JPH11503803A - 流体汲み上げ、スラッジ分離装置 - Google Patents

流体汲み上げ、スラッジ分離装置

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JPH11503803A
JPH11503803A JP8530120A JP53012096A JPH11503803A JP H11503803 A JPH11503803 A JP H11503803A JP 8530120 A JP8530120 A JP 8530120A JP 53012096 A JP53012096 A JP 53012096A JP H11503803 A JPH11503803 A JP H11503803A
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アーサー ホアー,デビッド
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アルベリイ ボアン リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 流体を汲み上げたり、容器を真空排気したり、流体と固形物との混合物をろ過する方法と装置である。本装置はハウジングと、その周囲の周りに配置された回転自在のローラを有するロータケージと、前記ケージの周りに配置されたチューブとからなる。第2の装置は平坦配置構造であって、チューブを絞ったり膨張させたりして液体/固形物の混合物から液体を圧送することにより流体と固形物との混合物のろ過を実行する。本方法と装置はぜん動原理を利用する。

Description

【発明の詳細な説明】 ぜん動性流体汲み上げおよび(または)スラッジ分離装置 本発明は、流体を汲み上げる方法と装置とに関し、特に液体と固形物との混合 物の処理に関する。例えば、本発明は、下水スラッジや農業スラリのようなスラ ッジ、あるいは食品における液体と固形物との分離のために使用できる。 本方法と装置は、いずれかの比率で固形物あるいは流体を含有する廃水あるい は廃液の処理に使用できる。例えば、本発明は動物のスラリの脱水、野菜洗浄工 場からの廃液の処理に、養鶏場、酪農場、クリーム製造所およびチーズ製造工場 からの廃液の処理に使用できる。また、産業、都市、および商業廃液、消化され たものや未消化の一次および二次スラッジを含む都市下水スラッジ、紙およびア スベスト等の製造工場の排出スラッジ、およびその他の何らかの排出スラッジや 、それらの混合物のような産業スラッジの処理にも使用できる。 さらに、本発明は、カンキツ類果物やスグリやリンゴパルプのようなその他の 果物から果汁を抽出したり、さらにはぶどうやクロフサスグリの収穫の間に種子 、茎、枝および葉から果汁や果肉を分離するためにも使用できる。 固形物/液体混合物の液体から固形物を分離することにより、残留固形物およ び液体の扱い、搬送、使用、あるいは散布をし易くする。 本発明の一局面によれば、固形物と液体との混合物の液体から固形物を分離す る方法であって、ろ過材料から形成された内側チューブと、該内側チューブを囲 み、非浸透性材料から作られた外側チューブ部分とからなる複合チューブであっ て、混合物が出口端より断面積の大きな入口端まで送られる複合チューブを通し て前記混合物を汲み出し、液体がろ過材料を通して前記内側および外側チューブ 部分の間の空間中へ圧送されるようにする段階と、前記液体を前記空間から少な くとも1個の液体用出口を通す段階と、固形物を前記内側チューブ部分の出口を 通して圧送する段階とからなる方法を提供する。 外側チューブ部分はテーパが付けられ、その入口端において内側チューブ部分 と同じ断面積、例えば直径であるが、出口端においては断面積、例えば直径がよ り大きく、2個の液体用出口と連通することが好ましい。チューブ部分は円形の 平坦配置のチューブから作られることが好ましい。 混合物は、複合チューブを、表面にローラを有する回転ケージの周りに、好ま しくは緊張状態で位置させ、前記ケージを回転させることにより混合物のポケッ トをその入口端から出口端までチューブに沿って圧送することによりぜん動原理 を利用して、複合チューブを通して汲み上げられることが好ましい。 また、本発明のこの局面によれば、固形物と液体との混合物の液体から固形物 を分離する装置において、ろ過材料から形成された内側チューブ部分と、該内側 チューブ部分を囲み、非浸透性材料から作られた外側チューブとを有する複合チ ューブであって、内側チューブ部分が出口端より断面積が大きい入口端を有して いる複合チューブと、混合物を前記複合チューブ通して圧送する汲み上げ手段と を含み、固形物が内側チューブ部分の入口端から出口端の外へ汲み出され、一方 液体がろ過材料を通して外側チューブ部分の出口から外へ圧送されるようにした 装置が提供される。 外側チューブ部分は、一端において内側チューブ部分の入口端に接続され、反 対側の端部において内側チューブ部分の出口端に接続され、その出口はチューブ 部分のこの端部近傍に位置していることが好ましい。外側チューブ部分は内側チ ューブ部分の出口端に接続された端部においてより大きい断面積を有することが 好ましい。内側チューブ部分の出口端において、前記内側チューブ部分の出口端 が接続されている中央開口を有する板が設けられており、また外側チューブの出 口端も前記板に接続されており、前記板には外側チューブ部分用の少なくとも2 個の出口が設けられていることが好ましい。 本装置は、軸線が回転ケージの回転軸に対して平行で該回転ケージの周囲の周 りに周囲方向に離隔しているローラをその周囲に有する回転ケージを含み、複合 チューブがその入口端と出口端とを固定して緊張状態でケージの周囲の一部の周 りに位置しており、そのため、ケージが回転すると、複合チューブに位置してい た混合物が、ぜん動原理を用いて、チューブを通して圧送されることが好ましい 。 前記ケージと複合チューブは、(部分的な円筒形であり、回転軸に対して同心 状であることが好ましい)円弧状の壁部分と、前記回転軸の周りで回転するよう に前記ケージが支承されており、前記円弧状壁部分より半径が僅かに小さい2個 の端壁とを有するハウジングに位置しており、複合チューブが回転ケージと円弧 状壁部分との間に挟まれていることが好ましい。 本発明の別の局面によれば、表面にローラを有する回転ケージと、部分的な円 筒形であり、前記ケージの回転軸心に対して同心状であるが、ケージが回転する と、ローラによって画成される円弧より半径が僅かに大きいことが好ましい円弧 状壁を有する液密ハウジングと、前記ケージのローラの少なくともあるローラの 上に置かれ、前記ローラと前記ハウジングの円弧状壁との間を延びる平坦配置の チューブであって、その一端が前記ハウジングの壁にある出口に接続され、反対 の端部が前記ハウジングの壁にある入口に接続されている平坦配置のチューブと を含み、液体がハウジングへ入るのを阻止するように前記入口に逆止弁が設けら れており、前記ハウジング内の圧力を低下させ、平坦配置のチューブが平坦配置 状態からチューブ状状態まで膨張させる手段が設けられているぜん動ポンプが提 供される。 また、本発明のこの別の局面によれば、ぜん動的に汲み上げる方法であって、 平坦配置のチューブをハウジング内に位置させる段階と、チューブの一端を前記 ハウジングの壁にある入口に接続し、前記チューブの反対側の端部をハウジング の壁にある出口に接続する段階と、平坦配置のチューブの中央領域をハウジング において回転可能なケージの一部の周りで、かつケージの周囲と、ケージの回転 軸と同心状のハウジングの円弧状壁との間で延びるように位置させる段階と、前 記ケージを回転させることによりローラが前記ケージの回転軸の周りを回転する につれて前記入口から出口までチューブに沿って平坦配置チューブ内の液体が押 し出されるようにする段階と、ハウジングの内部を、ハウジングを囲むものより 低い圧力に露出させ平坦配置のチューブを汲み上げるべき流体によって膨らませ る段階とを含むぜん動的に汲み上げる方法が提供される。 ハウジングの円弧状壁の内周の半径は、ケージが回転するとき、ローラの表面 によって画成される円弧の半径より極僅かに大きいことが好ましく、そのため平 坦配置のチューブが2個の円弧状面の間に位置するのに丁度十分な余地が残され ていることが好ましい。代替的に、2個の円弧状面の間の間隔は若干大きくてよ く、その場合、平坦配置のチューブが緊張状態でケージの周りに置かれる。 ローラはハウジングの平行に隔置された端壁の間の長手方向軸線の周りを回転 するように支持されていることが好ましい。ケージの回転軸心からのローラの回 転軸心の間隔は調整可能であることが好ましい。 本発明の第3の局面によれば、ぜん動汲み出し原理を用いてハウジンの周りの 外部圧力より低い圧力をハウジング内で発生させる装置であって、少なくとも一 部が円弧状であって、円筒形であることが好ましい側壁と、前記部分的に円弧状 である側壁によって接続された一対の隔置した端壁とを有する密閉ハウジングと 、前記ハウジング内で回転可能であって、その周囲の周りに隔置されたローラを 有するケージと、前記ケージの周りを延び、前記ローラの周囲と前記部分的に円 筒形の側壁の内面との間を延びる平坦配置のチューブであって、その一端が前記 ハウジングの壁にある出口に接続され、反対側の端が前記ハウジング内に固定さ れた穿孔された剛性部材に接続されている平坦配置のチューブと、前記ハウジン グ内の空気が前記剛性部材の穿孔を通して吸出され、前記穿孔去れた部材から、 前記出口を通してぜん動的に前記チューブに沿って汲み出されるように前記ケー ジを回転させる手段とを含み、前記装置から通気された空気あるいは前記ハウジ ングを囲む空気が再びチューブ内へ入らないようにする逆止弁が前記チューブあ るいは出口に設けられており、そのためハウジング内の圧力がハウジングの周り の圧力に対して減圧される装置が提供される。 また、本発明のこの局面によれば、密閉されたハウジング内の流体の圧力を減 圧する方法であって、部分的に円弧状の側壁を備えたハウジングを形成する段階 と、前記ハウジング内のロータをその周りに位置したローラが部分的に円弧状の 側壁の内面から隔置され、該内面に対して全体的に平行である円筒形円弧を画成 するように回転させる段階と、平坦配置チューブを前記ローラと部分的に円弧状 の側壁との間で位置するように該チューブを前記ローラ上に位置させる段階と、 前記チューブの出口端を密閉ハウジングの壁にある出口に固定する段階と、前記 出口あるいはチューブに逆止弁を設ける段階と、前記チューブの反対側の端を前 記ハウジング内に固定された剛性の穿孔部材に固定する段階と、前記ハウジング 内から穿孔部材を通して平坦配置のチューブの内部へ入る流体が前記チューブを 通って前記出口からぜん動的に汲み出されるように前記ケージを回転させる段階 とを含み、前記ハウジング内の流体の圧力が前記ハウジングの周りの圧力に対し て減圧させる方法が提供される。 前記ハウジングの側壁の円弧部分は半円筒形で、回転するローラによって画成 される円弧から近接隔置され、該円弧に対して平行であることが好ましい。 代替的に、ハウジングの側壁は円筒形でよく、その場合、平坦配置のチューブ がローラとハウジングの内面との間で緊密に挟まれることは必須ではないが、こ の場合、平坦配置チューブは緊張状態でケージのローラ上に位置されことが好ま しい。 前述した液体と固形物との混合物の液体から固形物を分離する方法と装置、並 びに前述したぜん動的に液体を汲み上げるぜん動ポンプと方法と、ハウジング内 での流体の圧力を減圧する装置と方法は単一の装置において組み合わされ、その 作動は三種類の方法を全て実行することが出来る。本装置は、単一のハウジング 内でローラを備えた単一のケージを組み込んでおり、ケージの周りでハウジング 内に少なくとも2個の平坦配置のチューブが位置しており、一方のチューブがハ ウジング内で減圧された圧力を発生し、他方のチューブが複合チューブを組み込 んでおり、双方のチューブは、前記一方のチューブによってハウジング内で減圧 された圧力が発生する結果膨らむようにされ、同時に他方のチューブがぜん動汲 み上げを可能とし、かつ分離を起こし、前記ケージを回転させるのに単一の動力 源がある。 前述した方法と装置のその他の好適な特徴は、図面を参照した以下の説明から 明らかとなる。 本発明を添付図面を参照して例として以下説明する。 第1図は汲み上げ装置の好適実施例の斜視図、 第2図は好適なロータケージの平面図、 第3図は真空排気パイプを通る第1図に示す汲み上げ装置の概略断面図、 第4図はろ過パイプを通る第1図に示す汲み上げ装置の概略断面図、 第5図はろ過チューブの平面図、 第6図はろ過チューブを通る線VIから見た外形断面図、 第7図は第1図に示す汲み上げ装置の概略斜視図、 第8図は汲み上げ装置の代替実施例の斜視図、 第9図は第8図に示す汲み上げ装置の概略斜視図である。 第1図を参照すると、汲み上げ装置1は、半円筒形の前部5と、頂部7と、底 部9と、2個の側部11、13と、後部15とからなる外側ハウジング3を有す る。駆動モータとギアボックスの組み立て体17が半円筒形前部5の軸心と概ね 整合して、側部11、13の一方に装着されている。 外側ハウジング3と、モータおよびギアボックスの組み立て体17は骨組み1 9に取り付けられている。モータとギアボックスの組み立て体17の軸心に沿っ て外側ハウジング3の内部へ突出している駆動軸31がベアリング組み立て体( 図示せず)によってハウジング3内に支持されている。ベアリング組み立て体は ハウジング3内で真空を保つことができる気密構造にされている。ハウジング3 の第2の側部13は取り外し可能な端板からなり、該端板はハウジング3に嵌合 されると、ハウジング3内で真空を保つことが出来る気密シールを作る。取り外 し可能な端板は汲み上げ装置1の内部要素を保全したり、および(または)調整 出来るようにする。ハウジング3内で駆動軸には、第2図から第4図並びに第7 図に示すようにローラケージ21としてまとめて記述しうる円筒形の骨組みが軸 線方向に取り付けられている。 ロータケージ21は、間隔をおいて円形の端板23、25に固定されたスペー サバー27によって任意に結合された2個の端板23、25を有する。ロータケ ージ21の中心軸に対して45度の間隔をおいて離隔された8個のベアリング支 持チャンネル29が円形のロータケージ21の各端板23、25に形成されてベ アリング支持スターを形成する。支持チャンネル29は駆動軸31から半径方向 外方に延びて端板23、25の周縁を調整する。調整手段33がチャンネル29 に位置している。調整手段33の半径方向最外側端はブロック35からなる。2 個の端板23、25が、各支持チャンネル29が他方の端板の対応する支持チャ ンネル29と整合するように軸線方向に整合している。 ローラ37が2個の対応するブロック35内に取り付けられた端板23、25 の間に嵌め込まれ、ローラ37の端部がブロック35内に位置するようにし、調 整手段33が端板23、25に対するブロック35の半径方向位置を変えること により、各ローラ37を調整する。従って、ローラ37は、全てのローラ37が 駆動軸31の中心から同じ半径方向距離を突出する位置に独立して設定すること が出来る。ローラ37を駆動軸31の中心軸から均等の位置に調整することによ り、ロータケージ21はバランス良く回転する。 ローラ37はロータケージ21の概ね全長に亘って延びる回転自在の円筒体か らなる。前記円筒体の表面層は例えばPVCあるいはナイロンのような硬質の耐 摩耗材料からなる。円筒体はその端部がブロック35に嵌合している中央軸39 を有する。 第3図から第7図までを参照すると、ロータケージ21と外側ハウジング3と の間には、少なくとも1個の真空排気パイプ43と少なくとも1個のろ過パイプ 45とからなる平坦配置のチューブが位置している。真空排気パイプ43は、ロ ータケージ21の円周の半分よりも長い、ある長さの平坦配置のチューブからな る。ハウジング3の後部15の内側には第1と第2のパイプ取り付け点44、4 7がある。第1の取り付け点44はハウジング3の内部へ延びる穿孔チューブ4 9からなり、該穿孔チューブに真空排気パイプ43の第1の端部が係合し、その ためチューブ49の穿孔は真空排気パイプ43によって覆われていない。第2の パイプ取り付け点47もハウジングの後部15に取り付けられているが、この場 合は、後部15にチューブ53が通過する孔がある。チューブ53はハウジング 3の後部15の孔に密封可能に取り付けられ、ハウジング3内のチューブ53の 端部は真空排気パイプ43の第2の端部に接続されている。逆止弁51がチュー ブ53の内部に嵌め込まれ、ハウジング3の内部の圧力が低いときハウジング3 の周りの空気がハウジング3へ入るのを阻止する。前記弁51は真空排気パイプ 43内に位置することが出来る。 真空排気パイプ43は第3図と第7図に示すように、ロータケージ21の周囲 の一部に亘って緊張状態で通り、そのためパイプ43はローラ37に対してぴっ たりと保持される。パイプ43の緊張度は、例えばロータケージ21に対するロ ーラ37の半径方向位置を変えたり、あるいはハウジング3内のロータケージ2 1の位置を、例えばハウジング3の後部15へより近く引張るように多くの方法 で変更することが出来る。緊張度は、例えば温度の変化や、ローラケージ21を 回転させる駆動モータの動力低下のような多くの理由で変更する必要がありうる 。 ロータケージ21を回転させることによりハウジング3内を真空にする。真空 排気パイプ43の一端においてチューブ49があるため、真空排気パイプ43の 平坦配置のチューブは、回転しているロータケージ21がロータ37を真空排気 パイプ43と接触し始めるようにする点においては平坦ではない。ロータケージ 21が回転を続けるにつれて、ローラ37の丁度前方の真空排気パイプ43内の 空気は、平坦配置のチューブがハウジングの前壁5の内面53に対してローラ3 7によってペちゃんこにされるにつれてローラ37によって捉えられる。このた め、隣接するローラ37間で空気のポケットを形成する。捉えられた空気ポケッ トは次に、パイプ43に沿って逆止弁に向かって押され、該逆止弁を通ってハウ ジング3から出て行く。空気のポケットがハウジング3から「絞り出される」に つれて、ハウジング3内の圧力は低下する。このため、ローラ37間の空気ポケ ットを膨張させ、ローラ37は通る毎により多い空気を封入する。穿孔チューブ 49近傍の真空排気パイプ43内の空気は、穿孔がハウジング3内の空気がパイ プ43へ入りうるようにするために保持される。真空排気パイプ43の膨らみが 増大することによって汲み出し装置は低圧においてより効率的となる。 従って、上述の真空汲み出し装置は、パイプ43に沿って空気のポケットを絞 り出すことにより、ぜん動原理で作動する。 第4図から第7図を参照すると、ろ過パイプ45はろ過材料から作られ、大き な入口端59から小さい出口端61までテーパの付いている第1の、すなわち内 側の平坦配置のパイプ57と、非浸透性の材料から作られ、第1の平坦配置のパ イプ57を包み、入口端59では小さい端部と、出口端61においては大きい端 部を有することが好ましい(必須ではないが)第2の、すなわち外側の平坦配置 のパイプ63とからなる複合パイプである。ろ過パイプ45は真空排気パイプ4 3と同様にロータケージ21の周りに嵌め込まれ、真空排気パイプ43と同様に 63、65で示すようにハウジング3の後部15を貫通する。出口端61は出口 端板72に接続された3本のチューブ67、71からなり、入口端59は入口端 板70に接続された1本のチューブ69からなる。端板70および72は、ろ過 の前、ろ過の間、あるいはろ過の後に混合物の状態を見ることが出来るようにす る覗き窓を任意に含む。そのようにして、本装置は観察した状態に応じて早くし たり、遅くしたりするようにしうる。ろ過チューブ45の全てのチューブ67、 69および71はハウジングの後部15を貫通し、ハウジングの外部と連通する が、各チューブ67および71には逆止弁73が装着されている。このように、 ろ過を必要とする混合物は入口端59においてろ過パイプ45に送り込まれ、出 口端61においてろ過パイプ45から送り出される。 ロータケージ21の回転によりろ過すべき混合物が真空排気パイプ43におけ る空気と同様にろ過パイプ45に沿って押し出されるようにする。通常は非膨張 性物質である混合物が、ろ過パイプ45に入るにつれて、ハウジングの内側より も高い圧力でパイプ45に入るためパイプ45において膨張するように曝気する ことが好ましい。混合物がローラ37によってろ過パイプ45に沿って押し出さ れるにつれて、混合物中の空気が内側の平坦配置のパイプ57のろ過材料を通し てろ過パイプ45の外側部分へ膨張する。その膨張により、混合物からろ過材5 7を通してより細かい材料を汲み出す。ろ過パイプ45の外側パイプ63のサイ ズは該パイプ45の出口端61に向かって連続的に大きくなっているので、膨張 はろ過パイプ45の長さに亘って継続する。逆に、内側パイプ57は出口端61 に向かって、収縮するので、混合物を絞り、より細かい材料をろ過材料57を通 して、パイプ45の外側部分中へ圧送する。ろ過された混合物のより細かい部分 は2個の出口チューブ67を介してハウジング3を出て行き、一方混合物のより 粗い部分は単一の出口チューブ71を介してハウジング3から出て行く。 ろ過すべき混合物はろ過パイプ45を介して汲み出され、従って、入口端59 から出口端61まで、ぜん動原理を用いて、パイプに沿って混合物のポケットを 圧送することによりろ過される。 試験したところでは、水銀柱7から10インチ(178から254ミリ)程度 の部分真空が液体/固形物の組み合わされた流れの効率的な汲み出し作業に効果 的であることを示した。ここでの真空の引用は「負」圧、あるいはこの程度(あ るいはより大きい)部分真空を意味する意図であって、「全」真空を意味するも のではない。 ロータケージ21の回転速度は汲み上げ装置1の汲み上げ速度を調整する。 真空度を加速して高めるために、1個以上の真空排気パイプ43を組み込むこ とが出来る。 流体のろ過を行うことなく流体を汲み上げるために汲み上げ装置1を使用する には、ろ過用の平坦配置パイプ57を非浸透性パイプ63から外して、ろ過パイ プ45を用いればよい。 より広幅の汲み上げ装置1の場合、1個以上のろ過パイプ45を汲み上げ装置 に組み込むことが出来る。 本発明の有利な特徴は、いずれのパイプも自動汲み上げ式であるため、汲み上 げを開始するために手動で呼び水を行う必要がないことである。 パイプ43および45のサイズは呼び水を必要とする材料に適当に適合するよ うに選定される。高粘度の流体は粘度の低い流体よりもより大きいサイズのろ過 パイプを必要とする。同様に、ろ過材料はフィルタが必要な材料のみが通過しる ように選定される。ローラとハウジングの半円筒形の面の内面との間の空間もパ イプを通して汲み上げられ、ろ過される材料に応じて変えることが出来る。 ろ過パイプ45のさらに開発されたものはろ過パイプ45の長さに亘って延び るようにして、ろ過材料の外側に極めて小さいゴムパイプを組み込んでいる。こ の小さいパイプは、ローラ37がろ過パイプ45上を通るとき、急速に圧縮され るセル間結合形成物を備えたA.S.T.M(NR)のような極めて軟質のゴム から作られている。ゴムパイプは圧縮されている間、内側のパイプが外側パイプ 63にくっつかないようにする。 ハウジング3の内面が、ローラ37による圧縮の間、平坦配置チューブ43お よび45を損傷させないように、ハウジング3の内面および(または)ローラ3 7の外面)に非摩耗性材料をコーテイングすることが可能である。 パイプを通して押し出されている混合物の作用自体が自動洗浄メカニズムとし て作用し、従ってフィルタの清浄は極時折でよい。これは「逆洗」と考えうる。 ローラは混合物の固形部分を破壊するマングラとして作用しうる。このために 、汲み上げ装置は材料をろ過し、汲み上げるのみならず、流体を静めるように適 合することが出来る。 ハウジング3の内面はセル間結合形成物を有する材料の層で任意にライニング する。 代替的な実施例が第8図と第9図に示されており、汲み上げ装置80が概ね円 筒形のハウジング82と、4個のローラ37を備えたロータケージ84と、スペ ーサバー27と、真空排気パイプ(図示せず)と、ろ過パイプ(図示せず)とか らなる。 汲み上げ過程は好適実施例と同様に達成されるが、先の例ではローラが混合物 と空気とを、平坦配置のパイプを半円筒形前部5の内面55に対して絞ることに よりパイプの出口端まで圧送したのに対して、代替実施例ではロータケージ84 の周りでパイプを緊張させてローラ37に対してパイプを絞ることにより空気と 混合物とのポケットを形成している。このように、ハウジングの内部には、ハウ ジング82の内部のいずれかの点においてパイプの取り付け点を設ける余地があ る。 汲み上げ装置は床に取り付けることが考えられる。しかしながら、例えばタン カの後部に取り付けたような可動式装置や家庭用の小型装置のような可搬式装置 も可能と考えられる。 ハウジング内の真空(減圧)と組み合わせて、前述の装置において平坦配置の チューブ(あるいはパイプ)を用いることにより、著しい費用節約が可能である 。そのようなチューブは消防署が使用するホースと類似であって、ぜん動式ポン プで従来から使用されている通常の弾性変形可能円形チューブよりもはるかに安 い。さらに、前述した真空状態においては、そのようなチューブは迅速に「円形 」を復元し、汲み上げ/分離作業を早め、従って本装置の能力を高める。ろ過過 程は一般に固形物から液体を分離することである。しかしながら、適当なフィル タを使用することにより、種々の粘度の液体を含有している材料も分離すること が出来る。そのような使用の一例は油漏れの後水から油を清浄する場合である。 さらに考えられる用途は、油掘削中に泥から油を分離すること、あるいは湿地 での土木工事プロジェクトにおいて土から水を分離することがある。 本発明は単に例示として前述されてきたが、細部における修正も本発明の範囲 に入りうることが勿論理解される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年7月4日 【補正内容】 明細書 流体汲み上げ、スラッジ分離装置 本発明は流体を汲み上げる方法と装置とに関し、特に液体と固形物の混合物を 処理することに関する。例えば、本発明は、下水スラッジや農業スラリのような スラッジあるいは食品における液体と固形物との分離のために使用できる。 本方法と装置は、いずれかの比率で固形物あるいは粒子を含有する廃水あるい は廃液の処理に使用できる。例えば、本発明は動物のスラリの脱水、野菜洗浄工 場からの廃液の処理に、あるいは養鶏場、酪農場、クリーム製造所およびチーズ 製造工場からの廃液の処理に使用できる。また、産業、都市、および商業廃液、 消化されたものや未消化の一次および二次スラッジを含む都市下水スラッジ、紙 、アスベスト等の製造工場の排出スラッジおよびその他の何らかの排出スラッジ やそれらの混合物のような産業スラッジの処理にも使用できる。 さらに、本発明はカンキツ類の果物やスグリやリンゴパルプのようなその他の 果物から果汁を抽出したり、さらにはぶどうやクロフサスグリの収穫の間に種子 、茎、枝、および葉から果汁や果肉を分離するためにも使用できる。 固形物/液体混合物の液体から固形物を分離することにより、残留固形物およ び液体の扱い、搬送、使用あるいは散布をしやすくする。 本発明の一局面によれば、液体と固形物との混合物の液体から固形物を分離す る方法であって、ろ過材料から形成された内側の平坦配置のチューブ部分と、前 記内側の平坦配置のチューブ部分の周りにあって、非浸透性材料から作られた外 側の平坦配置のチューブ部分とからなる複合平坦配置のチューブであって、前記 内側のチューブ部分の入口端がその出口端より断面積が大きい複合平坦配置チュ ーブを、周囲にローラを有する回転ケージであって円弧状壁部分を備えたハウジ ング内に位置したケージの周りに前記複合平坦配置チューブを位置させ、複合チ ューブを円弧状の壁部分とローラとの間に位置させて、前記複合チューブを通し て混合物を汲み出す段階と、前記ケージが前記チューブの入口から出口端までぜ ん動原理を利用して、前記チューブに沿って前記混合物のポケットを圧送するよ うに前記ケージを回転させ、液体がろ過材料を通して内側および外側の平坦配置 のチューブ部分の間の空間内へ圧送するようにさせる段階と、前記液体を前記空 間から少なくとも1個の液体用出口を通過するようにさせる段階と、固形物を前 記内側の平坦配置のチューブ部分の出口を通して圧送させるようにする段階と、 前記チューブが前記ローラと部分的な円弧状側壁との間に位置するように第1の 平坦配置のチューブをローラ上で前記ケージの周りに位置させることにより、前 記ハウジングの周りの圧力より低い圧力に前記ハウジングの内部を減圧させる段 階と、前記チューブの出口端を密閉ハウジングの壁にある第1の出口に固定する 段階と、前記チューブの出口に逆止弁を設ける段階と、前記チューブの反対側の 端を前記ハウジング内に固定された剛性の穿孔部材に固定させる段階とを含み、 前記ケージが回転することにより前記ハウジングの内部から穿孔部材を介して平 坦配置のチューブの内部へ流れてくる流体をぜん動的に第1の出口からチューブ を通して汲み上げられうるようにすることによって、ハウジング内の流体の圧力 をハウジングの周りの圧力まで減圧し、減圧された圧力が複合平坦配置のチュー ブを分離すべき混合物で膨らませることを特徴とする液体と固形物の混合物の液 体から固形物を分離する方法が提供される。 外側チューブ部分はテーパが付けられ、入口端において内側チューブ部分と同 じ断面積、例えば同じ直径であるが、出口端においては断面積、例えば直径がよ り大きくて2個の流体用出口と連通することが好ましい。チューブ部分は円形の 平坦配置のチューブから作られることが好ましい。 また、本発明のこの局面によれば、固形物と液体との混合物の液体から固形物 を分離する装置であって、少なくとも一部が円弧状である側壁と、前記側壁によ って接続されている一対の対向した端壁とを有する密閉ハウジングと、前記ハウ ジング内で回転可能であり、周囲に離隔されたローラを有するケージと、前記ケ ージの周りとを延び、前記ローラの周囲と円弧状側壁の内面との間に位置する第 1の平坦配置のチューブであって、一端が前記ハウジングの壁にある第1の出口 に接続され、反対側の端が前記ハウジング内に固定された穿孔剛性部材に接続さ れた第1の平坦配置のチューブと、前記ハウジング内の空気が前記剛性部材の穿 孔を介して吸い出され穿孔部材から第1の出口までぜん動的にチューブに沿って 汲み出されるように前記ケージを回転させる手段とを含み、前記チューブへ空気 が再度入らないようにするために前記チューブあるいは出口に逆止弁が設けられ ることによって、前記ハウジング内の圧力が前記ハウジングの周りの圧力に対し て減圧される装置であり、さらにろ過材料で形成された内側チューブと、前記内 側チューブ部分を囲み、非浸透性材料で作られている外側チューブ部分とを有す る複合チューブであって、入口端は出口端より断面積が大きく、前記ケージの少 なくとも一部の周りに位置され、前記ローラの周囲と前記側壁の円弧状部分の内 面との間に位置され、入口端と出口端とが静止状態に保持されており、そのため ケージが回転されると、前記複合チューブ内に位置したろ過すべき材料が、ぜん 動原理を利用して、チューブを通して圧送されることにより、固形物が内側チュ ーブ部分の入口端から出口端の外へ汲み出され、一方液体がろ過材料を通して外 側チューブ部分の出口の外へ圧送されるようにする複合チューブをさらに含む固 形物と液体の混合物の液体から固形物を分離する装置が提供される。 外側チューブ部分は一端において内側チューブ部分の入口端に接続され、反対 側の端において内側チューブ部分の出口端に接続され、出口が前記チューブ部分 の前記端の近傍に位置することが好ましい。外側チューブ部分は内側チューブ部 分の出口端に接続された端部において断面積がより大きいことが好ましい。内側 チューブ部分の出口端において、内側チューブ部分の出口端が接続される開口を 有する板が設けられ、外側チューブ部分の出口端もまた、前記板に接続され、前 記板には、また外側チューブ部分のための少なくとも2個の出口が設けられてい ることが好ましい。 本発明の別の局面によれば、ぜん動的に汲み出す装置であって、少なくとも一 部が円弧状である側壁と、前記部分的に円弧状の側壁によって接続された一対の 離隔した対向端壁とを有する密閉ハウジングと、前記ハウジング内で回転可能で あるケージであって、その周りに離隔されたローラを有するケージと、前記ケー ジの周りを延び、前記ローラの周囲と前記円弧状の側壁の内面との間に位置して いる第1の平坦配置チューブであって、一端が前記ハウジングの壁の第1の出口 に接続され、反対側の端が前記ハウジング内に固定された穿孔剛性部材に接続さ れている第1の平坦配置チューブと、前記ハウジング内の空気が剛性部材の穿孔 を通して吸い込まれ、穿孔部材からぜん動的に前記チューブに沿って第1の出口 まで汲み出されるように前記ケージを回転させる手段とを含み、空気が再度前記 チューブに入らないように前記チューブあるいは出口に逆止弁が設けられており 、そのためハウジング内の圧力がハウジングの周りの圧力に対して減圧されるぜ ん動汲み出し装置であって、さらに前記ケージのローラの少なくともあるローラ の上に位置され、前記ローラとハウジングの側壁の円弧状部分との間を延びてい る第2の平坦配置のチューブであって、一端が前記ハウジングの壁にある第2の 出口に接続され、反対側の端部が前記ハウジングの壁にある入口に接続されてい る第2の平坦配置のチューブを含み、第2の出口において流体がハウジングへ入 らないように前記第2の出口と関連して逆止弁が設けられており、前記ケージが 回転することにより、前記ハウジング内の圧力を減圧して平坦配置チューブをそ の平坦配置状態からチューブ状状態まで膨張させるのみならず、汲み出すべき材 料を前記第2の平坦配置チューブに沿って入口端から出口端まで押圧することを 特徴とするぜん動汲み出し装置が提供される。 また、本発明の別の局面によれば、ぜん動的に汲み出す方法であって、部分的 に円弧状の側壁を備えた密閉ハウジングを形成する段階と、ハウジング内でケー ジを回転させ、該ケージの周囲に位置したローラが前記部分的に円弧状の側壁の 内面から離隔され、該内面に対して全体的に平行である円筒形の円弧を画成する ようにさせる段階と、第1の平坦配置のチューブが前記ローラと部分的に円弧状 の側壁との間に位置するように前記ローラ上で前記ケージの周りに位置させる段 階と、前記チューブの出口端を密閉ハウジングの壁にある第1の出口に固定する 段階と、前記チューブの出口に逆止弁を設ける段階と、前記チューブの反対側の 端部を前記ハウジング内に固定された剛性の穿孔部材に固定する段階と、前記ケ ージを回転させ、前記ハウジングの内部から前記穿孔部材を通して平坦配置チュ ーブの内部へ入る流体が前記チューブを通して、第1の出口の外へぜん動的に汲 み上げられるようにすることによって前記ハウジング内の流体の圧力が前記ハウ ジングの周りの圧力に対して減圧されるようにする段階とを含み、さらに第2の 平坦配置のチューブを前記ハウジング内に位置させる段階と、前記第2のチュー ブの一端を前記ハウジングの壁にある入口に接続し、前記チューブの反対側の端 部を前記ハウジングの壁にある第2の出口に接続する段階と、平坦配置のチュー ブの中央領域を、それが前記ケージの少なくとも一部の周りで、前記ローラと、 ケージと、前記ケージの回転軸と同心状の前記ハウジングの部分的に円弧状の壁 との間を延びるように位置させることによって、前記ケージが回転すると第2の 平坦配置のチューブ内の流体が、前記ローラが前記ケージの回転軸の周りを回転 するにつれて、前記チューブに沿って入口から第2の出口まで圧送されるように する段階とを含み、前記ハウジング内の圧力が減圧されることによって第2の平 坦配置のチューブがローラの間で汲み出されれべき流体によって膨らまされるこ とを特徴とするぜん動的に汲み出す方法が提供される。 前記ハウジングの円弧状壁の内周の半径は前記ケージが回転するときローラの 表面によって画成される半径より極僅かに大きく、そのため平坦配置のチューブ が2個の円弧状面の間に位置するのに丁度十分な余地があることが好ましい。代 替的に、2個の円弧状の面の間の間隔は若干大きくしてもよく、その場合、平坦 配置のチューブが緊張状態で前記ケージの周りに位置される。 前記ケージの回転軸からの前記ローラの回転軸の間隔は調整可能であることが 好ましい。 前記ハウジングの側壁の円弧状の部分は半円筒形で、回転しているローラによ って画成される円弧に対して平行に近接離隔されることが好ましい。 代替的に、ハウジングの側壁は円筒形であってもよく、その場合、平坦配置の チューブはローラとハジングの内面との間に緊密に挟まれることは必須ではない が、この場合、平坦配置チューブはケージのローラ上に緊張状態で位置されるこ とが好ましい。前述した液体と固形物との混合物の液体から固形物を分離する装 置と前述したぜん動ポンプは単一の装置において組み合わされ、その作動は前述 の方法を合わせて実行することが出来る。本装置は、単一のハウジング内でロー ラを備えた単一のケージを組み込んでおり、前記ケージの周りで前記ハウジング 内に、少なくとも2個の平坦配置のチューブが位置されており、一方のチューブ は前記ハウジング内で圧力を減圧するもので、他方は複合チューブを組み込んで おり、双方のチューブは、一方のチューブによってハウジング内で減圧された結 果膨らまされ、同時に、他方のチューブはぜん動汲み上げと分離とを可能とする 。 前記ケージを回転させる単一の動力源が設けられている。 前述した方法と装置とのその他の好適な特徴は、図面を参照した以下の説明か ら明らかとなる。 本発明を添付図面を参照して例として以下説明する。 第1図は汲み上げ装置の好適実施例の斜視図、 第2図は好適なロータケージの平面図、 第3図は真空排気パイプを通る第1図に示す汲み上げ装置の概略断面図、 第4図はろ過パイプを通る第1図に示す汲み上げ装置の概略断面図、 第5図はろ過チューブの平面図、 第6図はろ過チューブを通る線VIから見た外形断面図、 請求の範囲 1. 少なくとも一部が円弧状である側壁(5)と、前記部分的に円弧状の側 壁(5)によって接続された一対の離隔し、対向した端壁(11,13)とを有 する密閉ハウジングと、前記ハウジング(3)内で回転可能であるケージ(21 )であって、その周囲に離隔されたローラ(37)を有するケージ(21)と、 前記ケージ(21)の周りを延び、前記ローラ(37)の周囲と、円弧状側壁( 5)の内面との間に位置している第1の平坦配置のチューブであって、一端がハ ウジングの壁にある第1の出口(47)に接続され、反対側の端部が前記ハウジ ング(3)内に固定された穿孔剛性部材(49)に接続された第1の平坦配置の チューブと、前記ハウジング(3)内の空気が前記剛性部材(49)の穿孔を介 して吸い込まれ、前記穿孔部材(49)からぜん動的に前記チューブに沿って第 1の出口(47)まで汲み出されるように前記ケージ(21)を回転させる手段 とを含み、空気が前記チューブへ再び入らないように前記チューブあるいは出口 (47)に逆止弁(49)が位置し、それによって前記ハウジング(3)内の圧 力が該ハウジング(3)の周りの圧力に対して減圧され、さらに前記ケージ(2 1)のローラ(37)の中の少なくともあるローラの周りに位置し、前記ローラ (37)と前記ハウジング(3)の側壁(5)の円弧状部分との間を延びる第2 の平坦配置のチューブ(45)であって、一端が前記ハウジング(3)の壁にあ る第2の出口(65)に接続され、反対側の端部が前記ハウジングの壁の入口( 63)に接続されている第2の平坦配置のチューブ(45)をさらに含み、流体 が第2の出口(65)においてハウジングに入らないようにするために逆止弁が 前記第2の出口(65)と関連して設けられており、前記ケージ(21)が回転 することが前記ハウジング(3)内の圧力を減圧して平坦配置チューブをその平 坦配置状態からチューブ状状態に膨張させるのみならず、汲み上げるべき材料を 前記入口端(63)から出口端(65)まで押圧することを特徴とするぜん動的 に汲み上げる装置。 2. 固形物と液体との混合物の液体から固形物を分離する装置において、少 なくとも一部が円弧状である側壁(5)と、前記側壁(5)によって接続された 一対の離隔し対向した端壁(11、13)とを有する密閉ハウジング(3)と、 前記ハウジング(3)内で回転可能であり、その周囲に離隔したローラ(37) を有しているケージ(21)と、前記ケージ(21)の周りを延び、前記ローラ (37)の周囲と前記円弧状の側壁(5)の内面との間に位置した第1の平坦配 置チューブであって、一端が前記ハウジングの壁にある第1の出口(47)に接 続され、反対側の端部が前記ハウジング(3)内に固定された穿孔剛性部材(4 9)に接続されている第1の平坦配置のチューブと、前記ハウジング(3)内の 空気が剛性部材(49)の穿孔を通して吸い込まれ、前記穿孔部材(49)から ぜん動的にチューブに沿って第1の出口(47)まで汲み上げられるように前記 ケージ(21)を回転させる手段とを含み、空気が前記チューブへ入らないよう に逆止弁(51)が前記チューブあるいは出口(47)に位置しており、そのた め前記ハウジング(3)内の圧力が該ハウジング(3)周りの圧力に対して減圧 され、ろ過材料から形成された内側チューブ部分(57)と、前記内側チューブ 部分を囲み、非浸透性材料から作られた外側チューブ部分(63)とから成る複 合チューブであって、前記内側チューブ部分(57)がその入口端において出口 端より断面積が大きく、前記複合チューブが前記ケージ(21)の少なくとも一 部の周りで、かつ前記ローラ(37)と側壁(5)の円弧状部分の内面との間に 位置している複合チューブをさらに含み、前記入口端と出口端は静止状態に保持 されており、前記ケージ(21)が回転すると、前記複合チューブ内に位置した ろ過すべきいずれの混合物もぜん動原理を利用して、前記チューブを通して圧送 され、それによって固形物は内側チューブ部分(57)の入口端から出口端の外 へ汲み出され、一方液体はろ過材料を通して、外側チューブ部分(63)の出口 から圧送されることを特徴とする固形物と液体との混合物の液体から固形物を分 離する装置。 3. 前記円弧状側壁(5)が部分的に円筒形であることを特徴とする請求の 範囲第1項または第2項に記載の装置。 4. 前記ローラ(37)の軸線がケージ(21)の回転軸に対して平行であ ることを特徴とする請求の範囲第1項、第2項または第3項に記載の装置。 5. 前記ケージ(21)がその軸線の周りで回転するように2個の端壁(1 1、13)で支持されており、半径が前記円弧状壁部分(5)の半径より僅かに 小さいことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置。 6. 前記複合チューブが緊張状態で前記ケージ(21)の上に位置している ことを特徴とする請求の範囲第2項から第5項までのいずれか1項に記載の装置 。 7. 前記外側チューブ部分(63)がテーパが付けられ、入口端では内側チ ューブ部分(57)と同じ断面積であるが、出口端では断面積、例えば直径がよ り大きく、少なくとも1個の液体用出口と連通していることを特徴とする請求の 範囲第2項から第6項までのいずれか1項に記載の装置。 8. 前記内側および外側チューブ部分(57、63)が円形の平坦配置チュ ーブから作られていることを特徴とする請求の範囲第2項から第7項までのいず れか1項に記載の装置。 9. 前記外側チューブ部分(63)が一端で内側チューブ部分(57)の入 口端に接続され、反対側の端部において内側チューブ部分(57)の出口端に接 続されており、その出口は前記チューブ部分の前記端に隣接して位置しているこ とを特徴とする請求の範囲第2項から第8項までのいずれか1項に記載の装置。 10. 前記外側チューブ部分(63)の断面積が前記内側のチューブ部分( 57)の出口端に接続された端部においてより大きいことを特徴とする請求の範 囲第9項に記載の装置。 11. 前記内側チューブ部分(57)の出口端において、前記内側チューブ 部分の出口端が接続される中央開口を有する板(72)が設けられており、前記 外側チューブ部分(63)の出口端も前記板(72)に接続されており、前記板 (72)にはまた外側チューブ部分(63)の少なくとも2個の出口も設けられ ていることを特徴とする請求の範囲第2項から第10項までのいずれか1項に記 載の装置。 12. 前記ハウジング(3)内での減圧により平坦配置のチューブがその平 坦配置状態からチューブ状状態まで膨張することを特徴とする請求の範囲第1項 から第11項までのいずれか1項に記載の装置。 13. 前記ローラ(37)の前記側壁(5)からの間隔が調整可能であるこ とを特徴とする請求の範囲第1項から第12項までのいずれか1項に記載の装置 。 14. 前記側壁(5)の円弧状部分の内周の半径が、前記ケージ(21)が 回転するとき前記ローラ(37)の表面によって画成されるその点における円弧 の半径より極僅かに大きく、そのため2個の円弧状の面の間に平坦配置のチュー ブが丁度入るのに十分な余地が出来ることを特徴とする請求の範囲第1項から第 13項までのいずれか1項に記載の装置。 15. 前記平坦配置のチューブが緊張状態で前記ケージ(21)の周りに位 置していることを特徴とする請求の範囲第1項から第14項までのいずれか1項 に記載の装置。 16. 前記ローラ(37)が前記ハウジング(3)の離隔した端壁(11、 13)の間で長手方向軸線の周りで回転するように支持されており、前記端壁( 11、13)は相互に対して平行であることを特徴とする請求の範囲第1項から 第15項までのいずれか1項に記載の装置。 17. 前記ケージ(21)の回転軸からの前記ローラ(37)の回転軸の間 隔が調整可能であることを特徴とする請求の範囲第1項から第16項までのいず れか1項に記載の装置。 18. 添付図面を参照して概ね前述した、ぜん動的に汲み上げる装置。 19. 添付図面を参照して概ね前述した、固形物と液体との混合物の液体か ら固形物を分離する装置。 20. ぜん動的に汲み出す方法において、部分的に円弧状の側壁(5)を備 えた密閉ハウジング(3)を形成する段階と、前記ハウジング(3)内でケージ (21)を回転させ、その周囲に位置したローラ(37)が前記部分的に円弧状 の側壁(5)の内面から離隔し、かつ該内面に対して全体的に平行である円筒形 の円弧を画成する段階と、第1の平坦配置のチューブをローラ(37)上で前記 ケージ(21)の周りに位置させ、前記チューブを前記ローラ(37)と前記部 分的に円弧状の側壁(5)との間に位置させる段階と、前記チューブの出口端を 前記密閉ハウジング(3)の壁にある第1の出口に固定する段階と、前記チュー ブの出口に逆止弁を設ける段階と、前記チューブの反対側の端部を前記ハウジン グ(3)内に固定された剛性の穿孔部材に固定する段階と、前記ケージ(21) を回転させ、前記ハウジングの内部から前記穿孔部材(49)を通して平坦配置 のチューブの内部へ入る流体が前記チューブを通して第1の出口から外へぜん動 的に汲み出されるようにして、前記ハウジング(3)内の流体の圧力を該ハウジ ング(3)の周りの圧力に対して減圧する段階とを含み、さらに第2の平坦配置 のチューブを前記ハウジング(3)内に位置させる段階と、前記第2のチューブ の一端を前記ハウジング(3)の壁にある入口に接続し、前記チューブの反対側 の端部を前記ハウジング(3)の壁にある第2の出口に接続する段階と、前記平 坦配置のチューブの中央領域が前記ケージ(21)の少なくとも一部の周りで、 かつ前記ケージ(21)と前記ケージ(21)の回転軸と同心状である前記ハウ ジング(3)の前記部分的に円弧状の壁(5)との間で延びるように前記平坦配 置のチューブの中央領域を位置させ、それにより前記ケージ(21)が回転する と前記第2の平坦配置のチューブ内の流体が、前記ローラ(37)が前記ケージ (21)の回転軸の周りを回転するにつれて、前記入口から前記第2の出口まで 前記チューブに沿って圧送され、前記ハウジング内の減圧が第2の平坦配置チュ ーブを前記ローラ(37)の間で汲み上げられる流体によって膨らませる段階と を含むことを特徴とするぜん動的に汲み上げる方法。 21. 液体と固形物との混合物の液体から固形物を分離する方法において、 ろ過材料で形成した内側の平坦配置のチューブ部分(57)と、前記外側の平坦 配置チューブ部分(57)の周りにあって、非浸透性材料で作られた外側の平坦 配置のチューブ部分(63)とからなり、前記内側部分(57)の入口端が出口 端より断面積が大きい複合平坦配置チューブを、周囲にローラ(37)を有する 回転ケージ(21)であって、円弧状壁部分(5)を備えたハウジング(3)内 に位置されたケージ(21)の周りに位置させ、複合チューブを円弧状壁部分( 5)とローラ(37)との間に位置させて前記混合物を前記複合平坦配置チュー ブを通して汲み出す段階と、前記ケージ(21)を回転させ、そのため前記ケー ジがぜん動原理を利用して、入口端から出口端まで前記チューブに沿って前記混 合物のポケットを圧送し、液体がろ過材料を通して前記内側と外側の平坦配置チ ューブ部分(57、63)の間の空間中へ圧送されるようにする段階と、前記液 体が前記空間から少なくとも1個の液体出口を通過させる段階と、固形物が前記 内側の平坦配置のチューブ部分(57)の出口を通して圧送されるようにする 段階と、第1の平坦配置のチューブを前記ローラ(37)と前記部分的に円弧状 の側壁(5)との間に位置するように、前記チューブを前記ローラ(37)の上 で、前記ケージ(21)の周りに位置させることにより、前記ハウジング(3) の内部を該ハウジング(3)の周りの圧力より低い圧力に減圧する段階と、前記 チューブの出口端を前記密閉ハウジング(3)の壁にある第1の出口に接続する 段階と、前記チューブの出口に逆止弁を設ける段階と、前記チューブの反対側の 端部を前記ハウジング(3)内に固定された剛性の穿孔部材(40)に固定する 段階とを含み、前記ケージ(21)を回転させると前記ハウジングの内部から、 前記穿孔部材(49)を通して平坦配置のチューブの内側中へ入る流体を前記チ ューブを通して第1の出口からぜん動的に汲み上げられるようにし、そのため前 記ハウジング(3)内の流体の圧力を前記ハウジング(3)の周りの圧力に対し て減圧し、減圧された圧力が複合平坦配置のチューブを分離すべき混合物で膨ら ませるようにすることを特徴とする液体と固形物との混合物の液体から固形物を 分離する方法。 22. 前記ハウジング(3)の側壁(5)の円弧状部分が円筒体の一部とし て形成され、回転するローラ(37)によって画成される円弧から近接離隔して 、かつ該円弧に対して平行であることを特徴とする請求の範囲第20項あるいは 第21項に記載の方法。 23. 前記ハウジング(3)の側壁(5)が円筒体として形成され、平坦配 置のチューブが緊張状態でケージのローラ(37)上に位置していることを特徴 とする請求の範囲第20項あるいは第21項に記載の方法。 24. 双方のチューブが緊張状態にあることを特徴とする請求の範囲第20 項から第23項に記載の方法。 25. 添付図面を参照して概ね前述したぜん動的に汲み出す方法。 26. 添付図面を参照して概ね前述した液体と固形物との混合物の液体から 固形物を分離する方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 液体と固形物との混合物の液体から固形物を分離する方法において、ろ 過材材料から形成された内側チューブ部分と、前記内側チューブ部分を囲み、非 浸透性の材料から作られた外側チューブ部分とから成る複合チューブであって、 前記混合物が前記内側チューブ部分の出口端より断面積が大きい入口端まで送ら れ、そのため液体をろ過材料を通して内側および外側チューブ部分の間の空間の 中へ圧送させる複合チューブを通して混合物を汲み上げる段階と、前記液体を前 記空間から少なくとも1個の液体出口を通す段階と、前記固形物を前記内側チュ ーブ部分の出口を通して圧送する段階とを含むことを特徴とする液体と固形物の 混合物の液体から固形物を分離する方法。 2. 前記混合物が、前記複合チューブをその表面にローラを有する回転ケー ジの周りに位置させ、前記ケージがぜん動原理を用いて、前記混合物のポケット を前記チューブに亘って入口から出口まで圧送するように前記ケージを回転させ ることにより前記複合チューブを通して汲み上げられることを特徴とする請求の 範囲第1項に記載の方法。 3. 前記チューブが緊張させられていることを特徴とする請求の範囲第2項 に記載の方法。 4. 固形物と液体との混合物の液体から固形物を分離する装置において、ろ 過材料から形成された内側チューブ部分と、前記内側チューブを囲み、非浸透性 材料から作られている外側チューブ部分とを有する複合チューブであって、前記 内側チューブ部分が出口端より断面積の大きい入口端を有する複合チューブと、 前記複合チューブを通して混合物を圧送する汲み上げ手段とを含み、固形物が前 記内側チューブ部分の入口端から出口端の外側へ汲み出され、一方液体が前記ろ 過材料を通して、前記チューブ部分を通して圧送されることを特徴とする固形物 と液体との混合物の液体から固形物を分離する装置。 5. 前記外側チューブ部分がテーパが付けられ、入口端においては内側チュ ーブ部分と同じ断面積であるが、出口端においては断面積が、例えば直径がより 大きく、少なくとも1個の液体用出口と連通していることを特徴とする請求の範 囲第4項に記載の装置。 6. 前記内側と外側のチューブ部分が円形の平坦配置のチューブから作られ ていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の装置。 7. 前記外側チューブ部分が一端において内側チューブ部分の入口端に接続 され、反対側の端において内側チューブ部分の出口端に接続され、前記出口が前 記チューブ部分の前記端に隣接して位置していることを特徴とする請求の範囲第 4項、第5項または第6項に記載の装置。 8. 前記外側チューブ部分が内側チューブ部分の出口端に接続されている端 部において断面積がより大きいことを特徴とする請求の範囲第7項に記載の装置 。 9. 前記内側チューブ部分の出口端において、前記内側チューブ部分の出口 端が接続される中央開口を有する板が設けられ、前記外側チューブ部分の出口端 も前記板に接続され、前記板にはまた前記外側チューブ部分のための少なくとも 2個の出口が設けられていることを特徴とする請求の範囲第4項から第8項まで のいずれか1項に記載の装置。 10. 軸線が回転ケージの回転軸に対して平行で、回転ケージの周囲の周り で周囲方向に離隔しているローラを有する回転ケージをさらに含み、複合チュー ブが緊張状態で前記ケージの周囲の一部の周りを、その入口と出口とを静止させ て位置しており、そのため前記ケージが回転すると、前記複合チューブに位置し た混合物が、ぜん動原理を利用して、前記チューブを通して圧送されることを特 徴とする請求の範囲第4項から第9項までのいずれか1項に記載の装置。 11. 前記ケージと複合チューブが、円弧状の壁部分と、ケージがその軸線 の周りを回転するように支持されている2個の端壁であって、前記円弧状の壁部 分よりも半径が僅かに小さい端壁とを有するハウジングに位置し、前記複合チュ ーブが回転ケージと円弧状の壁部分との間で挟まれていることを特徴とする請求 の範囲第11項に記載の装置。 12. 前記円弧状の壁部分が部分的に円筒形であり前記回転軸に対して同心 状であることを特徴とする請求の範囲第11項に記載の装置。 13. 表面にローラを有している回転ケージと、円弧状の壁と前記ケージの ローラの中の少なくともあるローラの上に位置されており前記ローラと前記ハウ ジングの円弧状壁との間を延びている平坦配置のチューブとを含み、前記平坦配 置のチューブの一端が前記ハウジングの壁にある入口に接続され、該チューブの 他端が前記ハウジングにある入口に接続されており、前記出口において流体がハ ウジングへ入らないようにする逆止弁が設けられており、前記平坦配置のチュー ブが平坦配置状態からチューブ状状態まで膨張するようにハウジング内の圧力を 減圧する手段が前記ハウジング内に設けられていることを特徴とするぜん動ポン プ。 14. 前記円弧状壁が部分的に円筒形であり、前記ケージの回転軸に対して 同心状であるが、前記ケージが回転すると、前記ローラによって画成されるもの より半径が僅かに大きいことを特徴とする請求の範囲第13項に記載のポンプ。 15. 前記円弧状の壁からローラまでの間隔が調整可能であることを特徴と する請求の範囲第13項、第14項に記載のポンプ。 16. 前記圧力を減圧する手段がぜん動真空ポンプであることを特徴とする 請求の範囲第13項、第14項あるいは第15項に記載のポンプ。 17. 前記ハウジングの円弧状壁の内周の半径が、前記ケージが回転すると 前記ローラの表面によって画成される円弧に半径よりも極僅かに大きく、2個の 円弧面の間に平坦配置のチューブが位置するのに丁度十分な余地があることを特 徴とする請求の範囲第13項から第16項までのいずれか1項に記載のポンプ。 18. 前記平坦配置のチューブが緊張状態で前記ケージの周りに位置してい ることを特徴とする請求の範囲第13項から第17項までにいずれか1項に記載 のポンプ。 19. 前記ローラが前記ハウジングの平行の離隔した端壁の間で長手方向軸 線の周りで回転するように支持されていることを特徴とする請求の範囲第13項 から第18項までのいずれか1項に記載のポンプ。 20. 前記ローラの回転軸の前記ケージの回転軸からの間隔が調整可能であ ることを特徴とする請求の範囲第13項から第19項までのいずれか1項に記載 のポンプ。 21. ぜん動的に汲み上げる方法であって、ハウジング内に平坦配置チュー ブを位置させる段階と、前記チューブの一端を前記ハウジングの壁にある入口に 接続し、前記チューブの反対側の端を前記ハウジングの壁にある出口に接続する 段階と、前記平坦配置のチューブの中央領域を前記ハウジングにおいて回転可能 なケージの部分の周りで、かつケージの周囲に支持されたローラとケージの回転 軸に対して同心状のハウジングの円弧状の壁との間を延びるように位置させる段 階と、前記ケージを回転させて、前記平坦配置のチューブ内の流体が、ローラが 前記ケージの回転軸の周りを回転するにつれて前記入口から出口に向かってチュ ーブにわたって圧送されるようにする段階と、前記ハウジングの内部を前記ハウ ジングの周りの圧力より低い圧力にして平坦配置のチューブが、汲み上げるべき 流体によって膨らまされるようにする段階とからなることを特徴とするぜん動的 に汲み上げる方法。 22. 添付図面を参照して概ね前述し、請求の範囲第1項に記載の方法。 23. 添付図面を参照して概ね前述した、固形物と液体との混合物の液体か ら固形物を分離する装置。 24. 添付図面を参照して概ね前述した請求の範囲第21項に記載の方法。 25. 添付図面を参照して概ね前述したぜん動ポンプ。 26. ぜん動汲み上げ原理を利用して、ハウジングを囲む外圧よりも低い圧 力を密閉ハウジング内で発生させる装置において、少なくとも一部が円弧状であ る側壁と、前記部分的に円弧状の側壁によって接続されている一対の離隔した対 向する端壁とを有する密閉ハウジングと、前記ハウジング内で回転可能なケージ であって、その周囲に離隔されたローラを有するケージと、前記ケージの周りを 延び、前記ローラの周囲と円弧状側壁の内面との間に位置した平坦配置のチュー ブであって、その一端が前記ハウジングの壁にある出口に接続され、反対側の端 が前記ハウジング内に固定された穿孔剛性部材に接続されている平坦配置のチュ ーブと、前記ハウジング内の空気が前記剛性部材の穿孔を通して吸引され、前記 穿孔部材から前記出口を通して前記チューブに沿ってぜん動的に汲み上げられる ように前記ケージを回転させる手段とを含み、空気が前記チューブへ再度入らな いように前記チューブあるいは前記出口に逆止弁が設けられ、そのためハウジン グ内の圧力がハウジングの周りの圧力に対して減圧されることを特徴とする密閉 ハウジング内でその周りの外圧より低い圧力を発生させる装置。 27. 前記円弧状の側壁が部分的に円筒形であることを特徴とする請求の範 囲第26項に記載の装置。 28. 密閉ハウジング内で流体の圧力を減圧する方法において、部分的に円 弧状の側壁を備えたハウジングを形成する段階と、ロータの周囲に位置したロー ラが前記部分的に円弧状の側壁の内面から離隔されているが、全体的に平行であ る円筒形の円弧を画成するように前記ハウジング内のロータを回転させる平坦配 置のチューブが前記ローラと部分的に円弧状の側壁との間に位置するように前記 ローラの上で前記ケージの周りに平坦配置のチューブを位置させる段階と、密閉 ハウジングの壁にある出口に前記チューブの出口端を固定する段階と、前記出口 あるいは前記チューブに逆止弁を設ける段階と、前記チューブの反対側の端を前 記ハウジング内で固定された剛性の穿孔部材に固定する段階と、前記ハウジング の内部から穿孔部材を通して平坦配置チューブの内部へ入る流体が前記チューブ を通して前記出口からぜん動的に汲み出されるようにケージを回転させる段階と を含み、前記ハウジング内の流体の圧力を前記ハウジングの周りの圧力に対して 減圧することを特徴とする密閉ハウジング内の圧力を減圧する方法。 29. 前記ハウジングの側壁の円弧状部分が円筒体の一部として形成され、 回転するローラによって画成される円弧から、かつ平行に近接離隔されているこ とを特徴とする請求の範囲第28項に記載の方法。 30. 前記ハウジングの側壁が円筒体として形成され、前記平坦配置のチュ ーブが前記ケージのローラ上に緊張状態で位置していることを特徴とする請求の 範囲第28項に記載の方法。 31. 前記ぜん動真空ポンプが請求の範囲第26項あるいは第27項に記載 の装置であり、前記ハウジングとケージとが共通のハウジングとケージであり、 前記ケージの周りに2個の平坦配置のチューブが位置されていることを特徴とす る請求の範囲第16項に記載のぜん動ポンプ。 32. 添付図面を参照して概ね前述した、密閉ハウジング内の流体の圧力を 減圧する方法。 33. 添付図面を参照して概ね前述した、ハウジングの周りの外圧よりも低 い圧力を密閉ハウジング内で発生させることを特徴とする装置。
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