JPH1142177A - 高い温水耐久性を有する浴槽およびその補修方法 - Google Patents

高い温水耐久性を有する浴槽およびその補修方法

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JPH1142177A
JPH1142177A JP9201327A JP20132797A JPH1142177A JP H1142177 A JPH1142177 A JP H1142177A JP 9201327 A JP9201327 A JP 9201327A JP 20132797 A JP20132797 A JP 20132797A JP H1142177 A JPH1142177 A JP H1142177A
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bathtub
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bisphenol
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圭司 ▲吉▼岡
Keiji Yoshioka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 24時間ぶろや気泡浴槽として使用するのに
適した高い温水耐久性を有する浴槽およびその補修方法
を提供する。 【解決手段】 浴槽内上に形成したビスフェノール系エ
ポキシ樹脂を必須成分とする第1層と、ウレタン樹脂か
らなる第3層との間に、更に上記両層に対して優れた結
合性を有するエポキシ樹脂からなる第2層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステンレス浴槽を
除く浴槽基材の表面をコーティングした高い温水耐久性
を有する浴槽およびその補修方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽のリフォーム、補修等に用い
るコーティング方法として、浴槽の劣化部分を除去する
サンディング工程と、アミノシラン系カップリング剤5
〜20重量%を混入した硬化剤をビスフェノール系エポ
キシ樹脂に混合し、これを塗料として塗布する下塗り工
程と、ウレタン樹脂塗料を塗布する上塗り工程とを順次
行う方法を開発し、実用化してきた(特公平3−571
94号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昨今、一般家庭にも2
4時間ぶろ(商品名フルタイムバス)や気泡浴槽(商品
名ジェットバス)等が普及し、一般家庭用浴槽に24時
間ぶろや気泡浴槽の装置を取り付けて使用する場合が多
い。かかる24時間ぶろでは常時浴槽が温水にさらさ
れ、また気泡浴槽では高速で温水が浴槽の壁面に衝突す
るため、一般家庭用浴槽を24時間ぶろに使用したり、
気泡浴槽に使用したりするためには、耐久性材料により
浴槽表面をコーティングする必要があった。しかし、上
記コーティング(特公平3−57194号公報)では耐
久性が不足し、より高い耐久性を有する浴槽表面のコー
ティングが必要とされた。そこで本発明は、24時間ぶ
ろや気泡浴槽として使用するのに適した高い温水耐久性
を有するコーティングを有する浴槽およびそのコーティ
ングを使用する浴槽の補修方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者らは鋭意
研究の結果、浴槽内面上に形成したビスフェノール系エ
ポキシ樹脂を必須成分とする第1層と、ウレタン樹脂か
らなる第3層との間に、更に上記両層に対して優れた結
合性を有するエポキシ樹脂からなる第2層を形成するこ
とにより、温水に対する浴槽の耐久性を向上させること
ができることを見出し、本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、ステンレス浴槽を除く浴
槽基材の少なくともその浴槽内面に順次形成される第1
層、第2層および第3層からなり、上記第1層は上記浴
槽基材に対し優れた接着性を有する溶剤不溶分20〜4
0重量%を含むビスフェノール系エポキシ樹脂からな
り、上記第2層は上記第1層および上記第3層に対し優
れた接着性を有し、かつ上記第1層より優れた水不透過
性を示す溶剤不溶分40〜60重量%を含むビスフェノ
ール系エポキシ樹脂からなり、上記第3層は第2層に対
し優れた結合性を有するウレタン樹脂からなることを特
徴とする温水に対し高い耐久性を有する浴槽である。こ
のように、浴槽内面上に浴槽基材と高い密着性を有する
ビスフェノール系エポキシ樹脂を必須成分とする下地層
(第1層)と、湯に対する耐浸透性の高いウレタン樹脂
からなるトップコート層(第3層)とを設け、更に上記
両層の間に、該両層に対し優れた結合性を有するエポキ
シ樹脂からなるバインダ層(第2層)を設け浴槽表面を
コーティングすることにより、コーティング層が温水に
対して高い耐浸透性を有するとともに上記各層が高い密
着性を有するため、温水に対し高い耐久性を有する浴槽
を提供することが可能となる。
【0006】上記第1層の形成に使用するビスフェノー
ル系エポキシ樹脂としては、溶剤不溶分20〜40重量
%を含むものが使用される。特にビスフェノールA/エ
ピクロルヒドリン型で分子鎖の両端にエポキシ基を有す
るジエポキシドが代表的に使用され、例えば、商品名N
EWベースコート主剤(サーモグレース社製)を用いる
ことができる。かかるエポキシ樹脂の硬化剤としては、
ビスフェノール系エポキシ樹脂用硬化剤として通常使用
されるものの内、併用されるカップリング剤と支障なく
混和されるポリアミド、ジエチレントリアミド等のアミ
ン系硬化剤が好ましく、商品名NEWベースコート硬化
剤(樹脂分35%、溶剤分65%:サーモグレース社
製)が好ましい。他方、上記硬化剤中に混入させるシラ
ン系カップリング剤としては特にアミノシラン系カップ
リング剤が優れた効果を発揮することが見い出されお
り、例えば、3−アミノプロピルエトキシシラン、3−
アミノプロピル−トリエトキシシラン、3−アミノプロ
ピル−メチル−ジエトキシシラン、3−アミノプロピル
トリメトキシシラン、3−アミノプロピル−トリス(2
−メトキシ−エトキシ−エトキシ)シラン、N−メチル
−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−アミノ
エチル−3−アミノプロピル−トリメトキシシラン、N
−アミノエチル−3−アミノプロピル−トリメトキシシ
ラン、ジアミノシラン、N−アミノエチル−3−アミノ
プロピルメチル−ジメトキシシラン、トリアミノプロピ
ル−トリメトキシシラン等、各種市販されているアミノ
シラン系カップリング剤を使用することができる。上記
硬化剤に対するアミノシラン系カップリング剤の配合割
合は、通常溶媒希釈の状態で混合されるので、硬化剤樹
脂分100重量部に対しアミノシラン系カップリング剤
の溶剤以外の重量を7.5〜30重量部とするのが適当
である。これは、7.5重量部以下ではビスフェノール
系エポキシ樹脂と浴槽面との接着強度が充分でない一
方、30重量部を越えても接着強度の向上が見られない
とともに、エポキシ樹脂の硬化が充分に行われなくなる
からである。実際には、商品名NEWベースコート硬化
剤(樹脂分35%、溶剤分65%:サーモグレース社
製)に対し、商品名ペインダットA(溶剤50%含有:
ダウコーニング社製)を使用する場合は、5〜20重量
部が配合されるのが適当である。 上記アミノシラン系
カップリング剤の添加は硬化剤に混入した後エポキシ樹
脂主剤に加えるのが肝要である。かかる第1層は、ステ
ンレス鋼以外の材質、即ち無機質であるホーロー、陶
器、SMC(Sheet Molding Compo
und)、人工大理石等や有機質であるFRP(Fib
er Reinforced Plastic;繊維強
化プラスティック)等に対して良好な密着性を示す。
尚、上記第1層を形成するにあたっては、サンディング
処理を行う前等に浴槽用洗剤で湯垢を除去したり、洗浄
用シンナーにて拭くなどの脱脂処理を行うことが好まし
い。
【0007】上記第2層の形成に使用するエポキシ樹脂
は、溶剤不溶分40〜60重量%を含むビスフェノール
系エポキシ樹脂を用いて形成するのが好ましい。かかる
エポキシ樹脂としては、例えば、商品名OLDベースコ
ート(サーモグレース社製)で市販されているものを使
用することができ、通常、主剤に対し硬化剤を1対1で
混合して用いる。第2層の形成は、第1層上に上記エポ
キシ樹脂を120〜200μm程度の膜厚で塗布した
後、乾燥、硬化させて行う。該第2層の表面は、第3層
との密着性を向上させるためにサンディング工程を行い
て平坦化することが好ましい。かかる第2層は有機質で
ある第1層および第3層と高い結合性を有するものであ
り、第1層と第3層とのバインダとして働く。
【0008】上記第3層の形成に使用するウレタン樹脂
は、主剤と硬化剤とからなる二液性ウレタン樹脂を混合
して形成する。上記主剤としては、ポリエステルポリオ
ール、上記硬化剤としてはイソシアネートが適してお
り、例えば、商品名:オーキッド(サーモグレース社
製)で市販されているものを使用することができ、上記
主剤と硬化剤は、通常2:1の容量比率で混合する。第
3層の形成は、上記二液性ウレタン樹脂の混合液をスプ
レー塗装で所定膜厚、例えば100〜150μm程度、
上記第2層上に塗装し、乾燥させることにより行う。か
かる第3層は、ビニルエステル樹脂やアクリル樹脂と同
様に硬化時の溶剤の抜け穴が少ないため、抜け穴を通し
ての湯の浸透が少なく高い耐湯性能を有する。 尚、第
3層を形成するウレタン樹脂は、染色種ペイント材料を
混入することにより、調色することが可能である。
【0009】上記第1層、第2層および第3層の厚み比
率は、10〜20:10〜20:5〜15、特に10〜
17:10〜17:8〜13であることが、耐久性の点
で好ましい。
【0010】また、本発明は、浴槽をリフォームまたは
補修するにあたり、浴槽表面の劣化部分を除去するサン
ディング工程と、アミノシラン系カップリング剤を含む
硬化剤を使用し、溶剤不溶分20〜40重量%を含むビ
スフェノール系エポキシ樹脂を上記浴槽表面に塗布する
第1層形成工程と、上記第1層上に溶剤不溶分40〜6
0重量%を含むビスフェノール系エポキシ樹脂を塗布す
る第2層形成工程と、上記第2層上にウレタン樹脂を塗
布する第3層形成工程とを含む浴槽の補修方法でもあ
る。即ち、本発明にかかるコーティングは、浴槽表面全
体のリフォームだけでなく劣化箇所の部分補修にも用い
ることが可能であり、かかる補修方法を用いることによ
り従来の補修方法に比べて耐久性の高い補修を行うこと
が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一の実施の形態について
説明する。まず、浴槽表面の湯垢などの汚れを浴槽用洗
剤または洗浄用シンナー等を用いて落とす脱脂処理を行
った後、サンディング処理を主体とし、浴槽表面をサン
ドペーパを用い、軽く研磨して表面凸部および劣化した
浴槽面を除去する。サンディング処理後は表面水分を除
去するため、通常、強制乾燥が行われる。
【0012】続いて、第1層の形成工程は、ビスフェノ
ール系エポキシ樹脂にて浴槽表面を被覆する工程であ
り、NEWベースコート用硬化剤にアミノシラン系カッ
プリング剤を100重量部に対し7.5〜30重量部の
範囲で添加混入して用意し、この硬化剤をNEWベース
コート主剤に適当割合で、例えば、主剤3容量部に対し
1容量部の比率で混合し、該混合液をスプレー塗装で所
定膜厚、例えば120〜200μm(ウェット状態)程
度塗装し、塗装後自然乾燥させる。乾燥後サンドペーパ
で表面をサンディングし、サンディング粉を除去する。
更に、表面の水分を完全に除去するために強制乾燥が行
われる。
【0013】次に、第2層の形成はOLDベースコート
主剤にOLDベースコート硬化剤を1対1で混合し、上
記第1層上に120〜200μm程度の膜厚で塗布した
後、自然乾燥により硬化させて形成する。乾燥後、上記
第2層の表面はサンドペーパでサンディングされ平坦化
される。更に、表面の水分を完全に除去するために強制
乾燥が行われる。
【0014】最後に、トップコートである第3層の形成
工程が、オーキッド(商品名)主剤と硬化剤とからなる
二液性ウレタン樹脂を通常2:1の容量比率で混合し、
この混合液をスプレー塗装で例えば100〜150μm
程度の膜厚で上記第2層上に塗装した後、自然乾燥させ
ることにより行われる。
【0015】(試験例)以下に本発明を用いてコーティ
ングしたテストピースと従来方法を用いてコーティング
したテストピースとの耐久性試験の試験例を示す。試験
用テストピースは、浴槽用基材であるFRPおよびSM
Cを基材として用い、該基材表面を脱脂処理号、#24
0サンドペーパにて軽く研磨し、ごみを除去した後、本
発明方法および従来方法(特公平3−57194号公
報)を用いてのコーティング層を形成して作製した。コ
ーティング層の形成方法は以下のとおりである。本発明方法 第1層:NEWベースコート主剤(樹脂分21.9%、
溶剤不溶分56.6%、溶剤分21.5%)420ml
に対し、アミノシラン系カップリング剤として商品名ペ
インタツドA(溶剤50%含有、ダウコーニング社製)
14mlをNEWベースコート硬化剤(樹脂分35%、
溶剤分65%)140mlに加えた後混合し、これを上
記主剤に混合して形成したベースコートを基材上に20
0μmスプレー塗布して形成した。上記第1層は自然乾
燥および遠赤外線ヒータにより乾燥させた。 第2層:OLDベースコート主剤(樹脂分24.5%、
溶剤不溶分47.9%、溶剤分27.0%)280ml
に対し、OLDベースコート硬化剤(樹脂分17.2
%、溶剤不溶分48.4%、溶剤分34.4%)280
mlに加えた後混合し、上記第1層上に200μmスプ
レー塗布して形成した。上記第2層は自然乾燥および遠
赤外線ヒータにより乾燥させた。 第3層:オーキッド主剤(樹脂分39.9%、溶剤不溶
分25.9%、溶剤分34.2%)280mlに対し、
オーキッド硬化剤(樹脂分54.2%、溶剤分45.8
%)140mlに加えた後混合し、上記第1層上に15
0μmスプレー塗布して形成した。上記第3層は自然乾
燥および遠赤外線ヒータにより乾燥させた。これによ
り、テストピースの作製が完了する。従来方法 ベースコート層:NEWベースコート主剤(樹脂分2
1.9%、溶剤不溶分56.6%、溶剤分21.5%)
420mlに対し、アミノシラン系カップリングとして
商品名ペインタツドA(溶剤50%含有、ダウコーニン
グ社製)14mlをNEWベースコート硬化剤(脂肪分
35%、溶剤分65%)140mlに加えた後混合し、
これを上記主剤に混合して形成したベースコートを基材
上に200μmスプレー塗布して形成した。上記ベース
コート層は自然乾燥および遠赤外線ヒータにより乾燥さ
せた。 トップコート層:オーキッド主剤(樹脂分39.9%、
溶剤不溶分25.9%、溶剤分34.2%)280ml
に対し、オーキッド硬化剤(樹脂分54.2%、溶剤分
45.8%)140mlに加えた後混合し、上記第1層
上に150μmスプレー塗布して形成した。該層は自然
乾燥および遠赤外線ヒータにより乾燥させた。これによ
り、テストピースの作製が完了する。
【0016】耐久性試験は、JIS A−5704に準
拠する煮沸試験(加速試験)を用いて行った。具体的に
は、FRP基材、SMC基材上に本発明方法および従来
方法によりそれぞれコーティング層を形成したテストピ
ースを、以下の条件で煮沸した後、コーティング層のは
がれ等の劣化を観察して行った。 FRP基材を用いたテストピース:95℃で800時間
煮沸 SMC基材を用いたテストピース:90℃で1200時
間煮沸 上記耐久性試験の条件は、浴槽を湯温40℃の24時間
ぶろに用いた場合に換算すると、95℃で800時間の
煮沸は10.7年間の連続使用に、90℃で1200時
間の煮沸は10.4年間の連続使用にそれぞれ相当す
る。
【0017】上記煮沸試験の結果、本発明方法によりF
RP基材上およびSMC基材上にコーティング層を形成
したテストピースでは、テストピース表面のフクレやは
がれ等の異常は一切見られなかった。これに対して、従
来方法によりFRP基材上およびSMC基材上にコーテ
ィング層を形成したテストピースでは、全面にフクレが
発生しており、一部ひび割れが観察された。このこと
は、湯温40℃で24時間ぶろとして連続使用した場
合、本発明方法によりFRP基材上およびSMC基材上
にコーティング層を形成したテストピースではそれぞれ
10.7年、10.4年の耐久性を有することを意味
し、即ち、本発明にかかる浴槽が、湯温40℃で使用す
る24時間ぶろとして10年以上の耐用年数を有するこ
とが分かる。
【0018】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかる浴槽は温水に対し高い耐久性を有するため、24
時間ぶろとして用いた場合でも10年以上の耐用年数を
有することができる。また、本発明方法を用いることに
より、浴槽の交換を行うことなく、安価かつ容易に、一
般浴槽を24時間ぶろ用高耐久性浴槽にリフォームする
ことが可能となる。更に、本発明方法は浴槽の補修に用
いることも可能であり、かかる場合は従来方法による補
修に比べて補修箇所の耐久性を高くすることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス浴槽を除く浴槽基材の少なく
    ともその浴槽内面に順次形成される第1層、第2層およ
    び第3層からなり、 上記第1層は上記浴槽基材に対し優れた接着性を有する
    溶剤不溶分20〜40重量%を含むビスフェノール系エ
    ポキシ樹脂からなり、 上記第2層は上記第1層および上記第3層に対し優れた
    接着性を有し、かつ上記第1層より優れた水不透過性を
    示す溶剤不溶分40〜60重量%を含むビスフェノール
    系エポキシ樹脂からなり、 上記第3層は第2層に対し優れた結合性を有するウレタ
    ン樹脂からなることを特徴とする温水に対し高い耐久性
    を有する浴槽。
  2. 【請求項2】 上記第1層、第2層および第3層の厚み
    比率が10〜20:10〜20:5〜15である請求項
    1記載の浴槽。
  3. 【請求項3】 浴槽をリフォームまたは補修するにあた
    り、浴槽表面の劣化部分を除去するサンディング工程
    と、 アミノシラン系カップリング剤を含む硬化剤を使用し、
    溶剤不溶分20〜40重量%を含むビスフェノール系エ
    ポキシ樹脂を上記浴槽表面に塗布する第1層形成工程
    と、 上記第1層上に溶剤不溶分40〜60重量%を含むビス
    フェノール系エポキシ樹脂を塗布する第2層形成工程
    と、 上記第2層上にウレタン樹脂を塗布する第3層形成工程
    とを含む浴槽の補修方法。
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