JPH1141876A - 電機子コイルの溶接加工装置 - Google Patents

電機子コイルの溶接加工装置

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JPH1141876A
JPH1141876A JP19421597A JP19421597A JPH1141876A JP H1141876 A JPH1141876 A JP H1141876A JP 19421597 A JP19421597 A JP 19421597A JP 19421597 A JP19421597 A JP 19421597A JP H1141876 A JPH1141876 A JP H1141876A
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JP
Japan
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armature
coil
work
cassette container
welding
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Application number
JP19421597A
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English (en)
Inventor
Hideki Ichikawa
秀樹 市川
Kenichi Shibayama
柴山  賢一
Masafumi Yoshida
政史 吉田
Mamoru Urushizaki
守 漆崎
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接する接合部間の短絡を防止でき、且つ良
好な溶接加工を行うことのできる溶接加工装置1を提供
すること。 【解決手段】 カセット容器12に装着されて加工室9
内まで搬送されたワーク2は、昇降装置16により加工
ステージまで持ち上げられ、ワーク保持回転手段17に
より保持される。ワーク2は、電機子鉄心に所定数の下
層コイルと上層コイルとを組み立て、下層コイルの両端
部に設けられたコイル突出部と、上層コイルの両端部に
設けられたコイル突出部とを径方向に重ね合わせてあ
る。ワーク保持回転手段17により保持されたワーク2
は、被接合部である下層コイル突出部と上層コイル突出
部とが位置決めされて電子ビーム溶接により接合され
る。電子ビームBを照射する電子銃18、19は、ワー
ク2の軸方向両側に配置され、且つ電子ビームBの照射
方向がワーク2の回転軸6に対して所定角度だけ傾斜す
る様に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の電機子
コイルを溶接により接合するための溶接加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、特願平7−326983号
にて「回転電機の回転子の製造方法」を出願した。この
先願に示された回転子は、図2に示す様に、電機子鉄心
3に組み立てられた所定数(電機子鉄心3のスロット数
と同数)の下層コイル4と上層コイル5とを有し、各コ
イル4、5のコイル突出部4c、5c同士が電気的に接
合されている。この先願では、各コイル突出部4c、5
c同士を接合する手段としてTIG溶接について記載さ
れているが、TIG溶接では、大気中での溶接にとって
有害となる酸素を隔離する必要があるため、一般的に不
活性ガスを溶融部(被接合部)に吹き付けて行われてい
る。このため、溶融部の清浄度を十分に確保しようとす
ると、必然的に不活性ガスの吹き付け量が増大し、ガス
の流れによって溶融部の形状にバラツキが生じるため、
接合部形状の制御が困難になる。また、TIG溶接が大
気中で行われる限り、溶融部に不活性ガスを吹き付けて
も溶融部の酸化を100%防止することはできず、更に
溶融部にボイドが発生することもある。このため、接合
部の電気抵抗を低減できないといった問題があった。
【0003】そこで、本発明者は、上記問題が解決する
ために、溶接加工を真空中で実施する電子ビーム溶接を
採用することにした。この電子ビーム溶接によれば、溶
接加工時に不活性ガスを用いる必要がないため、ガスの
流れによる溶融部の形状変化が生じない。また、真空中
での溶接加工により、溶融部の酸化、気泡の巻き込み、
ボイドの発生等が無く、接合部の電気抵抗値を低減でき
る。その結果、電機子コイルの性能を向上でき、且つ機
械的強度も向上できるメリットがある。但し、電子ビー
ム溶接に関しては、既に特開平8−96741号公報に
開示された電子ビーム加工機が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
記載された電子ビーム加工機と同様の方式を本発明の電
機子に適用すると、以下の問題が生じる。つまり、上記
公報に記載された電子ビーム加工機では、電子銃が被接
合部に対して外周方向に略直交して配置されるため、電
子銃から照射された電子ビームが被接合部の上層コイル
突出部5cに対して垂直方向から当たることになる(図
8参照)。この結果、電子ビームの照射によって溶融し
た溶融部が電機子の回転軸側(図8の下方)へ溶け落ち
るため、図8(a)、(b)に示す様に、接続深さLが
浅く、溶融部が回転軸側へ垂れて幅広Wな継ぎ手形状と
なる。この図8に示す様な継ぎ手形状では、隣接する接
合部との間に十分なギャップを確保することが困難であ
り、短絡不良の原因となる。また、接続面積が小さくな
るため電気抵抗値が高く、且つ接合部の機械的強度も低
くなる。
【0005】また、上記の電子ビーム加工機では、複数
の電子銃より同時に電子ビームを被加工物へ向けて照射
するため、本発明の対象となる電機子では良好な溶接部
を得ることが困難である。即ち、電機子鉄心3に組み立
てた下層コイル4と上層コイル5は、電機子鉄心3に対
して固定されている訳ではないため、被接合部である各
コイル4、5のコイル突出部4c、5c同士が電機子鉄
心3の回転方向に位置ずれを生じ易い。このため、隣接
する被接合部間のギャップが極めて小さい電機子の場
合、複数の被接合部を同時に、且つ良好に溶接すること
は困難である。本発明は、上記事情に基づいて成された
もので、その目的は、隣接する接合部間の短絡を防止で
き、且つ良好な溶接加工を行うことのできる電機子コイ
ルの溶接加工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(請求項1の手段)電子銃は、電子ビームの照射方向が
電機子の回転軸に対し傾斜して配置され、被接合部の接
合境界部付近に電子ビームを照射することができる。こ
れにより、電子ビームが照射されて溶融した溶融部が電
機子の中心側へ溶け落ちることはなく、良好な溶融部を
得ることができる。また、本発明では、略真空状態に保
たれた加工室内で溶接加工するため、溶接時に不活性ガ
スを用いる必要がなく、ガスの流れによる溶融部の形状
変化が生じない。これにより、隣接する接合部間のギャ
ップを確保することができるため、短絡不良を低減でき
る。
【0007】(請求項2の手段)電子銃は、電機子の軸
方向両側に配置されている。この場合、電機子を反転さ
せる必要がないため、溶接時間の短縮を図ることができ
る。
【0008】(請求項3の手段)電機子鉄心の軸方向両
側に配置される被接合部を片側ずつ順次に位置決めする
ことのできる位置決め手段を備えることにより、電機子
の軸方向両側に配置された電子銃は、位置決め手段によ
り位置決めされた被接合部を片側ずつ順次に溶接加工す
ることができる。即ち、一方の被接合部を正確に位置決
めして一方の電子銃により被接合部を溶接した後、他方
の被接合部を同様に位置決めして他方の電子銃により被
接合部を溶接する。この加工を所定コイル数だけ順次繰
り返す。これにより、隣接する被接合部間のギャップが
小さい電機子においても、良好な接合部を得ることがで
きる。
【0009】(請求項4の手段)循環経路にカセット容
器を循環させる循環手段を有し、且つ加工後の電機子と
加工前の電機子とを交換するワーク交換手段を備えるこ
とにより、多数の電機子を溶接加工する際の生産性を高
めることができる。具体的には、カセット容器への電機
子の装着、カセット容器の搬送(加工室へのカセット容
器の搬入および加工室からのカセット容器の搬出)、加
工後の電機子と加工前の電機子との交換等が一連の作業
となり、ロボット等を用いた自動化にも適応できる。
【0010】(請求項5の手段)電子銃は、個々の電機
子に対して電子ビームの照射方向が各々の回転軸に対し
傾斜して配置され、被接合部の接合境界部付近に電子ビ
ームを照射することができる。この場合、請求項1と同
様に、電子ビームが照射されて溶融した溶融部が電機子
の中心側へ溶け落ちることはなく、良好な溶融部を得る
ことができる。また、本発明では、略真空状態に保たれ
た加工室内で溶接加工するため、溶接時に不活性ガスを
用いる必要がなく、ガスの流れによる溶融部の形状変化
が生じない。これにより、隣接する接合部間のギャップ
を確保することができるため、短絡不良を低減できる。
更には、1つの電子銃で複数の電機子に対して溶接加工
を行うことができるため、溶接時間の短縮を図ることが
できる。
【0011】(請求項6の手段)個々の電機子毎に各々
の被接合部を位置決めすることのできる位置決め手段を
備えることにより、その位置決め手段により位置決めさ
れた被接合部を個々の電機子毎に順次に溶接加工するこ
とができる。即ち、一つの電機子に対して被接合部を正
確に位置決めして電子銃により被接合部を溶接し、これ
を所定コイル数だけ繰り返す。その後、他の電機子に対
して被接合部を正確に位置決めして電子銃により被接合
部を溶接し、これを所定コイル数だけ繰り返す。これに
より、隣接する被接合部間のギャップが小さい電機子に
おいても、良好な接合部を得ることができる。
【0012】(請求項7の手段)循環経路にカセット容
器を循環させる循環手段を有し、且つ加工後の電機子と
加工前の電機子とを交換するワーク交換手段を備えるこ
とにより、多数の電機子を溶接加工する際の生産性を高
めることができる。具体的には、カセット容器への電機
子の装着、カセット容器の搬送(加工室へのカセット容
器の搬入および加工室からのカセット容器の搬出)、加
工後の電機子と加工前の電機子との交換等が一連の作業
となり、ロボット等を用いた自動化にも適応できる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)図1は溶接加工装置1の全体構成図であ
る。本実施例の溶接加工装置1は、例えば自動車用スタ
ータモータ等の電機子2(図2参照)に適用され、電機
子鉄心3に巻装された下層コイル4と上層コイル5との
被接合部(後述する)を電子ビーム溶接にて接合するも
のである。電機子鉄心3は、円板状にプレス成形された
薄い鋼板を複数枚積層し、回転軸6の外周に嵌合して固
定されている。電機子鉄心3の外周には、下層コイル4
及び上層コイル5を組み立てるためのスロット3aが所
定数(例えば25個)設けられている。なお、図2は電
機子鉄心3に下層コイル4と上層コイル5とを組み立て
た状態(接合前の状態)の電機子2の半断面図である。
【0014】下層コイル4と上層コイル5は、電気抵抗
の低い純銅あるいは純アルミニウムを材料として、それ
ぞれ以下に述べる所定の形状に成形されている。下層コ
イル4は、下層コイル辺4aと、一組の下層コイル端部
4bと、一組の下層コイル突出部4cとから成り、図2
に示す様に、電機子2の側方から見た形状が略コの字形
に設けられている。下層コイル辺4aは、電機子鉄心3
のスロット3a内に配置される部分で、スロット3aの
軸方向長さ(電機子鉄心3の軸方向長さ)と略等しい直
線状に設けられている。一組の下層コイル端部4bは、
下層コイル辺4aの両端部よりそれぞれ略直角に折れ曲
がって設けられている。但し、一方の下層コイル端部4
bと他方の下層コイル端部4bは、下層コイル辺4aを
中心として周方向に互いに反対側へ湾曲して設けられて
いる。一組の下層コイル突出部4cは、それぞれ両下層
コイル端部4bの内周端から外側へ突出して設けられて
いる。
【0015】上層コイル5は、上層コイル辺5aと、一
組の上層コイル端部5bと、一組の上層コイル突出部5
cとから成り、図2に示す様に、電機子2の側方から見
た形状が略コの字形に設けられている。上層コイル辺5
aは、電機子鉄心3のスロット3a内にて下層コイル辺
4aの外側に配置される部分で、下層コイル辺4aより
長い直線状に設けられている。一組の上層コイル端部5
bは、上層コイル辺5aの両端部よりそれぞれ略直角に
折れ曲がって設けられている。但し、一方の上層コイル
端部5bと他方の上層コイル端部5bは、上層コイル辺
5aを中心として周方向に互いに反対側へ湾曲して設け
られている。一組の上層コイル突出部5cは、それぞれ
両上層コイル端部5bの内周端から外側へ突出して設け
られている。
【0016】上記の下層コイル4と上層コイル5は、図
2に示す様に、それぞれ下層コイル辺4a及び上層コイ
ル辺5aをスロット3a内に配置して電機子鉄心3に組
み立てられ、電機子鉄心3の軸方向両側でそれぞれ下層
コイル突出部4cと上層コイル突出部5cとが径方向に
重ね合わされて、その下層コイル突出部4cと上層コイ
ル突出部5cとが電子ビーム溶接により接合される。こ
の径方向に重ね合わされた下層コイル突出部4cと上層
コイル突出部5c、即ち被接合部は、両コイルエンドに
それぞれ各コイル数分だけ設けられ、図3(接合前のコ
イルエンドの正面図)に示す様に、回転軸の外周で周方
向に僅かな間隔を空けて配置されている。なお、下層コ
イル突出部4cと上層コイル突出部5cとが径方向に重
ね合わされる下層コイル4と上層コイル5は、図4に示
す様に、下層コイル辺4aと上層コイル辺5aとが周方
向に所定のスロット3a数分だけ離れたスロット3a内
に配置されている。
【0017】電機子鉄心3に組み立てられた下層コイル
4の下層コイル端部4bと電機子鉄心3の端面との間、
及び下層コイル端部4bと上層コイル端部5bとの間に
は、それぞれ絶縁体7、8が介在されている。また、ス
ロット3a内に配置される下層コイル辺4aと上層コイ
ル辺5aは、両コイル辺4a、5aとスロット3a内壁
面との間、及び下層コイル辺4aと上層コイル辺5aと
の間に絶縁体(図示しない)が介在されている。但し、
スロット3a内に絶縁体を配置する代わりに、下層コイ
ル辺4a及び上層コイル辺5aの表面に絶縁処理(例え
ば、絶縁テープを巻き付ける、絶縁被膜を形成する等)
を施しても良い。
【0018】次に、溶接加工装置1の構成について説明
する。溶接加工装置1は、図1に示す様に、電機子2
(以下ワーク2と言う)を加工(溶接)するための加工
室9、ワーク2を搬送するための搬送用チューブ10、
11、この搬送用チューブ10、11内でワーク2を運
ぶカセット容器12、搬送用チューブ10、11内でカ
セット容器12を循環させる循環装置13、14、加工
後のワーク2と加工前のワーク2とを交換するワーク交
換手段15、加工室9内でワーク2を上下移動させる昇
降装置16、加工室9内の加工ステージ(図1でワーク
2が置かれている場所)でワーク2を保持し、且つ回転
させるワーク保持回転手段17、このワーク保持回転手
段17に保持されたワーク2の被接合部(下層コイル突
出部4cと上層コイル突出部5c)に向けて電子ビーム
Bを照射する電子銃18、19等より構成されている。
【0019】加工室9は、真空ポンプ等の減圧装置(図
示しない)によって内部が略真空状態に保たれている。
搬送用チューブ10、11は、加工室9内を横方向(図
1の左右方向)に通り抜けて配された上段側チューブ1
0と、循環装置13、14を介して上段側チューブ10
と連絡する下段側チューブ11とから成る。上段側チュ
ーブ10には、加工室9内を通る略中央部の上壁面にワ
ーク2を出し入れするための出入口10aが形成され、
その出入口10aと対向する下壁面にも開口部10bが
形成されている。なお、上段側チューブ10の出入口1
0aには、その出入口10aを開閉するシャッタ20が
設けられている。また、上段側チューブ10の途中(但
し加工室9より手前側)には排気管21が接続され、こ
の排気管21を通じて真空ポンプ等(図示しない)によ
りカセット容器12内の脱気が行われる。一方、下段側
チューブ11には、出口側(図1の右側)の上壁面にワ
ーク2を交換するための交換口11aが形成されてい
る。
【0020】カセット容器12は、ワーク2を所定の姿
勢に保持して運ぶもので、搬送用チューブ10、11内
に複数配置されている。なお、カセット容器12の外周
にはOリング等のシール材22が具備されて、カセット
容器12と搬送用チューブ10、11との間が気密にシ
ールされている。循環装置13、14は、下段側チュー
ブ11から上段側チューブ10へカセット容器12を送
るための第1循環装置13と、上段側チューブ10から
下段側チューブ11へカセット容器12を送るための第
2循環装置14とから成る。ワーク交換手段15は、下
段側チューブ11に形成された交換口11aを通じて、
カセット容器12内のワーク2(加工後のワーク2)を
取り出して所定の場所へ移送した後、別のワーク2(加
工前のワーク2)をカセット容器12内にセットするこ
とができる。
【0021】ワーク昇降装置16は、先端にワーク2を
載せるための受座23aを有するロッド23と、このロ
ッド23を駆動するアクチュエータ24とを備える。ロ
ッド23は、アクチュエータ24に駆動されることで、
上段側チューブ10に形成された開口部10bと出入口
10aとを通って(上段側チューブ10内を通り抜け
て)上下方向に移動する。アクチュエータ24は、加工
室9の下部に取り付けられ、図1に二点鎖線で示す下端
位置と図1に実線で示す上端位置との間でロッド23を
上下移動させる。このワーク昇降装置16は、アクチュ
エータ24によりロッド23を上方へ駆動すると、カセ
ット容器12内のワーク2をロッド23の受座23aに
載せてカセット容器12から取り出し、そのまま加工ス
テージまで持ち上げることができる。また、アクチュエ
ータ24によりロッド23を下方へ駆動すると、加工ス
テージまで持ち上げられていたワーク2をロッド23と
共に下降して、再びカセット容器12内に戻すことがで
きる。
【0022】ワーク保持回転手段17は、加工室9の左
右両側に配されて、ワーク昇降装置16により加工ステ
ージまで持ち上げられたワーク2の回転軸6を両端部で
支持し、且つワーク2に対して周方向の位置決めを行う
ことができる。また、ワーク保持回転手段17は、左右
両側の何方か一方側にサーボモータ等の駆動装置(図示
しない)を具備し、この駆動装置により回転軸6を中心
にワーク2を所定角度回転させることができる。電子銃
18、19は、加工室9の両側に配置され、ワーク保持
回転手段17によって保持されたワーク2の被接合部に
向けて電子ビームBを照射する。但し、この電子銃1
8、19は、ワーク2の被接合部に対する電子ビームB
の照射方向がワーク2の回転軸6に対して所定角度だけ
傾斜する様に配置されている。
【0023】次に、本実施例の作動を説明する。まず、
ワーク交換手段15によって加工前のワーク2がカセッ
ト容器12に収容され、循環装置13、14により搬送
されて下段側チューブ11から上段側チューブ10へ送
り込まれる。上段側チューブ10内を移動するカセット
容器12は、カセット容器12内の空気が加工室9内へ
持ち込まれない様に排気管21を通じて脱気される。加
工室9内にて加工ステージの真下へ到達したカセット容
器12は、昇降装置16によってカセット容器12から
取り出され、加工ステージまで持ち上げられた後、ワー
ク保持回転手段17によって保持される。この時、上段
側チューブ10の出入口10aに設けられたシャッタ2
0は、昇降装置16の作動に連動して出入口10aを開
閉する。
【0024】ワーク保持回転手段17によって保持され
たワーク2は、一方側(例えば図1の左側)のコイルエ
ンドにおいて1つの被接合部を正確に位置決めした後、
一方の電子銃18より電子ビームBを照射して被接合部
を溶接する。次に、他方側のコイルエンドにおいて1つ
の被接合部を正確に位置決めした後、他方の電子銃19
より電子ビームBを照射して被接合部を溶接する。両側
のコイルエンドでそれぞれ1か所ずつ被接合部を溶接加
工した後、回転軸6を中心としてワーク2を1スロット
3a分だけ回転させ、上記の手順で所定のスロット3a
数分だけ加工を繰り返す。以上の工程を経て、図5に示
す様に、全ての下層コイル突出部4cと上層コイル突出
部5cとが接合され、接合部25が得られる。
【0025】溶接加工が終了すると、ワーク保持回転手
段17からワーク2が解放され、昇降装置16により再
びカセット容器12へ収納される。その後、昇降装置1
6のロッド23がカセット容器12の移動の障害になら
ない位置まで下降すると、加工済みのワーク2を収納し
たカセット容器12が後続のカセット容器12に押し出
されて加工室9より排出される。以後、加工済みのワー
ク2を収納したカセット容器12が順次後続のカセット
容器12に押し出されて下段側チューブ11の交換口1
1aまで搬送されると、ワーク交換手段15にて加工済
みワーク2がカセット容器12内から取り出され、所定
の場所へ移送された後、本機外に用意された別のワーク
2(加工前のワーク2)がカセット容器12内にセット
される。以後、同様の手順にて順次ワーク2の加工が行
われる。
【0026】(本実施例の効果)本実施例の溶接加工装
置1では、ワーク保持回転手段17にて保持されたワー
ク2の回転軸6に対して、電子銃18、19がやや傾斜
して配置されている。これにより、電子ビームBは、必
然的に被接合部の接合境界部付近に向けて照射され、且
つ接合面に対して若干の角度を持って照射される。この
結果、接合部25の溶融状態は、図6に示す様に、接続
深さLが深く、接合面を中心とした幅広Wな継ぎ手形状
(溶融部が回転軸6側へ垂れていない)となる。なお、
図6(a)は接合部の側断面図、図6(b)は接合部の
軸方向から見た正面図である。この継ぎ手形状は、接続
面積が大きくなるため電気抵抗値が低く、且つ接合部2
5の機械的強度も高くできる。また、溶融部が回転軸6
側へ垂れた継ぎ手形状(図8参照)と比較して、周方向
に隣接する接合部25間のギャップを大きく取れるた
め、隣接する接合部25間の短絡不良を防止できる。本
実施例では、ワーク2の軸方向両側に電子銃18、19
を配置しているが、両コイルエンドの被接合部を片側ず
つ交互に正確に位置決めしながら溶接することができる
ため、隣接する接合部25間のギャップが極めて小さい
電機子2の場合でも、回転方向の位置ずれによる溶接不
良が生じることはない。また、ワーク2の軸方向両側に
電子銃18、19を配置したことにより、両コイルエン
ドの被接合部を片側ずつ溶接する場合でも効率良く実施
できるため、溶接時間の短縮を図ることができる。
【0027】また、本実施例の構成によれば、搬送用チ
ューブ10、11にカセット容器12を循環させる循環
装置13、14を有し、且つ加工後の電機子2と加工前
の電機子2とを交換するワーク交換手段15を備えるこ
とにより、多数の電機子2を溶接加工する際の生産性を
高めることができる。具体的には、カセット容器12へ
の電機子2の装着、カセット容器12の搬送(加工室9
へのカセット容器12の搬入および加工室9からのカセ
ット容器12の搬出)、加工後の電機子2と加工前の電
機子2との交換等が一連の作業となり、ロボット等を用
いた自動化にも適応できる。なお、電機子コイル(下層
コイル4及び上層コイル5)には、一般的に反射率の高
い銅やアルミニウム等が用いられるため、エネルギー密
度の高いレーザー溶接等を行うと、レーザー光線が被接
合部の表面で反射して溶接不良を生じる可能性がある。
これに対し、本実施例の電子ビーム溶接であれば、反射
率とは無関係に溶接加工を行うことができるため、良好
な溶融部を得ることができる。
【0028】(第2実施例)図7は溶接加工装置1の全
体構成図である。本実施例は、カセット容器12に複数
(図7では2個)のワーク2を保持できる構成とし、そ
のカセット容器12に保持された複数のワーク2を同時
に加工ステージへ持ち上げて加工する場合の一例を示
す。以下、第1実施例との変更点のみ説明する。カセッ
ト容器12は、カセット容器12に対して着脱自在なワ
ーク保持器26を有し、このワーク保持器26に対し
て、複数のワーク2をそれぞれ回転軸6がカセット容器
12の進行方向に対して直交する方向に装着することが
できる。ワーク交換手段15は、カセット容器12のワ
ーク保持器26に保持されている複数のワーク2を同時
に取り出し、他の複数のワーク2(加工前)と交換する
ことができる。
【0029】昇降装置16は、加工室9内まで搬送され
たカセット容器12からワーク保持器26毎持ち上げて
加工ステージまで運ぶことができる。ワーク保持回転手
段17は、ワーク保持器26に保持されているワーク2
を、それぞれ回転軸6を中心として所定の角度回転させ
ることができ、且つ各ワーク2の周方向の位置決めを行
うことができる。電子銃27は、加工室9の上部に配置
され、複数のワーク2に対しそれぞれ電子ビームBの向
きを代えて照射することができる。但し、電子ビームB
は、各ワーク2の回転軸6に対して傾斜した方向から被
接合部へ向けて照射される。
【0030】次に、本実施例の作動について説明する。
加工ステージまで持ち上げられた複数のワーク2をワー
ク保持回転手段17により保持し、先ず最初のワーク2
に対して第1の被接合部を正確に位置決めした後、電子
銃27より電子ビームBを被接合部に照射して溶接す
る。続いて、次のワーク2に対して第1の被接合部を正
確に位置決めした後、電子銃27より電子ビームBを被
接合部に照射して溶接する。上記の工程を繰り返して、
全てのワーク2に対しそれぞれ第1の被接合部を溶接す
る。次に、最初のワーク2を回転軸6を中心として1ス
ロット3a分だけ回転させ、第2の被接合部を正確に位
置決めして溶接する。以後、上記の順番で所定のスロッ
ト3a数分だけ加工を繰り返し、全てのワーク2に対し
て一方のコイルエンドの溶接加工が終了すると、一旦加
工室9から搬出され、ワーク交換手段15にて各ワーク
2の軸方向の向きを反転させた後、再び加工室9内の加
工ステージまで搬送され、上記の手順と同様に他方のコ
イルエンドの溶接加工が行われる。
【0031】(第2実施例の効果)本実施例によれば、
複数のワーク2に対し同一の電子銃27を使用して溶接
加工できるため、第1実施例の場合より高価な電子銃2
7を少なくできるため、安価な溶接加工装置1を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶接加工装置の全体構成図である(第1実施
例)。
【図2】電機子の半断面図である。
【図3】各コイルの被接合部を示す電機子の軸方向正面
図である。
【図4】下層コイルと上層コイルとの位置関係を示す斜
視図である。
【図5】各コイルの接合部を示す側断面図(a)及び軸
方向の正面図(b)である。
【図6】接合部の側断面図(a)及び接合部の正面図
(b)である。
【図7】溶接加工装置の全体構成図である(第2実施
例)。
【図8】接合部の側断面図(a)及び接合部の正面図
(b)である(従来技術)。
【符号の説明】
1 溶接加工装置 2 ワーク(電機子) 3 電機子鉄心 3a スロット 4 下層コイル 4c 下層コイル突出部(被接合部) 5 上層コイル 5c 上層コイル突出部(被接合部) 6 回転軸 9 加工室 10 上段側チューブ(ワーク搬送手段/循環経路) 11 下段側チューブ(ワーク搬送手段/循環経路) 12 カセット容器 13 第1循環装置(循環手段/循環経路) 14 第2循環装置(循環手段/循環経路) 15 ワーク交換手段 17 ワーク保持回転手段(ワーク保持手段/位置決
め手段) 18 電子銃(第1実施例) 19 電子銃(第1実施例) 27 電子銃(第2実施例) B 電子ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 漆崎 守 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周部に所定数のスロットを有する電機子
    鉄心と、 この電機子鉄心を回転自在に支持する回転軸と、 前記電機子鉄心に組み立てられる所定数の下層コイル
    と、 この下層コイルの後から前記電機子鉄心に組み立てられ
    る所定数の上層コイルとを備え、 前記電機子鉄心に所定数の前記下層コイルと前記上層コ
    イルとを組み立てて、前記下層コイルの両端部に設けら
    れた一対の下層コイル突出部と前記上層コイルの両端部
    に設けられた一対の上層コイル突出部とをそれぞれ径方
    向に重ね合わせ、その重ね合わされた前記下層コイル突
    出部と前記上層コイル突出部とが前記回転軸の外周で周
    方向に所定数配置された電機子に対し、 径方向に重ね合わされた前記下層コイル突出部と前記上
    層コイル突出部との被接合部に電子ビームを照射して溶
    接加工する溶接加工装置であって、 内部が略真空状態に保たれた加工室と、 この加工室内で前記回転軸を中心として前記電機子を回
    転可能に保持するワーク保持手段と、 前記被接合部に電子ビームを照射する電子銃とを備え、 この電子銃は、電子ビームの照射方向が前記回転軸に対
    し傾斜して配置され、前記被接合部の接合境界部付近に
    電子ビームを照射することを特徴とする電機子コイルの
    溶接加工装置。
  2. 【請求項2】前記電子銃は、前記電機子の軸方向両側に
    配置されていることを特徴とする請求項1に記載した電
    機子コイルの溶接加工装置。
  3. 【請求項3】前記電機子鉄心の軸方向両側にそれぞれ所
    定数ずつ配置される前記被接合部を片側ずつ順次に位置
    決めすることのできる位置決め手段を備え、 前記電機子の軸方向両側に配置された前記電子銃は、前
    記位置決め手段により位置決めされた前記被接合部を片
    側ずつ順次に溶接加工することを特徴とする請求項2に
    記載した電機子コイルの溶接加工装置。
  4. 【請求項4】前記電機子を保持できるカセット容器と、 前記加工室内を通り抜けて前記カセット容器が循環でき
    る循環経路と、 この循環経路に前記カセット容器を循環させる循環手段
    と、 この循環手段により前記加工室内へ搬入された前記カセ
    ット容器から前記電機子を取り出して前記加工室内の加
    工ステージまで運び、溶接終了後、前記加工ステージか
    ら再び前記カセット容器へ前記電機子を運ぶワーク搬送
    手段と、 前記加工室内より搬出された前記カセット容器から前記
    電機子を取り出して、加工前の他の電機子を前記カセッ
    ト容器にセットするワーク交換手段とを備えることを特
    徴とする請求項1〜3に記載した何れかの電機子コイル
    の溶接加工装置。
  5. 【請求項5】外周部に所定数のスロットを有する電機子
    鉄心と、 この電機子鉄心を回転自在に支持する回転軸と、 前記電機子鉄心に組み立てられる所定数の下層コイル
    と、 この下層コイルの後から前記電機子鉄心に組み立てられ
    る所定数の上層コイルとを備え、 前記電機子鉄心に所定数の前記下層コイルと前記上層コ
    イルとを組み立てて、前記下層コイルの両端部に設けら
    れた一対の下層コイル突出部と前記上層コイルの両端部
    に設けられた一対の上層コイル突出部とをそれぞれ径方
    向に重ね合わせ、その重ね合わされた前記下層コイル突
    出部と前記上層コイル突出部とが前記回転軸の外周で周
    方向に所定数配置された電機子に対し、 径方向に重ね合わされた前記下層コイル突出部と前記上
    層コイル突出部との被接合部に電子ビームを照射して溶
    接加工する溶接加工装置であって、 内部が略真空状態に保たれた加工室と、 この加工室内で複数の前記電機子を各々の前記回転軸が
    略平行となる様に保持し、且つ前記各々の回転軸を中心
    として複数の前記電機子をそれぞれ回転可能に保持する
    ワーク保持手段と、 前記被接合部に電子ビームを照射する電子銃とを備え、 この電子銃は、個々の前記電機子に対して電子ビームの
    照射方向が各々の前記回転軸に対し傾斜する様に配置さ
    れ、前記被接合部の接合境界部付近に電子ビームを照射
    することを特徴とする電機子コイルの溶接加工装置。
  6. 【請求項6】個々の前記電機子毎に各々の前記被接合部
    を位置決めすることのできる位置決め手段を備え、 前記電子銃は、前記位置決め手段により位置決めされた
    前記被接合部を個々の前記電機子毎に順次に溶接加工す
    ることを特徴とする請求項5に記載した電機子コイルの
    溶接加工装置。
  7. 【請求項7】複数の前記電機子を保持できるカセット容
    器と、 前記加工室内を通り抜けて前記カセット容器が循環でき
    る循環経路と、 この循環経路に前記カセット容器を循環させる循環手段
    と、 この循環手段により前記加工室内へ搬入された前記カセ
    ット容器から前記電機子を取り出して前記加工室内の加
    工ステージまで運び、溶接終了後、前記加工ステージか
    ら再び前記カセット容器へ前記電機子を運ぶワーク搬送
    手段と、 前記加工室内より搬出された前記カセット容器より前記
    電機子を取り出して、加工前の他の電機子を前記カセッ
    ト容器にセットするワーク交換手段とを備えることを特
    徴とする請求項5または6に記載した電機子コイルの溶
    接加工装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1750354A2 (en) * 2005-08-04 2007-02-07 General Electric Company Method and cradle to handle a stator bar
WO2019233786A1 (en) * 2018-06-04 2019-12-12 Safran Electrical & Power Stator for a multi-phase electrical machine

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