JPH11508006A - 溢流防止装置を有するオイル保持バリヤー - Google Patents

溢流防止装置を有するオイル保持バリヤー

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JPH11508006A
JPH11508006A JP9503513A JP50351397A JPH11508006A JP H11508006 A JPH11508006 A JP H11508006A JP 9503513 A JP9503513 A JP 9503513A JP 50351397 A JP50351397 A JP 50351397A JP H11508006 A JPH11508006 A JP H11508006A
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Abstract

(57)【要約】 バリヤー(1)の取り入れのときに油(4)があふれるのを阻止するオイル保持バリヤーは、より多くの浮上している部分セル(8,15,16)と、水の中へ浸漬するより小さい部分セル(9,21)とからなり、これらの部分セルは、その間に適切に洗浄路(24)が得られるように配置されかつ互いに結合されている。このことは、浮上している部分セル(8,16)に前に配列された浮上している部分セル(15)により達成され、この部分セルは浮上している部分セル(8)および沈下している部分セル(9)とスペーサを介して結合されているので、前述した洗浄路(24)が得られる。浮上している部分セル(8,15,16)は疎水性にされたガラス繊維またはガラス繊維マットで被覆され、一方沈下している部分セル(9,21,26)は疎水性にされてない材料、すなわち特別なガラス繊維で被覆されている。適切に設定された洗浄路(24)により、バリヤー(1)の前に動圧を形成することができないので、このバリヤーをほとんど問題なく取り入れることができる。油(4)はあふれることができないしかつオイル保持バリヤーの下を通って侵入することもできない。

Description

【発明の詳細な説明】 溢流防止装置を有するオイル保持バリヤー 本発明は、水上に浮上している、疎水性にされた材料製の比較的大きな部分セ ルと、水の中へ漬かっている、未処理のまたは親水性にされたかつバリヤーに関 して支承が安定化している有効な材料製の比較的小さな部分セルとからなる、油 または油と同様な物質を食い止めるための水の上に浮上しているオイル保持バリ ヤーであって、前記部分セルはガラス繊維またはガラス繊維マットおよびこれら を覆うホースからなりそして直接または引っ張りロープを介して互いに連結され ているオイル保持バリヤーに関する。 油輸送船がますます大きくなるとともに、流れ出る油がますます多量になるこ とにより環境も危険にさらされる。近年の油漏れ事故の範囲で完全な沿海地域が 非常に著しく汚染されかつ海洋の生命も危険にさらされた範囲内で非常に広範に 絶滅されてしまうので、大きな船には常に多く義務づけられる。したがって、油 が流出しにくくするために、多くの帯金からなるタンカーを建造しようとした。 しかしながら、製造の問題は別としても、そのような手段によっても最後に特に 船が水没するときに油の流出を避けることはできない。フランス特許明細書第26 46 189号から、疎水性にされた鉱物繊維を水表面に吹きつけることが知られてい る。この場合には、これらの繊維に油が溜まるので、そのときひっくるめて収容 して汚水問題を解決することができる。繊維はシリコンオイルで疎水性にされ、 その際繊維が短いため、これらの繊維の沈下を避けることができない。海底の実 験と汚染が非常に問題となっているので、そのような鉱物繊維は使用されない。 ドイツ特許明細書第1 235 463号から、水に浮上している油が無機物の繊維を介 して収容しなければならない方法が知られており、その際繊維には前もって水分 を吸収しない材料が設けられる。繊維はその後油の上に浮かんで、油が付加する ことになり、それから繊維を焼却することにより油を再び除去しなければならな い。繊維から受け入れた油の焼却は経済上代替し得ず、さらに著しく環境を悪化 することになる。さらに、簡単に水上に吹きかけられた繊維の貯蔵能力はあまり にも小さすぎる。ドイツ連邦共和国特許明細書第41 40 247号は、これらのガ ラス繊維を孔のあいたホースに入れることにより、そのように疎水性にされたガ ラスウール材料を組み合わせて一つのバリヤーにする提案を含む。孔をあけるこ とにより、油はホースの中へおよびガラスウールの中へ侵入し、そこで油がその とき相応して結合されかつ非常に長くしっかり保持され、ついにはバリヤーが水 によって取り去られて汚水問題が解決される。その場合不利な点は、油の吸着剤 または相応するバリヤーが水表面の上方に浮上しているので、それとともに波が うねると、油の通り抜けが十分には阻止されない。それに応じて、ドイツ連邦共 和国特許公開第43 01 761号またはドイツ連邦共和国特許公開第43 25 806号は、 一方のセルが疎水性にされた材料でかつ下にある他方のセルが疎水性にされてな い材料で被覆された、多部分からなる油吸着剤を使用することを提案している。 親水性にされたガラス繊維材料で被覆された上方の部分セルが水の上を上方で浮 上して油を受け入れることができるのに対し、下方のまたはより多くの下方の部 分セルが水の中へ浸漬される。なぜなら、下方の部分セルがそれらの特別な形成 により水をほとんど吸収するからである。下方の部分セルはうねりのときに油の 通り抜けを阻止する一種の垂下龍骨として作用するからである。組み合わされた 部分セルに一体化されているのは引っ張りロープであり、この引っ張りロープを 経てバリヤーを扱うことができる。特に、相応して大きい油漏れを囲むバリヤー を船まで引き戻し、その際水に浮上している油を連続的にすくい取るかまたは相 応するガラス繊維マットにより除去する可能性が得られる。しかしながら、オイ ル保持バリヤーを取り入れる際に、相応する風の負荷があるときでもしかもこの 種のオイル保持バリヤーでも、せき止められた油がほとんどオイル保持バリヤー を越えて溢れ出て、そしてそれから再び防護されてない海洋範囲へまたは水表面 の範囲内へ達することを容易には避けることはできない。また、部分的に渦も形 成され、この渦により、最後には、油がなおも垂下龍骨の下を通って導かれてそ こから油のない水表面の中へ出ることにさえなる。 それ故、本発明は、風の負荷のときに、特に取り入れのときに、油または油を 含有する水があふれるのを阻止し、それとともに垂下龍骨の下を通って油が侵入 するのも阻止するオイル保持バリヤーを提供することを課題の基礎とする。 この課題は、本発明により、比較的大きな、浮上している部分セルのうちの一 つが、他の比較的大きな部分セルにおよび比較的小さい、水の中へ沈下される部 分セルに汚水側で前に配列されて引っ張りロープに固定されかつスペーサを介し て洗浄路をそのままにして、浮上している部分セルおよび沈下している部分セル と結合されることにより解決される。 それ故に、特別な構成に基づいて、バリヤーの内側に、バリヤーを取り入れる 際に生ずる流れを適当にわきへそらすための通路が設けられる。その流れがほと んど円をなして導かれ、すなわち油を含む水がまたは純粋な油も前に配列された 部分セルを越えて向こう側へ汚水領域内へ戻されることにより圧力が崩壊される 。それにより、圧力が崩壊されると、そのようなオイル保持バリヤーを例えば陸 地からまたは海難救助船から取り入れることが問題なく可能であり、そのとき油 を吸引するかまたはすでに述べたように取り付けられたガラス繊維マットを通っ て引き出すことにより油の回収が可能になる。その場合、驚くべきことには、油 があふれることを阻止できるだけではなく、同時にバリヤーの下を油が通り抜け ることも阻止できる。同時に、動圧が崩壊されるかまたは完全に避けられるので 、ひっくるめてオイル保持バリヤーの取り入れも容易になる。この多重の効果に より、オイル保持バリヤーの取扱いが実質的に容易になり、その際疎水性にされ た部分セルは問題なく依然として油を受け入れるので、その浮上可能性が適切に 改良される。 本発明の合目的な構成により、二つの浮上している部分セルと二つの沈下して いる部分セルが油に対して密閉状態で互いにいわば列を形成するように結合され るとともに、前に配列されたおよび引っ張りロープに連結された部分セルが上方 の浮上している部分セルおよび上方の沈下している部分セルとスペーサを介して 結合しているようにする。両方の互いにおよび両方の浮上している部分セルの下 に配置された沈下している部分セルがここでも再び龍骨をまたは対応する垂下龍 骨を形成するので、下の流れが避けられ、洗浄路が相応して適切にバイパスとし て作用できるように寄与する。そのとき、オイル保持バリヤー全体が、前に配列 された部分セルしかも浮上している部分セルと結合されている引っ張りロープを 経て取り入れられる。したがって、オイル保持バリヤーの一様な運動が確保され 、その際両方の沈下している部分セルから下方へ水の中へ達する垂下龍骨がその 特性により「列」の位置安定性を配慮する。 他の合目的な構成において、引っ張りロープを汚水側で前に配列された部分セ ルに固定することを提案する。このことはすでに述べたが、その際このように引 っ張りロープを一緒に付設することにより、個々の部分セルの間に形成された油 通路も作用的に自由なままでありかつ開いたままであることが配慮される。 両方の沈下している部分セルにより形成された垂下龍骨が有効なままであるよ うに確保するために、下方の沈下している部分セルを付加的に長くした保持ロー プを経て前に配列された部分セルと結合すれば、有利である。それ故、引っ張り ロープを固定してある前に配列された部分セルが、両方の沈下している部分セル により形成される垂下龍骨を一緒に引っ張り、その際保持ロープを介して、両方 の種類の部分セルの間の間隔が常に保たれたままにするように配慮される。この 特別な配置は洗浄路のための濾斗状入口を形成するので、その有効性が適切に確 保される。 実験によると、浮上している部分セルが100〜300mmの直径、好ましくは150mm の直径を有しかつ沈下している部分セルが50〜150mmの直径、好ましくは75mmの 直径を有する場合に特に有効なバリヤーであることが判明した。それとともに、 油があふれるのを阻止するために、通例の油事故のときに十分であるような容積 または直径が十分に大きい全バリヤーが得られる。同時に、引っ張りロープを介 してオイル保持バリヤーを取り入れることが確保される。 本発明の他の構成において、他の沈下している部分セルがスペーサを介して前 に配列された部分セルと結合されかつ他の引っ張りロープが下方の沈下している 部分セルに取り付けられ、その下方の沈下している部分セルが上方の沈下してい る部分セルと同様に、前に配列された部分セルへの結合手段をもっていないよう にする。この構成によると、対応する「重い」付加的な沈下している部分セルが 配慮されるので、前に配列された浮上している部分セルの一定の位置安定性が改 善されることになる。この部分セルがスペーサを介して、浮上している、前に配 列された部分セルと結合されているので、ここで油を運び去りかつ洗浄路の中へ 導入することができるが、その際両方の沈下している部分セルの後に配列された 部品バリヤーにある付加的な引っ張りロープは、前にすでに何度も説明された垂 下龍骨作用を確保する。ひっくるめて見ると、この構成も、動圧によって上方に 向かって押圧する油または水油混合物が洗浄路を通って圧力を低下させながら有 利に他方へ導くことができるという必要な安全性も示す。 洗浄路を通って予め与えられる浮上する油のための運動方向は、本発明の他の 構成により、少なくとも前に配列された浮上している部分セルが円形の横断面を 有することによりなお助長される。卵形の横断面も可能であるが、そのとき前に 配列された浮上している部分セルは合目的には、より平坦な側面で水の上に載っ ていなければならない。その際、不利な動圧を避けるために、油は洗浄路を通っ てほとんど一定の方向に吸い込まれるかまたは導かれることが重要である。 最後に、上方のおよび下方の浮上している部分セルを前に配列された部分セル とスペーサを介して結合することもでき、その際両方が連結された沈下している 部分セルを有する。両方の沈下している部分セルは安定化状態で作用し、その際 すでに前述した設計の場合のように、このようにしてすでに洗浄路を予め与える ために、前に配列された浮上している部分セルに付設された沈下している部分セ ルをスペーサを介して連結する。 ここに述べたオイル保持バリヤーの構成は、前に配列された部分セルにスペー サを介して付設された沈下している部分セルを付加的な引っ張りロープに連結す ることによりさらに最適化することができる。 しかしながら、他方では一度廃棄物処理の理由から相応する高い引っ張り力を 確実に受けることができるためにも、引っ張りロープおよび付加的な引っ張りロ ープをガラス繊維綱として形成すれば、有利である。このガラス繊維綱からなる 引っ張りロープは、例えばバリヤーに含まれたまたはバリヤーにより受け入れら れた油をプレスを介して圧縮した後、全オイル保持バリヤーと共に廃棄物処理す ることができる。それから、この残っているガラス繊維マスを炉に供給して火炎 にさらすことができ、その際生ずる灰分は原理的に砂のようなものは何もない。 本発明は、特に、その特別な構成により、オイル保持バリヤーが依然として十 分に油を吸収でき、かつそのとき付設された疎水性にされてない材料からなる部 分セルにより位置安定状態に保たれるように配慮されたオイル保持バリヤーが作 られることで際立っている。より多数の部分セルからなる、油を十分に吸い込ん だこのオイル保持バリヤーは、オイル保持バリヤーの取り入れのときに油があふ れるのを阻止するかまたは風の負荷ときに、より多くの部分セルからなるオイル 保持バリヤーが、油を含有する水がほとんど円をなして、汚染された水の範囲に 再び戻される洗浄路を設定することにより合目的に阻止する。それにより、動圧 が避けられ、そして同時に油がバリヤーを越えてあふれるのを阻止することがで きる。同時に、それにより、オイル保持バリヤーの取り入れが実質的に容易にな る。 本発明の対象の他の細部と利点は、好ましい実施例においてそれに必要な細部 とともに所属の図面の必要な記載から明らかになる。図面において、 第1図はバリヤーにより囲まれている監視船または海難救助船を示し、バリヤ ーは水の上に浮上しかつ浄水を油により汚染された水から分離する状態を示し、 第2図は多数の部分セルからなるバリヤーの断面図を示し、 第3図は他のバリヤーの構成を断面図で示し、 第4図はバリヤーの第三の実施例を断面で示す。 第1図は部分的に油により汚染されている海洋区分の領域を示す。汚染された 水はオイルバリヤー1を介してなお純粋な水から分離される。監視船または海難 救助船2がここでは、例えばオイル4を収容して汚水問題を解決するために汚染 された領域に浮上している。 3は水表面を示し、この水表面はすでに述べたように純粋な領域と不純な領域 とに小分けされており、その際塩または甘い水5を問題にすることができる。 6は監視船2に付設された曳航装置6の概略だけを示し、この曳航装置を介し てバリヤー1を取り入れることができる。これはバリヤー1に付設された引っ張 りロープ11を介して行われ、引っ張りロープ11はオイル保持バリヤーの個々 の部分セルと対応して連結されている。 第1図から明らかな形状において、浮上している部分セル8と沈下している部 分セル9のみを認めることができるが、その際沈下している部分セル9は一種の 垂下龍骨として役立ちかつオイル保持バリヤーの姿勢安定性が得られる。同時に 、この沈下している部分セル9または対応する龍骨は、油4が下方を通って流れ るのを阻止するのに役立つ。 個々の部分セル8、9は、ここでは個々に繰り返されてないホース10により 囲まれており、その際浮上している部分セルが疎水性にされたガラス繊維で充填 されかつ沈下している部分セルは疎水性にされてないガラス繊維で充満されてい る。ガラス繊維の代わりに、相応するガラス繊維マットを用いることもできる。 そのとき、有利にも油がまたは疎水性にされてない部分セル9の場合に水が繊維 に蓄積するので、特に油のまたは油を含有する材料の有効な吸着が確保される。 第2図は本発明によるオイル保持バリヤー1を断面で示す。明らかに認められ るように、ひっくるめて3に浮上している部分セル8、15、16が設けられて いる。これらの浮上している部分セル8、15、16は沈下されており、すなわ ち疎水性にされてない材料で充填された部分セル9、21が付設されている。部 分セル8、9、16、21は結合材19、20、22を介して油密に互いに結合 されているが、一方部分セル8、15および9、15は工業用水17の側でスペ ーサー18、23を介して互いに結合されているので、その間に洗浄路24が生 ずる。これらの洗浄路を通って、油4または油を含有する水が繰り返された矢印 の方向に動かされるので、この領域に圧力が構成され得る。それにより、油4が または油を含有する水が全バリヤー1を越えてあふれるのが阻止され、その際こ の洗浄路24はなお付加的にそれによって適切な濾斗状の開口を保つ。なぜなら 、下方の沈下している部分セル21が保持ロープ25を経て、前に配列された部 分セル15と結合しているからである。 すでに述べた動圧は、バリヤー1が引っ張りロープ11を介して汚水側17で 引っ張られる場合に、したがってここには繰り返されてない監視船2の方向に引 っ張られる場合に、生じることがある。第2図による表現から、ここには問題が 生じ得ないことと、全運動経過の動圧の結合により問題が実質的に軽減されるこ とは非常によく明らかである。 第3図および第4図も、洗浄路24の形成が若干変えてあり、しかも沈下して いる部分セル9、21または26の種々の配分により変えてある実施形態を示す 。その場合、スペーサ18を介して付加的に結合するために、第二の浮上してい る部分セル16がスペーサ29を介して前に配列された浮上している部分セル1 5と結合されていて、洗浄路24の正確な有効範囲を達成する。さらに、他の沈 下している部分セル26がスペーサ27を介して前に配列された浮上している部 分セル15と結合されていて、動圧が発生したときに油の相応する案内を確保す る。 さらに、第3図によっても第4図によっても、他の引っ張りロープ28が設け られており、この引っ張りロープは一度深く垂れ下がっている垂下龍骨13、9 および21にまたは他の沈下している部分セル26に付設されている。 全ての前記特徴、図面だけで推定できる特徴も、それだけでおよび組み合わせ て発明の本質として見なされる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.水(5)上に浮上している、疎水性にされた材料製の比較的大きな部分セル(8, 16)と、水(5)の中へ漬かっている、未処理のまたは親水性にされたかつバリヤー (1)に関して支承が安定化して作用する材料製の比較的小さな部分セル(9)とから なる、油(4)または油と同様な物質を食い止めるための水(5)の上に浮上している オイル保持バリヤーであって、前記部分セルはガラス繊維またはガラス繊維マッ トおよびこれらを覆うホース(10)からなりそして直接または引っ張りロープ(11) を介して互いに連結されているオイル保持バリヤーにおいて、比較的大きな、浮 遊している部分セル(15)のうちの一つが、他の比較的大きな部分セル(8,16)にお よび比較的小さい、水(5)の中へ沈下される部分セル(9,21)に前に配列されて汚 水側で引っ張りロープ(11)で固定されかつスペーサ(18,23)を介して洗浄路(24) をそのままにして浮上している部分セルおよび沈下している部分セル(8,9)と結 合されていることを特徴とするオイル保持バリヤー。 2.二つの浮上している部分セル(8,16)および二つの沈下している部分セル(9,2 1)が油に対して密閉状態で互いにほとんど列を形成して結合され、一方前に配列 されかつ引っ張りロープ(11)に連結された部分セル(15)が、上方の浮上している 部分セル(8)および上方の沈下している部分セル(9)とスペーサ(18,23)を介して 結合していることを特徴とする請求の範囲1によりオイル保持バリヤー。 3.引っ張りロープ(11)が汚水側で前に配列された部分セル(15)に固定されてい ることを特徴とする請求の範囲2によるオイル保持バリヤー。 4.下方の沈下している部分セル(21)が付加的に延長可能な保持ロープ(25)を介 して、前に配列された部分セル(15)と結合されていることを特徴とする請求の範 囲2によりオイル保持バリヤー。 5.浮上している部分セル(8,16)が100〜300mm、好ましくは150mmの直径を有し 、沈下している部分セル(9,23)が50〜150mm、好ましくは75mmの直径を有するこ とを特徴とする請求の範囲1から4までのうちのいずれか一つによるオイル保持 バリヤー。 6.他の沈下している部分セル(26)がスペーサ(27)を介して、前に配列された部 分セル(15)と結合され、他の引っ張りロープ(28)が下方の沈下している部分セル (21)に取り付けられており、この部分セル(21)は上方の沈下している部分セル(9 )と同様に、前に配列された部分セル(15)への結合手段をもっていないことを特 徴とする請求の範囲1から5までのうちのいずれか一つによるオイル保持バリヤ ー。 7.少なくとも前に配列された浮上している部分セル(15)が円形横断面を有する ことを特徴とする請求の範囲1から6までのうちのいずれか一つによるオイル保 持バリヤー。 8.前に配列された浮上している部分セル(15)が卵形横断面を有しかつ平らな側 で水(5)に浮上していることを特徴とする請求の範囲1から6までのうちのいず れか一つによるオイル保持バリヤー。 9.上方のおよび下方の浮上している部分セル(8,16)が前に配列された部分セル (15)とスペーサ(18,29)介して結合されており、両方とも、連結された沈下して いる部分セル(9,26)を有することを特徴とする請求の範囲1から5までのうちの いずれか一つによるオイル保持バリヤー。 10.前に配列された部分セル(15)にスペーサ(27)を介して付設された沈下して いる部分セル(26)が付加的な引っ張りロープ(28)に連結されていることを特徴と する請求の範囲9によるオイル保持バリヤー。 11.引っ張りロープ(11)と付加的な引っ張りロープ(28)がガラス繊維綱として 形成されていることを特徴とする請求の範囲1から10までのうちのいずれか一 つによるオイル保持バリヤー。
JP9503513A 1995-06-23 1996-06-20 溢流防止装置を有するオイル保持バリヤー Pending JPH11508006A (ja)

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