JPH08200023A - 内燃機関のシリンダヘッド構造 - Google Patents
内燃機関のシリンダヘッド構造Info
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- JPH08200023A JPH08200023A JP7009293A JP929395A JPH08200023A JP H08200023 A JPH08200023 A JP H08200023A JP 7009293 A JP7009293 A JP 7009293A JP 929395 A JP929395 A JP 929395A JP H08200023 A JPH08200023 A JP H08200023A
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- Japan
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- intake
- swirl
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- combustion engine
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/26—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of two or more valves operated simultaneously by same transmitting-gear; peculiar to machines or engines with more than two lift-valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L3/00—Lift-valve, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces; Parts or accessories thereof
- F01L3/06—Valve members or valve-seats with means for guiding or deflecting the medium controlled thereby, e.g. producing a rotary motion of the drawn-in cylinder charge
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L3/00—Lift-valve, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces; Parts or accessories thereof
- F01L3/22—Valve-seats not provided for in preceding subgroups of this group; Fixing of valve-seats
-
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F1/42—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads
- F02F1/4214—Shape or arrangement of intake or exhaust channels in cylinder heads specially adapted for four or more valves per cylinder
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/24—Cylinder heads
- F02F2001/244—Arrangement of valve stems in cylinder heads
- F02F2001/245—Arrangement of valve stems in cylinder heads the valve stems being orientated at an angle with the cylinder axis
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スワール比を向上できデッドボリューム部を
低減できる内燃機関のシリンダヘッド構造の提供。 【構成】 １つの気筒に複数の吸気ポート２、３をもち
吸気バルブ４が傾けられた内燃機関のシリンダヘッド構
造において、スワール生成ポートでない方の吸気ポート
２の下端かつ排気ポート側端の壁部１１、１２をシリン
ダヘッド下面５にほぼ直角にした。吸気流が壁部１１、
１２に当ってスワール対向成分が弱められ、スワール比
を向上でき、かつデッドボリューム部７の容積は減少さ
れる。
低減できる内燃機関のシリンダヘッド構造の提供。 【構成】 １つの気筒に複数の吸気ポート２、３をもち
吸気バルブ４が傾けられた内燃機関のシリンダヘッド構
造において、スワール生成ポートでない方の吸気ポート
２の下端かつ排気ポート側端の壁部１１、１２をシリン
ダヘッド下面５にほぼ直角にした。吸気流が壁部１１、
１２に当ってスワール対向成分が弱められ、スワール比
を向上でき、かつデッドボリューム部７の容積は減少さ
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のシリンダヘッ
ド構造に関し、とくに吸気ポート下流側端構造に関す
る。
ド構造に関し、とくに吸気ポート下流側端構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】１つの気筒に対して２ヶの吸気ポートを
有する内燃機関においては、図４に示すように、一方の
吸気ポート２１が燃焼室２４に接線方向に開口して燃焼
室２４内にスワール２３を形成し、他方の吸気ポート２
２から流出する吸気流れの方向がスワール２３の流れに
対向し、スワールの生成上不利となっている。吸気ポー
ト２２からのスワール対向流を抑制してスワール比を向
上させるために、たとえば特開昭５６−１４８６１６号
公報に開示されているように、図５に示すシュラウド２
５付きの吸気バルブ２６を用いることが考えられる。ま
た、吸気バルブ２６は、図６に示すように、シリンダヘ
ッド２７の下面の法線から傾けられており、シリンダヘ
ッド下面延長面と吸気バルブ下面との間にはデッドボリ
ューム２８（図６で斜線を施した部分）が形成される。
有する内燃機関においては、図４に示すように、一方の
吸気ポート２１が燃焼室２４に接線方向に開口して燃焼
室２４内にスワール２３を形成し、他方の吸気ポート２
２から流出する吸気流れの方向がスワール２３の流れに
対向し、スワールの生成上不利となっている。吸気ポー
ト２２からのスワール対向流を抑制してスワール比を向
上させるために、たとえば特開昭５６−１４８６１６号
公報に開示されているように、図５に示すシュラウド２
５付きの吸気バルブ２６を用いることが考えられる。ま
た、吸気バルブ２６は、図６に示すように、シリンダヘ
ッド２７の下面の法線から傾けられており、シリンダヘ
ッド下面延長面と吸気バルブ下面との間にはデッドボリ
ューム２８（図６で斜線を施した部分）が形成される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数吸気ポー
トを有し吸気バルブ軸芯が傾いた内燃機関では、次の問
題がある。スワール比を向上させるためにシュラウドを
バルブに設ける場合には、シュラウド分、部品点数増加
となり、かつ吸気バルブがその軸芯まわりに回転してシ
ュラウドの位置が所定の位置からずれることを防止する
ためにバルブまわり止め機構が必要になる。また、吸気
バルブが傾いていることによってバルブ下面側にできる
デッドボリュームは圧縮比を低下させ、エンジン性能を
低下させる。本発明の目的は、部品点数を増加させるこ
となくスワール比を向上でき、デッドボリュームを低減
できる内燃機関のシリンダヘッド構造を提供することに
ある。
トを有し吸気バルブ軸芯が傾いた内燃機関では、次の問
題がある。スワール比を向上させるためにシュラウドを
バルブに設ける場合には、シュラウド分、部品点数増加
となり、かつ吸気バルブがその軸芯まわりに回転してシ
ュラウドの位置が所定の位置からずれることを防止する
ためにバルブまわり止め機構が必要になる。また、吸気
バルブが傾いていることによってバルブ下面側にできる
デッドボリュームは圧縮比を低下させ、エンジン性能を
低下させる。本発明の目的は、部品点数を増加させるこ
となくスワール比を向上でき、デッドボリュームを低減
できる内燃機関のシリンダヘッド構造を提供することに
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の内燃機関のシリンダヘッド構造は次の通りである。
１つの気筒に複数の吸気ポートを有し、かつ吸気バルブ
の軸芯がシリンダヘッド下面の法線から傾けられている
内燃機関のシリンダヘッド構造において、燃焼室内のス
ワールの流れ方向に対向する方向に吸気を流出する吸気
ポートの下流側端でかつ排気ポートに近い側の端部の壁
部をシリンダヘッド下面にほぼ直角とした内燃機関のシ
リンダヘッド構造。
明の内燃機関のシリンダヘッド構造は次の通りである。
１つの気筒に複数の吸気ポートを有し、かつ吸気バルブ
の軸芯がシリンダヘッド下面の法線から傾けられている
内燃機関のシリンダヘッド構造において、燃焼室内のス
ワールの流れ方向に対向する方向に吸気を流出する吸気
ポートの下流側端でかつ排気ポートに近い側の端部の壁
部をシリンダヘッド下面にほぼ直角とした内燃機関のシ
リンダヘッド構造。
【０００５】
【作用】上記本発明の構造では、スワールに対向する流
れを流出する側の吸気ポートを通る流れは、ポートを出
るときにシリンダヘッド下面にほぼ直角の壁部に当って
流れを下方に変えられるので、燃焼室内に形成された全
体のスワールの流れを弱めにくく、スワール比が向上さ
れる。この場合、シュラウドを用いておらず、部品点数
アップはなく、吸気バルブのまわり止めも必要でない。
また、吸気ポート下流側端でかつ排気ポートに近い側の
壁部が、従来の斜めから、シリンダヘッド下面にほぼ直
角になった分だけ吸気バルブ下面とシリンダヘッド下面
延長面との間のデッドボリューム部の容積は小さくな
り、その分エンジン性能が向上する。
れを流出する側の吸気ポートを通る流れは、ポートを出
るときにシリンダヘッド下面にほぼ直角の壁部に当って
流れを下方に変えられるので、燃焼室内に形成された全
体のスワールの流れを弱めにくく、スワール比が向上さ
れる。この場合、シュラウドを用いておらず、部品点数
アップはなく、吸気バルブのまわり止めも必要でない。
また、吸気ポート下流側端でかつ排気ポートに近い側の
壁部が、従来の斜めから、シリンダヘッド下面にほぼ直
角になった分だけ吸気バルブ下面とシリンダヘッド下面
延長面との間のデッドボリューム部の容積は小さくな
り、その分エンジン性能が向上する。
【０００６】
【実施例】図１〜図３は本発明の望ましい実施例を示し
ている。内燃機関のシリンダヘッド１は、１つの気筒に
複数（図示例では２ヶ）の吸気ポート２、３を有し、そ
こに装着される吸気バルブ４はバルブ軸芯がシリンダヘ
ッド下面５の法線から傾けられている。吸気ポート２、
３のうち一方のポート３は燃焼室内にスワール６を生成
させるためのスワール生成ポート（ポート自体がスワー
ルを生成させるものでもよいし、あるいは燃焼室に接線
方向に開口するものでもよい）であり、他方のポート２
はそれからの流出吸気流れの方向がスワール６の方向に
対向するポートである。吸気バルブ４が傾けられること
により、シリンダヘッド下面５の延長面と吸気バルブ４
の下面との間には断面がほぼ三角形状のデッドボリュー
ム部７が形成される。
ている。内燃機関のシリンダヘッド１は、１つの気筒に
複数（図示例では２ヶ）の吸気ポート２、３を有し、そ
こに装着される吸気バルブ４はバルブ軸芯がシリンダヘ
ッド下面５の法線から傾けられている。吸気ポート２、
３のうち一方のポート３は燃焼室内にスワール６を生成
させるためのスワール生成ポート（ポート自体がスワー
ルを生成させるものでもよいし、あるいは燃焼室に接線
方向に開口するものでもよい）であり、他方のポート２
はそれからの流出吸気流れの方向がスワール６の方向に
対向するポートである。吸気バルブ４が傾けられること
により、シリンダヘッド下面５の延長面と吸気バルブ４
の下面との間には断面がほぼ三角形状のデッドボリュー
ム部７が形成される。
【０００７】燃焼室内の全体のスワール６の流れ方向に
対向する方向８に吸気の主要部を流出する吸気ポート２
の、下流側端でかつ排気ポート９、１０に近い側の端部
の壁部１１は、シリンダヘッド下面５にほぼ直角として
ある。この壁部１１はバルブシート１３より下方で始ま
り、下方に延びてシリンダヘッド下面５で終っている。
従来構造ではこの壁部に対応する部分が、図６に示すよ
うに、かつ図１に点線で示すようにシリンダヘッド下面
５に対して斜めに延びていたので、この点線と壁部１１
とシリンダヘッド下面５とで囲まれる容積１４だけ、デ
ッドボリューム部７の容積が従来に比べて減少してい
る。壁部１１は、図１に示すように上下方向全長にわた
って直線状に延びていてもよいし、また図２に示すよう
に湾曲していてもよい。図２の壁部１２は、バルブシー
ト１３側端で従来の斜め壁とほぼ同じ勾配でシリンダヘ
ッド下面５に対して斜めとされているが、シリンダヘッ
ド下面側端でシリンダヘッド下面５にほぼ直角となって
おり、途中でなめらかに勾配が変化している。上記の壁
部１１、１２はシリンダヘッド１自体に一体に形成され
ている。
対向する方向８に吸気の主要部を流出する吸気ポート２
の、下流側端でかつ排気ポート９、１０に近い側の端部
の壁部１１は、シリンダヘッド下面５にほぼ直角として
ある。この壁部１１はバルブシート１３より下方で始ま
り、下方に延びてシリンダヘッド下面５で終っている。
従来構造ではこの壁部に対応する部分が、図６に示すよ
うに、かつ図１に点線で示すようにシリンダヘッド下面
５に対して斜めに延びていたので、この点線と壁部１１
とシリンダヘッド下面５とで囲まれる容積１４だけ、デ
ッドボリューム部７の容積が従来に比べて減少してい
る。壁部１１は、図１に示すように上下方向全長にわた
って直線状に延びていてもよいし、また図２に示すよう
に湾曲していてもよい。図２の壁部１２は、バルブシー
ト１３側端で従来の斜め壁とほぼ同じ勾配でシリンダヘ
ッド下面５に対して斜めとされているが、シリンダヘッ
ド下面側端でシリンダヘッド下面５にほぼ直角となって
おり、途中でなめらかに勾配が変化している。上記の壁
部１１、１２はシリンダヘッド１自体に一体に形成され
ている。
【０００８】つぎに、作用を説明する。ピストンの下降
動によって、吸気ポート２、３を通して吸気が燃焼室に
導入される。一方の吸気ポート３から燃焼室に導入され
る吸気は燃焼室内にスワール６を生成する。他方の吸気
ポート２から燃焼室に導入される吸気は、主に、スワー
ル６に対向する方向の成分をもってポート２から流出す
る。このとき、ポート２を通る吸気の一部は壁部１１、
１２に当って流れの向きを下方に向けられ、スワール６
に対向する方向の成分８がそれだけ弱められるので、燃
焼室内に入ったときに、燃焼室内の全体のスワール６を
弱めなくなる。このため、スワール比が向上される。ス
ワール比の向上は、燃料の微粒化、燃料とエアとの混合
を促進させ、燃焼性、燃費を向上させる。壁部１２を湾
曲させた場合は、吸気ポート２の流れ抵抗が直線状の壁
部１１に比べて低下するので、エンジン出力がそれだけ
向上する。
動によって、吸気ポート２、３を通して吸気が燃焼室に
導入される。一方の吸気ポート３から燃焼室に導入され
る吸気は燃焼室内にスワール６を生成する。他方の吸気
ポート２から燃焼室に導入される吸気は、主に、スワー
ル６に対向する方向の成分をもってポート２から流出す
る。このとき、ポート２を通る吸気の一部は壁部１１、
１２に当って流れの向きを下方に向けられ、スワール６
に対向する方向の成分８がそれだけ弱められるので、燃
焼室内に入ったときに、燃焼室内の全体のスワール６を
弱めなくなる。このため、スワール比が向上される。ス
ワール比の向上は、燃料の微粒化、燃料とエアとの混合
を促進させ、燃焼性、燃費を向上させる。壁部１２を湾
曲させた場合は、吸気ポート２の流れ抵抗が直線状の壁
部１１に比べて低下するので、エンジン出力がそれだけ
向上する。
【０００９】また、壁部１１、１２をシリンダヘッド下
面５に対して直角としたことにより、デッドボリューム
部７の容積が、容積１４だけ減少するので、圧縮比を高
めることができ、エンジン性能、エンジン出力を向上で
きる。また、２ヶの吸気ポート２、３の間の部分１５
は、それぞれの吸気ポート２、３から出る吸気流れが干
渉する部分であるが、吸気ポート３（スワール生成ポー
ト）の、吸気ポート２に近い側の壁部をシリンダヘッド
下面にほぼ直角にして吸気を斜めに出にくくすることに
より、スワール比の向上を、さらにはかることができ
る。
面５に対して直角としたことにより、デッドボリューム
部７の容積が、容積１４だけ減少するので、圧縮比を高
めることができ、エンジン性能、エンジン出力を向上で
きる。また、２ヶの吸気ポート２、３の間の部分１５
は、それぞれの吸気ポート２、３から出る吸気流れが干
渉する部分であるが、吸気ポート３（スワール生成ポー
ト）の、吸気ポート２に近い側の壁部をシリンダヘッド
下面にほぼ直角にして吸気を斜めに出にくくすることに
より、スワール比の向上を、さらにはかることができ
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明によれば、吸気流出方向がスワー
ルに対向する側の吸気ポートの、下流側端かつ排気ポー
ト側の壁部をシリンダヘッド下面にほぼ直角としたの
で、該吸気ポートを通って流出する流れのスワール対向
成分が弱まり、スワール自体は強まり、スワール比を向
上できる。また、壁部をシリンダヘッド下面にほぼ直角
としたため、シリンダヘッド下面に斜めであった従来壁
部構造に比べて吸気バルブ下面とシリンダヘッド下面延
長面との間のデッドボリューム部の容積を減少でき、エ
ンジン性能を向上できる。
ルに対向する側の吸気ポートの、下流側端かつ排気ポー
ト側の壁部をシリンダヘッド下面にほぼ直角としたの
で、該吸気ポートを通って流出する流れのスワール対向
成分が弱まり、スワール自体は強まり、スワール比を向
上できる。また、壁部をシリンダヘッド下面にほぼ直角
としたため、シリンダヘッド下面に斜めであった従来壁
部構造に比べて吸気バルブ下面とシリンダヘッド下面延
長面との間のデッドボリューム部の容積を減少でき、エ
ンジン性能を向上できる。
【図１】本発明の一実施例に係る内燃機関のシリンダヘ
ッド構造の断面図である。
ッド構造の断面図である。
【図２】本発明のもう一つの実施例に係る内燃機関のシ
リンダヘッド構造の断面図である。
リンダヘッド構造の断面図である。
【図３】図１、図２の内燃機関のシリンダヘッド構造の
気筒部分の平面図である。
気筒部分の平面図である。
【図４】従来の、１気筒に２ヶの吸気ポートを有するエ
ンジンの気筒部分の概略平面図である。
ンジンの気筒部分の概略平面図である。
【図５】シュラウドバルブの斜視図である。
【図６】従来吸気ポート構造の断面図である。
１ シリンダヘッド ２、３ 吸気ポート ４ 吸気バルブ ５ シリンダヘッド下面 ６ スワール ７ デッドボリューム部 ９、１０ 排気ポート １１、１２ 壁部 １３ バルブシート １４ 容積
Claims (1)
- 【請求項１】 １つの気筒に複数の吸気ポートを有し、
かつ吸気バルブの軸芯がシリンダヘッド下面の法線から
傾けられている内燃機関のシリンダヘッド構造におい
て、燃焼室内のスワールの流れ方向に対向する方向に吸
気を流出する吸気ポートの下流側端でかつ排気ポートに
近い側の端部の壁部をシリンダヘッド下面にほぼ直角と
したことを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド構造。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7009293A JPH08200023A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 内燃機関のシリンダヘッド構造 |
| EP96300395A EP0723074B1 (en) | 1995-01-24 | 1996-01-18 | Cylinder head for an internal combustion engine |
| DE69600204T DE69600204T2 (de) | 1995-01-24 | 1996-01-18 | Zylinderkopf für eine Brennkraftmaschine |
| US08/590,425 US5596965A (en) | 1995-01-24 | 1996-01-24 | Cylinder head for an internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7009293A JPH08200023A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 内燃機関のシリンダヘッド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08200023A true JPH08200023A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11716433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7009293A Pending JPH08200023A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 内燃機関のシリンダヘッド構造 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5596965A (ja) |
| EP (1) | EP0723074B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08200023A (ja) |
| DE (1) | DE69600204T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006342746A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の吸気構造 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| SE517687C2 (sv) * | 1997-12-23 | 2002-07-02 | Scania Cv Ab | Cylinderhuvud för förbränningsmotorer |
| US5950582A (en) * | 1998-06-08 | 1999-09-14 | Ford Global Technologies, Inc. | Internal combustion engine with variable camshaft timing and intake valve masking |
| GB9920666D0 (en) * | 1999-09-01 | 1999-11-03 | Zalkin Anthony L | Improved internal combustion engine |
| FR2890120A3 (fr) * | 2005-09-01 | 2007-03-02 | Renault Sas | Culasse de moteur a combustion interne comprenant une tete de cylindre adaptee a reduire les perturbations entre des flux de gaz dans le cylindre |
| US20100180859A1 (en) * | 2007-05-21 | 2010-07-22 | CD-ADAPCO JAPAN CO., LTD. a ,corporation | Four-cycle engine |
| CN105604723B (zh) * | 2015-12-29 | 2018-05-08 | 重庆志成机械有限公司 | 摩托车发动机汽缸头的气门阀座结构 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1520353A (fr) * | 1960-08-16 | 1968-04-12 | Culasse munie d'un déflecteur pouvant agir également comme condensateur thermique, permettant le fonctionnement en polycarburant d'un moteur à carburation externe | |
| JPS5845571B2 (ja) * | 1978-01-12 | 1983-10-11 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の燃焼室 |
| US4354463A (en) * | 1979-06-09 | 1982-10-19 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Device for improving combustion efficiency of mixture in four cycle internal combustion engine |
| JPS56148616A (en) * | 1980-04-07 | 1981-11-18 | Shiyaku Fuu On | Combustion of gasoline engine and engine |
| JP2534032Y2 (ja) * | 1989-12-18 | 1997-04-30 | トヨタ自動車株式会社 | 予燃焼室付ディーゼル機関 |
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| DE4307368A1 (de) * | 1993-03-09 | 1994-09-15 | Porsche Ag | Zylinderkopf für eine Brennkraftmaschine |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP7009293A patent/JPH08200023A/ja active Pending
-
1996
- 1996-01-18 EP EP96300395A patent/EP0723074B1/en not_active Expired - Lifetime
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006342746A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の吸気構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69600204D1 (de) | 1998-05-07 |
| EP0723074A1 (en) | 1996-07-24 |
| EP0723074B1 (en) | 1998-04-01 |
| US5596965A (en) | 1997-01-28 |
| DE69600204T2 (de) | 1998-08-13 |
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