JPH0969650A - 自己走査型ledアレー - Google Patents

自己走査型ledアレー

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Publication number
JPH0969650A
JPH0969650A JP22553595A JP22553595A JPH0969650A JP H0969650 A JPH0969650 A JP H0969650A JP 22553595 A JP22553595 A JP 22553595A JP 22553595 A JP22553595 A JP 22553595A JP H0969650 A JPH0969650 A JP H0969650A
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JP
Japan
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voltage
light emitting
thyristor
pulse
emitting thyristor
Prior art date
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Application number
JP22553595A
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English (en)
Inventor
Shigeo Hatake
茂雄 畠
Toshihiko Otsubo
俊彦 大坪
Mitsuru Amimoto
満 網本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光サイリスタの発光量の変動に伴う画像品質
の悪化を防止する。 【解決手段】パルス発生回路111により画像データに
対応したパルスがトランジスタ112のベースに与えら
れると、抵抗113及び容量114を介してパルス電圧
が出力される。すると、該パルス電圧のピーク値は、サ
ンプルホールド回路131にてホールドされ、抵抗13
2,133によって抵抗分割される。そして、オペアン
プ135は、このピーク値と基準電圧値(Vref)と
を比較した上でその差に応じた電圧を出力し、トランジ
スタ138,139を駆動する。これにより、発光用サ
イリスタ(不図示)に与えるバイアス電圧(−Vcc)
が制御され、発光用サイリスタの発光量の変動が防止さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、記録
媒体上に画像を形成するための自己走査型LEDアレー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自己走査型LEDアレー(以
下、“SLED”とする)は、特開平1−238962
号公報、特開平2−208067号公報、特開平2−2
12170号公報、特開平3−20457号公報、特開
平3−194978号公報、特開平4−5872号公
報、特開平4−23367号公報、特開平4−2965
79号公報、特開平5−84971号公報、“駆動回路
を集積した光プリンタ用発光素子アレイの提案(ジャパ
ンハードコピー’91 A−17)”、及び“PNPN
サイリスタ構造を用いた自己走査型発光素子の提案(電
子情報通信学会 ’90.3.5)”等で紹介されてい
る。そして、このSLEDは記録用発光素子として注目
されている。
【0003】図1は、SLEDの一例を示した回路図で
あるが、かかるSLED100は、アレー状に配列され
た複数の転送用サイリスタ1′,2′,3′,…と、同
じくアレー状に配列された複数の発光用サイリスタ1,
2,3,…とを備えている。また、このSLED100
は信号線φSと電源線VGAとを備えており、信号線φ
Sには、複数のダイオード11,12,13,…がカス
ケード接続されると共にスタートパルスが入力されるよ
うになっている。なお、これらのダイオード11,…の
順方向電圧降下は1.3V程度である。
【0004】そして、これらの信号線φSと電源線VG
Aとの間には、多数の抵抗21,22,23,24,…
が並列に接続されており、信号線φSと抵抗21,…と
の接続点a,b,c,d,e,…には、転送用サイリス
タ1′,…及び発光用サイリスタ1,…の各ゲートがそ
れぞれ接続されている。
【0005】一方、このSLED100は3本の信号線
φ1,φ2,φIを備えており、このうち2本の信号線
φ1,φ2には、転送用サイリスタ1′,…のカソード
が交互に接続され、他の信号線φIには発光用サイリス
タ1,…のカソードが接続されている。そして、これら
の発光用サイリスタ1,…でLEDを駆動するようにな
っている。
【0006】なお、上述した信号線φS,φ1,φ2、
電源線VGA、ダイオード11,…、抵抗21,…、転
送用サイリスタ1′,…によってゲート信号発生手段A
が構成されており、このゲート信号発生手段Aによって
発光用サイリスタ1,…のゲートにゲート信号を印加す
るようになっている。
【0007】なお、図2は、SLED100を駆動する
コントロール信号の波形を示した波形図であるが、上述
した信号線φS、φ1、φ2、φIには、図示のような
パルス信号が図示のタイミングで印加されるようになっ
ている。
【0008】次に、このSLED100の動作について
説明する。
【0009】いま、φSが−3Vのとき、転送用サイリ
スタ1′,2′のゲート電位はいずれも−3Vである。
【0010】そして、このφSが−3Vから0Vに変化
すると、a点の電位Vaは0Vとなり、b点の電位Vb
はダイオード11の順方向電圧降下によって−1.3V
となり、c点の電位Vcはダイオード12の順方向電圧
降下によって−2.6Vとなり、d点以降の電位は−3
Vとなる。そのため、転送用サイリスタ1′,2′のゲ
ート電位は−3Vから0V,−1.3Vに変化する。こ
の状態でφ1を0Vから−3Vに変化させると、転送用
サイリスタ1′のカソード電位は−3Vになる。ここ
で、ゲート電位は0Vであるため、1番目の転送用サイ
リスタ1′はONになる。なお、この状態でφSが−3
Vに戻っても、サイリスタ1′はONであるためアノー
ド電位とカソード電位とがほぼ等しく、Vaは0Vに保
たれる。その結果、転送用サイリスタ1′はON状態を
維持し、1番目のシフト動作が完了する。
【0011】そして、この状態でφI信号が0Vから−
3Vに変化すると、発光用サイリスタ1のカソード電位
は−3Vになる。ここで、この発光用サイリスタ1のゲ
ート電位は0Vであるため、発光用サイリスタ1はON
になり、1番目のLEDが点灯する。
【0012】なお、φI信号が−3Vから0Vに変化す
ると、発光用サイリスタ1のカソード電位は0Vにな
り、アノード−カソード間の電位差が無くなりサイリス
タの最低保持電流を流せなくなるため、発光用サイリス
タ1はOFFになりLEDは消灯される。
【0013】ところで、上述のように発光用サイリスタ
1がOFFにされても、φ1は−3Vのままなので転送
用サイリスタ1′はONのままであり、転送用サイリス
タ1′のゲート電圧Vaは0Vのままである。したがっ
て、b点の電位Vbは順方向電圧降下によって−1.3
Vとなり、2番目の転送用サイリスタ2′のゲート電位
は−1.3Vとなる。そして、φ2が0Vから−3Vに
変化されると、転送用サイリスタ2′のカソード電位は
−3Vになり、転送用サイリスタ2′はONになる。
【0014】その後、φ1を−3Vから0Vに変化させ
ると、転送用サイリスタ1′のカソード電位は0Vにな
り、アノード−カソード間の電位差が無くなりサイリス
タの最低保持電流を流せなくなるため、この転送用サイ
リスタ1′はOFFになる。したがって、ON状態にあ
る転送用サイリスタは、1番目の転送用サイリスタ1′
から2番目の転送用サイリスタ2′に移行される。
【0015】そして、この状態でφI信号が再び0Vか
ら−3Vに変化すると、2番目の発光用サイリスタ2の
カソード電位は−3Vになる。ここで、この発光用サイ
リスタ2のゲート電位は0Vであるため、発光用サイリ
スタ2はONになり、2番目のLEDが点灯する。
【0016】なお、この場合、1番目の発光用サイリス
タ1のカソード電位も−3Vになるが、1番目の転送用
サイリスタ1′はOFFであることから、1番目の発光
用サイリスタ1のゲート電位は−3Vとなり、カソード
電位とゲート電位との間に電位差がないため、1番目の
発光用サイリスタ1はONにはならない。また、3番目
の発光用サイリスタ3のカソード電位は、2番目の発光
用サイリスタ2がONになっていることから電圧降下し
て−1.6Vとなり、該サイリスタ3はONとはならな
い。つまり、このSLED100は、転送用サイリスタ
1′,…と発光用サイリスタ1とが1対1に対応する
が、対応する転送用サイリスタがON状態にある発光用
サイリスタのみがONとなる。
【0017】次に、信号線φI、すなわち発光用サイリ
スタ1,…のカソードにパルス信号を印加する第1のカ
ソード信号発生手段としてのドライブ回路110(以
下、“LED発光ドライバー110”とする)につい
て、図3に沿って説明する。
【0018】このLED発光ドライバー110は、パル
ス発生回路111、トランジスタ112、抵抗113、
及び容量114によって構成されるパルス電圧発生部を
有しており、パルス発生回路111の信号によりトラン
ジスタ112が駆動され、抵抗113及び容量114を
介して、図2に示すパルス電圧が出力されるようになっ
ている。なお、図中の−Vccは、発光用サイリスタを
発光させるためのバイアス電圧である。また、発光用サ
イリスタ1,…に供給される電流量は、このLED発光
ドライバー110の抵抗113によって規定される。
【0019】なお、上述した発光用サイリスタ1,…
は、ゲート信号発生手段Aにより印加されたゲート信号
と、LED発光ドライバー110により印加されたカソ
ード信号との組み合わせにより、適宜ONされることと
なる。
【0020】次に、信号線φ1及びφ2を介して転送用
サイリスタ1′,…のカソードにパルス信号を印加す
る、第2のカソード信号発生手段としてのドライブ回路
120(以下、“転送用LEDドライバー120”とす
る)について、図4に沿って説明する。
【0021】この転送用LEDドライバー120は、パ
ルス発生回路121、トランジスタ122、抵抗12
3、及び容量124により構成されたパルス電圧発生部
を有しており、パルス発生回路121の信号によりトラ
ンジスタ122が駆動され、抵抗123及び容量124
を介して、図2に示すパルス電圧が出力されるようにな
っている。また、トランジスタ122には電源回路12
5が接続されており、転送用サイリスタ1′,…を発光
させるためのバイアス電圧−Vccを供給するようにな
っている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のLE
D発光ドライバー110では、発光用サイリスタ1,…
に常に一定の電流値を流そうとしても発光用サイリスタ
1,…のカソードコンダクタンスや、半導体内部のキャ
リア濃度や、モビリティー等の変動によって電流値も変
動し、発光用サイリスタ1,…の発光量にバラツキがあ
った。このため、このSLED100によって記録媒体
に形成される画像にも濃淡が生じ、画像品質を悪化させ
ていた。
【0023】また、従来の転送用LEDドライバー12
0では、信号線φ1とφ2との間のパルスタイミングに
ずれが生じたり、パルス波形の立ち下がり時間のばらつ
き等が生じてしまうことがあり、その場合には、転送用
サイリスタ1′,…に電流が流れず、転送動作が正常に
行なわれないという問題があった。しかも、従来の転送
用LEDドライバー120では、このような転送異常を
検出したり、正常な状態に復帰させることができなかっ
た。
【0024】そこで、本発明は、発光用サイリスタの発
光量の変動に伴う画像品質の悪化を防止する自己走査型
LEDアレーを提供することを目的とするものである。
【0025】また、本発明は、転送異常を検知すると共
に正常な状態に復帰させる自己走査型LEDアレーを提
供することを目的とするものである。
【0026】さらに、本発明は、転送動作が復帰しない
場合にはその旨を表示して迅速な交換を促す自己走査型
LEDアレーを提供することを目的とするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、発光用サイリスタと、該発光
用サイリスタのゲートに信号を印加するゲート信号発生
手段と、前記発光用サイリスタのカソードに信号を印加
する第1のカソード信号発生手段と、を備え、前記ゲー
ト信号発生手段により印加されたゲート信号と前記第1
のカソード信号発生手段により印加されたカソード信号
との組み合わせにより前記発光用サイリスタをONにす
る自己走査型LEDアレーにおいて、前記第1のカソー
ド信号発生手段が、パルス電圧を出力するパルス電圧発
生部と、該パルス電圧発生部の出力に応じて前記発光用
サイリスタに流れる電流を一定に制御する出力制御部
と、からなる、ことを特徴とする。
【0028】この場合、前記出力制御部が、前記発光用
サイリスタのON電圧を検知するON電圧検知部と、所
定の基準電圧を発生する基準電圧発生部と、これらON
電圧と基準電圧との差に応じたバイアス電圧を前記発光
用サイリスタに印加するバイアス電圧印加部と、を有
し、かつ、前記出力制御部により、前記発光用サイリス
タのON電圧が前記基準電圧に等しくなるように制御さ
れる、ようにすると好ましい。
【0029】また、前記出力制御部が、前記発光用サイ
リスタのON電圧を検知するON電圧検知部を有し、前
記パルス電圧発生部が、前記ON電圧検知部による検知
結果に基づき出力電流を調整する電流調整部、を有し、
かつ、前記電流調整部により、前記発光用サイリスタに
流れる電流量を一定に制御する、ようにしてもよい。こ
の場合、前記電流調整部が、並列に接続された複数の固
定抵抗と、これらの抵抗を選択的にON/OFFするス
イッチと、からなり、かつ、前記電流調整部が、前記O
N電圧検知部による検知結果に基づき前記複数の固定抵
抗を選択的にON/OFFして出力電流を調整する、よ
うにしてもよい。また、前記電流調整部が、可変抵抗
と、該可変抵抗を駆動する駆動装置と、からなり、か
つ、前記電流調整部が、前記ON電圧検知部による検知
結果に基づき前記駆動装置を駆動して出力電流を調整す
る、ようにしてもよい。
【0030】さらに、前記出力制御部が、前記発光用サ
イリスタのON電圧を検知するON電圧検知部と、該O
N電圧検知部による検知結果に基づき前記発光用サイリ
スタに供給するドライブパルスのパルス幅を調整するパ
ルス幅調整部と、からなり、かつ、前記出力制御部が、
前記発光用サイリスタのON電圧に基づき前記発光用サ
イリスタに流す電流量を一定に制御する、ようにしても
よい。
【0031】一方、前記ゲート信号発生手段が、各発光
用サイリスタにそれぞれ接続された転送用サイリスタ
と、これらの転送用サイリスタのカソードに信号を印加
する第2のカソード信号発生手段と、からなり、かつ、
これらの転送用サイリスタを選択的にONさせることに
基づき、所定の発光用サイリスタのゲートにゲート信号
を印加する、ようにしてもよい。
【0032】その場合、前記第2のカソード信号発生手
段が、パルス電圧を出力するパルス電圧発生部と、該パ
ルス電圧発生部の出力に応じて前記転送用サイリスタに
流れる電流を制御する出力制御部と、からなる、ように
してもよい。また、前記出力制御部が、前記パルス電圧
のピーク値を基準値と比較する比較器と、前記ピーク値
と前記基準値とが一致する場合に前記転送用サイリスタ
を発光させるためのバイアス電圧を一時的に増大させる
電圧制御部と、からなる、ようにしてもよい。さらに、
前記出力制御部が、前記ピーク値と前記基準値とが一致
する場合に異常信号を発生させる異常信号発生部を有す
る、ようにしてもよい。
【0033】なお、以上構成に基づき、自己走査型LE
Dアレーを駆動すると、前記ゲート信号発生手段から発
光用サイリスタのゲートにはゲート信号が印加され、前
記第1のカソード信号発生手段のパルス電圧発生部から
前記発光用サイリスタのカソードにはカソード信号とし
てのパルス電圧が印加される。そして、発光用サイリス
タは、これらゲート信号とカソード信号との組み合わせ
により適宜ONされ、その結果LEDが駆動される。こ
のとき、出力制御部は、前記パルス電圧に応じて前記発
光用サイリスタに流れる電流を一定に制御する。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。なお、図3及び図4に示す
ものと同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0035】まず、本発明の第1の実施の形態につい
て、図5及び図6に沿って説明する。
【0036】本実施の形態においては、図1に示すSL
ED100を用い、その信号線φIには、図5に示すL
ED発光ドライバー(第1のカソード信号発生手段)1
30によってパルス電圧を印加するようになっている。
なお、このパルス電圧は、図6に示すように、ピーク値
Pを有しており、このピーク値P(以下“サイリスタO
N電圧P”とする)によって発光サイリスタ1,…をO
Nさせるようになっている。また、このサイリスタON
電圧Pと抵抗113の抵抗値とから発光用サイリスタ
1,…に流れる電流値が検出される。
【0037】ところで、LED発光ドライバー130は
サンプルホールド回路(ON電圧検知部)131を備え
ており、この回路131によってサイリスタON電圧P
をホールドするようになっている(以下、ホールドされ
たサイリスタON電圧Pを“ホールド値”とする)。ま
た、このサンプルホールド回路131には、抵抗13
2,133,134及びオペアンプ135によって構成
されるエラーアンプ136が接続されており、エラーア
ンプ136には、電源(基準電圧発生部)137が接続
されて基準電圧値(Vref)が入力されるようになっ
ている。
【0038】なお、この基準電圧値(Vref)は、発
光用サイリスタに流す規定電流値(目標電流値)を規定
するためのものであり、該電圧値は抵抗113の抵抗値
から求めたものである。
【0039】さらに、このエラーアンプ136にはトラ
ンジスタ(バイアス電圧印加部)138,139が接続
されており、発光用サイリスタ1,…に与えるバイアス
電圧(−Vcc)が、ホールド値(ON電圧)と基準電
圧値との差に応じて制御されるようになっている。
【0040】つまり、本実施の形態においては、サンプ
ルホールド回路131、エラーアンプ136、及びトラ
ンジスタ138,139によって出力制御部B1 が構成
されており、この出力制御部B1 によって発光用サイリ
スタ1,…に流れる電流を一定に制御するようになって
いる。
【0041】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0042】いま、パルス発生回路111により画像デ
ータに対応したパルスがトランジスタ112のベースに
与えられると、抵抗113及び容量114を介してパル
ス電圧が出力される。そのパルス電圧は、図6に示すよ
うにサイリスタON電圧Pを有するが、このサイリスタ
ON電圧Pはサンプルホールド回路131にてホールド
され、そのホールド値は抵抗分割された上でエラーアン
プ136に入力される。
【0043】そして、オペアンプ135は、このホール
ド値と基準電圧値(Vref)とを比較した上でその差
に応じた電圧を出力し、トランジスタ138,139を
駆動する。これにより、発光用サイリスタ1,…に与え
るバイアス電圧(−Vcc)が制御され、基準電圧値
(Vref)と発光用サイリスタのON電圧Pとが同じ
電圧値になるようにリアルタイムで制御される。その結
果、発光用サイリスタ1,…には常に一定の電流が流さ
れ、発光用サイリスタの発光量が補正されて所定発光量
に維持される。
【0044】その後、パルス発生回路111からサンプ
ルホールド回路131へは所定のタイミングでリセット
信号が送られ、サンプルホールド回路131がリセット
される。
【0045】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0046】本実施の形態によれば、発光用サイリスタ
1,…のカソードコンダクタンスや、半導体内部のキャ
リア濃度やモビリティー等が変動した場合でも、発光用
サイリスタ1,…には常に一定の電流が流れる。したが
って、発光用サイリスタ1,…の発光量が均一になり、
画像品質の悪化を防止できる。
【0047】ついで、図7に沿って、本発明の他の実施
の形態について説明する。
【0048】本実施の形態においては、図1に示すSL
ED100を用い、その信号線φIには、図7に示すL
ED発光ドライバー(第1のカソード信号発生手段)1
50によってパルス電圧を印加するようになっている
(図6参照)。
【0049】ところで、このLED発光ドライバー15
0は4つの固定抵抗151a,151b,151c,1
51dを備えている。これらの抵抗151a,…は、ア
ナログSW(スイッチ)152を介して互いに並列に、
かつ発光用サイリスタ1,…と直列に接続されており、
アナログSW152によって選択的にON/OFFされ
ることに基づき、発光用サイリスタ1,…に供給する電
流を決定するようになっている。そして、本実施の形態
においては、これらの抵抗151a,…及びアナログS
W152によって電流調整部が構成されている。
【0050】また、このLED発光ドライバー150
は、上述した実施の形態と同様にサンプルホールド回路
(ON電圧検知部)131を備えており、この回路13
1によってサイリスタON電圧Pをホールドするように
構成されている。
【0051】さらに、このサンプルホールド回路131
には2つの抵抗132,133が直列に接続されてお
り、これらの抵抗132,…によってホールド値が抵抗
分割されるようになっている。またさらに、これらの抵
抗132,…にはA/D変換器153が接続されてお
り、A/D変換器153はアナログSW152に接続さ
れている。そして、このA/D変換器153からアナロ
グSW152へは、“00”や“01”などの2ビット
のアナログSW選択信号がホールド値に応じて出力さ
れ、アナログSW152は、この信号を受けて、例え
ば、“00”なら抵抗151aをONにし、“01”な
ら抵抗151bをONにするように構成されている。な
お、4つの抵抗151a,…は、例えば、 抵抗151a>抵抗151b>抵抗151c>抵抗15
1d などのように抵抗値が異なるように設定されており、ホ
ールド値の絶対値が大きければ低抵抗の抵抗151c,
151dがアナログSW152によって選択され、ホー
ルド値の絶対値が小さければ高抵抗の抵抗151a,1
51bがアナログSW152によって選択されるように
なっている。
【0052】なお、本実施の形態においては、サンプル
ホールド回路131、抵抗132,133によって出力
制御部B2 が構成されている。
【0053】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0054】いま、LED発光ドライバー150を駆動
すると、アナログSW152によって1つの抵抗151
aが選択される。そして、パルス発生回路111により
画像データに対応したパルスがトランジスタ112のベ
ースに与えられると、抵抗151a及び容量114を介
してパルス電圧が出力される。そのパルス電圧は、図6
に示すようにサイリスタON電圧Pを有するが、このサ
イリスタON電圧Pはサンプルホールド回路131にて
ホールドされ、そのホールド値は抵抗分割された上でA
/D変換器153に入力される。
【0055】すると、このA/D変換器153からは、
ホールド値に応じた2ビットのアナログSW選択信号が
アナログSW152に対して出力される。そして、アナ
ログSW152は、その選択信号を受けて抵抗151
a,…を選択的にON/OFFする。このとき、サンプ
ルホールド回路131のホールド値(絶対値)が大きけ
れば低抵抗の抵抗151c,151dが選択され、ホー
ルド値(絶対値)が小さければ高抵抗の抵抗151a,
151bが選択されるため、発光用サイリスタ1,…に
はホールド値の如何にかかわらず一定の電流が供給され
る。その結果、発光用サイリスタ1,…の発光量が補正
されて所定発光量に維持される。
【0056】その後、パルス発生回路111からサンプ
ルホールド回路131へは所定のタイミングでリセット
信号が送られ、サンプルホールド回路131がリセット
される。
【0057】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0058】本実施の形態によれば、発光用サイリスタ
1,…のカソードコンダクタンスや、半導体内部のキャ
リア濃度やモビリティー等が変動した場合でも、発光用
サイリスタ1,…には常に一定の電流が流れる。したが
って、発光用サイリスタ1,…の発光量が均一になり、
画像品質の悪化を防止できる。
【0059】なお、上述した実施の形態においては抵抗
の数を4つとしたが、もちろんこれに限る必要はなく、
それ以上であっても良い。また、上述した実施の形態に
おいては抵抗に固定抵抗を用いたが、もちろんこれに限
る必要はなく、可変抵抗と該可変抵抗を駆動する駆動装
置とを用い、該駆動装置をホールド値に基づいて駆動
し、それによって出力電流を調整するようにしても良
い。そして、抵抗の数を増やしたり可変抵抗を用いたり
すると共にA/D変換器153の分解能を上げることに
よって、電流制御をより精密に行なうことができる。
【0060】ついで、本発明の他の実施の形態につい
て、図8に沿って説明する。
【0061】本実施の形態においては、図1に示すSL
ED100を用い、その信号線φIには、図8に示すL
ED発光ドライバー(第1のカソード信号発生手段)1
70によってパルス電圧を印加するようになっている
(図6参照)。
【0062】ところで、このLED発光ドライバー17
0は、上述した実施の形態と同様にサンプルホールド回
路(ON電圧検知部)131を備えており、この回路1
31によってサイリスタON電圧Pをホールドするよう
に構成されている。また、このサンプルホールド回路1
31には2つの抵抗132,133が直列に接続されて
おり、これらの抵抗132,…によってホールド値が抵
抗分割されるようになっている。
【0063】さらに、これらの抵抗132,…にはパル
ス幅調整回路(パルス幅調整部)171が接続されてお
り、このパルス幅調整回路171によってパルス発生回
路111のパルス幅をホールド値に応じて調整するよう
になっている。具体的には、発光用サイリスタに流れる
電流量が少ない場合はホールド値の絶対値が大きくなる
が、その場合にはパルス幅調整回路171によってパル
ス幅を大きくし、発光用サイリスタに流れる電流量を多
くするように構成されている。また、発光用サイリスタ
に流れる電流量が多い場合はホールド値の絶対値が小さ
くなるが、その場合にはパルス幅調整回路171によっ
てパルス幅を小さくし、発光用サイリスタに流れる電流
量を少なくするように構成されている。
【0064】なお、本実施の形態においては、サンプル
ホールド回路131、抵抗132,133、及びパルス
幅調整回路171によって出力制御部B3 が構成されて
いる。
【0065】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0066】いま、LED発光ドライバー170を駆動
すると、パルス発生回路111により画像データに対応
したパルスがトランジスタ112のベースに与えられる
と、抵抗113及び容量114を介してパルス電圧が出
力される。そのパルス電圧は、図6に示すようにサイリ
スタON電圧Pを有するが、このサイリスタON電圧P
はサンプルホールド回路131にてホールドされ、その
ホールド値は抵抗分割された上でパルス幅調整回路17
1に入力される。
【0067】すると、このパルス幅調整回路171は、
そのホールド値に応じてパルス発生回路111のパルス
幅を調整する。例えば、発光用サイリスタに流れる電流
量が少ない場合はホールド値の絶対値が大きくなるが、
その場合にはパルス幅調整回路171によってパルス幅
を大きくし、発光用サイリスタに流れる電流量を多くす
る。また、発光用サイリスタに流れる電流量が多い場合
はホールド値の絶対値が小さくなるが、その場合にはパ
ルス幅調整回路171によってパルス幅を小さくする。
これにより、発光用サイリスタ1,…に流れる電流量、
すなわち発光用サイリスタ1,…の発光量は常に一定に
保たれる。
【0068】その後、パルス発生回路111からサンプ
ルホールド回路131へは所定のタイミングでリセット
信号が送られ、サンプルホールド回路131がリセット
される。
【0069】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0070】本実施の形態によれば、発光用サイリスタ
1,…のカソードコンダクタンスや、半導体内部のキャ
リア濃度やモビリティー等が変動した場合でも、発光用
サイリスタ1,…には常に一定の電流が流れる。したが
って、発光用サイリスタ1,…の発光量が均一になり、
画像品質の悪化を防止できる。
【0071】ついで、本発明の他の実施の形態につい
て、図9に沿って説明する。
【0072】本実施の形態においては、図1に示すSL
ED100を用い、その信号線φ1,φ2には、図9に
示す転送用LEDドライバー(第2のカソード信号発生
手段)200によってパルス電圧を印加するようになっ
ている。なお、本実施の形態においては、パルス発生回
路121、トランジスタ122、抵抗123、容量12
4、及び電源回路125によってパルス電圧発生部が構
成されている。
【0073】この転送用LEDドライバー200はサン
プルホールド回路201を備えており、この回路201
によってピーク電圧値をホールドするように構成されて
いる。また、このサンプルホールド回路201にはA/
D変換器202が接続されており、ホールド値がデジタ
ル信号に変換されるようになっている。さらに、このA
/D変換器202にはデジタルコンパレータ(比較器)
203が接続されており、A/D変換器202からのデ
ジタル信号を基準デジタル信号と比較するようになって
いる。なお、この基準デジタル信号は、−Vgaの電圧
値に対応したデジタル信号である。またさらに、このデ
ジタルコンパレータ203にはCPU(電圧制御部)2
04が接続されており、デジタル信号と基準デジタル信
号とが一致した場合にCPU204によって電源回路1
25を制御し、−Vccの電圧絶対値を増大させるよう
になっている。
【0074】つまり、本実施の形態においては、サンプ
ルホールド回路201、A/D変換器202、デジタル
コンパレータ203、及びCPU204によって出力制
御部B4 が構成されている。
【0075】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0076】いま、転送用LEDドライバー200を駆
動すると、パルス発生回路121からトランジスタ12
2のベースに転送パルスが与えられ、抵抗123及び容
量124を介してパルス電圧が出力される。このパルス
電圧はピーク電圧値を有するが、このピーク電圧値は、
サンプルホールド回路201にてホールドされ、A/D
変換器202にてデジタル信号に変換される。さらに、
そのデジタル信号は、デジタルコンパレータ203に入
力されて基準デジタル信号と比較される。
【0077】そして、転送異常の場合には、転送用サイ
リスタ1′,…のON時の電圧が転送用サイリスタ
1′,…に与えるバイアス電圧と一致することから、デ
ジタル信号と基準デジタル信号とが一致するが、その場
合には、デジタルコンパレータ203からCPU204
に一致信号が入力される。この一致信号を受けたCPU
204は、電源回路125に対してバイアス電圧上昇信
号を出力する。すると、電源回路125は、−Vccの
電圧絶対値を増大させるように動作する。
【0078】その後、パルス発生回路121からサンプ
ルホールド回路201へは所定のタイミングでリセット
信号が送られ、サンプルホールド回路201がリセット
される。
【0079】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0080】本実施の形態によれば、転送異常の場合に
は、転送用LEDドライバー200において電源回路1
25が−Vccの電圧絶対値を増大させるように動作す
る。したがって、転送用サイリスタ1′,…に供給され
る電流が増え、転送動作を復帰させることができる。
【0081】ついで、本発明の他の実施の形態につい
て、図10に沿って説明する。なお、図9に示すものと
同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0082】本実施の形態においては、図1に示すSL
ED100を用い、その信号線φ1,φ2には、図10
に示す転送用LEDドライバー(第2のカソード信号発
生手段)210によってパルス電圧を印加するようにな
っている。
【0083】また、CPU(異常信号発生部)204
は、上述した実施の形態と同様に、デジタル信号と基準
デジタル信号とが一致した場合に電源回路125を制御
する他、転送動作が復帰されない場合には異常信号を発
生させ、その旨を不図示の表示装置に表示させるように
なっている。
【0084】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0085】この転送用LEDドライバー210は、上
述した実施の形態における転送用LEDドライバー21
0とほぼ同様であり、転送異常の場合にはCPU204
によって電源回路125が上述のように制御され、バイ
アス電位の絶対値が大きくされる。
【0086】一方、CPU204においては、バイアス
電位増大実施フラグを立て、それを記憶しておく。
【0087】次に、パルス発生回路121からトランジ
スタ122のベースに転送パルスが与えられ、抵抗12
3及び容量124を介してパルス電圧が出力される。こ
のパルス電圧はピーク電圧値を有するが、このピーク電
圧値は、サンプルホールド回路201にてホールドさ
れ、A/D変換器202にてデジタル信号に変換され
る。さらに、そのデジタル信号は、デジタルコンパレー
タ203に入力されて基準デジタル信号と比較される。
なお、この基準デジタル信号は、絶対値を大きくした−
Vccの電圧値に対応したデジタル信号である。
【0088】そして、転送異常が継続している場合に
は、デジタルコンパレータ203からCPU204に一
致信号が入力され、一致信号を受けたCPU204は、
SLED異常と認識して不図示の表示装置にその旨を表
示し、サービスマン等にSLEDの交換を促す。
【0089】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0090】本実施の形態によれば、転送異常の場合に
は、転送用LEDドライバー210において電源回路1
25が−Vccの電圧絶対値を増大させるように動作す
る。したがって、転送用サイリスタ1′,…に供給され
る電流が増え、転送動作を復帰させることができる。
【0091】また、本実施の形態によれば、転送動作が
復帰されない場合にはその旨を表示でき、SLEDの迅
速な交換を促すことができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
発光用サイリスタのカソードコンダクタンスや、半導体
内部のキャリア濃度やモビリティー等が変動した場合で
も、発光用サイリスタには常に一定の電流が流される。
したがって、発光用サイリスタの発光量が均一になり、
画像品質の悪化を防止できる。
【0093】また、本発明によると、転送用サイリスタ
のカソードに印加されるパルス電圧のピーク値が、所定
の基準値に一致する場合に、前記転送用サイリスタを発
光させるためのバイアス電圧を一時的に増大させるよう
にしたため、転送用サイリスタに供給される電流が増
え、転送動作を復帰させることができる。
【0094】また、異常信号発生部によって異常信号を
発生させるようにした場合には、装置が異常である旨を
知ることができ、自己走査型LEDアレーの迅速な交換
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SLEDの内部構造を説明するための回路図。
【図2】SLEDを駆動するコントロール信号の波形を
示した波形図。
【図3】従来のLED発光ドライバーの内部構造を説明
するための回路図。
【図4】従来の転送用LEDドライバーの内部構造を説
明するための回路図。
【図5】第1の実施の形態に用いるLED発光ドライバ
ーの内部構造を説明するための回路図。
【図6】LED発光ドライバーから出力されるパルス電
圧の波形を示す波形図。
【図7】第2の実施の形態に用いるLED発光ドライバ
ーの内部構造を説明するための回路図。
【図8】第3の実施の形態に用いるLED発光ドライバ
ーの内部構造を説明するための回路図。
【図9】第4の実施の形態に用いる転送用LEDドライ
バーの内部構造を説明するための回路図。
【図10】第5の実施の形態に用いる転送用LEDドラ
イバーの内部構造を説明するための回路図。
【符号の説明】
1,… 発光用サイリスタ 1′,… 転送用サイリスタ 111 パルス発生回路(パルス電圧発生部) 112 トランジスタ(パルス電圧発生部) 113 抵抗(パルス電圧発生部) 114 容量(パルス電圧発生部) 100 自己走査型LEDアレー 121 パルス発生回路(パルス電圧発生部) 122 トランジスタ(パルス電圧発生部) 123 抵抗(パルス電圧発生部) 124 容量(パルス電圧発生部) 130 LED発光ドライバー(第1のカソード信
号発生手段) 131 サンプルホールド回路(ON電圧検知部) 137 電源(基準電圧発生部) 138,139 トランジスタ(バイアス電圧印加
部) 150 LED発光ドライバー(第1のカソード信
号発生手段) 151a,… 固定抵抗(電流調整部) 152 アナログSW(スイッチ) 170 LED発光ドライバー(第1のカソード信
号発生手段) 171 パルス幅調整回路(パルス幅調整部) 200 転送用LEDドライバー(第2のカソード
信号発生手段) 203 デジタルコンパレータ(比較器) 204 CPU(電圧制御部、異常信号発生部) 210 転送用LEDドライバー(第2のカソード
信号発生手段) A ゲート信号発生手段 B1 出力制御部 B2 出力制御部 B3 出力制御部 B4 出力制御部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光用サイリスタと、該発光用サイリス
    タのゲートに信号を印加するゲート信号発生手段と、前
    記発光用サイリスタのカソードに信号を印加する第1の
    カソード信号発生手段と、を備え、前記ゲート信号発生
    手段により印加されたゲート信号と前記第1のカソード
    信号発生手段により印加されたカソード信号との組み合
    わせにより前記発光用サイリスタをONにする自己走査
    型LEDアレーにおいて、 前記第1のカソード信号発生手段が、パルス電圧を出力
    するパルス電圧発生部と、該パルス電圧発生部の出力に
    応じて前記発光用サイリスタに流れる電流を一定に制御
    する出力制御部と、からなる、 ことを特徴とする自己走査型LEDアレー。
  2. 【請求項2】 前記出力制御部が、前記発光用サイリス
    タのON電圧を検知するON電圧検知部と、所定の基準
    電圧を発生する基準電圧発生部と、これらON電圧と基
    準電圧との差に応じたバイアス電圧を前記発光用サイリ
    スタに印加するバイアス電圧印加部と、を有し、かつ、 前記出力制御部により、前記発光用サイリスタのON電
    圧が前記基準電圧に等しくなるように制御される、 ことを特徴とする請求項1記載の自己走査型LEDアレ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記出力制御部が、前記発光用サイリス
    タのON電圧を検知するON電圧検知部を有し、 前記パルス電圧発生部が、前記ON電圧検知部による検
    知結果に基づき出力電流を調整する電流調整部、を有
    し、かつ、 前記電流調整部により、前記発光用サイリスタに流れる
    電流量を一定に制御する、 ことを特徴とする請求項1記載の自己走査型LEDアレ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記電流調整部が、並列に接続された複
    数の固定抵抗と、これらの抵抗を選択的にON/OFF
    するスイッチと、からなり、かつ、 前記電流調整部が、前記ON電圧検知部による検知結果
    に基づき前記複数の固定抵抗を選択的にON/OFFし
    て出力電流を調整する、 ことを特徴とする請求項3記載の自己走査型LEDアレ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記電流調整部が、可変抵抗と、該可変
    抵抗を駆動する駆動装置と、からなり、かつ、 前記電流調整部が、前記ON電圧検知部による検知結果
    に基づき前記駆動装置を駆動して出力電流を調整する、 ことを特徴とする請求項3記載の自己走査型LEDアレ
    ー。
  6. 【請求項6】 前記出力制御部が、前記発光用サイリス
    タのON電圧を検知するON電圧検知部と、該ON電圧
    検知部による検知結果に基づき前記発光用サイリスタに
    供給するドライブパルスのパルス幅を調整するパルス幅
    調整部と、からなり、かつ、 前記出力制御部が、前記発光用サイリスタのON電圧に
    基づき前記発光用サイリスタに流す電流量を一定に制御
    する、 ことを特徴とする請求項1記載の自己走査型LEDアレ
    ー。
  7. 【請求項7】 前記ゲート信号発生手段が、各発光用サ
    イリスタにそれぞれ接続された転送用サイリスタと、こ
    れらの転送用サイリスタのカソードに信号を印加する第
    2のカソード信号発生手段と、からなり、かつ、 これらの転送用サイリスタを選択的にONさせることに
    基づき、所定の発光用サイリスタのゲートにゲート信号
    を印加する、 ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の
    自己走査型LEDアレー。
  8. 【請求項8】 前記第2のカソード信号発生手段が、パ
    ルス電圧を出力するパルス電圧発生部と、該パルス電圧
    発生部の出力に応じて前記転送用サイリスタに流れる電
    流を制御する出力制御部と、からなる、 ことを特徴とする請求項7記載の自己走査型LEDアレ
    ー。
  9. 【請求項9】 前記出力制御部が、前記パルス電圧のピ
    ーク値を基準値と比較する比較器と、前記ピーク値と前
    記基準値とが一致する場合に前記転送用サイリスタを発
    光させるためのバイアス電圧を一時的に増大させる電圧
    制御部と、からなる、 ことを特徴とする請求項8記載の自己走査型LEDアレ
    ー。
  10. 【請求項10】 前記出力制御部が、前記ピーク値と前
    記基準値とが一致する場合に異常信号を発生させる異常
    信号発生部を有する、 ことを特徴とする請求項9記載の自己走査型LEDアレ
    ー。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0942630A1 (en) * 1997-12-29 1999-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Drive apparatus and method of light emission element array
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US7911492B2 (en) 2004-05-20 2011-03-22 Seiko Epson Corporation Line head and image forming apparatus incorporating the same
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