JPH1143568A - 塩化ビニル系樹脂組成物及びそのケーブル - Google Patents

塩化ビニル系樹脂組成物及びそのケーブル

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JPH1143568A
JPH1143568A JP9200621A JP20062197A JPH1143568A JP H1143568 A JPH1143568 A JP H1143568A JP 9200621 A JP9200621 A JP 9200621A JP 20062197 A JP20062197 A JP 20062197A JP H1143568 A JPH1143568 A JP H1143568A
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JP
Japan
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vinyl chloride
weight
flame retardant
cable
resin composition
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JP9200621A
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English (en)
Inventor
Keisuke Yagi
敬祐 八木
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シ−ス厚みを薄くしても電線絶縁被覆材料がポ
リエチレンであるケーブルでIEEE383燃焼試験が
合格出来る優れた塩化ビニル系樹脂組成物を提供する。 【解決手段】塩化ビニル系樹脂に安定剤と可塑剤を添加
し、更に難燃と防炎効果を保持できるように難燃剤が亜
鉛系、マグネシウム系と酸化アンチモンからなり、その
構成比率が亜鉛系が15から25重量%、マグネシウム
系が50から70重量%、酸化アンチモンが15から2
5重量%の範囲である特定の組合せの難燃剤を配合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高難燃で燃焼時に
防炎効果が大きく耐熱老化特性等の材料劣化が少なく、
また成形加工性に優れた塩化ビニル系樹脂組成物及びそ
れを用いた導電用ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】絶縁被覆材料に非難燃ポリエチレン等が
使用された電線では、難燃性を向上させるためシ−ス材
料として塩化ビニルを使用したりするが、従来使用され
ている難燃塩化ビニル樹脂組成物ではIEEE383等
の燃焼試験で合格するのには難しくシ−スの厚みを増や
すしかなかった。しかしながらシ−スの厚みを増やすと
ケ−ブルの自重が重くなり、また柔軟性が欠けケ−ブル
自体の商品価値が下がったりする不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シ−ス厚み
を薄くしても電線絶縁被覆材料がポリエチレンであるケ
ーブルでIEEE383燃焼試験が合格出来る優れた塩
化ビニル系樹脂組成物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩化ビニル系
樹脂に安定剤と可塑剤を添加し、更に難燃と防炎効果を
保持できるように特定の組合せの難燃剤を配合した塩化
ビニル系樹脂組成物をシースに使用することによって、
電線絶縁被覆材料がポリエチレンであるケーブルでIE
EE383の燃焼試験燃焼試験において損焼部の長さが
180cm未満であるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において塩化ビニル系樹脂
とは、CH2−CHClで表される基を有するポリマー
すべてを指し塩化ビニルの単独重合体、及びエチレン−
塩化ビニル共重合体等の塩化ビニルと酢酸ビニルを除く
他の重合性モノマーとの共重合体、並びに塩素化ビニル
共重合体等の単独及び共重合体を改質したもの、さらに
は塩素化ポリエチレン等の構造上塩化ビニル樹脂と類似
の塩素化ポリオレフィンを包含する。また、これら塩化
ビニル系樹脂は数平均重合度で300から7000が好
ましく、更には500〜2000の重合度を有している
ことが望ましい。これらの塩化ビニル系樹脂を単独、又
は二種類以上併用して本発明の塩化ビニル系樹脂組成物
における塩化ビニル系樹脂成分とすることが出来る。
【0006】安定剤としては特に指定はされないが通常
のPVCの安定化に使用されるものであればよい。例え
ば、鉛系、バリウム−亜鉛系、カルシウム−亜鉛系等が
上げられる。安定剤の添加量は、塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対して、1から10重量部である。安定剤の
添加量が1重量部未満ではPVCへの安定剤としての効
果が少なく、10重量部を超えるとチョ−キングの問題
がある。
【0007】使用する可塑剤としてはDOP、n−DO
P、DINP、DIDP、混合アルキルフタレート等の
フタル酸エステル、トリオクチルトリメリテート、トリ
オクチルピロメリテート等の芳香族カルボン酸エステル
系、DOA、DOZ、DOS等の脂肪酸二塩基性エステ
ル系、エポキシ大豆油、エポキシアマニ油等のエポキシ
系、TCP、TOP等のリン酸エステル系、塩素化パラ
フィン、ポリエステル系等があり、単独あるいは2種以
上の併用で使用できる。可塑剤の添加量は、移行性の面
から塩化ビニル系樹脂100重量部に対して40から8
0重量部が好ましい。可塑剤の添加量が40重量部未満
では可塑剤としての効果が少ないため柔軟性が上がら
ず、80重量部を超えると可塑剤の移行が見られる。
【0008】塩化ビニル系樹脂にはある程度の難燃性は
あるが、IEEE383等垂直難燃試験に合格するには
防炎効果がでてくる難燃剤の添加が必要である。難燃剤
としては燃焼時に炭化層を作り防炎効果を出す成分が必
須であり、それには亜鉛系難燃剤が大きな役割を果た
す。また出来上がった炭化層にはある程度の粘性が電線
から脱落しないようにするため必要であり、それにはマ
グネシウム系が大きな役割を果たす。しかしながらこの
2成分では塩化ビニル樹脂自体の難燃化させるには不十
分であり、効率よく塩化ビニル樹脂を難燃化するには酸
化アンチモンの使用が必須である。難燃剤の添加量は物
理特性の面から塩化ビニル系樹脂100重量部に対して
100重量部以内、好ましくは30から100重量部で
ある。30重量部未満では難燃、防炎効果が少なく、1
00重量部を越えると機械的強度が極端に低下してしま
う。難燃剤は亜鉛系、マグネシウム系と酸化アンチモン
からなり、その難燃剤の構成比率が亜鉛系が15から2
5重量%、マグネシウム系が50から70重量%、酸化
アンチモンが15から25重量%の範囲であることが好
ましい。
【0009】亜鉛系難燃剤としては特に規定しないが亜
鉛は塩化ビニルの分解促進触媒であり熱安定性のすぐれ
たものを選択する必要がある。例としては脂肪酸でコ−
ティングされた酸化亜鉛、硼酸亜鉛、ジペンタエリスト
−ル等高価アルコ−ルで処理された酸化亜鉛、硼酸亜鉛
等が上げられるが、硼酸亜鉛が好ましい。亜鉛系難燃剤
の構成比率は15から25重量%であり15重量%未満
では炭化層が出来ず十分な防炎効果が発現しない。25
重量%を越えると炭化層が割れやすくなり防炎効果が低
減したり、極端に熱老化特性が低下し好ましくない。
【0010】マグネシウム系難燃剤としては各種上げら
れこれらを数種組み合わせても何ら問題はないが、珪酸
マグネシウム(タルク)、水酸化マグネシウムが好まし
い。マグネシウム系難燃剤の構成比率は50から70重
量%である。50重量%未満では、炭化層の形状保持性
が劣り70重量%を越えると強度が極端に低下し好まし
くない。
【0011】酸化アンチモンはPVC樹脂を効率よく難
燃性を向上させることができ、三酸化アンチモン、四酸
化アンチモン、五酸化アンチモン等が上げられるが、三
酸化アンチモンが好ましい。酸化アンチモンの構成比率
は15から25重量%であり、15重量%以下では、難
燃性が不十分であり、25重量%を越えると難燃性向上
が認められなくなり強度も低下するので好ましくない。
【0012】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は必要に
応じて前記以外に滑剤、無機充填剤、紫外線吸収剤、加
工助剤、着色剤等、架橋助剤を添加しても構わない。
【0013】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物を用いた
ケーブルは、例えば軟導線をポリエチレンで被覆した電
線を2つ撚り合わせた電線4対を、本発明の塩化ビニル
系樹脂組成物を用い押出により成形されたチュ−ブ(シ
ース)に引き込むことによって作成する。シースの厚み
は0.3mm以上で、好ましくは、0.4〜0.8mm
である。シースの厚みが0.3mm以上であれば、IE
EE383の燃焼試験において損焼部の長さが180c
m未満であり、IEEE383の難燃性の規格を達成す
ることができる。シースの厚みが0.3mm未満では損
焼部の長さが180cm以上になり、IEEE383の
難燃性の規格を達成することができない。またシースの
厚みは0.8mm以下が好ましく、0.8mmを超える
と、本発明による3成分系の組合わせの難燃剤を用いな
くても難燃性を達成できる可能性がある。
【0014】
【実施例】本発明を実施例によって更に詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものでない。実
施例及び比較例において配合した成分は、以下の通りで
ある。 ・塩化ビニル系樹脂:PVC(東ソー(株)製;平均重
合度=1300) ・硼酸亜鉛(堺化学(株)製) ・タルク ・水酸化マグネシウム(協和化学(株)製) ・三酸化アンチモン ・三塩基性硫酸鉛(水澤化学(株)製) ・可塑剤:トリオクチルトリメリテート(TOTM)
(大日本インキ(株)製)
【0015】<実施例1〜5及び比較例1〜7>上記原
料を用い、表1及び表2に示した配合組成をバンバリミ
キサーで混練し、その混練物をロールに通し薄いシート
状にした。それをプレス加工して所定の厚みのシート状
試料を作成した。シート状のものを粉砕機で角状のペレ
ットを作成し、それを20mm押出機のクロスダイで、
厚み0.5mm、外径5.1mmのチュ−ブを作成し
た。直径0.51mmの軟導線に厚み0.2mmで被覆
されたポリエチレンの電線を2つ撚り合わせた電線4対
をそのチュ−ブに引き込み試験用ケーブルとした。
【0016】得られたシートまたはケーブルについて以
下に挙げる項目の評価を行った。 (1)外観:ケーブルの表面を目視にて確認。 評価記号と判定基準 ○:表面が平坦でブツも皆無 ×:表面に大きな凸凹が認められる。もしくは、ブツが
認められる。 (2)引張強度:JIS K6723準拠 (3)熱安定性:JIS K6723準拠 (4)酸素指数:JIS K7201準拠 (5)耐熱老化試験:136℃×168時間 (6)ケ−ブルの難燃性:IEEE383燃焼試験準拠 合格:損焼部180cm未満 不合格:損焼部180cm以上 これらの結果を表1及び表2に示した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【発明の効果】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は通常
薄肉ではケ−ブルでの燃焼試験が合格しなかったもの
を、電線絶縁被覆材料がポリエチレンでも合格すること
ができるようになり、シ−ス厚みを薄肉化することがで
きるようになった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01B 3/44 H01B 3/44 B 7/34 7/34 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、
    安定剤を1から10重量部、難燃剤を30から100重
    量部、可塑剤を40から80重量部を配合したことを特
    徴とする塩化ビニル系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 難燃剤が亜鉛系、マグネシウム系と酸化
    アンチモンからなり、その難燃剤の構成比率が亜鉛系が
    15から25重量%、マグネシウム系が50から70重
    量%、酸化アンチモンが15から25重量%の範囲であ
    ることを特徴とする請求項1記載の塩化ビニル系樹脂組
    成物。
  3. 【請求項3】 電線絶縁被覆材料がポリエチレンで、シ
    −ス材料が請求項1記載の塩化ビニル系樹脂組成物であ
    ることを特徴とするケーブル。
  4. 【請求項4】 シ−ス厚み0.3mm以上でIEEE3
    83の燃焼試験において損焼部の長さが180cm未満
    であることを特徴とする請求項3記載のケーブル。
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