JPH11510957A - 発光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明の発光装置は、一対のランプホルダ（５）を有するハウジング（１）とハウジング（１）に存在する反射手段（３）の光軸（４）渡航さする二十週炭田級（５０）を機械的及び電気的に装着する一対の結合部材（２０）を有する。この結合部材（２０）の各々は、電極（２３）を有する第１基台（２１）と電極（２３）に抗して電球（５０）の電流導体（５１）を保持するために第１基台と共働する第２基台（２２）を有する。第１基台（２１）及び第２基台（２２）は、互いに結合するヒンジ結合（２４）と、互いに抗する押圧力に抗して離れた間隔を保持する固定具（２５）とを有する。実施例において、ハウジング（１）は、ハウジングの主要部品（１′）にヒンジ結合されたドア（６）を有する。実施例において、ハウジング（１）のヒンジ（２４）及び固定具（２５）は、結合部材（２０）のヒンジ（２４）及び固定具（２５）として動作する。この発光装置は、ランプの電気的結合を、容易、迅速、そして確実にもたらす。

Description

【発明の詳細な説明】 発光装置 技術分野 本発明は、光放射窓を有するハウジングと、光放射窓を貫く光軸を有し、かつ ハウジング内で発生した光を光放射窓を介して外部に向けるためにハウジング内 に配置された反射手段と、反射手段と光放射窓との間の光軸と交差する二重終端 電球を機械的に装着するハウジング内の一対のランプホルダと、電球の対応する 電流導体を電源に結合するためランプホルダから離れた一対の結合部材とを有し 、この設定部材の各々が、電球の電流導体が接点に対する押圧を維持するように 接点を有する第１基台と、この第１基台と共働する第２基台とを有する発光装置 に関する。 背景技術 このような発光装置は、米国特許出願大5461554号から既知である。 この既知の発光装置は、２つの終端の各々の周囲にランプキャップを有し、各 々のキャップから自由端にケーブルタグが設けられたランプの電流導体として外 部に電線が延び、２つの終端を有する電球（二重終端ランプ）用に設計されてい る。ランプホルダの各々は、ランプキャップを保持する。接触部材の各々は、ね じ山ピン及びこのピンにねじ込まれたナットを有する絶縁基台を有する。ねじ山 ピン及びナットはケーブルタブ上できつく締付けられる。 既知の発光装置のハウジングは、ハウジングの残りの部分にヒンジで取付けら れ、かつ閉じた状態に固定可能な光放射窓に対向するドアを有する。 既知の発光装置は、例えば大電力0.5〜１８ｋＷを消費する高圧メタルハライ ド放電ランプのような高輝度ランプ用に設計される。このようなランプは、動作 中、発光装置の温度が比較的高温になる、かなりの熱量を発生する。 既知の発光装置は、大電力、即ち大電流及び高温が、高い接触抵抗をもたらす 腐食にただちに繋がるという欠点を有する。これらは熱の発生を促進し、そして ランプが消える危険を増大する。温度変換は、ねじ込み結合のゆるみ及びケーブ ルタグ上のクランピング力の減少を招くであろう。問題点は、ケーブルタグ上の 初期クランピング力が、ランプを挿入する電気技術者に依存してしまうという点 にある。 同様の問題点が、発光装置のケーブルをナットもしくはねじでランプに固定し なければならない場合、若しくは金属ストリップがナット及びボルトによりラン プに固定されなければならない発光装置にみられる。 ヨーロッパ特許出願公開第 EP-A-0643258 号は、二重終端電球用の発光装置を 開示している。この中で、反射手段が光放射窓に向けて延びており、かつ光放射 窓を覆っている。この結果、軸方向にみた場合、長方形である。反射手段は、分 割されても良く、そして光放射窓から取除かれる収容された電球の側で、光放射 窓に向けて延在する第１部分と光軸上の第２部分とを有する。部品間の分離面は 、反射手段の焦点面と一致しても良く、そして電球をこの面のランプホルダに収 納できる。 先願であるヨーロッパ特許出願第 EP95201819.9 号が、両端から突出する基本 電流導体と、対応する終端かな離れた位置に金属装着部材をそれぞれ有するラン プ容器の首を有する二重終端電球を開示している。この装着部材は、発光装置中 の電気素子の所望の位置を得るために、電球の電気素子に対応して三次元に配置 された基準位置を有する。 発明の開示 本発明は、迅速、かつ良好な電球の電気的接触を実現でき、更に構造が簡単で ある上述のような発光装置を提供することを目的とする。 本発明によると、この目的は、各接触部材の第１及び第２基台がヒンジジョイ ントにより相互結合され、そして固定具が相互に作用して第１及び第２基台を維 持するヒンジジョイントから離れて設けられることで達成される。 接触部材の２つの基台の間のヒンジジョイントは、電球の電流導体の迅速な脱 着のみならず、比較的小さな力に付随する比較的大きな接触圧力が、レバーの作 用を利用した固定具により加える。電流導体と電気的接触との間の接触は、固定 具よりもヒンジジョイントに比較的近い。比較的大きな接触圧は、接触抵抗及び この抵抗により生じる腐食を削減する。 接触部材の利点は、これらの部材を、電球から外部部材に延びる電流導体を直 接接触できるという点にある。電球の絶縁ケーブル、そしてこのケーブルと電球 を覆うことが可能なキャップは、この場合、不必要である。同様に、発光装置に 機械的に固定されたランプを、再び動作位置に設ける固定具の固定が簡単に実現 される事態をもたらす。これは特に、電球が必要とする電流導体が巧みに操作さ れない場合、即ちランプホルダ及び接触部材が略々直線に配置される場合である 。首形状部によりランプを掴むランプホルダは、この場合、接触部材の間に配置 される。 接触部材の他の利点は、望まれるならば、比較的大きな構造に対応できること で、この結果、放熱機能を実現する。各接触部材の固定具は、例えば、閉じた状 態で発光装置のハウジングの部品を保持するために使用される締付けブラケット 若しくはクリップでも良い。 発光装置の特別な実施例において、ハウジングは、ヒンジジョイントによりハ ウジングのより大きな固定部に結合されるドアと、ヒンジジョイントから離れて ドアを閉じたい状態に維持する固定具を有し、ハウジング及びドア各々の固定部 は、接触部材の各々の２つの基台の一つを保持する。この実施例は、接触部材を 簡略化する。なぜならば、ヒンジジョイント及びハウジングの固定部を使用する が、ヒンジジョイント及び固定具自身が要求するものが無いためである。ランプ の交換は、必要な接触部材の独立した固定がなくとも動作するため、簡単かつ迅 速にできる。発光装置が金属ハウジングを有する場合、接触部材を絶縁体で装着 しなければならず、そして接触部材の基台が絶縁材料、例えばグラスファイバ若 しくはマイカが編込まれたセラミック材料のようなでなくてはならない。ヒンジ ジョイントの使用及びハウジングの固定は、モルドの望ましい簡素化を実現する 。ここで基台は、後者のセラミック基台の場合、特別に製造できる。ヒンジピン を提供する基台に、必要とされる穴が無いために製造できる。 これは、各接点の第１基台および第２基台の電気的接触がスプリングの押圧力 に抗して相互に動くことができる場合、即ち、各接触部材の第１基台の電気的接 触が第２基台を介したスプリングの押圧力に抗して配置可能な場合に望ましい。 この実施例は、接触部材における比較的厚い電流導体を有するランプの確実な保 持の実現をもたらす。なお、比較的厚い電流導体を有するランプ若しくは保持さ れるべき位置で電流導体がキンクをおこすランプについても同様である。スプリ ングの力は、一桁から数十（５〜１５）で、例えば１０Ｎである。 望ましい実施例において、各接触部材の第１基台は、ドアに固定される。より 詳細には、ランプホルダが接触部材間の線に沿って配置される。例えば、凹型反 射手段の頂点部分は、同様に望ましい応用において、ランプホルダ間のドアに固 定される。電球の機械的及び電気的結合は、この場合ドアによって実現される。 反射手段の他の部分は、ハウジングの固定部に設けられても良く、ドアが閉じら れる場合、ドアに存在するこれら部分は適合する。ドアが光放射窓に対向する場 合、この構成は望ましい。 望ましくは、各接触部材の電気的接触が、比較的堅い高度を有する耐食金属、 例えば、200〜600HV（Vickers 硬度）で比較的低い抵抗率ρ（大きくとも 0.8μ Ωｍ）で作ることが選択される。低い抵抗率は、接点に発生する熱を低くする。 高い硬度の値は、ランプの比較的柔らかい電流導体が接点の変形により接触され るという事態を防止する。この構造により、種々のランプについて同様の方法で 発光装置における次なるランプの接触を実現できる。ランプ比較的柔らかい電流 導体は同様に、導体が接触部材の押圧の基で容易に変形可能で、結果として電流 導体と接点との間の他接触面領域が、否変形電流導体の状態に比べて増加すると いう利点を有する。加えて、電流導体は、接点との形状に整合する用に変形し、 結果として、空気中の不純物が導体と接点との間を通過できる。接触部材は、お よそ 250℃までの加熱では表面の状態が実質的に変化しない。即ち、接触抵抗が 時間の経過と共に変化しないであろう。 接点がニッケル若しくは銅を有する合金で作られる事が望ましい。例えば、導 電率ρ（μΩｍ）及び硬度（ＨＶ）の値は、CuNi15Sn8:0.19,270-370;CuTi4.5:0 .13-0.29,310-350;NiCu31Fe<1:0.55,220;NiCu29Al2.5:0.61,250-340;NiMn2:0.12 ,220。集金族への不可が挙証される重量パーセントは、クロミウム−ニッケル鋼 、X12XrNi17 7:0.8,540-600;クロミウム−ニッケル鋼、 X7CrNiAl17 7:0.8,500である。 発光装置は、スポーツグラウンド、工業団地、タワーやビルの外観を照明する ために、上向き若しくは下向きに使用されても良い。発光装置は、例えば、ハロ ゲン白熱ランプ若しくは、例えばメタルハライドランプのような降圧放電ランプ のような放電灯に適応しても良い。このランプは、必要ならば外部エンベロープ を持っても良い。 図面の簡単な説明 第１図は、ドアを開けた状態の発光装置の斜視図を示す図である。 第２図は、第１図におけるII−II線部分の断面図である。 第３図は、接触部材の他の実施例を示す部分断面拡大図である。 発明を実施するための最良の形態 本発明にかかる発光装置の実施例は、以下に図面を参照して説明される。 第１図において、発光装置には、光放射窓２を有するハウジング１が設けられ ている。光放射窓２を貫く光軸４を有する反射手段３は、ハウジング１内に配置 されている。反射手段３は凹型基本形状を有する。この手段３は、ランプ５０に よりハウジング１内に発生された光を放電窓２を介して外部に向ける。一対のラ ンプホルダ５は、反射手段３と光放射窓２との間の光軸と交差する二重端部電球 の機械的装着のためハウジング内に配置される。電源に電球５０の対応する電流 導体を結合する一対の電気敵接触手段２０は、ランプホルダ５から離れて設けら れる。これら結合手段２０の各々は、電気端子２３に対する電球５０の対応する 電流導体５１の押しつけを維持するため、電極２３を有する第１基台２１とこの 第１基台２１と共働する第２基台２２とを有する。 示されたランプは、動作中およそ 1800 Ｗの電力を消費する高圧メタルハライ ド放電ランプである。 接触部材２０の第１基台２１及び第２基台２２は、ヒンジジョイント２４によ り相互結合されている。固定部２５が相互に力を与え合う第１の基台２１及び第 ２の基台２２を保持するヒンジジョイントから離れて設けられる。 第１図において、ハウジング１は、例えば光放射窓２に対向するヒンジジョイ ント１４によりハウジングのより大きく、かつ固定された部分１′に結合された ドア６である脱着部を有する。固定具１５は、ドア６を接触部材２０の各々の第 １の基台２１及び第２の基台２２から離れて選択されるこれら基台２１，２２を 保持するドア６とハウジング１の固定部１′が閉じた状態を維持するためにヒン ジジョイント１４から離れて設けられる。 図において、電気的接点２３を実現する接触部材２０各々の第１基台２１は、 ドア６に固定され、一方第２基台２２はハウジング１の固定部１′に固定される 。図示した発光装置において、ハウジング１のドア６と固定部１′との間のヒン ジジョイント１４は、接触部材２０の第１基台２１と第２基台２２との間のヒン ジジョイント２４を構築する。同様に、ドア６と固定部１′との間の固定具１５ は、接触部材２０の第１基台２１と第２基台２２との間の固定部２５を構築する 。ドア６が閉じている場合、電流導体は、接触部材２０の第２基台２２に対して 横たわるように設けられる。実際には設けられていないが既に設けられた場合を 想定している。固定具１５が選択的に儲けあれる場合、電流導体５１は所望のク ランプ力を持つ接触部材２０各々の第１の基台２１及び第２の基台２２の間（電 気的端子２３）にクランプされる。このクランプ力は、ランプ５０が装着された ここの電気特性に応じる。 ランプホルダ５及び接触部材２０は、ほぼ直線上に配置される。この結果、ラ ンプ５０は、ランプホルダ５に機械的な装着により配置され、ランプ５０の店頭 を許容するために必要な動作時のみドア６が閉じられる。図示された実施例にお けるドア６は、ランプホルダ５の間の反射手段３の頂点３′を保持する。ランプ ホルダ５は、ここでは接触部材２０の間に配置される。 固定部１５は、第１図においては二重設計である。しかしながらこれは必須で はない。固定部１５は、外部照明用の発行装置用に一般的に使用される変換収容 ブラケットであり、同様に例えば部品キットとしても使用される。この固定具は 、ハウジング１の固定部１′に突出部１５′を有し、そしてドア６において男性 二重ヒンジクリップ１５″を有する。このクリップ１５″は、突出部１５′の周 囲に引っかかり、角ヒンジ″の周囲のドア６に対しする平面に力が働く。このク リップは、ハウジング１の固定部１′に協力に押しつける位置を通過し、より柔 軟な位置に到る。この結果クリップ１５″は、外に向かう力無しでも戻ることが ない。 第２図において、接触部材２０の第１基台２１は、チューブ２８を介して通過 するねじ２７を有するドア６に固定されクランプ力を有する後者を維持する。ス プリング２６は、一方の終端ではドア６に対して、そして他の終端では第１基台 ２１に対して力を加える。第２基台２２が閉じたドア６が持つ接点２３に対向し て電流導体に力を加える場合、例えばNiMn2 で出来た接点２３を有する第１基台 ２１及び導体５１は、スプリング２６の力に抗してドア６に向けて配置される。 このスプリングは、電流導体５１上で、例えばおよそ１０Ｎの力で所望のクラン ピングを提供する。第１の基台２１及び第２の基台２２の電極２３は、スプリン グ２６の押圧力に相互にこうして対応配置される。図において、第１基台の電極 ２３は、第２基台２２を介してスプリング２６の押圧力に抗して配置される。 第３図において、接触部材２０の第２基台２２は、独立したヒンジジョイント ２４により電極２３を保持する第１基台２１に永久固定される。ヒンジジョイン ト２４に関して第２基台２２により形成されたレバーは、後方グリップがレバー の自由端２２を越える場合、固定具２５により電極２３上に配置される電流導体 上で、例えばおよそ１０Ｎという比較的大きな力を発生することに適応される。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．光放射窓（２）を有するハウジング（１）と、 光放射窓（２）を介して延在する光軸（４）を有し、ハウジング（１）におい て発生した光を光放射窓（２）を介して外部にする向けるためにハウジング（１ ）内に配置された反射手段（３）と、 前記反射手段（３）と前記光放射窓（２）との間の光軸（４）と交差するよう に前記ハウジング（１）内に二重終端電球を機械的に装着する一対のランプホル ダ（５）と、 前記電球の対応する電流導体を前記ランプホルダ（５）から離れた位置で電源 に結合する一対の電気的結合手段（２０）とを有し、 前記結合手段（２０）の各々が、電極（２３）を有する第１基台（２１）と 、前記電球の電流導体が前記電極（２３）に対して押付けられるように当該第１ 基台と共働する第２基台（２２）とを有する発光装置において、 前記各結合部材（２０）の前記第１基台（２１）及び第２基台（２２）がヒン ジジョイント（２４）により相互結合され、互いに作用し合う当該第１基台（２ １）及び第２基台（２２）を維持するために当該ヒンジジョイント（２４）から 離れた位置に固定具（２５）が設けられることを特徴とする発光装置。 ２．請求項１に記載の発光装置において、 前記ハウジング（１）が、ヒンジジョイント（１４）により当該ハウジングの より大きな固定部品（１′）に結合されたドア（６）と、当該ヒンジジョイント （１４）から離れた位置で当該ドア（６）を閉じたい状態に位置する固定部（１ ５）を有し、前記第１及び第２基台（２１、２２）を各々保持する前記ハウジン グ（１）の前記固定部品（１′）及びドア（６）が前記結合部材（２０）の各々 の第１の基台（２１）及び第２の基台（２２）から選択されることを特徴とする 発光装置。 ３．請求項１もしくは２に記載の発光装置において、 前記ランプホルダ（５）及び前記結合部材（２０）が、一本の直線に実質的 に配置されることを特徴とする発光装置。 ４．請求項１もしくは２に記載の発光装置において、 前記第１の基台（２１）及び前記第２の基台（２２）が、スプリング（２６） の押圧力にた害にこうして移動可能であることを特徴とする発光装置。 ５．請求項２、若しくは請求項２を参照する請求項３に記載の発光装置において 、 前記第１基台（２１）が前記ドア（６）に固定されることを特徴とする発光装 置。 ６．請求項１乃至３の何れか一項に記載の発光装置において、 前記電極（１３）が抵抗率ρが0.8までで、硬度が200〜600ＨＶの合金から成 ることを特徴とする発光装置。 ７．請求項４に記載の発光装置において、 第１基台（２１）の電極（２３）が前記第２基台（２２）を介して押圧するス プリング（２６）に抗して配置可能であることを特徴とする発光装置。