JPH1146343A - 映像記録装置 - Google Patents

映像記録装置

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Publication number
JPH1146343A
JPH1146343A JP9212691A JP21269197A JPH1146343A JP H1146343 A JPH1146343 A JP H1146343A JP 9212691 A JP9212691 A JP 9212691A JP 21269197 A JP21269197 A JP 21269197A JP H1146343 A JPH1146343 A JP H1146343A
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JP
Japan
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video
recording
time
signal
video signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9212691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Furuyama
浩志 古山
Hitoshi Yashio
仁 八塩
Ikuo Inoue
郁夫 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 番組中の所望の映像の放送時刻が既知でない
場合でも、所望の映像を録画することが可能な映像記録
装置を提供する。 【解決手段】 入力する映像信号の一部区間を選択して
記録する映像記録装置において、人物の顔画像を指定す
る顔画像指定手段4、11、12と、入力する映像信号の中
から、指定された顔画像を検出する検出手段9、10と、
この検出手段の検出時刻を基に、映像信号の一部区間を
選択する選択手段3、8、19、18と、選択された一部区
間の映像信号を記録する記録手段2とを設ける。映像信
号から番組に登場するキャスターなどの顔画像を検出
し、その検出時刻に基づいて録画時間を設定することに
より、所望の映像を記録することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ受信機など
から出力される映像信号を記録する映像記録装置に関
し、特に、所望の映像を自動選択して記録できるように
したものである。
【0002】
【従来の技術】タイマ予約録画はテレビジョン放送から
所望の番組を自動録画する方法として広く普及している
が、この方法は放送時間が変更された場合に、それに対
処できないという欠点がある。そこで、こうした点を改
善するため、テレビジョン信号から番組のタイトル画面
等を検出し、それを基準に時間を計って、記録したい天
気予報図や株式情報等を自動的に記録する映像記録装置
が考えられている(特開平5−153539号公報)。
【0003】この装置は、図9に示すように、映像信号
が入力する映像信号入力部1と、タイトル画面等をパイ
ロット画像として登録するパイロット画像登録手段24
と、パイロット画像の検出から録画開始までの時間を設
定する録画タイミング設定手段25と、映像信号からパイ
ロット画像を検出し、検出後、録画タイミング設定手段
25によって設定された時間の後に録画開始指示を出力す
る画像比較手段26と、この録画開始指示に基づいて録画
動作を制御する指定画像記録制御手段27とを備えてい
る。
【0004】この装置では、パイロット画像登録手段24
に、番組のタイトル画面がパイロット画像として予め登
録される。また、例えば、ニュース番組の気象情報コー
ナーの天気予報図を録画する場合であれば、パイロット
画像となるタイトル画面が表示されてから天気予報図が
映るまでの時間が録画タイミング設定手段25に設定され
る。この設定は、最初は実際の画面を見ながら手動操作
で行なわれ、その設定値が記憶されて、次回からの録画
時刻の決定に用いられる。
【0005】画像比較手段26は、テレビジョン信号の画
像と登録されたパイロット画像とを比較し、それらの一
致度が判定基準を超えた場合に、その時点からの時間を
計時する。そして、録画タイミング設定手段25によって
設定された時間が経過した後、指定画像記録制御手段27
に対して録画開始の指令を出力する。指定画像記録制御
手段27は、この指令を受けて録画動作を開始する。
【0006】従って、この映像記録装置では、例えば、
番組の開始タイトルをパイロット画像として登録し、開
始タイトルから天気予報図が放送されるまでの経過時刻
を録画タイミング時間として設定しておけば、常に最新
の天気予報図を更新しながら自動的に録画することが可
能であり、また、放送時間の変更にも対応することがで
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの映
像記録装置では、パイロット画像が放送されてから記録
したい所望の映像が放送されるまでの経過時間を設定条
件として録画が開始されるため、所望の映像の放送時刻
が番組中で一定していない場合には、所望の映像を記録
することができない。
【0008】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、番組中において所望の映像の放送時刻が
既知でない場合でも、所望の映像を録画することが可能
な映像記録装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の映像記
録装置では、入力する映像信号の中から、キャスターな
どの顔画像、あるいは特定の単語を発声する音声や特定
の文字列を検出する検出手段と、それらの検出手段によ
る検出時刻を基に、入力映像信号の一部区間を選択する
選択手段と、選択された一部区間の入力映像信号を記録
する記録手段とを設けている。
【0010】そのため、所望の映像の放送時刻が既知で
ない場合でも、キャスターの顔画像、特定の単語を発声
する音声あるいは文字列をキーとして、所望の映像のみ
を録画することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力する映像信号の一部区間を選択して記録する映
像記録装置において、人物の顔画像を指定する顔画像指
定手段と、入力する映像信号の中から、指定された顔画
像を検出する検出手段と、この検出手段の検出時刻を基
に、映像信号の一部区間を選択する選択手段と、選択さ
れた一部区間の映像信号を記録する記録手段とを設けた
ものであり、映像信号から番組に登場するキャスターな
どの顔画像を検出し、その検出時刻に基づいて録画時間
を設定することにより、所望の映像を記録することがで
きる。
【0012】請求項2に記載の発明は、この顔画像指定
手段を、人物名を指定する人物名入力手段と、多数の人
物の名前及び顔画像を記憶する顔画像データベースと、
顔画像データベースから人物名入力手段より指定された
人物の顔画像を検索する検索手段とで構成し、検出手段
を、入力する映像信号から顔領域を抽出する顔領域抽出
手段と、顔領域抽出手段によって抽出された顔画像と検
索手段によって検索された顔画像とを比較し、それらの
一致度が判定基準を超えたときに検出信号を出力する画
像比較手段とで構成したものであり、例えば、人物名入
力手段より天気予報キャスターの名前を指定すると、映
像にそのキャスターが登場した時点で、画像比較手段か
ら検出信号が出力される。
【0013】請求項3に記載の発明は、入力する映像信
号の一部区間を選択して記録する映像記録装置におい
て、キーワードを指定するキーワード指定手段と、入力
する映像信号に含まれる音声信号の中から、指定された
キーワードを発声する音声信号を検出する検出手段と、
この検出手段の検出時刻を基に、映像信号の一部区間を
選択する選択手段と、選択された一部区間の映像信号を
記録する記録手段とを設けたものであり、映像信号に含
まれる音声信号から、“天気予報”など、特定の単語が
発声されている音声を検出し、その検出時刻に基づいて
録画時間を設定することにより、所望の映像を記録する
ことができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、この検出手段
を、音声信号により表される単語と指定されたキーワー
ドとが一致したときに検出信号を出力する音声認識手段
で構成したものであり、入力映像信号に含まれる音声信
号から、指定されたキーワードを検出することができ
る。
【0015】請求項5に記載の発明は、入力する映像信
号の一部区間を選択して記録する映像記録装置におい
て、文字列を指定する文字列指定手段と、入力する映像
信号の中から、指定された文字列を検出する検出手段
と、この検出手段の検出時刻を基に、映像信号の一部区
間を選択する選択手段と、選択された一部区間の映像信
号を記録する記録手段とを設けたものであり、映像か
ら、例えば“天気予報”の文字列を検出し、その検出時
刻に基づいて録画時間を設定することにより、所望の映
像を記録することができる。
【0016】請求項6に記載の発明は、この検出手段
を、入力した映像信号から文字列領域を抽出する文字列
抽出手段と、文字列抽出手段によって抽出された文字列
と文字列指定手段によって指定された文字列とを比較
し、それらが一致したときに検出信号を出力する文字列
比較手段とで構成したものであり、映像に含まれる文字
列から、指定された文字列を検出することができる。
【0017】請求項7に記載の発明は、入力する映像信
号の一部区間を選択して記録する映像記録装置におい
て、人物の顔画像を指定する顔画像指定手段と、キーワ
ードを指定するキーワード指定手段と、文字列を指定す
る文字列指定手段と、入力する映像信号の中から、顔画
像指定手段により指定された顔画像、キーワード指定手
段により指定されたキーワードを発声する音声信号、ま
たは文字列指定手段により指定された文字列、の少なく
とも1つ以上を検出する検出手段と、この検出手段の検
出時刻を基に、映像信号の一部区間を選択する選択手段
と、選択された一部区間の映像信号を記録する記録手段
とを設けたものであり、例えば、顔画像と文字列とを組
み合わせて映像信号の検出を行なうことにより、より確
実に希望する映像を記録することが可能となる。
【0018】請求項8に記載の発明は、番組名を指定す
る番組名指定手段と、番組表を入力する番組表入力手段
と、入力された番組表を記憶する番組表記録手段と、番
組表記録手段に記憶された番組表から、番組名が指定さ
れた番組の放送時間を求め、現在時刻がその放送時間に
一致するとき時刻一致信号を出力する時刻比較手段とを
設け、選択手段が、時刻比較手段から時刻一致信号が出
力されていることを条件として、検出手段の検出時刻を
基に、映像信号の一部区間を選択するようにしたもので
あり、例えばニュース番組中の天気予報のコーナーのみ
を録画することが可能となる。
【0019】請求項9に記載の発明は、番組表入力手段
が、通信網(例えばインターネット)を通じて番組表を
入手するように構成したものであり、番組の放送予定が
変更された場合でも、番組表を、常に最新のものに更新
することができる。
【0020】請求項10に記載の発明は、選択手段に、
検出手段から出力される検出信号と時刻比較手段から出
力される時刻一致信号との論理積を出力する論理ゲート
を設けたものであり、時刻比較手段から時刻一致信号が
出力され、且つ、検出手段から検出信号が出力されてい
る時間区間を、論理ゲートの出力信号として得ることが
できる。
【0021】請求項11に記載の発明は、選択手段が、
時刻比較手段から時刻一致信号が出力され、且つ、検出
手段から検出信号が出力されている時間区間を、映像信
号を記録するための一部区間として選択するようにした
ものであり、番組の中で、指定したキャスターが登場し
ているときの映像、または指定したキーワードが発声さ
れているときの映像、あるいは、指定した文字列が表示
されているときの映像のみが選択されて記録される。
【0022】請求項12に記載の発明は、入力する映像
信号を遅延させて記録手段に出力する遅延手段を設け、
この遅延手段が、映像信号の入力時点から、その映像信
号に基づいて記録すべき映像信号の一部区間が選択され
る時点までの所要時間に相当する時間だけ、映像信号を
遅延させるように構成したものであり、これにより、顔
画像の比較処理などに時間を要する場合であっても、所
望の映像を開始部分から欠落することなく記録すること
ができる。
【0023】請求項13に記載の発明は、入力する映像
信号を一時的に記録する一時記録手段を設け、一時記録
手段に記録された映像信号の内、選択手段によって選択
された一部区間の映像信号だけを記録手段に記録するよ
うにしたものであり、これにより、検出手段の検出時刻
より前に入力した映像を選択して記録することが可能と
なる。
【0024】請求項14に記載の発明は、選択手段が、
検出手段から検出信号が出力されている時間区間の前後
に所定時間を加えた区間を、映像信号を記録すべき一部
区間として選択するように構成したものであり、これに
より、顔画像、音声、あるいは文字列をキーとして所望
の映像を記録する場合に、そのキーが検出される前後の
時間を含めて録画することができる。
【0025】請求項15に記載の発明は、選択手段が、
検出手段から検出信号が出力された時点で放送されてい
る番組を番組表記録手段に記憶された番組表から求め、
その番組の番組開始時刻から番組終了時刻までを、映像
信号を記録すべき一部区間として選択するように構成し
たものであり、これにより、所望の映像を含む番組全体
を記録することが可能となる。
【0026】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0027】(第1の実施の形態)第1の実施形態の映
像記録装置は、映像信号から番組に出演している人物の
顔を検出し、それを基に所望の映像を記録する。
【0028】この映像記録装置は、図1に示すように、
テレビ受信機などから映像信号が入力する映像信号入力
部1と、録画する映像の番組名及び検索対象の人物名を
入力する録画情報入力部4と、番組表、即ち、放送番組
の番組名と放送の開始及び終了時刻とを入力する番組表
入力部5と、入力された番組表を記録する番組表記録部
6と、録画情報入力部4から入力された番組名と番組表
記録部6に記録された番組表とを用いて、現在の時刻が
入力された番組の放送時間帯であるか否かを検出し、時
刻一致信号を出力する時刻比較手段7と、入力した映像
信号の画像中から人物の顔領域を抽出し、抽出した画像
データを出力する顔領域抽出部9と、多数の人物の顔画
像データとその人物名とを記録する顔画像データベース
11と、録画情報入力部4から入力された人物の顔画像デ
ータを顔画像データベース11から検索して出力する画像
検索手段12と、顔領域抽出部9及び画像検索手段12のそ
れぞれから入力する画像データを比較し、一致度が判定
基準を超えたときに画像一致信号を出力する画像比較手
段10と、画像比較手段10及び時刻比較手段7からの入力
信号の論理積の値を出力する論理ゲート8と、論理ゲー
ト8の出力信号に基づいて必要な録画時刻を計測する計
時手段19と、入力する映像信号を一時的に記録する第2
の映像記録部17と、計時手段19で計測された時刻に基づ
いて第2の映像記録部17の記録・再生動作を制御する第
2の映像記録部制御部18と、第2の映像記録部17で再生
された映像を記録する映像記録部2と、計時手段19で計
測された時刻に基づいて映像記録部2の記録・再生動作
を制御する映像記録部制御部3とを備えている。
【0029】この装置では、画像検索手段12が、録画情
報入力部4より入力された人物の顔画像を、顔画像デー
タベース11から、データベースに記録された人物名デー
タを基に検索し、条件に合致した顔画像データを画像比
較手段10に出力する。
【0030】一方、映像信号入力部1に入力した映像信
号は、第2の映像記録部17に一時記録されるとともに、
その一部が顔領域抽出部9に入力し、顔領域抽出部9
は、映像信号中に含まれる人物の顔領域部分を抽出し
て、顔画像データを画像比較手段10に出力する。
【0031】画像比較手段10は、顔領域抽出部9から入
力する顔画像データと画像検索手段12から入力する顔画
像データとを比較し、その一致度が判定基準を超えたと
きに画像一致信号を論理ゲート8に出力する。
【0032】なお、映像信号中に含まれる人物の顔領域
部分を抽出する手法は公知であり、例えば、第2回画像
センシングシンポジウム講演集、A−1、pp.1〜
6、「色情報とGAを用いた顔画像抽出と個人照合の応
用」などに示されている。また、2つの顔画像データを
比較する手法も、例えば、電子情報通信学会論文誌、D
−2、Vol.J76−D−2、No.6、pp.11
32〜1139、「モザイクとニューラルネットを用い
た顔画像の認識」(1993年6月)などに示されてい
る。また、こうした技術を用いて、顔画像を個人照合に
利用することは特願平8−170866、特願平8−8
6171などに示されている。この実施形態の装置にお
いても、これらの技術を用いることが可能であるが、そ
れだけに限定されるものではない。
【0033】また、番組表入力部5から入力された番組
名と放送時刻との情報を含む番組表データは、番組表記
録部6に蓄積される。時刻比較手段7は、録画情報入力
部4から入力され、登録された番組名と現在の時刻とを
基に、番組表記録部6のデータを参照して、現時刻が登
録された番組の放送時間帯であるか否かを検出し、放送
時間帯である場合には時刻一致信号を出力する。
【0034】そして、論理ゲート8は、画像一致信号と
時刻一致信号との論理積を計時手段19に出力する。
【0035】いま、図2(a)に示すように、番組中に
キャスターA、B、C、そして、AとCが順番に登場し
て、番組のコーナーを受け持つ場合について説明する。
【0036】入力映像信号中には、図2(a)に示す時
間帯にそれぞれの登場人物(A〜C)の顔画像が含まれ
ている。録画情報入力部4から入力され、登録された人
物がBとすると、論理ゲート8からは、映像中に人物B
が登場するt1からt2の時刻の間だけ信号が出力され
る。
【0037】計時手段18は、論理ゲート8の信号出力か
ら時刻t1と時刻t2とを計測し、予め設定された時間
区間(Δt)の値よりt3=t1−Δt、t4=t2+
Δtを算出して、第2の映像記録部制御部18と映像記録
部制御部3とに出力する。
【0038】第2の映像記録部制御部18は、映像信号入
力部1から入力する映像信号を、常時、第2の映像記録
部17に記録するように制御する。そして、計時手段19か
らt3及びt4の時間区間を示す信号を受取ると、その
時間区分に第2の映像記録部17が記録した映像を、映像
記録部2へ出力するように制御する。
【0039】映像記録部制御部3は、この第2の映像信
号記録部17から出力された映像信号を映像記録部2が記
録するように制御する。
【0040】こうして、映像記録部2には、図2(b)
に示すように、人物Bが映像中に現れる時間と、その前
後の一定時間における映像(時刻t3から時刻t4まで
の映像)が記録される。
【0041】なお、映像中に人物Bが登場する前の時間
区間(Δt1)と、人物Bが登場した後の時間区間(Δt
2)とは、それぞれ異なる値に設定することも可能であ
る。
【0042】従って、例えば気象情報コーナーのよう
に、天気キャスターが画面に登場した後、一定のスケジ
ュールで天気図や明日の予報が表示される場合には、録
画情報入力部4から天気キャスター名を登録し、計時手
段19に所定の時間区間を設定することによって、その気
象情報コーナーが番組の中でどのような時間帯で放送さ
れる場合でも、確実にその映像を記録することができ
る。
【0043】このように、この実施形態の映像記録装置
では、番組に登場する人物を特定し、また、映像中にそ
の人物が検出されてから録画開始/終了までの時間間隔
を設定することにより、テレビ放映される天気情報やニ
ュース番組など、所望の番組だけを確実に記録すること
ができる。
【0044】(第2の実施の形態)第2の実施形態の映
像記録装置は、特定の人物が登場している映像だけを記
録する。
【0045】この装置は、図3に示すように、映像信号
入力部1から入力する映像信号の中から所望の映像だけ
を記録する映像記録部2と、論理ゲート8から信号が出
力されている期間だけ映像を記録するように映像記録部
2を制御する映像記録部制御部3とを備えており、その
他に、第1の実施形態と同じように、録画情報入力部
4、番組表入力部5、番組表記録部6、時刻比較手段
7、顔画像データベース11、画像検索手段12、及び画像
比較手段10を備えている。
【0046】この装置では、第1の実施形態と同様に、
画像比較手段10が、顔領域抽出部9から入力する顔画像
データと画像検索手段12から入力する顔画像データとを
比較して、その一致度が判定基準を超えたときに画像一
致信号を論理ゲート8に出力し、また、時刻比較手段7
は、現時刻が録画情報入力部4から入力された番組の放
送時間帯であるときに時刻一致信号を論理ゲート8に出
力する。そして、論理ゲート8は、画像一致信号と時刻
一致信号との論理積を映像記録部制御部3に出力する。
【0047】映像記録部制御部3は、この論理ゲート8
から信号が出力されている間だけ、映像記録部2に対し
て、入力する映像信号を記録するように制御する。
【0048】こうして、映像記録部2には、録画情報入
力部4より番組名を入力した番組の中で、指定した人物
が現れている映像だけが記録される。
【0049】このように、この実施形態の映像記録装置
では、番組に登場する人物を特定して、その人物が現れ
ている映像だけを記録することができる。従って、キャ
スターの顔画像が画面上に常に現れている情報コーナー
は、この装置により録画することが可能であり、また、
番組中に出演する人気歌手の登場画面だけを録画した
い、という要求にも、この装置は応えることができる。
【0050】また、番組を提供している企業のコマーシ
ャルが放映されたかどうかを、この装置を用いて、その
コマーシャルの登場人物が現れている映像だけを自動記
録することにより、簡単に確認することができる。
【0051】(第3の実施の形態)第3の実施形態の映
像記録装置は、映像中の人物の検出に時間が掛かるとき
でも、その人物が登場する映像の全てを確実に記録する
ことができる。
【0052】この装置は、図4に示すように、映像信号
入力部1から入力する映像信号を遅延させて映像記録部
2に出力する遅延回路16を備えている。その他の構成は
第2の実施形態(図3)と変わりがない。
【0053】遅延回路16による遅延時間は、検出すべき
顔画像を含む映像信号が顔領域抽出部9に入力してか
ら、映像記録部制御部3より記録開始の制御信号が出力
されるまでの時間と等しくなるように設定する。
【0054】この装置では、映像信号入力部1から入力
した映像信号が、遅延回路16で遅延されて映像記録部2
に入力し、また、分岐された入力映像信号の一部が、顔
領域抽出部9に入力する。顔領域抽出部9は、第2の実
施形態で説明したように、顔画像データを抽出して画像
比較手段10に出力し、画像比較手段10は、その顔画像デ
ータと画像検索手段12から入力する顔画像データとを比
較して、その一致度が判定基準を超えたときに画像一致
信号を論理ゲート8に出力し、論理ゲート8は、画像比
較手段10から入力する画像一致信号と時刻比較手段7か
ら入力する時刻一致信号との論理積を映像記録部制御部
3に出力する。映像記録部制御部3は、この論理ゲート
8から信号が出力されている間だけ、映像記録部2に対
して、入力する映像信号を記録するように制御信号を出
力する。
【0055】いま、入力する映像信号に検出すべき顔画
像が含まれているものとすると、その映像信号が顔領域
抽出部9に入力し、所定時間経過して、映像記録部制御
部3から映像記録部2に、映像信号を記録するように制
御信号が出力されるとき、その顔画像を含む映像信号
は、遅延回路16で遅延されて、丁度、映像記録部2に入
力する。従って、映像記録部2では、その顔画像が現れ
る映像を、漏れ無く記録することができる。
【0056】このように、この実施形態の映像記録装置
では、第2の実施形態に遅延回路を挿入することによ
り、画像比較手段10等の遅延時間が大きい場合でも、所
望の映像の開始時点から映像を録画することが可能とな
る。
【0057】(第4の実施形態)第4の実施形態の映像
記録装置は、指定する人物が登場する番組の開始から終
了までの映像を記録する。
【0058】この装置は、図5に示すように、検索対象
の人物名を入力する録画情報入力部4と、番組表を入力
する番組表入力部5と、入力された番組表を記録する番
組表記録部6と、映像信号の画像中から顔領域を抽出す
る顔領域抽出部9と、多数の人物の顔画像データとその
人物名とを記録する顔画像データベース11と、録画情報
入力部4から入力された人物の顔画像データを顔画像デ
ータベース11から検索する画像検索手段12と、顔領域抽
出部9及び画像検索手段12のそれぞれから入力する画像
データを比較し、一致度が判定基準を超えたときに画像
一致信号を出力する画像比較手段10と、入力する映像信
号を一時的に記録する第2の映像記録部17と、画像比較
手段10から画像一致信号が出力された時刻に放送されて
いる番組の開始時刻と終了時刻とを番組表記録部6に記
録された番組表より検出する放送時刻検出手段20と、入
力する映像信号を一時的に記録する第2の映像記録部17
と、第2の映像記録部17に対して放送時刻検出手段20が
検出した番組の開始時刻から終了時刻までの記録を出力
するように制御する第2の映像記録部制御部18と、第2
の映像記録部17から出力された映像を記録する映像記録
部2と、映像記録部2の記録・再生を制御する映像記録
部制御部3とを備えている。
【0059】この装置では、映像信号入力部1に入力し
た映像信号が、2分岐されて第2の映像記録部17と顔領
域抽出部9とに入力し、顔領域抽出部9は、映像信号か
ら顔画像データを抽出して画像比較手段10に出力する。
【0060】また、画像検索手段12は、録画情報入力部
4より入力された人物の顔画像を顔画像データベース11
から検索し、条件に合致した顔画像データを画像比較手
段10に出力する。
【0061】画像比較手段10は、顔領域抽出部9から入
力する顔画像データと画像検索手段12から入力する顔画
像データとを比較して、その一致度が判定基準を超えた
ときに画像一致信号を放送時刻検出手段20に出力する。
【0062】放送時刻検出手段20は、画像比較手段10か
ら画像一致信号を受けると、番組表記録部6に記録され
た番組表を基に、その時刻に放送されている番組の開始
時刻と終了時刻とを検出し、第2の映像記録部制御部18
と映像記録部制御部3とに転送要求信号を出力する。
【0063】第2の映像記録部制御部18は、入力した映
像信号を常時、第2の映像記録部17に記録するよう制御
する。また、第2の映像記録部制御部18は、放送時刻検
出手段10から転送要求信号を受取ると、番組開始時刻か
ら番組終了時刻までの時間区間に第2の映像記録装置17
が記録した映像を出力するように制御する。映像記録部
制御部3は、第2の映像信号記録部17から出力された映
像信号を映像記録部2が記録するよう制御する。
【0064】こうして、映像記録部2には、指定された
人物が登場する番組の開始から終了までの映像が記録さ
れる。
【0065】このように、この実施形態の映像記録装置
では、人物を特定してその人物が登場する番組全体を記
録することができる。
【0066】(第5の実施形態)第5の実施形態の映像
記録装置は、第4の実施形態において、最新の番組表に
基づいて番組の開始時刻及び終了時刻を決定できるよう
に構成している。
【0067】この装置は、図6に示すように、番組表入
力部5が、例えばインターネットなどの通信網21と、通
信網21を通じてテレビ番組表を入手する番組表入力手段
23と、通信網21と番組表入力手段23とを接続する通信イ
ンタフェイス22とから成る。その他の構成は第4の実施
形態(図5)と変わりがない。
【0068】この通信網21には、最新のテレビ番組表を
保持する装置端末が接続されており、番組入力手段23
は、一定間隔ごとに通信インタフェイス22を介して、通
信網21に接続し、この装置端末からテレビ番組表を入手
して、番組表記録部6に記録する。
【0069】従って、この実施形態の映像記録装置で
は、テレビ番組表として常に最新のデータを持つことが
できるため、番組の放送時間が変更される場合でも、そ
れに対応して所望の番組を記録することができる。
【0070】(第6の実施形態)第6の実施形態の映像
記録装置は、映像信号に含まれる音声を認識し、それを
基に所望の映像を記録する。
【0071】この装置は、図7に示すように、音声信号
を含む映像信号が入力する映像信号入力部1と、録画す
る映像の番組名及びキーワードを入力する録画情報入力
部4と、番組表を入力する番組表入力部5と、入力され
た番組表を記録する番組表記録部6と、録画情報入力部
4から入力された番組名と番組表記録部6に記録された
番組表とを用いて、現在時刻が、入力された名前の番組
の放送時間帯であるか否かを検出し、時刻一致信号を出
力する時刻比較手段7と、映像信号に含まれる音声信号
と録画情報入力部4から入力されたキーワードとのマッ
チングを行ない、一致している場合に音声一致信号を出
力する音声認識手段13と、音声認識手段13及び時刻比較
手段7からの入力信号の論理積の値を出力する論理ゲー
ト8と、映像信号入力部1から入力する映像信号の中か
ら所望の映像だけを記録する映像記録部2と、論理ゲー
ト8から信号が出力されている期間だけ映像を記録する
ように映像記録部2を制御する映像記録部制御部3とを
備えている。
【0072】この装置では、録画情報入力部4より、例
えば、“明日の天気”というキーワードを入力し、登録
する。
【0073】映像信号入力部1に入力した映像信号は、
2分岐されて映像記録部2と音声認識手段13とに入力す
る。音声認識手段13は、音声信号と録画情報入力部4よ
り入力されたキーワードとのマッチングを取り、入力す
る音声がキーワードの“明日の天気”と一致する単語を
発声している場合に、音声一致信号を出力する。
【0074】また、時刻比較手段7は、録画情報入力部
4より入力され、登録された番組名と現在の時刻とを基
に、番組表記録部6のデータを参照して、現時刻が登録
された番組の放送時間帯であるか否かを検出し、放送時
間帯である場合には時刻一致信号を出力する。
【0075】音声認識手段13からの音声一致信号と、時
刻比較手段7からの時刻一致信号とは、論理ゲート8に
入力し、音声一致信号と時刻一致信号とが同時に入力す
る期間だけ、論理ゲート8は信号を出力する。映像記録
部制御部3は、映像記録部2に対して、論理ゲート8か
ら信号が出力されている期間だけ、映像信号入力部1か
ら入力する映像信号を記録するように制御する。
【0076】こうして、映像記録部2には、“明日の天
気”というナレーションとともに表示される映像だけが
記録されることになる。
【0077】このように、この実施形態の映像記録装置
では、音声をキーワードとして所望の映像部分のみを録
画することが可能である。
【0078】また、番組を提供している企業のコマーシ
ャルが放映されたかどうかを調査する場合、この装置を
用いて、コマーシャルの商品名をキーワードにし、その
商品名が音声出力されたときの映像だけを自動記録する
ことにより、簡単に確認することができる。
【0079】また、この実施形態の映像記録装置に第1
の実施形態の構成を取り入れて、キーワードが検出され
た時点より所定時間前の画像から録画を開始し、その時
点より所定時間後に録画を終了するように機能させるこ
ともできる。
【0080】また、第3の実施形態の構成(遅延回路)
を取り入れて、音声認識等に時間が掛かる場合でも、キ
ーワードと一致する音声が含まれる映像を、的確に録画
できるようにすることが可能である。
【0081】また、第4及び第5の実施形態の構成を取
り入れて、キーワードが検出された番組全体の映像を記
録するように機能させることもできる。
【0082】また、第1〜第5の実施形態の装置と組み
合わせて、画像データベースに目的の人物の顔画像が登
録されていない場合に、キーワードを基に所望の映像部
分のみを録画できるように構成することも可能である。
【0083】(第7の実施形態)第7の実施形態の映像
記録装置は、映像に含まれる文字を認識し、それを基に
所望の映像を記録する。
【0084】この装置は、図8に示すように、録画する
番組名とキーワードとを入力し、登録する録画情報入力
部4と、例えばニュース番組で挿入されるテロップに含
まれる文字など、入力映像信号の画像中の文字列領域を
抽出する文字列領域抽出部14と、登録したキーワードと
抽出された文字列とが一致している場合に文字列一致信
号を出力する文字列比較手段15とを備えている。その他
の構成は第6の実施形態(図7)と変わりがない。
【0085】この装置では、映像信号入力部1に入力し
た映像信号が2分岐され、映像記録部2と文字列領域抽
出部14とに入力する。文字列領域抽出部14は、入力した
映像信号に含まれる文字列領域を抽出する。文字列比較
手段15は、文字列領域抽出部14で抽出した文字列と録画
情報入力部4で登録されたキーワードとが一致している
か否かを検出し、一致している場合には、文字列一致信
号を出力する。
【0086】文字列一致信号は、論理ゲート8に入力
し、論理ゲート8は、この文字列一致信号と時刻比較手
段7から時刻一致信号とが同時に入力する期間だけ、信
号を出力する。映像記録部制御部3は、映像記録部2に
対して、論理ゲート8から信号が出力されている期間だ
け、映像信号入力部1から入力する映像信号を記録する
ように制御する。
【0087】こうして、映像記録部2には、キーワード
の文字列を含む映像だけが記録されることになる。
【0088】このように、この実施形態の映像記録装置
では、映像に含まれる文字列をキーワードとして所望の
映像部分のみを録画することが可能である。
【0089】この装置を用いて、例えば株式市況を放映
する番組の中から特定企業名の株価情報だけを録画する
ことができる。
【0090】また、番組を提供している企業のコマーシ
ャルが放映されたかどうかを調査する場合、この装置を
用いて、コマーシャルの商品名や企業名をキーワードに
し、そのキーワードを含む映像だけを自動記録すること
により、簡単に確認することができる。
【0091】また、この実施形態の映像記録装置に第1
の実施形態の構成を取り入れて、キーワードが検出され
た時点より所定時間前の画像から録画を開始し、その時
点より所定時間後に録画を終了するように機能させるこ
ともできる。
【0092】また、第3の実施形態の構成(遅延回路)
を取り入れて、文字認識等に時間が掛かる場合でも、キ
ーワードと一致する文字列が含まれる映像を、的確に録
画できるようにすることが可能である。
【0093】また、第4及び第5の実施形態の構成を取
り入れて、キーワードが検出された番組全体の映像を記
録するように機能させることもできる。
【0094】また、第1〜第6の実施形態の装置と組み
合わせて、所望の映像部分のみを録画する場合に、キー
として人物の顔画像、音声または文字列のいずれかを選
択するように構成することもでき、こうすることによ
り、より確実に希望する映像を記録することが可能とな
る。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の映像記録装置は、映像に登場する人物の顔画像、ある
いは映像信号に含まれる音声や文字列をキーにして、番
組中の所望の映像のみを記録することができる。従っ
て、その映像が番組中のどの時間帯に放送されるかを知
らなくとも、所望の映像を記録することが可能である。
【0096】また、映像入力部と映像記録部との間に遅
延回路を設けた装置では、所望の映像の開始時点から映
像を記録することが可能となる。
【0097】また、映像入力部と映像記録部との間に、
映像を一時的に記録する第2の映像記録部を設けた装置
では、登場人物の顔画像、あるいは映像信号に含まれる
音声や文字列をキーにして、所定の時間区間の映像を記
録したり、そのキーが現れる番組全体を記録することが
できる。
【0098】また、通信網を通じて番組表を入手する手
段を設けた装置では、通信網を通じて最新の番組表を得
ることができるため、番組の放送時間が変更になった場
合でも、所望の映像を記録することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における映像記録装置
の概略構成図、
【図2】本発明の第1の実施形態における入力映像信号
と第2の映像記録部から映像記録部に転送する映像の時
間関係を示す図、
【図3】本発明の第2の実施形態における映像記録装置
の概略構成図、
【図4】本発明の第3の実施形態における映像記録装置
の概略構成図、
【図5】本発明の第4の実施形態における映像記録装置
の概略構成図、
【図6】本発明の第5の実施形態における映像記録装置
の概略構成図、
【図7】本発明の第6の実施形態における映像記録装置
の概略構成図、
【図8】本発明の第7の実施形態における映像記録装置
の概略構成図、
【図9】従来のテレビジョン信号記録装置の概略構成図
である。
【符号の説明】
1 映像信号入力部 2 映像記録部 3 映像記録部制御部 4 記録情報入力部 5 番組表入力部 6 番組表記録部 7 時刻比較手段 8 論理ゲート 9 顔領域抽出部 10 画像比較手段 11 顔画像データベース 12 画像検索手段 13 音声認識手段 14 文字列領域抽出部 15 文字列比較手段 16 遅延回路 17 第2の映像記録部 18 第2の映像記録部制御部 19 計時手段 20 放送時刻検出手段 21 通信網 22 通信インタフェイス 23 番組表入力手段 24 パイロット画像登録手段 25 録画タイミング設定手段 26 画像比較手段 27 指定画像記録制御手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力する映像信号の一部区間を選択して
    記録する映像記録装置において、 人物の顔画像を指定する顔画像指定手段と、 入力する映像信号の中から、指定された前記顔画像を検
    出する検出手段と、 前記検出手段の検出時刻を基に、前記映像信号の一部区
    間を選択する選択手段と、 選択された一部区間の映像信号を記録する記録手段とを
    備えることを特徴とする映像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記顔画像指定手段が、人物名を指定す
    る人物名入力手段と、多数の人物の名前及び顔画像を記
    憶する顔画像データベースと、前記顔画像データベース
    から前記人物名入力手段より指定された人物の顔画像を
    検索する検索手段とを具備し、前記検出手段が、入力す
    る映像信号から顔領域を抽出する顔領域抽出手段と、前
    記顔領域抽出手段によって抽出された顔画像と前記検索
    手段によって検索された顔画像とを比較し、それらの一
    致度が判定基準を超えたときに検出信号を出力する画像
    比較手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載
    の映像記録装置。
  3. 【請求項3】 入力する映像信号の一部区間を選択して
    記録する映像記録装置において、 キーワードを指定するキーワード指定手段と、 入力する映像信号に含まれる音声信号の中から、指定さ
    れたキーワードを発声する音声信号を検出する検出手段
    と、 前記検出手段の検出時刻を基に、前記映像信号の一部区
    間を選択する選択手段と、 選択された一部区間の映像信号を記録する記録手段とを
    備えることを特徴とする映像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段が、前記音声信号により表
    される単語と指定された前記キーワードとが一致したと
    きに検出信号を出力する音声認識手段を具備することを
    特徴とする請求項3に記載の映像記録装置。
  5. 【請求項5】 入力する映像信号の一部区間を選択して
    記録する映像記録装置において、 文字列を指定する文字列指定手段と、 入力する映像信号の中から、指定された文字列を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段の検出時刻を基に、前記映像信号の一部区
    間を選択する選択手段と、 選択された一部区間の映像信号を記録する記録手段とを
    備えることを特徴とする映像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段が、入力した映像信号から
    文字列領域を抽出する文字列抽出手段と、前記文字列抽
    出手段によって抽出された文字列と前記文字列指定手段
    によって指定された文字列とを比較し、それらが一致し
    たときに検出信号を出力する文字列比較手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項5に記載の映像記録装置。
  7. 【請求項7】 入力する映像信号の一部区間を選択して
    記録する映像記録装置において、 人物の顔画像を指定する顔画像指定手段と、 キーワードを指定するキーワード指定手段と、 文字列を指定する文字列指定手段と、 入力する映像信号の中から、顔画像指定手段により指定
    された顔画像、キーワード指定手段により指定されたキ
    ーワードを発声する音声信号、または文字列指定手段に
    より指定された文字列、の少なくとも1つ以上を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段の検出時刻を基に、前記映像信号の一部区
    間を選択する選択手段と、 選択された一部区間の映像信号を記録する記録手段とを
    備えることを特徴とする映像記録装置。
  8. 【請求項8】 番組名を指定する番組名指定手段と、番
    組表を入力する番組表入力手段と、入力された番組表を
    記憶する番組表記録手段と、前記番組表記録手段に記憶
    された番組表から、番組名が指定された番組の放送時間
    を求め、現在時刻が前記放送時間に一致するとき時刻一
    致信号を出力する時刻比較手段とを具備し、前記選択手
    段が、前記時刻比較手段から時刻一致信号が出力されて
    いることを条件として、前記検出手段の検出時刻を基
    に、前記映像信号の一部区間を選択することを特徴とす
    る請求項1乃至7に記載の映像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記番組表入力手段が、通信網を通じて
    番組表を入手することを特徴とする請求項8に記載の映
    像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記選択手段が、前記検出手段から出
    力される検出信号と前記時刻比較手段から出力される時
    刻一致信号との論理積を出力する論理ゲートを具備する
    ことを特徴とする請求項8に記載の映像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記選択手段が、前記時刻比較手段か
    ら時刻一致信号が出力され、且つ、前記検出手段から検
    出信号が出力されている時間区間を、映像信号を記録す
    るための一部区間として選択することを特徴とする請求
    項8または10に記載の映像記録装置。
  12. 【請求項12】 入力する映像信号を遅延させて前記記
    録手段に出力する遅延手段を具備し、前記遅延手段が、
    映像信号の入力時点から、その映像信号に基づいて記録
    すべき映像信号の一部区間が選択される時点までの所要
    時間に相当する時間だけ、前記映像信号を遅延させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至11に記載の映像記録装
    置。
  13. 【請求項13】 入力する映像信号を一時的に記録する
    一時記録手段を具備し、前記一時記録手段に記録された
    映像信号の内、前記選択手段によって選択された一部区
    間の映像信号だけを前記記録手段が記録することを特徴
    とする請求項1乃至11に記載の映像記録装置。
  14. 【請求項14】 前記選択手段が、前記検出手段から検
    出信号が出力されている時間区間の前後に所定時間を加
    えた区間を、映像信号を記録すべき一部区間として選択
    することを特徴とする請求項13に記載の映像記録装
    置。
  15. 【請求項15】 前記選択手段が、前記検出手段から検
    出信号が出力された時点で放送されている番組を前記番
    組表記録手段に記憶された番組表から求め、その番組の
    番組開始時刻から番組終了時刻までを、映像信号を記録
    すべき一部区間として選択することを特徴とする請求項
    13に記載の映像記録装置。
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