JPH11510015A - 再構成可能なオンデマンド方式電話及びデータラインシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、非電話線ネットワーク（２２０）（つまり既存の電力線配電網）上でのデジタル通信を用いて、個々のユーザー（２１０）に電話回線サービスを提供する。電話回線サービスは「オンデマンド」方式であり、いかなるユーザーも電話器を電気配線（２２０）に接続してその場で電話回線サービスを受けることができる。本発明の装置は、専用回線サービスに支払いたくないと考えている人に、主要電話サービス及びそれに代わる第二電話サービスを提供するために使用することができる。主要又は第二サービスでは、電話会社又は公共事業所が、線と関連する電話番号を割当てるか、若しくは電気配線（２２０）に接続すべき各特定の電話の内部部品として組み込まれた固有割り当て電話番号としてもよい。特定の「オンデマンド」線へ及び該線からのコールをつなぐ際に使用するために、追加の「オンデマンド」電話線に接尾辞等の識別子を割当ててもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 再構成可能なオンデマンド方式電話及びデータラインシステム発明の分野 本発明は一般的に、電話及びデータ通信の分野に関する。より詳細には、本発 明は、低電圧電力線配電網等の非電話ネットワークを、再構成可能なオンデマン ド方式の電話及びデータラインとして使用することに関する。発明の背景 今日の電話ネットワークにより、多くの個人ユーザーに電話及びデータ通信サ ービスが提供されている。各ユーザーには、固有の電話番号が割り当てられ、ユ ーザー位置から電話会社の中央局まで専用回線又は加入者回路が設置されている 。代表的には、ユーザー位置から中央局までの距離は約２〜３マイル程度である 。中央局では、各ユーザーと電話ネットワークとの間を接続する。 各ユーザーの加入者回路には、多くの電話及び例えばファックス機やモデム等 の他の通信機器が接続されていることがある。しかし、これらの機械は全て同じ 電話回線に接続されているので、一度に接続できるのは唯一つの電話コールのみ である。例えば、電話とファックスの複合機を使用する場合、一度にできるのは 電話機による音声コール若しくはファック ス機によるファックス通信のどちらかのみである。同様に、電話とモデムの複合 機を使用する場合、一度にできるのは電話機による音声コール若しくはモデムに よるデータコールのどちらかのみである。例えば電話で二人で話している際に、 一方が他方にファックス又はデーターファイルを送信して、それについてさらに 話し合いたいという場合にように、音声コールとデーターコール又はファックス コールのいずれかを同時に行いたい場合がよくある。各ユーザーに一本の回線し か付与されていない状態では、音声コールを終了し、ファックス又はデーターを 送信し、その後に再度音声コールをするという解決策しかない。この方法は非常 に不便である。 同時通信に係る上記の問題に対する別の解決策として、各ユーザーに二つ以上 の専用回線を割り当てるという方法がある。一人のユーザーに二本の専用回線を 割り当てた場合、一方を音声通信に使用し、同時に他方をファックス又はデータ 通信に使用することができる。一人のユーザーに複数の専用回線を割り当てるこ とによって、別の相手と同時に音声通信を行う際の問題が解決される。これは、 ユーザー位置にいる二人以上の人が、別の相手と音声コールを行おうとする場合 に生じる状況である。この場合、各人は各々別の専用回線を使用して、別の音声 コールを行うことができる。 各ユーザーに複数の回線を割り当てることの欠点は、システムがより複雑にな ること、及びこのようなシステムを操作するための帯域幅がさらに必要となるこ とである。ユーザーにとっては、特に、第二（又は追加的）回線は滅多に使用す るものではなく、また非常に短時間しか使用しないという事を鑑みると、追加回 線にかかる追加的費用は特に不利な点といえる。第二回線に関する費用の不利な 点は、多くの場合単一回線構成についても同様に当てはまる。これは、電話線の 配設及び実施化は、非常に複雑な官僚的手順によって行われるものであるためで ある。このユーザーにとっての不便さは、非常に短時間、一時的に電話回線が必 要である場合に倍増する。例えば仮住まい、大学の寮、別荘等で、電話線を配設 して実施化し、ほんの直ぐ後に撤去するというのは不便であることが多い。発明の目的 本発明の目的は、既存の送電線ネットワーク等の非電話線ケーブルを使用して 、電話回線サービスを提供するための装置を提供することにある。 本発明の別の目的は、送電線ネットワーク等の非電話線ケーブルを使用して、 再構成可能な電話回線サービスをダイナミック方式で提供するための装置を提供 することにある。 本発明のさらに別の目的は、送電線ネットワーク等の非電話線ケーブルによっ て、各ユーザーに一本以上の「オンデマンド」方式の電話回線をダイナミック方 式で提供するための装置を提供することにある。発明の嬰旨 本発明は、既存の電力線配電網の低電圧ケーブル等の非電 話ケーブルネットワークを使用して、各ユーザーに電話回線サービスを提供する 装置のための発明である。本明細書で言う低電圧配線とは、例えば１２０Ｖの単 相住居用設備等の、、各事業所及び住居へ電力を供給するために使用されている ものを指す。この電話回線サービスは、どのユーザーも電話又は他の通信機器を 電気配線に接続して、その場で電話回線サービスを得ることができるという意味 で、「オンデマンド」方式と言える。本発明の装置は、主に専用回線サービスに 費用をかけたくないと考えている使用者に、電話サービスを提供するために使用 することができる。若しくは、本発明の装置は、第二の専用回線サービスに費用 をかけたくないと考えている使用者に、第二電話サービス、つまり、第二、第三 ・・・回線の電話サービスを提供するために使用することができる。 本発明の送電線による電話サービスは、電気配線によるデジタル通信を用いる 。主要な電話サービスとして使用する場合には、電話会社又は公共事業所からそ の線に関連する電話番号を割り当ててもよい。又は、電気配線に接続する各電話 に、固有の電話番号を配線しておくこともできる。これは第二電話サービスの場 合にも適用することができる。若しくは、第二電話サービスの場合には、電線に 関連する電話番号は、あるユーザー位置で接続される全ての電話について同じ番 号とすることができる。追加の「オンデマンド」方式の電話回線には、特定のユ ーザー位置に関する番号の付ける接尾辞等の識別番号を割当てて、特定の「オン デマンド」回線へ又は 回線からコールをつなぐために使用することができる。 既存の電力線配電網を使用するだけでなく、本発明の電話サービスは、ケーブ ルつまりケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）のネットワーク配線等のいかなる配線シス テムをも使用することができる。 低電圧配電網は、アメリカ合衆国のシステムでは代表的には約１２の位置に接 続する電力変圧器を含む。各変圧器に接続する位置の数は、既存のシステムに応 じて、これ以上またはこれ以下とすることもできる。これらの電力変圧器には、 変圧器に接続される特定位置に関連する主要電話回線、及び各位置に関連する追 加の「オンデマンド」回線にコールをつなぐためのシステムコントローラーを設 ける。物理的に単一の通信媒体について複数の電話を使用することができるので 、トークン通過等のマルチアクセス法を使用して、通信媒体へのアクセスを制御 することができる。米国特許第４，８１５，１０６号（参照により本明細書に組 み込まれる）に開示されるような電力線通信装置等を使用して、電線と電話装置 とを接続することができる。図面の簡単な説明 上記の簡単な説明において述べた本発明の他の目的、特徴、及び利点は、以下 の説明的にのみ理解されるべき実施態様の詳細な説明、及び実施態様の特徴を示 す添付図面を参照してより明確に理解されるであろう。 図１は、従来技術の電話ネットワーク配線のブロック線図 である。 図２は、「オンデマンド」電話サービスを提供するために使用する電力線配線 ネットワークのブロック線図である。 図３は、本発明による「オンデマンド」電話回線の接続を示すユーザー位置の ブロック線図である。好ましい実施態様の詳細な説明 図１に従来の電話ネットワークの配線の一部を示す。中央局１００は、専用加 入者回路１２０によって、各ユーザーつまり加入者１１０と接続している。通信 用に追加の電話回線が欲しいと考えている各ユーザー１１０は、追加の専用加入 者回線１２０を設置し、月極め回線使用料を支払わなければならない。この場合 、中央局１００から加入者１１０へ二本の専用回線を設置しなければならない。 前述したように、追加の加入者回路についても、ほとんど使用しないにもかかわ らず一回線分の使用料の全てを支払わなければならない。 図２は、低電圧配線つまり電線２２０によって各ユーザー位置２１０へ電話サ ービスを提供するために、変圧器２００を経て電力線配電網を使用する場合を示 す。この電線２２０は、各ユーザー位置２１０と電力線網変圧器２００とを線２ ０４によって接続する。変圧器２００は、線２４０によって高電圧網に接続する 。変圧器２００にはコントローラ２０２が接続され、このコントローラは、以下 に詳細に説明するように、本発明を実施するために必要な制御機能を果たす。コ ントローラ２０２は、線２０４上又は線２２０のいずれかに 配置することができる。電力線インターフェース装置２３０は、各ユーザー位置 ２１０と電力線２２０との間に配置される。インターフェース装置２３０には、 電力線上でのデジタルデータ通信を可能にする米国特許第４，８１５，１０６号 に従って構成した電力線通信装置を用いることができる。若しくは、インターフ ェース装置２３０は、電話装置の内部部品として構成して、電力ソケットに電話 装置のプラグを差し込むことによって電話サービスを受けることができるように することもできる。インターフェース装置２３０は、ＳＬＩＣ（加入者線インタ フェース回路）によって通常提供される慣用のＢＯＲＳＣＨＴ（バッテリー、過 電圧、呼出し、監視、コーディング、ハイブリッド、及びテスト）機能、及び任 意のバッテリーバックアップ機能を提供するように構成してもよい。 コントローラー２０２は、ローカル電力線網管理及び制御機能を果たす。これ らの機能は、ダイナミックアドレス割当て及びネットワークアドレス／電話番号 連携、並びにダイナミック音声／データーチャンネル割当て及び管理を用いたネ ットワークアクセス付与等のローカルアドレス割振及び管理を含む。さらに、コ ントローラー２０２は、監視、エラー／欠陥検知、欠陥位置監視、遠隔ノード診 断等を含む、ローカルネットワークの監視を行う。コントローラー２０２はまた 、より高レベルのスイッチングシステムへ及び該システムからのマルチプレック ス／デマルチプレックスボイス／データパケットに、高速マルチプレックスを提 供する。ユニット診断 及び信号翻訳（ローカルアドレス経）等の追加の操作、管理、維持、及び規定（ ＯＡＭ＋Ｐ）機能をコントローラー２０２によって行うこともできる。 本発明の一実施態様においては、各ユーザー位置２１０に慣用の電話番号を割 り当てる。この番号は、位置２１０にある主要電話装置２１２に関連するもので ある。ユーザー位置において必要とされる追加の「オンデマンド」電話線には、 慣用の位置２１０の電話番号に加えて、各位置２１０における特定の「オンデマ ンド」電話線を特定する接尾辞が割り当てられる。「オンデマンド」電話線の割 当ては、追加の電話が接続される度に、コントローラー２０２によってダイナミ ック方式で行われる。 例えば、位置２１０に「５５５−１２１２」という電話番号を割当て、追加の 「オンデマンド」線に「５５５−１２１２−１」、「５５５−１２１２−２」 ・・・という電話番号を割り当てる。位置２１０へのコールは、最初に利用可能 な電話へとつながれる。よって、位置２１０においてコールをしていない時に、 位置２１０へコールがつながれると、主要電話機２１２を起動する。次のコール の場合は、コントローラー２０２が、主要番号が使用中であることを検知し、コ ールは第一「オンデマンド」ライン、つまり「５５５−１２１−１」へつながれ る。こちらからかける場合のコールにも同様の手法が適用される。位置２１０か らの最初のコールは、主要電話番号から発信したものとして取り扱われる。この ようにして、各位置２１０において電話線は「オンデマンド」 方式で使用可能であり、これらの線の一時的な割当ては、コントローラー２０２ によって調節される。「オンデマンド」回線についてのユーザーへの請求は、電 話の総接続時間数、接続された電話の受話器が外れていた総時間数、受信及び／ 又は発信コールの総数及び継続時間数、並びに同時通信チャンネルの使用等の種 々の要因を考慮して計算することができる。 本発明の別の実施態様において、電話のプラグを差し込むと、各電話に識別番 号がダイナミック方式で割り当てられる。外からかかってきたコールを受信する と、コントローラ２０２は、所定のユーザー位置２１０に接続されている全ての 電話、つまり識別番号が所定の電話番号に位置付けられている電話を鳴らす。こ のコールは最初にとった電話につながれる。外からかかってきた次のコールを受 信すると、使用中でない全ての電話がコントローラー２０２によって鳴らされる 。そしてこのコールは最初にとった電話につながれる。この後外からかかってく るコールにも同様の工程が繰り返される。外へかけるコールにも同様の手法を行 う。つまりコールを行うユーザー位置２１０の最初の電話にダイナミック方式に 線が割り当てられる。さらに電話をかけると、位置２１０の全ての電話にダイナ ミック方式に線が割り当てられる。 また、変圧器２００に一つの電話番号を割当て、変圧器２００に接続されてい る全ての電話に、変圧器２００の電話番号につける接尾辞式識別番号を割り当て てもよい。この実施態様では、位置２１０は連続的な専用加入者回線費用を支払 う必要はなく、代わりに、位置２１０のどこかで電話線が必要な場合には、電話 機のプラグを差し込むことにより、「オンデマンド」方式の電話線が割り当てら れる。 本発明の別の実施態様においては、接尾辞の使用を全て止め、代わりに各電話 機内部に埋め込んだ固有電話器識別番号システムを使用することができる。これ は、携帯電話システムに通常使用されている電話器に付与した連続番号の使用に 似た方式である。 複数の装置が共通の物理的通信チャンネルにアクセスしているため、ローカル エリアネットワーク（ＬＡＮ）又はワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）に使用 するようなマルチアクセス法を使用して、アクセスを調整する。本発明で使用す る通信システムは、各データパケットが、目的とする受信者を特定するヘッダー インフォメーションを含んでいる、パケットタイプのデジタルメッセージングシ ステムであってもよい。このヘッダーインフォメーションは、実行するシステム に応じて、慣用の電話番号若しくは慣用の電話番号と関連するロジカルネットワ ークアドレスとしてもよく、あるいは接尾辞インフォメーションを含んでいても よい。公共スイッチ電話ネットワーク（ＰＳＴＮ）の他の部分に対して実質的に 透明性を保つために、ヘッダーインフォメーションは、電話番号等の標準的なヘ ッダーインフォメーションを含む。次いで接尾辞レベルでのパケットデーターの 管理が各コントローラー２０２によって行われる。あるいは、ヘッダーインフォ メーションが接尾辞インフォメーション又は固有の電話連続 番号を含んでいてもよい。 ここで図３を参照すると、電力線によって配電線網に接続されているユーザー 位置２１０が示される。ネットワークインターフェース装置２３０は、必要なイ ンターフェース機能を提供することができれば、ユーザー位置の内部にあっても 外部にあってもよい。さらに、ネットワークインターフェース装置２３０は、一 本の線において一つの電話端末３００のみをつなぐように構成してもよく、又は 一本の線において多数の電話端末３００をつなぐように構成してもよい。また、 ネットワークインターフェース装置２３０は、多数の線をつなぐように構成して もよい。ネットワークインターフェース装置２３０を介して電力線２２０に接続 されるのは、一つ以上の電話端末３００である。より多くの電話回線が必要にな ったら、追加の電話端末３００を接続すればよい。モデム、ファックス機等の追 加のデータ通信機器も、同様にネットワークインターフェース装置２３０に接続 することができる。 コントローラー２０２のネットワーク側の接続部２０６（図２）は、慣用の電 話会社中央局に直接接続してもよく、あるいは電話ネットワークに接続するコン トローラー２０２と関連するより高レベルのスイッチング装置に接続してもよい 。この接続は、ワイヤ、ケーブル、マイクロ波、無線波、又は光学的連結とする ことができる。また接続部は、線２４０等の高電圧線を介していてもよい。この ような方法により、本発明の装置は、地方の電話操作局の装置に近い、またはこ れと同等の装置を提供することができる。 本発明を好ましい実施態様を参照して詳細に説明してきたが、本発明の精神及 び範囲から逸脱することなく、形式及び詳細に種々の変更を加えることができる ことは、当業者には理解されるであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，Ｈ Ｕ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 レイダス，クリストファー，ピー アメリカ合衆国マサチューセッツ州01983, トップス フィールド，ヘイヴァーヒル・ ロード・54

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供する方法であって、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、該非電 話線ネットワークに接続したコントローラーを使用する工程と、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するために、 非電話線ネットワークインタフェース装置を使用する工程と、 ユーザー位置にある非電話線ネットワークに接続された第一通信装置に電話 番号を割当て、該第一通信装置に前記非電話線ネットワーク上での通信チャンネ ルを提供する工程と、 ユーザー位置にある前記非電話線ネットワークに接続された追加の各通信装 置に、該非電話線ネットワーク上での追加の通信チャンネルを提供する工程とを 含む、ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間で、非 電話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供する方法。 ２．ユーザー位置において接続された前記追加の各通信装置に、第二の電話番号 を割当てる工程をさらに含み、該第二の電話番号は、前記電話番号と、ユーザー 位置において接 続された特定の追加の通信装置を識別するための識別番号とを含む、請求の範囲 第１項に記載の方法。 ３．ユーザー位置において接続された前記第一通信装置に第二の電話番号を割り 当てる工程をさらに含む、請求の範囲第２項に記載の方法。 ４．ユーザー位置において接続された前記追加の各通信装置に第二の電話番号を ダイナミック方式で割当てる工程をさらに含み、前記第二の電話番号は、前記電 話番号と、ユーザー位置において接続された特定の追加の通信装置を識別するた めの識別番号とを含む、請求の範囲第１項に記載の方法。 ５．ユーザー位置において接続された前記第一通信装置に第二の電話番号をダイ ナミック方式で割り当てる工程をさらにふくむ、請求の範囲第４項に記載の方法 。 ６．ユーザー位置において接続された前記追加の各通信装置に電話番号を割り当 てる工程をさらに含む、請求の範囲第１項に記載の方法。 ７．ユーザー位置において接続された前記第一通信装置に第二の電話番号を割り 当てる工程をさらに含む、請求の範囲第１項に記載の方法。 ８．ユーザー位置において接続された前記追加の各通信装置に電話番号をダイナ ミック方式で割り当てる工程をさらに含み、 前記第一通信装置への前記電話番号の割当てをダイナミック方式で行う、請 求の範囲第１項に記載の方法。 ９．ユーザー位置において接続された前記第一通信装置に、第二の電話番号をダ イナミック方式で割り当てる工程をさらに含む、請求の範囲第１項に記載の方法 。 10．ユーザー位置において接続された前記第一通信装置に、第一入来通信チャン ネルをつなぐ工程と、 前記第二の電話番号によって識別され、ユーザー位置に接続された前記追加 の通信装置に、次の追加の入来通信チャンネルをつなぐ工程とをさらに含む、請 求の範囲第２項に記載の方法。 11．ユーザー位置において接続された前記第一通信装置からの第一外出通信チャ ンネルをつなぐ工程と、 前記第二の電話番号によって識別され、ユーザー位置に接続された前記追加 の通信装置からの、次の追加の外出通信チャンネルをつなぐ工程とをさらに含む 、請求の範囲第２項に記載の方法。 12．ユーザー位置において接続された前記第一通信装置に、第一入来通信チャン ネルをつなぐ工程と、 前記電話番号によって識別され、ユーザー位置に接続された前記追加の通信 装置に、次の追加の入来通信チャンネルをつなぐ工程とをさらに含む、請求の範 囲第６項に記載の方法。 13．ユーザー位置において接続された前記第一通信装置からの第一外出通信チャ ンネルをつなぐ工程と、 前記電話番号によって識別され、ユーザー位置に接続された前記追加の通信 装置からの、次の追加の外出通信チャンネルをつなぐ工程とをさらに含む、請求 の範囲第６項に記載の方法。 14．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第１項に記 載の方法。 15．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）ネットワークを 含む、請求の範囲第１項に記載の方法。 16．ユーザー位置にある通信装置と電話ネットワークとの間に、非電話線ネット ワークを使用して通信チャンネルを提供する方法であって、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、該非電 話線ネットワークに接続したコントロ ーラーを使用する工程と、 ユーザー位置にある通信装置を非電話線ネットワークに接続するために、非 電話線ネットワークインターフェース装置を使用する工程と、 ユーザー位置にある非電話線ネットワークに接続された前記通信装置に少く とも一つの電話番号を割当て、該通信装置に前記非電話線ネットワーク上での一 つ以上の通信チャンネルを提供する工程とを含む、ユーザー位置にある通信装置 と電話ネットワークとの間に、非電話線ネットワークを使用して通信チャンネル を提供する方法。 17．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第１６項に 記載の方法。 18．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）ネットワークを 含む、請求の範囲第１６項に記載の方法。 19．非電話線ネットワークを使用して電話ネットワークと通信する、ユーザー位 置にある一つ以上の通信装置に識別番号を提供する方法であって、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、該非電 話線ネットワークに接続したコントローラーを使用する工程と、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワーク に接続するために、非電話線ネットワークインタフェース装置を使用する工程と 、 ユーザー位置において前記非電話線ネットワークに接続された各通信装置に 、ダイナミック方式で識別番号を割り当てる工程とを含む、非電話線ネットワー クを使用して電話ネットワークと通信する、ユーザー位置にある一つ以上の通信 装置に識別番号を提供する方法。 20．（ａ）入来通信チャンネルが前記ユーザー位置に宛てられている際に、使用 中でなく且つユーザー位置に接続されている全ての通信装置を鳴らす工程と、 （ｂ）入来通信チャンネルを、ユーザー位置において最初に応答した通信装 置に接続する工程と、 追加の入来通信チャンネルが該ユーザー位置に宛てられた場合に、前記（ａ ）工程及び（ｂ）工程を繰り返す工程をさらに含む、請求の範囲第１９項に記載 の方法。 21．ユーザー位置にある前記通信装置が、特定の識別番号及び電話番号のうちの 一つと関連する通信装置に対応する、請求の範囲第１９項に記載の方法。 22．外出通信チャンネルを必要とするユーザー位置にある各通信装置に、外出通 信チャンネルを提供する工程をさらに含む、請求の範囲第１９項に記載の方法。 23．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第１９項に 記載の方法。 24．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＶＴ）ネットワークを 含む、請求の範囲第１９項に記載の方法。 25．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供する方法であって、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、該非電 話線ネットワークに接続したコントローラーを使用する工程と、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するために、 非電話線ネットワークインタフェース装置を使用する工程と、 ユーザー位置にある非電話線ネットワークに接続された各通信装置に電話番 号を割当て、該各通信装置が通信チャンネルを必要とする場合に、該各通信装置 に前記非電話線ネットワーク上での通信チャンネルをダイナミック方式に提供す る工程とを含む、ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークと の間に、非電話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供する方法。 26．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請 求の範囲第２５項に記載の方法。 27．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＶＴ）ネットワークを 含む、請求の範囲第２５項に記載の方法。 28．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供する方法であって、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、該非電 話線ネットワークに接続したコントローラーを使用する工程と、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するために、 非電話線ネットワークインタフェース装置を使用する工程と、 前記各通信装置が通信チャンネルを必要とする時に、ユーザー位置において 前記非電話線ネットワークに接続された各通信装置に、識別番号及び通信チャン ネルをダイナミック方式で割り当てる工程とを含む、ユーザー位置にある一つ以 上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電話線ネットワークを使用して通 信チャンネルを提供する方法。 29．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第２８項に 記載の方法。 30．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＶＴ）ネットワークを 含む、請求の範囲第２８項に記載の方法。 31．非電話線ネットワークを使用して、ユーザー位置にある一つ以上の通信装置 及び電話ネットワークからの通信チャンネルを提供する方法であって、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、該非電 話線ネットワークに接続したコントローラーを使用する工程と、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するために、 非電話線ネットワークインタフェース装置を使用する工程と、 前記コントローラーに電話番号を割り当てる工程と、 前記非電話線ネットワークに接続され、前記コントローラーと関連する各通 信装置に、該電話番号及び識別番号を割当て、前記各通信装置が通信チャンネル を必要とする場合に、該各通信装置に前記非電話線ネットワーク上ので通信チャ ンネルをダイナミック方式で提供する工程を含む、非電話線ネットワークを使用 して、ユーザー位置にある一つ以上の通信装置及び電話ネットワークからの通信 チャンネルを提供する方法。 32．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第３１項に 記載の方法。 33．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＶＴ）ネットワークを 含む、請求の範囲第３１項に記載の方法。 34．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供する方法であって、 通信装置が非電話線ネットワークと接続していた合計時間数、通信装置を使 用した合計時間数、入来通信数、外出通信数、入来通信時間、同時通信チャンネ ル数、及び外出通信時間のうち、少くとも一つに従って、ユーザーに使用料を請 求する工程を含む、ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワーク との間に、非電話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供する方法。 35．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第３４項に 記載の方法。 36．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＶＴ）ネットワークを 含む、請求の範囲第３４項に記載の方法。 37．前記通信装置が、電話セット、ファックス機、モデム、スマートフォン、メ ッセージングシステム、及びコンピュ ーターのうちの一つである、請求の範囲第１項、第１６項、第１９項、第２５項 、第２８項、第３１項、又は第３４項のいずれかに記載の方法。 38．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供するための装置であって、該 装置は、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、前記非 電話線ネットワークに接続したコントローラーと、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するための、 非電話線ネットワークインタフェース装置とを備え、 前記コントローラーは、ユーザー位置にある非電話線ネットワークに接続さ れた第一通信装置に電話番号を割り当てるように適合された電話割当て回路と、 該第一通信装置に前記非電話線ネットワーク上での通信チャンネルを提供するよ うに適合された通信チャンネル割当て回路とを含み、 前記通信チャンネル割当て回路はさらに、ユーザー位置にある前記非電話線 ネットワークに接続される追加の通信装置に、前記非電話線ネットワーク上での 追加の通信チャンネルを提供するように適合されている、ユーザー位置にある一 つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電話線ネットワークを使用し て通信チャンネルを提供するための装置。 39．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第３８項に 記載の装置。 40．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＶＴ）ネットワークを 含む、請求の範囲第３８項に記載の装置。 41．ユーザー位置にある通信装置と電話ネットワークとの間に、非電話線ネット ワークを使用して通信チャンネルを提供するための装置であって、該装置は、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、該非電 話線ネットワークに接続したコントローラーと、 ユーザー位置にある通信装置を非電話線ネットワークに接続するための、非 電話線ネットワークインターフェース装置とを備え、 前記コントローラーは、ユーザー位置にある非電話線ネットワークに接続さ れた前記通信装置に少くとも一つの電話番号を割当てるように適当された電話割 当て回路と、該通信装置に前記非電話線ネットワーク上での一つ以上の通信チャ ンネルを提供するように適合された通信チャンネル割当て回路とを含む、ユーザ ー位置にある通信装置と電話ネットワークとの間に、非電話線ネットワークを使 用して通信チャンネルを提供するための装置。 42．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第４１項に 記載の装置。 43．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）ネットワークを 含む、請求の範囲第４１項に記載の装置。 44．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供するための装置であって、該 装置は、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、前記非 電話線ネットワークに接続したコントローラーと、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するための、 非電話線ネットワークインタフェース装置とを備え、 前記コントローラーは、ユーザー位置にある非電話線ネットワークに接続さ れた各通信装置に識別番号をダイナミック方式で割り当てるように適合された識 別番号割当て回路を備える、ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネッ トワークとの間に、非電話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供する ための装置。 45．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請 求の範囲第４４項に記載の装置。 46．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＶＴ）ネットワークを 含む、請求の範囲第４４項に記載の装置。 47．請求の範囲第４４項に記載の装置であって、 入来通信チャンネルが前記ユーザー位置に宛てられている際に、使用中でな く且つユーザー位置に接続されている全ての通信装置を鳴らし、入来通信チャン ネルを、ユーザー位置において最初に応答した通信装置に接続する入来チャンネ ル接続回路をさらに備え、該入来チャンネル接続回路は、追加の入来通信チャン ネルが該ユーザー位置に宛てられた場合に、使用中でない他の接続装置を鳴らす ように適合されており、前記装置はさらに、 外出通信チャンネルを必要とするユーザー位置にある各通信装置に、外出通 信チャンネルを提供するように適合された外出通信チャンネル接続回路を備える 、請求の範囲第４４項に記載の装置。 48．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供するための装置であって、該 装置は、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御するために、前記非 電話線ネットワークに接続したコント ローラーと、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するための、 非電話線ネットワークインタフェース装置とを備え、 前記コントローラーは、ユーザー位置にある非電話線ネットワークに接続さ れた各通信装置に識別番号を割り当てるように適合された識別番号割当て回路と 、前記各通信装置が通信チャンネルを必要とする場合に、該各通信装置に前記非 電話線ネットワーク上での通信チャンネルをダイナミック方式で提供するように 適当された通信チャンネル割当て回路とを備える、ユーザー位置にある一つ以上 の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電話線ネットワークを使用して通信 チャンネルを提供するための装置。 49．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第４８項に 記載の装置。 50．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）ネットワークを 含む、請求の範囲第４８項に記載の装置。 51．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供するための装置であって、該 装置は、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御 するために、前記非電話線ネットワークに接続したコントローラーと、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するための、 非電話線ネットワークインタフェース装置とを備え、 前記コントローラーは、前記各通信装置が通信チャンネルを必要とする場合 に、ユーザー位置にある非電話線ネットワークに接続された各通信装置に、識別 番号及び通信チャンネルをダイナミック方式で割り当てるように適合された、識 別番号及び通信チャンネル割当て回路を備える、ユーザー位置にある一つ以上の 通信装置と電話ネットワークとの間に、非電話線ネットワークを使用して通信チ ャンネルを提供するための装置。 52．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第５１項に 記載の装置。 53．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）ネットワークを 含む、請求の範囲第５１項に記載の装置。 54．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に、非電 話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供するための装置であって、該 装置は、 前記非電話線ネットワーク上の入来及び外出通信を制御 するために、前記非電話線ネットワークに接続したコントローラーを備え、該コ ントローラーは電話番号を割当てられており、前記装置はさらに、 ユーザー位置にある各通信装置を非電話線ネットワークに接続するための、 非電話線ネットワークインタフェース装置を備え、 前記コントローラーは、前記非電話線ネットワークに接続された各通信装置 に前記電話番号及び識別番号を割り当てるように適合され、且つ該コントローラ ーに関連する、電話番号及び識別番号割当て回路を備え、該割当て回路は、前記 各通信装置が通信チャンネルを必要とする場合に、該各通信装置に前記非電話線 ネットワーク上での通信チャンネルをダイナミック方式で提供するように適合さ れている、ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワークとの間に 、非電話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供するための装置。 55．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第５４項に 記載の装置。 56．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）ネットワークを 含む、請求の範囲第５４項に記載の装置。 57．ユーザー位置にある一つ以上の通信装置と電話ネットワ ークとの間に、非電話線ネットワークを使用して通信チャンネルを提供するため の装置であって、該装置は、 通信装置が非電話線ネットワークと接続していた合計時間数、通信装置を使 用した合計時間数、入来通信数、外出通信数、入来通信時間、同時通信チャンネ ル数、及び外出通信時間のうち、少くとも一つに従って、ユーザーに使用料を請 求するように適合された請求回路を備える、ユーザー位置にある一つ以上の通信 装置と電話ネットワークとの間に、非電話線ネットワークを使用して通信チャン ネルを提供するための装置。 58．前記非電話線ネットワークが、電力線配電網を含む、請求の範囲第５７項に 記載の装置。 59．前記非電話線ネットワークが、ケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）ネットワークを 含む、請求の範囲第５７項に記載の装置。