JPH11506668A - 注射用投げ矢装置 - Google Patents

注射用投げ矢装置

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JPH11506668A
JPH11506668A JP9501340A JP50134097A JPH11506668A JP H11506668 A JPH11506668 A JP H11506668A JP 9501340 A JP9501340 A JP 9501340A JP 50134097 A JP50134097 A JP 50134097A JP H11506668 A JPH11506668 A JP H11506668A
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ウツドラフ,キース・フロイド
ピーターソン,デイビツド・アラン
イーガー,ケンドラ・ベス
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アメリカン・サイアナミド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 埋め込み式投げ矢(10)は硬い物質の頭部(20)、及び1種類以上の薬剤配達埋め込み用容器(50)を擁する管状の本体(30)を有する。頭部は、その前面末端部に、ベベル末端(28)の付いた、のみ型の先端をもつ刃(27)、及び本体の方向に逆戻りして伸びるさじ型の面を有する。本体は、本体を管状にさせる螺旋状のコイル(32)として形成され、そして投げ矢が対象中に注射される時に、コイルの回転を圧縮させ、本体を比較的硬くする役目をさせる。頭部から、本体の内部への通路(60)は、対象の体液と埋め込み容器の間の液体の流通を与える。完成した装置は、少なくとも1本の投げ矢、及び、定盤上に対象の身体部分を保持し、そして定盤に概ね平行な身体の部分中に、投げ矢を注射させる注射機構、を含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】 注射用投げ矢装置 発明の分野 本発明は、動物のような対象の体内に挿入するための薬剤配達埋め込み物(im plants)を含有する投げ矢(dart)、及び対象中にその投げ矢を注射する(inje cting)ための装置(system)に関する。発明の背景 動物、特に野生動物は、長い間、ライフル銃又は類似の装置により発射される 皮下用投げ矢の使用によりトランキライザー及びその他の薬剤を注射されて来た 。このような投げ矢は動物の皮膚中に突き刺さりそして衝撃によりそれらの薬剤 充填物を放出するように構成されている。投げ矢は、動物に対する感染症又はそ の他の傷害を回避するために、使用後早急に動物から取り除く必要がある。 一方、長期間にわたり、動物に薬剤治療を施す必要がしばしば存在する。更に 、薬剤はその飼料供給物とともに投与されると、動物の消化系により分解される であろうような、成長ホンモン(ソマトトロピン)のような種類である可能性が ある。1993年11月、30日にクズマ(Kuzma)等に対して承認された、米 国特許第5,266,325号明細書は、長期間にわたり投与される必要のある 薬剤は、対象の生きている組織中に皮下注射される徐放性薬剤配達埋め込み物中 に提供されることを提唱している。クズマ等によると、該埋め込み物は、大きな 皮下用注射針/シリンジ様の器具の、カニューレを通して、対象中に導入され、 そ れは、埋め込み物を注射直後に対象の身体から取り除かれる。しかし、薬剤導入 のこの方法は、大群の動物の処置に対しては不満足である。例えば、牧場の牛又 は豚を処置する場合、各々の動物に対し皮下注射針を消毒したり、又は新規の針 を使用することは好都合ではないであろう。従って1匹の動物により汚染された 針が全群を感染させ得る危険性がある。 埋め込み物を使用するもう1つの欠点は、動物が位置を移動させる傾向がある ことである。従って、対象が埋め込み物を受容したかどうかを探知することが、 不可能ではないにしても、非常に困難になる。クズマ等は、探知を可能にするた めに埋め込み物中に放射性物質を使用することを提案している。しかし、牧場に おいてはこれは満足な解決策ではない。 概括的には、この種の既知の装置の欠点を排除する、動物中に徐放性の埋め込 み物を導入するための装置を提供することが本発明の目的である。その装置が、 動物の間に感染症又は疾病を流行させる危険のない、大群の動物に埋め込み物を 導入することができることを特に考慮されている。 それらの存在又は導入されたという事実が、薬剤の放出にもかかわらず、そし て複雑な機器を使用しなくても、容易に探知することができるが、動物中に導入 された、薬剤含有の埋め込み物が、長期間、動物内に留まることができることも 、本発明のもう一つの目的である。 通常の機器により多数の動物の身体に侵略的に侵入する必要はなく、対象動物 中に、1種類以上の薬剤を含有する埋め込み物を注射することもまた、本発明の もう一つの目的である。 その装置及び機器が簡単で、便利で、そして使用に信頼性がもて、しかし比較 的安価な構造をもつ、対象の体内に薬剤含有埋め込み物を導入するための装置及 び機器を提供することもまた本発明の目的である。 本発明によると、対象の身体を侵略するような機器を使用しないで、例えば、 豚の耳の皮下のような、与えられた部位で、対象の体内に容易に導入及び埋め込 みが可能な、薬剤配達埋め込み物を含有する投げ矢が提供される。 本発明の好ましい態様によると、その投げ矢は、概括的に円筒形をした、空洞 の円筒形の本体及び硬い頭部をもつ、プラスチック物質でできている。投げ矢の 頭部の面(face)はさじ型(scoop shape)を有し、その面の露出した端部の表 面は、投げ矢の本体の上端部から始まり、空洞の本体から下方及び前方に向かっ て次第に細くなる、くり型の丸み(fillet radius)を有する。これは、頭部の 下方部に、その先端が鋭いのみの先で形成されて、対象の体内への投げ矢の侵入 をもたらす、比較的細長い刃を形成している。 投げ矢の頭部の両側には柔軟な、安定化用の羽根が付いている。該安定化用の 羽根は、外側に広がったり、空洞の円筒形本体の方向に戻ったりし、そして投げ 矢が一旦対象の身体の部分に侵入したら、対象から引き抜かれることを予防する ために、錠又はやじりの役目をする。 投げ矢の空洞の本体は好ましくは、多数の回転(turns)で螺旋を形成する物 質のコイルである。これにより本体にある程度の柔軟性を与えて、対象の身体の 矢の射さった部位に適合するように、投げ矢の本体の形態を変化させる。コイル はまた、縦方向に投げ矢の本体を圧縮可能にさせて、投げ矢が、対象の内部に圧 迫して挿入される時に硬度(rigidi ty)を与える。同様な物質又は異なった物質を含有することができる、1種類以 上の埋め込み物が空洞の本体内に設置される。対象の体液と埋め込み物の間に流 体の流通を提供するように、投げ矢の頭部を通る本体への通路がある。本体の後 方開口部は摩擦蓋で閉じられている。対象中に射込まれた投げ矢の存在は目で確 認するか、又は対象の投げ矢の射込まれた身体部位(例えば耳)の触診により確 認される。 1種類以上の物質を含有する埋め込み物質を担持し、体液に通じる投げ矢が提 供され、そしてその投げ矢それ自体が、豚のような、対象中に直接埋め込まれる ことが、本発明の特徴である。 本発明の更なる特徴は、1種類以上の埋め込み物を担持するための投げ矢は体 液に通じており、そして対象の身体に侵入するための鋭利な先端をもつ刃の付い た頭部を含むことである。投げ矢の本体は、矢が対象中に容易に射込まれそして 埋め込み物質をそれとともに担持するように、対象中で放出されるべき物質を含 む、1種類以上の埋め込み物質を含んでいる。 対象中に1種類以上の埋め込み物を運搬するための投げ矢が、体液に通じ、そ して対象中に挿入される間は固定されて硬いが、しかし、対象中に挿入後はその 縦方向に伸長して、柔軟になる可能性がある本体をもつことが、本発明の更にも う1つの特徴である。 対象の身体の部分内における、薬剤配達埋め込み物を含有する注射された投げ 矢の存在は、目で見るか又は対象の身体の部位を触れることにより容易に検知す ることができる事が、本発明の更なる特徴である。図面の簡単な説明 本発明のその他の目的及び利点は、下記の明細に関連して、より明らかになる であろう: 図1は、本発明による投げ矢の好ましい態様の上面図であり; 図2は、図1に示された投げ矢の側面図であり; 図3は、図2の投げ矢において線3−3に沿い、そして、矢の方向を見ている 断面図であり; 図4は、図2の投げ矢の正面図であり; 図5は、圧縮された本体のコイルを示す、図1の投げ矢の一部の拡大断片図で あり; 図6は、投げ矢の本体の湾曲及び投げ矢の羽根の圧縮を示す、全体の上面図の 略図であり; 図7は、図6と同様な、全体の側面の略図であり; 図8は、本発明による、投げ矢の発射装置又はアプリケーターの上面図であり ; 図9は、該装置の内部の詳細を更に具体的に示すために解体部品を示す、図8 の射入装置の左側の側面図であり; 図10は、対象の耳が捕えられた後の、図8中の線9−9に沿って採られ、そ して投げ矢の最初の注射を示している、破断図であり;そして 図11は、完全 に注射された投げ矢を示す、図9と同様な図である。発明の詳細な説明 図1〜7に関しては、投げ矢10は、概括的に、全体として円筒形をもつ硬い 頭部20、及び空洞の管状本体30を含む。投げ矢は好ましくは、ポリカーボネ ートのような、生物学的に適宜なプラスチック物質で できている。投げ矢10は好ましくは、射出成型により、そして好ましくは一体 成型で製造されている。投げ矢の頭部20は、本体30の前面末端部の開始部に ある後方末端部23から、さじ型で下方に湾曲している、上方面(top surface )22をもつ硬い部品片である。頭部後方末端部23から、細長く、次第に細く なる面26に伸長する、へこんだ丸み24に導く表面の端部がある。これは下方 を向いたベベル(bevel)29の付いた、尖った切断端部28をもつ、長く、突 き出している、比較的狭い刃27で終結する。刃27の底面は湾曲している。す き(plow)25は、狭い刃27(図1参照)から円筒形の投げ矢本体30への移 行部を形成し、そして以下に更により完全に説明するための目的に使用される。 一対の柔軟な羽根40は、次第に細くなる面26で始まる、頭部20の外側面 上に形成されている。羽根40は押し戻されて、本体30の正面の端部上に畳み 込まれる。羽根40は尖った導入端41をもち、図2〜4に示されるように、投 げ矢本体30の縦中心線に沿って、そして図2に示されるような、本体の底部に 直角な面に平行な、水平面上にある。図1に見られるように、各々の羽根40は 、概ね円形の端部44で終結する、本体に対して内側の角度にある、逃げ用の溝 (relief slot)42をもつ。溝42は羽根が内側に曲がることを可能にする。 これが、対象中への投げ矢の射入の際に曲がる時に羽根40中へのストレスを防 ぐ。 本体30は中空の管を形成する、螺旋に巻かれた多重回転のコイル32である 。コイルの回転(turns)32はつまみ(tabs)の形態の相対する(oposing)停 止機構(stops)34をもつ。このつまみ34はコイルの回転と同じ湾曲形態を もち、好ましくは各コイルの回転の両側の周 囲に90°離して付いている。1個のコイルの回転の停止機構34は次に隣接の 回転の停止機構に面しており、そしてその停止機構は、本体30が、対象中への 挿入時に縦方向に圧縮される時に作動する。これは図5に示されている。 1個以上の埋め込み容器(package)50(図1及び図3)が本体30内に挿 入されて、所望の用量の、あらゆる種類の栄養又は医薬補助剤又はそれらの組み 合わせ物を含有する。容器50は頭部20から遠い、本体の開口末端部から管状 本体30中に挿入される。球形の丸みをもつ末端の蓋54は、頭部から遠い方の 、本体30の末端に摩擦蓋を施される(friction fitted)。 穴60は頭部20を通過して、その上方面(top suraface)22から本体30 の内側への連絡路を提供する。従って、投げ矢が対象中に挿入される際、対象中 へのそれらの内容物の放出のために、埋め込み容器50の方向へ、そしてそれと 対象の体液の間に、液体の流通がある。 図6及び7は、本体30のすべての方向への柔軟性を示している。これは、投 げ矢を対象の身体に適合させ、投げ矢を受けた身体の通常の運動を可能にさせ、 そして不快感、いらだち、又は対象の身体による投げ矢の拒否を回避させる。図 6において、圧縮された状態の羽根40が、点線で示されている。 図8は、本発明を具体的に示す埋め込み式投げ矢アプリケーター又は挿入装置 90の好ましい態様の平面図であり、そして図9は、使用中のアプリケーター装 置の更に詳細を示す部分破断側面面である。装置90は概括的には、矢10を受 納するために工夫された室(chamber)を含む、主本体(main body)91を含ん でなる。本体91の一方の端には、 定盤(platen)92が設置され、主本体91に対して旋回するように、ヒンジ部 品98により保持されている。定盤92と相対する主本体91はまた、投げ矢を 定盤92の方向に加速させる押し棒(push bar)59により、主本体91中の投 げ矢10に推進力を与えるように作動させる(acutualable)ことができる、推 進機構(示されていない)を含む。推進機構はどんな種類の通常の機構でもよい が、好ましくは、引金によるような、充填し、次に発射できるようなばねで操作 される装置がよい。図8〜10で最もよくわかるように、主本体91は、そのな かで矢10が定盤92の方向に加速される内腔97を有する、先端部(top part )93を含む。定盤92は、その中に投げ矢10が挿入される対象の耳(E)を 受納するように、ヒンジ部品98により、主本体91に対して都合良く回転させ ることができる。次に耳(E)を、それを固定する、アーム99により、定盤9 2の上部に平らに維持し、そして耳を内腔(bore)97の出口(射出境界面内) の前方に90°に曲げた形態にする。この位置で耳は定盤92と脚部(leg)9 5の間に捕えられる。 次に、投げ矢10の使用について説明する。豚の耳への投げ矢の射入について 説明されているが、投げ矢は身体のその他の部分、あるいは牛、羊、山羊又はそ の他の家畜、又は愛玩動物もしくは野生動物を含む、その他の種類の対象に対し て使用することができる。図9及び10において、平らな定盤92は、下方に伸 びている脚部95をもつ、先端部(top part)93に相対している。豚の耳(E )は定盤92と脚部95の間に捕えられ、そして定盤の上部に平らな位置に保持 されそして90°に曲げられた形態にされる。 使用に際し、定盤92は、好ましくは、耳の軟骨Cが、内腔97の底 部と概ね並ぶか又はその下方に(即ち内腔の射出境界面外)にくるように、定盤 に平行な内腔97の、十分に下方に下げておく。 投げ矢を耳(E)の露出された上部表面中に、内腔97から注射する。底部表 面が湾曲した刃及び、定盤92に概ね平行な羽根40により、投げ矢を、推進機 構94により耳を突き通る十分な速度で侵入させる。投げ矢の細長い、鋭いのみ の端部28が、最小の抵抗を伴って耳(E)の皮膚を切り通す。投げ矢の前端部 (front)が皮膚を通過するときに僅かなたわみ(deflection)が生ずる。投げ 矢が皮膚の下を更に進行すると、丸み(radius)24及び底部のすき(bottom p low)25が、下方向きの力を中和させるように釣り合わせる。上部の端部23 で遭遇した抵抗が、投げ矢を持ち上げさせ、それにより軟骨の上部面に沿って進 行させる(travel across)。丸み面24及び羽根40が、投げ矢を軟骨に沿っ て導き、刃27がそれに突き刺さるのを妨げる。これらの種々の機構の詳細は下 記に更に説明される。 細長い刃27の内側の端にある、浅い先細形の物質26及び丸みを帯びた部品 24が、のみの先端28を持ち上げる引き(drag)をもたらす。その形態のため に、すき(plow)25は更に持ち上がり、切断端部28が軟骨に突き通ることを 妨げる。ベベル(bevel)29が、投げ矢挿入時に、切断端部28が組織中を切 断し続ける際、軟骨を下方に曲げ続ける。結果として、投げ矢は、それが前進す る際、軟骨の表面に沿って滑っていく。 羽根40は投げ矢が挿入されている時、投げ矢に対する正しい配置及び回転の 安定性を与える。それらはまた、一旦投げ矢が対象中に挿入された後の、錠かけ の特徴を与える。投げ矢の挿入中、羽根40は内側に 曲げられる(図6の点線で示される)。耳中に挿入後、羽根はそれらの外側の位 置(図6の実線により示される)に跳ね返る。羽根は対象中に挿入後、投げ矢を 安定化させる。このことが、投げ矢を適宜な位置に維持しそして射入時の抵抗を 最小にさせる。羽根40の後部の角度46が(図6)、羽根を身体の組織に固定 させ、そして投げ矢の方向を逆にすると広がるので、それにより、錠かけの特徴 を作り出す。 投げ矢の挿入時に、本体のコイル32は、推進機構94により投げ矢にかかる 高い加速度(好ましくは40〜60mph)により、停止機構(stops)34(stop )(図3に示されている)が作動する(engage)まで、本体の長さに沿って圧縮 される。これにより、対象中に侵入の時点で全体的に硬くなるように、投げ矢を 小さくさせる(collapse)。投げ矢が耳に入ると、頭部の通路60を通って、対 象の体液、例えば血液と、本体30中の埋め込み容器50との間に連絡がある。 これは対象の身体中への埋め込みの内容物の放出を容易にする。 侵入後、対象から外側への投げ矢のどんな動きに対しても、投げ矢の完全な取 り除きは錠かけ羽根により妨げられる。本体のコイルの回転(turns)は、投げ 矢の本体が耳に対し、より快適であるように、耳が動くと幾らか離れることがで きる。これによっても又、埋め込み物50と対象の体液との間の更なる流通をも たらす。 本体部末端の蓋54の球形の丸みの形状は、射出銃の押しだし棒59の、形状 の合致する球形のへこみ57(図10)と正の配置を与える。これは、方向を調 節させ、そして、投げ矢が耳の中への侵入を完了する時に、末端蓋54が側部に 滑ることを妨げる。 対象内の投げ矢10の存在は、目で見るか又は矢の刺さった部位を触 ることにより探知できる。投げ矢が、金属又は磁力検出計、等により検出できる ように、小さい金属又は磁性の元素を含むことができることも考慮されている。 投げ矢はまた、探知及び確認を補助するための、簡単な電子機器を含むこともで きる。 投げ矢10の寸法は、含まれる埋め込み物質の寸法及び数、対象の種類、投げ 矢挿入の深さ、対象の皮膚を突き刺すに必要な挿入力等、を含む多数の因子に左 右される。図8及び9に示された豚の耳の例においては、投げ矢10は約45mm の全長及び約7mmの外周直径を有する。 説明的目的のために、本発明の好ましい形態が公表されたが、当業者は、付記 の請求の範囲により定義された本発明の範囲及び精神から逸脱することなしに、 多数の付け加え、変更、及び置き換えが可能であることを認識するであろう。例 えば、望ましくはないが、投げ矢10は推進装置により対象の身体部位中に加速 される必要はない。その代わりに、押し込み棒59を、手で操作することによる ように、対象の身体部位中に小さい切開を与えて、投げ矢を身体部位に低い速度 で挿入することは可能であろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年8月22日 【補正内容】 本体91の一方の端には、定盤(platen)92が設置され、主本体(main body )91に対して旋回するように、ヒンジ部品98により固定されている(*本明 細書に使用される、定盤(platen)の術語は、本発明に従って、動物の身体の一 部を受容し、そして保持するための固定装置(engagement means)を意味する) 。定盤92の反対側にある主要本体91はまた、投げ矢を定盤92の方向に加速 させる押し出し棒(push bar)59により、主本体91中の投げ矢10に推進力 を与えるように作動させ得る(actualable)推進機構(示されていない)を含む 。推進機構はどんな種類の通常の機構でもよいが、好ましくは、引金によるよう な、充填し、次に発射できるようなばねで操作される装置がよい。図8〜10で 最もよくわかるように、主本体(main body)91は、そのなかで矢10が定盤 92の方向に加速される内腔97を有する、先端部93を含む。定盤92は、そ の中に投げ矢10が挿入されている対象の耳(E)を受容するために、ヒンジ部 品98により、主本体91に対して都合良く回転させることができる。次に耳( E)を、それを固定するアーム99により、定盤の上に平らに維持し、そして耳 を内腔97の出口(射出境界面内)の前に90°の曲がり物質の形態にする。こ の位置で耳は定盤92と脚部95の間に捕えられている。 次に、投げ矢10の使用について説明する。説明は、豚の耳への投げ矢の射入 についてされているが、投げ矢は身体のその他の部分、あるいは牛、羊又はその 他の家畜、又は愛玩動物もしくは野生動物を含む、その他の種類の対象に対して 使用することができる。図9及び10において、平らな定盤92は、下方に伸び ている脚部95をもつ、先端部(top part)93に相対する。豚の耳(E)は定 盤92の末端96**と脚 部95の間に捕えられ、そして定盤の上に平らに保持されそして90°の曲がり 物質に形成される。 請求の範囲 1. 動物の体内に挿入のための埋め込み式投げ矢であって、前記埋め込み式投 げ矢は、 投げ矢全体が体内に侵入することができるように、身体の組織中に侵入させる ための装置(means)をもつ前方の頭部; 前記頭部の後方に位置する管状の本体(ただし、前記の管状本体は、少なくと も1個の薬剤配達用埋め込み容器を収納するための区画(compartment)をもち ;前記管状本体中の前記の区画は、前記の区画への動物の体内の液体の侵入を許 すために、前記頭部及び前記管状本体の間に区画された通路により、前記頭部と 液体で連絡している): を含んでなる。 2. 前記頭部が、その前面末端部を含んでなり、そして前記管状本体がその後 方末端部を含んでなり、前記前面末端部が身体組織を貫通するに十分鋭く構成さ れている、請求の範囲第1項記載の埋め込み式投げ矢。 3. 前記頭部が、外側面をもち、湾曲形をしており、そしてさじ形の面を含む 、請求の範囲第2項記載の埋め込み式投げ矢。 4. 前記頭部の前面末端部が、前方の末端部をもつ長い刃であり、前記の前方 末端部は、上方切断端部及び、前記の切断端部の下に区画された、内側及び下方 に向けたベベルを区画している、請求の範囲第3項記載の、埋め込み式投げ矢。 5. 前記頭部が、前記頭部の後方末端部と、前記の刃の後方末端部との間に区 画された、くぼんだ丸みを有する、請求の範囲第4項記載の埋め込み式投げ矢。 6. 前記管状本体が柔軟である、請求の範囲第2項記載の埋め込み式 投げ矢。 7. 埋め込み物を前記の管状本体中に挿入可能にするための、頭部から遠い、 管状本体端末部に開口部を更に含んでなる、請求の範囲第6項記載の埋め込み式 投げ矢。 8. 前記の管状本体の内側への前記の頭部を通る通路を更に含んでなる、請求 の範囲第1項記載の、埋め込み式投げ矢。 9. 前記の管状本体の方向へ前記の頭部から戻って伸びている、少なくとも1 個の安定化用羽根を更に含んでなる、請求の範囲第1項記載の、埋め込み式投げ 矢。 10. 前記の頭部の相対する両側に、実質的に同平面上の、一対の安定化用羽 根がある、請求の範囲第9項記載の埋め込み式投げ矢。 11. 前記の羽根がそれぞれ、羽根を管状本体に向けて内側に曲げられるよう に、その後方末端部から出発し、管状本体の縦軸に概ね平行な溝(slot)を有す る、請求の範囲第10項記載の、埋め込み式投げ矢。 12. 前記の頭部から遠い前記の管状本体の後方端部に蓋をするための栓(pl ug)を更に含んでなる、請求の範囲第1項記載の埋め込み式投げ矢。 13. 前面端部及び後方端部及び、投げ矢全体を動物の体内に挿入できるよう に、身体の組織内に侵入させるための、その前面端部の、長い刃をもつ頭部; 物質のコイルで形成された前記の頭部の後方端部の柔軟な管状本体; 少なくとも1個の薬剤配達式埋め込み物の容器(container)をもつ、前記管 状本体;並びに 前記の少なくとも1個の区画(compartment)中に前記の動物の体内 の液体の流入を許すように、前記の管状本体の内側と連絡する、そこを通る通路 をもつ、前記の頭部: を含んでなる、対象動物の体内に挿入するための埋め込み式投げ矢。 14. 前記の投げ矢の前面端部を含んでなり、そして、投げ矢全体を体内に挿 入させるように、身体の組織中に侵入させるための装置を有する頭部; 前記の投げ矢の後方端部を含んでなり、そして、少なくとも1個の薬剤配達用 埋め込み容器を収納するための区画を有する、柔軟な管状本体; 前記動物の体内の液体による前記の区画への連絡をもたらすための前記の管状 本体の内部への前記の頭部を通る通路; 埋め込み物質の前記の管状本体への挿入を可能にする、頭部から遠い、管状本 体末端部の開口部: を含んでなる、請求の範囲第1項記載の埋め込み式投げ矢。 15. 動物の体内への徐放性組成物の埋め込みのための方法であって、前記の 方法は、請求の範囲第1項又は13項又は14項記載の埋め込み式投げ矢を用い て実施され、 前記の方法は、 前記の区画中に、前記の徐放性組成物を含有する薬剤配達埋め込み物質を導入 すること;及び 投げ矢が前記の身体の部分の中に完全に入り、そして動物の体内の前記の液体 が前記の区画内の前記の薬剤配達埋め込み物と液体で連絡するように、前記の埋 め込み式投げ矢を、前記の動物の身体の一部の内部に挿入すること: の段階を含んでなる。 16. その中に前記の埋め込み式投げ矢が挿入される身体の部分が動物の耳で あり、そして前記の挿入段階が: その、標的部分が前記の投げ矢の進行通路に沿って伸び、一方隣接部分は前記 の通路の側部に伸び、その際耳の、角度を付けた曲がり部分が前記の投げ矢に対 して露出するように耳を保持すること;並びに 前記の投げ矢が角度を付けた曲がり部分で耳に侵入して標的部に沿って前進す るように、耳の方向へ前記の投げ矢を前進させること: を含んでなる、請求の範囲第15項記載の方法。 17. 骨又は軟骨上の軟組織層からできている動物の身体の部分中に、埋め込 み式投げ矢を注射するための装置であって、 投げ矢を受納する寸法をもち、そして前記の外被(housing)の前方開口部で 終わる長い内腔(bore)をもつ外被(ただし、前記の前方開口部は、前記内腔の 境界面により区画されている); 身体の部分を受納しそして保持するための固定装置(engagement means); その軟骨又は骨を、内腔の境界面の外側に配置して、身体の部分を前記の開口 部の前に配置するように、前記の外被に対して前記の固定装置を配置させるため の装置(ただし、前記の配置のための装置は、前記の外被上に区画された(defi ned)第1の固定面と、前記の固定装置上に区画された第2の固定面の間に区画 された、空間の幅を選択的に変化させるために、前記の外被に対して前記の固定 装置を回転できるように設置するための装置、を含んでなる);並びに 前記の内腔中に受納された投げ矢に前方に向かう加速力を与えるため の、前記の外被の後方部の近辺で前記の内腔と連絡する装置: を含んでなる装置。 18. 骨又は軟骨上の軟組織層からなる動物の身体部分内に、埋め込み式投げ 矢を注射するための装置であって、 投げ矢を受納する寸法をもち、そして前記外被の前方開口部で終わる長い内腔 をもつ外被(ただし、前記前方開口部は、前記内腔(bore)の境界面により区画 されている); 身体の部分を受納しそして保持するための固定装置; それらの軟骨又は骨を内腔の境界面の外側にして、身体の部分を前記開口部の 前に配置させるように、前記の外被に対して前記の固定装置を配置するための装 置; 前記の内腔内に受納された投げ矢に、前方に向かう加速力を与えるための、前 記の外被の後方部の近辺で前記内腔と連絡する装置;並びに 前記の内腔の長さに概ね垂直に、前記の外被(housing)上に形成された第1 の固定面、前記の固定装置上に形成された相対する第2の固定面、前記の外被上 での配置動作のための前記の装置、及び、前記の第1及び第2の固定面の間に身 体の部分を捕え込むための前記の固定装置、 を含んでなる装置。 19. 前記の第2の固定面に概ね垂直になるように、前記の固定装置上に形成 された、第3の固定面を更に含んでなる、請求の範囲第18項記載の装置であっ て、前記の固定装置が、前記の第3の固定面が身体の部分を固定しそして前記の 内腔の境界面内にそれを保持するように配置されている。 20. 骨又は軟骨上の軟組織層からなる動物の身体部分の中に、請求 の範囲第1項又は13項又は14項に記載の埋め込み式投げ矢を注射するための 装置であって、 投げ矢を受納する寸法をもち、そして前記の外被の前方開口部で終わる長い内 腔を有する外被(ただし、前記の前方開口部は前記の内腔の境界面により区画さ れている); 身体の部分を受納しそして保持するための固定装置; それらの軟骨又は骨を内腔の境界面の外側にして、身体の部分を前記の開口部 の前に配置させるように、前記の外被に対して前記の固定装置を配置するための 装置;及び 前記の内腔内に受納された投げ矢に、前方に向かう加速力を与えるための、前 記の外被の後方部の近辺で前記の内腔と連絡する装置、 を含んでなる装置。 21. 薬剤を動物の体内に埋め込むための方法であって、該方法が、請求の範 囲第17項記載の装置により実施され、前記方法が、 身体の部分が前記の固定装置上に保持され、そして、その軟骨又は骨を内腔の 境界面の外側にして、前記開口部の前に露出されるように、前記の外被に対して 前記の固定装置を配置すること; 前記の内腔内に、前記の薬剤を含有する埋め込み式投げ矢を配置すること;並 びに 前記の前方開口部に向けてそしてそこから、前記の投げ矢を加速させるための 、前記の内腔と連絡している、前記の装置を使用すること: の段階を含んでなる。 22. 動物の身体内に薬剤を埋め込む方法であって、該方法は、請求の範囲第 1項又は第13項又は第14項の埋め込み式投げ矢を、骨又は 軟骨上の軟組織層からなる、動物の身体部分内に注射するための装置により実施 され、前記装置が、投げ矢を受納する寸法を持ちそして、前記の外被の前方開口 部内で終わる長い内腔をもつ外被、身体の部分を受納して保持するための固定装 置、前記の外被に対して前記の固定装置を配置するための装置、並びに、前記の 内腔内に受納された投げ矢に対して前方に向かう加速力を与えるための、前記の 外被の後方部の近辺で前記の内腔と連絡している装置、を含み、前記の前方開口 部が、前記の内腔の境界面により区画されており、前記の方法が、 身体の部分が前記の固定装置上に保持され、そしてその軟骨又は骨を内腔の境 界面外において、前記開口部の前に露出されるように、前記の外被に対して前記 の固定装置を配置すること; 前記の内腔内に、前記の薬剤を含有する埋め込み投げ矢を配置すること;並び に 前記の前方開口部に向けてそしてそこから、前記の投げ矢を加速させるための 、前記の内腔と連絡している前記の装置を使用すること: の段階を含んでなる。 23. 動物の体内に薬剤を植え込むための方法であって、前記の方法が、埋め 込み式投げ矢を、骨又は軟骨上の軟組織層からなる、動物の身体部分内に注射す るための装置により実施され、前記装置が、投げ矢を受納する寸法を持ち、そし て前記外被の前方開口部内で終わる長い内腔をもつ外被(ただし、前記の前方開 口部は前記の内腔の境界面により区画されている)、身体の部分を受納して保持 するための固定装置、その軟骨又は骨を前記内腔の境界面外に配置して、前記外 被の前に身体の部分を配置するように、前記の外被に対して前記の固定装置を配 置するた めの装置、並びに前記の内腔内に受納された投げ矢に対して前方に向かう加速力 を与えるための、前記の外被の後方部の近辺で前記の内腔と連絡する装置を含み 、前記の方法が、 身体部分が前記の固定装置上に保持され、そしてその軟骨又は骨を内腔の境界 面外において、前記開口部の前に露出されるように、前記の外被に対して前記の 固定装置を配置すること; 前記の内腔内に、前記の薬剤を含有する埋め込み投げ矢を配置すること;並び に 前記の前方開口部に向けてそしてそこから、前記の投げ矢を加速させるための 、前記の内腔と連絡している前記の装置を使用すること: の段階を含んでなり、 前記装置が更に、前記内腔の縦線に概ね垂直な、前記の外被上に形成された第 1の固定面、及び前記の固定面上に形成された、相対する第2の固定面を更に含 んでなり、前記身体部分が、動物の耳であり、前記配置段階が更に、角度の付い た曲がり部分が前記の前方の開口部の近辺で前記の耳に形成されるように、前記 の第1及び第2の固定面の間に、前記の耳の第1の部分を捕えるために、前記固 定装置及び前記外被を互いに相対して配置することを含んでなる。 24. 前記の第2の固定面に概ね垂直になるように、前記の固定装置上に形成 された第3の固定面を更に含んでなる装置により実施される、請求の範囲第23 項記載の方法であって、前記の配置段階が更に、前記の第3の固定面が、前記の 耳の第2の部分を固定し、そして前記の内腔の境界面内に前記の耳の標的部位を 保持するように、前記の外被に対して前記の固定装置を配置させることを含んで なる。 【図5】 【図6】 【図7】 【図10】 【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 イーガー,ケンドラ・ベス アメリカ合衆国ペンシルベニア州18940ニ ユータウン・ネイサンコート37

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 実質的に投げ矢全体が身体に侵入することが出来るように、身体の組織内 に侵入するための装置をもつ頭部; 少なくとも1個の薬剤配達埋め込み容器を収納するための区画(compartment )をもつ、管状の本体(ただし、前記の管状本体は前記の区画への液体の流入を 許すように、前記動物身体内の体液に通じている); を含んでなる動物の身体中に挿入するための埋め込み式投げ矢。 2. 前記頭部が、その前方末端部を含んでなり、そして前記の管状本体がその 後方末端部を含んでなる(ただし、前記の前方末端部は身体組織を貫通するに十 分鋭く構成されている)、請求の範囲第1項記載の埋め込み式投げ矢。 3. 前記頭部が、外側面をもち、湾曲形をしており、そしてさじ形の面を含む 、請求の範囲第2項記載の埋め込み式投げ矢。 4. 前記頭部の前面末端部が、内側向きのベベル(bevel)の付いた、のみ形 の先端をもつ、細長い刃である、請求の範囲第3項記載の、埋め込み式投げ矢。 5. 前記頭部の表面(surface)が、刃の後方末端部から始まるくぼんだ丸み (concave radius)、及び前記のくぼんだ丸みから頭部後方末端部に伸長する中 高の丸みを有する、請求の範囲第4項記載の埋め込み式投げ矢。 6. 前記管状本体が柔軟である、請求の範囲第2項記載の埋め込み式投げ矢。 7. あらゆる埋め込み物を前記の身体中に挿入可能にするための、頭部から遠 い、本体の端末部に開口部を更に含んでなる、請求の範囲第6 項記載の埋め込み式投げ矢。 8. 前記の管状本体の内側への前記の頭部を通る通路を更に含んでなる、請求 の範囲第1項記載の、埋め込み式投げ矢。 9. 前記の頭部から前記の本体の方向へ戻って伸びている、少なくとも1個の 安定化用羽根を更に含んでなる、請求の範囲第1項記載の、埋め込み式投げ矢。 10. 前記の頭部の相対する両側に、一対の、実質的に同平面上の安定化用の 羽根がある、請求の範囲第9項記載の埋め込み式投げ矢。 11. 前記の羽根がそれぞれ、羽根を本体に向かって内側に曲げられるように 、その後部末端部から始まり、本体の縦軸に概ね平行な溝(slot)を有する、請 求の範囲第10項記載の、埋め込み式投げ矢。 12. 前記の頭部から遠い、前記の管状本体の後方末端に蓋をするための栓( plug)を含んでなる、請求の範囲第1項記載の埋め込み式投げ矢。 13. 前面及び後部末端及び、その前面末端における長い刃をもつ、頭部; 物質のコイルで形成された、前記の頭部の後部末端における柔軟な管状本体; 前記の管状本体内の少なくとも1個の埋め込み物;並びに 前記本体の内部と連絡する、そこを通る通路をもつ、前記の頭部: を含んでなる請求の範囲第1項記載の埋め込み式投げ矢。 14. 前記の投げ矢の前面末端部を含んでなり、そして、実質的に投げ矢全体 を体内に挿入させるように、身体の組織中に侵入させるための装置(means)を 有する頭部; 前記の投げ矢の後方末端を含んでなり、そして、少なくとも1個の薬剤配達用 埋め込み物容器を収納するための区画(compartment)を有する、柔軟な管状本 体; 前記の動物の体内の液体による前記の区画への連絡を提供するための、前記の 管状本体の内部への、前記の頭部を通る通路;並びに 埋め込み物の前記の身体への挿入を可能にする、頭部から遠い、本体の末端部 の開口部: を含んでなる、請求の範囲第1項記載の埋め込み式投げ矢。 15. 動物の体内へ徐放性組成物を埋め込むための方法であって、前記の方法 が、請求の範囲第1項又は13項又は14項記載の埋め込み式投げ矢を用いて実 施され、その方法が、 前記の区画中に、前記の徐放性組成物を含有する薬剤配達埋め込み物質を導入 すること;及び 前記の埋め込み式投げ矢を、投げ矢が前記の身体の部分の中に完全に入るよう に、前記の動物の身体の一部の内部に挿入すること: の段階を含んでなる。 16. 前記の身体の部分が動物の耳であり、そして前記の挿入段階が: その、標的部分が前記の投げ矢の進行通路に沿って伸び、一方隣接部分は前記 の通路の側部にのび、そこで前記の耳の角度を付けて曲げられた部分が前記の投 げ矢に対して露出するように、前記の耳を保持すること;及び 前記の投げ矢が角度を付けた曲がり部分と同じ場所に侵入して標的部位に沿っ て前進するように、前記の耳の方向へ前記の投げ矢を前進させ ること:を含んでなる、請求の範囲第15項記載の方法。 17. 埋め込み式投げ矢を、骨又は軟骨上の軟組織層から出来ている動物の身 体の部分中に射入する装置であって、 投げ矢を受納する寸法をもち、そして前記の外被の前方の開口部で終わってい る細長い内腔をもつ外被(housing); 身体の部分を受納しそして保持するための定盤(platen)装置; その軟骨又は骨を内腔の射程境界面の外側にして、身体の部分が前記開口部の 前に配置されるように、前記の外被に対して前記の定盤装置を配置するための装 置;並びに 前記の内腔中に受納された投げ矢に、前方に向かう加速力を与えるための、前 記の外被の後方部の近くで前記の内腔と連絡している装置: を含んでなる装置。 18. 前記の内腔の縦線に概ね垂直な、前記の外被(housing)上に形成され た第1の固定面、前記の定盤装置上に形成された相対する第2の固定面、前記の 外被上の配置動作(acting)のための前記の装置(means)、並びに前記の第1 及び第2の固定面の間に身体部分を捕え込むための定盤装置、を更に含んでなる 、請求の範囲第17項記載の装置。 19. 前記の第2の固定面に概ね垂直になるように、前記の定盤装置上に形成 された第3の固定面を更に含んでなる、請求の範囲第18項記載の装置であって 、前記の定盤装置が、前記の第3の固定面が身体部分を固定しそして、前記の内 腔の射程境界面内にそれを保持するように配置されている装置。 20. 投げ矢を受納する寸法をもち、そして、前記の外被の前方の開口部で終 わる、長い内腔を有する外被; 身体部分を受納し、保持するための定盤装置; それらの軟骨又は骨を内腔の射程境界面外にして身体部分を前記の開口部の前 に配置させるように、前記の外被に対して前記の定盤装置を配置させるための装 置;並びに 前記の内腔内に受納された投げ矢に、前方に向かう加速力を与えるための、前 記の外被の後方部の近辺で前記の内腔と連絡する装置: を含んでなる、骨又は軟骨上の軟組織層からなる動物の身体部分の中に、請求の 範囲第1項又は13項又は14項に記載の埋め込み式投げ矢を注射するための装 置。 21. 薬剤を動物の身体中に埋め込むための方法であって、該方法が、請求の 範囲第17項記載の装置により実施され、前記方法が、 身体部分が前記の定盤装置上に保持され、そして、その軟骨又は骨を内腔の射 程境界面外にして、前記開口部の前に露出されるように、前記の外被に対して前 記の定盤装置を配置すること: 前記の内腔内に、前記の薬剤を含有する埋め込み式投げ矢を配置すること;並 びに 前記の前方開口部に向けてそしてそこから、前記の投げ矢を分離して加速させ るために前記の部品を使用すること: の段階を含んでなる。 22. 動物の体内に薬剤を埋め込む方法であって、該方法が、請求の範囲第1 項又は第13項又は第14項の埋め込み投げ矢を、骨又は軟骨上の軟組織層から なる、動物の身体部分内に注射するための装置により実施され、前記装置は、投 げ矢を受納する寸法を持ちそして前記の外被の前方開口部で終わる長い内腔をも つ外被、身体部分を受納しそして保 持するための定盤装置、前記の外被に対して前記の定盤装置を配置するための装 置、並びに前記の内腔内に受納された投げ矢に対して前方に向かう加速力を与え るための、前記の外被の後方部の近辺で前記の内腔と連絡している装置を含み、 前記の方法が、 身体の部分が前記の定盤装置上に保持され、そして、内腔の射程境界面外にそ の軟骨又は骨を配置して、前記開口部の前に露出されるように、前記の外被に対 して前記の定盤装置を配置すること; 前記の内腔内に、前記の薬剤を含有する埋め込み投げ矢を配置すること:並び に 前記の前方開口部に向けてそしてそこから、前記の投げ矢を分離して加速させ るための前記の装置を使用すること: の段階を含んでなる。 23. 前記内腔の縦線に概ね垂直に前記の外被上に形成された第1の固定面、 及び前記の定盤装置上に形成された、相対する第2の固定面を更に含んでなる装 置で実施される、請求の範囲第21項の方法であって、前記身体部分が、動物の 耳であり、前記の配置段階が更に、角度の付いた曲がった部分が前記の前方開口 部の近辺で前記の耳に形成されるように、前記の第1及び第2の固定面の間に、 前記の耳の第1の部分を捕えるために、前記の定盤装置と外被を互いに相対して 配置させること、を含んでなる。 24. 前記の第2の固定面に概ね垂直になるように、前記の定盤装置上に形成 された第3の固定面を更に含んでなる装置で実施される、請求の範囲第23項の 方法であって、前記の配置段階が更に、前記の第3の固定面が、前記の耳の第2 の部分を固定し、そして、前記の内腔の射程 境界面内に、前記の耳の標的部位を保持するように、前記の外被に対して前記の 定盤装置を配置させることを含んでなる。
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