JPH114747A - 飾り物 - Google Patents

飾り物

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JPH114747A
JPH114747A JP15874097A JP15874097A JPH114747A JP H114747 A JPH114747 A JP H114747A JP 15874097 A JP15874097 A JP 15874097A JP 15874097 A JP15874097 A JP 15874097A JP H114747 A JPH114747 A JP H114747A
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JP
Japan
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decoration
ornament
veins
tree
leaf
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Pending
Application number
JP15874097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Sekihara
和秋 関原
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部屋が和室であるか洋室であるかを問わず、
飾り置かれる部屋と好適に調和し、且つ仏教的なデザイ
ンから派生する荘厳さを失うことのない飾り物の提供。 【解決手段】 装飾台1に、菩提樹の葉脈2を張り付け
てなる飾り物であり、前記菩提樹の葉脈2には、金色の
着色を施した物、仏画3を描いた物、教訓的なコメント
4を記した物があり、前記装飾台1には、折り畳み可能
な板体に装飾を施して成る小型の屏風として形成した
物、装飾を施してなる掛け軸として形成した物がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仏教的な意味を持
った飾り物に関する。
【0002】
【従来の技術】観光地では土産物屋が軒を連ね、仏閣等
においては昔ながらの仏像や仏閣の模型など仏教的な形
状を有し、信仰心を喚起する飾り物が多数販売されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、時代の
流れと共に家屋の態様も変化し、今日では部屋の全体的
な雰囲気が洋風化するおり、その様な部屋に仏教的な形
状を有する飾り物を飾ると、現代的なデザインが施され
た内装及び家具と、当該飾り物との外観的ギャップが大
きい為に、見た者に対して奇異な印象を与え、その物が
本来持つ優れた装飾性を生かし切れないことが多くなっ
ている。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みて成されたもの
であって、部屋が和室であるか洋室であるかを問わず、
飾り置かれる部屋と好適に調和し、且つ仏教的なデザイ
ンから派生する荘厳さを失うことのない飾り物の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為に
成された本発明による飾り物は、装飾台に、菩提樹の葉
脈を張り付けてなることを特徴とし、前記菩提樹の葉脈
に、金色の着色を施し、或いは仏画を描き、又或いは教
訓的なコメントを記すことによって、更に荘厳さを付加
し、仏教の教えに基づく生活の実現を期するものであ
る。前記装飾台は、折り畳み可能な板体に装飾を施して
成る小型の屏風や掛け軸、或いは色紙として形成しても
良く、その表装状態に多少優劣はあるものの特に規制す
べきものは無い。張り付ける手段にあっても、例えば、
糊付という手段の他、透明板やセロファンで挟んで葉脈
を張り付けるといった手段が可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明による飾り物の実施
の形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明による
飾り物の第1の実施の形態である。この飾り物は、肉厚
が5mm程度の厚紙を心材として装飾台1を形成し、該
装飾台1に菩提樹の葉脈2を貼着したものである。
【0007】前記心材は、2枚を一組とし、連結部5を
介して折り畳み可能に連結されており、その表裏は、藍
色や紫色の和紙6で覆われている。見開きには、金粉に
より細かな点が多数描かれた薄い黄色の装飾紙7が、下
位に前記和紙6の色を覗かせつつ上に寄せて貼着され、
その外縁に表裏に亘る茶色の縁取紙8が貼着されてい
る。そして、前記装飾紙7の表面には、各心材について
それぞれ一か所の張り付け領域を構成する肌色の台紙9
が張り付けられ、一方には、黒の文字で一種の人生観を
綴った詩12が白地の紙10に記して掲げられ、他方に
は、前記菩提樹の葉脈2が、グラデーションを伴う比較
的濃い彩色(藍、紫、茶、濃緑色等)が施された紙11
を背景として貼着されている。
【0008】この様に形成された装飾台1に張り付けら
れる菩提樹の葉脈2は、約1月の間水に浸すか、水酸化
ナトリウム溶液に浸すかした後、所定の水圧をかけた洗
浄を以て葉肉を除去し、乾燥させたものである。この飾
り物においては、乾燥した葉脈2にシルクスクリーン印
刷で、仏や観音等を描いた仏画3と、例えば、「いいこ
とは あたたかい」、「ともあれ ひとつ ひとつ」と
いった日々生きて行く上での教訓ともなるコメント4を
黒で記した。
【0009】以上の如くこの飾り物は、くの字型に立て
置く小型の屏風、いわゆる姫屏風として構成され、屏風
を形作る装飾台1は、仏画3が描かれた菩提樹の葉脈2
及び掲げられた詩12の背景として、部屋の内装と仏教
色を帯びた静物とを融和する1つの空間を形成し、乾燥
した葉脈2は、比較的淡い色であるが故に、前記の如く
比較的濃い彩色の背景の上で十分に栄え、同時に、葉脈
2の淡い色彩の上で、黒で記された仏画3等が淡く浮き
上がって見えることとなる。
【0010】図2は、前記第1の実施の形態における装
飾台に比べてかなり薄手であって、掛け紐13を具備す
る掛け軸状に表装を施した紙又は布の装飾台1に、前記
菩提樹の葉脈2を張り付けたものである。葉脈2の張り
付け方としては、貼着という手段の他、前記装飾台1と
セロファン14との間に、前記の如く比較的濃い彩色が
施された紙を背景として挟持し張り付けるといった手段
もあり、該セロファン14を支持するテープ15に装飾
を施しておけば、それが一種のインパクトとなる。この
飾り物にあっても、掛け軸状の装飾台1が、部屋の内装
と仏教色を帯びた静物とを融和する1つの空間を形成
し、前記第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0011】図3は、本発明による飾り物の第3の実施
の形態である。この飾り物は、透明なセルロイド板1
6,16に、金色に着色した菩提樹の葉脈17を比較的
濃い彩色が施された布18と共に挟持したものである。
葉脈17の着色は、単に金粉を含む塗料を塗るだけでも
良いし、葉脈2の表面にメッキ膜を形成しても良く、仏
壇等に張り巡らされた金箔と同様の心理的効果を期す
る。又、装飾台となる葉脈17の背面に存在するセルロ
イド板16と布18は、前記実施の形態と同様に、金色
の葉脈17の背景として、部屋の内装と仏教色を帯びた
静物とを融和する1つの空間を形成する。菩提樹の葉脈
17の背景となる前記布18の色としては、先に記した
実施の形態における菩提樹の葉脈2の背景と同様に比較
的濃い落ち着いた色が、内装と金色の葉脈とを馴染ませ
る上で好ましいと思われる。
【0012】菩提樹は、釈迦がその下で悟りを開いたと
される仏教上特別の意味をもった樹木である。にも関わ
らず、その形状は、洋風、和風いずれのデザインにおい
ても極一般的に用いられているものである。しかしなが
ら、菩提樹の葉脈2,17そのままでは、色彩的に淡い
事と繊細で比較的サイズが小さいことが相俟って、人の
目を引き付けることはかなわず、飾り物としての機能を
果たすことは困難である。
【0013】本発明による飾り物は、前記の如く装飾台
1を付設することによって、屋内の飾り物としての役割
を果たすと共に、姫屏風や掛け軸の様な和風のデザイン
を採用したとしても、また、セルロイド板に挟んだ洋風
のデザインを採用したとしても、主たる、菩提樹の葉脈
形状が、和洋いずれとも取れる図柄であることから、和
洋折衷のデザインが施された飾り物として多様な内装に
対して違和感無く馴染むこととなる。
【0014】
【発明の効果】以上の如く本発明による飾り物を使用す
れば、和風であるか洋風であるかを問わず、菩提樹の葉
脈を飾り物の主な構成要素として採用することにより、
飾り置かれる部屋と好適に調和し、購入者の内心に存在
する菩提樹に対しての特別な思い入れによって、日本人
の感性上一般的に内装との調和を取り難いとされる蓮の
花等の紋様が施されていなくとも荘厳な仏教的イメージ
を自然に発想することができる。又、前記菩提樹のか細
い葉脈を金色に着色することによって、けばけばしさを
与えることなく後光が差すといった効果を演出すること
ができる。
【0015】その他、前記菩提樹の葉脈に、仏画を描く
ことによって、仏や菩薩等との直接的な対面が可能とな
り、描かれた仏や菩薩等のお顔を拝むことによる精神的
な効果も高まる。更に、前記菩提樹の葉脈に、教訓的な
コメントを記すことによって、安らかに生きていく上で
のノウハウであって、日々持ち続けることが必要であり
ながら、忘れられやすい仏教的或いは道徳的な教えを、
この飾り物を拝む度に思い起こし、心理的に充実した生
活を過ごすことができる。しかも、これらの仏画やコメ
ントは、繊細に交差し且つ背景を見通すことができる葉
脈に描かれたものであるから、それらの線は、極めて控
え目で決して押し付けがましさを感じさせることは無
い。
【0016】そして、請求項5に示した装飾台の1態様
である小型屏風の形態は、古くから一つの部屋の中に、
その部屋の雰囲気を損なうことなく別空間を作り出す役
割を果たしてきた屏風の機能をそのまま発揮し、請求項
6に示した掛け軸の態様は、少なくとも日本人の感性に
おいては、掛けられた周囲を床の間のごとき空間として
認識せしめる働きを奏し、いずれにしても、前記装飾台
が形成する空間が、繊細な菩提樹の葉脈を引立てるのみ
ならず、金色に着色され或いは仏画等が描かれることに
よって仏教色が濃く成った菩提樹の葉脈であっても、該
葉脈と部屋の内装とのイメージの格差を緩和する働きを
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による飾り物の一例を示す正面図であ
る。
【図2】本発明による飾り物の一例を示す正面図であ
る。
【図3】本発明による飾り物の一例を示す正面図であ
る。
【図4】菩提樹の葉脈に描かれた仏画及びコメントの一
例を示す正面図である。
【図5】菩提樹の葉脈に描かれた仏画及びコメントの一
例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 装飾台 2 葉脈 3 仏画 4 コメント

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装飾台(1)に、菩提樹の葉脈(2)を
    張り付けてなる飾り物。
  2. 【請求項2】 前記菩提樹の葉脈(2)に、金色の着色
    を施した請求項1記載の飾り物。
  3. 【請求項3】 前記菩提樹の葉脈(2)に、仏画(3)
    を描いた請求項1又は2記載の飾り物。
  4. 【請求項4】 前記菩提樹の葉脈(2)に、教訓的なコ
    メント(4)を記した請求項1、2又は3記載の飾り
    物。
  5. 【請求項5】 前記装飾台(1)を、折り畳み可能な板
    体に装飾を施して成る小型の屏風として形成した請求項
    1、2、3又は4記載の飾り物。
  6. 【請求項6】 前記装飾台(1)を、装飾を施してなる
    掛け軸として形成した請求項1、2、3又は4記載の飾
    り物。
JP15874097A 1997-06-16 1997-06-16 飾り物 Pending JPH114747A (ja)

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JP15874097A JPH114747A (ja) 1997-06-16 1997-06-16 飾り物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100384646C (zh) * 2004-10-08 2008-04-30 重庆丰都古庭风旅游开发有限公司 叶脉画的制作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100384646C (zh) * 2004-10-08 2008-04-30 重庆丰都古庭风旅游开发有限公司 叶脉画的制作方法

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