JPH1146194A - 電子会議システム - Google Patents

電子会議システム

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JPH1146194A
JPH1146194A JP9201460A JP20146097A JPH1146194A JP H1146194 A JPH1146194 A JP H1146194A JP 9201460 A JP9201460 A JP 9201460A JP 20146097 A JP20146097 A JP 20146097A JP H1146194 A JPH1146194 A JP H1146194A
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Yasuko Yamade
泰子 山出
Noriaki Yoshino
規昭 吉野
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Hitachi Information Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク経由で複数のユーザと情報交換
を行うための電子会議システムに関し、所望の利用目的
に合わせて会議室の運用属性を設定し、随時変更できる
ようにする。 【解決手段】 操作者属性を定義した操作者属性管理情
報11,ユーザを定義したユーザ管理情報12,各会議
室について所属ユーザ及びその操作実行権限を定義した
会議室管理情報13を、管理情報テーブル10に設定し
ておく。外部から操作要求が与えられたとき、操作実行
権限判定部14は、管理情報テーブル10に基づいてこ
の操作要求に対応する操作の実行権限の有無を判定す
る。情報参照・更新制御部16は、この判定結果に応じ
て、操作要求で指定された操作対象会議室に対する情報
操作の実行制御を行う。会議室管理制御部15は、上記
判定結果に応じて、操作対象会議室の運用に関連する管
理操作の実行制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子会議システムに
係り、特に、ネットワーク経由で複数のユーザと情報交
換を行うための電子会議システム及びそのシステムを実
現するために使用するファイルを格納した情報記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークに接続した複数のコ
ンピュータを利用して、互いに離れた場所にいる個人間
あるいは企業間の意見交換や会議などを支援する電子会
議システムが広く利用されるようになりつつある。特に
最近では、インターネット技術の応用が盛んになるのに
伴ってサーバ運用の簡易化やクライアントのブラウザの
操作性の向上などが進み、 World Wide Web(以下、
“WWW”と略記する。)上でサーバ・プッシュ方式の
非同期情報の蓄積や閲覧といった電子会議室を実現する
電子会議システムを新たに導入しようとする意欲が高ま
るとともに、すでに運用中の電子会議システムの運用形
態も多様化しつつある。
【0003】こうした電子会議システムでは、それぞれ
の会議室を、その会議室の運用目的に最も適合した運用
属性で運用可能とすることが求められる。会議室の運用
属性とは、例えば、新たな会議室の開設,既存の会議室
の閲覧,既存の会議室への参加,新たな意見の作成と投
稿,投稿済の意見の削除,投稿済の意見の内容更新など
に関する操作実行権限の有無を指定した属性であり、そ
の会議室の運用目的にしたがって、システム管理者,シ
ステム登録者,ゲストなどの操作者属性に対応してあら
かじめ設定しておくべきものである。
【0004】図6は、従来の電子会議システムの一例の
構成を機能面から示すブロック図である。この従来の電
子会議システムでは、会議室の利用形態が想定した範囲
内に限定されるようあらかじめ運用属性を定義した何種
類かの会議室テンプレートが提供されている。そして、
これらの会議室テンプレートの中のいずれかひとつを利
用して会議室を開設するとともに、この会議室に関わる
すべてのユーザの属性を定義したユーザ管理情報及び各
属性ごとに会議室に対する操作実行権限を定義した会議
室管理情報を準備しておくことによって、比較的容易に
会議室の運用管理を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た数種類の会議室テンプレートの中のいずれかひとつを
選択して新たな会議室を開設する従来の電子会議システ
ムは、あらかじめ提供されている会議室テンプレートの
種類に応じて選択可能な会議室の運用属性の種類が限ら
れることから、本来の利用目的とは必ずしも適合しない
運用属性を有する会議室の運用管理を強いられてしまう
場合があり得るという問題点があった。
【0006】また、ユーザの属性と会議室に対する操作
実行権限との組合せにより決定される運用属性は、その
会議室を開設したとき固定的に定義されてしまい、開設
した会議室の運用管理を行っていく中で必要に応じてそ
の運用属性を変更することができないため、利用目的や
ユーザなどの変化に合わせて柔軟に会議室の運用管理を
行うことが困難であるという問題点があった。
【0007】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、それぞれの会議室の運用属性を所望の利用
目的に合わせて設定できるとともに、随時その運用属性
を変更することが可能な電子会議システムを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る電子会議システムは、所定
の操作者属性についての操作者属性管理情報,所定のシ
ステムメンバについてのユーザ管理情報,前記システム
メンバの意見を公開する場である会議室についての会議
室管理情報の各々があらかじめ設定された管理情報テー
ブルと、所定の操作要求が与えられたとき、この操作要
求に対応する操作の実行権限を前記操作者属性管理情
報,前記ユーザ管理情報,前記会議室管理情報に基づい
て判定する操作実行権限判定部と、前記操作実行権限判
定部による判定結果に応じて、前記操作要求で指定され
た前記会議室の情報操作及び前記会議室管理情報の管理
操作の実行制御を行う実行制御部とを備えたものであ
る。
【0009】また、本発明の請求項2に係る電子会議シ
ステムは、上記請求項1に係る発明において、前記操作
者属性管理情報は、各々の前記操作者属性について割り
当てられ、異なる前記操作者属性を相互にランク付けす
るための属性識別子を含むものである。
【0010】また、本発明の請求項3に係る電子会議シ
ステムは、上記請求項2に係る発明において、前記会議
室管理情報は、前記会議室の各々について、その会議室
に所属する所属ユーザを表すユーザ識別子及びその会議
室に対する各種の操作実行権限の可否を前記属性識別子
ごとに表す操作可否フラグを含むものである。
【0011】また、本発明の請求項4に係る電子会議シ
ステムは、上記請求項3に係る発明において、前記操作
実行権限判定部は、前記操作要求を指定したユーザを表
す要求ユーザ識別子,この操作要求の対象とされる前記
会議室を表す操作対象会議室,この操作要求に応じて実
行すべき操作の種別を表す操作種別をそれぞれ求めた
後、前記操作者属性管理情報,前記ユーザ管理情報,前
記会議室管理情報を参照して前記要求ユーザ識別子に対
応する前記属性識別子である要求属性識別子を特定し、
前記操作対象会議室,前記操作種別,前記要求属性識別
子の三者の組合せで決定される前記操作可否フラグに基
づいて前記操作要求に対応する操作の実行権限を判定す
るものである。
【0012】また、本発明の請求項5に係る電子会議シ
ステムは、上記請求項4に係る発明において、前記実行
制御部は、前記判定結果に応じて、前記操作対象会議室
を対象とした情報参照及び情報更新に関連した前記情報
操作の実行制御を行う情報参照・更新制御部と、前記判
定結果に応じて、前記会議室管理情報を対象とした前記
操作対象会議室の運用に関連した前記管理操作の実行制
御を行う会議室管理制御部とからなるものである。
【0013】また、本発明の請求項6に係る電子会議シ
ステムは、上記請求項3〜請求項5のいずれかに係る発
明において、前記会議室の各々について前記会議室管理
情報で指定された前記所属ユーザのうち、少なくともひ
とりの所属ユーザは該当する会議室に関連した前記管理
操作の実行権限を有するグループマスタに、このグルー
プマスタを除く他の前記所属ユーザは前記情報操作の実
行権限のみを有するグループメンバに、それぞれ指定さ
れるものである。
【0014】また、本発明の請求項7に係る電子会議シ
ステムは、上記請求項6に係る発明において、前記操作
者属性管理情報で指定される前記操作者属性を、最高位
にランク付けされる第1の属性識別子が割り当てられ、
システム全体の管理に関連したあらゆる操作の実行権限
を有するアドミニストレータの操作者属性と、前記第1
の属性識別子より低位にランク付けされる第2の属性識
別子が割り当てられた前記グループマスタの操作者属性
と、前記第2の属性識別子より低位にランク付けされる
第3の属性識別子が割り当てられた前記グループメンバ
の操作者属性と、前記第3の属性識別子より低位にラン
ク付けされる第4の属性識別子が割り当てられた前記シ
ステムメンバの操作者属性と、前記第4の属性識別子よ
り低位にランク付けされる第5の属性識別子が割り当て
られ、前記会議室の各々を一時的に参照する操作の実行
権限のみを有するゲストの操作者属性の5種類とするも
のである。
【0015】また、本発明の請求項8に係る電子会議シ
ステムを実現するために使用する情報記憶媒体は、前記
管理情報テーブルを保持するデータファイルと、前記操
作実行権限判定部及び前記実行制御部を実現させるプロ
グラムファイルとをそれぞれ記録したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子会議システム
の実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の電子会議システムの一実
施形態の機器構成を示す図である。同図中、1は電子会
議室に関わるデータを蓄積するサーバ・コンピュータ、
21〜24はユーザが電子会議室にアクセスするために
用いるクライアント・コンピュータ、2はクライアント
・コンピュータ21〜24に表示されるユーザ操作画
面、3はサーバ・コンピュータ1とクライアント・コン
ピュータ21〜24とを相互に接続するネットワーク、
4は本発明の電子会議システムを実現するために使用す
るファイルを格納した情報記憶媒体であるCD−RO
M、5はCD−ROM4同様に本発明の電子会議システ
ムを実現するために使用するファイルを格納した情報記
憶媒体であるフロッピーディスクである。
【0018】図2は、本発明の電子会議システムの一実
施形態の構成を機能面から示すブロック図である。同図
中、10は次述する操作者属性管理情報,ユーザ管理情
報,会議室管理情報の各々があらかじめ設定された管理
情報テーブル、11は所定の操作者属性の各々について
割り当てられ、異なる前記操作者属性を相互にランク付
けするための属性識別子を含む操作者属性管理情報、1
2は所定のシステムメンバの各々について、そのシステ
ムメンバを相互に区別するための固有のユーザ識別子を
含むユーザ管理情報、13はシステムメンバの意見を公
開する場である会議室の各々について、その会議室に所
属する所属ユーザを表すユーザ識別子及びその会議室に
対する各種の操作実行権限の可否を属性識別子ごとに表
す操作可否フラグを含む会議室管理情報、14は与えら
れた操作要求に対応する操作の実行権限を操作者属性管
理情報11,ユーザ管理情報12,会議室管理情報13
に基づいて判定する操作実行権限判定部、15は操作実
行権限判定部14による判定結果に応じて会議室の運用
に関連する会議室管理情報を対象とした管理操作の実行
制御を行う会議室管理制御部、16は上記判定結果に応
じて操作要求で指定された会議室の情報参照及び情報更
新に関連した情報操作の実行制御を行う情報参照・更新
制御部である。
【0019】図3は、図2中の操作者属性管理情報11
の定義内容の一具体例を示す図である。同図中、操作者
属性管理情報11は、属性識別子の定義欄11a,その
属性識別子に対応する操作者属性の定義欄11b,その
操作者属性の内容の定義欄11cからなり、複数の属性
識別子の各々について固有の情報が定義される。本実施
形態の場合、第1の属性識別子“1”(操作者属性“ア
ドミニストレータ”),第2の属性識別子“2”(操作
者属性“グループマスタ”),第3の属性識別子“3”
(操作者属性“グループメンバ”),第4の属性識別子
“4”(操作者属性“システムメンバ”),第5の属性
識別子“5”(操作者属性“ゲスト”)の5種類の属性
識別子が定義されており、これらの属性識別子は上述し
た降順にランク付けされている。
【0020】図4は、図2中のユーザ管理情報12の設
定内容の一具体例を示す図である。同図中、ユーザ管理
情報12は、ユーザ識別子の設定欄12a,そのユーザ
識別子に対応するユーザの氏名の設定欄12b,そのユ
ーザの年齢の設定欄12c,そのユーザが所属する部署
の設定欄12d,そのユーザが属する部署に連絡するた
めの内線番号の設定欄12eからなり、複数のユーザ識
別子の各々について固有の情報が定義される。
【0021】図5は、図2中の会議室管理情報13の設
定内容の一具体例を示す図である。同図中、会議室管理
情報13は、会議室を特定する番号の設定欄13a,そ
の会議室の名称の設定欄13b,その会議室を管理する
ユーザ(グループマスタ)のユーザ識別子の設定欄13
c,その会議室に所属するユーザ(グループメンバ)の
ユーザ識別子の設定欄13d,その会議室の閲覧につい
ての操作実行権限の可否の設定欄13e,その会議室の
メンテナンスについての操作実行権限の可否の設定欄1
3f,その会議室に投稿された意見の閲覧の操作実行権
限の可否の設定欄13g,その会議室に投稿する意見の
作成についての操作実行権限の可否の設定欄13h,そ
の会議室に投稿された意見の削除・移動についての操作
実行権限の可否の設定欄13iからなり、複数の会議室
の各々について固有の情報が設定される。本実施形態の
場合、第1の会議室(番号“1”,名称“会議室−
A”)及び第2の会議室(番号“2”,名称“会議室−
B”)の2種類の会議室が設定されている。そして、図
4中のユーザ管理情報12に設定されている複数のユー
ザすなわちシステムメンバのうち、“ユーザX”は“会
議室−A”を管理する“グループマスタ”として、“ユ
ーザY”は“会議室−B”を管理する“グループマス
タ”及び“会議室−A”に所属する“グループメンバ”
として、“ユーザA”及び“ユーザB”は“会議室−
A”及び“会議室−B”に所属する“グループメンバ”
として、“ユーザZ”は“会議室−A”のみに所属する
“グループメンバ”として、“ユーザC”,“ユーザ
D”,“ユーザE”は“会議室−B”のみに所属する
“グループメンバ”として、それぞれ会議室管理情報1
3に設定されている。
【0022】次に、上述のようにあらかじめ設定された
操作者属性管理情報11,ユーザ管理情報12,会議室
管理情報13のもとで、“ユーザX”によって所定の操
作要求が与えられたとき、本実施形態の電子会議システ
ムが行う制御について図1〜図5を用いて説明する。
【0023】“ユーザX”が、図1及び図2に示したユ
ーザ操作画面2によって「全会議室閲覧」の操作要求を
行うと、この操作要求は、操作実行権限判定部14に入
力される。「全会議室閲覧」の操作要求が与えられた操
作実行権限判定部14は、要求ユーザ識別子すなわち
“ユーザX”,操作対象会議室すなわち“会議室−A”
及び“会議室−B”,操作種別すなわち“会議室の閲
覧”をそれぞれ求める。そして、操作者属性管理情報1
1,ユーザ管理情報12,会議室管理情報13を参照し
て“ユーザX”に対応する要求属性識別子を特定する。
上述した「全会議室閲覧」の場合、“会議室−A”につ
いては要求属性識別子“2”(“グループマスタ”)
が、“会議室−B”については要求属性識別子“4”
(“システムメンバ”)が、それぞれ特定される。最後
に、これらの操作対象会議室すなわち“会議室−A”及
び“会議室−B”,操作種別すなわち“会議室の閲
覧”,要求属性識別子すなわち“2”及び“4”の三者
の組合せにより決定される操作可否フラグに基づいて
「全会議室閲覧」の操作要求に対応する操作の実行権限
を判定する。上述の場合、会議室管理情報13中の欄1
3eには、“会議室−A”及び“会議室−B”に対する
“会議室の閲覧”に関する属性識別子“2”及び“4”
のいずれについても操作可否フラグが“○”(可)に設
定されているので、“ユーザX”による「全会議室閲
覧」の操作要求に対応する操作の実行権限は、“実行権
限あり”と判定される。そこで、情報参照・更新制御部
16は、この操作実行権限判定部14による“実行権限
あり”の判定結果に応じて、“会議室−A”及び“会議
室−B”に対する“会議室の閲覧”の情報操作の実行制
御を行って、この“会議室の閲覧”の結果をユーザ操作
画面2に返すなどの所定の動作を行う。
【0024】“ユーザX”が、図1及び図2に示したユ
ーザ操作画面2によって“会議室−A”に対する「会議
室のメンテナンス」の操作要求を行うと、この操作要求
は、操作実行権限判定部14に入力される。「会議室の
メンテナンス」の操作要求が与えられた操作実行権限判
定部14は、要求ユーザ識別子すなわち“ユーザX”,
操作対象会議室すなわち“会議室−A”,操作種別すな
わち“会議室のメンテナンス”をそれぞれ求める。そし
て、操作者属性管理情報11,ユーザ管理情報12,会
議室管理情報13を参照して、“会議室−A”における
“ユーザX”に対応する要求属性識別子すなわち“2”
(“グループマスタ”)を特定する。最後に、これらの
操作対象会議室すなわち“会議室−A”,操作種別すな
わち“会議室のメンテナンス”,要求属性識別子すなわ
ち“2”の三者の組合せにより決定される操作可否フラ
グに基づいて「会議室のメンテナンス」の操作要求に対
応する操作の実行権限を判定する。上述の場合、会議室
管理情報13中の欄13fには、“会議室−A”に対す
る“会議室のメンテナンス”に関する属性識別子“2”
について操作可否フラグが“○”(可)に設定されてい
るので、“ユーザX”による“会議室−A”に対する
「会議室のメンテナンス」の操作要求に対応する操作の
実行権限は、“実行権限あり”と判定される。そこで、
会議室管理制御部15は、この操作実行権限判定部14
による“実行権限あり”の判定結果に応じて、“会議室
−A”に対する“会議室のメンテナンス”の管理操作の
実行制御を行って、この“会議室のメンテナンス”の結
果をユーザ操作画面2に返すなどの所定の動作を行う。
“会議室のメンテナンス”の具体的な内容としては、例
えば、会議室の名称変更,会議室に所属するユーザであ
るグループメンバの追加や削除,各グループメンバの操
作要求に対応する操作の実行権限の可否設定などが挙げ
られる。
【0025】“ユーザX”が、図1及び図2に示したユ
ーザ操作画面2によって“会議室−B”に対する「意見
の作成」の操作要求を行うと、この操作要求は、操作実
行権限判定部14に入力される。「意見の作成」の操作
要求が与えられた操作実行権限判定部14は、要求ユー
ザ識別子すなわち“ユーザX”,操作対象会議室すなわ
ち“会議室−B”,操作種別すなわち“意見の作成”を
それぞれ求める。そして、操作者属性管理情報11,ユ
ーザ管理情報12,会議室管理情報13を参照して、
“会議室−B”における“ユーザX”に対応する要求属
性識別子すなわち“4”(“システムメンバ”)を特定
する。最後に、これらの操作対象会議室すなわち“会議
室−B”,操作種別すなわち“意見の作成”,要求属性
識別子すなわち“4”の三者の組合せにより決定される
操作可否フラグに基づいて「意見の作成」の操作要求に
対応する操作の実行権限を判定する。上述の場合、会議
室管理情報13中の欄13hには、“会議室−B”に対
する“意見の作成”に関する属性識別子“4”について
操作可否フラグが“×”(不可)に設定されているの
で、“ユーザX”による“会議室−B”に対する「意見
の作成」の操作要求に対応する操作の実行権限は、“実
行権限なし”と判定される。そこで、情報参照・更新制
御部16は、この操作実行権限判定部14による“実行
権限なし”の判定結果に応じて、“会議室−B”に対す
る“意見の作成”の情報操作の実行制御を行うことな
く、その旨のメッセージをユーザ操作画面2に返すなど
の所定の動作を行う。
【0026】以上のように、本実施形態の電子会議シス
テムは、操作者属性管理情報11,ユーザ管理情報1
2,会議室管理情報13をあらかじめ適切に設定してお
くことにより、不特定の参加者を対象とした情報交換の
場(公開掲示版形式)、特定メンバによる討論会形式の
会議室(パネルディスカッション形式)、特定メンバの
み参加できるレビュー形式の会議室(プロジェクト形
式)など、所望の利用目的に合わせて各会議室の運用属
性を設定できる。また、“グループマスタ”の操作者属
性を有する特定のユーザによってクライアント・コンピ
ュータのユーザ操作画面から与えられる“会議室のメン
テナンス”の操作要求に応じて、指定された会議室の名
称変更,その会議室に所属するユーザであるグループメ
ンバの追加や削除,各グループメンバの操作要求に対応
する操作の実行権限の可否設定などが行われるようにす
ることにより、各会議室の運用属性を随時変更すること
ができる。したがって、常に本来の利用目的に合致した
運用属性を有する会議室の運用管理が可能となるととも
に、利用目的やユーザなどの変化に合わせて柔軟かつ容
易に会議室の運用管理を行っていくことができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明の電
子会議システムによれば、常に本来の利用目的に合致し
た運用属性を有する会議室の運用管理が可能となるとと
もに、利用目的やユーザなどの変化に合わせて柔軟かつ
容易に会議室の運用管理を行っていくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子会議システムの一実施形態の機器
構成を示す図である。
【図2】本発明の電子会議システムの一実施形態の構成
を機能面から示すブロック図である。
【図3】図2中の操作者属性管理情報の定義内容の一具
体例を示す図である。
【図4】図2中のユーザ管理情報の設定内容の一具体例
を示す図である。
【図5】図2中の会議室管理情報の設定内容の一具体例
を示す図である。
【図6】従来の電子会議システムの一例の構成を機能面
から示すブロック図である。
【符号の説明】
1 サーバ・コンピュータ 2 ユーザ操作画面 21〜24 クライアント・コンピュータ 3 ネットワーク 4 CD−ROM 5 フロッピーディスク 10 管理情報テーブル 11 操作者属性管理情報 12 ユーザ管理情報 13 会議室管理情報 14 操作実行権限判定部 15 会議室管理制御部 16 情報参照・更新制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の操作者属性についての操作者属性
    管理情報,所定のシステムメンバについてのユーザ管理
    情報,前記システムメンバの意見を公開する場である会
    議室についての会議室管理情報の各々があらかじめ設定
    された管理情報テーブルと、 所定の操作要求が与えられたとき、この操作要求に対応
    する操作の実行権限を前記操作者属性管理情報,前記ユ
    ーザ管理情報,前記会議室管理情報に基づいて判定する
    操作実行権限判定部と、 前記操作実行権限判定部による判定結果に応じて、前記
    操作要求で指定された前記会議室の情報操作及び前記会
    議室管理情報の管理操作の実行制御を行う実行制御部と
    を備えたことを特徴とする電子会議システム。
  2. 【請求項2】 前記操作者属性管理情報は、各々の前記
    操作者属性について割り当てられ、異なる前記操作者属
    性を相互にランク付けするための属性識別子を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の電子会議システム。
  3. 【請求項3】 前記会議室管理情報は、前記会議室の各
    々について、その会議室に所属する所属ユーザを表すユ
    ーザ識別子及びその会議室に対する各種の操作実行権限
    の可否を前記属性識別子ごとに表す操作可否フラグを含
    むことを特徴とする請求項2記載の電子会議システム。
  4. 【請求項4】 前記操作実行権限判定部は、前記操作要
    求を指定したユーザを表す要求ユーザ識別子,この操作
    要求の対象とされる前記会議室を表す操作対象会議室,
    この操作要求に応じて実行すべき操作の種別を表す操作
    種別をそれぞれ求めた後、前記操作者属性管理情報,前
    記ユーザ管理情報,前記会議室管理情報を参照して前記
    要求ユーザ識別子に対応する前記属性識別子である要求
    属性識別子を特定し、前記操作対象会議室,前記操作種
    別,前記要求属性識別子の三者の組合せで決定される前
    記操作可否フラグに基づいて前記操作要求に対応する操
    作の実行権限を判定することを特徴とする請求項3記載
    の電子会議システム。
  5. 【請求項5】 前記実行制御部は、 前記判定結果に応じて、前記操作対象会議室を対象とし
    た情報参照及び情報更新に関連した前記情報操作の実行
    制御を行う情報参照・更新制御部と、 前記判定結果に応じて、前記会議室管理情報を対象とし
    た前記操作対象会議室の運用に関連した前記管理操作の
    実行制御を行う会議室管理制御部とからなることを特徴
    とする請求項4記載の電子会議システム。
  6. 【請求項6】 前記会議室の各々について前記会議室管
    理情報で指定された前記所属ユーザのうち、少なくとも
    ひとりの所属ユーザは該当する会議室に関連した前記管
    理操作の実行権限を有するグループマスタに、このグル
    ープマスタを除く他の前記所属ユーザは前記情報操作の
    実行権限のみを有するグループメンバに、それぞれ指定
    されることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に
    記載の電子会議システム。
  7. 【請求項7】 前記操作者属性管理情報で指定される前
    記操作者属性を、 最高位にランク付けされる第1の属性識別子が割り当て
    られ、システム全体の管理に関連したあらゆる操作の実
    行権限を有するアドミニストレータの操作者属性と、 前記第1の属性識別子より低位にランク付けされる第2
    の属性識別子が割り当てられた前記グループマスタの操
    作者属性と、 前記第2の属性識別子より低位にランク付けされる第3
    の属性識別子が割り当てられた前記グループメンバの操
    作者属性と、 前記第3の属性識別子より低位にランク付けされる第4
    の属性識別子が割り当てられた前記システムメンバの操
    作者属性と、 前記第4の属性識別子より低位にランク付けされる第5
    の属性識別子が割り当てられ、前記会議室の各々を一時
    的に参照する操作の実行権限のみを有するゲストの操作
    者属性の5種類とすることを特徴とする請求項6記載の
    電子会議システム。
  8. 【請求項8】 前記管理情報テーブルを保持するデータ
    ファイルと、 前記操作実行権限判定部及び前記実行制御部を実現させ
    るプログラムファイルとをそれぞれ記録したことを特徴
    とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子会議シ
    ステムを実現するために使用する情報記憶媒体。
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