では、 平削り軸20の外側輪郭23にチップ溝25が加工成形されている。平削り軸2 0が回転すると、平削りバイト19の刃先22は破線で示した刃先円24を描く 。この刃先円24は手持ち式平削り機械10のソール26として形成された底面 を越えて突出し、これによって刃先22はソール26と同一平面に延びるワーク 27に食い込んでワーク27を切削加工することができる。刃先22を通過させ るためにソール26に配置された開口28は、振り子式保護フード30によって 閉鎖可能である。この振り 子式保護フード30は、手持ち式平削り機械10がワーク27から持ち上げるや いなや、自動的に開口28を閉じる。これにより、回転する刃先22で使用者が 負傷する危険が減じられる。 機械ハウジング12は平削り軸20の両側に切欠き32,33を有しており、 両切欠きを通じて側方より、2つの刃先を備えたリバーシブルバイトとして形成 された平削りバイト21を平削り軸20から取り出すか、もしくは平削り軸20 に挿入することができる。しかもこの場合、平削りバイト21の緊締のためには 平削りバイト21を側方で押し込むこと以上の作業は必要にならない。なぜなら ば、平削りバイト21は、以下に第2図につき説明する遠心くさび体によって手 持ち式平削り機械10の運転開始時に自動的に緊締されるからである。 第2図に示した平削り軸20は、ほぼ円形の外側輪郭23を有している。この 平削り軸20はほぼ同一の成形板36から成る一貫したパッケージから形成され る。図面には、これらの成形板36のうち図面で見て左側に位置する最初の7枚 しか図示されていない。これらの成形板36は軸方向でセンタリング軸38に沿 って両外側から緊締体40によって互いに緊締されており、この場合、この緊締 体40はたとえばセンタリング軸38に螺合されたナットとして形成されていて よい。成形板36は重量低減の目的で、互いに向かい 合って位置する2つの切欠きを有しており、両切欠きは中空室42,44を形成 している。両中空室42,44は位置調整心棒を係合させるために役立つ。この 位置調整心棒を用いて、これらの成形板36を互いに相対的に位置決めすること ができるので、長手方向溝46の経過を真っ直ぐに位置調整するか、あるいは斜 めもしくは螺旋状に決定することもできる。両中空室42,44は平削り軸20 の重量低減のため、もしくは成形板36をパッケージ化するための射出プラスチ ックを収容するためにも働く。 平削り軸20は互いに向かい合って位置する2つの側に平削りバイト21を支 持しており、この平削りバイト21は薄い硬質金属製の小型リバーシブルプレー トとして2つの刃先22と、背溝35とを備えている。 平削りバイト21は平削り軸20に設けられた長手方向溝46内で、長手方向 溝46の半径方向で真っ直ぐな範囲48の溝側面45,47の間に緊締される。 長手方向溝46は外側輪郭23から出発して、背溝35に係合する長手方向リブ 37(第5図、第6図、第15図および第16図参照)を介して半径方向内側に 向かって案内されて、図面で見て右側の溝側面45を形成し、続いて横方向段部 50に移行し、さらにこの横方向段部50から直角の、真っ直ぐな突起51に移 行している。この突起51に続いて長手方向溝46は 拡張されていて、弓形の弧を描くように形成された中空室52を形成している。 溝側面45の弓形の輪郭は、中空室52と、平削り軸20の外側輪郭23との間 の薄い範囲が板ばね54を形成するように案内されている。この板ばね54は引 き続き肉厚化されて遠心くさび体56を形成するか、もしくは遠心くさび体56 に移行する。 遠心くさび体56は捕捉溝58もしくは溝側面57,59で突起51を取り囲 んでいて、半径方向外側に向かって延びる真っ直ぐな面で、長手方向溝46の左 側の溝側面47を形成している。この溝側面47には半径方向外側でチップ溝2 5が続いている。溝側面47は向かい合って位置する溝側面45に対して所定の 角度を成すように形成されており、この場合、この角度は、緊締位置において遠 心くさび体56が平削りバイト21の扁平面に接触している状態では、遠心くさ び体56と平削りバイト21との間にセルフロック(緩み止め作用)が形成され ないように設定されている。したがって、平削り軸20が停止して遠心力が作用 しなくなるやいなや、遠心くさび体56は必ずその解離位置へ戻ることができる 。このことは平削りバイトの交換を極めて容易にする。 捕捉溝58は、板ばね54の過剰延伸を回避する目的で、遠心くさび体56の 半径方向内側に向かう行程も、半径方向外側に向かう行程をも制限する。 図面からは判らないが、図面で見て左側の最も外側の成形板36においては、 長手方向溝46がその他の成形板36におけるよりも狭く形成されており、これ によって平削りバイト21は平削り軸20の停止状態でも不本意にその位置を変 えることができなくなるか、もしくは平削りバイト21が不本意に紛失すること がなくなる。このようなプレロードもしくは予負荷を解除するためには、最も外 側の成形板36の遠心くさび体56の下方の中空室に、たとえばドライバ(ねじ 回し)または嵌合する六角形軸を押し込んで、遠心くさび体を解除位置にまで旋 回させることができる。この解除位置において平削り軸20もしくは平削り機械 10を鉛直方向に直立させることにより、平削りバイト21は自動的に長手方向 溝46から滑脱する。 第3図に示した平削り軸60の側面図にはセンタリング軸38が示されている 。このセンタリング軸38は複数の成形板36から成るパッケージを支持する。 これらの成形板36はプラスチック層62を介して互いに緊締されて、平削りバ イト21を支持する中実体を形成する。センタリング軸38は図面で見て左側に 、平削り軸60を機械ハウジングに回転可能に取付けするための支承孔64を保 持している。図面から判るように、プラスチック層62は中空室42,44内に も射出成形されているので、成形板36のパッケージに加えられる緊締作用もし くは保持作用が一層高めら れる。図面で見て上側で見て平削り軸60は真っ直ぐな刃先22を備えた平削り バイト21を支持しているが、この真っ直ぐな平削りバイト21を波形バイトに 交換することができることを示す目的で、真っ直ぐな刃先22の上には図面で見 て鉛直な対称軸線の左側に波形刃先22′が一点鎖線により描かれている。 第4図、第5図および第6図は、複数の成形板36から成るパッケージの横断 面図もしくは側面図を同一かまたは少しだけ変えられた変化形で示しており、つ まり単独の成形板36の側面図を示している。この場合、刃先22と背溝35と を備えた平削りバイト21と、平削り軸20の外側輪郭23と、刃先円24と、 チップ溝25と、溝側面45,47を備えた長手方向溝46と、長手方向溝46 の半径方向で真っ直ぐな範囲48と、横方向段部50と、突起51と、中空室5 2と、板ばね54と、捕捉溝58を備えた遠心くさび体56とが明瞭に認められ る。 第5図および第6図に示した遠心くさび体56′,56″は、半径方向内側に 向けられた突起46′が設けられている点で前の図面に示した実施例とは異なっ ている。第5図および第6図に示した突起46′はてこ腕もしくはプレロードを 解除するための工具作用面として働く。 第5図には、プレロードもしくは予荷重をかけて平削りバイトを位置固定する ことのできる外側の成形板 36の遠心くさび体56が示されている。この場合、実線で示したくさび体56 ′の位置は平削り軸20の停止状態における標準位置を表しており、破線で示し た位置は、半径方向下側に向かってずらされた、平削りバイトを解放するための 解放位置を表している。 第6図に示した成形板36の遠心くさび体56は実線で、平削り軸の停止状態 における標準位置において示されている。遠心くさび体56の破線で示した位置 は緊締された平削りバイトなしで平削り軸の最大回転数において半径方向外側に 向かって最も外側の変位位置にずらされた状態を示している。この場合、遠心く さび体56は捕捉溝58でその溝側面57,59を介して突起51に自動的に固 持される。 第7図、第8図および第9図には、さらに別の実施例による平削り軸の横断面 もしくは成形板の横断面が示されている。この場合、成形板は唯一つの平削りバ イトを備えた、半径方向で各実施例において種々に案内された長手方向溝と、ア ンバランス補償のための各1つの補償孔77とを有している。 第7図に示した実施例では、板ばね54が破断した場合でも、遠心くさび体5 6′は平削り軸20′において紛失防止されている。なぜならば、遠心くさび体 の横断面が、平削り軸20′に設けられた、遠心くさび体の進出のための最大可 能な溝よりも大きく形成されているからである。第8図に示した平削り軸20″ の横断面では、長手方向溝46″がU字形の半径方向案内部を有している。図面 で見て左側の溝側面45″の角度は、遠心力による緊締後に遠心くさび体56″ がセルフロックされてその緊締位置に留まるように小さく設定されている。 第9図に示した平削り軸20″′の横断面では、図面で見て右側に向かってほ ぼ互いに平行に円弧を描くように案内された2つの長手方向溝46″′,43″ ′が遠心くさび体56″′を形成している。この遠心くさび体は遠心力による緊 締後に解除位置に戻り、この解除位置から平削りバイト21″′をその長手方向 軸線に沿って長手方向溝45″から容易に押し出すことができる。 第10図〜第12図には、本発明による平削り軸20の遠心くさび体のさらに 別の実施例が示されている。この場合、平削り軸20は付加的に遠心くさび体5 6″″,56″″′,″″″に支持された緊締軸66を備えている。平削り軸が 回転するやいなや、緊締軸66は半径方向外側に向かって転動し、これによって 、引き続き平削り軸の停止状態においても遠心くさび体をその緊締位置に保持す る。緊締軸66を半径方向に移動させることにより、外部の補助工具なしに、遠 心くさび体を極めて迅速に解除位置にもらたらして、平削りバイトを交換するこ とができる。 第13図に示した平削り軸20.7は中実円筒体か ら成っており、この中実円筒体には押込み溝70がフライス加工されている。こ の押込み溝70は円形の範囲を有しており、この円形の範囲は軸成形片55を備 えた遠心くさび体56.7を収容するためのジョイントとして働く。本発明によ る平削り軸のこのような変化形は、単純に製造可能な、有利にはフライス加工可 能な、2つの個別構成部分から廉価に製造することができる。 第14図に示した平削り軸20.8は第13図に示した実施例の場合と同様に 中実円筒体から成っており、この中実円筒体には押込み溝70.1がフライス加 工されている。この押込み溝70は板ばね54.8と、保持くさび体71,72 とを備えた遠心くさび体56.8を収容するために働く。本発明による平削り軸 のこのような変化形も、やはり単純に製造可能な、有利にはフライス加工可能な 、2つの構成部分から廉価に製造することができる。 第15図および第16図には、第4図に示した成形板36の斜視図が示されて いる。この場合、第15図に示した成形板36は、複数の成形板36から形成さ れたパッケージを閉鎖するためのカバープレートとして働き、この目的のために 第15図に示した成形板36は切欠きもしくは中空室42,44なしに形成され ている。 遠心くさび体56は板ばね54に対して、この板ば ね54は平削り軸20に対して、それぞれ寸法的に変化不能に位置固定されてい るので、バイト交換のためには緊締力および平削りバイトの取外し・装着に関し て常に同じ条件が得られる。遠心くさび体56が板ばね54に懸吊されて弾性的 に案内されていることにより、この遠心くさび体56は半径方向に旋回可能とな る。遠心くさび体56の旋回運動は、遠心くさび体56が平削り軸20に対して 形状接続的に、つまり嵌合による係合によって位置固定されることに基づき、制 限されている。 長手方向溝46の真っ直ぐな範囲48の、平削り軸側の溝側面47は、遠心く さび体56の方向で直角な段部50に移行していて、この場所でノーズ状の突起 51を形成しており、この場合、段部50は平削りバイト21の、半径方向内側 に位置決めされた刃先22のストッパとして働く。この段部50は平削りバイト 21を鉛直方向で、平削りバイトの扁平側に対応する慣用のストッパの角度誤差 とは無関係に特に位置固定的に理想位置に固持する。 この場合、平削り軸側の溝側面47の長手方向リブ37が平削りバイトの背溝 35に確実に係合することが重要である。この場合、長手方向リブ37の横断面 は平削りバイト21の背溝35の横断面よりも小さく形成されているので、平削 りバイト21の半径方向内側に位置する刃先22は長手方向リブ37による影響 を受けることなく段部50に支持され得る。 本発明のさらに別の実施例では、第2図に概略的に図示した長手方向溝46. 9が平削り軸20の外側輪郭23に真っ直ぐに軸平行に延びているのではなく、 平削り軸20の長手方向軸線に対して斜めに、特に螺旋状に曲げられて延びてい ている。このような長手方向溝46.9は、曲げ弾性的に形成された螺旋状の平 削りバイトを取り付けるために役立つ。このような螺旋状の平削りバイトは螺旋 状に曲げられた長手方向溝46.9への挿入時に、そのねじれもしくは撓みに基 づき自動的に長手方向溝46.9内に固持される。 本発明のさらに別の有利な実施例では、平削り軸20の内部で長手方向溝46 において遠心くさび体56に、スライド式または転動式に配置された拡開くさび 体66が支持されている。この拡開くさび体66は平削り軸20の回転時に遠心 くさび体56をその緊締位置に係止する。このことは平削り軸20の停止状態に おいても行なわれ、この場合、拡開くさび体66は半径方向に移動させられて遠 心くさび体56を解放し、平削りバイト21を交換するためのクイックリリース 手段もしくは高速解除手段として働く。 本発明のさらに別の実施例では、平削り軸20が弾性的なエジェクタを保持し ており、このエジェクタのノーズ50もしくは突起51は複数の成形板のうちの 1つに成形板の高度に曲げられた板ばね状の部分とし て形成されている。 本発明による平削り軸は全ての実施例において1つの部分または複数の部分か ら形成されていて、しかも中実材料から成っているか、または複数の成形板から 成っていてよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.平削り機械(10)、特に木材加工用の手持ち式平削り機械であって、平 削り機械ハウジング(12)が、少なくとも一方の方向に回転可能に支承された 平削り軸(20)を有しており、該平削り軸(20)が、所定の刃先円(24) の内側に位置する外側輪郭(23)を有しており、平削り軸(20)が、少なく とも1つの長手方向溝(46)内に少なくともそれぞれ1つの平削りバイト(2 1)を保持しており、該平削りバイト(21)が、ばね(54)またはこれに類 するものを用いてプレロードもしくは予荷重をかけられる遠心くさび体(56) に支持されている形式のものにおいて、遠心くさび体(56)がばね(54)を 介してのみ、紛失不能に、特に破壊なしには取外し不可能に、しかも実質的には 平削り軸(20)に接触することなしに、平削り軸(20)に弾性的に可動に取 り付けられていることを特徴とする平削り機械。 2.遠心くさび体(56)がばね(54)と共に、該ばね(54)が平削り軸 (20)と共に、それぞれ取付け位置の位置調整に関して位置ずれ不能に位置固 定されている、請求項1記載の平削り機械。 3.ばね(54)が遠心くさび体(56)と共に1つの構成部分を形成してお り、該構成部分が、平削り軸(20)に対して旋回可能に、平削り軸(20)の 外側輪郭(23)のほぼ内側に保持されている、請求項1または2記載の平削り 機械。 4.ばね(54)が、遠心くさび体(56)および長手方向溝(46)と共に 1つの構成部分を形成しており、該構成部分が、平削り軸(20)内に紛失不能 に、特に枢着支承された状態で挿入されている、請求項3記載の平削り機械。 5.平削り軸(20)が、ばね(54)および遠心くさび体(56)と共に1 つの構成部分を形成している、請求項1から4までのいずれか1項記載の平削り 機械。 6.平削り軸(20)の一部に切込みもしくは切欠き(46)を設けることに よって、ばね(54)が遠心くさび体(56)と一体に形成されている、請求項 5記載の平削り機械。 7.平削り軸(20)に設けられた前記切込みもしくは切欠き(46)が、外 側輪郭を貫通して一貫して延びる、軸平行な長手方向溝(46)として形成され ており、該長手方向溝(46)の半径方向の真っ直ぐな範囲(48)が、2つの 溝側面(45,47)で、平削りバイト(21)をチャックジョー状に緊締する ために働く、請求項6記載の平削り機械。 8.半径方向の真っ直ぐな範囲(48)に続いて長手方向溝(46)が円弧状 に、特に溝幅を変化させながら案内されていて、遠心くさび体(56)の輪郭お よびばね(54)の輪郭を決定している、請求項7記載の平削り機械。 9.半径方向の真っ直ぐな範囲(48)の溝幅が、平削りバイト(21)の厚 さよりも少しだけ小さく形成されている、請求項8記載の平削り機械。 10.長手方向溝(46)の円弧状の範囲(52)が、外方に向かって平削り 軸(20)の外側輪郭(23)の近くにまで延びていて、この場所で回転方向と は反対の方向もしくは回転方向に平行に案内され、かつ半径方向内側に向かって 長手方向溝(46)の方向へ戻されていて、前記円弧状の範囲(52)がU字形 またはC字形に形成されている、請求項5記載の平削り機械。 11.第1の長手方向溝に並んで、円弧状の溝に移行する半径方向の第2の長 手方向溝(46)が配置されており、第1の長手方向溝(46)と第2の長手 方向溝(46)との間に、ばね(54)と遠心くさび体(56)とが形成され ている、請求項7から10までのいずれか1項記載の平削り機械。 12.少なくとも1つの長手方向溝(46)によって板ばね(54)が形成さ れていて、該板ばね(54)が、該板ばねに続いて平削り軸(20)の、肉厚化 されて遠心くさび体(56)を形成する範囲を有している、請求項7から11ま でのいずれか1項記載の平削り機械。 13.遠心くさび体(56)が半径方向に旋回可能であり、しかも遠心くさび 体(56)が、板ばね(54)に懸吊されて弾性的に案内されている、請求項1 から12までのいずれか1項記載の平削り機械。 14.長手方向溝(46)の真っ直ぐな範囲(48)の、平削り軸側の溝側面 (47)が、遠心くさび体(56)の方向に向かって直角な段部(50)に移行 していて、この場所でノーズ状の突起(51)を形成している、請求項1から1 3までのいずれか1項記載の平削り機械。 15.前記段部(50)が、硬質金属製の小型リバーシブルプレート、硬質金 属製の波形バイトまたは螺旋状バイトとして形成された平削りバイト(21)の 、平削り軸(20)に対して半径方向内側に向けられた刃先(22)のためのス トッパとして働き、ひいては半径方向外側に向けられた刃先(22)の位置もし くは刃先円(24)を規定している、請求項1から14までのいずれか1項記載 の平削り機械。 16.前記突起(51)が、特に段部(50)とは反対の側で、半径方向外側 に向かう方向での遠心くさび体(56)の変位を制限するためのストッパとして 働く、請求項1から15までのいずれか1項記載の平削り機械。 17.長手方向溝(46)が前記突起(51)に続いて拡幅されていて、平削 りバイト(21)を取り外 す目的で遠心くさび体(56)を旋回させるためのねじ回し等を係合させるため の中空室(52)を形成している、請求項1から16までのいずれか1項記載の 平削り機械。 18.平削り軸側の溝側面(47)が、平削りバイト(21)に設けられた背 溝(35)に係合してロックするための長手方向リブ(37)を有しており、該 長手方向リブ(37)の横断面が、前記背溝(35)の横断面よりも小さく形成 されている、請求項1から17までのいずれか1項記載の平削り機械。 19.平削り軸(20)が、軸方向で相並んで配置された、特にばね薄板から 成る複数の成形板(36)から成っている、請求項1から18までのいずれか1 項記載の平削り機械。 20.前記成形板(36)が、リベット締結、溶接、プレス、射出成形による 被覆等によって互いに結合されている、請求項19記載の平削り機械。 21.前記成形板(36)がそれぞれ長手方向溝(46)の個々の溝区分を保 持しており、平削り軸(20)の外側の成形板(36)のうちの少なくとも1つ の成形板(36)の溝幅が、平削りバイト(21)の厚さよりも小さく形成され ていて、平削り軸(20)の停止状態における平削りバイト(21)の紛失を防 止するために働く、請求項19記載の平削り機械。 22.平削り機械ハウジング(12)が、平削り軸 (20)に対する平削りバイト(21)の装着・取外しを行うための側方の少な くとも1つの貫通開口(32,34)を有している、請求項1から21までのい ずれか1項記載の平削り機械。 23.長手方向溝(46)が平削り軸(20)の外側輪郭(23)に沿って平 削り軸(20)の長手方向軸線に対して斜めに、特に螺旋状に曲げられて延びて いて、螺旋状の平削りバイト(21′)を取り付けるために働く、請求項1から 22までのいずれか1項記載の平削り機械。 24.長手方向溝(46)が平削り軸(20)の内部に中空室(52)を形成 しており、しかも特に板ばね(54)が破壊された場合に遠心くさび体(56) を位置固定する目的で、遠心くさび体(56)が中空室(52)から半径方向に 進出し得ないように中空室(52)の輪郭が形成されている、請求項1から23 までのいずれか1項記載の平削り機械。 25.平削り軸(20)の内部で長手方向溝(46)内に配置された状態で遠 心くさび体(56)に、スライド式または転動式に配置された拡開くさび体(6 6)が支持されており、該拡開くさび体(66)が、平削り軸(20)の回転時 に遠心くさび体(56)をその緊締位置にロックし、かつ平削り軸(20)の停 止状態においてロック状態に保持するようになっており、拡開くさび体(66) が半径方向の移動によって 遠心くさび体(56)を解放するようになっていて、平削りバイト(21)を交 換するためのクイックリリース手段として働く、請求項1から24までのいずれ か1項記載の平削り機械。 26.平削り軸が弾性的なエジェクタを支持しており、該エジェクタが、板状 の複数の成形板のうちの1つに設けられた板ばね状の部分、特に1つの成形板( 36)に設けられた、上方に曲げられたノーズ(50)もしくは突起(51)と して形成されていて、平削りバイトの半径方向での挿入が可能になっている、請 求項1から25までのいずれか1項記載の平削り機械。 27.請求項1の上位概念部に記載の形式の平削り機械に用いられる平削り軸 において、当該平削り軸が、請求項1〜請求項27の特徴部に記載の構成を有し ていることを特徴とする平削り軸。 28.請求項1の上位概念部に記載の形式の平削り機械に用いられる平削り軸 において、遠心くさび体(56)がばね(54)を介してのみ、紛失不能に、特 に破壊なしには取外し不可能に、しかも実質的には平削り軸(20)に接触する ことなしに、平削り軸(20)に弾性的に可動に取り付けられていることを特徴 とする平削り軸。
JP9513859A 1995-10-02 1996-08-20 平削り機械、特に手持ち式平削り機械 Abandoned JPH11512663A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19536559.3 1995-10-02
DE19536559A DE19536559A1 (de) 1995-10-02 1995-10-02 Hobelmaschine, insbesondere Handhobelmaschine
PCT/DE1996/001573 WO1997012734A1 (de) 1995-10-02 1996-08-20 Hobelmaschine, insbesondere handhobelmaschine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11512663A true JPH11512663A (ja) 1999-11-02

Family

ID=7773732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9513859A Abandoned JPH11512663A (ja) 1995-10-02 1996-08-20 平削り機械、特に手持ち式平削り機械

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6131627A (ja)
EP (1) EP0853532B1 (ja)
JP (1) JPH11512663A (ja)
CN (1) CN1080172C (ja)
DE (2) DE19536559A1 (ja)
WO (1) WO1997012734A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19717701B4 (de) * 1997-04-26 2006-01-12 Robert Bosch Gmbh Handhobelmaschine
DE19717706A1 (de) * 1997-04-26 1998-10-29 Bosch Gmbh Robert Handhobelmaschine
DE19717702B4 (de) * 1997-04-26 2006-04-20 Robert Bosch Gmbh Handhobelmaschine
DE19831470A1 (de) * 1998-07-14 2000-01-20 Bosch Gmbh Robert Hobelkopf
DE19835725B4 (de) * 1998-08-07 2016-08-04 Robert Bosch Gmbh Hobelkopf
DE19835724B4 (de) * 1998-08-07 2007-04-26 Robert Bosch Gmbh Hobelkopf
US6968879B2 (en) * 2001-07-30 2005-11-29 Key Knife, Inc. Knife and apparatus for clamping a knife
US7517178B2 (en) * 2005-04-01 2009-04-14 Great Lakes Custom Tool Mfg., Inc. Rotary cutter head
US7293588B2 (en) * 2005-04-18 2007-11-13 Grace Manufacturing Inc. Woodworking tools
CH705550A1 (fr) * 2011-09-16 2013-03-28 Chirmat Sarl Outil chirurgical pour l'alésage du canal diaphysaire d'os longs.
US9050213B2 (en) 2012-03-30 2015-06-09 The Procter & Gamble Company Apparatuses and methods for making absorbent articles
US9028632B2 (en) 2012-03-30 2015-05-12 The Procter & Gamble Company Apparatuses and methods for making absorbent articles
US8440043B1 (en) 2012-03-30 2013-05-14 The Procter & Gamble Company Absorbent article process and apparatus for intermittently deactivating elastics in elastic laminates
US20130255861A1 (en) 2012-03-30 2013-10-03 Uwe Schneider Apparatuses and Methods for Making Absorbent Articles
US9039855B2 (en) 2012-03-30 2015-05-26 The Procter & Gamble Company Apparatuses and methods for making absorbent articles
CN103203643B (zh) * 2013-05-02 2015-03-11 哈尔滨工业大学 一种高速电主轴夹头用磁力自预紧装置
DE102014104587A1 (de) * 2013-12-20 2015-06-25 Gea Mechanical Equipment Gmbh Raspelwerkzeug
CN104118020B (zh) * 2014-07-22 2017-01-18 福建工程学院 一种两用刨
CN105437324A (zh) * 2015-12-29 2016-03-30 镇江新区利达工具有限公司 一种可换式螺旋刃刀头
CN109227823A (zh) * 2018-11-23 2019-01-18 徐震 一种手持电刨及其应用方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE915265C (de) * 1951-09-29 1954-07-19 Paul Kirsten Dr Ing Messerwelle fuer Holzbearbeitungsmaschinen mit keilartig wirkenden Druckleisten
DE1152811B (de) * 1961-11-20 1963-08-14 Hombak Maschinenfab Kg Halterung fuer Messer in der Messerwelle einer Holzzerspanungsmaschine
FR2200089B1 (ja) * 1972-09-16 1976-05-14 Hombak Maschinenfab Kg
CH638131A5 (en) * 1980-11-28 1983-09-15 Samvaz Sa Cutting tool with removable cutters
CH650431A5 (fr) * 1983-02-09 1985-07-31 Samvaz Sa Outil de coupe a couteaux amovibles.
EP0428996B1 (de) * 1989-11-17 1996-07-17 Peter Frey Consulting Fliehkraftbetätigte Schnellspannvorrichtung für Hobelmesser
CH682470A5 (de) * 1990-12-06 1993-09-30 Karl Baliko Fräswerkzeug.
DE29506458U1 (de) * 1995-04-15 1995-07-06 Gebr. Leitz GmbH & Co, 73447 Oberkochen Messerkopf, insbesondere Hobelmesserkopf

Also Published As

Publication number Publication date
DE19536559A1 (de) 1997-04-03
EP0853532A1 (de) 1998-07-22
US6131627A (en) 2000-10-17
CN1080172C (zh) 2002-03-06
EP0853532B1 (de) 1999-11-03
DE59603596D1 (de) 1999-12-09
CN1198700A (zh) 1998-11-11
WO1997012734A1 (de) 1997-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11512663A (ja) 平削り機械、特に手持ち式平削り機械
EP2217399B1 (en) A miter lock assembly for miter saws
US4294013A (en) Portable hacksaw
US9067293B2 (en) Accessory clamp for a power tool
EP0860250B1 (en) Bevel locking system for a sliding compound miter saw
JP4426031B2 (ja) フライス工具
EP0171991B1 (en) Electric jig saw with accessory storage device
JPH1110411A (ja) 溝削り及びパーティングのための工具及びそれを製造するための方法
CA2800778C (en) Bi-directional quick change tool-less lever and wedge actuated collet chuck, system and/or method for using the same
JPH02212003A (ja) 調節可能な中ぐり棒カートリッジ
US20100203808A1 (en) Lathe gouge sharpening tool
US4347882A (en) Cutterhead for a power planer
US6101696A (en) Pipe end burnishing tool
US5522684A (en) Chamfer cutting tool
US6249982B1 (en) Hand planer
WO2007093857A1 (en) Rotary power tool
WO2021146396A1 (en) Reciprocating saw
US5647699A (en) Rotary cutter head
US4527453A (en) Miter saw equipped with means for locking the saw table
KR100216144B1 (ko) 평면칼날에 대하여 원심력으로 작동되는 퀵클램핑장치
US20010042429A1 (en) Bevel Locking System for a Sliding Compound Miter Saw
EP3765226A1 (en) Blade clamp for power tool
CN102756172A (zh) 斜断锯
US6027289A (en) Lateral movement router guide
US20130219692A1 (en) Device and method for holding a tool bit

Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20040414