JPH1146637A - 釣用リールの逆転防止装置 - Google Patents

釣用リールの逆転防止装置

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JPH1146637A
JPH1146637A JP21981897A JP21981897A JPH1146637A JP H1146637 A JPH1146637 A JP H1146637A JP 21981897 A JP21981897 A JP 21981897A JP 21981897 A JP21981897 A JP 21981897A JP H1146637 A JPH1146637 A JP H1146637A
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JP
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retainer
reverse rotation
clutch lever
sleeve
rotor
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JP21981897A
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Takeshi Matsubara
毅 松原
Shinichi Kawamura
真一 河村
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Mamiya OP Co Ltd
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Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピニングリールにおいて、部品点数の少な
い、しかも、その逆転防止作用の効き感度が極めて良い
逆転防止装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 リールボディとロータ回転軸5との間に
介在させたクラッチ手段14によって、該ロータ回転軸
5の回転を選択的に規制し得るように構成された釣用リ
ールの逆転防止装置であって、クラッチ手段14は、ロ
ータ回転軸5に固定されたスリーブ22と、このスリー
ブ22の周囲に複数の転動ローラを保持するリテーナ2
4と、スリーブ外周面との間で楔状収容部25aを形成
する外枠体25とよりなり、リテーナ24が、前記楔状
収容部25aにて前記転動ローラ23の係合を強める方
向に常時付勢されている釣用リールの逆転防止装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にスピニングリ
ールにおけるロータの回転方向を規制制御する逆転防止
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来たとえば、特開昭54−14128
5号公報に開示されているように、スピニングリールの
ロータの軸筒部に軸受部材の移動係止作用により一方向
にのみに回転するベアリングを設けると共に該ベアリン
グの前部に往復回動自在に設けた規制板に前記軸受部材
のガイド溝孔内に突出する係止片を突設し、筐体には前
記規制板を回動する作動杆を支承させるようにした釣用
スピニングリールの逆転防止装置が知られている。
【0003】このスピニングリールの逆転防止装置によ
れば、作動杆を回動してカムの突起により規制板を回動
し、係止片をガイド溝孔の端部に移行させたとき、軸筒
部の正転方向の回転には軸受部材はガイド溝孔内で遊転
状態になり、これにより軸筒部を回転させる。また、逆
転方向には軸受部材が軸筒部の回転を阻止して、ロータ
の逆転を防止するというものである。
【0004】しかし、規制板に設けられた小さい係止片
の移動により軸受部材を軸筒部に締め付け又は解放状態
に切り替える方法を採用しているので、係止片と軸受部
材との位置関係が安定しないことがあり必ずしも満足い
くものではない。そのため特開平6−225673号公
報等に開示されているような逆転防止装置が開発され
た。この装置は、ころがり部材を保持する環状保持体を
別体に設けて、該ころがり部材の安定作動をさせるよう
にしたものであり、上述の欠点を克服したものとして有
用である。
【0005】そしてこの従来の逆転防止装置では、環状
保持体の作動制御を行う切換レバー(回動操作部材)を
環状保持体に一体もしくは一体的に設け、また環状保持
体の各ガイド溝孔8には、各ころがり部材をカラーに対
して食い込むよう、すなわち楔作用を行うように付勢す
るための、発条が設けられている。この発条により逆転
防止が迅速に作用することができる。しかし、発条の数
が増えることは、部品点数が多くなり、組付け工数も増
えることとなる。しかも、長く使用している間に各発条
の弾発力にムラが出てきて、逆転防止の際、各ころがり
部材に対する各発条の効き方が異なってくる。従って、
逆転防止装置全体として見た場合、逆転防止の感度が必
ずしも満足できるものではない。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】本発明はかかる実情を背景になされたもの
である。すなわち、本発明の目的は、スピニングリール
において、部品点数の少ない、しかも、その逆転防止作
用の効き感度が極めて良い逆転防止装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねて結果、
クラッチ手段の少なくともリテーナを付勢することを利
用して確実に逆転防止の効きを良くすることができるこ
とを見い出し、この知見に基づいて本発明を完成させた
ものである。
【0008】即ち本発明は、(1)、リールボディとロ
ータ回転軸との間に介在させたクラッチ手段によって、
該ロータ回転軸の回転を選択的に規制し得るように構成
された釣用リールの逆転防止装置であって、クラッチ手
段は、ロータ回転軸に固定されたスリーブと、このスリ
ーブの周囲に複数の転動ローラを保持するリテーナと、
スリーブ外周面との間で楔状収容部を形成する外枠体と
よりなり、リテーナが、前記楔状収容部にて前記転動ロ
ーラの係合を強める方向に常時付勢されているる釣用リ
ールの逆転防止装置に存する。
【0009】そして、(2)、前記リテーナの付勢は、
該リテーナに係止固定されたクラッチレバーとリールボ
ディ間に介在させたスプリング体によりなされている上
記(1)の釣用リールの逆転防止装置に存する。
【0010】そしてまた、(3)、前記クラッチレバー
は、該クラッチレバーに遊挿された操作杆により操作可
能となっている上記(2)の釣用リールの逆転防止装置
に存する。
【0011】そしてまた、(4)、前記クラッチレバー
に設けられたカム穴に、操作杆に設けられた逆止カムが
遊挿されている上記(3)の釣用リールの逆転防止装置
に存する。
【0012】そしてまた、(5)、前記リテーナとクラ
ッチレバーとは、相互に凹凸部で係止固定されており、
リテーナに対してクラッチレバーの取り付け角度が変更
可能に係止固定されている上記(2)の釣用リールの逆
転防止装置に存する。
【0013】本発明によれば、特にスピニングリールに
おいてロータを回転する際、ロータ回転軸に装着したク
ラッチ手段によってロータ回転軸の逆転を選択的に規制
することができる。この場合クラッチ手段の作動を制御
する少なくともリテーナを付勢する。クラッチ手段はク
ラッチレバーを介してスプリングによって常時付勢さ
れ、クラッチ手段作動時にはクラッチ手段の楔状収容部
にて転動ローラが係合、すなわち、食い付くことで確実
にしかも感度良く逆転防止作動を行わせる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明によ
る釣用リールの逆転防止装置の好適な実施の形態を説明
する。図1および図2は、この実施形態に係るスピニン
グリールの構成例を示している。図において、1はリー
ルボディ、2はハンドル、3はハンドルアーム、4はハ
ンドル2によって回転するドライブギヤ、5はドライブ
ギヤ4と噛合するピニオンギヤ、6はメインシャフトで
あり、このメインシャフト6はピニオンギヤ5をはじめ
とする後述する複数の部品を支持する。ピニオンギヤ5
の軸端部にはロータ7が連結固定されており、ハンドル
2の回転操作でロータ7を正逆回転させるようになって
いる。
【0015】また、8はドライブギヤ4に固定されたギ
ヤ、9はギヤ8と噛合するギヤである。ギヤ9の回転に
より、その突起9aに係合するスライダ10を前後(図
2において前後方向をそれぞれ矢印F,Rで示す)にス
ライドさせる。スライダ10にはメインシャフト6が連
結する。メインシャフト6の前端にはスプール11が支
持されており、スライダ10のスライドによってスプー
ル11も前後に所定ストローク往復動する。
【0016】上記のようにスピニングリールでは、ロー
タ7を回転させるための回転機構とスプール11をスラ
イドさせるためのスライド機構を備えている。この基本
構成によれば、ハンドル2の回転操作でドライブギヤ4
およびピニオンギヤ5を介してロータ7を正逆回転させ
ると共に、このロータ7の回転に連動するかたちで、ギ
ヤ8,9およびスライダ10等を介してスプール11を
前後にスライドさせる。この回転・スライド動作によ
り、釣糸をラインローラ12を介してスプール11の巻
回部11aに対して巻き取り、あるいは繰り出すことが
できる。
【0017】ここで、ロータ回転軸、すなわちピニオン
ギヤ5と、リールボディ1の間に介在させたクラッチ手
段によって、ロータ7の回転を選択的に規制し得るよう
に構成されている。つまり、この例では図3にも示した
ように、ピニオンギヤ5のロータ7側にベアリング13
を外嵌すると共にこのベアリング13に対してクラッチ
手段14を連設する。ベアリング13とクラッチ手段1
4の間に介在させたクラッチレバー15によってクラッ
チ手段14の作動を制御するようになっている。
【0018】ピニオンギヤ5の軸部に装着されたベアリ
ング13の周囲には、ベアリングホルダ19が外嵌し、
またベアリング13を固定するベアリングリテーナ20
がネジ21等によりリールボディ1適所に締結される。
また、クラッチレバー15は後述のようにクラッチ手段
14、具体的にはクラッチ手段のリテーナ24に連結
(係止固定)するが、図4および図5に示されるように
クラッチレバー15の端部とリールボディ1間にはスプ
リング16が張架されている。
【0019】このスプリング16の弾力によりクラッチ
手段14のリテーナ24を所定方向に付勢する。なお、
クラッチレバー15の端部のカム穴15bには操作杆1
7の逆止カム17aが係合しており、該操作杆17の端
部に付設された操作レバー18によって、リールボディ
1の外側からクラッチレバー15を駆動し得るようにな
っている(図1、図2参照)。
【0020】さてクラッチ手段14とクラッチレバー1
5は、図6あるいは図7のように相互に連結する。ここ
で、クラッチ手段14は図8および図9に示したよう
に、ベアリング13の内輪13aに連設しロータ回転軸
に固定されるスリーブ22と、スリーブ22の周囲に複
数の転動ローラ23を保持するリテーナ24(図11参
照)と、スリーブ22外周面との間で楔状収容部25a
を形成する外枠体25(図10参照)と、を備えてい
る。
【0021】転動ローラ23は細長の円筒状に形成さ
れ、リテーナ24の保持部24a(図11)に保持され
る。またリテーナ24はその端部に形成された凹凸部2
4b(図9)でクラッチレバー15と係止固定する。ま
たクラッチレバー15は、図5〜図7に示すように、リ
テーナ24の凹凸部24bと嵌合する凹凸部15aを有
し、これらクラッチレバー15の凹凸部15aとリテー
ナ24の凹凸部24bが嵌合することで、クラッチレバ
ー15及びリテーナ24が相互に結合する。
【0022】クラッチレバー15及びリテーナ24は別
体に構成するものであるが、それぞれに同寸法の凹凸部
15a及び凹凸部24bを同数設ける。従って、リテー
ナ24に対してクラッチレバー15の係止固定角度が自
由に選択できる(図6(A)二点鎖線参照)。ところで
外枠体25の内周面を図10のように、一定の間隔で直
径が次第に小さくなるように形成することで楔状収容部
25aが設けられる。転動ローラ23は外枠体25の楔
状収容部25aの大径部分では自由に回転し、また外枠
体25の小径部分では楔状収容部25aとスリーブ22
間に食い付くようになっている。
【0023】上記構成において、前述したようにロータ
7の回転機構とスプール11のスライド機構を介して、
それぞれ回転・スライド動作を行うことにより、釣糸を
ラインローラ12を介してスプール11の巻回部11a
に対して巻き取り、あるいは繰り出すことができる。ロ
ータ7を回転する際、クラッチ手段14によってロータ
7の特に逆転を選択的に規制することができる。
【0024】たとえばクラッチ手段14を作動させてロ
ータ7の逆転を規制する場合、操作レバー18の操作で
操作杆17を介して、クラッチレバー15を図4あるい
は図5のように反時計方向に駆動する。これにより図7
(A)に示されるように、リテーナ24の保持部24a
に保持された転動ローラ23は、外枠体25の楔状収容
部25aの小径部分側に移動する。このようにクラッチ
レバー15を操作することにより、ロータ7の逆転時に
は転動ローラ23が楔状収容部25aとスリーブ22と
の間で食い付いてその逆転を規制する。
【0025】このようにクラッチ手段14の作動(O
N)時では、クラッチレバー15はスプリング16によ
って転動ローラ23が係合を強める方向に付勢されてい
る。したがってクラッチ手段14の効きが感度良く作用
し、迅速な逆転防止が行える。 なお、クラッチ手段1
4のON時、正転方向には回転を規制することなく円滑
作動する。
【0026】一方、クラッチ手段14を作動させず、つ
まりロータ7の逆転を規制しない場合は、操作レバー1
8の操作で操作杆17を介して、クラッチレバー15を
上記とは反対に図4の二点鎖線のように時計方向に駆動
する。これにより図7(B)に示されるように、リテー
ナ24の保持部24aに保持された転動ローラ23は、
外枠体25の楔状収容部25aの大径部分側に移動す
る。このとき転動ローラ23は楔状収容部25a内でフ
リーになり、正逆転方向とも回転を規制しない。
【0027】ここで上述のように装置作動モードはクラ
ッチ手段14のON/OFFに応じて、ロータ7の逆転
を規制する逆転防止モードと正逆転可能な通常モードに
切り換えることができる。このモード変換に際して、ク
ラッチレバー15は図6(A)のニュートラル位置Nか
ら時計方向・反時計方向に±θの角度範囲(図7参照)
で移動し、クラッチレバー15がこの範囲にあればいず
れかのモードに設定される。
【0028】クラッチレバー15はスプリング16によ
って常時付勢されているため、たとえば逆転防止モード
とする場合には操作杆17の逆転カム17aがクラッチ
レバー15のカム穴15aの一側面に係合する。この係
合状態のまま逆止カム17aの回転に伴い、クラッチレ
バー15は図4、図5及び図7(A)のように反時計方
向に駆動される。
【0029】クラッチレバー15が図7(A)のように
角度−θまで回動すると、転動ローラ23が楔状収容部
25aとスリーブ22の間に食い付く位置に移動する。
クラッチレバー15は、スプリング16によって常時付
勢されて転動ローラ23が楔状収容部25aとスリーブ
22の間に食い付いているため、それ以上駆動されな
い。
【0030】逆転防止モードにおいて、操作レバー18
を所定位置にセッティングすることにより転動ローラ2
3を楔状収容部25aとスリーブ22の間に的確に食い
付かせることができる。図7(A)のような逆転防止モ
ードでロータ7を正転させている状態で、いきなりロー
タ7が逆転した場合、同時に転動ローラ23も逆転し、
瞬時に楔状収容部25aとスリーブ22の間に食いつ
く。つまりクラッチレバー15はスプリング16でリテ
ーナ24を介して転動ローラ23を食い付きを強める方
向に常時付勢しているので、ロータ7を正転から逆転に
変えると瞬時に逆転防止機能が働くのである。従って、
効きの良い逆転防止効果が得られる。
【0031】ここで、ロータ7を再び正転させる場合、
スリーブ22は、転動ローラ23を付勢力に打ち勝って
楔状収容部25aの大径部分側へ移動させるように作用
させるためフリーの状態となる。
【0032】逆転防止モードから通常モードのモード変
換するためには、操作レバー18を反対方向に回す。こ
のために操作レバー18を逆転防止モードとは反対方向
に操作し、これにより逆止カム17aが反対方向に回転
してカム穴15aの一側面に再び当接する。さらに操作
レバー18を回動させると、クラッチレバー15は時計
方向に回動して、リテーナ24を介して転動ローラ23
を時計方向に付勢することで転動ローラ23を楔状収容
部25aとスリーブ22との間でフリーな状態とする。
【0033】このモード変換の際、クラッチレバー15
をスプリング16の弾力に坑して時計方向に回動する
が、スプリング16の弾性は操作レバー18の操作に差
し支えない程度に設定されているものである。また、逆
転防止モードの作動により転動ローラ23が楔状収容部
25aに食い付いた状態から、スリーブ22が正転に移
った場合、クラッチレバー15は操作杆17と遊嵌して
いるため、リテーナ24はスプリング16の弾性力に打
ち勝つことにより転動ローラ23を楔状収容部25aの
大径部分側へ移動することができる。
【0034】以上、本発明を説明してきたが、本発明は
実施形態にのみ限定されるものではなく、その本質から
逸脱しない範囲で、他の色々な変形例が可能であること
は言うまでもない。例えば、クラッチレバーの凹凸部と
リテーナ24の凹凸部の嵌め込み個数は必要に応じて変
更可能である。また、スプリングの種類も限定されるも
のではない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のスピニングリールにおいて的確な逆転防止作動が
保証され、効き感度の良い逆転防止作用が得られる。ま
た、各転動ローラ23を食い付き状態にすることが、リ
テーナ24を単一のスプリングにより付勢するだけで可
能となり部品点数が極端に少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るスピニングリールの構成
例を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明に係るスピニングリールの構成
例を示す分解斜視図である。
【図3】図3は、本発明による釣用リールの逆転防止装
置の要部構成例を示す断面図である。
【図4】図4は、本発明装置におけるクラッチ手段まわ
りを示す図である。
【図5】図5は、本発明装置におけるクラッチ手段まわ
りを示す図である。
【図6】図6は、本発明装置におけるクラッチ手段およ
びこれに連結するクラッチレバーを示す正面図および断
面図である。
【図7】図7は、本発明装置におけるクラッチ手段およ
びこれに連結するクラッチレバーの作用を示す正面図お
よび断面図である。
【図8】図8は、本発明装置におけるクラッチ手段を示
す正面図および断面図である。
【図9】図9は、本発明装置におけるクラッチ手段の分
解図である。
【図10】図10は、本発明装置に係るクラッチ手段の
外枠体を示す正面図である。
【図11】図11は、本発明装置に係るクラッチ手段の
リテーナを示す正面図である。
【符号の説明】
1…リールボディ 2…ハンドル 3…ハンドルアーム 4…ドライブギヤ 5…ピニオンギヤ 6…メインシャフト 7…ロータ 8,9…ギヤ 10…スライダ 11…スプール 12…ラインローラ 13…ベアリング 14…クラッチ手段 15…クラッチレバー 15a…凹凸部 15b…カム穴 16…スプリング 17…操作杆 18…操作レバー 19…ベアリングホルダ 20…ベアリングリテーナ 22…スリーブ 23…転動ローラ 24…リテーナ 24a…保持部 24b…凹凸部 25…外枠体 25a…楔状収容部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リールボディとロータ回転軸との間に介
    在させたクラッチ手段によって、該ロータ回転軸の回転
    を選択的に規制し得るように構成された釣用リールの逆
    転防止装置であって、 クラッチ手段は、ロータ回転軸に固定されたスリーブ
    と、このスリーブの周囲に複数の転動ローラを保持する
    リテーナと、スリーブ外周面との間で楔状収容部を形成
    する外枠体とよりなり、リテーナが、前記楔状収容部に
    て前記転動ローラの係合を強める方向に常時付勢されて
    いることを特徴とする釣用リールの逆転防止装置。
  2. 【請求項2】 前記リテーナの付勢は、該リテーナに係
    止固定されたクラッチレバーとリールボディ間に介在さ
    せたスプリング体によりなされていることを特徴とする
    請求項1に記載の釣用リールの逆転防止装置。
  3. 【請求項3】 前記クラッチレバーは、該クラッチレバ
    ーに遊挿された操作杆により操作可能となっていること
    を特徴とする請求項2に記載の釣用リールの逆転防止装
    置。
  4. 【請求項4】 前記クラッチレバーに設けられたカム穴
    に、操作杆に設けられた逆止カムが遊挿されていること
    を特徴とする請求項3に記載の釣用リールの逆転防止装
    置。
  5. 【請求項5】 前記リテーナとクラッチレバーとは、相
    互に凹凸部で係止固定されており、リテーナに対してク
    ラッチレバーの取り付け角度が変更可能に係止固定され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の釣用リールの
    逆転防止装置。
JP21981897A 1997-08-01 1997-08-01 釣用リールの逆転防止装置 Withdrawn JPH1146637A (ja)

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