JPH11512556A - 基板縁部に使用するための二列配置の複合モジュラジャック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 基板縁部に使用するための二列配置の複合モジュラジャック（１０）を開示する。複数の垂直壁（１８，２０）が水平方向に延びる第１，第２長手方向壁（１２，１４）間に介挿され、他の複数の垂直壁（２２，２３）が水平方向に延びる第２，第３長手方向壁（１４，１６）間に介挿される。プラグ収容凹部（２１，２４）の平行な列が、水平方向に延びる第１，第２長手方向壁（１２，１４）の間、および、第２，第３長手方向壁（１４，１６）の間に形成される。１の長手方向壁（１６）が他の２つの長手方向壁（１２，１４）の縁部を越えて横方向に延び、プラグ収容凹部の１の列内に挿入されたプラグをプラグ収容凹部の他の列内に挿入されたプラグの上側に重ねることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 基板縁部に使用するための二列配置の複合モジュラジャック 発明の背景 １．発明の分野 本発明は、電気コネクタに関し、より詳細には、複合モジュラ ジャックコネクタに関する。 ２．従来技術の簡単な説明 従来の複合モジュラジャックは複数のプラグ収容凹 部を備えている。しかし、これまでの複合モジュラジャックはプラグの１の水平 列を第２のプラグの水平列の上側に配置することはできなかった。したがって、 プリント基板の縁部上でこのようにプラグを配置することのできるモジュラジャ ックが必要とされている。 発明の概要 本発明の複合モジュラジャックアセンブリでは、長手方向の第１，第２，第３ 水平壁が平行に離隔した関係で配置される。複数の垂直壁が長手方向の第１，第 ２水平壁間に介挿され、更に他の垂直壁が長手方向の第２，第３水平壁間に介挿 される。プラグ収容凹部の複数の平行な横列が、長手方向の第１，第２水平壁間 および第２，第３水平壁間に、形成される。長手方向の２つの水平壁の１が他方 の縁部を越えて横方向に延び、プラグ収容凹部の１の横列内に挿入されたプラグ を、プラグ収容凹部の他の横列内に収容されたプラグの上に重ね合せることがで きる。このアセンブリは、プリント基板に挿入実装あるいは表面実装することが できる。更に、このアセンブリは、プリント基板に垂直に装着される長手方向の 垂直壁を有することができる。 図面の簡単な説明 本発明について、添付図面を参照しつつ更に説明する。ここに、 第１図は、２つのプラグ部材を点線で示す本発明の複合モジュラジャックアセ ンブリの好ましい実施形態の前部立面図、 第２図は、第１図のII−II線に沿う断面図、 第３図は、２つのプラグ部材を点線で示す本発明の複合モジュラジャックの第 ２の好ましい実施形態の前部立面図、 第４図は、第３図のIV−IV線に沿う断面図、 第５図は、本発明の複合モジュラジャックの第３の好ましい実施形態の第４図 と同様な断面図、 第６図は、本発明の複合モジュラジャックの第４の好ましい実施形態の第４図 と同様な図、 第７図は、第１図から第６図に示す複合モジュラジャックを受入れるプリント 基板の平面図、 第８図は、本発明の複合モジュラジャックの第５の好ましい実施形態の第４図 と同様な垂直断面図、 第９図は、本発明の複合モジュラジャックの第６の好ましい実施形態の第４図 と同様な垂直断面図 第１０図は、第９図に示すモジュラジャックを受入れるプリント基板の平面図 、 第１１図は、本発明の複合モジュラジャックの第７の好ましい実施形態の第４ 図と同様な垂直断面図、 第１２図は、本発明の複合モジュラジャックの第８の好ましい実施形態の第４ 図と同様な垂直断面図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 第１図および第２図を参照すると、絶縁ハウジング部材の全体を符号１０で示 してある。この絶縁ハウジング部材は、水平方向に延びる下側の第１長手方向壁 １２と、中間の第２長手方向壁１４と、上側の第３長手方向壁１６とを備える。 第１，第２長手方向壁は、符号１８，２０で示す側壁で結合され、これらの側壁 は第１，第２長手方向壁と共に、全体を符号２１で示す下側プラグ収容凹部を形 成する。第２，第３長手方向壁は、符号２２，２３で示す上側側壁で結合され、 これらの側壁は符号２４で示す上側プラグ収容凹部を形成する。下側のプラグ収 容凹部２１は、この列における全てのプラグ収容凹部の代表例であり、前部開口 端２６と、後部開口端２８と、中間壁３０とを備え、この中間壁は傾斜した上側 部３２と横方向延長部３４とを有する。なお、符号２０で示す壁は、第１ステッ プ３６と第２ステップ３８とを有する。上側凹部２４は、前部開口端４０と、後 部開口端４２と、中間壁４３とを備え、この中間壁は傾斜した下側部４４と横方 向延長部４６とを有する。符号２４で示す上側側壁は、第１ステップ４８と第２ ステップ５０とを有する。下側凹部には、下側の第１プラグインサート５１が挿 入され、このプラグインサートは、垂直部５２と水平部５４とを有する。垂直部 の底部にベース側５５が配置され、トップ側５６はベース部の頂部から水平部の 頂部を越えて延びる。更に、水平部は前端５８を有し、垂直部は後方面上に後端 ６０を有する。この垂直部の後端に対向して、中間垂直面６２が配置される。導 電ワイヤ６４，６６が孔６８内の垂直部を通して延びる。これらの孔は、トップ 側の溝７０を接続し、この中を、ワイヤが前端に向けて水平方向に延び、この後 、下方かつ後方に向けて延び、中間壁の傾斜したトップ側で支えられる。上側凹 部には、全体を符号７２で示す第２のトップインサートが挿入される。これらの インサートは、垂直部７３と水平部７４とを有する。垂直部の底部は、ベース側 ７５を有し、対向してトップ側７６が設けられる。水平部の前部に、前端７８が 配置され、水平部の後部に、後端８０が設けられ、この垂直部の後端の反対側に 中間垂直面８２が設けられる。導電ワイヤ８４，８６が孔８８内の垂直部を通っ て延び、これらの孔は、溝９０を接続し、ワイヤを前端に向けて案内し、この前 端から、ワイヤは下方かつ後方に向けて延び、中間壁の傾斜した面で支えられる 。第１，第２インサート双方からの導電ワイヤは、一体ピン９６を有するプリン ト基板９２に結合される。水平方向の第１，第２，第３長手方向壁は、前部縁部 ９８，１００，１０２を有する。これらの壁は、更に、後部縁部１０４，１０６ ，１０８を有する。上側の第３ボードは、第１，第２ボードを越えて横方向に配 置され、したがって、上側の第３ボードの後部縁部１０８は、第１，第２水平方 向壁の後部縁部１０４，１０６と垂直方向でずれている。したがって、下側プラ グを下側凹部内に挿入し、この後、上側凹部内に上側プラグを挿入し、上側プラ グを下側プラグの上に重なり、上側プラグの中間垂直面８２が下側インサートの 後端６０に当接することができることは明らかである。 第３図及び第４図を参照すると、絶縁されたハウジング部材の全体が符号１１ ０で示されている。この絶縁ハウジング部材は、下側の第１長手方向水平壁１１ ２と中間の第２長手方向壁１１４と上側の第３長手方向壁１１６とから形成され ている。符号１１８，１２０で示された下側の側壁が、第１，第２長手方向壁を 接続し、この側壁は、第１，第２長手方向壁と共に、１２１で示された下側のプ ラグ収容凹部を形成する。符号１２２，１２３で示された上側の側壁が、第２， 第３長手方向壁を接続し、この側壁は、１２４で示された１列の上側プラグ収容 凹部を形成する。下側プラグ収容凹部１２１は、その列の全プラグ収容凹部の典 型例であり、前方開口端部１２６と、後方開口端部１２８と、傾斜した上側部１ ３２と側方延長部１３４とを有する中間壁１３０とを含んでいる。符号１２０で 示された壁は、第１段部１３６と第２段部１３８とを有していることも分かるで あろう。１２４で示された上側凹部は、前方開口端部１４０と、後方開口端部１ ４２と、傾斜した下側部１４４と側方延長部１４６とを有し、下方に延びる中間 壁１４３とを含んでいる。１５１で全体が示された下側の第１インサートが、下 側凹部内に挿入され、この第１インサートは、垂直部１５２と水平部１５４とを 有している。垂直部の底部である基側部１５５と、上側部１５６とが配置され、 この上側部は、基部上部から水平部の上部上に延びる。また、前端部１５８が水 平部の前方に配置され、後端部１６０が垂直部の後面上に配置される。垂直部の この後端部の反対側に、中間垂直面１６２が配置される。１６４，１６６で示さ れた導電性ワイヤが、１６８で示された孔内の垂直部を挿通する。これらの孔は 、上側部の１７０で示された溝に接続し、この上側部内で、ワイヤが、前端部ま で水平に延び、この後、下方かつ後方に延び、中間壁の傾斜した上側部上で支え られる。符号１７２で全体が示された上側の第２インサートが、上側凹部内に挿 入される。これらのインサートは、垂直部１７３と水平部１７４とを有している 。垂直部の底部に、基端部１７５が配置され、対向する上側部１７６が配置され ている。水平部の前部に前端部１７８が配置され、水平部の後部に後端部１８０ が配置され、第２インサートの垂直部１７３の後端部に対向する関係で、中間垂 直面１８２が配置されている。１８４，１８６で示された導電性ワイヤが、１８ ８で示された孔内の垂直部を挿通し、この孔は、１９０で示された溝を接続し、 こ の溝は、ワイヤを最初、側方に、この後、下方に、この後、再び下方に、前端部 まで導き、この前端部から、上方かつ後方に延び、下方に延びる中間壁１４３の 下側の傾斜面１４４上で支えられる。第１，第２インサートの双方からの導電性 ワイヤは、一体型ピン１９６を有するプリント配線基板１９２に接続される。第 １，第２，第３長手方向水平壁は、それぞれ、前縁部１９８，２００，２０２を 有している。また、これらの壁は、それぞれ、後縁部２０４，２０６，２０８を 有している。上側の第３基板が、第１，第２基板を越えて側方に配置され、これ により、上側の第３基板の後縁部２０８が、第１，第２水平壁の後縁部２０４， ２０６から垂直方向でずれることが分かるであろう。従って、下側プラグを下側 凹部内に、上側プラグを上側凹部内に挿入することが可能であり、これにより、 上側プラグが下側プラグ上に配置され、上側プラグの中間垂直面１８２が下側イ ンサートの後端部１６０に当接することが分かるであろう。 第５図を参照すると、絶縁されたハウジング部材の第３の実施形態の全体が符 号３１０で示されている。この絶縁ハウジング部材は、下側の第１長手方向水平 壁３１２と第２長手方向壁３１４と上側の第３長手方向壁３１６とから形成され ている。３１８で示された下側の側壁が、第１，第２長手方向壁を接続し、この 側壁は、第１，第２長手方向壁と共に、３２１で示された下側のプラグ収容凹部 を形成する。３２２，３２３で示された上側の側壁が、第２，第３長手方向壁を 接続し、この側壁は、３２４で示された１列の上側プラグ収容凹部を形成する。 下側プラグ収容凹部３２１は、その列の全プラグ収容凹部の典型であり、前方開 口端部３２６と、後方開口端部３２８と、傾斜した上側部３３２と側方延長部３ ３４とを有する中間壁３３０とを含んでいる。３２０で示された壁は、第１段部 ３３６と第２段部３３８とを有していることも分かるであろう。３２４で示され た上側凹部は、前方開口端部３４０と、後方開口端部３４２と、傾斜した下側部 ３４４と側方延長部３４６とを有する中間壁３４３とを含んでいる。また、３２ ４で示された上側の側壁は、３４８で示された第１段部と３５０で示された第２ 段部とを有している。３５１で全体が示された下側の第１インサートが、下側凹 部内に挿入され、この第１インサートは、垂直部３５２と水平部３５４とを有し ている。基側部３５５が配置され、垂直部の上端部に上側部３５６が配置され、 この上側部は、基部上部から水平部の上部上に延びる。また、前端部３５８が水 平部の前方に配置され、後端部３６０が垂直部の後面上に配置される。垂直部の この後端部の反対側に、中間垂直面３６２が配置される。３６４，３６６で示さ れた導電性ワイヤが、３６８で示された孔内の垂直部を挿通する。これらの孔は 、上側部の３７０で示された溝に接続し、この上側部内で、ワイヤが、前端部ま で水平に延び、この後、下方かつ後方に延び、中間壁の傾斜した上側部上で支え られる。符号３７２で全体が示された上側の第２インサートが、上側凹部内に挿 入される。これらのインサートは、垂直部３７３と水平部３７４とを有している 。垂直部の底部に、基端部３７５が配置され、対向する上側部３７６が配置され ている。水平部の前方に前端部３７８が配置され、水平部の後部に後端部３８０ が配置され、垂直部の後端部に対向する関係で、中間垂直面３８２が配置されて いる。３８４，３８６で示された導電性ワイヤが、３８８で示された孔内の垂直 部を挿通し、この孔は、３９０で示された溝を接続し、この溝は、ワイヤを前端 部まで導き、この前端部から、上方かつ後方に延び、中間壁の下側の傾斜面上で 支えられる。第１，第２インサートの双方からの導電性ワイヤが、一体型ピン３ ９６を有するプリント配線基板３９２に接続される。第１，第２，第３長手方向 水平壁は、それぞれ、前縁部３９８，４００，４０２を有している。また、これ らの壁は、それぞれ、後縁部４０４，４０６，４０８を有している。上側の第３ 基板が、第１，第２基板を越えて側方に配置され、これにより、上側の第３基板 の後縁部４０８が、第１，第２水平壁の後縁部４０４，４０６から垂直方向でず れることが分かるであろう。従って、下側プラグを下側凹部内に、この後、上側 プラグを上側凹部内に挿入することが可能であり、これにより、上側プラグが下 側プラグ上に配置され、上側プラグの中間垂直面３８２が下側インサートの後端 部３６０に当接することが分かるであろう。 第６図を参照すると、絶縁されたハウジング部材の第４の実施形態の全体が符 号４１０で示されている。この絶縁ハウジング部材は、下側の第１長手方向水平 壁４１２と第２長手方向壁４１４と上側の第３長手方向壁４１６とから形成され ている。４１８で示された下側の側壁が、第１，第２長手方向壁を接続し、この 側壁は、第１，第２長手方向壁と共に、４２１で示された下側プラグ収容凹部を 形成する。４２２で示された上側の側壁が、第２，第３長手方向壁を接続し、こ の側壁は、４２４で示された１列の上側プラグ収容凹部を形成する。下側プラグ 収容凹部４２１は、その列の全プラグ収容凹部の典型であり、前方開口端部４２ ６と、後方開口端部４２８と、傾斜した上側部４３２と側方延長部４３４とを有 する中間壁４３０とを含んでいる。４２０で示された壁は、第１段部４３６と第 ２段部４３８とを有していることも分かるであろう。４２４で示された上側凹部 は、前方開口端部４４０と、後方開口端部４４２と、傾斜した下側部４４４と側 方延長部４４６とを有し、下方に延びる中間壁４４３とを含んでいる。また、４ ２２で示された上側の側壁は、４４８で示された第１段部と４５０で示された第 ２段部とを有している。４５１で全体が示された下側の第１インサートが、下側 凹部内に挿入され、この第１インサートは、垂直部４５２と水平部４５４とを有 している。垂直部の基側部１５５と上側部４５６とが配置され、この上側部は、 基部上部から水平部の上部上に延びる。また、前端部４５８が水平部の前方に配 置され、後端部４６０が垂直部の後面上に配置される。垂直部のこの後端部の反 対側に、中間垂直面４６２が配置される。４６４，４６６で示された導電性ワイ ヤが、４６８で示された孔内の垂直部を挿通する。これらの孔は、上側部の４７ ０で示された溝に接続し、この上側部内で、ワイヤは、前端部まで水平に延び、 この後、下方かつ後方に延び、中間壁の傾斜した上側部上で支えられる。符号４ ７２で全体が示された上側の第２インサートが、上側凹部内に挿入される。これ らのインサートは、垂直部４７３と水平部４７４とを有している。垂直部の上部 に、基側部４７５が配置され、対向する底側部３７６が配置されている。水平部 の前方に前端部４７８が配置され、水平部の後部に後端部４８０が配置される。 垂直部の後端部に対向する関係で、中間垂直面４８２が配置されている。４８４ ，４８６で示された導電性ワイヤが、４８８で示された孔内の垂直部を挿通し、 この孔は、４９０で示された溝を接続し、この溝は、ワイヤを前端部まで導き、 この前端部から、上方かつ後方に延び、中間壁の下側の傾斜面上で支えられる。 第１インサートからの導電性ワイヤは、一体型ピン４９６を有するプリント配線 基板４９２に接続される。第１，第２，第３長手方向水平壁は、それぞれ、前縁 部４９８，５００，５０２を有している。また、これらの壁は、それぞれ、後縁 部 ５０４，５０６，５０８を有している。中間の第２基板が、第１，第２基板を越 えて側方に配置され、これにより、上側の第３基板の後縁部５０８が、第１，第 ２水平壁の後縁部５０４，５０６から垂直方向でずれることが分かるであろう。 従って、下側プラグを下側凹部内に、この後、上側プラグを上側凹部内に挿入す ることが可能であり、これにより、上側プラグが下側プラグ上に配置され、上側 プラグの中間垂直面４８２が下側インサートの後端部４６０に当接することが分 かるであろう。 第７図を参照すると、本発明の複合モジュラジャックすなわちモジュラギャン グジャックを使用するプリント基板は、６１０，６１２，６１４，６１６で示さ れた複数のピン収容孔を含んでいる。６１８，６２０で示された複数グループの 導電性リードも含んでいる。 第８図を参照すると、絶縁されたハウジング部材の第５の実施形態の全体が符 号７１０で示されている。この絶縁ハウジング部材は、下側の第１長手方向水平 壁７１２と第２長手方向壁７１４と上側の第３長手方向壁７１６とから形成され ている。７１８で示された下側の側壁が、第１，第２長手方向壁を接続し、この 側壁は、第１，第２長手方向壁と共に、７２１で示された下側プラグ収容凹部を 形成する。７２２で示された上側の側壁が、第２，第３長手方向壁を接続し、こ の側壁は、７２４で示された１列の上側プラグ収容凹部を形成する。これらのプ ラグ収容凹部は、上述のものと同様である。７５１で全体が示された下側の第１ インサートが、下側凹部内に挿入され、この第１インサートは、上述のインサー トと同様である。符号７７２で全体が示された上側の第２インサートが、上側凹 部内に挿入される。これらのインサートも、上述のインサートと同様である。第 １，第２インサートからの導電性ワイヤが、プリント配線基板７９２に接続され る。第１，第２，第３長手方向水平壁は、それぞれ、前縁部７９８，８００，８ ０２を有している。前縁部７９８が、前縁部８００，８０２から後方に変位し、 これにより、上側及び下側ハウジングの前面が、一致しない階段状配置で垂直方 向にずれることが分かるであろう。 第９図を参照すると、絶縁されたハウジング部材の第６の実施形態の全体が符 号９１０で示されている。この絶縁ハウジング部材は、下側の第１長手方向水平 壁９１２と第２長手方向壁９１４と上側の第３長手方向壁９１６とから形成され ている。９１８で示された下側の側壁が、第１，第２長手方向壁を接続し、この 側壁は、第１，第２長手方向壁と共に、９２１で示された下側プラグ収容凹部を 形成する。９２２で示された上側の側壁が、第２，第３長手方向壁を接続し、こ の側壁は、９２４で示された１列の上側プラグ収容凹部を形成する。これらのプ ラグ収容凹部は、上述のものと同様である。９５１で全体が示された下側の第１ インサートが、下側凹部内に挿入され、この第１インサートは、上述のものと同 様である。符号９７２で全体が示された上側の第２インサートが、上側凹部内に 挿入され、これらのインサートは、上述のインサートと同様である。第１，第２ インサートからの導電性ワイヤが、プリント配線基板９９２上に表面実装される 。第１，第２，第３長手方向水平壁は、それぞれ、前縁部９９８，１０００，１ ００２を有し、後縁部９９８が、他の２つの前縁部１０００，１００２から前方 に凹設されている。 第１０図を参照すると、本発明の表面実装されるモジュラギャングジャックで 使用されるプリント配線基板は、１０１０，１０１２，１０１４で示された複数 の配置ピン収容孔を含んでいる。１０１８，１０２０で示された複数グループの 導電性パッドも含んでいる。 第１１図を参照すると、絶縁されたハウジング部材の第７の実施形態の全体が 符号１１１０で示されている。この絶縁ハウジング部材は、第１長手方向垂直壁 １１１２と第２長手方向垂直壁１１１４と第３長手方向垂直壁１１１６とから形 成されている。１１１８で示された下側の側壁が、第１，第２長手方向壁を接続 し、この側壁は、第１，第２長手方向壁と共に、１１２１で示されたプラグ収容 凹部を形成する。１１２２で示された側壁が、第２，第３長手方向壁を接続し、 この側壁は、１１２４で示された１列のプラグ収容凹部を形成する。これらのプ ラグ収容凹部は、上述のものと同様である。１１５１で全体が示された下側の第 １インサートが、下側凹部内に挿入され、この第１インサートは、上述のものと ほぼ同様である。符号１１７２で全体が示された上側の第２インサートが、上側 凹部内に挿入され、これらのインサートは、上述のインサートとほぼ同様である 。これらのインサートは、プリント回路基板１１９２に垂直方向で係合する。 第１２図を参照すると、絶縁されたハウジング部材の第８の実施形態の全体が 符号１２１０で示されている。この絶縁ハウジングは、第１長手方向水平壁１２ １２と第２長手方向垂直壁１２１４と第３長手方向垂直壁１２１６とから形成さ れている。１２１８で示された側壁が、第１，第２長手方向壁を接続し、この側 壁は、第１，第２長手方向壁と共に、１２２１で示されたプラグ収容凹部を形成 する。１２２２で示された側壁が、第２，第３長手方向壁を接続し、この側壁は 、１２２４で示された１列のプラグ収容凹部を形成する。これらのプラグ収容凹 部は、上述のものと同様である。１２５１で全体が示された下側の第１インサー トが、下側凹部内に挿入され、この第１インサートは、上述のものとほぼ同様で ある。符号１２７２で全体が示された第２インサートが、他の凹部内に挿入され 、このインサートは、上述のものと同様である。インサート１２７２が、基板１ ２９２に平行かつこれから垂直方向に変位した他のプリント回路基板１２９３上 に装着される。 モジュラギャングジャック組立体が、２列のプラグをプリント配線基板の縁部 上に位置決めするための効率的かつ経済的な手段を提供することが分かるであろ う。 種々の図面の好ましい実施形態と関連して本発明について説明したが、他の同 様な実施形態が使用可能であること、あるいは、本発明から逸脱することなく、 本発明の同じ作用を果たす変更及び追加が、上述の実施形態に対し行うことがで きることが理解されるべきである。従って、本発明は、単一の実施形態に制限さ れず、添付請求の範囲の記載の幅及び範囲で解釈されるべきである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． モジュラジャックアセンブリに使用するための絶縁ハウジングであって、 第１，第２，第３長手方向壁を備え、これらの長手方向壁は、第２長手方向壁が 離隔した平行な関係で第１長手方向壁の上側に重なり、第３長手方向壁が離隔し た平行な関係で第２長手方向壁の上側に重なり、第１対の側壁が第１，第２長手 方向壁間に介挿されて第１横方向プラグ収容凹部を形成し、第２対の側壁が第２ ，第３長手方向壁間に介挿されて第２横方向プラグ収容凹部を形成する、絶縁ハ ウジング。 ２． 前記長手方向壁のそれぞれは、前部縁部および後部縁部を有し、前記長手 方向壁の少なくとも２つの後部縁部は、ずれた位置に配置される請求項１に記載 の絶縁ハウジング。 ３． 第１，第２，第３長手方向壁は、垂直方向に離隔している請求項２に記載 の絶縁ハウジング。 ４． 前記長手方向壁の少なくとも２つの後部縁部は、垂直方向にずれた位置に 配置される請求項３に記載の絶縁ハウジング。 ５． 第３長手方向壁の後部縁部は、第１，第２長手方向壁の後部縁部を横方向 に越えて配置される請求項４に記載の絶縁ハウジング。 ６． 第１，第２長手方向壁の後部縁部は、垂直方向に整合する請求項５に記載 の絶縁ハウジング。 ７． 第１長手方向壁は、プリント基板に装着される請求項６に記載の絶縁ハウ ジング。 ８． 第１，第３長手方向壁の後部縁部は、第２長手方向壁の後部縁部を横方向 に越えて配置される請求項４に記載の絶縁ハウジング。 ９． 第１，第３長手方向壁の後部縁部は、垂直方向に整合する請求項８に記載 の絶縁ハウジング。 １０． 第１長手方向壁は、プリント基板上に装着される請求項９に記載の絶縁 ハウジング。 １１． 第３長手方向壁の後部縁部は、第２長手方向壁の後部縁部を横方向に越 えて延び、第２長手方向壁の後部縁部は、第１長手方向壁を横方向に越えて延び る請求項４に記載の絶縁ハウジング。 １２． （ａ）第１，第２，第３長手方向壁を備え、これらの長手方向壁は、第 ２長手方向壁が離隔した平行な関係で第１長手方向壁の上側に重なり、第３長手 方向壁が離隔した平行な関係で第２長手方向壁の上側に重なり、第１対の側壁が 第１，第２長手方向壁間に介挿されて第１横方向プラグ収容凹部を形成し、第２ 対の側壁が第２，第３長手方向壁間に介挿されて第２横方向プラグ収容凹部を形 成する、モジュラジャックアセンブリに使用するための絶縁ハウジングと、 （ｂ）ベース側と上側と後部端部と終端部とを有し、その終端部が第１プラグ 収容凹部内に延びる第１絶縁インサートと、 （ｃ）ベース側と上側と後部端部と終端部とを有し、終端部が第２プラグ収容 凹部内に延びる第２絶縁インサートと、 を具備するモジュラジャックアセンブリ。 １３． 導電手段が各絶縁インサートのベース側から上側に延び、更に、絶縁イ ンサートの終端部にほぼ水平に延び、更に、絶縁インサートの後部端部に向けて 下方かつ後方に延びる請求項１２に記載のモジュラジャックアセンブリ。 １４． 導電手段は、絶縁インサートのベース側の下側で下方に延びる請求項１ ３に記載のモジュラジャックアセンブリ。 １５． 複数のほぼ平行な導電手段が、絶縁インサートのベース側から上側へ垂 直に延び、更に、絶縁インサートの終端部に向けてほぼ水平に延び、更に、絶縁 ハウジングの後部端部に向けて下方かつ後方に延びる請求項１４に記載のモジュ ラジャックアセンブリ。 １６． 導電手段のそれぞれは、ベース内でベース側から上側に垂直に延び、更 に，インサートの上側で溝内を延びる請求項１５に記載のモジュラジャックアセ ンブリ。 １７． 絶縁インサートのそれぞれは、後部端部のそれぞれに対向する中間壁を 有し、第２インサートは、この第２絶縁インサートの中間壁が第１絶縁インサー トの後部端部に当接するように、第１インサートの上側に重なる請求項１２に記 載のモジュラジャックアセンブリ。 １８． 第１絶縁インサート上で、導電手段が、絶縁インサートのベース側から 上側に垂直に延び、更に、絶縁インサートの終端部に向けてほぼ水平に延び、更 に、第１絶縁インサートの後部端部に向けて下方かつ後方に延び、導電手段が、 絶縁インサートのベース側から上側に垂直に延び、更に、絶縁インサートの終端 部に向けてほぼ水平に延び、更に、第１絶縁インサートの後部端部に向けて上方 かつ後方に延び、更に、導電手段が、絶縁インサートのベース側から垂直に延び 、更に、終端部に向けてほぼ水平に延び、更に第２絶縁インサートの後部端部に 向けて上方かつ後方に延びる、請求項１２に記載のモジュラジャックアセンブリ 。 １９． 絶縁インサートのそれぞれは、その後部端部のそれぞれに対向する中間 壁を有し、第２インサートは、第１インサートの上に重ねられ、第２絶縁インサ ートの中間壁は、第１絶縁インサートの後部端部と垂直に整合される請求項１２ に記載のモジュラジャックアセンブリ。 ２０． 水平方向に延びるプラグ収容凹部の第１列が、水平方向に延びるプラグ 収容凹部の第２列の上に重ねて配置されるモジュラジャックアセンブリ用絶縁ハ ウジング。 ２１． 長手方向壁の少なくとも２つの前部縁部が、ずれて配置される請求項２ に記載の絶縁ハウジング。 ２２． 絶縁インサートがプラグ収容凹部内に配置される請求項２２に記載の絶 縁ハウジング。 ２３． 前記ハウジングとインサートとは、プリント基板上に装着される請求項 ２２に記載の絶縁ハウジング。 ２４． モジュラジャックアセンブリに使用するための絶縁ハウジングであって 、第１，第２，第３長手方向壁を備え、これらの長手方向壁は、第２長手方向壁 が離隔した平行な関係で第１長手方向壁に隣接し、第３長手方向壁が離隔した平 行な関係で第２長手方向壁に隣接し、第１対の側壁が第１，第２長手方向壁間に 介挿されて第１横方向プラグ収容凹部を形成し、第２対の側壁が第２，第３長手 方向壁間に介挿されて第２横方向プラグ収容凹部を形成する、絶縁ハウジング。 ２５． 絶縁インサートは、プラグ収容凹部内に配置される請求項２４に記載の 絶縁ハウジング。 ２６． ハウジングとインサートとはプリント基板上に垂直に装着される請求項 ２４に記載の絶縁ハウジング。 ２７． ハウジングとインサートとは２つの離隔した平行なプリント基板上に装 着される請求項２４に記載の絶縁ハウジング。 ２８． （ａ）モジュラジャックアセンブリに使用するため、第１，第２，第３ 長手方向壁を備え、これらの長手方向壁は、第２長手方向壁が離隔した平行な関 係で第１長手方向壁と側方に隣接し、第３長手方向壁が離隔した平行な関係で第 ２長手方向壁に関して側方に隣接し、第１対の側壁が第１，第２長手方向壁間に 介挿されて第１横方向プラグ収容凹部を形成し、第２対の側壁が第２，第３長手 方向壁間に介挿されて第２横方向プラグ収容凹部を形成する、絶縁ハウジングと 、 （ｂ）対向した側部と後部端部と終端部とを有し、その終端部が第１プラグ収 容凹部内に延びるように配置された第１絶縁インサートと、 （ｃ）対向した側部と後部端部及び終端部とを有し、その終端部が第２プラグ 収容凹部内に延びるように配置された第２絶縁インサートと、 を具備するモジュラジャックアセンブリ。