JPH09102968A - 立体画像表示装置 - Google Patents

立体画像表示装置

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JPH09102968A
JPH09102968A JP7278289A JP27828995A JPH09102968A JP H09102968 A JPH09102968 A JP H09102968A JP 7278289 A JP7278289 A JP 7278289A JP 27828995 A JP27828995 A JP 27828995A JP H09102968 A JPH09102968 A JP H09102968A
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parallax
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JP7278289A
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Kazutaka Inoguchi
和隆 猪口
Takasato Taniguchi
尚郷 谷口
Hiroaki Hoshi
宏明 星
Hideki Morishima
英樹 森島
Toshiyuki Sudo
敏行 須藤
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素毎に2値の階調制御を行う画像出力手段
を使用しても擬似的に階調表現された立体画像を表示す
ることができるようにした。 【解決手段】 映像入力端子群1から入力された複数の
視差を有する映像信号を誤差拡散処理回路9で階調制御
を施し2値映像信号に変換し、次いで抽出処理回路10
で2値映像信号からストライプ画像に使用される特定2
値映像信号を抽出して圧縮処理を施し、合成処理回路1
1で前記特定2値映像信号を2値ストライプ映像信号に
変換する。そして、かかる2値ストライプ画像をLCD
駆動回路4を介してLCD5に表示する。LCD5上に
表示される2値ストライプ画像は、パララックス・バリ
ア8を介して視点位置30に導かれ、擬似的に階調表現
された立体視が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は立体画像表示装置に
関し、より詳しくはレンチキュラー方式やパララックス
・バリア方式等メガネを使用せずに立体画像の表示を行
う立体画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メガネを使用せずに立体画像
表示を行う方式としては、所謂レンチキュラーレンズシ
ートを使用して立体画像表示を行うレンチキュラー方式
やパララックス・バリアと呼称されるスリットを使用し
て立体画像表示を行うパララックス・バリア方式が広く
知られており、これらの方式を使用した立体画像プリン
トや立体画像ディスプレイ等が知られている。
【0003】前記レンチキュラー方式については、19
70年頃から盛んに研究され、例えば、Oplus E誌19
93年11月号100〜104頁にその成果が記述され
ている。
【0004】図13はこの種レンチキュラー方式の立体
画像表示原理を示した図であって、まず、左右の異なっ
た視点から撮影された「A」という第1の視差画像51
及び「B」という第2の視差画像52をストライプ状に
夫々1、2、……、mに分割して抽出し、第1の視差画
像51及び第2の視差画像52からの分割画像を交互に
配列しストライプ画像53を表示する。すなわち第1の
視差画像51の第m番目(mは正の整数)の分割画像A
m、第2の視差画像52の第m番目(mは正の整数)の
分割画像Bmとすると、B1、A2、B3、A4、……
の順に交互に配列してストライプ画像53を得る。一
方、表示部54は、レンチキュラーレンズシート55の
裏面と画像出力手段としてのディスプレイ56の画像表
示面とが一致しており、したがって、左右の眼L、Rに
はレンチキュラーレンズシート55を介して夫々ディス
プレイ56上のストライプ画像からの光束が入射され
る。そしてこれにより、観察者は元の視差画像、すなわ
ち第1及び第2の視差画像51、52を夫々左眼L、右
眼Rで観察することとなり、立体画像の表示を実現して
いる。
【0005】また、パララックス・バリア方式について
は、例えば、S.H.Kaplan "Theory of Parallax Barrier
s", J. SMPTE, Vol. 59, No.7, pp.11〜21(1952)に開示
されている。
【0006】図14はこの種パララックス・バリア方式
の立体画像表示原理を示した図であって、表示部57に
は、ディスプレイ56の画像表示面から距離dの位置に
所定の開口部を有するパララックス・バリアと呼称され
るスリット58が配設されている。そして、上記レンチ
キュラー方式と同様にして形成された合成ストライプ画
像53がスリット58を介して夫々の眼L、Rに対応し
た視差画像を観察することにより立体視を行うことがで
きる。すなわち、左右の眼L、Rにはスリット58を介
して夫々ストライプ画像からの光束が入射される。そし
てこれにより、観察者は元の視差画像、すなわち第1及
び第2の視差画像51、52を夫々左眼L、右眼Rで観
察することとなり、立体視を実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレンチキュラー方式やパララックス・バリア方式で
画像表示を行う立体画像表示装置においては、画像出力
手段としてのディスプレイ56の画像表示面上における
各画素からの光強度を段階的に変化させることで階調を
表現することが前提となっているのに対し、画像出力手
段としてプリンタヘッドや強誘電液晶表示パネルを使用
したインクジェットプリンタや強誘電液晶表示装置にお
いては前記プリンタヘッドや強誘電液晶表示パネルが2
値(透光、遮光のみ)しか判断できず、画像表示面上の
各画素からの光強度を段階的に変化させることができな
い。このため、斯かる2値の階調制御を行なう画像出力
手段を使用した場合は、階調表現のない立体画像しか得
られないという問題点があった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであって、画素毎に2値の階調制御を行う画像出力
手段を使用しても擬似的に階調表現された立体画像を表
示することができる立体画像表示装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち、請求項1記載の発明は、複数の視差画
像情報をストライプ画像信号に変換する画像処理手段
と、該画像処理手段の処理結果に基づいてストライプ画
像を出力すると共に該ストライプ画像を出力する画素毎
に2値の階調制御を行う画像出力手段と、該画像出力手
段から出力されたストライプ画像を所定の視点位置に導
く光学手段とを備えた立体画像表示装置において、前記
画像処理手段が、前記複数の視差画像情報に擬似階調処
理を施す擬似階調処理手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記擬似階調処理手段が、前記複数
の視差画像情報に対して階調制御を施して2値視差画像
情報に変換すると共に、前記画像処理手段が、前記擬似
階調処理手段に加えて、該擬似階調処理手段により階調
制御が施された2値視差画像情報から前記ストライプ画
像に使用される特定2値視差画像情報を抽出する抽出手
段と、該抽出された特定2値視差画像情報を2値ストラ
イプ画像情報に変換する合成手段とを有していることを
特徴としている。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記画像処理手段が、前記擬似階調
処理手段に加えて、前記複数の視差画像情報から前記ス
トライプ画像に使用される特定視差画像情報を抽出する
抽出手段と、前記特定視差画像情報について2値ストラ
イプ画像情報に変換する合成手段とを有し、前記擬似階
調処理手段が、前記抽出手段と前記合成手段との間に介
装されて前記抽出手段により抽出された前記特定視差画
像情報に対し階調制御を施し特定2値視差画像情報に変
換することを特徴としている。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記画像処理手段が、前記擬似階調
処理手段に加えて、前記複数の視差画像情報の中から前
記ストライプ画像に使用される特定視差画像情報を抽出
する抽出手段と、該抽出手段により抽出された特定視差
画像情報をストライプ画像情報に変換する合成手段とを
有し、前記擬似階調処理手段が、前記合成手段により得
られたストライプ画像情報に対して階調制御を施し2値
ストライプ画像情報に変換することを特徴としている。
【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項4記載の発明において、前記複数の視差画像情
報を記憶する記憶手段を備えていることを特徴としてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0015】図1は本発明に係る立体画像表示装置の一
実施の形態(第1の実施の形態)を示す全体構成図であ
って、該立体画像表示装置は、外部からの映像信号を入
力するn個の入力端子(映像信号(1)、映像信号
(2)、……映像信号(n))からなる映像入力端子群
1と、該映像入力端子群1から入力された映像信号に所
定の処理を施し2値ストライプ映像信号を出力する映像
処理部2と、該映像処理部2により得られた2値ストラ
イプ映像信号に基づき観察者に対して立体画像表示を行
う表示部3と、該表示部3と前記映像処理部2との間に
介装されて表示部3への表示制御を行う強誘電液晶表示
パネル駆動回路(表示部制御回路)4とから構成されて
いる。
【0016】表示部3は、具体的には、バックライト光
源(不図示)を有すると共に画素毎に2値の階調制御を
行い表示面上にストライプ画像を形成する強誘電液晶表
示パネル(以下、「LCD」)5と、複数の開口部6と
複数の遮光部7とが交互に設けられたスリット状のパラ
ラックス・バリア8とを有し、LCD5からの光が所定
の視点30(視点数n)に導かれるように構成されてい
る。
【0017】また、映像処理部2は、LCD5上の各画
素に対応する信号毎に0からp(p>2)までの階調を
有する映像信号(1)、(2)、……(n)に対して誤
差拡散を行い最小表示単位に対応する信号毎に2値化し
た信号を出力する複数の誤差拡散回路(擬似階調処理手
段)9…と、該誤差拡散回路9で得られた2値映像信号
に対して後述する所定の抽出処理を行いストライプ画像
に使用される特定2値映像信号を抽出する複数の抽出処
理回路10…と、該抽出処理回路10…で抽出された特
定2値映像信号を合成して2値ストライプ映像信号に変
換する合成処理回路11とを備えている。
【0018】誤差拡散回路9…は、具体的には入力され
た階調を有する映像信号を、或る画素の階調が空間的な
拡がりを有するように分布を行いつつ各画素毎に2値化
する処理を行う。
【0019】図2は誤差拡散処理の一例を示す画素の図
であって、図中、※部が現在2値化処理を行っている画
素を示し、その他の画素には誤差拡散を行う場合の振り
分けの重み(重み付け係数)を付している。ここで、※
部の画素を(i)行(j)列の画素とし、該画素の階調
をP(i,j)(但し、P(i,j) は0≦P(i,j) ≦pの整数
(p>2))とし、階調P(i,j) の2値化の閾値をp/
2とすると、2値化信号Aは数式(1)のようになる。
【0020】
【数1】 そして、入力される映像信号に応じて2値化処理を行う
ため、※部の画素より後に入力される画素部分に重みを
振り分けている。すなわち、(i)行(j+1)列の画
素の階調P(i,j+1) に2/8P(i,j) を加え、(i)行
(j+2)列の画素には階調P(i,j+2) に1/8P(i,j)
を加える。また、(i+1)行(j−2)列の画素の階
調P(i+1,j-2) 、(i+1)行(j−1)列の画素の階
調P(i+1,j-1) 、及び(i+1)行(j+1)列の画素
の階調P(i+1,j+1) には夫々1/8P(i,j) を加え、さら
に、(i+1)行(j)列の画素の階調P(i+1,j) には
2/8P(i,j) を加える。このように※部の画素の周辺画
素に重み付け処理を施すことにより※部の画素は空間的
な拡がりを有することとなる。そして、前記処理を順次
各画素について繰り返し重み付けを行うことにより映像
信号は各画素の階調の空間的な拡がりが連なった2値の
データとなる。そして、以上の処理を全画素について繰
り返し実行することにより、後述するように表示部3上
で2値の階調表現を擬似的に行うことができる。
【0021】次に、図3を参照しながら抽出処理回路1
0…内で行われる抽出処理、及び合成処理回路11内で
行われる合成処理について詳述する。
【0022】まず、抽出処理回路10…内での抽出処理
について説明する。
【0023】抽出処理回路10…に入力された2値映像
信号の縦のライン1……Nを、図3(a)に示すよう
に、n行毎に区分する。すなわち、2値映像信号(1)
については該2値映像信号(1)を第1の区分121
第2の区分122 、……に区分し、映像信号(2)につ
いては該映像信号(2)を第1の区分131 、第2の区
分132 、……に区分し、以下、同様にして映像信号
(n)については該映像信号(n)を第1の区分1
1 、第2の区分142 、……に区分する。
【0024】次に、図3(b)に示すように、2値映像
信号(1)が入力された抽出処理回路10では第1の区
分121 の第1番目のライン情報、第2の区分122
第1番目のライン情報、……というように各区分の第1
番目のライン情報を順次抽出し、横方向に1/nに圧縮
された信号に変換する。また、2値映像信号(2)が入
力された抽出処理回路10では第1の区分131 の第2
番目のライン情報、第2の区分132 の第2番目のライ
ン情報、……というように各区分の第2番目のライン情
報を順次抽出し、横方向に1/nに圧縮された信号に変
換する。以下同様の処理を映像信号の個数分、すなわち
n個分について行い、これによりストライプ画像に使用
される2値映像信号が特定2値映像信号として抽出され
る。
【0025】次に、合成処理回路11内で行われる合成
処理について説明する。
【0026】抽出処理回路10…からn個の横方向に1
/nに圧縮された信号が合成処理回路11に入力される
と、該合成処理回路11では抽出された特定2値映像信
号の縦のラインを順次配列していく。すなわち、2値映
像信号(1)の第1の区分121 の第1番目のライン情
報、映像信号(2)の第1の区分131 の第2番目のラ
イン情報、……というように図3(c)に示すように、
縦のラインを順次配列してゆき、視差を有する画像が交
互に配列された2値ストライプ映像信号を形成する。
【0027】このように構成された立体画像表示装置に
おいては、視差を有し且つ同期した複数の映像信号
(1)、(2)……(n)が映像入力端子群1に入力さ
れる。各映像信号(1)、(2)……(n)はこの時点
ではLCD5における最小表示単位に対応する信号毎に
p階調(p>2)の情報を有する信号である。前記映像
信号(1)、(2)……(n)は夫々に対応する誤差拡
散処理回路9…に入力され、上述した手法によりLCD
5上の各画素に対応する信号毎に0からpまでの階調を
有する映像信号に対して誤差拡散処理を行い最小表示単
位に対応する信号毎に2値化した2値映像信号を出力す
る。
【0028】次いで、該誤差拡散処理回路9…により2
値化されたn個の2値映像信号は抽出処理回路10…に
伝送され、横方向に1/nに圧縮され夫々合成処理回路
11に伝送される。
【0029】そして、合成処理回路11では上記圧縮さ
れた信号の縦ラインの夫々を交互に配列し、1画面中に
画像が交互に並んだ2値ストライプ映像信号が形成され
る。
【0030】次いで、合成処理回路11で形成された2
値ストライプ映像信号はLCD駆動回路4に送られ、L
CD5を駆動し、パララックス・バリア8を介して各視
点30の観察者には擬似的な階調表現がなされた立体画
像を表示する。
【0031】このように本第1の実施の形態によれば、
誤差拡散処理を行うことによりストライプ画像上に擬似
的に階調表現された立体画像を表示することができる。
【0032】尚、上記第1の実施の形態においてはパラ
ラックス・バリア方式について詳述したが、レンチキュ
ラー方式についても同様に適用できるのはいうまでもな
い。
【0033】また、上記第1の実施の形態ではLCD5
の表示画面上に表示するように構成しているが、図4に
示すように、表示部15がレンチキュラーレンズシート
16とプリンタヘッド17からなると共に、表示部15
と映像処理部3との間に表示制御部としてのプリンタヘ
ッド駆動回路18を介装したものであってもよい(第1
の変形例)。すなわち、このように構成することによ
り、プリンタヘッド17を介してレンチキュラーレンズ
シート16上に2値階調で画像印刷を行うこともでき
る。
【0034】さらに、図5は第1の実施の形態の第2の
変形例であって、表示部19が光変調素子で構成した可
変パララックス・バリア20を備え、該可変パララック
ス・バリア20は合成処理回路11からの信号に基づい
て駆動するバリア駆動回路21により制御される。本第
2の変形例においては、可変パララックス・バリア20
により透光部22及び遮光部23をストライプ状に形成
することにより、上記図1のパララックス・バリア8と
同様の作用をなす。
【0035】図6(a)(b)は本第2の変形例の立体
画像表示手法を説明する図であって、説明の便宜上、視
点数を2個にしているが、視点数が2個以上の多数個に
ついても同様に適用できる。
【0036】図6(a)において、観察者の右眼、左眼
となる視点R、Lに対応する視差画像がLCD5上でR
1、L2、R3、L4、……R7、L8となるように表
示される。このとき可変パララックス・バリア20はL
CD5上のR1、R3、R5、R7を視点Rに導くよう
に構成し、L2、L4、L6、L8を視点Lに導くよう
に構成する。次いで、図6(b)では、前記視差画像の
同一フレームをLCD5上でL1、R2、L3、R4、
……L7、R8となるようにストライプ合成を行い、表
示する。このとき、バリア駆動回路21は、可変パララ
ックス・バリア20の透光部22及び遮光部23が図6
(a)と反転するように駆動する。そして、これによ
り、LCD5上の図6(a)と逆配列をなしたストライ
プ状の視差画像が夫々対応する視点R、Lに導かれる。
【0037】このように透光部6と遮光部7とが固定さ
れたパララックス・バリア8に代えて可変パララックス
・バリア20、及びバリア駆動回路21を設け、上記処
理を繰り返すことにより、立体画像表示の高精細化を図
ることができ、モアレの低減を図ることができる。
【0038】図7は第2の実施の形態を示す全体構成図
であって、映像信号の個数に対応した記憶手段としての
フレームメモリ24を処理部25に設け、スイッチ26
を介して外部からの映像信号(R)(L)を1フレーム
毎に交互に誤差拡散処理回路9に出力するように構成さ
れている。
【0039】このように構成された立体画像表示装置に
おいては、視差を有し且つ同期した映像信号(R)、
(L)が映像入力端子群1を介してフレームメモリ24
に入力される。そしてフレームメモリ24に入力された
映像信号(R)、(L)の情報はスイッチ26を介して
表示速度の2倍の速度で交互に1フレームずつ読み出さ
れて誤差拡散処理回路9に入力される。そして上述した
手法により0からpまでの階調を有する映像信号に対し
て誤差拡散処理を行いLCD5上の各画素に対する信号
毎に2値化した2値映像信号を順次出力する。
【0040】次いで、該誤差拡散処理回路9により2値
化された2値映像信号(R)、(L)は抽出処理回路1
0に伝送され、横方向に1/2に圧縮され夫々合成処理
回路11に順次伝送される。
【0041】そして、合成処理回路11で形成された2
値ストライプ映像信号はLCD5の表示フレームレート
でLCD駆動回路4に送られ、LCD5を駆動させる。
【0042】このように本第2の実施の形態によれば、
映像処理部25にフレームメモリ24を設け、外部から
の映像信号(R)(L)を1フレーム毎に交互に誤差拡
散処理回路9に出力するように構成したので、第1の実
施の形態のように誤差拡散処理回路9及び抽出処理回路
10を映像信号の個数だけ設ける必要がなくなり、回路
コストの節減を図ることができる。
【0043】また、本第2の実施の形態においてもレン
チキュラー方式の適用を行うことができるのは言うまで
もなく、また表示部3がLCD5を有する場合について
説明したため、フレームメモリ24からの読み出し速度
を表示速度の2倍として説明したが、プリンタ等の静止
画像を扱う場合は斯かる処置を施す必要がなく、読み出
し時の負担が軽減される。
【0044】また、本第2の実施の形態において、LC
D5の表示画素数が入力された映像信号の画素数と比較
して大きい場合は、LCD5の表示画面上で擬似階調を
得るためにディザ法等の面積階調手段を用いることも可
能である。
【0045】尚、本第2の実施の形態においても、第1
の実施の形態と同様、n個(n≧3)の視点数を有する
場合についても同様に適用できる。
【0046】図8は第3の実施の形態を示す全体構成図
であって、該第3の実施の形態では映像信号(R)
(L)を抽出処理回路10で画像を圧縮した後に誤差拡
散処理を行っている。
【0047】すなわち、視差を有し且つ同期した映像信
号(R)、(L)が映像入力端子群1を介して抽出処理
回路に入力されてストライプ画像に使用される特定映像
信号が抽出され、横方向に1/2に圧縮されて夫々誤差
拡散処理回路9に伝送される。そして上述した手法によ
り前記横方向に1/2に圧縮された特定映像信号の0か
らp(p>2)までの階調を有する映像信号に対して誤
差拡散処理を行いLCD5上の各画素に対する信号毎に
2値化した特定2値映像信号を順次合成処理回路11に
出力する。合成処理回路11では前記誤差拡散処理回路
9からの特定2値映像信号の縦1ラインを夫々交互に配
設し、1画面中に映像信号(R)(L)の画像が交互に
並んだ2値ストライプ映像信号を得る。そしてこの後こ
れらの2値ストライプ映像信号はLCD駆動回路4に送
られ、LCD5を駆動し、パララックス・バリア8を介
して視点30の観察者に立体画像を表示する。
【0048】このように本第3の実施の形態によれば、
抽出処理回路10で画像を圧縮した後に誤差拡散処理回
路9を行っているため、上記第1及び第2の実施の形態
に比べ、誤差拡散処理を行う画素数が減少してきてお
り、誤差拡散処理に要する時間の短縮化を図ることがで
きる。
【0049】また、本第3の実施の形態では抽出処理回
路10で画像を圧縮した後に誤差拡散処理回路9を行っ
ているので、図9に示すように、第1及び第2の実施の
形態に比べて誤差拡散処理の誤差拡散領域を狭めること
が可能となり、したがって誤差拡散処理回路9での処理
計算数を減らすことが可能となり、処理速度を向上させ
ることができる。
【0050】すなわち、※部の画素を(i)行(j)列
の画素とした場合、例えば、(i)行(j+1)列の画
素の階調P(i,j+1) に2.5/8P(i,j) を加え、また、
(i+1)行(j−1)列の画素の階調P(i+1,j-1) 及
び(i+1)行(j+1)列の画素の階調P(i+1,j+1)
に夫々1.5/8P(i,j) を加え、さらに、(i+1)行
(j)列の画素の階調P(i+1,j) の画素の階調に2.5/8
P(i,j) を加えて空間的な拡がりを持たせることによ
り、第1及び第2の実施の形態に比べ拡散領域を狭める
ことができる。
【0051】また本第3の実施の形態においては、抽出
処理回路10による縦のライン上の画素を1ラインおき
に抽出する際に抽出するラインの左右の画素の階調値の
平均値をとることも可能である。例えば、抽出する画素
を(i)とした場合、該画素の左の画素を(i−1)、
右の画素を(i+1)とし、各画素の階調値を夫々Pi
、Pi-1 、Pi+1 と表すときに画素iの階調を{(Pi
-1 /2)+Pi +(Pi+1 /2)}として抽出処理を
行うことにより、より自然なストライプ画像合成用のラ
イン抽出を行うことができる。
【0052】尚、本第3の実施例においても第1の実施
の形態と同様、n個(n≧3)の視点数を有する場合に
ついても同様に適用でき、またレンチキュラー方式にも
同様に適用できるのはいうまでもない。
【0053】図10は第4の実施の形態を示す全体構成
図であって、該第4の実施の形態では映像信号(R)
(L)を抽出処理回路10でストライプ画像に使用され
る特定映像信号を抽出した後圧縮処理を行い、この後合
成処理回路11で合成処理を行い、しかる後誤差拡散処
理回路9で誤差拡散処理を行い2値ストライプ映像信号
を得ている。
【0054】すなわち、視差を有し且つ同期した映像信
号(R)、(L)が映像入力端子群1を介して抽出処理
回路に入力されてストライプ画像に使用される特定映像
信号が抽出されて横方向に1/2に圧縮され、夫々合成
処理回路11に伝送される。合成処理回路11では前記
抽出処理回路10からの特定映像信号の縦1ラインを夫
々交互に配設し、1画面中に映像信号(R)(L)の画
像が交互に並んだストライプ映像信号を誤差拡散処理回
路9に伝送する。そして誤差拡散処理回路9では上述し
た手法により前記ストライプ映像信号の0からpまでの
階調を有する映像信号に対して1画素おきに誤差拡散処
理を行い、LCD5上の各画素に対する信号毎に2値化
した2値ストライプ映像信号を出力する。そしてこの後
これらの2値ストライプ映像信号はLCD駆動回路4に
送られ、LCD5を駆動し、パララックス・バリア8を
介して視点30の観察者に立体画像を表示する。
【0055】本第4の実施の形態によれば、ストライプ
合成を行った後に誤差拡散処理を行うため、映像信号
(R)、(L)毎に誤差拡散処理回路9を設ける必要が
なくなり、該誤差拡散処理回路9の個数を削減すること
ができる。
【0056】ところで、本第4の実施の形態では誤差拡
散処理を行う画素が1つおきになるため、上記第1の実
施の形態と同様の処理(図2参照)を行った場合、誤差
の分布が高くなり、入力画像に比べて明るさが異なる可
能性があり、したがって本第4の実施の形態では、図1
1(a)(b)に示すように、誤差拡散の範囲及び/又
は重み付け係数を変更する必要がある。
【0057】図11(a)は誤差拡散の範囲が少なくな
るように変更し、かつ重み付け係数を変更した例を示し
ている。この例では或る画素(図中、※で示す)から誤
差拡散を行う画素数が減るため、誤差拡散処理回路9内
での処理計算が軽減され、処理速度の向上を図ることが
できる。
【0058】図11(b)は誤差拡散の範囲は変えずに
重み付け係数だけを変更した場合を示している。この例
では誤差拡散処理回路9でのアルゴリズム処理は変わら
ないため、立体表示を行わない場合においても重み付け
係数を変更するのみで誤差拡散処理を実行することがで
きる。
【0059】尚、本第4の実施の形態においても第1の
実施の形態と同様、n個(n≧3)の視点数を有する場
合についても同様に適用でき、またレンチキュラー方式
にも同様に適用できるのはいうまでもない。
【0060】図12は第5の実施の形態を示す全体構成
図であって、上記第2の実施の形態と同様、映像信号の
個数に対応したフレームメモリ24を処理部25に設
け、スイッチ26を介して外部からの映像信号(R)
(L)を1フレーム毎に交互にまず抽出処理回路10に
出力して抽出処理を行った後、誤差拡散処理回路9に出
力して2値化し、、次いで合成処理回路11で2値スト
ライプ映像信号に変換している。
【0061】すなわち、本第5の実施の形態において
は、視差を有し且つ同期した映像信号(R)、(L)が
映像入力端子群1を介してフレームメモリ24に入力さ
れる。そして、フレームメモリ24に入力された映像信
号(R)、(L)の情報はスイッチ26を介して表示速
度の2倍の速度で交互に1フレームずつ読み出されて抽
出処理回路10に伝送される。そして抽出処理回路10
ではストライプ画像に使用される特定映像信号(R)、
(L)が抽出され、且つ横方向に1/2に圧縮され、誤
差拡散処理回路9に順次伝送される。そして上述した手
法により0からpまでの階調を有する特定映像信号に対
して誤差拡散処理を行いLCD5上の各画素に対する信
号毎に2値化した特定2値映像信号を順次出力する。
【0062】次いで、該誤差拡散処理回路9により2値
化された特定2値映像信号(R)、(L)は合成処理回
路11に順次伝送され、夫々の縦1ラインを夫々交互に
配設し、1画面中に左右の視差を有した画像が交互る並
んだ2値ストライプ映像信号を得る。
【0063】そして、合成処理回路11で形成された2
値ストライプ映像信号はLCD5の表示フレームレート
でLCD駆動回路4に送られ、LCD5を駆動させる。
【0064】このように本第5の実施の形態によれば、
映像処理部25にフレームメモリ24を設け、外部から
の映像信号(R)(L)を1フレーム毎に交互に抽出処
理回路10に出力するように構成したので、第3及び第
4の実施の形態に比べ誤差拡散処理回路9及び抽出処理
回路10を映像信号の個数だけ設ける必要がなくなり、
回路コストの節減を図ることができる。
【0065】また、本第5の実施の形態によれば、抽出
処理回路10で画像を圧縮した後誤差拡散処理回路9で
誤差拡散処理を行うので、上記第2の実施の形態に比
べ、誤差拡散処理を行う画素数が減少しており、誤差拡
散処理に要する時間を短縮することができる。
【0066】また、本実施の形態例においてもレンチキ
ュラー方式の適用を行うことができるのは言うまでもな
く、また表示部3がLCD5を有する場合について説明
したため、フレームメモリ24からの読み出し速度を表
示速度の2倍として説明したが、第2の実施の形態と同
様、プリンタ等の静止画像を扱う場合は斯かる処置を施
す必要がなく、読み出し時の負担が軽減される。
【0067】また、本第5の実施の形態のように、フレ
ームメモリ24を映像処理部2内部に設けた場合はLC
D5上で擬似階調を得るための手段としてディザ法等の
面積階調手段を用いることも可能である。
【0068】さらに、本第5の実施の形態においても第
1の実施の形態と同様、n個(n≧3)の視点数を有す
る場合についても同様に適用できのはいうまでもない。
【0069】また、上記各実施の形態では外部からの映
像入力信号がLCD5等での表示を行うための信号と同
一であるとして説明したが、映像入力信号とLCD5等
で表示を行う信号とが異なる場合は映像入力信号をLC
D5等における表示信号に変換する変換回路を設けるこ
とにより階調表現可能な所望の立体画像を得ることがで
きる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1乃至請求項
10記載の発明によれば、あたかも階調を有したかのよ
うな立体画像を表示することができる。
【0071】また、請求項3及び請求項4記載の発明に
よれば、擬似階調処理を行う画素数を減少させることが
でき、擬似階調処理に要する時間を短縮することができ
る。特に、請求項3記載の発明によれば、擬似階調処理
の領域を狭めることも可能であり、処理速度の向上を図
ることができる。
【0072】また、請求項5記載の発明によれば、回路
構成を簡略化することが可能となり、回路コストの節減
を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体画像表示装置の一実施の形態
(第1の実施の形態)を示す全体構成図である。
【図2】第1の実施の形態における誤差拡散処理回路の
処理内容を説明するための図である。
【図3】第1の実施の形態における抽出処理回路と合成
処理回路の処理内容を説明するための図である。
【図4】第1の実施の形態の第1の変形例を示す全体構
成図である。
【図5】第1の実施の形態の第2の変形例を示す全体構
成図である。
【図6】上記第2の変形例の要部詳細を示す図である。
【図7】第2の実施の形態を示す全体構成図である。
【図8】第3の実施の形態を示す全体構成図である。
【図9】第3の実施の形態における誤差拡散処理回路の
処理内容を説明するための図である。
【図10】第4の実施の形態を示す全体構成図である。
【図11】第4の実施の形態における誤差拡散処理回路
の処理内容を説明するための図である。
【図12】第5の実施の形態を示す全体構成図である。
【図13】第1の従来技術としてのレンチキュラー方式
の立体画像表示原理を示した図である。
【図14】第2の従来技術としてのパララックス・バリ
ア方式の立体画像表示原理を示した図である。
【符号の説明】
2 映像処理部 5 LCD 8 パララックス・バリア 9 誤差拡散処理回路 10 抽出処理回路 11 合成処理回路 16 レンチキュラーレンズシート 17 プリンタヘッド 20 パララックス・バリア 24 フレームメモリ 30 視点位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森島 英樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 須藤 敏行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の視差画像情報をストライプ画像信
    号に変換する画像処理手段と、該画像処理手段の処理結
    果に基づいてストライプ画像を出力すると共に該ストラ
    イプ画像を出力する画素毎に2値の階調制御を行う画像
    出力手段と、該画像出力手段から出力されたストライプ
    画像を所定の視点位置に導く光学手段とを備えた立体画
    像表示装置において、 前記画像処理手段が、前記複数の視差画像情報に擬似階
    調処理を施す擬似階調処理手段を備えていることを特徴
    とする立体画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記擬似階調処理手段が、前記複数の視
    差画像情報に対して階調制御を施して2値視差画像情報
    に変換すると共に、前記画像処理手段が、前記擬似階調
    処理手段に加えて、該擬似階調処理手段により階調制御
    が施された2値視差画像情報から前記ストライプ画像に
    使用される特定2値視差画像情報を抽出する抽出手段
    と、該抽出された特定2値視差画像情報を2値ストライ
    プ画像情報に変換する合成手段とを有していることを特
    徴とする請求項1記載の立体画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段が、前記擬似階調処理
    手段に加えて、前記複数の視差画像情報から前記ストラ
    イプ画像に使用される特定視差画像情報を抽出する抽出
    手段と、前記特定視差画像情報について2値ストライプ
    画像情報に変換する合成手段とを有し、前記擬似階調処
    理手段が、前記抽出手段と前記合成手段との間に介装さ
    れて前記抽出手段により抽出された前記特定視差画像情
    報に対し階調制御を施し特定2値視差画像情報に変換す
    ることを特徴とする請求項1記載の立体画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段が、前記擬似階調処理
    手段に加えて、前記複数の視差画像情報の中から前記ス
    トライプ画像に使用される特定視差画像情報を抽出する
    抽出手段と、該抽出手段により抽出された特定視差画像
    情報をストライプ画像情報に変換する合成手段とを有
    し、前記擬似階調処理手段が、前記合成手段により得ら
    れたストライプ画像情報に対して階調制御を施し2値ス
    トライプ画像情報に変換することを特徴とする請求項1
    記載の立体画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の視差画像情報を記憶する記憶
    手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    4のいずれかに記載の立体画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記光学手段は、レンチキュラーレンズ
    シートで構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の立体画像表示装置。
  7. 【請求項7】 前記光学手段は、遮光部と開口部とを有
    するパララックス・バリアで構成されていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の立体画
    像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記パララックス・バリアは、前記遮光
    部と前記開口部とが反転制御可能とされていることを特
    徴とする請求項7記載の立体画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記画像出力手段は強誘電液晶表示装置
    で構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項
    8のいずれかに記載の立体画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記画像出力手段はプリンタヘッドで
    構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項8
    のいずれかに記載の立体画像表示装置。
JP7278289A 1995-10-03 1995-10-03 立体画像表示装置 Pending JPH09102968A (ja)

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