JPH11503499A - 液圧支持式広巾ニッププレス装置 - Google Patents
液圧支持式広巾ニッププレス装置Info
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- JPH11503499A JPH11503499A JP9527862A JP52786297A JPH11503499A JP H11503499 A JPH11503499 A JP H11503499A JP 9527862 A JP9527862 A JP 9527862A JP 52786297 A JP52786297 A JP 52786297A JP H11503499 A JPH11503499 A JP H11503499A
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- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
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- D21F3/0218—Shoe presses
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Abstract
(57)【要約】
広巾ニッププレス(ENP)装置(20)は2個のピストン(36,38)により駆動されるENPシュー(26)を有し、このシュー(26)がブランケットで支持された紙ウエブ(33)をクラウン制御式ロール(24)に係合させる。ENPシューの各ピストン(36,38)は、クウラン制御ピストン(48)の力の適用線(60)からモーメントアームの距離(X,Y)だけ偏位している。ENPシューシリンダー内及びクラウン制御シリンダー内の液圧の均衡は2個の均圧弁(56,58)により達成される。各均圧弁は摺動自在の自由ピストンとこの自由ピストンの選択された断面積の面を有し、各シリンダーからの流体に応答することにより、ENPシューの各ピストンとクラウン制御ピストンにより適用される力の間の適正な均衡を保持する。
Description
【発明の詳細な説明】
液圧支持式広巾ニッププレス装置
〔技術分野〕
本発明は、一般に製紙機械、特に製紙機械用広巾ニッププレス装置に関する。
〔背景技術〕
紙の製造技術が時と共に改善される中で、紙を作る時のコスト効率を上げるた
めの主たる要素は機械速度の向上であった。機械速度を上げる時の決定的な問題
は、機械速度に比例してドライヤの数を増大させることなく乾燥速度を向上する
ことの困難性である。紙ウエブが製紙機械のプレス部を出ていく時の紙ウエブの
乾き度を上げることにおける主たる進歩は、広巾ニッププレス(以下においてE
NPという)の導入によって達成された。
ENPはバッキングロールに押付けられるシューを採用する。従来のプレスロ
ールでは、ニップ巾はせいぜい1〜2インチであったが、ENPではほぼ10イ
ンチの広巾ニップを形成する。
ENPではより少い数のニップにより紙ウエブの乾き度を向上させることがで
きるため、製紙機械の長さを短縮することができる。製紙機械の短縮は、設置ス
ペースを減らし、かつ、部品点数も少くなるので、コストの低減に貢献する。
ENPではまた、紙の厚み性状及び最終ウエブの表面仕上げを向上させること
ができる。ENPが紙ウエブに与える影響を最大限に制御するためには、紙ウエ
ブがシューとバッキングロール間のニップを通過する時に紙ウエブが受ける圧力
形態を制御することが好ましい。広巾ニップの全域においてより良い接触を行わ
せるために、シューの形状を調整すると共に、互いに間隔を置いて配された2個
のピストン上にシューを支持するようにしている。しかしながら、制御性を向上
させるにつれて、複雑性が増し、制御システムにおける安定性が悪くなる。
本来的に簡単かつ信頼性の高いENPの圧力形状を形成するように力を制御す
ることのできる制御システムが必要とされている。
〔発明の開示〕
本発明による広巾ニッププレス(ENP)装置は、2個のピストンにより駆動
されるENPシューを有し、このシューがブランケットで支持された紙ウエブを
クラウン制御式ロールに係合させる。ENPシューの各ピストンは、クラウン制
御ピストンの力の適用線からモーメントアームの距離だけ偏位している。ENP
シューシリンダー内及びクラウン制御シリンダー内の液圧の均衡は2個の均圧弁
により達成される。各均圧弁は摺動自在の自由ピストンとこの自由ピストンの選
択された断面積の面を有し、各シリンダーからの流体に応答することにより、E
NPシューの各ピストンとクラウン制御ピストンにより適用される力の間の適正
な均衡を保持する。
第一の均圧弁は自由ピストンを有しており、この自由ピストンの表面積の大き
さにより、ENPシューの各ピストンに適用される力とモーメントアームの距離
の積が一定の比をなすようにしている。第二の均圧弁は自由ピストンを有してお
り、この自由ピストンの表面積の大きさにより、ENPシューの2個のピストン
により適用される力がクラウン制御ピストンにより適用される力と同じになるよ
うにしている。このような液圧制御システムにより、一方のENPシューシリン
ダー内の液圧レベルの調整を行うと他方のENPシューシリンダー内及びクラウ
ン制御シリンダー内の液圧調整も自動的に行うことが可能となる。
本発明の一特徴は、ENPシュー上で作動する複数の液圧ピストンが自動的に
制御されてクラウン制御式ロールのピストンとの均衡を保持することのできる広
巾ニッププレス装置を提供することである。
本発明の別の特徴は、ENPシュー及びクラウン制御式ロールに適用される複
数の液圧ピストンによる流体圧のレベルが選択された種々の力の総レベルと均衡
を保持することのできる広巾ニッププレス装置を提供することである。
本発明の更なる特徴は、所望の力関係を自動的に維持することのできるENP
及びクラウン制御式ロール用の液圧式均圧弁システムを提供することである。
本発明の更なる目的、特徴及び利点は以下の詳細説明と付随する図面から明ら
かとなろう。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、本発明の広巾ニッププレス及びクラウン制御式ロール装置の概略図で
ある。
図2は、図1の装置における均圧弁アセンブリの断面図である。
図3は、図1の装置における別の均圧弁アセンブリの断面図である。
図4は、図1の装置の概略の液圧システム線図である。
〔発明を実施するための最良の形態〕
図1〜図4において、同じ符号は類似の部品を示すこととして、先ず図1には
液圧制御式広巾ニッププレス(ENP)装置20が示されている。この装置20
は、ENP部22とそのENPシュー26に対向して配されたクラウン制御式ロ
ール24を有する。ENPシュー26は凹状面28を有し、この凹状面28がロ
ール24の円筒面30に密着して、ロール24とENPシュー26間のニップ部
25を形成している。連続したループ状ブランケット32がロール24とENP
シュー26間のニップ部25を通って延在している。プレスフェルト34がブラ
ンケット32上にあり、紙ウエブ33はフェルト34上に支持されて、これらの
ブランケット32、フェルト34及び紙ウエブ33がニップ部25を通過するよ
うになっている。ENPシュー26は、ピストン空間42,40内を動く第一液
圧ピストン38と第二液圧ピストン36とにより支持され、かつ、ロール24の
円筒面30に押付けられている。ピストン空間42,40は、回転しない支持ビ
ーム部材(図示せず)内に形成されている。ENP装置は製紙技術として広く知
られており、製紙機械のプレス部及び乾燥部において紙ウエブのプレス及び乾燥
に活用されている。
クラウン制御式ロール24は外殻44を有し、この外殻44は複数の液圧シリ
ンダー46と支持ピストン48により支持されている。支持ピストン48は横方
向支持ビーム部材52内に設けられたピストン空間50内に配されている。各ピ
ストン48は、支持面又は支持シュー54を有しており、これが外殻44と係合
し、外殻44とENPシュー26とが合致するニップ部25におけるロール24
の位置を制御して、紙ウエブ33が外殻44とENPシュー26の間を定常な状
態で通過するようにしている。
2個のピストン36,38は、ENPシュー26をロール24に向けて押付け
るように使用されるため、ENPシュー26のロール24に対する全力をロール
24のENPシュー26に対する力と等しくなるように保持することが必要であ
る。このような力の保持は図2における第一均圧弁56及び図3における第二均
圧弁58によって達成される。
ENPシュー26の湿潤端におけるピストン38に対する圧力レベルは、EN
P装置20の個々の用途に適したレベルに選定され設定される。例えば、紙の品
質の相違によりENPシュー26に対する圧力は種々のレベルに調整する必要が
ある。湿潤端側ピストン38に対する圧力を設定すれば、ENPシュー26の乾
燥端側ピストン36に対する圧力は均圧弁56により制御される。
図1には簡単な圧力線図が示されているが、これは湿潤端側ピストン38に働
く圧力と乾燥端側ピストン36に働く圧力の間の所望の関係を示している。定常
運転時には、ピストン48によるクラウン制御の力の結果として中心線60に関
して2個のピストン36,38により適用されるモーメントの間には一定の比率
関係が成立する。即ち、湿潤端側ピストン38により適用される力F2に力F2の
適用点と中心線60間のモーメントアーム距離Xを乗じたものと、乾燥端側ピス
トン36により適用される力F3に力F3の適用点と中心線60間のモーメントア
ーム距離Yを乗じたものとの間には、
F3・(Y)/F2・(X)=一定
の比率閏係が成立する。
図2に示した第一均圧弁56は力F3及びF2間の所望の関係を維持する。
図示された実施の形態における各ピストン36,38,48は長方形状をなし
、その通常の巾は湿潤端側ピストン36及び乾燥端側ピストン38については3
インチであり、またクラウン制御用ピストン48については、6インチである。
各ピストンはENP部22又はクラウン制御式ロール24の全長に沿って延在し
ており、その長さは30〜400インチである。或いはまた、ピストンはより小
さなピストンを複数個組み合わせて使用することもできる。
均圧弁56は、弁体62と中央シリンダー空間64を有し、この中央シリンダ
ー空間64内には自由ピストン又は自由円筒子66が摺動自在に配されている。
自由ピストン66は、圧力の不均衡により動くいくつかの面を有しており、これ
らの面が弁体62内に可変サイズの部屋部分を形成している。中央シリンダー空
間64は大径シリンダーを形成している。自由ピストン66は大径部70とこれ
に連結された小径部68を有する。自由ピストン66の大径部70は、中央シリ
ンダー空間64によって形成された大径シリンダー内に挿入されている。第一面
積A1が自由ピストン66の小径部68の面72により形成され、また、第二面
積A2が大径部70の面74によって形成されている。
弁体62の中央シリンダー空間64内にはスリーブ80がはめ込まれ固定され
ており、このスリーブ80が小径シリンダー空間81を形成している。均圧弁5
6は、小径シリンダー空間81から延びる湿潤端側ピストンポート78を有する
。このピストンポート78は湿潤端側ピストンシリンダー42と流体により連通
しており、湿潤端側ピストンシリンダー42内の圧力が自由ピストン66の小径
部68の面72に作用するようになっている。従って、ピストンポート78に入
る流体は、自由ピストン66の小径部68の面72にのみ働く。
乾燥端側ピストンポート82は弁体62から延びて、中央シリンダー空間64
と乾燥端側ピストンシリンダー40間を流体により連通させており、乾燥端側ピ
ストンシリンダー40内の圧力が自由ピストン66の大径部70の面74に作用
するようになっている。第一液抜きポート84が中央シリンダー空間64から延
びており、自由ピストン66が乾燥端側ピストンポート82に向って動くと、第
一液抜きポート84を湿潤端側ピストンポート78と連通させ、それによって湿
潤端側ピストンシリンダー42から液圧流体を排出するようになっている。第二
液抜きポート86が中央シリンダー空間64から延びており、自由ピストン66
が湿潤端側ピストンポート78に向って動くと、第二液抜きポート86を乾燥端
側ピストンポート82と連通させ、それによって乾燥端側ピストンシリンダー4
0から液圧流体を排出するようになっている。
面積A1とA2の比は、力F2とF3の間に所望の力の比を達成するように選定さ
れる。従って、自由ピストン66の小径部68の面72に適用される力P1・(
A1)は、自由ピストン66の大径部70の面74に適用される力P2・(A2)
に等しい。この関係が成立しなくなると、液抜きポート84,86のいずれか一
方が、開口し過大な圧力が減じられて、ENPシューの2個のピストンに対する
所望の力の関係が達成される。
適正な力の関係を維持するには、ENPシューの2個のピストン36,38に
より適用される力の和をクラウン制御ピストン48により適用される力と等しく
することも重要である。この関係は、図3に示した第二均圧弁58により制御さ
れる。
均圧弁58は、弁体88と中央シリンダー空間を有し、この中央シリンダー空
間は小径部90と大径部91で形成され、その内部には自由ピストン又は自由円
筒子92が摺動自在に配されている。自由ピストン92は大径部96とこれに連
結された小径部94を有する。第一面積A3が小径部94の面98により形成さ
れ、また、第二面積A4が大径部96の面100によって形成されている。更に
、第三面積A5が、小径部94が大径部96に連結されたところに形成される環
状面102によって形成されている。
均圧弁58は、中央シリンダー空間の小径部90から延びる乾燥端側ピストン
ポート104を有する。このピストンポート104は乾燥端側ピストンシリンダ
ー40と流体により連通しており、乾燥端側ピストンシリンダー40内の圧力が
自由ピストン92の小径部94の面98に作用するようになっている。従って、
ピストンポート104に入る流体は、自由ピストン92の小径部94の面98に
のみ働く。
湿潤端側ピストンポート106は中央シリンダー空間の大径部91から延びて
、湿潤端側ピストンシリンダー42と流体により連通しており、湿潤端側ピスト
ンシリンダー42内の圧力が自由ピストン92の環状面102に作用するように
なっている。
クラウン制御ピストンポート108は中央シリンダー空間の大径部91から延
びて、クラウン制御ピストンシリンダー50と流体により連通しており、クラウ
ン制御ピストンシリンダー50内の圧力が自由ピストン92の大径部96の面1
00に作用するようになっている。液抜きポート110は、中央シリンダー空間
の小径部90から延び、また、液抜きポート112,114は中央シリンダー空
間の大径部91から延びて設けられており、それぞれ乾燥端側ピストンポート1
04、湿潤端側ピストンポート106及びクラウン制御ピストンポート108に
選択的に連通するようになっている。圧力均衡状態では、液抜きポート110,
112,114はいずれも閉じており、自由ピストンの小径部94の面98及び
環状面に作用する力は、自由ピストンの大径部96の面100に作用する力に等
しくなっている。従って面積A3及びA4は次の式によって選定される;面積A3
,A4にそれぞれ乾燥端側ピストンシリンダー内の圧力及び湿潤端側ピストンシ
リンダー内の圧力を乗じたものの和が面積A5にクラウン制御ピストンシリンダ
ー内の圧力を乗じたものに等しい、即ち
A3・(湿潤端側ピストンシリンダー内圧力)+A4・(乾燥端側ピストンシリ
ンダー内圧力)=A5・(クラウン制御ピストンシリンダー内圧力)
この所望の比の均衡が失われた場合、自由ピストンが動き、該当するシリンダ
ーから液が抜かれ、そうして所望の均衡が達せられる。
一例として液圧装置システム20が図4に示されている。
なお、同等機能を有する別の構造による均圧弁を用いることもできる。例えば
、単一の自由ピストンの代りに、選定された面積を有する複数個のピストンを結
合したものを弁のケーシング内に配したものを使用することができる。加えて、
調整弁又は放出弁において、直径は同じであって種々のモーメントアームを弁体
に機械的に取付けたピストンを用いるものを使用して、液圧制御式アセンブリ内
の圧力レベルを所望の関係に制御するようにすることもできる。
本発明はここに図示し説明した特定の構成及び配置に限定されず、以下に記載
の請求の範囲内にある修正形態をも含むものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1998年1月7日
【補正内容】
請求の範囲
1.紙ウエブ,ブランケット及びプレスフェルトを含む製紙機械用液圧支持式広
巾ニップウエブプレス装置であって:
製紙機械のクロスマシン方向に延びて、内外面を有する円筒状ロール殻とロ
ール支持ビーム部材とを有するクラウン制御式ロールと;
前記ロール殻の外面上のブランケットに係合し、クロスマシン方向に広巾ニ
ップ部を形成する広巾ニッププレスシュー;を備え:
前記広巾ニッププレスシューはクロスマシン方向に延びるシュー支持ビーム
部材に支持され、第一支持ピストン及び第二支持ピストンが前記シュー支持ビー
ム部材と、広巾ニッププレスシュー間にあって支持を負担し、これら両ピストン
は前記クロスマシン方向に垂直をなすマシン方向に互いに間隔を置いて配されて
なり;
前記クラウン制御式ロール内において前記ロール支持ビーム部材とロール殻
の間に配されて、前記ロール殻の内面から外方に前記広巾ニップ部に向って作動
するロール支持シューを有するクラウン支持ピストンと;
前記クラウン支持ピストンに液圧を供給する第一手段と;
前記第一支持ピストンに液圧を供給する第二手段と;
前記第二支持ピストンに液圧を供給する第三手段と;
前記第一及び第二手段を液圧で連結作動させてその間に一定比において液圧
を供給する第一液圧制御弁と;
前記第一支持ピストンと流体により連通する第一室、前記第二支持ピストン
と流体により連通する第二室及び前記クラウン支持ピストンと流体により連通す
る第三室を有する第二液圧制御弁;を備え;
前記第一室は圧力不均衡により動く第一面を、前記第二室は圧力不均衡によ
り動く第二面を、そして前記第三室は圧力不均衡により動く第三面を有し、前記
第三室は、前記第三面の動きに応答して開口する液抜きポートを有してなり;か
つ、
前記第一面、第二面及び第三面は互いに機械的に連結されると共に、前記第
一面、第二面及び第三面の面積は、前記第一支持ピストンの液圧に前記第一面の
面積を乗じたものと、前記第二支持ピストンの液圧に前記第二面の面積を乗じた
ものとの和による力が、前記第三面を動かして前記液抜きポートを閉じさせ、前
記クラウン支持ピストンの液圧に前記クラウン支持ピストンのロール支持シュー
の面積を乗じたものが、前記第一支持ピストンの液圧に前記第一支持ピストンの
面積を乗じたものと、前記第二支持ピストンの液圧に前記第二支持ピストンの面
積を乗じたものとの和に等しくなるように選定されてなる;
ことを特徴とする広巾ニップウエブプレス装置。
2.前記第二液圧制御弁は更に;
前記第一室内に位置する第一端を有する自由ピストンを備え;
前記第一端は圧力不均衡により動く前記第一面を形成すると共に、前記第一
室内の液圧に応答して前記自由ピストンを動かす第一力を生じさせてなり;
前記第三室内の前記第一端の反対側に位置して、圧力不均衡により動く前記
第三面を形成する第二端をなす前記自由ピストンの部分を備え;
前記自由ピストンの前記第三面に隣接する部分は前記自由ピストンの動きに
応答して前記液抜きポートを開閉するように作動してなり;かつ、
前記第二室内に位置して、圧力不均衡により動く前記第二面を形成する環状
面を形成する前記自由ピストンの部分を備え;
前記環状面は、前記第二室内の液圧に応答して前記第一面により生じさせら
れる力と同方向に作用する力を生じさせてなる;
ことを特徴とする請求の範囲1に記載の広巾ニップウエブプレス装置。
3.紙ウエブ、ブランケット及びプレスフェルトを含む製紙機械用液圧支持式広
巾ニップウエブプレス装置であって;
軸線周りに回転自在のロールと;
前記ロール上のブランケットに係合し、前記ロールの軸線と平行をなす広巾
ニップ部を形成する広巾ニッププレスシュー;を備え、
前記広巾ニップ部はクロスマシン方向に延びる選択された中心線を有し、前
記広巾ニッププレスシューは、クロスマシン方向に前記広巾ニップ部に平行して
延びるシュー支持ビーム部材に支持され、第一支持ピストン及び第二支持ピスト
ンが前記シュー支持ビーム部材と広巾ニッププレスシュー間にあって支持を負担
し、これら両ピストンはマシン方向に互いに間隔を置いて前記中心線の両側に配
されてなり;
前記第一支持ピストンに液圧を供給する第一手段と;
前記第二支持ピストンに液圧を供給する第二手段と;
前記第一及び第二手段を連結作動させてその間に一定比において液圧を供給
する第一液圧制御弁と;
前記第一支持ピストンと流体により連通する第一室と前記第二支持ピストン
と流体により連通する第二室を有する第二液圧制御弁;を備え;
前記第一室は圧力不均衡により動く第一ピストン面を有し、前記第一ピスト
ン面の動きが第一液抜きポートの開閉と連動されており、前記第二室は圧力不均
衡により動く第二ピストン面を有し、前記第二ピストン面の動きが第二液抜きポ
ートの開閉と連動されており、前記第一ピストン面と第二ピストン面は互いに機
械的に連結されており、前記第一ピストン面と第二ピストン面の面積は、前記第
一ピストン面の面積に前記第一ピストン面の液圧を乗じて第一力とし、更にこれ
に前記第一ピストン面中心と前記中心線間のマシン方向距離を乗じたものが、前
記第二ピストン面の液圧に前記第二ピストン面の面積を乗じて第二力とし、更に
これに前記第二ピストン面中心と前記中心線間のマシン方向距離を乗じたものに
対して一定の比をなすように選定され、前記第一及び第二液抜きポートは、前記
第一力及び第二力が前記中心線周りに所望の均衡状態にある時は両ポート共に実
質的に閉となり、また、連動するシリンダー内の圧力が高過ぎる時は対応する各
ポートが実質的に開となるように配されてなる;
ことを特徴とする広巾ニップウエブプレス装置。
4.内外面を有する円筒状のロール殻と、クラウン制御液圧シリンダー内におけ
る少くとも1個の液圧賦勢によるクラウン制御ピストンとを有するクラウン制御
式ロールを備え;
前記クラウン制御ピストンは前記ロール殻の内面に係合するロール支持シュ
ーを有してなり;
前記ロール殻の外面に対向してブランケットと係合する広巾ニッププレスシ
ューと;
前記広巾ニッププレスシューに係合する第一ピストンを有する第一液圧シリ
ンダーと;
前記第一ピストンからマシン方向に間隔を置いた位置で前記広巾ニッププレ
スシューに係合する第二ピストンを有する第二液圧シリンダーと;
弁体と、大径シリンダー部とそれに連通する小径シリンダー部を含む空間部
を形成する前記弁体の部分とを有する第一均圧弁;を備え;
前記第一均圧弁は前記第一液圧シリンダー、第二液圧シリンダー及びクラウ
ン制御液圧シリンダーと流体により連通してなり;
前記第一均圧弁の空間部内に配された第一自由ピストンを備え;
前記自由ピストンは前記小径シリンダー部内に延びる小径面を有し、前記小
径面は、前記第一液圧シリンダー内の流体と連通しており、前記第一自由ピスト
ンは前記空間部内の大径シリンダー部内に延びて前記クラウン制御液圧シリンダ
ーと流体により連通する大径部面を有し、また、前記第一自由ピストンは前記小
径面と大径面の間にあって前記第二液圧シリンダーと連通する環状面を有し、更
にまた、前記第一自由ピストンは前記小径面、大径面及び環状面に適用される圧
力に応答して移動し、二者択一的に前記第一液圧シリンダー及び第二液圧シリン
ダーから又は前記クラウン制御液圧シリンダーから液抜きポートを通して流体を
排出し、それによって前記クラウン制御ピストンのロール支持シューと前記広巾
ニッププレスシューに係合する前記第一及び第二ピストンとにより適用される力
の間の選択された関係を保持するようにしてなり;かつ、
第二自由ピストンを有する第二均圧弁を備え;
前記第二自由ピストンは前記第二均圧弁内を可動であって、前記第一液圧シ
リンダーと第二液圧シリンダーと流体により連通しており、また、前記第二自由
ピストンは、前記第一ピストンの力に前記クラウン制御ピストンの力の適用点を
通る線に対する前記第一ピストンのモーメントアームの距離を乗じたものが、前
記第二ピストンの力に前記クラウン制御ピストンの力の適用点を通る前記線に対
する前記第二ピストンのモーメントアームの距離に乗じたものに対して一定の比
をなすように選定された面積の表面を有してなる;
ことを特徴とする製紙機械用装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.製紙機械用液圧支持式広巾ニップ装置であって: クロスマシン方向に延びるロール殻とロール支持ビーム部材とを有するク ラウン制御式ロールと; 前記ロールに係合し、クロスマシン方向に広巾ニップ部を形成するシュー ;を備えて: 前記シューはクロスマシン方向に延びるシュー支持ビーム部材に支持され 、第一シュー支持ピストン及び第二シュー支持ピストンが前記シュー支持ビーム 部材と、シュー間にあって支持を負担し、これら両ピストンは前記クロスマシン 方向に垂直をなすマシン方向に互いに間隔を置いて配されてなり; 前記ロール支持ビーム部材とロール殼の間に配されて、前記広巾ニップ部 に向って作動するクラウン制御用支持ピストンと; 前記クラウン制御用支持ピストンに液圧を供給する第一手段と; 前記第一シュー支持ピストンに液圧を供給する第二手段と; 前記第二シュー支持ピストンに液圧を供給する第三手段と; 前記第一シュー支持ピストンと流体により連通する第一室、前記第二シュ ー支持ピストンと流体により連通する第二室及び前記クラウン制御用支持ピスト ンと流体により連通する第三室を有する液圧制御弁;を備え; 前記第一室は圧力不均衡により動く第一面を、前記第二室は圧力不均衡に より動く第二面を、そして前記第三室は圧力不均衡により動く第三面を有し、前 記第三室は、前記第三面の動きに応答して開口する液抜きポートを有してなり; かつ、 前記第一面、第二面及び第三面は互いに機械的に連結されると共に、前記 第一面、第二面及び第三面の面積は、前記第一シュー支持ピストンの液圧に、前 記第一面の面積を乗じたものと、前記第二シュー支持ピストンの液圧に、前記第 二面の面積を乗じたものとの和による力が、前記第三面を動かして前記液抜きポ ートを閉じさせ、前記クラウン制御用支持ピストンの液圧に前記クラウン制御用 支持ピストンの面積を乗じたものが、前記第一シュー支持ピストンの液圧に前記 第一シュー支持ピストンの面積を乗じたものと、前記第二シュー支持ピストンの 液圧に前記第二シュー支持ピストンの面積を乗じたものとの和に等しくなるよう に選定されてなる; ことを特徴とする広巾ニップ装置。 2.前記液圧制御弁は更に; 前記第一室内に位置する第一端を有する自由ピストンを備え; 前記第一端は圧力不均衡により動く前記第一面を形成すると共に、前記第 一室内の液圧に応答して前記自由ピストンを動かす第一力を生じさせてなり; 前記第三室内の前記第一端の反対側に位置して、圧力不均衡により動く前 記第三面を形成する第二端をなす前記自由ピストンの部分を備え; 前記自由ピストンの前記第三面に隣接する部分は前記自由ピストンの動き に応答して前記液抜きポートを開閉するように作動してなり;かつ、 前記第二室内に位置して、圧力不均衡により動く前記第二面を形成する環 状面を形成する前記自由ピストンの部分を備え; 前記環状面は、前記第二室内の液圧に応答して前記第一面により生じさせ られる力は同方向に作用する力を生じさせてなる; ことを特徴とする請求の範囲1に記載の広巾ニップ装置。 3.製紙機械用液圧支持式広巾ニップ装置であって; 軸線周りに回転自在のロールと; 前記ロールに係合し、前記ロールの軸線と平行をなす広巾ニップ部を形成 するシュー;を備え、 前記広巾ニップ部はクロスマシン方向に延びる選択された中心線を有し、 前記シューは、クロスマシン方向に前記広巾ニップ部に平行して延びるシュー支 持ビーム部材に支持され、第一シュー支持ピストン及び第二シュー支持ピストン が前記シュー支持ビーム部材とシュー間にあって支持を負担し、これら両ピスト ンはマシン方向に互いに間隔を置いて前記中心線の両側に配されてなり; 前記第一シュー支持ピストンに液圧を供給する第一手段と; 前記第二シュー支持ピストンに液圧を供給する第二手段と; 前記第一シュー支持ピストンと流体により連通する第一室と前記第二シュ ー支持ピストンと流体により連通する第二室を有する液圧制御弁;を備え; 前記第一室は圧力不均衡により動く第一ピストン面を有し、前記第一ピス トン面の動きが第一液抜きポートの開閉と連動されており、前記第二室は圧力不 均衡により動く第二ピストン面を有し、前記第二ピストン面の動きが第二液抜き ポートの開閉と連動されており、前記第一ピストン面と第二ピストン面は互いに 機械的に連結されており、前記第一ピストン面と第二ピストン面の面積は、前記 第一ピストン面の面積に前記第一ピストン面の液圧と前記第一ピストン面中心と 前記中心線間のマシン方向距離を乗じたものが、前記第二ピストン面の液圧に前 記第二ピストン面の面積と前記第二ピストン面中心と前記中心線間のマシン方向 距離を乗じたものに対して一定の比をなすように選定され、前記第一及び第二液 抜きポートは、力が前記中心線周りに所望の均衡状態にある時は両ポート共に実 質的に閉となり、また、連動するシリンダー内の圧力が高過ぎる時は対応する各 ポートが実質的に開となるように配されてなる; ことを特徴とする広巾ニップ装置。 4.円筒状のロール殻と、クラウン制御液圧シリンダー内にあって前記ロール殻 に係合する少くとも1個の液圧賦勢によるクラウン制御ピストンとを有するクラ ウン制御式ロールと; 紙ウエブを前記ロール殻に係合させる広巾ニップシューと; 前記広巾ニップシューに係合する第一シューピストンを有する第一シュー 液圧シリンダーと; 前記第一シューピストンからマシン方向に間隔を置いた位置で前記広巾ニ ップシューに係合する第二シューピストンを有する第二シュー液圧シリンダーと ; 弁体と、大径シリンダー部とそれに連通する小径シリンダー部を含む空間 部を形成する前記弁体の部分とを有する第一均圧弁;を備え; 前記第一均圧弁は前記第一シュー液圧シリンダー、第二シュー液圧シリン ダー及びクラウン制御液圧シリンダーと流体により連通してなり; 前記第一均圧弁の空間部内に配された第一自由ピストンを備え; 前記自由ピストンは前記小径シリンダー部内に延びる小径面を有し、前記 小径面は、前記第一シュー液圧シリンダー内の流体と連通しており、前記第一自 由ピストンは前記空間部内の大径シリンダー部内に延びて前記クラウン制御液圧 シリンダーと流体により連通する大径部面を有し、また、前記第一自由ピストン は前記小径面と大径面の間にあって前記第二シュー液圧シリンダーと連通する環 状面を有し、更にまた、前記第一自由ピストンは前記小径面、大径面及び環状面 に適用される圧力に応答して移動し、二者択一的に前記第一シュー液圧シリンダ ー及び第二シュー液圧シリンダーから又は前記クラウン制御液圧シリンダーから 液抜きポートを通して流体を排出し、それによって前記クラウン制御ピストンと 前記第一及び第二シューピストンとにより適用される力の間の選択された関係を 保持するようにしてなり;かつ、 第二自由ピストンを有する第二均圧弁を備え; 前記第二自由ピストンは前記第二均圧弁内を可動であって、前記第一シュ ー液圧シリンダーと第二シュー液圧シリンダーと流体により連通しており、また 、前記第二自由ピストンは、前記第一シューピストンの力に前記クラウン制御ピ ストンの力の適用点を通る線に対する前記第一シューピストンのモーメントーア ームの距離を乗じたものが、前記第二シューピストンの力に前記クラウン制御ピ ストンの力の適用点を通る前記線に対する前記第二シューピストンのモーメント アームの距離を乗じたものに対して一定の比をなすように選定された面積の表面 を有してなる; ことを特徴とする製紙機械用装置。
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