JPH1147055A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH1147055A
JPH1147055A JP9214293A JP21429397A JPH1147055A JP H1147055 A JPH1147055 A JP H1147055A JP 9214293 A JP9214293 A JP 9214293A JP 21429397 A JP21429397 A JP 21429397A JP H1147055 A JPH1147055 A JP H1147055A
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JP
Japan
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dust
fan motor
input power
power
motor
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Application number
JP9214293A
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English (en)
Inventor
Hiroo Oshima
裕夫 大島
Hidetoshi Imai
秀利 今井
Toshiaki Fujiwara
俊明 藤原
Tadashi Matsushiro
忠 松代
Hideji Abe
秀二 安倍
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集塵性能を維持したままで、ファンモータの
消費電力を抑え、省エネを実現する電気掃除機を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 制御手段2により、吸引力を発生させる
ファンモータ1の入力電力を周期Tで変化させることに
より、入力電力の準平均電力はWsのようになり、Wp
時のファンモータ1の回転数はWa一定で駆動されてい
るときと比べて高くなり、集塵性能も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年電気掃除機は絨毯など掃除対象の多
様化に伴い、吸い込み具内にモータ等によって駆動され
る回転ブラシを具備する通称パワーノズルと呼ばれる床
用吸い込み具(以下本文においてもパワーノズルと呼ぶ
ものとする)が主流になり、また被掃除面より吸引する
塵埃の通過経路に配置されたゴミセンサからの信号に応
じて吸引力を自動制御するようにもなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら最近の省
エネ思考の高まりから、集塵性能は維持したままで消費
電力を減らせないか、又消費電力は抑えたままで集塵性
能を上げられないかという要求は際限無く続くものであ
り、それらの要求を満たすための新たな制御装置の開発
が急務となっている。
【0004】本発明は、上記問題を解決するもので、高
集塵性能と低消費電力を実現可能とする電気掃除機を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は吸引力を発生させるファンモータと、前記
ファンモータを制御する制御手段を設け、前記制御手段
は、前記ファンモータの入力電力を周期的に変化(交流
成分を重畳させる)させるように制御する。
【0006】以上の制御において、周期的に変化する入
力電力のピーク値は例えば前記入力電力の平均値より高
く設定するものとする。すると前記ファンモータの入力
電力ピーク時回転数も前記入力電力平均値一定で運転し
たときと比べて高くなり、集塵性能も向上する。次に周
期的に変化する入力電力のボトム値は前記入力電力の平
均値より低く設定するものとする。すると前記ファンモ
ータの入力電力ボトム時回転数も前記入力電力平均値一
定で運転したときと比べて低くなり、集塵性能も低下す
る。
【0007】以上のことから、ファンモータの入力電力
を周期的に変化させて運転する場合と前記入力電力平均
値一定で運転する場合とを比較すると、入力電力のピー
ク値とボトム値を適当に設定することで、平均入力電力
が同じなら集塵性能が向上し、平均入力電力を抑えても
同じ集塵性能が得られる、となる旨の効果が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
吸引力を発生させるファンモータと、前記ファンモータ
を制御する制御手段を設け、前記制御手段は、前記ファ
ンモータの入力電力を周期的に変化させるように制御す
る電気掃除機である。
【0009】周期的に変化する入力電力のピーク値は例
えば前記入力電力の平均値より高く設定すると、前記フ
ァンモータの入力電力ピーク時回転数も前記入力電力平
均値一定で運転したときと比べて高くなり、集塵性能も
向上する。次に周期的に変化する入力電力のボトム値は
前記入力電力の平均値より低く設定すると、前記ファン
モータの入力電力ボトム時回転数も前記入力電力平均値
一定で運転したときと比べて低くなり、集塵性能も低下
する。ファンモータの入力電力を周期的に変化させて運
転する場合と前記入力電力平均値一定で運転する場合と
を比較すると、入力電力のピーク値とボトム値を適当に
設定することで、平均入力電力が同じなら集塵性能が向
上し、平均入力電力を抑えても同じ集塵性能が得られ
る。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、塵埃を検
知するゴミセンサを塵埃の通過経路に配し、制御手段は
さらに前記ゴミセンサからの信号に応じてファンモータ
を制御するようにしたもので、周期的に変化する入力電
力のピーク値は例えば前記入力電力の平均値より高く設
定すると前記ファンモータの入力電力ピーク時回転数も
前記入力電力平均値一定で運転したときと比べて高くな
り、集塵性能も向上する。次に周期的に変化する入力電
力のボトム値は前記入力電力の平均値より低く設定する
と前記ファンモータの入力電力ボトム時回転数も前記入
力電力平均値一定で運転したときと比べて低くなり、集
塵性能も低下する。前記入力電力ピーク時集塵性能で床
面等の塵埃を吸い上げ前記ゴミセンサで検出し、制御手
段の自動制御により前記ファンモータへの入力電力を上
げることにより、平均消費電力を抑えることができる。
【0011】本発明の請求項3記載の発明は、制御手段
は、ゴミセンサからの信号が無い場合のみ、前記ファン
モータの入力電力を周期的に変化させるようにしたもの
で、周期的に変化する入力電力のピーク値は例えば前記
入力電力の平均値より高く設定すると前記ファンモータ
の入力電力ピーク時回転数も前記入力電力平均値一定で
運転したときと比べて高くなり、集塵性能も向上する。
次に周期的に変化する入力電力のボトム値は前記入力電
力の平均値より低く設定すると前記ファンモータの入力
電力ボトム時回転数も前記入力電力平均値一定で運転し
たときと比べて低くなり、集塵性能も低下する。前記入
力電力ピーク時集塵性能で床面等の塵埃を吸い上げ前記
ゴミセンサで検出し、制御手段の自動制御により前記フ
ァンモータへの入力電力を上げる。前記ゴミセンサから
の信号が無い場合即ち、床面等に塵埃が無い場合は、前
記制御手段は前記ファンモータへの入力電力を周期的に
変化させるよう制御して消費電力を低減する。
【0012】本発明の請求項4記載の発明は、回転ブラ
シと前記回転ブラシを駆動するモータとを内蔵した床用
吸い込み具と、塵埃の通過経路に配置され塵埃を検知す
るゴミセンサと、前記ゴミセンサからの信号に応じて前
記モータを制御すると共に、前記ゴミセンサからの信号
が無い場合、前記モータの入力電力を周期的に変化させ
るように制御する電気掃除機である。
【0013】まず前記した入力電力の周期的変化の中
で、入力電力ピーク時は前記回転ブラシは最大回転数と
なり、掃除床面の塵埃を最大能力でかき上げる。掃除床
面に塵埃が有る場合はこのタイミングでかき上げられ、
前記ゴミセンサで検出される。前記制御手段は前記ゴミ
センサからの信号を受けて前記モータへの入力電力を最
大として集塵性能を確保するよう制御する。次にゴミセ
ンサからの信号が無くなると、制御手段は前記モータへ
の入力電力を周期的に変化させると共にその平均電力が
低くなるように制御する。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、吸引力を
発生させるファンモータと、塵埃の通過経路に配置され
塵埃を検知するゴミセンサと、前記ゴミセンサからの信
号に応じて前記ファンモータを制御する制御手段を設
け、前記ゴミセンサをLEDと前記LEDに対向して配
置されたフォトトランジスタとで構成し、前記制御手段
は前記LEDに流れる電流を周期的に変化させるように
制御する電気掃除機である。
【0015】まずLED電流が大の場合はゴミセンサの
検出感度は大となり又、LED電流小の場合はゴミセン
サの検出感度も小となる。何れのLED電流の場合でも
ゴミセンサで塵埃を検出すると前記制御手段に信号を送
り、前記制御手段は前記ゴミセンサからの信号に応じて
ファンモータの入力電力を自動制御する。
【0016】本発明の請求項6記載の発明は、回転ブラ
シと前記回転ブラシを駆動するモータとを内蔵した床用
吸い込み具と、吸引力を発生させるファンモータと、塵
埃の通過経路に配置された塵埃を検知するゴミセンサ
と、前記ゴミセンサからの信号に応じて前記モータとフ
ァンモータを制御する制御手段とを備え、前記制御手段
は前記ゴミセンサからの信号が無い場合、前記モータと
ファンモータのそれぞれの入力電力を周期的に変化させ
るように制御する電気掃除機である。
【0017】まず前記ファンモータの周期的に変化する
入力電力のピーク値は、例えば前記入力電力の平均値よ
り高く設定すると、前記ファンモータの入力電力ピーク
時回転数も前記入力電力平均値一定で運転したときと比
べて高くなり、集塵性能も向上する。また周期的に変化
する入力電力のボトム値は、前記入力電力の平均値より
低く設定すると、前記ファンモータの入力電力ボトム時
回転数も前記入力電力平均値一定で運転したときと比べ
て低くなり、集塵性能も低下する。前記入力電力ピーク
時集塵性能で床面塵埃を吸い上げ前記ゴミセンサで検出
し、制御手段の自動制御により前記ファンモータへの入
力電力を上げる。前記ゴミセンサからの信号が無い場合
即ち床面に塵埃が無い場合は、前記制御手段は前記ファ
ンモータへの入力電力を周期的に変化させるよう制御し
て消費電力を低減する。
【0018】次に、前記したモータの入力電力の周期的
変化の中で、入力電力ピーク時は前記回転ブラシは最大
回転数となり、掃除床面の塵埃を最大能力でかき上げ
る。掃除床面に塵埃が有る場合はこのタイミングでかき
上げられ、前記ゴミセンサで検出される。前記制御手段
は前記ゴミセンサからの信号を受けて前記モータへの入
力電力を最大として集塵性能を確保するよう制御する。
またゴミセンサからの信号が無くなると、制御手段は前
記モータへの入力電力を周期的に変化させると共にその
平均電力が低くなるように制御する。
【0019】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例1を図1及び図2を用いて
説明する。
【0020】図1(a)、(b)は力電力制御動作を示
す動作説明図である。図1(c)は電気掃除機の制御装
置の構成を示すもので、3は商用電源でファンモータ1
駆動用電力を供給し、2はファンモータ1への入力電力
を制御する制御手段である。図2は電気掃除機の構成図
で、21はファンモータ1を内蔵する電気掃除機本体、
26は床用吸い込み具で延長管25により吸引用ホース
23と接続されている。ホース23はホース差込口22
により、電気掃除機本体21と接続されている。
【0021】上記構成要素の動作について説明する。制
御手段2は、位相制御通電量のa、b、cをa<b<c
に設定した上で吸引力を発生させるファンモータ1の入
力電力を図1(b)に示す周期Tで変化させて駆動す
る。周期Tで変化する入力電力の準平均電力はWsのよ
うになる。ここでWsの平均電力をWa、ピーク電力を
Wp、ボトム電力をWbとすると、Wp時のファンモー
タ1の回転数はWa一定で駆動されているときと比べて
高くなり、集塵性能も向上する。次にWb時のファンモ
ータ1の回転数はWa一定で駆動されているときと比べ
て低くなりなり、集塵性能も低下する。ところで、電気
掃除機で床面を掃除する場合床用吸い込み具26を前後
に往復移動させて使用するが、近年の吸い込み具の性能
向上も含めた電気掃除機の集塵性能は飛躍的に向上して
おり、吸い込み具26を前方又は後方に一回移動させる
だけで、床面の塵埃の殆どを吸い込んでしまうほどにな
っている。従って、入力電力変化周期Tを床用吸い込み
具26の操作速度に合わせて適当に設定することで、フ
ァンモータ1を図1(b)の一定電力Wc連続駆動して
いる場合とほぼ同等の集塵性能をWaの消費電力で確保
できる。
【0022】(実施例2)次に本発明の実施例2を図
3、図4及び図1(b)図を用いて説明する。
【0023】図4(b)、(c)図及び図1(b)は電
気掃除機の入力電力制御動作を示す動作説明図である。
図4(a)は電気掃除機の制御装置の構成を示すもの
で、3は商用電源でファンモータ1駆動用電力を供給
し、5はゴミセンサ4からの信号に応じてファンモータ
1への入力電力を自動制御する制御手段である。図3は
ゴミセンサ4の構成図で、電気掃除機の吸引通気路29
内でフォトトランジスタ27とLED28を対向配置す
ることで通気路29内を通過するゴミ30を検知する。
【0024】上記構成要素の動作について説明する。ま
ず制御手段2は、ゴミセンサ4からの信号が無い場合は
ファンモータ1への入力電力を図1(b)に示すよう周
期Tで変化させて駆動する。但し図1(b)の平均電力
Waは図4(b)のゴミ無し時の入力電力Woとする。
図1(b)でWs(=Wo)の平均電力をWa、ピーク
電力をWp、ボトム電力をWbとすると、Wp時のファ
ンモータ1の回転数はWa一定で駆動されている時と比
べて高くなり、集塵性能も向上する。次にWb時のファ
ンモータ1の回転数はWa一定で駆動されているときと
比べて低くなりなり、集塵性能も低下する。ところでW
p時集塵性能で床面塵埃を吸い上げゴミセンサ4で検出
して図4(c)に示すゴミパルス信号を制御手段5へ送
ると、制御手段5はファンモータ1への入力電力を図4
(b)に示すように自動制御により入力電力を上げる。
制御手段5はゴミセンサ4からの信号が無くなるまで即
ち、床面に塵埃が無くなるまで入力電力を上げ続けるこ
とで高集塵性能を維持する。
【0025】なお、上記実施例では、ゴミセンサ4から
の信号が無い場合のみ、ファンモータ1の入力電力を周
期Tで変化させたが、ゴミセンサ4からの信号が有る場
合も、前記ファンモータ1への入力電力を周期Tで変化
させて駆動する制御を行っても、同様の効果が得られる
のは言うまでもない。
【0026】(実施例3)次に本発明の実施例3を図2
と図5を用いて説明する。
【0027】図5(b)、(c)は電気掃除機の制御動
作を示す動作説明図である。図5(a)は電気掃除機の
制御装置の構成を示すもので、7は図2の床用吸い込み
具26内の回転ブラシ(図示せず)を駆動するモータ、
3はモータ7駆動用電力を供給する商用電源、6はゴミ
センサ4からの信号に応じてモータ7への入力電力を自
動制御する制御手段である。
【0028】上記構成要素の動作について説明する。ま
ずゴミセンサ4からの信号が無い場合、即ち掃除床面に
ゴミが無い場合は制御手段6はモータ7への入力電力を
図5(b)に示すように周期的に変化するよう制御す
る。その時の平均電力はWaとなる。ここで前記入力電
力の周期的変化の中で、入力電力のピーク時(Wp)で
はモータ7は最大回転数で駆動されるため、床用吸い込
み具26の回転ブラシも最大回転数となり、掃除床面の
塵埃を最大能力でかき上げる。また入力電力の周期的変
化の中で、入力電力ボトム時(Wb)はモータ7は低速
回転数で駆動されるため、パワーノズルの回転ブラシも
低速回転数となり、掃除床面の集塵性能も低下する。と
ころで掃除床面にゴミが有ると、そのゴミは入力Wp時
の集塵性能大なるタイミングで容易にかき上げられ、ゴ
ミセンサ4で検出される。制御手段6はゴミセンサ4か
らの信号を受けてモータ7への入力電力を最大(Wp)
として、ゴミセンサ4からの信号が無くなるまで即ち、
床面上のゴミが無くなるまで最大集塵性能を維持するよ
う制御する。次にゴミセンサ4からの信号が無くなる
と、制御手段6はモータ7への入力電力を平均電力がW
aとなるような周期的入力制御を行う。
【0029】(実施例4)次に本発明の実施例4を図6
を用いて説明する。
【0030】図6(b)は入力電力制御動作を示す動作
説明図である。図6(a)は電気掃除機の制御装置の構
成を示すもので、3は商用電源でファンモータ1駆動用
電力を供給し、8はLED9及びフォトトランジスタ1
0を対向配置して構成されるゴミセンサ4からの信号に
応じてファンモータ1への入力電力を自動制御する制御
手段である。
【0031】上記構成要素の動作について説明する。制
御手段8はゴミセンサ4のLED9の電流を、図4
(b)図に示すよう最大電流Ipで最小電流Ibとし周
期的に変化するよう制御する。まずLED9の電流がI
pの場合はゴミセンサ4の検出感度は大となる。次に、
LED9の電流がIbの場合はゴミセンサ4の検出感度
も小となる。前記したIp,Ib何れの電流でもゴミセ
ンサで塵埃を検出すると制御手段8はその信号に応じて
ファンモータ1の入力電力を自動制御する。ところで、
Ipが大であれば有るほどゴミセンサ4のゴミ検出感度
が高くなるが、平均電流IeがLED9の最大定格を越
えないように設定する必要があることは言うまでもな
い。Ieを最大定格以下としつつIpが出来るだけ大き
くなるようLED9の電流の周期的変化量を設定するこ
とで、ゴミセンサ4のゴミ検出感度を上げられる。
【0032】(実施例5)次に本発明の実施例5を図1
(b)図、図2、図4(b)図、図5(b)図及び図7
を用いて説明する。
【0033】図7は電気掃除機の制御装置の構成を示す
もので、3は商用電源で吸引力発生用ファンモータ1及
びパワーノズル(図示せず)用モータ7の駆動用電力を
供給し、11はゴミセンサ4からの信号に応じてファン
モータ1及びモータ7への入力電力を自動制御する制御
手段である。
【0034】上記構成要素の動作について説明する。ま
ずファンモータ1の制御動作について説明する。ゴミセ
ンサ4からの信号が無い場合はファンモータ1への入力
電力を図1(b)に示すよう周期Tで変化させて駆動す
る。但し図1(b)の平均電力Waは図4(b)のゴミ
無し時の入力電力Woとする。図1(b)でWs(=W
o)の平均電力をWa、ピーク電力をWp、ボトム電力
をWbとすると、Wp時のファンモータ1の回転数はW
a一定で駆動されている時と比べて高くなり、集塵性能
も向上する。次にWb時のファンモータ1の回転数はW
a一定で駆動されているときと比べて低くなりなり、集
塵性能も低下する。ところでWp時集塵性能で床面塵埃
を吸い上げゴミセンサ4で検出して制御手段11へ信号
を送ると、制御手段11はファンモータ1への入力電力
を図4(b)に示すように自動制御により入力電力を上
げる。制御手段11はゴミセンサ4からの信号が無くな
るまで即ち、床面に塵埃が無くなるまで入力電力を上げ
続けることで高集塵性能を維持する。
【0035】次にモータ7の制御動作について説明す
る。ゴミセンサ4からの信号が無い場合、即ち掃除床面
にゴミが無い場合は制御手段11はモータ7への入力電
力を図5(b)のゴミ無し時の入力制御で示すように、
周期的に変化するよう制御する。その時の平均電力はW
aとなる。ここで前記入力電力の周期的変化の中で、入
力電力のピーク時(Wp)はモータ7は最大回転数で駆
動されるため、床用吸い込み具26の回転ブラシ(図示
せず)も最大回転数となり、掃除床面の塵埃を最大能力
でかき上げる。また入力電力の周期的変化の中で入力電
力ボトム時(Wb)はモータ7は低速回転数で駆動され
るため、床用吸い込み具26の回転ブラシ(図示せず)
も低速回転数となり、掃除床面の集塵性能も低下する。
ところで掃除床面にゴミが有ると、そのゴミは入力Wp
時の集塵性能大なるタイミングで容易にかき上げられ、
ゴミセンサ4で検出される。制御手段11はゴミセンサ
4からの信号を受けてモータ7への入力電力を最大(W
p)として、ゴミセンサ4からの信号が無くなるまで即
ち、床面上のゴミが無くなるまで最大集塵性能を維持す
るよう制御する。次にゴミセンサ4からの信号が無くな
ると、制御手段11はモータ7への入力電力を平均電力
がWaとなるような周期的入力制御を行う。
【0036】ところで、電気掃除機で床面を掃除する場
合吸い込み具を前後に往復移動させて使用するが、近年
の吸い込み具の性能向上も含めた電気掃除機の集塵性能
は飛躍的に向上しており、吸い込み具を前方又は後方に
一回移動させるだけで床面の塵埃の殆どを吸い込んでし
まうほどになっている。従って、ファンモータ1の入力
電力変化周期T及び床用吸い込み具26内モータ7の入
力変化周期を吸い込み具の操作速度に合わせて適当に設
定することで、ゴミセンサ4のゴミ検出感度を有効に使
用して、高集塵性能でありながら消費電力を抑えた電気
掃除機の制御装置を実現できる。
【0037】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように本発明は
次の効果を奏する。
【0038】本発明の請求項1記載の発明によると、一
定電力Wcと平均電力Waとの差分の電力を節約しつ
つ、一定電力Waでの運転時とほぼ同等の集塵性能が得
られるため、低消費電力で高集塵の電気掃除機の制御装
置を提供できる。
【0039】本発明の請求項2記載の発明によると、ゴ
ミセンサからの信号すなわち、ゴミの多少に応じてファ
ンモータを制御することでゴミの少ないときは、低入力
で、ゴミが多いときは、高入力にすることで、高集塵性
能を維持しつつ平均入力を下げ、さらにファンモータの
入力を周期的に変動させることで、一層平均入力を低減
できるものである。
【0040】本発明の請求項3記載の発明によると、ゴ
ミ無し時のファンモータ入力電力を低く設定してもゴミ
センサのゴミ検出能力を維持でき、集塵性能を確保出来
るため、ゴミセンサ自動制御による省エネ効果を更に高
めることが出来る。
【0041】本発明の請求項4記載の発明によると、ゴ
ミ無し時のパワーノズルモータの平均入力電力を低く設
定してもゴミセンサのゴミ検出能力で集塵性能を確保出
来るため、ノズルモータの省エネが出来、ゴミセンサ自
動制御による省エネ効果を更に高めることが出来る。
【0042】本発明の請求項5記載の発明によると、ゴ
ミセンサ用LEDの平均駆動電流は抑えつつピーク駆動
電流をLED素子の信頼性を気にせず最大定格程度に設
定する事が出来るためを、制御回路の平均消費電流は小
さくてもゴミセンサの感度向上ができる。これにより、
電源回路の合理化も可能となり、安価で高性能な制御回
路を提供できる。
【0043】本発明の請求項6記載の発明によると、本
発明の実施例2及び実施例3で得られる両方の効果を合
わせて得ることが出来るため、更なる低消費電力で高集
塵の電気掃除機の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1の位相制御通電量の様
子を示す動作説明図 (b)本発明の実施例1、2及び5の入力電力制御の動
作説明図 (c)本発明の実施例1における電気掃除機の制御装置
のブロック図
【図2】本発明の電気掃除機の外観側面図
【図3】本発明の電気掃除機のゴミセンサの断面図
【図4】(a)本発明の実施例2における電気掃除機の
制御装置のブロック図 (b)本発明の実施例2及び5の入力電力制御の動作説
明図 (c)本発明の実施例2の動作説明図
【図5】(a)本発明の実施例3における電気掃除機の
制御装置のブロック図 (b)本発明の実施例3及び5の入力電力制御の動作説
明図 (c)本発明の実施例3の動作説明図
【図6】(a)本発明の実施例4における電気掃除機の
制御装置のブロック図 (b)本発明の実施例4の動作説明図
【図7】本発明の実施例5における電気掃除機の制御装
置のブロック図
【符号の説明】
1 ファンモータ 2 制御手段 3 商用電源 4 ゴミセンサ 5 制御手段 6 制御手段 7 モータ 8 制御手段 9 LED 10 フォトトランジスタ 11 制御手段 21 電気掃除機本体 22 ホース差込口 23 ホース 24 手元操作部 25 延長管 26 床用吸い込み具 27 フォトトランジスタ(受光素子) 28 LED(発光素子) 29 通気路 30 ゴミ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松代 忠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安倍 秀二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引力を発生させるファンモータと、前
    記ファンモータを制御する制御手段を設け、前記制御手
    段は、前記ファンモータの入力電力を周期的に変化させ
    るように制御する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 塵埃を検知するゴミセンサを塵埃の通過
    経路に配し、制御手段は前記ゴミセンサからの信号に応
    じてファンモータを制御する請求項1記載の電気掃除
    機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、ゴミセンサからの信号が無
    い場合のみ、ファンモータの入力電力を周期的に変化さ
    せるようにした請求項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 回転ブラシと前記回転ブラシを駆動する
    モータとを内蔵した床用吸い込み具と、塵埃の通過経路
    に配置され塵埃を検知するゴミセンサと、前記ゴミセン
    サからの信号に応じて前記モータを制御すると共に、前
    記ゴミセンサからの信号が無い場合、前記モータの入力
    電力を周期的に変化させるように制御する電気掃除機。
  5. 【請求項5】 吸引力を発生させるファンモータと、塵
    埃の通過経路に配置され塵埃を検知するゴミセンサと、
    前記ゴミセンサからの信号に応じて前記ファンモータを
    制御する制御手段を設け、前記ゴミセンサをLEDと前
    記LEDに対向して配置されたフォトトランジスタとで
    構成し、前記制御手段は前記LEDに流れる電流を周期
    的に変化させるように制御する電気掃除機。
  6. 【請求項6】 回転ブラシと前記回転ブラシを駆動する
    モータとを内蔵した床用吸い込み具と、吸引力を発生さ
    せるファンモータと、塵埃の通過経路に配置された塵埃
    を検知するゴミセンサと、前記ゴミセンサからの信号に
    応じて前記モータとファンモータを制御する制御手段と
    を備え、前記制御手段は前記ゴミセンサからの信号が無
    い場合、前記モータとファンモータのそれぞれの入力電
    力を周期的に変化させるように制御する電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075612A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Panasonic Corp 電気掃除機
JP2016022085A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機

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