JPH11508564A - 合成n−結合グリココンジュゲートを製造するための方法 - Google Patents

合成n−結合グリココンジュゲートを製造するための方法

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JPH11508564A JP9504667A JP50466797A JPH11508564A JP H11508564 A JPH11508564 A JP H11508564A JP 9504667 A JP9504667 A JP 9504667A JP 50466797 A JP50466797 A JP 50466797A JP H11508564 A JPH11508564 A JP H11508564A
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Abstract

(57)【要約】 −NH2又は−NHNH2基を含む求核試薬とのグリコシル−1−アミンのアミノ基転移反応は、1−アミノ基の置換により広範囲のグリココンジュゲートを調製するために用いられる。その置換反応は、先行技術の還元的アミノ化反応のように糖の環構造に悪影響を与えない。適切な求核試薬は、発色団基、発蛍光団基、化学発光基、脂質、アミノ酸もしくはペプチド成分、ビオチン、薬剤及びリンカー/スペーサー基並びにアフィニティーラベルを有する求核試薬である。求核試薬に対するグリコシル−1−アミンの比は、重量で約1:1〜約1:2の範囲である。

Description

【発明の詳細な説明】 合成N−結合グリココンジュゲートを製造するための方法 発明の分野 本発明は、合成N−結合グリココンジュゲートに、特に球核試薬とのグリコシ ル−1−アミンの反応によりN−結合グリココンジュゲートを合成するための方 法に関する。 発明の背景 天然の糖タンパク質及び糖脂質中のタンパク質及び脂質に結合した炭水化物成 分は、いくつかの生物活性、例えば細胞培養、微生物感染、受精、癌転移及び細 胞内輸送において顕著な役割を演ずる。それゆえ、例えば糖の還元端における発 色団、発蛍光団又は放射性同位体とのコンジュゲーションによりオリゴサッカリ ド誘導体を調製することにより、これらの炭水化物成分を研究することが役立つ 。 オリゴサッカリドの化学修飾により誘導されたグリココンジュゲートプローブ は構造分析及び生物学的機能の解明のための強力な道具であるばかりでなく、コ ンジュゲートワクチンの開発、臨床診断及び治療にも役立ち得る。発色団及び蛍 光グリココンジュゲートのための適用は例えばHPLC、キャピラリー電気泳動及び ポリアクリルアミドゲルでの分解による、炭水化物分析、並びにグリコシルトラ ンスフェラーゼ及び糖タンパク質処理酵素を用いる研究のための基質としての炭 水化物分析を含む。ネオ糖脂質は、オリゴサッカリドを認識することが知られて いる精製されたレセプターでのTLCプレートのプロービングに並びに免疫調節剤 としての糖脂質アナログ(G LAS)として役立つ。化学発光誘導体は、化学発光ベースのイムノアッセイに役立 つ。グリココンジュゲートプローブは、固相システムにおける固定化された糖と して、アビジンでの安定な多価複合体の形成のためのビオチンの誘導体として、 ネオ糖ペプチド、ネオ糖タンパク質として、診断試薬における特異的に結合する 分子として、そしてポリサッカリド−コンジュゲートワクチンとしても役立つ。 グリココンジュゲートプローブのための多数の適用は、化学反応における重要 な調査及びオリゴサッリドの修飾のためのカップリング方法を示唆している。グ リココンジュゲートの合成のためのいくつかの周知の方法がある(Lee,Y.C.ら(Glycoconjugates: Composition Structure and Function H.J.Allen & E.C .Kisaulis,eds; Dekker,New York; 121; 1992))。 例えば、還元的アミノ化、オリゴサッカリドの還元末端がタンパク質のアミノ 基と反応してシッフアダクトを形成するグリココンジュゲートの調製のための広 く用いられる技術である。次のそのシッフアダクトはナトリウムシアノボロヒド リドで還元されて糖のアルデヒド形態と第1アミンとの間に共有結合を形成する 。還元的アミノ化は、ネオ糖タンパク質(Gray,G.R.Arch Biochem Biophys 1 63: 426; 1974)及び蛍光コンジュゲート(Hase,S.らJ .Biochem 85: 995; 1979 )の合成のために用いられている。 しかしながら、還元的アミノ化は、生体内研究について炭水化物成分の生物活 性又は免疫原性に悪影響を与え得るピラノース残基の開環のため、還元端モノサ ッカリドのデグラデーションを生ずる(Kamicker,B.S.らArch Biochem Biophy s 183: 393; 1977)。その反応時間は、その糖が非経済的で大量のサンプル洗浄 手順を要求する極めて過剰量存在する場合でさえ、極めて遅く、典型的には多く の日数がかかる。更に、結果として生ずるこれらのコンジュゲー トの第2アンモニウム結合及び非環式環は、不要な影響をもたらし得、それは高 度に特異的な抗炭水化物抗体が要求されるオリゴサッカリドハプテンを含む免疫 原を調製するためのこの方法の疑わしい使用となる(Danielson,S.JらGlycocon jugate J 3: 363; 1986)。グリカン残基の一体性が、グリココンジュゲートの調 製を導くいずれかの修飾の間に、最小の摂動を被ることは生物学的研究につて重 要であることが当業者に認められよう。 合成のための他の方法は、還元糖が、強酸性条件下で2−アミノピリジンと直 接縮合することにより、蛍光的に標識される、2−アミノピリジンでの直接的蛍 光ラベリングによる(Her,G.R らJ Carb Chem 6: 129; 1987)。しかしながら 、その収率は低く、その反応はゆっくりで酸性条件過剰な試薬及び高温を要求す る。これらの条件は、褐変反応による炭水化物のデグラデーションのため、副産 物の形成を促進する。 Risley,J.M.ら(WO88/04323,1988年6月16日)は、グリコシルアミンの1 −アミノ官能基の直接的誘導化のための方法を記載する。1−アミノ−1−デオ キシオリゴサッカリドは、β−アスパラチルグリコシルアミンアミドヒドロラー ゼを用いてグリコペプチド又はグリコプロテインから調製される。次に結果とし て生ずる1−アミノ−1−デオキシオリゴサッカリドはアルカリ性又は中性pHで 酸塩化物又は酸無水物のような反応性アシル誘導体と反応させられる。その反応 は、1−アミノ官能基においておこる。しかしながら、酸塩化物は極めて反応性 の高い種であり、糖ヒドロキシル基のO−アシル化がおこり得る。 Manger,I.D.ら(カナダ特許出願番号2,023,339; 1991年2月17日発行及び カナダ特許出願番号2,080,502; 1993年4月16日発行)は、オリゴサッカリドの グリコシルアミン誘導体を中間体化合物 としてハロアセチル化誘導体に転化することにより、オリゴサッカリドを誘導し て合成N−結合グリココンジュゲートを形成する方法を開示する。次のクロロア セトアミド官能基のアンモノリシスは、N−結合グリココンジュゲートを合成す るために用いられる対応する1−N−グリシル−β−誘導体を生成する。そのハ ロアセチル化反応は、過剰な典型的には5〜10倍の無水クロロ酢酸とのグリコシ ルアミンの反応により行われる。 上述の方法は、還元端糖を分解する還元的アミノ化方法と違い、オリゴサッカ リドの還元端糖のピラノース形態を保護する。しかしながら、両方の方法は、1 −アミノ基の乏しい求核性並びに二量化及び加水分解に向かうグリコシルアミン の傾向のため、制御することができず、制御が困難である過程である1−アミノ 官能基の直接的官能化に関する。1−アミノ(pa=5.2)及び2−アミノpa=7 .7)官能基の塩基性の比較は、求核試薬としての1−アミノ基の乏しい利用性を 示唆する。無水酢酸及び無水クロロ酢酸のような小さな求電子試薬がより優れた 様式で反応する場合でさえ、過剰な試薬、例えば10倍過剰なN−アセチル化試薬 の使用がMangerらの方法において必要とされる。 上述の先行技術の方法の主な欠点は、それらが過剰な試薬又は多重ステップの 手順のいずれかの使用を要求することである。これらは、天然のグリココンジュ ゲートから小量の生物学的に重要なオリゴサッカリドを処理する場合に大きな欠 点である。 グリココンジュゲート誘導体のための多くの適用の点で、本発明の目的は、先 行技術の欠点を克服するオリゴサッカリド誘導体を製造するための方法を提供す ることである。 発明の概要 本発明によれば、N−結合グリココンジュゲートを合成するための方法であっ て、1−アミノ官能基の置換により、求核置換を好む条件下で、求核試薬とグリ コシル−1−アミンを反応させることを含む方法を提供する。 図面の簡単な記載 以下の図面は、本発明の実施形態を詳説する。 図1,2及び3は、本発明の方法に従ういくつかの発色団及び発蛍光団標識と 接合した合成N−結合グリココンジュゲートの調製を示す反応スキームである。 図4は、N−アセチルグルコサミン及びN,N′−ジアセチルキトビオースの 1−アミノ誘導体とのダンシルヒドラジン(HD)の反応から得られた合成N−結 合グリココンジュゲートを含む混合物の逆相HPLC溶出プロフィールのクロマトグ ラムである(図1の反応生成物2及び3)。 図5は、1−アミノ−1−デオキシ−マルトース及び1−アミノ−1−デオキ シ−マルトオリゴサッリドからの、いくつかの発色団及び発蛍光団標識と接合し た合成N−結合グリココンジュゲートの調製を示す反応スキームである。 図6Aは、オリゴヌクレオチド−1−アミンの出発材料混合物の対照標準負イ オンエレクトロスプレーマススペクトルである。 図6Bは、本発明による、図6Aの出発材料からの、N−ダンシルヒドラジン (HD)と接合した合成N−結合グリココンジュゲートの調製を確認する負イオン エレクトロスプレーマススペクトルである。 図6Cは、本発明による、図6Aの出発材料からのヒドロクロライドとして観 察された合成N−フタラジン−置換グルコシルヒドラ ジン(HP)の調製を確認する負イオンエレクトロスプレーマススペクトルである 。 図7は、ダンシルヒドラジンとのG3−G7マルトオリゴサッカリドの混合物の グリコシル−1−アミン誘導体の反応から生ずる生成物(20)の逆相キャピラリ ーHPLC(C18)溶出プロフィールを示すグラフである。 図8A,8B,8C及び8Dは、各々トリサッカリド、テトラサッカリド、ペ ンタサッカリド及びヘキササッカリドについての1−アミノ−1−デオキシ−マ ルトオリゴサッカリドとのダンシルヒドラジン(HD)の反応混合物から得られた N−ダンシルヒドラジン結合オリゴサッカリドコンジュゲートのBIOGEL P−2TM クロマトグラフィーの精製画分の負イオンエレクトロスプレーマススペクトル を示す。 図9は、本発明による、化学発光標識及び糖脂質と接合した合成N−結合グリ ココンジュゲートの調製を示す反応スキームである。 図10は、本発明による、ネオ糖脂質(30)の調製を確認する負イオンFABマス スペクトルである。 図11は、本発明による、各々リシンのε−アミノ基、ビオチンヒドラジド及び γ−アミノブチルアルデヒドジエチルアセタールとのグリコシル−1−アミンの 反応を示す反応スキームである。 好ましい実施形態の詳細な記載 上述のように、グリコシル−1−アミンは、直ちに加水分解し、非環式アンモ ニウム(immonium)イオン中間体を通しての“トランスアミノ化”による2分子 の自己縮合により二量化する傾向がある(Isbell,H.SらJ .Org.Chem.23: 13 09; 1958; Bolton,C.H.らBiochem J 101: 184; 1966)。従って、先行技術に おける求核試 薬としての1−アミノ官能基の使用は、グリココンジュゲートの合成のために効 果のない経路である。 本発明者らは、炭水化物分析、ミクロン−ケンシング、イムノアッセイ及び生 物認識研究に役立つ広範囲のグリココンジュゲートプローブを調製するためのグ リコシル−1−アミンのこの不安定性を利用することができることを発見した。 不安定なグリコシル−1−アミンの二量化過程が、求核置換反応を促進する条件 下でグリコシル−1−アミン基より強力である求核試薬の存在下で抑制され得る ことが本発明者らにより発見された。 本発明によれば、グリコシル−1−アミンは、1−アミノ基の置換による糖の C1における求核試薬との反応により調製される。1−アミノ基自体は、Risley 及びMangerの先の方法におけるものとして修飾されない。一般的反応スキームを 以下に示す。 (式中、XはOH又はNHAcを表す) 本発明に用いられるグリコシル−1−アミンは、還元端を有するいずれかのモ ノサッカリド及び還元端モノサッカリドを有するいずれかのオリゴサッカリドを 含む。そのオリゴサッカリドは、微生物、植物又は動物源から得られた糖タンパ ク質又は糖脂質から得ることができ、そして例えばN−グリカナーゼ、エンド− Fもしくはエンド−H酵素のようなエンドグリコシダーゼを用いる慣用的酵素技 術により、又は例えばヒドラジノリシスによる当業者に周知である化学的技術に より、遊離され得る。 グリコシルアミンの合成について当業者に周知であるいくつかの 方法がある。重炭酸アンモニウムとの遊離還元性モノサッカリドの直接的縮合に よるアミノ糖β−グリコシルアミンの一段階合成が、Likhosherstov,L.M.ら(C arbohydr Res 146: c1; 1986)に記載される。グリコシルアジドを通してのβ− グリコシルアミンの合成は、いくつかのステップを含む(Spinola,MらJ .Biol .Chem 245: 4158; 1990; Cowley,D.E.らCarbohydr Res 19: 231; 1971; Dun stan,D.らCarbohydr Res 25: 246; 1970: Nakabayashi,SらCarbohydr Res 1 74: 279; 1988及びPaul,B.らCarbohydr Res 80: 99;1980)。Isbellら(J .Org .Chem. 23: 1309; 1958)は、アンモニア及び1級アミンとの遊離還元性モノサ ッカリドの反応を記載する。Asn-結合オリゴサッカリドを含む糖ペプチド又は糖 タンパク質から1−アミノ−1−デオキシオリゴサッカリドを得るための酵素的 手順がWO88/04323に記載される。 安定な1−アミノ−デオキシ糖は、グルコース、マンノース、フコース、ガラ クトース、セロビオース、ラクトース、N,N−ジアセチルキトビオース及びN −アセチルラクトサミンから得られる。 本発明による合成グリココンジュゲートの調製に用いるための求核試薬の例は 、発色団基、発蛍光団基、化学発光基、脂質、アミノ酸もしくはペプチド成分、 リンカー/スペーサー基、ビオチン基、又はアフィニティーラベルを有する求核 試薬である。好ましくは、求核試薬は−NH2又は−NHNH2基を有する。 発色団又は発蛍光団基を有する求核試薬の例は、置換化脂肪族及び芳香族アミ ン、ヒドラジン及びベンジルアミン、例えばダンシルヒドラジン、1−ヒドラジ ノフタラジン、9−フルオレンアミン、イソニコチン酸ヒドラジン、2−ヒドラ ジンピリジン、及び4−アミノ−4′−ジメチルアミノアゾベンゼンである。 化学発光基の例は、ルミノール及びそのアナログ、例えばN−( 4−アミノブチル)−N−エチルイソルミノールである。 適切な脂質求核基は、ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン、ジヘ キサデシルグルセロホスホエタノールアミン、n−テトラデシルアミン、n−オ クチルアミン及びシクロヘキシルアミンである。 他の求核試薬は、リシン基を有するペプチド、例えばL−リシルリシン及びBo c-Lys-Ome、及びビオチンヒドラジンである。その求核試薬は、リンカー/スペ ーサー基、例えばγ−アミノブチルアルデヒドジエチルアセタール及び1−N− (9−フルオレノメトキシカルボニル)−6−ジアミノ−ヘキサンも供し得る。 求核試薬は、イソニコチン酸ヒドラジン−サッカリドコンジュゲートを形成す るためにイソニコチン酸ヒドラジドでもあり得る。 上述の先行技術の方法と対照的に、求核置換を行うためにかなりの過剰量の試 薬を供する必要はない。本発明によれば、求核試薬に対するグリコシルアミンの 比が重量で約1:1〜約1:2の範囲である場合に優れた割合で反応が進行する 。より多くの過剰量を用いることができるが、このような過剰量は非経済的であ り、より多くの洗浄が必要とされる。 その反応は、求核置換を好む温度で行われる。例えば、その反応は、約50℃の 温度で行うことができる。 その反応は、ピリジン、DMSO及びDMFのような非プロトン溶媒の存在下で行わ れる。 本発明のアミノ基転移反応の平均収率は、典型的には、出発1−アミノ糖に基 づいて約65〜75%の範囲である。 本発明によれば、グリココンジュゲートは、グリコシル−1−アミン段階から 1段階で調製される。これは、誘導体が3段階で調製されるMangerらの技術より 優れた明らかな利点を示す。本発明の他 の利点は実質的に過剰な試薬についての必要性が避けられることである。更に、 還元端糖は、求核試薬でのラベリングの間に分解されない。 1H−NMR分析による本発明のアミノ基転移反応の生成物の分析は、その重要生 成物がその平衡を支配する傾向にある糖の環式形態である。これは環式形態から のみ利用できるアノマープロトンを表す特徴的な化学シフト及びカップリング定 数(β−Hについてδ=4.3〜4.7 ppm,J=8.0〜9.0Hz及びα−Hについてδ=5. 2 ppm,J=3.8)によって支持される。 本発明のアミノ基転移反応を用いて広範囲のグリココンジュゲートプローブが 合成される。その反応に高感度検出のための発色団及び発蛍光団基の結合、並び にLC,HPLC,LC-MS及びキャピラリー電気泳動を用いる炭水化物分析のためのオ リゴサッカリドの混合物の精製及び定量を許容する。これは、異なるサイズのモ デルサッカリドで上手くいくことが証明されている。 脂質成分の結合は、ネオ糖脂質を作り出し、その潜在的な適用は、免疫調節剤 、並びに炭水化物結合タンパク質のための抗原及びリガンドとして糖タンパク質 及びプロテオグリカンから遊離される個々のN−及びO−結合オリゴサッカリド 種を評価するためにオリゴヌクレオチドに結合することが知られている精製され たレセプターでのTLCプレートのプロービングを含む。本発明の反応によって形 成されたネオ糖脂質は、マススペクトルにおける例外的なイオン化のため、及び それらは遊離オリゴサッカリドより大きな感度で検出することができるため、ミ クロシーケンシングとしても役立つ。 発蛍光団基を含むグリココンジュゲートは、グリコシルトランスフェラーゼ活 性アッセイのため、及び蛍光顕微鏡等による細胞表面炭水化物結合性高分子分析 のための生物認識の適用における適用を 有する。 本発明により調製された合成N−結合グリココンジュゲートは、HPLC(逆相) 、キヤピラリーHPLC及び質量分析(FAB及びエレクトロスプレー)によって直ち に検出される。化学発光標識で標識された炭水化物リガンドは、試断試薬のよう な適用の可能性があることが見い出され得る。本発明により作られた化学発光プ ローブは安定であり、イムノアッセイを改良するために及び生物学的に活性な特 異活性標識が要求される他の生化学的及び組織学的適用のためにバルクにおいて 形成され得る。 他の適用には、タンパク質及び固相支持体を含む種々の群のコンジュゲーショ ン、及び糖アミノ酸及び糖ペプチドの形成のためのリンカー/スペーサーの結合 を含む。 本発明のアミノ基転移反応の範囲は、還元末端糖残基を含むいずれかの炭水化 物が広範囲のグリココンジュゲートプローブの形成のために官能化され得る一般 的利用のものである。このルートは、安価な試薬並びに容易にアクセスできる装 置及び分離手順を用いる通常天然のソースからの糖タンパク質及び他のグリココ ンジュゲートから得られる通常少量で利用できるオリゴサッカリドの迅速、有効 かつセンシティブなカップリング、精製及びキャラクタリゼーションのための包 括的かつ融通性あるストラテジを供する。その方法は、還元端モノサッカリド残 基を有する他のオリゴサッカリドに広げることができる。この技術を用いて、治 療的プロフィール又は吸収を改良するためにグリココンジュゲートを合成する点 で、インヒビター(例えば抗生物質)のような生物学的に活性な炭水化物のグリ コシドの酸素が窒素原子により置換されている糖類似化合物を合成することも可 能である。 以下の実施例は本発明を詳説する。 実施例1 発色団及び発蛍光団標識でのオリゴサッカリドの官能化 本発明のアミノ基転移反応の実用性は、発色団及び発蛍光団基を有する一連の 求核試薬、例えばダンシルヒドラジン、1−ヒドラジノフタラジン、9−フルオ レンアミン、イソニコチン酸ヒドラジン及び2−ヒドラジノピリジンとの1−ア ミノ−2−アセトアミド−1,2−ジデオキシ−β−D−グルコピラノースの反 応により証明した。グリコシルアミン及び重量で1〜2倍過剰な求核試薬を含む 反応混合物を、50℃でピリジン下で一晩反応させた。その反応はTLC(CHCl3:Me OH,1:1)によりモニターした。その溶媒を除去して、その反応混合物をBIOB EADS SM-2TM(BioRed,Richmond,California)に通した。未反応の糖を必要に 応じて、検出として254mmの吸光度を用いてBIOGEL−P2TM(BioRed,Richmond ,California)のカラムを通すことにより分離した。 その生成物をシリカゲルでのTLC,FAB又は質量分析及び1H−NMR分析によりキ ャラクタライズした。アミノ基転移反応は、(未置換のグリコシル−1−アミン のアノマープロトンと関係する)δ=4.1ppmからδ=4.3〜4.7ppmへの共鳴のダ ウンフィールドシフトにより示された。後者の化学シフトは、合成グリココンジ ュゲートのβ−アノマーと関連する。 実施例2 発色団及び発蛍光団標識を含むグリココンジュゲートを、図1,2及び3に示 されるグルコース、マンノース、フコース、ガラクトース、セロビオース、ラク トース、N,N−ジアセチルキトビオース及びN−アセチルラクトサミンから得 た他の1−アミノ−1−デオキシ−糖から得た。それらのグリココンジュゲート は、実施例1に記載されるように調製した。 グリココンジュゲートの純度は、SPHERISORBTM18(5μm)カラム(I.D.30 0μm)(Alltech,Deerfield,Illinois)で確認した。逆相HPLCによる反応生成物 及び(図1)の混合物の分離を示す代表的なクロマトグラムを、CH3CNの20 %水溶液中で図4に示す(無勾配モード)。 実施例3 その反応は、ダンシルヒドラジン、1−ヒドラジノフタラジン、及び2−ヒド ラジノピリジンを含む発色団−及び発蛍光団−置換したヒドラジンとの、1〜8 サッカリド残基を有する1−アミノ−1−デオキシ−マルトオリゴサッカリドの 反応により示される図5に要約されるオリゴサッカリドコンジュゲートの合成の ためにも適用できる。その反応は実施例1に記載されるように行った。 合成N−結合グリココンジュゲートの調製を、エレクトロスプレ−質量分析に より確認した。図6A,6B及び6Cは、各々ダンシルヒドラジン(HD)及び1 −ヒドラジノフタラジンヒドロクロライド(HP)との、G3=28%,G4=16%, G5=38%,G6=14%,G7=1%,G8=0.5%(式中、Gnはグルコース残基の 質を表す)から構成される1−アミノ−1−デオキシ−マルトオリゴサッカリド の標準混合物の反応の生成物により得られた負イオンエレクトロスプレーマスス ペクトルである。図6Aは、出発材料(1−アミノマルトオリゴサッカリド)の 分子量を示し、そして図6Bは、ダンシル標識での誘導化後の1−アミノオリゴ サッカリドの分子量を示す。同様に、図6Cは、(ヒドロクロライドとして観察 された)ヒドラジンでの誘導化後の1−アミノマルトオリゴサッカリドの分子量 を示す。発色団及び発蛍光団標識の結合の成功は、液体クロマトグラフィーベー スのシステムにおけるセンシティブな検出及び分離のための有効なストラテジー を供する。 個々の残基がG1c−α−1→4−G1c結合により連結されているマルトオリゴサ ッカリドの場合、そのグリココンジュゲート生成物は、排他的にα−グリコシル アミン形状を有するとキャラクタライズされた。 アセトニトリル及び水の勾配を用いたキャピラリーHPLC(C18)カラムでのダ ンシルヒドラジン置換された1−アミノ−1−デオキシ−マルトオリゴサッカリ ド(G3〜G7)の混合物の分離を示す代表的なクロマトグラムを図7に示す。 このストラテジーの結果として、8までのサッカリド単位を有するオリゴサッ カリドは、キャピラリーHPLC(C18)により検出される発色団及び発蛍光団標識 で官能化された。これは、BIOGEL P−2TM精製した1−N−ダンシルヒドラジ ン置換−1−デオキシ−マルトオリゴサッカリドの個々のエレクトロスプレーマ ススペクトル(図8A,8B,8C及び8D)により支持される。接合したオリ ゴサッカリド約100pmolの検出が、254nmでの吸光度ディテクターを用いるキャピ ラリーHPLCシステムで可能である。UVモニターと比較して検出限界が広い蛍光モ ニターを用いることにより、その感度レベルは数培増強することができた。 ホウ酸複合体としてキャピラリー電気泳動により、ダンシルヒドラジン置換サ ッカリドも検出し、それによりフェムトモーラー量の糖が検出され、分離された 。それゆえ、その接合したオリゴサッカリドは、糖生成物の利用性が限定されて いるグリコシルトランスフェラーゼアッセイ研究における基質としても機能し得 る(Zhao,J.Y.らGlycobiology 4: 239; 1994)。更に、これらの疎水性の尾は 、質量分析測定の間にマトリックスの表面活性を促進する。第2級アミン官能基 の存在は、分子量及びオリゴサッカリド配列についての価値ある情報を抽出する ために役立つ特徴的なフラグメンテーシ ョンパターンを誘導するプロトン化のための部位として機能する(Webb,J.W. らAnal Biochem 169: 337; 1988; John,C.M.らAnal Biochem 187; 281; 1990 )。 実施例1,2及び3のデータは、種々の発色団及び発蛍光団標識でのオリゴサ ッカリドの官能化及び次のHPLC、キャピラリーHPLC及びキャピラリー電気泳動を 含む液体クロマトグラフィーシステムを用いるセンシティブな検出、精製及びキ ャラクタリゼーションのための有効なストラテジーとしての本発明の有用性を更 に支持する。更に、発色団及び発蛍光団が接合したオリゴサッカリドが、キャピ ラリーHPLC及び質量分析(FAB及びエレクトロスプレー(electrospray)の両方 により検出することができたことは、LC−MS(液体クロマトグラフィー−質量分 析)検出ストラテジーが上述の研究から得られた結果に基づいて構築され得たこ とを示す。更に、この反応に組織病理学において内在性糖レセプターを検出する めに有効な道具として機能するサッカリドへの蛍光プローブの結合のための一般 的ルートを供する(Gabjus,H.J.らLectins and Glycoconjugates in Oncolog y Springer-Verlag,N.Y.,1988)。本発明によれば、発色団及び発蛍光団標識 の適切な選択は、グリコシル−1−アミンと直ちに反応することが示されている 一連の試薬からの合成N−結合グリココンジュゲートの高収率での生成のために 行うことができる。 実施例4 微生物感染(Karlsson,K.A.An Rev Biochem 58: 309; 1989)及び哺乳動物 細胞−細胞接着(Feizi,T.Curr Opinion in Structural Biol 3: 701; 1993) のようなレセプター媒介性の出来事における炭水化物複合体の示される重要性の 点で、炭水化物結合性タンパク質に関係する生化学的アッセイは、特別の誘因に 値する。化学 発光ベースのアッセイは、他の慣用的なタンパク質結合アッセイ、例えば放射能 標識に基づくアッセイに優るいくつかの利点を供する(campbell,A.K.らMeth ods Biochem Anal D.Click ed; 31: 317; 1985)。放射能標識は不安定で危険 で廃棄物処理問題で困らせ、そしてインキュベーション及び計数に長時間を要す 。 センシティビティーの点で、化学発光は、生化学的及び生物医学的分析に著し いインパクトを与えている(Van Dyke,K.Bioluminescence and Chemiluminesc ence: Instrument and Applications CRC Press,1985)。化学発光ベースのア ッセイは数分しかかからず、自動化する余地があり、そして分光光度測定(マイ クロモルからナノモルの範囲の感度)及び蛍光測定アッセイ(ナノモルからピコ モルの範囲の感度)と違い、フェムトモルからアットモルの範囲にある。ルミノ ール及びその構造的アナログ、例えばN−(4−アミノブチル)−N−エチルイ ソルミノール(ABEI)は、最も広範囲で研究されている化学発光標識である(Av igliano,L らAnal Biochem 159: 67; 1986,Roswell,D.F.らMethods Enzymol 57: 409; 1978)。そられはHPLCにおける(Kawasaki,T.らJ .Chem 328: 121; 1985; Imai,K.Methods Enzymol 133: 435; 1986)及び化学発光ベースのイム ノアッセイにおける高感度検出のための標識化試薬として役立つ。しかしながら 、炭水化物成分への化学発光標識のマンジュゲーションの先行技術の方法は、そ の還元端サッカリド残基に悪影響を与える。 化学発光標識を含むグリココンジュゲートの合成は、本発明による、N−(4 −アミノブチル)−N−エチルイソルミノールとの1−アミノ−2−アセトアミ ド−1,2−ジデオキシ−β−D−グルコピラノースの反応(図9の反応28)に より証明される。その反応は実施例1に記載されるように行った。 本方法は、還元端モノサッカリド残基を有する他のオリゴサッカリドに広げる ことができる。結果として、化学発光標識で標識された炭水化物リガンドは、診 断試薬のような適用の可能性が見い出され得る。 実施例5 ネオ糖脂質の合成 グリカン成分の脂質残基への合成的結合は、それらの物理的及び生物的特性に おいて劇的な変化を示すことが示されている。長鎖アルキルアミン及び脂肪酸残 基を有する合成グルコシルアミドは、著しい免疫剌激活性を示すことが示されて いる(Lockhoff,O. Angen Chem Int .Ed.Engl 30: 1611; 1991)。N−アルキ ル−N−グルコシル脂肪酸アミドは、免疫学的テストシステムにおいて抗体の生 産を増強することが示されている。それらの作用の特有のモードは、周知のアジ ュバントと異なることが示されており、T−リンパ球機能不全の患者、例えばAI DS患者の免疫化のための価値ある候補としてそれ自体供する。ワクチンの開発に おける有効なストラテジーの1つは、免疫調節であり、グルコシルアミドはこの 顕著な特性を有することが示されていることから、先のものの合成のための中間 体であるネオ糖脂質の合成は特に関心あるものである。 ネオ糖脂質は、標的化薬剤デリバリーのためにデザインされたリポソームをコ ートし、それを形成するためにオリゴヌクレオチドを認識することが知られてい る精製されたレセプターでTLCプレートをプローブするのに役立つことが示され ている(Tang,P.U.ら Biochem Biophys Res Commun. 132: 474; 1985; Childs ,R.A.らBiochem 262: 131; 1989)。これにより、天然のソースから得られた オリゴサッカリドは、生物学的システムにおける認識メーカーとしてのサッカリ ドの役割を証明するためにジパルミトイルホスファチジ ルエタノールアミンのような脂質に結合されている(Feizi,T.らMethods Enzyn ol 230 484; 1994; Bezouska,K.ら Nature 373: 150; 1994; Pohlentz,G らE ur J .Biochem 203: 387; 1992)。しかしながら、先に示されるように、この技 術は、還元性のサッカリド残基の一体性に悪影響を与える還元的アミノ化手順を 利用する。従って還元端糖残基の一体性を維持する方法の必要性がある。 還元端におけるピラノース環の完全性を維持することが上手く達成されること を証明するために、実施例1の反応に従って、図9の反応2934に従ってグルコ コンジュゲートを調製した。各々の糖脂質誘導体(32及び33)を供する、1−ア ミノ−1−デオキシ−N,N−ジアセチルキトビオースのL−1,2−ジパルミ トイル−Sn−グリセロ−3−ホスホエタノールアミンとの反応により、並びにn −テトラデシルアミン及びn−オクチルアミンとの1−アミノ−2−アセトアミ ド−1,2−ジデオキシ−β−D−グルコビラノースの反応によりネオ糖脂質を 形成した。後者は、O−グリコシド及び膜タンパク質に関する研究における一般 的な界面活性剤であるオクチル−β−D−グルコピラノシドのアザーアナログで ある。それらは、潜在的な免疫調節剤として役立つグリコシルアミドの合成のた めの価値ある中間体でもある。 シクロヘキシル基置換化β−グリコシルアミン生成物(34)を供するN−アセ チルグルコサミンの1−アミノ誘導体とのシクロヘキシルアミンの反応により、 ネオ糖脂質を形成した。その化合物は、グリコステロイドの形成のために役立つ モデルである。グリコステロイドは、例えばそのバイオアベイラビリティーが腸 の上皮に浸透することができないことにより制限される薬剤の経口デリバリーの ための、薬剤輸送のために用いられる膜浸透エンハンサーとして認識されている 。 図10は、L−1,2−ジパルミトイル−Sn−グリセロ−3−ホスホエタノール アミンとの1−アミノ−1−デオキシ−N,N−ジアセチルキトビオースの反応 により形成された生成物の分子量を示すネオ糖脂質(30)の負FABマススペクト ルである。 実施例6 ネオグリコペプチドの合成 還元的アミノ化合物又はアマドリ転位により形成されたペプチド結合又はアミ ン結合のいずれかを通しての炭化水素のペプチドへのコンジュゲーションによっ てネオグリコペプチドを形成することができる(Meldal,M. Curr Opinion Struc turea Biol 4: 710; 1994; Lee,Y.C.らGlycoconjugate: Composition Structu re and Function H.J.Allen & E.C.Kisaulis,eds; Dekker,New York; 121 ; 1992)。グリコシルアミンはアスパラギン酸又はグルタミン酸誘導体の側鎖に 結合され(Christiansen-BramsらJ .Chem Soc.Perkin.Trans I: 1461; 1993) 、そして結果として生ずるブロックは、生物活性を有する修飾ペプチドの合成の ために用いられている。L−リシルリシンは、腫瘍に対する合成ワクチンの開発 のために(Toyokuni,T.らTetrahedron Lett 31: 2673; 1990)、炭水化物抗原の 多価リガンドを作製するために(Ponpipom,M.MらJ .Med.Chem 24: 1388; 198 1; Fendersen,B.A.らJ .Exp.Med 160: 1591; 1984)、適切な骨格として用 いられている。タンパク質担体への(しばしばT細胞独立性である)ポリサッカ リドのマンジュゲーションは、それらを、ワクチン候補である潜在性を有する免 疫原性が増加されたT−細胞依存性抗原に転化するのに用いられている(Jennin gs,H.J.Adv .Carb Chem Biochem 41: 155; 1983)。 糖残基の、それらの還元端炭素を通してのリシンのε−NH2基へのコンジュゲ ーションは、図11に示される1−アミノ−1−デオキ シ−1,2−デオキシ−β−D−グルコースとのBoc-Lys-OMeアセテートの反応 (35)により証明される。その反応は、実施例1のように行った。 メラノトロピンC−末端ペプチドアナログへの糖の結合 反応36(図11)に示されるようにN,N′−ジアセチルキトビオースのグリコ シルアミンを、ペプチドAc-Lys-Pro-Val-NH2中に存在するリシンのε−NH2基に 接合した。そのコンジュゲートを実施例1の通り調製した。本実施例は、上述の 研究における、並びに細胞−細胞相互作用における細胞表面炭水化物の機能的役 割に基づく研究を含む生物医学的及び治療的適用のための、ネオグリコペプチド の合成の有用性を証明する。 そのペプチド自体は、解熱及び抗炎症効果の両方を示すα−メラノトロピンの アセチル化C末端である(Deeter,L.B.らPeptides 9: 1285; 1989; Hiltz,M .E らPeptide 12: 767; 1991)。α−メラノトロピンは、脊椎動物の下垂体に より合成されるトリデカペプチドホルモンである(Hadley,M.E.らScience 2 13: 1025; 1981)。現在の研究は、胎児の発達及び学習記憶に関する神経メカニ ズムにおけるメラノトロピンに関する。認識及び膜を横切る活性な輸送のための マーカーとしてのグリカンの導入は、タンパク質分解又は他のデグラデーション に耐えることにより活性ペプチドの寿命を増加させることに加えて、薬剤デリバ リーのための大きな潜在性を有し得る。例えば、エンケファリングリコペプチド は、血液−脳関門を迅速に横切ることが見い出されている(Polt,R.らGlycoconj ugate J 10: 262; 1994)。炭水化物を組み込む高分子プロドラッグは、認識成 分として用いられている。例えば、ペプチジルスペーサーアームを有するポリマ ー薬剤−サッカリドが報告されている。(Duncan,R.らJ control Rel 10: 51; 1989)。 実施例7 ビオチン化オリゴヌクレオチドコンジュゲートの合成 アビジン−ビオチン複合体は、アフィニティー精製及び組織内の局在化等を含 むいくつかの生物分析的適用のための用途の広い道具である(Wilchek,MらAnal Biochem 171: 1; 1988)。ビオチニルグリカンはアビジン又はストレプトアビ ジンとの安定な多価複合体の形成(Shao,M.C.らMethods Enzymol 184: 653; 1990)を通してのオリゴサッカリド結合特異性のキャラクタリゼーション(Shao ,M.C.Anal Biochem 205: 77; 1992)及び糖タンパク質におけるグリカン処理 の制御(Shao,M.C.らJ .Biol.Chem 262: 2973;1987)のための道具として機能 する。ビオチンヒドラジンは、完全な糖タンパク質に基づく炭水化物基の適接の ビオチン化のために利用されている(Shannessy,D.J.らAnal Biochem 163: 204 ; 1987)。 ビオチン化サッカリドコンジュゲート(37、図11)を、実施例1の方法を用い る1−アミノ−2−アセタミド−1,2−ジデオキシ−β−D−グルコピラノシ ドとのビオチンヒドラジンの本発明のアミノ基転移反応により調製した。そのビ オチン化反応は、糖の還元端を完全に残し、それゆえアビジン−ビオチン技術を 利用することを目的とした研究に役立つ優れたコンジュゲートである。 実施例8 薬剤−オリゴサッカリドコンジュゲートの合成 いくつかの市販の薬剤に、それらのアグリコン成分に共有結合した糖残基を含 む。例えばグリコシド抗生物質及び強心配糖体等である。頻繁に、そのサッカリ ド成分は、薬剤が正確に機能するために重要である。従って、治療及びデリバリ ーの能力を増加させるためのサッカリド残基に接合した薬剤の合成のため、並び にそれらの摂取効率及び薬物速度についてよりよく理解するためにも重要な適用 がある。これは、炭水化物結合タンパク質/レセプターを有する標的細胞及び器 官に用いられる治療のために特に価値あるものである。病気のホストを媒介する それらの能力による、選択のための炭水化物リガンドは、抗炎症剤となるための 潜在性を有する(Phillips,M.L.らScience 250: 1130; 1990)。 本実施例は、2つの市販の薬剤、即ち1−ヒドラジノフタラジン(図2の11及 び図5の2124)及びイソニコチン酸ヒドラジドのオリゴサッカリドコンジュゲ ートの合成を示す。1−ヒドラジノフタラジンは、その主な効果が心筋システム に対してであり、通常経口的に投与される抗高血圧剤である(Physician's Desk Reference ,Medical Economics Data Production Co.Motrale,NJ; 809; 1994 )。薬剤が経口的に供することができない場合、又は低血圧に対する緊急の必要 性がある場合、例えば妊娠の毒血症を治療する場合に非経口投与が行われる。ヒ ドララジンは、母系及び胎児の病的状態を導く原因の1つである妊娠の高血圧疾 患に特に役立つ(Rakel,R.E.Conn's Current Therapy 244,257,260,958; 1992)。 イソニコチン酸ヒドラジドは、抗結節剤として広く用いられる市販の薬剤であ る。イソニコチン酸ヒドラジド−サッカリドコンジュゲートを、各々N−アセチ ルグルコサミン(図2の13)及びマルトトリオースのグリコシル−1−アミン誘 導体とのイソニコチン酸ヒドラジドの反応により調製した。 これら2つの薬剤がグリコシル−1−アミンと反応する容易さ及び高収率は、 これら2つの薬剤−サッカリドコンジュゲートに関連する主な注目を引く特徴で ある。上述の2つの薬剤の莫大な治療及び商業的価値並びにそれらのサッリドコ ンジュゲートに関する研究から生ずる潜在的に得られるものは、それらがデリバ リー、生物分布、薬物速度及び能力に関する場合、他の注目すべき特徴である。 実施例9 リンカー/スペーサー基とのオリゴサッカリドコンジュゲートの合成 γ−アミノブチルアルデヒドジエチルアセタールとのN−アセチルグルコサミ ンの1−アミノ誘導体の反応により、その他方の端においてそのアセタール誘導 体として保護された(i)4つの炭素原子からなるスペーサーアームの導入のた め及び(ii)アルデヒド基を導入するために役立つ生成物(図9の反応生成物38 )を形成した。スペーサーアームは立体的及び他の不要な相互作用を避けるため にカップリング反応に頻繁に用いられる。γ−アミノブチルアルデヒドジエチル アセタールとの反応により生成されたグリココンジュゲートの目的は、グリココ ンジュゲートプローブを形成する時に先の特徴の両方の利点をとることである。 クロロアセトアルデヒドジメチルアセタールでの後者のアルキル化により、アル デヒド基をポリサッカリドに結合するための方法が報告されている(Boguald,J らCarbohydr Res 148 101; 1986)。その生成物の脱アセタール化は、他の基、 例えばタンパク質を接合するために役立つアルデヒド基を有するポリサッカリド を供した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07H 15/203 C07H 15/203 15/207 15/207 15/24 15/24 15/26 15/26 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AP(KE,LS,MW ,SD,SZ,UG),AM,AT,AU,BB,BG ,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK, EE,ES,FI,GB,GE,HU,IL,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LT ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,TJ,TM,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 リチャーズ,ジェイムス シー. カナダ国,オンタリオ ケー2ジェイ 1 エム7,ネペアン,ラルキン ドライブ 148

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.N−結合グリココンジュゲートを合成するための方法であって、1−アミ ノ官能基の置換により、求核置換に有利な条件下で、グリコシル−1−アミンを 求核試薬と反応させることを含む方法。 2.前記求核試薬が−NH2又は−NHNH2基を有することを特徴とする請求項1に 記載の方法。 3.前記求核試薬が、発色団又は発蛍光団であることを特徴とする請求項1に 記載の方法。 4.前記発色団又は発蛍光団が、置換化脂肪族及び芳香族アミン、ヒドラジン 並びにベンジルアミンからなる群から選択されることを特徴とする請求項3に記 載の方法。 5.前記発色団又は発蛍光団が、ダンシルヒドラジン、1−ヒドラジノフタラ ジン、9−フルオレンアミン、イソニコチン酸ヒドラジド、イソニコチン酸ヒド ラジド、2−ヒドラジノピリジン及び4−アミノ−4′−ジメチルアミノアゾベ ンゼンからなる群から選択されることを特徴とする請求項4に記載の方法。 6.前記求核試薬がイソニコチン酸ヒドラジドであることを特徴とする請求項 1に記載の方法。 7.前記求核試薬が、化学発光基を有する化合物であることを特徴とする請求 項1に記載の方法。 8.前記化学発光基を有する化合物が、ルミノール及びそのアナログからなる 群から選択されることを特徴とする請求項7に記載の方法。 9.前記化学発光基を有する化合物がN−(4−アミノブチル)−N−エチル イソルミノールであることを特徴とする請求項8に記載の方法。 10.前記求核試薬がビオチン基を有する化合物であることを特徴とする請求項 1に記載の方法。 11.前記求核試薬が脂質であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 12.前記脂質がジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン、ジヘキサデ シルグリセロホスホエタノールアミン、n−テトラデシルアミン、n−オクチル アミン及びシクロヘキシルアミンからなる群から選択されることを特徴とする請 求項11に記載の方法。 13.前記求核試薬が、リンカー/スペーサー基を有する化合物であることを特 徴とする請求項1に記載の方法。 14.前記リンカー/スペーサー基を有する化合物が、γ−アミノブチルアルデ ヒドジエチルアセタール又は1−N−(9−フルオロメトキシカルボニル)−6 −ジアミノ−ヘキサンであることを特徴とする請求項12に記載の方法。 15.前記求核試薬が、ビオチンヒドラジド及びリシン基を含むペプチドからな る群から選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 16.前記ペプチドが、L−リシルリシン及びBoc-Lys-OMeからなる群から選択 されることを特徴とする請求項15に記載の方法。 17.求核試薬に対するグルコシル−1−アミンの比が、重量で約1:1〜約1 :2の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 18.前記反応が、非プロトン性溶媒の存在下で行われることを特徴とする請求 項1に記載の方法。 19.前記非プロトン性溶媒が、ピリジン、DMSO及びDMFからなる群から選択さ れることを特徴とする請求項18に記載の方法。 20.前記グリコシル−1−アミンが、1−アミノ−1−デオキシ −マルトオリゴサッカリドであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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