JPH11507561A - 水密の靴 - Google Patents

水密の靴

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JPH11507561A
JPH11507561A JP9502559A JP50255997A JPH11507561A JP H11507561 A JPH11507561 A JP H11507561A JP 9502559 A JP9502559 A JP 9502559A JP 50255997 A JP50255997 A JP 50255997A JP H11507561 A JPH11507561 A JP H11507561A
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shoe
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JP9502559A
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パヴェレスク リーヴィウーミハイ
ギュンター ハーダーライン マンフレート
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Akzo Nobel NV
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Akzo Nobel NV
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    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B9/00Footwear characterised by the assembling of the individual parts
    • A43B9/02Footwear stitched or nailed through
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 少なくとも靴の一部分である靴構造体であって,少なくとも1つの外層(1)及びこの外層(1)を内側から内張りしていて水密で水蒸気透過性の機能層を備えている内層(2)を有している靴甲と,外層(1)の下方終端範囲と結合されている中底(3)と,底(5)とから成っている形式のものにおいて,内層(2)の下方終端範囲(2′,2″)が底範囲において内側に向かって,底(5)の延び方向に対して少なくともほぼ平行に,折り返されており,その際内層(2)の折り返されている範囲(2′,2″)が0.5〜3cmの幅に短縮されており,中底(3)が少なくとも,内層(2)の下方の折り返されている終端範囲(2″)が終わっている範囲において,少なくとも複数の切り欠き部を有しており,内層(2)の下方の終端範囲が中底(3)の切り欠き部を満たすプラスチック材料(5,5′)内に埋め込まれており,少なくとも,内層(2)の靴構造体内部に向いた表面がプラスチック材料(5,5′)の靴構造体内部に向いた表面と,連続した面を形成しており,機能層が内層(2)の下方の終端範囲(2″)及び内層(2)の終端縁(2′″)においてプラスチック材料(5,5′)と水密に結合されていることを特徴とする靴構造体。

Description

【発明の詳細な説明】 水密の靴 本発明は,少なくとも靴の一部分である靴構造体であって,少なくとも1つの 外層及びこの外層を内側から内張りしていて水密で水蒸気透過性の層を備えてい る内層を有している靴甲と,外層の下方終端範囲と結合されている中底と,底と から成っている形式のものに関する。 その靴構造体が水密で水蒸気透過性の機能層を備えている靴は,その快適さの ために,種々のものが公知である。しかし常に問題となることは,靴の水密性を 確実なものにすることである。なぜなら,例えば内層の各縫い目が毛管力によっ て水を内方に運ぶことがあるからである。それ故に,水密で水蒸気透過性の機能 層を有している内層は,しばしば,Bootyという名で知られているソックス の形に構成されていて,単に靴の上方開口のところでだけ外層と結合されている 。ソックスを形成するのに必要な縫い目その他の結合手段は簡単に水密性の接着 テープによってシールすることができ,したがってソックス構造の内層は水密性 を保証する。しかしソックス構造の場合には,内側範囲を水密に密閉して構成す るために,底の範囲においても内層が存在していなければならないが,しばしば ,底の範囲においては,内層の水蒸気透過性は意味がない。それは底の材料が水 蒸気を透過させないからである。それ故,内層をソックス(Booty)として 構成することは多くの場合,過度に高価である。 したがって例えばDE−A−38 21 602号明細書に記載されている射出 成形された底を有する靴においては,外層と内層との間の結合のために多孔性の 条片が使用され,底材料の射出成形の際にこの多孔性の条片を通して靴材料が内 層にまで浸入し,多孔性の条片を内層に結合している縫い目が靴材料によって覆 われる。このような構造は,例えばフレックス型の靴には適用することができな い。フレックス型の靴においては,外層の下方範囲は外側に向かって折り返され ており,外層のこの下方終端範囲は底革に対して少なくともほぼ平行に配置され ていて,中底と縫い合わされており,その際,外層の折り返されている終端縁及 び中底の終端縁は同一の輪郭線を有している。水密性を保証するためには,この 種の靴は依然として高価なソックス構造に構成される。 本発明の課題は,最初に述べた形式の靴構造体を次のように,すなわち制作費 が安価であり,少なくとも水蒸気透過性が必要でない範囲においては,水密性及 び水蒸気透過性の層を有している高価な内層を可及的にわずかに使用するように ,構成することである。特に,この靴構造体がフレックス型の靴の制作に適して いるようにする。 この課題は請求孔1の上位概念を有する靴構造体において次のようにして解決 された。すなわち内層の下方終端範囲が底範囲において内側に向かって,底の延 び方向に対して少なくともほぼ平行に,折り返されており,その際内層の折り返 されている範囲が0.5〜3cmの幅に短縮されており,中底が少なくとも,内 層の下方の折り返されている終端範囲が終わっている範囲において,少なくとも 複数の切り欠き部を有しており,内層の下方の終端範囲が中底の切り欠き部を満 たすプラスチック材料内に埋め込まれており,少なくとも,内層の靴構造体内部 に向いた表面がプラスチック材料の靴構造体内部に向いた表面と,連続した面を 形成しており,機能層が内層の下方の終端範囲及び内層の終端縁においてプラス チック材料と水密に結合されているようにしたのである。 有利には,内層の折り返された範囲の幅は1.5〜2.5cmであり,特に1. 5〜2.0cmがもっとも良いと判明した。 このような靴構造体は簡単な形式で次のようにして制作することができる。す なわち,内層を条片を中心として折り返し,次いで中底を内層と,例えば接着に よって,結合するのである。最も簡単な場合及び射出成形底の場合,中底は単に 底材料を介して外層と結合されている。 しかし中底は外層の下方部分に縫い付けることもできる。 1つの有利な実施例においては内層の折り返された範囲は中底に接着されてい る。内層の折り返された範囲の幅は,内層と中底との間に,使用のために充分に 強固で水密な結合が達成されるように,決められる。通常は,このために1〜2 cmの幅があれば充分である。 本発明による靴構造体において,底がプラスチック材料及び中底に射出成形さ れるか,あるいは接着されていると,特に有利な結果が得られる。この場合,本 発明による靴構造体の広範囲な使用可能性が明らかになる。 底が射出成形されており,かつ内層の下方終端範囲を埋め込むためのプラスチ ック材料も射出成形されていると,特に有利であると分かった。 中底の切り欠き部を通して,プラスチック材料又は靴材料は射出成形によって 内層にまで浸入し,内層と水密性に結合することができる。この場合,DE−A −38 21 602号明細書に記載されているように,多孔性の結合材料を設け て,靴の制作費を不必要に高価にする必要はない。射出成形のためには,内層の 下方範囲を条片を中心にして折り返し,切り欠き部を有する中底を接着し,中底 を外層の折り返された部分に縫い付けるだけでよく,次いで有利には底材料でも あるプラスチックを射出成形することができる。プラスチック材料は次いで切り 欠き部を通って,内層まで浸入するが,条片のところまでしか浸入することがで きず,その際条片は有利には抗付着被層を備えている。内層はこの場合有利には 次のように構成されている。すなわち水密で水蒸気透過性の層が靴の内部に向か って普通の内層によって被覆されており,他面において水密で水蒸気透過性の層 は外側に向かって繊維の面状体によって補強されており,この繊維の面状体は一 面では内層に必要な強度を与え,他面ではプラスチック材料がよく浸透すること ができ,したがって水密で水蒸気透過性の層との良好な水密の結合が達成される 。この場合,織物,たて編み地,よこ編み地あるいはフリースである繊維の面状 体はプラスチック材料によって浸透されかつくるまれ,これによって,内層に必 要な強度を与える層がプラスチック材料によって充分に中底及び又は底材料と結 合される。この結合は靴の使用のために充分に強固なものである。水はこの結合 によって,もはや靴の内部に浸入することができない。良好な製作可能性のため に,短縮された内層によって生ずる自由スペースを,多孔性の材料,例えば網あ るいは繊維の格子又は内底によって覆い,この多孔性の材料を例えば縫い付けに よって内層と結合しておくことができる。 本発明による靴構造体は,特に,中底がただ1つの 切り欠き部を有しており,この切り欠き部の切断縁が内層の折り返された終端範 囲の終端縁に対して少なくともほほ平行に延びているようにすると,有利である 。靴構造体を制作する場合,プラスチック射出成形材料は特に簡単に内層にまで 浸入して,水密の結合を生ぜしめることができる。この場合,射出成形の際に底 材料は外方範囲において中底にまで達し,中底の切り欠き範囲においては内層ま で達し,また中底も内層も存在していない範囲においては抗付着被層で被覆され た条片まで達する。それ故本発明による靴構造体は,特に,プラスチック材料が 内層の折り返されている範囲の露出している部分,特に内層の折り返されている 範囲の終端縁と水密に結合されている場合に有利である。この形式で,縁もプラ スチック材料と水密に結合され,したがって水の浸入に対して,更なる安全性が 得られる。 この場合,底材料の靴内側に向いた表面が内層の折り返された範囲の靴内側に 向いた表面と,連続した面を形成するように,射出成形過程を実施すると,有利 である。このことは,条片を相応して構成することによって,保証することがで きる。このような靴においては中敷きを使用しないこともできる。それにもかか わらず,靴の使用者は望んでいる快適性を感じることができる。なぜなら底の内 面が連続した面を形成していて,障害となるひだ及び又は段を有していないから である。この場合,内層の折り返される部分がかかとの範囲及び又は先端の範囲 において切り込まれ,折り返しの後に水密に結合され,これらの危険な領域にお いてもひだの形成が避けられるようにすることも,有利である。 本発明による靴構造体は,特に,内層の下方の終端範囲が内底と結合されてい て,その際内層の下方の折り返された範囲の終端縁と内底の外縁とが互いに間隔 を有していて,この間隔がプラスチック材料によって満たされて,内層の下方の 折り返された終端範囲,プラスチック材料及び中底の靴構造体内側に向いた表面 が連続した面を形成しているようにすると,有利である。これによって中底を介 して内層の保持部が形成され,したがって特に有利な形式で,プラスチック材料 を射出成形する場合に内層の折り返された終端範囲が滑らかな状態に保たれ,こ の形式でひだの形成が効果的に防止される。この場合,内層の下方の終端範囲が 中底と縫い合わされ,内層と中底とを結合する縫い糸が少なくとも部分的にプラ スチック材料内に埋め込まれていると,特に有利である。特に,この縫い糸がモ ノフィラメント糸であると有利である。それは,これによって縫い糸内に毛管力 が生じないからである。マルチフィラメント糸を使用する場合には,これを含浸 処理して,縫い糸内でフィラメントの間に形成されている中空スペースを含浸剤 で満たすのがよい。 本発明による靴構造体は,有利には,外層の下方の終端範囲が底革の下面に対 してほぼ垂直に向いている靴に適用することができる。最も簡単な場合,プラス チック材料は,特にプラスチック材料が底材料でもあり,底革が射出成形される 場合に,外層の下方の範囲を中底と充分に良好に結合する。それは底の射出成形 の際に底のプラスチック材料が中底及び外層を外方からつかみ,中底及び外層と 接着するからである。この場合本発明による靴構造体は,特にいわゆるストロー ベル縫いされた靴構造体(Strobel社の縫い機で縫われた靴構造体),す なわち外層の下方の終端範囲が中底と縫い合わされている場合に,有利である。 靴の形状を保証し得るようにするために,中底が少なくとも関節範囲に,プラ スチックが浸透可能で中底と結合されている多孔性の保持体を有していることも 有利である。特に,中底がただ1つの切り欠き部を有している場合に,中底の保 持体によって切り欠き部を覆うことによって,この保持体によって中底の形状ひ いては中底と結合されている外層の形状が保証される。この場合においても,保 持体が有利にはモノフィラメント糸から制作された網であると,有利である。 本発明による靴構造体の特別な利点は,靴構造体がフレックス型に構成されて いる場合に生ずる。この場合,外層は底の範囲において外方に向かって折り返さ れていて,外層の折り返された部分が底の延び方向に 対して少なくともほぼ平行に配置されていて,中底と縫い合わされている。この 箇所において今や良好な水密性を保証することができる。また,プラスチック材 料によって内層の下方の折り返された終端範囲が密に埋め込まれ,その際中底に よって形成されている切り欠き部が底革側に向かって満たされるような量のプラ スチックが供給される。この実施例では今や底を接着するか,あるいは射出成形 によって生ぜしめることができる。しかし,底材料の射出成形によって直接に内 層の下方終端範囲の埋め込みを行うこともできる。 以下においては,本発明を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本発明による靴の部分的断面図である。 図2は図1の部分的断面図の一部である。 図3は中底が多数の区分を有している本発明による靴の,靴底を取り外して示 した下面図である。 図4は中底が内方範囲に切り欠き部を有している別の実施例の,やはり靴底を 取り外して示した下面図である。 図5は本発明による別の靴の部分的断面図である。 図6は本発明による靴の別の実施例の下面図である。 図7は図6の靴の部分的断面図である。 図1においては,例えば図3の切断線B−Bに沿った本発明による靴の部分的 断面が示されている。靴甲 は外層1から成り,この外層は革又は繊維材料から成ることができる。外層の中 には内層2が配置されており,この内層は図示していない形式で,水密で水蒸気 透過性の機能層を有しており,通常は内側に向かって例えばよこ編み地,たて編 み地,織物あるいはフリースのような繊維の面状体を有している。通常は,内層 の外層1に向いた側は別の繊維の面状体を有しており,この面状体は機能層のた めの強度支持体として役立つ。このような3つの層から構成された成層体(3つ の層は互いに結合されている)はSYMPATEXという商標で公知になってい る。 外層は底範囲において外側に向かって折り返されていて,外層1の折り返し部 分1′が底5の延び方向に対して少なくともほぼ平行に配置されている。底5と 外層の折り返し部分1′との間には中底3が配置されており,この中底は折り返 し部分1′と縫い目4によって縫い合わされている。本発明においては,この靴 構造体はフレックス型の靴構造体と呼ぶ。図1においては中底3は中央に向かっ て切り欠かれていて,縁3′を有しており,この縁は内層2の折り返し部分2′ によって範囲2″だけ越えられている。中底と内層の折り返し部分とが重なり合 っている範囲において,中底と内層とは互いに接着せしめられている。この接着 のためには水密性の接着剤を使用するのがよい。内底6は内層2の折り返された 終端範囲2″と結合されて いる。 図示の実施例では底5は内層2の折り返し部分2′と内底6とともに,図2に おいて拡大して示すように,連続した面を形成している。内層と内底との結合は この場合縫い目7によって行われ,この縫い目は部分的に底材料内に埋め込まれ ている。本発明において「連続した面」とは,底材料が靴の内側で内層2の折り 返し部分2″とともに面を形成しており,内層と底材料との間の移行箇所2′″ において感知し得る凹凸が存在しないことを意味する。底は中心に向かって破断 (5′)されて示されている。 図3においては図1に示した靴の下面が示されており,その際底材料は取り外 されていて,符号8は,外層1が外側に向かってかつ内層2が内側に向かって折 り返されている輪郭線を示す。内層2の折り返し部分は先端範囲10並びにかか と範囲9において,切り込まれ,短縮され,接着テープで水密に接着されており ,これによって障害となるひだを効果的に回避することができる。先端及びかか とにおける短縮は通常はこの範囲において三角形の範囲を切り取り,次いで切断 縁を突き合わせて,縫い合わせることによって行われる(ダーツ縫い)。この形 式で内層2の折り返し部分のひだを回避することができる。 図4は本発明の別の実施例を示し,この場合中底3は多数の切り欠き部3″を 有しており,その際切り欠 き部3″は,それらの範囲に内層2の終端範囲2″の内縁2′″が見えるように ,配置されている。この形式で底材料は射出成形の際に中底の切り欠き部を通っ て流れ,内層の下面及び縁の内面と結合することができる。 もちろん,底の射出成形の前に,靴内に条片が挿入されるのであるが,この条 片は分離剤を被覆されており,この分離剤は底材料が条片に接着することを効果 的に防止する。 図5は図1の区分をもう一度示したものであって,この場合には底材料5は単 に中底3のところまでしか達しておらず,中底3と内層2との間の靴内側に向い た範囲はプラスチック材料12によって満たされている。このプラスチック材料 は接着剤その他の硬化可能なプラスチックであることができ,少なくとも底材料 の可とう性を有するようにするが,より大きな可とう性を有することもできる。 このプラスチック材料は中底と内層とによって形成された自由スペース内に,条 片を使用して,射出成形され,これによって,底と靴の内室との間に不都合な中 空室を生ずることなしに,接着される底を使用することも可能になる。 図6には,本発明による靴構造体から成る靴の別の実施例が示されている。こ の場合切り欠き部を備えている中底3は外層の下縁に縫い目13によって縫い付 けられて(ストローベル縫いされて)いる。外層の形 状をより良好に維持するために,モノフィラメントから成る格子14が中底3に 縫い付けられており(縫い目は示されていない),その際格子14は中底3の切 り欠き部をまたいでいる。図7は図6の実施例の部分的断面を示す。この場合に おいても,底5が射出成形される前に,まずプラスチック12によって内層が埋 め込まれている。この部分的断面図から明確に分かるように,内層2の下方の折 り返された終端範囲の第2の部分範囲2″及び内層の終端縁2′″はプラスチッ クによってつかまれており,したがって外部から水分(外層を通って浸入する水 )が底材料と中底との間並びに内層の下方範囲と中底との間に浸入することが実 際上防止されている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月18日 【補正内容】 この課題は請求孔1の上位概念を有する靴構造体において次のようにして解決 された。すなわち内層の下方終端範囲が底範囲において内側に向かって,底の延 び方向に対して少なくともほぼ平行に,折り返されており,その際内層の折り返 されている範囲が0.5〜3cmの幅に短縮されており,中底が少なくとも,内 層の下方の折り返されている終端範囲が終わっている範囲において,少なくとも 1つの切り欠き部を有しており,内層の下方の終端範囲が中底の少なくとも1つ の切り欠き部を満たすプラスチック材料内に埋め込まれており,少なくとも,内 層の靴構造体内部に向いた表面がプラスチック材料の靴構造体内部に向いた表面 と,連続した面を形成しており,機能層が内層の下方の終端範囲及び内層の終端 縁においてプラスチック材料と水密に結合されているようにしたのである。 以下においては,本発明を図面に基づいて詳細に説明する。 図1は本発明による靴の部分的断面図である。 図2は図1の部分的断面図の一部である。 図3は中底が内部範囲に1つの切り欠き部を有している本発明による靴の別の 実施例の,やはり靴底を取り外して示した下面図である。 図4は中底が多数の切り欠き部を有している本発明による靴の,靴底を取り外 して示した下面図である。 図5は本発明による別の靴の部分的断面図である。 図6は本発明による靴の別の実施例の下面図である。 図7は図6の靴の部分的断面図である。 請求の範囲 1.少なくとも靴の一部分である靴構造体であって,少なくとも1つの外層(1 )及びこの外層(1)を内側から内張りしていて水密で水蒸気透過性の機能層を 備えている内層(2)を有している靴甲と,外層(1)の下方終端範囲と結合さ れている中底(3)と,底(5)とから成っている形式のものにおいて,内層( 2)の下方終端範囲(2′,2″)が底範囲において内側に向かって,底(5) の延び方向に対して少なくともほぼ平行に,折り返されており,その際内層(2 )の折り返されている範囲(2′,2″)が0.5〜3cmの幅に短縮されてお り,中底(3)が少なくとも,内層(2)の下方の折り返されている終端範囲( 2″)が終わっている範囲において,少なくとも1つの切り欠き部を有しており ,内層(2)の下方の終端範囲が中底(3)の少なくとも1つの切り欠き部を満 たすプラスチック材料(5,5′)内に埋め込まれており,少なくとも,内層( 2)の靴構造体内部に向いた表面がプラスチック材料(5,5′)の靴構造体内 部に向いた表面と,連続した面を形成しており,機能層が内層(2)の下方の終 端範囲(2″)及び内層(2)の終端縁(2′″)においてプラスチック材料( 5,5′)と水密に結合されていることを特徴とする靴構造体。 2.内層(2)の折り返された範囲が中底(3)に接着されていることを特徴と する,請求項1記載の靴構造体。 3.底(5)がプラスチック材料(5′)及び中底(3)に射出成形又は接着さ れていることを特徴とする,請求項1又は2記載の靴構造体。 4.底(5)が射出成形されており,内層(2)の下方の終端範囲(2″)を埋 め込むためのプラスチック材料も射出成形されていることを特徴とする,請求項 1又は2記載の靴構造体。 5.中底(3)が,内層(2)の折り返された範囲(2″)が中底(3)の切り 欠かれた範囲(3′)を越えているように,切り欠かれていることを特徴とする ,請求項1から4までのいずれか1項に記載の靴構造体。 6.中底(3)がただ1つの切り欠き部を有しており,この切り欠き部の切断縁 が内層(2)の折り返された終端範囲の終端縁(2′″)に対して,少なくとも ほぼ平行に延びていることを特徴とする,請求項5記載の靴構造体。 7.プラスチック材料が,内層(2)の折り返された範囲(2″)を底側から, かつ折り返された範囲の縁(2′″)を,つかんでいることを特徴とする,請求 項1から6までのいずれか1項に記載の靴構造体。 8.内層(2)の下方の終端範囲が内底(6)と結合されており,その際内層( 2)の下方の折り返された範囲の終端縁(2′″)と内底(6)とが互いに間隔 を有しており,この間隔がプラスチック材料(5,5′)によって満たされてい て,内層(2)の下方の折り返された終端範囲と,プラスチック材料(5,5′ )と,内底(6)との,靴構造体内側に向いた表面が1つの連続した面を形成し ていることを特徴とする,請求項1から7までのいずれか1項に記載の靴構造体 。 9.内層(2)の下方の終端範囲が内底(6)と縫い合わされており,内層(2 )と内底(6)とを結合している縫い糸(7)が少なくとも部分的に,プラスチ ック材料(5,5′)内に埋め込まれていることを特徴とする,請求項8記載の 靴構造体。 10.縫い糸がモノフィラメント糸であることを特徴とする,請求項9記載の靴構 造体。 11.外層(1)の下方の終端範囲が底革(5)に対してほぼ垂直に向いているこ とを特徴とする,請求項1から10までのいずれか1項に記載の靴構造体。 12.外層(1)の下方の終端範囲が中底(3)に縫い合わされていることを特徴 とする,請求項11記載の靴構造体。 13.中底が少なくも関節範囲に,プラスチック材料が浸透可能で中底と結合され ている多孔性の保持体(14)を有していることを特徴とする,請求項11又は 12記載の靴構造体。 14.保持体がモノフィラメント糸から成る網であることを特徴とする,請求項1 3記載の靴構造体。 15.フレックス型に構成されており,その際外層(1)が底の範囲で外側に向か って折り返されていて,外層(1)の折り返された部分(1′)が底(5)の延 び方向に対して少なくともほぼ平行に配置されていて,中底(3)に縫い合わさ れていることを特徴とする,請求項1から10までのいずれか1項に記載の靴構 造体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,BB,BG ,BR,CA,CN,CZ,EE,FI,GE,HU, IS,JP,KG,KP,KR,LK,LR,LT,L V,MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL ,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA,US, UZ,VN 【要約の続き】 縁(2′″)においてプラスチック材料(5,5′)と 水密に結合されていることを特徴とする靴構造体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも靴の一部分である靴構造体であって,少なくとも1つの外層(1 )及びこの外層(1)を内側から内張りしていて水密で水蒸気透過性の機能層を 備えている内層(2)を有している靴甲と,外層(1)の下方終端範囲と結合さ れている中底(3)と,底(5)とから成っている形式のものにおいて,内層( 2)の下方終端範囲(2′,2″)が底範囲において内側に向かって,底(5) の延び方向に対して少なくともほぼ平行に,折り返されており,その際内層(2 )の折り返されている範囲(2′,2″)が0.5〜3cmの幅に短縮されてお り,中底(3)が少なくとも,内層(2)の下方の折り返されている終端範囲( 2″)が終わっている範囲において,少なくとも複数の切り欠き部を有しており ,内層(2)の下方の終端範囲が中底(3)の切り欠き部を満たすプラスチック 材料(5,5′)内に埋め込まれており,少なくとも,内層(2)の靴構造体内 部に向いた表面がプラスチック材料(5,5′)の靴構造体内部に向いた表面と ,連続した面を形成しており,機能層が内層(2)の下方の終端範囲(2″)及 び内層(2)の終端縁(2′″)においてプラスチック材料(5,5′)と水密 に結合されていることを特徴とする靴構造体。 2.内層(2)の折り返された範囲が中底(3)に接着されていることを特徴と する,請求項1記載の靴構造体。 3.底(5)がプラスチック材料(5′)及び中底(3)に射出成形又は接着さ れていることを特徴とする,請求項1又は2記載の靴構造体。 4.底(5)が射出成形されており,内層(2)の下方の終端範囲(2″)を埋 め込むためのプラスチック材料も射出成形されていることを特徴とする,請求項 1又は2記載の靴構造体。 5.中底(3)が,内層(2)の折り返された範囲(2″)が中底(3)の切り 欠かれた範囲(3′)を越えているように,切り欠かれていることを特徴とする ,請求項1から4までのいずれか1項に記載の靴構造体。 6.中底(3)がただ1つの切り欠き部を有しており,この切り欠き部の切断縁 が内層(2)の折り返された終端範囲の終端縁(2′″)に対して,少なくとも ほぼ平行に延びていることを特徴とする,請求項5記載の靴構造体。 7.プラスチック材料が,内層(2)の折り返された範囲(2″)を底側から, かつ折り返された範囲の縁(2′″)を,つかんでいることを特徴とする,請求 項1から6までのいずれか1項に記載の靴構造体。 8.内層(2)の下方の終端範囲が内底(6)と結合されており,その際内層( 2)の下方の折り返された範囲の終端縁(2′″)と内底(6)とが互いに間隔 を有しており,この間隔がプラスチック材料(5,5′)によって満たされてい て,内層(2)の下方の折り返された終端範囲と,プラスチック材料(5,5′ )と,内底(6)との,靴構造体内側に向いた表面が1つの連続した面を形成し ていることを特徴とする,請求項1から7までのいずれか1項に記載の靴構造体 。 9.内層(2)の下方の終端範囲が内底(6)と縫い合わされており,内層(2 )と内底(6)とを結合している縫い糸(7)が少なくとも部分的に,プラスチ ック材料(5,5′)内に埋め込まれていることを特徴とする,請求項8記載の 靴構造体。 10.縫い糸がモノフィラメント糸であることを特徴とする,請求項9記載の靴構 造体。 11.外層(1)の下方の終端範囲が底革(5)に対してほぼ垂直に向いているこ とを特徴とする,請求項1から10までのいずれか1項に記載の靴構造体。 12.外層(1)の下方の終端範囲が中底(3)に縫い合わされていることを特徴 とする,請求項11記載の靴構造体。 13.中底が少なくも関節範囲に,プラスチック材料が浸透可能で中底と結合され ている多孔性の保持体を有していることを特徴とする,請求項11又は12記載 の靴構造体。 14.保持体がモノフィラメント糸から成る網であることを特徴とする,請求項1 3記載の靴構造体。 15.フレックス型に構成されており,その際外層(1)が底の範囲で外側に向か って折り返されていて,外層(1)の折り返された部分(1′)が底(5)の延 び方向に対して少なくともほぼ平行に配置されていて,中底(3)に縫い合わさ れていることを特徴とする,請求項1から10までのいずれか1項に記載の靴構 造体。
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