JPH11500495A - 折り畳み式ヘルメット - Google Patents

折り畳み式ヘルメット

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JPH11500495A
JPH11500495A JP8521823A JP52182396A JPH11500495A JP H11500495 A JPH11500495 A JP H11500495A JP 8521823 A JP8521823 A JP 8521823A JP 52182396 A JP52182396 A JP 52182396A JP H11500495 A JPH11500495 A JP H11500495A
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ネツァー,シュロモ
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A42HEADWEAR
    • A42BHATS; HEAD COVERINGS
    • A42B3/00Helmets; Helmet covers ; Other protective head coverings
    • A42B3/32Collapsible helmets; Helmets made of separable parts ; Helmets with movable parts, e.g. adjustable
    • A42B3/322Collapsible helmets

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  • Helmets And Other Head Coverings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 使用者の頭部を保護するための折り畳み式ヘルメット(100)は、左アーチ形部材(102)、右アーチ形部材(104)、および中央アーチ形部材(120)を含んでいる。上記の3つのアーチ形部材は前結合点(114)および後結合点(116)にて蝶番で結合され、これにより、上記各アーチ形部材が、実質的に楕円形の保護ヘッドカバーを形成する有効姿勢と、上記各アーチ形部材が実質的に重なり合ってコンパクトなパッケージを形成する無効姿勢との間で、上記各部材の配置を変えることができるようになっている。上記各部材と連結された可撓性の結合ストラップ(138,140,142,144)は、使用時の上記各アーチ形部材の相対的な角度姿勢を固定する。他の実施形態は、楕円形のバンド(12)に対して蝶番で接続され、収納する際にほぼ平面配置に折り畳まれるいくつかのリブ(48,50)を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】 折り畳み式ヘルメット発明の技術分野および背景 本発明は、概括的にはヘルメットに関し、詳細には、広げられた有効姿勢と、 折り畳まれた無効姿勢との間を動くことができるように蝶番で結合されたいくつ かの部分を含む折り畳み式ヘルメットに関するものである。 高いレベルの危険を伴い、それゆえ、事故に逢う危険性が高い職業または活動 に従事している人員は、ヘッドギアを着用して着用者の頭部を衝撃から保護する ことが必要である。このようなヘッドギアは、典型的には、着用者の頭部のどの 部分が保護されるかによって、2つのレベルの保護のうちの一方を与える。上記 の2つのレベルとは、(a)ヘルメットへの落下または衝撃によって発現されう る衝撃エネルギーを吸収すること、および、(b)上記の活動中に使用者の頭部 に鋭い物体が突き刺さるのを防ぐことである。 通常、安全基準は、これら2つのレベルに分けられる。オートバイの運転、産 業、建設などの危険な活動には、両方のレベルが必要とされる。自転車競技、ス ケート、他のスポーツおよびゲームのようなより危険性の低い活動には、上記の 衝撃の吸収が主に必要とされる。さらに、これらの活動では、着用者が、長時間 にわたって活動時の緊張の下でヘルメットを使う。そういった理由から換気用の スロットや間隙を設けることが推奨されるが、それらは、危険な活動のために設 計されたヘルメットでは全面的に禁止されている。 ヘルメットの構造には、次の2つのタイプがある。着用者の頭頂部を保護する ための「ハーフヘルメット」と、着用者の頭頂部および顔の両方を保護するため の「フルヘルメット」である。 このようなヘッドギアは、典型的には、着用者の頭部に対して間隔を空けて配 置されたシェルを支持し、これにより着用者の頭部を傷つけないように衝撃を吸 収する可撓性の内部リギング(索具)を備えた、剛性シェルヘルメットを含んで いる。上記の剛性シェルヘルメットは、いくつかの不都合を有している。第一に 、それらが着用時に比較的重いという不都合がある。第二に、それらが持ち運び に不便であるという不都合がある。さらに、第三に、それらが使用していない時 に収納するのに不便であるという不都合がある。 今から以下に述べるように、これら不都合のうちのいくつかを克服すべく、多 くの折り畳み式ヘルメットが提案されている。 ホリー(Holley)の合衆国特許3,987,495号は、使用するために互いに 分離可能に固定することも、容易に収納できるように切り離すこともできる2つ の半分を有するオートバイ用ヘルメットを開示している。これらの半分は、ヘル メットの前部から後部に向かって延びる中央の鉛直面で合わさっており、これに より、上記鉛直面が、ヘルメットを互いに鏡像の関係にある右半分および左半分 に分けている。 エスタデラ(Estadella)の合衆国特許4,587,676号は、2つのピボッ トポイント(旋回心軸の先端)において互いに結合された2つの補助部分を含む 折り畳み式ヘルメットを開示している。上記の2つの補助部分は、上記の回転点 で回転し、折り畳まれた姿勢で一方が他方の内側になるように動くとともに、ヘ ルメットの底部の周囲を定める線に平行に延びる線に沿って動く。 ヴィラ(Villa)の合衆国特許4,827,537号は、広げられた有効姿勢と 折り畳まれた無効姿勢との間を揺れ動くために蝶番で結合された複数の部分を有 するヘルメットを開示している。上記の複数の部分は、その部分を広げられた有 効姿勢に保持するために協働するリブおよび凹部を有している。 リューニシン(Ryunishin)の合衆国特許4,091,470号は、いくつかの 内側に湾曲された扇形部分で構成された折り畳み式ヘルメットを開示している。 上記ヘルメットは、上記扇形部分の1つの大きさとなるように、重なり合う姿勢 に折り畳むことができる。 類似のヘルメットが、さおとめ(Saotome)の合衆国特許3,991,422号 およびラクソ(Laxo)の合衆国特許4,607,397号に開示されている。 これらの開発は、典型的に多数の部材と複雑な機構とを含むという不都合、広 げられた有効姿勢から折り畳まれた無効姿勢までの変換およびその逆の変換が煩 雑であるという不都合、および、折り畳み式ヘルメットによって形成されるパッ ケージが、大きく、不格好であるという不都合を含む多くの不都合を有している 。 それゆえ、従来の折り畳み式ヘルメットの不都合を克服する折り畳み式ヘルメ ットが必要とされている。発明の要約 本発明は、着用者の頭頂部、あるいは、着用者の頭頂部および顔の両方を保護 するための折り畳み式ヘルメットについて、いくらかの実現化手段を提供するこ とを目的としている。 従って、本発明の第1の実施形態の教示によれば、(a)左側面部および右側 面部を有するとともに、額部および襟首部を含み、実質的に楕円形であるヘッド バンドと、(b)上記左側面部および右側面部に蝶番で結合され、実質的に直立 した有効姿勢に配されたときに、着用者の頭頂部を横方向に通ることにより頭部 保護シェルを形成するとともに、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに、上記 ヘッドバンドと実質的に共面となることによりコンパクトなパッケージを形成す るアーチ形ストラップと、(c)上記額部および襟首部に蝶番で結合され、実質 的に直立した有効姿勢に配されたときに着用者の頭頂部を縦方向に通るとともに 、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに上記ヘッドバンドと実質的に共面とな る一対のアーチ形リブとを備える折り畳み式ヘルメットが提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記ストラップは、上記ヘッドバンドの外側にあ る。 本発明の他の特徴によれば、上記ストラップは、上記ヘッドバンドの内側にあ る。 本発明の他の特徴によれば、上記の一対のリブは、上記ヘッドバンドの内側に ある。 本発明の他の特徴によれば、上記の一対のリブは、上記ヘッドバンドの外側に ある。 本発明の他の特徴によれば、互いに間隔を空けて配列された上記一対のリブが 有効姿勢に配されたときに該リブを留めるために、上記額部または上記襟首部に 設けられたストッパーも提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記ヘッドバンドに蝶番で結合され、実質的に下 方に傾斜した有効姿勢に配されたときに、着用者の顎を横方向に通ることにより 顔面保護シールドを形成するとともに、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに 、上記ヘッドバンドと実質的に共面となることにより上記のコンパクトなパッケ ージと実質的に同じ高さとなるアーチ形フェイスガード(顔面防具)も提供され る。 本発明の他の特徴によれば、上記フェイスガードは、上記ヘッドバンドの外側 にある。 本発明の他の特徴によれば、(a)額部および襟首部を含む実質的に楕円形で あるヘッドバンドと、(b)上記額部および襟首部に蝶番で結合され、実質的に 直立した有効姿勢に配されたときに着用者の頭頂部を縦方向に通ることにより頭 部保護シェルを形成するとともに、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに上記 ヘッドバンドと実質的に共面となることによりコンパクトなパッケージを形成す る一対のアーチ形リブとを備える折り畳み式ヘルメットが提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記の一対のアーチ形リブは、ヘッドバンドの内 側にあり、かつ、各アーチ形リブが、弾性パディング(当て物)が取り付けられ た内表面を有している。 本発明の他の特徴によれば、上記の一対のアーチ形リブは、上記ヘッドバンド の外側にある。 本発明の他の特徴によれば、互いに間隔を空けて配列された一対のリブを実質 的に直立した有効姿勢に配されたときに留めるために、上記額部または上記襟首 部に設けられたストッパーも提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記ヘッドバンドが、左側面部および右側面部を 含むとともに、上記ヘルメットが、上記左側面部および右側面部に蝶番で結合さ れたアーチ形ストラップをさらに備え、上記ストラップが、実質的に直立した有 効姿勢に配されたときに、着用者の頭頂部を横方向に通るとともに、折り畳まれ た無効姿勢に配されたときに、上記ヘッドバンドと実質的に共面となる。 本発明の他の特徴によれば、上記ストラップは、上記ヘッドバンドの外側にあ る。 本発明の他の特徴によれば、上記ストラップは、上記ヘッドバンドの内側にあ る。 本発明の他の特徴によれば、上記ヘッドバンドに蝶番で結合され、実質的に下 方に傾斜した有効姿勢に配されたときに、着用者の顎を横方向に通ることにより 顔面保護シールドを形成するとともに、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに 、上記ヘッドバンドと実質的に共面となることにより上記のコンパクトなパッケ ージと同じ高さとなるアーチ形フェイスガードも提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記フェイスガードは、上記ヘッドバンドの外側 にある。 本発明の第2の実施形態の教示によれば、本発明の教示に従って構成され、か つ、本発明の教示に従って動作可能である、使用者の頭部を保護するための折り 畳み式ヘルメットであって、(a)左アーチ形部材と、(b)右アーチ形部材と 、(c)中央アーチ形部材とを備え、左アーチ形部材、右アーチ形部材、および 中央アーチ形部材の各々が前部および後部を有し、左アーチ形部材および中央ア ーチ形部材の前部が前結合点にて蝶番で結合され、右アーチ形部材および中央ア ーチ形部材の後部が後結合点にて蝶番で結合され、これにより、上記各アーチ形 部材が、実質的に楕円形の保護ヘッドカバーを形成する有効姿勢と、上記各アー チ形部材が実質的に重なり合ってコンパクトなパッケージを形成する無効姿勢と の間で、上記各アーチ形部材の配置を変えることができるようになっており、上 記保護ヘッドカバーでは、左アーチ形部材が使用者の頭部の左部分を保護し、右 アーチ形部材が使用者の頭部の右部分を保護し、中央アーチ形部材が使用者の頭 部の中央部分を保護するようになっている折り畳み式ヘルメットが提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記中央アーチ形部材は、上記左アーチ形部材お よび右アーチ形部材の両方の内側にある。 本発明の他の特徴によれば、上記中央アーチ形部材が内表面を有し、上記ヘル メットが、上記内表面の大部分に付けられた弾性パディングをさらに含んでいる 。 本発明の他の特徴によれば、上記左アーチ形部材および右アーチ形部材のそれ ぞれの一部分が、上記ヘルメットが無効姿勢にあるときに中央アーチ形部材の外 側へ突出し、上記ヘルメットが、上記の部分のそれぞれに付けられたパディング をさらに含んでいる。 本発明の他の特徴によれば、上記左アーチ形部材および右アーチ形部材と噛み 合わされた補助ストラップであって、上記ヘルメットが有効姿勢であるときに左 アーチ形部材および右アーチ形部材の相対的な角度姿勢が上記ストラップによっ て固定されるように中央アーチ形部材と連結された可撓性の補助ストラップも提 供される。 本発明の他の特徴によれば、上記中央アーチ形部材に対して補助結合点を介し て蝶番で結合され、上記ヘルメットが有効姿勢に配されたときに着用者の頭頂部 を実質的に横方向に通るとともに、上記ヘルメットが折り畳まれた無効姿勢に配 されたときに、上記左アーチ形部材、右アーチ形部材、および中央アーチ形部材 と、実質的に中心が一致し、かつ、一直線上に並び、有効姿勢にあるヘルメット を保持するために左アーチ形部材および右アーチ形部材に対して取り外し可能に 結合された補助アーチ形部材も提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記中央アーチ形部材を左アーチ形部材および右 アーチ形部材と結合し、上記ヘルメットが有効姿勢に配されたときに伸張され、 上記ヘルメットが折り畳まれた無効姿勢に配されたときに折り畳まれるようにな っている複数の可撓性のストラップも提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記左アーチ形部材および右アーチ形部材が有効 姿勢を越えて開くことを防ぐために、上記前結合点および後結合点の一方に連結 された止め具も提供される。 本発明の他の特徴によれば、上記ヘルメットが有効姿勢であるときに、左アー チ形部材、右アーチ形部材、および中央アーチ形部材を、一定の角度の関係とな るように一時的に固定する固定機構も提供される。図面の簡単な説明 本発明について、次の添付図面を参照して、例のみによって以下に述べる。 図1は、本発明の教示に従って構成され、かつ、本発明の教示に従って動作可 能であるヘッドバンドおよびアーチ形ストラップを含むヘルメットの第1の好ま しい実施形態を示す図であり、上記アーチ形ストラップが直立した有効姿勢に配 されているときの上記ヘルメットを示す斜視図である。 図2は、上記アーチ形ストラップが折り畳まれた無効姿勢に配されているとき の図1のヘルメットを示す斜視図である。 図3は、一対のアーチ形リブを含むヘルメットにおいて、上記の一対のアーチ 形リブが直立した有効姿勢に配されているときの上記ヘルメットを示す斜視図で ある。 図4は、図3のヘルメットにおいて、上記の一対のアーチ形リブが折り畳まれ た無効姿勢に配されているときの上記ヘルメットを示す斜視図である。 図5は、図3のヘルメットにおいてフェイスガードをさらに含むヘルメットを 示す図であり、上記フェイスガードが下方に傾斜した有効姿勢に配されていると きの上記ヘルメットを示す斜視図である。 図6は、上記フェイスガードが折り畳まれた無効姿勢に配されているときの図 5のヘルメットを示す斜視図である。 図7は、本発明の教示に従って構成され、かつ、本発明の教示に従って動作可 能である、左アーチ形部材、右アーチ形部材、中央アーチ形部材、および補助ア ーチ形部材を含むヘルメットの第2の好ましい実施形態を示す図であり、直立し た有効姿勢に配されたときの上記ヘルメットを示す斜視図である。 図8は、上記補助アーチ形部材が折り畳まれた無効姿勢に配されたときの図7 のヘルメットを示す斜視図である。 図9は、図7および図8のヘルメットにおいて、上記左アーチ形部材および右 アーチ形部材が、折り畳まれた無効姿勢に配されたヘルメットを示す斜視図であ る。 図10は、図7のヘルメットにおいて、複数のアーチ形部材が可撓性ストラッ プで結合された第1変形例を示す図であり、有効姿勢に配されたヘルメットを示 す斜視図である。 図11は、図10のヘルメットにおいて、上記左アーチ形部材および右アーチ 形部材が折り畳まれた無効姿勢に配されたヘルメットを示す斜視図である。 図12は、図7のヘルメットにおいて、可撓性の結合ストラップが構築される ことによって有効姿勢が維持される第2の変形例を示す図であり、有効姿勢にあ るヘルメットを示す斜視図である。 図13Aは、有効姿勢に配された図12のヘルメットの断面図である。 図13Bは、無効姿勢に折り畳まれた図12のヘルメットの断面図である。好ましい実施形態の説明 本発明は、着用者の頭頂部、あるいは、着用者の頭頂部および顔の両方を保護 するための折り畳み式ヘルメットについて、多数の実現化手段を提供するもので ある。 本発明の折り畳み式ヘルメットの原理および動作は、図面とそれに付随する記 述を参照すればもっとよく理解できるであろう。 概括的に言えば、本発明の折り畳み式ヘルメットは、1つあるいはそれ以上の 比較的狭い部分によって着用者の頭部を保護するように設計されている。 詳細には、第1の好ましい実施形態における本発明の折り畳み式ヘルメットは 、ヘッドバンドと、直立した有効姿勢に配されたときに着用者の頭頂部を横方向 に通る剛性アーチ形ストラップ、および/または、直立した有効姿勢に配された ときに着用者の頭頂部を縦方向に通る一対の剛性アーチ形リブとを含んでいる。 本発明の第1の好ましい実施形態の他の特徴によれば、上記各部がヘッドバン ドに対して蝶番で結合され、これにより、上記各部が折り畳まれた無効姿勢に配 されたときに上記ヘッドバンドと共面となる。上記の各部は、典型的には比較的 狭く、およそ30mmと50mmとの間程度の幅を有している。 第2の好ましい実施形態における本発明の折り畳み式ヘルメットは、前結合点 および後結合点にて蝶番で結合され、上記ヘルメットが有効姿勢に配されたとき に着用者の頭部の左半球および右半球を覆う実質的に楕円形のヘッドカバーを形 成するようになっている左アーチ形部材および右アーチ形部材と、中央アーチ形 部材とを含み、上記中央アーチ形部材が、右アーチ形部材および中央アーチ形部 材に対して前結合点および後結合点にて蝶番で結合され、上記ヘルメットが有効 姿勢に配されたときに着用者の頭頂部を縦方向に通ることにより頭部保護シェル を形成するとともに、上記左アーチ形部材および右アーチ形部材と実質的に中心 が一致することにより、上記ヘルメットが折り畳まれた無効姿勢に配されたとき にコンパクトな積層構造のアーチ形パッケージを形成するようになっている。 さらに、上記各構成のヘルメットは、その下方に傾斜した有効姿勢に配された ときに着用者の顎を保護するフェイスガードを含むこともできる。 従って、本発明の教示に係る折り畳み式ヘルメットが、正面からの衝撃と側面 からの衝撃とに対する保護が得られることは、容易に理解できるであろう。それ ゆえ、本発明の折り畳み式ヘルメットが、着用者の頭部における覆われた領域の 面積が従来の一続きのシェルヘルメットよりかなり小さいにもかかわらず、上記 従来のシェルヘルメットと近いあるいは等価な度合いの保護が得られることも、 容易に理解できるであろう。 ここで図面について説明すると、図1〜6は、本発明の教示に従って構成され 、かつ、本発明の教示に従って動作可能である第1の実施例の折り畳み式ヘルメ ットを示すものであり、上記ヘルメットは、包括的に10と記している。折り畳 み式ヘルメット10は、典型的には、アルミニウム、耐久性複合材料、プラスチ ック等から製造される。折り畳み式ヘルメット10は、以下の記載で明らかにな るように、着用者の頭頂部を保護するハーフヘルメットとして、あるいは、着用 者の頭頂部および顔の両方を保護するフルヘルメットとして用いることができる 。なお、図1〜6は、折り畳み式ヘルメット10の骨組みだけを示しており、完 成された折り畳み式ヘルメット10は、可撓性の外側カバー、着用者の頭部に対 して間隔を空けた状態でヘルメットを支持するための可撓性の内側索具、着用者 の頭部上にヘルメットをしっかり結び付けるための締結用ストラップ、広げられ た有効姿勢や折り畳まれた無効姿勢にヘルメットを固定するための固定機構など を含んでいる。 ヘルメット10は、実質的に楕円形のヘッドバンド12を含み、ヘッドバンド 12は、包括的に16と記す上面を規定する上側リム14と、包括的に20と記 す下面を規定する下側リム18とを有している。便宜上、ヘッドバンド12を、 次の4部分、額部22、左側面部24、襟首部26、および右側面部28に分け る。額部22と襟首部26との間の距離がヘッドバンド12の長軸を規定する一 方、左側面部24と右側面部28との間の距離がヘッドバンド12の短軸を規定 する。 リム14とリム18とは一般に平行であり、それゆえ、上面16と下面20と は平行であることが好ましい。しかしながら、リム14および18は、突出部お よび窪み部を含むこともできることに留意されたい。さらに、リム14および1 8は、上面16および下面20がこれらの間の距離が前方あるいは後方へ向かっ て僅かに収束するように、製造することもできる。 ヘルメット10は、ヘッドバンド12との相関によって次の2つの姿勢のうち の1つを明確に表現することが可能な少なくとも1つの剛性アーチ形ストラップ 30をさらに含んでいる。1つめは、図1に示すように、ストラップ30が着用 者の頭頂部を横方向に通ることにより頭部保護シェルを形成している直立した有 効姿勢である。2つめは、図2に示すように、ストラップ30が、ヘッドバンド 12のリム14およびリム18によって形成された上面16および下面20と共 面となっており、これによりコンパクトなパッケージを形成している折り畳まれ た無効姿勢である。 詳細には、アーチ形ストラップ30は、左側面部24に対し結合点34にて蝶 番で結合された左ピン32と、右側面部28に対し結合点38にて蝶番で結合さ れた右ピン36とを含んでいる。結合点34および38は、横方向に配列され、 好ましくは、スロット40および42としてそれぞれ実現され、ストラップ30 がスロット40および42の反対の端に配されることにより容易にヘルメット1 0を頭部保護シェルからコンパクトなパッケージへ変換できるようになっている 。図示されているように、ストラップ30は、実質的に直立した有効姿勢で配さ れるときには襟首部26に向かってスロット40および42に沿って配置変換さ れ、折り畳まれた無効姿勢に配されるときには額部22に向かって配置変換され る。 ヘルメット10は、好ましくは、実質的に直立した有効姿勢あるいは折り畳ま れた無効姿勢にヘルメット10を保持するために適用された、ばねの応力が付与 された一対の固定用リンク44および46を含んでいる。リンク44および46 は、典型的には、アーチ形ストラップ30の右側および左側にそれぞれ伸びるよ うに設けられた、スロット内を往復運動するピンを含んでいる。 図1および2では、アーチ形ストラップ30をヘッドバンド12の外側にある ように描いてあるが、アーチ形ストラップ30をヘッドバンド12の内側にする ことも同等に可能である。アーチ形ストラップ30がヘッドバンド12の外側に ある場合には、ストラップ30の湾曲が額部22の湾曲より小さく、アーチ形ス トラップ30の両端の間の距離がヘッドバンド12の短軸より長い。 ここで図3および4について説明すると、ヘルメット10は、アーチ形ストラ ップ30に代わるものとして、あるいは、アーチ形ストラップ30を補助するも のとして、ヘッドバンド12との相関によって次の2つの姿勢のうちの1つを明 確に表現することが可能な少なくとも一対の剛性アーチ形リブ48および50を さらに含むことができる。1つめは、図3に示すように、リブ48および50が 着用者の頭頂部を縦方向に通ることにより頭部保護シェルを形成している直立し た有効姿勢である。2つめは、図4に示すように、リブ48および50が、ヘッ ドバンド12のリム14およびリム18によって形成されている上面16および 下面20と共面となっており、これによりさらに薄いコンパクトなパッケージを 形成している折り畳まれた無効姿勢である。これらが実質的に直立した有効姿勢 である間、アーチ形リム48および50によって衝撃に対する縦方向の剛性が得 られる。 詳細には、アーチ形リブ48は、額部22に対し結合点54にて蝶番で結合さ れた前ピン52と、襟首部26に対し結合点58にて蝶番で結合された後ピン5 6とを含んでいる。同様にして、アーチ形リブ50は、額部22に対し結合点6 2にて蝶番で結合された前ピン60と、襟首部26に対し結合点66にて蝶番で 結合された後ピン64とを含んでいる。リブ48および50は、実質的に直立し た有効姿勢にあるヘッドバンド12に関して互いに間隔を空けた配列であること が好ましく、この配列は、額部22および襟首部26のそれぞれに設けられたス トッパー68および70と、滑動ベルト72とによって達成される。 図3および4では、アーチ形リブ48および50をヘッドバンド12の内側に あるように描いてある。この構成は、アーチ形リブ48および50の内表面に対 して、ヘルメット10を折り畳むことなく、厚い弾性パディング(図示しない) を取り付けられるので、有利である。これに代えて、リブ48および50がヘッ ドバンド12の外側にあってもよい。アーチ形リブ48および50がヘッドバン ド12の内側にある場合には、リブ48および50の湾曲が左側面部24および 右側面部28の湾曲より大きく、アーチ形リブ48および50の両端の間の距離 がヘッドバンド12の長軸より短い。 なお、アーチ形リブ48および50がアーチ形ストラップ30の補助として用 いられるときには、典型的には、それらはアーチ形ストラップ30と反対向きに 使用される。言い換えれば、アーチ形ストラップ30がヘッドバンド12の外側 にあるときには、アーチ形リブ48および50がヘッドバンド12の内側にある 。逆に、アーチ形ストラップ30がヘッドバンド12の内側にあるときには、ア ーチ形リブ48および50がヘッドバンド12の外側にある。 ここで図5および6について説明すると、ヘルメット10は、ヘッドバンド1 2との相関によって次の2つの姿勢のうちの1つを明確に表現することが可能な アーチ形のフェイスガード74をさらに含むことができる。1つめは、図5に示 すように、フェイスガード74が、着用者の顎を横方向に通ることにより顔面保 護シールドを形成する実質的に下方へ傾斜した有効姿勢である。2つめは、図6 に示すように、フェイスガード74が、ヘッドバンド12のリム14およびリム 18によって形成された上面16および下面20と共面となっており、これによ りストラップ30あるいはリブ48および40によって実現される比較的薄いコ ンパクトパッケージと同じ高さになっている折り畳まれた無効姿勢である。 この場合には、アーチ形のフェイスガード74は、左側面部24に対し結合点 78にて蝶番で結合された左ピン76と、右側面部28に対し結合点82にて蝶 番で結合された右ピン80とを含んでいる。さらに、フェイスガード74は、一 対の横方向に配列されたスロット84(図示しない)およびスロット86を含み 、それらは、ストラップ30に対し外延部92および94のそれぞれの上に設け られ、ピン88および90のそれぞれによって、ヘッドバンド12との相関によ りフェイスガード74を形成するのに用いられる。それゆえ、ピン88および9 0は、スロット84および86の前端とスロット84および86の後端との間を 往復運動する。第一に、フェイスガード74が実質的に下方へ傾斜した有効姿勢 に配置変換されるときには、ピン88および90がストラップ30を直立した有 効姿勢にさせる。第二に、フェイスガード74が折り畳まれた無効姿勢に配置変 換されるときには、ピン88および90がストラップ30を折り畳まれた無効姿 勢にさせる。 なお、スペースを節約する方策として、ストラップ30およびフェイスガード 74が折り畳まれた無効姿勢に配されたときに、ストラップ30がヘッドバンド 12の後に位置し、フェイスガード74がヘッドバンド12の前に位置するよう に、ヘルメット10を構成することもできる。 図7〜13は、以下に述べるように本発明の教示に従って構成され、かつ、本 発明の教示に従って動作可能である第2の実施例の折り畳み式ヘルメットを示す ものであり、上記ヘルメットは、包括的に100と記している。折り畳み式ヘル メット100は、典型的には、アルミニウム、耐久性複合材料、プラスチック等 から製造される。折り畳み式ヘルメット100は、着用者の頭頂部を保護するハ ーフヘルメットとして用いられる。なお、図7〜11は、折り畳み式ヘルメット 100の骨組みを主に示しており、完成された折り畳み式ヘルメット100は、 可撓性の外側カバー、着用者の頭部に対して間隔を空けた状態でヘルメットを支 持するための可撓性の内側索具、事故の際の衝撃を和らげる可撓性の内側パディ ング(ここでは101と記す)、着用者の頭部上にヘルメットをしっかり結び付 けるための締結用ストラップ(ここでは103と記す)、広げられた有効姿勢や 折り畳まれた無効姿勢にヘルメットを固定するための固定機構などを含んでいる 。 ヘルメット100は、包括的に102と記す左アーチ形部材と包括的に104 と記す右アーチ形部材とを含み、左アーチ形部材102および右アーチ形部材1 04の各々は、それぞれ、前部106および108と後部110および112と を有している。前部106および108は、互いに、前結合点114および後結 合点116にて蝶番で結合され、これにより上記ヘルメットが有効姿勢に配され たときに着用者の頭部の左半球および右半球を覆う実質的に楕円形のヘッドカバ ー118を形成するようになっている。 包括的に120と記す中央アーチ形部材は、左アーチ形部材102および右ア ーチ形部材104に対し後結合点116にて蝶番で結合された後部124を有し 、これにより、中央アーチ形部材120は、上記ヘルメットが頭部保護シェルを 形成するように有効姿勢に配されたときに、着用者の頭頂部を縦方向に通るよう になっている。 なお、アーチ形部材102、104および120については、とりうる配置が いくつか存在する。1つめの可能性としては、図7〜9に示すように、右アーチ 形部材104が左アーチ形部材102の外側にあり、左アーチ形部材102が中 央アーチ形部材120の外側にある。2つめの可能性としては、右アーチ形部材 104が左アーチ形部材102の内側にあり、左アーチ形部材102が中央アー チ形部材120の内側にある。3つめの可能性としては、右アーチ形部材104 が左アーチ形部材102の外側にあり、左アーチ形部材102が中央アーチ形部 材120の内側にある。4つめの可能性としては、右アーチ形部材104が左ア ーチ形部材102の内側にあり、左アーチ形部材102が中央アーチ形部材12 0の外側にある。5つめの可能性としては、中央アーチ形部材120が右アーチ 形部材104の外側にあり、右アーチ形部材104が左アーチ形部材102の外 側にある。6つめの可能性としては、中央アーチ形部材120が右アーチ形部材 104の内側にあり、右アーチ形部材104が左アーチ形部材102の内側にあ る。 アーチ形部材102、104および120を重ねるオーダーを選択する際に考 慮すべき主要な事項は、内表面に対するパディング101の望ましい分配である 。詳細には、厚いパディングは、主に、アーチ形部材102、104および12 0の、ヘルメット100が折り畳まれた無効姿勢に配されたときに重ならない内 表面にだけ付けられる。この理由から、中央アーチ形部材120が左アーチ形部 材102および右アーチ形部材104の両方の内側にある図面に例示された形態 が、特に重要である。この構成では、パディング101を、中央アーチ形部材1 20の内表面の大部分を覆うように、好ましくは、図示されているように、上記 内表面のほぼ全体を覆うように取り付けることが可能となる。加えて、より細い 紐状のパディング101が、左アーチ形部材102および右アーチ形部材104 の内表面の下部に沿って取り付けられる。折り畳まれた無効姿勢では、アーチ形 部材102、104および120におけるパディング101の当てられた部分が 、図9に示すように、互いに近接している。 図7に示すように、ヘルメット100は、中央アーチ形部材120に対し中央 アーチ形部材120のほぼ中心に位置する補助結合点128を介して蝶番で結合 された補助アーチ形部材126をさらに含んでいる。補助アーチ形部材126は 、ヘルメット100が有効姿勢に配されたときに着用者の頭頂部を横方向に通る 。さらに、補助アーチ形部材126は、解除可能な結合点130および132に おいて、それぞれ、左アーチ形部材102および右アーチ形部材104に結合さ れており、これにより、ヘルメット100が有効姿勢に配されたときに、解除可 能な結合点130および132を用いてアーチ形部材102、104および12 0が互いに間隔を空けた配置に留められる。詳細には、補助アーチ形部材120 は、左アーチ形部材102に対し結合点130にて解除可能に結合された左ピン 134と、右アーチ形部材104に対し結合点132にて解除可能に結合された 右ピン136とを含んでいる。なお、補助アーチ形部材126は、中央アーチ形 部材120に対して、図7〜9に示すように外側に取り付けても、内側に(図示 しない)取り付けてもよい。さらに、補助アーチ形部材126は、左アーチ形部 材102および右アーチ形部材104のいずれかに対して、図7〜9に示すよう に内側に取り外し可能に取り付けても、外側に(図示しない)取り外し可能に取 り付けてもよい。 図8および9に示すように、ヘルメット100の折り畳み過程は、主に2つの 連続した過程を含んでいる。第一の過程では、図8に示すように、補助アーチ形 部材126が、中央アーチ形部材120と中心が一致し、かつ、中央アーチ形部 材120と一列に並ぶように、補助結合点128の周りを約90°回転される。 第二の過程では、図9に示すように、左アーチ形部材102および右アーチ形部 材104が、中央アーチ形部材120および補助アーチ形部材126と中心が一 致し、かつ、中央アーチ形部材120および補助アーチ形部材126と一列に並 ぶように、前結合点114および後結合点116の周りを約90°回転され、こ れにより、ヘルメット100が、無効姿勢に配されたときにコンパクトな積層構 造のアーチ形パッケージとなる。 図10に示すように、補助アーチ形部材126に代えて、中央アーチ形部材1 20の後部124と左アーチ形部材102および右アーチ形部材104の後部1 10および112とをそれぞれ結合する可撓性ストラップ138および140と 、中央アーチ形部材120の前部122と左アーチ形部材102および右アーチ 形部材104の前部106および108とをそれぞれ結合する可撓性ストラップ 142および144と、上記ヘルメット100が有効姿勢であるときにアーチ形 部材102、104、および120を互いに間隔を空けた配置に留めるために前 結合点114に設けられた固定機構146とが用いられる。 なお、中央アーチ形部材120と左アーチ形部材102と右アーチ形部材10 4とのストラップによる結合には、種々の代替のオプションが存在する。1つめ のオプションでは、1つの連続したストラップが、その一端で左アーチ形部材1 02に結合され、その他端で右アーチ形部材104に結合され、そのほぼ中心で 中央アーチ形部材120に結合される。2つめのオプションでは、2つ以上の上 述の連続したストラップがアーチ形部材102、104および120を支持する ために使用される。3つめのオプションでは、上述したような連続したストラッ プの対(例えば、ストラップ138およびストラップ140は1対のストラップ を形成する)が2対以上、アーチ形部材102、104および120を支持する ために使用される。さらに、上述したストラップのいずれが、アーチ形部材10 2、104および120の外側あるいは内側のいずれに接続されていてもよい。 その上さらに、上述したストラップのいずれかを、上述したアーチ形部材102 、104および120のいずれかに接続するために、例えば、ピン148のよう な種々の噛み合わせを用いても構わない。さらに、固定機構146は、種々の形 式をとってもよく、また、例えば、後結合点116のような異なる位置に設けら れてもよい。さらに、ヘルメット100が有効姿勢で配されたときに、アーチ形 部材102、104および120を互いに間隔を空けた配置に留めるために、上 述したストラップのいずれかを補助アーチ形部材126と一緒に用いることも可 能である。 さらに、図10に示すように、左アーチ形部材102および右アーチ形部材1 04に関して幾分異なった構成も存在しうる。この異なる構成では、左アーチ形 部材102および右アーチ形部材104が、ほぼ類似した大きさおよび湾曲を有 しており、それゆえ、図11に示すように、ヘルメット100が折り畳まれた無 効姿勢に配されたときに、左アーチ形部材102および右アーチ形部材104が ぴったり合わさる。なお、この異なる構成において、中央アーチ形部材120は 、左アーチ形部材102および右アーチ形部材104に対して、図10と11に 示すように内側に位置していてもよく、外側に(図示しない)位置していてもよ い。 ここで図12、13A、および13bについて説明すると、これらはヘルメッ ト100のさらなる変形例を示している。この場合、ヘルメット100を使用者 の頭に取り付けるために使われた可撓性ストラップ150は、使用中にヘルメッ ト100を有効姿勢に保持するような仕方で、アーチ形部材102、104およ び120におけるスロット152に噛み合わされている。 詳細には、少なくとも1つ、好ましくは2つのスロット152が、アーチ形部 材102の高さ方向の中央付近に位置している。スロット152は、可撓性スト ラップ150の大部分が、噛み合わせ点を除いて左アーチ形部材102の内部に 残るように、図示されているようなダブルスロットであってもよい。代わりに、 永久的あるいは半永久的な他の結合方法を、左アーチ形部材102内に可撓性ス トラップ150を引き込むために用いてもよい。右アーチ形部材102内の類似 の位置には、等しい数のスロット152が設けられる。 可撓性ストラップ150は、ヘルメット100が有効姿勢に配置されたときに 、ヘルメット100の周りを連続し、図12および13Aに示すように、ヘルメ ット100の幅を横切るように構成されている。そして、可撓性ストラップ15 0は、左アーチ形部材102の下から左アーチ形部材102の内部を上るように してスロット152を通過する。可撓性ストラップ150は、スロット152か ら、少なくともその端部の内部を通って中央アーチ形部材120と交差する。可 撓性ストラップ150は、その次に、右アーチ形部材104におけるスロット1 52を通過し、そこから右アーチ形部材104の内部を下ってヘルメットの下へ 通過する。 図13Bは、折り畳まれた無効姿勢にあるヘルメット100を示す。この姿勢 では、左アーチ形部材102および右アーチ形部材104の両方におけるスロッ ト152が、折り畳み式の中央アーチ形部材120と重なり、これにより可撓性 ストラップ150の上に折り重なる。 可撓性ストラップ150は、可撓性ストラップ150の下端が使用者の顎の周 りに何らかの適当な手段によって締められたときに、上記左アーチ形部材および 右アーチ形部材の相対的な角度姿勢がそれらの間の可撓性ストラップ150の長 さによって直されるように、左アーチ形部材102および右アーチ形部材104 に噛み合わされていることが理解できるであろう。さらに、可撓性ストラップ1 50は、その下端で使用者の顎の周りに取り付けられているので、ヘルメット1 00が無効姿勢に折り畳まれる可能性がない。可撓性ストラップ150は、中央 アーチ形部材120にも噛み合わされており、これによりヘルメット100を使 用している間、3つのアーチ形部材全ての相対的な角度姿勢を保つことができる 。 図8と9を参照して上述したアーチ形部材102、104および120の内表 面上におけるパディング101の配置は、図13Aおよび13Bの断面図におい て特に明らかに見ることができる。 全般的に見れば、本発明の折り畳み式ヘルメットが、従来技術に記述された折 り畳み式ヘルメットに対していくつかの重要な利点を有していることは容易に理 解できるであろう。第一に、上記の折り畳み式ヘルメットは、たいていの従来の 折り畳み式ヘルメットより堅い。第二に、上記の折り畳み式ヘルメットは、含ま れる部材の数がはるかに少なく、複雑な機構を必要としない。第三に、上記のヘ ルメットは、広げられた有効姿勢から折り畳まれた無効姿勢まで容易に変えるこ とができ、また、その逆にも容易に変えることができる。第四に、折り畳まれた 無効姿勢にあるヘルメットによって形成されるコンパクトなパッケージは、一般 に、そのパッケージが従来技術の折り畳み式ヘルメットによって形成されるパッ ケージより小さく、また、着用者の尻の周りに巻いたベルトに装着するのに適し ている整った比較的薄い楕円形あるいは「バナナ」形である。これらの形は、多 くの従来技術の折り畳み式ヘルメットによって形成される不格好なパッケージよ りもかなり扱いやすい。 本発明のヘルメットは、使用時に補助の固定手段を必要とせずにヘルメットを 有効姿勢に保持するストラップを提供できること、および、従来技術の折り畳み 式ヘルメットに用いられているよりも効果の大きいパディングを用いることがで きることも有利である。 本発明が限られた数の実施形態について記述したが、本発明については、多く の変更、修正、および他の適用をなしうることが理解できるであろう。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)左側面部および右側面部を有するとともに、額部および襟首部を含 み、実質的に楕円形であるヘッドバンドと、 (b)上記左側面部および右側面部に蝶番で結合され、実質的に直立した有効 姿勢に配されたときに、着用者の頭頂部を横方向に通ることにより頭部保護シェ ルを形成するとともに、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに、上記ヘッドバ ンドと実質的に共面となることによりコンパクトなパッケージを形成するアーチ 形ストラップと、 (c)上記額部および襟首部に蝶番で結合され、実質的に直立した有効姿勢に 配されたときに着用者の頭頂部を縦方向に通るとともに、折り畳まれた無効姿勢 に配されたときに上記ヘッドバンドと実質的に共面となる一対のアーチ形リブと を備える折り畳み式ヘルメット。 2.上記ストラップが、上記ヘッドバンドの外側にある請求項1記載の折り畳 み式ヘルメット。 3.上記ストラップが、上記ヘッドバンドの内側にある請求項1記載の折り畳 み式ヘルメット。 4.上記の一対のリブが、上記ヘッドバンドの内側にある請求項1記載の折り 畳み式ヘルメット。 5.上記の一対のリブが、上記ヘッドバンドの外側にある請求項1記載の折り 畳み式ヘルメット。 6.互いに間隔を空けて配列された一対のリブが有効姿勢に配されたときに該 リブを留めるために、上記額部または上記襟首部に設けられたストッパーをさら に備える請求項1記載の折り畳み式ヘルメット。 7.上記ヘッドバンドに蝶番で結合されたアーチ形フェイスガードをさらに備 え、上記アーチ形フェイスガードが、実質的に下方に傾斜した有効姿勢に配され たときに、着用者の顎を横方向に通ることにより顔面保護シールドを形成すると ともに、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに、上記ヘッドバンドと実質的に 共面となることにより上記のコンパクトなパッケージと実質的に同じ高さとなる 請求項1記載の折り畳み式ヘルメット。 8.上記フェイスガードが、上記ヘッドバンドの外側にある請求項7記載の折 り畳み式ヘルメット。 9.(a)額部および襟首部を含む実質的に楕円形であるヘッドバンドと、 (b)上記額部および襟首部に蝶番で結合され、実質的に直立した有効姿勢に 配されたときに着用者の頭頂部を縦方向に通ることにより頭部保護シェルを形成 するとともに、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに上記ヘッドバンドと実質 的に共面となることによりコンパクトなパッケージを形成する一対のアーチ形リ ブとを備える折り畳み式ヘルメット。 10.上記の一対のアーチ形リブが、ヘッドバンドの内側にあり、かつ、各ア ーチ形リブが、弾性パディングが取り付けられた内表面を有している請求項9記 載の折り畳み式ヘルメット。 11.上記の一対のアーチ形リブが、上記ヘッドバンドの外側にある請求項9 記載の折り畳み式ヘルメット。 12.互いに間隔を空けて配列された上記一対のリブを実質的に直立した有効 姿勢に配されたときに留めるために、上記額部または上記襟首部に設けられたス トッパーをさらに備える請求項9記載の折り畳み式ヘルメット。 13.上記ヘッドバンドが、左側面部および右側面部を含むとともに、上記ヘ ルメットが、上記左側面部および右側面部に蝶番で結合されたアーチ形ストラッ プをさらに備え、上記ストラップが、実質的に直立した有効姿勢に配されたとき に、着用者の頭頂部を横方向に通るとともに、折り畳まれた無効姿勢に配された ときに、上記ヘッドバンドと実質的に共面となる請求項9記載の折り畳み式ヘル メット。 14.上記ストラップが、上記ヘッドバンドの外側にある請求項13記載の折 り畳み式ヘルメット。 15.上記ストラップが、上記ヘッドバンドの内側にある請求項13記載の折 り畳み式ヘルメット。 16.上記ヘッドバンドに蝶番で結合されたアーチ形フェイスガードをさらに 備え、上記アーチ形フェイスガードが、実質的に下方に傾斜した有効姿勢に配さ れたときに、着用者の顎を横方向に通ることにより頭部保護シールドを形成する とともに、折り畳まれた無効姿勢に配されたときに、上記ヘッドバンドと実質的 に共面となることにより上記のコンパクトなパッケージと同じ高さとなる請求項 9記載の折り畳み式ヘルメット。 17.上記フェイスガードが、上記ヘッドバンドの外側にある請求項16記載 の折り畳み式ヘルメット。 18.使用者の頭部を保護するための折り畳み式ヘルメットであって、 (a)左アーチ形部材と、 (b)右アーチ形部材と、 (c)中央アーチ形部材とを備え、 左アーチ形部材、右アーチ形部材、および中央アーチ形部材の各々が前部およ び後部を有し、左アーチ形部材および中央アーチ形部材の前部が前結合点にて蝶 番で結合され、右アーチ形部材および中央アーチ形部材の後部が後結合点にて蝶 番で結合され、これにより、上記各アーチ形部材が、実質的に楕円形の保護ヘッ ドカバーを形成する有効姿勢と、上記各アーチ形部材が実質的に重なり合ってコ ンパクトなパッケージを形成する無効姿勢との間で、上記各アーチ形部材の配置 を変えることができるようになっており、上記保護ヘッドカバーでは、左アーチ 形部材が使用者の頭部の左部分を保護し、右アーチ形部材が使用者の頭部の右部 分を保護し、中央アーチ形部材が使用者の頭部の中央部分を保護するようになっ ている折り畳み式ヘルメット。 19.上記中央アーチ形部材が、上記左アーチ形部材および右アーチ形部材の 両方の内側にある請求項18記載の折り畳み式ヘルメット。 20.上記中央アーチ形部材が内表面を有し、上記ヘルメットが、上記内表面 の大部分に付けられた弾性パディングをさらに含んでいる請求項19記載の折り 畳み式ヘルメット。 21.上記左アーチ形部材および右アーチ形部材のそれぞれの一部分が、上記 ヘルメットが無効姿勢にあるときに中央アーチ形部材の外側へ突出し、上記ヘル メットが、上記の部分のそれぞれに付けられたパディングをさらに含んでいる請 求項20記載の折り畳み式ヘルメット。 22.上記左アーチ形部材および右アーチ形部材と噛み合わされた可撓性の補 助ストラップをさらに備え、上記補助ストラップが、上記ヘルメットが有効姿勢 であるときに左アーチ形部材および右アーチ形部材の相対的な角度姿勢が上記ス トラップによって固定されるように中央アーチ形部材と連結されている請求項1 9記載の折り畳み式ヘルメット。 23.上記中央アーチ形部材に対して補助結合点を介して蝶番で結合された補 助アーチ形部材をさらに備え、上記補助アーチ形部材が、上記ヘルメットが有効 姿勢に配されたときに着用者の頭頂部を実質的に横方向に通るとともに、上記ヘ ルメットが折り畳まれた無効姿勢に配されたときに、上記左アーチ形部材、右ア ーチ形部材、および中央アーチ形部材と、実質的に中心が一致し、かつ、一直線 上に並び、有効姿勢にあるヘルメットを保持するために左アーチ形部材および右 アーチ形部材に対して取り外し可能に結合されている請求項18記載の折り畳み 式ヘルメット。 24.上記中央アーチ形部材を左アーチ形部材および右アーチ形部材と結合す る複数の可撓性のストラップをさらに備え、上記ストラップが、上記ヘルメット が有効姿勢に配されたときに伸張され、上記ヘルメットが折り畳まれた無効姿勢 に配されたときに折り畳まれるようになっている請求項18記載の折り畳み式ヘ ルメット。 25.上記左アーチ形部材および右アーチ形部材が有効姿勢を越えて開くこと を防ぐために、上記前結合点および後結合点の一方に連結された止め具をさらに 備える請求項18記載の折り畳み式ヘルメット。 26.上記ヘルメットが有効姿勢であるときに、左アーチ形部材、右アーチ形 部材、および中央アーチ形部材を、一定の角度の関係となるように一時的に固定 する固定機構をさらに特徴とする請求項18記載の折り畳み式ヘルメット。
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