JPH1146929A - 動物用ベッド - Google Patents
動物用ベッドInfo
- Publication number
- JPH1146929A JPH1146929A JP9206606A JP20660697A JPH1146929A JP H1146929 A JPH1146929 A JP H1146929A JP 9206606 A JP9206606 A JP 9206606A JP 20660697 A JP20660697 A JP 20660697A JP H1146929 A JPH1146929 A JP H1146929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- bed
- animal
- animal bed
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動物を安眠させる。
【解決手段】 石板1と、補強板2と、断熱材3と、ク
ッション材4とを積層したボードである。石板1の硬質
の表面は保冷面Cであり、クッション材4の軟質の表面
は保温面Hである。夏期、冬期において、ボードの保冷
面Cと保温面Hとをベッド面に使い分ける。
ッション材4とを積層したボードである。石板1の硬質
の表面は保冷面Cであり、クッション材4の軟質の表面
は保温面Hである。夏期、冬期において、ボードの保冷
面Cと保温面Hとをベッド面に使い分ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物の寝そべる台
であり、いわゆる動物用のベッドに関する。
であり、いわゆる動物用のベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】動物、とりわけ犬は、就寝時に限らず、
床上に寝そべることが多い。特に犬小屋につながれた犬
は、一日の殆どを寝そべっている、といえる。犬が寝そ
べるのは、腹ばいになったり、横になったりすることで
あって、特に夏期においては、暑さをしのぐために、ひ
んやりとした土の上や床上を好んで寝そべっているもの
である。
床上に寝そべることが多い。特に犬小屋につながれた犬
は、一日の殆どを寝そべっている、といえる。犬が寝そ
べるのは、腹ばいになったり、横になったりすることで
あって、特に夏期においては、暑さをしのぐために、ひ
んやりとした土の上や床上を好んで寝そべっているもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、犬が快適に
寝そべることができる場所は、必ずしも確保されている
わけではない。特に犬小屋につながれている犬にとっ
て、寝そべることができる場所は、小屋内の床上か又は
小屋の近くの土の上に限られており、夏期の蒸し暑い夜
は犬にとって、快く安眠できるわけではないものと思わ
れる。
寝そべることができる場所は、必ずしも確保されている
わけではない。特に犬小屋につながれている犬にとっ
て、寝そべることができる場所は、小屋内の床上か又は
小屋の近くの土の上に限られており、夏期の蒸し暑い夜
は犬にとって、快く安眠できるわけではないものと思わ
れる。
【0004】本発明の目的は、動物、特に犬にとって快
く寝そべり、快適に安眠しうる動物用ベッドを提供する
ことにある。
く寝そべり、快適に安眠しうる動物用ベッドを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による動物用ベッドにおいては、保冷面と保
温面とを有する動物用ベッドであって、保冷面と保温面
とは1枚のボードの表面と裏面とに形成された動物のベ
ッド面であり、保冷面は、熱拡散性に優れた硬質の面で
あり、保温面は、保温性に優れた軟質の面である。
め、本発明による動物用ベッドにおいては、保冷面と保
温面とを有する動物用ベッドであって、保冷面と保温面
とは1枚のボードの表面と裏面とに形成された動物のベ
ッド面であり、保冷面は、熱拡散性に優れた硬質の面で
あり、保温面は、保温性に優れた軟質の面である。
【0006】また、保冷面は、遠赤外線が放出される面
である。
である。
【0007】また、保冷面は、石板の表面である。
【0008】また、保温面は、クッション材を貼付けた
面である。
面である。
【0009】また、保冷面と保温面との間に断熱材を介
装したものである。
装したものである。
【0010】また、保温面の石板は、角閃石岩である。
【0011】また、保冷面をベッド面に使用したとき、
保冷面のクッション材は、動物用ベッドのクッションと
なるものである。
保冷面のクッション材は、動物用ベッドのクッションと
なるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明による動物用ベッド
の実施の形態を図によって説明する。図1,2におい
て、本発明による動物用ベッドにおいては、石板1と、
補強板2と、断熱材3と、クッション材4とをこの順で
積層し、その積層体の周縁に、ゴムパッキンのような止
め環5を嵌めて一体に結合し、これを一枚のボードに組
立てたものである。
の実施の形態を図によって説明する。図1,2におい
て、本発明による動物用ベッドにおいては、石板1と、
補強板2と、断熱材3と、クッション材4とをこの順で
積層し、その積層体の周縁に、ゴムパッキンのような止
め環5を嵌めて一体に結合し、これを一枚のボードに組
立てたものである。
【0013】このボードの表面又は裏面を動物のベッド
面として用いるものであり、一面の石板の表面が保冷面
Cであり、他面のクッション材4の表面が保温面Hにな
る。この実施の形態において、保冷面Cには、石板1を
用いているが必ずしも石板に限らず、鉄板やガラス板の
ように熱伝導性が大きく、皮膚に冷たく感じられる硬質
の面を有するものを用いることができる。もっとも冷た
く感じられるだけでなく、遠赤外線を多量に放出する岩
石などを使用することができ、そのほかにも消臭、抗菌
効果が得られればなお好ましい。ある種の岩石、例えば
角閃石岩は表1のとおりの組成を有する岩石であるが、
この角閃石岩は、食品衛生法上、無害であり、強力遠赤
外線放射率が得られ、さらにはアンモニア、硫化水素に
対する消臭効果に優れ、黄色ブドウ球菌、大腸菌に対し
て抗菌力を有することが報告されている。
面として用いるものであり、一面の石板の表面が保冷面
Cであり、他面のクッション材4の表面が保温面Hにな
る。この実施の形態において、保冷面Cには、石板1を
用いているが必ずしも石板に限らず、鉄板やガラス板の
ように熱伝導性が大きく、皮膚に冷たく感じられる硬質
の面を有するものを用いることができる。もっとも冷た
く感じられるだけでなく、遠赤外線を多量に放出する岩
石などを使用することができ、そのほかにも消臭、抗菌
効果が得られればなお好ましい。ある種の岩石、例えば
角閃石岩は表1のとおりの組成を有する岩石であるが、
この角閃石岩は、食品衛生法上、無害であり、強力遠赤
外線放射率が得られ、さらにはアンモニア、硫化水素に
対する消臭効果に優れ、黄色ブドウ球菌、大腸菌に対し
て抗菌力を有することが報告されている。
【0014】
【表1】
【0015】補強板2にはベニヤ板又はプラスチック材
を用いる。補強板2は、石板1の補強と、厚みの確保の
ために用いられているのであって、石板1に一定以上の
厚みを有するものを使用すれば、必ずしも補強板1を用
いる必要はない。しかしながら、逆に補強板2を用いる
ことによって石板1には1〜1.5mmの薄板を用いる
ことができる。石板1は、その表面を保冷面Cに用いて
いるだけであって、石板は、厚みが大きいと、重量が大
きくなるため、所定の熱容量を確保できれば厚さは薄い
方が好ましい。
を用いる。補強板2は、石板1の補強と、厚みの確保の
ために用いられているのであって、石板1に一定以上の
厚みを有するものを使用すれば、必ずしも補強板1を用
いる必要はない。しかしながら、逆に補強板2を用いる
ことによって石板1には1〜1.5mmの薄板を用いる
ことができる。石板1は、その表面を保冷面Cに用いて
いるだけであって、石板は、厚みが大きいと、重量が大
きくなるため、所定の熱容量を確保できれば厚さは薄い
方が好ましい。
【0016】断熱材3には、例えば発泡スチロールのよ
うな合成樹脂発泡体を用いる。断熱材3は、石板1と、
クッション材4間を熱的に隔離するものであって、クッ
ション材4をベッド面に使用するときに、クッション材
4の保温性を確保するために用いている。クッション材
4には、フェルト、不織布、その他保温性を有する軟質
の面を有するものを用いることができる。もっとも、ク
ッション材4は、石板1の表面をベッド面に用いる場合
に、ベッドのクッションを兼ねるものである。
うな合成樹脂発泡体を用いる。断熱材3は、石板1と、
クッション材4間を熱的に隔離するものであって、クッ
ション材4をベッド面に使用するときに、クッション材
4の保温性を確保するために用いている。クッション材
4には、フェルト、不織布、その他保温性を有する軟質
の面を有するものを用いることができる。もっとも、ク
ッション材4は、石板1の表面をベッド面に用いる場合
に、ベッドのクッションを兼ねるものである。
【0017】本発明による動物用ベッドの大きさの設定
は自由であるが、各層の積層によるボードの全体の厚み
は2.5cm程度が適当である。本発明において、夏期
においては、石板1の硬質の面を上向きに、冬期はクッ
ション材4の軟質の面を上向きに使い分けて動物用ベッ
ドに使用する。
は自由であるが、各層の積層によるボードの全体の厚み
は2.5cm程度が適当である。本発明において、夏期
においては、石板1の硬質の面を上向きに、冬期はクッ
ション材4の軟質の面を上向きに使い分けて動物用ベッ
ドに使用する。
【0018】石板1の面は保冷面Cであり、クッション
材2の面は保温面Hである。保冷面Cは冷たく、保温面
Hは暖かい。また、保冷面Cを形成する石板1に角閃石
岩を用いたときには遠赤外線が多量に放出され、脱臭、
防かび効果が得られる。
材2の面は保温面Hである。保冷面Cは冷たく、保温面
Hは暖かい。また、保冷面Cを形成する石板1に角閃石
岩を用いたときには遠赤外線が多量に放出され、脱臭、
防かび効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、夏
期、冬期に保冷面と保温面とを使い分けて夏期には涼し
く、冬期には暖かいベッドとして使用することができ、
また、保冷面を使用時には保温面がベッドのクッション
となり、動物を安眠させてその健康を保持させることが
できる。特に保冷面に角閃石岩を用いることにより、ベ
ッドとして例えば犬小屋に置くだけで空気が活性化さ
れ、臭気を抑えることができ、多量に発生する遠赤外線
の作用によって犬の細胞を活性化できる。したがって、
病気の動物、特にアレルギー体質の動物のベッドに用い
て動物の健康増進に著しい効果が得られる。本発明は犬
用ベットとしての利用はもとより、猫,家畜用のほか、
動物園の野生動物用のベットとしても利用できる。
期、冬期に保冷面と保温面とを使い分けて夏期には涼し
く、冬期には暖かいベッドとして使用することができ、
また、保冷面を使用時には保温面がベッドのクッション
となり、動物を安眠させてその健康を保持させることが
できる。特に保冷面に角閃石岩を用いることにより、ベ
ッドとして例えば犬小屋に置くだけで空気が活性化さ
れ、臭気を抑えることができ、多量に発生する遠赤外線
の作用によって犬の細胞を活性化できる。したがって、
病気の動物、特にアレルギー体質の動物のベッドに用い
て動物の健康増進に著しい効果が得られる。本発明は犬
用ベットとしての利用はもとより、猫,家畜用のほか、
動物園の野生動物用のベットとしても利用できる。
【図1】本発明による動物用ベットの分解斜視図であ
る。
る。
【図2】動物用ベットの断面図である。
1 石板 2 補強板 3 断熱材 4 クッション材 5 止め環 C 保冷面 H 保温面
Claims (7)
- 【請求項1】 保冷面と保温面とを有する動物用ベッド
であって、 保冷面と保温面とは1枚のボードの表面と裏面とに形成
された動物のベッド面であり、 保冷面は、熱拡散性に優れた硬質の面であり、 保温面は、保温性に優れた軟質の面であることを特徴と
する動物用ベッド。 - 【請求項2】 保冷面は、遠赤外線が放出される面であ
ることを特徴とする請求項1に記載の動物用ベッド。 - 【請求項3】 保冷面は、石板の表面であることを特徴
とする請求項1又は2に記載の動物用ベッド。 - 【請求項4】 保温面は、クッション材を貼付けた面で
あることを特徴とする請求項1に記載の動物用ベッド。 - 【請求項5】 保冷面と保温面との間に断熱材を介装し
たことを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の動
物用ベッド。 - 【請求項6】 保温面の石板は、角閃石岩であることを
特徴とする請求項3に記載の動物用ベッド。 - 【請求項7】 保冷面をベッド面に使用したとき、保冷
面のクッション材は、ベッドのクッションとなるもので
あることを特徴とする請求項4に記載の動物用ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9206606A JPH1146929A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 動物用ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9206606A JPH1146929A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 動物用ベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1146929A true JPH1146929A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16526181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9206606A Pending JPH1146929A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 動物用ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1146929A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006166740A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Inters Holdings:Kk | ペット用保冷シート |
JP2011120519A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Doggy Man H A Co Ltd | ペット用冷却マット |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9206606A patent/JPH1146929A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006166740A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Inters Holdings:Kk | ペット用保冷シート |
JP2011120519A (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-23 | Doggy Man H A Co Ltd | ペット用冷却マット |
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