JPH11508098A - 分散ネットワーク環境における実行時にクライアントをサーバにリンクさせる装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、分散ネットワーク環境における実行時にサーバにクライアントをリンクさせる、特にディジタル通信システムに同期を開始する装置及び方法に関する。このシステムは、少なくとも一つの基地無線通信装置（１２、１３）と、前記基地無線通信装置（１２、１３）と又はこれを介して通信する多数の移動無線通信装置（１１）とを備えている。前記通信装置のそれぞれは通信ポート（１６、１７）にリンクされたディジタル・データ・プロセッサ・サーバ（１４、１５）を備えている。本発明によれば、各通信ポート（１６、１７）は、指定されたサーバ（１４、１５）が定義された領域内で利用可能になったときに登録することができる分散データベースとして動作する機能装置（１０）にリンクされている。

Description

【発明の詳細な説明】 分散ネットワーク環境における実行時にクライアントをサーバにリンクさせる装 置及び方法 技術分野 本発明は、少なくとも１つの基地無線通信装置と、前記基地無線通信装置と又 はこれを介して通信する多数の移動無線通信装置とを備え、分散ネットワーク環 境における実行時にクライアントをサーバにリンクさせる、特にディジタル通信 システムにおいて同期を開始させる装置及び方法に関するものであって、前記通 信装置のそれぞれが通信ポートにリンクされたディジタル・データ・プロセッサ ・サーバを備えている装置及び方法に関する。 技術の現状 分散計算システムでは、アプリケーションがネットワークの全般に分散される 。これらのアプリケーションは異なる時点で利用できるようにされる。その結果 として、一方のアプリケーション（アドレスを指定するアプリケーション）は、 他方のアプリケーション（アドレス指定されたアプリケーション）が利用可能に なる前に、アドレス指定されたアプリケーションをアドレス指定することも起こ り得る。これは、時間同期を用いて分散したソフトウェア間における無数のクラ イアント・サーバ関係を決定することが非常に困難であることを意味する。更に 、他の重要な要素は、単に１つのサーバ・ソフトウェアが起動しないことが、シ ステム全体の起動及び稼働を妨げてはならないということである。 可能な一つの解決法は、他方のアプリケーションからの応答を受信するまで、 各アプリケーションに他方のアプリケーションをアドレス指定させることである 。この解決法による問題は、システム容量の不適当な使用にある。不必要なメッ セージに関する通信コストは高い。 例えば、ディジタル通信システムは、サービス・エリアの有効範囲を提供する と共に、近傍の無線セルのネットワークとして実現される。このようなシステム においては、移動局が通信を中断することなく、サービス・エリア内のセル間で 自由に移動できる。分散された多数のデータベースは移動局を追跡し続けるため に用いられる。これらのデータベースには、例えば、加入者の情報、認証パラメ ータ及び暗号キーが含まれている。移動局が新しい移動サービス交換局エリアに 進行すると、この移動サービス交換局に接続されているビジター位置レジスタ・ データベースは、前記移動局についてデータをホーム位置レジスタ・データベー スから要求する。 従って、移動通信の分野において、不要なメッセージを減少させることは、例 えばセル間あるいは一方の基地局コントローラから他の基地局コントローラへ進 行している呼のハンドオーバ中に、プロセッサの負荷を取り除きトラヒック容量 を増加させることになるので、特に利点となる。 本発明の目的及び概要 従って、本発明の目的は、柔軟に開始できる同期機構を提供して、対をなすク ライアント・サーバ通信を互いに独立して処理させることである。 従って、実行時にクライアントをサーバにリンクさせることを処理する装置が 提供される。この装置は、指定されたサーバが定義領域で利用可能となるときを 登録することが可能な分散データベースとして作動する機能装置にリンクされる ことを特徴とする。この解決法によれば、時間に代わって、アプリケーション間 の事象に基づいて緩やかな同期機構を用いることになる。 前記機能装置はゾーン全域にポート名を分配するように内部インタフェースを 用いることができる。 更に、前記機能装置は、プロセッサ内通信に対して第１の外部インタフェース を用いてポート名を発行すること、ポート名を検索して解析すること、ポート名 を取り消すこと、及びポート名を変更することができる。 更に、前記機能装置は、開始フェーズにおいて通信をしたいユーザに対して第 ２の外部インタフェース用いることが可能であって、複数のユーザは指定された ポート名について加入をして、要求したポート名が利用可能となるのを機能装置 に待機させる。 更に、前記機能装置は、システム・アップグレードに対して第３の外部インタ フェースを用いることが可能であって、システム・アップグレードは前記インタ フェースを用いていずれのマークが特定の対象型式／対象個人に関連付けられて いるかを見出す。 更に、前記機能装置は、好ましくは、プロセッサ誤り処理に対して第４の外部 インタフェースを用いるものであって、この機能装置はプロセッサ故障が発生し たときに通知されるサーバとして作動する。 本発明の好ましい実施例において、機能装置はサブネットにおける各分散通信 オペレーティング・システムに割り付けられる。 本発明が有する効果は、１ゾーン・レベルにある機能装置がサブネット・レベ ルにある多数の機能装置と通信できること、及び前記サブネット・レベルにある 前記機能装置がプロセッサ・レベルにある多数の機能装置とそれぞれ通信するこ とができるということである。 本発明による方法は、各クライアントが機能装置を介して定義領域に対して加 入すること、及び定義領域を前記機能装置に登録することにより、各サーバが定 義領域を介して提供するサービスを発行できることを特徴とする。 機能装置は、好ましくは、指定されたサーバが利用可能になったときに登録さ れ、クライアント・プロセッサに知らせることが要求されてもよい。 本発明によれば、前記機能装置は、更に、サーバが提供するサービスが利用可 能なことを登録するように、前記サーバにより要求されてもよい。 好ましくは、各サーバは指定されたポート名によりそのサービスを発行し、そ の発行は前記サービスがアクセス可能なワーキング領域に拘束される。この発行 は前記機能装置により領域内に分配される。 前記ポート名は、対象型式、対象個人及びシステム・アップグレードに関する パラメータを含むデータ構造であってもよい。 発行された前記データは、アプリケーションに戻されるキーにより認証されて いない対象から安全が確保され得るものであって、更に、そのキーを用いて前記 発行の変更又は取り消すことができる。 前記機能装置はポート名の取り消しをサポートし、その作業は、対象が任意の アプリケーションにより用いるのを停止するとき、又は故障が検出されたときに 実行される。 前記ポート名の取り消しの処理には、記憶したキーと受信したキーとの間を比 較して、前記取り消しが正しいポートにより行われていることを確認することが 含まれる。 更に、前記機能装置は、ポート名の検索及び解析をサポートし、その作業はア ドレスとしてポート名を用いて一方の対象が他方の対象にメッセージを送出する ときに実行される。 前記ポート名の検索及び解析の処理は、処理間通信により処理され、その処理 間通信は前記機能装置を呼び出して行き先アドレスを得ると共に、前記ポート名 が見出されない場合は、メッセージが誤り標識と共にセンダに戻される。 前記機能装置はポート名の変更をサポートし、その作業はシステム・アップグ レード・フェーズにおいて実行され、かつ発行として同一のシンタックスを有す る。 ポート名の変更は、好ましくは、前記システム・アップグレード・マークを変 化させて同一の対象型式及び対象個人を有する新しい対象を発行し、トラヒック 中に新しい対象のテストを許容し、かつ前記テストが通ったときにネットワーク から古い対象を除去できるようにする。 更に、前記機能装置は、ポート名の発行を待機するのをサポートすることがで きるものであって、その作業は開始及びシステム・アップグレード・フェーズの ときに実行される。 ポート名の発行を待機することには、好ましくは、要求ポート名を発行するの を前記機能装置に待機させること、最大待機時間を指定させること、及び指定さ れた対象が前記機能装置に対してそのポート名を発行したときに対象に通知する ことが含まれる。 図面の簡単な説明 以下、添付した図面を参照して限定しない形式により本発明を更に詳細に説明 する。図面において、 図１は本発明による通信ネットワーク・ゾーンにおける機能装置の構造を概要 的に示し、 図２は行き先に対するポート名アドレス指定のメッセージ・ルートを概要的に 示し、 図３は機能装置インタフェースを示し、 図４はネットワーク内で共有している負荷を示す。 好ましい実施例の詳細な説明 図１に概要的に示す構造は、通信ネットワーク・ゾーンにおける多数の機能装 置１０を示しており、これらの機能装置は分散通信処理のプロセッサにそれぞれ 関連されている。機能装置はネットワークにおける各ノードで中間名アドレス指 定サービス・エージェントとして作動し、従ってネットワークはいくつかの領域 、即ちローカル・プロセッサ・レベル１１、サブネット（subnet）・プロセッサ ・レベル１２及びゾーン・プロセッサ・レベル１３に分割される。 各プロセッサ・サーバは特定の名称、いわゆるポート名を与えることにより機 能装置１０を介してそのサービスを発行することができる。この発行は、サービ スがアクセス可能なワーキング領域に拘束される。複数の機能装置１０は領域内 にこの発行を分配する。即ち、機能装置は領域内の他の複数の機能装置に情報を 階層的に配布する。 名前アドレス指定サービス装置１０は、分散データベースとして作動し、領域 内の情報（サービス名及びそのアドレス）を記憶し、検索し、かつ削除する。ど の領域に名前アドレス指定サービス装置を配置しているかに従って、この装置は 異なるリポジットリ（貯蔵所）にアドレスを記憶することができる。これは、ク ライアントが特定の領域にその要求（検索、加入）を指令可能なことを意味する 。 従って、機能装置は増加形式によりそのサービスを提供することができ、かつ 同期開始は非常に緩やかであり、これが柔軟性を高めている。 ポート名は固有であり、ネットワークに割り付けるときは常にこれを変更する ことができない。これは分散の透明性、切り替えの透明性、及び障害の許容範囲 のような特性に寄与することになる。ポート名は３つのパラメータ、即ち対象型 式、対象個人及びシステム・アップグレード・マークからなるデータ構造である 。 機能装置１０は以下の機能をサポートする。 −ポート名の発行 −ポート名の取り消し −ポート名の検索及び解析 −ポート名の変更 −ポート名の発行の待機 ポート名の発行は、起動フェーズ又はシステム・アップグレードで実行される 作業であり、任意の機能装置１０に向けられる。アプリケーション（対象）はネ ットワーク（ゾーン）におけるそれらの存在を表明する。機能装置は、ポート名 及びポート参照と共に、発行時に定義された範囲内で発行を配布する役割がある 。この範囲は、プロセッサ、サブネット又はゾーンであってもよく、対象が見え る、従って利用可能な領域を表示する。認証されていない対象から発行データを 安全にするために、固有のキーがアプリケーションに戻され、そのキーは、アプ リケーションがそれ自身の発行を変更又は取り消したいときに用いられる。 ポート名の取り消しは、任意のアプリケーションが対象を使用するのを停止し たとき、又は障害が検出されたときに、実行される作業である。取り消しは、発 行時に実行されるので、範囲内に配布する役割を担う機能装置１０に向けられる 。この動作を保証するために、記憶したキーと受け取ったキーとの間で比較を行 い、取り消しが正しいポートにより実行されていることを確認させる。 ポート名の検索及び解析は、対象１４（プロセッサＡに位置するクライアント ）がアドレスとしてポート名を用いて、ポート１６、１７とメッセージ転送サー ビス・ネットワーク１８、１９及び２０とを介して他の対象１５（プロセッサＢ に位置するクライアント）にメッセージを送出するときに、実行される機能であ る（図２を参照）。 メッセージはセンダのプロセッサ間通信２１により処理される。このメッセー ジはメッセージ転送サービス・ネットワーク１８、１９及び２０を介して行き先 対象の処理間通信２２に転送され、処理間通信２２はポート参照が既知であれば 、このメッセージを行き先対象１へ転送する。ポート名が見つからないときは、 このメッセージを誤り標識と共にセンダ１４に戻す。 ポート名の変更はシステム・アップグレード・フェーズにおいて実行される作 業である。そのポート名を発行したアプリケーションは、システム・アップグレ ード・マークを変更することになる。これは、異なるシステム・アップグレード ・マークを除き、同一の対象型式及び対象個人を有する新しい対象の発行を可能 にする。その結果、トラヒック中に新しい対象をテストすることが可能になる。 新しい対象がテストを通ったときは、古い対象がネットワークから除去される。 変更は発行と同一のシンタックスを有するが、変更可能なのはシステム・アップ グレード・マークのみであって、他のパラメータは変更できない。 特定のポート名の発行に対する待機は、起動及びシステム・アップグレード・ フェーズにおいて実行される作業である。複数の対象は異なる時刻で起動する。 その結果として、対象はポート名により未だ発行されていない対象をアドレス指 定するように試行することができる。この場合は、指定したポート名の加入が実 行されて、要求ポート名が利用可能になる（発行される）まで機能装置１０を待 機させる。指定した対象がそのポート名を機能装置に発行したときには、対象は 通告された状態になる。機能装置が「不定な時間」で待機するのを避けるために 、ユーザは最大待機時間を設定する必要がある。 機能装置１０は、下記、２形式の加入をサポートする。 −同期加入、クライアントは、ポート名が発行されるまで、又は指定した時間が 経過するまで保留される。 −非同期加入、クライアントは、指定したポート名が発行されたか、又は指定し た時間が経過したならば、実行を継続して情報を受け取る。 機能装置は、下記のインタフェースを用いる（図３を参照）： −内部インタフェース２３は、ゾーン全域にポート名を分配するために用いられ る（図３を参照）。 −プロセッサ間通信２１、２２に対する第１の外部インタフェース２４、これは 純粋なクライアント及びサーバ・インタフェースであり、機能装置はサーバであ る。プロセッサ間通信２１、２２はこのインタフェースを用いて、ポート名を発 行し、ポート名を検索及び解析する。 −ユーザ１４、１５に対する第２の外部インタフェース２５、このインタフェー ス２５は起動フェーズにおいて通信を望む全てのユーザにより用いられる。ユー ザは指定したポート名に対して加入し、要求したポート名が利用可能になる（発 行される）のを機能装置に待機させる。 −システム・アップグレード２７に対する第３の外部インタフェース２６、これ は純粋なクライアント及びサーバ・インタフェースであり、機能装置はサーバで ある。システム・アップグレードはこのインタフェースを用いて、どのマークが 特定の対象形式／対象個人に関連されているのかを見出す。 −プロセッサ誤り処理２９に対する第４の外部インタフェース２８、このインタ フェースは純粋なクライアント及びサーバ・インタフェースであり、機能装置は サーバである。プロセッサ誤り処理は、プロセッサ故障が発生したときに機能装 置に通知をする。 一般に、機能装置はどのような種類の故障も全ての装置の機能が不動作となる のを避けるように試行する。その代わりでは、機能装置が警報を出し、動作及び 保守は適当な操作をすることになる。 プロセッサ故障の場合に、機能装置はメッセージ転送サービスか、又は動作及 び保守から情報を受け取る。機能装置は回復させることができない。その代わり では、動作及び保守がプロセッサの起動を試行し、かつ全ての対象が再発行され ることになる。 機能装置は、下記をサポートする。 −分散の透明性、これは、どこにサーバが割り付けられているのかをクライアン トが知る必要がないことを意味する。機能装置は安定なポート名を有することに より、サーバの冗長性を覆い隠す。 −システム概念Ｎ＋１冗長性：サブネット内のプロセッサ故障の場合に、他のプ ロセッサは故障しているプロセッサが処理していたサーバを引き継ぐ。これはサ ブネット内で発生するだけである。 −同期開始。 −システム・アップグレード。 機能アドレス・モードでは、アプリケーションが特定の機能を実行するために サーバを見出す必要がある。サーバは特定のデータ・パーティションに関連され る必要はない（個人）。これは、ルーティング・ポイント３３を介するクライア ント３２により、特定形式の任意のサーバ３０、３１を選択（負荷共有）できる ことを意味する（図４を参照）。これは、いくつかのプロセッサにおけるサーバ が同一ポート名によりポートを作成することを意味する。これらのサーバは少な くともサブネット・レベルに対してこれらのポート名を発行するので、これらは サブネット・レベルで機能装置を見ることができる（サブネット内でのみ負荷共 有が存在する）。 分割機能アドレス指定モードでは、クライアントが特定のデータ分割に関連さ れているサーバをアドレス指定しなければならない。このサーバは、いくつかの 実対象を直接又は間接的に処理する。実対象に関連する分割データは、処理がど のサーバにおいて終了することになるのかを判断する。 対象アドレス指定モードでは、アプリケーションが一対象のみを処理する特定 のサーバを見出さなければならない。 サブネット・レベルにおける機能性は、本発明による故障許容機能装置を得る ために二重化される（図１を参照）。これは、一プロセッサの故障の場合に機能 性を喪失してはならないことを意味する。故障許容を満足させるように下記の構 造が設計された。 −サブネットの機能性をサブネットにおける全てのプロセッサに分散。 −ゾーンの機能性をゾーンにおける全てのサブネットに分散。 サーバの記憶容量は、ポート名の番号及びポート名テーブルの実施により関係 する。 本発明による機能装置は、以下のシステムの機能性に基づいている。 −サブネット内のプロセッサ監視。これは、プロセッサが利用可能であるか否か を判断するために用いられる。 −起動フェーズにおける構成データ。 本発明は前述の実施例に限定されものではなく、付記する請求の範囲内でいく つかの変更を行うことができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｑ 7/24 7/26 7/30 (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＨＵ，Ｉ Ｌ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＫ ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ， ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも１つの基地無線通信装置（１２、１３）と、前記基地無線通信 装置（１２、１３）と又はこれを介して通信する多数の移動無線通信装置（１１ ）とを備え、特にディジタル通信システムで同期を開始するために分散ネットワ ーク環境における実行時にクライアントをサーバにリンクさせる装置であって、 前記通信装置の各々は通信ポート（１６、１７）にリンクされたディジタル・デ ータ・プロセッサ・サーバ（１４、１５）を備えており、 各通信ポート（１６、１７）は、指定されたサーバ（１４、１５）が定義され た領域内で利用可能になったときに登録をすることができる分散データベースと して作動する機能装置（１０）にリンクされていることを特徴とする装置。 ２．前記機能装置（１０）は、内部インタフェース（２３）を用いてゾーン全 域にポート名を分配させることを特徴とする請求項１記載の装置。 ３．前記機能装置（１０）は、処理間通信（２１、２２）に対して第１の外部 インタフェース（２４）を用いて、ポート名を発行し、ポート名について検索及 び解析をし、ポート名を取り消し、ポート名を変更することを特徴とする請求項 ２記載の装置。 ４．前記機能装置（１０）は、起動フェーズにおいて通信したい複数のユーザ （１４、１５）に対して第２の外部インタフェース（２５）を用いるものであっ て、複数のユーザは指定されたポート名に対して加入をし、要求されたポート名 が利用可能になるのを前記機能装置に待機させることを特徴とする請求項３記載 の装置。 ５．前記機能装置（１０）は、システム・アップグレード（２７）に対して第 ３の外部インタフェース（２６）を用いるものであって、システム・アップグレ ードは前記インタフェースを用いて、どのマークが特定の対象形式／対象個人に 関連しているのかを見出すことを特徴とする請求項４記載の装置。 ６．前記機能装置（１０）は、プロセッサ誤り処理（２９）に対して第４の外 部インタフェース（２８）を用いるものであって、前記機能装置は、プロセッサ の故障が発生したときに通知されるサーバとして動作することを特徴とする請求 項５記載の装置。 ７．機能装置（１０）は、サブネットにおける各分散通信オペレーティング・ システムのプロセッサに割り付けられることを特徴とする前記請求項のいずれか １つに記載の装置。 ８．ゾーン・レベル（１３）における機能装置（１０）は、サブネット・レベ ル（１２）における多数の機能装置（１０）と通信可能であり、前記サブネット ・レベルにおける前記機能装置（１０）は、プロセッサ・レベル（１１）におけ る多数の機能装置（１０）と各々通信可能であることを特徴とする請求項７記載 の装置。 ９．少なくとも１つの基地無線通信装置（１２、１３）と、前記基地無線通信 装置（１２、１３）と又はこれを介して通信する多数の移動無線通信装置（１１ ）とを備え、特にディジタル通信システムで同期を開始するために分散ネットワ ーク環境における実行時にクライアントをサーバにリンクさせる方法であって、 前記通信装置の各々は通信ポート（１６、１７）にリンクされたディジタル・デ ータ・プロセッサ・サーバ（１４、１５）を備えており、 各クライアントは、機能装置（１０）を介して定義された領域に加入し、各サ ーバ（１４、１５）は、定義された領域を介して供給するサービスを、前記機能 装置（１０）に登録することにより、発行可能であることを特徴とする方法。 １０．前記機能装置（１０）は、クライアントに指定されたサーバが利用可能 になったときに登録し、かつ通告するように要求されることが可能であることを 特徴とする請求項９記載の方法。 １１．前記機能装置（１０）は、前記サーバが供給するサービスが利用可能で あることを登録するように、サーバ（１４、１５）から要求されることが可能で あることを特徴とする請求項９記載の方法。 １２．各サーバは、指定されたポート名によりそのサービスを発行し、その発 行は、前記サービスがアクセス可能なワーキング領域に制約されていることを特 徴とする請求項９、１０又は１１記載の方法。 １３．前記機能装置は、前記発行を前記領域内に分配することを特徴とする請 求項１２記載の方法。 １４．前記ポート名は、対象型式、対象個人及びシステム・アップグレードに 関するパラメータを含むデータ構造であることを特徴とする請求項１２又は１３ 記載の方法。 １５．前記発行されたデータは、そのアプリケーションに戻されるキーにより 認証されていない対象から守られ、そのキーは、更に前記発行の変更又は取り消 しのために用いられることを特徴とする請求項１４記載の方法。 １６．前記機能装置（１０）は、ポート名を取り消すことをサポートし、その 作業は、対象が任意のアプリケーションにより用いられるのを止めたとき又は故 障を検出したときに、実行されることを特徴とする請求項１４記載の方法。 １７．前記ポート名を取り消す処理は、記憶した前記キーと受け取ったキーと の間の比較を含み、その取り消しが正しいポートによって行われることを確保す ることを特徴とする請求項１６記載の方法。 １８．前記機能装置（１０）は、ポート名の検索及び解析をサポートし、その 作業は、対象がアドレスとしてポート名を用いてメッセージを他の対象へ送出す るときに実行されることを特徴とする請求項１４記載の方法。 １９．前記ポート名の検索及び解析の処理は、処理間通信（２１、２２）によ り処理され、前記処理間通信は、前記機能装置（１０）を呼び出してその行き先 アドレスを得て、前記ポート名が見出されない場合には、前記メッセージを誤り 表示と共にそのセンダに戻すことを特徴とする請求項１８記載の方法。 ２０．前記機能装置（１０）は、ポート名の変更をサポートし、その作業はシ ステム・アップグレード・フェーズにおいて実行され、かつ発行と同一のシンタ ックスを有することを特徴とする請求項１４記載の方法。 ２１．ポート名の変更には、前記システム・アップグレード・マークを変更し て同一の対象型式及び対象個人を有する新しい対象を発行することと、トラヒッ ク中に前記新しい対象のテストを許容することと、前記テストが通ったときに前 記ネットワークから古い対象を除去することとを可能にすることが含まれること を特徴とする請求項２０記載の方法。 ２２．前記機能装置（１０）は、ポート名の発行のための待機をサポートし、 その作業は起動及びシステム・アップグレード・フェーズにおいて実行されるこ とを特徴とする請求項１４記載の方法。 ２３．ポート名の発行のための待機には、前記ポート名の要求が発行されるの を前記機能装置（１０）に待機させることと、最大待機時間を指定することと、 指定した対象が前記機能装置に対してそのポート名を発行したときに対象に通知 することとを含むことを特徴とする請求項２２記載の方法。