JPH11500056A - 廃水中の汚泥を沈殿するための方法および沈殿池 - Google Patents

廃水中の汚泥を沈殿するための方法および沈殿池

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JPH11500056A
JPH11500056A JP8524590A JP52459096A JPH11500056A JP H11500056 A JPH11500056 A JP H11500056A JP 8524590 A JP8524590 A JP 8524590A JP 52459096 A JP52459096 A JP 52459096A JP H11500056 A JPH11500056 A JP H11500056A
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イー. ペデルセン,ジョン
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オーデンセ バンドゼルスカブ アクティーゼルスカブ
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Abstract

(57)【要約】 入口(27)を経て沈殿池(1)へ流れ(2)で供給し、清澄化した状態でこの入口と反対に設置した出口(4)から取出す廃水中の汚泥を沈殿する目的を果す方法および沈殿池。この入口に、流れの抵抗(29、30および31)が作られていて、それが流れる水に激しい乱流を作り、この水からの流れのエネルギーの実質的部分を、この乱流を作る渦のエネルギーに変換する。それによって、汚泥塊の生成およびそれに続くそれらの沈殿を増進する流れ状態を作る。

Description

【発明の詳細な説明】 廃水中の汚泥を沈殿するための方法および沈殿池 本発明は、入口を経て沈殿池へ流れで供給し、清澄化した状態でこの入口と反 対に設置した出口から取出す廃水中の汚泥を沈殿するための方法に関する。 廃水を受け槽に排出する前に、それが現在の放水要件を満たすことができる適 当な程度にそれを清澄化しなければならない。典型的な廃水処理プラントでは、 この処理が連続する工程段階で起り、そこで廃水中の固形物要素および懸濁物質 を処理しおよび/または除去する。 固形物質は、主として機械的清澄化に続く1次清澄池での汚泥の沈殿によって 除去する。そこから、廃水を更に曝気池へ向け、そこで廃水の内容物の異なる種 類の汚染要素を、生物学的汚泥として更に無害の化合物に分解し且つ変換する。 最後に、この水から来る生物学的汚泥を2次清澄池で沈殿によって分離し、そ の後に、処理した水を大抵の場合受け槽へ排出することができる。沈殿した汚泥 は、曝気池へ戻し、それが生物学的処理工程の一部である。余分な汚泥は曝気池 から汲出して水気を切り、その後通常農場に散布することができる。 最初、2次清澄池へ供給した廃水中の汚泥は、通常小さな1次粒子で、それは 沈殿できないか、できても困難である。これらの1次粒子は、第1にある工程で 大きな粒子または塊に集めねばならず、その工程は、凝集と称して、廃水をわず かに攪拌することによって、小さな1次粒子を衝突させ且つ一緒に密着させて塊 にするに十分適した大きさの速度勾配を作ったときに起る。しかし、速度勾配が 大き過ぎると、塊が出来るより早く分解し、小さ過ぎると、塊が出来ない。従っ て、沈殿は、もし廃水中の速度勾配の大きさがある区間の限界内にあれば、2次 清澄池でだけ起り得る。 2次清澄池は、通常円形か矩形の池として構成する。各池は、廃水をこの池に 導くための入口、および処理した水をこの池の外に導くための出口を有する。円 形池では、入口を池の中央に、および出口を周辺に沿って配置する。矩形池では 、入口を一端に、および出口を反対端に配置する。 両方の場合とも、池の中の廃水は、入口から出口へ、汚泥を沈殿できるように するために十分な低速で流れる。沈殿した汚泥は、底掻き取り装置によって、反 対方向に汚泥穴へ運搬し、そこから汚泥を、前述のように、汲出して曝気池へ戻 す。 2次清澄池は、もし当局が規定する放水要件を全ての状況で満たすべきである なら、廃水中に存在する生物学的汚泥を確実且つ効率的に沈殿できなければなら ない。必ずしもこうとは限らない。 満足な沈殿が得られないことには、多くの理由がある。ここに述べた幾つかは 、池の中の塊の生成が不十分で流れの状態が不適当なことがある。これらの両現 象は、池に過剰な水圧負荷が課されることがある、激しい雨期に特に重要である 。 廃水は、比較的高速で入口から池に流れ込み、それが典型的には約30ないし 40 m/minになることがある。そのような高速では、1次粒子が塊を作れないだ ろう。水の流れが、2次清澄池で凝集を起すためには必ず存在しなければならな い遙かな低速、例えば、典型的には6 m/min未満に減速してから、この水流は、 沈殿した汚泥ブランケットの上の領域に達するほど長距離を占めなければならず 、従って、そこでこの水流が水を底流の形で出口の方へ動かす。同時に、この底 流が運ぶ水量の埋め合せに、出口から入口の方向に表面流ができる。 この流れパターンは、明らかに望ましくない。この底流は、既に沈殿した汚泥 を浮揚させ、その幾らかを持去って既に処理した水に混ぜるという効果を有する 。しかし、この表面流と底流の間に、十分に穏やかな水域があり、汚泥塊ができ るようにする。しかし、これらの塊は、水が穏やかであるために、一緒に密着し てブランケットのようになり、これらの塊が沈むためには必ず押出さねばならな い水量を通す孔がないので、沈み且つ沈殿するのが困難である。 ヨーロッパ特許公報第0386163 B1号は、沈殿池の入口に挿入する装 置を開示している。この装置は、原則として、一つが他の内側に同心に配置した 二つの円筒形壁からなり、空間を画成する。廃水は、接線方向に配置した入口か らこの空間に向い、その廃水は、上方回転運動をしてから円筒壁の上部の切れ目 からそこを出る。この水が同時に描く運動は、汚泥に進んで凝集させるような大 きさの放射状速度勾配をもつ渦の性質を有する。既に出来た塊が直後に渦の内部 乱流によって再び分解されるのを避けるためには、廃水がこの装置を貫流すると き、そのようになる抵抗に出会わないことが必要である。従って、水は、大体同 じエネルギー含有量でこの装置から流出し、従って、出口領域に存在する水の中 に激しい運動および乱流を発生させる。それによって、この装置を通過中にでき た汚泥塊は分解され、この池の水に後にできた激しい水流がその後の凝集および 沈殿を妨害するだろう。 本発明の目的は、冒頭の段落で述べた種類の、これまで見られたより迅速且つ 更に良く廃水中の汚泥を凝集および沈殿できる方法を提供することである。 これを達成するための新規にして独特なものは、本発明によれば、供給した水 流の位置および運動のエネルギーの本質的部分を、入口を通過する間に渦の運動 エネルギーに変換することである。それによって、2次清澄池の中に、汚泥塊を 作るために最適の速度の都合の良い流れ状態が得られる。他の利点は、水が入口 を通過する間に作られた非常に多くの渦が、今度は池の中の水を、水中に懸濁し た汚泥粒子を衝突させ且つ一緒に密着させて塊にする様に、大面積にわたり適当 な攪拌状態にすることである。同時にこれらの渦は、塊が沈むとき、排出される 水が通過するための孔を作る。従って、凝集した塊が今度は迅速且つ効率的に沈 殿する。 入口を通過する間に、この入口の通過後、池の底に沈殿した汚泥に近い領域へ 入り込むに十分なエネルギーがもうないように、水流から多くのエネルギーを除 去し、池の出口の方に向いた底流を作るとき、既に沈殿した汚泥が再び巻上げら れることはなく、できた汚泥塊は、自由に沈み且つ沈殿できるだろう。 しかし、残りのエネルギーが、今度は表面領域の水に出口の方に向いた確実な 運動をさせ、このエネルギーが供給する廃水の多量の流れより遙かに大きいのに 適した多量の流れを作るに十分であるとき、沈殿した汚泥の上に底流を作ること があり、その底流は、沈殿した汚泥を持上げないように、彷徨する底掻き取り装 置とほぼ同じ速度および方向であるが、反対に掻き取り装置の作業が汚泥を汚泥 孔に運ぶことに貢献するだろう。 入口を通過中に供給水流からのエネルギーを渦のエネルギーに変換することは 、この水流をかなりの流体抵抗に曝すことによって有利に行うことができ、それ は、 例えば、適当な回数急激に方向を変えることを強制されるという趣旨であっても よい。 本発明は、廃水を池に流入するように導くための入口、およびこの入口に対向 して配置し、清澄化した廃水をこの池から外に導くための出口を備える、廃水中 の汚泥を沈殿するための沈殿池にも関する。本発明による新規にして独特なもの は、この池の入口が、供給した水流の位置および運動のエネルギーの本質的部分 を、この入口を通過する際に渦の運動エネルギーに変換するための手段を備える という事実である。 好適実施例によれば、これらの手段は、水流の方向に主として斜めに配置した そらせ板の形をした流れの抵抗から成る。その上、これらのそらせ板の一つ以上 が、池の水圧負荷が異なっても水流のエネルギーを渦のエネルギーに最適に変換 するために調整可能である。 これらのそらせ板は、水を多くの渦のある乱流状態にするために、急激に方向 を変える流路を一緒に制限することができ、渦の各々が流水からのエネルギーの 一部を消費する。 与えられた沈殿池が最大可能容量をもつことを可能にするためには、廃水の汚 泥の凝集を入口の流出部で既に始められることが重要である。これは、流水の速 度を、凝集を起せる限界に減速できるときに可能である。これを得るためには、 この限界が入口の始りでの廃水の流速より小さいので、出口での流路の断面積が 入口での廃水流の断面積より遙かに大きくなければならない。 上記のヨーロッパ特許公報第0386163 B1号から知られる入口装置は 、水が非常に短い入口縁を横切って池に流入する。これは、流出部での速度が遙 かに大き過ぎて凝集を起せず、同時に激しく無制御の流れが発生して後の凝集を 妨げるという事実に終る。これらの欠点を避けるために、本発明による池の入口 は、水流の幅に相当する長さを有する。この入口は、例えば、矩形池の短辺の一 つの全長を伸すことができ、それによって水がこの池の幅で全延長部を横切って 出口の方へ均一に動かされるという付加的利点が得られる。 円形池では、流入が池の中央で起り、貫流する領域が中心からの半径方向距離 に依って変る。従って、速度は、入口で最高であり、中心への距離によって外に 向って減る。それで、水が入口から出口へ半径方向に外方に流れるとき、速度を 、池の中の至る所で、凝集を起せる限界内に保つことは困難であることがある。 もし、その代りに水を螺旋状に外方に流れさせたら、流速は、同じ程度には中心 からの半径方向距離に依存しないだろう。入口の周りまたは内側に、多数の案内 羽根を円形に斜めに配置することによって、水の流れの進展をそのような螺旋状 にすることができる。 本発明を、例として挙げる、図面を参照した、以下の実施例の説明によって更 に十分に説明する。それらの図面で、 図1は、典型的な矩形の2次清澄池を、縦断面で見て、模式的に示し、 図2は、同じ池を上から見て示し、 図3は、典型的な円形の2次清澄池を、断面で見て、模式的に示し、 図4は、同じ池を上から見て示し、 図5は、図1に示す池の流れの進展を底掻き取り装置なしに示し、 図6は、同じ池であるが、今度は本発明による入口のある池を示し、 図7は、図3に示す池の流れの進展を底掻き取り装置なし、従来の入口付を図面 の左側におよび本発明による入口付を図面の右側に示し、 図8は、本発明による入口付の矩形池を、断面で見て、拡大して示し、 図9は、本発明による入口付の円形池を、断面で見て、拡大して示し、および 図10は、図示する二つのそらせ板の内そらせ板の上端に、円形に斜めに配置し た案内羽根を有する、図9に示す入口の断面を透視図で示す。 図1および図2は、全体を参照番号1で指す、典型的な矩形2次清澄池を示す 。処理すべき廃水は、曝気池(図示せず)から流れ2で来て、この池の短辺の一 つに沿って配置した入口3を経てこの池の中へ向う。清澄化した廃水は、この池 の他の短辺に沿って配置した出口4を経てこの池から出る。 この池の底5は、図示の例では、この池の入口端にある汚泥穴6の方へわずか に傾斜している。この池には、更に底掻き取り装置7が配置され、それは、チェ ーンホイール9の周りを矢印の方向に走るチェーン8から成り、掻き板10を備 える。この掻き取り装置は、沈殿した汚泥を汚泥穴へ運搬する役割をする。この 中に集めた汚泥は、汚泥管11を介して汲出して曝気池へ戻す。 図3および図4で、全体を参照番号12で指す、典型的な円形2次清澄池を見 ることができる。清澄化すべき廃水は、曝気池(図示せず)から管13を経てこ の池の中央の入口14へ向う。清澄化した廃水は、この池の周囲に沿って配置し た出口15を経てこの池から出る。 池の底16は、この場合も、この池の中央に入口14の下に配置した汚泥穴1 7の方へわずかに傾斜している。この池に更に底掻き取り装置18が配置され、 それは、掻き取り装置橋19の後に引張られ、その橋の内端は、入口の上部のジ ャーナル20に動くように取付けられ、その外端は、この池のリング形外縁21 の上を走ることができる。この掻き取り装置は、沈殿した汚泥を汚泥穴へ運搬す る役割をする。この中に集めた汚泥は、汚泥管22を介して汲出して曝気池へ戻 す。 図5は、図1に示す典型的な池の中の流れの進展を示す。しかし、池の中の水 の流れをよく見えるようにするために、掻き取り装置を除いてある。底5に、沈 殿した汚泥ブランケット23が堆積している。廃水2は、典型的には30m/min と40m/min の間の速度で矢印の方向にこの池の中へ流れ、従って、それが汚泥 ブランケット23の上の領域に達し、流れが、矢印で示すように、池の出口端の 方向に底流24として流れ続けるとき、この池の中でまず初めに遙かに遅い速度 に減速されるであろう。この底流が水を矢印の方向に入口端から出口端へ運び、 そこで埋め合せに表面流25が発生し、その流れが、矢印で示すように、水を反 対方向に、即ち出口端から入口端へ運ぶ。 従って、池の中の水は、およそ望ましくない方法で循環する。入口では、この 入口に近い池の端の水が激しい乱流状態になるような大きな力で水が池に流れ込 み、それが汚泥を凝集させない。この池の中を更に進むだけで、流れが非常に遅 くなって凝集が起る状態になる。図に示すように、汚泥ブランケット24がここ では明らかに厚い。底流がこの汚泥ブランケットの上を接近して流れ、従って必 然的にこの多くをよくかき混ぜ、既に沈殿した汚泥を表面流25の中に引上げ、 それで沈殿過程を全て再び始めなければならない。しかし、新たな沈殿は、以下 の二つの状態によって無効にされるだろうが、その二つ共この望ましくない流れ の進展の結果である。 第1に、底の方に沈む汚泥塊が底流24によって捕えられ、沈殿する機会もな く再循環に入れられるだろう。第2に、底流24と表面流25の間に、かなり穏 やかな水域が出現し、そこには凝集のための条件があるが、この領域では凝集が 孔のない密着したブランケットの性質を有するだろう。この塊のブランケットは 、もし、この塊が沈めるなら、塊と水が必ず互いに通過できなければならないだ ろうから、領域26に止ったままであろう。しかし、塊のブランケットに水が通 過するための孔が何もないので、そのような通過は不可能である。 上記の問題は、本発明による入口27で除去され、その入口は、図6に示す池 に配置され、その池は、あらゆる点で図5に示すものに対応する。従って、類似 の部品には同じ参照番号が付けてある。 この場合、入口には、そらせ板29、30および31によって限定されたかな り長い流路28が作られ、それらの板は、流れ方向に斜めにこれと同じ延長線上 におよび/または池の幅に配置されている。この流路は、特に水がそらせ板の縁 の一つの周りを流れる度毎にそれが急に方向を変えなければならないので、水の 流れに非常に大きな抵抗を与えるだろう。それによって、水が多数の渦を伴う激 しい乱流にされ、その渦の各々が水の流れのエネルギーの一部を消費する。 同時に、流れの速度は、順次減速され、入口の端で1/4 m/minと10 m/min の間、好ましくは1 m/minと8 m/minの間、特に2 m/minと6 m/minの間に選択 できると都合がよく、それらは全て多かれ少なかれ好ましい凝縮を起すことがで きる速度範囲である。従って、入口の後で既に凝集と沈殿が始り、この池の能力 を最大限に利用することができる。図5に示す従来の池の汚泥ブランケット23 と反対に、本発明による池の汚泥ブランケット32は、入口に最も近い池の端で 最も厚いだろう。 水が流路28を流れる間、その速度は、例えば上述の速度へ、次第に減速する だろうが、その場合は、流路の断面積が減速する速度と共に増さねばならない。 従って、出口での流路の断面積は、流れている間に流速が減るので、少なくとも 入口での断面積より大きくなければならない。 水の流れがこの流路を離れるとき、それは、もう入口の水の中へ深く入り込め ないほど多くのエネルギーを失っている。従って、この水の流れは、表面領域に 留まらねばならず、そこで出口4の方に向いた表面流33の中に存在し続ける。 この表面流は、水を入口端から出口端へ運び、それによって埋め合せに底流25 が発生し、それが、矢印で示すように、水を反対方向に、即ち出口端から入口端 へ運ぶ。 この流れが循環する状態は、池の中での凝集および沈殿のために非常に好都合 である。入口での流体抵抗を適当に構成することによって、底流の速度を掻き取 り装置(図1)が沈殿した汚泥を汚泥穴6へ掻集める速度に対応させられる。底 流は、従来の池の場合のように、汚泥ブランケットをかき回さず、反対に掻き取 り装置が汚泥を汚泥穴へ運ぶのを手伝う。底の方へ沈んでいる汚泥塊が、実際に はこの弱い底流によって捕えられるだろうが、都合よく後者によって、従来の池 の場合のように再循環されるのではなく、汚泥穴の中に堆積するように向けられ る。 前述のように、入口の後でもう既に凝集を始めることができる。続く表面流3 3で、および二つの流れ33、34の間のかなり穏やかな水のある領域35で、 同時に凝集を行うことができるための最高状態が得られている。これは、廃水が 入口から流れ出たときにできて、今度は出口への途中でゆっくり消え去る多数の 渦が底流の上の水域を何度も横切るという事実による。これらの渦は、水をかき 回し、至る所に速度勾配を作り、この事実が塊の生成を推進する。従って、この 塊の生成が、この場合も、非常によくブランケットの性質を有することができる が、このブランケットには、今度は広く分布した渦のために入り込むことができ 、それらの渦が水にこのブランケットを貫流できるようにし、一方ブランケット は底に沈む。従って、生成した塊が迅速且つ安全に沈み、沈殿する。 2次清澄池の水圧負荷は、大いに変り、殊にどれだけ雨が降るかに依る。池の 中のあらゆる状況で最適稼働状態にするために、流路28の流体抵抗は、そらせ 板31がヒンジ36の周りに回転可能なので、調整できる。それで、そらせ板3 1が図6に点線で示す傾斜した位置にあるとき、入口での流体抵抗は、このそら せ板が実線で示す位置にあるときより大きいだろう。 図7は、図3で示した円形池12での流れの進展を示す。しかし、池の中の流 れをよく見えるようにするために、掻き取り装置を除いてある。この図の左側は 、 従来の入口のある池を示し、右側は、本発明による入口を有する。 従来の円形池を示す、図7の左側では、沈殿した汚泥ブランケット37が底1 6に堆積する。廃水は、矢印の方向に、典型的には30m/min と40m/min の間 の速度でこの池に流れ込み、この池の中で汚泥ブランケット37の上の領域で遙 かに低い速度に減速し、そこで流れが、矢印で示すように、底流38として池の 周辺の方向に続く。この底流は、水を矢印の方向に中央から周辺へ運び出し、そ れによって埋め合せに表面流39が発生し、その表面流が、矢印で示すように、 水を反対方向に、即ち周辺から中央の方へ運ぶ。 この流れの進展の結果として、図5に示す典型的矩形池の流れの進展の説明に 関連して上に記述した欠点に多かれ少なかれ相当する欠点が生ずる。 本発明による円形池を示す、図7の右側では、沈殿した汚泥ブランケット40 が底16に堆積する。この場合、入口には、入口14の周りに配置したリング形 そらせ板42、43によって限定されたかなり長い流路41が作られている。こ の構成を図9で拡大して見ることができる。この流路は、特に水がそらせ板の縁 の一つの周りを流れる度毎にそれが急に方向を変えなければならないので、水の 流れに非常に大きな抵抗を与える。それによって、水が無数の渦を伴う激しい乱 流にされ、その渦の各々が流れのエネルギーの一部を消費する。 水の流れがこの流路を離れるとき、それは、もう入口の水の中へ深く入り込め ないほど多くのエネルギーを失っている。従って、この水の流れは、表面領域に 留まらねばならず、そこで周辺の方に向いた矢印の方向の表面流44の中に存在 し続ける。この表面流は、水を中央から周辺へ運び出し、それによって埋め合せ に底流45が発生し、その底流が、矢印で示すように、水を反対方向に、即ち周 辺から中央の方へ運ぶ。 この流れの進展によって得られる利点は、図6に示す本発明による矩形池の流 れの進展の説明に関連して上に記述した利点に多かれ少なかれ対応する。 しかし、円形池の流れの進展は、円形池の中の速度が池の中心からの距離と共 に減じ、一方矩形池の縦方向ではより均一であるので、矩形池の流れの進展とは ある程度異なる。従って、円形池の随所で、速度を凝集が起る限界内に保つこと が困難であることがある。 図10に、図7の右側からの本発明による入口を拡大して透視図で断面で示し 、その入口は、内リング形そらせ板42と外リング形そらせ板43を有する。内 そらせ板42の上端に、周辺に沿って等間隔に多数の案内羽根46が斜めに配置 され、それがこの内そらせ板の上縁からあふれる水に、接線方向の成分が池の中 の水を中心周りに回転させる速度を与える。それによって、中心からの距離と共 に増す遠心力の影響の下で、水が大体螺旋状の経路でこの円形池の領域を貫流す ることを強制される。放射状に流れ出る流れの速度は、中心からの距離と共に減 るが、そこで遠心力が反対に中心からの距離と共に速度を増し、その結果、この 池の至る所で流れの速度がかなり均一になる。もし、この螺旋が掻き取り装置と 同じ方向に回転するなら、沈殿した汚泥を汚泥穴17へ掻集める際に、この速度 の接線方向成分が掻き取り装置の作業を支援する。 図8で、本発明による2次清澄池用入口のもう一つの実施例が見られる。全体 を参照数字47で指すこの入口は、池のコンクリート構造52に取付けられた、 多かれ少なかれ斜めのそらせ板48、49、50および51で形成されている。 廃水2がコンクリート構造52の穴53から矢印で示す方向に流れ込み、第1 そらせ板48を横切って流下し、そのそらせ板は、下端が半円形溝54に上方に 曲げられている。水がこの溝にぶつかると、斜め上方に放り出され、対向する第 2そらせ板49に大きな力で当り、その後水がコンクリート構造52の水平部5 5および第3そらせ板49上を流れ、そのそらせ板が水を再び湾曲した第3そら せ板51の方へ向け、そこから水が最後に池の水56に流れ落ちる。水が強制さ れる多くの激しい方向転換およびそれに関連する強い力の影響が、池の水56へ 流れる水を激しい乱流状態および凝集区間内の流速にする。 上に、本発明を2次清澄池に使うという仮定で説明した。勿論、1次清澄池ま たは液体中の固形物の凝集および沈殿に基づくプロセスを実行する他の容器にも 同様に使うことができる。 図示し説明したそらせ板は、池の入口で如何に流体抵抗を作れるかを説明する ために例として述べたに過ぎず、それでこれらの抵抗は、本発明の範囲内で多く の他の方法、例えば、水が貫流する孔明き板で、または水の流入エネルギーの一 部を取戻す回転水車で、任意に作ることができる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 入口を経て沈殿池へ流れで供給し、清澄化した状態で前記入口と反対に 設置した出口から取出す廃水中の汚泥を沈殿するための方法に於いて、供給した 水流の位置および運動のエネルギーの本質的部分を、前記入口を通過する間に渦 の運動エネルギーに変換することを特徴とする方法。 2. 請求項1による方法に於いて、供給した水流からの位置および運動のエ ネルギーを、前記入口を通過する間に、渦の運動エネルギーに変換し、前記水流 が、前記入口を通過後、池の底に沈殿した汚泥に近い領域へ入り込むに十分なエ ネルギーを有しないように減少させることを特徴とする方法。 3. 請求項1または請求項2による方法に於いて、供給した前記水流からの 位置および運動のエネルギーを、前記入口を通すことによって、かなりの程度に 渦の運動エネルギーに変換するが、前記入口を通過後の前記水流が、池の中の水 の上部領域の多量の流れに相当するまたはそれ以上の、前記入口に供給される前 記廃水の多量の流れを作るに十分なエネルギーを有する以上には減少しないこと を特徴とする方法。 4. 請求項1、請求項2または請求項3による方法に於いて、前記廃水が、 通常の使用条件で、1/4 m/minと10 m/minの間、好ましくは1 m/minと8 m /minの間、特に2 m/minと6 m/minの間の流速で入口を離れるようにされること を特徴とする方法。 5. 請求項1ないし請求項4の各々による方法に於いて、前記水流が前記入 口を通過する間に実質的流体抵抗を受けることを特徴とする方法。 6. 請求項1ないし請求項5の各々による方法に於いて、前記水流が、前記 入口を通過する間に少なくとも1回、急激な方向転換を強いられることを特徴と する方法。 7. 廃水を池に流入するように導くための入口、および前記入口に対向して 配置し、清澄化した廃水をこの池から外に導くための出口を備える、前記廃水中 の汚泥を沈殿するための沈殿池に於いて、供給した水流の位置および運動のエネ ルギーの本質的部分を前記入口を通過する際に渦の運動エネルギーに変換するた めの手段が該入口に設けられていることを特徴とする沈殿池。 8. 請求項7による沈殿池に於いて、前記水流からの位置および運動のエネ ルギーの実質的部分を渦の運動エネルギーに変換するための手段が流体抵抗であ ることを特徴とする沈殿池。 9. 請求項6または請求項7による沈殿池に於いて、前記水流からの位置お よび運動のエネルギーの実質的部分を渦の運動エネルギーに変換するための手段 が少なくとも一つのそらせ板から成り、該そらせ板は、水が該そらせ板にぶつか る直前に流れる方向を主に横切るように配置されていることを特徴とする沈殿池 。 10. 請求項9による沈殿池に於いて、前そらせ板の少なくとも一つが入口 に調整可能に配置されていることを特徴とする沈殿池。 11. 請求項9または請求項10による沈殿池に於いて、多数のそらせ板が 共に前記入口を通る流路を急激な方向転換により制限すること、および前記出口 での流速が前記入口でより小さいので、該出口でのこの流路の断面積が、少なく とも該入口での前記廃水流の断面積より遙かに大きいことを特徴とする沈殿池。 12. 請求項7ないし請求項11の各々による沈殿池に於いて、前記入口の 長さが流入する前記廃水の幅と少なくとも等しいことを特徴とする沈殿池。 13. 請求項7ないし請求項12の各々による沈殿池であって、該池が円形 で、前記入口が該池の中央に配置されている前記沈殿池に於いて、前記水流の位 置および運動のエネルギーの実質的部分を渦の運動エネルギーに変換するための 手段が多数の案内羽根を含み、該羽根は、水が該羽根にぶつかる直前に流れる方 向とある角度をなすことを特徴とする沈殿池。
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