JPH1145756A - 車両における電装ユニットの着脱構造 - Google Patents

車両における電装ユニットの着脱構造

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JPH1145756A
JPH1145756A JP9203445A JP20344597A JPH1145756A JP H1145756 A JPH1145756 A JP H1145756A JP 9203445 A JP9203445 A JP 9203445A JP 20344597 A JP20344597 A JP 20344597A JP H1145756 A JPH1145756 A JP H1145756A
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JP
Japan
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unit
vehicle
electric
side connector
insertion member
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JP9203445A
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English (en)
Inventor
Yoriyuki Miyazaki
順之 宮▲崎▼
Takashi Kobayashi
小林  孝
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内に広いスペースを確保しながら、車両
に対して容易に電装ユニットを着脱できるようにする。 【解決手段】 車両側コネクタ38が設けられる車両に
対し、当該コネクタ38と結合可能なユニット側コネク
タ4C及びその他の電装品をもつ電装ユニット40Aを
着脱するための構造。ユニット挿入空間51をもつコン
ソールボックス50に車両側コネクタ38を設け、ユニ
ット挿入空間51に電装ユニット40Aが挿入された状
態で両コネクタ38,4Cが結合されるようにする。さ
らに、コンソールボックス50を、インストゥルメント
パネル15の下方等に侵入する収納位置と、ユニット挿
入空間51が車室内に開口する使用位置との間で移動で
きるように設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
電装ユニットを着脱するための構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の自動車等においては、こ
れに用いられる電装品のほとんど全てが予め車体側に組
み込まれ、固定された状態となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動車等の車両
に搭載される電装品は、多種、多様化されており、これ
らを効率良く車両に組み込むことが必要とされている。
その手段として、例えば電装品をオプション化し、ユー
ザーが真に必要な電装品のみを車両に組み込むことが行
われているが、このオプション品は、ユーザーの車両購
入前に車両メーカー側によって予め車両に据え付けるも
のがほとんどであり、車両購入後にユーザが必要に応じ
て自力でオプション品を車両に追加して設けることは困
難な場合が多い。
【0004】このような課題を解決する手段として、例
えば車室内の適所に車両側コネクタを配置する一方、こ
の車両側コネクタと結合可能なコネクタを電装品側に設
け、ユーザーが両コネクタを結合するだけで上記電装品
を車両側の電装品と接続できるようにすることが考えら
れる。
【0005】しかし、車室内のスペースは限られてお
り、比較的大型の電装品を追加して設置するだけのスペ
ースを確保することは非常に困難である。特に、レジャ
ー指向の強いRV(Recreational Vehicle)では、床面
をフラットにして搭乗員が自由に前後移動できるウォー
クスルー方式が採用されたものが多く、このようなRV
では床面上に新たな電装品を設置することは事実上不可
能である。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、車内に
広いスペースを確保しながら、必要に応じて簡単な作業
で電装品を追設することができる構造を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、車室内に車両側コネクタが設
けられる車両に対し、上記車両側コネクタと結合可能な
ユニット側コネクタと電装品とをもつ電装ユニットを着
脱するための構造であって、上記電装ユニットが上方か
ら挿入可能なユニット挿入空間を形成するユニット挿入
部材に車両側コネクタを設け、上記ユニット挿入空間に
電装ユニットが挿入された状態でそのユニット側コネク
タが上記車両側コネクタと結合可能となるように構成す
るとともに、このユニット挿入部材を、車両側部材に形
成された空間内に侵入して上記ユニット挿入空間の少な
くとも一部が塞がれた状態となる収納位置と、上記ユニ
ット挿入空間が車室内に開口してこのユニット挿入空間
内に上記電装ユニットが挿入可能となるまで上記収納位
置から引き出された使用位置との間で略水平方向に移動
可能となるように車両に設置したものである。
【0008】この構造によれば、普段はユニット挿入部
材を収納空間まで押し込んでおくことにより、車室内に
広いスペースを確保することができる。一方、上記ユニ
ット挿入部材を使用位置まで引き出してそのユニット挿
入空間を車室内に開口させれば、このユニット挿入空間
に電装ユニットを挿入することにより、当該電装ユニッ
トの装着、及び、車両側コネクタへのユニット側コネク
タの結合を行うことができる。また、ユニット挿入空間
に対して電装ユニットが上方から挿入される構造である
ため、電装ユニットが比較的大型であったり、大重量で
あったりしても、その着脱作業は容易である。
【0009】上記ユニット挿入部材の具体的な設置場所
は、車両の構造に応じて適宜すればよく、例えば、上記
電装ユニットを、インストゥルメントパネル中央部の下
方の空間内に押し込まれた収納位置と、この収納位置か
ら運転席側方まで引き出された使用位置との間で前後移
動可能となるように設置してもよいし、座席下方の空間
に押し込まれた収納位置と、当該座席の側方に引き出さ
れた使用位置との間で移動可能となるように設置しても
よい。
【0010】上記構造において、車両側コネクタと車両
側回路(例えば電源回路)とをつなぐのに電線類を用い
る場合、上記ユニット挿入部材もしくは車両側部材に、
上記車両側コネクタと車両側回路とをつなぐ電線類を巻
取って当該電線類の弛みを規制する電線類巻取り手段を
設ければ、当該弛みに起因して電線類がもつれたり、他
の部品に噛み込まれて電線類が損傷したりするのを防ぐ
ことができる。
【0011】この電線類巻取り手段としては、電線類が
巻き付けられる巻取りドラムと、この電線類巻取りドラ
ムを回転可能に支持するドラム支持部材と、電線類巻取
りドラムを電線類巻取り方向に付勢する巻取り付勢手段
とを備えたものが、好適である。
【0012】上記車両側コネクタは、上記ユニット挿入
部材と一体に成形してもよいし、ユニット挿入部材に完
全固定してもよい。ただし、この車両側コネクタを上記
ユニット挿入部材に対してコネクタ同士の結合方向と直
交する方向に相対変位可能に構成すれば、車両側コネク
タやユニット側コネクタの配設位置に微小な誤差がある
場合にも、これを上記相対変位により吸収して不都合な
くコネクタ同士を結合することができる。
【0013】また、車両側コネクタの配設位置は問わ
ず、これをユニット挿入部材の側壁内面に設けてもよ
い。ただし、ユニット挿入部材の底壁に上記車両側コネ
クタを配設すれば、電装ユニットの挿入作業だけでその
ままコネクタ同士の結合も行うことが可能になる。
【0014】この場合、電装ユニットの装着状態を安定
させるには、ユニット挿入部材の底壁をなるべく床面に
近い下段位置に位置させることが好ましいが、例えば収
納位置の下部に段が存在する場合、底壁が下段位置にあ
ると、当該底壁と上記段等とが干渉してユニット挿入部
材を収納位置に収納できなくなるおそれがある。しか
し、上記ユニット挿入部材の底壁を挿入部材本体に対し
て昇降可能に構成すれば、この底壁を上段位置まで上げ
た状態で不都合なくユニット挿入部材を収納位置に収納
することができ、また、使用位置で底壁を下段位置まで
下げることにより、ユニット挿入部材の装着状態を安定
させることができる。
【0015】この場合、上記底壁に車両側部材に案内さ
れる被案内部を設け、その案内により、上記ユニット挿
入部材が収納位置に向かう時には底壁が上段位置へ移動
し、ユニット挿入部材が使用位置に向かう時には底壁が
下段位置へ移動するようにすれば、わざわざ底壁を上下
させる作業を行わなくて済み、作業性がさらに高まる。
【0016】この場合も、上記挿入部材本体に、上記底
壁の車両側コネクタから引き出された電線類を巻取って
当該電線類の弛みを規制する電線類巻取り手段を設けれ
ば、当該弛みに起因する不都合を回避することができ
る。
【0017】この電線類巻取り手段も、電線類が巻き付
けられる巻取りドラムと、この電線類巻取りドラムを回
転可能に支持するドラム支持部材と、電線類巻取りドラ
ムを電線類巻取り方向に付勢する巻取り付勢手段とを備
えたものが、好適である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図14に基づいて説明する。なお、ここではRVに本
発明を適用したものを示すが、本発明では特に車種を問
わず、例えば通常の乗用車にも有効に適用できるもので
ある。
【0019】図1に示すRVは、前部にエンジンルーム
10を有し、後部に車室16を有している。エンジンル
ーム10内には、車両電装品としてバッテリー12及び
リレーボックス14が設置され、車室16内には、運転
席18、助手席19、中央部座席20、及び後部座席2
2が設置されている。車室16の前部には、車両電装品
として、エアコン(エアコンディショナー)ハードユニ
ット24、エアコンECU(エアコン用コントロールユ
ニット)26、NAVIECU(カーナビゲーション用
コントロールユニット)28、アンプ付スピーカー3
0、オーディオECU32、インパネ側スイッチ(イン
ストゥルメントパネルに組み込まれたスイッチ)34が
配設され、後部にはアンテナ36が設けられている。
【0020】さらに、この車両では、車室16内の複数
個所、図1の例では、運転席18の側方個所、中央部座
席20の側方個所、及び後部座席22の後方個所に、そ
れぞれ車両側コネクタ38が設けられ、これらの車両側
コネクタ38が、上記の各電装品と電力線Lb及び多重
信号線Lbを介して相互接続されている。一方、この車
両には、複数種の電装ユニット(この実施の形態では、
図2,図3に示すようなオーディオ用電装ユニット40
A、図4に示すようなカーナビゲーション用電装ユニッ
ト40B、及び図5に示すようなエアコンディショナー
用電装ユニット40C)が用意されており、いずれの電
装ユニット40A,40B,40Cも、任意の車両側コ
ネクタ38に接続可能とされている。
【0021】具体的に、各電装ユニット40A〜40C
には、共通の構成要素として、ユニットハウジング41
と、多重ECU42と、ユニット側コネクタ4Cとが組
み込まれ、このユニット側コネクタ4Cが任意の車両側
コネクタ38と結合可能に構成されている。その他、電
装品として、電装ユニット40Aには、図3に示すよう
なオーディオ用スイッチユニット43及びディスクチェ
ンジャー(CD・MDチェンジャー)44が組み込ま
れ、電装ユニット40Bには、図4に示すようなカーナ
ビゲーション用スイッチユニット45、ディスクチェン
ジャー46、及び液晶画面・スイッチ・スピーカー複合
ユニット47が組み込まれ、電装ユニット40Cには、
図5に示すようなエアコンディショナー用スイッチユニ
ット48が組み込まれている。
【0022】そして、図2に示すように車両側コネクタ
38とユニット側コネクタ4Cとが結合された状態で、
バッテリー12から多重ECU42及び各電装品(図2
ではスイッチユニット43及びディスクチェンジャー4
4)に電源供給されるとともに、これらの電装ユニット
側電装品と車体側電装品(オーディオECU32等)と
が多重ECU42を媒介として多重通信されるようにな
っている。すなわち、コネクタ38,4Cとの結合によ
って、新しい電子システムが構築されるようになってい
る。
【0023】例えば、図3に示すオーディオシステムで
は、スイッチユニット43が操作を受けることにより、
その操作内容に対応した指令データ(オンオフ切換指
令、ラジオ/CD選択指令、音量調節指令、選曲指令、
選局指令等に関するデータ)と相手方アドレス(オーデ
ィオECU32のアドレス)とを含む多重信号が多重E
CU42から出力され、これを取り込んだオーディオE
CU32が、当該多重信号の指令データに対応した多重
指令信号を他の電装品に出力する(例えばアンプ付スピ
ーカー30に対して音量変更指令信号を出力したり、電
装ユニット40Aのディスクチェンジャー44に選曲指
令信号を出力したりする)ようになっている。
【0024】さらに、この実施の形態では、図1におい
て運転席18の側方に描かれている車両側コネクタ(同
図で最も左側のコネクタ)38が、図6に示すようなコ
ンソールボックス(ユニット挿入部材)50に取付けら
れるとともに、このコンソールボックス50が、図1に
示す使用位置と、図6に示すようにインストゥルメント
パネル15の下方に押し込まれた収納位置との間で前後
移動可能に構成されている。その詳細を図6〜図14に
基づいて説明する。
【0025】図6及び図7に示すように、インストゥル
メントパネル15の中央部下方には、車両後方(図7で
は右方)に開口するボックスカバー17が設置され、こ
のボックスカバー17で覆われた床面上に一段高い段部
11が形成されている。そして、この段部11上のボッ
クスカバー17内空間に上記コンソールボックス50が
車両後方から挿入されている。
【0026】このコンソールボックス50には、上方に
開口するユニット挿入空間51が形成され、このユニッ
ト挿入空間51のすぐ前方の位置に、同じく上方に開口
して指が挿入可能な形状の取手用凹部52が形成されて
いる。また、コンソールボックス50の前端部下面には
支持ブロック53が固定され、当該下面が上記段部11
の上面の高さ位置と同等の高さ位置に支持されるように
なっている。そして、コンソールボックス50がボック
スカバー17内に対して挿脱されることにより、図6及
び図7に示すように上記ユニット挿入空間51がボック
スカバー17により上から覆われる収納位置と、図14
に示すようにユニット挿入空間51が上方に開放される
まで運転席側方へ引き出された使用位置とにコンソール
ボックス50の位置が切換えられるようになっている。
【0027】図9に示すように、上記ユニット挿入空間
51の底壁には、その周縁部に沿って延びる貫通溝54
と、コネクタ支持枠55とが形成されている。このコネ
クタ支持枠55の内側空間は、ボックス底壁を上下に貫
通する貫通穴56とされ、この貫通穴56の下端からボ
ックス後端に至るまでの領域に、下方に開放された凹溝
57が形成されている。そして、上記貫通穴56の上部
に前記車両側コネクタ38が設けられている。この車両
側コネクタ38は、図10(a)に示すような薄肉の連
結片55aを介して前記コネクタ支持枠55と一体につ
ながっており、このコネクタ支持枠55に対して水平方
向に微小変位できるようになっている。
【0028】一方、電装ユニット40A〜40Cのユニ
ットハウジング41は、上記ユニット挿入空間51内に
上から挿入可能な形状を有し、その底面には、前記各貫
通溝54内に上から挿入可能な突条41a(図14)が
下向きに突設されている。このユニットハウジング41
の底壁には、図9(b)に示すような凹部41bが形成
され、この凹部41b内にユニット側コネクタ4Cが設
けられている。そして、上記突条41aを上記貫通溝5
4内に挿入するようにしてユニット挿入空間51内に電
装ユニット40A(または40B,40C)が挿入され
る際、上記凹部41B内に上記コネクタ支持枠55が嵌
まり込み、また、このコネクタ支持枠55の内側にユニ
ット側コネクタ4Cが嵌まり込んで、このユニット側コ
ネクタ4Cと車両側コネクタ38とが自動的に結合され
るようになっている。
【0029】上記車両側コネクタ38の各端子には、ワ
イヤーハーネス(電線類)Wの電線端末が下から接続さ
れている。このワイヤーハーネスWは上記凹溝57に嵌
め込まれた状態でコンソールボックス50の後方へ導か
れ、最終的にバッテリー12等の車体側電装品に接続さ
れている。また、このコンソールボックス50の後端面
には、図11に示すような左右一対のクランプ部58が
形成され、これらのクランプ部58によってワイヤーハ
ーネスWがボックス側に挾持され、固定されるようにな
っている。
【0030】さらに、ボックスカバー17の天壁下面に
は、上記ワイヤーハーネスWの途中部分を巻取るハーネ
ス巻取り手段(電線類巻取り手段)60が設けられ、そ
の巻取りによって、コンソールボックス50の位置にか
かわらずワイヤーハーネスWの弛みが規制されるように
なっている。
【0031】図12及び図13に示すように、上記ハー
ネス巻取り手段60は、左右一対のドラム支持部材6
2,64を備え、両ドラム支持部材62,64は、ボル
ト65によって上記ボックスカバー17の天壁に固定さ
れている。そして、これらドラム支持部材62,64の
間に巻取りドラム66が回転可能に支持されている。詳
しくは、両ドラム支持部材62,64の内側面にリング
溝62a,64aが設けられる一方、巻取りドラム66
の両端面に突起66aが設けられており、これらの突起
66aが各リング溝62a,64aに嵌め込まれてい
る。従って、これらの突起66aがリング溝62a,6
4aに沿って回転運動しながら、巻取りドラム66全体
が水平軸回りに回転できるようになっている。
【0032】一方のドラム支持部材62の中央部(リン
グ溝62aの円中心に相当する部分)には、これを貫く
ハーネス挿通孔62bが設けられ、巻取りドラム66に
は、上記ハーネス挿通孔62bと対向する端面中央位置
からドラム外周にまで至るハーネス挿通孔66bが形成
されている。そして、バッテリー12側から引き出され
たワイヤーハーネスWが上記ハーネス挿通孔62b,6
6bを通して巻取りドラム66の外周面に導かれ、この
外周面上に複数回巻付けられた状態で上記コンソールボ
ックス50側に導かれている。
【0033】他方のドラム支持部材64の中央部(リン
グ溝64aの円中心に相当する部分)からは、上記ドラ
ム支持部材62に向けて軸部67が直線状に延び、この
軸部67の途中部分に他の部分よりも外径の小さい小径
部67aが形成されている。これに対し、巻取りドラム
66の中心部分には、上記軸部67が嵌入可能な直線状
の孔66cが設けられ、この孔66cの途中部分(上記
小径部67aに対応する部分)には、他の部分よりも内
径の大きい大径部66dが形成されている。そして、こ
の大径部66dの内周面と小径部67aの外周面との間
に渦巻ばね(付勢手段)68が設けられ、この渦巻ばね
68の弾性力により、巻取りドラム66が常にハーネス
巻取り方向(図7では反時計回り方向)に付勢されるよ
うになっている。
【0034】次に、この構造の作用を説明する。
【0035】まず、電装ユニット40A〜40Cを装着
しない場合には、図7に示すような収納位置までコンソ
ールボックス50をボックスカバー17内に押し込んで
おくことにより、車室16内に広いスペースを確保する
ことができ、例えば運転席18と助手席19との間を搭
乗員がウォークスルーするといったことも可能になる。
この時、ハーネス巻取り手段60のハーネス巻取りによ
り、ワイヤーハーネスWの弛みが規制され、この弛みに
起因してワイヤーハーネスWがもつれたり、他の部分に
噛み込まれて損傷したりすることが防止される。
【0036】これに対し、コンソールボックス50に電
装ユニット40A〜40Cを装着したい場合には、取手
用空間52内に指等を挿入し、そのままコンソールボッ
クス50を手前にスライドさせて図14に示す使用位置
まで引き出すようにする。この時、ハーネス巻取り手段
60の巻取りドラム66からワイヤーハーネスWが繰り
出されることになるが、このワイヤーハーネスWには常
に巻取り方向の張力が作用しているので、ワイヤーハー
ネスWの弛みは常に防がれる。
【0037】次に、上記コンソールボックス50のユニ
ット挿入空間52内に上から所望の電装ユニット(図例
では電装ユニット40A)を挿入する。そして、その底
部の突条41aを底壁貫通溝54内に挿入しながらユニ
ット側コネクタ4Cと車両側コネクタ38とを結合する
ことにより、電装ユニット40Aの装着が完了する(図
14の状態)。この状態で、電装ユニット40A内の多
重ECU42及びその他の電装品は図1及び図2に示す
ように車体側電装品(バッテリー12等)に電力線Lb
及び多重信号線Lbを介して接続され、図3に示すオー
ディオシステムを構築することとなる。
【0038】この時、上記車両側コネクタ38は、その
周囲の薄肉連結片55aの撓みにより水平方向に微小変
位できるので、同方向について車両側コネクタ38ある
いはユニット側コネクタ4Cの配設位置に誤差がある場
合にも、これを吸収して良好に両コネクタ38,4Cを
結合することができる。
【0039】その後、上記電装ユニット40Aを他の位
置に移したい場合、もしくは使用を終了してトランク等
の別の格納場所に格納する場合には、上記コンソールボ
ックス50から電装ユニット40Aを引き上げて取り外
した後、そのままコンソールボックス50を前記収納位
置へ向かって押し込めばよい。この時も、ワイヤーハー
ネスWにはハーネス巻取り手段60によって常に巻取り
方向の張力が加えられるので、ワイヤーハーネスWの弛
みに起因する不都合が防がれる。
【0040】なお、このハーネス巻取り手段60による
巻取り力は、当該巻取り力に抗してコンソールボックス
50が摩擦抵抗により上記使用位置に保持される程度に
小さく設定しておくのがよい。
【0041】次に、第2の実施の形態を図16〜図27
に基づいて説明する。
【0042】この実施の形態では、車両全体のシステム
構成は前記図1〜図5に示したものと同等であるが、図
1において中央部座席20の側方に描かれている車両側
コネクタ(同図で最も左側のコネクタ)38が、図15
(a)(b)に示すようなユニット挿入部材70に取付
けられるとともに、このユニット挿入部材70が、同図
(a)に示すように座席下方に押し込まれた収納位置
と、同図(b)及び図1に示すように座席側方に引き出
された使用位置との間で左右方向に移動可能に構成され
ている。
【0043】図17に示すように、中央部座席20のシ
ートクッションの下方には、側方(図17では手前側)
に開口する空間21が確保され、この空間21の下方の
床面上に座席基台72が設置されている。そして、この
基台72上の空間21内に上記ユニット挿入部材70が
座席側方から挿入できるようになっている。
【0044】このユニット挿入部材70は、その挿入部
材本体74に対して底壁86が昇降可能に構成され、挿
入部材本体74は、上下に開口するユニット挿入空間7
5を囲む略角筒状とされている。
【0045】挿入部材本体74の手前側面(図16では
右側面)には、引出操作用の取手76が固定され、挿入
部材本体74の内側面には、電装ユニット係止用の凹部
77が形成されている。挿入部材本体74は、その手前
側壁から下方に延びる脚板78を一体に有し、この脚板
78の下端が車体床面上に接地している。
【0046】挿入部材本体74の左右両端部からはロー
ラ支持板80が後方に延ばされ、これらローラ支持板8
0の外側にローラ82が回転可能に支持されている。一
方、中央部座席20の前後側壁の内側面(空間21内に
臨む面)には、図16の左右方向に延びるガイドレール
83が固定され、このガイドレール83に形成された同
じく左右方向のガイド溝84内に上記ローラ82が転動
可能に嵌め込まれている。従って、このローラ82の回
転を伴いながら、挿入部材本体74がガイドレール83
に沿ってスライド移動できるようになっており、このス
ライド移動により、図16に示すようにユニット挿入空
間75が中央部座席20のシートクッションにより上か
ら覆われる収納位置と、図25に示すようにユニット挿
入空間75が上方に開放されるまで中央部座席20の側
方へ引き出された使用位置とにユニット挿入部材70の
位置が切換えられるようになっている。
【0047】このユニット挿入部材70の底壁86の外
側面(図18及び19(a)(b)では左側面)中央部
には、山型状の被係止突起98が形成され、その両側に
は軸部105が突設されており、両軸部105の先端部
には軸部105よりも大径の大径部106が形成されて
いる。これに対し、脚板78の上部裏側面(図16では
右側面)には、上記被係止突起98が嵌まり込み可能な
三角状の係止凹部100が形成され、その両側には、脚
板78の上下方向略全域にわたって延びる縦溝102が
形成されている。この縦溝102の幅寸法は、上記軸部
105の先端の大径部106の外径よりも大きい寸法に
設定され、縦溝102の入口部分103は、軸部105
の直径よりも大きくて上記大径部106の直径よりも小
さい寸法に設定されている。
【0048】そして、上記大径部106が上記縦溝10
2内に侵入した状態で、この大径部106と縦溝入口部
分103の縁部との間に軸部105を取り巻くコイルば
ね108が嵌め込まれており、このコイルばね108の
弾発力で底壁86が脚板78に近づく方向に付勢され、
被係止突起98と係止凹部100との嵌合状態が保たれ
るようになっている。
【0049】底壁86の前後両側面(図18では上下両
側面)には、ピン87を介してリンク88の一端(図1
6及び図18では左端)が回転可能に連結され、当該リ
ンク88の他端(図16では右端)にはピン94が設け
られている。これに対し、上記座席基台72上には、左
右方向に延びる前後一対のガイドレール90が固定さ
れ、両ガイドレール90の左右方向のガイド貫通溝92
に上記ピン94がスライド可能に嵌め込まれている。す
なわち、底壁86はリンク88を介してガイドレール9
0にスライド可能に連結されている。さらに、このガイ
ドレール90により許容されるスライドストロークは、
前記ガイドレール83により許容される挿入部材本体7
4のスライドストロークよりも僅かに小さく設定されて
おり、挿入部材本体74が図25に示す使用位置まで最
大限引き出されると、底壁86が前記図19(b)に示
したコイルばね108の弾発力に抗してリンク88によ
りガイドレール90側に引張られ、これにより被係止突
起98と係止凹部100との嵌合が外れて底壁86が自
重で下段位置まで降下するようになっている(図25二
点鎖線参照)。
【0050】なお、これら被係止突起98及び係止凹部
100等のロック手段については、省略してもよい。ま
た、挿入部材本体74の上側周縁部と底壁86の周縁部
とを伸縮可能な蛇腹部材で連結し、底壁86が上記下段
位置にある状態で、この底壁86と挿入部材本体74と
の間の空間が蛇腹部材で覆われるようにしてもよい。
【0051】底壁86の内側端(図16、図25〜27
では右側端)の下面には、下向きに突出する被案内部9
6が設けられている。そして、図25の使用位置から図
16の収納位置までユニット挿入部材70が押し込まれ
る際、図26に示すように上記被案内部96が座席基台
72の外側面72aに当接してこれに案内されることに
より、下段位置に降下していた底壁86が自動的に上段
位置(被係止凹部98により係止される位置)まで持ち
上げられるように、上記外側面72aの形状が設定され
ている。
【0052】図18に示すように、上記底壁86には、
その周縁部に沿って延びる貫通溝97と、コネクタ支持
枠110とが形成されている。このコネクタ支持枠11
0の内側空間は、ボックス底壁を上下に貫通する貫通穴
111とされ、この貫通穴111の下端から底壁内側端
(図16では右側端)に至るまでの領域に、図20及び
図21に示すような下方に開放された凹溝114が形成
されている。そして、上記貫通穴111の上部に前記車
両側コネクタ38が設けられている。この車両側コネク
タ38は、図21(a)に示すような薄肉の連結片11
0aを介して前記コネクタ支持枠110と一体につなが
っており、このコネクタ支持枠110に対して水平方向
に微小変位できるようになっている。
【0053】一方、電装ユニット40A〜40Cのユニ
ットハウジング41は、前記第1の実施の形態と同様
に、上記ユニット挿入空間75内に上から挿入可能な形
状を有し、その底面には、前記各貫通溝97内に上から
挿入可能な突条41a(図26)が下向きに突設されて
いる。このユニットハウジング41の底壁には、前記図
9(b)に示したような凹部41bが形成され、この凹
部41b内にユニット側コネクタ4Cが設けられてい
る。そして、上記突条41aを上記貫通溝97内に挿入
するようにしてユニット挿入空間75内に電装ユニット
40A(または40B,40C)が挿入される際、上記
凹部41B内に上記コネクタ支持枠110が嵌まり込
み、また、このコネクタ支持枠110の内側にユニット
側コネクタ4Cが嵌まり込んで、このユニット側コネク
タ4Cと車両側コネクタ38とが自動的に結合されるよ
うになっている。すなわち、コネクタ支持枠110によ
る車両側コネクタ38の支持構造は、前記図9(b)に
示したコネクタ支持枠55による車両側コネクタ38の
支持構造と全く同等であり、ここでは図面による表示を
省略する。
【0054】上記車両側コネクタ38の各端子には、ワ
イヤーハーネス(電線類)W1の電線端末が下から接続
されている。このワイヤーハーネスW1は上記凹溝11
4に嵌め込まれた状態でユニット挿入部材70の裏側
(図16では右側)に導かれている。一方、バッテリー
12等の車体側電装品からはワイヤーハーネスW2が導
かれ、両ワイヤーハーネスW1,W2が図22及び図2
3に示すハーネス巻取り手段120に巻付けられた上
で、相互接続されている。
【0055】上記ハーネス巻取り手段120は、左右両
外側に配された一対のドラム支持部材122,122
と、中央のドラム支持部材124とを備え、これらドラ
ム支持部材122,122,124は、ボルト125に
よって上記挿入部材本体74の背壁に固定されている。
そして、図23右側のドラム支持部材122とドラム支
持部材124との間に巻取りドラム126Aが、同図左
側のドラム支持部材122とドラム支持部材124との
間に巻取りドラム126Bが、それぞれ回転可能に支持
されている。詳しくは、両ドラム支持部材122,12
2の内側面及びドラム支持部材124の両側面にそれぞ
れリング溝122a,122a,124aが設けられる
一方、巻取りドラム126A,126Bの両端面に突起
126aが設けられており、これらの突起126aが各
リング溝122a,124aに嵌め込まれている。従っ
て、これらの突起126aがリング溝122a,124
aに沿って回転運動しながら、巻取りドラム126A,
126B全体が水平軸回りに回転できるようになってい
る。
【0056】両外側のドラム支持部材122の中央部
(リング溝122aの円中心に相当する部分)には、こ
れを貫くハーネス挿通孔122bが設けられ、両巻取り
ドラム126A,126Bには、上記ハーネス挿通孔1
22bと対向する端面中央位置からドラム外周にまで至
るハーネス挿通孔126bが形成されている。そして、
車両側コネクタ38側から引き出されたワイヤーハーネ
スW1が巻取りドラム126Aに複数回巻き付けられて
からハーネス挿通孔126b,122bを通して右側ド
ラム支持部材122の外側に導かれる一方、バッテリー
12側から引き出されたワイヤーハーネスW2が巻取り
ドラム126Bに複数回巻き付けられてからハーネス挿
通孔126b,122bを通して左側ドラム支持部材1
22の外側に導かれている。
【0057】そして、これらの導出されたワイヤーハー
ネスW1,W2の端末にコネクタ118が設けられ、両
コネクタ118の結合によってワイヤーハーネスW1,
W2同士が電気的に接続されるとともに、各コネクタ1
18の近傍のハーネス部分が固定具117によって挿入
部材本体74の背壁に固定されている。すなわち、上記
車両側コネクタ38は、2組のワイヤーハーネスW1,
W2を介してバッテリー12等に接続されている。ま
た、ワイヤーハーネスW2の途中部分は、図16等に示
す固定具116によって中央部座席20の下面に固定さ
れている。
【0058】中央のドラム支持部材124の中央部(リ
ング溝124aの円中心に相当する部分)からは、両外
側のドラム支持部材122に向けて軸部127が直線状
に延び、各軸部127の途中部分に他の部分よりも外径
の小さい小径部127aが形成されている。これに対
し、巻取りドラム126A,126Bの中心部分には、
上記軸部127が嵌入可能な直線状の孔126cが設け
られ、この孔126cの途中部分(上記小径部127a
に対応する部分)には、他の部分よりも内径の大きい大
径部126dが形成されている。そして、この大径部1
26dの内周面と小径部127aの外周面との間に渦巻
ばね(付勢手段)128が設けられ、この渦巻ばね12
8の弾性力により、各巻取りドラム126A,126が
いずれもハーネス巻取り方向(図16では反時計回り方
向)に付勢されるようになっている。
【0059】次に、この構造の作用を説明する。
【0060】まず、電装ユニット40A〜40Cを装着
しない場合には、図16に示すような収納位置までユニ
ット挿入部材70を中央部20の座席下方へ押し込んで
おくことにより、車室16内に広いスペースを確保する
ことができ、例えば図1に示す両中央部座席20の間を
搭乗員が前後方向にウォークスルーするといったことも
可能になる。
【0061】この時、底壁86は、その被案内部96が
座席基台72の上に載った状態で、その被係止突起98
と係止100との係合により、図示の上段位置に係止さ
れている。従って、中央部座席20の下方に基台72が
あるにもかかわらず、この基台72と底壁86との干渉
を避けながら収納位置にユニット挿入部材70を収納し
ておくことが可能となっている。また、ハーネス巻取り
手段120のハーネス巻取りにより、ワイヤーハーネス
W1,W2の弛みが規制され、この弛みに起因してワイ
ヤーハーネスW1,W2がもつれたり、他の部分に噛み
込まれて損傷したりすることが防止される。
【0062】これに対し、ユニット挿入部材70に電装
ユニット40A〜40Cを装着したい場合には、取手7
6をつかみ、そのまま手前にスライドさせて図24及び
図25に示す使用位置までユニット挿入部材70の挿入
部材本体74を引き出すようにする。この時、ユニット
挿入部材70の底壁86は、図18及び図19(b)に
示すコイルばね108の弾発力により挿入部材本体74
の脚板78側に引き付けられているため、上記挿入部材
本体74に追従して使用位置側へ移動するが、この移動
量がガイドレール90により許容されるスライドストロ
ークを超えると、底壁86は挿入部材本体74に追従で
きなくなる。このため、上記コイルばね108の弾発力
に抗して底壁86の被係止突起98が脚板78の係止凹
部100から離れ、底壁86はその自重によって自動的
に図25実線の上段位置から同図二点鎖線の下段位置ま
で降下する。
【0063】なお、このユニット挿入部材70の引出し
及び底壁86の降下の際、ハーネス巻取り手段120の
巻取りドラム126A,126Bからそれぞれワイヤー
ハーネスW1,W2が繰り出されることになるが、これ
らワイヤーハーネスW1,W2には常に巻取り方向の張
力が作用しているので、ワイヤーハーネスW1,W2の
弛みは常に防がれる。
【0064】ただし、この実施の形態においても、上記
ワイヤーハーネスW1の張力に抗して底壁86が自重で
降下でき、また、ワイヤーハーネスW2の張力に抗して
ユニット挿入部材70が摩擦抵抗により使用位置に保持
される程度に、巻取りドラム126A,126Bによる
巻取り力を小さく設定しておくのがよい。
【0065】前記図25の状態で、挿入部材本体74の
ユニット挿入空間75内に上から所望の電装ユニット
(図例では電装ユニット40A)を挿入する。そして、
その底部の突条41aを底壁86の貫通溝97内に挿入
しながらユニット側コネクタ4Cと車両側コネクタ38
とを結合し、かつ、ユニットハウジング41の側壁に設
けられた突起41cを挿入部材本体74側の凹部77に
嵌め込むことにより、電装ユニット40Aの装着が完了
する(図26の状態)。この状態で、電装ユニット40
A内の多重ECU42及びその他の電装品は前記図1,
図2に示したと同様に車体側電装品(バッテリー12
等)に電力線Lb及び多重信号線Lbを介して接続さ
れ、図3に示すオーディオシステムを構築することとな
る。
【0066】このとき、底壁86は下段位置にあり、床
面上に安定して支持されているため、電装ユニット40
Aが比較的重く、あるいは高さ寸法の大きいものである
場合にも、安定した装着状態を得ることができる。ま
た、上記車両側コネクタ38は、その周囲の薄肉連結片
110aの撓みにより水平方向に微小変位できるので、
同方向について車両側コネクタ38あるいはユニット側
コネクタ4Cの配設位置に誤差がある場合にも、これを
吸収して良好に両コネクタ38,4Cを結合することが
できる。
【0067】その後、上記電装ユニット40Aを他の位
置に移したい場合、もしくは使用を終了してトランク等
の別の格納場所に格納する場合には、上記ユニット挿入
部材70から電装ユニット40Aを引き上げて取り外し
た後、そのままユニット挿入部材70を前記収納位置へ
向かって押し込めばよい。この時、底壁86の被案内部
96は、図27に示すように基台72の前端面72aに
案内されて自動的に基台72上に載り上がり、これによ
り底壁86は自動的に元の上段位置に復帰し、かつ、被
係止突起98と係止凹部100との係合により当該上段
位置に係止される。
【0068】なお、本発明の実施形態は以上のものに限
らず、例として次のような形態をとることも可能であ
る。
【0069】(1) 前記実施形態では、ワイヤーハーネス
Wの弛みを規制しながらその線長を変化させるために、
ハーネス巻取り手段60,120を導入しているが、例
えばワイヤーハーネスその他の電線類(例えば電線やケ
ーブル)を電話機等で用いられているカールコード状に
形成しても、その弛みを規制しながらユニット挿入部材
の移動や底壁昇降を実現することができる。ただし、上
記のような電線類巻取り手段を用いれば、通常形状の安
価な電線類を用いながら、その弛みを規制して良好な使
用を実現できる利点が得られる。
【0070】(2) 本発明では、電装ユニットの具体的な
構成を問わず、少なくとも1つの電装品とユニット側コ
ネクタとを備えたものであればよい。例えば、スピーカ
ーのみを搭載し、上記のような多重信号線ではなく単な
る音声伝達用の信号線を介して車両側のオーディオEC
Uに接続されるものや、スピーカー内蔵のCDプレーヤ
ーのようにそれ単独で完全な電気機器を構成し、車両側
バッテリー12からの電源供給のみを目的として車両側
コネクタ38に接続されるようなものであってもよい。
【0071】(3) 本発明において、ユニット挿入空間へ
の電装ユニットの挿入方向と、両コネクタの結合方向と
は必ずしも合致していなくてもよく、例えばユニット挿
入空間内に電装ユニットを上から下に向けて挿入してか
ら、この電装ユニットを水平方向に移動させることによ
りユニット側コネクタと車両側コネクタとが結合される
ようにする(すなわちユニット挿入空間の側方に車両側
コネクタを配する)ようにしてもよい。ただし、前記実
施形態のようにユニット挿入空間の底壁に車両側コネク
タを配すれば、ユニット挿入方向とコネクタ結合方向と
を合致させることにより、作業をより単純で容易なもの
にすることが可能になる。
【0072】(4) 本発明にいう「収納位置」は、ユニッ
ト挿入空間の少なくとも一部が塞がれる程度までユニッ
ト挿入部材が所定空間内に侵入していてウォークスルー
等の邪魔にならない位置であれば良く、前記第1の実施
の形態で示したインストゥルメントパネル15の下方の
位置や、第2の実施の形態で示した中央部座席20の下
方の位置の他、最後部座席22の下方の位置に設定して
もよい。この場合には、当該位置から前方にユニット挿
入部材が引き出されるようにすればよい。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明は、電装ユニットが
上方から挿入可能なユニット挿入空間を形成するユニッ
ト挿入部材に車両側コネクタを設け、このユニット挿入
部材を、車両側部材に形成された空間内に侵入して上記
ユニット挿入空間の少なくとも一部が塞がれた状態とな
る収納位置と、上記ユニット挿入空間が車室内に開口し
てこのユニット挿入空間内に上記電装ユニットが挿入可
能となるまで上記収納位置から引き出された使用位置と
の間で略水平方向に移動可能となるように車両に設置し
たものであるので、普段はユニット挿入部材を収納空間
まで押し込んでおくことにより、車室内に広いスペース
を確保しながら、電装ユニットの使用時にはユニット挿
入部材を使用位置まで引き出してそのユニット挿入空間
を車室内に開口させ、このユニット挿入空間に電装ユニ
ットを挿入することにより、簡単な作業で、当該電装ユ
ニットの装着、及び、車両側コネクタへのユニット側コ
ネクタの結合を行うことができる効果がある。
【0074】具体的に、上記電装ユニットを、インスト
ゥルメントパネル中央部の下方の空間内に押し込まれた
収納位置と、この収納位置から運転席側方まで引き出さ
れた使用位置との間で前後移動可能となるように設置し
たものや、座席下方の空間に押し込まれた収納位置と、
当該座席の側方に引き出された使用位置との間で移動可
能となるように設置したものでは、インストゥルメント
パネル中央部下方や座席下方の空間を有効に利用してユ
ニット挿入部材を収納しながら、運転席その他の座席の
側方といった使い勝手の良い位置に電装ユニットを装着
できる効果が得られる。
【0075】上記構造において、車両側コネクタと車両
側回路とをつなぐのに電線類を用いる場合、上記ユニッ
ト挿入部材もしくは車両側部材に、上記車両側コネクタ
と車両側回路とをつなぐ電線類を巻取って当該電線類の
弛みを規制する電線類巻取り手段を設ければ、当該弛み
に起因して電線類がもつれたり、他の部品に噛み込まれ
て電線類が損傷したりするのを防ぐことができる効果が
得られる。
【0076】そして、この電線類巻取り手段として、電
線類が巻き付けられる巻取りドラムと、この電線類巻取
りドラムを回転可能に支持するドラム支持部材と、電線
類巻取りドラムを電線類巻取り方向に付勢する巻取り付
勢手段とを備えたものでは、簡単な構造で電線類に巻取
り方向の力を付与することができる。
【0077】上記車両側コネクタを上記ユニット挿入部
材に対してコネクタ同士の結合方向と直交する方向に相
対変位可能に構成したものでは、車両側コネクタやユニ
ット側コネクタの配設位置に微小な誤差がある場合に
も、これを上記相対変位により吸収して不都合なくコネ
クタ同士を結合できる効果が得られる。
【0078】また、ユニット挿入部材の底壁に上記車両
側コネクタを配設すれば、電装ユニットの挿入作業だけ
でそのままコネクタ同士の結合も行うことができ、作業
をより簡略化できる効果が得られる。
【0079】上記ユニット挿入部材の底壁を挿入部材本
体に対して昇降可能に構成したものでは、収納空間下部
に段等の障害物が存在する場合にも、底壁を上段位置ま
で上げることにより不都合なくユニット挿入部材を収納
位置に収納できる一方、使用位置で底壁を下段位置まで
下げることにより、ユニット挿入部材の装着状態を安定
させることができる効果が得られる。
【0080】そして、上記底壁に車両側部材に案内され
る被案内部を設け、その案内により、上記ユニット挿入
部材が収納位置に向かう時には底壁が上段位置へ移動
し、ユニット挿入部材が使用位置に向かう時には底壁が
下段位置へ移動するように構成することにより、底壁を
上下させる作業を不要にして作業性をさらに高めること
ができる効果が得られる。
【0081】この場合も、上記挿入部材本体に、上記底
壁の車両側コネクタから引き出された電線類を巻取って
当該電線類の弛みを規制する電線類巻取り手段を設ける
ことにより、当該弛みに起因する不都合を回避でき、こ
の電線類巻取り手段として、電線類が巻き付けられる巻
取りドラムと、この電線類巻取りドラムを回転可能に支
持するドラム支持部材と、電線類巻取りドラムを電線類
巻取り方向に付勢する巻取り付勢手段とを備えることに
より、簡単な構成で電線類に巻取り方向の力を付与でき
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる車両電装シ
ステムを示す平面図である。
【図2】前記車両電装システムを構築する電装ユニット
の機能構成を示すブロック図である。
【図3】前記車両において構築されるオーディオシステ
ムを示すブロック図である。
【図4】前記車両において構築されるカーナビゲーショ
ンシステムを示すブロック図である。
【図5】前記車両において構築されるエアコンディショ
ナーシステムを示すブロック図である。
【図6】前記車両におけるインストゥルメントパネル及
びその下方のコンソールボックスを示す斜視図である。
【図7】上記コンソールボックスが収納位置にある状態
を示す断面側面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】上記コンソールボックスの平面図である。
【図10】(a)は上記コンソールボックスにおける車
両側コネクタの支持構造を示す平面図、(b)は(a)
のB−B線断面図である。
【図11】上記コンソールボックスの背面に形成された
クランプ部を示す斜視図である。
【図12】上記コンソールボックスから引き出されたワ
イヤーハーネスを巻取るためのハーネス巻取り手段を示
す底面図である。
【図13】図12のC−C線断面図である。
【図14】上記コンソールボックスが使用位置にある状
態を示す断面側面図である。
【図15】(a)は本発明の第2の実施の形態において
ユニット挿入部材が中央部座席下方の収納位置に押し込
まれた状態を示す斜視図、(b)は同ユニット挿入部材
が使用位置まで引き出されてこれに電装ユニットが装着
された状態を示す斜視図である。
【図16】上記ユニット挿入部材が収納位置にある状態
を示す断面側面図である。
【図17】上記ユニット挿入部材が収納位置にある状態
を示す一部断面正面図である。
【図18】上記ユニット挿入部材の一部断面平面図であ
る。
【図19】(a)は図18のD−D線断面図、(b)は
図18のE−E線断面図である。
【図20】上記ユニット挿入部材の底壁における車両側
コネクタの支持構造及び配線構造を示す一部断面斜視図
である。
【図21】上記ユニット挿入部材の底壁における車両側
コネクタの支持構造及び配線構造を示す断面側面図であ
る。
【図22】上記ユニット挿入部材の背面に設けられたハ
ーネス巻取り手段の斜視図である。
【図23】上記ユニット挿入部材の背面に設けられたハ
ーネス巻取り手段の断面正面図である。
【図24】上記ユニット挿入部材が使用位置にある状態
を示す一部断面平面図である。
【図25】上記ユニット挿入部材が使用位置にある状態
を示す断面側面図である。
【図26】上記ユニット挿入部材に電装ユニットが装着
された状態を示す断面側面図である。
【図27】上記ユニット挿入部材が使用位置から収納位
置へ押し込まれる途中の状態を示す断面側面図である。
【符号の説明】
15 インストゥルメントパネル 16 車室 18 運転席 20 中央部座席 38 車両側コネクタ 40A〜40C 電装ユニット 4C ユニット側コネクタ 50 コンソールボックス(ユニット挿入部材) 51 ユニット挿入空間 55 コネクタ支持枠 60 ハーネス巻取り手段(電線類巻取り手段) 62,64 ドラム支持部材 66 巻取りドラム 68 渦巻ばね(巻取り付勢手段) 70 ユニット挿入部材 72 座席基台 72a 基台前端面(案内面) 74 挿入部材本体 75 ユニット挿入空間 78 脚板 86 底壁 96 被案内部 110 コネクタ支持枠 120 ハーネス巻取り手段(電線類巻取り手段) 122,124 ドラム支持部材 126A,126B 巻取りドラム 128 渦巻ばね(巻取り付勢手段) W,W1,W2 ワイヤーハーネス(電線類)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 孝 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に車両側コネクタが設けられる車
    両に対し、上記車両側コネクタと結合可能なユニット側
    コネクタと電装品とをもつ電装ユニットを着脱するため
    の構造であって、上記電装ユニットが上方から挿入可能
    なユニット挿入空間を形成するユニット挿入部材に車両
    側コネクタを設け、上記ユニット挿入空間に電装ユニッ
    トが挿入された状態でそのユニット側コネクタが上記車
    両側コネクタと結合可能となるように構成するととも
    に、このユニット挿入部材を、車両側部材に形成された
    空間内に侵入して上記ユニット挿入空間の少なくとも一
    部が塞がれた状態となる収納位置と、上記ユニット挿入
    空間が車室内に開口してこのユニット挿入空間内に上記
    電装ユニットが挿入可能となるまで上記収納位置から引
    き出された使用位置との間で略水平方向に移動可能とな
    るように車両に設置したことを特徴とする車両における
    電装ユニットの着脱構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両における電装ユニッ
    トの着脱構造において、上記電装ユニットを、インスト
    ゥルメントパネル中央部の下方の空間内に押し込まれた
    収納位置と、この収納位置から運転席側方まで引き出さ
    れた使用位置との間で前後移動可能となるように設置し
    たことを特徴とする車両における電装ユニットの着脱構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車両における電装ユニッ
    トの着脱構造において、上記電装ユニットを、座席下方
    の空間に押し込まれた収納位置と、当該座席の側方に引
    き出された使用位置との間で移動可能となるように設置
    したことを特徴とする車両における電装ユニットの着脱
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両に
    おける電装ユニットの着脱構造において、上記ユニット
    挿入部材もしくは車両側部材に、上記車両側コネクタと
    車両側回路とをつなぐ電線類を巻取って当該電線類の弛
    みを規制する電線類巻取り手段を設けたことを特徴とす
    る車両における電装ユニットの着脱構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両における電装ユニッ
    トの着脱構造において、上記電線類巻取り手段として、
    電線類が巻き付けられる巻取りドラムと、この電線類巻
    取りドラムを回転可能に支持するドラム支持部材と、電
    線類巻取りドラムを電線類巻取り方向に付勢する巻取り
    付勢手段とを備えたことを特徴とする車両における電装
    ユニットの着脱構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の車両に
    おける電装ユニットの着脱構造において、上記車両側コ
    ネクタを上記ユニット挿入部材に対してコネクタ同士の
    結合方向と直交する方向に相対変位可能に構成したこと
    を特徴とする車両における電装ユニットの着脱構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の車両に
    おける電装ユニットの着脱構造において、上記ユニット
    挿入部材の底壁に上記車両側コネクタを配設したことを
    特徴とする車両における電装ユニットの着脱構造。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の車両における電装ユニッ
    トの着脱構造において、上記ユニット挿入部材の底壁を
    挿入部材本体に対して昇降可能に構成したことを特徴と
    する車両における電装ユニットの着脱構造。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の車両における電装ユニッ
    トの着脱構造において、上記底壁に車両側部材に案内さ
    れる被案内部を設け、その案内により、上記ユニット挿
    入部材が収納位置に向かう時には底壁が上段位置へ移動
    し、ユニット挿入部材が使用位置に向かう時には底壁が
    下段位置へ移動するようにしたことを特徴とする車両に
    おける電装ユニットの着脱構造。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の車両における
    電装ユニットの着脱構造において、上記挿入部材本体
    に、上記底壁の車両側コネクタから引き出された電線類
    を巻取って当該電線類の弛みを規制する電線類巻取り手
    段を設けたことを特徴とする車両における電装ユニット
    の着脱構造。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の車両における電装ユ
    ニットの着脱構造において、上記電線類巻取り手段とし
    て、電線類が巻き付けられる巻取りドラムと、この電線
    類巻取りドラムを回転可能に支持するドラム支持部材
    と、電線類巻取りドラムを電線類巻取り方向に付勢する
    巻取り付勢手段とを備えたことを特徴とする車両におけ
    る電装ユニットの着脱構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2791622A1 (fr) * 1999-04-02 2000-10-06 Matra Automobile Console centrale de vehicule

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FR2791622A1 (fr) * 1999-04-02 2000-10-06 Matra Automobile Console centrale de vehicule

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