JPH11501889A - 簡単に取外しができない蓋を有する容器 - Google Patents

簡単に取外しができない蓋を有する容器

Info

Publication number
JPH11501889A
JPH11501889A JP8527544A JP52754496A JPH11501889A JP H11501889 A JPH11501889 A JP H11501889A JP 8527544 A JP8527544 A JP 8527544A JP 52754496 A JP52754496 A JP 52754496A JP H11501889 A JPH11501889 A JP H11501889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
lid
container
threads
helical portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8527544A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3699726B2 (ja
Inventor
ディー. ロアー,ロバート
アール.,ジュニア イムベリー,レオ
Original Assignee
アプターグループ,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アプターグループ,インコーポレイテッド filed Critical アプターグループ,インコーポレイテッド
Publication of JPH11501889A publication Critical patent/JPH11501889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3699726B2 publication Critical patent/JP3699726B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D55/00Accessories for container closures not otherwise provided for
    • B65D55/02Locking devices; Means for discouraging or indicating unauthorised opening or removal of closure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Discharge Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 簡単に取外しができない蓋32および容器組立体が提供される。容器30は開口部を画成している。蓋が開口部を閉塞するために容器に締め付けられる。第1ねじ山51が容器により画成されかつ前方端部Aから後方端部Cまで開口部のまわりに少なくとも部分的に延在している。第2ねじ山52が蓋により画成されかつ前方端部Aから後方端部Cまで蓋のまわりに少なくとも部分的に延在している。突起部(53においてC)が第1ねじ山および第2ねじ山の一方と隣接して画成されている。突起部(53においてC)および1つのねじ山(例えば、51)がそれらの間にねじ山のうちの他方のねじ山52の幅よりも小さい空間を画成している。突起部(53においてC)または他方のねじ山52のいずれか一方または両方は、容器および蓋の相対回転移動の間に変形に順応するために弾性を有する。蓋および容器が一緒にねじ込まれたときに、ねじ山はねじ込みにより係合された状態から再係合を阻止する離脱された状態まで相対的に軸線方向に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】 簡単に取外しができない蓋を有する容器 技術分野 本発明は容器と簡単に取外しができない蓋との組立体である包装容器に関する 。 発明の背景 および 従来技術により提起された技術的な問題 容器の一般的な型式は、ねじ切りされた首部を有しかつキャップまたは同様な 部材の形態のねじ切りされた蓋を受け入れるように適合している。多くの分野に おいては、このような蓋は、当初、自動蓋締機、例えば、高速蓋締機により容器 に締め付けられる。 種々のこのようなねじ切りされた蓋は、分与できる構成を与えるもので、例え ば、分与オリフィスを設けたリッド本体、すなわち、リッド基部と、協働するリ ッドとを備えている。このリッドは蓋の基部に配置されかつ(1)分与オリフィ スを閉塞する低い閉鎖位置と(2)容器の内容物をオリフィスを通じて吐出する ことを可能にする分与オリフィスを開放する位置との間に移動されるようになっ ている。 これら型式の蓋の設計は、リッドを閉鎖位置から開放位置までまず動かすため 、破断される不正操作が明瞭にわかる構成を含めたものもある。しかしながら、 もしも蓋の基部それ自体が容器から容易に取外し可能であれば、たとえリッドと 蓋の基部との間の不正操作が明瞭にわかる構成が破壊又は損傷されていなくとも 、容器の内部手付きとすることができよう。それゆえに、ある用途においては、 不正操作が明瞭にわかる構成を有していないこれらの蓋であっても、容器からの 蓋全体を簡単に取外しできないようにすることが望ましいと考えられる。 従って、蓋を容易に取り外しできない改良された蓋および容器組立体を提供す ることが有利であろう。もしも慣用の高速蓋締機で容器への蓋の締付できるねじ 山系を有し、しかもこのような改良された設計を使用することができれば、特に 望ましい。 それに加えて、もし蓋が容器に適切に取り付けられた後に、このような改良さ れた設計で蓋をいずれか一方向に自由に回転しまたは容器上で回転することが可 能であれば有利であろう。これは蓋を通常のねじを緩める動作で取り外すことが できないことを使用者に暗示させ、それゆえに、いたずらに蓋を取り外すことを 思いとどまらせることになろう。 本発明は上記の利点と特徴とを有する設計に適応することができる改良された 容器およびかみ合う蓋装置を提供する。 発明の要約 本発明によれば、容器と簡単に取外しができない蓋との組立体を含む包装体が 提供される。 この新規な包装体では、慣用の高速蓋締機を使用して蓋を容器に締め付けるこ とができる。この蓋は、手操作による取外しを阻止しまたは有意に阻止するよう に、容器上に確実に保持される。それにもかかわらず、蓋は容器上でいずれか一 つの回転方向に自由に回転することができる。 この容器では蓋が容器の開口部を閉塞するために容器に締め付けられる。分与 構成、例えば、分与オリフィスおよびリッドを蓋に設けることもできる。 容器は前方端から後方端まで容器のまわりに少なくとも部分的に延在する第1 ねじ山を画成している。第2ねじ山が蓋に画成されかつ前方端から後方端まで蓋 のまわりに少なくとも部分的に延在している。 突起部が第1ねじ山および第2ねじ山のうちの一方と隣接して画成されている 。突起部とねじ山の一方とは、それらの間に他方のねじ山の幅よりも小さい空間 を画成している。突起部または他方のねじ山、または突起部および他方のねじ山 の両方は、容器に蓋を締め付けるために容器および蓋が一緒にねじ込んで、容器 と蓋とを相対回転させた時に変形を受け入れる弾性を有する。このため、ねじは ねじ込みにより係合した状態から再係合に抗する離脱状態まで相対的に軸線方向 に移動される。 好ましい一実施例においては、第1ねじ山および第2ねじ山の各々は、らせん 部分を含む。さらに、容器は、前方端、らせん部分および後方端を有する第3ね じ山を含み、一方、蓋は、前方端、らせん部分および後方端を有する第4ねじ山 を含む。突起部は容器上の第3ねじ山の後方端により画成されている。第3ねじ 山の後方端は、第1ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を有しかつ第1ねじ山 のらせん部分と収斂して、蓋の第2ねじ山の幅よりも小さい空間を画成している 。 典型的な一つの用途においては、容器上の第1ねじ山および第3ねじ山の各々 はおねじであり、かつ蓋上の第2ねじ山および第4ねじ山の各々はめねじである 。 好ましい一実施例においては、付加的な突起部が第3ねじ山のらせん部分と隣 接した第1ねじ山の後方端により容器上に画成されている。第1ねじ山の後方端 は、第3ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を有しかつ第3ねじ山のらせん部 分へ収斂している。第1ねじ山の後方端および第3ねじ山のらせん部分は、それ らの間に、蓋の第4ねじ山の幅よりも小さい空間を画成されている。 さらに、また、この好ましい実施例においては、付加的な突起部が第2ねじ山 のらせん部分へ隣接した第4ねじ山の後方端により画成されている。第4ねじ山 の後方端は、第2ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を有しかつ第2ねじ山の らせん部分へ収斂する。第4ねじ山の後方端および第2ねじ山のらせん部分は、 それらの間に、容器の第1ねじ山の幅よりも小さい空間を画成している。 最終的に、この好ましい実施例においては、また、付加的な突起部が第4ねじ 山のらせん部分と隣接した第2ねじ山の後方端により画成されている。第2ねじ 山の後方端は、第4ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を有しかつ第4ねじ山 のらせん部分と収斂する。第2ねじ山の後方端および第4ねじ山のらせん部分は 、それらの間に、容器の第3ねじ山の幅よりも小さい空間を画成している。 本発明の多数のその他の利点および特徴は、本発明の以下の詳細な説明、請求 の範囲および添付図面から容易に明らかになろう。 図面の簡単な説明 明細書の一部分を形成する添付図面においては、同様な符号が添付図面全体を 通じて同様な部品を示すために使用されている。 第1図は本発明の容器および蓋組立体の好ましい一実施例の一部欠載斜視図で あり、 第1A図はねじ山を含む容器および蓋の360°の円筒形壁部分の展開図であ りかつ壁部を平坦な向きで示した図であり、 第2図は組立前の容器および蓋の拡大した一部欠載側面図であり、 第3図は第2図をほぼ平面3−3に沿って裁った容器の首部の一部欠載上面図 であり、 第4図、第6図および第8図は容器上に蓋をねじ込む操作順序を示す拡大した 一部欠載部分横断面図であり、 第5図、第7図および第9図は第4図、第6図および第8図のそれぞれをほぼ 平面5−5、7−7および9−9に沿って裁った一部欠載横断面図であり、 第10図は容器上に完全に組み立てられた蓋を示した第1図ないし第9図の蓋 および容器の一部欠載横断面図であり、 第11図は第10図と類似の図であるが、しかし第11図は第2実施例を示し ており、 第12図は第11図において「第12図」と記載した破線の円の内部の領域を 大きく拡大した部分図である。 好ましい実施例の説明 本発明は多数の異なる形態の実施例を含むことができるが、この明細書および 添付図面は本発明の例としてのある特定の形態のみを開示している。しかしなが ら、本発明はこの明細書に記載する実施例に限定されるように意図されたもので はない。本発明の範囲は添付した請求の範囲に記載してある。 説明を容易にするために、本発明の構成部分は通常の(直立した)操作位置に おいて説明してあり、かつ上側、下側、水平等の用語は、この位置に関して記載 してある。しかしながら、本発明の構成部分を本文に記載した位置以外の向きに おいて製造し、保管し、輸送し、使用しかつ販売することができることは理解さ れよう。 本発明の蓋は、本発明の容器に慣用の高速蓋締機により締め付けることができ る。慣用の蓋締機の詳細は、詳細に例示しまたは記載していないが、当業者には このような機械の必要な機能の理解と共に明らかであろう。このような機械の詳 細な説明は、本発明の理解にとって必要ではなく、かつこのような機械が本発明 の一部分を構成していないので、この明細書に記載していない。 本発明は蓋の容易な取り外しを阻止するように蓋を容器に締め付けるための便 宜をはかるためにねじ山系を組み込んである容器の形態の包装体を提供する。第 1図は、全体を符号30で示した容器と、全体を符号32で示した蓋とを例示し ている。 蓋32は容器30上にねじ込みにより締め付けられるようになっている。容器 30は、典型的には、任意の好適な形状、特殊の形状または慣用の形状を有する ことができる本体部分またはレセプタクル部分(図面では見えない)を含み、か つ本体部分から首部36が(第1図に示すように)延在している。首部36は開 口部を画成し、該開口部を通じて容器の内容物である液体を分与することができ る。 蓋32は、第1図に最良に例示したように、容器の首部36に固定するための ハウジング、基部(base)、または本体40を含む。蓋本体40は、ほぼ円 筒形のスカート44の形態の周囲壁部を含む。蓋のスカート44の上端部は、典 型的には、好適な分与開口部、すなわち、オリフィスを画成する水平な横方向デ ッキ構造体(例示せず)で閉ざされ、または該デッキ構造体と合体している。リ ッド(例示せず)が典型的にはオリフィスを閉塞するためのデッキ上の閉鎖位置 と容器の内液体をオリフィスを通じて分与することを可能にするためにデッキか ら離れた開放位置との間に移動するために蓋の基部40に取り付けられている。 容器の首部36は、ほぼ円筒形の形状を有する。首部36の外面には、第1ね じ山51が設けられ、かつ蓋のスカート44は、その内面上に、第2ねじ山52 が設けられている。例示した好ましい実施例においては、容器の首部36には、 また、第3ねじ山53を画成し、かつ蓋のスカート44には、第4ねじ山54を 画成している。 容器の首部のねじ山51および53が外側のおすのねじ山として例示され、か つ蓋のスカートのねじ山52および54が内側のめすのねじ山として例示されて いるけれども、容器の首部上のねじ山を容器の首部の内側に配置されためすねじ 山とし、一方、蓋のスカート44上のねじ山を蓋のスカートの外側に配置された おすのねじ山とすることができることは理解できよう。 容器のねじ山51および53の各々は、容器の首部36のまわりに部分的に延 在しかつ一緒に二重の親ねじ山系を画成している。同様に、蓋のスカート44の ねじ52および54の各々は、スカート44の内周のまわりに部分的に延在しか つ一緒に二重の親ねじ山系を画成している。 各々のねじ山51、52、53および54は、前方端部A,らせん部分Bおよ び後方端部C(第1A図)を有している。 容器のねじ山51および53の前方端部Aは、容器の端部から離れて内方に面 する側にテーパが付けられている。同様に、蓋のねじ山52および54の前方端 部Aは蓋のスカート44の開放端部から離れて内方に面する側にテーパが付けら れている。 容器の端部に向かって面する容器のねじ山51および53の各々の前方端部A の側は、容器の首部36のまわりに部分的に延在するらせん部分を画成しかつね じ山のらせん部分Bの部分になる。好ましい一実施例においては、つる巻角は3 度40分である。同様に、蓋のねじ山52および54の前方端部Aは,蓋の開放 端部に向かって外方に面する表面を有しかつその表面は蓋のスカートのまわりに 部分的に延在するほぼつる巻角を画成しかつ各々のねじ山のらせん部Bの部分に なる。この好ましい実施例においては、蓋のねじ山52および54のらせん部分 Bは3度40分のつる巻角を有する。 容器の第3ねじ山53の後方端部Cは,第1A図から理解することができるよ うに、0°のつる巻角を有しかつ第1ねじ山のらせん部分Bへ収斂して、蓋の第 2ねじ山52の幅よりも小さい空間を画成している。容器の第3ねじ山53の後 方端部Cは、代替的に、第1ねじ山51と隣接した容器の首部上に「突起部」を 機能的に画成することを特徴とすることができ、かつこの突起部は第1ねじ山5 1と協働して蓋の第2ねじ山52の幅よりも小さいスペースを画成している。 容器の第1ねじ山51の後方端部Cは、同様に、0°のつる巻角を有しかつ第 3ねじ山53のらせん部分Bに向かって収斂している。第1ねじ山の後方端部C は、また、第1ねじ山のらせん部分Bと隣接した突起部として画成することがで きる。 同様に、蓋のスカート上では、第2ねじ山52の後方端部Cが0°のつる巻角 を有しかつ第4ねじ山54のらせん部分Bへ収斂している。同様に、蓋上の第4 ねじ山54の後方端部Cは0°のつる巻角を有しかつ蓋のねじ山52のらせん部 分Bに向かって収斂している。ねじ山の各々の後方端部Cは、隣接したねじ山の らせん部分Bと一緒に、ねじ山の幅よりも小さい縮小したスペースを画成する突 起部としてみなすことができる。 各々のねじ山の後方端部Cが必ずしも平坦である必要がなく、または0°のつ る巻角を有する必要がないことは理解されよう。しかしながら、後方端部Cは隣 接したねじ山のらせん部分に向かって収斂しかつ縮小した幅の空間を画成するよ うにらせん部分Bのつる巻角よりも小さい角度を有していなければならない。 また、代替実施例(図示せず)においては、後方端部Cを省略することができ かつ隣接したねじ山と協働して縮小したスペースを画成するためにその他の好適 な突起部と置き換えることができることは理解されよう。 第2図は蓋を容器の首部36上に移動しかつねじ込み係合を行う直前に容器の 首部36とほぼ同軸をなして整列した蓋32を示す。第4図ないし第8図は、容 器の首部36上への蓋32のねじ込みを逐次例示している。第4図においては、 蓋の第2ねじ山52が容器のねじ山51および53の間にねじ込まれている。蓋 の第2ねじ山52の前方端部Aが容器のねじ山53の0°のつる巻角を有する後 方端部Cおよび容器のねじ山51のらせん部分Bにより画成された減少する空間 の中に移動し始めている。 第5図に示すように、容器のねじ山53が若干変形し始める。ねじ山のプロフ ァイルの設計および使用される材料により、蓋のねじ山52もまた若干変形する ことができる。また、蓋のスカート44は半径方向に外方に僅か撓むことができ る。それに加えて、容器のねじ山51の若干の上向きの変形が起きるかもしれな い。この変形は弾性によるものであり、かつ一時的であることが好ましい。 第4図および第5図に例示した箇所においては、さらにねじ込み係合を行うこ とに対するトルク抵抗が増加し始めつつある。ねじ込み過程を継続しかつねじ山 をさらに変形させるためには、十分な増大したトルクを加えなければならない。 蓋をねじ込む方向、すなわち、係合する方向にさらに回転させるときに、蓋の 第2ねじ山52の0°のつる巻角を有する後方端部Cの下面が容器のねじ山53 の0°のつる巻角を有する後方端部Cの上面と係合し始める。同時に、蓋のねじ 山54のらせん部分Bの上面が容器の第3ねじ山53の0°のつる巻角を有する 後方端部Cの下面と係合する。回転移動(ねじ込み方向における)がこれらのね じ山部分の間の干渉(interference)による抵抗を受ける。 ねじ込みトルクが十分に増大されたときに、蓋のねじ山52および54は、ね じ山系がねじ込み方向における蓋の軸線方向の変位を受け入れるに十分に変形す るので、幾分かのスナップ作用により下方に突然に移動する。その点において、 蓋のねじ山52および54が第8図および第9図に例示したように容器のねじ山 51および53よりも十分に下方に位置決めされる。さらに、第8図から理解で きるように、蓋のねじ山52の0°のつる巻角を有する後方端部Cが容器のねじ 山53の底部と隣接する。 第4図ないし第9図を参照すると、蓋のねじ山52が容器のねじ山53の下方 にスナップ移動するときにねじ山系の半分のみの作用が見えることは理解されよ う。しかしながら、同時に、容器のまわりに180°、蓋のねじ山54が容器の ねじ山51の下方にスナップ移動されることが理解されよう。従って、蓋のねじ 山54の0°のつる巻角を有する後端部Cが容器のねじ山の底部の下方にかつ該 底部と隣接して配置される。 蓋のねじ山52および54の後端部Cが0°のつる巻角を有し、かつ容器のね じ山51および53の後端部Cが0°のつる巻角を有しているので、蓋のねじを 緩める方向に回転することによりねじ山を再係合することは不可能である。その 結果、蓋32が第8図および第9図に例示した完全に組み立てられた位置にいっ たん駆動されると、蓋32はねじを緩める方向(ならびにねじ込み方向)におい て単に自由に回転する。 現在企図している好ましい一実施例においては、ねじ山のピッチ(すなわち、 2つの隣接したねじ山のらせん部分の間の距離)は、3.2mm(0.125イン チ)である。このねじ山系は、6.35mm(0.25インチ)のリード(すなわ ち、もしも蓋をねじ山系上で360°(1回転)回転させるとすれば、蓋が軸線 方向に移動する理論的な距離)を有する。 第1図ないし第9図に例示した好ましい実施例においては、二重のリードのね じ山系(double lead thread system)が使用されて いる。従って、容器は2つのねじ山、すなわち、ねじ山51および53を含み、 かつ蓋は2つのねじ山、すなわち、ねじ山52および54を含む。しかしながら 、その他のねじ山の組合わせが可能であることは理解されよう。例えば、単一の ねじ山を蓋に設けることができ、かつ単一のかみ合うねじ山を容器上に設けるこ とができよう。しかしながら、二重のリードのねじ山系を使用することにより、 ねじ込み力を180°離れた状態で平衡させることができ、かつこれによりねじ 込み過程の間にさらに効果的な制御が得られる。 この好ましい実施例の二重のリードのねじ山系により、各々のねじ山の前端部 Aおよびらせん部分Bの組み合わされた長さは205°であり、かつ後端部C( 0°の角度に沿った)は90°のアークの長さを有する。この構成においては、 蓋のねじ山を容器のねじ山を完全に越えて第8図に例示した完全に取り付けられ た位置まで駆動するためには、蓋を約295°のみ回転することが必要である。 二重のリードのねじ山を有する例示した好ましい実施例において、かつ各々の ねじ山が0°の角度の後端部Cを有する場合には、後方端部Cの最小の長さは、 式360°/[2×(リードの数)]により決定される。 本発明の新規のねじ山系は、蓋を高速蓋締機により、その他の蓋/容器取付け 構造体、例えば、差し込みピン(bayonet)、ビード型の構成またはラチ ェット型の構成と比較して比較的に低いトルクにより締め付けることができる。 それにもかかわらず、本発明のために必要な比較的に低い締付けトルクにもかか わらず、蓋および容器は、典型的な使用者が蓋を容器から手操作で取り外すこと を阻止するように取り付けられた状態にとどまる。 第10図は蓋のねじ山が容器のねじ山から離脱されかつ容器のねじ山の下方に 位置決めされた完全に組み立てられた状態の容器30の首部36上に取り付けら れた蓋の基部40を例示している。第10図に例示した実施例においては、容器 は首部36の基部において肩部62を含み、かつ肩部62の頂部62は首部36 と合体する円錐台形の表面64を有する。 蓋の基部40のねじは、肩部62および円錐台形の表面64を収容するように 蓋の基部40の底部の開放端部から内方に配置されている。第10図に例示した ように、肩部62の外面と蓋の基部40の内面との間には、小さい環状の空間D が形成されている。この空間は通常の製造の公差を許容するために十分であるが 、びんの首部36上の蓋の基部40のかなりの横方向の移動を阻止するためには 十分に小さい。このために、蓋のねじを緩めようとするときに、取り付けられた 蓋を傾けることが阻止されかつねじ山を再係合することが阻止される。 本発明の包装体の代替実施例を第11図および第12図に例示してある。第1 1図および第12図は、容器30′の首部36′上に完全に組み立てられた蓋の 基部40′を例示し、蓋の基部40′のねじ山が容器の首部36′のねじ山の下 方に配置されている。二重のリードのねじ山系を第11図および第12図に例示 した実施例に示してあり、かつこの二重のリードのねじ山系は、第1図ないし第 10図に例示した実施例を参照して前述した二重のリードのねじ山系と同じであ る。 第11図および第12図の代替実施例は、首部36′の基部に近く配置された 特殊の心出しビード71を含む。ビード71は蓋の基部40′が容器の首部36 ′上で傾けられる可能性を減らすように設計されている。蓋の基部40′のこの ような傾斜は、さもなければ、同時にねじを緩めるトルクが作用するときに、ね じ山を係合させるように押しつける試みを若干容易にする。心出しビード71は 、蓋のねじ山の前端部の下方にあり、かつビード71は蓋のねじ山が傾斜され、 すなわち、半径方向に内方にかなりの量移動されることを阻止する。 さらに、蓋の基部40′は、また、蓋のスカートの底部の内周のまわりに浅い ビード81を含む。ビード81は、容器の心出しビード71の垂直に下方に配置 されている。第12図に例示したように、容器の首部36′と蓋のビード81と の間には、横方向の、すなわち、半径方向の隙間Xが保たれている。また、蓋の ビード81の頂部と容器の心出しビード71との間には、垂直の隙間Yが保たれ ている。隙間XおよびYは、製造の公差を許容するために十分であるが、かなり の横方向の移動または垂直方向の移動を阻止するために十分に小さい。これによ り、容器の首部36′上の蓋の基部40′のいかなる有意な傾斜をも阻止する。 これにより、蓋をねじ戻すように試みるときに、ねじ山を係合するように押し込 むことができる傾向が最小限度にとどめられる。 蓋を容器の首部に締め付ける間に、蓋のビード81を蓋の基部40′に伝達さ れる軸線方向の駆動力により容器の首部の心出しビード71に押し込み、または スナップ移動しなければならないことは理解されよう。蓋の取外しは、当初、か なりの量の垂直力を必要とする。この垂直力は、この実施例においては、蓋のね じ山が容器のねじ山と容易に係合することができないので、手操作で加えること が困難である。 本発明の容器および蓋組立体は、好適な熱可塑性材料、例えば、ポリプロピレ ンおよび同様な材料から成形することができる。本発明は過度に高いまたは精密 な公差を必要としない慣用の製造作業により製造された蓋および容器に具体化す ることができる。本発明の蓋および容器構成部分は、慣用の蓋締機による組立を 可能にしかつ蓋の取外しを阻止しかつ妨害する包装体を提供する。 本発明の上記の詳細な説明およびその例示から、種々の変更および変型を本発 明の新規の概念または原理の真の精神および範囲から逸脱することなく実施する ことができることは容易に明らかであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1997年1月30日 【補正内容】 請求の範囲 1.簡単に取外しができない蓋および容器組立体において、 開口部を画成する容器と、 前記開口部を閉塞するために前記容器に締め付けられる蓋と、 前記容器により画成されかつ前端部から後端部まで前記開口部のまわりに少な くとも部分的に延在する第1ねじ山と、 前記蓋により画成されかつ前端部から後端部まで前記蓋のまわりに少なくとも 部分的に延在する第2ねじ山と、 前記第1ねじ山および第2ねじ山のうちの一方と隣接して画成された突起部と を備え、前記突起部および前記の一方のねじがそれらの間に前記ねじ山のうちの 他方のねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、かつ前記突起部および前記の他方 のねじ山のうちの少なくとも一方が前記蓋および容器が一緒にねじ込まれるとき に前記容器および蓋の相対的な回転移動時に変形を受け入れる弾性を有し、それ により、前記ねじ山がねじ込みにより係合された状態から再係合を阻止する全閉 非係合離脱状態まで相対的に軸線方向に移動される蓋および容器組立体。 2.前記第1ねじ山および前記第2ねじ山の各々がらせん部分を含む請求の範 囲第1項に記載の組立体。 3.前記第1ねじ山がおねじでありかつ該おねじは前記蓋内に受け入れられる 請求の範囲第2項に記載の組立体。 4.前記容器が前方端部、らせん部分および後方端部を有する第3ねじ山を含 み、かつ前記蓋が前方端部、らせん部分および後方端部を有する第4ねじ山を含 む請求の範囲第2項に記載の組立体。 5.前記突起部が前記容器上の前記第3ねじ山の後方端部により画成され、前 記第3ねじ山の後方端部が前記第1ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を有し かつ前記第1ねじ山のらせん部分へ収斂して、前記蓋の第2ねじ山の幅よりも小 さい前記空間を画成する請求の範囲第4項に記載の組立体。 6.付加的な突起部が前記第3ねじ山のらせん部分と隣接した前記第1ねじ山 の後方端部により画成され、前記第1ねじ山の後方端部および前記第3ねじ山の らせん部分がそれらの間に前記蓋の第4ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、 前記第1ねじ山の後端部が前記第3ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を有し かつ前記第3ねじ山のらせん部分へ収斂する請求の範囲第5項に記載の組立体。 7.付加的な突起部が前記第2ねじ山のらせん部分と隣接した前記第4ねじ山 の後方端部により画成され、前記第4ねじ山の後方端部および前記第2ねじ山の らせん部分がそれらの間に前記容器の第1ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し 、前記第4ねじ山の後方端部が前記第2ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を 有しかつ前記第2ねじ山のらせん部分へ収斂する請求の範囲第5項に記載の組立 体。 8.付加的な突起部が前記第4ねじ山のらせん部分と隣接した前記第2ねじ山 の後方端部により画成され、前記第2ねじ山の後方端部および前記第4ねじ山の らせん部分がそれらの間に前記容器の第3ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し 、前記第2ねじ山の後方端部が前記第4ねじ山のらせん部分よりも小さいつる巻 角度を有しかつ前記第4ねじ山のらせん部分へ収斂する請求の範囲第5項に記載 の組立体。 9.前記第1らせん部分、第2らせん部分、第3らせん部分および第4らせん 部分の各々が約205°のアークの長さを有しかつ3°から4°までの範囲内の つる巻角を有しかつ前記第1ねじ山、第2ねじ山、第3ねじ山および第4ねじ山 の後方端部の各々が約90°のアークの長さを有しかつ0°のつる巻角度を有す る請求の範囲第4項に記載の組立体。 10.前記蓋の第2ねじ山および第4ねじ山の後方端部の各々が前記第2ねじ山 および第4ねじ山のらせん部分のつる巻角よりも小さい角度を有する請求の範囲 第4項に記載の組立体。 11.記容器が前記開口部を画成する首部を有し、かつ 前記蓋が傾斜量を最小限にするように前記首部上で傾斜するときに、肩部が前 記蓋の一部分と係合するために前記首部の底部のまわりに画成されている請求の 範囲第1項に記載の組立体。 12.前記容器が首部を含み、 前記容器が前記容器の第1ねじ山の下方の前記首部上に心出しビードを含み、 かつ 前記蓋の底部にビードが画成され、該ビードは、前記蓋および容器が一緒にね じ込まれかつ前記ねじ山がねじ込みにより係合した状態から相対的に軸線方向に 移動されるときに、前記蓋が前記容器の心出しビードの上に跨乗しかつ心出しビ ードの下方にスナップ移動するようになった請求の範囲第1項に記載の組立体。 13.簡単に取外しができない蓋および容器組立体において、 開口部を画成する首部を有する容器と、 前記開口部を閉塞するために前記容器に締め付けられる蓋とを備え、前記蓋は 前記容器の首部と隣接して配置される開放端部を有し、さらに、 前記容器により画成されかつ前方端部から後方端部まで前記開口部のまわりに 少なくとも部分的に延在する第1ねじ山と、 前記蓋により画成されかつ前方端部から後方端部まで前記蓋のまわりに少なく とも部分的に延在する第2ねじ山と、 前記容器により画成されかつ前方端部から後方端部まで前記開口部のまわりに 少なくとも部分的に延在する第3ねじ山と、 前記蓋により画成されかつ前方端部から後方端部まで前記蓋のまわりに少なく とも部分的に延在する第4ねじ山とを備え、 前記ねじ山の各々は前記前方端部と前記後方端部との間にらせん部分を画成し 、 前記容器上の前記ねじ山の各々の前記後方端部は前記容器上の前記ねじ山の各 各の前記前方端部よりも前記容器の開口部から遠く離れて軸線方向に配置され、 前記蓋上の前記ねじ山の各々の前記後方端部は前記蓋上の前記ねじ山の各々の 前記前方端部よりも前記蓋の開放端部から遠く離れて軸線方向に配置され、 前記ねじ山の後方端部の各々が前記らせん部分のつる巻角よりも小さい角度を 有し、 前記第3ねじ山の後方端部が前記第1ねじ山のらせん部分へ収斂して、それら の間に前記蓋の第2ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、 前記第1ねじ山の後方端部が前記第3ねじ山のらせん部分へ収斂して、それら の間に前記蓋の第4ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、 前記第4ねじ山の後方端部が前記第2ねじ山のらせん部分へ収斂して、それら の間に前記容器の第1ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、 前記第2ねじ山の後方端部が前記第4ねじ山のらせん部分と収斂して、それら の間に前記容器の第3ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、かつ 前記蓋および容器が一緒にねじ込まれたときに、前記ねじ山が前記容器および 蓋の相対回転移動の間に変形を受け入れる弾性を有し、それにより前記ねじ山が ねじ込みにより係合された状態から再係合を阻止する全閉非係合状態まで相対的 に軸線方向に移動される蓋および容器組立体。 14.前記第1らせん部分、第2らせん部分、第3らせん部分および第4らせん 部分の各々が約205°のアークの長さを有しかつ3°から4°までの範囲内の つる巻角を有し、かつ 前記第1ねじ山、第2ねじ山、第3ねじ山および第4ねじ山の後方端部の各々 が約90°のアークの長さを有しかつ0°のつる巻角度を有する請求の範囲第1 3項に記載の組立体。 15.前記第1ねじ山および第3ねじ山がおねじであり、該 おねじが前記蓋内に受け入れられている請求の範囲第13項に記載の組立体。 【図10】 【図11】 【図12】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.簡単に取外しができない蓋および容器組立体において、 開口部を画成する容器と、 前記開口部を閉塞するために前記容器に締め付けられる蓋と、 前記容器により画成されかつ前端部から後端部まで前記開口部のまわりに少な くとも部分的に延在する第1ねじ山と、 前記蓋により画成されかつ前端部から後端部まで前記蓋のまわりに少なくとも 部分的に延在する第2ねじ山と、 前記第1ねじ山および第2ねじ山のうちの一方と隣接して画成された突起部と を備え、前記突起部および前記の一方のねじがそれらの間に前記ねじ山のうちの 他方のねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、かつ前記突起部および前記の他方 のねじ山のうちの少なくとも一方が前記蓋および容器が一緒にねじ込まれるとき に前記容器および蓋の相対的な回転移動時に変形を受け入れる弾性を有し、それ により、前記ねじ山がねじ込みにより係合された状態から再係合を阻止する離脱 された状態まで相対的に軸線方向に移動される蓋および容器組立体。 2.前記第1ねじ山および前記第2ねじ山の各々がらせん部分を含む請求の範 囲第1項に記載の組立体。 3.前記第1ねじ山がおねじでありかつ前記第2ねじ山がめねじである請求の 範囲第2項に記載の組立体。 4.前記容器が前方端部、らせん部分および後方端部を有する第3ねじ山を含 み、かつ前記蓋が前方端部、らせん部分および後方端部を有する第4ねじ山を含 む請求の範囲第2項に記載の組立体。 5.前記突起部が前記容器上の前記第3ねじ山の後方端部により画成され、前 記第3ねじ山の後方端部が前記第1ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を有し かつ前記第1ねじ山のらせん部分へ収斂して、前記蓋の第2ねじ山の幅よりも小 さい前記空間を画成する請求の範囲第4項に記載の組立体。 6.付加的な突起部が前記第3ねじ山のらせん部分と隣接した前記第1ねじ山 の後方端部により画成され、前記第1ねじ山の後方端部および前記第3ねじ山の らせん部分がそれらの間に前記蓋の第4ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、 前記第1ねじ山の後端部が前記第3ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を有し かつ前記第3ねじ山のらせん部分へ収斂する請求の範囲第5項に記載の組立体。 7.付加的な突起部が前記第2ねじ山のらせん部分と隣接した前記第4ねじ山 の後方端部により画成され、前記第4ねじ山の後方端部および前記第2ねじ山の らせん部分がそれらの間に前記容器の第1ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し 、前記第4ねじ山の後方端部が前記第2ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を 有しかつ前記第2ねじ山のらせん部分へ収斂する請求の範囲第5項に記載の組立 体。 8.付加的な突起部が前記第4ねじ山のらせん部分と隣接した前記第2ねじ山 の後方端部により画成され、前記第2ねじ山の後方端部および前記第4ねじ山の らせん部分がそれらの間に前記容器の第3ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し 、前記第2ねじ山の後方端部が前記第4ねじ山のらせん部分よりも小さい角度を 有しかつ前記第4ねじ山のらせん部分へ収斂する請求の範囲第5項に記載の組立 体。 9.前記第1らせん部分、第2らせん部分、第3らせん部分および第4らせん 部分の各々が約205°のアークの長さを有しかつ3°から4°までの範囲内の つる巻角を有しかつ前記第1ねじ山、第2ねじ山、第3ねじ山および第4ねじ山 の後方端部の各々が約90°のアークの長さを有しかつ0°の角度を有する請求 の範囲第4項に記載の組立体。 10.前記蓋の第2ねじ山および第4ねじ山の後方端部の各々が前記第2ねじ山 および第4ねじ山のらせん部分のつる巻角よりも小さい角度を有する請求の範囲 第4項に記載の組立体。 11.前記容器が前記開口部を画成する首部を有し、かつ 前記蓋が傾斜量を最小限にするように前記首部上で傾斜するときに、肩部が前 記蓋の一部分と係合するために前記首部の底部のまわりに画成されている請求の 範囲第1項に記載の組立体。 12.前記容器が首部を含み、 前記容器が前記容器の第1ねじ山の下方の前記首部上に心出しビードを含み、 かつ 前記蓋の底部にビードが画成され、該ビードは、前記蓋および容器が一緒にね じ込まれかつ前記ねじ山がねじ込みにより係合した状態から相対的に軸線方向に 移動されるときに、前記蓋が前記容器の心出しビードの上に跨乗しかつ心出しビ ードの下方にスナップ移動するようになった請求の範囲第1項に記載の組立体。 13.簡単に取外しができない蓋および容器組立体において、 開口部を画成する首部を有する容器と、 前記開口部を閉塞するために前記容器に締め付けられる蓋とを備え、前記蓋は 前記容器の首部と隣接して配置される開放端部を有し、さらに、 前記容器により画成されかつ前方端部から後方端部まで前記開口部のまわりに 少なくとも部分的に延在する第1ねじ山と、 前記蓋により画成されかつ前方端部から後方端部まで前記蓋のまわりに少なく とも部分的に延在する第2ねじ山と、 前記容器により画成されかつ前方端部から後方端部まで前記開口部のまわりに 少なくとも部分的に延在する第3ねじ山と、 前記蓋により画成されかつ前方端部から後方端部まで前記蓋のまわりに少なく とも部分的に延在する第4ねじ山とを備え、 前記ねじ山の各々は前記前方端部と前記後方端部との間にらせん部分を画成し 、 前記容器上の前記ねじ山の各々の前記後方端部は前記容器上の前記ねじ山の各 各の前記前方端部よりも前記容器の開口部から遠く離れて軸線方向に配置され、 前記蓋上の前記ねじ山の各々の前記後方端部は前記蓋上の前記ねじ山の各々の 前記前方端部よりも前記蓋の開放端部から遠く離れて軸線方向に配置され、 前記ねじ山の後方端部の各々が前記らせん部分のつる巻角よりも小さい角度を 有し、 前記第3ねじ山の後方端部が前記第1ねじ山のらせん部分へ収斂して、それら の間に前記蓋の第2ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、 前記第1ねじ山の後方端部が前記第3ねじ山のらせん部分へ収斂して、それら の間に前記蓋の第4ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、 前記第4ねじ山の後方端部が前記第2ねじ山のらせん部分へ収斂して、それら の間に前記容器の第1ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、 前記第2ねじ山の後方端部が前記第4ねじ山のらせん部分へ収斂して、それら の間に前記容器の第3ねじ山の幅よりも小さい空間を画成し、かつ 前記蓋および容器が一緒にねじ込まれたときに、前記ねじ山が前記容器および 蓋の相対回転移動の間に変形を受け入れる弾性を有し、それにより前記ねじ山が ねじ込みにより係合された状態から再係合を阻止する離脱された状態まで相対的 に軸線方向に移動される蓋および容器組立体。 14.前記第1らせん部分、第2らせん部分、第3らせん部分および第4らせん 部分の各々が約205°のアークの長さを有しかつ3°から4°までの範囲内の つる巻角を有し、かつ 前記第1ねじ山、第2ねじ山、第3ねじ山および第4ねじ山の後方端部の各々 が約90°のアークの長さを有しかつ0°の角度を有する請求の範囲第13項に 記載の組立体。 15.前記第1ねじ山および第3ねじ山がおねじであり、かつ 前記第2ねじ山および第4ねじ山がめねじである請求の範囲第13項に記載の 組立体。
JP52754496A 1995-03-15 1995-03-31 簡単に取外しができない蓋を有する容器 Expired - Fee Related JP3699726B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US404,560 1995-03-15
US08/404,560 US5494174A (en) 1995-03-15 1995-03-15 Container with removal resistant closure
PCT/US1995/003750 WO1996028361A1 (en) 1995-03-15 1995-03-31 Container with removal resistant closure

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11501889A true JPH11501889A (ja) 1999-02-16
JP3699726B2 JP3699726B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=23600099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52754496A Expired - Fee Related JP3699726B2 (ja) 1995-03-15 1995-03-31 簡単に取外しができない蓋を有する容器

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5494174A (ja)
EP (1) EP0815027B1 (ja)
JP (1) JP3699726B2 (ja)
CN (1) CN1064627C (ja)
CA (1) CA2204514C (ja)
CO (1) CO4410368A1 (ja)
DE (1) DE69521722T2 (ja)
ES (1) ES2159317T3 (ja)
TW (1) TW280803B (ja)
WO (1) WO1996028361A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4727077B2 (ja) * 2001-07-19 2011-07-20 日立金属株式会社 差込式管継手
JP2014520580A (ja) * 2011-06-30 2014-08-25 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング ニードル・アセンブリ・システム

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5862948A (en) 1996-01-19 1999-01-26 Sc Johnson Commerical Markets, Inc. Docking station and bottle system
AU734706B2 (en) * 1996-01-19 2001-06-21 Diversey, Inc. Refill head and bottle system
US5690241A (en) * 1996-09-18 1997-11-25 Rexam Closures, Inc. Thread on-non-removable cap for a threaded neck container
US5785195A (en) * 1996-11-07 1998-07-28 The Clorox Company Conically threaded closure system
FR2767794B1 (fr) * 1997-08-29 1999-10-08 Oreal Ensemble de deux elements montes libres en rotation l'un par rapport a l'autre notamment pour un melangeur dans le domaine de la coloration capillaire
DE29807759U1 (de) 1998-04-29 1998-07-16 Georg Menshen GmbH & Co KG, 57413 Finnentrop Mehrgängige Schraubgewindeanordnung
US6142343A (en) * 1998-12-30 2000-11-07 Steris Inc Cap and dust cover for an antiseptic soap dispenser
DE20016445U1 (de) * 2000-09-22 2002-02-14 Dolmar Gmbh Tankverschluß für einen Kraftstofftank
US6913157B2 (en) * 2002-02-26 2005-07-05 Delta Plastics, Inc. Closure and container and combination thereof with anti-backoff member
US7025385B2 (en) * 2003-09-03 2006-04-11 United Technologies Corporation Coupling
US7735664B1 (en) * 2006-04-18 2010-06-15 Portola Packaging, Inc. Tapered thread structure
US9994350B2 (en) 2010-05-11 2018-06-12 Graham Packaging Company, L.P. Threaded finish for nonremovable closures
DE202011100181U1 (de) * 2011-05-03 2012-08-06 Geka Gmbh Applikatorschnellverschluss
WO2014115857A1 (ja) * 2013-01-25 2014-07-31 東罐興業株式会社 容器の封止装置
CN103818610A (zh) * 2014-03-13 2014-05-28 山西惠丰机械工业有限公司 双头螺纹连接聚乙烯塑料两体包装盒
US11708199B1 (en) 2015-08-05 2023-07-25 Quicky Sippy Llc One time use bottle
AT517990A1 (de) * 2015-11-24 2017-06-15 Rundpack Ag Behälter mit einer Sicherheitsverschlussanordnung
JP2019503313A (ja) 2016-02-02 2019-02-07 ナイアガラ・ボトリング・リミテツド・ライアビリテイー・カンパニー タンパーエビデンスブリッジ
US11214410B2 (en) 2016-02-02 2022-01-04 Niagara Bottling, Llc Tamper evidence container closure
US11597556B2 (en) 2018-07-30 2023-03-07 Niagara Bottling, Llc Container preform with tamper evidence finish portion
CA3110225A1 (en) * 2018-08-22 2020-02-27 Niagara Bottling, Llc Extended thread tamper band evidence
WO2020168399A1 (pt) * 2019-02-19 2020-08-27 MARTINS, Andrea Luciana Dispositivo para abertura automática de embalagens cartonadas assépticas
US20210061523A1 (en) * 2019-08-27 2021-03-04 Runway Blue, Llc Anti-Cross-Threading Thread Configuration

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2589005A (en) * 1949-08-20 1952-03-11 Owens Illinois Glass Co Glass container
US3110410A (en) * 1962-02-21 1963-11-12 Harold T Pehr Container caps
US3339773A (en) * 1966-05-11 1967-09-05 Stull Engraving Company Screw closure
US3435978A (en) * 1967-01-23 1969-04-01 John C Wittwer Bottle cap with interlocking threads
US3951289A (en) * 1971-03-22 1976-04-20 Eyelet Specialty Co., Inc. Safety-closure device
BE791351A (fr) * 1971-11-15 1973-03-01 Ibm Procedes et dispositifs d'acces aux compartiments d'un ensemblede stockage d'articles
GB1516897A (en) * 1975-10-15 1978-07-05 Rockware Group Ltd Container closures
US4036385A (en) * 1976-05-28 1977-07-19 Morris Glenn H Safety closure for containers
US4098419A (en) * 1977-02-18 1978-07-04 Maxcap Inc. Blow molded plastic bottle and antitamper cap
US4134513A (en) * 1977-06-29 1979-01-16 Owens-Illinois, Inc. Child-resistant safety closure
US4127221A (en) * 1978-03-20 1978-11-28 Sterling Drug Inc. Childproof device for containing and dispensing fluids
FR2430364A1 (fr) * 1978-07-07 1980-02-01 Chanel Dispositif de positionnement d'un bouchon sur un flacon
FR2441555A1 (fr) * 1978-11-20 1980-06-13 Bigotte Georges Bouchon a position de fermeture indexee
US4349116A (en) * 1978-12-07 1982-09-14 Ethyl Products Company Thermoplastic screw-threaded closure cap
JPS5831801Y2 (ja) * 1979-03-05 1983-07-14 株式会社吉野工業所 壜体とネジキヤツプとに係る構造
JPS5748766Y2 (ja) * 1979-09-17 1982-10-26
US4353475A (en) * 1981-06-11 1982-10-12 Gibson Associates Inc. Safety closure device
US4365721A (en) * 1981-07-10 1982-12-28 Sunbeam Plastics Corporation Child resistant closure and container assembly
US4454965A (en) * 1981-08-27 1984-06-19 Ethyl Products Company Child-resistant trigger pump dispenser
DK147510C (da) * 1982-07-01 1985-03-04 Johannes Saemundur Palsson Sikkerhedslukke med en lukkehaette, som kan saettes paa en beholderhalsdel, der har et spaerreorgan for lukkehaetten
US4460100A (en) * 1983-06-17 1984-07-17 Owens-Illinois, Inc. Removable resistant container cap and neck assembly
FR2564070B2 (fr) * 1983-10-13 1987-04-30 Oreal Flacon comportant un dispositif de bouchage oriente angulairement par rapport audit flacon
US4620640A (en) * 1985-12-16 1986-11-04 Owens-Illinois, Inc. Lined child-resistant closure for widemouth liquid container
GB8615410D0 (en) * 1986-06-24 1986-07-30 Ici Plc Connector
US4799597A (en) * 1987-02-10 1989-01-24 Helena Laboratories Corporation Container and non-removable cover
US4874101A (en) * 1987-05-21 1989-10-17 Zalut Gregory J Tamper evident cap
US4763801A (en) * 1987-10-08 1988-08-16 Owens-Illinois Closure Inc. Child-resistant, tamper evident dispensing closure
US4913299A (en) * 1989-04-03 1990-04-03 Phoenix Closures, Inc. Back-off resistant closure for a container
US4991733A (en) * 1989-09-25 1991-02-12 West Penn Plastic, Inc. Closure and container having pass over inter-engaging ratchet teeth
DE69009707T2 (de) * 1989-12-05 1994-09-22 United Glass Ltd Behälter.
US5145080A (en) * 1991-04-26 1992-09-08 Seaquist Closures Positive orientation system for a threaded closure and container
US5279434A (en) * 1991-06-28 1994-01-18 Tubolast Hispania S.A. Tubular container with a non-removable workable cap
US5360127A (en) * 1994-02-17 1994-11-01 Calmar Inc. Non-removable container closure
DE9415391U1 (de) * 1994-09-22 1994-11-17 Gante Kunststoff GmbH, 57439 Attendorn Verschlußvorrichtung für Behälter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4727077B2 (ja) * 2001-07-19 2011-07-20 日立金属株式会社 差込式管継手
JP2014520580A (ja) * 2011-06-30 2014-08-25 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング ニードル・アセンブリ・システム

Also Published As

Publication number Publication date
TW280803B (ja) 1996-07-11
CN1179760A (zh) 1998-04-22
CN1064627C (zh) 2001-04-18
JP3699726B2 (ja) 2005-09-28
CO4410368A1 (es) 1997-01-09
EP0815027A1 (en) 1998-01-07
AU2230395A (en) 1996-10-02
CA2204514C (en) 2005-03-08
EP0815027A4 (en) 1999-10-27
US5494174A (en) 1996-02-27
ES2159317T3 (es) 2001-10-01
EP0815027B1 (en) 2001-07-11
AU691605B2 (en) 1998-05-21
DE69521722D1 (de) 2001-08-16
DE69521722T2 (de) 2001-11-15
WO1996028361A1 (en) 1996-09-19
CA2204514A1 (en) 1996-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11501889A (ja) 簡単に取外しができない蓋を有する容器
AU710407B2 (en) Child resistant package
US5676270A (en) Threaded container torque retention system for use with a threaded closure
US6460718B1 (en) Container with a threaded cap having a stepped sealing ring with a plurality of narrow sealing surfaces
EP0658482B1 (en) Dispensing closure with twist collar
US6041982A (en) Beverage container with cap and spout
EP1092643B1 (en) Child-resistant squeeze-and-turn closure and method of manufacturing
US6334555B1 (en) Fitment and resealable dispensing closure assembly for high-pressure sealing and bi-modal dispensing
US6327770B1 (en) Child resistant package
JP2000502308A (ja) ラグを備えたプラスチック製の蓋
JP2005510423A (ja) 広口容器のための蓋アッセンブリ
AU2001264648A1 (en) Fitment and resealable dispensing closure assembly for high-pressure sealing and bi-modal dispensing
JPH092502A (ja) 緩み防止型容器栓
US6354450B1 (en) Locking helical closure system
WO2013004986A1 (en) A closure
CA2373390C (en) Locking helical closure system
CN115335298A (zh) 旨在固定在容器的颈部上的封盖装置以及包括容器和所述封盖装置的组件
AU691605C (en) Container with removal resistant closure
CN115298105A (zh) 用于容器颈部的封盖装置
CA2336756C (en) A container with a threaded cap having a stepped sealing ring with a plurality of narrow sealing surfaces
GB2277080A (en) Tamper evident closure and container with thread positioning means
MXPA97004196A (en) Container with closure resistant to remoc
WO2024058774A1 (en) Closure with hinge
JP2003191975A (ja) 油含有物用容器
EP1220793A1 (en) Locking helical closure system

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees