JPH11507817A - 新規なバチルスセレウス菌株dga34 - Google Patents

新規なバチルスセレウス菌株dga34

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JPH11507817A JP9501804A JP50180497A JPH11507817A JP H11507817 A JPH11507817 A JP H11507817A JP 9501804 A JP9501804 A JP 9501804A JP 50180497 A JP50180497 A JP 50180497A JP H11507817 A JPH11507817 A JP H11507817A
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Abstract

(57)【要約】 DGA34 と命名した新規なバチルスセレウスの菌株を、環境から単離した。この菌株DGA34 は、B.セレウス菌株の1種であり、該B.セレウス菌株は、一部には該菌株の抗生物質ツイッターマイシンA産生のために、野外穀類植物の菌類による立ち枯れ病を撲滅するための、生物防除剤として有用である。菌株DGA34 は、多数の天然産の単離体の中で、最大の力価のツイッターマイシンA産生を与える点で、最良の性能を示した。

Description

【発明の詳細な説明】 新規なバチルスセレウス菌株DGA34 技術分野 本発明は、一般的な分野、細菌学に関連し、特に抗生物質ツイッターマイシン Aの源として有用なバクテリアの新規な菌株に関するものである。 発明の背景 近年、農業の生産性および効率を高めるための生物学的な薬物の使用に関して 多大な研究がなされている。植物の害虫を抑制しもしくは植物の成長を補うため の、微生物の利用による生物防除は、化学的殺虫剤に変わる魅力ある代替品を与 える。該化学的殺虫剤は、ヒトの健康並びに環境特性に係わることから、以前程 には奨励、賛同されていない。研究室においてまたは野外において、害虫を駆除 し、もしくは植物の成育を容易にするのに有効な、生物学的薬物を単離する前に は、幾つかのスクリーニングプログラムが利用されている。 かなりの科学的および経済的進展が見られた、生物防除薬物の1例は、バチル スサリンジエンシス(Bacillus thuringiensis)の利用である。B.サリンジエンシ ス菌株は有毒タンパクを生成することが知られており、該タンパクはある種の昆 虫を特異的に殺す能力をもち、またその初期の探索は、多数の研究を導き、該研 究は、有効性における変化およびターゲット範囲を有する多数のB.サリンジエン シス菌株を同定するに及んだ。更に、このような毒素、または該毒素をもつ菌株 を安定化しおよび広範な野外作物の状況に対して適用する方法が、研究されてい る。同様に、生物防除に必要な該毒素および野外で使用するための接種物の調製 方法は、菌株間で一般的に類似しているので、B.サリンジエンシス菌株に関する 知見は、新たな菌株に対して殆ど援用可能であることも見出された。 以前、バチルスセレウス(Bacillus cereus)の特定の菌株(これはUW85およびA TCC承認番号53522 両者で表示されている)が、多くの用途において生物防除効 率をもつことが見出されている。このUW85B.セレウス菌株は、フィトプトーラメ ディカギニス(Phytopthora medicaginis)に起因する立ち枯れ病から、アルファ ルファ幼苗を保護し、フィトプトーラニコチアナエ(Phytopthora nicotianae)か らタバコ幼苗を保護し、ピチウムアファニデルマタム(Pythium aphanidermatum) に起因する腐れから胡瓜果実を保護し、かつスクレロチニアミノア(Sclerotinia minor)からピーナッツを保護することが分かった。UW85は、また米国特許第4,8 77,738 号においても、そのATCC承認番号を参照して、記載されている。後に、U W85は、その防黴活性および抗菌活性のために、菌類による立ち枯れを防止する のに独立に寄与する、2種の防黴性化合物を生成することが見出された。これら 化合物のうちのより高い効率のもの、即ち新規なアミノポリオールを、ツイッタ ーマイシンA(zwittermicin A)と命名し、一方未だ十分に特徴付けされていない 第二の化合物は、一時的に抗生物質Bと命名されている。 「生物防除(biological control)」とは、第二の生物を利用した病原体の抑制 (制御)として定義される。生物防除のメカニズムは、多岐に渡る。例えば、あ る腸管内バクテリアが、アルファルファにおける根腐れ病の生物防除における有 用性について検討されている。防除は、該腸管内バクテリアと該菌類との間の、 該アルファルファの根の表面上のスペースについての競合により達成されると考 えられている。これとは対照的に、バクテリアの一方の種により生成される毒素 は、病原体と思われるバクテリアの他方の種を防除するのに利用できる。バクテ リアにより生成された抗生物質が、このような毒素の一例である。該毒素は、こ れを生産する該種から単離して、ペニシリンについて一般的手順であるように、 直接投与するか、あるいは該種自体を適当な状況の下で投与して、該毒素をその で生成することも可能である。一旦単離された、このような土壌棲息バクテリ アは、種々の他の領域において、防黴剤または抗生物剤としての有用性をもつ可 能性がある。 発明の概要 本発明は、要約すれば、本明細書においてDGA34 と命名した、新規なバチルス セレウス菌株ATCC No.55608を環境から単離した点にある。この菌株は、防黴剤 ツイッターマイシン(zwittermicin)Aの生合成において高い有効性をもつことが 分かっている。 本発明は、更に多量の生物防除性抗生物質ツイッターマイシンAを、DGA34 と 命名した新規バチルスセレウス単離体、ATCC No.55608の醗酵により生成する方 法により特徴付けられる。 本発明のその他の目的、利点並びに特徴は以下の明細書の記載から明らかとな ろう。 発明の詳細な説明 土壌から単離した、元のバクテリア菌株は、植物の立ち枯れ病および根腐れ病 の原因となる菌類の種に対して、生物防除作用を及ぼす。この菌株は、これを単 離した本発明者等により、バチルスセレウス(Bacillus cereus)菌株DGA34 と命 名された。この菌株は、アメリカンタイプカルチャーコレクション(American Ty pe Culture Collection)に寄託され、ATCC 55608なる承認番号が付与されている ので、以下菌株DGA34 またはATCC 55608と呼ぶ。このバチルスセレウス菌株 556 08は、米国特許第4,877,738 号(これを本発明の参考文献とする)により詳細に 記載されているUW85としても知られているB.セレウス菌株 53522の生物防除特性 と類似する生物防除特性を有している。 これらのバクテリア菌株は、実質的に純粋な培養物として得られている。「実 質的に純粋な」培養物とは、該培養物の複製を妨害するに十分な量で、他のバク テリア種を含まない、バクテリア培養物を意味するものとする。 菌株DGA34 は、一連のバチルスセレウス(Bacillus cereus)菌株の一種であっ て、該バチルスセレウス菌株は、少なくとも部分的には、自然に抗生物性薬物、 特に同時一継続中の特許出願の課題である抗生物質を合成するという事実によっ て、有用な生物防除薬物である。該抗生物質または毒素は、上澄液および他のバ クテリアを含まない流体並びにDGA34 またはその防除性変異体の培養物から得ら れる培養培地中に見出される。この毒素は、その起源のいかんによらず、バチル スセレウスの培養物中で同定可能なものとして、特徴付けられており、また造語 「ツイッターマイシン(zwittermicin)A」として知られている。B.セレウスATCC 53522の培養物から得た上澄液のもう一つの画分は、生物学的に活性であって、 フィトプトーラメディカギニス(Phytopthora medicaginis: Pmm)の遊走子形成を 行うズーリシン能(zoolysin capability)を有することが分かっている。しかし ながら、以下で明らかになるように、このズーリシン活性画分は、該抗生物質の 防黴活性をもたない。バチルスセレウス抗生物性ツイッターマイシンAは約396 ダルトンの高度に水溶性の分子であることが分かっている。この分子は2つのア ミノ基を含有し、かつポリアルコールである。 このツイッターマイシンA分子は最近確認された構造を有している。第1図に 示したものが、B.セレウスの幾つかの菌株により生成された、この新規なツイッ ターマイシン抗生物質の化学構造である。この抗生物質は、広範囲の菌類および バクテリア微生物に対して有効であることが分かっている。ツイッターマイシン Aは、またそれ自体菌類の病原体阻害剤としての有用性をももつ。生産した該バ チルスから精製したツイッターマイシンAを、種子または植物に適用して、菌類 による諸疾患を首尾よく阻害することができる。 前章において言及した該生物防除性の存在を立証する該方法は、以下に詳述す る「植物防禦アッセイ」である。立ち枯れ病および根腐れ病を引き起こす、菌類 の「生物防除」は、DGA34、生物防禦性を発揮するその変異株、これらにより生 成される防黴性毒素または任意の他の化合物または分子の有効量が、土壌または 防禦すべき植物の極近傍における他の成育媒体に置かれた場合に、これら立ち枯 れ病および根腐れ病の症状における統計的に有意な減少が生じた場合に、存在す ると見做される。立ち枯れ病および根腐れ病を撲滅するための「有効量」とは、 症状のかかる肉眼的に有意な減少を与えるのに十分な量である。明らかに、バク テリア、任意の毒素または他の化合物の如何なる量も、このように定義した有効 量でない場合、バクテリア、毒素、または化合物は、立ち枯れ病および根腐れ病 を引き起こす該菌類に対して、生物防除作用を及ぼすことはできない。 このような生物防除作用を発揮できるDGA34 およびその変異株は、しばしば包 括的に「防除性(protecting)」バクテリアと呼ばれる。このような生物防除作用 を発揮できるバチルスセレウス抗生物質および他の毒素は、しばしば「防除性(p rotecting)」化合物または毒素と呼ばれる。このような有効量の防除性バクテリ ア、その毒素またはバチルスセレウス抗生物質で処理された、種子、幼苗、およ び成熟植物を包含する植物は、立ち枯れ病および根腐れ病から「防禦された(pro tected)」と言われる。 以下の記載は、該植物の防禦アッセイについての説明であり、該アッセイによ り、バクテリア、毒素等のテスト物質を、立ち枯れ病および根腐れ病の症状を引 き起こす可能性のある菌類に対して、生物防除作用を及ぼす能力についてテスト することができる。防禦すべき植物の種子または幼苗を、立ち枯れ病および根腐 れ病を引き起こす菌類の存在下で、植栽培地中で栽培する。この植栽培地は、こ のような菌類を含有する立ち枯れ発生土壌、バーミキュライト水性分散体(ここ で、菌類は該バーミキュライトおよび水または種子または幼苗上またはその中に 存在する)、寒天を主成分とする処方物、または任意の他の植栽培地(該種子ま たは幼苗が成育し、かつ該菌類が自由に発芽する)であり得る。これらのバクテ リア、毒素または他のテスト物質は、少なくとも該種子または幼苗の極近傍部分 に配置される。かかる配置は、該種子の「極近傍部分」、または任意の可溶性テ スト物質またはテスト中のバクテリアの任意の可溶性滲出物が、実際に発芽中の 幼苗と接触している場合には、幼苗の「極近傍部分」であると理解される。 好ましくは、種子を使用した場合、該種子は該テスト物質で被覆され、また該 テスト物質が種子に関して、このように使用された場合には、以下これを「種子 接種物(seed inoculum)」という。種子接種物で種子を被覆する方法は、一般的 に当業者には周知であり、バクテリアを殺し、該種子接種物中に含まれる毒素ま たは他の物質を破壊するのに十分な程に苛酷な条件を必要としない、公知の任意 の方法で十分である。容易かつ好ましい方法の一つは、該テスト物質を、メチル セルロースの1.5%水性溶液に懸濁または溶解することである。便宜的に、該種子 接種物はメチルセルロース中に懸濁されたバクテリアであるが、バクテリア毒素 等の溶解性の物質を、同様な方法で取り扱うことができる。防禦すべき該植物種 子を、該懸濁液に添加し、これと激しく混合して、該種子の表面を該懸濁液で被 覆する。次いで、該種子を、好ましくは滅菌したペトリ皿等の無菌表面上の、層 流フード内に配置することによって、無菌条件下で乾燥することができる。かく して、乾燥した種子接種物−被覆種子が得られる。該被覆種子を、該植栽培地中 で育成する場合、該テスト物質は、該種子の極近傍部分に配置される。 幼苗の成育および立ち枯れ病の症状の発現のために十分な時間の経過後、該播 種された種子から発芽した幼苗を、コントロールと比較して、防禦の証拠につい て肉眼で評価することができる。立ち枯れ病に攻撃されやすいことが知られてい る、アルファルファ、大豆およびインゲンの株においては、光周期12時間で、温 度24℃にて、成育チャンバー内での2週間の成育期間が、立ち枯れ病の症状を発 現するのに十分な期間であることが分かった。該期間中、幼苗は試験管中で成育 され、該試験管にはPmm のおよそ103個の遊走子またはこれに匹敵する立ち枯れ 病−誘発菌類が含まれていた。幼苗にまで発育した防禦された種子は、肉眼的に は非−感染種子とは識別できず、一方未防禦種子から発育したコントロール幼苗 は、立ち枯れるか、あるいはインゲンの場合には、根および茎上に褐色の病巣、 矮化した根、腐食された根、および肉眼的に明らかな他の根腐れ病の症状を呈し た。 以下で明らかとなるように、バチルスセレウスの多くの菌株が生物防除剤とし て有用であり、また上記抗生物質、ツイッターマイシンAを生産する。精製され たツイッターマイシンAの利用を意図しているので、B.セレウスの種々のツイッ ターマイシンA-産生菌株により生産されるツイッターマイシンAの濃度を、定量 的に評価することが有用である。このことは、ツイッターマイシンAの醗酵によ る生産並びにツイッターマイシンA産生を更に一層増大するための変異誘発プロ トコール両者に対する候補菌株として、高生産性菌株を選択することを可能とす る。 ツイッターマイシンAの生産レベルを定量化する手順は、端点希釈法として一 般的に特徴付けられ、シロースー(Silo-Suh),Appl.Environ.Microbiol.,199 4,60:2023-2030 に詳細に説明されている。簡単に述べると、部分的に精製され たツイッターマイシンAサンプルの希釈物と、ツイッターマイシンAの所定量の 希釈物とを、高電圧電気泳動にかけた。ツイッターマイシンAを銀染色により検 出した。このテストサンプル中の抗生物質の量は、該標準と比較して、ツイッタ ーマイシンAが該テストサンプル中に検出できる、端点希釈率を比較することに より算出した。この検出の一般的な限界は、0.33μg/mlであった。ツイッターマ イシンA産生のレベルは、サンプル毎に異なることが分かっているが、一般的に はUW85により生産されるツイッターマイシンAの量を越えることはなかった。 上記のツイッターマイシンA生産のこの定量的解析を利用して、UW85、ATCC 5 3522よりも高いツイッターマイシンA産生レベルを有する、幾つかの新たに単離 された菌株を同定した。UW85は、培養培地1ml当たり19μgのツイッターマイシ ンAを生産した。比較により、該新たに単離された菌株DGA34 は56μg/mlのツイ ッターマイシンAを生産した。DGA34 は一般的に、平均して30μg/mlを越えるツ イッターマイシンAを生産するであろう。第二の反復実験において、DGA34 は35 μg/mlを生産し、一方でUW85は26.2μg/mlを生産した。 このB.セレウス菌株DGA34,ATCC 55608はオーストラリア国のダグラスガリーに おける葡萄園から採取した土壌サンプルから単離した。上記の新たに単離された 多くのB.セレウス生物防除性菌株とは異なり、DGA34 はコロニー形態学により、 UW85と識別できる。最小培地上で、DGA34 は、UW85により生成される扇型コロニ ーとは対照的に一様なオレンジ色のコロニーを形成する。豊富な培地上で、数日 後に、該DGA34 のコロニーは、同様なUW85のコロニーよりも、明らかにより透明 性が高く、しかも不透明性はより低い。その他の点では、該菌株はUW85に類似し ており、容易に取り扱うことができ、また培地中で成育できる。かくして、該菌 株DGA34 は、ツイッターマイシンAの醗酵による製造において使用するのに選択 される菌株であり、また変異させ、他のツイッターマイシンA産生変異体を形成 するための適当な候補菌株でもある。 DGA34 のツイッターマイシンA繊細変異体は天然産および人工的に誘発された 変異体両者を包含する。例えば、DGA34 は、一般的に抗生物質リファンピシンお よびネオマイシンに対して敏感である。しかしながら、DGA34 の天然産の変異株 から、これらの抗生物質の一方または両者に対して抵抗性を示すものを単離する ことができる。これら変異株の幾つか並びにコロニーの外観により親DGA34 株か ら識別可能な、天然産変異体の一つは、より一層高いレベルで、ツイッターマイ シンAを生産することが分かるであろう。DGA34 の他の変異株は、DGA34 を、公 知の方法で、変異誘発物質としてのN-メチル−ニトロソグアニジンの作用に付す ことにより人為的に誘発できる。同様な変異株は、他の有用なB.セレウス株、例 えば米国特許第4,877,738(その開示事項を本発明の参考とする)に記載されてい るようなUW85(ATCC 53522)等から調製された。 実施例1菌株の起源 本研究で使用した土壌サンプルの地理的起源および物理化学的諸特性を、以下 の第1表に掲載した。全てのサンプルは地表層位から採取した。土壌のpH、有機 物質、および粒径の測定は、ウイスコンシン大学、ソイル&プラントアナリシス ラボラトリー(University of Wisconsin Soil & Plant Analysis Laboratory)(W I 州マディソン)により行われた。 ファイブスターラボラトリーズ(five Star Labs)(CT 州ブランフォード)およ びマイクロバイアル(Microbial) ID(DE ニュワーク)により分析された、47個の 単離体からの脂肪酸のプロフィールに基づいて、該単離体の全てを、該B.セレウ ス群の構成員として分類した。該B.セレウス群は、B.マイコイデス(mycoides)、 B.アンスラシス(anthracis)およびB.サリンジエンシス(thuringiensis)種を包含 する。B.マイコイデス菌株の固有の仮根形態学的特徴は、B.セレウスからの識別 を可能とし、この収集体中の該単離体は何れも、B.マイコイデス−様の形態学的 特徴を示さない。B.アンスラシスは、溶血性ではなく、通常はアンピシリンに対 して感受性であり、従って恐らくこの収集群から排除された。B.セレウスとB.サ リンジエンシスとの間の識別は、標準的方法では困難である。従って、通常の推 奨に従って、本研究において収集した単離体の全てをB.セレウスと見做した。菌 株BGSC4A9、BGSC4B1、BGSC4C3、HDI、BGSC4E1、BGSC4F1、BGSC4G1、BGSC4H1、BT SC4I1、BGSC4J1 およびBGSC4S2 は以前他の者によってB.サリンジエンシスとし て分類され、この種の命名がこれら菌株に対して保持されていた。 ファージP7に対する感受性についてのアッセイ 該ファージP7(ATCC 75237)およびPBを、該菌株の特徴付けの補助のために使用 した。B.セレウス菌株のファージP7に対する感染し易さは、これら菌株が、生物 防除および抗生物質生産に対して強力な相関をもつことを明らかにした。これら ファージを増殖させるために、我々は、約106 PFU のファージと過剰のB.セレウ ス菌株UW85と溶融した軟質寒天(4g 寒天/l)との混合物を、1/2-濃度のTSA プレ ート上に展開させた。プレートを28℃にて一夜インキュベートし、次いで該軟質 寒天を該プレートから掻き落とし、1/2-濃度のトリプチケース大豆ブロス(1/2- 濃度のTSB)(1 ml/プレート)中に懸濁させた。寒天および細胞を遠心処理により 除去し、得られた上澄液を0.2 μmのフィルタに通した。ファージの力価は、典 型的には1×1010PFU/mlであった。 多数の単離体をP7感受性につきスクリーニングするために、48個の単離体のグ リッドを1/10−濃度のTSA 上で成育させ、次いで細胞を1/10−濃度のTSA プレー ト上に金属リプリケータを使用して移した。該プレートは、P7の希釈物が、約108 、104および103 PFU/プレートを含むように展開されていた。ファージを含まな い1/10−濃度のTSA をコントロールとして使用した。P7を含有するプレート上に プラークまたは成長性の低いパッチを形成すると思われる単離体を、軟寒天重層 アッセイ(以下で説明する)でテストして、これらがP7sであるか否かを決定し た。初期スクリーニングにおいてP7rであった多くの単離体は、再テストには付 されなかった。 バクテリア単離体のP7に対する感受性に関する、該第二のテストにおいて、各 単離体を1/2-濃度のTSA 上で成長させ、細胞をプレートから掻き出し、軟寒天重 層内に混合して、新たな1/2-濃度のTSA プレート上に菌叢を形成した。P7の10− 倍希釈物を該プレート上に5-μlの滴として配置し、次いで該滴を28℃にてイン キュベートした。プラークが出現した場合には、その菌株をP7−感受性(P7s) と命名した。2種の単離体の菌叢ARL8およびHS23-11 を、P7の未希釈の液滴によ り透明化したが、P7は低濃度において、これらプレート上に孤立したプラークを 形成することはなかった。この高力価の液滴による透明化は、UW85溶解物中に存 在する化学物質というよりも寧ろP7によるものと思われた。というのは、UW85上 に濁ったプラークを形成する、PBの溶解物の高力価の液滴は、ARL8およびHS23-1 1 の菌叢上では透明化を生じなかったからである。従って、これらの菌株も、P7s であると評価された。P7に影響されずに菌叢を生じた単離体はP7rであると評価 された。 エルウィニアハービコラ(Erwinia herbicola)の阻害アッセイ E.ハービコラLS005 の阻害アッセイを、シロースー(Silo-Suh)等,Appl.Envi ron.Microbiol.,1994,60:2023-2030 に記載されたように、但し以下の変更を 行って実施した。1/2-濃度のTSB 内で成育させた、各B.セレウス単離体の3日培 養物をテストして、これらが1/1000−濃度のTSA プレート上で、E.ハービコラを 阻害するか否かを決定した。E.ハービコラ阻害の可視性の領域を生成した単離体 を、再テストした。両テストで可視性の阻害領域を生成した単離体をEh+として 評価した。2つの初期テスト各々において、顕著にE.ハービコラを阻害しなかっ た単離体は、Eh-として評価した。幾つかのB.セレウス単離体は、初期テストに おいてE.ハービコラを阻害しなかったが、-20 ℃にて保存した後には阻害し、か つ幾つかの単離体(ALF115,HD1 BGSC4S2)は、阻害の小さな領域を生成するか、 または後のテストで阻害領域を全く生成しない、変動性の表現型を有していた。 これらはEh-として評価した。 ツイッターマイシンAおよび抗生物質Bについてのアッセイ ツイッターマイシンAおよび抗生物質Bは、CMSEP-PAK カートリッジ(MA州ミ ルフォードのミリポア(Millipore)社)を使用したカチオン交換クロマトグラフ ィーおよび引き続いて実施される高電圧ペーパー電気泳動(HVPE)により、培養上 澄中で同定された。4ml培養上澄等価物からのカチオン画分を該ペーパーに適用 し、これを電気泳動後に、シロ−スー等の上記文献に記載のように硝酸銀で染色 した。HVPE中の真正のツイッターマイシンAまたは真正の抗生物質Bから識別し 得ない物質を生成する単離体を、それぞれツイッターマイシンA産生体または抗 生物質B産生体と命名した。該単離体の集団の代表的な9種により生成されるツ イッターマイシンAの構造上の同一性を明らかにするために、推定−ツイッター マイシンAをこれら単離体から精製し、プロトン核磁気共鳴スペクトル分析(1H- NMR)および高速原子衝撃質量スペクトル分析にかけた。 アルファルファ立ち枯れ病の阻害に関するアッセイ バクテリア単離体を、1/2-濃度のTSB 内で3日間育成し、立ち枯れ病に関する アッセイにおいてテストした。各単離体は、以下の例外を除き、7種の別々の実 験において、15種の植物についてテストした。菌株ATCC12826 は実験1および2 から省き、菌株BAR78 は実験4から省き、また菌株WX8-8 およびLS2-12は実験5 から省いた。統計的解析(分散解析、ダネッツ(Dunnet's)の比較テスト、最小二 乗平均の標準誤差)を、SAS コンピュータプログラムを使用して実施した。7つ の実験から得たデータをプールし、7ブロックの単一の実験として解析した。 菌株のテスト多様性 ツイッターマイシンA-および抗生物質B-産生体の多様性を評価するために、我 々の収集物における固有のツイッターマイシンA-および/または抗生物質B-産生 菌株の最小数の決定を試みた。我々は、菌株間の表現型の差異を示すことができ た場合にのみ、単離体が別々の菌株であると考えた。そこで、単離体を一連の表 現型テストにかけた。全ての特徴付けは、1/2-濃度のTSA 上で精製されたコロニ ーである単離体についてのみ実施した。抗生物質耐性をテストするために、単離 体を、テトラサイクリン(5μg/ml)、ネオマイシン(5μg/ml)またはクロラムフェ ニコール(1μg/ml)を含有する1/2-濃度のTSA 上に画線接種し、28℃にて一夜イ ンキュベートした。抗生物質の存在下または不在下で画線培養した場合に、同様 に成育した単離体を、抗生物質耐性のあるものとして分類した。顔料産生につい て単離体をテストするために、MES 最小培地上で28℃にて、7日間成育させ、次 いで肉眼観察により評価した。該MES 最小培地は、9.76g/l の2-[N- モルホリン ]エタンースルホン酸(MES)、2g/lの(NH4)2SO4、0.2g/lのMgSO4・7H2O、0.25mg/l のMnSO4・7H2O、1.25g/l のK2HPO4・3H2O、2g/lのL-グルタミン酸、10mg/lのチ アミン、15 g/lの寒天、40mg/lのFeCl3・6H2O、6g/lのスクロースおよび1 mMの アミノ酸類、即ちスレオニン、セリン、ロイシン、バリンおよびアラニンを含有 し、またpH6.1 に調節されていた。MES-Thr 培地は、スレオニンに欠けるMES 最 小培地であった。我々は、単離体の、MES-Thr 培地上での成育能を、該単離体を MES-Thr プレートに画線接種し、28℃にて4日間インキュベートし、各菌株につ いてコロニーの出現割合を記録した。ファージ#ATCC 7064および#ATCC 27877 は 、アメリカンタイプカルチャーコレクションから入手し、それぞれバクテ リア菌株ATCC 7064 およびATCC 27877上で増殖させた。ファージ#63 は菌株Bt-1 上で増殖させ、#63 およびBt-1はR.ランデン(Landen)から入手した。単離体のフ ァージ#63、#ATCC 7064および#ATCC 27877 に対する感受性は、P7について上記 した軟寒天重層法によって測定し、感受性の指標としてはプラーク形成を使用し た。 ツイッターマイシンA産生と、P7SおよびEh+単離体との関連性 B.セレウス菌株UW85が2種の抗生物質、即ちアルファルファ植物幼苗の立ち枯 れを抑制するのに寄与する、新規なアミノポリオール、ツイッターマイシンA、 および抗生物質Bを生産することが分かった。UW85は、元々、生物防除活性につ き労力を要するスクリーニングにおいて同定された。上で実施した研究は、P7(P 7S)に対する感受性およびE.ハービコラ阻害能(Eh+)が、ツイッターマイシンA産 生体を同定するのに利用できる表現型であるか否かおよび有用な生物防除性菌株 であるか否かを、調べるためのものであった。 4,307 B.セレウスおよびB.サリンジエンシス単離体をP7sおよび/またはEh+表 現型についてスクリーニングした。これらの単離体は、合計5カ国における全体 で16箇所において、地理的に多様な土壌サンプル(上記第1表)から、アルファ ルファおよび大豆根から、および保存培養収集体(上記第2表)から得た。各源 から同定されたP7SまたはP7r Eh+単離体の数およびテストした単離体の数を表に 掲載した。P7s単離体は、調べられた16土壌中の14サンプル中並びにアルファル ファおよび大豆根由来のサンプル中に同定された。87P7s単離体のうちの全てが 、SNY73 およびLN100 を除きEh+であった。P7r Eh+単離体は、該土壌各々並びに アルファルファの根から同定された。テストした全単離体のうちの約2%(85/4,30 7)の単離体がP7s Eh+であり、かつその7%(132/1,876)がP7r Eh+であった。 ツイッターマイシンA産生の定量的比較 この定量的比較は上記の端点希釈分析により実施した。 第一の研究における、結果を以下の第3表に示す。 第二の研究を行い、以下の第4表に示す結果を得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),UA(AM,AZ,BY,KG,K Z,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,A U,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN ,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE, HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,T R,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ジェイコブソン リン エム アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53711 マディソン モンロー ストリー ト 2417 (72)発明者 スタッブ エリック ヴィー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53715 マディソン サウス ミルズ ス トリート 415

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.DGA34,ATCC 55608 の同定特性を有するバチルスセレウスの生物学的に純粋 な培養物。 2.50μg/mlを越える量の、ツイッターマイシンA生産能を保持する、バチルス セレウス菌株DGA34,ATCC 55608 由来の変異菌株の生物学的に純粋な培養物。 3.適当な培養条件下で、50μg/mlを越える濃度で、ツイッターマイシンAを生 成する、バチルスセレウスの生物学的に純粋な培養物。 4.アルファルファに適用するための接種物であって、担体と、ツイッターマイ シンA産生能を保持する、バチルスセレウスDGA34,ATCC 55608、バチルスセレ ウスDGA34,ATCC 55608 の変異体からなる群から選ばれるバクテリアの有効量と を含むことを特徴とする、上記接種物。 5.ツイッターマイシンAの製造方法であって、適当な培地中で、有効量の、ツ イッターマイシンA産生能を保持する、バチルスセレウスDGA34,ATCC 55608 お よびその変異体からなる群から選ばれるバクテリアを醗酵させる工程と、醗酵培 養物から該ツイッターマイシンAを回収する工程とを含むことを特徴とする、上 記方法。
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