JPH11501064A - 電気的に伝導性の流動体または半流動体材料 - Google Patents

電気的に伝導性の流動体または半流動体材料

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JPH11501064A
JPH11501064A JP8526049A JP52604996A JPH11501064A JP H11501064 A JPH11501064 A JP H11501064A JP 8526049 A JP8526049 A JP 8526049A JP 52604996 A JP52604996 A JP 52604996A JP H11501064 A JPH11501064 A JP H11501064A
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テュニー、ジル
シニガグリア、ジャン−クロード
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ルノディン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は表面被覆用、特に輻射熱暖房用の電気的に伝導性の流動体又は半流動体材料に関する。該材料は、特徴的方法において、表面被覆用結合剤において、以下を含む。複酸化物または複酸化物の混合物を基とする粉末で被覆されたフレーク状の無機媒質から構成された導電性充填剤の20重量%〜80重量、該複酸化物(類)は下記の一般式Ax1-x(5-x)1/2を満たし、ここで、0<x<1、AはIVA族の化学元素:Ge、Sn、Pbから選ばれ、BはVA族の化学元素:As、Sb及びBiから選ばれる。本発明はまたこのような電気的に伝導性の流動体又は半流動体材料の製造のための該導電性充填剤の使用、及び該流動体又は半流動体材料を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 電気的に伝導性の流動体又は半流動体材料 本発明は、表面被覆用流動体又は半流動体材料、及び結合剤に関し、該材料は 電気的に伝導性であり、特に輻射熱暖房に適している。 本発明の技術分野は、例えば、塗料、ワニス、ラッカー、厚い被覆、下塗りの ような表面被覆用組成物の分野である。 本発明の主たる用途は温度差を造り出す物質を得ることである。このような物 質は輻射熱暖房用の輻射パネルを得るために支持体に適用され、かつ抵抗加熱を 用いさせる電気的加熱システムとしてに特に使用される。 ブリガリアン著者保証書BG15934は、部屋及び/又は加熱されるべき構 内の壁のような絶縁表面上に塗料又はペーストの形で塗装される電気的抵抗材料 を開示している。該材料は輻射熱暖房として用いられ、該材料は下記を含む。 ・黒色又は鋼灰色黒鉛100重量部; ・不活性充填剤材料0〜50重量部; ・ファイヤーブラック(fireblack)ワニス75〜150重量部;及び ・コアシリン(coresiline)60〜120重量部 該材料は、低い温度の建物を非常に広い熱交換領域をもって加熱されることを 可能とする利点を有するので、小さな過熱帯からスターとして建物中の空気を用 いて熱を運ばせるセントラルヒーティング系の伝統的システムよりも低いエネル ギー消費を有する。 該材料は黒色又は鋼灰色黒鉛及び結合剤としてのファイヤーブラックワニスを 用いることの欠点から被害を被る。黒色又は鋼灰色黒鉛及びファイヤーブラック ワニスから製造された加熱器素子は必要な電気的パラメータを要求するために機 械的な処理を要求する。ファイヤーブラックワニスは比較的低い機械的強度を有 し、非常にはやくひびが入るので、一度に破壊し、使用できなくなる。 また、無定型黒鉛、ポリ酢酸ビニル、変性アルコール及びコアシリンから構成 された希釈剤を含む輻射熱暖房用の電気的抵抗材料が、1986年10月30日 に出願されたフランス国特許出願FR−A−2593185号により知られてい る。 該材料は、高い機械的強度を示すという利点を有するが、また欠点を有する。 例えば、黒鉛含有塗料の測定された抵抗は高いので、このような被覆の端末に適 用することができる電圧が約50ボルトである場合ですら、非常に低い電流のみ が通過することができるということの意味である。 塗料はまた小さい重量%(一般に約3%)の導電性充填剤を含有して売られて いる。このような充填剤は、塗料を静電にすることにより、塗料の応用の改良を 目的として該塗料に組み込まれている。塗料の含有する充填剤を低濃度にすると 、このような塗料は電気的に伝導性ではなくなる。 本発明の目的は、上記BG及びFR文献に記載されたと同じ型の流動体又は半 流動体材料を提供することであり、上述した欠点を排除し、対応する被覆の電気 抵抗を減少させ、このような被覆の端末に適用されるために要求される電圧を比 較的低くして、十分に高い電流を得ることを目的とする。 本発明によれば、下記を含有する流動体又は半流動体材料の実際によって達成 される。 表面被覆結合剤中、20重量%〜80重量%を占める導電性充填剤であって、 該充填剤は複酸化物または複酸化物の混合物を基とする粉末で被覆されたフレー ク状の無機媒質から構成され、該複酸化物類は下記の一般式を満たす。 Ax1-x(5-x)1/2 ここで、 ・0<x<1 ・AはIVA族の化学元素:Ge、Sn、Pbから選ばれ、 ・BはVA族の化学元素:As、Sb、Biから選ばれ、及び ・Oは酸素を表わす。 かくして、本発明は、表面を被覆するための、殊に輻射熱暖房に適した電気的 に導電性の流動体又は半流動体材料を供給する。本発明は主にこのような暖房を 引用して述べられる。しかしながら、当業者であれば、現在特許請求されるよう な上記流動体又は半流動体材料がその他の応用を有するということは以下の記載 を読むことにより容易に理解されるであろう。殊に、該材料は下記の目的のため に用いられ得る。 ・壁から湿気を消失させるため; ・表面に電流を存在させることによる殺虫剤的性質用; ・容器内である液体又は食物の温度を維持すること;及び ・単に電気導体(例えば、光源に接続された電線のように)として 特徴的方法において、該材料は結合剤として特殊な充填剤を20重量%〜80 重量%含有する。 該充填剤は期待された結果を得るため充分な量(≧20%)存在されなければ ならず、そのような充填剤を分散して得られる材料は電気的に伝導性である。該 充填剤は過剰(≦80%)に存在してはならない。さもないと、該材料はあまり に粘稠になり、殊にその表面への応用として困難性を引起こす。 該充填剤は電気的に伝導性の無機充填剤である。より正確には、該充填剤は下 記一般式を満たす複酸化物または複酸化物の混合物を基とする粉末で被覆された フレーク状の無機媒質を含有する。 Ax1-x(5-x)1/2 ここで、A、B、O及びは上記に規定したのと同じである。 は0に等しいことはない。その理由は、一般式B25を有する化合物はあま りに導電性すぎて、充分な抵抗を持たず、本発明の意味において有用であるジュ ール効果によるエネルギーを充分に放出しないからである。また、は1に等し いことはない。その理由は、一般式AO2を有する化合物は電気的に伝導性でな いからである。 Aは化学元素の(メンデレフ)の周期率表のIVA族の化学元素:Ge、sn 、Pbから選ばれ、Bは前記周期率表のVA族の化学元素:As、Sb、Biか ら選ばれることがこの点において思い出される。 かくして、本発明の材料に用いられる特殊な充填剤としてのフレーク状の無機 媒質は、下記複酸化物の一種、 GexAs1-x(5-x)1/2 GexSb1-x(5-x)1/2 GexBi1-x(5-x)1/2 SnxAs1-x(5-x)1/2 SnxSb1-x(5-x)1/2 SnxBi1-x(5-x)1/2 PbxAs1-x(5-x)1/2 PbxSb1-x(5-x)1/2 PbxBi1-x(5-x)1/2 (0<x<1) 又は該複酸化物の混合物を基とする粉末で被覆され得る。 有利には、上記一般式において、 0.15≦x≦0.85 すなわち、有利には、比A/Bは15/85〜85/15の範囲内にある。 有利には、下記の複酸化物が用いられる。 SnxSb1-x(5-x)1/2 0<x<1、好ましくは0.15≦x≦0.85 該被覆粉末は、任意に、上記特定の複酸化物に加えて、殊にシリカ(SiO2 )及び二酸化チタン(TiO2)から選択された少なくとも一種の非導電性酸化 物を含むことができる。このような酸化物(それら自身で又は混合物の形で)の 使用は、第一には導電性充填剤のサイズを増加することを可能にし、また第二に は該酸化物を含有する流体材料の電気的抵抗を減少することを可能にする。通常 、該酸化物は限定された量が用いられる。該非導電性酸化物は被覆材の重量の2 5%以上を構成することはできない。 該導電性複酸化物は、少なくとも一種の非導電性酸化物を含有していようと含 有していなかろうとにかかわらず、フレーク状の無機媒質を被覆する。このよう な媒質は、特に、天然フィロ珪酸塩の粒子又は黒鉛構造を有する材料の粒子から なっていても良い。 特に、滑石(一般式Mg3Si410(OH)2の)、雲母(一般式KMg3Al Si310(OH)2の金雲母、一般式NaAl2Si3AlO10(OH)2のソー ダ(曹達)雲母、一般式KAl2Si3AlO10(OH)2の白雲母)、 葉ロウ(臘)石(一般式Al2Si410(OH)2の)、炭素又は窒化硼素(B N)の粒子を用いることが可能である。 本発明の好ましい変形において、特許請求された材料は、一般式SnxSb1-x (5-x)1/2、0<x<1、及び好ましくは0.15≦x≦0.85を有する複酸 化物を基とする粉末で被覆された滑石又は雲母の粒子からなる導電性充填剤を含 む。 該導電性充填剤の無機コアは約30重量%〜70重量%を占めるということは 本明細書に記載される。一般に、本発明の流動体又は半流動体材料中に含有され る導電性充填剤は小さな寸法のものである。特に、該材料が安定であり、該材料 の用途に適合する粘度を有するということが適切である。このような理由で、該 充填剤は通常15μmに等しいかそれ未満の径を有する。 該充填剤を得るためには従来の方法が用いられる。特に、該充填剤は以下の方 法で製造され得る。 ・噴霧による:無機媒質の粒子を含有する酸化物の溶液が加熱空気の流れ中に 噴射される。 ・結晶化による:無機媒質の粒子を含有する酸化物の溶液が結晶化のため冷却 される;次いで該結晶は粉砕される。 本発明の流動体又は半流動体材料を製造するために、該充填剤は単に結合剤中 に均質混合される。該充填剤は該結合材に分散される。分散液は非常に低い剪断 速度でブレンドすることを包含する。ブレンド中、粉末(塗料)が導電性充填剤 の媒体から分離することを避けることが重要である。 用いられた結合剤は、塗料、ワニス、ラッカー、被覆用増粘剤のような従来技 術で用いられた種類の慣用の結合剤である。 有利には、非芳香族溶剤に溶解し、臭気のほとんどないフィルム形成性ワニス である、(スチレン−ブタジエン共重合体を基とする)プリオライト(Pliolite) 系のワニスが用いられる。水相又は溶剤中で重合体を基とする多くの他の結合剤 を用いることができ、殊に、アクリル、塩素化又は環化ゴム溶剤及びビニル、ア クリル、スチレン−アクリル系などのエマルジョンである。特に、本発明におい ては、水相(ラテックス)で臭気のない塗料中で導電性充填剤を使用することが 可能である。 該結合剤を製造に用いられた溶剤は慣用のもの(水、脂肪族溶剤)である。 また、該結合剤は、例えば、特に、沈殿又は沈降防止剤、増粘剤、湿潤剤など のような、通常の添加剤を含有することができることを述べる。このような添加 剤は当業者において知られているものである。したがって、本発明の流動体又は の名で市販されている添加剤を含むことができる。 本発明の該流動体又は半流動体材料は種々の利点を示す。該材料は、殊に、1 2V〜220Vの範囲で端末に電圧を適用しながら低いアンペア数での使用に適 した抵抗を得ることを可能にする。該材料が低い電圧(12V〜24V)で操作 することができるということは特に有利である。 該材料は広い領域にも狭い領域にも同様に使用されるので、均質で快適な部屋 暖房を提供することを可能にする。該材料は、塗料ばけ、塗装ガン、平ブラシ、 へら又は塗装機械で、通常の塗装のように塗装することだけでコンクリート、大 理石のスラブのような種々の電気的に不活性(絶縁性)な物質に塗布することが できる。 さらに加えて、本発明の材料により被覆された領域の幅及び長さを変えること により所望の電力(温度)を得ることが可能である。該電力を調整するために、 被覆された領域及び端末での電圧の2つのパラメーターが利用可能である。 その第1の側面において、それ故、本発明は上述した電気的に伝導性の流動体 又は半流動体材料を提供することである。特徴的な方法で該材料は上述した導電 性充填剤を含有する。該材料を製造するための該充填材料の使用は本発明の第2 の側面を構成する。 該充填剤のいくつかは従来技術において既に用いられているものであるとして も、導電性である材料を生成するために十分な質において該充填剤は決して使用 されていないのである。 その第3の側面において、本発明は上述した電気的に伝導性の流動体又は半流 動体材料の使用方法を提供することである。該方法は以下の工程を包含する。 ・基体上に少なくとも2つの電圧印加手段を設定する工程であって、該手段は 長さ及び距離で間隔を置いて離されており、該パラメーター及びは目的 とする電力の関数として選択される工程;及び ・該電圧印加手段の間に該流動体又は半流動体材料の層を適用する工程であっ て、電圧がそこに印加された時該層が電気を伝導するようにする工程 従来の方法に用いられた電圧印加手段は、銅、銀、アルミニウムなどののりつ きストリップ又は金属棒(例えば、銅棒)のように長く伸びた導電素子である。 電圧を印加するために、該手段は絶縁変圧器を経由して電力引出口に接続される 。有利には、室温温度調節器及び差動スイッチが該変圧器及び該手段の間の電気 回路に組込まれる。 電気的に伝導性の層は種々の形状に適用することができる。例えば、曲がりく ねった線に沿ってあるいは枠の形状に、長く伸びた形状に適用されても良く、そ れによって実質的に導線が再現され、又は該層は均質に適用されても良く、そう することによって、広い領域を被覆することができる。 どのような場合においても、該材料は該電圧印加手段の間に適用される。 当然、該材料は導電性でない基体上に塗布される。それ故、前もって基体を絶 縁性にするために基体を処理することが必要である。 最後に、本発明の方法は、電気的に伝導性の流動体又は半流動体材料の層を慣 用の塗料で被覆することあるいは“仕上”層を被覆することのいかなる方法をも 除去しない。 例をもって示す使用法の次ぎの記述を読むことによって、本発明はよりよく理 解され、かつ本発明の特徴及び利点は明らかにされるであろう。 引用は添付する図面でなされる。すなわち、 図1は、本発明の方法の実験的な装置の透視図であり、 図2は、部屋内に本発明の方法の第1の器具を示す断面透視図であり、 図3は、パネルの方法の第2の器具を示す断面立面図である。 引用はまず図1でなされる。基体1、例えば、積層材は、前もって塗布されて いる絶縁性の下塗り塗料9の層で被覆されて図1に示され、(本発明の手段にお ける導電性充填剤から)外方に熱を反射するために輻射粒子を含有している。 2つの電圧印加手段4及び5は、それ自身種々の電位差が適用される端末6及 び7に接続されており、基体1、より正確には絶縁層9上に設けられ、該手段は 変更できる距離により間隔を設けて離されている。 該電圧印加手段4及び5は、電気的に伝導性の材料8の層を横切って伸びる銅 棒である。 図2を引用すると、そこに示された部屋は2つの壁1及び2、及び床3をもっ ている。図1の態様と比較すると、導電体8は長く伸びた形状、より詳しくは枠 形状に設けられていることが観察されるべきである。その電圧印加手段4及び5 は、本発明の導電材料8の層を概略的に示す銅棒、有利には導電性コードから構 成されている。 別法として、従来型の電気抵抗、例えば、千鳥形に配列されるように導電体層 8は曲がりくねった線に適用されてもよい。 好ましくは、輻射粒子を含有する装飾的仕上層は導電素子の配置を隠すように 塗装される。 最後に図3を引用すると、そこに示されたパネルは均質なやり方で塗装された 2つの電気的に伝導性の層8´を有し、2対の電圧印加手段4及び5の間に2つ のそれぞれ広い領域を被覆するようになっており、該電圧印加手段は交互的であ って、平行に接続されている。 この配置は部屋において得られた温度を増大することを可能にする。 添付図面を引用して上述した3つの態様は、例えば、AC電源の端末にかける 電圧を変化させることによって得られた温度を適性にすることを可能にする。 最後に、本発明の第1の側面は次ぎの例により説明される。 電気的に伝導性の流動体材料は次ぎの構成成分から製造される。 結合剤:ワニス(V)は下記を含有する。 重合体)、及び 300重量部のホワイトスピリット(少なくとも5重量%の芳香族を含有する 脂肪族溶剤) 導電性充填剤(C.F.):商業的に入手することができる物質が用いられる ル社から販売された粒子を使用することもまた可能である。 MINATECR 31 CMは、一般式Sn0.85Sb0.152.075を満足する スズ及びアンチモンの複酸化物で被覆された雲母粒子を含有する。該雲母は該粒 子約59重量%及び該複酸化物約41重量%を構成する。該粒子は、抵抗率10 0Ω.cm未満で、不透明であり、15μmより小さいサイズである。その密度 は約3.6g/cm3である。 リカ(SiO2)及び二酸化チタン(TiO2)で被覆された雲母粒子を含有する 。該雲母は該粒子約41重量%、該複酸化物約43重量%、該シリカ約4重量% 及び該二酸化チタン約12重量%を構成する。該粒子は、抵抗率150Ω.cm 未満を有し、透明であり、15μmより小さいサイズである。その密度は約3. 6g/cm3である。 添加剤 湿潤剤:ランバート・リビエール社販売の大豆レシチン(soya lecithin) 下記の組成及び特性を有する該成分要素を混合して、本発明の電気的に伝導性 の流動体材料を得る。 その結果、該材料は以下の技術的特性を有する。 乾燥抽出物重量 56.08 乾燥抽出物容積 26.81 該材料1リットル当たり200μmの厚さを有する湿り層として約3m2の被 覆をすることが可能である。 メラミン樹脂塗装木材(図1参照)の基体上に設けられた領域Sの導電性層と して下記の結果が得られた。種々の電位差(U)が種々の距離()の間隔を置 いて離された粘着性金属テープの2つの端末に印加され、該導電層との接触が保 持された。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1997年3月11日 【補正内容】 請求の範囲 1/ 表面を被覆するためのものであって、特に輻射熱暖房に適した、電気的に 伝導性の流動体又は半流動体材料において、該材料は、表面被覆用結合剤中に、 複酸化物または複酸化物の混合物を基とする粉末で被覆されたフレーク状の無機 媒質から構成された導電性充填剤の20重量%〜80重量%を含有し、該複酸化 物(類)は下記の一般式を満たすことを特徴とする電気的に伝導性の流動体又は 半流動体材料。 Ax1-x(5-x)1/2 ここで、 ・0<x<1 ・AはIVA族の化学元素:Ge、Sn、Pbから選ばれ、 ・BはVA族の化学元素:As、Sb、Biから選ばれ、及び ・Oは酸素を表わす。 2/ 該充填剤が、15μmに等しいかそれ未満のサイズの粒子であることを特 徴とする請求項1に記載の流動体又は半流動体材料。 3/ 該フレーク状の無機媒質が、滑石、金雲母、ソーダ(曹達)雲母、白雲母 葉ロウ(臘)石のような天然フィロ珪酸塩の粒子、又は炭素又は窒化硼素のよう な黒鉛構造を有する材料の粒子からなることを特徴とする請求項1又は2に記載 の流動体又は半流動体材料。 4/ 複酸化物(類)に関する一般式において、0.15≦x≦0.85を含む ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の流動体又は半流動体材 料。 5/ 該被覆用粉末が、複酸化物の一種のみあるいは複酸化物の混合物を含み、 さらにシリカ及び二酸化チタンから選択された少なくとも一種の非導電性酸化物 を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の流動体又は半流 動体材料。 6/ 該導電性充填剤が、下記一般式を有する複酸化物を基とする粉末で被覆さ れた滑石又は雲母の粒子を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項 に記載の流動体又は半流動体材料。 SnxSb1-x(5-x)1/2 ここで、 0<x<1、及び有利には0.15≦x≦0.85である。 7/ 表面被覆に電圧が印加されると、該表面被覆は熱を発散するように設計さ れている、塗料、ワニス、ラッカー、下塗り系の表面被覆としての、請求項1乃 至6のいずれか1項に記載の流動体又は半流動体材料の使用。 8/ 熱発散塗料として請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流動体又は半流 動体材料を用いる、請求項7に記載の使用。 9/ 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流動体又は半流動体材料を使用す る方法において、下記工程、すなわち、 ・基体(1)上に少なくとも2つの電圧印加手段(4、5)を設定する工程で あって、該電圧印加手段は長さ及び距離に間隔を置いて離されており、該パ ラメーター及びは目的とする電力の関数として選択される工程;及び ・該電圧印加手段(4、6)の間に該流動体又は半流動体材料の層(8、8´ )を適用する工程であって、電圧がそこに印加された時該層(8、8´)は電気 を導通することによって熱を発散するようにする工程、 を包含することを特徴とする上記方法。 10/ 該層(8、8´)が、曲がりくねった線の形にあるいは枠(8)の形に 、長く伸びた形状、例えば、曲がりくねった線の形あるいは枠(8)の形に適用 され、それによって実質的に導線が再現され、又は均質なやり方(8´)に適用 され、そうすることによって、該電圧印加手段(2、3)の間に広い領域を被覆 することを特徴とする請求項9に記載の方法。 11/ さらに、該基体(1)上に絶縁層を適用する前工程を包含することを特 徴とする請求項9又は10に記載の方法。 12/ 該電圧印加手段(4、5)が、銅、銀、アルミニウムなどを含むのりつ きテープ又は金属棒のように長く伸びた導電素子から構成されることを特徴とす る請求項9乃至11のいずれか1項に記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1/ 表面を被覆するためのものであって、複酸化物または複酸化物の混合物を 基とする粉末で被覆されたフレーク状の無機媒質から構成された導電性充填剤を 含有する表面被覆用結合剤を包含する電気的に伝導性の流動体又は半流動体材料 において、該充填剤は該導電性材料の20重量%〜80重量%を含有し、特に輻 射熱暖房に適し、また該複酸化物は下記の一般式を満たすことを特徴とする流動 体又は半流動体材料。 Ax1-x(5-x)1/2 ここで、 ・0<x<1 ・AはIVA族の化学元素:Ge、Sn、Pbから選ばれ、 ・BはVA族の化学元素:As、Sb、Biから選ばれ、及び ・Oは酸素を表わす。 2/ 該充填剤が、15μmに等しいかそれ未満のサイズの粒子であることを特 徴とする請求項1に記載の流動体又は半流動体材料。 3/ 該フレーク状の無機媒質が、滑石、金雲母、ソーダ(曹達)雲母、白雲母 葉ロウ(臘)石のような天然フィロ珪酸塩の粒子、又は炭素又は窒化硼素のよう な黒鉛構造を有する材料の粒子からなることを特徴とする請求項1又は2に記載 の流動体又は半流動体材料。 4/ 複酸化物(類)に関する一般式において、0.15≦x≦0.85を含む ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の流動体又は半流動体材 料。 5/ 該被覆用粉末が、複酸化物の一種のみあるいは複酸化物の混合物を含み、 さらにシリカ及び二酸化チタンから選択された少なくとも一種の非導電性酸化物 を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の流動体又は半流 動体材料。 6/ 該導電性充填剤が、下記一般式を有する複酸化物を基とする粉末で被覆さ れた滑石又は雲母の粒子を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項 に記載の流動体又は半流動体材料。 SnxSb1-x(5-x)1/2 ここで、 0<x<1、及び有利には0.15≦x≦0.85である。 7/ 複酸化物または複酸化物の混合物を基とする粉末で被覆されたフレーク状 の無機媒質を含有する導電性充填剤の使用において、該複酸化物(類)が下記の 一般式を満たし、塗料、ワニス、ラッカー、種々の被覆、下塗りなどとして有用 な電気的に伝導性の流動体又は半流動体材料を製造するためのものであり、それ により構成された導電層に電圧を印加することにより所望の電流を流すことがで きる、特に輻射熱暖房用としての導電性充填剤の使用。 Ax1-x(5-x)1/2 ここで、 0<x<1、及び有利には0.15≦x≦0.85であり、AはIVA族の化 学元素:Ge、Sn、Pbから選ばれ、BはVA族の化学元素:As、Sb、B iから選ばれ、及びOは酸素を表わす。 8/ 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の流動体又は半流動体材料を使用す る方法において、下記工程、すなわち、 ・基体(1)上に少なくとも2つの電圧印加手段(4、5)を設定する工程で あって、該電圧印加手段は長さ及び距離に間隔を置いて離されており、該パ ラメーター及びは目的とする電力の関数として選択される工程;及び ・該電圧印加手段の間に該流動体又は半流動体材料の層(8、8´)を適用す る工程であって、電圧がそこに印加された時該層(8、8´)が電気を伝導する ようにする工程、 を包含することを特徴とする上記方法。 9/ 該層(8、8´)が、曲がりくねった線の形にあるいは枠(8)の形に、 長く伸びた形状、例えば、曲がりくねった線の形あるいは枠(8)の形に適用さ れ、それによって実質的に導線が再現され、又は均質なやり方(8´)に適用さ れ、そうすることによって、該電圧印加手段(2、3)の間に広い領域を被覆す ることを特徴とする請求項8に記載の方法。 10/ さらに、該基体(1)上に絶縁層を適用する前工程を包含することを特 徴とする請求項8又は9に記載の方法。 11/ 該電圧印加手段(4、5)が、銅、銀、アルミニウムなどを含むのりつ きテープ又は金属棒のように長く伸びた導電素子から構成されることを特徴とす る請求項8乃至10のいずれか1項に記載の方法。
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