JPH1150852A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH1150852A
JPH1150852A JP9221959A JP22195997A JPH1150852A JP H1150852 A JPH1150852 A JP H1150852A JP 9221959 A JP9221959 A JP 9221959A JP 22195997 A JP22195997 A JP 22195997A JP H1150852 A JPH1150852 A JP H1150852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の吸気ポートの形状を適切に設定す
るすることによって、燃焼室内に強力なスワールが形成
されるようにする。 【解決手段】 燃焼室1内には、吸気バルブが常時作動
される第1吸気ポート121と、低負荷時には吸気バル
ブが休止される第2吸気ポート122とから吸気が導か
れる。その第1吸気ポート121の外側の側壁面15
は、吸気バルブのバルブガイドが圧入される座ぐり部1
01に接する位置まで絞り込まれている。また、その側
壁面15の燃焼室1に隣接する端部15aは外方に向か
う傾斜面とされている。したがって、第1吸気ポート1
21を流れる吸気はその吸気ポート121の絞りによっ
て増速され、また、その吸気ポート121から燃焼室1
内に流入する吸気は燃焼室1の外周に向かって指向す
る。第1及び第2吸気ポート121,122間の隔壁1
3にはその間を連通させる連通路14が設けられてい
る。第2吸気ポート122からその連通路14を流れる
吸気も、第1吸気ポート121と同方向に指向するよう
にされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼室内にスワー
ルを形成させるようにした内燃機関の吸気装置に関する
もので、特に、吸気ポートに指向性を持たせるようにし
た吸気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては、燃焼室内に吸気の
旋回流、すなわちスワールが形成されるようにすれば、
燃料の混合及び火炎の伝播が促進されるので、燃焼性を
向上させることができる、ということが知られている。
そこで、スワールを形成させるようにするための手段が
種々考えられている。そのような手段の一つに、吸気ポ
ートの燃焼室に隣接する部分を燃焼室の外周側に湾曲さ
せ、その吸気ポートから燃焼室内に流入する吸気を燃焼
室の中心から偏心する方向に指向させるようにしたもの
がある(例えば特公昭63−26259号公報参照)。
【0003】そのような吸気ポートを備えた内燃機関の
吸気装置によれば、その吸気ポートから燃焼室内に流入
した吸気は、燃焼室の外周面に案内されて旋回するよう
になるので、燃焼室内にスワールが形成される。すなわ
ち、その吸気ポートがスワール生成用吸気ポートとな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スワール生成用吸気ポートは、そのように燃焼室内に流
入する吸気に指向性を持たせることのみを目的としてお
り、生成されるスワールをより強力なものとするための
ポート形状などについては全く考慮されていなかった。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、より強力なスワールを生
成させることのできる吸気ポートを備えた内燃機関の吸
気装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明では、吸気ポートに絞り部を設けるようにし
ている。すなわち、本発明による内燃機関の吸気装置
は、燃焼室内に流入する吸気に指向性を持たせるスワー
ル生成用吸気ポートの、吸気の指向方向側の側壁面を、
その吸気ポートを開閉する吸気バルブのバルブガイドを
圧入するための座ぐり部に接する位置まで絞り込むとと
もに、その側壁面の燃焼室に隣接する部分を、吸気の指
向方向に傾斜する傾斜面としたことを特徴としている。
【0007】このように構成することにより、スワール
生成用吸気ポートを流れる吸気は、その吸気ポートの絞
りによって絞られるようになるので、その流速が大きく
なる。しかも、その吸気ポートの燃焼室に隣接する部分
は燃焼室の外周側に向かって傾斜することになるので、
その吸気ポートから燃焼室内に流入する吸気は燃焼室の
中心から偏心する方向に指向する。その結果、燃焼室内
に強力なスワールが形成される。
【0008】その内燃機関は、常時作動される第1吸気
バルブを備えた第1吸気ポートと、低負荷時には休止さ
れる第2吸気バルブを備えた第2吸気ポートとを有する
吸気2ポート式内燃機関とすることができる。その場合
には、その第1吸気ポートがスワール生成用吸気ポート
とされる。そして、第1及び第2吸気ポート間の隔壁
に、第1吸気バルブのバルブセンターに指向する連通路
が形成される。そのようにすれば、第2吸気バルブが休
止される低負荷時には、第2吸気ポートを流れる吸気も
第1吸気ポートを流れる吸気に合流して燃焼室内に流入
するようになるので、より強いスワールが形成されるよ
うになる。また、第1及び第2吸気ポート間の連通路に
よって、第1吸気ポートの絞りによる吸入抵抗の増大が
軽減されるようになるので、出力の低下も防止される。
【0009】その場合、第1吸気ポートの絞り込まれた
側壁面の燃焼室に隣接する部分は、第1及び第2吸気ポ
ート間の連通路の指向方向とほぼ平行に形成することが
望ましい。さらに、その側壁面部分を、第1及び第2吸
気ポート間の連通路に面する隔壁の上流側の端面とほぼ
同一面上に配置するようにすることもできる。そのよう
にすれば、燃焼室内に流入する吸気の指向性がより明確
になり、生成されるスワールを一層強化することができ
る。また、そのような第1吸気ポートあるいはスワール
生成用吸気ポートの燃焼室に隣接する部分は、下流側、
すなわち燃焼室側に向かって通路径が拡大するファンネ
ル状に形成することが望ましい。そのようにすれば、そ
の吸気ポートの絞りによる吸入抵抗の増大が軽減される
ようになり、出力の低下が防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図は本発明による内燃機関の吸気装
置の一例を示すもので、図1はその内燃機関のシリンダ
ヘッドに設けられる吸気ポートの平面断面図であり、図
2はその内燃機関の縦断面図である。
【0011】これらの図から明らかなように、この内燃
機関は吸気2ポート・排気2ポート式の内燃機関であっ
て、ルーフ型の燃焼室1を備えている。すなわち、燃焼
室1は、シリンダブロック2上に組み付けられるシリン
ダヘッド3の底面と、シリンダブロック2に設けられて
いるシリンダボア4の内面と、そのシリンダボア4に摺
動自在に嵌合されるピストン5の頂面との間に形成され
るが、その燃焼室1の上面を形成するシリンダヘッド3
の底面のシリンダボア4に対向する位置には、左右方向
に向かってそれぞれ傾斜する一対のルーフ面3a,3b
が形成されている。そして、その一方のルーフ面3aに
第1吸気口61と第2吸気口62とが並設され、他方の
ルーフ面3bに一対の排気口71,72が並設されてい
る。
【0012】それら第1及び第2吸気口61,62は、
それぞれ第1及び第2吸気バルブ81,82によって開
閉されるようになっている。それらのバルブ81,82
の弁軸81a,82aは、図示されていない動弁機構の
カム軸の軸線に直交する方向に互いに平行に延びてお
り、シリンダヘッド3に取り付けられているバルブガイ
ド91,92によって摺動自在に支持されている。その
バルブガイド91,92は、シリンダヘッド3に設けら
れている座ぐり部101,102に圧入されている。そ
の座ぐり部101,102は、バルブガイド91,92
を圧入する穴を精度よく加工するためにあらかじめ加工
される平面部である。それら第1及び第2吸気バルブ8
1,82は、図示されていない動弁機構によって駆動さ
れるようになっている。その場合、第1吸気バルブ81
は通常のものと同様に常時作動するが、第2吸気バルブ
82は、低負荷時には休止されるようにされている。排
気口71,72も、同様にしてシリンダヘッド3に支持
されて動弁機構によって駆動される排気バルブ111,
112により、開閉されるようになっている。
【0013】図1に示されているように、シリンダヘッ
ド3には、第1吸気口61に連なる第1吸気ポート12
1と第2吸気口62に連なる第2吸気ポート122とが
設けられている。それら第1及び第2吸気ポート12
1,122間は、隔壁13によって仕切られている。そ
して、その隔壁13に、第1及び第2吸気ポート12
1,122間を連通させる連通路14が設けられてい
る。その連通路14は、第1吸気バルブ81のバルブセ
ンターに指向するようにされている。すなわち、その連
通路14に面する隔壁13の上流側の端面13a及び下
流側の端面13bが、ともに第1吸気口61に向かって
傾斜する傾斜面とされている。その傾斜角は、動弁機構
のカム軸の軸線、すなわち図1における上下方向の直線
に対して、下流側の端面13bの方が小さくされてい
る。したがって、その連通路14を流れる吸気は、第1
吸気口61に向かって絞られるようになっている。こう
して、第2吸気バルブ82の休止時には、第2吸気ポー
ト122を流れる吸気が第1吸気ポート121側に導か
れ、第1吸気口61から燃焼室1内に流入するようにさ
れている。
【0014】第1吸気ポート121の第2吸気ポート1
22とは反対側の側壁面15は、第1吸気バルブ81の
バルブガイド91が圧入される座ぐり部101に接する
位置まで絞り込まれている。すなわち、その第1吸気ポ
ート121は、可能な限りの最大限まで絞り込まれてい
る。そして、その側壁面15の燃焼室1に隣接する部
分、すなわち第1吸気口61に連続する部分15aは、
燃焼室1の外周側に向かって傾斜する傾斜面とされてい
る。その側壁面部分15aの傾斜方向は、第1及び第2
吸気ポート121,122間の隔壁13に設けられてい
る連通路14の指向方向にほぼ平行とされている。すな
わち、その側壁面部分15aは、連通路14に面する隔
壁13の上流側の端面13aとほぼ平行に形成されてい
る。そして、その側壁面部分15aと隔壁端面13aの
延長面との間の間隔rは0〜15mmとされている。
【0015】さらに、第1吸気ポート121の燃焼室1
に隣接する部分は、下流側、すなわち燃焼室1側に向か
って通路径が拡大するファンネル状に形成されている。
そのような形状は、シリンダヘッド3の型成形後、図3
に示されているように第1吸気口61側から円錐形のポ
ートカッターpを挿入して、同図の斜線イ部分を削り落
とすことによって形成される。
【0016】シリンダヘッド3の底面には、燃焼室1の
周辺部上面をなす部分に、ピストン5が上死点に達した
ときスキッシュゾーンを形成する平坦部16が設けられ
ている。しかしながら、第1吸気口61とそれに対向す
る排気口71との間には、そのような平坦部は設けない
ようにされている。
【0017】次に、このように構成された内燃機関の吸
気装置の作用について説明する。内燃機関の高負荷時に
は、第1及び第2吸気バルブ81,82がともに作動す
る。したがって、吸気は第1及び第2吸気ポート12
1,122を通して第1及び第2吸気口61,62の両
方から燃焼室1内に流入する。そして、そのようにして
燃焼室1内に吸入される多量の吸気によって高出力を発
生する。
【0018】一方、内燃機関の低負荷時には、第2吸気
バルブ82が休止され、第1吸気バルブ81のみが作動
する。したがって、吸気は第1吸気口61のみから燃焼
室1内に流入することになる。しかしながら、そのとき
には、第2吸気ポート122を流れる吸気が連通路14
を通して第1吸気ポート121側に導かれるので、第1
及び第2吸気ポート121,122のいずれを流れる吸
気もともに燃焼室1内に吸入される。そして、上述のよ
うに第1吸気ポート121は、その外側の側壁面15を
バルブガイド91の圧入座ぐり部101に接するように
形成することによって絞り込まれており、連通路14も
下流に向かって絞られているので、それら第1吸気ポー
ト121及び連通路14を通して流れる吸気の流速は速
くなる。また、第1吸気口61は、その側壁面15の燃
焼室1に隣接する部分15aが外方に向かう傾斜面とさ
れることにより燃焼室1の外周に向かって湾曲してお
り、連通路14もその第1吸気口の中心に向かって指向
しているので、第1吸気口61から燃焼室1内に流入す
る吸気はその燃焼室1の中心から偏心する方向に指向す
ることになる。その結果、燃焼室1内に極めて強いスワ
ールが形成される。すなわち、この例においては、第1
吸気ポート121がスワール生成用吸気ポートとなって
いる。
【0019】その場合、連通路14に面する隔壁13の
上流側の端面13aが第1吸気ポート121の側壁面1
5の燃焼室1に隣接する部分15aに平行に形成されて
いると、連通路14を流れる吸気流の方向と第1吸気口
61を流れる吸気流の方向とがほぼ平行となるので、そ
れらの吸気流が同方向に指向することになり、生成され
るスワールがより強くなる。特に、それら隔壁端面13
aと側壁面部分15aとが同一面上に位置するようにさ
れていると、連通路14を流れる吸気と第1吸気口61
を流れる吸気との指向方向が完全に一致することになる
ので、生成されるスワールは更に強くなる。しかしなが
ら、その側壁面部分15aと隔壁端面13aの延長面と
の間の間隔rを0mm未満、すなわちマイナスとすると、
連通路14を通して流れる吸気流が更に絞られることに
なり、吸気抵抗が大きくなって流速が低下し、生成され
るスワールが弱まってしまう。また、その間隔rを、1
5mmを超える大きさとすると、吸気流の指向性が明確で
なくなり、やはりスワールが弱まってしまう。したがっ
て、その間隔rは前述のように0〜15mmとされる。な
お、図示されている例では、その間隔rは5mmとされて
いる。
【0020】このように第1吸気ポート121を絞り込
むと、そのポート121を通しての吸入抵抗が大きくな
って出力が低下することが懸念されるが、この吸気装置
の場合には、その吸気ポート121の出口である第1吸
気口61の直近に連通路14が設けられているので、そ
の吸入抵抗の増大が防止される。また、その第1吸気口
61近傍がファンネル形状とされていることによって
も、吸入抵抗の増大は軽減される。そして、強力なスワ
ールが生成され、燃焼性が著しく向上することにより、
出力は却って上昇する。
【0021】なお、上記実施の形態においては、低負荷
時に一方の吸気バルブ82が完全に休止される吸気2ポ
ート式内燃機関の例について説明したが、その内燃機関
は、吸気バルブ82の休止時における燃料の溜まりを防
止するために低負荷時にもその吸気バルブ82がわずか
にリフトされるようにされているものであってもよい。
また、本発明は、そのように一方の吸気バルブ82が実
質的に休止される吸気2ポート式内燃機関に限らず、例
えば両方の吸気バルブ81,82が常時作動される内燃
機関にも適用することができる。その場合には、第1及
び第2吸気ポート121,122をともに同方向に指向
するように形成しておけばよい。あるいは、第1吸気ポ
ート121と第2吸気ポート122とを完全に独立した
ものとしておき、低負荷時には第2吸気ポート122が
閉塞されるようにしておいてもよい。さらに、スワール
生成用吸気ポートのみを備えた吸気1ポート式内燃機関
にも適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、スワール生成用吸気ポートの側壁面を最大限
絞り込むようにしているので、その吸気ポートを流れる
吸気の流速を増大させることができる。そして、その吸
気ポートの燃焼室に隣接する部分を傾斜させるようにし
ているので、その吸気ポートから燃焼室内に流入する吸
気を燃焼室の中心から偏心する方向に指向させることが
できる。したがって、燃焼室内に強力なスワールを生成
させることができ、内燃機関の効率を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吸気装置を備えた内燃機関の一例
を示すもので、その内燃機関のシリンダヘッドに設けら
れる吸気ポート部分の平面断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿って切断したその内燃機関
の縦断面図である。
【図3】その内燃機関のスワール生成用吸気ポートであ
る第1吸気ポートの加工状態を説明するための、図1の
III−III線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 燃焼室 61 第1吸気口 62 第2吸気口 71,72 排気口 81 第1吸気バルブ 82 第2吸気バルブ 91,92 バルブガイド 101,102 バルブガイド圧入座ぐり部 111,112 排気バルブ 121 第1吸気ポート(スワール生成用吸気ポート) 122 第2吸気ポート 13 隔壁 13a 上流側端面 1
3b 下流側端面 14 連通路 15 第1吸気ポート側壁面 15a 側壁面
の燃焼室隣接部分
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月18日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 有登 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 雨宮 徹 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 遠藤 太郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼室内に供給される吸気を、その燃焼
    室の中心から偏心する方向に指向させるスワール生成用
    吸気ポートを備えた内燃機関の吸気装置において;前記
    スワール生成用吸気ポートの、前記吸気の指向方向側の
    側壁面が、その吸気ポートを開閉する吸気バルブのバル
    ブガイドを圧入するための座ぐり部に接する位置まで絞
    り込まれているとともに、 その側壁面の前記燃焼室に隣接する部分が、前記吸気の
    指向方向に傾斜する傾斜面とされていることを特徴とす
    る、 内燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記内燃機関が、常時作動される第1吸
    気バルブを備えた第1吸気ポートと、低負荷時には実質
    的に休止される第2吸気バルブを備えた第2吸気ポート
    とを有する吸気2ポート式内燃機関であり、 その第1吸気ポートが前記スワール生成用吸気ポートと
    されていて、 前記第1及び第2吸気ポート間の隔壁に、前記第1吸気
    バルブのバルブセンターに指向する連通路が形成されて
    いることを特徴とする、 請求項1記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記第1吸気ポートの側壁面の前記燃焼
    室に隣接する部分が、前記連通路の指向方向とほぼ平行
    に形成されていることを特徴とする、 請求項2記載の内燃機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記第1吸気ポートの側壁面の前記燃焼
    室に隣接する部分が、前記連通路に面する前記隔壁の上
    流側の端面とほぼ同一面上に配置されていることを特徴
    とする、 請求項3記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 【請求項5】 前記スワール生成用吸気ポートの前記燃
    焼室に隣接する部分が、その燃焼室側に向かって通路径
    が拡大するファンネル状に形成されていることを特徴と
    する、 請求項1ないし4のいずれか記載の内燃機関の吸気装
    置。
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