JPH11505582A - エレクトロメカニカル式の燃料噴射装置のための可動子ガイドおよびその組立方法 - Google Patents
エレクトロメカニカル式の燃料噴射装置のための可動子ガイドおよびその組立方法Info
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Abstract
(57)【要約】
燃料噴射装置(10)における上側ガイド(12)と下側ガイド(48)とを製造しかつ整合させるための低コストの方法は、製造コストを軽減し、また耐久性を改善する。この方法では、整合工具(52)を使用して、両ガイド部材が燃料噴射装置の弁体部材(16)に固く固定される前に両ガイド部材が軸線方向で整合させられる。ガイド部材の寸法上の公差は甘いが、ただし、整合開口の公差だけは精密に保たれる。
Description
【発明の詳細な説明】
エレクトロメカニカル式の燃料噴射装置のための
可動子ガイドおよびその組立方法
発明の分野
本発明は、燃料噴射装置、特に可動子/ニードルステムの往復運動をガイドす
るための上側のガイド部材に関する。
発明の背景
燃料噴射装置は、数億回にも及ぶオン/オフ切替サイクルを行うことができし
かも固有の流速および漏れ特性規格を満足させることが要求される。このような
固有の特性規格を満たしかつ維持できないと、内燃機関への燃料の調量が変化し
てしまう。燃料チャージの希薄または濃厚な組成全体に対しては、内燃機関制御
系において、ある程度の補償を行うことができるが、希薄または濃厚なシリンダ
に対しては、このような補償が必ずしも有効であるとは限らない。シリンダ内で
希薄または濃厚な混合気が形成されると、内燃機関は、エミッションおよび運転
に関する要求に答えることができなくなる
所定のシリンダにおいてこのような希薄または濃厚な混合気が発生する原因と
しては、多くの要因が考えられる。その要因の1つは、可動子/ニードルが弁座
に当接・離反する際の往復運動時におけるガイド機構の精度である。これまで、
燃料噴射装置は少なくとも二点ガイド機構でガイドされている。この二点ガイド
機構は、燃料噴射装置の「動力グループ」に近い可動子/ニードルの上端部に設
けられた一方のガイドと、弁座に近い方の下端部に設けられた他方のガイドとを
備えている。
希薄または濃厚な混合気が発生するさらに別の原因は、可動子/ニードルの不
整合を生ぜしめるおそれのある、燃料噴射装置に設けられたシール部材にあると
考えられる。
ガイド機構を形成するいくつかの慣用的な方法では、上側および下側のガイド
のために弁体の孔を使用している。このためには、孔の内径を、狭く設定された
公差で加工することが必要となり、その場合、可動子/ニードルの外面もやはり
厳格な公差で加工される。このような精密な加工にもかかわらず、製造時には寸
法決めおよび調整作業が必要となる。再び典型的に、このことが行われると、弁
体の弁座に設けられたシール領域もやはり精密に加工され、これによりシール領
域は、燃料噴射装置に使用される弁装置のタイプに関連してピントル状の弁部材
またはニードル状の弁部材に合わせて調整される。
あらゆる不整合を回避するための別の方法では、下側のガイドとして、ニード
ル弁部材の端部に設けられ
た球面形のボールジオメトリが使用される。この場合、可動子の外径は、弁体に
加工された面に沿ってガイドされ、この面が上側のガイドとして機能する。この
ことは、米国特許第5217204号明細書に開示されている。このタイプの構
造は、球面形のジオメトリが旋回可能となることに基づき、ガイドの点では利点
を有しているが、しかし弁座領域における著しい加工が必要となる。その上、弁
座かまたは球面のいずれかが、弁の調量領域への所望の流路を得るために、やは
り加工されなければならない。
上で挙げたような事例では、弁体が磁気の帰路形成体の一部であるので、可動
子をガイドする面は、磁石の吸引により生じる摩擦を最小限にするために非磁性
でなければならない。このことを達成するためには別個の部材が存在しており、
この部材は、弁体に取り付けられてから、可動子/ニードルのセンタリングを保
証するために弁体と共に加工される。これは、広範囲な距離に亘って極めて狭い
公差の加工を必要とする。
米国特許第4915350号明細書に開示されているように、このことを解決
するための1つの方法は、非磁性の薄いガイドを寸法決めして弁体の頂部に取り
付けることである。この方法は、必要となる加工を最小限に抑えることによって
コストを低減する。しかし、ガイドの実際の取付けがかしめ作業により行われる
と、いくつかの欠点が生じる。このような作業は小さ
な金属粒子を生ぜしめ、この金属粒子は、潜在的に燃料噴射装置の汚染およびこ
れに起因する燃料噴射装置の故障の原因となるおそれがある。薄いガイドが、弁
体に設けられた凹部に配置されると、既に薄いガイドの厚さの一部を収容するた
めに、弁体に付加的な加工作業が実施されなければならない。かしめを可能にす
るためには、弁体の直径が、ガイドを保持するためのジオメトリを得るために必
要となる材料を収容するために付加的なスペースを有していなければならない。
引き続き、ガイドは取付作業時に寸法決めされるが、しかし下側のガイドに対
する上側のガイドのセンタリングは、弁体に形成された公差に依存する。ガイド
は、弁体の内径の位置に合致する。寸法決め工具が除去されると、ガイドの下端
部は、金属の特性により少しだけスプリングバックする、つまり弾性的に変形回
復する傾向がある。このことは、可動子に食い込むような潜在的な尖った領域を
生ぜしめる。
発明の概要
上に挙げた問題、コストおよび欠点は、軸線方向に整合した固定子部材と可動
子部材とを有するエレクトロメカニカル式の燃料噴射装置のための可動子ガイド
部材によって解決された。電磁コイルが、固定子部材を取り囲んでいる。ばね部
材が、可動子部材を固定子部材から離れる方向に負荷している。可動子部材は、
固定子部材とは反対側に位置した一方の端部において
球面を備えたバルブステム部材を有している。下側ガイド部材と、弁座と、シー
ル部材と、オリフィス部材とを有する弁座部材が弁体部材内に位置決めされてい
る。弁体部材は、固定子部材に隣接した一方の端部から延びた内径を備えた第1
の孔と、他方の端部から両端部の中間の距離だけ延びていてショルダを形成した
、第1の孔の内径よりも大きな内径を有する第2の孔とを有している。
上側ガイド部材は、弁体部材の一方の端部に位置決めされている。このガイド
部材はほぼL字形の横断面を有しており、L字形を形成する脚部の一方に沿って
延びた管状部分を備えている。この管状部分は、内径と、第1の孔の内径よりも
小さな外径とを有している。管状部分の内径は細長い面を形成しており、この面
は、可動子部材と滑り嵌めを形成している。管状部分の他方の端部から、L字形
を形成する脚部の他方に沿って半径方向に端面が延びており、この端面は、弁体
部材に設けられた第1の孔の内径よりも大きな外径を有している。
図面の簡単な説明
第1図は、上側ガイドを備えた燃料噴射装置の縦断面図である。
第2図は、実施例の典型的な上側ガイドを示す平面図である。
第3図は、第2図の3−3線に沿って見た縦断面図
である。
第4図は、上側ガイドを備えた弁体を拡大して示した縦断面図である。
第5図は、上側ガイドの実施例を示す図である。
第6図は、上側ガイドの別の実施例を示す図である。
第7図は、上側ガイドのさらに別の実施例を示す図である。
第8図は、整合方法の実施を示す図である。
発明の詳細な説明
第1図には、本発明による上側のガイド部材12を使用する電磁式の燃料噴射
装置10の縦断面図が示されている。燃料噴射装置の働きはよく知られているの
で、上側のガイド部材の周辺の、燃料噴射装置の所要のエレメントしか図示して
いない。
図示した燃料噴射装置10は、ほぼ管状でかつ、外径の点でも高さの点でも小
型の燃料噴射装置である。さらに詳しく言うと、燃料噴射装置10はボトムフィ
ード式の燃料噴射装置であり、この場合、燃料は弁体16に設けられた1つまた
は複数の燃料入口14を通じて燃料噴射装置に供給され、燃料噴射装置の前記燃
料入口に隣接した端部に配置されたオリフィス部材18を通じて燃料噴射装置か
ら流出する。また、トップフィード式の燃料噴射装置、つまり燃料が燃料噴射装
置の一方の端部で流入し、燃料噴射装置を貫通して流
れ、反対側の端部に配置されたオリフィス部材を通じて燃料噴射装置から流出す
るようなタイプの燃料噴射装置においても、上側のガイド部材12を使用するこ
とができる。
燃料噴射装置は、電磁コイル22によって取り囲まれた固定子部材20を有し
ており、この電磁コイル22には燃料噴射装置を作動させるために電源が接続さ
れている。固定子部材には可動子部材24が同軸的に位置決めされており、この
可動子部材24は、ばね26によって固定子から離れる方向に負荷されている。
可動子部材24の反対側の端部には、バルブステム部材28が設けられており、
このバルブステム部材28は、締り嵌め等の手段または溶接もしくは別の同様の
手段によって可動子に固定されている。図示したように、バルブステム部材28
は、一方の端部に減径部を有している。この一方の端部は、燃料噴射装置から燃
料を噴射するための流過通路32を閉鎖する目的で弁座部材30と係合するため
の球面で終わっている。弁座部材30の下流側には、燃料噴射装置からの燃料を
調量するための1つまたは複数のオリフィスを有するオリフィス部材18が設け
られている。
可動子部材24は、弁体部材16に設けられた内孔34内に配置されており、
この弁体部材16は、レーザ溶接または同様の手段によって互いに固く固定され
た1つまたは複数の中間部材を介して、固定子部材2
0に固定されている。
弁体部材16の、弁座側の端部とは反対側に位置した端部には、上側のガイド
部材12が配置されている。一般的に、上側のガイド部材は、第2図および第3
図に示したようにはと目状の部材と見なされる。ガイド部材12は、このガイド
部材12の軸線に対して平行な第1の面34を有しており、この第1の面34は
、可動子部材24をガイドする第1の内径を有している。半径方向外向きに第1
の面34と同心的に端面36が延びており、この端面36は、第1の面に対して
ほぼ直角に配置されている。
このことは、L字形横断面を有する上側のガイド部材12を示す第4図に、よ
り詳しく示されている。上側ガイド部材12は、非磁性で円管状の部材である。
この上側のガイド部材12は、可動子部材24と係合しかつ可動子部材24を往
復運動させるためのスライド面を形成する第1の面34を形成する内径を有して
いる。この内径から離れる方向に延びた上側ガイド部材の上面もしくは端面36
は、組立時に弁体部材16にガイド部材12をレーザ溶接するための手段を提供
する(このことについては後で説明する)。内径34は予め寸法決めされていな
ければならない。これにより、従来技術に関連して説明したような寸法決め工具
からのいかなるスプリングバックも生じない。
ガイド部材12の別の実施例が第5図〜第7図に示
されている。これらの実施例の場合には、ガイド部材12は横断面U字形の部材
であり、この場合、端面36の外縁には下方に曲げられた端部38が設けられて
おり、この端部38は、第1の面34に対してほぼ平行である。ガイド部材12
がU字形の横断面を有している場合、端面36は「U」の文字の底部を形成して
いて、第1の面34から、「U」の文字の脚部を形成する曲げられた端部38の
外径もしくは第2の直径47にまで延びている。「U」の文字の外側の脚部は第
2の面38を形成する。いずれの実施例においても、このガイド部材は、端面3
6が弁座部材30とは反対側に位置するように弁体部材16に位置決めされてい
る。
第5図に示したように、弁体部材16は突起状の端部42を有しており、この
端部42に被さるように管状のガイド部材12の端面36が配置されている。ガ
イド部材の第2の面38の内面44は、突起状の端部42を取り囲んで位置する
ように形成されている。ガイド部材12は、突起状の端部42に被さるように締
り嵌めを形成しており、ガイド部材12の第2の面は突起状の端部の下にまで曲
げられている。これによりガイド部材は所定の位置に保持される。ガイド部材は
、レーザ溶接部40によって弁体部材16に固定されている。弁体部材にガイド
部材を固定する別の手段は、ガイド部材の外側の脚部をゆがめて位置固定するた
めのマグナ成形法(magna form process)である。ガイド部材にキャップを被せ
て、このキャップを、固定子部材または中間部材の1つとプレス嵌めさせて配置
する様々な別の方法も知られている。
第6図に示した実施例では、弁体部材16の、同じ突起状の端部42が使用さ
れる。この実施例では、ガイド部材12の横断面が、弁体部材16の突起状の端
部に被さるように位置決めされた両脚部を有している。適正位置で、ガイド部材
12の外側の脚部38は突起の下に縁曲げされて圧着するように形成される。ガ
イド部材を固定するためには溶接を使用することもできる。この溶接はやはり典
型的にはレーザ溶接である。この溶接は、連続的である必要はなく、ガイド部材
12の端面を取り囲んだ数カ所におけるスポット溶接である。
第7図には、弁体部材16の突起状の端部42を用いるガイド部材12のさら
に別の実施例が示されている。この実施例は第5図に示した実施例に類似してい
るが、ただし、溶接部40はガイド部材12の端面36に位置決めされている。
第5図〜第7図の各実施例では、弁体部材16に設けられた孔46の直径が、
管状のガイド部材12の第2の直径47よりも大きく形成されている。その理由
を以下で明らかにする。
前記各実施例に示したガイド部材を、第8図に示し
たように組み立てかつ固定するためには、下側ガイド部材48が弁体部材16内
に位置決めされる。弁体部材16は、弁座部材30と、下側ガイド部材48と、
オリフィス部材18と、弁体部材の下端部に位置決めされかつ固定されたあらゆ
るシール50とを有している。下側ガイド部材48は、その適正位置に位置決め
されるように、半径方向で自由である。このアセンブリは、第8図に示したよう
にアセンブリジグ58に位置決めされている。
上側ガイド部材12は、弁体部材16の上流側の端部に位置決めされており、
この上側ガイド部材12は、弁体部材16の孔46の直径に沿って延びている。
上側ガイド部材12は、孔46内で半径方向に自由に浮動することができる。下
側ガイド部材48も半径方向で浮動する。ほぼ可動子/ニードル部材の形状を有
する整合工具52が、上側ガイド部材12と下側ガイド部材48とを貫通して挿
入されて、弁座部材30に載置される。この整合工具52は、弁座部材30と軸
線方向で整合され、上側のガイド部材12と下側のガイド部材48とを互いに整
合させる。次いで、弁座部材30が弁体部材16に固定され、この場合、弁体部
材16の端部を変形させることにより、下側のガイド部材48は弁体部材16に
設けられた対応孔によって形成された肩部54に押圧され、これにより下側ガイ
ド部材48は所定の位置にロックされる。次いで、上
側ガイド部材12が、第6図に示したような成形手段によるか、または第4図、
第5図もしくは第7図に示したような溶接によって弁体部材に固定される。整合
工具52が取り出され、次いで、完成したアセンブリは、適正な可動子/ニード
ルアセンブリを備えた燃料噴射装置の動力グループに組み込まれる。
上で説明したような上側のガイド部材12を使用すると、上側のガイド部材と
下側のガイド部材の寸法公差は、整合工具52を用いて上側のガイド部材12と
下側のガイド部材48とをセンタリングすることができればよい程度のものであ
る。このためには、上側ガイド部材12の第1の面34の公差と下側ガイド部材
48の内孔の公差だけが狭く保持されればよい。さらに、弁座部材30も、その
外径に関して、よりルーズな公差を有することができる。なぜならば、弁座部材
30と下側のガイド部材48との組立が、上側のガイド部材12と同時に行われ
るからである。この実施例では、整合工具52によって可動子/ニードルの全て
のガイド面が確実に整合させられ、引き続き弁座部材30と、下側のガイド部材
48と、オリフィス部材18と、オリフィスバックアップ部材56とが、やはり
レーザ溶接、縁曲げまたはマグナ成形等の手段によって弁体部材に固定される。
ルーズ公差の部材を使用することにより、所望の最終結果である低コストで高耐
久度の燃料噴射装置が得られる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年6月21日
【補正内容】
引き続き、ガイドは取付作業時に寸法決めされるが、しかし下側のガイドに対
する上側のガイドのセンタリングは、弁体に形成された公差に依存する。ガイド
は、弁体の内径の位置に合致する。寸法決め工具が除去されると、ガイドの下端
部は、金属の特性により少しだけスプリングバックする、つまり弾性的に変形回
復する傾向がある。このことは、可動子に食い込むような潜在的な尖った領域を
生ぜしめる。
可動子/ニードルガイド機構のための別の公知の装置は、米国特許第4784
322号明細書に開示されている。この公知の装置では、ガイド機構を形成する
ために燃料噴射装置の本体に配置された可動子/ニードルとの滑り嵌めを形成す
るように配置された下側のガイド部材と上側のガイド部材が使用される。上記米
国特許明細書には別の公知のガイド機構の前記欠点が挙げられている。しかしな
がら、燃料噴射装置の製造時に上側および下側のガイド部材を確実に整合させる
点、および上側ガイド部材を燃料噴射装置の本体に正確に固定する点に技術的な
問題が存在する。
これらの技術的な問題は、本発明の異なる側面によって挙げられている。
発明の概要
本発明によれば、エレクトロメカニカル式の燃料噴射装置のための可動子ガイ
ド装置であって、燃料噴射装置が、電磁コイルを備えた固定子機構を有していて
、電磁コイルに通電される電流に関連して磁界を発生させる目的で前記電磁コイ
ルが前記固定子機構に磁気的に結合されており、燃料噴射装置が、弁座と協働し
て該弁座を閉鎖するバルブステム部材を備えた可動子機構を有しており、該可動
子機構が使用時に、該可動子機構に形成された磁界の作用によって前記弁座から
離反されて、燃料噴射装置を開放するように配置されており、当該可動子ガイド
装置が弁体部材を有しており、該弁体部材が、前記固定子機構に隣接した一方の
端部を起点として延びる所定の内径を有する第1の孔を有しており、さらに当該
可動子ガイド装置が、前記弁体部材の一方の端部に配置された上側のガイド部材
を有しており、該上側のガイド部材が断面異形成形されていて、一方の面に沿っ
て延びる管状の部分を有しており、該管状の部分が、前記第1の孔の内径よりも
小さな外径を有しており、前記管状の部分の内径が、前記可動子機構との滑り嵌
めを形成する細長い面を形成しており、前記上側のガイド部材が、前記管状の部
分の一方の端部を起点として半径方向で他方の面に沿って延びる端面を有してお
り、該端面が、前記第1の孔の内径よりも大きな外径を有しており、さらに当該
可動子ガイド装置が、前記弁体部材に配置された下側のガイド部材を有している
形式のものにおいて、前記弁体部材が、前記一方の端部に突起状の部分を有して
おり、前記上側のガイド部材が付加的に、該上側のガ
イド部材の前記端面の外周面を起点として軸方向に延びる外面を有していて、前
記上側のガイド部材がほぼU字形の横断面を形成しており、前記端面と、軸方向
で終わる前記外面とが、前記突起状の部分に被せられていることを特徴とする、
エレクトロメカニカル式の燃料噴射装置のための可動子ガイド装置が提供される
。
本発明の側面によれば、互いに整合させたい上側のガイド部材と下側のガイド
部材と、固定子機構に隣接した管状の端部と、該管状の端部を起点として延びる
細長いバルブステム部材とを有する、電磁式の燃料噴射装置に設けられた、請求
項1に記載の可動子機構を整合させるための方法において、該方法を:弁体部材
に少なくとも2つの孔を形成し、この場合、一方の孔を、弁体部材の長さが軸方
向で延長されかつ可動子機構の管状の端部との滑り面を形成する直径が得られる
ように形成し、第2の孔の直径を、弁体部材の一方の端部を起点として両端部の
中間点にまで延びかつ2つの孔の移行部に肩部が形成されるように設定し、前記
第2の孔に下側のガイド部材を挿入し、この場合、下側のガイド部材の外径を前
記第2の孔の直径よりも小さく設定し、かつ下側のガイド部材の内径を、バルブ
ステム部材との滑り嵌めが形成されるように軸方向で同心的に形成し、軸方向に
延びる貫通孔を軸方向で同心的に備えた弁座を有する弁座部材と、シール部材と
、オリフィス部材とを、下側のガイド部材に向かって挿入し、かつ該下側のガイ
ド部材を前記肩部に押圧し、弁体部材の、下側のガイド部材とは反対の側の端部
に、上側のガイド部材を位置決めし、この場合、該上側のガイド部材の内径を、
可動子機構の前記管状の端部との滑り嵌めが形成されるように軸方向で同心的に
形成し、可動子機構が弁体部材の軸線に沿って往復運動し、かつバルブステム部
材が前記弁座部材に合わせてセンタリングされて前記貫通孔を閉鎖するように下
側のガイド部材と上側のガイド部材との同心的な直径を整合工具によって軸方向
で互いに整合させ、前記弁座部材と、下側のガイド部材と、前記オリフィス部材
と、オリフィスバックアップ部材とを弁体部材に固定し、上側のガイド部材を弁
体部材に固定し次いで前記整合工具を除去するステップにより実施することを特
徴とする、可動子機構を整合させるための方法が提供される。
図面の簡単な説明
第1図は、上側ガイドを備えた燃料噴射装置の縦断面図である。
請求の範囲
1.エレクトロメカニカル式の燃料噴射装置(10)のための可動子ガイド装置
であって、
燃料噴射装置(10)が、電磁コイル(22)を備えた固定子機構(20)
を有していて、電磁コイル(22)に通電される電流に関連して磁界を発生させ
る目的で前記電磁コイル(22)が前記固定子機構(20)に磁気的に結合され
ており、
燃料噴射装置(10)が、弁座(30)と協働して該弁座(30)を閉鎖す
るバルブステム部材(28)を備えた可動子機構(24)を有しており、該可動
子機構(24)が使用時に、該可動子機構(24)に形成された磁界の作用によ
って前記弁座(30)から離反されて、燃料噴射装置(10)を開放するように
配置されており、
当該可動子ガイド装置が弁体部材(16)を有しており、該弁体部材(16
)が、前記固定子機構(20)に隣接した一方の端部を起点として延びる所定の
内径を有する第1の孔(46)を有しており、
さらに当該可動子ガイド装置が、前記弁体部材(16)の一方の端部に配置
された上側のガイド部材(12)を有しており、該上側のガイド部材(12)が
断面異形成形されていて、一方の面に沿って延びる管状の部分を有しており、該
管状の部分が、前
記第1の孔(46)の内径よりも小さな外径を有しており、前記管状の部分の内
径が、前記可動子機構(24)との滑り嵌めを形成する細長い面を形成しており
、前記上側のガイド部材(12)が、前記管状の部分の一方の端部を起点として
半径方向で他方の面に沿って延びる端面を有しており、該端面が、前記第1の孔
(46)の内径よりも大きな外径を有しており、
さらに当該可動子ガイド装置が、前記弁体部材(16)に配置された下側の
ガイド部材(48)を有している
形式のものにおいて、
前記弁体部材(16)が、前記一方の端部に突起状の部分(42)を有して
おり、前記上側のガイド部材(12)が付加的に、該上側のガイド部材(12)
の前記端面の外周面を起点として軸方向に延びる外面を有していて、前記上側の
ガイド部材(12)がほぼU字形の横断面を形成しており、前記端面と、軸方向
で終わる前記外面とが、前記突起状の部分(42)に被せられていることを特徴
とする、エレクトロメカニカル式の燃料噴射装置のための可動子ガイド装置。
2.軸方向に延びる前記外面が、前記突起状の部分を取り囲むように成形されて
いる、請求項1記載の可動子ガイド装置。
3.互いに整合させたい上側のガイド部材(12)と下側のガイド部材(48)
と、固定子機構(20)に隣接した管状の端部と、該管状の端部を起点として延
びる細長いバルブステム部材(28)とを有する、電磁式の燃料噴射装置に設け
られた、請求項1に記載の可動子機構(24)を整合させるための方法において
、該方法を:
弁体部材(16)に少なくとも2つの孔を形成し、この場合、一方の孔(4
6)を、弁体部材(16)の長さが軸方向で延長されかつ可動子機構(24)の
管状の端部との滑り面を形成する直径が得られるように形成し、第2の孔の直径
を、弁体部材(16)の一方の端部を起点として両端部の中間点にまで延びかつ
2つの孔の移行部に肩部が形成されるように設定し、
前記第2の孔に下側のガイド部材(48)を挿入し、この場合、下側のガイ
ド部材(48)の外径を前記第2の孔の直径よりも小さく設定し、かつ下側のガ
イド部材(48)の内径を、バルブステム部材(28)との滑り嵌めが形成され
るように軸方向で同心的に形成し、
軸方向に延びる貫通孔(32)を軸方向で同心的に備えた弁座を有する弁座
部材(30)と、シール部材(50)と、オリフィス部材(18)とを、下側の
ガイド部材(48)に向かって挿入し、かつ該
下側のガイド部材(48)を前記肩部に押圧し、
弁体部材(16)の、下側のガイド部材(48)とは反対の側の端部に、上
側のガイド部材(12)を位置決めし、この場合、該上側のガイド部材(12)
の内径を、可動子機構(24)の前記管状の端部との滑り嵌めが形成されるよう
に軸方向で同心的に形成し、
可動子機構(24)が弁体部材(16)の軸線に沿って往復運動し、かつバ
ルブステム部材(28)が前記弁座部材(30)に合わせてセンタリングされて
前記貫通孔(32)を閉鎖するように下側のガイド部材(48)と上側のガイド
部材(12)との同心的な直径を整合工具(52)によって軸方向で互いに整合
させ、
前記弁座部材(30)と、下側のガイド部材(48)と、前記オリフィス部
材(18)と、オリフィスバックアップ部材とを弁体部材に固定し、
上側のガイド部材(12)を弁体部材に固定し、
次いで前記整合工具(52)を除去する
ステップにより実施することを特徴とする、可動子機構を整合させるための方
法。
4.上側のガイド部材(12)を固定するステップをレーザ溶接により行う、請
求項3記載の、可動子機構(24)の上側のガイド部材(12)と下側のガイド
部材(24)とを整合させるための方法。
5.上側のガイド部材(12)を固定するステップをマグナ成形により行う、請
求項3記載の、可動子機構(24)の上側のガイド部材(12)と下側のガイド
部材(24)とを整合させるための方法。
6.上側のガイド部材(12)を固定するステップを縁曲げによる圧着により行
う、請求項3記載の、可動子機構(24)の上側のガイド部材(12)と下側の
ガイド部材(24)とを整合させるための方法。
7.弁座部材(30)と下側のガイド部材(48)とオリフィス部材(18)と
を弁体部材(16)に固定するステップを、弁体部材(16)の端部をオリフィ
スバックアップ部材に被さるように縁曲げして、下側のガイド部材(48)を弁
体部材(16)の肩部に圧着させることにより行う、請求項3から6までのいず
れか1項記載の、可動子機構(24)の上側のガイド部材(12)と下側のガイ
ド部材(24)とを整合させるための方法。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 デイヴィッド ピー ウィーツォレック
アメリカ合衆国 23602 ヴァージニア
ニューポート ニュース レヴェレ ドラ
イヴ 181
(72)発明者 ベンジャミン エフ ジュニア ブリン
アメリカ合衆国 23185 ヴァージニア
ウィリアムスバーグ ルイス ロバート
レーン 200
【要約の続き】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.エレクトロメカニカル式の燃料噴射装置のための可動子ガイド装置であって 、前記燃料噴射装置に、 軸線方向に整合させられた固定子部材および可動子部材と、 前記固定子部材を取り囲んだ電磁コイルと、 固定子部材から離れる方向で可動子部材を負荷するばね部材とが設けられて おり、 前記可動子部材が、固定子部材とは反対側に位置した一方の端部において球 面を備えたバルブステム部材を有しており、 さらに、下側ガイド部材と、弁座と、シール部材と、オリフィス部材とを備 えた弁座部材が設けられている形式のものにおいて、 弁体部材が設けられており、該弁体部材が、固定子部材に隣接した一方の端 部から延びた、内径を備えた第1の孔と、他方の端部から両端部の中間にまで延 びていて肩部を形成した、第1の孔の内径よりも大きな内径を備えた第2の孔と を有しており、 前記弁体部材の前記一方の端部に位置決めされたガイド部材が設けられてお り、該ガイド部材が、ほぼL字形の横断面を有しており、該L字体の一方の脚に 沿って延びる管状部分を備えており、該管状部分が、内径と、前記第1の孔の内 径よりも小さな外 径とを備えており、前記管状部分の内径が、可動子部材との滑り嵌めを形成する 細長い面を形成しており、 さらに前記ガイド部材が、管状部分の一方の端部からL字体の他方の脚に沿 って半径方向に延びる端面を備えており、該端面が、前記第1の孔の内径よりも 大きな外径を有していることを特徴とする、エレクトロメカニカル式の燃料噴射 装置のための可動子ガイド装置。 2.前記弁体部材が、前記一方の端部にカウンタボアを有しており、該カウンタ ボアが、前記弁体部材の外径と、前記第1の孔の前記内径との中間の直径を有し ており、前記カウンタボアが、前記ガイド部材の前記端面の厚さにほぼ等しい深 さを有している、請求項1記載の可動子ガイド。 3.前記弁体部材が、一方の端部に張出し部分を有しており、前記ガイド部材が 付加的に、前記ガイド部材の前記端面の外縁部から軸線方向に延びた外面を有し ていて、ほぼU字形の横断面を形成しており、前記端面と軸線方向で終わった面 とが、前記ノブ部材に被さっている、請求項1記載の可動子ガイド。 4.前記軸線方向に延びた外面が、前記ノブ部材を包み込むように形成されてい る、請求項3記載の可動子ガイド。 5.固定子部材に隣接した管状の端部と該管状の端部 から延びた細長いバルブステムとを有する、電磁式の燃料噴射装置に設けられた 可動子部材の上側ガイドと下側ガイドとを整合させる方法であって、 一方の孔が、弁体部材の長さに亘って軸線方向に延びかつ可動子部材の管状 の端部とのすべり面を形成した直径を有し、第2の孔の直径が、弁体部材の一方 の端部から両端部の中間箇所にまで延びかつ2つの孔の交差箇所において肩を形 成するように、弁体部材に少なくとも2つの孔を形成し、 前記第2の孔の直径よりも小さな外径を有しており、かつバルブステムと滑 り嵌めを形成する、軸線と同心的な直径を有する下側ガイド部材を、前記第2の 孔に挿入し、 軸線方向に延びた貫通孔を備えた軸線と同心的な弁座と、シール部材と、オ リフィス部材とを有する弁座部材を下側ガイド部材に抗して挿入して下側ガイド 部材を肩に抗して押し付け、 下側ガイド部材とは反対側に位置した弁体部材の端部に、可動子部材の管状 の端部と滑り嵌めを形成する、軸線と同心的な直径を有する上側ガイド部材を位 置決めし、 可動子部材が弁体部材の軸線に沿って往復して移動しかつバルブステムが弁 座部材上でセンタリングされて貫通孔を閉鎖するように、下側ガイド部材と上側 ガイド部材との同心的な直径を整合工具を用い て軸線方向で整合させ、 弁座部材と、下側ガイド部材と、オリフィス部材と、オリフィスバックアッ プ部材とを、弁体部材に固定し、 上側ガイド部材を弁体部材に固定し、 次いで整合工具を取り出す ことを特徴とする、電磁式の燃料噴射装置のための可動子ガイドの組立方法。 6.上側ガイド部材を固定するステップをレーザ溶接によって行う、請求項5記 載の方法。 7.上側ガイド部材を固定するステップをマグナ成形によって行う、請求項5記 載の方法。 8.上側ガイド部材を固定するステップをクリンプによって行う、請求項5記載 の方法。 9.弁座部材と、下側ガイド部材と、オリフィス部材とを、弁体部材に固定する ステップを、弁体部材の端部をオリフィスバックアップ部材に被さるようにクリ ンプすることによって行い、これにより、弁体部材に設けられた肩に抗して下側 ガイド部材を配置する、請求項5記載の方法。
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