JPH1143195A - 王冠打栓機 - Google Patents

王冠打栓機

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JPH1143195A
JPH1143195A JP21133397A JP21133397A JPH1143195A JP H1143195 A JPH1143195 A JP H1143195A JP 21133397 A JP21133397 A JP 21133397A JP 21133397 A JP21133397 A JP 21133397A JP H1143195 A JPH1143195 A JP H1143195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】王冠86を保持するプランジャ12と、王冠8
6の締付けを行なうスロート10との摺動部の洗浄を容
易にする。 【解決手段】回転軸4の下部にびん台8が昇降可能に設
けられ、その上方にスロート10が固定されている。さ
らに上方にプランジャ12が昇降可能に配置されてい
る。プランジャ12は、カム58によって昇降される昇
降筒体48内に収容され、スプリング70によって常時
下方へ付勢されている。プランジャ12を下降させてス
ロート10内を貫通させ、下端部のマグネット72によ
って王冠86を吸着する。プランジャ12を僅かに上昇
させて王冠86のセンタリングを行なった後、容器6を
載せたびん台8を上昇させて王冠86をスロート10内
に押し込んで締付ける。打栓完了後、プランジャ12を
最も高い位置まで上昇させて、スロート10から抜き出
す。プランジャ12の外周面とスロート10の内周面が
露出するので、スプレーノズル82,84により洗浄す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は王冠打栓機に係り、
より詳しくは、昇降可能なプランジャの下面に保持した
王冠をびん口に押し付け、プランジャの周囲に嵌合され
たスロートと容器とを相対的に昇降させることにより、
王冠の外周部を絞ってびん口に締着する王冠打栓機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、王冠打栓機として、円筒部の
内面下端部に王冠をびん口に締付けるテーパ面を有する
スロートと、このスロート内に摺動自在に嵌合され、先
端部内に王冠を吸着するマグネットが設けられたプラン
ジャと、プランジャをスロートに対して下方に付勢する
スプリング等を有する打栓ヘッドを備え、下方に配置さ
れたびん台上の容器に向かって前記打栓ヘッドを下降さ
せ、プランジャの下端面に吸着保持されている王冠がび
ん口に当たってプランジャの下降が停止された後、スロ
ートをさらに下降させることにより、王冠の外周のひだ
部をびん口に締付けて嵌着するようにしたものが一般に
知られている。
【0003】前記王冠打栓機は、容器内に液体等の内容
物を充填する充填装置の下流側に配置されており、打栓
を行なう際に、前記液体やその泡が打栓ヘッドのスロー
トやプランジャに付着してしまう場合がある。このよう
な付着した液等を放置しておくと微生物等が繁殖するた
め、王冠打栓機の運転中に、あるいは運転の前後に洗浄
・殺菌を行なう必要がある。また、王冠を締付ける際に
発生する摩耗粉や、スロートとプランジャとの摺動部に
発生する摩耗粉が、容器内に充填された液体中に落下す
るおそれがあるので、打栓完了後、速やかに洗浄して除
去しなければならない。
【0004】このような王冠打栓機の打栓ヘッドの各部
分を洗浄する装置は従来から知られているが、特に、ス
ロートとプランジャとが嵌合して摺動する部分は洗浄し
にくいため、これら両者の摺動部分を洗浄するための構
成が各種提案されている(特公平2−12838号公
報、特開平5−77887号公報、特公平8−2558
9号公報)。
【0005】前記各公報に記載された王冠打栓機の洗浄
装置の構成は、いずれも、プランジャの外面とスロート
の内面との間に間隙を形成するとともに、プランジャの
内部に洗浄液を供給する通路を形成し、この洗浄液通路
を介してプランジャとスロートとの摺動面に洗浄液また
は殺菌液を流通させることにより、洗浄・殺菌を行なう
ようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の王冠打栓機の打
栓ヘッドを洗浄する構成では、プランジャとスロートと
の摺動部やプランジャの下端の王冠を吸着して保持する
面を洗浄することは可能であるが、構造が複雑でコスト
高であり、しかも、洗浄水を流すだけでは洗浄力が充分
でないため、強固に付着した汚れや摩耗粉は除去するこ
とができないという問題があった。
【0007】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、簡単な構成で、しかも、強力な洗浄力によっ
てプランジャとスロートとの摺動面を洗浄・殺菌するこ
とができる王冠打栓機を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る王冠打栓機
は、容器を載せるびん台と、このびん台の上方に昇降可
能に配置され、下面に王冠を吸着可能なプランジャと、
びん台の上方に配置され、前記プランジャが摺動可能に
挿通されるスロートとを備えており、びん台とスロート
とを相対的に昇降させることにより、プランジャが保持
している王冠をびん口に締着するものであって、特に、
前記プランジャとスロートとを、プランジャがスロート
内から完全に抜け出す位置まで相対的に昇降可能に構成
したものである。
【0009】前記王冠打栓機によれば、王冠の打栓行程
では、プランジャがスロート内に挿通された状態で相対
的に昇降し、王冠の打栓完了後には、プランジャをスロ
ートに対して相対的に大きく上昇させて、スロート内か
ら抜け出させる。プランジャがスロートの上方へ抜け出
すと、プランジャの外周面とスロートの内周面とが完全
に露出するので、洗浄・殺菌が容易であり、これらの摺
動部に付着した汚染物を確実に除去することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る王冠打栓機の縦断面図、図2はその要部の拡大図であ
る。この王冠打栓機は、中央の固定軸2の周囲に嵌合さ
れた円筒状の回転軸4の下部に、容器6を載せて回転搬
送するびん台8が設けられ、中間部には、王冠の外周の
つば部を締付けるスロート10が、そして上部には、王
冠を吸着して昇降するプランジャ12がそれぞれ設けら
れている。
【0011】円筒状の回転軸4の下部外周に固定された
回転テーブル14に、円周方向等間隔で、複数のびん台
8が昇降可能に支持されている。これら各びん台8は、
回転テーブル14に形成された上下の貫通孔14a内に
固定された円筒部材16内に、摺動スリーブ18を介し
て昇降可能に嵌合された昇降ロッド20の上端に固定さ
れている。昇降ロッド20の下端には水平ピン22を介
してカムフォロア24が取付けられ、びん台昇降カム2
6のカム面26aに載っており、回転テーブル14の回
転に伴ってカムフォロア24がカム面26a上を移動
し、そのカム形状に沿って昇降する。なお、前記カムフ
ォロア24が取付けられている水平ピン22の端部に
は、回り止め用のローラ28が取付けられており、回転
テーブル14の下面に固定した回り止めガイド30に係
合して、びん台8の回転を規制している。
【0012】びん台8の、回転テーブル14の回転中心
1 側の側部には支柱32が直立して固定されており、
この支柱32に、びん台8上の容器6の胴部を支持する
センターガイド34、および容器6の首部を支持するネ
ックガイド36が設けられている。また、前記センター
ガイド34は、回転テーブル14の回転中心O1 から半
径方向外方を向けて配置されており、このセンターガイ
ド34によって保持されて回転搬送される容器6の外周
側には、前記回転テーブル14の回転中心O1を中心と
する円弧状の外周ガイド38が固定されている。
【0013】円筒状回転軸4の上下方向の中間部には、
中間プレート40が固定されており、この中間プレート
40の外周寄りに、前記各びん台8の上方にそれぞれ対
応するようにしてスロート10が取付けられている。こ
れらスロート10には、上下に貫通する孔10aが形成
され、その下端の開口10bがテーパ状に拡開している
(図2参照)。なお、スロート10の貫通孔10aの中
心O2 が、前記センターガイド34およびネックガイド
36によって保持されるびん台8上の容器6の中心O3
と一致するようになっている。
【0014】円筒状の回転軸4の上部には、プランジャ
12を昇降可能に支持する回転体42が設けられてい
る。この回転体42は、回転軸4の上端に取付けられた
回転円板44と、この回転円板44の外周の上面に取付
けられた外周壁46とを備えており、この回転円板44
の外周寄りに円周方向等間隔で王冠を吸着保持するプラ
ンジャ12およびこのプランジャ12を昇降可能に収容
する昇降筒体48が設けられている。
【0015】この王冠打栓機の中心に位置する前記固定
軸2の上端には天板52が固定されており、この固定の
天板52と、天板52の周囲に取付けられた筒状の上部
カバー54と、前記回転円板44および外周壁46とに
より、密閉された空間56が形成されている。この密閉
空間56内に、昇降筒体48およびプランジャ12の上
部と、これら昇降筒体48とプランジャ12を昇降させ
るプランジャ昇降カム58等が収容されている。
【0016】回転円板44の外周寄りに形成された上下
に貫通する取付孔44a内に、スリーブ60を介して昇
降筒体48が垂直方向に摺動可能に嵌合している。前記
固定軸2に取付けられた天板52の下面には、中間筒6
2が固定され、この中間筒62の下部外周に、環状プレ
ート64がボールベアリング66を介して回転可能に支
持されている。前記昇降筒体48の上方に延びる部分
は、この環状プレート64に形成された貫通孔64a内
にスリーブ68を介して挿通されて昇降をガイドされ
る。
【0017】昇降筒体48の内部には、プランジャ12
が挿通されて相対的に昇降できるようになっている。プ
ランジャ12の中間部の外周にフランジ12aが形成さ
れており、このフランジ12aの上方には、カップ状の
ばね座69がプランジャ12に対して昇降可能に嵌合し
ている。このばね座69のカップ状の部分は、プランジ
ャ12のフランジ12aの上下方向の厚さよりも深くな
っている。また、昇降筒体48の内部上面には、ベアリ
ング71を介してばね座73が配置されており、これら
上下のばね座69,73間に圧縮スプリング70(以
下、大スプリングと呼ぶ)が配置され、カップ状のばね
座69を介してプランジャ12を下方へ付勢するように
なっている。昇降筒体48の下部内面には、ストッパ4
8aが設けられており、プランジャ12のフランジ12
aおよびカップ状のばね座69はこのストッパ48aに
より下方への移動が規制されている。
【0018】さらに、昇降筒体48の内部上面には小径
の孔48bが形成され、この小径孔48b内にプランジ
ャ12の上端の小径部12bが嵌入している。このプラ
ンジャ12の上端面と昇降筒体48の小径孔48bの上
面との間に小スプリング76が配置されている。この小
スプリング76は、後に説明するように、王冠が供給さ
れなかった場合の衝撃を吸収して破びんを防止するよう
になっている。従って、プランジャ12は、そのフラン
ジ12aおよびカップ状のばね座69がストッパ48a
から離れている間は、大スプリング70によって下方へ
付勢され、カップ状のばね座69がストッパ48aに当
って停止した後には、プランジャ12は小スプリング7
6に押されて、ばね座69に対してさらに下降し、フラ
ンジ12aがストッパ48aに当って停止する(図1お
よび図2に示す状態)。
【0019】プランジャ12の昇降筒体48から下方に
突出している部分の外径が、前記スロート10の内径に
ほぼ一致しており、このスロート10内を摺動できるよ
うになっている。プランジャ12の先端(下端)の内部
には、マグネット72が設けられており、キャップディ
スク75(図3参照)によって供給された王冠の頭部
を、このプランジャ12の下端のマグネット72によっ
て吸着して保持できるようになっている。なお、回転円
板44の下面とプランジャ12の外周面との間に、密閉
用のジャバラ74が装着されており、前記密閉空間56
の内部側を外部と遮断している。
【0020】前記固定の天板52の下面内周寄りに、前
記中間筒62よりも下方へ延びる内部筒78が固定され
ており、これら中間筒62と内部筒78との間に、前記
プランジャ12および昇降筒体48を昇降させる筒状の
プランジャ昇降カム58が固定されている。一方、昇降
筒体48の外面には、カムフォロア80が固定されてお
り、前記プランジャ昇降カム58のカム溝58aに係合
している。従って、回転軸4の回転に伴って回転円板4
4に支持された昇降筒体48が回転すると、カムフォロ
ア80がプランジャ昇降カム58のカム溝58aの形状
に沿って上下動し、昇降筒体48を昇降させる。
【0021】プランジャ12を最も高い位置まで上昇さ
せると、図1および図2に示すように、プランジャ12
の下端部がスロート10の内部から完全に抜け出すよう
になっており、この抜け出した位置のプランジャ12の
先端部の周囲に、洗浄水または殺菌水等を噴射する複数
のスプレーノズル82が配置されている。また、これら
スプレーノズル82よりも下方には、スロート10の内
面側に洗浄水または殺菌水等を噴射するスプレーノズル
84も配置されている。
【0022】前記構成に係る王冠打栓機の作動につい
て、図3ないし図8に示す行程図により説明する。先
ず、キャップディスク75によってプランジャ12の下
方に王冠86が供給されると、昇降筒体48は、その上
部に取付けられているカムフォロア80がプランジャ昇
降カム58のカム溝58aの形状に応じて下方へ移動す
ることにより下降する。昇降筒体48内に収容されたプ
ランジャ12は、大スプリング70および小スプリング
76によって昇降筒体48に対して下方へ付勢されてい
るので、スロート10の下端部から僅かに突出する位置
まで、あるいはほぼ同一の高さまで下降する(図3参
照)。図3の高さまで下降したプランジャ12が、キャ
ップディスク75上の王冠86をマグネット72により
吸着して保持する(図4参照)。
【0023】その後、プランジャ12の下方に配置され
て一体的に回転しているびん台8上に容器6が供給され
る(図5参照)。びん台8へ容器6が供給される位置で
は、びん台昇降カム26が最も低い位置にあり、昇降ロ
ッド20のカムフォロア24がこのカム26に載ってび
ん台8を下降させている。
【0024】前記プランジャ12がマグネット72によ
ってその下端面に王冠86を吸着した際(図4参照)に
は、王冠86の位置決めが行なわれていない。そこで、
昇降筒体48およびプランジャ12を僅かに上昇させ
て、プランジャ12の先端に吸着されている王冠86を
スロート10の下端の開口部内に引き込む。プランジャ
12に吸着されている王冠86は、スロート10の下端
のテーパ面10bによってセンタリングされる(図5参
照)。
【0025】次に、びん台昇降カム26によって昇降ロ
ッド20が上昇されて、びん台8が上昇する。びん台8
上の容器6が上昇してその口部がスロート10の内部に
挿入される。容器6の口部が、まず、プランジャ12に
吸着保持されている王冠86内に嵌入し、さらに容器6
が上昇すると、王冠86およびプランジャ12を押し上
げてスロート10の内部へ押し込む。容器6が上昇して
プランジャ12を押し挙げる際には、先ず、プランジャ
12の上端が小スプリング76を撓めて上昇する。プラ
ンジャ12が僅かに上昇してフランジ12aがばね座6
9に当ると、今度は大スプリング70を撓めて上昇す
る。
【0026】容器6の上昇によって王冠86が上方へ押
し上げられると、スロート10の下端の開口部はテーパ
面10bになっているので、王冠86の外周のひだ部が
テーパ面10bによって締付けられてびん口に嵌着され
る(図6参照)。
【0027】王冠86の外周ひだ部をびん口の周囲に締
付けて嵌着させることにより打栓が完了すると、先ず、
びん台8が下降し、続いて、前記プランジャ昇降カム5
8のカム溝58aが最も高い位置まで上昇して、昇降筒
体48およびプランジャ12を引き上げる。プランジャ
12が最も高い位置まで上昇すると、下方の固定された
高さにあるスロート10の内部から完全に抜け出して分
離し(図7参照)、プランジャ12の外周面とスロート
10の内周面との摺動部が完全に露出する。このように
プランジャ12とスロート10とが完全に露出するの
で、これらの周囲に配置したスプレーノズル82,84
によって洗浄水あるいは熱水等を噴射することにより、
従来洗浄が困難であった部分を完全に洗浄あるいは殺菌
することができる(図8参照)。特に、従来の装置のよ
うに洗浄水を流すだけでは完全な洗浄が困難であった強
固に付着している汚れや摩耗粉等も、プランジャ12を
スロート10から完全に抜出して、これら両者の摺動面
であるプランジャ12の外周面およびスロート10の内
周面をともに露出させることにより、この部分を人手に
よって直接拭き取ることができるので、確実に除去する
ことができる。
【0028】また、前記実施例に係る王冠打栓機は、上
部を外周壁46と上部カバー54およびジャバラ74等
により密閉した構造にしているので、装置全体を洗浄・
殺菌することが可能である。また、プランジャ12を密
閉用のジャバラ74によって密閉して先端部だけを露出
させているので、打栓ヘッドの内部のグリース等がシー
ル部から漏れて落下することがなく、装置の周囲や下方
の容器6等を汚染するおそれがない。さらに、スロート
10とプランジャ12とを全く独立して設け、プランジ
ャ12をスロート10に対して自由に昇降できるように
したので、王冠86のセンタリングを容易に行なうこと
ができる。また、プランジャ12の上端小径部12bと
昇降筒体48の小径孔48bとの間に、衝撃吸収用の小
スプリング76を配置し、プランジャ12の上昇の初期
にはこの小スプリング76の力だけを受けるようにした
ので衝撃が小さく、王冠86が供給されなかった場合の
破びんを防止することができる。
【0029】なお、前記実施例では、びん台8を昇降さ
せることにより打栓を行なうようにしているが、スロー
トをプランジャと独立して昇降させ、びん台を固定する
ようにしても良い。この場合にも、打栓を行なう際に
は、プランジャをスロートに嵌合させた状態にして昇降
させ、これら両者の摺動部を洗浄する際には、プランジ
ャを大きく上昇させ、あるいはスロートを大きく下降さ
せるようにすれば良い。また、打栓時の衝撃を吸収する
ために、びん台8に干渉用スプリングを設けるようにし
ても良い。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、前記
プランジャとスロートとを相対的に昇降可能に構成し、
かつ、前記プランジャがスロートから抜け出す位置まで
相対的に上昇できるようにしたことにより、互いに摺動
するプランジャの外周面とスロートの内周面とを完全に
露出させることができるので、摺動部の完全な洗浄・殺
菌が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る王冠打栓機の縦断面図
である。
【図2】前記王冠打栓機の要部の拡大図である。
【図3】前記王冠打栓機の作動を説明する図であり、第
1の行程を示す。
【図4】前記王冠打栓機の作動を説明する図であり、第
2の行程を示す。
【図5】前記王冠打栓機の作動を説明する図であり、第
3の行程を示す。
【図6】前記王冠打栓機の作動を説明する図であり、第
4の行程を示す。
【図7】前記王冠打栓機の作動を説明する図であり、第
5の行程を示す。
【図8】前記王冠打栓機の作動を説明する図であり、第
6の行程を示す。
【符号の説明】
6 容器 8 びん台 10 スロート 12 プランジャ 82 噴射手段(スプレーノズル) 84 噴射手段(スプレーノズル) 86 王冠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を載せるびん台と、このびん台の上
    方に昇降可能に配置され、下面に王冠を吸着可能なプラ
    ンジャと、びん台の上方に配置され、プランジャが摺動
    可能に挿通されるスロートとを備え、びん台とスロート
    とを相対的に昇降させることにより、プランジャが保持
    している王冠をびん口に締着する王冠打栓機において、 前記プランジャとスロートとを、プランジャがスロート
    内から完全に抜け出す位置まで相対的に昇降可能に構成
    したことを特徴とする王冠打栓機。
  2. 【請求項2】 プランジャがスロートから上方へ抜け出
    した位置の周辺に、プランジャの外面およびスロートの
    内面に洗浄用または殺菌用の流体を噴射する噴射手段を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の王冠打栓機。
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