JPH11509202A - 除草性スルホンアミド - Google Patents

除草性スルホンアミド

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JPH11509202A
JPH11509202A JP9505912A JP50591297A JPH11509202A JP H11509202 A JPH11509202 A JP H11509202A JP 9505912 A JP9505912 A JP 9505912A JP 50591297 A JP50591297 A JP 50591297A JP H11509202 A JPH11509202 A JP H11509202A
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スチーブンソン,トーマス・マーテイン
パテル,カヌ・マガンブハイ
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イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 望ましくない植生の抑制に有用な式(I)の化合物及び農業的に適したその塩が開示されており、式中、Qは(Q−1)又は(Q−2)であり、R1〜R9及びqは開示において定義されている通りである。式(I)の化合物を含有する組成物、ならびに望ましくない植生又はその環境を有効量の式(I)の化合物と接触させることを含む望ましくない植生の抑制のための方法も開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】 除草性スルホンアミド 発明の背景 本発明はある種の除草性スルホンアミド類、農業的に適したそれらの塩及び組 成物、ならびに望ましくない植生の抑制のためのそれらの利用法に関する。 望ましくない植生の抑制は、高い収穫効率を達成するために非常に重要である 。中でも特に米、大豆、てんさい、とうもろこし(corn(maize))、 じゃがいも、小麦、大麦、トマト及びプランテーション作物などの有用な作物中 の雑草の成長の選択的抑制を達成することが非常に望ましい。そのような有用な 作物中の抑制されない雑草の成長は生産性を有意に低下させ、従って消費者への 経費の増加を生ずる。非作物領域中の望ましくない植生の抑制も重要である。こ れらの目的のために多くの製品を商業的に入手できるが、もっと有効で、経費が 低く、毒性が低く、環境的に安全であり、又は種々の作用様式を有する新規な化 合物への必要性が続いている。 EP 551,650 A2は除草剤として式iの複素環を開示している: 式中、中でも Uaは−C(=O)CHC(=O)−と一緒になって5−もしくは6−員炭素 環式環を形成し; WaはCHであり; R1a、R2a及びR3aは独立してハロゲン、アルコキシ、ニトロ、アルキル又は S(O)0-2Rであり; Rはアルキル、ハロアルキル又はN(アルキル)2である。 そこには本発明のスルホンアミドは開示されていない。 発明の概略 本発明は、すべての幾何及び立体異性体を含む式Iの化合物、農業的に適した その塩、それを含有する農業的組成物、ならびに望ましくない植生の抑制のため のその利用に関する: 式中、 Qは であり、 R1及びR2はそれぞれ独立してH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロ アルキル、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C1−C6アルキルチ オ、C1−C6ハロアルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロ アルキルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルス ルホニル、ハロゲン、シアノ又はニトロであり; R3はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6アルケニル、 C3−C6ハロアルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C6ハロアルキニル又はC1 −C6アルコキシであるか;あるいはR3はそれぞれ場合によりフェニル環上で C1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されていることがで きるフェニル又はベンジルであり; R4はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6アルケニル、 C3−C6ハロアルケニル、C3−C6アルキニル又はC3−C6ハロアルキニルであ るか;あるいは R3及びR4はそれぞれ場合により1〜2個のC1−C3アルキルにより置換され ていることができる−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2 CH2−、−CH2CH2CH2CH2CH2−又は−CH2CH2OCH2CH2−とし て一緒になることができ; R5はOR10、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C1−C6 アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6アルキル スルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル又はハロゲンであり; それぞれのR6は独立してC1−C3アルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3 アルキルチオ又はハロゲンであるか; あるいは2つのR6が同じ炭素原子に結合している場合、該R6対は一緒になっ て−OCH2CH2O−、−OCH2CH2CH2O−、−SCH2 CH2S−又は−SCH2CH2CH2S−を形成することができ、各基は場合によ り1〜4個のCH3で置換されていることができ; R7はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6アルコキシア ルキル、ホルミル、C2−C6アルキルカルボニル、C2−C6アルコキシカルボニ ル、C2−C6アルキルアミノカルボニル、C3−C7ジアルキルアミノカルボニル 、C1−C6アルキルスルホニル又はC1−C6ハロアルキルスルホニルであるか; あるいはR7はそれぞれ場合によりC1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニ トロで置換されていることができるベンゾイル又はフェニルスルホニルであり; R8はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6アルケニル又 はC3−C6アルキニルであるか;あるいはR8はそれぞれ場合によりフェニル環 上でC1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されていること ができるフェニル又はベンジルであり; R9はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、ハロゲン、シアノ又は ニトロであり; R10はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6アルコキシア ルキル、ホルミル、C2−C6アルキルカルボニル、C2−C6アルコキシカルボニ ル、C2−C6アルキルアミノカルボニル、C3−C7ジアルキルアミノカルボニル 、C1−C6アルキルスルホニル又はC1−C6ハロアルキルスルホニルであるか; あるいはR10はそれぞれ場合によりC1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニ トロで置換されていることができるベンゾイル又はフェニルスルホニルであり; qは0、1、2、3又は4である。 上記において、単独で又は「アルキルチオ」もしくは「ハロアルキル」 などの複合語において用いられる「アルキル」という用語は、直鎖状もしくは分 枝鎖状のアルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル又は種 々のブチル、ペンチルもしくはヘキシル異性体を含む。「1〜2個のアルキル」 という用語は、その置換基にとって利用できる位置の1つ又は2つがアルキルで あり得ることを示す。「アルケニル」は直鎖状もしくは分枝鎖状のアルケン、例 えば1−プロペニル、2−プロペニル及び種々のブテニル、ペンテニル及びヘキ セニル異性体を含む。「アルケニル」はまたポリエン、例えば2,4−ヘキサジ エニルを含む。「アルキニル」は直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキン、例えば1 −プロピニル、2−プロピニル及び種々のブチニル、ペンチニル及びヘキシニル 異性体を含む。「アルキニル」はまた複数の三重結合を含む部分(moieties)、例 えば2,5−ヘキサジイニルを含むことができる。「アルコキシ」は、例えばメ トキシ、エトキシ、n−プロピルオキシ、イソプロピルオキシ、ならびに種々の ブトキシ、ペントキシ及びヘキシルオキシ異性体を含む。「アルコキシアルキル 」はアルキル上のアルコキシ置換を示す。「アルコキシアルキル」の例にはCH3 OCH2、CH3OCH2CH2、CH3CH2OCH2、CH3CH2CH2CH2OC H2及びCH3CH2OCH2CH2が含まれる。「アルキルチオ」は分枝鎖状もし くは直鎖状のアルキルチオ部分、例えばメチルチオ、エチルチオ、ならびに種々 のプロピルチオ、ブチルチオ、ペンチルチオ及びヘキシルチオ異性体を含む。「 アルキルスルフィニル」はアルキルスルフィニル基の両エナンチオマーを含む。 例えばCH3S(O)、CH3CH2S(O)、CH3CH2CH2S(O)、(CH32CHS(O)ならびに種々のブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニル及 びヘキシルスルフィニル異性体。 「アルキルスルホニル」の例にはCH3S(O)2、CH3CH2S(O)2、CH3 CH2CH2S(O)2、(CH32CHS(O)2ならびに種々のブチルスルホニ ル、ペンチルスルホニル及びヘキシルスルホニル異性体が含まれる。「アルキル アミノ」、「ジアルキルアミノ」などは、上記の例と同様に定義される。 単独の又は「ハロアルキル」などの複合語における「ハロゲン」という用語は 、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素を含む。さらに、「ハロアルキル」などの複合 語において用いられる場合、該アルキルはハロゲン原子で部分的に又は完全に置 換されていることができ、それは同一又は異なることができる。「ハロアルキル 」の例にはF3C、ClCH2、CF3CH2及びCF3CCl2が含まれる。「ハロ アルコキシ」、「ハロアルキルチオ」、「ハロアルキルスルホニル」などの用語 は、「ハロアルキル」という用語と同様に定義される。「ハロアルコキシ」の例 にはCF3O、CCl3CH2O、HCF2CH2CH2O及びCF3CH2Oが含まれ る。「ハロアルキルチオ」の例にはCCl3S、CF3S、CCl3CH2S及びC lCH2CH2CH2Sが含まれる。「ハロアルキルスルホニル」の例にはCF3S (O)2、CCl3S(O)2、CF3CH2S(O)2及びCF3CF2S(O)2が 含まれる。 置換基中の炭素原子の合計数は「Ci−Cj」接頭辞により示され、ここでi及 びjは1〜7の数である。例えばC1−C3アルキルスルホニルはメチルスルホニ ルからプロピルスルホニルまでを称し;C2アルコキシアルキルはCH3OCH2 を称し;C3アルコキシアルキルは、例えばCH3CH(OCH3)、CH3OCH2 CH2又はCH3CH2OCH2を称し;C4アルコキシアルキルは、合計4個の炭 素原子を含有するアルコ キシ基で置換されたアルキル基の種々の異性体を称し、例にはCH3CH2CH2 OCH2及びCH3CH2OCH2CH2が含まれる。「アルキルカルボニル」の例 にはC(O)CH3、C(O)CH2CH2CH3及びC(O)CH(CH32が含 まれる。「アルコキシカルボニル」の例にはCH3OC(=O)、CH3CH2O C(=O)、CH3CH2CH2OC(=O)、(CH32CHOC(=O)及び 種々のブトキシ−もしくはペントキシカルボニル異性体が含まれる。 化合物が、置換基の数が1を越え得ることを示す添字を有する置換基で置換さ れている場合、該置換基は(それらが1を越える場合)、定義されている置換基 の群から独立して選ばれる。 例えばR2又はR8の場合のように、ある基が水素であることができる置換基を 含有する場合、この置換基が水素であるとしたら、これは該基が非置換であるこ とと等しいことが理解される。 本発明の化合物は1つ又はそれ以上の立体異性体として存在することができる 。種々の立体異性体はエナンチオマー、ジアステレオマー、アトロプ異性体及び 幾何異性体を含む。当該技術分野における熟練者は、1つの立体異性体は、それ が他の異性体に対して濃縮された場合、又は他の異性体から分離された場合、よ り活性であり得るか及び/又は有益な効果を示すことができることが理解される であろう。さらに当該技術分野における熟練者は、該立体異性体の分離の方法及 び/又は選択的製造の方法を知っている。従って本発明は式Iから選ばれる化合 物及び農業的に適したその塩を含む。本発明の化合物は立体異性体の混合物とし て、個々の立体異性体として、又は光学活性体として存在することができる。 本発明のいくつかの化合物は1つ又はそれ以上の互変異性体として存在するこ とができる。当該技術分野における熟練者は、例えば式Ia(QがQ−1であり 、R5がOR10であり、R10がHである式I)の化合物が下記に示す式Ib及びI cの互変異性体としても存在できることを理解するでろあろう。当該技術分野に おける熟練者は、該互変異性体が多くの場合に互いとの平衡状態で存在すること を理解するであろう。本発明は式Iの化合物のそのような互変異性体の混合物及 び個々の互変異性体を含む。 本発明の化合物の塩には、無機又は有機酸、例えば臭化水素酸、塩酸、硝酸、 リン酸、硫酸、酢酸、酪酸、フマル酸、乳酸、マレイン酸、マロン酸、シュウ酸 、プロピオン酸、サリチル酸、酒石酸、4−トルエンスルホン酸又は吉草酸との 酸−付加塩が含まれる。化合物がエノールなど の酸性基を含有する場合、本発明の化合物の塩には、有機塩基(例えばピリジン 、アンモニア又はトリエチルアミン)、あるいは無機塩基(例えばナトリウム、 カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウム又はバリウムの水素化物、水酸 化物、又は炭酸塩)を用いて形成されるものも含まれる。 より高い活性及び/又は合成の容易さの理由から好ましい化合物は次のとおり である: 好ましい化合物1. R1がH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C1−C6アルコキシ、 C1−C6ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロであり; R2がH又はハロゲンであり; R3及びR4がそれぞれ独立してH、C1−C6アルキル、C3−C6アルケニル又 はC3−C6アルキニルであるか;あるいは R3及びR4がそれぞれ場合により1〜2個のC1−C3アルキルにより置換され ていることができる−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2 CH2−、−CH2CH2CH2CH2CH2−又は−CH2CH2OCH2CH2−とし て一緒になることができ; それぞれのR6が独立してC1−C3アルキルであり; R8がH、C1−C6アルキル又はC3−C6アルケニルであり; R9がHであり; R10がH、ホルミル、C2−C6アルキルカルボニル、C2−C6アルコキシカル ボニル、C2−C6アルキルアミノカルボニル、C3−C7ジアルキルアミノカルボ ニル、C1−C6アルキルスルホニル又はC1−C6ハロアルキルスルホニルである か;あるいはR10が、それぞれ場合により C1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロで置換されていることができる ベンゾイル又はフェニルスルホニルである 上記の式Iの化合物及び農業的に適したその塩。 好ましい化合物2. R3及びR4がそれぞれ独立してH、C1−C4アルキル、アリル又はプロパルギ ルであるか;あるいは R3及びR4がそれぞれ場合により1〜2個のC1−C3アルキルにより置換され ていることができる−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2 CH2−、−CH2CH2CH2CH2CH2−又は−CH2CH2OCH2CH2−とし て一緒になることができ; R5がOR10であり; R7がHであり; R10がHである 好ましい化合物1の化合物。 好ましい化合物3. QがQ−1である 好ましい化合物2の化合物。 好ましい化合物4. QがQ−2である 好ましい化合物2の化合物。 最も好ましいのは: 5−クロロ−2−[(2−ヒドロキシ−6−オキソ−1−シクロヘキセン−1 −イル)カルボニル]−N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミド; 5−クロロ−N−エチル−2−[(2−ヒドロキシ−6−オキソ−1−シクロ ヘキセン−1−イル)カルボニル]−N−メチルベンゼンスルホンアミド;及び 2−[(2−ヒドロキシ−6−オキソ−1−シクロヘキセン−1−イル)カル ボニル]−N−N−ジメチル−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンア ミド の群から選ばれる好ましい化合物3の化合物である。 本発明はまた、除草的に有効な量の本発明の化合物、ならびに界面活性剤、固 体希釈剤又は液体希釈剤の少なくとも1つを含む除草性組成物に関する。本発明 の好ましい組成物は上記の好ましい化合物を含む組成物である。 本発明はまた、植生長の場所に除草的に有効な量の本発明の化合物を(例えば 本明細書に記載の組成物として)適用することを含む、望ましくない植生の抑制 のための方法に関する。好ましい使用法は、上記の好ましい化合物を含む方法で ある。 発明の詳細 式Iの化合物は、反応式1〜10に記載されている下記の方法及び変法の1つ 又はそれ以上により製造することができる。下記の式I〜XIVの化合物中のQ 、R1〜R10及びqの定義は、本発明の概略において上記で定義された通りであ る。式Ia〜Ieの化合物は式Iの化合物の種々のサブセット(subsets)であり 、式Ia〜Ieに関するすべての置換基は式Iに関して上記で定義された通りで ある。式Id及びIeの化合物は、QがそれぞれQ−1及びQ−2である式Iの 化合物に相当する。 反応式1は式Id(R5がOR10であり、R10はHを含んで定義されるR7と同 じである)の化合物の製造を示しており、それによると式Id(R5がOHであ る)の化合物を塩基の存在下で式IIの試薬と反応させ、ここでX1は塩素、フ ッ素、臭素、アセチルオキシ(OAc)、トリフルオロメチルスルホニルオキシ (OTf)であり、R10は前に定義された通りである。 反応式1 カップリングは当該技術分野において既知の方法により又は明らかな修正法に より行われる。例えばK.Nakumura,et al.WO 95/040 54を参照されたい。 反応式2は式Id(R5がSO211であり;rが1又は2であり、R11はC1 −C6アルキル又はC1−C6ハロアルキルである)の化合物の製 造を示しており、それによると式Id(R5がSR11である)の化合物をm−ク ロロペルオキシ安息香酸、ペルオキシ酢酸、過酸化水素、ペルオキシ三フッ化酢 酸又はペルオキシモノ硫酸カリウムなどの酸化剤と反応させる。酸化は当該技術 分野において既知の方法により又はこれらの方法の明らかな修正法により行われ る;例えばS.Pateu et al.,The Chemistry of Sulphones and Sulphoxides,John Wile y & Sonsを参照されたい。 反応式2 式Id(R5がNuであり、NuはSR11又はOR12であり、R11は前に記載 された通りであり、R12はC1−C6ハロアルキル又はC2−C6アルコキシアルキ ルである)の化合物は式Id(R5がハロゲンである)の化合物から、反応式3 に示されている通り、文献にて実証されている方法又はその修正法を用い、式I II(NuがSR11又はOR12であり、MがNa、K又はLiである)の求核試 薬を用いる処理により、当該技術分野における熟練者が製造することができる。 例えばP.H.Nelson,et al.,Synthesis,(1992 ),12,1287−1291;及びS.Miyano,et al,J.Ch em.Soc.,Perkin Trans 1,(1976),1146を参 照されたい。 反応式3 式Id(R5がハロゲンである)の化合物は、式Id(R5がOHである)の化 合物をオキザリルクロリド又はオキザリルブロミドなどのハロゲン化剤と反応さ せることにより製造することができる(反応式4)。この転化は文献で既知の方 法により又はその修正法により行うことができる。例えばS.Muller,e t al.,WO 94/13619;S.Muller,et al.,DE 4241999−A1を参照されたい。 反応式4 同様に、式Ieの化合物は上記の方法又はこれらの方法の明らかな修正法によ り製造することができる。 反応式5は式Iの化合物の製造を示しており、それによると式IVa又はIV bのエノールエステルをトリエチルアミンなどの塩基、触媒量のシアニド源(例 えばアセトンシアノヒドリン又はシアン化カリウム)、及び触媒量の有機塩基、 例えば4−ジメチルアミノピリジン、4−ピロリジノピリジン、4−メトキシピ リジン、4−(4−メチルピペリジン)ピリジン、1,5−ジアザビシクロ[4 ,3−0]ノン−5−エン(DBN)、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0] ウンデク−]−エン(D BU)又は1,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタンと反応させる。この 反応は不活性有機溶媒、例えばジクロロメタン、アセトニトリル又はテトラヒド ロフラン中で、20〜50℃において、好ましくは20℃において行うことがで きる。 反応式5 式IVaのエノールエステルは式VIの酸を2−クロロ−1−メチルピリジニ ウムヨーダイド(VII)及び式Vaのジオンと、トリエチルアミンなどの塩基 の存在下に、アセトニトリル、メチレンクロリド又はトルエンなどの不活性有機 溶媒中で、0〜110℃の温度において反応させることにより製造することがで きる(反応式6)。式IVbのエノールエステルは類似の方法により、酸VI及 びヒドロキシピラゾールVbから製造することができる。この型の反応は当該技 術分野において既知である。例えばE.Itaslam,Tetrahedro n(1976),36,2409−2433を参照されたい。 反応式6 式中QはQ−1である 式中QはQ−2である 反応式7は式VIの酸の製造を示しており、それによると式VIIIのエステ ルを水酸化ナトリウム、水酸化リチウム又は水酸化カリウムなどの塩基を用いて 、水又はアルコール、例えばメタノール又はエタノール中で、0〜100℃の温 度において処理し、酸の塩を得、それを次いで酸性化することによりカルボン酸 に転化することができる。 反応式7 式VIIIの化合物は置換サッカリン誘導体(IX)から製造することができ る。反応式8は式VIIIのエステルの製造を示しており、それによると式IX のサッカリン誘導体を式Xの試薬と、ナトリウムメトキシドの存在下で反応させ 、ここでX2は塩素、臭素又はSO44である。 反応式8 反応式9は式IXの化合物の製造を示しており、それによると式XIの化合物 を式XIIの試薬と、塩基の存在下で反応させ、ここでX3は塩素、臭素又はS O43である。 反応式9 式XIの化合物(サッカリン誘導体)の合成は当該技術分野において十分に実 証されており;例えばEngberts et al.,Jour.Am.Ch em.Soc.(1979),101,6981−6992;D.J.Hlas ta et al.,Tetrahedron(1991);Letters 32 7179−7182を参照されたい。サッカリン誘導体はこれらの方法又 はその明らかな修正法に従うことにより製造することができる。 R3及びR4が発明の概略において記載された通りに一緒になる式XIIIの化 合物は、反応式10に示された通りにして製造することができる。式XIVの化 合物を環状第2アミン、例えばアジリジン、アゼチジン、ピロリジン、モルホリ ン又はピペリジンと反応させることができる。 反応式10 式XIVの化合物は当該技術分野において既知の方法により(又はこれらの方 法の明らかな修正法により)製造することができる。例えばW.S.Saari and J.E.Schwering(1986),J.Heterocyc lic Chem.23,1253−1255を参照されたい。 式Ieの化合物は上記の方法により(又はこれらの方法の明らかな修正法によ り)当該技術分野における熟練者が製造することができる。 式Iの化合物の製造のための上記のいくつかの試薬及び反応条件は、中間体に 存在するある種の官能基と適合することができないことがわかる。これらの場合 、保護/脱保護の順序又は官能基相互転化を合成に挿入することが所望の生成物 を得ることを助けるであろう。保護基の使用及び選択は化学合成における熟練者 には明らかであろう(例えばGreene,T.W.;Wuts,P.G.M. Protective Groups in Organic Synthes is,2nd ed.;Wiley:New York,1991を参照された い)。当該技術分野における熟練者は、いくつかの場合、個々の反応式において 示されている通りに与えられた試薬を導入した後、詳細には記載されていない追 加の日常的合成段階を行って式Iの化合物の合成を完成させることが必要であり 得ることがわかるであろう。当該技術分野における熟練者には、式Iの化合物の 製造のために、示されている特定の順序が意味している以外の順番で、上記の反 応式に示されている段階の組み合わせを行うことが必要であり得ることもわかる であろう。 当該技術分野における熟練者には、式Iの化合物及び本明細書に記載の中間体 を種々の求電子性、求核性、ラジカル、有機金属、酸化及び還 元反応に供し、置換基を加える、又は現存する置換基を改変させることができる こともわかるであろう。 当該技術分野における熟練者はさらに工夫することなく、前記の記載を用いて 、本発明をその最大限まで利用することができると思われる。従って以下の実施 例は単に例示としてみなされるべきであり、いかようにも開示の制限としてみな されるべきではない。クロマトグラフィーの溶媒混合物の場合、又は他に指示さ れている場合を除いて、パーセンテージは重量による。クロマトグラフィーの溶 媒混合物の場合の部及びパーセンテージは、他に指示されていなければ体積によ る。1H NMRスペクトルはテトラメチルシランから低磁場へのppmにより 報告する;s=1重項、d=2重項、t=3重項、q=4重項、m=多重項、d d=2重項の2重項、dt=3重項の2重項、br s=ブロード1重項。 実施例1 段階A: 6−クロロ−2−エチル−1,2−ベンズイソチアゾール−3(2H )−オン1,1−ジオキシドの製造 水素化ナトリウム(7.5g、油中の50%)をジメチルホルムアミド(15 0mL)中に溶解された5−クロロサッカリン(32.61g)の溶液に、30 分かけて分けて加えた。20℃において30分後、ヨードエタン(15mL)を 分けて加え、混合物を60℃に5時間加熱し、次いで室温で18時間撹拌した。 水(500mL)を加え、得られる固体を集め、水(200mL)で洗浄し、乾 燥して33gの段階Aの標題化合物を得た。1 H NMR(400MHz,CD3SOCD3):δ1.34(t,3 H),3.8(q,2H);8.0(m,2H),8.6(s,1H)。段階B: 4−クロロ−2−[(エチルメチルアミノ)スルホニル]安息香酸メ チルの製造 9.25gの段階Aの標題化合物の溶液をジメチルホルムアミド(100mL )に溶解し、5℃に冷却した(氷浴)。メタノール中のナトリウムメトキシドの 溶液(23.5mL、メタノール中の1M)を滴下し、反応混合物を5℃でさら に15分間撹拌した。硫酸ジメチル(11.4mL)を滴下し、混合物を25℃ で2時間撹拌した。冷水(500mL)を加え、得られる固体を濾過により集め た。固体を水及びヘキサン(それぞれ100mL)で洗浄し、空気乾燥し、9グ ラムの融点が85〜91℃の段階Bの標題化合物を得た。 1H NMR(400MHz,CDCl3):δ1.2(t,3H),2.87 (s,3H),3,29(q,2H),3.94(s,3H),7.46(d, 1H),7.56(d,1H),7.8(s,1H)。段階C: 4−クロロ−2−[(エチルメチルアミノ)スルホニル]安息香酸の 製造 50mLのメタノール中の6グラムの段階Bの標題化合物の懸濁液に10mL の水酸化ナトリウムの50%水溶液を加えた。混合物は透明になり、撹拌を室温 で1時間続けた。反応混合物を減圧下で濃縮し、残留物を20mLの水に溶解し 、濃塩酸で酸性化し、3x10mLの酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル抽出物 を合わせ、MgSO4上で乾燥し、減圧下で濃縮して4.5グラムの段階Cの標 題化合物を融点が115〜121℃の固体として得た。1 H NMR(400MHz,CDCl3):δ1.17(t,3H); 2.89(s,3H),3.32(q,2H);7.62(m,2H),7.9 (s,1H)。段階D: 4−クロロ−2−[(エチルメチルアミノ)スルホニル]安息香酸3 −オキソ−1−シクロヘキセン−1−イルの製造 100mLのジクロロメタン中の2.77gの段階Cの標題化合物の溶液に、 3.1gの2−クロロ−1−メチルピリジニウムヨーダイド、1.4gのシクロ ヘキサンジオン及び5mLのトリエチルアミンを加えた。混合物を室温で18時 間撹拌し、次いで20mLの1M塩酸を加え、混合物を2x50mLのジクロロ メタンで抽出した。ジクロロメタン抽出物を合わせ、MgSO4上で乾燥し、減 圧下で濃縮した。残留物をシリカゲル上でヘキサン:酢酸エチル(1:1)を用 いてフラッシュクロマトグラフィーにかけ、1.33gの段階Dの標題化合物を 黄色の油として得た。1 H NMR(400MHz,CDCl3):δ1.16(t,3H),2.2( m,2H),2.5(m,2H),2.8(m,2H),2.89(s,3H) ,3.3(q,2H),6.09(s,1H),7.6(m,2H),7.8( s,1H)。段階E: 5−クロロ−N−エチル−2−[2(ヒドロキシ−6−オキソ−1− シクロヘキセン−1−イル)カルボニル]−N−メチルベンゼンスルホンアミド の製造 20mLのアセトニトリル中の1.12gの段階Dの標題化合物の溶液に、0 .9mLのトリエチルアミン、0.045gの4−ピロリジノピリジン及び3滴 のアセトンシアノヒドリンを加え、混合物を窒素雰囲気下で14時間撹拌した。 混合物を減圧下で濃縮し、残留物を10mL の1M NaOH中に懸濁させ、2x10mLのジエチルエーテルで抽出した。 水相を濃塩酸で酸性化し、2x25mLのジクロロメタンで抽出した。ジクロロ メタン抽出物を合わせ、MgSO4上で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮し、0. 8gの段階Eの標題化合物を油として得た。1 H NMR(400MHz,CDCl3):δ1.14(t,3H),2.0( m,2H),2.4(m,2H),2.69(m,2H),2.7(s,3H) ,3.19(q,2H),7.2(d,1H),7.6(d,1H),7.75 (s,1H)。 実施例2 段階A: 4−クロロ−2−[1(ピロリジニル)スルホニル]安息香酸メチル の製造 80mLのプロピオン酸及び2mLの水中の10gの4−クロロ−2−チオ安 息香酸メチル(例えばL.Katz,et al.,J.Org.Chem.( 1953)1380−1395)の懸濁液を0℃に冷却し;12.6mLの凝縮 塩素を撹拌しながら30分かけて滴下した。0℃で30分間撹拌した後、混合物 を300mLの氷冷水上に注ぎ、得られる油を集め、50mLのジクロロメタン に溶解し、−30℃に冷却した。10mLのピロリジンを滴下し、反応混合物を 30分間撹拌した。水(100mL)を加え、混合物を2x25mLのジクロロ メタンで抽出した。ジクロロメタン抽出物を合わせ、MgSO4上で乾燥し、減 圧下で濃縮し、6.2gの段階Aの標題化合物を融点が109〜111℃の固体 として得た。1 H NMR(400MHz,CDCl3):δ1.9(m,4H);3.41( m,4H),3.94(s,3H),7.46(d,1H),7. 55(d,1H),7.87(s,1H)。段階B: 4−クロロ−2−[(1−ピロリジニル)スルホニル]安息香酸の製 50mLのメタノール中の4.93gの段階Aの標題化合物の溶液を9mLの 50%水酸化ナトリウム水溶液で処理し、5時間還流した。反応混合物を室温に 冷却し、100mLの水を加え、溶液を濃塩酸で酸性化し、3x25mLのジク ロロメタンで抽出した。ジクロロメタン抽出物を合わせ、MgSO4上で乾燥し 、濾過し、濾液を減圧下で濃縮し、4.0gの段階Bの標題化合物を融点が15 8〜160℃の固体として残した。1 H NMR(400MHz,CDCl3):δ1.9(m,4H),3.4(m ,4H);6.8(b,s 1H),7.6(m,2H),7.95(s,1H )。段階C: 4−クロロ−2−[1−(ピロリジニル)スルホニル]安息香酸3− オキソ−1−シクロヘキセン−1−イルの製造 50mLのジクロロメタン中の3.78gの段階Bの標題化合物の溶液に、3 .98gの2−クロロ−1−メチルピリジニウムヨーダイドを加えた。5分後、 4.4mLのトリエチルアミン及び1.75gのシクロヘキサン−ジオンを加え 、混合物を室温で18時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残留物を溶媒と して酢酸エチルを用いてフラッシュクロマトグラフィーにかけ、3.13gの段 階Cの標題化合物を融点が82〜86℃の固体として得た。1 H NMR(400MHz,CDCl3):δ1.9(m,4H),2.2(m ,2H),2.4(m,2H),2.8(m,2H),3.39 (m,4H),6.12(s,1H),7.6(m,2H),7.95(s,1 H)。段階D: 1−[[5−クロロ−2−[(2−ヒドロキシ−6−オキソ−1−シ クロヘキセン−1−イル)カルボニル]フェニル]スルホニル]ピロリジンの製 15mLのアセトニトリル中の1.5gの段階Cの化合物の溶液に、1.3m Lのトリエチルアミン、0.06gの4−ピロリジノピリジン及び3滴のアセト ンシアノヒドリンを加えた。次いで混合物を窒素下で15時間撹拌した。追加の 0.04gの4−ピロリジノピリジン及び1滴のアセトンシアノヒドリンを加え 、反応混合物をさらに15時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残留物をシ リカゲル及び溶媒として酢酸エチルを用いてフラッシュクロマトグラフィーにか け、0.6gの段階Dの標題化合物を油として得た。1 H NMR(400MHz,CDCl3):d1.82(m,4H),2.0( m,2H),2.4(m,2H),2.8(m,2H),3.4(m,4H), 7.2(m,1H),7.35(m,1H),7.87(s,1H)。 当該技術分野において既知の方法と共に本明細書に記載の方法により、表1〜 5の以下の化合物を製造することができる。以下の略字を下記の表で用いる:P h=フェニル及びCN=シアノ。 調剤/用途 本発明の化合物は一般に、液体希釈剤、固体希釈剤又は界面活性剤の少なくと も1つを含む農業的に適した担体との調剤又は組成物として用いられるであろう 。調剤又は組成物の成分は、活性成分の物理的性質、適用の様式及び環境因子、 例えば土壌の型、水分及び温度と調和するように選ばれる。有用な調剤には溶液 (乳化可能な濃厚液を含む)、懸濁液、乳液(ミクロエマルジョン及び/又はサ スポエマルジョン(suspoemulsions)などの液体が含まれ、それ は場合により増粘してゲルとすることができる。有用な調剤にはさらに微粉末、 粉末、顆粒、ペレット、錠剤、フィルムなどの固体も含まれ、それらは水−分散 性(「湿潤性」)又は水溶性であることができる。活性成分を(マイクロ)カプ セル封入し、さらに懸濁液又は固体調剤とすることができる;別の場合、活性成 分の調剤全体をカプセル封入(又は「オーバーコート」)することができる。カ プセル封入は活性成分の放出を抑制又は遅延させることができる。噴霧可能な調 剤を適した媒体中に伸展し、1ヘクタール当たり約1〜数百リットルの噴霧体積 で用いることができる。高濃度組成物は主にさらなる調製のための中間体として 用いられる。 調剤は典型的に有効量の活性成分、希釈剤及び界面活性剤を、合計1 00重量パーセントとなる以下の大体の範囲内で含有する。 典型的固体希釈剤はWatkins,et al.,Handbook of Insecticide Dust Diluents and Carri ers,2nd Ed.,Dorland Books,Caldwell,N ew Jerseyに記載されている。典型的液体希釈剤はMarsden,S olvents Guide,2nd Ed.,Interscience,N ew York,1950に記載されている。McCutcheon’s De tergents and Emulsifiers Annual,Allu red Publ.Corp.,Ridgewood,New Jersey及 びSisely and Wood,Encyclopedia of Sur face Active Agents,Chemical Publ.Co. ,Inc.,New York,1964は、界面活性剤及び推薦される使用を 挙げている。すべての調剤は、泡、ケーキング、腐食、微生物成長などを減少さ せるための少量の添加剤、又は粘度を向上させるための増粘剤を含有することが できる。 界面活性剤には、例えばポリエトキシル化アルコール、ポリエトキシル化アル キルフェノール、ポリエトキシル化ソルビタン脂肪酸エステル、ジアルキルスル ホスクシネート、アルキルサルフェート、アルキルベンゼンスルホネート、オル ガノシリコーン、N,N−ジアルキルタウレート、リグニンスルホネート、ナフ タレンスルホネートホルムアルデヒド縮合物、ポリカルボキシレート及びポリオ キシエチレン/ポリオキシプロピレンブロックコポリマーが含まれる。固体希釈 剤には、例えばクレー、例えばベントナイト、モントモリロナイト、アタパルジ ャイト及びカオリン、澱粉、糖、シリカ、タルク、ケイ藻土、尿素、炭酸カルシ ウム、炭酸及び重炭酸ナトリウム、ならびに硫酸ナトリウムが含まれる。液体希 釈剤には、例えば水、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、 N−アルキルピロリドン、エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、パ ラフィン、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン、オリーブ油、ヒマシ油、ア マニ油、キリ油、ゴマ油、コーン油、落花生油、綿実油、大豆油、ナタネ油及び ココナツ油、脂肪酸エステル、ケトン類、例えばシクロヘキサノン、2−ヘプタ ノン、イソホロン及び4−ヒドロキシ−4−メチル−2−ペンタノン、ならびに アルコール類、例えばメタノール、シクロヘキサノール、デカノール及びテトラ ヒドロフルフリルアルコールが含まれる。 乳化可能な濃厚液を含む溶液は、成分を単に混合することにより調製すること ができる。微粉末及び粉末は、配合し、通常はハンマーミル又は流体エネルギー ミル(fluid energy mill)などにおいて摩砕することにより 調製することができる。懸濁液は通常、湿式−摩砕により調製される;例えばU .S.3,060,084を参照さ れたい。顆粒及びペレットは、予備形成された顆粒状担体上に活性材料を噴霧す ることにより、又は凝集法により調製することができる。Browning,“ Agglomeration”,Chemical Engineering, December 4,1967,pp147−48,Perry’s Che mical Engineer’s Handbook,4th Ed.,Mc Graw−Hill,New York,1963,pages 8−57及び 以下、ならびにWO 91/13546を参照されたい。ペレットはU.S.4 ,172,714に記載されている通りにして調製することができる。水−分散 性及び水溶性顆粒は、U.S.4,144,050、U.S.3,920,44 2及びDE 3,246,493に記載されている通りにして調製することがで きる。錠剤は、U.S.5,180,587、U.S.5,232,701及び U.S.5,208,030に記載されている通りにして調製することができる 。フィルムはGB2,095,558及びU.S.3,299,566に記載さ れている通りにして調製することができる。 調剤の技術分野に関するさらなる情報に関し、U.S.3,235,361、 6欄、16行から7欄19行、及び実施例10−41;U.S.3,309,1 92、5欄43行から7欄62行、及び実施例8、12、15、39、41、5 2、53、58、132、138−140、162−164、166、167及 び169−182;U.S.2,891,855、3欄66行から5欄17行及 び実施例1−4;Klingman Weed Control as a S cience,John Wiley and Sons,Inc.,New York,19 61,pp.81−96;ならびにHance et al.,Weed Co ntrol Handbook,8th Ed.,Blackwell Sci entific Publications,Oxford,1989を参照さ れたい。 以下の実施例において、パーセンテージはすべて重量により、調剤はすべて通 常の方法で調製される。化合物番号は索引表A及びBにおける化合物を指す 実施例A 高濃度濃厚液 化合物5 98.5% シリカエーロゲル 0.5% 合成非晶質微粉シリカ 1.0% 実施例B 湿潤性粉末 化合物5 65.0% ドデシルフェノールポリエチレングリコールエーテル 2.0% リグニンスルホン酸ナトリウム 4.0% シリコアルミン酸ナトリウム 6.0% モントモリロナイト(焼成) 23.0% 実施例C 顆粒 化合物5 10.0% アタパルジャイト顆粒(低揮発性物質、 90.0% 0.71/0.30mm;U.S.S.No.25−50シーブ) 実施例D 押出ペレット 化合物5 25.0% 無水硫酸ナトリウム 10.0% 粗リグニンスルホン酸カルシウム 5.0% アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 1.0% カルシウム/マグネシウムベントナイト 59.0%。 試験結果は、本発明の化合物が高度に活性な発芽前及び発芽後除草剤又は植物 成長調節剤であることを示す。その多くが、燃料貯蔵タンクの回り、工業的貯蔵 領域、駐車場、ドライブ−イン劇場、飛行場、川の土手、潅漑用及び他の水路、 掲示板及びハイウェイの回り、ならびに鉄道建造物などのすべての植生の完全な 抑制が望まれる領域において、広−範囲発芽前及び/又は後の雑草の抑制に用途 を有する。化合物のいくつかは、アルファルファ、大麦、綿、小麦、アブラナ、 てんさい、とうもろこし、こうりゃん、大豆、米、オーツ麦、落花生、野菜、ト マト、じゃがいも、コーヒー、ココア、油ヤシ、ゴム、さとうきび、柑橘類、ぶ どうの木、果実の木、ナッツの木、バナナ、料理用バナナ、パイナップル、ホッ プ、茶を含む多年性プランテーション作物、ならびにユーカリの木及び毬果植物 (例えばタエダ松)などの森、ならびに芝生の種(例えばケンタッキーブルーグ ラス、セントオーガスチングラス、ケンタッキーフェスキュー及びバーミューダ グラス)を含むがこれらに限られない重要な農業経営作物に許容性を有しつつ、 選ばれた草及び広葉雑草の抑制に有用である。当該技術分野における熟練者は、 すべての化合物がすべ ての雑草に対して等しく有効であるわけではないことがわかるであろう。別の場 合、本発明の化合物は植物の成長を変更するのに有用である。 本発明の化合物は単独で又は他の市販の除草剤、殺虫剤又は殺菌・殺カビ剤と 組み合わせて用いることができる。本発明の化合物は、ある種の作物への安全性 を向上させるために、市販の除草剤緩和剤、例えばベノクサコル、ジクロルミド 及びフリラゾールと組み合わせて用いることもできる。下記の除草剤の1つ又は それ以上の、本発明の化合物との混合物は、雑草の抑制に特に有用である:アセ トクロル、アシフルオルフェン及びそのナトリウム塩、アクロニフェン、アクロ レイン(2−プロペナール)、アラクロル、アメツリン、アミドスルフロン、ア ミトロール、スルファミド酸アンモニウム、アニロフォス、アスラム、アトラジ ン、アジムスルフロン、ベナゾリン、ベナゾリン−エチル、ベンフルラリン、ベ ンフレセート、ベンスルフロン−メチル、ベンスリド、ベンタゾン、ビフェノク ス、ブロマシル、ブロモキシニル、ブロモキシニルオクタノエート、ブタクロル 、ブトラリン、ブチレート、クロメトキシフェン、クロラムベン、クロルブロム ロン、クロリダゾン、クロリムロン−エチル、クロルニトロフェン、クロロトル ロン、クロルプロファム、クロルスルフロン、クロルタル−ジメチル、シンメチ リン、シノスルフロン、クロトジム、クロマゾン、クロピラリド、クロピラリド −オラミン、シアナジン、シクロエート、シクロスルファロムン、2,4−D、 ならびにそのブトチル、ブチル、イソオクチル及びイソプロピルエステル、及び そのジメチルアンモニウム、ジオラミン及びトロラミン塩、ダイムロン、ダラポ ン、ダラポン−ナトリウム、ダゾメト、2,4−DB、ならびにそのジメチルア ンモニウム、カリウム及びナトリウム塩、デスメジ ファム、デスメツリン、ジカンバ及びそのジグリコールアンモニウム、ジメチル アンモニウム、カリウム及びナトリウム塩、ジクロベニル、ジクロルプロプ、ジ クロホプ−メチル、2−[4,5−ジヒドロ−4−メチル−1−(1−メチルエ チル)−5−オキソ−1H−イミダゾール−2−イル]−5−メチル−3−ピリ ジンカルボン酸(AC 263,222)、ジフェンゾクアト、メチルサルフェ ート、ジフルフェニカン、ジメピペレート、ジメテナミド、ジメチルアルシン酸 及びそのナトリウム塩、ジニトラミン、ジフェナミド、ジクアトジブロミド、ジ チオピル、ジウロン、DNOC、エンドタル、EPTC、エスプロカルブ、エタ ルフルラリン、エタメツルフロン−メチル、エトフメセート、α,2−ジクロロ −5−[4−(ジフルオロメチル)−4,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキ ソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル]−4−フルオロベンゼンプロ パン酸エチル(F8426)、フェノキサプロプ−エチル、フェノキサプロプ− P−エチル、フェヌロン、フェヌロン−TCA、フラムプロプ−メチル、フラム プロプ−M−イソプロピル、フラムプロプ−M−メチル、フラザスルフロン、フ ルアジホプ−ブチル、フルアジホプ−P−ブチル、フルクロラリン、フルメツラ ム、フルミクロラク−ペンチル、フルミオキサジン、フルオメツロン、フルオロ グリコフェン−エチル、フルポキサム、フルリドン、フルロクロリドン、フルロ キシピル、フォメサフェン、フォサミンホアンモニウム、グルフォシネート、フ ルフォシネート−アンモニウム、グリフォセート、グリフォセート−イソプロピ ルアンモニウム、グリフォセート−セスキナトリウム、グリフォセート−トリメ シウム、ハロスルフロン−メチル、ハロキシフォプ−エトチル、ハロキシフォプ −メチル、ヘキサジノン、イミザ メタベンズ−メチル、イマザモクス(AC 299 263)、イマザピル、イ マザクイン、イマザクイン−アンモニウム、イマゼタピル、イマゼタピル−アン モニウム、イマゾスルフロン、イオキシニル、イオキシニルオクタノエート、イ オキシニル−ナトリウム、イソプロツロン、イソウロン、イソキサベン、イソキ サフルトレ(RPA 201772)、ラクトフェン、レナシル、リヌロン、マ レイン酸ヒドラジド、MCPA及びそのジメチルアンモニウム、カリウム及びナ トリウム塩、MCPA−イソオクチル、メコプロプ、メコプロプ−P、メフェナ セト、メフルイジド、メタム−ナトリウム、メタベンズチアズロン、[[2−ク ロロ−4−フルオロ−5−[(テトラヒドロ−3−オキソ−1H,3H−[1, 3,4]チアジアゾロ[3,4−a]ピリダジン−1−イリデン)アミノ]フェ ニル]チオ酢酸メチルKIH 9210)、メチルアルソン酸及びそのカルシウ ム、モノアンモニウム、モノナトリウム及びジナトリウム塩、[[[1−[5− [2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2−ニトロフェニル ]−2−メトキシエチリデン]アミノ]オキシ]酢酸メチル(AKH−7088 )、5−[[[[(4,6−ジメチル−2−ピリミジニル)アミノ]カルボニル ]アミノ]スルホニル]−1−(2−ピリジニル)−1H−ピラゾール−4−カ ルボン酸メチル(NC−330)、メトベンズロン、メトラクロル、メトスラム 、メトクスロン、メツリブジン、メツルフロン−メチル、モリネート、モノリヌ ロン、ナプロパミド、ナプタラム、ネブロン、ニコスルフロン、ノルフルラゾン 、オリザリン、オキサジアゾン、2−[[[[(4,6−ジメチル−2−ピリミ ジニル)アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]安息香酸3−オキセタニル (CGA 277476)、オキシフ ルオルフェン、パラクアトジクロリド、ペブレート、ペンジメタリン、ペルフル イドン、フェンメジファム、ピクロラム、ピクロラム−カリウム、プレチラクロ ル、プリミスルフロン−メチル、プロメトン、プロメツリン、プロパクロル、プ ロパニル、プロパクイザフォプ、プロパジン、プロファム、プロピザミド、プロ スルフロン、ピラゾリネート、ピラゾスルフロン−エチル、ピリデート、ピリチ オバク、ピリチオバク−ナトリウム、クインクロラク、クイザロフォプ−エチル 、クイザロフォプ−P−エチル、クイザロフォプ−P−テフリル、リムスルフロ ン、セトキシジム、シズロン、シマジン、スルコトリオン(ICIA0051) 、スルフェントラゾン、スルホメツロン−メチル、TCA、TCA−ナトリウム 、テブチウロン、テルバシル、テルブチラジン、テルブツリン、テニルクロル、 チアフルアミド(BAY 11390)、チフェンスルフロン−メチル、チオベ ンカルブ、トラルコキシジム、トリ−アレート、トリアスルフロン、トリベヌロ ン−メチル、トリクロピル、トリクロピル−ブトチル、トリクロピル−トリエチ ルアンモニウム、トリジファン、トリフルラリン、トリフルスルフロン−メチル 、ならびにベルノレート。 ある状況においては、類似の抑制範囲を有するが作用の様式が異なる他の除草 剤との組み合わせが耐性の雑草の発育の予防に特に有利である。 本発明の化合物の除草的に有効な量は複数の因子により決定される。これらの 因子には:選ばれる調剤、適用の様式、存在する植物の量と型、成長条件などが 含まれる。一般に本発明の化合物の除草的に有効な量は0.001〜20kg/ haであり、好ましい範囲は0.004〜1.0kg/haである。当該技術分 野における熟練者は、望ましい程度の雑草抑制のために必要な除草的に有効な量 を容易に決定することができ る。 以下の試験は、特定の雑草に対する本発明の化合物の抑制効率を示す。しかし 該化合物により与えられる雑草抑制はこれらの種に限られない。化合物の記載に 関しては索引表A及びBを参照されたい。略字「dec」は、融解すると化合物 が分解すると思われることを示す。略字「Ex.」は「実施例」を示し、どの実 施例でその化合物が製造されるかを示す数字が続く。 1H NMRデータに関し、索引表Bを参照されたい。 a 1H NMRデータはテトラメチルシランから低磁場へのppmにおける。カ ップリングは(s)−1重項、(d)−2重項、(t)−3重項、(q)−4重 項、(m)−多重項、(dd)−2重項の2重項、(dt)−3重項の2重項、 (br s)−ブロード1重項により示す。 発明の生物学的実施例 試験A 大麦(ホルデウム・ブルガレ(Hordeum vulgare))、バーン ヤードグラス(エキノクロア・クルス−ガリ(Echinochloa cru s−galli))、ベッドストロー(ガリウム・アパリネ(Garium a parine))、ブラックグラス(アロペクルス・ミオスロイデス(Alop ecurus myosuroides))、チックウィード(ステラリア・メ ジア(Stellaria media))、おなもみ(キサンチウム・スツル マリウム(Xanthium strumarium))、とうもろこし(ゼア ・メイズ(Zea mays))、綿(ゴシピウム・ヒルスツム(Gossyp ium hirsutum))、クラブグラス(ディジタリア・サングイナリス (Digitaria sanguinalis))、ドーニーブロム(ブロム ス・テクトルム(Bromus tectorum))、 ジァイアントフォックステール(セタリア・ファベリイ(Setaria fa berii))、ラムスクォータース(ケノポジウム・アルブム(Chenop odium album))、朝顔(イポモエア・ヘデラセア(Ipomoea hederacea))、アブラナ(ブラシカ・ナプス(Brassica napus))、米(オリザ・サチバ(Oryza sativa))、コウリ ャン(ソルグム・ビコロル(Sorghum bicolor))、大豆(グリ シン・マクス(Glycine max))、てんさい(ベタ・ブルガリス(B etavulgaris))、ベルベットリーフ(アブチロン・テオフラスチ( Abutilon theophrasti))、小麦(トリチクム・アエスチ ブム(Triticum aestivum))、野生そば(ポリゴヌム・コン ボルブルス(Polygonum convolvulus))、野生オーツ麦 (アベナ・ファツア(Avena fatua))の種子及びパープルナッツセ ジ(シペルス・ロツンズス(Cyperus rotundus))の塊茎を植 え、界面活性剤を含む非−植物毒性溶媒混合物中で調製された試験化学品で発芽 前処理した。 同時に、これらの作物及び雑草種を同じ方法で調製された試験化学品の発芽後 適用でも処理した。発芽後処理の場合、植物は2〜18cm(1〜4葉段階)の 高さの範囲であった。処理植物及び標準を温室中で12〜16日保持し、その後 すべての種を標準と比較し、視覚により評価した。表Aにまとめられている植物 応答等級は、0〜10の尺度に基づき、ここで0は効果なしであり、10は完全 な抑制である。ダッシュ(−)は試験結果がないことを示す。 試験B この試験で評価される化合物は、界面活性剤を含む非−植物毒性溶媒混合物中 で調製し、植物の実生が発芽する前に土壌表面に(発芽前適用)、ならびに1〜 4葉段階にある植物に(発芽後適用)、及び/又は土壌表面を覆う水に(潅水適 用)適用した。発芽前及び発芽後試験には砂質ローム土壌を用いたが、潅水試験 には沈泥ローム土壌を用いた。潅水試験の場合、水深は約2.5cmであり、試 験の持続時間の間、このレベルに保持した。 発芽前及び発芽後試験における植物種は、バーンヤードグラス(エキノクロア ・クルス−ガリ(Echinochloa crus−galli))、大麦( ホルデウム・ブルガレ(Hordeum vulgare))、ベッドストロー (ガリウム・アパリネ(Garium aparine))、ブラックグラス( アロペクルス・ミオスロイデス(Alopecurus myosuroide s))、チックウィード(ステラリア・メジア(Stellaria medi a))、おなもみ(キサンチウム・スツルマリウム(Xanthium str umarium))、とうもろこし(ゼア・メイズ(Zea mays))、綿 (ゴシピウム・ヒルスツム(Gossypium hirsutum))、クラ ブグラス(ディジタリア・サングイナリス(Digitaria sangui nalis))、ドーニーブロム(ブロムス・テクトルム(Bromus te ctorum))、ジァイアントフォックステール(セタリア・ファベリイ(S etaria faberii))、ジョンソングラス(ソルグム・ハルペンス (Sorghum halpense))、ラムスクォータース(ケノポジウム ・アルブム(Cheno podium album))、朝顔(イポモエア・ヘデラセア(Ipomoe a hederacea))、あかざ(アマランツス・レトロフレクス(Ama ranthus retroflexus))、アブラナ(ブラシカ・ナプス( Brassica napus))、リエグラス(ロリウム・ムルチフロルム( Lolium multiflorum))、大豆(グリシン・マクス(Gly cine max))、くわがたそう(ベロニカ・ペルシカ(Veronica persica))、てんさい(ベタ・ブルガリス(Beta vulgar is))、ベルベットリーフ(アブチロン・テオフラスチ(Abutilon theophrasti))、小麦(トリチクム・アエスチブム(Tritic um aestivum))、野生そば(ポリゴヌム・コンボルブルス(Pol ygonum convolvulus))及び野生オーツ麦(アベナ・ファツ ア(Avena fatua))を含んだ。この試験の発芽前部分の場合、化合 物の適用の1日前にすべての植物種を植えた。試験の発芽後部分の場合、適した 寸法の植物を与えるように調節してこれらの植物を植えた。潅水試験の植物種は 、試験のために2葉(2lf)段階に成長した米(オリザ・サチバ(Oryza sativa))、アンブレラセジ(シペルス・ジフォルミス(Cyperu s difformis))、ダックサラダ(ヘテランテラ・リモサ(Hete ranthera limosa))、バーンヤードグラス(エキノクロア・ク ルス−ガリ(Echinochloa crus−galli))及びレートウ ォーターグラス(エキノクロア・オリジコラ(Echinochloa ory zicola))を含んだ。 すべての植物種を通常の温室の慣例を用いて成長させた。未処理標準 と比較された場合に処理植物に現れる損傷の視覚による評価を、試験化合物の適 用から約14〜21日後に記録した。試験化合物に対する植物応答を表Bにまと め、それは0〜100の尺度に基づいて記録されており、ここで0は効果なしで あり、100は完全な抑制である。ダッシュ(−)は試験結果がないことを示す 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 295/22 C07D 295/22 Z (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BB ,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,GE, HU,IL,IS,JP,KG,KP,KR,KZ,L K,LR,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MX ,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK, TJ,TM,TR,TT,UA,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I [式中、 であり、 R1及びR2はそれぞれ独立してH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル 、C1−C6アルコキシ、C1−C6ハロアルコキシ、C1−C6アルキルチオ、C1 −C6ハロアルキルチオ、C1−C6アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキ ルスルフィニル、C1−C6アルキルスルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニ ル、ハロゲン、シアノ又はニトロであり; R3はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6アルケニル、 C3−C6ハロアルケニル、C3−C6アルキニル、C3−C6ハロアルキニル又はC1 −C6アルコキシであるか;あるいはR3はそれぞれ場合によりフェニル環上で C1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されていることがで きるフェニル又はベンジルであり; R4はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6アル ケニル、C3−C6ハロアルケニル、C3−C6アルキニル又はC3−C6ハロアルキ ニルであるか;あるいは R3及びR4はそれぞれ場合により1〜2個のC1−C3アルキルにより置換され ていることができる−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2 CH2−、−CH2CH2CH2CH2CH2−又は−CH2CH2OCH2CH2−とし て一緒になることができ; R5はOR10、C1−C6アルキルチオ、C1−C6ハロアルキルチオ、C1−C6 アルキルスルフィニル、C1−C6ハロアルキルスルフィニル、C1−C6アルキル スルホニル、C1−C6ハロアルキルスルホニル又はハロゲンであり; それぞれのR6は独立してC1−C3アルキル、C1−C3アルコキシ、C1−C3 アルキルチオ又はハロゲンであるか; あるいは2つのR4が同じ炭素原子に結合している場合、該R4対は一緒になっ て−OCH2CH2O−、−OCH2CH2CH2O−、−SCH2CH2S−又は− SCH2CH2CH2S−を形成することができ、各基は場合により1〜4個のC H3で置換されていることができ; R7はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6アルコキシア ルキル、ホルミル、C2−C6アルキルカルボニル、C2−C6アルコキシカルボニ ル、C2−C6アルキルアミノカルボニル、C3−C7ジアルキルアミノカルボニル 、C1−C6アルキルスルホニル又はC1−C6ハロアルキルスルホニルであるか; あるいはR7はそれぞれ場合によりC1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニ トロで置換されていることができるベンゾイル又はフェニルスルホニルであり; R8はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C3−C6アル ケニル又はC3−C6アルキニルであるか;あるいはR8はそれぞれ場合によりフ ェニル環上でC1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されて いることができるフェニル又はベンジルであり; R9はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、ハロゲン、シアノ又は ニトロであり; R10はH、C1−C6アルキル、C1−C6ハロアルキル、C2−C6アルコキシア ルキル、ホルミル、C2−C6アルキルカルボニル、C2−C6アルコキシカルボニ ル、C2−C6アルキルアミノカルボニル、C3−C7ジアルキルアミノカルボニル 、C1−C6アルキルスルホニル又はC1−C6ハロアルキルスルホニルであるか; あるいはR10はそれぞれ場合によりC1−C3アルキル、ハロゲン、シアノ又はニ トロで置換されていることができるベンゾイル又はフェニルスルホニルであり; qは0、1、2、3又は4である] から選ばれる化合物及び農業的に適したその塩。 2.R3及びR4がそれぞれ独立してH、C1−C4アルキル、アリル又はプロパ ルギルであるか;あるいは R3及びR4がそれぞれ場合により1〜2個のC1−C3アルキルにより置換され ていることができる−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2 CH2−、−CH2CH2CH2CH2CH2−又は−CH2CH2OCH2CH2−とし て一緒になることができ; R5がOR10であり; R7がHであり; R10がHである 請求の範囲第1項の化合物。 3.QがQ−1である 請求の範囲第2項の化合物。 4.QがQ−2である 請求の範囲第2項の化合物。 5.5−クロロ−2−[(2−ヒドロキシ−6−オキソ−1−シクロヘキセン −1−イル)カルボニル]−N,N−ジメチルベンゼンスルホンアミド; 5−クロロ−N−エチル−2−[(2−ヒドロキシ−6−オキソ−1−シクロ ヘキセン−1−イル)カルボニル]−N−メチルベンゼンスルホンアミド;及び 2−[(2−ヒドロキシ−6−オキソ−1−シクロヘキセン−1−イル)カル ボニル]−N−N−ジメチル−5−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンア ミド の群から選ばれる請求の範囲第3項の化合物。 6.除草的に有効な量の請求の範囲第1項の化合物、ならびに界面活性剤、固 体希釈剤又は液体希釈剤の少なくとも1つを含む除草性組成物。 7.望ましくない植生又はその環境を除草的に有効な量の請求の範囲第1項の 化合物と接触させることを含む望ましくない植生の成長を抑制するための方法。 8.式IVa及び式IVb の化合物を塩基、触媒量のシアニド源、ならびに4−ジメチルアミノピリジン、 4−ピロリジノピリジン、4−メトキシピリジン、4−(4−メチルピペリジン )ピリジン、1,5−ジアザビシクロ[4,3−0]ノン−5−エン(DBN) 、1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデク−]−エン(DBU)及び1 ,4−ジアザビシクロ[2,2,2]オクタンの群から選ばれる触媒量の有機塩 基と接触させることを含む式Iの化合物の製造法。
JP9505912A 1995-07-10 1996-07-03 除草性スルホンアミド Pending JPH11509202A (ja)

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