JPH11501188A - 視差深度依存画素シフト - Google Patents

視差深度依存画素シフト

Info

Publication number
JPH11501188A
JPH11501188A JP9522624A JP52262497A JPH11501188A JP H11501188 A JPH11501188 A JP H11501188A JP 9522624 A JP9522624 A JP 9522624A JP 52262497 A JP52262497 A JP 52262497A JP H11501188 A JPH11501188 A JP H11501188A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
pixel
output
processor
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9522624A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4392060B2 (ja
Inventor
パトリック フランシスカス ポーラス メーイエルス
Original Assignee
フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ filed Critical フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
Publication of JPH11501188A publication Critical patent/JPH11501188A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4392060B2 publication Critical patent/JP4392060B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/10Processing, recording or transmission of stereoscopic or multi-view image signals
    • H04N13/106Processing image signals
    • H04N13/128Adjusting depth or disparity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/20Image signal generators
    • H04N13/275Image signal generators from 3D object models, e.g. computer-generated stereoscopic image signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2213/00Details of stereoscopic systems
    • H04N2213/003Aspects relating to the "2D+depth" image format

Abstract

(57)【要約】 出力映像は入力映像の視差的変換によって創造される。入力映像の画素群は、色彩値および深度値として供給される。深度変換器(520)は、深度値を深度依存画素シフトに変換して、色彩値とともにメモリ(510)に蓄積する。プロセッサ(530)は、入力映像をシフトさせることにより立体視表示系に「浮かして」供給するために、蓄積入力映像から出力映像を発生させる。三次元描写手法は、立体視出力映像対を得るため、場合によっては動き映像を得るために、一入力映像を発生させるのに用い得るのに対し、深度依存シフトは視差映像効果を創造するために用いられる。不所望のすき間や重なりなどの画素シフトからの発生は避けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 視差深度依存画素シフト 本発明は、入力手段、出力手段、メモリおよびプロセッサを備え、入力手段が 、入力映像の入力画素群の各入力画素値および入力画素深度を受信して受信入力 画素値をメモリに蓄積する手段を備え、プロセッサが、各入力画素深度の関数と して出力画素に視差的に関係した少なくとも1入力画素の入力画素値から出力画 素の各出力画素値を取出して出力映像の出力画素群を創造するように動作し、出 力手段が出力画素値を出力し、視差的変換により入力映像に関連した少なくとも 1出力映像を発生させる映像処理系に関するものである。 本発明は、さらに、当該プロセッサが、入力画素群の各入力画素値を受信する ための入力端と、出力映像の出力画素群の各出力画素値を出力するための出力端 とを備えて、出力画素に視差的に関係した少なくとも1入力画素の入力画素値か ら各出力画素値を取出すことにより出力画素を創造するように動作する、少なく とも1出力映像に入力映像を視差的に変換するプロセッサに関するものである。 二次元表示面に映像を表示する場合に深度感覚を提供する本発明は、特に仮想 現実用途やコンピュータゲームで急速に成長したものである。深度キューの提供 については、対象物の輝度レベルや大きさなど種々の形態が知られている。特に 、ステレオプシス、すなわち、立体視映像は、深度感覚を提供するための技術と して多大の注目を浴びている。立体視映像は、同じ光景をわずかに離れた2個所 から視た二つの二次元映像を人に与えることによって呼び起される。かかる2映 像の一方は左眼に示され、他方は右眼に示される。かかる2映像は、互いに視差 的に関係している。「視差」なる語は、対象物に対して一直線上にない異なる2 点から見た対象物の見掛けの位置ずれあるいは見掛けの方向差を表わす。視差は 、光景中の対象物の深度を人に感じさせることになる。 両眼のそれぞれに対して一つの二次元入力映像から別々の出力映像を発生させ る系が米国特許第5,379,369号から知られている。この周知の系では、 二次元入力映像は、両眼の中間点に対応する1点から視た対象物を表わす。左眼 映像は、左眼の視点に対応する点から視た対象物の二次元表現である。右眼映像 は、右眼の視点に対応する点から視た対象物の二次元表現である。典型的には、 二次元入力映像は、画素群の密集配置の形で与えられ、例えば、カメラやコンピ ュータ・グラフィックを用いて得られている。入力映像の画素群のそれぞれにつ いては、付加的深度情報を用い得る。上述した周知の系では、深度情報は、例え ば、二次元入力映像の画素群の輝度レベルに基づき、二次元入力映像自身から取 出される。両眼の視点と両眼の中間点とから同一対象物を視た場合の視差に基づ き、左眼映像と右眼映像との画素群は、画素群をシフトさせることにより入力映 像の画素群から取出される。両眼を結ぶ線に平行に座標系の水平軸を選べば、水 平シフトだけが起る。画素のシフト量は、深度情報によって決まる。典型的には 、入力映像から視差的に関係した映像群を発生させるのに適した図形処理系は、 二次元入力映像を付加的深度情報とともに蓄積するために、図形メモリなどのメ モリを備えている。二次元入力映像および深度情報は、通例、適用プログラムに よって与えられる。典型的には、二次元入力映像および深度情報の復写も、映像 処理系で用いるためにメモリに蓄積されている。映像処理系は、二次元入力映像 および深度情報から若干の二次元出力映像を発生させる。出力映像群は、入力映 像に視差的に関係している。その発生は、二次元入力映像の画素群の深度依存シ フトを行なうことによって達成される。その二次元出力映像は、図形メモリに蓄 積される。D/A変換器を用いれば、二次元出力映像は、適切な両眼視表示系を 用いて表示される。両眼視映像の表示に対しては、多くの表示技術が知られてい る。時間平行技術を用いれば、一つもしくは二つの表示面に両出力映像が同時に 表示される。例えば、両映像を補色フィルタを用いて一表示面に重ねて表示する ことができる。観察者は、投写フィルタに適したフィルタ付眼鏡を装着する。そ の替わりに、両映像を一表示面に並べて表示し、各映像を適正な眼に向けるビュ ワーを用いて観視する。他の例として、2表示面を用いて異なった2偏光画像を 表示し、対応した偏光眼鏡を介して眺める。その替わりに、各眼に別個の表示を する頭載装置を用いて両映像を提示することもできる。また、時間多重技術を用 いて、左右の映像を一表示面に交互に表示することもできる。一例として、一方 の映像をモニタの偶数走査線に書き、他方の映像を奇数走査線に書き、他方の映 像を奇数走査線に書く。シャッタ系を用いて、右眼映像が表示されているときに 左眼を閉鎖し、左眼映像が表示されているときに右眼を閉鎖する。シャッタ系は 、観察者が着けた眼鏡に取付けることができる。その替わりに、制御可能の偏光 器を用いたシャッタを表示面の前に置き、観察者は、偏光眼鏡をつけた搭載装置 を着用する。 かかる周知の映像処理系は、ゲーム・コンピュータやPCなどの消費者用製品 に用いるには比較的高価であり、そのうえに、控え目の品質しか得られない。 本発明の目的は、高品質の視差的に関係した映像群の発生を可能にする前述し た種類のしっかりとした、経済効率のよい映像処理系を提供することにある。 かかる目的を達成するために、本発明による映像処理系は、入力手段が、入力 画素深度を入力画素シフトに変換して、その入力画素シフトの表現メモリに蓄積 する深度変換器を備え、プロセッサが、入力画素に対応した蓄積画素シフト表現 に基づいて、出力画素と入力画素との間の視差的関係を決めるように構成されて いることを特徴とする。 画素シフト領域は典型的には画素深度領域より狭い。画素深度の替わりに画素シ フトを蓄積すれば、蓄積必要量が減少する。そのうえに、もしくは、その替わり に、画素のシフトを一層弁別可能にする画素深度領域は増大するが、蓄積必要量 は増大しない。一例として、16ビットの画素深度を用いた系については画素シ フト情報の4ビット乃至6ビットだけを蓄積すれば十分である。さらに、深度変 換器が行なう予備処理によってプロセッサへの負荷が減少するので、経済効率の よいプロセッサを用いて、入力映像から「浮かして」出力映像を取出し得るよう になる。好ましくは、深度変換器が、プロセッサによる処理より前に、連続した 多数の画素群を変換して蓄積するようにする。都合よく、かかる多数の画素群に は、映像の全画素、映像の走査線の全画素、あるいは、最大画素シフトに対応す る画素量が含まれる(例えば、最大16画素位置に亘って画素をシフトさせ得る 場合には、プロセッサにより処理する前に、少なくとも16画素を深度変換器に より処理する)。 本発明による映像処理系の一実施例は、画素シフトを最大で所定のN画素位置 に制限したプロセッサが、画素値を蓄積するのに少なくともN位置を設けたスラ イド・バッファを備えて順次の入力画素群を処理し、前記処理がメモリからの各 入力画素値を、対応した入力画素シフトに応じて外れた入力位置でスライド・バ ッファに復写し、スライド・バッファの出力位置から画素値を読出すことによっ て出力画素値を出力し、スライド・バッファをシフトさせることを備えたことを 特徴とする。 出力映像の画素群は、その出力映像を蓄積する必要なく、小さいスライド・バッ ファのみを用いて創造することができる。これは、また、プロセッサの動作を簡 単にして、プロセッサをしっかり、経済効率よく使用するのに役立つ。 本発明による映像処理系の一実施例は、前景および背景の入力画素が同一出力 画素に視差的に関係している場合には、前景入力画素を選んでさらに処理するス ライド・バッファの位置が全て塞がっているか否かを指示する指示器をプロセッ サが備え、スライド・バッファの位置が塞がっていない場合に入力画素値をスラ イド・バッファの位置に復写するだけで前記選択を行なうように動作することを 特徴とする。 入力画素は、その画素が表わす対象物が、焦点面の前後のいずれに位置するかに 応じて、いずれの方向にもシフトすることができる。そのうえに、シフトされる 画素位置の量は、対象物の深度によって決まる。したがって、複数入力画素が同 一出力画素までシフトすることになる。これは、入力映像に適合した観察点から すれば、種々の深度の対象物が重ならない、もしくは、部分的にしか重ならない のに対し、出力映像に適合した観察点からすれば、かかる対象物が重なり合うこ とを考慮すれば判ることである。従来周知の映像処理系では、他の入力画素がす でに復写されている出力画素位置まで入力画素がシフトされる度毎に、含まれた 両方の入力画素の対応する深度情報が、前景入力画素が選択されていることを確 かめるのに用いられる。本発明者の洞察したところでは、指示器を備えたバッフ ァを用いれば、出力画素のバッファ位置がすでに塞がっているか否かを確めるだ けで、所望の入力画素を選択することができ、それ以上深度情報は必要とはなら ない。 本発明による映像処理系の−実施例は、前景および背景の入力画素が同一出力 画素に視差的に関係している場合には、前景入力画素を選んでさらに処理するプ ロセッサが、スライド・バッファの位置が全て塞がっているか否かを指示する指 示器を備え、所定の処理方向における入力映像の列の入力画素を処理するように 構成され、入力映像に適合した入力観察点に対する出力映像に適合した出力観察 点の相対位置に応じて入力端画素値をスライド・バッファの位置に選択的に復写 する選択器を備え、その選択器が、入力観察点から出力観察点への方向が処理方 向と同じ場合には、塞がっている位置とは無関係の入力画素値を復写し、入力観 察点から出力観察点への方向が処理方向とは反対の場合には、位置が塞がってい ないことを指示器が指示する入力画素値を復写するように動作することを特徴と する。 本発明者の洞察したところでは、入力観察点から出力観察点への方向が処理方向 と同じ場合には、自動的に前景入力画素が選択される。両方の方向が相反すれば 、出力画素のバッファ位置がすでに塞がっているか否かを確かめるだけで所望の 入力画素を選択することができる。選択器により、入力および出力の両観察点の 相対位置に応じて適切な入力画素をプロセッサが効率よく選択し得るようになる 。 本発明による映像処理系の一実施例は、入力画素が所定出力画素に視差的に関 係していない場合には、入力画素値の再生によって出力画素の各出力画素値を創 造するための復写器をプロセッサが備えたプロセッサが、スライド・バッファの 位置が塞がっているか否かを指示する指示器を備え、スライド・バッファから予 め出力した画素値を再生するように復写器が動作することを特徴とする。 入力画素群が同一出力画素までシフトされるのとは対照的に、ある出力画素位置 にまでシフトされる入力画素がない、ということもあり得る。これは、入力映像 に適合した観察点からすれば、深度の異なる対象物が部分的に重なり合うことが あり得るのに対し、出力映像に適合した観察点からすれば、対象物の重なり合い が少ない(部分的にぼけた背景対象物の大部分がよく見える)ことを考慮すれば 、よく判ることである。このようにして起り得る「隙間」は、出力画素を予め復 写することによって満たされる。出力観察点から入力観察点への方向が処理方向 と同じであるのが好適である。このようにして、典型的には、背景入力画素が再 生されて、背景対象物の判明した部分を表わす。 本発明による映像処理系の一実施例は、入力画素シフトが、出力映像の画素位 置間の位置に対応した入力画素のシフトを指示する副画素シフトを備え、プロセ ッサが、近傍画素の画素値を混ぜる混合器を備え、その混合器の荷重率が近傍画 素の副画素シフトによって決まることを特徴とする。 近傍画素群の混合に副画素シフトを用いれば、さもなければ一連のシフトした平 行平面の印象を与えたような、はっきり判る深度依存のジャンプはシフトに生じ ない高品質の出力が得られる。 本発明による映像処理系の実施例は、深度変換器が、入力画素深度を入力画素 シフトに変換するための表を備えていることを特徴とする。表を用いるのは、例 えば4ビット乃至6ビットの画素シフトに16ビットを用いて表わすような画素 深度を変換するのに有効な方法である。 本発明による映像処理系の一実施例は、深度変換器が、少なくとも1入力画素 の入力画素シフトを入力画素シフト表現に圧縮する圧縮手段を備え、プロセッサ が、その入力画素シフト表現を対応した入力画素の入力画素シフトに減圧する減 圧手段を備えたことを特徴とする。画素シフトを圧縮すれば、蓄積必要量は一層 減少する。 本発明による映像処理系の一実施例は、出力映像を発生させるようにプロセッ サが動作する入力映像が出力映像の一つを構成することを特徴とする。 出力映像の一つを入力映像として提示すれば、発生させる必要のある映像が一つ 減る。一つの入力映像から取出した2出力映像を用いる通常の両眼視映像につい ては、左もしくは右の映像を入力映像として映像処理系に呈示する。他方の出力 映像は、視差的変換により入力映像から取出す。 本発明による映像処理系の一実施例は、視差的変換により同一入力映像に関係 した少なくとも2出力映像を発生させるようにプロセッサが動作する入力映像に 適合した入力観察点が、出力映像にそれぞれ適合した出力映像観察点間に水平に は存在しないことを特徴とする。 このようにして、入力映像から各出力映像を取出すのに、同じ映像処理を用いる ことができる。 本発明による映像処理系の一実施例は、入力観察点から出力観察点への方向が 入力映像の列の入力画素群をプロセッサが処理する方向とは逆であることを特徴 とする。このようにして、映像処理が簡単化される。 本発明による映像処理系の一実施例は、当該系が表示面に出力映像を表示する ための表示系を備えた映像処理系において、プロセッサが出力画素群を供給する ために表示系に直接に接続されていることを特徴とする。これは、プロセッサか らの出力を蓄積するための付加的図形メモリの使用を回避するものである。 本発明の目的を達成するために、本発明によるプロセッサは、当該プロセッサ が、所定の最大N画素位置に制限された入力画素の各入力画素シフトの表現を受 信するための入力端を備え、画素値を蓄積するための少なくともN位置を設けた スライド・バッファを備えて、順次の入力画素群を処理するように動作し、前記 処理が、対応する入力画素シフトに応じた外れた位置でスライド・バッファにメ モリからの各入力画素値を復写し、スライド・バッファの出力位置から画素値を 読取ることによって出力画素を出力し、スライド・バッファをシフトさせること を含んでいることを特徴とする。 本発明のかかる面は、添付図面に示された実施例から明らかであり、実施例を 参照して説明される。 図1は、映像処理系を含めた従来系のブロック線図である。 図2は、斜視投映を示す線図である。 図3は、異なった位置から視たときに増大した対象物の重なりを説明する線図 である。 図4は、異なった位置から対象物を視たときの隙間の出現を説明する線図であ る。 図5は、本発明による映像処理系を示すブロック線図である。 図6は、本発明による映像処理系の実施例を示すブロック線図である。 図7は、対象物の相対シフトを説明する線図である。 図8は、副画素位置へのシフトを説明する線図である。 図1は、本発明による映像処理系を有利に使用した従来系のブロック線図であ る。この従来系は、二次元映像110を蓄積するために、図形メモリのようなメ モリ100を備えている。入力映像110は、行および列に分割された画素群の 集団からなっている。各画素には画素値が与えられている。画素値を表わす種々 の方法が、RGB(赤、緑、青)やYUVの符号のように周知されている。画素 値は、例えば、画素当り16ビットか24ビットを用いて全部蓄積される。替わ りに、色ルックアップ表(CLUT)計画が、より少ない、例えば8ビットを用 いて画素値を符号化するのに用いられる。画素値に加えて、各画素については、 深度値が入力深度120としてメモリ100に蓄積される。深度値は、例えば、 画素当り16ビットを用いて蓄積される。要すれば、入力深度120の蓄積に別 のメモリを用いることができる。ゲーム・コンピュータやパーソナル・コンピュ ータでは、メモリ150に蓄積された三次元モデル140から情報を取出す三次 元表現過程によって入力映像110および入力深度が普通に発生させられる。典 型的には、メモリ150は、コンピュータの主メモリの一部をなす。メモリ15 0は、RAM,ROM,磁気的もしくは光学的な背後蓄積器など任意の適切な蓄 積手段で形成することができる。三次元表現過程130は、典型的には、コンピ ュータの主CPUを用い、あるいは、図形処理器や加速器によって実施される。 入力映像110および入力深度120は、他の方法でも供給し、あるいは、発生 させ得ることが判る。例えば、遠隔通信手段、音声/映像放送、ケーブル回線網 などの通信手段を入力映像110および入力深度120の供給に用いることがで きる。三次元表現過程130の替わりに、他の手段を映像および深度情報の発生 に用いることができる。一例として、異なる位置にある2台のカメラを、それぞ れ別の眼を表わすようにして用いることができる。カメラによって得た二つの二 次元映像から、一映像に深度情報を加えたものを形成することができる。その際 、深度情報は、従来の一つだけの二次元映像の供給に加えて、好ましくは両立さ せて、供給することができ、従来の二次元表示系もしくは両眼視像表示系を用い て光景を観察し得るようにする。 プロセッサ160は、少なくとも一出力映像の発生に入力映像110および入 力深度120を使用する。図1に示す例では、左映像170および右映像180 を発生させる。左映像170は、観察者の左眼に一致した観察点から視たとおり の三次元光景の二次元表現を表わす。同様に、右映像180は、観察者の右眼に 一致した観察点から視たとおりの三次元光景の二次元表現を表わす。典型的には 、プロセッサ160が、図形メモリのようなメモリ190に出力映像を建設する 。通常、D/A変換器は、両眼視像表示器のような適切な表示器210に出力映 像を提示する。プロセッサ160が、この情報の供給に画素レベルで時間同期せ ずに入力映像および入力深度について動作し得るようにするために、典型的には 、入力映像110および入力深度のそれぞれ復写となる入力映像220および入 力深度230を蓄積するためにメモリ210を使用する。その際、プロセッサ1 60は、入力映像110および入力深度120を供給する三次元表現過程130 から独立して、入力映像220および入力深度230について動作する。適時に 、例えば、完全な新映像が創造されてしまったときに、入力映像110および入 力深度120は、それぞれ入力映像220および入力深度230に復写される。 メモリ100とメモリ210とが一つのメモリ・ブロックに物理的に結合した状 態では、復写は、例えば指針記録器を再割当てすることにより、物理的にデータ を復写することなく、復写を行なうことができる。 入力映像の出力映像への視差的変換は、三次元対象物の相対的な変位と組合わさ れている。かかる変位は、例えば、観察者の位置の光景に対する変化、観察者の 光景に対する方角の変化、対象物の相対速度による相対的な位置の変化、あるい は、これらの変化の組合わせの結果として起る。 図2Aは、斜視的投映を示す。図示のものは、x軸200、y軸210および z軸220を有する三次元座標系である。二次元映像は、行および列に配置した 個々に分離した画素群の集団からなっている。この資料における画素群は、本発 明による映像処理によって考慮される最小の存在である。映像における特定行の 各画素は、個々に分離した一連の位置の一つに過ぎないとそれぞれ見倣すことが できる。画素群の各行は、x軸200に平行に延在するので、行中の個々の画素 は、それぞれのx座標に基づいて弁別される。画素群の各列は、x軸200に垂 直な方向に向いたy軸210に平行に延在している。光景の深度は、x軸200 とy軸210との両方に垂直に延在するz軸220に沿って測定する。特定の画 素に対する光景の深度を表わすために、各画素に各z座標値が割当てられている 。画素群の視差的シフトを説明するために、座標系の原点O=(0,0,0)お よび方角は、点P=(x,y,z)が表わす三次元対象物が観察点O1=(D, 0,0)から視られるように選定される。平面z=zpは、焦点面240(観察 者の眼が焦点を結ぶ平面)となるように選定する。通常、表示面の平面は、焦点 面に一致するように選定する。観察点O1から視た二次元映像は、三次元対象物 の焦点面への投映によって形成され、焦点面は投映面とも呼ばれる。点Pは、P1 =(xp,yp,zp)に投映される。 図2Bは、図2Aの平面y=0への投映を示す。Pは、P′=(x,0,z) およびP″=(D,0,z)に投映される。三角形O1,P′,P″から、xp= D+(x−D)・zp/zとして、つぎのようになる。 zp/z=(xp−D)/(x−D) 図2Cは、図2Aの平面x=Dへの投映を示す。Pは、P′=(D,y,z) およびP″=(D,0,z)に投映される。三角形O1,P′,P″から、yp= y・zp/zとして、つぎのようになる。 zp/z=yp/y これは、P1=(D+(x−D)・zp/z,y・zp/z,zp)を与える。同 様に、P2=(−D+(x+D)・zp/z,y・zp/z・zp)。同様の式が〔I EEEコンピュータグラフィックスおよび応用誌、個別指導編:時間多重両眼視 コンピュータ・グラフィック、1992年3月号〕に与えられている。これらの 式から、観察点群を通る線に平行にx軸を選べば、P1およびP2のy座標は同じ になる。したがって、O1から視た映像から、Q2から視た映像を取出すと、垂直 方向の視差は生じない。一般に、x軸をこのように選べば、視差の計算が簡単に なる。出力映像の画素群は、入力映像から取出すことができる。入力映像はO1 から視たとおりの映像に対応し、出力映像はO2から視たとおりの映像に対応す るものとする。さらに、入力画素pi=(xi,yi)については、Piを取出す三 次元点P(x,yi,zi)の深度Ziとともに、その画素値が与えられるものと する。y0=yiとした対応する出力画素P0=(x0,y0)は、同じ三次元点P (x,yi,zi)に関係している。これはつぎの二式を与える。 xi=D+(x−D)・zp/zi 0=−D+(x+D)・zp/zi これは、x0が、つぎのようにして、xiから取出し得ることを意味する。 x0=xi−2D+2D・zp/zi=xi+2D(zp/zi−1) したがって、出力映像は、つぎの(1)式による(x方向のみの)水平シフトd を行なうことにより入力映像から取出し得る。 d=2D(zp/z−1) (1) この式から、シフトは深度の逆数に比例することが判る。この式において、2D は観察点O1とO2との間のオフセットに対応する。これは、また、可能な最遠点 (z=∞)における視差に対応する。通常、最大視差は、観察点間のオフセット より小さく制限されている。これは、2Dに対してより小さい値を選ぶことによ って達成される。普通の17×24の表示面に対しては、2Dを8画素に選ぶこ とにより好結果が得られる。両眼はzpの平面内で収斂するので、この平面内で は対象物に視差は生じないことに留意すべきである。可能な最大深度を有する対 象物は、2Dのシフトを有している。1/2zpの深度を有する対象物は、(最 大深度を有する対象物の視差とは反対の方向に)−2Dのシフトを有する。好ま しくは、最小深度を1/2zpに制限し、その結果、いずれの方向の最大シフト も同じになるようにする。深度zp は、種々の方法で表わすことができる。例え ば、線形尺度の16ビット符号化を用い、可能な最小深度を有する対象物の深度 を(60進法の)0000Hで符号化し、可能な最大深度を有する対象物の深度 をFFFHで符号化する。当業者は、望むならば、他の適切な表現を選択し得る であろう。 上述したように、シフトの絶対方向は、対象物が焦点面の前後のいずれにある かによって影響される。シフトの絶対方向も、映像の観察点の水平相対位置によ って決まることにも留意すべきである。上述した例では、出力映像の観察点O2 は、入力映像の観察点O1の左にある。観察点を交換すれば、シフトは、(式中 のDを−Dに置換して)反対方向になる。かかる場合には、可能な最大深度を有 する対象物は−2Dのシフトを有し、1/2zpの深度を有する対象物は2Dの シフトを有する。8画素に対応する2Dを選べば、いずれかの水平方向に8画素 シフトが生ずる。したがって、そのシフトを蓄積するのに4ビットを必要とする 。 図3Aは、観察点O1から視た、入力映像に対応する光景を示すものであり、 その光景では、対象物300が、さらに隔った対象物310に部分的に重なって いる。簡明のために、図にはy座標は示されていない。その重なりにより、入力 映像は、観察映像320で示すように、対象物300の全画素と画素群310の 一部のみとを含んでいる。図3Bは、観察点O2から見た、出力映像に対応する 同じ光景を示すものである。図3Bから判るように、重なりが増大している。図 3Bの出力映像330が図3Aの入力映像から取出される場合には、その重なり は、前景対象物300に対応する入力画素と同じ出力画素位置にシフトした背景 対象物310に対応する入力画素によって反射される。重なりの領域には、出力 映像の画素値に対する複数候補が存在する。明らかに、最低深度zを有する対象 物に属する入力画素の入力画素値は、対象物が不透明の場合には、背景対象物の 一部を隠す近隣対象物を反射する出力映像の重なり領域を占めなければならない 。その替わりに、出力映像の重なり領域における画素値は、異なった対象物に属 する画素値を混ぜることによって得られる。重なりは、異なったシフトの結果生 じた異なる深度を有する対象物によって起ることに留意すべきである。焦点面に 対する対象物の位置は余り関係しない。 同じ出力画素位置にシフトした入力映像の異なった画素群と対照して、図4は 、出力映像430における位置を満たす入力画素が存在しない、という事実によ り、「隙間」が出力映像430に生ずる例を示したものである。図4Aは、入力 映像420では、背景対象物410が、少なくとも部分的に、前景対象物400 によって覆われていることを示す。図4Bでは観察点O2から視ると、出力映像 430に表わされているように、対象物400と410との間には、重なりが起 こらない(もしくは、小さい重なりしか起こらない)。かかる隙間は、その隙間 の左右にある水平方向で近接した画素値の補間によって得た画素値を置換するこ とにより除去することができる。その替わりとして簡単に、利用し得る近傍画素 の画素値を最大のZ値で置換する。かかる置換は、観察者が前景対象物の背後か ら現れる背景対象物を監視する場合の実際の生活経験に適合している。 隙間の除去や多数候補中の画素値の選択に適用したと同様の考慮は、画素集団 の境界におけるエッジ効果に当てはまる。かかるエッジ効果の解答は、結局表示 されるのより大きい画素集団の処理となる。 図5は、本発明による映像処理系10のブロック線図である。この映像処理系 10は、図1に同一数字10で指示した系の機能を備えている。この映像処理系 10は、入力映像の入力画素群を受信するための入力手段500を備えている。 この入力手段500は、メモリやプロセッサの入力端に対する通常の態様で実施 される。各入力画素については、入力手段500に蓄積する。そのうえに、入力 手段500は、各入力画素について各入力画素深度を受信する。深度変換器52 0は、上述の(1)式に従い、受信した深度を画素シフトに変換する。一般に、 (1)式に従って行に沿った画素シフトは、正確には画素位置に対応しないこと が判るであろう。この喰い違いの理由は、単純に、画素集団の行中には個々に分 離した有限個数の画素位置しかないことである。個々に分離した画素位置を得る ためには、(1)式によって表わされるシフトの結果として得られる画素シフト を上下に丸め、あるいは、切り詰めることができる。深度変換器520は、従来 のハードウエアもしくはソフトウエアの手段を用いて実現することができる。典 型的には、深度変換器520は、例えば16ビットの大きい領域をもった深度値 を、例えば4ビットの遙に小さい領域のシフト値に変換する。この変換に表を用 いれば好都合である。一例として、その表は、それぞれが異なるシフト値に対応 する16個の入口を備えている。例えば、入口1は7画素位置のシフトに対応し 、入口2は6画素位置のシフトに対応し、----、入口7は1画素位置のシフトに 対応し、入口8は無シフトに対応し、入口9は逆方向の1画素位置のシフトに対 応し、入口10は逆方向の2画素位置のシフトに対応し、----、入口16は逆方 向の8画素位置のシフトに対応する。この例では、整数番号の非対称性により、 負シフトより一つ少ない正シフトを用いている。各入口については、シフト値に 対応する上側深度値が蓄積される。入口深度に対して、丁度その入口深度を含む 入口に位置決めすることにより、対応するシフトも位置決めされる。深度変換器 520が深度関連情報をシフト関連情報に変換することが判るであろう。情報自 体は種々の形態をとり得る。例えば、望むならば、ある用途では、Z値の形で、 もしくは1/Z値として深度関連情報を供給することができる。特に、表の使用 は深度変換器の柔軟な実用を可能にしている。種々の形態の情報を深度変換器に よって支持する必要がある場合には、EEPROMのような非揮発性メモリに変 換表を蓄積するのが有利である。その替わりに、表をRAMのような揮発性メモ リに蓄積して、例えば、ソフトウエア駆動器により、そのメモリに負荷するよう にすることもできる。変換器520は、発生した画素シフトをメモリ510と同 様のメモリに蓄積するのが好適である。 映像処理系10は、さらに、プロセッサ530を備えている。プロセッサ53 0は、入力映像の入力画素群から出力映像の出力画素群を創造する。出力画素の 値は、出力画素の位置に視差的に関係する若干の入力画素の値から形成される。 プロセッサ530は、蓄積した画素シフトを用いて、いずれの入力画素が所定の 出力画素に関係しているかを決定する。一例として、出力映像の所定行および画 素位置i(列番号)における出力画素を形成するには、プロセッサ530は、同 じ行の入力画素群を験す。かかる入力画素群については、画素位置が画素シフト に結びつく。その結びつきの結果が画素位置i(もしくは、以下に詳細に説明す るように、画素位置iの近く)になると、かかる入力画素が出力画素に視差的に 関係することになる。一例として、対応する入力画素シフト3を有する位置i− 3の入力画素、対応する入力画素シフト0を有する位置iの入力画素、および、 対応する入力画素シフト−4を有する位置i+4の入力画素が、全て出力映像行 の画素位置iに対応する位置までシフトし、したがって、この画素位置に視差的 に関係することになる。 映像処理系10は、さらに、創造した出力画素の値を出力するための出力手段 540を備えている。出力手段540は、メモリもしくはプロセッサの出力のた めに通常の態様で実施される。(深度変換器520を含む)入力手段500、メ モリ510、プロセッサ530および出力手段540は、全て、一つのIC上に 集積することができる。 本発明の他の実施例では、深度変換器520が、若干の入力画素に関係する入 力画素シフトを入力画素シフト表現に圧縮するための圧縮器550を備えている 。ついで、その表現は、各入力画素に対する全シフト値を蓄積する替わりに、メ モリ510に蓄積される。好ましくは、入力画素シフトを圧縮するのにランレン グス符号化技術を用いる。多くの対象物の深度は、わずかしか変化しない。その 結果として、同一対象物に関係した多数の近傍画素群は同じシフト値を有するこ とになる。ランレングス符号化を用いれば、同じ画素シフト値を有する順次の画 素群は、一つのランレングス項で表わされ、その項が、そのシフト値とその値を 有する順次の画素の個数(ランレングス)とを特定する。好都合にも、画素シフ ト値をさらに圧縮するには、デルタ・ランレングス符号化が用いられる。通常、 対象物の深度は徐々に変化する。その結果として、画素シフト値が変化し(その 結果新たなランレングス項が生じ)た場合に、画素シフト値の変化は、以前の変 化と同じになり勝ちになる。画素シフト値の(デルタと呼ばれる)差異は、した がって、範囲が小さくなり勝ちである。デルタ・ランレングス符号化を用いれば 、(通常以前の変化点から開始される長さとして指示される)シフト値がどこま で変化するのかの指示に加えて、かかるデルタ値が維持される。多くの場合、切 片の長さを符号化するには5ビットを用いれば十分であることが判っている。5 ビットあれば、同じシフト値を有する2乃至33連続画素位置の切片の表現が可 能となる。明らかに、零レングスの切片は符号化する必要がない。1画素だけの 切片は別々に取扱う。正常な切片に対しては、余分の2ビットがデルタ値の符号 化に用いられる。これは7ビットの全符号を与える。デルタ値が、2ビットを用 いて指示し得る以上に変化する状態に対しては、全データ値を与える替わりに符 号が用いられる。ここに呈示した例では、7ビットまでがそのために留保される 。この第2の形態では、切片長の符号化に利用し得る予備ビットがない。したが って、第2の符号が1ビット切片のみを指示するのに用いられる。第1符号を使 用し得るべきデルタ値に長過ぎるジャンプが生じ、新たな切片が1ビットより長 い状態では、まず、切片の最初の画素に適切なデルタ値を与えるために、まず第 2の符号が用いられ、切片の残余の長さを与えるための第1の符号が後に続く。 両方の符号を弁別するためには、選択ビットが用いられる。選択ビットの値“0 ”は、引続く7ビットが第1符号に対して記載されたとおりに符号化されること を指示し、選択ビットの値“1”は、引続く7ビットが第2符号に対して記載さ れたとおりに符号化されることを指示する。つぎの表は、かかる符号化を要約し たものである。 プロセッサ530は、蓄積した画素シフト表現から原画素シフトを回復させるた めに相補減圧器560を用いている。カウンタ、レジスタ、減算器、比較器なの 従来技術が圧縮器550および減圧器560の実施に用いられる。 図6は、プロセッサ530が画素値を蓄積するためにスライド・バッファ60 0を備えた本発明の他の実施例を示す。異なるシフト値の最大個数が、可能な左 へのシフト、可能な右へのシフトおよびシフト皆無を含めてNに制限される場合 には、バッファ600は、画素値を蓄積するために少なくともN位置を備える。 プロセッサ530は、対応する画素シフトに応じて入力画素値をバッファ600 に蓄積するが、これは、入力画素を任意のバッファ位置に蓄積し得ることを意味 する。プロセッサ530は、入力画素がバッファ600のどのアドレスに蓄積さ れるべきかを決定するためのアドレス分解器610を備えている。このアドレス は、対応する入力画素シフトをバッファ600の中間アドレスに加算することに よって分解される。かかる場合に、シフトされる必要がない入力画素は、バッフ ァ600の中間位置のアドレスが割当てられる。最大シフトの結果は、入力画素 がバッファ600の最低もしくは最高の位置アドレスを割当てられることになる 。入力画素が処理されて、バッファ600に複写される度毎に、画素値がバッフ ァ600から除去される。その画素値は、バッファ600の周知の出力位置から 除去される。入力画素を処理した後に、バッファ600の内容が位置一つ分だけ シフトされる。一例として、入力画素群が行毎に順次に処理されて、順次の各入 力画素が一つだけ高い列番号の位置に対応するものとする。さらに、これは、画 素群を左から右に処理することに対応するものとする。正のシフト値は左へのシ フトを指示し、負のシフト値は右へのシフトを指示する。この例の順次の処理に おいては、各位置が位置一つ分だけ下にシフトする。その結果として、バッファ 600の中間アドレスは、その入力画素はシフトされる必要がないものとして、 従前どおり次の入力画素に対応する。バッファのシフト期間中もしくはシフトに 先立ち、最低アドレスをもった位置である出力位置に蓄積された値が、バッファ から出力される。スライド・バッファ600も、他の技術を用いて実施されるこ とが判る。例えば、バッファのシフト期間中にバッファに蓄積された各値の物理 的複写は、論理的シフト動作のみを行なうことにより、例えば、周期的バッファ を管理するために周知の態様で指針を調整することにより、避けることができる 。 本発明の他の実施例では、プロセッサ530は、スライド・バッファ600の 位置が画素値よって塞がれているか否かを指示するための指示器620を備えて いる。画素がスライド・バッファ600の位置に蓄積される度毎に、プロセッサ 530は、位置が塞がっていることを指示器620に指示させる。スライド・バ ッファ600がシフトされる度毎に、プロセッサ530は、位置が塞がっていな いことを指示器620に指示させる。上述の例では、スライド・バッファ600 をシフトさせた結果は、最高位置が自由になる。指示器620は、その指示器が 実際のバッファ位置に同期した状態にあることを確かめるために、スライド・バ ッファがシフトされる度毎にさらに更新される。指示器620は、レジスタを用 いて実施され、レジスタの各ビット位置がバッファ位置に対応するようにするこ とができる。各ビットは、対応するバッファ位置が塞がっているか否かを指示す る。その替わりに、指示器620は、スライド・バッファ600と結合すること ができる。例えば、スライド・バッファ600の各位置は、画素値がバッファ位 置の残余の部分に蓄積されるか否かを指示する余分の少なくとも1ビットを蓄積 することができよう。有効な画素値として用いられずに保留されている値は、バ ッファ位置が自由であることを指示するのに用いることができる。前景対象物に 対応する画素と背景対象物に対応する画素とが出力映像の同じ位置にシフトされ る状況おいては、プロセッサ530が、スライド・バッファ600に蓄積される べき前景画素を選択する。プロセッサ530は、位置が塞がっていないことを指 示器620が指示した場合に、スライド・バッファ600の位置に入力画素を複 写することのみにより、その選択を行なう。図7Aは、すべて焦点面240の前 で、入力観察点O1および出力観察点O2に比べて異なる位置に位置した3対称物 700,702および704を示す。また、入力映像中にある各投影710,7 12および714と出力映像中にある各投影720,722および724とが 示されている。図7Bは、同様に、すべて、焦点面240の後で、各観察点に比 べて異なる位置に位置した3対象物730,732,734を示す。また、入力 映像中にある各投影740,742および744と出力映像中にある各投影75 0,752および754とが示されている。最先の対称物画素は、単純に、位置 がすでに塞がっているか否かに基づいて画素を選択することによって選択され得 る、という概念は、画素は絶対的にいずれの方向にもシフトさせ得るにも拘らず 、入力映像と出力映像との所定の組に対しては、前景画素に対する背景画素の相 対シフトはつねに同じ方向にある、という洞察に基づいている。図7Aに示すよ うに、焦点面240の前にある対象物については、映像切片720,722およ び724で表わされる出力映像は、各入力映像切片710,712および714 から、切片が観察点の左にあるか、右にあるかには拘わりなく、切片画素群を右 にシフトさせることによって取出し得ることは明らかである。同様に、図7Bに 示すように、焦点面240の後にある対象物については、映像切片750,75 2および754で表わされる出力映像は、各入力映像切片740,742および 744から、切片画素群を左にシフトさせることによって取出し得ることは明ら かである。すでに前述したように、シフトの量は、画素に組合わされた深度によ って決まる。一例として、連続した5画素p1----p5は、p1を順列の最も左 の画素、p5を順列の最も右の画素として順次に処理されるものとする。さらに 、全5画素は、それぞれ対応する5画素シフト:p1:+2;p2:+1;p3 :0;p4:−1;p5:−2に反射されるままに、同じ出力画素位置p3まで シフトされるものとする。図7に示したとおりの状況を再現すると、p1が最前 の画素であり、p5が最後の画素であったことをこれが意味するのは明らかであ る。最前の画素を表示するのが望ましい。入力画素群を左から右へ処理すること により、これは、入力画素p1を出力画素p3に複写するとともに、入力画素p 2,p3,p4およびp5は複写せず(これら4画素を効果的に捨てて)達成さ れる。これは、出力位置p3がすでに複写された入力画素で塞がれているか否か を験すことによって達成される。そうであった場合には、塞いでいる画素のみが 、最も前に出ていたので、そこに存在し得る。図7では、出力映像の観察点が入 力映像の観察点の左にある。出力映像の観察点が入力映像の観察点の右にあり( その結果、画素シフトが反対方向になり、p5が最前の入力画素となることを意 味し)、画素群が右から左に処理される場合には、同じ結果が達成される。 出力映像の観察点が入力映像の観察点の右にある場合には、もっと簡単に、画 素群を左から右に処理し、その位置が塞がっていると否とには無関係に、つねに 入力画素を複写することによって同一結果が達成されることが判る。この状態で は、p5が最前の入力画素となる。位置がすでに塞がっているか否かを験さずに 複写すれば、最前の画素が背景画素群の先頭に自動的に複写される。出力映像の 観察点が入力映像の観察点の左にあって、画素群が右から左に処理される場合に は、同じ原理が適用される。 簡単な複写計略により前景画素の必要な選択を達成する上述の洞察をつぎの表 に要約しておく。 本発明の他の実施例では、プロセッサ530が入力画素群を所定方向に処理す る。上述の洞察に基づけば、プロセッサ530は、入力映像の観察点に対する出 力映像の観察点の相対位置に応じて、バッファ600の位置に入力画素値を選択 的に複写するための選択器630を備えている。上述の表にも示されているよう に、入力観察点から出力観察点への方向が処理方向と同じ場合には、入力画素を 常時複写することによって所望の結果が達成される。しかしながら、両方の方向 が互いに逆の場合には、位置が空いている場合にのみ複写することによって所望 の結果が達成される。選択器630は、入力観察点から出力観察点への方向に関 する情報を受信する入力端を有している。この情報をプロセッサの所定処理方向 と比較することにより、選択器630は、適切な複写計略を実行する。 本発明による系を用いれば、一つの入力映像から若干の出力映像を取出すこと が可能になるのが判る。従来の両眼視装置では、時間中の任意の時点で2出力映 像のみが使用者に呈示される。複数の出力映像が発生する状態では、入力映像が すでに出力映像の一つを構成しているのが望ましい。これは、出力映像の一つを 発生させる必要がないので、処理を簡単にする。入力映像の観察点が出力映像の 観察点の間にないのも有利である。これにより、確実に、複写計略が両映像に対 して同じになる。これに加えて入力映像について、観察点が、出力映像の観察点 に比べて同じ方向で常時ずれていることが保証されれば、前述の表に示した4条 件の一つしか支持する必要がなくなる。 好ましくは、プロセッサ530が表示系に直接に接続される。図1を顧みれば 、これは、メモリ190が不要になることを意味する。このメモリは、スライド ・バッファ600の有効利用によって除去することができ、深度変換器520に よって行われる予備処理は、余分の映像蓄積を要せずに出力映像群を「浮かして 」発生させ得るようにする。 前述したように、深度依存シフトの結果として「隙間」が現れることがある。 出力映像の若干の画素位置については、(他の除去した対象物が近傍対象物の「 蔭」から外れたことを表わして)入力画素は利用し得ない。かかる場合には、最 も遠く外れた近隣対象の一つを複写することにより隙間を満たすのが好ましい。 本発明の他の実施例では、図6のプロセッサ530が近隣画素を複写するための 複写器640を備えている。隙間は、画素値が出力位置から出力されるべき時点 で、指示器620が指示するとおりに、バッファ600の出力位置か空であった 場合に、生じている。したがって、通常、複写器640は、以前に出力された画 素値か、次に出力されようとしている画素値かを再生しなければならない。その 選択は、含まれている入力画素群の対応する深度情報に基づくべきである。しか しながら、複写器640は、出力位置が空いていることを指示器が指示した場合 に、以前に出力した画素値を単に再生することによって、所望の結果を達成して いる。かかる簡単な扱い方で所望の結果を達成するという概念は、画素は、絶対 的に、入力映像と出力映像との所定の組合わせに対して、いずれの方向にもシフ トし得るにも拘らず、前景画素に対する背景画素の相対シフトは、つねに同じ方 向である、という、重なりの取扱いに用いたのと同じ洞察に基づいている。焦点 面240の前の対象物について図7Aに示したように、映像切片720,722 および724によって表わされる出力映像は、切片が観察点の左にあるか、右に あるかには拘わりなく、切片画素群を右にシフトさせることにより、入力映像切 片710,712および714からそれぞれ取出し得ることは明らかである。同 様に、焦点面240の後の対象物について図7Bに示したように、映像切片75 0,752および754によって表わされる出力映像は、切片画素群を左にシフ トさせることにより、入力映像切片740,742および744から取出し得る ことは明らかである。すでに前述したように、シフトの量は、画素に組合わせた 深度によって決まる。これらの観察を結び合わせると、前景対象物に比べて背景 対象物が左にシフトされることは明らかである(両方の対象物がともに焦点面7 40の前にある場合には、実際に両方の対象物が右にシフトされることに留意す べきであり、その場合に、前景対象物がさらに右に動き、背景対象物の左に相対 的な動きを与える)。その結果として、隙間は、前景対象物の左縁に現われ得る だけである。これは、映像を左から右に処理して、隙間が検出されると、先行画 素値を再生することにより、隙間が所望の背景画素で満たされ得ることを意味す る。出力観察点が入力観察点の右にあって、画素群が右から左に処理される場合 には、同じ計略が適用されることが判る。したがって、入力観察点から出力観察 点への方向は、入力映像の行の入力画素群をプロセッサが処理する方向とは反対 になるのが好ましい。 警戒なしでは対象物の縁の周囲で出来物が生ずることに留意すべきである。例 えば、入力映像において、背景対象物の左縁が前景対象物で覆われ、シフトによ って背景映像の左縁が見えて来た場合には、背景映像の画素は複写に利用し得な い。簡単な系では、利用し得る以前の画素(この場合、適切な背景画素ではない )はとにかく複写することができ、その結果、小さい出来物が生ずる。もっと進 んだ系では、三次元モデルから取出し、もしくは、同じ行や隣の行からの近傍画 素群を混合することなどにより、背景画素を別個に発生させることができる。 前述したように、バッファ600に画素を蓄積するためのバッファ位置は、入 力画素のシフトと結びついて入力画素の入力位置から決まる。そのシフトは、( 1)式を用いて計算される。画素は、蓄積して、個々に分離した画素位置で示さ れる得るだけであるから、計算されたシフトは、典型的には、切り詰められ、も しくは、丸められる。実験は、その結果として、観察者が異なったシフトを有す る平面を経験することになることを示している。かかる出来物に打勝つために、 本発明の他の実施例では副画素シフトも用いている。シフト情報を2ビット拡大 して4個の副画素シフト位置を用いると、良好な結果を与えるようになった。以 前のように、この副画素シフト情報は、画素の値を蓄積するためのアドレスを決 める必要がない。副画素シフト情報は、表示の品質の改良に用いられる。その目 的で、プロセッサ530は、さらに、近傍画素の画素値を混ぜるための混合器を 備えている。その混合の荷重率は、混合される画素群の副画素シフト情報によっ て決まる。その一例を図8に示すが、同図には、画素位置802,804,80 6,808,810,812および814からなる行800の一部を示してある 。(1)式により計算した視差的シフトにより、入力映像における位置802の入 力画素の値は、順次の画素位置808と810との間にある位置816に描かれ る。同様に、位置804の入力画素の値は、順次の画素位置810と812との 間にある位置818に描かれる。位置808から位置816までの距離をα1で 表わす。かかるα1は、位置802の入力画素の副画素シフトに相当する。同様 に、α2は、位置810から位置818までの距離を表わし、位置804の入力 画素の副画素シフトに相当する。さらに、入力映像における(すなわち、シフト に先立つ)位置802の入力画素の入力画素値をc1で表わし、位置804の入 力画素の入力画素値をc2で表わす。出力映像における出力画素810、すなわ ち、シフトが行われた後には、荷重和により位置802および804における入 力画素群で決まる出力画素値を割当てられる。出力映像における出力画素810 に割当てられる値c3は、つぎの式によって計算される。 c3={(1−α1)c1+α22}/{1−α1+α2} (1−α1)およびα2の項は、副画素シフトに基づいた荷重率である。1−α1 +α2の項は、画素の全荷重が維持されていることを確実にする。多くの場合、 順次の画素群の副画素シフトはわずかしか変化せず、したがって、1−α1+α2 は1に近づき勝ちであるから、この項も、簡単な系では消去することができる。 混合には、含まれている画素群の画素値ともども副画素シフト値も必要であるこ とは明らかである。そのために、プロセッサ530は、バッファ600と同数の 位置を有する副画素シフト・バッファ660を備えている。バッファ600 に蓄積した各画素値については、対応する副画素シフトを副画素シフト・バッフ ァ660に蓄積する。望ましくは、副画素シフト・バッファ660は、バッファ 600と同じ態様で管理する。これは、両方のバッファを結びつけることによっ て有利に達成される。 画素値を蓄積するための蓄積必要量を減少させるには、画素値を色ルックアッ プ表(CLLP)計略を用いて符号化する。その場合には、画素群を混合する前 に復号を行なうのが望ましい。その目的で、プロセッサ530は、復号を行なう ためのCLUT670を備えている。 副画素シフトの切り詰め(もしくは丸め)によって、小さい出来物が生ずるこ とがあることに留意すべきである。一例として、同一行の順次の列位置における 前景対象物の画素群の深度が著しく変化し、その結果、順次の画素位置に対する シフトが増大するものとし、例えば、入力画素位置iおよび順次の画素群につい て、それぞれのシフトx,x+1/4,x+1/2,x+3/4,x+1および x+1 1/4が計算される。副画素シフトを切り詰めることにより、これは、 入力映像の画素iの値が、同一行における出力映像の画素位置i+xに複写され ることを意味する。順次の6画素について、これをつぎの表に示す。 これは、出力映像における画素i+4+xについて“隙間”が生ずる結果とな った。原理的には、背景対象物の画素をこの位置にシフトさせることができる。 このように背景画素が前景対象物を「突き破る」のを避けるためには、付加的手 段をとることができる。例えば、順次の画素の切り詰めたシフトが増大(して若 干の画素を跳ばすことを指示)する場合には、跳ばした画素位置に以前の背景画 素を複写することができる。 本発明による系は、人物が光景中を運航し得る「バーチュアル・リアリティ( 仮想現実)」に用いることもできる。かかる系については、入力映像を光景の第 1映像とするのが好ましい。ついで、多数の順次の映像が、三次元モデルからの 替わりにその入力映像から取出す。これは、予定数の映像に対して、もしくは使 用者が予定の距離より大きく(例えば入力映像の周わりのシフト領域の外まで) 移動するまで繰返される。 本発明による系においては、二次元入力映像および深度情報が、典型的には、 三次元座標系に基づいて創造された三次元モデルに適用される表現過程によって 発生する。実時間用途の高品質両眼視映像を、かかる表現過程を二つ並列に移動 させることによって発生させ得ることは判る。しかしながら、表現過程は、通例 、動き映像、陰影と物陰、異なった視点等を取扱うために、献身的で高価なハー ドウエアを必要とするので、これは高価な解答である。同様な考慮は、三次元の 光景における動きの印象を与えるための一連の二次元映像の発生に適用される。 例えば、表示面に示した仮想実現の光景を使用者が運航しているときには、順次 の系列におけるそれぞれ次の映像は、わずかに異なった視点からの光景を示すベ きであり、したがって、完全に新しい表現過程が含まれる。一般に、これは、実 時間用途には、膨大な計算能力を必要とする。本発明による系では、唯一つの表 現過程もしくは、それを縮尺したものが、光景毎の深度情報を伴った一つの基本 映像を発生させるのに用いることができ、その場合、本発明による図形処理が、 深度情報を有する入力映像から出力映像を取出すのに用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,KR

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.入力手段、出力手段、メモリおよびプロセッサを備え、入力手段が、入力映 像の入力画素群の各入力画素値および入力画素深度を受信して受信入力画素値を メモリに蓄積する手段を備え、プロセッサが、各入力画素深度の関数として出力 画素に視差的に関係した少なくとも1入力画素の入力画素値から出力画素の各出 力画素値を取出して出力映像の出力画素群を創造するように動作し、出力手段が 出力画素値を出力し、視差的変換により入力映像に関連した少なくとも1出力映 像を発生させる映像処理系において、入力手段が、入力画素深度を入力画素シフ トに変換して、その入力画素シフトの表現メモリに蓄積する深度変換器を備え、 プロセッサが、入力画素に対応した蓄積画素シフト表現に基づいて、出力画素と 入力画素との間の視差的関係を決めるように構成されていることを特徴とする映 像処理系。 2.画素シフトを最大で所定のN画素位置に制限した請求項1記載の映像処理系 において、プロセッサが、画素値を蓄積するのに少なくともN位置を設けたスラ イド・バッファを備えて順次の入力画素群を処理し、前記処理がメモリからの各 入力画素値を、対応した入力画素シフトに応じて外れた入力位置でスライド・バ ッファに複写し、スライド・バッファの出力位置から画素値を読出すことによっ て出力画素値を出力し、スライド・バッファをシフトさせることを備えたことを 特徴とする映像処理系。 3.前景および背景の入力画素が同一出力画素に視差的に関係している場合には 、前景入力画素を選んでさらに処理する請求項2記載の映像処理系において、 スライド・バッファの位置が全て塞がっているか否かを指示する指示器をプロ セッサが備え、スライド・バッファの位置が塞がっていない場合に入力画素値を スライド・バッファの位置に複写するだけで前記選択を行うように動作すること を特徴とする映像処理系。 4.前景および背景の入力画素が同一出力画素に視差的に関係している場合には 、前景入力画素を選んでさらに処理する請求項2記載の映像処理系において、 プロセッサが、スライド・バッファの位置が全て塞がっているか否かを指示す る指示器を備え、所定の処理方向における入力映像の列の入力画素を処理するよ うに構成され、入力映像に適合した入力観察点に対する出力映像に適合した出力 観察点の相対位置に応じて入力端画素値をスライド・バッファの位置に選択的に 複写する選択器を備え、その選択器が、入力観察点から出力観察点への方向が処 理方向と同じ場合には、塞がっている位置とは無関係の入力画素値を複写し、入 力観察点から出力観察点への方向が処理方向とは反対の場合には、位置が塞がっ ていないことを指示器が指示する入力画素値を複写するように動作することを特 徴とする映像処理系。 5.入力画素が所定出力画素に視差的に関係していない場合には、入力画素値の 再生によって出力画素の各出力画素値を創造するための複写器をプロセッサが備 えた請求項2記載の映像処理系において、プロセッサが、スライド・バッファの 位置が塞がっているか否かを指示する指示器を備え、スライド・バッファから予 め出力した画素値を再生するように複写器が動作することを特徴とする映像処理 系。 6.入力画素シフトが、出力映像の画素位置間の位置に対応した入力画素のシフ トを指示する副画素シフトを備え、プロセッサが、近傍画素の画素値を混ぜる混 合器を備え、その混合器の荷重率が近傍画素の副画素シフトによって決まること を特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の映像処理系。 7.深度変換器が、入力画素深度を入力画素シフトに変換するための表を備えて いることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の映像処理系。 8.深度変換器が、少なくとも1入力画素の入力画素シフトを入力画素シフト表 現に圧縮する圧縮手段を備え、プロセッサが、その入力画素シフト表現を対応し た入力画素の入力画素シフトに減圧する減圧手段を備えたことを特徴とする前記 請求項のいずれかに記載の映像処理系。 9.視差的変換により同一入力映像に関係した少なくとも2出力映像を発生させ るようにプロセッサが動作する前記請求項のいずれかに記載の映像処理系におい て、入力映像が出力映像の一つを構成することを特徴とする映像処理系。 10.視差的変換により同一入力映像に関係した少なくとも2出力映像を発生させ るようにプロセッサが動作する前記請求項のいずれかに記載の映像処理系にお いて、入力映像に適合した入力観察点が、出力映像にそれぞれ適合した出力映像 観察点間に水平には存在しないことを特徴とする映像処理系。 11.入力観察点から出力観察点への方向が入力映像の列の入力画素群をプロセッ サが処理する方向とは逆であることを特徴とする請求項10記載の映像処理系。 12.当該系が表示面に出力映像を表示するための表示系を備えた前記請求項のい ずれかに記載の映像処理系において、プロセッサが出力画素群を供給するために 表示系に直接に接続されていることを特徴とする映像処理系。 13.当該プロセッサが、入力画素群の各入力画素値を受信するための入力端と、 出力映像の出力画素群の各出力画素値を出力するための出力端とを備えて、出力 画素に視差的に関係した少なくとも1入力画素の入力画素値から各出力画素値を 取出すことにより出力画素を創造するように動作する、少なくとも1出力映像に 入力映像を視差的に変換するプロセッサにおいて、当該プロセッサが、所定の最 大N画素位置に制限された入力画素の各入力画素シフトの表現を受信するための 入力端を備え、画素値を蓄積するための少なくともN位置を設けたスライド・バ ッファを備えて、順次の入力画素群を処理するように動作し、前記処理が、対応 する入力画素シフトに応じた外れた位置でスライド・バッファにメモリからの各 入力画素値を複写し、スライド・バッファの出力位置から画素値を読取ることに よって出力画素を出力し、スライド・バッファをシフトさせることを含んでいる ことを特徴とするプロセッサ。 14.前景および背景の入力画素が同一出力画素に視差的に関係している場合には 、プロセッサが前景入力画素を選択してさらに処理する請求項13記載のプロセッ サにおいて、当該プロセッサが、スライド・バッファの位置が全て塞がっている か否かを指示する指示器を備えて、スライド・バッファの位置が塞がっているこ とを指示器が指示した場合には、スライド・バッファの位置に入力画素値を複写 することのみにより選択を行うように動作することを特徴とするプロセッサ。 15.前景および背景の入力画素が同一出力画素に視差的に関係している場合には 、プロセッサが前景入力画素を選択してさらに処理する請求項13記載のプロセッ サにおいて、当該プロセッサが、スライド・バッファの位置が全て塞がって いるか否かを指示する指示器を備え、所定の処理方向における入力映像の列の入 力画素群を処理するように構成され、入力映像に適合した入力観察点に対する出 力映像に適合した出力観察点の相対位置に応じて、スライド・バッファの位置に 入力画素値を選択的に複写するための選択器を備え、その選択器が、入力観察点 から出力観察点への方向が処理方向と同じ場合には、スライド・バッファの位置 には無関係に入力画素値を複写し、入力観察点から出力観察点への方向が処理方 向とは逆の場合には、スライド・バッファの位置が塞がっていないことを指示器 が指示したときの入力画素値を複写することを特徴とするプロセッサ。 16.入力画素が所定出力画素に視差的に関係していない場合には、入力画素値の 再生によって出力画素の各出力画素値を創造するための複写器を当該プロセッサ が備えた請求項13記載のプロセッサにおいて、当該プロセッサが、スライド・バ ッファの位置が塞がっているか否かを指示するための指示器を備え、スライド・ バッファの所定出力位置が塞がっていないことを指示器が指示した場合には、ス ライド・バッファから予め出力した画素値を再生するように複写器が動作するこ とを特徴とするプロセッサ。 17.入力画素シフトが、出力映像の画素位置間の位置への対応する入力画素のシ フトを指示する副画素シフトを備え、当該プロセッサが近傍画素群の画素値を混 ぜるための混合器を備え、混合の荷重率が近傍画素群の副画素シフトによって決 まることを特徴とする請求項13,14,15または16記載のプロセッサ。
JP52262497A 1995-12-19 1996-12-09 視差深度依存画素シフト Expired - Lifetime JP4392060B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP95203553 1995-12-19
AT96201823.0 1996-07-01
AT95203553.3 1996-07-01
EP96201823 1996-07-01
PCT/IB1996/001393 WO1997023097A2 (en) 1995-12-19 1996-12-09 Parallactic depth-dependent pixel shifts

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11501188A true JPH11501188A (ja) 1999-01-26
JP4392060B2 JP4392060B2 (ja) 2009-12-24

Family

ID=26139926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52262497A Expired - Lifetime JP4392060B2 (ja) 1995-12-19 1996-12-09 視差深度依存画素シフト

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5929859A (ja)
EP (1) EP0809913B1 (ja)
JP (1) JP4392060B2 (ja)
KR (1) KR100445209B1 (ja)
DE (1) DE69621778T2 (ja)
TW (1) TW382093B (ja)
WO (1) WO1997023097A2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006512833A (ja) * 2002-12-30 2006-04-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 立体画像のためのビデオフィルタ処理
US7511730B2 (en) 2001-06-27 2009-03-31 Sony Corporation Image processing apparatus and method and image pickup apparatus
JP2012027619A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Nintendo Co Ltd 画像処理プログラム、画像処理装置、画像処理システム、および、画像処理方法
JP2013235304A (ja) * 2012-05-02 2013-11-21 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びにプログラム

Families Citing this family (94)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7907793B1 (en) 2001-05-04 2011-03-15 Legend Films Inc. Image sequence depth enhancement system and method
US8396328B2 (en) 2001-05-04 2013-03-12 Legend3D, Inc. Minimal artifact image sequence depth enhancement system and method
US6496183B1 (en) * 1998-06-30 2002-12-17 Koninklijke Philips Electronics N.V. Filter for transforming 3D data in a hardware accelerated rendering architecture
WO1997015150A1 (fr) * 1995-10-19 1997-04-24 Sony Corporation Procede et dispositif de formation d'images en trois dimensions
JP3231618B2 (ja) * 1996-04-23 2001-11-26 日本電気株式会社 3次元画像符号化復号方式
US6784885B1 (en) * 1996-10-10 2004-08-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for three-dimensional parallax drawing
US6791570B1 (en) * 1996-12-18 2004-09-14 Seereal Technologies Gmbh Method and device for the three-dimensional representation of information with viewer movement compensation
JP3787939B2 (ja) * 1997-02-27 2006-06-21 コニカミノルタホールディングス株式会社 立体映像表示装置
US7116324B2 (en) * 1998-05-27 2006-10-03 In-Three, Inc. Method for minimizing visual artifacts converting two-dimensional motion pictures into three-dimensional motion pictures
US20050231505A1 (en) * 1998-05-27 2005-10-20 Kaye Michael C Method for creating artifact free three-dimensional images converted from two-dimensional images
US20050146521A1 (en) * 1998-05-27 2005-07-07 Kaye Michael C. Method for creating and presenting an accurate reproduction of three-dimensional images converted from two-dimensional images
US6208348B1 (en) 1998-05-27 2001-03-27 In-Three, Inc. System and method for dimensionalization processing of images in consideration of a pedetermined image projection format
US6515659B1 (en) 1998-05-27 2003-02-04 In-Three, Inc. Method and system for creating realistic smooth three-dimensional depth contours from two-dimensional images
US7116323B2 (en) * 1998-05-27 2006-10-03 In-Three, Inc. Method of hidden surface reconstruction for creating accurate three-dimensional images converted from two-dimensional images
US6388666B1 (en) * 1998-10-27 2002-05-14 Imax Corporation System and method for generating stereoscopic image data
JP2000209614A (ja) * 1999-01-14 2000-07-28 Sony Corp 立体映像システム
US6295067B1 (en) * 1999-03-12 2001-09-25 Richard Dubnow Method of manufacturing a 3D viewing disk
TW421969B (en) * 1999-03-19 2001-02-11 Asustek Comp Inc 3D image processing device and method
JP2003505773A (ja) * 1999-07-20 2003-02-12 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ テクスチャ付き表面のコンピュータグラフィックス画像を計算する方法及び装置
KR100381817B1 (ko) * 1999-11-17 2003-04-26 한국과학기술원 제트버퍼를 이용한 입체영상 생성방법 및 기록매체
US9286941B2 (en) 2001-05-04 2016-03-15 Legend3D, Inc. Image sequence enhancement and motion picture project management system
US8401336B2 (en) * 2001-05-04 2013-03-19 Legend3D, Inc. System and method for rapid image sequence depth enhancement with augmented computer-generated elements
RU2215326C2 (ru) * 2001-06-29 2003-10-27 Самсунг Электроникс Ко., Лтд. Иерархическое основанное на изображениях представление неподвижного и анимированного трехмерного объекта, способ и устройство для использования этого представления для визуализации объекта
EP1353518A1 (en) * 2002-04-09 2003-10-15 STMicroelectronics S.r.l. Process and system for generating stereoscopic images from monocular images
US20030198290A1 (en) * 2002-04-19 2003-10-23 Dynamic Digital Depth Pty.Ltd. Image encoding system
CN100414566C (zh) * 2003-06-19 2008-08-27 邓兴峰 平面图像全景重建立体图像的方法
EP1727093A1 (en) * 2003-12-19 2006-11-29 Tdvision Corporation S.A. DE C.V. 3d videogame system
EP1587035A1 (en) * 2004-04-14 2005-10-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Ghost artifact reduction for rendering 2.5D graphics
KR20060063265A (ko) * 2004-12-07 2006-06-12 삼성전자주식회사 영상 처리 방법 및 장치
US20090115800A1 (en) * 2005-01-18 2009-05-07 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Multi-view display device
KR100913173B1 (ko) 2005-07-05 2009-08-19 삼성모바일디스플레이주식회사 3d 그래픽 처리장치 및 이를 이용한 입체영상 표시장치
KR100898287B1 (ko) 2005-07-05 2009-05-18 삼성모바일디스플레이주식회사 입체 영상 표시 장치
KR100932977B1 (ko) 2005-07-05 2009-12-21 삼성모바일디스플레이주식회사 입체 영상 표시 장치
US8279221B2 (en) 2005-08-05 2012-10-02 Samsung Display Co., Ltd. 3D graphics processor and autostereoscopic display device using the same
DE102007033239A1 (de) 2007-07-13 2009-01-15 Visumotion Gmbh Verfahren zur Bearbeitung eines räumlichen Bildes
WO2009034519A1 (en) * 2007-09-13 2009-03-19 Koninklijke Philips Electronics N.V. Generation of a signal
US9641822B2 (en) 2008-02-25 2017-05-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for processing three-dimensional (3D) images
DE102008016553A1 (de) 2008-03-27 2009-11-12 Visumotion Gmbh Verfahren zum Erzeugen einer 3D-Abbildung einer Szene aus einer 2D-Abbildung der Szene
US8508550B1 (en) * 2008-06-10 2013-08-13 Pixar Selective rendering of objects
JP4636149B2 (ja) * 2008-09-09 2011-02-23 ソニー株式会社 画像データ解析装置、および画像データ解析方法、並びにプログラム
JP4637942B2 (ja) * 2008-09-30 2011-02-23 富士フイルム株式会社 3次元表示装置および方法並びにプログラム
USRE45394E1 (en) 2008-10-20 2015-03-03 X6D Limited 3D glasses
USD624952S1 (en) 2008-10-20 2010-10-05 X6D Ltd. 3D glasses
USD603445S1 (en) 2009-03-13 2009-11-03 X6D Limited 3D glasses
USD666663S1 (en) 2008-10-20 2012-09-04 X6D Limited 3D glasses
CA2684513A1 (en) 2008-11-17 2010-05-17 X6D Limited Improved performance 3d glasses
US8542326B2 (en) 2008-11-17 2013-09-24 X6D Limited 3D shutter glasses for use with LCD displays
WO2010058547A1 (ja) 2008-11-18 2010-05-27 パナソニック株式会社 特殊再生を考慮した再生装置、集積回路、再生方法
USD646451S1 (en) 2009-03-30 2011-10-04 X6D Limited Cart for 3D glasses
DE102010028668B4 (de) 2009-05-06 2012-05-16 3D International Europe Gmbh Verfahren zur räumlichen Darstellung
JP4748251B2 (ja) * 2009-05-12 2011-08-17 パナソニック株式会社 映像変換方法および映像変換装置
USD650956S1 (en) 2009-05-13 2011-12-20 X6D Limited Cart for 3D glasses
USD672804S1 (en) 2009-05-13 2012-12-18 X6D Limited 3D glasses
JP5573316B2 (ja) * 2009-05-13 2014-08-20 セイコーエプソン株式会社 画像処理方法および画像処理装置
GB2470759A (en) * 2009-06-03 2010-12-08 Sony Comp Entertainment Europe Displaying videogame on 3D display by generating stereoscopic version of game without modifying source code
US9124874B2 (en) * 2009-06-05 2015-09-01 Qualcomm Incorporated Encoding of three-dimensional conversion information with two-dimensional video sequence
JP5620651B2 (ja) * 2009-06-26 2014-11-05 キヤノン株式会社 再生装置、撮像装置、及びその制御方法
WO2011028837A2 (en) * 2009-09-01 2011-03-10 Prime Focus Vfx Services Ii Inc. System and process for transforming two-dimensional images into three-dimensional images
EP2323412A1 (en) 2009-11-13 2011-05-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Generating an image signal
USD692941S1 (en) 2009-11-16 2013-11-05 X6D Limited 3D glasses
USD671590S1 (en) 2010-09-10 2012-11-27 X6D Limited 3D glasses
USD669522S1 (en) 2010-08-27 2012-10-23 X6D Limited 3D glasses
KR101631514B1 (ko) * 2009-11-19 2016-06-17 삼성전자주식회사 전자기기에서 3차원 컨텐츠 생성 방법 및 장치
GB2475730A (en) 2009-11-27 2011-06-01 Sony Corp Transformation of occluding objects in 2D to 3D image generation
USD662965S1 (en) 2010-02-04 2012-07-03 X6D Limited 3D glasses
USD664183S1 (en) 2010-08-27 2012-07-24 X6D Limited 3D glasses
US9865083B2 (en) 2010-11-03 2018-01-09 Industrial Technology Research Institute Apparatus and method for inpainting three-dimensional stereoscopic image
KR20120059367A (ko) * 2010-11-30 2012-06-08 삼성전자주식회사 에너지값을 이용한 이미지 처리 장치와 그 이미지 처리 방법 및 디스플레이 방법
JP5242667B2 (ja) * 2010-12-22 2013-07-24 株式会社東芝 マップ変換方法、マップ変換装置及びマップ変換プログラム
US8730232B2 (en) 2011-02-01 2014-05-20 Legend3D, Inc. Director-style based 2D to 3D movie conversion system and method
US9288476B2 (en) 2011-02-17 2016-03-15 Legend3D, Inc. System and method for real-time depth modification of stereo images of a virtual reality environment
US9407904B2 (en) 2013-05-01 2016-08-02 Legend3D, Inc. Method for creating 3D virtual reality from 2D images
US9241147B2 (en) 2013-05-01 2016-01-19 Legend3D, Inc. External depth map transformation method for conversion of two-dimensional images to stereoscopic images
US9113130B2 (en) 2012-02-06 2015-08-18 Legend3D, Inc. Multi-stage production pipeline system
US9282321B2 (en) 2011-02-17 2016-03-08 Legend3D, Inc. 3D model multi-reviewer system
RU2013142927A (ru) 2011-02-23 2015-03-27 Конинклейке Филипс Н.В. Обработка данных глубины трехмерной сцены
US8891854B2 (en) 2011-03-31 2014-11-18 Realtek Semiconductor Corp. Device and method for transforming 2D images into 3D images
US9395548B2 (en) 2011-04-19 2016-07-19 Koninklijke Philips N.V. Light output panel and device having the same
WO2012143836A1 (en) 2011-04-20 2012-10-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Position indicator for 3d display
US9485487B2 (en) 2011-06-22 2016-11-01 Koninklijke Philips N.V. Method and apparatus for generating a signal for a display
TWI486052B (zh) 2011-07-05 2015-05-21 Realtek Semiconductor Corp 立體影像處理裝置以及立體影像處理方法
TWI473038B (zh) * 2012-03-21 2015-02-11 Ind Tech Res Inst 影像處理裝置及影像處理方法
US8934707B2 (en) 2012-03-21 2015-01-13 Industrial Technology Research Institute Image processing apparatus and image processing method
EP2832100B1 (en) 2012-03-27 2019-01-02 Koninklijke Philips N.V. Multi-user autostereoscopic display with position tracking
USD711959S1 (en) 2012-08-10 2014-08-26 X6D Limited Glasses for amblyopia treatment
CN102868899A (zh) * 2012-09-06 2013-01-09 华映光电股份有限公司 一种三维图像处理方法
US9007365B2 (en) 2012-11-27 2015-04-14 Legend3D, Inc. Line depth augmentation system and method for conversion of 2D images to 3D images
US9547937B2 (en) 2012-11-30 2017-01-17 Legend3D, Inc. Three-dimensional annotation system and method
EP2765775A1 (en) 2013-02-06 2014-08-13 Koninklijke Philips N.V. System for generating intermediate view images
EP2765774A1 (en) 2013-02-06 2014-08-13 Koninklijke Philips N.V. System for generating an intermediate view image
US9007404B2 (en) 2013-03-15 2015-04-14 Legend3D, Inc. Tilt-based look around effect image enhancement method
US9438878B2 (en) 2013-05-01 2016-09-06 Legend3D, Inc. Method of converting 2D video to 3D video using 3D object models
US9609307B1 (en) 2015-09-17 2017-03-28 Legend3D, Inc. Method of converting 2D video to 3D video using machine learning
CN117061720B (zh) * 2023-10-11 2024-03-01 广州市大湾区虚拟现实研究院 基于单目图像及深度图像渲染的立体图像对生成方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0792838B2 (ja) * 1989-12-28 1995-10-09 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 三次元図形表示方法及びシステム
US5542025A (en) * 1991-01-16 1996-07-30 Hewlett-Packard Company Precision Z-interpolation method and apparatus
JPH0568268A (ja) * 1991-03-04 1993-03-19 Sharp Corp 立体視画像作成装置および立体視画像作成方法
EP0531515B1 (en) * 1991-03-27 1995-08-23 Exxon Production Research Company Displaying n dimensional seismic data in an n-1 dimensional format
JPH0589253A (ja) * 1991-09-27 1993-04-09 Sony Corp 画像描画装置
JPH07234927A (ja) * 1994-02-22 1995-09-05 Toshiba Medical Eng Co Ltd 三次元画像表示装置
JP3332551B2 (ja) * 1994-02-24 2002-10-07 三洋電機株式会社 立体動画像再生装置
TW269094B (en) * 1994-11-11 1996-01-21 Nitendo Kk Three dimensional visual image display device and electric game apparatus, memory device thereof
EP0717373B1 (en) * 1994-12-15 2001-11-07 Sanyo Electric Co. Ltd Method of converting two-dimensional images into three-dimensional images in a video game set

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7511730B2 (en) 2001-06-27 2009-03-31 Sony Corporation Image processing apparatus and method and image pickup apparatus
JP4729812B2 (ja) * 2001-06-27 2011-07-20 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2006512833A (ja) * 2002-12-30 2006-04-13 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 立体画像のためのビデオフィルタ処理
JP2012027619A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Nintendo Co Ltd 画像処理プログラム、画像処理装置、画像処理システム、および、画像処理方法
JP2013235304A (ja) * 2012-05-02 2013-11-21 Sony Corp 画像処理装置および方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
DE69621778T2 (de) 2003-03-13
TW382093B (en) 2000-02-11
US5929859A (en) 1999-07-27
WO1997023097A3 (en) 1997-07-31
DE69621778D1 (de) 2002-07-18
EP0809913B1 (en) 2002-06-12
JP4392060B2 (ja) 2009-12-24
EP0809913A2 (en) 1997-12-03
WO1997023097A2 (en) 1997-06-26
KR19980702317A (ko) 1998-07-15
KR100445209B1 (ko) 2004-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11501188A (ja) 視差深度依存画素シフト
EP1582074B1 (en) Video filtering for stereo images
JP5238887B2 (ja) 多視点画像生成方法および装置
EP2347597B1 (en) Method and system for encoding a 3d image signal, encoded 3d image signal, method and system for decoding a 3d image signal
US8441526B2 (en) Structure of stereoscopic image data, stereoscopic image data recording method, reproducing method, recording program, and reproducing program
JP4861309B2 (ja) 2.5dグラフィックスをレンダリングするためのゴースト・アーチファクト削減
KR101840308B1 (ko) 3차원 콘텐츠에 관한 영상들을 조합하기 위한 방법
KR101175554B1 (ko) 입체시 화상 생성 장치
JP5544361B2 (ja) 三次元ビデオ信号を符号化するための方法及びシステム、三次元ビデオ信号を符号化するための符号器、三次元ビデオ信号を復号するための方法及びシステム、三次元ビデオ信号を復号するための復号器、およびコンピュータ・プログラム
US20050248561A1 (en) Multimedia information generation method and multimedia information reproduction device
CN102047669A (zh) 具有深度信息的视频信号
JP2009163724A (ja) グラフィックスインターフェイス、グラフィックスデータをラスタ化する方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US9571811B2 (en) Method and device for multiplexing and demultiplexing composite images relating to a three-dimensional content
EP2822279B1 (en) Autostereo tapestry representation
JPH09102968A (ja) 立体画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031208

A72 Notification of change in name of applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A721

Effective date: 20031208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051122

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20060306

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20060424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060606

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070508

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070719

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080306

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080902

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090827

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091009

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121016

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131016

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term