JPH1149115A - 注入容器マガジン - Google Patents
注入容器マガジンInfo
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- JPH1149115A JPH1149115A JP22315497A JP22315497A JPH1149115A JP H1149115 A JPH1149115 A JP H1149115A JP 22315497 A JP22315497 A JP 22315497A JP 22315497 A JP22315497 A JP 22315497A JP H1149115 A JPH1149115 A JP H1149115A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
- B65D75/5883—Non-integral spouts connected to the package at the sealed junction of two package walls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D2575/52—Details
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- B65D2575/583—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture the non-integral spout having an elongate cross-sectional shape, e.g. canoe or boat shaped
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本願発明は、注入容器における内容物の注入
の作業性を向上させ、注入容器内への注入までの間に、
特に容器の移送中等に、容器内への異物等を混入を防止
することを目的とする。 【解決手段】 内容物を注入するための注入口32を備
えた複数の容器1を、テープ状の長尺状体4の長手方向
に配列して取り付ける。この注入口32は、容器1の上
部から突出する注入部3の上端部33に開口しており、
この注入部の上端部33とテープ状の長尺状体4とが固
定されていることにより、上端部に開口した注入口33
がテープ状の長尺状体4によって閉ざされている。テー
プ状の長尺状体4を移動させることによって、各容器1
はぶら下がった状態で、注入ノズルの位置に送ることが
できる。また、上端部に開口した注入口32がテープ状
の長尺状体4によって閉ざされているため、容器1内へ
の異物等の混入を防止することができる。
の作業性を向上させ、注入容器内への注入までの間に、
特に容器の移送中等に、容器内への異物等を混入を防止
することを目的とする。 【解決手段】 内容物を注入するための注入口32を備
えた複数の容器1を、テープ状の長尺状体4の長手方向
に配列して取り付ける。この注入口32は、容器1の上
部から突出する注入部3の上端部33に開口しており、
この注入部の上端部33とテープ状の長尺状体4とが固
定されていることにより、上端部に開口した注入口33
がテープ状の長尺状体4によって閉ざされている。テー
プ状の長尺状体4を移動させることによって、各容器1
はぶら下がった状態で、注入ノズルの位置に送ることが
できる。また、上端部に開口した注入口32がテープ状
の長尺状体4によって閉ざされているため、容器1内へ
の異物等の混入を防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、各種の液体や粉
粒体等の流動体を入れるための注入容器を複数備えた注
入容器マガジンに関するものである。
粒体等の流動体を入れるための注入容器を複数備えた注
入容器マガジンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パウチ袋と呼ばれる合成樹脂フィ
ルム製等の柔軟な袋が出回っており、このパウチ袋は、
収納された液体、粉粒体、流動体、半流動体等の各種の
内容物を外気から遮断し、密封包装形態を取るものであ
り、例えば、シャンプーやリンス、洗剤、ジュース等の
飲料品、マヨネーズやケチャップ等の流動性のある飲食
物、潤滑油等のオイル、殺虫剤等の薬品、塗料、イン
ク、肥料等の化学品等々を封入するものである。これら
のパウチ袋は、容器としてそのまま使用されたり、他の
容器への詰め替え用として使用されたり、或いは、内部
の密封液体を排出できる排出機能を有する他の容器に組
み込んで、内部容器として使用されたりするものであ
る。
ルム製等の柔軟な袋が出回っており、このパウチ袋は、
収納された液体、粉粒体、流動体、半流動体等の各種の
内容物を外気から遮断し、密封包装形態を取るものであ
り、例えば、シャンプーやリンス、洗剤、ジュース等の
飲料品、マヨネーズやケチャップ等の流動性のある飲食
物、潤滑油等のオイル、殺虫剤等の薬品、塗料、イン
ク、肥料等の化学品等々を封入するものである。これら
のパウチ袋は、容器としてそのまま使用されたり、他の
容器への詰め替え用として使用されたり、或いは、内部
の密封液体を排出できる排出機能を有する他の容器に組
み込んで、内部容器として使用されたりするものであ
る。
【0003】図7は、従来のパウチ袋を図示する説明図
であり、合成樹脂フィルムを二重に折り重ね、注入口1
53の部位を除いて、全周縁部をヒートシールして、袋
状体150を形成する。その周縁部をヒートシールする
際に、図中上方縁部151に注出口部154を設ける。
この注出口部154は、上方に突出し、外周部に雄ネジ
が設けられた注出口と、この注出口に螺着される内周面
に雌ネジが設けられたキャップ154aとから成る。こ
の注出口部154の根本部154bが袋状体150の上
方縁部151と熱溶着されることにより、袋状体150
の外周縁部のヒートシールと同時に、注出口部155が
袋状体150に設けられることとなる。
であり、合成樹脂フィルムを二重に折り重ね、注入口1
53の部位を除いて、全周縁部をヒートシールして、袋
状体150を形成する。その周縁部をヒートシールする
際に、図中上方縁部151に注出口部154を設ける。
この注出口部154は、上方に突出し、外周部に雄ネジ
が設けられた注出口と、この注出口に螺着される内周面
に雌ネジが設けられたキャップ154aとから成る。こ
の注出口部154の根本部154bが袋状体150の上
方縁部151と熱溶着されることにより、袋状体150
の外周縁部のヒートシールと同時に、注出口部155が
袋状体150に設けられることとなる。
【0004】この従来例においては、内部に封入される
液体等が、注入口153から注入され、その後注入口1
53がヒートシールされて、内部の液体等が密封され
る。使用に際しては、注出口部154のキャップ154
aを回転し、緩めて取り外して、注出口から封入されて
いた液体等を外部に注出させることができる。
液体等が、注入口153から注入され、その後注入口1
53がヒートシールされて、内部の液体等が密封され
る。使用に際しては、注出口部154のキャップ154
aを回転し、緩めて取り外して、注出口から封入されて
いた液体等を外部に注出させることができる。
【0005】上記従来のパウチ袋においては、注入口と
注出口の2つがそれぞれ別個に設けられ、注入口から各
種液体等を注入した後に、その注入口をヒートシールし
て密封していたため、内部に封入される液体等をパウチ
袋の内部に満杯となるまで、注入することが出来ないと
いう問題があった。というのも、注入口をヒートシール
する当たり、パウチ袋の注入口を挟持して、熱を加える
装置の部分の大きさを考慮して、或いは、内部に封入さ
れる液体等がヒートシール部に付着することによって、
ヒートシールが不完全となってしまうことを防止するた
めに、封入される液体等は、パウチ袋内に満杯の状態ま
で注入することが出来ないからである。
注出口の2つがそれぞれ別個に設けられ、注入口から各
種液体等を注入した後に、その注入口をヒートシールし
て密封していたため、内部に封入される液体等をパウチ
袋の内部に満杯となるまで、注入することが出来ないと
いう問題があった。というのも、注入口をヒートシール
する当たり、パウチ袋の注入口を挟持して、熱を加える
装置の部分の大きさを考慮して、或いは、内部に封入さ
れる液体等がヒートシール部に付着することによって、
ヒートシールが不完全となってしまうことを防止するた
めに、封入される液体等は、パウチ袋内に満杯の状態ま
で注入することが出来ないからである。
【0006】そのため、本願出願人は、内部に各種の液
体等を注入するための注入口と、内部の液体等を注出す
るための注出口とを有する合成樹脂フィルム製等の柔軟
な袋状のものからなる液体等密封用パウチ袋において、
注入口と、注出口とを同一にした、注入口兼注出口を設
けることによって、パウチ袋内に封入される各種液体等
をパウチ袋の内部に満杯の状態となるまで、注入できる
ものを開発せんとした。
体等を注入するための注入口と、内部の液体等を注出す
るための注出口とを有する合成樹脂フィルム製等の柔軟
な袋状のものからなる液体等密封用パウチ袋において、
注入口と、注出口とを同一にした、注入口兼注出口を設
けることによって、パウチ袋内に封入される各種液体等
をパウチ袋の内部に満杯の状態となるまで、注入できる
ものを開発せんとした。
【0007】ところが、図7に示した従来の袋、或い
は、本願出願人が開発したパウチ袋にあっては、注入に
際して、注入用のノズルを注入口に差し込んで、液体や
粉粒体を袋内に注入するものであるが、その作業に際し
ては、一つ一つのパウチ袋を注入用のノズルにセットし
なければならず、人手によって行うにしても、自動で行
うにしても、作業性が悪いという課題がある。また、衛
生上の問題や袋内に異物の混入を避ける目的からして
も、容器内への注入までの間に、特に容器の移送中等
に、容器内に異物等が混入しないようにしておくことが
好ましい。
は、本願出願人が開発したパウチ袋にあっては、注入に
際して、注入用のノズルを注入口に差し込んで、液体や
粉粒体を袋内に注入するものであるが、その作業に際し
ては、一つ一つのパウチ袋を注入用のノズルにセットし
なければならず、人手によって行うにしても、自動で行
うにしても、作業性が悪いという課題がある。また、衛
生上の問題や袋内に異物の混入を避ける目的からして
も、容器内への注入までの間に、特に容器の移送中等
に、容器内に異物等が混入しないようにしておくことが
好ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかして、本願発明
は、注入容器における内容物の注入の作業性を向上させ
ることを目的とするものである。また、本願発明は、注
入容器における内容物の注入の作業性を向上させること
ができると同時に、注入容器内への注入までの間に、特
に容器の移送中等に、容器内への異物等を混入を防止す
ることを目的とする。
は、注入容器における内容物の注入の作業性を向上させ
ることを目的とするものである。また、本願発明は、注
入容器における内容物の注入の作業性を向上させること
ができると同時に、注入容器内への注入までの間に、特
に容器の移送中等に、容器内への異物等を混入を防止す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、内
容物を注入するための注入口を備えた複数の容器と、長
尺状体とからなり、長尺状体の長手方向に複数の容器が
配列されて取り付けられたことを特徴とする注入容器マ
ガジンを提供することによって、上記の課題を解決す
る。本願の第1の発明にあっては、長尺状体の長手方向
に複数の容器が配列されて取り付けられているため、容
器を順に長尺状体の長手方向に送っていくことにより、
注入ノズルの位置に順番に配位することができ、注入作
業を能率的に行うことができる。送る方法は、長尺状体
に容器を固定した場合には、長尺状体自体を送ることに
よって行えばよく、長尺状体に容器を摺動可能に取り付
けた場合には、容器のみを長尺状体に沿って移動させる
ことにより、行うことができる。また、このようなマガ
ジンとして取り扱うことによって、容器をマガジン単位
で移送することができ、注入作業上への容器の運搬も能
率的なものとすることができる。
容物を注入するための注入口を備えた複数の容器と、長
尺状体とからなり、長尺状体の長手方向に複数の容器が
配列されて取り付けられたことを特徴とする注入容器マ
ガジンを提供することによって、上記の課題を解決す
る。本願の第1の発明にあっては、長尺状体の長手方向
に複数の容器が配列されて取り付けられているため、容
器を順に長尺状体の長手方向に送っていくことにより、
注入ノズルの位置に順番に配位することができ、注入作
業を能率的に行うことができる。送る方法は、長尺状体
に容器を固定した場合には、長尺状体自体を送ることに
よって行えばよく、長尺状体に容器を摺動可能に取り付
けた場合には、容器のみを長尺状体に沿って移動させる
ことにより、行うことができる。また、このようなマガ
ジンとして取り扱うことによって、容器をマガジン単位
で移送することができ、注入作業上への容器の運搬も能
率的なものとすることができる。
【0010】本願の第2の発明は、本願の第1の発明に
係る注入容器マガジンにおいて、注入口を上端部に有す
る注入部が上記の各容器の上部から突出形成され、各容
器の注入部の上端部とテープ状の長尺状体とが固定され
ていることにより、上端部に開口した注入口がテープ状
の長尺状体によって閉ざされていることを特徴とするも
のを提供する。この第2の発明にあっては、テープ状の
長尺状体の下方にぶら下がるようにして各容器が配列さ
れる。そのため、容器の大きさにかかわらず、テープ状
の長尺状体を移動させることによって、各容器はぶら下
がった状態で、注入ノズルの位置に送ることができる。
また、上端部に開口した注入口がテープ状の長尺状体に
よって閉ざされているため、容器内への異物等の混入を
防止することができる。しかも、この混入防止の構成
は、テープ状の長尺状体への容器の固定と同じ構成で足
りるため、別個の構成を必要としない点で有利である。
係る注入容器マガジンにおいて、注入口を上端部に有す
る注入部が上記の各容器の上部から突出形成され、各容
器の注入部の上端部とテープ状の長尺状体とが固定され
ていることにより、上端部に開口した注入口がテープ状
の長尺状体によって閉ざされていることを特徴とするも
のを提供する。この第2の発明にあっては、テープ状の
長尺状体の下方にぶら下がるようにして各容器が配列さ
れる。そのため、容器の大きさにかかわらず、テープ状
の長尺状体を移動させることによって、各容器はぶら下
がった状態で、注入ノズルの位置に送ることができる。
また、上端部に開口した注入口がテープ状の長尺状体に
よって閉ざされているため、容器内への異物等の混入を
防止することができる。しかも、この混入防止の構成
は、テープ状の長尺状体への容器の固定と同じ構成で足
りるため、別個の構成を必要としない点で有利である。
【0011】本願の第3の発明は、本願の第1の発明に
係る注入容器マガジンにおいて、注入口を上端部に有す
る注入部が上記の各容器の上部から突出形成され、各容
器の注入部が長尺状体の長手方向に摺動可能に取り付け
られていることを特徴とするものを提供する。この第3
の発明にあっては、長尺状体の下方にぶら下がるように
して各容器が摺動可能に取り付けられる。そのため、容
器の大きさにかかわらず、テープ状の長尺状体を移動さ
せることによって、各容器はぶら下がった状態で、注入
ノズルの位置に送ることができる。また、摺動可能に取
り付けられているため、容器のみを長尺状体に沿って移
動させることにより、行うことができ、長尺状体の端か
ら容器を簡単に順次取り出すことができる。
係る注入容器マガジンにおいて、注入口を上端部に有す
る注入部が上記の各容器の上部から突出形成され、各容
器の注入部が長尺状体の長手方向に摺動可能に取り付け
られていることを特徴とするものを提供する。この第3
の発明にあっては、長尺状体の下方にぶら下がるように
して各容器が摺動可能に取り付けられる。そのため、容
器の大きさにかかわらず、テープ状の長尺状体を移動さ
せることによって、各容器はぶら下がった状態で、注入
ノズルの位置に送ることができる。また、摺動可能に取
り付けられているため、容器のみを長尺状体に沿って移
動させることにより、行うことができ、長尺状体の端か
ら容器を簡単に順次取り出すことができる。
【0012】尚本願の各発明において、容器とは、上記
のパウチ袋等の柔軟な袋の他、硬質の容器や一部が変形
可能な容器を含む。また、注入口は、容器内に内容物を
注入できる開口であれば足り、最も単純には、容器に設
けられた開口であれば足りるが、その開口内又は開口外
に弁を設けたものであってもよく、その構造は適宜変更
し得る。
のパウチ袋等の柔軟な袋の他、硬質の容器や一部が変形
可能な容器を含む。また、注入口は、容器内に内容物を
注入できる開口であれば足り、最も単純には、容器に設
けられた開口であれば足りるが、その開口内又は開口外
に弁を設けたものであってもよく、その構造は適宜変更
し得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面と共に本願発明
について説明する。図1は本願発明に係る注入容器マガ
ジンの斜視図であり、図2は同断面図である。
について説明する。図1は本願発明に係る注入容器マガ
ジンの斜視図であり、図2は同断面図である。
【0014】この注入容器マガジンは、複数の容器1
と、長尺状体4とから構成されている。この実施の形態
では、容器1は、合成樹脂シート単体や、合成樹脂フィ
ルムと金属箔との積層体等の柔軟なシートを袋状に貼り
合わせた袋本体2に、注入部3が設けられたものであ
る。注入部3は、根本部分31が袋本体2内に差し込ま
れ、その外周が袋本体2の内壁面に熱溶着や接着剤によ
って、固定されている。この注入部3のさらに内部構造
については、後に詳説するが、この注入部3によって容
器1の内外が導通するものであり、その注入口32が、
注入部3の上端部33に開口している。
と、長尺状体4とから構成されている。この実施の形態
では、容器1は、合成樹脂シート単体や、合成樹脂フィ
ルムと金属箔との積層体等の柔軟なシートを袋状に貼り
合わせた袋本体2に、注入部3が設けられたものであ
る。注入部3は、根本部分31が袋本体2内に差し込ま
れ、その外周が袋本体2の内壁面に熱溶着や接着剤によ
って、固定されている。この注入部3のさらに内部構造
については、後に詳説するが、この注入部3によって容
器1の内外が導通するものであり、その注入口32が、
注入部3の上端部33に開口している。
【0015】長尺状体4は、合成樹脂、金属、紙等の単
体や複合材からなるテープ4から構成されたもので、人
の手で折り曲げられる程度の柔軟性を有するものである
ことが望ましいが、それ以上の硬質のものであってもよ
い。
体や複合材からなるテープ4から構成されたもので、人
の手で折り曲げられる程度の柔軟性を有するものである
ことが望ましいが、それ以上の硬質のものであってもよ
い。
【0016】そして、このテープ4の長手方向に、複数
の容器1が配列されて取り付けられている。この実施の
形態では、テープ4の下面と、各容器1の注入部3の上
端部33とが、固定されている。この固定の方法は、接
着剤や熱溶着等を用いることができるが、この実施の形
態では、テープ4と容器1との取り外しの便宜を考慮し
て、粘着剤によって、固定している。そして、固定の確
実性を高めるため、注入部3の上端部33を横方向に張
り出すようにして、上端部33の上面の面積を広くして
いる。さらに、後述するテープ4による送りを円滑にな
すために、被案内部34が設けられている。この被案内
部34は、上端部面33の下方に位置して、左右方向
(テープ4の長手方向と略直交する方向)に張り出して
いるものである。即ち、この注入部3は、下部が袋本体
2内に差し込まれた根本部31と、根本部31から少な
くとも左右方向に張り出した被案内部34が形成され、
さらにその上に括れた部分を介して上記の上端部33が
形成されている。
の容器1が配列されて取り付けられている。この実施の
形態では、テープ4の下面と、各容器1の注入部3の上
端部33とが、固定されている。この固定の方法は、接
着剤や熱溶着等を用いることができるが、この実施の形
態では、テープ4と容器1との取り外しの便宜を考慮し
て、粘着剤によって、固定している。そして、固定の確
実性を高めるため、注入部3の上端部33を横方向に張
り出すようにして、上端部33の上面の面積を広くして
いる。さらに、後述するテープ4による送りを円滑にな
すために、被案内部34が設けられている。この被案内
部34は、上端部面33の下方に位置して、左右方向
(テープ4の長手方向と略直交する方向)に張り出して
いるものである。即ち、この注入部3は、下部が袋本体
2内に差し込まれた根本部31と、根本部31から少な
くとも左右方向に張り出した被案内部34が形成され、
さらにその上に括れた部分を介して上記の上端部33が
形成されている。
【0017】このように、テープ4の下面と、各容器1
の注入部3の上端部33とを、固定することによって、
各容器1の注入部3の注入口32がテープ4の下面によ
って塞がれる。従って、テープ4が剥がされるまで、注
入口32が塞がれた状態となり、内容物の注入作業の直
前まで、容器内への異物の混入が防止されるものであ
る。このような目的のためには、注入口32の周りの全
周を、テープ4の下面に対して、粘着、接着又は熱溶着
を施しておくことが最も望ましいが、その一部のみであ
っても、注入部3の上端部33とテープ4の下面との隙
間は僅かであり、異物の混入防止の効果がある。
の注入部3の上端部33とを、固定することによって、
各容器1の注入部3の注入口32がテープ4の下面によ
って塞がれる。従って、テープ4が剥がされるまで、注
入口32が塞がれた状態となり、内容物の注入作業の直
前まで、容器内への異物の混入が防止されるものであ
る。このような目的のためには、注入口32の周りの全
周を、テープ4の下面に対して、粘着、接着又は熱溶着
を施しておくことが最も望ましいが、その一部のみであ
っても、注入部3の上端部33とテープ4の下面との隙
間は僅かであり、異物の混入防止の効果がある。
【0018】テープ4と、各容器1の注入部3の上端部
33との固定は、粘着、接着又は熱溶着と言った化学的
な方法の他、機械的な方法であってもよい。例えば、各
容器1の注入部3から突起を上方に突出して設け、この
突起に対して、係合する穴をテープ4に設けておいても
よい。また、逆に、テープ4から突起を出して、各容器
1の注入部3に係止させてもよい。さらに、テープ4に
注入部3の上端部33を嵌入できる穴を設けて、この穴
に、注入部3の上端部33を差し込むようにしてもよ
い。
33との固定は、粘着、接着又は熱溶着と言った化学的
な方法の他、機械的な方法であってもよい。例えば、各
容器1の注入部3から突起を上方に突出して設け、この
突起に対して、係合する穴をテープ4に設けておいても
よい。また、逆に、テープ4から突起を出して、各容器
1の注入部3に係止させてもよい。さらに、テープ4に
注入部3の上端部33を嵌入できる穴を設けて、この穴
に、注入部3の上端部33を差し込むようにしてもよ
い。
【0019】このマガジンmは、図2、図3に示すよう
にして使用される。マガジンmは適当な箱に入れられ
て、或いはロール状に巻回されて、移送され、内容物の
注入作業場に持ち込まれる。持ち込まれたマガジンm
は、テープ4をその長手方向に送る移送装置6によって
送られ、各容器1は順次、注入ノズル7の位置まで移送
される。
にして使用される。マガジンmは適当な箱に入れられ
て、或いはロール状に巻回されて、移送され、内容物の
注入作業場に持ち込まれる。持ち込まれたマガジンm
は、テープ4をその長手方向に送る移送装置6によって
送られ、各容器1は順次、注入ノズル7の位置まで移送
される。
【0020】この移送装置6について説明すると、各容
器1の注入部3をテープ4をその長手方向に摺動可能に
案内するガイド61と、テープ4自体をその長手方向に
送るテープ移送手段62,63とを備える。テープ送り
手段62,63は、テープ4自体を巻き付けて回転する
ことによってテープ4の送りをなす巻取り装置62と、
テープ4と当接して移動することにより、テープ4を送
るための移動送り装置63とを備える。
器1の注入部3をテープ4をその長手方向に摺動可能に
案内するガイド61と、テープ4自体をその長手方向に
送るテープ移送手段62,63とを備える。テープ送り
手段62,63は、テープ4自体を巻き付けて回転する
ことによってテープ4の送りをなす巻取り装置62と、
テープ4と当接して移動することにより、テープ4を送
るための移動送り装置63とを備える。
【0021】ガイド61は、この形態では、断面コ字状
をなしたガイドレール61として実施され、これが、テ
ープ4の両側に対向して配位されている。そして、注入
部3の被案内部34が、両側のガイドレール61内に入
り、摺動可能に案内される。尚、注入部3の被案内部3
4を凹部として実施し、ガイド61を単なる長尺の板状
として実施し、凹部内に板状のガイドを入れるようにし
て実施する等、案内の方法は適宜変更し得る。
をなしたガイドレール61として実施され、これが、テ
ープ4の両側に対向して配位されている。そして、注入
部3の被案内部34が、両側のガイドレール61内に入
り、摺動可能に案内される。尚、注入部3の被案内部3
4を凹部として実施し、ガイド61を単なる長尺の板状
として実施し、凹部内に板状のガイドを入れるようにし
て実施する等、案内の方法は適宜変更し得る。
【0022】移動送り装置63は、テープ4の上面に当
接して適宜の回転駆動源(図示せず)により回転移動す
るベルトコンベア63として実施されており、回転移動
によって、テープ4を先端方向に送るものである。ま
た、巻取り装置62は、適宜の回転駆動源(図示せず)
により回転することによっり、テープを巻付けていく巻
取り軸62として実施されている。そして、巻取り装置
62によるテープ4の巻取りと共に、移動送り装置63
による送りによって、テープ4は先端方向に移動する。
これと共に、ガイド61の伸長方向と、移送装置6によ
るテープ4の移送方向とが途中で異なる方向とされてい
るため、より具体的には、ガイドレール61は前方に伸
ばされているのに対して、巻取り装置62をガイドレー
ル61の上方に配位し、テープ4を、上方に巻き取って
いるため、テープ4と注入部3とは途中で外れて、注入
部3を備えた容器1のみがガイドレール61に残り、テ
ープ4は巻取り装置62によって巻き取られる。テープ
4と注入部3の上端部33とを粘着剤で固定している場
合や機械的固定をしている場合には、その固定部分で外
れてテープ4と注入部3の上端部33とが分離される。
接着や熱溶着の場合には、固定の強度にもよるが、テー
プ4の一部が破れて注入部3側に残る場合もある。ま
た、テープ4と注入部3とを分離せずに、注入ノズル7
の位置まで移送するようにしてもよい。
接して適宜の回転駆動源(図示せず)により回転移動す
るベルトコンベア63として実施されており、回転移動
によって、テープ4を先端方向に送るものである。ま
た、巻取り装置62は、適宜の回転駆動源(図示せず)
により回転することによっり、テープを巻付けていく巻
取り軸62として実施されている。そして、巻取り装置
62によるテープ4の巻取りと共に、移動送り装置63
による送りによって、テープ4は先端方向に移動する。
これと共に、ガイド61の伸長方向と、移送装置6によ
るテープ4の移送方向とが途中で異なる方向とされてい
るため、より具体的には、ガイドレール61は前方に伸
ばされているのに対して、巻取り装置62をガイドレー
ル61の上方に配位し、テープ4を、上方に巻き取って
いるため、テープ4と注入部3とは途中で外れて、注入
部3を備えた容器1のみがガイドレール61に残り、テ
ープ4は巻取り装置62によって巻き取られる。テープ
4と注入部3の上端部33とを粘着剤で固定している場
合や機械的固定をしている場合には、その固定部分で外
れてテープ4と注入部3の上端部33とが分離される。
接着や熱溶着の場合には、固定の強度にもよるが、テー
プ4の一部が破れて注入部3側に残る場合もある。ま
た、テープ4と注入部3とを分離せずに、注入ノズル7
の位置まで移送するようにしてもよい。
【0023】尚、移動送り装置63は、ベルトコンベア
63に代えて、自転する回転ローラ等の用いる等、他の
送り装置に適宜変更できるが、さらに、移動送り装置6
3を送りの作用をなさないローラやバー材を用い、単な
る押さえ手段として実施し、テープ4の移送を巻取り装
置62のみで実施してもよい。また、前述のように、テ
ープ4と注入部3とを分離せずに、注入ノズル7の位置
まで移送するのであれば、移動送り装置63のみで実施
し、巻取り装置62を用いる必要はない。
63に代えて、自転する回転ローラ等の用いる等、他の
送り装置に適宜変更できるが、さらに、移動送り装置6
3を送りの作用をなさないローラやバー材を用い、単な
る押さえ手段として実施し、テープ4の移送を巻取り装
置62のみで実施してもよい。また、前述のように、テ
ープ4と注入部3とを分離せずに、注入ノズル7の位置
まで移送するのであれば、移動送り装置63のみで実施
し、巻取り装置62を用いる必要はない。
【0024】この他に、テープの送りとしては、図4の
(A)(B)に示すように、テープ4に送り穴41を設
けておき、ベルトコンベア63に代えて、送り穴41に
係合して回転するギアを用いることもできる。また、図
4(C)に示すように、テープ4の幅を、注入部3の上
端部33よりも大きくしておいてもよい。
(A)(B)に示すように、テープ4に送り穴41を設
けておき、ベルトコンベア63に代えて、送り穴41に
係合して回転するギアを用いることもできる。また、図
4(C)に示すように、テープ4の幅を、注入部3の上
端部33よりも大きくしておいてもよい。
【0025】次に、図3に戻り、テープ4と注入部3と
が分離された後の工程について説明すると、注入部3は
ガイド61によって案内されながら、次々と送られて分
離された後続の注入部3によって押されるようにして、
前方に移動する。そして、ガイド61の上方に配位され
た注入ノズル7が下方に下ろされ、注入部3内に差し込
まれ、内容物の注入がなされる。尚、前述のように、テ
ープ4と注入部3とを分離せずに、注入ノズル7の位置
まで移送する場合には、注入ノズル7の先端によって、
テープ4が破られて、注入がなされる。また、ガイド6
1からマジックハンド等によって、容器1を取り出し
て、注入作業を行うようにしてもよい。
が分離された後の工程について説明すると、注入部3は
ガイド61によって案内されながら、次々と送られて分
離された後続の注入部3によって押されるようにして、
前方に移動する。そして、ガイド61の上方に配位され
た注入ノズル7が下方に下ろされ、注入部3内に差し込
まれ、内容物の注入がなされる。尚、前述のように、テ
ープ4と注入部3とを分離せずに、注入ノズル7の位置
まで移送する場合には、注入ノズル7の先端によって、
テープ4が破られて、注入がなされる。また、ガイド6
1からマジックハンド等によって、容器1を取り出し
て、注入作業を行うようにしてもよい。
【0026】次に図5は、他の実施の形態を示すもの
で、この例では、注入部3を摺動可能に取り付けた長尺
状体8を用いるたのである。この長尺状体8は、左右に
コ字状に対向する一対の摺動レール81を備え、これら
の摺動レール81が板状体82によって接続されている
ものである。この長尺状体8に複数の容器1が装着され
ると共に、その両端が栓83等の閉鎖部材によって閉ざ
されることによって、容器1が外れないようにされてい
る。容器1の装着は、注入部3の上端部33のみを、或
いは、上端部33と被案内部34を、コ字状の摺動レー
ル81内に摺動可能に挿通すれば足りる。この長尺状体
8は、硬質のものとしておくことが望ましいが、柔軟な
もので実施することもできる。
で、この例では、注入部3を摺動可能に取り付けた長尺
状体8を用いるたのである。この長尺状体8は、左右に
コ字状に対向する一対の摺動レール81を備え、これら
の摺動レール81が板状体82によって接続されている
ものである。この長尺状体8に複数の容器1が装着され
ると共に、その両端が栓83等の閉鎖部材によって閉ざ
されることによって、容器1が外れないようにされてい
る。容器1の装着は、注入部3の上端部33のみを、或
いは、上端部33と被案内部34を、コ字状の摺動レー
ル81内に摺動可能に挿通すれば足りる。この長尺状体
8は、硬質のものとしておくことが望ましいが、柔軟な
もので実施することもできる。
【0027】注入ノズル7による内容物の注入に際して
は、この長尺状体8を前述の実施の形態のガイド61と
して用いたり、或いは、ガイド61の後方に接続して用
いたりすることができる。そして、長尺状体8の後方か
ら適当な送り手段により押してやることによって、注入
部3を順次前方に移動させて注入ノズル7の下方に配位
することができる。この例では、注入部3の上端部33
が長尺状体8とは密閉されないが、板状体82が上端部
33上に配位されるため、異物の混入を防止し得る効果
がある。さらにその効果を向上させるために、板状体8
2と上端部33との間にシール用のテープ(図示せず)
を挟んでおいてもよい。そして使用に際して、このテー
プを抜き取るようにしてもよく、また、テープと注入部
3の上端部33とを粘着、接着、溶着や機械的固定等に
よって固定しておき、このテープと容器1とを固定した
まま、長尺状体8から順次抜き出すようにしてもよい。
さらに、注入ノズル7を差し込むための開口を、長尺状
体8の板状体82の先端寄りに設けておいて、この長尺
状体8自体を注入ノズル7の下方にセットするようにし
てもよい。
は、この長尺状体8を前述の実施の形態のガイド61と
して用いたり、或いは、ガイド61の後方に接続して用
いたりすることができる。そして、長尺状体8の後方か
ら適当な送り手段により押してやることによって、注入
部3を順次前方に移動させて注入ノズル7の下方に配位
することができる。この例では、注入部3の上端部33
が長尺状体8とは密閉されないが、板状体82が上端部
33上に配位されるため、異物の混入を防止し得る効果
がある。さらにその効果を向上させるために、板状体8
2と上端部33との間にシール用のテープ(図示せず)
を挟んでおいてもよい。そして使用に際して、このテー
プを抜き取るようにしてもよく、また、テープと注入部
3の上端部33とを粘着、接着、溶着や機械的固定等に
よって固定しておき、このテープと容器1とを固定した
まま、長尺状体8から順次抜き出すようにしてもよい。
さらに、注入ノズル7を差し込むための開口を、長尺状
体8の板状体82の先端寄りに設けておいて、この長尺
状体8自体を注入ノズル7の下方にセットするようにし
てもよい。
【0028】最後に注入部3の内部構造について説明す
る。図6(A)は、注入部3の上端部に注入口32を開
口し、この注入口32を、容器1内に位置する注入部3
の下端まで、1本の注入路35によって繋げて導通した
ものである。図6(B)は、その注入路35の途中に、
流入方向にのみ開口する逆止弁36を設けたものであ
り、図6(C)は、その逆止弁を膜状の一枚の逆止弁3
7として実施した例を示したものである。注入ノズル7
は、このような各種の構造を持った注入口32に差し込
まれ、液体、粉粒体、気体、流動体、半流動体等の各種
内容物を注入するものである。そして、注入後は、注入
ノズル7が外されて、密封処理や蓋閉め適宜処理等の注
入口32の形態に応じた閉鎖手段が施されるものであ
る。
る。図6(A)は、注入部3の上端部に注入口32を開
口し、この注入口32を、容器1内に位置する注入部3
の下端まで、1本の注入路35によって繋げて導通した
ものである。図6(B)は、その注入路35の途中に、
流入方向にのみ開口する逆止弁36を設けたものであ
り、図6(C)は、その逆止弁を膜状の一枚の逆止弁3
7として実施した例を示したものである。注入ノズル7
は、このような各種の構造を持った注入口32に差し込
まれ、液体、粉粒体、気体、流動体、半流動体等の各種
内容物を注入するものである。そして、注入後は、注入
ノズル7が外されて、密封処理や蓋閉め適宜処理等の注
入口32の形態に応じた閉鎖手段が施されるものであ
る。
【0029】また図示は省略するが、注入部3内に閉鎖
体を設け、注入口32から注入ノズル7を挿入すること
によって閉鎖体が開き、注入可能な状態となり、他方、
注入ノズル7を抜くことによって閉鎖体が弾性によって
元の閉じた状態となるようなものとして実施することも
可能である。このように、注入部自体の構造は、種々の
形態が実施可能であり、注入口としてのみ機能するもの
であってもよく、或いは、注入口と流出口とを兼用した
構造であってもよい。さらに、上記の例では、注入部3
に、幅の広い上端部33と幅の広い被案内部34とを設
けたが、幅の広い上端部33のみで実施して、この上端
部を案内部と兼用させることもできる等、摺動のための
構成は適宜変更して実施し得るもである。
体を設け、注入口32から注入ノズル7を挿入すること
によって閉鎖体が開き、注入可能な状態となり、他方、
注入ノズル7を抜くことによって閉鎖体が弾性によって
元の閉じた状態となるようなものとして実施することも
可能である。このように、注入部自体の構造は、種々の
形態が実施可能であり、注入口としてのみ機能するもの
であってもよく、或いは、注入口と流出口とを兼用した
構造であってもよい。さらに、上記の例では、注入部3
に、幅の広い上端部33と幅の広い被案内部34とを設
けたが、幅の広い上端部33のみで実施して、この上端
部を案内部と兼用させることもできる等、摺動のための
構成は適宜変更して実施し得るもである。
【0030】
【発明の効果】以上、本願の第1の発明は、注入容器に
おける内容物の注入の作業性を飛躍的に向上させること
ができたものである。
おける内容物の注入の作業性を飛躍的に向上させること
ができたものである。
【0031】また、本願の第2の発明は、注入容器にお
ける内容物の注入の作業性を向上させることができると
同時に、注入容器内への注入までの間に、特に容器の移
送中等に、容器内への異物等を混入を防止することがで
きたものである。特に、この第2の発明にあっては、テ
ープ状の長尺状体の下方にぶら下がるようにして各容器
が配列されため、容器の大きさにかかわらず、テープ状
の長尺状体を移動させることによって、各容器はぶら下
がった状態で、注入ノズルの位置に送ることができる。
しかも、上端部に開口した注入口がテープ状の長尺状体
によって閉ざされているため、容器内への異物等の混入
を防止することができる。さらに、この混入防止の構成
は、テープ状の長尺状体への容器の固定と同じ構成で足
りるため、別個の構成を必要としない点でも有利であ
る。
ける内容物の注入の作業性を向上させることができると
同時に、注入容器内への注入までの間に、特に容器の移
送中等に、容器内への異物等を混入を防止することがで
きたものである。特に、この第2の発明にあっては、テ
ープ状の長尺状体の下方にぶら下がるようにして各容器
が配列されため、容器の大きさにかかわらず、テープ状
の長尺状体を移動させることによって、各容器はぶら下
がった状態で、注入ノズルの位置に送ることができる。
しかも、上端部に開口した注入口がテープ状の長尺状体
によって閉ざされているため、容器内への異物等の混入
を防止することができる。さらに、この混入防止の構成
は、テープ状の長尺状体への容器の固定と同じ構成で足
りるため、別個の構成を必要としない点でも有利であ
る。
【0032】本願の第3の発明は、本願の第1の発明の
効果に加えて、長尺状体の下方にぶら下がるようにして
各容器が摺動可能に取り付けられため、容器の大きさに
かかわらず、テープ状の長尺状体を移動させることによ
って、各容器はぶら下がった状態で、注入ノズルの位置
に送ることができる。また、摺動可能に取り付けられて
いるため、容器のみを長尺状体に沿って移動させること
により、行うことができ、長尺状体の端から容器を簡単
に順次取り出すことができるものである。
効果に加えて、長尺状体の下方にぶら下がるようにして
各容器が摺動可能に取り付けられため、容器の大きさに
かかわらず、テープ状の長尺状体を移動させることによ
って、各容器はぶら下がった状態で、注入ノズルの位置
に送ることができる。また、摺動可能に取り付けられて
いるため、容器のみを長尺状体に沿って移動させること
により、行うことができ、長尺状体の端から容器を簡単
に順次取り出すことができるものである。
【図1】本願発明の実施の形態に係る注入容器マガジン
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】同要部断面図である。
【図3】本願発明の実施の形態に係る注入容器マガジン
の使用状態を示す側面図である。
の使用状態を示す側面図である。
【図4】(A)(B)(C)は、夫々、本願発明の他の
実施の形態に係る注入容器マガジンの要部斜視図であ
る。
実施の形態に係る注入容器マガジンの要部斜視図であ
る。
【図5】本願発明のさらに他の実施の形態に係る注入容
器マガジンの要部斜視図である。
器マガジンの要部斜視図である。
【図6】(A)(B)(C)は、夫々、本願発明のさら
に他の実施の形態に係る注入容器マガジンの要部断面図
である。
に他の実施の形態に係る注入容器マガジンの要部断面図
である。
【図7】従来例を示す説明図である。
1 容器 3 注入部 32 注入口 4 長尺状体 8 長尺状体
Claims (3)
- 【請求項1】 内容物を注入するための注入口を備えた
複数の容器と、長尺状体とからなり、長尺状体の長手方
向に複数の容器が配列されて取り付けられたことを特徴
とする注入容器マガジン。 - 【請求項2】 注入口を上端部に有する注入部が上記の
各容器の上部から突出形成され、各容器の注入部の上端
部とテープ状の長尺状体とが固定されていることによ
り、上端部に開口した注入口がテープ状の長尺状体によ
って閉ざされていることを特徴とする請求項1記載の注
入容器マガジン。 - 【請求項3】 注入口を上端部に有する注入部が上記の
各容器の上部から突出形成され、各容器の注入部が長尺
状体の長手方向に摺動可能に取り付けられていることを
特徴とする請求項1記載の注入容器マガジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22315497A JPH1149115A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 注入容器マガジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22315497A JPH1149115A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 注入容器マガジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1149115A true JPH1149115A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16793647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22315497A Pending JPH1149115A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 注入容器マガジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1149115A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302318A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Fuji Seal International Inc | スパウト付きパウチ容器 |
-
1997
- 1997-08-04 JP JP22315497A patent/JPH1149115A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007302318A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Fuji Seal International Inc | スパウト付きパウチ容器 |
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