JPH1143226A - 移送装置 - Google Patents

移送装置

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JPH1143226A
JPH1143226A JP21580497A JP21580497A JPH1143226A JP H1143226 A JPH1143226 A JP H1143226A JP 21580497 A JP21580497 A JP 21580497A JP 21580497 A JP21580497 A JP 21580497A JP H1143226 A JPH1143226 A JP H1143226A
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JP
Japan
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weight
discharge
pipe
measuring
measuring tank
Prior art date
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Pending
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JP21580497A
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English (en)
Inventor
Masaru Takakuwa
賢 高桑
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SANEMU KK
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SANEMU KK
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Publication date
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被移送物を所定の正確な重量だけ送り出すこ
とができ、しかも各作業現場に配置して手際よく使用す
ることが可能な移送装置を提供する。 【解決手段】 計量タンク15に投入パイプ31の一端
側及び排出パイプ33の一端側を接続し、投入パイプ3
1の他端側及び排出パイプ33の他端側をそれぞれ、投
入接続管37及び排出接続管43に接続する。投入パイ
プ31に投入用ポンプ35を接続し、排出パイプ33に
電磁弁61及び排出用ポンプ41を接続して、排出接続
管43の先端部に逆止弁63を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被移送物を計量して
所定重量だけ移送する移送装置に関し、例えば強度を向
上させるための添加物をコンクリートミキサー内のコン
クリートに所定重量だけ移送する移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建設現場で打設されるコンクリートは耐
震面などで十分な強度を備えている必要があり、このよ
うな強度を確保するためには例えばパルプ廃液などから
製造した液状の添加物(混和剤)をコンクリートミキサ
ー内のコンクリートに混入させる必要がある。混入され
る添加物の重量はコンクリートの重量に対応して決定さ
れ、添加物の量が多すぎても少なすぎても硬化したコン
クリートに十分な強度を与えることができない場合が多
い。したがって、添加物のコンクリートミキサー内への
移送は精密な計量手段を備えた移送装置によって自動的
に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような移送装置は
固定構造物であるコンクリート製造機内に組み込まれて
構成されるのが普通であり、コンクリートはこのコンク
リート製造機から添加物とともにコンクリートミキサー
車内に移されて打設場所まで運搬されるが、コンクリー
トに混入されるべき添加物は打設箇所や打設時期によっ
て変化する場合が多く、したがって打設場所でコンクリ
ートミキサー車内のコンクリートに必要な添加物を混入
できることが好ましい。
【0004】そこで、本発明は被移送物を所定の正確な
重量だけ送り出すことができ、しかも各作業現場に配置
して手際よく使用することが可能な移送装置の提供を目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載された発明は、被移送物を
比較的小さい所定重量だけ移送する移送装置であって、
下端部に支持部材を有するボックスと、このボックス内
に配置され、前記被移送物の投入管及び排出管が接続さ
れた小容量の計量タンクと、この計量タンクの重量を計
測する計量手段と、前記投入管に接続された投入用ポン
プ及び前記排出管に接続された排出用ポンプと、を備
え、前記被移送物を前記投入管から前記計量タンク内に
投入し、前記計量手段の計測結果に基づいて所定重量の
前記被移送物を前記排出管から排出するものである。被
移送物はコンクリート添加物のような液体又は少なくと
も流動体であるのが普通である。計量タンクは被移送物
を一度に移送する量(場合によって変化する)だけ収容
できるように小容量のものに構成される。したがって、
移送装置全体は小型かつ軽量の、しかも安価なものとな
り、各作業場所に配置することが可能となる。ボックス
の下端部の支持部材を移動手段(多くは車輪)として構
成すれば、装置を簡単に移動させることができるので、
移送先(コンクリートミキサーなど)を装置近くに移動
させる必要が無くなる。投入用ポンプの作動により投入
管から計量タンク内に投入された被移送物の重量は計量
タンクの重量を計測する計量手段によって計測される。
【0006】所定重量の被移送物を移送するためには、
計量手段によって計測された被移送物の投入重量が所定
重量となったときに投入を停止し、計量タンク内の被移
送物をすべて排出管から排出するという構成を採用する
ことも可能であるが、正確な量の被移送物を移送するた
めには計量タンク内壁に付着している被移送物をもすべ
て排出しなければならず、かなり時間がかかる。したが
って、計量手段が、被移送物が排出管から排出される過
程における計量タンクの重量を計測するように構成して
おき、排出開始前における計量タンクの重量と排出開始
後のこの計量タンクの重量との差が所定重量となったと
きに排出管が被移送物の排出を停止するように構成する
ことが好ましい。
【0007】排出開始前における計量タンクの重量と排
出開始後のこの計量タンクの重量との差が所定重量とな
ったときに排出管を閉塞状態とする構成を採用する場合
には、正確に所定重量だけ排出するために、計量手段に
よる計測結果が所定重量に近づいた際に排出管内の流量
を小さく制限し、所定重量となったときに瞬時に流れを
停止させ、かつ被移送物がもれ出ないようにする必要が
ある。そこで、排出管に電磁弁及びこの電磁弁より外側
位置に移送方向への流れを許容する逆止弁を設け、この
電磁弁を、排出開始前における計量タンクの重量と排出
開始後の計量タンクの重量との差が所定重量に近づくと
僅かの隙間を残して閉塞するように構成し、排出用ポン
プを排出開始前における計量タンクの重量と排出開始後
のこの計量タンクの重量との差が所定重量となると作動
を停止するように構成することが好ましい。電磁弁が閉
塞するときには排出用ポンプは作動を継続している。排
出開始前における計量タンクの重量と排出開始後の計量
タンクの重量との差が所定重量となると、排出用ポンプ
は作動を停止するが、排出用ポンプの作動停止により逆
止弁が瞬時に閉塞して排出管から被移送物がもれ出てし
まうことが防止される。したがって、逆止弁を排出管の
先端部に設けることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0009】図1は本発明に係る移送装置であり液体状
のコンクリート添加物を移送するものの斜視図である。
【0010】移送装置1は、フレーム3の外側が金属製
のパネル5で覆われて前面上側が傾斜している直方体状
に形成されたボックス7内に、計量移送機構を組み込ん
で構成されていて、このボックス7の下面には高さ調整
が可能なキャスタ9(移動手段)が4つ取り付けられ、
上面後方には取っ手11が設けられた蓋体13が取り付
けられている。ボックス7内には蓋体13の下側に円筒
状の塩化ビニル製計量タンク15が配置され、この計量
タンク15の蓋17は2分割されていて、蓋17の分割
体は各々本体19から取り外すことができるように構成
されている。この計量タンク15は容量の異なる別の計
量タンクと交換が可能である。計量タンク15の本体1
9下側の小径部21には、コック23が設けられた、側
面のパネル5に形成されている排水孔22に向かって延
びる排水管25が接続されていて、作業終了時に計量タ
ンク15内に残留しているコンクリート添加物をこのコ
ック23を開くことにより排水することができる。排水
孔22は、摘み24を有し、支持ピン28を支点として
回動できる塞ぎプレート30によって開閉される。ボッ
クス7の下面後方には支持梁26が設けられ、この支持
梁26にはロードセル27(計量手段)が載せられてい
て、このロードセル27上には4本の支持柱29に支え
られて計量タンク15が載置されている。したがって、
このロードセル27により支持柱29や投入されたコン
クリート添加物の重量を含めた計量タンク15の重量が
計測される。
【0011】計量タンク15には塩化ビニル製の投入パ
イプ31(投入管)の一端側及び同じく塩化ビニル製の
排出パイプ33(排出管)の一端側が蓋17を貫通して
計量タンク15の本体19内に延びていて、投入パイプ
31の一端は投入用逆止弁32を有して本体19の上側
に、そして排出パイプ33の一端は本体19の小径部2
1下側に位置している(図2参照)。投入パイプ31に
は投入用ポンプ35が接続され、この投入パイプ31の
他端は、ボックス7の前面下端部に設けられ、投入接続
管37(投入管)が取り付けられた投入口39に接続さ
れている。排出パイプ33には排出用ポンプ41が接続
され、この排出パイプ33の他端は、ボックス7の前面
下端部に設けられ、排出接続管43(排出管)が取り付
けられた排出口45に接続されている。
【0012】ボックス7の上面前端には水平器47が取
り付けられていて、この水平器47を確認しながら各々
のキャスタ9の高さを調整することにより移送装置1全
体を水平状態にでき、また、ロードセル27自体も水平
器46を確認しながら水平状態に調整できるように構成
されている。したがって、ロードセル27による計量タ
ンク15の重量の正確な計測が可能となる。
【0013】なお、図中48は透視ガラス49が設けら
れた制御用扉で、この制御用扉を開けることにより制御
操作パネル51を操作することができる。また、図中5
3は配線接続用扉であり、内部に配線接続部を収容して
いる。さらに、図中55はリモートコントロール用コー
ド、57は電源コードである。
【0014】図2は移送装置1の構成図である。
【0015】投入接続管37はコンクリート添加物を収
容する容器59内に導かれ、投入用ポンプ35を作動さ
せることにより容器59内のコンクリート添加物は投入
パイプ31から計量タンク15内に投入される(矢印X
参照)。投入用ポンプ35が作動しているときは排出用
ポンプ41は停止している。ロードセル27の計測値が
所定の値となると投入用ポンプ35は停止する。投入用
ポンプ35が作動を停止すると排出用ポンプ41が作動
して計量タンク15内のコンクリート添加物が排出パイ
プ33及び排出接続管43を通過してミキサー58内に
移送されるが(矢印Y参照)、投入用ポンプ35の停止
時又は排出用ポンプ41の作動開始時のロードセル27
の計測結果(初期値)は記憶される。排出パイプ33の
排出用ポンプ41より計量タンク15側には電磁弁61
が設けられ、排出接続管43の先端部には逆止弁63が
設けられているが、排出用ポンプ41の作動と同時に電
磁弁61は開弁し、閉弁用スプリングを有する逆止弁6
3も開弁してコンクリート添加物を通過させている。
【0016】排出用ポンプ41が作動した後のロードセ
ル27の計測値と初期値との差が予め設定された所定値
に近づくと、電磁弁61は閉弁する。通常はこの差が所
定値の95%に達した時点で電磁弁61が閉弁するよう
に設定される。電磁弁61は閉弁しても弁体と弁座との
間に僅かな隙間が形成されるような構造であったり、あ
るいは弁体に細い連通孔が形成されていたりして、閉弁
時にも小さな流量のコンクリート添加物が通過できるよ
うになっていて、少量のコンクリート添加物が逆止弁6
3を開弁させてミキサー58内に流れ込むように構成さ
れている。ここでは図3に示すように、流路を遮り、か
つ弁座64が形成された弁座壁66の垂直部に連通孔6
8を形成している。そして、ゆっくりと減少するロード
セル27の計測値と、初期値との差が予め設定された所
定値となったときに排出用ポンプ41への通電を遮断し
てこのポンプ41を停止させ、排出開始から25秒乃至
30秒で移送を完了する。排出用ポンプ41が停止する
と同時に逆止弁63は閉弁用スプリングのバネ力によっ
て閉弁し、排出接続管43からコンクリート添加物が流
れ落ちることが防止される。なお、図中65はリモート
コントローラ、67は実際の移送量をプリントした記録
紙であり、リモートコントローラ65にも実際の移送量
が表示される。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移送装置
を用いれば、各作業現場において迅速かつ高い精度で所
定重量の被移送物を移送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移送装置であり液体状のコンクリ
ート添加物を移送するものの斜視図である。
【図2】移送装置の構成図である。
【図3】電磁弁の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 移送装置 7 ボックス 9 キャスタ(移動手段) 15 計量タンク 27 ロードセル(計量手段) 31 投入パイプ(投入管) 33 排出パイプ(排出管) 37 投入接続管(投入管) 43 排出接続管(排出管) 58 ミキサー 61 電磁弁 63 逆止弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被移送物を比較的小さい所定重量だけ移
    送する移送装置であって、 下端部に支持部材を有するボックスと、このボックス内
    に配置され、前記被移送物の投入管及び排出管が接続さ
    れた小容量の計量タンクと、この計量タンクの重量を計
    測する計量手段と、前記投入管に接続された投入用ポン
    プ及び前記排出管に接続された排出用ポンプと、を備
    え、 前記被移送物を前記投入管から前記計量タンク内に投入
    し、前記計量手段の計測結果に基づいて所定重量の前記
    被移送物を前記排出管から排出して移送する、ことを特
    徴とする移送装置。
  2. 【請求項2】 コンクリート添加物を所定重量だけコン
    クリートミキサー内に移送する移送装置であって、 下端部に支持部材を有するボックスと、このボックス内
    に配置され、前記コンクリート添加物の投入管及び排出
    管が接続された小容量の計量タンクと、この計量タンク
    の重量を計測する計量手段と、前記投入管に接続された
    投入用ポンプ及び前記排出管に接続された排出用ポンプ
    と、を備え、 前記コンクリート添加物を前記投入管から前記計量タン
    ク内に投入し、前記計量手段の計測結果に基づいて所定
    重量の前記コンクリート添加物を前記排出管から排出し
    て前記コンクリートミキサー内に移送する、ことを特徴
    とする移送装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は移動手段として構成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の移送装
    置。
  4. 【請求項4】 前記計量手段は、前記被移送物が前記排
    出管から排出される過程における前記計量タンクの重量
    を計測し、この排出管は、排出開始前における前記計量
    タンクの重量と排出開始後のこの計量タンクの重量との
    差が前記所定重量となったときに前記被移送物の排出を
    停止することを特徴とする請求項1、2又は3記載の移
    送装置。
  5. 【請求項5】 前記排出管には電磁弁及びこの電磁弁よ
    り外側位置に移送方向への流れを許容する逆止弁が設け
    られていて、この電磁弁は、排出開始前における前記計
    量タンクの重量と排出開始後のこの計量タンクの重量と
    の差が前記所定重量に近づくと僅かの隙間を残して閉塞
    し、前記排出用ポンプは排出開始前における前記計量タ
    ンクの重量と排出開始後のこの計量タンクの重量との差
    が前記所定重量となると作動を停止する、ことを特徴と
    する請求項4記載の移送装置。
JP21580497A 1997-07-26 1997-07-26 移送装置 Pending JPH1143226A (ja)

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JP21580497A JPH1143226A (ja) 1997-07-26 1997-07-26 移送装置

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