JPH11500572A - 電極構造体、この電極構造体から作られる電気化学機器およびこの電気化学機器の製作方法 - Google Patents

電極構造体、この電極構造体から作られる電気化学機器およびこの電気化学機器の製作方法

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JPH11500572A
JPH11500572A JP8525327A JP52532796A JPH11500572A JP H11500572 A JPH11500572 A JP H11500572A JP 8525327 A JP8525327 A JP 8525327A JP 52532796 A JP52532796 A JP 52532796A JP H11500572 A JPH11500572 A JP H11500572A
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シーモンセン、シュヴェン
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Abstract

(57)【要約】 バッテリ、蓄電池または類似の電気化学機器のセルのための電極構造体(10)は、互いに所定の間隔をおいて保持された少なくとも1個のマイナスの電極(11,12)と少なくとも1個のプラスの電極(12,11)を備えている。両電極(11,12)はそれぞれ1つの同一の三次元的な格子状構造体を有し、同じ間隔をおいてすべての空間方向に互いに入り組んで配置されている。このような電極構造体は、容積と重量が比較的に小さく、出力が大きいと共に、大きな蓄電容量に対する今日の要求を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】 電極構造体、この電極構造体から作られる電気化学機器およびこの電気化学機 器の製作方法 本発明は、請求項1の上位概念に記載の、バッテリ、蓄電池等のような電気化 学機器のためのの電極構造体と、請求項15の上位概念に記載の、このような電 極構造体からなる電気化学機器と、請求項20の上位概念に記載の、電気化学機 器を製作するための方法に関する。 従来の鉛蓄電池の場合には例えば、互いに対向する少なくとも2個の板状の電 極が設けられている。この電極はPbO2ゲルによって被覆されているかあるい は2枚の鉛板の形に形成されている。この鉛板の一方の板表面はプランテ式被覆 を行った後でPbO2に変換される。この両方の場合、電極の反応面積は板表面 積に一致し、従ってその大きさが制限される。従来の鉛蓄電池は更に、電極の板 状形成に基づいて、機械的安定性が制限される。PbO2ゲル型蓄電池は大きな 電流を供給するがしかし、寿命が短い。これに対して、プランテ式被覆物を備え た定置式蓄電池は長い寿命を有するがしかし、大きな電流を供給することができ ない。というのは、全体の電極と比べて反応表面層が狭いからである。従って、 この電極は出力に対して比較的に大きな容積を有し、重量が比較的に重い。 この理由から、電極の表面積を拡大する試みが数多く行われた。これは例えば ドイツ連邦共和国特許出願公開第4201420号公報、同第2639881号 公報およびドイツ連邦共和国特許第146063号公報から明らかである。これ らのすべての場合、一部が構造的および製作技術的に複雑な手段によって表面積 が増大するがしかし、機械的安定性が制限されるという欠点が依存として存在し 、出力と比べて容積と重量が比較的に大きい。そこで、本発明の課題は、容積と 重量が比較的に小さく、大きな蓄電能力に対する要求を満足し、その際大きな出 力が得られるように、冒頭に述べた種類の、バッテリ、蓄電池または類似の電気 化学機器のセルのための電極構造体と、このような電極構造体で作られた電気化 学機器を提供することである。更に、加工コストや価格コストが比較的にかから な い、このような電気化学機器の製作方法を提供すべきである。 この課題を解決するために、上記の種類の電極構造体またはこのような電極構 造体を用いた上記種類の電気化学機器あるいはこのような電気化学機器の製作方 法において、請求項1または請求項15あるいは請求項20に記載した特徴が用 いられる。 本発明による手段によって、電極は容積に比べて表面積が大きな立体的な物体 として形成される。その際、非常に小さな支持体部分を除いて、両電極の容積全 体が電気化学的な反応に寄与する材料から作られる限り、立体的な物体の容積を 小さくすることができる。両電極は、その間隔が非常に小さくなるように、立体 的に互いに入り組んでいる。それによって、多数のセル状の反応室が生じ、この 反応室内で電気化学的反応が行われる。 本発明の好ましい実施形による請求項2記載の特徴によって、セル状の多数の 反応室がそれぞれ同じ大きさとなり、あらゆる個所または範囲において両電極の 立体的な物体の間隔がほぼ同じ大きさとなる。これにより、電極構造体の全体空 間内で、何らかの優先方向を生じないで、均一な反応が生じる。これは、電気化 学機器の全体空間が両電極を均一に収容し、同一部分となることに基づいている 。従って、空間のあらゆる断面で、両電極切断面積は同じ大きさである。 他の有利な実施形は請求項3記載の特徴を有する。これは、立体的な物体が繰 り返される幾何学的形状を有し、この形状が結合個所とこの結合個所から突出す る4つのウェブによって形成されることを意味する。このウェブはそれぞれ、他 方のウェブに対して同じ角度をなしている。請求項4記載の特徴を有する変形で は、一つの結合個所から出発して、そのウェブ上にあらゆる方向に他の結合個所 が載り、他の結合個所のウェブが第1の結合個所のウェブの延長部を形成する。 これにより、完全に規則正しい立体的な格子構造の物体が得られる。この物体は 、その中間室内に同じ種類の他の物体を挿入できるように形成されている。挿入 された物体(第2の電極)は第1の物体(第1の電極)にどの個所でも接触して いない。両物体の交叉するウェブの間隔は常に、同じ許容誤差内にある。 ウェブ状の要素部分の横断面は請求項5に従って、全長にわたって同じ横断面 積または同じでない横断面積を有する。この場合、電極構造体の製作方法に応じ て、および製作コストと製品要求に応じて、同じ横断面積または同じでない横断 面積を用いると有利である。 請求項6記載の特徴は、電極構造体の構造の一例を示している。少なくとも所 定の大きさのこのような電気化学機器にとって有利な電極構造体の他の好ましい 形状は、請求項7に記載されている。これにより、ほとんど任意の立体形状の装 置を製作可能である。好ましい他の実施形は請求項8〜11の1つまたは複数の 特徴によって生じる。 達成すべき機械的強度または許容重量に応じて、材料の問題は請求項12記載 の特徴または請求項13記載の特徴によって解決される。 ほとんどの場合、蓄電池または電気化学機器は、電気的に接続された複数のセ ルからなっている。これを非常に簡単に達成できるようにするために、請求項1 4,15の一方または両方の特徴が用いられる。その際、先ず最初に、大きさが 供される単一セルの合計に一致する、上記の電極構造体の形状内に2個の電極を 設けることは非常に簡単である。そして、切断部、凹部によってまたは凹部など 設けないで両電極の立体的物体を任意の個所で分離し、複数の単一電極を生じる 。この場合、両全体電極の一方を分割するだけで充分である。その後、個々のセ ル内の電解液の分離も行うために、請求項16,17または18記載の特徴が用 いられる。その際、他の好ましい実施形は請求項19記載の特徴によって得られ る。この場合、全体の電気化学機器の中で単一セルの機械的な接続が行われる。 上記の電極構造体を使用してこのような電気化学機器を製作するために用いら れる請求項20〜25記載の1つまたは複数の特徴により、中実材料から両電極 の立体的な格子状物体を製作し、壁を挿入することによって間隔をおいて機械的 に保持することが簡単に可能である。それによって、両物体は空間内で互いに固 定される。従って、複数セル状の構造が簡単に得られる。 本発明の他の詳細は次の記載から明らかである。次に、図に示した実施の形態 に基づいて本発明を詳しく説明する。 図1は本発明の第1の実施の形態による電気化学機器のための電極構造体を示 す部分斜視図、 図1Aは図1の電極構造体の電極の格子要素を示す拡大斜視図、 図1Bは図1の部分拡大図、 図2は図1の矢印II方向に見た側面図であり、蓄電池が一点鎖線で概略的に 示してある。 図3は図1の矢印III方向に見た平面図、 図4は図1の矢印IV方向に見た、図2に対して90°ずらした側面図、 図5は本発明の第2の実施の形態による電気化学機器のための電極構造体の、 両電極が完全に分離されていない状態を示す部分斜視図、 図6は図5の矢印VI方向に見た側面図、 図7は図5の矢印VII方向に見た平面図、 図8は電気化学機器用電極構造体を製造するための、出発工作物としての直方 体状のブランクに図示した穿孔方法を示す図、 図9は本発明の第3の実施の形態の電極構造体の、図3と同様な部分平面図、 図10は第3の実施の形態の電極構造体の電極の格子要素を示す拡大斜視図、 図11,12はそれぞれ、第3の実施の形態による電気化学機器の電極構造体 の互いに垂直な側面から見た、図2と同様な部分側面図、 図13は本発明の第4の実施の形態の電気化学機器のための、長い直方体状の ブランクから作られた電極構造体の斜視図、そして 図14A,14B,14Cは第4の実施の形態の、図9,11,12に対応す る部分図である。 図に示した電極構造体は単一セル(個々のセル)または複数セルのバッテリ、 蓄電池またはその他の電気化学機器を形成するために役立つ。この電極構造体は 図には4つの実施の形態10または110または210または310が示してあ り、各々の電極11,12または111,112または211,212または3 11,312のためにそれぞれ同一の立体的物体の形をしている。その際、立体 的、すなわち三次元的な格子状の構造を有する電極11,12または111,1 12または211,212または311,312は、あらゆる範囲においてそれ ぞれほぼ等しい相互間隔、すなわち均一な相互間隔を有するように、互いに入り 組んでいる。図示した実施の形態の場合、両電極11,12または111,11 2または211,212または311,312がそれぞれ同一の構造を有するの で、それぞれ一方の電極11または12あるいは111または112あるいは2 11または212あるいは311または312に基づいて電極の構造を説明する だけで充分である。 図1〜4に示した電極構造体10の実施の形態の場合には、電極11(および 上記の電極12)は多数の格子要素15によって構成されている。この場合、図 1Aに示すように、各々の格子要素15はほぼV字状の2個の対をなした要素部 分16,17によって形成されている。この対をなした要素部分は互いに垂直な 平面内に設けられ、結合個所18で互いに連結されている。対をなしたV字状の 各要素部分16,17は同じ平面内にある、同一に形成されたウェブ状の2つの 要素部分19,20または21,22を備えている。この要素部分はそれぞれ、 結合個所18から出発して所定の角度αをなして離れるように延びている。格子 要素15は対称的な放射状の形のものと見なすことができる。格子要素の結合個 所18は立方体の中心であり、ウェブ状の要素部分19〜22は立法体の複数の 面の対角線上の角まで延びている。それによって、対をなした要素部分16,1 7のウェブ状の要素部分19〜22は結合個所18から出発してそれぞれその間 で同じ角をなし、同じ長さを有する。図示した実施の形態の場合には、ウェブ状 の要素部分19,20または21,22の横断面は正方形である。しかし、他の あらゆる任意の横断面、例えば円形または六角形の横断面とすることができる。 ウェブ状の要素部分19〜22の端部25はそれぞれ、他の格子要素15の隣接 するウェブ状の要素部分の端部に連結されているかあるいは一体となっているの で、(立体的な)三次元の格子状構造体が、上下におよび横に並べて配置された 多数の格子要素15から生じる。理解されるように、空間の3方向における格子 要素15の数の選択は電極構造体10の所望の外形寸法に依存する。上述のよう に、電極12は電極11と同じように形成されている。 本実施の形態において、電極構造体10のすべての空間方向における電極11 ,12の相互の入り組みは、先ず最初に電極11,12の個々の格子要素15を それぞれ三次元的に互いに入り組ませ、そしてそれぞれ同様に三次元的に入り組 んだ隣接する格子要素15に連結されることによって行われる。更に、電極構造 体10の組み立ては次のようにして行うこともできる。すなわち、先ず最初に、 電 極11または12を格子構造に組み立て、そして一列に接ぎ合わせたV字状の対 の要素部分16,17を別々に製作し、他方の電極構造体12,11を形成する ための縦列23と横列24として対の要素部分が一方の電極11または12の格 子構造に三次元的に通し、続いて互いに連結することによって行うことができる 。格子電極11,12を所定の間隔をおいて保持するために、例えば電極構造体 10の反対側の端部近くに、図2に例示的に示すように、電気絶縁性合成樹脂か らなる端板31,32が鋳造されている。この端板はウェブ21〜22を密封状 態で取り囲んでいる。 例えばバッテリまたは蓄電池のような電気化学機器を製造するために、電極構 造体10は例えば図2において一点鎖線で示すように、ケーシング26によって 取り囲まれ、電極構造体10の内室27に、液状または固体の電解質が充填され る。蓄電池が例えば4個の端板31,32によって囲まれた1個のセルによって 形成されると、格子状の両(正と負の)電極11,12はそれぞれ電気接続部2 8,29を備えている。 電極構造体10から製作される、例えばバッテリまたは蓄電池のような電気化 学機器が2個以上のセルによって形成されるときには、図2において一点鎖線の 分離平面33によって示すように、格子構造電極11,12の少なくとも1個を 1つまたは2つ以上の平面内で分離し、端部を離すことによって簡単に形成可能 である。この分離平面33内に、両セルを物理的または電解質(電解液)的に分 離するために、破線で示した中間壁34が挿入される。この中間壁は電極材料ま たは電気絶縁性材料、例えば合成樹脂からなり、他方の電極12のウェブ状の要 素部分19〜22を密封状態で取り囲み、それによって電解質のための複数のセ ル例えば2個のセルの間を密封分離する。従って、各蓄電池セルは全体電極11 から形成された2個の単一電極36,37と、依然として全体電極として形成さ れた電極12を備えている。理解されるように、適当な電気的接続により、両蓄 電池セルは電気的に直列に接続される。 図2において一点鎖線で示した“垂直な分離”の代わりに、電気化学機器を2 つ以上のセルに“水平に分離”することができる。電極11,12が図2に示す 方法で更に上方へ拡大されるかまたは組み立てられ、例えば電極12の場合に上 側の縦列23の上方に横列24が配置されず、この平面内に導電性材料からなる 水平な隔壁が挿入され、この隔壁が不足列なしに組み立てられた電極11にすべ ての空間方向で一体化されると、電解質的に互いに分離された隣接する2つのセ ルが生じる。このセルにとって電極11は共通しており、電極12から2個の単 一電極が生じる。 このような層状の構造により、隔壁が電極と同じ材料からなっているので、そ れ自体によって密封が行われ、同時に隔壁が作用表面として供される。 理解されるように、他方の電極も分離可能であり、また両方の電極を適当な方 法で分離することができる。蓄電池の複数の単一セルの場合、個々の電極11, 12の分離平面がそれぞれ互いにずらして配置され、それぞれ1個の単一電極が 隣接する2つのセルに付設されるように、両電極11,12が分離されると合目 的である。 格子要素15または電極11,12の材料構成はそれ自体公知のごとく行うこ とができる。例えば格子要素15を合成樹脂で形成し、電気化学機器に適した適 当な金属で被覆することができる。しかし、個々の格子要素15を鉛で形成し、 例えば一方の電極をプランテ式被覆物によって形成することができる。使用され る材料とは関係なく、要素11,12の格子構造は、電極構造体10の機械的強 度またはこの電極構造体によって形成される電気化学機器の機械的強度に関する 比較的に高いあらゆる要求を満足する。 図5〜7に示した電極構造体110の実施の形態の場合には、電極111,1 12の三次元的な格子状構造が同様に、ウェブ状要素部分119〜122から組 み立てられた個々の格子要素115を同じ形に形成しかつそれぞれ並列させるこ とによって形成される。結合個所118で接続されるこの格子要素115のV字 状の対の要素部分116,117は、特別な製造工程に基づいて、横断面が同じ 形をしていない。 この実施の形態の場合、電極構造体110は例えば、棒材料のような長い直方 体によって作られる。しかし、電気化学機器の最終形状に応じて、出発材料すな わちブランクは、この所望な最終形状に適合した、任意の種類および大きさの立 体形状、すなわち不規則なあらゆる形状を有していてもよい。簡単化するために 、 1個の立方体に基づいて電極構造体110の製作を説明する。 立方体は互いに垂直な3つの側面、例えば側面150,151,152から、 それぞれ複数の列153,154の貫通穴を備えている。その際、各々の側面1 50〜152から、隣接する穴の列153,154が穴155,156を備え、 その際、隣接する穴の列153,154の穴155,156は互いにずらして配 置されている。換言すると、隣接する穴の列153,154の穴155,156 は各々の立方体側面の対角線方向に見て、一列に設けられている。それによって 、3つのすべての側面150〜152の貫通する個々の穴155,156は適当 にずれて貫通している。更に、互いに垂直な対角線方向A,Bから、すなわち側 面150,151に対して45°の角度をなしてかつ側面151に向き合う側面 162と側面150に対して45°の角度をなして、穴157,158が平行な 複数の列に穿設されている。この場合、一方の対角線方向Aの列は他方の対角線 方向Bの列に対して互いにずらして配置されている。 所定の条件の下では、互いに垂直な2つの平面から、および互いに垂直な2つ の対角線方向、例えば方向A,Bから、出発材料すなわちブランクを穿孔するだ けで充分である。その際、穴の直径は電極が互いに分離されないような大きさで ある。これは、穴がそれぞれ同じ直径dを有することが前提である。換言すると 、d>h/√2が当てはまる。ここで、hは結合個所118越しに隣接する2つ の穴155,156の中心の間隔の半分である(図6参照)。dが非常に小さい と、より多くの側面から、すなわち対角線から穿孔しなければならない。 それによって、互いに分離されかつ側壁板によって等間隔をおいて保持された 格子状の電極111,112が生じる。この側壁板のうち、図5,6には側壁板 、すなわちここでは底板160だけが見える。他の側壁板は、ブランクと呼ばれ る電極構造体110の側面に半円筒形の穴部分163が残るように、既に切断さ れている。 既に述べたように、格子要素115のウェブ119〜122は同じように変化 する横断面を有する。横断面の同じ形は、他の穴の列を上側側面152に対して 45°の角度をなして一方向からあるいは互いに垂直な2つの方向から加工する ことによって得られる。これにより、すべての範囲において電極111,112 の間隔が統一される。 底板160が一点鎖線で示す平面161内で切断されると、両格子構造電極1 11,112はその入り組んだ配置構造内で相対的に動き得る。これを阻止する ために、電気化学機器、例えばバッテリまたは蓄電池を組み立てるために、少な くとも一端に、電気絶縁性の端板(図2の端板31,32に一致する)が取付け られたときに初めて、底板160が切断される。この端板はあらゆる空間方向に すなわち三次元的に入り組んだ両電極111,112を機械的に確実に保持し、 かつ所定の間隔に保持する。 図1〜4の実施の形態で示した方法で、適当な蓄電池が電極構造体110から 形成される。この場合、図示していない方法で、ケーシングが電極構造体110 を取り囲む。この電極構造体は互いに向き合った少なくとも2つの側面に、電気 絶縁性端板を備えている。理解されるように、ここでも、電気的接続構造体がケ ーシングから外へ案内されている。この電気的接続構造体は一方の電極111と 他方の電極112に電気的に分離されて接続されている。 この実施の形態の場合にも、電気化学的な装置を2つ以上のセルに分割するこ とが容易に可能である。この分割は、格子構造電極111およびまたは112を 所望の平面内で機械的に分割して複数の単一電極に電気的に分離することによっ て行われる。2つ以上のセル室を分離するための中間壁を適当な方法で設けるこ とができる。 この実施の形態の場合、出発材料として、電気化学機器に適した金属、例えば 鉛を使用すると合目的である。この場合、電極111または112はプランテ式 被覆物を備えている。しかし、電極111,112の格子構造を先ず最初に合成 樹脂のような他の材料で作り、そしてこの他の材料を、電気化学機器に適した材 料で被覆することもできる。 両実施の形態の場合、端壁は、適当な化学的特性(耐酸性、強度)を有する合 成樹脂で作ることができる。液面が端壁の下側エッジに位置するまで、電極がス ペーサである電極構造体または電極が切断されていない側壁に連結されて固定さ れている電極構造体を液体内に浸漬することにより、端壁を取付けることができ る。この液体上に壁のための合成樹脂材料が注がれる。上端に壁が形成されると 、 側壁すなわちスペーサが切断除去される。合成樹脂壁が挿入されることにより、 一部電極が固定される。側面に合成樹脂壁が鋳造形成されるので、このようにし て形成された構造体の上端はそれぞれ一方の電極および他方の電極に連結される 。すなわち、上端はチェーン状に接続されたセルすなわち複数のセルの両極を形 成する。 図8〜12に示した電極構造体210の第3の実施の形態の場合には、電極2 11,212の格子状構造が同様に、ウェブ状要素部分219〜222によって 形成された個々の格子要素を同じ形に形成しかつそれぞれ並べて形成されている 。結合個所218で結合された格子要素のV字状の対の要素部分216,217 は、図5〜7の実施の形態と幾分異なる製造工程に基づいて、図1〜4の実施の 形態の場合のように横断面が均一であり、これは図10から明らかである。 この第3の実施の形態の場合には、電極構造体210は図5〜7の電極構造体 110のように、任意の立体形状および寸法のブランクから作られる。簡単にす るために、これは図8において直方体状のブランク245で示してある。 直方体状のブランク245は互いに垂直な側面250,251から方向C′, D′またはC″,D″に従って、それぞれ複数の列253,254の貫通する正 方形の凹部255,256を備えている(方向C″,D″から面251を見た図 9参照)。その際、各々の側面250,251から、隣接する凹部列253,2 54は、隣接する凹部列253,254の凹部255,256が互いにずらして 配置されるように、正方形の凹部255,256を備えている。更に、図5〜7 の第2の実施の形態の場合のように、互いに垂直な2つの対角線方向A′,B′ から、すなわち側面250,251に対しておよび側面250と側面251に対 向する側面に対して45°の角度をなして、凹部257,258が平行な複数の 列に形成されている。この場合、一方の対角線の方向A′の列は、図11,12 から明らかなように、他方の対角線の方向B′に対して互いにずらして配置され ている。この凹部257,258は六角形状に形成されている。これらのすべて の凹部255〜258は例えばレーザによってブランク245に切り込まれてい る。 凹部255〜258のこの配置構造により、図9,11,12に示すような個 々の結合個所218とそれから延びるウェブ219〜222が生じる。このウェ ブの横断面は、結合個所218に直に隣接する範囲まで六角形である(図10) 。この第3の実施の形態の場合にも、凹部255〜258を加工する最少数の平 面または方向は凹部の横断面積によって決まる。例えば正方形の凹部255,2 56の側面をaで表し、六角形の穴257,258が寸法aの幅狭側面を有する ときには、結合個所218越しに隣接する2つの凹部255の中心の半分の間隔 をhとすると(図9)、式a>h/√2が当てはまる。図9と図11,12の間 の接続線は一方では凹部255〜258のずらした配置構造を示し、他方ではウ ェブ219〜222の中心に対する凹部255〜258の中心の対応関係を示し ている。3つのすべての空間軸線内で、凹部からその都度隣接する凹部の方向A ′,B′,C′,D′,C″またはD″の方向に、2hの送りが行われる。更に 、図9,11,12の矢印Mはすべての空間方向に入り組んだ格子要素を備えた 電極構造体210の電極211,212の仮想の中心を示している。 この実施の形態の場合、電極211,212の相互の分離は好ましくは、ブラ ンクの側面が凹部255〜258に続いて半分の凹部を備えていることによって 行われる。これは電極を分離することになり、図6の第2の実施の形態に基づい ても明らかであり、この場合側壁円板160が切断されないで、適当な個所に半 分の穴を備えている。図8〜12の第3の実施の形態のブランク内に電解質を分 離する中間壁(隔壁)を設けることは、次のように行うことができる。すなわち 、ブランク245内の隔壁の平面内に、凹部255〜258が設けられないよう に行うことができる。これはレーザ切断技術によって容易に可能である。そのた めに行われる少なくとも1個の電極211,212の分離は、この実施の形態の 場合には、この電極の所定のウェブを切断することによって行われる。 この第3の実施の形態の場合にも、図13,14の後述する第4の実施の形態 の場合と同様に、ブランク245の出発材料は任意である。これは既に、第2の 実施の形態に基づいて説明した。 本発明の第3の実施の形態の場合には、個々の凹部は次のようにして作ること もできる。すなわち、図8において、凹部を方向C′,D′,C″,D″に形成 した後で、点線で記入した仮想の対角線246の両側でブランク245を挟持し 、 この対角線の回りに3つの段階でそれぞれ120°の角度間隔をおいて回転する ことによって作ることもできる。120°回転させた後でその都度、凹部が方向 A′,B′に従って加工される。この方法で円箇状の穴の形の凹部の加工が行わ れると、結合個所218の間のウェブ状の要素部分219〜222の直径または 外周が均一になる。 図13と図14A〜14Cに示した電極構造体310の第4の実施の形態の場 合には、電極311,312の格子状の構造体が図5〜7の実施の形態と同様に 形成されている。換言すると、第4の実施の形態の場合には、凹部列353,3 54の凹部355〜358が円形の横断面の穴によって形成されている。第2の 実施の形態に対するこの第4の実施の形態の重要な違いは、電極構造体310に よって形成された電気化学機器の複数セル状の構造にある。 出発物体はここでも、図8のブランク245に似た長い直方体である。図8に 示した穿孔方法と同様に、円筒状の凹部355〜358の列353,354が図 8に示した方A′,B′,C′,D′,C″またはD″に加工される。この凹部 の列は、図13から明らかなように、端壁366,367とセル隔壁365が生 じるように定められる。セル隔壁365は、凹部列を製作する工具と工作物(ブ ランク)の間の相対的な空送りが少なくとも3hだけ行われることによって生じ る。これと同じことが端壁366,367の製作にも当てはまる。この端壁はそ の外面が平らであるので、薄壁状に形成可能である。 電極311,312を互いに分離し、一方の電極311を2個の単一電極33 6,337に分割するために、方向A′(図8)に対して平行な方向E(図14 C)からセル隔壁365の両側にかつ端壁366,367の内側範囲に、円箇状 の分離凹部359,359′が加工される。この分離凹部はそれぞれ、隣接する 穴の対の隣接する2個の穴358の間に配置され、この穴358と交叉する。図 14Cから明らかなように、分離穴359,359′を加工することによって、 隣接する穴358の間にあるウェブ319〜322が仕上げ加工されるかまたは 消滅する。その際、図14Cに従って、偶数の列の穴358が分離穴を備えた穴 列の間に位置するときには、分離穴359′が分離穴359に対してずらされる 。これにより、図13に従って左側と右側に、端壁366または367を含む電 極 311の電極構造体336,337と、中央範囲にセル隔壁365を固定した電 極312が生じる。このセル隔壁の両側には、格子状構造が3つのすべての空間 方向において単一電極336または単一電極337の格子状構造に入り組んでい る。更に、図14は他のすべての詳細および凹部(穴)の配置構造が、図9,1 1,12と似ている。この場合、図14は同時に、方向C″,D″から面351 を見た図である。 電極構造体10,110,210,310の図示した実施の形態の場合には、 セルひいては電解質の容積に対する電極容積の比は、ウェブ高さまたはウェブ長 さに対するウェブ横断面積またはウェブ直径の比によって決まる。両電極11, 12または111,112または211,212または311,312の幾何学 的に規則正しい形状により、セルの全体空間または各々のセルの空間は規則正し く、両電極の同じ部分を占める。それによって、電極の反応部分の割合が残りの 支持体部分と比較して非常に大きい。電極の非活性材料を減らすことによって、 重量が低減され、電極が規則正しい形状となり、そして電流密度が均一になる。 穴をできるだけ小さくすることによりまたは格子構造に基づいて、表面積が拡大 されるので、多量の電流放出が可能である。 特に第2,3,4の実施の形態の電極構造体110,210または310の場 合に、製作に従って、電流低下が平らとなる。 電極構造体10または110または210または310では、すべての空間方 向に入り組んで配置された電極からなる立体的な三次元格子構造が重要である。 この場合、非対称の格子構造も可能である。 上記において電気化学機器の電気化学側については詳細に述べなかったが、電 極構造体10または110または210または310とそれによって製作された 電気化学機器は適当な方法で準備され、構造的にも材料的にも従来の方法で電解 液、電気的接続線等のような適当な要素を備えていることが理解される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE ,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US, UZ,VN (72)発明者 シーモンセン、シュヴェン ドイツ連邦共和国 デー−70376 シュテ ュッテュガルト ダームシュタッター シ ュトラッセ 84

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1個のマイナスの電極(11,12;111,112;211, 212;311,312)と少なくとも1個のプラスの電極(12,11;11 2,111;212,211;312,311)とを備え、この電極が互いに所 定の間隔をおいて保持されている、バッテリ、蓄電池等のセルのための電極構造 体(10,110,210,310)において、両電極(11,12;111, 112;211,212;311,312)がそれぞれ1つの三次元的な格子状 構造体を有し、すべての空間方向において互いに入り組んで配置されていること を特徴とする電極構造体。 2.両電極(11,12;111,112;211,212;311,312) が同一の構造を有し、特にほぼ同じ間隔をおいて保持されていることを特徴とす る請求項1記載の電極構造体。 3.各々の電極(11,12;111,112;211,212;311,31 2)が三次元的な複数の格子要素(15;115;215;315)によって形 成され、この格子要素が結合個所(18;118;218;318)から互いに 垂直な2つの平面内を延びるほぼV字形のウェブ状の対の要素部分(16,17 ;116,117;216,217)からなっていることを特徴とする請求項1 または2記載の電極構造体。 4.ほぼV字形のウェブ状の対の要素部分(16,17;116,117;21 6,217)の各々の端部(25)の少なくとも一部が他の対の要素部分または 格子要素に並べておよびまたは上下に連結されていることを特徴とする請求項3 記載の電極構造体。 5.要素部分対(16,17;116,117;216,217)の要素部分が が全長にわたって同じ横断面または同じでない横断面を有するウェブ(19〜2 2;119〜122;219〜222)によって形成されていることを特徴とす る請求項3または4記載の電極構造体。 6.電極(11,12)の三次元的な格子状構造の一部が三次元的に入り組んで 形成されていることを特徴とする請求項1〜5の少なくとも1つに記載の電極 構造体。 7.電極(11,12)の三次元的な格子状構造が、互いに垂直な少なくとも2 つの平面(150,151;250,251;350,351)とそれに対して 45°回転した少なくとも2つの平面(A,B)内の互いにずれている貫通する 凹部(155〜158;255〜258;355〜358)によってブランク( 245)内に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の少なくとも1つに 記載の電極構造体。 8.凹部(155〜158)が穴によって形成されていることを特徴とする請求 項7記載の電極構造体。 9.凹部(255〜258)が互いに垂直な方向(C′,D′;C″,D″)か ら形成された正方形の凹部と、互いに垂直な対角線方向(A,B;A′,B′) から形成された六角形の凹部によって形成され、特にレーザ切削されていること を特徴とする請求項7記載の電極構造体。 10.電極(111,112;211,212;311,312)の分離部がブラ ンク(245)のすべての側で壁板を少なくとも部分的に切断することによって 形成されていることを特徴とする請求項7〜9の少なくとも1つに記載の電極構 造体。 11.電極(111,112;211,212;311,312)の分離が、所定 のウェブを例えば穿孔除去または例えばレーザ切削除去することによってあるい は両電極の間に分離凹部(359,359′)を形成することによって行われる ことを特徴とする請求項7〜9の少なくとも1つに記載の電極構造体。 12.格子状構造が合成樹脂からなり、適当な被覆物を備えていることを特徴とす る請求項1〜11の少なくとも1つに記載の電極構造体。 13.格子状構造が適当な金属からなっていることを特徴とする請求項1〜11の 少なくとも1つに記載の電極構造体。 14.請求項1〜13の少なくとも1つに記載の電極構造体(10;110;21 0;310)によって形成された、2つ以上のセルを有する、バッテリ、蓄電池 等のような電気化学機器において、電極(11,12;111,112;211 ,212;311,312)の少なくとも1つの格子状構造体が一平面内 で分離されていることを特徴とする電気化学機器。 15.電極(12,11;112,111;212,211;312,311)の それぞれ他方の格子状構造体が、格子状構造体の分離平面(33)内に、電解液 を分離する中間壁(34)を備えていることを特徴とする請求項14記載の電気 化学機器。 16.中間壁が適当に成形された板を組み込むことによってまたは鋳込むことによ って形成されていることを特徴とする請求項15記載の電気化学機器。 17.ブランク(245)の平面内に穴または凹部を形成しないことによって、中 間壁が形成されていることを特徴とする請求項15記載の電気化学機器。 18.中間壁(365)が一方の電極(312,311)の一部であり、他方の電 極(311,312)が両側で中間壁(365)に隣接して特に分離凹部(35 9)によってこの中間壁から分離されていることを特徴とする請求項17記載の 電気化学機器。 19.両電極(11,12;111,112;311,312)の格子状構造体が それぞれ互いに間隔をおいて設けられた平面内で分離されていることを特徴とす る請求項14,17または18の少なくとも1つに記載の電気化学機器。 20.請求項1〜5と7〜13の少なくとも1つに記載の電極構造体からなる、バ ッテリ、蓄電池等のような電気化学機器を製作するための方法において、三次元 的な格子状全体構造体を得るために、少なくとも2つの互いに垂直なブランクの 平面内でかつそれに対して45°だけずらした少なくとも2つの平面内で、互い にずれた貫通する凹部を加工し、電極または電極部分である少なくとも2つの単 一構造体に格子状全体構造体を分離することを特徴とする方法。 21.全体構造体を分離する前に、電極または電極部分の間隔を固定するために、 電気絶縁性材料からなる端板およびまたは中間板が挿入されることを特徴とする 請求項20記載の方法。 22.少なくとも1個の格子構造電極が中間平面内で分離され、この中間平面内に 、電極構造体の横断面全体にわたって中間壁が挿入されることを特徴とする請求 項21記載の方法。 23.ブランクの適当な平面内に凹部を形成しないことによって、電解液を分離す る中間壁が形成され、適当なウェブ状要素部分を除去することによって、少なく とも1つの電極が少なくとも2つの電極部分に分離されることを特徴とする請求 項20記載の方法。 24.ウェブ状要素部分が分離凹部を形成することによって除去されることを特徴 とする請求項23記載の方法。 25.凹部が穿孔またはレーザ切削によって形成されることを特徴とする請求項2 0〜24の少なくとも1つに記載の方法。
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