JPH1142758A - スクリーン・プロセス印刷装置 - Google Patents
スクリーン・プロセス印刷装置Info
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- JPH1142758A JPH1142758A JP20030297A JP20030297A JPH1142758A JP H1142758 A JPH1142758 A JP H1142758A JP 20030297 A JP20030297 A JP 20030297A JP 20030297 A JP20030297 A JP 20030297A JP H1142758 A JPH1142758 A JP H1142758A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】平枠スクリーンを用いて被印刷物を連続移動さ
せながら精密な印刷を行えるスクリーン・プロセス印刷
装置を提供する 【解決手段】被印刷物３を取付た受台２の複数台を直列
に連結して駆動装置により印刷方向へ移動自在に設け、
印刷装置１の印刷枠５を受台と同方向及び逆方向に移動
自在に設けると共に該印刷枠を逆方向へ移動させる逆移
動手段１２を設け、各受台及び該印刷枠にラック１３、
１４を夫々設けると共にいずれか１台の受台のラックと
印刷枠のラックに該印刷枠を受台と同期して印刷方向へ
移動させる歯車１５、１６を夫々噛合させ、印刷枠が印
刷方向へ所定の距離を移動したとき該印刷枠の逆方向へ
の移動を許容する逆移動解除手段１８を設け、該スキー
ジとドクターを交互にスクリーン４に接触するように昇
降させる昇降装置２０、２１を設けた
せながら精密な印刷を行えるスクリーン・プロセス印刷
装置を提供する 【解決手段】被印刷物３を取付た受台２の複数台を直列
に連結して駆動装置により印刷方向へ移動自在に設け、
印刷装置１の印刷枠５を受台と同方向及び逆方向に移動
自在に設けると共に該印刷枠を逆方向へ移動させる逆移
動手段１２を設け、各受台及び該印刷枠にラック１３、
１４を夫々設けると共にいずれか１台の受台のラックと
印刷枠のラックに該印刷枠を受台と同期して印刷方向へ
移動させる歯車１５、１６を夫々噛合させ、印刷枠が印
刷方向へ所定の距離を移動したとき該印刷枠の逆方向へ
の移動を許容する逆移動解除手段１８を設け、該スキー
ジとドクターを交互にスクリーン４に接触するように昇
降させる昇降装置２０、２１を設けた
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として平板状の
被印刷物にスクリーン・プロセス印刷を施す印刷装置に
関する。
被印刷物にスクリーン・プロセス印刷を施す印刷装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、平枠スクリーンを用いて連続的に
送られてくるコンパクトディスク等の平板状の成形品の
被印刷物にスクリーン・プロセス印刷を施す場合、印刷
工程中は被印刷物を静止状態に保持することが必要であ
り、そのため被印刷物の送りを一時止め、印刷終了後に
再び被印刷物を送る間歇送りで印刷している。また、円
筒状に形成したロータリー・スクリーンを被印刷物の移
動経路上の印刷位置に於いて回転させ、その回転速度を
被印刷物の移動速度に合致させて印刷するロータリー・
スクリーン印刷方式も従来より公知であり、この方式に
よれば被印刷物の送りを停止させることなく印刷できる
利点がある。
送られてくるコンパクトディスク等の平板状の成形品の
被印刷物にスクリーン・プロセス印刷を施す場合、印刷
工程中は被印刷物を静止状態に保持することが必要であ
り、そのため被印刷物の送りを一時止め、印刷終了後に
再び被印刷物を送る間歇送りで印刷している。また、円
筒状に形成したロータリー・スクリーンを被印刷物の移
動経路上の印刷位置に於いて回転させ、その回転速度を
被印刷物の移動速度に合致させて印刷するロータリー・
スクリーン印刷方式も従来より公知であり、この方式に
よれば被印刷物の送りを停止させることなく印刷できる
利点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の平枠スクリ
ーンで被印刷物を間歇送りする方式では、被印刷物の送
りが一時的に止まるために無駄な時間が生じ、印刷能率
が向上しない欠点がある。また、ロータリー・スクリー
ン印刷方式は、ロータリー・スクリーンの１回転で１被
印刷物に印刷するものであり、ロータリー・スクリーン
の直径を例えばＣＤのような小型の被印刷物に適するよ
うに小さく形成することは技術的に困難である。また、
細かいメッシュで精密な版のロータリー・スクリーンを
製作することも現在の技術では不可能である。
ーンで被印刷物を間歇送りする方式では、被印刷物の送
りが一時的に止まるために無駄な時間が生じ、印刷能率
が向上しない欠点がある。また、ロータリー・スクリー
ン印刷方式は、ロータリー・スクリーンの１回転で１被
印刷物に印刷するものであり、ロータリー・スクリーン
の直径を例えばＣＤのような小型の被印刷物に適するよ
うに小さく形成することは技術的に困難である。また、
細かいメッシュで精密な版のロータリー・スクリーンを
製作することも現在の技術では不可能である。
【０００４】本発明は、平枠スクリーンを用いて被印刷
物を連続移動させながら精密な印刷を行えるスクリーン
・プロセス印刷装置を提供することを目的とするもので
ある。
物を連続移動させながら精密な印刷を行えるスクリーン
・プロセス印刷装置を提供することを目的とするもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、スクリーン
を張設した印刷枠と該スクリーンに接触して相対的に移
動するスキージとドクターとを備えた印刷装置で移動自
在の受台に取り付けた被印刷物に印刷するようにしたも
のに於いて、該受台の複数台をチェン等により直列に連
結して駆動装置により印刷方向へ移動自在に設け、該印
刷枠を該受台と同方向及び逆方向に移動自在に設けると
共に該印刷枠を逆方向へ移動させる逆移動手段を設け、
各受台及び該印刷枠にその移動方向に沿って延びるラッ
クを夫々設けると共にいずれか１台の受台のラックと該
印刷枠のラックに該印刷枠を受台と同期して印刷方向へ
移動させる歯車を夫々噛合させ、該印刷枠が印刷方向へ
所定の距離を移動したとき該印刷枠の逆方向への移動を
許容する逆移動解除手段を設け、該スキージとドクター
を交互に該スクリーンに接触するように昇降させる昇降
装置を設けることにより、上記の目的を達成するように
した。
を張設した印刷枠と該スクリーンに接触して相対的に移
動するスキージとドクターとを備えた印刷装置で移動自
在の受台に取り付けた被印刷物に印刷するようにしたも
のに於いて、該受台の複数台をチェン等により直列に連
結して駆動装置により印刷方向へ移動自在に設け、該印
刷枠を該受台と同方向及び逆方向に移動自在に設けると
共に該印刷枠を逆方向へ移動させる逆移動手段を設け、
各受台及び該印刷枠にその移動方向に沿って延びるラッ
クを夫々設けると共にいずれか１台の受台のラックと該
印刷枠のラックに該印刷枠を受台と同期して印刷方向へ
移動させる歯車を夫々噛合させ、該印刷枠が印刷方向へ
所定の距離を移動したとき該印刷枠の逆方向への移動を
許容する逆移動解除手段を設け、該スキージとドクター
を交互に該スクリーンに接触するように昇降させる昇降
装置を設けることにより、上記の目的を達成するように
した。
【０００６】被印刷物を取り付けた受台を駆動装置によ
り印刷方向へ移動させると、印刷装置の印刷枠が歯車に
より該受台と同期して移動し、このとき昇降装置でスキ
ージを該印刷枠と共に移動するスクリーンに接触させて
おくことによりインキがスクリーンの開口部から流出し
て被印刷物上にのる。該印刷枠が所定の印刷を完了する
だけの所定の距離を移動したところで該受台と該印刷枠
の同期した移動を解除すべく逆移動解除手段が作動し、
次の印刷に備えるべく該印刷枠を元の印刷開始位置へ逆
移動手段で戻す。この戻り即ち逆方向への移動時には、
昇降装置がスキージを引き上げ、ドクターをスクリーン
に接触させてスクリーン上にインキ返しを行う。
り印刷方向へ移動させると、印刷装置の印刷枠が歯車に
より該受台と同期して移動し、このとき昇降装置でスキ
ージを該印刷枠と共に移動するスクリーンに接触させて
おくことによりインキがスクリーンの開口部から流出し
て被印刷物上にのる。該印刷枠が所定の印刷を完了する
だけの所定の距離を移動したところで該受台と該印刷枠
の同期した移動を解除すべく逆移動解除手段が作動し、
次の印刷に備えるべく該印刷枠を元の印刷開始位置へ逆
移動手段で戻す。この戻り即ち逆方向への移動時には、
昇降装置がスキージを引き上げ、ドクターをスクリーン
に接触させてスクリーン上にインキ返しを行う。
【０００７】各受台は、真空ポンプとこれに接続された
吸気孔を備えて被印刷物を吸着保持することが好都合で
あり、該逆移動手段として戻しばね或いはエアシリンダ
を使用し、該印刷枠の逆方向への移動を許容する逆移動
解除手段には、該歯車同士をクラッチを介して断続自在
に連結するか或いは該印刷枠のラックと噛合する歯車に
欠歯歯車を使用する構成とすることが可能である。
吸気孔を備えて被印刷物を吸着保持することが好都合で
あり、該逆移動手段として戻しばね或いはエアシリンダ
を使用し、該印刷枠の逆方向への移動を許容する逆移動
解除手段には、該歯車同士をクラッチを介して断続自在
に連結するか或いは該印刷枠のラックと噛合する歯車に
欠歯歯車を使用する構成とすることが可能である。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明すると、図１の平面図に於いて、符号１は印刷装
置、２は印刷されるべき被印刷物３を取り付けた移動自
在の受台を示す。該印刷装置１は、図２に示したよう
に、スクリーン４を張設した角形で平枠の印刷枠５と該
スクリーン４に接触しながら相対的に移動するスキージ
６とドクター７を備え、該スクリーン４上に供給される
インキ８を該ドクター７にて均一化し、スキージ６で該
スクリーン４に形成された開口部から押し出し、受台２
と共に移動する被印刷物３に印刷する。
き説明すると、図１の平面図に於いて、符号１は印刷装
置、２は印刷されるべき被印刷物３を取り付けた移動自
在の受台を示す。該印刷装置１は、図２に示したよう
に、スクリーン４を張設した角形で平枠の印刷枠５と該
スクリーン４に接触しながら相対的に移動するスキージ
６とドクター７を備え、該スクリーン４上に供給される
インキ８を該ドクター７にて均一化し、スキージ６で該
スクリーン４に形成された開口部から押し出し、受台２
と共に移動する被印刷物３に印刷する。
【０００９】該受台２として複数台が用意され、これら
の受台２を電動機等の駆動装置（図示してない）で１方
向へ移動される例えばエンドレスのチェン９に直列に取
り付けることにより連結して矢印で示す印刷方向へ移動
自在とした。図示のものでは、各受台２の表面に複数の
吸気孔２ａを形成し、各吸気孔２ａを該受台２の内部に
形成した吸気通路２ｂを介して小型の真空ポンプ１０に
接続させ、該表面に載置されたコンパクトディスク、デ
ジタルビデオディスク等の被印刷物３を真空排気により
印刷中に容易に動かぬように該表面へ吸着固定するよう
にした。該受台２はガラス或いは金属で製作することが
好ましく、該チェン９に代えタイミングベルト等で連結
するようにしてもよい。
の受台２を電動機等の駆動装置（図示してない）で１方
向へ移動される例えばエンドレスのチェン９に直列に取
り付けることにより連結して矢印で示す印刷方向へ移動
自在とした。図示のものでは、各受台２の表面に複数の
吸気孔２ａを形成し、各吸気孔２ａを該受台２の内部に
形成した吸気通路２ｂを介して小型の真空ポンプ１０に
接続させ、該表面に載置されたコンパクトディスク、デ
ジタルビデオディスク等の被印刷物３を真空排気により
印刷中に容易に動かぬように該表面へ吸着固定するよう
にした。該受台２はガラス或いは金属で製作することが
好ましく、該チェン９に代えタイミングベルト等で連結
するようにしてもよい。
【００１０】該受台２の上方に、該印刷装置１の印刷枠
５を印刷位置で該受台２と同方向及びその逆方向へ移動
自在に保持するスライド部材１１、１１を設け、該印刷
枠５にこれを該逆方向へ移動させるための逆移動手段１
２を設けるようにした。該逆移動手段１２としては、図
示のエアシリンダ１２ａ以外にばね、或いは電動機によ
り回転される歯車等を適用できる。
５を印刷位置で該受台２と同方向及びその逆方向へ移動
自在に保持するスライド部材１１、１１を設け、該印刷
枠５にこれを該逆方向へ移動させるための逆移動手段１
２を設けるようにした。該逆移動手段１２としては、図
示のエアシリンダ１２ａ以外にばね、或いは電動機によ
り回転される歯車等を適用できる。
【００１１】各受台２及び印刷枠５にはその移動方向に
沿って延びるラック１３、１４を夫々設け、該受台２の
移動方向へ該受台２及び該印刷枠５を同期して印刷方向
へ移動させるために、１台の受台２のラック１３と印刷
枠５のラック１４とに定位置で回転する共通軸１７に取
り付けられた同径の歯車１５、１６を夫々噛合させ、該
受台２がチェン９により移動方向へ移動されると、該受
台２のラック１３と噛合する歯車１５が回転され、その
回転が歯車１６に伝達されてラック１４及び印刷枠５に
受台２と同方向へ同期した移動が得られるようにした。
沿って延びるラック１３、１４を夫々設け、該受台２の
移動方向へ該受台２及び該印刷枠５を同期して印刷方向
へ移動させるために、１台の受台２のラック１３と印刷
枠５のラック１４とに定位置で回転する共通軸１７に取
り付けられた同径の歯車１５、１６を夫々噛合させ、該
受台２がチェン９により移動方向へ移動されると、該受
台２のラック１３と噛合する歯車１５が回転され、その
回転が歯車１６に伝達されてラック１４及び印刷枠５に
受台２と同方向へ同期した移動が得られるようにした。
【００１２】該印刷枠５は、印刷方向へ所定の距離を移
動したとき逆移動解除手段１８により印刷方向と逆方向
の移動が可能になり、逆移動手段１２により元の位置ま
で逆移動される。該逆移動解除手段１８としては、図示
の場合、共通軸１７に介在させた電磁クラッチ１８ａに
て構成し、該印刷枠５が印刷方向へ所定の距離を移動し
たとき作動するセンサー１８ｂからの指示により該電磁
クラッチ１８ａが解除されて逆方向の移動を可能にした
が、図３に示すように、電磁クラッチ１８ａを設ける代
わりに歯車１６を欠歯歯車として逆移動解除手段１８を
構成するようにしてもよい。
動したとき逆移動解除手段１８により印刷方向と逆方向
の移動が可能になり、逆移動手段１２により元の位置ま
で逆移動される。該逆移動解除手段１８としては、図示
の場合、共通軸１７に介在させた電磁クラッチ１８ａに
て構成し、該印刷枠５が印刷方向へ所定の距離を移動し
たとき作動するセンサー１８ｂからの指示により該電磁
クラッチ１８ａが解除されて逆方向の移動を可能にした
が、図３に示すように、電磁クラッチ１８ａを設ける代
わりに歯車１６を欠歯歯車として逆移動解除手段１８を
構成するようにしてもよい。
【００１３】逆移動手段１２として図示のエアシリンダ
１２ａを設けた場合、該シリンダ１２ａ内の空気が印刷
枠５の印刷方向への移動で圧縮され、逆移動解除手段１
８が作動したとき圧縮された空気の膨張により印刷枠５
が元の印刷開始位置へ戻される。該逆移動手段１２に引
きばねを用いたときは、該逆移動解除手段１８が解除作
動したとき、ストッパー１９で該印刷枠５の端部を係止
し、印刷開始位置に該印刷枠５を停止させる。
１２ａを設けた場合、該シリンダ１２ａ内の空気が印刷
枠５の印刷方向への移動で圧縮され、逆移動解除手段１
８が作動したとき圧縮された空気の膨張により印刷枠５
が元の印刷開始位置へ戻される。該逆移動手段１２に引
きばねを用いたときは、該逆移動解除手段１８が解除作
動したとき、ストッパー１９で該印刷枠５の端部を係止
し、印刷開始位置に該印刷枠５を停止させる。
【００１４】印刷装置１を構成するスキージ６とドクタ
ー７は、その上方の上下に伸縮する昇降装置のシリンダ
２０、２１に取り付けられて交互に昇降し、該印刷枠５
が印刷方向へ移動するときは、スキージ６が、該被印刷
物３との間に多少の隙間を存して張設したスクリーン４
を該被印刷物３の表面に接触するまでシリンダ２０で押
圧し、該印刷枠５が逆方向へ移動するときは、該スキー
ジ６が上方へ退去すると共にドクター７がスクリーン４
に僅かな間隙を残こして逆移動するスクリーン４上でイ
ンキを返す。
ー７は、その上方の上下に伸縮する昇降装置のシリンダ
２０、２１に取り付けられて交互に昇降し、該印刷枠５
が印刷方向へ移動するときは、スキージ６が、該被印刷
物３との間に多少の隙間を存して張設したスクリーン４
を該被印刷物３の表面に接触するまでシリンダ２０で押
圧し、該印刷枠５が逆方向へ移動するときは、該スキー
ジ６が上方へ退去すると共にドクター７がスクリーン４
に僅かな間隙を残こして逆移動するスクリーン４上でイ
ンキを返す。
【００１５】図示の装置の作動を説明すると、駆動装置
により移動されるチェン９で受台２を印刷方向へ移動さ
せ、印刷装置１の前方の位置で各受台２に順次に被印刷
物３を搭載する。該被印刷物３が受台２の吸気孔２ａか
らの真空排気により該受台２の表面に吸着固定された状
態で印刷枠５の下方へ到達すると、電磁クラッチ１８ａ
が接続状態になり、両歯車１５、１６が同期して回転
し、該受台２と同期して印刷枠５が印刷方向へ逆移動手
段１２のエアシリンダ１２ａを圧縮しながら移動する。
このときシリンダ２０で下降されるスキージ６で、スク
リーン４は被印刷物３の表面に接触するように押圧さ
れ、インキが該スクリーン４の開口部から押し出されて
被印刷物３への印刷が行われ、該印刷枠５は平枠で構成
されるので精密な印刷を行える。該印刷枠５が印刷範囲
を移動し終わると、スクリーン４からスキージ６が離れ
ると共にドクター７が該スクリーン４に接触し、逆移動
解除手段である該電磁クラッチ１８ａが切られると、逆
移動手段のエアシリンダ１２ａにより該印刷枠５が元の
印刷開始位置にまで戻り、次の受台２が所定位置に到達
すると上記の作動を繰り返し、該受台２の移動を止める
ことなく連続して被印刷物３への印刷が行われる。
により移動されるチェン９で受台２を印刷方向へ移動さ
せ、印刷装置１の前方の位置で各受台２に順次に被印刷
物３を搭載する。該被印刷物３が受台２の吸気孔２ａか
らの真空排気により該受台２の表面に吸着固定された状
態で印刷枠５の下方へ到達すると、電磁クラッチ１８ａ
が接続状態になり、両歯車１５、１６が同期して回転
し、該受台２と同期して印刷枠５が印刷方向へ逆移動手
段１２のエアシリンダ１２ａを圧縮しながら移動する。
このときシリンダ２０で下降されるスキージ６で、スク
リーン４は被印刷物３の表面に接触するように押圧さ
れ、インキが該スクリーン４の開口部から押し出されて
被印刷物３への印刷が行われ、該印刷枠５は平枠で構成
されるので精密な印刷を行える。該印刷枠５が印刷範囲
を移動し終わると、スクリーン４からスキージ６が離れ
ると共にドクター７が該スクリーン４に接触し、逆移動
解除手段である該電磁クラッチ１８ａが切られると、逆
移動手段のエアシリンダ１２ａにより該印刷枠５が元の
印刷開始位置にまで戻り、次の受台２が所定位置に到達
すると上記の作動を繰り返し、該受台２の移動を止める
ことなく連続して被印刷物３への印刷が行われる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明によるときは、被印
刷物を受台の複数台を直列に連結して駆動装置により印
刷方向へ移動させるようにし、印刷装置の印刷枠及び該
受台に設けたラックと噛合する歯車により該印刷枠を受
台と同方向に移動させ、その逆方向に逆移動解除手段が
作動したとき該印刷枠を逆移動手段により逆移動させ、
印刷装置のスキージとドクターを昇降装置により交互に
該スクリーンに接触するように昇降させるようにしたの
で、被印刷物の移動を止めずにスクリーン・プロセス印
刷を行えて印刷能率が向上し、平枠の印刷枠を使用する
ので精密な印刷を行え、その構成も比較的簡単で安価に
製作できる効果があり、各受台に真空ポンプとこれに接
続された吸気孔を備えて被印刷物を吸着保持することに
より、印刷ずれを防止して正確な印刷を行える効果があ
る。
刷物を受台の複数台を直列に連結して駆動装置により印
刷方向へ移動させるようにし、印刷装置の印刷枠及び該
受台に設けたラックと噛合する歯車により該印刷枠を受
台と同方向に移動させ、その逆方向に逆移動解除手段が
作動したとき該印刷枠を逆移動手段により逆移動させ、
印刷装置のスキージとドクターを昇降装置により交互に
該スクリーンに接触するように昇降させるようにしたの
で、被印刷物の移動を止めずにスクリーン・プロセス印
刷を行えて印刷能率が向上し、平枠の印刷枠を使用する
ので精密な印刷を行え、その構成も比較的簡単で安価に
製作できる効果があり、各受台に真空ポンプとこれに接
続された吸気孔を備えて被印刷物を吸着保持することに
より、印刷ずれを防止して正確な印刷を行える効果があ
る。
【図１】本発明の実施の１形態の平面図
【図２】図１の２−２線に沿った断面図
【図３】逆移動解除手段の変形例の側面図
１ 印刷装置、２ 受台、３ 被印刷物、４ スクリー
ン、５ 印刷枠、６ スキージ、７ ドクター、９ チ
ェン、１０ 真空ポンプ、１２ 逆移動手段、１２ａ
エアシリンダ、１３・１４ ラック、１５・１６ 歯
車、１８ 逆移動解除手段、１８ａ 電磁クラッチ、２
０・２１ 昇降装置、
ン、５ 印刷枠、６ スキージ、７ ドクター、９ チ
ェン、１０ 真空ポンプ、１２ 逆移動手段、１２ａ
エアシリンダ、１３・１４ ラック、１５・１６ 歯
車、１８ 逆移動解除手段、１８ａ 電磁クラッチ、２
０・２１ 昇降装置、
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｂ４１Ｆ 17/14 Ｂ４１Ｆ 17/14 Ｍ
Claims (4)
- 【請求項１】スクリーンを張設した印刷枠と該スクリー
ンに接触して相対的に移動するスキージとドクターとを
備えた印刷装置で移動自在の受台に取り付けた被印刷物
に印刷するようにしたものに於いて、該受台の複数台を
直列に連結して駆動装置により印刷方向へ移動自在に設
け、該印刷枠を該受台と同方向及び逆方向に移動自在に
設けると共に該印刷枠を逆方向へ移動させる逆移動手段
を設け、各受台及び該印刷枠にその移動方向に沿って延
びるラックを夫々設けると共にいずれか１台の受台のラ
ックと該印刷枠のラックに該印刷枠を受台と同期して印
刷方向へ移動させる歯車を夫々噛合させ、該印刷枠が印
刷方向へ所定の距離を移動したとき該印刷枠の逆方向へ
の移動を許容する逆移動解除手段を設け、該スキージと
ドクターを交互に該スクリーンに接触するように昇降さ
せる昇降装置を設けたことを特徴とするスクリーン・プ
ロセス印刷装置。 - 【請求項２】上記各受台は真空ポンプとこれに接続され
た吸気孔を備えて被印刷物を吸着保持することを特徴と
する請求項１に記載のスクリーン・プロセス印刷装置。 - 【請求項３】上記逆移動手段として戻しばね或いはエア
シリンダを使用し、上記印刷枠の逆方向への移動を許容
する逆移動解除手段を、上記歯車同士をクラッチを介し
て断続自在に連結するか或いは該印刷枠のラックと噛合
する歯車に欠歯歯車を使用する構成としたことを特徴と
する請求項１に記載のスクリーン・プロセス印刷装置。 - 【請求項４】スクリーンを張設した印刷枠と該スクリー
ンに接触して相対的に移動するスキージとドクターとを
備えた印刷装置で移動自在の受台に取り付けた被印刷物
に印刷するようにしたものに於いて、該受台の複数台を
チェンにより直列に連結して該チェンを駆動する駆動装
置により印刷方向へ移動自在に設け、該印刷枠を該受台
と同方向及び逆方向に移動自在に設けると共に該印刷枠
を逆方向へ移動させる逆移動手段を設け、各受台及び該
印刷枠にその移動方向に沿って延びるラックを夫々設け
ると共にいずれか１台の受台のラックと該印刷枠のラッ
クに該印刷枠を受台と同期して印刷方向へ移動させる共
軸の歯車を夫々噛合させ、該歯車の軸に該印刷枠が印刷
方向へ所定の距離を移動したとき該印刷枠の逆方向への
移動を許容するクラッチの逆移動解除手段を設け、該ス
キージとドクターを交互に該スクリーンに接触するよう
に昇降させる昇降装置を設けたことを特徴とするスクリ
ーン・プロセス印刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20030297A JPH1142758A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | スクリーン・プロセス印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20030297A JPH1142758A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | スクリーン・プロセス印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1142758A true JPH1142758A (ja) | 1999-02-16 |
Family
ID=16422063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20030297A Withdrawn JPH1142758A (ja) | 1997-07-25 | 1997-07-25 | スクリーン・プロセス印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1142758A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103978776A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-13 | 广州互通气动机器工程有限公司 | 丝网印刷机自动传动装置 |
| CN112918071A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-06-08 | 张彩琼 | 一种用于食品包装袋的印刷设备 |
-
1997
- 1997-07-25 JP JP20030297A patent/JPH1142758A/ja not_active Withdrawn
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| CN112918071A (zh) * | 2021-03-24 | 2021-06-08 | 张彩琼 | 一种用于食品包装袋的印刷设备 |
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