JPH11503965A - シリコーン絵筆画具 - Google Patents

シリコーン絵筆画具

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JPH11503965A JP8531896A JP53189696A JPH11503965A JP H11503965 A JPH11503965 A JP H11503965A JP 8531896 A JP8531896 A JP 8531896A JP 53189696 A JP53189696 A JP 53189696A JP H11503965 A JPH11503965 A JP H11503965A
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Abstract

(57)【要約】 シリコーン絵筆画具(20)は、柄(22)と新規な描画先端部(38)とを含有する。描画先端部(38)は、柄(22)の最大断面径以下の最大断面径(42)を有する概ね三次元の絵の具接触作用面(41)を備えた弾性のシリコーンから作られる。先端部(38)は、好ましくは、インサート(44)の挿入によって、口輪(28)を用いた柄(22)であって、かつ口輪(28)の空洞部(34)内に先端部(38)を膨張固定する柄(22)に取り付けられる。インサート(44)は、一般のネジとするか、またはあご、縦溝を備えた柄(22)の延長部としてよい。先端部(38)は、インサート空洞部(34)を含有してよく、また多様な形状および硬度を備えてもよく、また随意選択で色記号を付してもよい。口輪(28)はまた柄(22)に取外し可能に取り付けてよく、この場合、多様な交換可能な描画先端部(38)から構成されるキットを提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 シリコーン絵筆画具 発明の分野 本発明は、美術家が基材上に絵の具を塗ったり絵の具を操ったりするための道 具の分野に関する。とくに、本発明は、伝統的な刷毛状先端部を有する絵筆と反 対に、作用先端部に不浸透性の絵の具接触面を有するアプリケータまたはマニピ ュレータに関する。本発明はまた、不浸透性の作用先端部を柄に取り付けて描画 具を形成する方法に関する。 発明の背景 先史時代から、美術家たちは基材上に絵の具を塗り、かつ操ってきた。ごく初 期の美術家たちは、子供たちがするように、あるいは今日の美術家たちでさえも するように、手や指をそのまま直接使っていたかもしれないが、きわめて早い時 期に絵を描くための道具の使用が一般的になった。最初期のこのような道具のう ちの一部はおそらく単なる棒切れであった。しかしながら、毛を備えた刷毛状の 絵筆が知られるようになり、近代の歴史の大部分において使用されてきた。従来 、刷毛状の絵筆は、木製の柄に取り付けた獣毛などのような自然の素材から作ら れてきた。近代の合成樹脂の発達と共に、人工的な毛も利用できるようになった 。先端に毛を備えた絵筆は、毛と毛の間の隙間の空間内に供給する絵の具を引き 込む、あるいは毛管作用で運び、次いでそのような絵の具の一部を毛が基材にあ てがわれたときに放出するという傾向によって特徴づけられる。このような特徴 は、いくぶんか絵の具の浪費と見做されるうるであろうし、さらに少なからず洗 浄の問題を生じることとなる。異なる絵の具の色を塗る、あるいは操るために毛 を洗浄することは描き手のペースを落とすことになりうるし、実際、創造的な作 業を中断させ、邪魔をする。さらに、使用後に絵筆を迅速に適切に洗浄しなけれ ば、隙間の絵の具が絵筆本体内で乾いて取り除けなくなるため、絵筆がその後の 使用において役立たなくなることもしばしばである。良質の自然毛による絵筆は 全般的にコストが上昇しており、樹脂毛による絵筆のコストも、自然毛の製品類 より低い場合が多いものの、同様に上昇しつつある。 刷毛状絵筆に代わるものとして、美術家たちは、絵の具を塗ったり操ったりす るために硬いバネ状の金属べらも使用してきた。レーシック氏の米国特許第2, 861,371号はスチールべらのいくつかの例を開示している。モリソン氏の 米国特許第2,099,030号および第2,147,310号は、それぞれ液体着 色画法および乾式着色画法のためのゴムべらのいくつかの例を開示している。へ ら状の道具は寿命や洗浄の面で伝統的な刷毛状絵筆に勝るいくつかの利点を提供 するものの、これらの道具の作用部が主に平坦な二次元表面であるということに よって、美術家が表面に絵の具を塗るためにこれらの道具を使用する流儀がむし ろこてに似た動作に事実上限定される。したがって、美術家たちは一般に、へら 状の道具を、より多目的の刷毛状絵筆の代わりとしてでなく、異なる流儀で絵の 具を表面に塗るためのそれ自身限定された様式の特色をもつ別種の塗布具と見做 している。 ブラウン氏の米国特許第3,609,051号は、多孔性の弾性材料で作られた 回転自在な先端部を有する回転式絵筆を開示している。この道具は、壁などに塗 るための長尺の従来の塗料ローラによる回転塗布技術を用いて、従来の刷毛状絵 筆のもう1つの代替物を提供する。この場合も、この道具によって絵の具を表面 に塗る塗り方が異なるために、美術家たちは一般に、この道具をより多目的な刷 毛状絵筆の代わりと見做さないであろう。さらに、回転する先端部の多孔性のた めに、この道具もまた道具の洗浄および寿命の点で問題がある。 美術家たちのための従来の刷毛状絵筆に対する代替物が開発されているけれど も、これらの道具はだいたいが、刷毛状絵筆ほど多目的でなく、表面に絵の具を 塗った筆跡とその塗り方の範囲がより一層限定される。したがって、これらの道 具は美術家たちによって、一般に、これらの道具を使用することが筆跡やその筆 跡を作り出すことのできる流儀の面でより多目的の刷毛状絵筆の特徴的な機能の 多くに取って代わるであろうという意味では従来の刷毛状絵筆の代替物とは見做 されていないが、その代わりに、これらの道具は塗料塗布具の代替型式として見 られている。したがって、寿命および洗浄特性を改良されているが、他の点では 伝統的な刷毛状絵筆の有効な代替物として受け容れられることができるような美 術家の道具を提供することは望ましいことであろう。 発明の要約 本発明は、柄と、新規な塗布先端部とを含有するシリコーン絵筆画具である。 該塗布先端部は弾性のシリコーンで作られており、柄の最大断面径以下の最大断 面径を有する概ね三次元の絵の具接触作用面を有する。この先端部は、好ましく は、口輪を用いた柄であって、インサートを挿入して先端部を膨張性を応用して 口輪の空洞内に固定するようにした柄に取り付ける。塗布先端部は従来の刷毛状 絵筆と同様な寸法特性をもっているため、この画具の操作は、へら型の道具が似 ているよりももっと近く、従来の刷毛状絵筆の操作に類似している。上記先端部 は弾性の非多孔性のシリコーンで作製されているため、上記画具は従来の刷毛状 絵筆よりも耐久性が高く、洗浄し易い。このように、本発明は、へら型の道具の 洗浄・寿命特性と刷毛型の絵筆の多目的性および機能特性との独特の混成物であ る。 第1の実施態様において、本発明は、基材上に絵の具を塗ったり操ったりする ための道具である。該道具によって、以下に述べるような多くの有用な利点が絵 の具を扱う美術家に提供される。該道具は、柄と、口輪と、絵の具に接触するシ リコーン先端部との3つの主要な構成要素を含んで成る。上記柄は、遠端部と、 近端部とを有する。上記口輪は剛性で、柄の遠端部に取り付けられ、柄の遠端部 から突出して柄の遠端部に隣接する空洞を画成する。この空洞は、上記先端部を 担持する内部表面を有している。上記先端部は、好ましくは柄の最大径以下の最 大断面径を有する概ね三次元の作用面を備えている。上記先端部は、弾性のシリ コーン材料で形成されており、したがって表面が非多孔性の絵の具接触部分を有 している。上記先端部はまた、口輪接続部を有する。この口輪接続部は膨張して 口輪の空洞の内部表面内に固定接触する。好ましくは、この口輪接続部の膨張は 、口輪接続部内に設置されたインサートから生ずるようにする。ある実施態様に おいては、上記インサートはネジ溝を有するものとし、最も好ましくは、共通ネ ジとしてよい。他の実施態様において、上記インサートは、少なくとも1つのあ ご、好ましくは複数のあごを含有し、上記先端部の口輪接続部と相互作用して先 端部 の口輪接続部に関してインサートの長手方向の引き抜きに抗するものとする。最 も好ましい実施態様において、上記インサートはプラスチック製の柄の延長部と する。好ましくは、上記先端部はさらに、先端部の口輪接続部内に長手方向に配 されたインサート空洞部を含有する。このような実施態様においては、上記イン サートは、インサート空洞部に対して概ね相補的な形状を有し、横方向寸法がイ ンサート空洞部よりも大きくなっていて、上記先端部の口輪接続部を上記口輪の 内部表面に抗して膨張するようになっている。好ましくは、上記インサートは、 ネジ溝が切られない場合、上記先端部に対する相対的な回転に抗する形状を有し ている。このような実施態様においては、上記インサートは上記インサート空洞 部において相補的な形状を有していることが最も好ましい。例えば、上記インサ ート空洞部と上記インサートは、相補的に縦に延びる縦溝を1つもしくはそれ以 上有していてよい。4個の縦溝がとりわけ最も好ましい実施態様である。 本発明の道具の1つの利点は、基材上に絵の具を塗り、操りたいと願っている 美術家たちに対して多様な形状を提供することにある。例えば、テーパ付きの丸 く平坦なチゼル、カップ状のチゼル、角度のついたチゼル、およびカップ状の丸 いもの等がある。これらの形状はまたいろいろな寸法で提供することができる。 シリコーン先端部の材料の選択によって硬いものから軟らかいものまで多様な先 端部が提供されることが重要で、これは絵の具に明瞭な効果を与える。有用な先 端部材料はジュロメーター測定において約20〜約70ショアーAジュロメータ ー硬度である。先端部を形成する前に色による目印を材料内に含めることにより 、美術家たちが多様な硬度の先端部をより一層使い易くすることができる。本発 明のこの一面によって、美術家は、適切な硬さあるいは軟らかさの先端部を即時 に目で識別して選択することができる。他の実施態様においては、塗布先端部の 毛管作用による帯水能力あるいは運搬能力をさらに高めるために、先端部の作用 端部に一連の長手方向のスリットを設ける。 本発明のまた別の実施態様は、基材上に絵の具を塗ったり操ったりするための 画具を形成する方法である。本発明の該方法は、柄を設ける工程と、柄に取り付 けられたときに先端部保持空洞部を画成する口輪を設ける工程と、弾性の非多孔 性非金属材料で形成された先端部を設ける工程とを含む。上記先端部は、好まし くは柄の最大径以下の最大断面径を有する概ね三次元の作用面を備える。上記先 端部は、絵の具接触部と口輪接続部とを有する。上記先端部は、口輪接続部を口 輪の先端部保持空洞部に位置決めし、かつ絵の具接触部が口輪から遠端方向へ延 びている状態で、口輪内に挿入する。次いで、先端部の口輪接続部を、インサー トを設置することにより口輪の先端部保持空洞部内に固定接触するように膨張さ せる。最後に、先端部が先端部保持空洞部内に挿入された状態で口輪を柄に取り 付けることによってこの方法が完成する。 この方法の1つの実施態様において、上記インサートは、先端部内に引き抜き 可能に進入させて先端部を口輪内に固定するネジである。このような実施態様は キットの一部とすることができ、例えば、形状および/または絵の具接触部の寸 法および/または硬度の異なる一連の先端部群と共に標準化された口輪と柄とを 用いて多様な画具を用意することのできるキットの一部とすることができる。口 輪の柄への取付けが取外し可能な装備、例えばネジ溝を備えた装備である場合、 美術家は望み通りに先端部を交換できる。口輪の柄への取付けが永久的である場 合、生産費用の節約を生みながらなお高品質の道具を生産することができる。 本方法のまた別の実施態様においては、上記柄とインサートは一体化されてい る。このような実施態様における上記柄と一体化インサートとは、好ましくは、 プラスチックで形成されている。この実施態様においては、インサートの先端部 への取り付けは、口輪を柄の遠端へ取り付ける際に共に行われる。詳細にいえば 、インサートの取り付けと同時に口輪を柄に設置する。次に、金属口輪を柄に圧 着して取り付ける。インサートおよび随意のインサート空洞部が縦溝を含んでい る場合、得られる道具が望ましくない回転をしないように特別な措置を講ずる。 このような方法においては、4個の縦溝が特に好ましい実施態様である。口輪の 柄への恒久的な取付けにおいて引き抜きに対する抵抗をより確実にするため、1 つもしくはそれ以上のあごを含んでいてもよい。この方法のさらに別の変形例に おいては、最初に挿入された柄の一体化インサートと次いで設置された剛性の口 輪とを有していてもよい。 本発明の道具の利点と用途は数多い。主として、本発明の形態と機能は、伝統 的な刷毛状絵筆すなわち既存の画具の特徴的な機能を最大に近似して再現してお り、その結果、該道具は、代替物というよりも伝統的な刷毛状絵筆の効果的な代 用品として使用することができる。該道具は、類似の手の動きを使用して道具を 操作する点、および道具を表面から持ち上げるだけでその道具が表面上のある位 置から他の位置へ絵の具を「運ぶ」ことができるという点で、刷毛状絵筆と同様 な流儀で基材上に絵の具を塗るために使用することができる。絵の具の塗布のほ か、本発明は、いったん表面に塗られた絵の具を操ることができる、すなわち例 えば基材上に絵の具を塗ること、基材上またはパレット上で多数の乾いていない 絵の具を混ぜること、(全く「スキージ」のように)絵の具を基材表面を横切っ て移動させること、そしてさらに絵の具が乾いて基材に固着する前に絵の具を基 材から取り除くことができるという点で刷毛状絵筆に勝るさらなる利点を提供す る。この意味で、本発明は、いったん表面に塗られた絵の具を操るために使用さ れるとき、人間の指の機能的特性をより強く模倣している。 絵の具は先端部表面上に残るので、浪費される絵の具は刷毛状絵筆の場合より 少ない。毛がないため、逸脱した毛の痕跡(すなわち、不注意で移動し、主たる 毛群から方向が逸れた毛から生じた痕跡)という問題も発生しない 絵の具の塗布中に多少の圧力を加えることにより、美術家は、本発明の道具を 用いて基材上に堆積した絵の具の量や深さに対して驚くべき制御を行うことがで きる。加える圧力を適切に制御するための「タッチ」が、ユーザによって素早く 感得されることは驚異的である。堆積した絵の具中に残された外観すなわち「描 跡」は、刷毛状絵筆で得られるそれと類似したものにも相違したものにも操るこ とができる。この発明の鋭く、しかも軟らかくて可撓性のあるエッジを備えた道 具を用いることにより、乾いていない絵の具を非常に軟らかな基材からでさえこ すり取ることができ、美術家たちが絵の具の塗り間違いを訂正することができる ようになる。描跡において質感を出すことが求められるなら、例えば、質感突部 、溝部等を道具の絵の具接触面に適用することができる。 本発明のもう1つの利点は、刷毛状絵筆が特定の絵の具タイプ用にとくにデザ インされている傾向があるのに対し、本発明の道具は広範な範囲の絵の具に役立 つことである。これによって、美術家たちが効果的に絵を描くために必要とする 道具の数が減少し、時間と費用の節約となる。 先端部形状の一面の性質に応じて特定の結果が保証される。凹面の場合は、小 面積の基材に大量の絵の具を塗布することができる。絵の具は、望ましい場合、 絵の具チューブから直接凹面に塗り、そこから基材に塗ることができる。凹面は また、基材表面へ、かつ基材表面から絵の具を操るためにとくに有用である。周 辺の鋭くしかも軟らかなエッジがこのような除去工程の間の補助となる。 塗布先端部の別の一面の性質は、シャベルですくう動作はどんな種類のものも 必要とすることなく毛管作用で絵の具を運ぶ塗布先端部の能力をさらに一層高め るために、塗布先端部の作用端部において一連の長手方向のスリットあるいは溝 を作ることができるという点で無比である。塗布先端部の作用端部における長手 方向のスリットあるいは溝は、独特の描跡を作り出すこともできる。 さらにもう1つの利点は、洗浄のし易さである。とくに本発明の先端部表面は シリコーンで形成されており、絵の具がまだ乾いていない間の洗浄が容易である 。先端部表面を簡単に拭くだけの洗浄でよい場合が多い。しかしながら、絵の具 が乾くと、先端部の可撓性が不浸透性表面と組み合わせられている場合、そのた めに乾いた絵の具が先端部において亀裂や剥離を生じ易くなる傾向がある。同様 な状況において、刷毛状絵筆はだいたいがこの事態を救うことができないであろ う。洗浄のし易さはとくにオイル系絵の具の場合に大きな利点を有し、その場合 本発明は、環境的に有害な洗浄剤の使用を低減あるいは排除することさえできる 。 図面の簡単な説明 図1は、平坦なチゼル先端部を設けた本発明の絵の具塗布・操作道具の斜視図; 図2は、柄の一部を削除した線2−2における図1の道具の拡大断面図; 図3は、角度付きカップ状チゼル先端部を設けた図1の道具の部分平面図; 図4は、平坦なチゼル先端部を設けた図1の道具の部分平面図; 図5は、テーパ付きのポイント先端部を設けた図1の道具の部分平面図; 図6は、角度付きチゼル先端を設けた図1の道具の部分斜視図; 図7は、カップ状の丸い先端部を設けた図1の道具の部分斜視図; 図8は、平坦なチゼル先端部を設けた図1の道具の部分平面図; 図9は、カップ状のチゼル先端部を設けた図1の道具の部分斜視図; 図10は、カップ状の丸い先端部を設けた図1の道具の部分斜視図; 図11は、角度付きチゼル先端部を設けた図1の道具の部分斜視図; 図12は、テーパ付きのポイント先端部を設けた図1の道具の部分斜視図; 図13は、別の実施態様の部分断面図; 図14は、図13に示す上記別の実施態様のもう1つの断面図; 図15は、図4に示す道具の別の実施態様の部分斜視図である。 好ましい実施態様の詳細な説明 以下の説明を十分に吟味することと共に図面を参照することにより本発明の理 解が得られよう。本発明の十分な理解を促すために、最初に好ましい実施態様の 概要を述べる。概要に続いて、詳細な説明といくつかの重要な代替実施態様につ いて述べる。「絵の具」という語は、本明細書中、オイル系の画家用絵の具だけ でなく、アクリル絵の具、水彩絵の具、インキ、木炭および黒鉛、その他美術的 表現の目的において種々の基材上に塗布される上記のような液体、固体、エマル ジョン、懸濁液およびチキソトロープ等の物質をも意味する。 第1の実施態様において、本発明は、基材上に絵の具を塗ったり操ったりする ための道具である。理解し易くするため、最初は伝統的な周知の刷毛状絵筆のた めの基材を考えることができよう。しかしながら、この道具はより洗浄し易く、 使用における新規な結果を可能とするものである。 図1に示すように、該道具20は、近端部24と遠端部26を備えた柄22を 有している。後に述べるように、この柄は、木で形成するか、好ましくはワニス またはラッカーを施した硬木、プラスチック、または金属で形成することができ る。 柄22の遠端部26に取り付けられているのは、口輪28である。口輪28は 剛性で、好ましい実施態様においては、スチール、黄銅、銅またはアルミニウム 、または腐食を防ぐために「ニッケル」メッキした黄銅、あるいはその他の適切 な 金属製材料とすることができる。プラスチックでも適切な口輪を形成することが できる。好ましくは、口輪28は、1つまたはそれ以上のひだ30で表されるよ うに、柄22の遠端部26に圧着して取り付ける。口輪28は、好ましくは、管 状または樽状で、柄22の遠端部26を越えて延びるものとする。最も好ましく は、口輪28は、ややテーパ付きで、近端部より遠端部において断面が幅狭とす る。口輪28の延長部32は、図2に示すように、内側表面36で境界づけられ た空洞部34を形成する。この空洞部34は、柄22の遠端部26と隣接してそ こから延びている。 弾性シリコーン先端部38は、空洞部34に担持される。より詳細には、先端 部38は、口輪接続部39と絵の具接触部40とを有する。先端部38は、好ま しくは柄22の最大径以下の最大断面径42を有する概ね三次元の作用面41を 備えている。描画先端部38は、作用面41の最大断面径42が柄22の最大断 面径を越えないという点で、従来の刷毛状絵筆と同様な寸法特性を有しているた め、画具20の操作は、一般的に二次元の作用面をもち、柄の最大断面径より大 きな、たいていの場合それよりかなり大きな作用面の幅寸法を有するへら型の道 具が似ているよりももっと近く、従来の刷毛状絵筆の操作に類似している。描画 先端部38の作用面41が、へら型の道具の二次元表面でなく、三次元表面であ るということによって、本発明は、絵の具の付け方および操り方を刷毛状絵筆に より近い方法で行うことが可能となっている。描画先端部38が形成されている 非多孔性のシリコーン材料の表面張力特性は、作用面41の三次元特性と組み合 わせた場合、絵の具が刷毛状絵筆の毛の間に毛管作用により、かつ毛によって運 ばれるのといくぶんか似た方法で、大量の絵の具を描画先端部38によって「運 搬」することが可能となる。それに比べて、美術家がへら型の道具で絵の具を移 動させたい場合は、絵の具をへらの二次元作用面上にすくい取らなければならな い。 先端部38は弾性のシリコーンで形成されている。好ましいシリコーンは、低 圧縮永久ひずみ(すなわち、一定圧力の下で時間を経ても実質的に緩和しない先 端部を形成すること、これにより溶剤の存在下で劣化するおそれのある接着剤を 使用せずに口輪内の固定関係の経時的な保守を行うことが可能となる);約50 〜250の高引裂き強度(Die B,ppi ASTM624による方法)(すなわち 、美術家が勢いよく塗っても殆ど破れたり裂けたりしない傾向を示す先端部を形 成すること);約20〜70、好ましくは約30〜60ショアーAジュロメータ ー硬度(ASTM2240による方法)の硬化後の硬度で特徴づけられる。なお 、ここで25〜40ショアーAジュロメーター硬度を「軟らかい」の先端部を形 成するのに使用し、45〜60ショアーAジュロメーター硬度の材料を「堅い」 先端部を形成するのに使用する。最も好ましくは、好ましいシリコーンを硬化す るのに使用する触媒をプラチナ系(これは耐溶剤性が大きい)とする。しかしな がら、子供たちや美術初心者に供給するのがふさわしいようなより簡素な先端部 を形成するには、より安価な過酸化物触媒系が好ましいと考えられる。 このような材料は、好ましくは、ダウ・コーニング社から発売されているメデ ィカル・グレード・シラスティックETR(登録商標)エラストマーQ7−47 35およびQ7−4750(高引裂き強度シリコーン)から得られる。なお、こ こでQ7−4735を「軟らかい」先端部を形成するのに使用し、Q7−475 0を「堅い」先端部を形成するのに使用する。これらの製品は、二成分熱硬化性 エラストマーとして提供されている。関連製品のQ7−4765はたしかに実用 性をもってはいるが、殆どの描画用途において「堅」すぎる先端部になってしま う。これらの3つの製品は混ぜ合わせて中間硬度を調製することもでき、Q7− 4765は例えばこのような配合物に役立つであろう。Q7−4735およびQ 7−4750と同一もしくは殆ど同一の物性を有するより安価な商品が近い将来 製造業者から発売されることが予期されているが、これは上記特定の材料はその 「医薬品」性が医薬基準を満たすために要求される更なる品質管理のためにいく ぶんか高費用となるためである。Q7−4735およびQ7−4750製品は、 ダウ・コーニング社により、ジメチルおよびメチルビニルシロキサン共重合体お よび強化シリカから構成されるものと示されている。やや望ましさに劣るが先端 部の製造に使用できる他のシリコーンとして、フルオロシリコーン(耐溶剤性が 大きいがきわめて高コスト);ダウ・コーニング社のGP−50およびGP−3 0等の 汎用性シラスチック(強度は十分であるが、耐溶剤性が低くオイル系絵の具での 幅広い応用を妨げる。ただし、子供用絵の具としての使用は可);ダウ・コーニ ング社のRTV(室温加硫タイプ);LSR 595−HCおよびLSR 59 0等のLSR(液体シリコーンゴム)(成形はきわめて値段が高い)、がある。 使用できるすべての材料における注目すべき性質は、成形先端部の表面特性であ る。とくに、乾いた、もしくは乾燥中の絵の具は表面に固着しにくく、使用後の 画具先端部の洗浄の容易さが顕著である。先端部形状は非限定的に変化させるこ とができるが、最も有用な形状として以下のようなものがある。すなわち、図5 に示すテーパ付きのポイント状、図8に示す平坦なチゼル状、図9に示すカップ 形チゼル状、図10に示すカップ形円形状、および図6に示す角度付きチゼル状 である。図9に示すカップ形チゼル状および図10に示すカップ形円形状はいず れも、基材表面上において新鮮な乾いていない絵の具を移動させ、操るために利 用することを美術家がすぐに覚えられるような凹面を含んでいる。先端部は、好 ましくは、射出圧縮成形などの成形によって形成する。これの代わりに、硬化シ リコーンから先端部を切断してもよい。勿論、成形と切断の組合せも使用してよ い。 再び図2を参照して、口輪接続部39は口輪空洞部34内で膨張して内側表面 36との固定接触が得られる。その膨張はインサート44によって発生する。好 ましい実施態様においては、インサート44はネジとしてよい。このネジは、先 端部38の口輪接続部39内に回転させながら進入させて取り付ける。インサー ト44を長手方向に移動させると、先端部38の材料が横方向に膨張する。この 横方向の膨張が十分であれば、先端部38と口輪28との間に固定接触が発生す る。口輪接続部39内における先端部38の膨張は、インサート44の取付けを 開始する近端部付近でやゝ目立っていることに注意されたい。この効果により、 好ましいテーパ状口輪28内における固定接触がさらに改善される傾向がある。 しかしながら、最も好ましくは、先端部作製中に先端部38の口輪接続部39に 相補的テーパを設けることができる。好ましい実施態様において、先端部38の 口輪28内への装着性を高めるために、先端部38の寸法を最大5%まで大きく している。先端部38を口輪28に対してどこに位置決めすべきを正確に示すこ とによって先端部38の口輪28内への組込みの補助とするため、先端部38上 に持上げリング43を設けてもよい。組立ての間において、いったん先端部38 が口輪28内の適切な位置に位置決めされるとリング43が先端部38をやゝ外 側へ押し出す傾向がある。ある実施態様においては、インサート44を正しい位 置に固定維持するための安全補充策として、エポキシ系接着剤をインサート44 の露出端部に塗り、インサート44の金属と口輪28の内側壁の金属との間の接 着剤結合を得ている。 インサート44はネジである必要はない。代わりに、クギその他の挿入可能な 硬い物体などの適切なインサートを取り付けることにより固定接触を発生させる ことができる。随意選択として、インサート44は、先端部38の口輪28から の望ましくない引抜きや意図せぬ解放を防ぐために、例えば床クギに見られるよ うなあごまたはリングを1つもしくはそれ以上含めてもよい。最も好ましくは、 先端部38は、最適には口輪接続部39の近端部から軸方向に延びて絵の具接触 部40の近端部において終端するパイロット穴をも含むものとする。 口輪28およびインサート44は先端部38を柄22に取り付けるための好ま しい機構であるが、この取付けは先端部38の近端部を柄22の遠端部に膠着さ せるか接着剤結合させるといった他の方法で実現してよいことは理解されよう。 これに代えて、柄22の遠端部26上の雄突起を先端部38内の対応する雌空洞 部内に挿入したり、反対に先端部38の近端部上の雄突起を柄22の遠端部26 内の対応する雌空洞部内に挿入したりすることができよう。いずれの場合も、先 端部38を柄22に固定するのを補助するために、あご、フランジ、掛け金、ネ ジ溝、膠あるいは接着剤、等補足の機械的または化学的機構を設けることができ るであろう。 本発明の画具の作製はまた、本発明のもう1つの実施態様を構成する。詳細に は、その方法は、木製の刷毛状絵筆の柄などの柄を設ける工程と、一般的に刷毛 状絵筆または普通の鉛筆に使われているような口輪28を設ける工程と、先端部 38すなわち上に述べたような様々な先端部形状ならびに硬度のいずれかとを設 ける工程とを含む。次に、先端部38を、先端部38の口輪接続部39が口輪2 8の先端部保持空洞部34内に位置し、かつ絵の具接触部40が口輪28から遠 端方向に延びた状態で口輪28内に挿入する。次いで、インサート44を先端部 38の口輪接続部39内に取り付けることにより、先端部38の口輪接続部39 を膨張させて口輪28の先端部保持空洞部34内に固定接触させる。好ましくは 、先端部38にパイロット穴を設ける。好ましいパイロット穴もしくはインサー ト空洞部はインサート44に比べて寸法が小さいが、取付けを促進するように働 く。すなわち、例えばネジの場合、ネジは取付けの際に逸れてしまう傾向を有し ており、インサート44を概ね軸方向に沿って長手方向に、かつ口輪接続部39 内の近端方から遠端方へ取り付けることにより、より均一な固定接触が生まれる 傾向がある。インサート44にネジを使用する場合、口輪内でのネジの駆動回転 はナットドライバまたはスクリュードライバで得ることができる。最後に、口輪 28を柄22に取り付ける。永久取付けの道具の場合は、ひだ30取付けを使用 することができる。ひだ取付けは、柄22の遠端部に隣接して環状溝を適切に設 けることによって改善し、確実に位置決めすることができる。 本発明は、例えば雌ネジ溝を切った口輪と雄ネジ山を備えた柄のように取り外 し可能な取付けである場合、先端部38の交換可能性が得られる。このような構 成において、美術家は、柄の数を減らして先端部38列を設けることができる。 口輪の数を減らして先端部38を交換してもよいし、またこの代わりに、各先端 部が専用の口輪をもち、柄の数を減らして専用の口輪を備えた先端部を交換して もよい。このようなシステムにおいて、先端部列は、交換可能な分離型先端部、 専用の口輪、あるいは一揃いの画具いずれの形においても美術家に提供すること ができる。利用可能な多様な形状を美術家はすぐに認識するであろうが、利用で きる先端部の各硬度を示すために不変の明瞭な色目印を設けることによって効率 を高めることができる。このような色目印は、成形に先立って先端部材料に混合 させることによって容易にこの結果が得られる。 さらに別の代替案においては、本発明は、1つの先端部または1つの先端部と 専用口輪との組合せを取り替えることによって損傷した美術家用画具を簡単に修 繕することが可能となる。 図13の最も好ましい実施態様120においては、一体化インサート144が 柄122から延びて、柄122と一体化されている。一体化インサート144と 柄122は、金属や木でも形成することができるが、成形した熱可塑性プラスチ ック材料から形成するのが好ましい。一体化インサート144は、縦溝145、 最も好ましくは4個の半径方向に突出している縦溝145を含む。これらの縦溝 145は、先端部138のインサート144に対する相対的回転を低減あるいは 防止するように機能する。さらに加えて、先端部138が不注意で一体化インサ ート144から分離するのを禁止するためにあご146が存在する。縦溝145 上のひじ147が、同様に一体化インサート144が排除されないように防止す るのに寄与する。さらに、口輪128は、例えばひだ131で圧着して口輪12 8を先端部138に対してより一層強固に固定することができることを指摘して おくべきであろう。 好ましくは、先端部138にパイロット穴またはインサート空洞部143を設 ける。好ましいインサート空洞部143は、先端部138の口輪接続部139内 において長手方向に配向する。最も好ましくは、一体化インサート144および インサート空洞部143が概ね互いに相補的な形状を有しながら、先端部138 の口輪接続部140を口輪128の空洞部134の内部表面136に抗して膨張 させるように一体化インサート144はインサート空洞部143に比して横方向 寸法が大きいものとする。 実施態様120の非常に望ましい性質が、それを先端部138と柄122間に おける多様で豊富な取付けシステムを備えた永久組立品として考えたときに分か るであろう。すなわち、先端部138は多くの方法で固定保持される。まず第一 に、先端部138は外側への膨張に基づいて口輪128の内側表面に抗して固定 され、それにより分離や回転が防止される。第二に、あご146およびひじ14 7も、一体化インサート144取付け後の長手方向の動きを防止し、回転防止に 寄与する。第三に、口輪128は、柄122および先端部138の両者に圧着さ れる。最後に、縦溝145が回転を禁止する。この永久道具に唯一残る重要な制 約は、先端部138を形成する材料の構造的品質である。 上記多様で豊富な取付け具は、本発明のまた別の実施態様、すなわち図13に 示されているような美術家用画具を形成する方法の観点から見れば、さらに一層 注目に値する。最初に、柄122を設ける。射出成形により一体化インサート1 44を備えたこのような柄122を形成することは当業者のよく知る技術の範囲 内である。同様に、当業者の熟知する範囲内の技術により、口輪128を金属管 から作製することができ、随意選択として少々のテーパを設けて加工することが できる。多様な形状および硬度の先端部138もまた、前に述べた市販のシリコ ーン材料から成形および/または切断加工することができる。先端部138を口 輪132に挿入した状態で、一体化インサート144および柄122を、それぞ れインサート空洞部143および口輪128の近端部132に長手方向に取り付 ける。最後に、口輪128を柄122の遠端部に取り付ける。この取付けは、好 ましくは圧着により行い、最も好ましくは口輪128を先端部138に圧着する ことによって行ってもよい。 この発明のもう1つの方法において、まず一体化インサート144を先端部1 38および口輪128に取り付け、その後で強制的に位置決めし圧着することが できる。 図15に示す別の実施態様において、一連の縦方向のスリット150を先端部 138内に設けて、本発明の毛管作用による絵の具保持能力を高めることができ る。スリット150の深さ寸法は、先端部138全体を通じて、あるいは先端部 138の中途のみを切断加工することができる。同様に、スリット150の長さ 寸法は、先端部138の長さに対して任意の所望の長さにすることができる。先 端部138の両側に1つずつ、一対の相補的スリット群を設け、それらの間に中 央の切り取られていない部分を残すことも可能である。先端部138を切断ある いは薄切りすることによってスリット150を設けることに加えて、先端部13 8の材料の一部を取り去って各スリット150を設けることも可能である。絵の 具の毛管作用による運搬能力および保持能力は、スリット150の機械的性質に 基づき、かつ絵の具を運ぶことのできる先端部138の表面積の増加に基づいて 高められる。スリット150はまた、本発明において異なる種類の筆跡あるいは 筆運びを生み出すためにも使用することができる。 以上より、本発明は、多くの実施態様において、新規な美術家用画具と、耐久 性の高い美術家用画具の大規模かつ経済的な生産に対し、あるいは先端部列の中 から交換可能な先端部に対して適切な方法とを提供することが容易に認められよ う。 この発明はその精神を逸脱することなく多くの改変を行うことができるので、 本発明の範囲は図示および説明された単一の実施態様に限定されるものではない 。というより、本発明の範囲は添付の請求項とそれらの同等物によって決すべき ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 基材上に絵の具を塗り、操るための道具において、 遠端部と近端部とを有する柄と; 上記柄の上記遠端部に取り付けられ、上記柄の上記遠端部から突出し て上記柄の上記遠端部に隣接する空洞部を画成する剛性の口輪であって、該空洞 部が内部表面を有するような上記口輪と; 弾性のシリコーンで形成された先端部であって、非多孔性の表面と口 輪接続部と備えた絵の具接触部分を有する該先端部と; 上記先端部の上記口輪接続部を膨張させて上記剛性の口輪の上記空洞 部の上記内部表面内に固定接触させるための手段とを備えた上記道具。 2. 基材上に絵の具を塗り、操るための道具において、 遠端部と、近端部と、縦軸と、最大断面径とを有する、手で握れる大 きさの長軸体から成る柄と; 弾性シリコーンから形成され、遠端部と、近端部と、縦軸と、上記遠 端部を含む概ね三次元の絵の具接触作用面とを備えた非多孔性の先端部であって 、該絵の具接触作用面が上記柄の最大断面径以下の最大断面径を有するようにし た該先端部と; 上記先端部の上記近端部を、上記先端部の上記縦軸が上記柄の上記縦 軸と概ね同軸状に位置合せされるように上記柄の上記遠端部に取り付けるための 手段とを備えた上記道具。 3. 請求項2の道具において、前記取付けのための手段が、 前記柄の前記遠端部に隣接する空洞部を画成する剛性の口輪であって 、該空洞部が内部表面を有するような上記口輪と; 前記先端部の前記近端部を膨張させて前記剛性の口輪の前記内部表面 内に固定接触させるための手段とを備えたことを特徴とする上記道具。 4. 請求項1または3の道具において、前記先端部の前記口輪接続部を膨張さ せるための前記手段が前記口輪接続部内に設けられたインサートを含有すること を特徴とする上記道具。 5. 請求項4の道具において、前記インサートが少なくとも1つのあごを含有 し、該あごが前記先端部の前記口輪接続部と相互作用して前記インサートの前記 先端部の前記口輪接続部に関する長手方向の引き抜きに対して抵抗を有するよう にしたことを特徴とする上記道具。 6. 請求項4の道具において、 前記先端部の前記口輪接続部内に長手方向に配向されたインサート空 洞部をさらに備え、 前記インサートは、上記インサート空洞部に対して概ね相補的な形状 を有し、かつ横方向寸法がインサート空洞部よりも大きくなっていて、前記先端 部の前記口輪接続部を前記口輪の前記空洞部の前記内部表面に抗して膨張させる ようにしたことを特徴とする上記道具。 7. 請求項1または2の道具において、前記先端部が約20〜約70ショアー Aジュロメーター硬度値、約50〜250Die Bの高引き裂き強度、および低圧 縮永久ひずみを有することを特徴とする上記道具。 8. 請求項1または2の道具において、前記先端部が、前記先端部が構成され ているシリコーンの硬度に関する視覚的情報を伝える色指標を含有することを特 徴とする上記道具。 9. 基材上に絵の具を塗り、操るためのキットにおいて、その配列が、 複数のシリコーン先端部であって、該先端部の各々が絵の具接触部と 口輪接続部とを有し、該口輪接続部は、該口輪接続部内へのインサートの設置に 応じて膨張して、柄に対して取り付け可能な口輪の先端部保持空洞部と固定接触 するようにした上記複数のシリコーン先端部を含有する上記キット。 10. 請求項9のキットにおいて、前記配列の個々の先端部がシリコーンのジ ュロメーター硬度において多様であり、前記先端部の各々は該材料の先端部のジ ュロメーター硬度を伝える色指標を含有することを特徴とする上記キット。 11. 請求項9のキットにおいて、 柄と、該柄に対して取外し可能に取り付けることのできる口輪と; 前記先端部の前記口輪接続部を前記口輪に対して膨張させるための取 外し可能に設置可能なインサートとをさらに備え、 前記配列の前記先端部の各々が、前記口輪と前記柄の組合せに対して 個々にかつ取外し可能に固定することができることを特徴とする上記キット。 12. 請求項1、2または9の道具において、前記先端部が、テーパ付きのポ イント状と、平坦なチゼル状と、カップ形のチゼル状と、カップ形の丸み状と、 角度を付けたチゼル状とから成る集合の中から選択された形状を有する概ね三次 元の絵の具接触作用面を有することを特徴とする上記道具。
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