JPH11501369A - リサイクル繊維のようなテン料含有材を処理する方法および装置 - Google Patents

リサイクル繊維のようなテン料含有材を処理する方法および装置

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JPH11501369A JP52662996A JP52662996A JPH11501369A JP H11501369 A JPH11501369 A JP H11501369A JP 52662996 A JP52662996 A JP 52662996A JP 52662996 A JP52662996 A JP 52662996A JP H11501369 A JPH11501369 A JP H11501369A
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ヴィキオ、ペンティ
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アールストローム マシーナリー オイ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、リサイクルされた繊維材および/または抄紙機のショート循環のスクリーンシステムからミル滓として排出される滓分を処理し、これらの中のテン料を出来るだけ完全に回収しできるだけ効率的かつ経済的にこれらをプロセスに戻す方法および装置に関する。本発明の溶液中で、旋回クリーニングからのミル滓として、およびテン料製造工程などからの滓として排出されるテン料/ミネラル分の損失は、前記滓の濃縮ミネラル分を、クリーニングシステムと関連して処理して、ミネラル分を分散させ、これをプロセスに戻すことによって減少させられる。

Description

【発明の詳細な説明】 リサイクル繊維のようなテン料含有材を処理する方法および装置 本発明は、リサイクルされた繊維の処理から、および/または製紙工場の旋回 クリーニングから、排出される繊維分、および/またはミネラル含有滓として排 出される滓分を処理する方法および装置に関する。知られているように、リサイ クル繊維の源としては、例えば、抄紙機からのいわゆる破損紙で原料としてリサ イクル可能なもの、および実際に使用した後の古紙がある。本発明は、特にこの 種のリサイクル繊維材の処理に関し、これら繊維材に含有されているテン料を出 来るだけ完全に回収してできるだけ効率的かつ経済的にプロセスに戻すように行 うものである。 テン料含有紙グレードおよび特にコート紙グレードを製造する抄紙機のショー ト循環工程では、今日では相当な量のミネラル分および顔料分が、旋回クリーニ ングプラントのミル滓としてプロセスから排出されており、これらは物質として は紙の原料として用いることができるものであるが、物質の粒子サイズがあまり にも粗大である。製紙工場でのミネラル含有滓のもう一つの源は、テン料および 被覆顔料製造の諸プロセス、およびこれらのプロセスで使用される装置から排出 される洗浄水である。 SCグレードや他のテン料含有グレードを製造する抄紙機のショート循環では 、旋回クリーニングからミル滓として排出されるミネラル分は、パルプ調成液に 添加されたミネラル分、すなわち、テン料の粗大粒子の部分であり、普通10ミ クロン以上の粒子サイズを有している。 コート紙グレードを製造する抄紙機のショート循環では、プロセスからミル滓 として排出されるミネラル分は、破損紙の非分散性コート層を含んでいる。この コート層は、破損紙分散システムでは十分に細かな粒子までには分散しない。こ のコート層分は、普通10ミクロン以上の粒子サイズを有しており、ショート循 環の旋回クリーニングの際に滓として捨てられる。 同じことは、リサイクル紙用に被覆マガジン紙などの厚く被覆された原紙を原 料として使うリサイクルパルプに関する諸システムにも当てはまる。リサイクル パルプ用の脱繊維システムでは、コート紙の被覆層は、紙自体の繊維層から薄い 片のような部分として剥離され、プロセス中に部分的にバラバラに分散する。し かし、得られるバラバラの分散状態は、完全でなく、これら非分散性の被覆顔料 粒子は、リサイクルパルプラインのスクリーン工程での旋回クリーニングの滓と してプロセスから排出される。しかし、これらの原料組成を見てみると、これら の粒子の大部分は、製紙工程の後段ではパルプ懸濁液に添加しなければならない テン料として製紙工程に使用できる筈である。しかし、粒子が分散されないなら ば、これらの粒子のサイズが抄紙機自体に問題を起こす恐れがあり、これらはテ ン料として使えなくなってしまう。 本発明の装置構成では、旋回クリーニングからのミル滓として、および/また はテン料または被覆顔料製造工程からの滓として排出されるテン料/ミネラル分 の損失は、旋回クリーニングプラントにおける濃縮ミネラル分を処理してミネラ ル分を分散させ、これをプロセスに戻すことによって減少させられる。 本発明の方法および装置は、例えば、以下の利点を有する。 用の成分および有用な形に処理できない成分だけが高度に濃縮された形で排出さ れる。 磨耗は最小限である。 て技術的に実施できる。投資回収期間は短い。 る。多くの源からミネラル含有滓を回収し、プロセス中に、例えば、最後のクリ ーニングステップの後またはクリーニングプラントの中に、ミネラル分と有機分 とを分離するスクリーン、および滓の流れを高度に濃縮された形で排出する新し い型のクリーニング装置を付け加え、更にプロセス中に、これらの工程の後にミ ネラル分を分散させる処理工程を付け加えることによって行える。 しい。従って、例えば、機械の水循環とは混じらない。 連続運転部分である。換言すれば、プロセス条件は一定であり、運転はトラブル フリーである。 システムは分散された部分だけをプロセスに戻し、残りの分は系から廃棄してし まう。 本発明の方法および装置の特徴は、後に記載の請求の範囲に明白である。 本発明の方法および装置は、実施例を用い、添付の図面を参照して、より詳細 に以下に説明する。 図1aと図1bは、二つの従来技術のテン料回収システムを概略説明するもの である。 図2は、別の従来技術のテン料回収システムを概略説明するものである。 図3は、更に別の従来技術のテン料回収システムを概略説明するものである。 図4a〜図4cは、図2の装置の曲面スクリーンへ供給された物質の100倍 拡大の写真を示す。精選分と滓分とも曲面スクリーンから得られたものである。 図5は、本発明の幾つかの態様を一緒にして同じ図に示ものである。 図6は、本発明の別の好ましい態様を示すものである。そして 図7は、本発明の更に別の好ましい態様を示すものである。 テン料/ミネラル分の損失を少なくするための従来技術の装置構成の例は、例 えば、図1aに記載の配置である。ここでは、ミネラル損失は、曲面スクリーン の孔より小さい粒子サイズを有する微細成分を分離することによって減少される 。すなわち、プロセスの排出流からの有用固形分はプロセスに戻される。この装 置は、プロセスから排出された流れを曲面スクリーン10、いわゆるヒドラ(H ydra)スクリーンへ送られ、流れが二つの部分に分割されるように運転され る。粗い方は中間タンク12へ導かれ、細かい方は濾液タンク14へ導かれる。 細かい方は濾液タンク14からポンプ16で、第2段の曲面スクリーン18、い わゆるミクラ(Micra)スクリーンへ送られ、ここからの粗い方は中間タン ク12へ導かれ、細かい方、特に液全部とこれと共に流れるテン料は、プロセス 、例えば、希釈に再使用するためにリサイクルされる。中間タンク12から曲面 スクリーン10と18の滓として排出される部分は、ポンプ20で、例えば、フ ィル タープレス22へ送られ、この粗い部分を、より処理し易いコンシステンシーを 有するものに濃縮する。図1aに示される曲面スクリーンの他に、微細な孔が開 いた圧力スクリーンまたは旋回クリーナー(図1b)、例えば、砂の分離に普通 使われる、いわゆるトラップクリーナーも分離器として使用することができる。 図1bに示されるように、処理される材料は、旋回クリーニングプラント32 の第3または第4ステップから滓として得られ、この滓として排出された細かな 成分は再使用のためにリサイクルされる。旋回クリーニングプラントから排出さ れた滓は、ポンプ34によって、好ましくはいわゆるミクラスクリーンである曲 面スクリーン36へ送られ、この曲面スクリーンの精選分、いわゆる濾液はワイ ヤピットに導かれ、あるいは、例えば、第二スクリーン装置での希釈用に使うた めに導かれる。曲面スクリーン36の滓分、換言すれば、濃縮された部分は、一 方ポンプ38の吸い込み側に導かれ、そこから更にクリーナー39へポンプ移送 される。このクリーナーは、いわゆるエリミネータークリーナーであることが好 ましく、例えば、米国特許第5、139、652号に開示されている。クリーナ ー39からの精選分は、旋回クリーニングプラントの第3または第4段32の供 給ポンプ30の吸い込み側へ導かれ、ポンプで再循環される。 しかし、上記の方法に特徴的なことは、これらの方法では回収される固形分の 粒子サイズ/分布が変化/減少することはなく、ただ最も細かいものを分離し、 そうすることによって少なくとも部分的に有用なものと粗いものとに分離し、細 かいものを戻して使うに過ぎない。 本発明のミネラル分の分散プロセスの特徴は、該プロセスが、流体/懸濁液の 機械的発生の内部剪断力に基づいているということである。分散効果を有する内 部剪断力を得る、すなわち、十分な効率を得るためには、懸濁液の濃度が十分に 高くなければならない。原理的には、処理が行われる濃度が高ければ高いほど、 処理効率が高いということである。換言すれば、高い剪断力が懸濁液に働けば働 くほど、分散がより効率的に行われるということである。 ミネラル分の濃縮は、実際上は米国特許第5,139,652号に開示の新型 クリーナー構造を用いることによって高められる。ここに記載のクリーナーは分 級するのに極めて効率的で、ここからサイズ10ミクロン以上を有する粗いミネ ラル分が、固体濃度40%以上を有する極めて濃縮された流れとして排出される 。 処理される分離液の濃縮は、例えば、濾過や沈降などによっても高めることは 可能であるけれども、これら他の方法にすべて特徴的なことは、他の装置を追加 することが必要であったり、また/あるいは大きな容積や長い時間が必要であっ たり、また連続のトラブルフリーのプロセスとして使用するには極めて複雑であ るということである。新型の旋回クリーナーでのミネラル分の濃縮は、旋回クリ ーナーの通常運転に関連して行われ、新しい装置を追加することは必要ない。 濃縮、すなわち、固形分濃度の増加の後、ミネラル分は、懸濁液に大きな内部 剪断力を発生する機械的混合要素または粉砕装置によって処理される。この剪断 力によってミネラル粒子はお互いに擦り合わさり、製紙におけるテン料として使 用可能な粒子サイズまでに細砕される。 図2に示される態様は、フィンランド特許第93753号に記載のプロセスに 基づいている。この特許は、リサイクル繊維のようなテン料含有材を処理する方 法を記載している。本方法によれば、リサイクル繊維材は多段の旋回クリーナー プラントで処理され、その最後の段で二つの部分に分離される。細かい方は戻し て使用され、粗い方、つまり滓の部分は更に処理するために次に送られる。この 特許の方法に特徴的なのは、滓が第一分離段へ供給され、二つの部分に分けられ ることである。細かい方の部分は旋回クリーニングプラントへ戻され、粗い方の 部分はリファイニング段へ取り出され、ここでリファイニングされ、リファイニ ングされたものが最後の分離段へ取り出され、ここで細砕されたものが二つの部 分に分けられ、細かい部分がプロセスに戻される。従って、本方法によれば、旋 回クリーニングプラントからの滓が分離され、細かい方が旋回クリーニングプラ ントへ戻され、粗い方は更に処理される。 図2と図3とは、フィンランド特許第93753号に開示の方法の別法を示す もので、国際特許出願第PCT/FI/00086にも開示されている。図2で は最後の旋回クリーニング段32からの粗い滓部分(灰分含有量は60〜90% と多い)が、好ましくは出来るだけ少ない固形分を含有する循環水で、例えば、 繊維回収工程からの清澄な濾過水Sで希釈されて、ポンプ80で曲面スクリーン 82、例えば、いわゆるミクラスクリーンに供給される。曲面スクリーン82の スクリーン表面は、例えば、100〜250ミクロンの孔径を有しているもので ある。曲面スクリーンは、供給流を濃縮された部分と濾過された部分とに分離す る。繊維、バラバラの破片、および不純物を含む粗い方の部分はすべて濃縮流の 方へ分離される。前記の100〜250ミクロンの孔径の孔を通過したミネラル 粒子と水の大部分は、濾液部分を構成する。曲面スクリーン82からの濾液分は 、好ましくは出来るだけ少ない固形分を含有する循環水Sで希釈されて、ポンプ 84で旋回クリーナー86に供給される。旋回クリーナー86からの細かい精選 部分は、水の大部分と10ミクロンより小さいサイズの微細テン料分とを含有し ているが、これは、例えば、最終段の旋回クリーナーの供給へ、ポンプ88へ、 破線Bで示されているように破損紙システムへ、破損紙の篩分へ、または破損紙 の濃縮へと戻される。旋回クリーナー段86からの滓部分は、粒子径10ミクロ ンを超えるミネラル分を乾燥固形物含有量約30〜50%の非常に濃縮された状 態で含有する。この粗い滓部分は、例えば、自由落下で分散装置90へ導かれ、 ここでその中のミネラル分は強い剪断力を受ける。ミネラル粒子はここで細砕さ れ、分散装置90を出る流れの大部分は、均一な粒子径を有するようになり、粒 子径10ミクロン以下の有用なテン料部分となる。 分散装置90で細砕されたミネラル分は、ポンプ84で戻され、上記のように 運転されている旋回クリーニング段階86に供給される。従って、分散されなか ったミネラル分は、分散装置90と旋回クリーナー86との間を循環し続け、つ いにはミネラル粒子はテン料として使用に好適なサイズまで細砕されることにな る。 図3は図2に対する別法を示す。図2に比較して唯一の顕著な相違は、曲面ス クリーンの代わりに圧力スクリーン92を使用したことである。この圧力スクリ ーンは、曲面スクリーンと同じように、旋回クリーニングプロセス32からの滓 の部分および/またはミネラル含有滓を、プロセスから除去される粗い部分と、 ミネラルを含有し更に処理される部分とに分離する。その処理については、図2 に関して既に説明した通りである。圧力スクリーンは、極めて細かい孔径(開口 径0.15〜0.2ミリメートル)のスクリーンドラムを用いるのが好ましい。 更に、圧力スクリーン92を用いると、図2に示されるポンプ84の使用は不必 要になることに留意すべきである。圧力スクリーンから得られる細かい部分は圧 力がかかった状態なので、旋回クリーナー86へ直接供給することができる。図 2の態様と比較して図3の態様の別の相違点は、分散装置90で分散された物質 が、圧力スクリーン92の供給へ戻され、図2のように旋回クリーナーへ直接送 るのではないことである。 勿論、図2や図3に示されている態様においても、例えば、前記のフィンラン ド特許の図4に示されているように、後段に分離・分散の工程を幾つか追加して 設けることは可能である。更に、分散装置90からの分散された物質を、例えば 、更に別の分離工程94(このプロセス部分は、選択的な性格であるのですべて 破線で書いてある)へ送り、そこから有用な細かい物質を戻して使用し、粗い部 分を取り出して系外に廃棄することも可能である。 一連の図4a〜図4cは、図2のプロセスでの曲面スクリーンへの供給物(図 4a)、濾液部分(図4b)、および粗い部分、つまり濃縮部分(図4c)を示 す。これらの図を見れば、図4aの供給物中の繊維含有分と大きなミネラル粒子 とが、図4cの濃縮分へと滓分として排除され、一方図4bの濾液分がミネラル 分だけを含有していることが明快に示される。 図5に示すのは、図2および図3¥のプロセスから更に発展させたバージョン である。このバージョンの中心は、一方では、図2の曲面スクリーン82から、 または図3の圧力スクリーン92から対応して得られる粗い方の部分、すなわち 、濃縮分の処理である。他方、この図5は、ミネラル含有分を処理・リサイクル する新しい方法をも示す。図5では、灰分含有量は60〜90%と多い粗い滓部 分が、例えば、繊維回収工程からの好ましくは出来るだけ少ない固形分を含有す る清澄な濾過水Sで希釈されて、ポンプ80でスクリーン装置102、例えば、 曲面スクリーン、いわゆるミクラスクリーン(図示されている)、または圧力ス クリーン、いわゆるアールデッカー(Ahldecker)の供給に送られる。 曲面スクリーンが用いられる場合は、スクリーン表面は、例えば、100〜25 0ミクロンの孔径を有する。圧力スクリーンが用いられる場合は、開口径約0. 15〜0.2ミリメートルの多孔ドラムを用いるのが好ましい。スクリーン装置 102の入口流は、濃縮分と濾液分とに分離される。繊維、バラバラの破片、お よ び不純物を含む粗い方の部分はすべて濃縮流の方へ分離される。前記の100〜 250ミクロンの孔径の孔を通過することができたミネラル粒子と水の大部分は 、濾液部分に行き着く。スクリーン装置102からは濾液分(好ましくは出来る だけ少ない固形分を含有する循環水Sで希釈されて)がポンプ104で旋回クリ ーナー106の入口流に送られる。スクリーン装置102が圧力スクリーンなら ば、ポンプ104は不必要である。旋回クリーナー106からの精選部分は、水 の大部分と10ミクロンより小さいサイズの微細テン料分とを含有しているが、 これは、例えば、破損紙処理またはワイヤピットを経由して戻され再使用される 。旋回クリーニング段106からの滓部分は、粒子径10ミクロンを超えるミネ ラル分を高固形物含有量約30〜50%で含有する。この滓部分は、例えば、自 由落下で粉砕手段110へ導かれる。この粉砕手段は、分散装置、またはこの目 的のために特別に開発された粉砕機でよいが、ここでその中の固形分粒子が強い 剪断力を受ける。ミネラル粒子はここで細砕され、粉砕手段110を出る流れの 大部分は、均一な粒子径10ミクロン以下の有用なミネラル分となる。 本発明の好ましい態様では、粉砕手段110でリファイン(細砕)されたミネ ラル分の一部が上に記載のように運転されている旋回クリーニング段階106の 入口へポンプ104で戻される。(別のやり方は、図2に関して記載されており 、これによればリファイニングされた部分が全部旋回クリーニング段階へ戻され る。)リファイニングされたミネラル分の一部が、スクリーン102からの濃縮 分と一緒に戻され更に処理される。従って、一度ではリファイニングされなかっ たミネラル分も、粉砕手段110と旋回クリーナー106との間を循環し続ける ことによって、ついにはミネラル粒子はテン料として使用に好適なサイズまで細 砕されることになる。 前の態様では、少なくとも図2と図3に示される態様では、スクリーン装置か ら得られた濃縮分の処理については焦点が当てられなかった。本発明の好ましい 態様ではスクリーン装置102からの濃縮分は、中間タンク112へ導かれる。 なお、このタンクには希釈液Dも供給される。この希釈液は、例えば、繊維回収 工程からの清澄な濾液で差し支えない。スクリーン装置102からの濃縮分は中 間タンク112で希釈されるが、このタンクにはミキサー114が設けられ、均 一なコンシステンシーが確実に得られるようになっている。希釈された分は、ポ ンプ116で旋回クリーナー118へ送られ、このクリーナーは有用な繊維と微 細なテン料とを分離し、これらを、例えば、破損紙処理システム経由でリサイク ルしてて使用する。旋回クリーナー118から滓分は、特に大きな繊維の塊、不 純物、およびミネラル片などを含んでいるが、本発明の好ましい態様ではこれを スクリューシックナー120へ取り出す。このシックナーでは濃縮物のコンシス テンシーは出来るだけ増加させられる。従って、スクリューシックナー120の 排出コンシステンシーにある滓分を直接送って、例えば、燃焼することが出来る 。所望ならば、液状の廃棄物を避けるには、スクリューシックナー120からの 濾液を、例えば、中間タンク112へ戻す。こうすることによっても、濾液に含 まれた微細なものも回収されることになる。別の方法(図5に破線で示してある )としては、スクリューシックナーからの濾液をポンプ80の吸い込み側に戻す ことである。こうすると、濾液分のミネラル粒子が曲面スクリーン102で精選 され、更に輸送され、分散されることになる。 既に上記で説明したように、粉砕手段110でリファイニングされたものの一 部を、スクリーン装置102からの滓分と一緒に戻して更に処理にかけることが できる。これを最も実際的に行うのは、微細細砕分を中間タンク112へ導き、 これをスクリーン装置102からの滓分と一緒にタンクで撹拌することによって 行われる。そうすると、適当にリファイニングされた微細粒子分が旋回クリーナ ー118で上部に精選され、戻されて使用されることになる。 図6に示すのは、本発明の更に別の好ましい態様であり、図5に示すプロセス と組み合わせたものである。もっとも、この態様に記載の部分プロセスは、図6 に記載の他の部分プロセスを全て採用することを前提とするものではない。この 態様は、我々が行ったテストで発見したアイデア「分散すべきものを化学薬剤で 処理しかつ加熱することによって分散が強化される可能性がある」に基づく。か かるものを、同時に薬剤で処理しかつ加熱することは、分散の前であれ、その途 中であれ可能なことは当然である。加熱はスチームで行うのが好ましい。図6の 態様では、薬剤および/またはスチームは、旋回クリーナー106からの滓とし て得られるものに、例えば、分散装置の前または垂直パイプ108の前の130 の所に注入することによって添加される。 分散すべきものを加熱する時、それには、粘着性があるもの、糊性のもの、結 合剤、プラスチック基材の物質などなどが含まれている恐れがある事実に注目す る必要がある。これらは、プロセス配管やプロセス機器の壁に付着する程には軟 化させてはならない。また、ミネラル分を軟化させるのに採用される薬剤、いわ ゆるラテックス軟化剤を用いる時には十分注意を払う必要がある。これらが粘着 性があるものの付着を促進させないようにしなければならない。 この態様は、特に効率を改良させるという利点がある。分散操作が分散を必要 とするものに対してのみ行われるからである。 図7に示すのは、本発明の更に別の好ましい態様である。実際、このプロセス は図6に示される種類と同じもので、中間タンク79,115,および103を 、ポンプ80,116,および104’の前に用いる。中間タンクは、図6に示 される中間タンク112と同じ種類のタンク、すなわち、ミキサーが設けられて いるタンクで差し支えなく、ミネラル分が確実にタンク底に沈積しないようにな っており、更にポンプで送られる液のミネラル濃度が実際上安定に確実に得られ るようになっている。タンク79,115,よび103は、図6のタンク18と 同じ種類のタンク、すなわち、比較的小さな径を有し好ましくはミネラル分が容 易には濃縮し得ない形状を有しているタンクで差し支えない。更に、中間タンク 79,115,および103への希釈液の供給の仕方は、希釈液の流れが中間タ ンクの中の液を回転するように行われるのが好ましい。こうすると、ミネラル分 の沈降が防止される。液とミネラル分粒子が均一な懸濁物を形成するようにする 混合自体は、中間タンクの後のポンプで行われる。 本発明の上記の互いにある程度は異なる多くの態様から理解され得るように、 リサイクル繊維材を処理し、出来るだけ多くのミネラル分および有用な繊維を回 収し、再使用することが可能な、今まで知られていない新しい方法および装置が 開発された。先ず留意すべきは、図に記載・説明されている装置はすべて目的に 好適な流路を通じてお互いに結合されていることであり、これらは図に示されて いたり、文中に説明されていたり、あるいは請求の範囲に記載されている。また 、留意しなければならないのは、上に記載のスクリーン装置や分離装置、すなわ ち、 旋回クリーナー、圧力スクリーン、および曲面スクリーンは適当に応じて相互に 置き換え可能であり、更にこれらは同じ役割を果たす他の機器と置き換えること も可能であるということである。換言すれば、上記の本発明の態様は、機器が行 う処理が臨界的なのであって、機器の種類はそうではない。更に留意すべきは、 上記の態様は本発明の多くの変形の実施例にすぎず、本発明を上に記載の態様に 限定するものでは決してないということである。また、理解すべきは、上記で旋 回クリーニングプラントが議論され、そこからの滓物が本発明のプロセスで処理 されることが議論されたけれども、クリーニングプラントの種類は本発明の観点 では重要でなく、重要なのはプラントの滓物であるということである。この意味 するところは、木材基材の繊維材とミネラル粒子がどのようにして個別の分離物 に分離されたかは問題でないということである。これらはいずれにしろ本発明の プロセスで処理することができる。従って、明らかなことは、混合/粉砕装置と して粉砕機やミル型のリファイナーが上に記載されたけれども、1基または数基 の混合/精製ローターを内蔵したタンクリファイナー装置として使用することが できるということである。また明らかなことは、具体的には述べなかったけれど も、異なる態様に関して記載の多種の詳細事項も適用できる場合には他の態様に も採用することができるということである。更に、記憶にとどめるべきは、図6 の態様で記載の、分散に先立って熱および/または薬剤を使用するということは 、図6に記載の他の部分プロセスを用いることなく、分散装置を適用することが 可能なケース全てにおいて単独で採用することが出来るということである。従っ て、本発明は後に記載の請求の範囲だけによってのみ限定されるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年3月6日 【補正内容】補正クレーム 1.リサイクル繊維のようなミネラル含有材を処理する方法で、リサイクル繊維 材が幾つかの段階を有する旋回クリーニングプラントで処理される方法であって 、旋回クリーニングプラントにおいて繊維材が二つの部分に分離され、その細か い部分が戻されて再使用され、粗い部分、すなわち、滓部分が第一分離工程(8 2,92、102)へ導かれて更に処理され、ここで二つの部分へ分割され、そ の中の一方、すなわち、滓部分が主として破片や木基材の物質や不純物から成り 、他方が主としてミネラル分から成り、該ミネラル分が導かれて更に処理される 方法において、前記第一分割工程(82,92、102)の前記滓部分が更に処 理されて、その中に含まれている有用な物質を戻して使用することを特徴とする ミネラル含有材処理方法。 2.前記第一分割工程(82,92、102)の前記滓部分が、スクリーン工程 (118)へ導かれ、そこからの精選部分が戻されて使用され、滓部分がプロセ スから排出されることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.スクリーン工程(118)からの前記滓部分がシックナー(120)で高コ ンシステンシーに濃縮され、その濃縮分がプラントから排出されることを特徴と する請求項2記載の方法。 4.第一分割工程(82,92、102)から精選部分として得られ、主として ミネラル分から成る他の部分を第二スクリーン工程(86,106)へ導いて更 に処理し、この第二スクリーン工程でミネラル分が、戻すべきテン料分と粗いミ ネラル分に分割されることを特徴とする請求項1記載の方法。 5.前記粗いミネラル分が分散され、分散されたものの少なくとも一部が第二ス クリーン工程(86,106)へ導き戻されるループ、すなわち、分散ループが 形成されることを特徴とする請求項4記載の方法。 6.分散工程(110)から得られた分散されたものの少なくとも一部が戻され て、第一分割工程(102)からの滓部分と一緒に更に処理されることを特徴と する請求項1記載の方法。 7.第一分割工程(102)からの前記滓部分と分散されたものの前記一部とが 、スクリーン工程(118)で更に処理されるに先立って中間タンク(112) で希釈されることを特徴とする請求項1および6記載の方法。 8.前記ミネラル分が分散されること、および分散されたミネラル分が希釈され る先立っておよび/または希釈されている間に加熱処理および/または化学薬剤 処理が行われることを特徴とする請求項1記載の方法。 9.スチームおよび/または化学薬剤が、分散されるに先立って前記ミネラル分 に添加されることを特徴とする請求項1記載の方法。 10.リサイクル繊維のようなミネラル含有材を処理する装置であって、旋回ク リーニングプラント(32)の後に配設され旋回クリーニングプラント(32) からの滓分と製紙ミルからの他のミネラル含有滓分とをいわゆる第一分離工程( 82,92,102)で精選分と滓分に分離する手段と、少なくとも一個の混合 /分散手段(90,110)において前記精選分を更に処理する手段とを備えて いる装置において、前記装置がまた前記第一分離工程(82,92,102)の 前記滓分を処理する手段を備えていることを特徴とするミネラル含有材の処理装 置。 11.前記装置が、スクリーン手段(118)、好ましくは少なくとも1基のサ イクロン分離器を備えていることを特徴とする請求項10記載の装置。 12.前記装置が、前記スクリーン手段(118)からの滓分を高コンシステン シーへ濃縮するためのスクリューシックナー(120)を備えていることを特徴 とする請求項11記載の装置。 13.旋回クリーニングプラント(32)からの滓分をいわゆる第一分離工程で 精選分と滓分とに分離する前記手段が、サイクロン分離器(82、102)また は圧力スクリーン(92)であることを特徴とする請求項10記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.リサイクル繊維のようなミネラル含有材を処理する方法で、リサイクル繊維 材が幾つかの段階を有する旋回クリーニングプラントで処理される方法であって 、旋回クリーニングプラントにおいて繊維材が二つの部分に分離され、その細か い部分が戻されて再使用され、粗い部分、すなわち、滓部分が第一分割工程(8 2,92、102)へ導かれて更に処理され、ここで二つの部分へ分割され、そ の中の一方、すなわち、滓部分が主として破片や木基材の物質や不純物から成り 、他方が主としてミネラル分から成り、該ミネラル分が導かれて更に処理される 方法において、前記滓部分が更に処理されて、その中に含まれている有用な物質 を戻して使用することを特徴とするミネラル含有材処理方法。 2.前記滓部分が、スクリーン工程(118)へ導かれ、そこからの精選部分が 戻されて使用され、滓部分がプロセスから排出されることを特徴とする請求項1 記載の方法。 3.スクリーン工程(118)からの前記滓部分がシックナー(120)で高コ ンシステンシーに濃縮され、その濃縮分がプラントから排出されることを特徴と する請求項2記載の方法。 4.第一分割工程(82,92、102)から精選部分として得られ、主として ミネラル分から成る他の部分を第二スクリーン工程(86,106)へ導いて更 に処理し、この第二スクリーン工程でミネラル分が、戻すべきテン料分と粗いミ ネラル分に分割されることを特徴とする請求項1記載の方法。 5.前記粗いミネラル分が分散され、分散されたものの少なくとも一部が第二ス クリーン工程(86,106)へ導き戻されるループ、すなわち、分散ループが 形成されることを特徴とする請求項4記載の方法。 6.分散工程(110)から得られた分散されたものの少なくとも一部が戻され て、第一分割工程(102)からの滓部分と一緒に更に処理されることを特徴と する請求項1記載の方法。 7.第一分割工程(102)からの前記滓部分と分散されたものの前記一部とが 、スクリーン工程(118)で更に処理されるに先立って中間タンク(112) で希釈されることを特徴とする請求項1および6記載の方法。 8.前記ミネラル分が分散されること、および分散されたミネラル分が希釈され る先立っておよび/または希釈されている間に加熱処理および/または化学薬剤 処理が行われることを特徴とする請求項1記載の方法。 9.スチームおよび/または化学薬剤が、分散されるに先立って前記ミネラル分 に添加されることを特徴とする請求項1記載の方法。 10.リサイクル繊維のようなミネラル含有材を処理する装置であって、旋回ク リーニングプラント(32)の後に配設され旋回クリーニングプラントからの滓 分と製紙ミルからの他のミネラル含有滓分とをいわゆる第一分離工程で精選分と 滓分に分離する手段と、少なくとも一個の混合/分散手段(90,110)にお いて前記精選分を更に処理する手段とを備えている装置において、前記装置がま た前記滓分を処理する手段を備えていることを特徴とするミネラル含有材の処理 装置。 11.前記装置が、スクリーン手段(118)、好ましくは少なくとも1基のサ イクロン分離器を備えていることを特徴とする請求項10記載の装置。 12.前記装置が、前記スクリーン手段(118)からの滓分を高コンシステン シーへ濃縮するためのスクリューシックナー(120)を備えていることを特徴 とする請求項10記載の装置。 13.旋回クリーニングプラントからの滓分をいわゆる第一分離工程で精選分と 滓分とに分離する前記手段が、サイクロン分離器(82、102)または圧力ス クリーン(92)であることを特徴とする請求項10記載の装置。
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