JPH1142809A - 発光ダイオード駆動回路装置 - Google Patents

発光ダイオード駆動回路装置

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JPH1142809A
JPH1142809A JP20002797A JP20002797A JPH1142809A JP H1142809 A JPH1142809 A JP H1142809A JP 20002797 A JP20002797 A JP 20002797A JP 20002797 A JP20002797 A JP 20002797A JP H1142809 A JPH1142809 A JP H1142809A
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JP
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transistor
current
emitting diode
brightness
light emitting
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JP20002797A
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English (en)
Inventor
Minoru Sugiyama
実 杉山
Takeo Obata
剛男 小畑
Shinichi Kubota
進一 窪田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各チップ間のLEDの輝度のバラツキを調整
する場合において、少ない回路追加でLEDに供給する
電流の変化量を均等にするLED駆動回路装置を提供す
る。 【解決手段】 LED駆動回路装置の輝度制御回路50
では、NMOSトランジスタNTr2とPMOSトラン
ジスタPTr2とが直列に接続され、PMOSトランジ
スタPTr2のゲートの電位がPMOSトランジスタ2
−1〜2−mのゲートに与えられる。輝度制御回路50
にはNMOSトランジスタNTr2とカレントミラー回
路を構成するNMOSトランジスタ53−1〜53−4
が構成される。NMOSトランジスタ53−1〜53−
4を調整データ入力端子25−1〜25−4から入力さ
れる装置間用輝度調整データに基づきオン/オフ制御し
て、PMOSトランジスタPTr2を流れる電流I2を
調整することで、PMOSトランジスタ2−1〜2−m
を介してLED1−1〜1−mに流れる電流を調整す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファク
シミリ装置等の感光体を露光するための発光ダイオード
駆動回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発光ダイオード(以下、LEDと称す)
アレイヘッドにおける各LEDの輝度は、LEDアレイ
ヘッドに設けられる各LEDアレイチップ間で数乃至数
十%のバラツキが生じており、このバラツキが印字品質
の低下の原因を招いている。印字品質を防止するため
に、各チップ間における輝度のバラツキを補正する輝度
制御回路を備えるLED駆動回路装置が、特開平6−3
28782号公報に提案されている。図5乃至図7を用
いて前記LED駆動回路装置について説明する。
【0003】図5は、前記LED駆動回路装置を備える
LEDアレイヘッドの内部構成を示すブロック図であ
る。LEDアレイヘッドには、複数個のLEDが列状に
並べられて構成されるLEDアレイチップ41−1〜4
1−nが形成される。各LEDアレイチップ41−1〜
41−nには、LED駆動回路装置が接続される。以下
に、LEDアレイチップ41−1及びLEDアレイチッ
プ41−1に接続されるLED駆動回路装置に関しての
み説明するが、他のLEDアレイチップ41−2〜41
−n及びLEDアレイチップ41−2〜41−nにそれ
ぞれ接続される他のLED駆動回路装置の構成も同様で
あるので説明を省略する。
【0004】LEDアレイチップ41−1に接続される
LED駆動回路装置内では、外部から与えられる画デー
タがクロック信号によってシフトされてシフトレジスタ
3−1に格納される。そして、そのシフトレジスタ3−
1に格納された画データは、セット信号に基づいてラッ
チ回路4−1にラッチされる。ラッチ回路4−1でラッ
チされた画データは、2入力AND回路9−1〜9−m
の一方入力端子に与えられており、他方入力端子にイネ
ーブル信号が与えられると、その画データがLED駆動
回路40−1に出力される。LED駆動回路40−1
は、前記画データに基づきLEDアレイチップ41−1
の各LEDに電流を供給し各LEDを点灯する。
【0005】また、前記LED駆動回路装置内には、L
ED駆動回路40−1に接続され、LED駆動回路40
−1を制御してLEDアレイチップ41−1の各LED
の輝度を調整する輝度制御回路20ー1と、前記輝度制
御回路20−1に与える4ビットの装置間用輝度調整デ
ータをラッチする輝度制御用ラッチ回路42−1とが設
けられる。
【0006】図6は、前記輝度制御回路20−1に制御
されるLED駆動回路40−1及びLED駆動回路40
−1に接続されるLEDアレイチップ41−1の構成を
示す回路図である。LEDアレイチップ41−1には、
m個のLED1−1〜1−mが形成される。そして、L
ED駆動回路40−1では、LED1−1〜1−mに電
流を供給する駆動トランジスタであるPMOSトランジ
スタ2−1〜2−mのドレインが前記LED1−1〜1
−mにそれぞれ接続される。このPMOSトランジスタ
2−1〜2−mのソースには電源8が接続される。そし
て、このPMOSトランジスタ2−1〜2−mのゲート
は、トランスミッションゲート5−1〜5−mの出力側
とPMOSトランジスタ7−1〜7−mのドレインとの
接続点に接続される。前記トランスミッションゲート5
−1〜5−mの入力側は、輝度制御回路20−1の信号
線15と接続される。このトランスミッションゲート5
−1〜5−mは、図5に示す2入力AND回路9−1〜
9−mから与えられる画データに基づいてオン/オフす
る。また、PMOSトランジスタ7−1〜7−mのソー
スは電源8に接続され、ゲートには2入力AND回路9
−1〜9−mの出力が与えられる。
【0007】図7は、前記輝度制御回路20−1の内部
構成を示す回路図である。輝度制御回路20−1では、
電源8と接地との間に、PMOSトランジスタ11、N
MOSトランジスタ12及び抵抗13が直列接続され
る。PMOSトランジスタ11について、ソースが電源
8に接続され、ゲートが該PMOSトランジスタ11の
ドレインに接続され、ドレインがNMOSトランジスタ
12のドレイン側に接続される。そして、NMOSトラ
ンジスタ12のソースは抵抗13を介して接地される。
また、NMOSトランジスタ12のゲートは、+端子に
基準電圧(Vref)が供給され、−端子にNMOSト
ランジスタ12のソース側電位が供給されるオペレーシ
ョンアンプ14の出力側に接続される。このオペレーシ
ョンアンプ14によって、PMOSトランジスタ11に
は定電流I1が流れる。そして、PMOSトランジスタ
11とNMOSトランジスタ12との接続点Aから延在
する信号線15が図6に示すLED駆動回路40−1の
トランスミッションゲート5−1〜5−mの入力側に接
続される。
【0008】前記接続点Aから延在する信号線15に
は、輝度調整回路21が接続される。この輝度調整回路
21において、前記信号線15には、電源8にソースが
それぞれ接続される輝度制御トランジスタであるPMO
Sトランジスタ23−1〜23−4のドレインがそれぞ
れ接続される。即ち、PMOSトランジスタ23−1〜
23−4は、前記PMOSトランジスタ11に並列に接
続される。また、前記信号線15には、トランスミッシ
ョンゲート24−1〜24−4の入力側が接続される。
トランスミッションゲート24−1〜24−4の出力側
には、PMOSトランジスタ23−1〜23−4のゲー
ト、及び電源8にソースが接続されるPMOSトランジ
スタ26−1〜26−4のドレインが接続される。ま
た、トランスミッションゲート24−1〜24−4とP
MOSトランジスタ26−1〜26−4のゲートには、
調整データ入力端子25−1〜25−4がそれぞれ接続
される。
【0009】調整データ入力端子25−1〜25−4に
は、4ビットの装置間用輝度調整データをラッチする輝
度制御用ラッチ回路42−1が接続される。そして、こ
のトランスミッションゲート24−1〜24−4は、前
記調整データ入力端子25−1〜25−4にそれぞれ与
えられた4ビットの装置間用輝度調整データに基づきオ
ン/オフ動作する。そして、PMOSトランジスタ23
−1〜23−4は、オン/オフ状態となる。
【0010】この4ビットの装置間用輝度調整データ
は、LEDアレイヘッドが製造後の検査によって、LE
Dアレイチップ41−1の輝度についての基準値からの
誤差を測定し、その測定結果に基づき各LEDアレイチ
ップ41−1と他のLEDアレイチップ41−2〜41
−nと輝度のバラツキが無くなるようにLEDアレイチ
ップ41−1のLEDの輝度が基準値となるように設定
される。
【0011】上述の構成において、輝度制御回路20−
1を構成するPMOSトランジスタ23−1〜23−4
とPMOSトランジスタ11と、LED駆動回路40−
1のPMOSトランジスタ2−1〜2−mとは、トラン
ジスタサイズの比が1:5:5となるように形成され
る。このトランジスタサイズとは、トランジスタのソー
ス及びドレインを形成するための拡散領域の幅を示す。
従って、PMOSトランジスタ23−1〜23−4、P
MOSトランジスタ11、及びPMOSトランジスタ2
−1〜2−mのゲートに同一の電位を与えたとしても、
各トランジスタに流れる電流は、1:5:5となる。
【0012】上述の輝度制御回路20−1を用いた輝度
の調整について以下に説明する。輝度制御回路20−1
が行う輝度の調整は、LED駆動回路40−1に画デー
タが与えられたときに行われる。このときに、前記装置
間用輝度調整データは、クロック信号に従って外部から
シフトレジスタ3−1に与えられた後、ラッチイネーブ
ル信号によって輝度制御用ラッチ回路42−1でラッチ
される。そして、輝度制御回路20−1は、輝度制御用
ラッチ回路42−1から装置間用輝度調整データを取り
込み、装置間用輝度調整データに基づきLED駆動回路
40−1を制御してLEDアレイチップ41−1の各L
EDの輝度を調整する。
【0013】前記輝度調整回路21は、調整データ入力
端子25−1〜25−4から装置間用輝度調整データを
取り込むと、この装置間用輝度調整データに基づいてL
ED駆動回路40−1のPMOSトランジスタ2−1〜
2−mを介して流れる電流量を調整する。例えば、輝度
調整回路21を構成するPMOSトランジスタ23−1
〜23−4の全てをオフする装置間用輝度調整データが
与えられると、PMOSトランジスタ23−1〜23−
4は全てオフ状態となる。従って、LED駆動回路40
−1と輝度制御回路20−1との間の“VG”に生じる
電位には、PMOSトランジスタ11を流れる電流しか
影響しない。PMOSトランジスタ11とLED駆動回
路40−1のPMOSトランジスタ2−1〜2−mとの
トランジスタサイズは同じであるので、PMOSトラン
ジスタ2−1〜2−mを介してLED1−1〜LED1
−mに流れる電流I2は、(5/5)×I1の計算より
電流I1となる。
【0014】また、PMOSトランジスタ23−1だけ
をオンする装置間用輝度調整データが与えられると、P
MOSトランジスタ23−1だけがオン状態となる。従
って、LED駆動回路40−1と輝度制御回路20−1
との間の“VG”に生じる電位には、PMOSトランジ
スタ11を流れる電流、及び、PMOSトランジスタ2
3−1を流れる電流が影響する。PMOSトランジスタ
11とPMOSトランジスタ23−1とのトランジスタ
サイズは5:1であるので、LED1−1〜1−mを流
れる電流I2は、{5/(5+1)}×I1の計算よ
り、電流(5/6)×I1となる。PMOSトランジス
タ23−1、及びPMOSトランジスタ23−2をオン
する装置間用輝度調整データが与えられると、PMOS
トランジスタ23−1、及びPMOSトランジスタ23
−2がオン状態となり、LED1−1〜1−mを流れる
電流I2は、{5/(5+2)}×I1の計算より、電
流(5/7)×I1となる。PMOSトランジスタ23
−1、PMOSトランジスタ23−2、及びPMOSト
ランジスタ23−2をオンする装置間用輝度調整データ
が与えられると、PMOSトランジスタ23−1、PM
OSトランジスタ23−2、及びPMOSトランジスタ
23−3がオン状態となり、LED1−1〜1−mを流
れる電流I2は、{5/(5+3)}×I1の計算よ
り、電流(5/8)×I1となる。全てのPMOSトラ
ンジスタ23−1〜23−4をオンする装置間用輝度調
整データが与えられると、全てのPMOSトランジスタ
23−1〜23−4がオン状態となり、LED1−1〜
1−mに流れる電流I2は、{5/(5+4)}×I1
の計算より、電流(5/9)×I1となる。
【0015】また、LEDアレイチップ内の各LEDの
輝度のバラツキを調整する回路が特開昭63−2401
68号公報に提案されている。この回路は、各LEDに
対して複数個の分割ドライバが並列接続されており、輝
度のバラツキを調整するドライバ選択信号によって前記
分割ドライバが選択されて、LEDに流れる電流を設定
している。具体的には、図6に示すPMOSトランジス
タ2−1に並列にPMOSトランジスタを複数個接続し
て、これらのトランジスタを分割ドライバとし、オンす
るトランジスタをドライバ選択信号に基づき選択するこ
とでLEDに流れる電流を調整している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−32878
2号公報に提案されている従来技術では、PMOSトラ
ンジスタ23−1〜23−4がPMOSトランジスタ1
1と並列に接続されるので、オン状態となるPMOSト
ランジスタ23−1〜23−4が1つ増加するごとに図
6に示すLEDアレイチップのLED1−1〜1−mに
流れる電流I2は、I1,(5/6)×I1,(5/
7)×I1,(5/8)×I1,(5/9)×I1のよ
うに変化する。従って、オン状態となるPMOSトラン
ジスタ23−1〜23−4が増加すると、電流I2の分
母が変化するために、電流I2の変化量を均等にするこ
とができない。このため、LEDアレイヘッドの製造後
の検査におけるデータに基づいて前記電流I2を所望の
値にするように装置間用輝度調整データを設定すること
は困難である。
【0017】また、特開昭63−240168号公報に
提案されている従来技術では、各LEDに対して複数個
の分割ドライバが並列接続されているので、設けられる
LEDの数が多くなると、回路規模が増大するという問
題がある。
【0018】本発明の第1の目的は、各装置間における
LEDの輝度のバラツキを調整する場合に、少ない回路
追加でLEDに供給される電流の変化量を均等にすると
ともに輝度の調整範囲の広い発光ダイオード駆動回路装
置を提供することである。本発明の第2の目的は、回路
規模を増大させずに各LED間の輝度のバラツキを調整
する発光ダイオード駆動回路装置を提供することであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の発光ダイオード
駆動回路装置は、発光ダイオードに接続され前記発光ダ
イオードに電流を流す駆動トランジスタを備える発光ダ
イオード駆動手段と、前記駆動トランジスタとカレント
ミラー回路を構成する電位設定用トランジスタと、前記
電位設定用トランジスタと直列に接続され所定の電流を
流す電流生成用トランジスタと、前記電流生成用トラン
ジスタに並列に接続される輝度制御トランジスタと、前
記輝度制御トランジスタをオン/オフ制御する動作制御
手段と、を備え、前記動作制御手段によって前記輝度制
御トランジスタをオン/オフ制御し、前記電位設定用ト
ランジスタに流れる電流を変化させて、前記駆動トラン
ジスタを介して前記発光ダイオードに流れる電流量を調
整することを特徴とする。
【0020】上述の構成によれば、電流生成用トランジ
スタに並列に接続された輝度制御トランジスタをオンす
ることで、電位設定用トランジスタに流れる電流は、こ
の輝度制御トランジスタに流れる電流分だけ変化する。
例えば、同じ大きさの電流を流す4つの輝度制御トラン
ジスタを備える場合、オン状態になる輝度制御トランジ
スタが1つ増加するたびに、電位設定用トランジスタに
流れる電流は均等に変化していく。従って、前記電位設
定用トランジスタとカレントミラー回路を構成する駆動
トランジスタが発光ダイオードに流す電流も電位設定用
トランジスタに流れる電流と同様に変化する。このた
め、前記輝度制御トランジスタをオン/オフ制御するこ
とで、駆動トランジスタを介して発光ダイオードに流れ
る電流の変化量を均等にすることができる。
【0021】また、前記輝度制御トランジスタが前記電
流生成用トランジスタに並列に複数個接続され、前記輝
度制御トランジスタのトランジスタサイズは、2n (n
は0,1,2,…)にてなる値に設定されてもよい。
【0022】例えば、4つの輝度制御トランジスタA,
B,C,Dのトランジスタサイズが1:2:4:8と設
定された場合、4つの輝度制御トランジスタで16段階
の輝度の調整をすることができる。このため、上述のよ
うに輝度制御トランジスタのトランジスタサイズを設定
することで、回路を増設しないで、より精度よく輝度の
調整ができるとともに、輝度の調整範囲を広くすること
ができる。
【0023】前述の発光ダイオード駆動回路装置を複数
備えてもよい。この場合、前記動作制御手段は、各発光
ダイオード駆動回路装置間の輝度の差に基づき設定され
た装置間輝度調整データに基づき前記輝度制御トランジ
スタをオン/オフ制御してもよい。
【0024】上述したように発光ダイオード駆動回路装
置では発光ダイオードに供給する電流の変化量が均一で
あるので、各装置間の輝度のバラツキを調整する場合に
用いられる前記装置間輝度調整データを容易に設定する
ことができる。
【0025】また、前記電位設定用トランジスタに並列
に接続される第2の輝度制御トランジスタと、前記第2
の輝度制御トランジスタをオン/オフ制御する第2の動
作制御手段とを備えてもよい。この場合、前記第2の動
作制御手段によって第2の輝度制御トランジスタをオン
/オフ制御し、前記駆動トランジスタを介して前記発光
ダイオードに流れる電流量を調整する。
【0026】ここで、前記輝度制御トランジスタと前記
第2の輝度制御トランジスタとは、互いに異なるトラン
ジスタである。例えば、前記輝度制御トランジスタがN
MOSトランジスタである場合には、前記第2の輝度制
御トランジスタはPMOSトランジスタとなり、逆に、
前記輝度制御トランジスタがPMOSトランジスタであ
る場合には、前記第2の輝度制御トランジスタはNMO
Sトランジスタとなる。
【0027】より精度よく輝度の調整を行うとともに発
光ダイオードに流れる電流の変化量を均等にするために
は、前記電流生成用トランジスタに並列に接続される輝
度制御トランジスタを増設して、調整間隔を狭小にする
ことが想定される。しかし、輝度制御トランジスタだけ
が増設されると、チップ内に構成されるトランジスタ
は、PMOSトランジスタ又はNMOSトランジスタの
いずれか一方に偏り、チップ面積が増大してしまう。
【0028】上述の構成のように、前記輝度制御トラン
ジスタと互いに異なる第2の輝度制御トランジスタを電
位設定用トランジスタに並列に接続し、第2の動作制御
手段が前記第2の輝度制御トランジスタを制御するとき
には、発光ダイオードに流れる電流の変化量を均等にす
ることはできないが、より調整間隔を狭小にすることが
できるので精度よく輝度の調整を行うことができるとと
もにチップ面積の増大を防止することができる。また、
上述の構成において、電流生成用トランジスタに並列に
接続される輝度制御トランジスタによる調整間隔を大き
くし、電位設定用トランジスタに並列に接続される輝度
制御トランジスタによる調整間隔を調節することで、調
整精度を低下させることなく輝度調整範囲を拡大させる
ことができる。
【0029】前記第2の輝度制御トランジスタが前記電
位設定用トランジスタに並列に複数個接続され、前記第
2の輝度制御トランジスタのトランジスタサイズは2n
(nは0,1,2,…)にてなる値に設定されてもよ
い。
【0030】前記輝度制御トランジスタ及び第2の輝度
制御トランジスタを備える発光ダイオード駆動回路装置
を複数備えてもよい。この場合、前記動作制御手段及び
第2の動作制御手段は、各発光ダイオード駆動回路装置
間の輝度の差に基づき設定された装置間輝度調整データ
に基づき前記輝度制御トランジスタ及び第2の輝度制御
トランジスタをオン/オフ制御してもよい。
【0031】また、本発明の発光ダイオード駆動回路装
置は、発光ダイオードに接続され前記発光ダイオードに
電流を流す駆動トランジスタを備える発光ダイオード駆
動手段と、電流量の異なる複数の電流を流す電流制御手
段と、前記発光ダイオードと異なる他の発光ダイオード
との間の輝度の差に基づき設定されたLED用輝度調整
データに基づき前記電流制御手段に流れる複数の電流か
ら1つの電流を選択する選択手段と、を備え、前記選択
手段が選択した電流に基づき前記駆動トランジスタを介
して前記発光ダイオードに流す電流量を調整することを
特徴とする。
【0032】上述の構成によれば、電流制御手段は電流
量の異なる複数の電流を流し、選択手段は、LED用輝
度調整データに基づき前記複数の電流のうち1つの電流
を選択し、駆動トランジスタを介して発光ダイオードに
流れる電流は前記選択手段に選択された電流に基づき調
整される。従って、各発光ダイオード間の輝度のバラツ
キを無くすことができるので、印字品質をより向上させ
ることができる。また、従来技術のように、発光ダイオ
ードごとに複数の駆動トランジスタを設けることがない
ので、設けられる発光ダイオードの数が多くなっても回
路規模が増大することがない。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明のLED駆動回路装置に係
る実施の形態について図を用いつつ、以下に説明する。
【0034】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係るLED駆動回路装置を備えるLE
DアレイヘッドのLED駆動部分の概略的な構成を示し
た回路図である。本発明の第1の実施の形態に係るLE
D駆動回路装置は、図5に示すLEDアレイヘッドにお
ける従来のLED駆動回路装置の輝度制御回路20−1
が図1に示す本発明の特徴部分である輝度制御回路50
に置き換えられたものである。従って、本発明の第1の
実施の形態に係るLED駆動回路装置を備えるLEDア
レイヘッドには、輝度制御回路50を備えるLED駆動
回路装置がLEDアレイチップ41−1〜41−nにそ
れぞれ接続される。なお、従来技術と同様の構成には、
同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0035】輝度制御回路50は、電源8(電源電圧V
ccとする)と接地との間に、抵抗R(抵抗値はrとす
る)と、NMOSトランジスタNTr1とが接続され
る。NMOSトランジスタNTr1について、ドレイン
が抵抗Rを介して電源8に接続され、ソースが接地され
る。このNMOSトランジスタNTr1のゲートは、−
端子に基準電圧(Vref)が与えられ+端子に前記N
MOSトランジスタNTr1のドレインが接続されるオ
ペレーションアンプ51の出力側に接続される。このオ
ペレーションアンプ51は、前記抵抗RとNMOSトラ
ンジスタNTr1の接続点の電位が基準電圧(Vre
f)に等しくなるようにNMOSトランジスタNTr1
のゲートに印加する電圧を制御する。即ち、オペレーシ
ョンアンプ51、NMOSトランジスタNTr1、抵抗
R、及び電源8は定電流源を構成する。これによって、
抵抗Rに流れる電流I1は、(Vcc−Vref)/r
の定電流となる。
【0036】また、このNMOSトランジスタNTr1
のゲートには、電流生成用トランジスタであるNMOS
トランジスタNTr2のゲートが接続され、NMOSト
ランジスタNTr1とNMOSトランジスタNTr2と
はカレントミラー回路を構成する。従って、NMOSト
ランジスタNTr2は、定電流源によって流れる電流に
関連して電流を流す。即ち、定電流源を構成する抵抗R
1に電流I1が流れると、NMOSトランジスタNTr
2は電流を流す。このNMOSトランジスタNTr2の
ソースは接地され、NMOSトランジスタNTr2のド
レインには、電位設定用トランジスタであるPMOSト
ランジスタPTr2のドレインが接続される。このPM
OSトランジスタPTr2では、ゲートがドレイン側と
接続され、ソースが電源8と接続される。
【0037】NMOSトランジスタNTr2とPMOS
トランジスタPTr2との接続点Bから延在する信号線
57が、前記LED駆動回路40−1を構成するトラン
スミッションゲート5−1〜5−mに接続される。従っ
て、PMOSトランジスタPTr2とLED駆動回路4
0−1を構成するPMOSトランジスタ2−1〜2−m
とは、カレントミラー回路を構成し、PMOSトランジ
スタPTr2のゲートの電位がPMOSトランジスタ2
−1〜2−mのゲートに与えられる。
【0038】また、輝度制御回路50において、NMO
SトランジスタNTr2とPMOSトランジスタPTr
2との接続点Bから延在する信号線57には、輝度調整
回路52が接続される。この輝度調整回路52は、前記
PMOSトランジスタPTr2に流れる電流を調整する
ことで、PMOSトランジスタPTr2のゲートと同じ
電位がゲートに与えられるPMOSトランジスタ2−1
〜2−mを介してLED1−1〜1−mに流れる電流量
を調整する。
【0039】図2は、図1に示す輝度制御回路50が備
える輝度調整回路52の詳細な内部構成を示した回路図
である。
【0040】前記輝度調整回路52において、前記接続
点BからLED駆動回路40−1に延在する信号線57
には、輝度制御トランジスタであるNMOSトランジス
タ53−1〜53−4のドレインがそれぞれ接続され
る。これらのNMOSトランジスタ53−1〜53−4
のソースは、それぞれ接地される。
【0041】また、NMOSトランジスタNTr1,N
Tr2のゲートに接続される信号線58には、トランス
ミッションゲート54−1〜54−4の入力側が接続さ
れる。これらのトランスミッションゲート54−1〜5
4−4の出力側には、NMOSトランジスタ53−1〜
53−4のゲート、及びソースが接地されるNMOSト
ランジスタ56−1〜56−4のドレインに接続され
る。前記トランスミッションゲート54−1〜54−4
とNMOSトランジスタ56−1〜56−4のゲートに
は、インバータ回路を介して調整データ入力端子55−
1〜55−4がそれぞれ接続される。即ち、上述の各ト
ランスミッションゲート54−1〜54−4と各NMO
Sトランジスタ56−1〜56−4とが、各動作制御手
段をそれぞれ構成する。
【0042】調整データ入力端子25−1〜25−4に
は、図5に示すように、この実施の形態においては4ビ
ットの装置間用輝度調整データをラッチする輝度制御用
ラッチ回路42−1が接続される。そして、装置間用輝
度調整データは、1ビットごとに各調整データ入力端子
25−1〜25−4に与えられる。トランスミッション
ゲート54−1〜54−4及びNMOSトランジスタ5
6−1〜56−4は、装置間用輝度調整データに基づき
オン/オフ動作して、前記NMOSトランジスタ53−
1〜53−4をオン/オフさせる。
【0043】上述のように、輝度制御回路50におい
て、NMOSトランジスタ53−1〜53−4は、NM
OSトランジスタNTr2に並列に接続され、NMOS
トランジスタNTr2及びNMOSトランジスタ53−
1〜53−4は、NMOSトランジスタNTr1とカレ
ントミラー回路を構成する。これらのNMOSトランジ
スタ53−1〜53−4、NMOSトランジスタNTr
2、及びNMOSトランジスタNTr1は、トランジス
タサイズの比が1:5:5となるように形成される。従
って、NMOSトランジスタNTr2に流れる電流は、
NMOSトランジスタNTr1に流れる電流I1とな
り、各NMOSトランジスタ53−1〜53−4に流れ
る電流は(1/5)×I1となる。このため、PMOS
トランジスタPTr2には、NMOSトランジスタNT
r2に流れる電流I1と各NMOSトランジスタ53−
1〜53−4に流れる電流とを合わせた電流I2が流れ
る。即ち、PMOSトランジスタPTr2のゲートの電
位には、NMOSトランジスタNTr2に流れる電流I
1と各NMOSトランジスタ53−1〜53−4に流れ
る電流とが影響する。
【0044】また、PMOSトランジスタPTr2と、
LED駆動回路40−1のPMOSトランジスタ2−1
〜2−mとのトランジスタ比は1:1となるように形成
される。従って、PMOSトランジスタPTr2のゲー
トの電位がPMOSトランジスタ2−1〜2−mのゲー
トに与えられると、PMOSトランジスタ2−1〜2−
mには、PMOSトランジスタPTr2に流れる電流I
2と、同一の電流が流れる。
【0045】次に、輝度制御回路50の輝度調整動作に
ついて説明する。従来技術にて説明したように、LED
駆動回路40−1に画データが与えられる場合に、輝度
制御回路50によるLEDの輝度の調整が行われる。こ
の場合に、輝度制御回路50に与えられる前記4ビット
の装置間用輝度調整データは、図5に示す輝度制御用ラ
ッチ回路42−1にラッチされており、輝度制御用ラッ
チ回路42−1から前記輝度制御回路50の輝度調整回
路52の調整データ入力端子55−1〜55−4にそれ
ぞれ1ビットずつ与えられる。そして、この装置間用輝
度調整データに基づいて各NMOSトランジスタ53−
1〜53−4がオン/オフする。
【0046】輝度調整回路52を構成するNMOSトラ
ンジスタ53−1〜53−4の全てをOFFする装置間
用輝度調整データが与えられると、NMOSトランジス
タ53−1〜53−4は全てOFF状態となる。従っ
て、PMOSトランジスタPTr2に流れる電流I2は
NMOSトランジスタNTr2に流れる電流I1とな
り、PMOSトランジスタPTr2のゲートの電位が与
えられるPMOSトランジスタ2−1〜2−mには電流
I1が流れ、この電流I1がLED用出力端子DRV1
〜DRVmから出力される。
【0047】また、NMOSトランジスタ53−1だけ
をONする装置間用輝度調整データが与えられると、N
MOSトランジスタ53−1だけがON状態となる。従
って、NMOSトランジスタNTr2にはNMOSトラ
ンジスタNTr1に流れる電流I1と同じ大きさの電流
が流れ、NMOSトランジスタ53−1には(1/5)
×I1と同じ大きさの電流が流れる。このため、PMO
SトランジスタPTr2を流れる電流I2は、{1+
(1/5)}×I1の計算により、電流(6/5)×I
1となり、PMOSトランジスタPTr2のゲートの電
位と同じ電位がゲートに与えられるPMOSトランジス
タ2−1〜2−mには(6/5)×I1と同じ大きさの
電流が流れる。
【0048】上述のように、NMOSトランジスタ53
−1、及びNMOSトランジスタ53−2をONする装
置間用輝度調整データが与えられると、PMOSトラン
ジスタ53−1、及びPMOSトランジスタ53−2が
ON状態となる。従って、PMOSトランジスタPTr
2を流れる電流I2は、{1+(2/5)}×I1の計
算より、電流(7/5)×I1となる。このため、PM
OSトランジスタ2−1〜2−mには(7/5)×I1
と同じ電流が流れる。また、NMOSトランジスタ53
−1、NMOSトランジスタ53−2、及びNMOSト
ランジスタ53−2をONする装置間用輝度調整データ
が与えられると、NMOSトランジスタ53−1、NM
OSトランジスタ53−2、及びNMOSトランジスタ
53−3がON状態となる。従って、PMOSトランジ
スタPTr2を流れる電流I2は、{1+(3/5)}
×I1の計算より、電流(8/5)×I1となる。この
ため、PMOSトランジスタ2−1〜2−mには(8/
5)×I1と同じ電流が流れる。全てのNMOSトラン
ジスタ53−1〜53−4をONする装置間用輝度調整
データが与えられると、全てのPMOSトランジスタ5
3−1〜53−4がON状態となる。従って、PMOS
トランジスタPTr2を流れる電流I2は、{1+(4
/5)}×I1の計算より、電流(9/5)×I1とな
る。このため、PMOSトランジスタ2−1〜2−mに
は(9/5)×I1と同じ電流が流れる。
【0049】上述のように、本実施の形態では、輝度調
整回路52を構成するNMOSトランジスタ53−1〜
53−4をNMOSトランジスタNTr2と並列に接続
し、NMOSトランジスタ53−1〜53−4をオン/
オフ制御して、PMOSトランジスタPTr2に流れる
電流I2を変化させる。従って、PMOSトランジスタ
PTr2に流れる電流I2は、ON状態となるNMOS
トランジスタ53−1〜53−4が1個増加するごと
に、I1,(6/5)×I1,(7/5)×I1,(8
/5)×I1,(9/5)×I1のように(1/5)×
I1ずつ増加する。PMOSトランジスタPTr2のゲ
ートの電位と同じ電位が与えられるPMOSトランジス
タ2−1〜2−mを介して流れる電流も、PMOSトラ
ンジスタPTr2に流れる電流I2と同じように変化す
るので、ON状態となるNMOSトランジスタ53−1
〜53−4が1個増加するたびに均等に変化する。これ
によって、輝度の調整するために製造時の検査のデータ
に基づいて予め設定される装置間用輝度調整データを容
易に設定することができる。
【0050】なお、上述の第1の実施の形態におけるN
MOSトランジスタNTr1、NMOSトランジスタN
Tr2、及びNMOSトランジスタ53−1〜53−4
のトランジスタサイズを16:16:1:2:4:8に
形成してもよい。例えば、NMOSトランジスタ53−
1だけをONすると、PMOSトランジスタPTr2及
びPMOSトランジスタ2−1〜2−mには(17/1
6)×I1の電流が流れ、NMOSトランジスタ53−
1とNMOSトランジスタ53−3とをONすると、P
MOSトランジスタPTr2及びPMOSトランジスタ
2−1〜2−mには(21/16)×I1の電流が流れ
る。このようにNMOSトランジスタ53−1〜53−
4のトランジスタサイズを2n (nは1,2,3,…)
に設定することで、輝度の調整を16段階にすることが
できるので、輝度の調整をより精度よく行うことができ
る。また、変化量が均等になるので、装置間用輝度調整
データをより容易に設定することができる。
【0051】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態に係るLED駆動回路装置を構成する輝
度制御回路60を示す回路図である。本実施の形態の輝
度制御回路60では、第1の実施の形態に示す輝度制御
回路50のPMOSトランジスタPTr2に第2の輝度
制御トランジスタであるPMOSトランジスタ61−1
〜61−4を並列に接続した構成であり、NMOSトラ
ンジスタ53−1〜53−4のオン/オフ制御に加え
て、接続されたPMOSトランジスタ61−1〜61−
4のオン/オフ制御も行い、より精密な輝度調整を行
う。なお、第1の実施の形態と同様の構成には、同一の
符号を付して説明を省略する。従来技術と同様の構成に
は、同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0052】第2の実施の形態に係るLED駆動回路装
置を構成する輝度制御回路60において、PMOSトラ
ンジスタPTr2とNMOSトランジスタNTr2との
接続点BからLED駆動回路40−1に延在する信号線
57には、PMOSトランジスタ61−1〜61−4の
ドレインがそれぞれ接続される。これらのPMOSトラ
ンジスタ61−1〜61−4のソースは電源8に接続さ
れる。即ち、PMOSトランジスタ61−1〜61−4
は、前記PMOSトランジスタPTr2と並列に接続さ
れる。
【0053】また、前記信号線57には、トランスミッ
ションゲート62−1〜62−4の入力側が接続され
る。このトランスミッションゲート62−1〜62−4
の出力側には、PMOSトランジスタ61−1〜61−
4のゲートが接続されるとともに、電源8にソースが接
続されるPMOSトランジスタ64−1〜64−4のド
レインが接続される。また、トランスミッションゲート
62−1〜62−4とPMOSトランジスタ64−1〜
64−4のゲートには、調整データ入力端子63−1〜
63−4がそれぞれ接続される。即ち、各トランスミッ
ションゲート62−1〜62−4と各PMOSトランジ
スタ64−1〜64−4とが、各第2の動作制御手段を
それぞれ構成する。
【0054】調整データ入力端子63−1〜63−4に
は、この実施の形態においては8ビットの装置間用輝度
調整データをラッチする輝度制御用ラッチ回路42−1
が接続される。そして、調整データ入力端子63−1〜
63−4は、8ビットの装置間用輝度調整データ内の4
ビットの装置間用輝度調整データが与えられる。残余の
4ビットの装置間輝度調整データは、調整データ入力端
子55−1〜55−4に与えられる。トランスミッショ
ンゲート62−1〜62−4とPMOSトランジスタ6
4−1〜64−4とは、前記4ビットの装置間用輝度調
整データに基づきオン/オフ動作することで、前記PM
OSトランジスタ61−1〜61−4をオン/オフさせ
る。
【0055】また、PMOSトランジスタ2−1〜2−
m、PMOSトランジスタPTr2、及びPMOSトラ
ンジスタ61−1〜61−4のトランジスタサイズは、
5:5:1に形成される。従って、PMOSトランジス
タ61−1〜61−4には、PMOSトランジスタPT
r2に流れる電流I2の(1/5)×I2の電流が流れ
る。
【0056】上述の構成によって、第1の実施の形態に
て説明したNMOSトランジスタ53−1〜53−4に
よる制御に加えて、PMOSトランジスタ61−1〜6
1−4による制御がなされる。この場合、PMOSトラ
ンジスタ2−1〜2−mには、NMOSトランジスタ5
3−1〜53−4の制御によってPMOSトランジスタ
PTr2に流れる電流I2と同じ大きさの電流が流れる
とともに、ON状態となるPMOSトランジスタ61−
1〜61−4が1個増加するごとに、PMOSトランジ
スタ2−1〜2−mに流れる電流は、(5/6)×I
2,(5/7)×I2,(5/8)×I2,(5/9)
×I2と変化する。
【0057】上述のように、第1の実施の形態にて説明
したNMOSトランジスタ53−1〜53−4による調
整に加えて、PMOSトランジスタ61−1〜61−4
による調整を行うことで、より調整間隔を狭小にするこ
とができるので精密な輝度の調整を行うことができる。
また、NMOSトランジスタ53−1〜53−4による
調整間隔を大きくし、PMOSトランジスタ61−1〜
61−4による調整間隔を調節することで、調整の精度
を低減させることなく輝度調整範囲を拡大させることが
できる。さらに、第1の実施の形態にて構成されたNM
OSトランジスタ53−1〜53−4に加えて、PMO
Sトランジスタ61−1〜61−4を設けるので、チッ
プ内に形成されるトランジスタの数がNMOSトランジ
スタに偏らない。これによって、NMOSトランジスタ
を増設してより精密な輝度の調整を行うよりも、チップ
面積の増大を防止することができる。
【0058】また、上述のように、NMOSトランジス
タNTr1、NMOSトランジスタNTr2、及びNM
OSトランジスタ53−1〜53−4のトランジスタサ
イズを16:16:1:2:4:8に形成するととも
に、PMOSトランジスタ2−1〜2−m、PMOSト
ランジスタPTr2、及びPMOSトランジスタ61−
1〜61−4のトランジスタサイズを16:16:1:
2:4:8に形成してもよい。このように各トランジス
タサイズを設定することで、256段階に制御すること
ができるので、より精密な輝度の調整を行うことができ
るとともに、輝度調整範囲を拡大させることができる。
【0059】(第3の実施の形態)図4は、本発明の第
3の実施の形態に係るLED駆動回路装置を構成する輝
度制御回路を示す回路図である。第1及び第2の実施の
形態では、チップ間の輝度を調整できるLED駆動回路
装置を示した。本実施の形態では各LED毎に輝度調整
できるLED駆動回路装置を示す。なお、第1の実施の
形態と同様の構成には、同一の符号を付して説明を省略
する。
【0060】本実施の形態のLED駆動回路装置の輝度
制御回路69について、NMOSトランジスタNTr1
のゲートに接続される信号線80には、NMOSトラン
ジスタ70及びNMOSトランジスタ71のゲートが接
続される。NMOSトランジスタ70及びNMOSトラ
ンジスタ71のソースは、接地される。従って、NMO
Sトランジスタ70及びNMOSトランジスタ71のゲ
ートには、NMOSトランジスタNTr1のゲートの電
位と同一の電位が与えられ、前記NMOSトランジスタ
NTr1とNMOSトランジスタ70及びNMOSトラ
ンジスタ71とでカレントミラー回路が形成される。
【0061】これらのNMOSトランジスタNTr1、
NMOSトランジスタ70、及びNMOSトランジスタ
71のトランジスタサイズの比は、例えば、1:2:3
に設定される。従って、NMOSトランジスタNTr1
に電流I1が流れると、NMOSトランジスタ70は2
×I1の電流I3を流し、NMOSトランジスタ71
は、3×I1の電流I4を流す。
【0062】前記NMOSトランジスタ70のドレイン
には、ソースが電源8に接続され、ゲートがドレイン側
に接続されるPMOSトランジスタ74のドレインが接
続される。このNMOSトランジスタ70とPMOSト
ランジスタ74との接続点C1から延在する信号線81
は、トランスミッションゲート76−1〜76−mの入
力側に接続される。このトランスミッションゲート76
−1〜76−mの出力側は、LED駆動回路40−1の
各PMOSトランジスタ2−1〜2−mのゲートに接続
される。
【0063】また、前記NMOSトランジスタ71のド
レインには,ソースが電源8に接続され、ゲートがドレ
イン側に接続されるPMOSトランジスタ75のドレイ
ンが接続される。このNMOSトランジスタ71とPM
OSトランジスタ75との接続点C2から延在する信号
線82は、トランスミッションゲート77−1〜77−
mの入力側に接続される。このトランスミッションゲー
ト77−1〜77−mの出力側は、LED駆動回路40
−1の各PMOSトランジスタ2−1〜2−mのゲート
に接続される。
【0064】前記PMOSトランジスタ74,75はN
MOSトランジスタ70,71に直列にそれぞれ接続さ
れ、PMOSトランジスタ74,75及びNMOSトラ
ンジスタ70,71は電流制御手段を構成する。この電
流制御手段において、PMOSトランジスタ74にはN
MOSトランジスタ70に流れる電流I3が流れ、PM
OSトランジスタ75にはNMOSトランジスタ71に
流れる電流I4が流れる。そして、前記電流I3,I4
に基づき設定されるPMOSトランジスタ74,75の
ゲートの電位がトランスミッションゲート77−1〜7
7−m又はトランスミッションゲート76−1〜76−
mを介して各PMOSトランジスタ2−1〜2−mのゲ
ートに与えられる。
【0065】前記トランスミッションゲート76−1〜
76−mとトランスミッションゲート77−1〜77−
mとは、選択手段を構成し、調整データ入力端子79−
1〜79−mから入力されるLED用輝度調整データに
従って動作し、一方が導通するときは他方が遮断するよ
うに構成される。このLED用輝度調整データは、LE
Dアレイヘッドが製造された時点での検査に基づき各L
ED1−1〜1−mの輝度についての基準値からの誤差
を測定し、その測定結果に基づき各LED1−1〜1−
mの間における輝度のバラツキが無くなるように設定さ
れる。
【0066】例えば、調整データ入力端子79−1にハ
イレベルのLED用輝度調整データが与えられた場合
は、トランスミッションゲート77−1が導通し、トラ
ンスミッションゲート76−1が遮断する。そして、L
ED駆動回路40−1のPMOSトランジスタ2−1の
ゲートにトランジスタ75のゲートの電位が与えられ、
PMOSトランジスタ2−1に3×I1を示す電流I4
が流れる。一方、調整データ入力端子79ー1にローレ
ベルのLED用輝度調整データが与えられた場合は、ト
ランスミッションゲート76−1が導通し、トランスミ
ッションゲート77−1が遮断する。そして、LED駆
動回路40−1のPMOSトランジスタ2−1のゲート
にトランジスタ74のゲートの電位が与えられ、PMO
Sトランジスタ2−1に2×I1を示す電流I3が流れ
る。
【0067】上述の第3の実施の形態では、PMOSト
ランジスタ2−1を介してLED1−1に流れる電流量
をLED用輝度調整データに基づき調整するように他の
LED1−2〜1−mに流れる電流量も調整すること
で、各LED1−1〜1−mの輝度のバラツキを無くす
ことができる。この第3の実施の形態では、従来技術の
ように1つのLEDに対して、複数のトランジスタを設
ける必要はない。従って、各LED1−1〜1−m及び
LED駆動回路40−1のPMOSトランジスタ2−1
〜2−mが増加しても、トランスミッションゲート76
−1〜76−mとトランスミッションゲート77−1〜
77−mを増設するだけであるので、従来技術のように
回路規模が増大することがない。このため、LED駆動
回路装置のチップ面積の増大を防止できる。
【0068】なお、上述の第1の実施の形態の輝度制御
回路50では、4ビットの装置間用輝度調整データが与
えられるので、輝度制御トランジスタとしてNMOSト
ランジスタ4つ有する。第2の実施の形態の輝度制御回
路50では、8ビットの装置間用輝度調整データが与え
られるので、輝度制御トランジスタとしてNMOSトラ
ンジスタ4つと、第2の輝度制御トランジスタとしてP
MOSトランジスタ4つとを有する。しかし、輝度制御
トランジスタ及び第2の輝度制御トランジスタの個数
は、上述の個数に限定されず、与えられる装置間用輝度
調整データに基づき決定する。
【0069】また、第3の実施の形態では、2種類の大
きさの電流を生成する構成であるが種類数はこれに限定
されない。
【0070】また、上述の第1の実施の形態乃至第3の
実施の形態で説明したトランジスタのトランジスタサイ
ズは、上述のトランジスタサイズに限定されない。
【0071】さらに、第1又は第2の実施の形態では、
輝度トランジスタとしてNMOSトランジスタを形成
し、第2の輝度トランジスタとしてPMOSトランジス
タを形成したが、他の構成に併せて輝度トランジスタを
PMOSトランジスタとし、第2の輝度トランジスタを
NMOSトランジスタとしてもよい。
【0072】
【発明の効果】上述の発明によれば、電流生成用トラン
ジスタに並列に接続される輝度制御トランジスタをON
することで、前記電位設定用トランジスタに流れる電流
は、輝度制御トランジスタに流れる電流分だけ変化す
る。従って、ON状態になる輝度制御トランジスタが1
つ増加するたびに、前記電位設定用トランジスタに流れ
る電流は均等に変化する。このため、輝度制御トランジ
スタのオン/オフ制御を行うことで、駆動トランジスタ
を介してLEDに流れる電流の変化量も均等にすること
ができる。
【0073】また、第2の輝度制御トランジスタを電位
設定用トランジスタに並列に接続することで、より調整
間隔を狭小にすることができるので精密な輝度の調整を
行うことができる。また、チップ内に構成されるトラン
ジスタがPMOSトランジスタ又はNMOSトランジス
タのいずれか一方に偏らないようにすることができるの
で、チップ面積の増大を防止することができる。さら
に、輝度制御トランジスタによる調整間隔を大きくし、
第2の輝度制御トランジスタの調整間隔を調節すること
で、調整の精度を低減させることなく輝度調整範囲を拡
大させることができる。
【0074】本発明のLED駆動回路装置を複数備える
場合、上述したようにLEDに流す電流の変化量が均一
であるので、各装置間の輝度のバラツキの調整に用いら
れる前記装置間輝度調整データを容易に設定することが
できる。
【0075】また、電流量の異なる複数の電流を流す電
流制御手段と、前記輝度調整データに基づき複数の電流
のうち1つの電流を選択する選択手段とを備え、選択さ
れた電流に基づき駆動トランジスタを介して発光ダイオ
ードに流れる電流量を調整するので、各LEDの輝度を
調整してバラツキを無くすことができるとともに、設け
られるLEDの数が増加しても回路規模の増大は防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るLED駆動回
路装置のLED駆動部分の概略的な構成を示した回路図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るLED駆動回
路装置の輝度制御回路の内部構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るLED駆動回
路装置の輝度制御回路の内部構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るLED駆動回
路装置の輝度制御回路の内部構成を示す回路図である。
【図5】従来技術の輝度制御回路を備えるLEDアレイ
ヘッドの構成を概略的に示すブロック図である。
【図6】図5に示す輝度制御回路に制御されるLEDア
レイチップ及びLED駆動回路の構成を示す回路図であ
る。
【図7】図5に示す輝度制御回路の内部構成を示す回路
図である。
【符号の説明】 2−1〜2−m PMOSトランジスタ 40−1 LED駆動回路 50 輝度制御回路 51 オペレーションアンプ 52 輝度調整回路 53−1〜53−4 NMOSトランジスタ 54−1〜54−4 トランスミッションゲート 61−1〜61−4 PMOSトランジスタ 62−1〜62−4 トランスミッションゲート 70,71 NMOSトランジスタ 74,75 PMOSトランジスタ 76−1〜76−m,77−1〜77−m トランスミ
ッションゲート NTr1,NTr2 NMOSトランジスタ PTr2 PMOSトランジスタ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光ダイオードに接続され前記発光ダイ
    オードに電流を流す駆動トランジスタを備える発光ダイ
    オード駆動手段と、前記駆動トランジスタとカレントミ
    ラー回路を構成する電位設定用トランジスタと、前記電
    位設定用トランジスタと直列に接続され所定の電流を流
    す電流生成用トランジスタと、前記電流生成用トランジ
    スタに並列に接続される輝度制御トランジスタと、前記
    輝度制御トランジスタをオン/オフ制御する動作制御手
    段と、を備え、 前記動作制御手段によって前記輝度制御トランジスタを
    オン/オフ制御し、前記電位設定用トランジスタに流れ
    る電流を変化させて、前記駆動トランジスタを介して前
    記発光ダイオードに流れる電流量を調整することを特徴
    とする発光ダイオード駆動回路装置。
  2. 【請求項2】 前記輝度制御トランジスタが前記電流生
    成用トランジスタに並列に複数個接続され、前記輝度制
    御トランジスタのトランジスタサイズは、2 n (nは
    0,1,2,…)にてなる値に設定されることを特徴と
    する請求項1に記載の発光ダイオード駆動回路装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の発光ダイオード
    駆動回路装置を複数備え、 前記動作制御手段は、各発光ダイオード駆動回路装置間
    の輝度の差に基づき設定された装置間輝度調整データに
    基づき前記輝度制御トランジスタをオン/オフ制御する
    ことを特徴とする発光ダイオード駆動回路装置。
  4. 【請求項4】 前記電位設定用トランジスタに並列に接
    続される第2の輝度制御トランジスタと、前記第2の輝
    度制御トランジスタをオン/オフ制御する第2の動作制
    御手段とを備え、 前記第2の動作制御手段によって第2の輝度制御トラン
    ジスタをオン/オフ制御し、前記駆動トランジスタを介
    して前記発光ダイオードに流れる電流量を調整すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の発光ダイオード駆
    動回路装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の輝度制御トランジスタが前記
    電位設定用トランジスタに並列に複数個接続され、前記
    第2の輝度制御トランジスタのトランジスタサイズは2
    n (nは0,1,2,…)にてなる値に設定されること
    を特徴とする請求項4に記載の発光ダイオード駆動回路
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5の発光ダイオード
    駆動回路装置を複数備え、 前記動作制御手段及び第2の動作制御手段は、各発光ダ
    イオード駆動回路装置間の輝度の差に基づき設定された
    装置間輝度調整データに基づき前記輝度制御トランジス
    タ及び第2の輝度制御トランジスタをオン/オフ制御す
    ることを特徴とする発光ダイオード駆動回路装置。
  7. 【請求項7】 発光ダイオードに接続され前記発光ダイ
    オードに電流を流す駆動トランジスタを備える発光ダイ
    オード駆動手段と、電流量の異なる複数の電流を流す電
    流制御手段と、前記発光ダイオードと異なる他の発光ダ
    イオードとの間の輝度の差に基づき設定されたLED用
    輝度調整データに基づき前記電流制御手段に流れる複数
    の電流から1つの電流を選択する選択手段と、を備え、 前記選択手段が選択した電流に基づき前記駆動トランジ
    スタを介して前記発光ダイオードに流す電流量を調整す
    ることを特徴とする発光ダイオード駆動回路装置。
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