JPH11505839A

JPH11505839A - ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤を含有するクレンジング組成物

Info

Publication number: JPH11505839A
Application number: JP8535705A
Authority: JP
Inventors: フィリップエリオット，ラッセル; ジャクリーンフィップス，ニコラ; ルイーズホロウェイ，サラ
Original assignee: Procter and Gamble Co
Current assignee: Procter and Gamble Co
Priority date: 1995-05-27
Filing date: 1996-05-09
Publication date: 1999-05-25
Also published as: GB9510839D0; EP0828807A1; MX9709173A; EP0828807A4; CN1190985A; CA2222422A1; WO1996037589A1; CN1076049C; BR9608852A

Abstract

(57)【要約】 (a) アルキル鎖に平均８から１０個までの炭素原子を有する、約１から約１５重量％までの短鎖アルキルサルフェート界面活性剤およびそれらの混合物と、(b)一般式（II）（式中Ｒ₈がＣ₅〜Ｃ₃₁のハイドロカルビル、Ｒ₉がＣ₁〜Ｃ₈アルキルまたはハイドロアルキル、そしてＺ₂はポリヒドロキシハイドロカルビル基である）を有する約０.１から約２０重量％までの非イオン性ポリヒドロキシ脂肪アミド界面活性剤と、(c)Ｃ₈〜Ｃ₁₀アルキルサルフェート類以外のアニオン性界面活性剤、その他の非イオン性、双極イオン性および両性の各界面活性剤およびそれらの混合物から選択された約１から約６０重量％までの水溶性補助界面活性剤と、(d)水、を含む液体身体クレンジング組成物。これらの製品は、マイルドさ、肌に潤いを与えるスキン-フィール、優れたすすぎ性、良好な製品安定性、泡立ち特性を含めて使用時の優れた効用がある。

Description

【発明の詳細な説明】ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤を含有するクレンジング組成物技術分野この発明はクレンジング組成物に関する。より詳細に述べれば、この発明は、皮膚および／または毛髪の洗浄とコンディショニングを同時に行うのに適した、たとえば、泡入浴製品、シャワー用製品、皮膚クレンザー、手や顔面やボディ用クレンザー、シャンプー等の形で使用できる良好なスキンフィール（skin feel ）特性とすすぎ特性および泡立ち特性とを備えた、マイルドな身体クレンジング組成物に関する。発明の背景マイルドな化粧用組成物は、洗浄力、泡立ち特性および皮膚と毛髪と眼の粘膜に関してマイルドで／刺激性が少なく／感じのよいことを含む、多数の基準を満たさねばならない。皮膚はいくつかの細胞層からなり、その細胞層は皮膚の構造の骨格を形成するケラチンとコラーゲン線維性たんぱく質を覆って保護している。角質層と呼ばれるこれらの層の最も外側の層は、厚さ８０Åの層により囲まれた２５０Åのたんぱく質束状構造から構成されていることが知られている。毛髪には同様に、キューティクルと呼ばれる毛髪の線維を取り巻く保護的外側コーティングがある。アニオン性界面活性剤は、角質膜の層とキューティクルに浸透し、脱脂作用により膜の一体性を破壊することがある。皮膚と毛髪の保護膜に対するこのような干渉があると、スキンフィールをざらついたものにしたり眼を刺激し、ついには界面活性剤がケラチンや毛髪のたんぱく質と反応して刺激感を生じ、皮膚のバリア機能と保水機能が失われることになる。化粧用クレンザーは、毛髪や皮膚を脱脂したり乾燥したりせず、かつ、眼の粘膜を刺激したり、度々使用した場合に皮膚に突っ張り感が残ったりせずに、皮膚や毛髪を優しく洗浄できるのが理想的である。大抵の泡立ちのある石鹸、シャワーおよび入浴製品、シャンプーおよび固形石鹸はこの点に欠陥がある。ある種の合成界面活性剤はマイルドであることが知られているが、これらのマイルドな合成界面活性剤は、シャンプーや身体洗浄製品に処方すると、シャンプーや固形石鹸の最高の基準に比べて泡立ちがよくないという大きな欠点がある。たとえば、最もマイルドな界面活性剤は、泡立ちが十分とは言えない。泡立ちを高める添加剤を加えた、アルキルサルフェート類などの泡立ちのよいアニオン性界面活性剤を用いると、泡の容量と品質については合格点が得られるが、皮膚に対する客観的なマイルドさが犠牲にされている。これら２つの事実から、界面活性剤の選択、すなわち、泡立ちとマイルドさの両方に効用のある処方をすることは、微妙なバランスをとる必要のある作業であると言える。したがって、次のような特性をもつ身体クレンジング製品に対するニーズがある。すなわち、肌から水分を奪ったり肌のしなやかさが失われることがなく、以前は別途洗浄後に化粧用モイスチャーライザー（肌に潤いを与える化粧品）を使った場合にのみ得られるような使用時の満足なスキン-フィール特性を与え、望ましいすすぎ時の特性を示し、そして安定で高品位の泡を生じ、有効な毛髪および皮膚用クレンザーであり、すすぎ特性が良好であり、また、同時に安定した製品特性と粘性特性があり、さらに低温で貯蔵しても長期にわたり十分安定している身体クレンジング製品である。使用時と使用後のスキンフィール特性と肌に潤いを与える特性が改善されており、すすぎの時に望ましい効用があり、製品の安定性のよい、身体クレンジング組成物が、短鎖アルキルサルフェート類とカチオン性ポリマーおよびマイルドな界面活性剤および／または非イオン性界面活性剤と組み合わせることにより形成できることが、現在では判明している。驚いたことに、短鎖（高ＣＭＣ）アルキルサルフェートとカチオン性ポリマーを組み合わせると、肌に対するマイルドさの効用が特に大きく、塗布した時の泡立ちが特に優れている。なお、この場合塗布のやり方としては、シャワー製品や手や肌のクレンザーなどを濃縮して使用したり、肌に直接塗布する方法がとられる。短鎖アルキルサルフェート類と特定のアルキルエトキシサルフェート界面活性剤を組み合わせると、身体クレンジング組成物においてマイルドさとすすぎ特性の面で特に効用が得られることも分かっている。発明の概要この発明の主題は、身体の皮膚や毛髪の洗浄に適し、かつ、泡入浴製品およびシャワー用製品、皮膚クレンザーやシャンプー等として使える、マイルドな泡立ち、すすぎが簡単で、安定したクレンジング製品である。この発明の一つの見地によると、下記成分を含有する液体身体クレンジング組成物が提供される。 (a) 約１〜約１５重量％の、アルキル鎖に平均８〜１０個の炭素原子がある短鎖アルキルサルフェート界面活性剤およびそれらの混合物と、 (b) Ｃ₈〜Ｃ₁₀アルキルサルフェート以外のアニオン性界面活性剤、非イオン性、双極イオン性、両性界面活性剤およびそれらの混合物から選択する、約１〜約６０重量％の水溶性補助界面活性剤と、 (c) 約０.０１〜約５重量％のカチオン性ポリマー皮膚コンディショニング剤と、 (d) 水。この発明の別の見地によれば、下記成分を含有する液体身体クレンジング組成物が提供される。 (a) 約１〜約１５重量％の、アルキル鎖に平均８〜１０個の炭素原子がある短鎖アルキルサルフェート界面活性剤およびそれらの混合物と、 (b) 約１〜約６の平均エトキシル化度を有する約１〜約１５重量％の、Ｃ₁₂ 〜Ｃ₂₂アルキルエトキシサルフェート界面活性剤と、 (c) Ｃ₈〜Ｃ₁₀アルキルサルフェート以外のアニオン性界面活性剤、非イオン性、双極イオン性、両性界面活性剤およびそれらの混合物から選択する、約０ .１〜約１０％の水溶性補助界面活性剤と、 (d) 必要に応じて、約０.０１〜約５重量％のカチオン性コンディショニングポリマーと、 (e) 水。ここで、短鎖アルキルサルフェートとアルキルエトキシ-サルフェートの比は、約１：３〜約３：１、より好ましくは約２：１〜約１：２の範囲にある。この発明のさらに別の態様によると、下記成分を含有する液体身体クレンジング組成物が提供される。 (a) 約１〜約１５重量％の、アルキル鎖に平均８〜１０個の炭素原子がある短鎖アルキルサルフェート界面活性剤およびそれらの混合物と、 (b) 下記一般式（II）を有する約０.１〜約２０重量％のアニオン性ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤と、（式中Ｒ₈はＣ₅〜Ｃ₃₁ハイドロカルビル、Ｒ₉はＣ₁〜Ｃ₈アルキルまたはヒドロキシアルキルおよびＺ₂はポリヒドロキシハイドロカルビル基である） (c) Ｃ₈〜Ｃ₁₀アルキルサルフェート類以外のアニオン性界面活性剤、その他の非イオン性、双極イオン性、両性界面活性剤およびそれらの混合物から選択する、約１〜約６０重量％の水溶性補助界面活性剤と、 (d) 水。特に好適な実施例において、この発明は、優れたスキンフィール特性を与え、泡立ちに優れ、すすぎ時の特性が優れ、自身が感じる乾きや肌のつっぱり感および専門的にグレード付けされた乾きが改善されている、泡立ち液体クレンジング組成物の形態をしている。さらに、この組成物には、優れた泡立ち、安定性、洗浄力およびコンディショニングに結びついた、皮膚保水値と表皮を介した水分のロス（ＴＥＷＬ）がある。この発明における濃度や比はすべて、特記しないかぎり、クレンジング組成物の重量によるものである。界面活性剤の鎖長も、特記しないかぎり、重量平均の鎖長をベースにしている。この発明の液体クレンジング組成物は、短鎖アルキルサルフェート類とその他のマイルドな界面活性剤およびポリマー性皮膚コンディショニング剤の組合せを基本にしている。推奨実施例には香料や化粧オイルも含まれている。この発明の組成物は必須成分として、短鎖アルキルサルフェート界面活性剤を含有する。ここで、「短鎖」は平均炭素鎖長がＣ₁₀以下であることを意味している。この発明の短鎖アルキルサルフェート界面活性剤は、肌に対するマイルドさとすすぎにおける効用と望ましい泡立ち特性を合わせもつことから、シャワーゲル組成物において利用価値のある成分である。この発明の組成物の成分として適切なアルキルサルフェート界面活性剤は、下記一般式（Ｉ）をもち；Ｒ-ＳＯ₃-Ｍ式中Ｒは直鎖または分岐鎖アルキル、好ましくは直鎖アルキルで、直鎖アルキルの炭素原子数は平均約８〜約１０個、好ましくは約１０個であり、さらにＭは、アルカリ金属やアンモニウムやその他の適切な１価カチオンおよびそれらの混合物から選択される。特定の炭素鎖長、たとえば、Ｃ₈の定義は平均値であり、かつ、その合成条件で決まる特定の比率の高低両炭素鎖長を含んでいる。このような物質の濃度は、プロセスの修正と出発物質の特性により達成できる。この発明の組成物では、Ｃ₁₀アルキルサルフェートが好適な界面活性剤であるが、短鎖アルキルサルフェートの混合物も使用できる。この組成物で特に好適なＣ10 アルキルサルフェート物質は、Ｃ₁₀を約８０重量％以上、好ましくは約９０重量％以上、より好ましくは約９５重量％以上、そして特に好適なのは約９９重量％以上含有するＣ₁₀アルキルサルフェート物質である。適切な短鎖アルキルサルフェート物質は商品名エンピコール（Ｅmpicol）ＬＣ３５とエンピコール０７５８Ｆとしてアルブライト・アンド・ウイルソン（Ａlbright and Ｗilson）から入手できる。ここで説明した組成物に存在する短鎖アルキルサルフェートの濃度は、約１〜約１０重量％、より好ましくは約２〜約５重量％である。この発明の組成物の必須成分としては、さらに、水溶性補助界面活性剤のマイルドな界面活性剤系がある。この発明による組成物の成分として適切なマイルドな界面活性剤は、一般に、炭素原子数約１２〜２２個の親油性鎖長をもち、アニオン性、非イオン性、双極イオン性、両性の各界面活性剤およびそれらの混合物から選択することができる。補助界面活性剤の総濃度は、好ましくは約３〜約４０重量％、より好ましくは約４〜約２０重量％、特に好適なのは約５〜約１５重量％である。この組成物は、アニオン性界面活性剤と双極イオン性および／または両性界面活性剤の混合物を含有するのが好ましい。個々の補助アニオン性、双極イオン性および両性界面活性剤の濃度は（存在すれば）、組成物の約１〜約１５重量％、特に好ましいのは約２〜約１３重量％の範囲であり、一方、非イオン性界面活性剤の濃度は（存在すれば）、約０.１〜約２０重量％、好ましくは約０.５〜約１６重量％、より好ましくは約１〜約１２重量％の範囲である。補助アニオン性界面活性剤対双極イオン性および／または両性界面活性剤の重量比は、約１：２〜約６：１である。この発明の範囲にあるその他の適切な組成物には、１種以上の非イオン性界面活性剤とともにアニオン性と双極イオン性および／または両性の各界面活性剤の混合物が含まれている。ここで好適に使用できるのは、エトキシ化動植物性油脂類およびそれらの混合物から選択され、ここでは時に「オイル誘導」と呼ばれるものである。この発明の組成物の成分として適した補助アニオン性界面活性剤は、一般に、マイルドな合成洗浄界面活性剤であると言うことができ、主な例を挙げると次のようなものがある。すなわち、エトキシアルキルサルフェート類、アルキルグリセリルエーテルスルフォネート類、メチルアシルタウレート類、脂肪アシルグリシネート類、Ｎ-アシルグルタメート類、アシルイセチオネート類、アルキルスルフォスクシネート類、アルキルエトキシスルフォスクシネート類、アルファスルフォン化脂肪酸類、それらの塩類および／またはそれらのエステル類、アルキルエトキシ-カルボキシレート類、アルキルリン酸エステル類、エトキシアルキル-リン酸エステル類、アルキルサルフェート類、アシル-サルコシネート類、脂肪酸/たんぱく質の縮合物、およびそれらの混合物である。これらの界面活性剤のアルキルおよび／またはアシルの鎖長は、Ｃ₁₂〜Ｃ₂₂、好ましくはＣ₁₂〜Ｃ₁₈ 、より好ましくはＣ₁₂〜Ｃ₁₄である。最適なマイルドさと泡立ち特性の観点からここで好適に使用できるのは、約１〜約１２モルの酸化エチレンと１モルの高級脂肪アルコールの反応生成物の硫酸エステル類の塩である。これらの塩類の好適な対イオンは、ナトリウムとマグネシウムである。特に好適なのは、ラウレス-２硫酸ナトリウム、ラウレス-３硫酸ナトリウム、ラウレス-3,6 硫酸マグネシウム-ナトリウム、などの約１〜６モル、好ましくは２〜４モルの酸化エチレンを含有するアルキルサルフェート類である。特に好適なのは、ラウレス-３硫酸ナトリウムである。推奨実施例では、アニオン性界面活性剤は、約５０重量％以上、特別な場合は約７５重量％以上のエトキシ-アルキルサルフェートを含有している。通常のナトリウムを触媒とするエトキシ化と続いて行う硫酸化によって得られた広範囲のエトキシアルキルサルフェート類のほかに、狭い範囲のエトキシレート（ＮＲＥs）から得られたエトキシアルキルサルフェート類が、特に、この組成物で適切に使用できる。狭い範囲のエトキシアルキルサルフェート類は、皮膚に対するマイルドさと泡立ち特性を改善する上で、この発明の組成物において特に利用価値がある。ここで適切に使用できる狭い範囲のエトキシアルキル-サルフェート類は、ＮＲＥラウレス-3 硫酸ナトリウムのような、平均約１〜約６モル、好ましくは約２〜約４モル、特に好ましいのは約３モルの酸化エチレンを含有するサルフェート化アルキルエトキシレートから選択する。ここで適切に使用できるＮＲＥ物質には、１５〜約３０％のＥＯ_n、約１０〜約２０％のＥＯ_n+1と約１０〜約２０％のＥＯ_n-1の範囲の所望の割合の酸化エチレン（ＥＯ_n）が含まれている。非常に好適なＮＲＥ物質には、６モル以上の酸化エチレンを有する約５重量％未満のエトキシアルキルサルフェート類と約５重量％未満の非エトキシアルキルサルフェートが含まれている。この発明の組成物は、約０.１〜約２０重量％、より好ましくは約０.１〜約１０重量％、特に好ましくは約１〜約８重量％の濃度で補助水溶性非イオン性界面活性剤を含有することができる。この種の界面活性剤には、Ｃ₁₂〜Ｃ₁₄脂肪酸モノ-およびジ-エタノールアミド類、スクロース-ポリエステル界面活性剤および下記一般式（II）のポリヒドロキシ脂肪酸アミド系界面活性剤がある。化学式（IX）による好適なＮ-アルキルとＮ-アルコキシまたはＮ-アリール（a ryl）オキシの各ポリヒドロキシ脂肪酸アミド系界面活性剤には、Ｒ₈が、直鎖および分岐鎖アルキルおよびアルケニルまたはそれらの混合物を含むＣ₅〜Ｃ₃₁ハイドロカルビル、好ましくはＣ₅〜Ｃ₃₁ハイドロカルビルであり、Ｒ₉が通常Ｃ₁ 〜Ｃ₈アルキルまたはヒドロキシアルキル、好ましくはメチル、または化学式-Ｒ¹ -Ｏ-Ｒ²の群である化合物がある。式中Ｒ¹は直鎖、分岐鎖および環状（arylを含む）を含むＣ₂〜Ｃ₈ハイドロカルビル、好ましくはＣ₂〜Ｃ₄アルキレンであり、Ｒ²はアリール（aryl）とオキシハイドロカルビルを含むＣ₁〜Ｃ₈ 直鎖、分岐鎖および環状ハイドロカルビルであり、好ましくはＣ₁〜Ｃ₄アルキル、特にメチルまたはフェニルである。Ｚ₂は鎖に２個以上のヒドロキシル（グリセルアルデヒドの場合）または少なくとも３個以上のヒドロキシル（その他の還元糖の場合）またはそれらのアルコキシ誘導体（好ましくはエトキシまたはプロポキシ）が直接接続した直鎖ハイドロカルビルを有するポリヒドロキシ-ハイドロカルビル基である。Ｚ₂は還元アミノ化反応で還元糖から導かれるのが好ましく、最も好ましいのはグリシティル（glycityl）基である。適当な還元剤には、グルコース、フラクトース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マンノースおよびキシロース並びにグリセルアルデヒドがある。原料としては、デキストロース濃度の高いコーンシロップ、フラクトース濃度の高いコーンシロップ、およびマルトース濃度の高いコーンシロップが利用でき、他に上に挙げた個々の糖も利用できる。これらのコーンシロップからはＺ₂の糖成分の混合物が得られる。以上の説明は、当然のことではあるが、決して他の適当な原料を排除することを意図したものではない。Ｚ₂は-ＣＨ₂（ＣＨＯＨ）_n-ＣＨ₂ＯＨ、-ＣＨ（ＣＨ₂ ＯＨ）-（ＣＨＯＨ）_n-1-ＣＨ₂ＯＨ、-ＣＨ₂-（ＣＨＯＨ）₂（ＣＨＯＲ'）（ＣＨＯＨ）-ＣＨ₂ＯＨからなる群から選択するのが好ましい。式中ｎは１〜５の整数であり、Ｒ’はＨもしくは環状の単糖類または多糖類およびそれらのアルコキシ誘導体である。最も好ましいのは、ｎが４のグリシティル類、すなわち、- ＣＨ₂（ＣＨＯＨ）₄-ＣＨ₂ＯＨである。最も好適なポリヒドロキシ脂肪酸アミドの化学式は、Ｒ₈（ＣＯ）Ｎ（ＣＨ₃）ＣＨ₂（ＣＨＯＨ）_4-ＣＨ₂ＯＨで、Ｒ₈はＣ₆〜Ｃ₁₉直鎖アルキルまたはアルケニル基である。上記式の化合物において、Ｒ₈-ＣＯ-Ｎ＜には、たとえば、ココアミド、ステアラミド、オレアミド、ラウラミド、ミリスタミド、カプリカミド、パルミタミド、タロウアミド等がある。上記式（II）の化合物をつくる好適な方法は、低級（Ｃ₁〜Ｃ₄）アルコールがほとんどない溶媒中でＮ-置換ポリヒドロキシアミンと脂肪酸トリグリセリドを反応させる方法であるが、アルコキシ-アルコールまたはＮＥＯＤＯＬのようなアルコキシ-アルキルフェノールとアルコキシド触媒を用いて約５０〜約１４０ ℃の温度にて、高収率（９０-９８％）で所望の生成物を得る方法が好ましい。所望のポリヒドロキシ脂肪酸アミドをつくる適切なプロセスは、米国特許第 5,1 94,639 号と米国特許第 5,380,891 号に記載されている。この発明で適切に使用できる組成物には、水溶性補助両性界面活性剤も含まれている。この発明の組成物において適切に使用できる両性界面活性剤には、 (a) 化学式（III）のイミダゾリニウム界面活性剤、（式中Ｒ₁はＣ₇〜Ｃ₂₂アルキルまたはアルケニルであり、Ｒ₂は水素またはＣＨ₂Ｚであり、各Ｚは独立にＣＯ₂ＭまたはＣＨ₂ＣＯ₂Ｍであり、およびＭはＨ、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたはアルカノールアンモニウムである）および／または化学式（IV）のアンモニウム誘導体であり、（式中Ｒ₁とＲ₂およびＺは上で定義されているとおりである） (b) 化学式（V）のアミノアルカノエート類、Ｒ₁ＮＨ（ＣＨ₂）_nＣＯ₂Ｍ化学式（VI）のイミノジアルカノエート類、Ｒ₁Ｎ［（ＣＨ₂）_mＣＯ₂Ｍ］₂ および化学式（VII）のイミノポリアルカノエート類と、（式中ｎ、ｍ、ｐとｑは１〜４の数であり、Ｒ₁とＭは上で明記した群から独立に選択する） (c) それらの混合物、が含まれている。タイプ(a)の適当な両性界面活性剤は、商品名ミラノール（Ｍiranol）とエンピゲン（Ｅmpigen）で市販されており、複雑な化学種の混合物であると考えられている。伝統的に、ミラノールは一般式IIIを有すると記載されている。ただし、ＣＴＦＡ化粧品成分辞典（Ｃosmetic Ｉngredient Ｄictionary）、第３版では非環状構造IVが記載されているが、第４版ではＲ₂がＮではなくＯに結合している別の構造異性体が記載されている。実際には、環状並びに非環状の両化学種の複雑な混合物として存在しており、ここでは、完全を期するために両定義に触れた。しかし、ここで好適に使用できるのは、非環状の化学種である。タイプ(a)の適当な両性界面活性剤の例には、化学式IIIおよび／またはIVの化合物があり、式中Ｒ₁はＣ₈Ｈ₁₇（特に、イソカプリル）、Ｃ₉Ｈ₁₉とＣ₁₁Ｈ₂₃アルキルである。特に好ましい化合物は、式中Ｒ₁がＣ₉Ｈ₁₉、ＺがＣＯ₂Ｍ、Ｒ₂がＨである化合物、Ｒ₁がＣ₁₁Ｈ₂₃、ＺがＣＯ₂Ｍ、Ｒ₂がＣＨ₂ＣＯ₂Ｍである化合物、およびＲ₁がＣ₁₁Ｈ₂₃、ＺがＣＯ₂Ｍ、Ｒ₂がＨである化合物である。ＣＦＴＡの命名法では、この発明で好適に使用できる物質には、ココアンフォ（cocoampho）カルボキシプロピオネート、ココアンフォカルボキシプロピオン酸、および特にココアンフォアセテートとココアンフォジアセテート（ココアンフォカルボキシグリシネートとも呼ばれる）がある。特殊な商業製品には、アンフォラック（Ａmpholak）７ＴＸ（カルボキシメチルタロウプロピルアミンナトリウム）、エンピゲンＣＤＬ６０とＣＤＲ６０（アルブライト・アンド・ウイルソン）、ミラノールＨ２ＭＣonc.、ミラノールＣ２ＭＣonc.Ｎ.Ｐ.、ミラノールＣ２ＭＣonc.Ｏ.Ｐ.、ミラノールＣ２ＭＳＦ、ミラノールＣＭスペシャル（ローヌ、プーラン）、アルカテリック（Ａlkateric）２ＣＩＢ（アルカリル（Ａlkaril）ケミカルズ）、アンフォタージュ（Ａmphoterge）Ｗ-２（ロンザ社）、モナテリック（Ｍonateric）ＣＤＸ-３８、モナテリックＣＳＨ-３２（モナ、インダストシーズ）、レウォテリック（Ｒewoteric）ＡＭ-２Ｃ（レウォ（Ｒewo）ケミカル、グループ）、およびシェルコティック（Ｓchercotic）ＭＳ-２（シェール（Ｓcher）ケミカルズ）の商品名で販売されているものがある。この型の商業的に利用できる多数の界面活性剤が、たとえば、水酸化物対イオンもしくはアニオン性サルフェートまたはスルフォネート界面活性剤、特にサルフェート化されたＣ₈〜Ｃ₁₈アルコール、Ｃ₈〜Ｃ1₈エトキシアルコールまたはＣ₈ 〜Ｃ₁₈アシルグリセリドとの電気的に中性のコンプレックスとして製造、販売されている。しかし、マイルドさと製品安定性の観点から好ましいのは、（非エトキシ）サルフェート化アルコールが全く存在しない組成物である。両性界面活性剤の濃度と重量比は、この発明では、コンプレックスを形成していない形の界面活性剤に基づくものであり、アニオン性界面活性剤の対イオンはアニオン性界面活性剤成分の全含有量の一部と見なされていることにも留意する必要がある。タイプ(b)の適当な両性界面活性剤の例には、商品名アンフォラックＸ０７とアンフォラック７ＣＸとしてベロール、ノーベル（Ｂerol Ｎobel）から販売されているＮ-アルキルポリトリメチレンポリカルボキシメチルアミン類や塩類、特に、Ｎ-ラウリル-ベータ-アミノプロピオン酸とＮ-ラウリル-イミノ-ジプロピオン酸のトリエタノールアミン塩類やその他の塩類がある。この種の物質は、商品名デリファット（Ｄeri-phat）（ヘンケル社）やミラテーヌ（Ｍirataine）（ローヌプーラン）にて販売されている。この発明の組成物は、約０.１〜約２０％、より好ましくは約０.１〜約１０重量％、そして特に好適には約１〜約８％の双極イオン性界面活性剤も含有することができる。この発明の組成物の成分として適切なベタイン界面活性剤には、化学式Ｒ₅Ｒ₆ Ｒ₇Ｎ⁺（ＣＨ₂）_nＭ（VIII）のアルキルベタイン類と化学式（IX）のアミドベタイン類があり、式中Ｒ₅はＣ₁₁〜Ｃ₂₂アルキルまたはアルケニルであり、Ｒ₆とＲ₇は独立したＣ₁ 〜Ｃ₃アルキルであり、ＭはＨ、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたはアルカノールアンモニウムであり、ｍとｎは１〜４の数である。好適なベタイン類には、ココアミドプロピルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルアミドプロピルジメチルカルボキシメチルベタインおよびテゴ（Ｔego）ベタイン（ＲＴＭ）がある。この発明の組成物の成分として適切な水溶性補助サルテイン界面活性剤には、化学式（Ｘ）のアルキルサルテイン類があり、式中Ｒ₁はＣ₇〜Ｃ₂₂アルキルまたはアルケニルであり、Ｒ₂とＲ₃は独立したＣ₁ 〜Ｃ₃アルキルであり、ＭはＨ、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたはアルカノールアンモニウムであり、ｍとｎは１〜４の数である。ここで好適に使用できるのは、ココアミドプロピルヒドロキシサルテインである。この発明の組成物の成分として適切な水溶性補助アミンオキサイド界面活性剤には、アルキルアミンオキサイドＲ₅Ｒ₆Ｒ₇ＮＯと化学式（XI）のアミドアミン- オキサイド類があり、式中Ｒ₅はＣ₁₁〜Ｃ₂₂アルキルまたはアルケニルであり、Ｒ₆とＲ₇は独立したＣ₁ 〜Ｃ₃アルキルであり、ＭはＨ、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたはアルカノールアンモニウムであり、ｍは１〜４の数である。好適なアミンオキサイド類には、ココアミドプロピルアミンオキサイド、ラウリルジメチルアミンオキサイドおよびミリスチルジメチルアミンオキサイドがある。この発明の組成物の成分として、皮膚コンディショニング、カチオン性ポリマーも添加することができる。このカチオン性ポリマーは、スキン-フィール特性を備え、さらに、疎水性変性セルローズエーテル基が存在するとレオロジー特性と塗布特性が改善されることから、この発明の組成物において利用価値がある。このポリマー性皮膚コンディショニング剤の濃度は、約０.０１〜約５重量％が好適で、より好適には約０.０１〜約３重量％、さらに特に好適には約０.０１〜約２％である。適切なポリマーは高分子量ポリマー（たとえば、光散乱法により測定した質量平均分子量が約2,000〜約5,000,000、好ましくは約5,000〜約3,000,000、より好ましくは約100,000〜約1,000,000 である）である。代表的ポリマーには、カチオン性の多糖類、アクリル酸および／またはメタクリル酸から導かれたカチオン性のホモポリマーとコポリマー、カチオン性セルローズ樹脂、ジメチルジアリル（allyl）アンモニウム-クロライドとアクリルアミドおよび／またはアクリル酸のカチオン性コポリマー、ジメチルジアリル（ally l）アンモニウム-クロライドのカチオン性ホモポリマー、カチオン性ポリアルキレンとエトキシポリアルキレンの両イミン類、４級シリコーン類、およびそれらの混合物がある。ここで適切に使用できるカチオン性ポリマーの例を挙げると、ジャガー（Ｊa- guar）Ｃ-１４-Ｓ（ＲＴＭ）、ジャガーＣ-１７（ＲＴＭ）およびジャガーＣ- １６（ＲＴＭ）の商品名で商業的に利用できるヒドロキシプロピル-トリメチルアンモニウムグアルゴム（０.１１〜０.２２の d.s.）などのカチオン性グアルゴムがあり、このカチオン性ポリマーには上で明記したカチオン性基のほかにヒドロキシプロピル置換基（０.８〜１.１の d.s.）がある。もう一つの例は、ユーカー（Ｕcare）ポリマーＪＲ-３０Ｍ、ＪＲ-４００、カタナル（Ｃatanal）（ＲＴＭ）およびセルケート（Ｃelquat）という商品名で商業的に利用できる４級セルローズ-エーテル類である。さらに、例を挙げると、商品名メルケート（Ｍerquat）１００で商業的に利用できるジメチルジアリル（allyl）アンモニウム-クロライドのホモポリマー、商品名メルケート５５０およびメルケートＳで商業的に利用できるジメチルアミノエチル-メタクリレートとアクリルアミドのコポリマー、ジメチルジアリル（allyl）アンモニウム-クロライドとアクリルアミドのコポリマー、商品名メルケート３３００で商業的に利用できるアクリル酸/ジメチルジアリル（allyl）アンモニウムクロライド/アクリルアミドのコポリマー、商品名ガフケート（Ｇafquat）で商業的に利用できるアミノアルコールの４級ビニルピロリドン-アクリレートまたはメタクリレート、コポリマー、たとえば、ポリクォーターニウム（Ｐolyquaternium）１１、２３および２８（ビニルピロリドンとジメチルアミノエチル-メタクリレートの４級コポリマー、すなわち、ガフケート７５５ＮとＨＳ-１００）、商品名ルビケート（Ｌuviquat ）で入手できるビニルピロリドン/ビニルイミダゾリウム-メトクロライドのコポリマー、ポリクォーターニウム２、およびポリエチレンイミンやエトキシ-ポリエチレンイミンなどのポリアルキレンイミン類がある。この発明の組成物は、約０.１〜約２０重量％、好ましくは約１〜約１５重量％、より好ましくは約２〜約１０重量％のオイル誘導補助非イオン性界面活性剤およびオイル誘導補助非イオン性界面活性剤の混合物を含有することもできる。オイル誘導補助非イオン性界面活性剤は、使用時と使用後のスキンフィールの効用があり、この発明による組成物において利用価値がある。ここで適切に使用できるオイル誘導補助非イオン性界面活性剤には、ポリエチレングリコール鎖が挿入されたトリグリセリド類などの水溶性植物および動物誘導皮膚軟化剤、エトキシ-モノ-およびジ-グリセリド類およびエトキシバター誘導体がある。ここで好適に使用できる一種のオイル誘導補助非イオン性界面活性剤は、次のような一般式（XII）をもっており、式中ｎは約５〜約２００、好ましくは約２０〜約１００、より好ましくは約３０〜約８５であり、Ｒは脂肪族基でその平均炭素原子数が約５〜約２０個、好ましくは約９〜約１８個である。この種の適切なエトキシ化されたオイル類と脂肪類には、グリセリルココエート、グリセリルカプロエート、グリセリルカプリレート、グリセリルタロウエート、グリセリルパルメート、グリセリルステアレート、グリセリルラウレート、グリセリルオレエート、グリセリルリシノレートのポリエチレングリコール誘導体、およびやし油、アーモンド油、とうもろこし油、などのトリグリセリド類から誘導されたグリセリル脂肪エステル類があり、グリセリルタロウエートとグリセリル-ココエートが好ましい。この種の適切なオイル誘導補助非イオン性界面活性剤は、クロボル（Ｃrovol ）ＥＰ４０（ＰＥＧ２０メマツヨイグサグリセリド）、クロボルＥＰ７０（ＰＥＧ６０メマツヨイグサグリセリド）、クロボルＡ-４０（ＰＥＧ２０アーモンドグリセリド）、クロボルＡ-７０（ＰＥＧ６０アーモンドグリセリド）、クロボルＭ-４０（ＰＥＧ２０とうもろこしグリセリド）、クロボルＭ-７０（ＰＥＧ６０とうもろこしグリセリド）、クロボルＰＫ-４０（ＰＥＧ１２やし仁グリセリド）、およびクロボルＰＫ-７０（ＰＥＧ４５やし仁グリセリド）、などのクロボルシリーズ、およびソラン（Ｓolan）Ｅ、Ｅ５０およびＸポリエトキシ-ラノリン、などのソラン-シリーズとしてクローダ（Ｃroda）社（アメリカ、ニューヨーク）から入手できる。また、アケロース（Ａqualose）Ｌ-２０（ＰＥＧ２４ラノリン-アルコール）やアケロースＷ１５（ＰＥＧ１５ラノリン-アルコール）がウエストブルック（Ｗestbrook）ラノリンから入手できる。この種の界面活性剤として適切なものは、さらに、バロニック（Ｖaronic）ＬＩシリーズの界面活性剤としてシェレックス（Ｓherex）ケミカル社（オハイオ州ダブリン）から、およびレウォダーム（Ｒewoderm）シリーズの界面活性剤としてレウォ（Ｒewo）から、それぞれ、商業的に入手できる。これらの界面活性剤には、たとえば、バロニックＬＩ４８（ポリエチレン-グリコール（ｎ＝８０） -グリセリル-タロウエート、代わりにＰＥＧ８０グリセリル-タロウエートと呼ばれることもある）、バロニックＬＩ２（ＰＥＧ２８グリセリル-タロウエート）、バロニックＬＩ４２０（ＰＥＧ２００グリセリル-タロウエート）、およびバロニックＬＩ６３と６７（ＰＥＧ３０と８０グリセリル-タロウエート）、そしてレウォダームＬＩ５-２０（ＰＥＧ-２００パルミテート）、レウォダームＬＩＳ８０（ＰＥＧ-７グリセリル-ココエート添加ＰＥＧ-２００パルミテート）、レウォダームＬＩＳ７５（ＰＥＧ-７グリセリル-ココエート添加ＰＥＧ-２００タロウエート）、およびそれらの混合物がある。使用に適した他の水溶性植物系皮膚軟化剤には、とうもろこし油、アボカド油、ババスヤシ油のＰＥＧ誘導体並びにソフティゲン（Ｓoftigen）７６７（ＰＥＧ-６カプリリック/カプリック-グリセリド類）がある。シアバターノキ（Ｂutyrospermum Ｋarkii Ｋotschy）の果実から抽出された複合植物脂肪から得られた補助的非イオン性界面活性剤とその誘導体もこの発明で適切に使用できる。シアバターとして知られているこの植物脂肪は、石鹸の製造や保護クリームなど種々の用途に中央アフリカで広く利用されており、セデルマ（Ｓederma）（78610 Ｌe Ｐerray Ｅn Ｙvelines，フランス）により販売されている。カールシャム（Ｋarlshamn）ケミカル社（オハイオ州コランバス）からリペックス（Ｌipex）１０２Ｅ-７５（シアバターのエトキシ-モノ-，ジ-グリセリド類）などのリペックス-シリーズの製品として、および前述のクローダ社からクロボルＳＢ-７０（シアバターのエトキシ-モノ-，ジ-グリセリド類）などのクロボル-シリーズの製品として入手できるシアバターのエトキシ誘導体も特に好適である。同様に、マンゴ、ココア、イリップの各バターのエトキシ誘導体は、この発明の組成物の成分として利用できる。これらはエトキシ非イオン性界面活性剤として分類されているが、一部は非エトキシ植物油または脂肪として残っていると考えられている。その他の適切なオイル誘導非イオン性界面活性剤には、アーモンド油、ピーナッツ油、米糠油、小麦麦芽油、あまに油、ホホバ油、あんず種油、くるみ油、やしの実油、ピスタチオ実油、ゴマ油、菜種油、カデ油、トウモロコシ油、桃実油、ケシの実油、松根油、ひまし油、大豆油、アボカド油、ベニバナ油、ココナッツ油、ヘーゼルナッツ油、オリーブ油、ふどう種油、およびヒマワリ油のエトキシ誘導体がある。マイルドさとスキンフィール特性を最適にする観点から、ここで好適に使用できるオイル誘導非イオン性界面活性剤には、リペックス１０２-３（ＲＴＭ）（シアバターのＰＥＧ３エトキシ誘導体）とソフティゲン７６７（ＲＴＭ）（ＰＥＧ-６カプリリック/カプリック-グリセリド類）がある。この発明の組成物は、スキンケア有効成分として親油性乳化剤も含むことができる。適切な親油性スキンケア有効成分には、琥珀酸化モノグリセリド、クエン酸モノステアリル、モノステアリン酸グリセリル、酒石酸ジアセチルおよびそれらの混合物などのモノグリセリドと混合したジアシッド（di-acid）がある。この発明の組成物は、不溶性香料、化粧オイル、ワックスまたはそれらの混合物を、約１０重量％まで、好ましくは約３重量％までの濃度で含むこともできる。これらのオイルやワックスは、温度２５℃で製品基材に溶けないという意味で不溶性である。この種のオイルやワックスを添加すると、この発明の組成物に皮膚軟化性、マイルドさおよびすすぎ特性を付与することができる。しかし、この発明の特徴は、優れた皮膚軟化性、マイルドさ並びに望ましい物理特性（清澄、等）を備えた組成物を、本質的にオイルフリー、すなわち、添加油相の含有量が約１重量％未満、好ましくは０.５重量％未満にて提供できることにある。この種の好適な組成物は、物理的には、光学的に透明な溶液またはミクロエマルジョンの形をしている。添加香料または化粧オイルもしくはワックスを含有する組成物では、オイル誘導非イオン性界面活性剤と添加オイルの重量比は、少なくとも約１：２が好適であり、少なくとも約３：１であれば特に好適である。ここで適切に使用できる不溶性化粧オイルとワックスは、非揮発性ポリアルキルとポリアリール（aryl）シロキサンゴムと流体を含む水不溶性シリコーン類、揮発性環状および線状ポリアルキル-シロキサン類、ポリアルコキシ-シリコーン類、アミノおよび４級アンモニウム変性シリコーン類、硬質架橋および強化シリコーン類とそれらの混合物、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチルやリシノレイン酸セチルなどのＣ₈〜Ｃ₃₀脂肪酸のＣ₁〜Ｃ₂₄エステル類、安息香酸のＣ₈〜Ｃ₃₀エステル類、蜜ろう、ベヘニル-アルコールなどの飽和および不飽和脂肪アルコール類、鉱油、ワセリンとスクアレン、ポリブテンなどの炭化水素類、脂肪ソルビタンエステル類（1976年10月26日に発行された、Ｓeidenの米国特許第 3,988,255 号を参照）、ラノリンおよびオイル状ラノリン誘導体、アーモンド油、ピーナッツ油、小麦麦芽油、米糠油、あまに油、ホホバ油、あんず種油、くるみ油、やしの実油、ピスタチオ実油、ゴマ油、菜種油、カデ油、トウモロコシ油、桃実油、ケシの実油、松根油、ひまし油、大豆油、アボカド油、ベニバナ油、ココナッツ油、ヘーゼルナッツ油、オリーブ油、ふどう種油、およびヒマワリ油、等の動物性と植物性トリグリセリド類、ダイマー酸ジイソプロピル、りんご酸ジイソステアリル、ダイマー酸ジイソステアリル、トリマー酸トリイソステアリルなどのダイマー酸やトリマー酸のＣ₁〜Ｃ₂₄エステル類がある。非イオン性水溶性セルローズエーテル類は、この発明の組成物において肌に潤いを与える添加剤として使用できる。広く使用されている、商業的に利用できる非イオン性セルローズエーテル類には、メチルセルローズ、ヒドロキシプロピルメチルセルローズ、ヒドロキシエチルセルローズ、ヒドロキシプロピルセルローズおよびエチルヒドロキシエチルセルローズがある。肌に潤いをあたえる助剤として特に好適に使用できるのは、疎水性に変性されたヒドロキシエチルセルローズである。ここで適切に使用できる市販されている製品の一つは、疎水性に変性されたヒドロキシエチルセルローズであるナトロソール-プラスグレード（ＮＡＴＲＯＳＯＬＰＬＵＳＧrade）３３０ＣＳ（ＲＴＭ）がある。これはデラウエア州ウイルミントンのアケロン（Ａqualon）社から入手できる。この変性ヒドロキシエチルセルローズには、０.４〜０.８重量％のＣ₁₆アルキル置換基が含まれている。この物質のヒドロキシエチル置換モル比は、３.０から３.７である。変性前のこの水溶性セルローズの平均分子量は、約300,000 である。このタイプの製品はもう一つ、商品名ナトロソール-プラスＣＳグレードＤ-６７（ＲＴＭ）として上記アケロン社から販売されている。この変性ヒドロキシエチルセルローズには、０.５０〜０.９５重量％のＣ₁₆アルキル置換基が含まれている。この物質のヒドロキシエチル置換モル比は、２.３から３.７である。変性前のこの水溶性セルローズの平均分子量は、約700,000 である。この組成物は、非イオン性またはアニオン性のポリマー性増粘成分、特に分子量が約20,000 より大きい、水溶性ポリマー材料を含有することができる。「水溶性ポリマー」とは、その材料が濃度１％、２５℃でほぼ透明な水溶液を形成し、水の粘度を上げることを意味する。この組成物で追加の増粘成分として使用することが望まれる水溶性ポリマーの例としては、ヒドロキシエチルセルローズ、ヒドロキシプロピルセルローズ、ヒドロキシプロピルメチルセルローズ、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンＫ-１２０、たとえばＤ＆Ｏケミカルズから入手できるデキストラン精製粗製グレード２Ｐなどのデキストラン類、カルボキシメチルセルローズ、アカシア、ガッティ（ghatti）およびトラガカントなどの植物滲出物、アルギン酸ナトリウム、プロピレングリコールアルギネート、ナトリウムカラギーナンなどの海草抽出物がある。この組成物の追加増粘剤として好適なものは、天然多糖類である。このような物質の例には、グアルゴム、イナゴマメゴムおよびキサンタンゴムがある。分子量が約700,000 以上のヒドロキシエチルセルローズも好適である。別のポリマー増粘剤には、商品名カーボポール（Ｃarbopol）樹脂としてＢＦグッドリッチ社から市販されている、アクリル酸/アクリル酸エチルのコポリマーやカルボキシビニル-ポリマーがある。本質的には、これらの樹脂は、たとえば、ポリアリル（allyl）スクロースやポリアリル（allyl）ペンタエリスリトールなど、０.７５〜２.００％の架橋剤により架橋されたアクリル酸のコロイド状の水溶性ポリアルケニルポリエーテル架橋ポリマーからなる。例としては、カーボポール９３４，カーボポール９４０、カーボポール９５０、カーボポール９８０、カーボポール９５１およびカーボポール９８１がある。カーボポール９３４は、各スクロース分子について平均約５.８のアリル（allyl）基がある、約１％のスクロースのポリアリル（allyl）エーテルを用いて架橋したアクリル酸の水溶性ポリマーである。ここで適切に使用できるものとしては、商品名カーボポール１３８２、カーボポール１３４２およびペムレン（Ｐemulen）ＴＲ１（ＣＦＴＡ名称：アクリレート類/１０-３０アルキルアクリレート-クロスポリマー）として入手できる疎水性に変性された両親媒性のアクリル酸の架橋ポリマーがある。ポリマー性増粘剤が、この発明の組成物に存在する場合、その濃度は０.３〜５.０重量％であり、好ましくは０.４〜３.０重量％である。ここで適切に使用できる追加増粘剤には、約１６〜約２２個の炭素原子と７個までのエチレンオキシユニットを有する脂肪酸のエチレングリコールまたはポリエチレングリコールエステル類、好ましくはエチレングリコールステアレート類（モノステアレートでもジステアレートでもよいが、ジステアレートはモノステアレートの含有量は約７％未満が好ましい）がある。追加増粘剤としては、さらに、ステアリックモノエタノールアミド、ステアリックジエタノールアミドおよびステアリックモノイソプロパノールアミドなどの炭素原子を約１６〜約２２個、好ましくは約１６〜約１８個有する脂肪酸のアルカノールアミド類、ステアリルジメチルアミンオキサイドなどのアルキル（Ｃ₁₆〜Ｃ₂₂）ジメチル-アミンオキサイド類および硫酸マグネシウムや塩化ナトリウム塩などの電解質もある。この発明の組成物に増粘剤として適切に使用できるものには、Ｃ₁₂〜₂₂の脂肪アルコールまたは脂肪酸もある。適切な脂肪酸および脂肪アルコール増粘剤には、アルブライト・アンド・ウイルソンから入手できるラウレックス（Ｌaurex）ＮＣ（Ｃ₁₂〜Ｃ₁₄脂肪アルコール）とＵnichema から入手できるプライアック（Ｐri ac）７９０８（やし仁脂肪酸）がある。最終組成物の粘度（ブルックフィールド（Ｂrookfield）ＲＶＴＤＣＰ、１r pm、Ｃone ＣＰ４１またはＣＰ５２付き、２５℃、混ぜものなし）は、好ましくは少なくとも約500 cps、より好ましくは約1,000〜約50,000 cps、特に好適なのは約4,000〜約30,000 cps、より特別に好適なのは約4,000〜約15,000 cps である。クレンジング組成物には、必要に応じて、クレンジング組成物基材に可溶であるその他の毛髪または皮膚モイスチャライザーを添加できる。モイスチャライザーの好適な濃度は、約０.５〜２０重量％である。推奨実施例では、モイスチャライザーは皮膚の角質層に存在する必須アミノ酸化合物と非吸蔵性の水溶性ノンポリオールおよびそれらの混合物から選択できる。より好適な非吸蔵性モイスチャライザーの例には、ポリブテン、スクアレン、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、Ｌ-プロリン、グアニジン、ピロリドン、加水分解たんぱく質と他のコラーゲン誘導たんぱく質、アロエ-ベラゲル、アセタミドＭＥＡとラクタミドＭＥＡおよびそれらの混合物がある。この発明の組成物は、乳白剤または真珠光沢付与剤を含むことができる。この種の添加剤の濃度は、約０.０１〜約５.０重量％、好ましくは約０.２〜約１.３重量％である。この組成物において適切な乳白剤には、商品名ライトロン（Ｌyt ron）６２１＆６３１（ＲＴＭ）としてモートン、インターナショナルから入手できるポリスチレン、ディスパージョンがある。この発明の組成物の成分として適切な追加の乳白剤/真珠光沢付与剤には、二酸化チタン、ユーパーラン（ＥＵＰＥＲＬＡＮ）８１０（ＲＴＭ）、テゴ-パール（ＴＥＧＯ-ＰＥＡＲＬ）（ＲＴＭ）、約１６〜約２２個の炭素原子と７個までのエチレンオキシユニットを有する脂肪酸のエチレングリコールまたはポリエチレングリコールエステル類などの長鎖（Ｃ₁₆〜Ｃ₂₂）アシル誘導体、ステアリックモノエタノールアミド、ステアリックジエタノールアミドおよびステアリックモノイソプロパノールアミドなどの炭素原子を約１６〜約２２個、好ましくは約１６〜約１８個有する脂肪酸のアルカノールアミド類、ステアリルジメチル- アミンオキサイドなどのアルキル（Ｃ₁₆〜Ｃ₂₂）ジメチルアミンオキサイド類がある。好適な組成物において、乳白剤/真珠光沢付与剤は結晶の形で存在する。非常に好適な組成物において乳白剤/真珠光沢付与剤は、約０.０５〜約０.４５ミクロン、好ましくは約０.１７〜約０.３ミクロンのサイズを有するポリスチレン微粒子ディスパージョンであり、レオロジー特性とシェア-スイニング（shear-thi nning）特性を最適にするという観点から、この種のディスパージョンは好適である。スチレンＰＶＰコポリマーとライトン６３１（ＲＴＭ）が非常に好適である。多数の随意追加物質を、各物質が約０.１〜約２重量％の濃度で、クレンジング組成物に添加することができる。この種の物質には、たんぱく質とポリペプチドおよびそれらの誘導体；ＤＭＤＭヒダントイン、ジャーモール（Ｇermall）１１５、ヒドロキシ安息香酸のメチル、エチル、プロピルおよびブチル、エステル類、ＥＤＴＡ、Ｅuxyl（ＲＴＭ）Ｋ４００などの水可溶化防腐剤；ベンジルアルコール、ソルビン酸カリウムおよびビスアバロールなどの天然防腐剤；安息香酸ナトリウムと 2-フェノキシエタノール；ヒアルロン酸、キチン、および米国特許第 4,076,663 号に記載されており、セラニーズ、スーパーアブソーベント（Ｓuperabsorbent）、マテリアルズ（バージニア州Ｐortsmith）から入手できるサンウェット（Ｓanwet）（ＲＴＭ）ＩＭ-1000，ＩＭ-1500，ＩＭ-2500 などの澱粉グラフトポリアクリル酸ナトリウム等の肌に潤いをあたえる添加剤；溶媒；オキセコ（Ｏxeco）（フェノキシ-イソプロパノール）などの抗菌剤；アンモニウムイオン源（たとえば、塩化アンモニウム）などの低温相変性剤；硫酸マグネシウムや他の電解質などの粘度調節剤；着色剤；ＴiＯ₂およびＴiＯ₂被覆雲母；香料および香料溶解剤；バルフォア（Ｖalfour）ＢＶ４００およびその誘導体などのゼオライト類；ポリカルボキシレート類、アミノポリカルボキシレート類、ポリフォスフェート類、アミノポリフォスフォネート類、ＥＤＴＡなどのＣa²⁺/ Ｍg²⁺金属イオン封鎖剤；クエン酸ナトリウムなどの水軟化剤がある。水もこの発明の組成物の約５〜約９７.９重量％、好ましくは約４０〜約８０重量％、より好ましくは約６５重量％以上の濃度で存在する。この組成物のpＨは好ましくは約４〜約１０、より好ましくは約６〜約９、特に好適なのは約５〜約７である。実施例以下、実施例によりこの発明について説明するが、この発明は下記例に限定されない。実施例において、濃度はすべて１００％有効成分に基づいており、略語の意味は次のとおりである：両性１ココアンフォジアセテート両性２ココアミドプロピルヒドロキシサルテインアニオン性１Ｃ10 アルキル硫酸ナトリウムアニオン性２ラウレス-3 硫酸ナトリウムアニオン性３ラウレススルフォこはく酸ナトリウム非イオン性ＰＥＧ-３シアバターＧＡ化学式IXのポリヒドロキシ脂肪酸アミド、式中Ｒ₈はＣ₁₁〜Ｃ₁₇アルキル、Ｒ₉はメチル、そしてＺ₂はＣＨ₂（ＣＨＯＨ）₄ＣＨ₂ＯＨである。ポリマー１ポリマーＪＲ-４００（ＲＴＭ）-ヒドロキシエチルセルローズをエピクロルヒドリンと反応させ、トリメチルアミンにより４級化した、分子量４×１０⁶ ポリマー２ガフケート７５５Ｎ真珠光沢付与剤エチレングリコール-ジステアレート/乳化剤混合物ソフティゲン767 ＰＥＧ（６）カプリリック/カプリックグリセリド類増粘剤１Ｃ12/14 脂肪族炭化水素アルコール増粘剤２ＰＥＧ-２００タロウエート実施例Ｉ〜XIII 以下は、シャワーゲルまたは入浴用泡製品のの形態をした身体クレンジング組成物で、この発明の代表例である：組成物Ｉ〜XIIの調製法は、まず、苛性ソーダまたは代わりの塩基混合物で中和および水和する前に、２５℃で、トリブレンダー（Ｔri-blender）（ＲＴＭ）中または長時間攪拌することにより水溶性またはコロイド状に水に溶けるポリマー性レオロジー変性剤を水に分散させる。実施例II、IVおよびVIでは、混合物を約５０℃まで加熱して分散効率を高める。次に可溶化剤を添加しさらに攪拌を続ける。ここで、界面活性剤とその他のスキンケア剤を、残りの水溶性、オイル不溶性成分とともに添加することができる。水不溶性成分を含有する組成物では、これらの油溶性成分から油相Ｂが形成され、この油相を常温でＡと混合する。次いで、ポリマー性ディスパージョンをこの常温混合物に添加し、最後に残りの水、防腐剤、乳白剤および香料を添加する。組成物の粘度（ブルックフィールド（Ｂrookfield）ＲＶＴＤＣＰ、１rpm、Ｃone ＣＰ４１またはＣＰ５２付き、２５℃、混ぜものなし）は、500〜50,000c ps、好ましくは1,000〜10,000 cps の範囲にある。この製品は、マイルドさ、肌のコンディショニング、肌に潤いを与える性質、良好な製品安定性、洗浄力、泡立ち、優れたすすぎ性を含めて使用時の優れた効用がある。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者フィップス，ニコラジャクリーンイギリス国サリー、ケイティ15、２ユーディ、グリーン、レーン、ワイヴァーン、プレイス 19 (72)発明者ホロウェイ，サラルイーズイギリス国サリー、ケイティ７、０アールエイ、ウォリック、ガーデンズ 26

Claims

【特許請求の範囲】１．(a) アルキル鎖に平均８から１０個までの炭素原子を有する、約１から約１５重量％までの短鎖アルキルサルフェート界面活性剤およびそれらの混合物、 (b) 下記一般式（II）を有する、約０.１から約２０重量％までの非イオン性ポリヒドロキシ脂肪アミド界面活性剤、（式中Ｒ₈がＣ₅〜Ｃ₃₁のハイドロカルビル、Ｒ₉がＣ₁〜Ｃ₈アルキルまたはハイドロアルキルそしてＺ₂はポリヒドロキシハイドロカルビル基である） (c) Ｃ₈〜Ｃ₁₀アルキルサルフェート類以外のアニオン性界面活性剤、その他の非イオン性、双極イオン性および両性の各界面活性剤およびそれらの混合物から選択された約１から約６０重量％までの水溶性補助界面活性剤、および (d) 水、を含む液体身体クレンジング組成物。２．前記短鎖アルキルサルフェートが、Ｃ₁₀アルキルサルフェートを約８０重量％以上、好ましくは９０重量％以上、より好ましくは９５重量％以上、そして特に好適には９９重量％以上含む請求の範囲第１項に記載の組成物。３．前記短鎖アルキルサルフェートが、約１から約１０重量％まで、好ましくは約２から約５重量％までの濃度で存在する請求の範囲第１項または第２項に記載の組成物。４．前記組成物の粘度（ブルックフィールド（Ｂrookfield）ＲＶＴＤＣＰ、１ rpm、Ｃone ＣＰ４１またはＣＰ５２付き、２５℃、混ぜものなし）が500から50 ,000 cps の範囲にある請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の組成物。５．前記非イオン性ポリヒドロキシ脂肪アミド界面活性剤が、約０.１から約１９重量％まで、好ましくは約１から約８重量％までの濃度で存在する請求の範囲第１項ないし第４項のいずれか１項に記載の組成物。６．前記非イオン性ポリヒドロキシ脂肪アミド界面活性剤の化学式がＲ₈（ＣＯ）Ｎ（ＣＨ₃）ＣＨ₂（ＣＨＯＨ）₄ＣＨ₂ＯＨであり、式中Ｒ₈はアルキルまたはアルケニル鎖に約１０から約２０個まで、好ましくは約１２から約１４個までの炭素原子を有する直鎖アルキルまたはアルケニル基である請求の範囲第１項ないし第５項のいずれか１項に記載の組成物。７．前記両性界面活性剤を、 (a) 化学式（III）のイミダゾリニウム誘導体、（式中Ｒ₁はＣ₇〜Ｃ₂₂アルキルまたはアルケニル、Ｒ₂は水素またはＣＨ₂Ｚ、各Ｚは独立にＣＯ₂ＭまたはＣＨ₂ＣＯ₂Ｍ、およびＭはＨ、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウムまたはアルカノールアンモニウムである）および／または化学式（IV）のアンモニウム誘導体、（式中Ｒ₁とＲ₂およびＺは上で定義されているとおりである） (b) 化学式（V）のアミノアルカノエート類、Ｒ₁ＮＨ（ＣＨ₂）_nＣＯ₂Ｍ化学式（VI）のイミノジアルカノエート類、Ｒ₁Ｎ［（ＣＨ₂）_mＣＯ₂Ｍ］₂ （式中ｎとｍは１〜４の数であり、Ｒ₁およびＭは上で明記した群から選択される）および化学式（VII）のイミノポリアルカノエート類、（式中ｎ、ｍ、ｐとｑは１〜４の数であり、Ｒ₁とＭは上で明記した群から独立に選択する）および (c) それらの混合物、から選択する請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１項に記載の組成物。８．前記両性界面活性剤を化学式（III）のイミダゾリニウム誘導体および／または化学式（IV）のアンモニウム誘導体から選択する請求の範囲第７項に記載の組成物。９．前記水溶性補助アニオン性界面活性剤を、エトキシアルキルサルフェート類、アルキルグリセリルエーテルスルフォネート類、メチルアシルタウレート類、脂肪アシルグリシネート類、アルキルエトキシカルボキシレート類、Ｎ-アシルグルタメート類、アシルイセチオネート類、アルキルスルフォスクシネート類、アルキルエトキシスルフォスクシネート類、アルファスルフォン化脂肪酸類、それらの塩類および／またはそれらのエステル類、アルキルフォスフェートエステル類、エトキシアルキルフォスフェートエステル類、アシルサルコシネート類、脂肪酸/たんぱく質の縮合物、およびそれらの混合物から選択する請求の範囲第１項ないし第８項のいずれか１項に記載の組成物。１０．前記補助アニオン性界面活性剤が、エトキシ-Ｃ₁₂〜Ｃ₂₂アルキルサルフェートを含む請求の範囲第１項ないし第９項のいずれか１項に記載の組成物。１１．前記双極イオン性界面活性剤を、アルキルベタイン、アミドベタイン、アルキルサルテインおよびそれらの混合物から選択する請求の範囲第１項ないし第１０項のいずれか１項に記載の組成物。１２．前記アニオン性、双極イオン性および両性の各界面活性剤成分の濃度が、約１から約１５重量％まで、好ましくは約２から約１３重量％までである、補助アニオン性界面活性剤と双極イオン性界面活性剤および／または両性界面活性剤の混合物を含有する請求の範囲第１項ないし第１１項のいずれか１項に記載の組成物。１３．補助アニオン性界面活性剤対双極イオン性および／または両性界面活性剤の重量比が約１：２から約６：１の範囲にある請求の範囲第１項ないし第１２項のいずれか１項に記載の組成物。１４．前記組成物が前記アニオン性、双極イオン性および両性の各界面活性剤を合わせて、約８から約３５重量％まで、好ましくは約１０から約３０重量％まで含有する請求の範囲第１項ないし第１３項のいずれか１項に記載の組成物。１５．化学式（XII）（式中ｎは約５から２００まで、好ましくは約２０から１００まで、より好ましくは約３０から８５までであり、そしてＲは脂肪族基であり、その平均炭素原子数は約５から２０個まで、好ましくは約９から２０個まで、より好ましくは約１１から１８個まで、最も好適には約１２から１６個までである）のエトキシ化された油脂類から選択された補助非イオン性界面活性剤を約０.１から約２０重量％まで含有する請求の範囲第１項ないし第１４項のいずれか１項に記載の組成物。１６．カチオン性スキンコンディショニング剤をさらに含む請求の範囲第１項ないし第１５項のいずれか１項に記載の組成物。１７．前記カチオン性ポリマー性スキンコンディショニング剤の重量平均分子量が、約2,000 から約5,000,000 までの範囲、好ましくは約5,000 から約3,000,00 0 までの間にある請求の範囲第１６項に記載の組成物。１８．前記カチオン性ポリマースキンコンディショニング剤を、カチオン性多糖類、アクリル酸および／またはメタクリル酸から導かれたカチオン性ホモポリマーとコポリマー、カチオン性セルローズ樹脂、ジメチルジアリル（allyl）アンモニウムクロライドとアクリル酸のカチオン性コポリマー、ジメチルジアリル（ allyl）アンモニウムクロライドのカチオン性ホモポリマー、カチオン性のポリアルキレンとエトキシポリアルキレンの両イミン類、４級シリコーン、およびそれらの混合物から選択する請求の範囲第１６項または第１７項に記載の組成物。１９．前記カチオン性コンディショニングポリマーが、約０.０５から約４重量％まで、好ましくは約０.１から約２重量％まで、そして特に好適には約０.５から約１.５重量％までの濃度で存在する請求の範囲第１６項ないし第１８項のいずれか１項に記載の組成物。２０．約２０重量％までの香料または化粧オイルをさらに含有する請求の範囲第１項ないし第１９項のいずれか１項に記載の組成物。２１．ピロリドンカルボン酸ナトリウム、Ｌ-プロリンおよびそれらの混合物から選択されたモイスチャライザーをさらに含有する請求の範囲第１項ないし第２０項のいずれか１項に記載の組成物。