JPH1141511A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JPH1141511A
JPH1141511A JP9191674A JP19167497A JPH1141511A JP H1141511 A JPH1141511 A JP H1141511A JP 9191674 A JP9191674 A JP 9191674A JP 19167497 A JP19167497 A JP 19167497A JP H1141511 A JPH1141511 A JP H1141511A
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JP
Japan
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photographing
data
electronic camera
recording medium
photographing data
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JP9191674A
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English (en)
Inventor
Kenji Toyoda
堅二 豊田
Masaharu Ito
正晴 伊藤
Osamu Ikeda
理 池田
Haruhiko Tanaka
晴彦 田中
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電子カメラに関し、撮影モードを自
由に設定することができる電子カメラを提供することを
目的とする。 【解決手段】 被写体を撮像して画像情報を生成する撮
像手段1と、着脱自在に配置される記録媒体2と、撮像
手段1によって生成された画像情報を、記録媒体2に格
納する格納手段3とを備えた電子カメラにおいて、撮像
手段1の撮影動作にかかわる制御量である撮影データが
記録された記録媒体2から、その撮影データを読み出す
読出手段4と、読出手段4により読み出された撮影デー
タを用いて、撮像手段1の撮影動作を制御する制御手段
5とを具備し、撮影データを反映させた画像情報を生成
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子カメラに関し、
特に、簡便な操作で、撮影者の撮影意図をより自由に反
映させて撮影することができる電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩カメラに代わって、撮像素子
を用いた電子カメラを利用する機会が拡大している。電
子カメラは、撮像素子によって光学像を光電変換し、得
られた光電信号をA/D変換し、画像データとしてフラ
ッシュメモリなどの記録媒体に記録する。
【0003】電子カメラ(特に、デジタルカメラ)は、
現像処理が不要である点、撮影した画像を液晶モニタな
どに表示させてその場で撮影を確認できる点などの利点
を有しており、銀塩カメラと比較して手軽に撮影を行う
ことができる。さらに、より手軽に多様な撮影を行える
ように、プログラムAEを搭載した電子カメラも実用化
されている。
【0004】プログラムAEは、絞り-シャッタスピー
ド等の組み合わせが、各種の撮影モードとして予めプロ
グラムされており、撮影者が所望の撮影モードを選択す
ると、その撮影モードに対応する絞りやシャッタスピー
ド等が自動的に設定される。これにより、被写体や撮影
者の撮影意図に応じた撮影を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、従来の電子カメラでは、各撮影モードは、カメラC
PUの内部ROMに格納されるシーケンスプログラムに
従って実行されているため、撮影モードの内容を自由に
変更したり、撮影者が自分好みの撮影モードを新たに追
加するということができなかった。
【0006】特に、使い慣れてくると、既定の撮影モー
ドでは飽き足りなくなり、より豊かな表現を求めて、カ
メラ設定を複雑かつ詳細にして撮影を行うようになる
が、その際、自分の気に入ったカメラの設定状態を保存
することができないため、撮影の度に、逐一同じ設定操
作を繰り返さなければならず、非常に不便であった。そ
こで、請求項1〜5に記載の発明は、上述の問題点を解
決するために、撮影モードを自由に設定することができ
る電子カメラを提供することを目的とする。
【0007】請求項6に記載の発明は、より簡便な操作
で撮影モードを自由に設定することができる電子カメラ
を提供することを目的とする。請求項7に記載の発明
は、撮影データに基づいて撮影画像を操作することがで
きる電子カメラを提供することを目的とする。なお、公
知の銀塩カメラには、フィルムに画像を写し込み、一方
でフラッシュメモリなどに撮影モードのデータを書き込
めるカメラシステムが実用化されている。しかしなが
ら、このような銀塩カメラでは、撮影画像と撮影データ
とで記録形態が異なっているため、2つを同一の記録媒
体に、同一の記録形態で記録することは不可能であり、
特に撮影画像と撮影データとを関連づけて記録すること
はできなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の発明
は、被写体を撮像して画像情報を生成する撮像手段1
と、着脱自在に配置される記録媒体2と、撮像手段1に
よって生成された画像情報を、記録媒体2に格納する格
納手段3とを備えた電子カメラにおいて、撮像手段1の
撮影動作にかかわる制御量である撮影データが記録され
た記録媒体2から、その撮影データを読み出す読出手段
4と、読出手段4により読み出された撮影データを用い
て、撮像手段1の撮影動作を制御する制御手段5とを具
備し、撮影データを反映させた画像情報を生成すること
を特徴とする。
【0009】図2は、請求項2に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項2に記載の発明は、請求項1に記
載の電子カメラにおいて、撮影データの設定操作を外部
から受け付け、該設定操作により設定された撮影データ
を取得する操作入力手段6と、操作入力手段6により取
得された撮影データを記録媒体2に記録する記録手段7
とを備えて構成する。
【0010】図3は、請求項3に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項3に記載の発明は、請求項2に記
載の電子カメラにおいて、操作入力手段6により取得さ
れた撮影データの取得履歴を記憶する履歴記憶手段8
と、履歴記憶手段8に記憶された撮影データの取得履歴
から、取得回数の多い撮影データを選出する選出手段9
とを備え、記録手段7は、選出手段9により選出された
撮影データを、記録媒体2に記録することを特徴とす
る。
【0011】図4は、請求項4に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項4に記載の発明は、請求項1に記
載の電子カメラにおいて、撮影データの設定操作を外部
から受け付け、該設定操作により設定された撮影データ
を取得する操作入力手段6を備え、制御手段5は、操作
入力手段6により取得された撮影データを用いて、撮像
手段1の撮影動作を制御することを特徴とする。
【0012】図5は、請求項5に記載の発明の原理ブロ
ック図である。請求項5に記載の発明は、請求項4に記
載の電子カメラにおいて、制御手段5による撮影動作制
御の際に用いられた撮影データを、記録媒体2に記録す
る記録手段7を備えて構成する。図6は、請求項6に記
載の発明の原理ブロック図である。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項2ないし
請求項5のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
撮影データの選択肢をメニュー表示する表示手段10を
備え、操作入力手段6は、メニュー表示される撮影デー
タの選択操作を外部から受け付け、該選択操作により選
択された撮影データを取得することを特徴とする。図7
は、請求項7に記載の発明の原理ブロック図である。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
請求項6のいずれか1項に記載の電子カメラにおいて、
格納手段3は、画像情報を、その画像情報が生成される
際に用いられた撮影データと関連づけて記録媒体2に格
納することを特徴とする。
【0015】(作用)請求項1に記載の電子カメラで
は、記録媒体2に、撮影データ(例えば、露出量、焦点
距離など撮像手段1の撮影動作にかかわる制御量)が予
め記録されている。
【0016】読出手段4は、記録媒体2から撮影データ
を読み出す。次に、制御手段5は、読み出された撮影デ
ータに従って、露出量、レンズの焦点距離等を自動的に
調節し、撮像手段1は、その状態で被写体を撮像して画
像情報を生成する。格納手段3は、生成された画像情報
を記録媒体2に格納する。
【0017】このように、本発明では、撮影者が逐一カ
メラ設定をせずに、背景をぼかすなどの多様な撮影を行
うことができる。請求項2に記載の電子カメラでは、操
作入力手段6は、撮影者が行う撮影データの設定操作を
受け付け、その撮影データを取得する。次に、記録手段
7は、取得された撮影データを記録媒体2に記録する。
【0018】請求項3に記載の電子カメラでは、履歴記
憶手段8は、撮影データの取得履歴を記憶しているの
で、取得回数の多い撮影データが、記録媒体2に記録さ
れる。請求項4に記載の電子カメラでは、操作入力手段
6は、撮影者が行う撮影データの設定操作を受け付け、
その撮影データを取得する。次に、制御手段5は、取得
された撮影データに基づいて撮影動作を制御する。
【0019】請求項5に記載の電子カメラでは、記録手
段7は、撮影動作制御の際に用いられた撮影データを記
録媒体2に記録する。請求項6に記載の電子カメラで
は、表示手段10は、撮影データの選択肢をメニュー式
に表示する。撮影者は、メニュー表示されている撮影デ
ータの選択肢から所望の撮影データを選択する。操作入
力手段6は、撮影者が選択した撮影データを取得する。
【0020】請求項7に記載の電子カメラでは、格納手
段3は、画像情報とその画像情報が生成される際に用い
られた撮影データとを関連づけて記録媒体2に格納す
る。これにより、例えば、画像情報と撮影データとを関
連づけて表示したり、撮影データに基づいて画像情報を
検索することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。図8は、本発明の実施形態である電子
カメラの構成ブロック図である。また、図9は、本実施
形態の外観図である。なお、本実施形態は、請求項1、
2、6、7に記載の発明に対応する。
【0022】図8において、本体21はカメラ部22を
備えている。カメラ部22の内部には、撮影レンズ23
が配置され、撮影レンズ23の透過光を受光する位置に
撮像素子24が配置されている。撮像素子24は、光電
変換素子が2次元的に配置されて構成されている。カラ
ー画像の撮像は、例えば、RGBの色分解フィルタを各
画素の表面にパターン化したオンチップフィルタ型の単
板式CCDによって行われる。
【0023】この場合、RGB各画素がベイアー配列等
に規則的に配列されている。また、撮像素子24の後段
では、画素の補間処理を行う。さらには、単板式CCD
では、細かなパターンを撮像する際に生じるモアレ状の
折り返し雑音を除去するために、撮像素子24の被写体
側に光学的にローパスフィルタを設けてある。撮像素子
24の光電信号は、A/D変換部25を介して、本体2
1内部に配置される画像処理回路26に入力される。画
像処理回路26の入出力端子は、圧縮伸張回路27の入
出力端子と接続され、圧縮伸張回路27は、DRAM2
8およびデータアクセス部29と接続される。圧縮伸張
回路27およびDRAM28間と、圧縮伸張回路27お
よびデータアクセス部29間では、画像データが双方向
に転送される。
【0024】また、データアクセス部29は光磁気記録
媒体30と接続されており、データアクセス部29およ
び光磁気記録媒体30間では画像データが双方向に転送
される。この光磁気記録媒体30は、ディスク形状でラ
ンダムアクセス可能であり、本体21から着脱自在であ
る。
【0025】一方、画像処理回路26の画像出力は、V
RAM37に入力され、VRAM37の画像出力は、液
晶表示部38と、外部出力端子39とに入力される。ま
た、液晶表示部38の表面には、タッチスクリーン36
が取り付けられている。一方、本体21内部には、MP
U31が配置されている。MPU31の出力は、画像処
理回路26、データアクセス部29、操作ボタン32、
露出制御部33、レンズ駆動部34、スピードライト部
35、タッチスクリーン36およびVRAM37に入力
される。
【0026】また、MPU31には、画像処理回路2
6、データアクセス部29、操作ボタン32およびタッ
チスクリーン36からの出力信号が入力される。また、
図9に示すように操作ボタン32として、本体21上部
には撮影ボタン40が設けられている。さらに、側面部
には、外部出力端子39、MO装着部41が設けられて
いる。
【0027】なお、請求項1、7に記載の発明と、本実
施形態との対応関係については、撮像手段1は、撮影レ
ンズ23、撮像素子24、A/D変換部25および画像
処理回路26に対応し、記録媒体2は、光磁気記録媒体
30に対応し、格納手段3は、MPU31のファイルア
クセス機能およびデータアクセス部29に対応し、読出
手段4は、MPU31のファイルアクセス機能およびデ
ータアクセス部29に対応し、制御手段5は、MPU3
1の制御機能に対応する。
【0028】また、請求項2に記載の発明と、本実施形
態との対応関係については、上述の対応関係と併せて、
操作入力手段6は、操作ボタン32、タッチスクリーン
36およびMPU31の操作認識機能に対応し、記録手
段7は、MPU31のファイルアクセス機能およびデー
タアクセス部29に対応する。
【0029】また、請求項6に記載の発明と、本実施形
態との対応関係については、上述の対応関係と併せて、
表示手段10は、MPU31のメニュー画面作成機能、
VRAM37および液晶表示部38に対応する。次に、
本実施形態の動作について図面を参照して説明する。図
10、図11は、本実施形態の動作を説明する流れ図で
ある。
【0030】電源スイッチ(不図示)がONになると、
MPU31は、内部ROMからカメラシーケンスプログ
ラムを読み出し、そのプログラムに従って、以下の動作
を実行する。図12は、初期状態の液晶表示部38の表
示画面である。ここでは、すでに記録されている画像フ
ァイルがサムネイルA〜Fとして、一覧表示されてい
る。ここでいうサムネイルとは、一覧表示用の縮小画像
のことである。
【0031】表示画面下部には、画像再生用の操作パネ
ルボタンが表示されており、左上から逆スキップボタン
42、逆送りボタン43、早送りボタン44、スキップ
ボタン45、逆再生ボタン46、停止ボタン47、再生
ボタン48、逆コマ送りボタン49、ポーズボタン5
0、コマ送りボタン51が配置されている。また、画面
右側上部には、標準サイズボタン53、サムネイル表示
ボタン54が配置されている。その下には、サムネイル
画面をスクロールするためのスクロールボタン55が配
置されている。
【0032】また、画面左側には、モードボタン56が
配置されている。これら操作パネルボタンが操作される
と、ボタンはハイライト表示に切り替わる。また、操作
パネルボタンに対する操作は、全てタッチスクリーン3
6を介して行われる。タッチスクリーン36に対する操
作者の押圧操作は、位置情報としてMPU31に入力さ
れる。これは周知技術であるGUI(Graphical User I
nterface)などを利用している。すなわち、液晶表示部
38には、操作パネルボタンが、オブジェクトとして表
示されており、MPU31は、タッチスクリーン36の
押圧操作から、これらのオブジェクトに対する操作者の
接触動作を感知し、その操作に応じたシーケンスを行
う。
【0033】(撮影モードの設定)次に、撮影データが
選択されて、撮影モードが設定される動作について説明
する。MPU31は、電源がオン状態になると、モード
ボタン56が押されたか否かを常に監視する(図10の
ステップS1)。操作者が、モードボタン56を押す
と、MPU31は、その操作を認識し、図13に示す設
定画面57を作成し、液晶表示部38に表示させる。
【0034】次に、MPU31は、設定画面57内にシ
ャッタスピードの選択肢をメニュー表示する(図10の
ステップS2)。ここでは、シャッタスピードの選択肢
として、「1/4000」、「1/125」、「1/6
0」、「1/8」の4つの選択肢が表示される。操作者
が、所望のシャッタスピードを選択すると、MPU31
は、選択されたシャッタスピードを認識し、撮影データ
として内部メモリに格納する(図10のステップS
3)。
【0035】次に、ズーム倍率設定画面が同じように表
示され、例えば、選択肢として、「標準」、「2倍」、
「3倍」の3つの選択肢が表示される(図10のステッ
プS4)。操作者が所望のズーム倍率を選択すると、M
PU31は、その選択操作を認識し、選択されたズーム
倍率に対応する焦点距離を、撮影データとして、内部メ
モリに格納する(図10のステップS5)。
【0036】次に、ホワイトバランスの設定画面が表示
され、照明光源が「白熱電球」、「蛍光灯」、「晴
天」、「曇天」、「晴天時日陰」、「スピードライト」
の6つの場合の選択肢が表示される(図10のステップ
S6)。
【0037】操作者が、該当する照明光源を選択する
と、MPU31は、その選択操作を認識し、選択された
照明光源に対応する色温度を撮影データとして、内部メ
モリに格納する(図10のステップS7)。撮影モード
は、シャッタスピード、ズーム倍率、ホワイトバランス
の3種類の撮影データの組み合わせによって決定され、
MPU31は、3種類の撮影データが選択されると、撮
影モードが新たに設定されたと認識する。
【0038】MPU31は、光磁気記録媒体30に予め
記録されている撮影モードファイルを読み出し、これら
撮影データを追記し、再び光磁気記録媒体30の空き領
域に記録する(図10のステップS8)。ここで撮影モ
ードファイルについて説明する。撮影モードファイル
は、レコードの集合体である。このレコードは、その構
成要素であるフィールドとして、「シャッタスピー
ド」、「ズーム倍率」、「ホワイトバランス」の3種類
の撮影データを有しており、1レコードで、1撮影モー
ドが定義付けられている。なお、各レコードには、撮影
モード名および相対アドレスが付されており、双方とも
撮影モードファイルのヘッダ領域に記録されている。
【0039】(撮影モードによる撮影動作)次に、操作
者によって選択された撮影モードに従って、撮影を行う
動作について説明する。撮影モードの呼び出しボタン
(不図示)が押されると、MPU31はその操作を認識
し、データアクセス部29を介して、光磁気記録媒体3
0から撮影モードファイルを読み出す(図11のステッ
プS1)。
【0040】MPU31は、撮影モードファイルのヘッ
ダ領域に記録されている全ての撮影モード名を読み出
し、図14に示すように、設定画面57に一覧表示す
る。ここでは、撮影モード1〜3が表示されている。
【0041】操作者のモード選択操作により、例えば、
撮影モード1が選択されたとする。MPU31は、撮影
モードファイルのヘッダ領域に格納される相対アドレス
を読み取り、撮影モード1に対応するレコードをサーチ
する。次に、MPU31は、そのレコードに対してフィ
ールド名を指定することで、各フィールドの値を順次参
照して全ての撮影データを読み取り、内部RAMに記憶
する(図11のステップS2)。
【0042】MPU31は、撮影ボタン40が押される
と(図11のステップS3)、内部RAMに記憶された
撮影モードに従って撮影を開始する(図11のステップ
S4)。まず、MPU31は、撮影データの焦点距離に
一致するように、レンズ駆動部34を介して撮影レンズ
23の焦点距離を調節する。この状態で、撮影レンズ2
3を透過した被写体像は、常時撮像素子24において光
電変換される。
【0043】レリーズスイッチ(不図示)が押される
と、その瞬間の画像を取り込む。まず、撮像素子24
は、レリーズスイッチを押した瞬間に蓄積された信号電
荷を読み出す前に、ブルーミングや暗電流による不要電
荷を高速に掃き出して除去する。次に、この掃き出し動
作から所定の蓄積時間(撮影データによって設定された
シャッタ秒間)に、光電変換素子に蓄積された電荷を信
号電荷として一括転送する。
【0044】なお、照明光源として、スピードライトが
選択されている場合には、MPU31は、スピードライ
ト部35に点灯開始命令を伝達し、スピードライトが発
光する。撮像素子24から転送された光電信号は、A/
D変換部25においてデジタル信号に変換され、画像処
理回路26に伝達される。
【0045】画像処理回路26では、撮影データにより
設定されたホワイトバランス調整に従って、RGBの各
信号のついてゲイン調節を行う。さらに、ガンマ補正、
輪郭強調、画素補間等の画像処理を施す。画像処理回路
26においてデジタル画像処理された画像信号は、圧縮
伸張回路27によって、圧縮処理用メモリであるDRA
M28を介して圧縮符号化される。
【0046】圧縮された画像データは、撮影画像ファイ
ルとしてデータアクセス部29を介して光磁気記録媒体
30の空き領域に格納される(図11のステップS
5)。このとき、図15に示すように、MPU31は、
内部RAMに記憶されている撮影データを、撮影画像フ
ァイルのヘッダ領域に転送して書き込む。また、MPU
31は、撮影画像から画素を間引いて縮小画像(サムネ
イル画像)を作成し、データアクセス部29を介して光
磁気記録媒体30に記録する。
【0047】さらに、MPU31は、液晶表示部38に
表示されているサムネイル表示画面に、新たに作成され
たサムネイル画像を追加して表示する。なお、サムネイ
ル画像の識別名は、対応する撮影画像ファイルのヘッダ
領域に記録される。 (再生動作)次に、操作者が選択した撮影画像を再生す
る動作について説明する。
【0048】操作者は、記録された撮影画像を再生表示
させたい場合には、液晶表示部38に表示されているサ
ムネイル画像から所望のサムネイル画像を選択する。M
PU31は、サムネイル画像の選択操作を認識し、選択
されたサムネイル画像の識別名を取得し、対応する撮影
画像ファイルを、データアクセス部29を介して光磁気
記録媒体30から読み出す。
【0049】標準サイズボタン53が押された状態で
は、図16に示す標準サイズ画面で再生表示される。こ
のとき、MPU31は、撮影画像ファイルのヘッダ領域
から撮影時に用いられた撮影データを読み取り、画面下
部に表示する。ここでは、「シャッタスピード 1/4
000」、「ズーム倍率 標準」、「光源 晴天」が表
示されている。
【0050】なお、サムネイル表示ボタン54が押され
た状態では、設定画面57に撮影画像が再生表示され
る。 (実施形態の効果)このように、本実施形態の電子カメ
ラでは、操作者が撮影モードを自由自在に設定すること
ができ、操作者の撮影意図を思いのままに表現すること
ができる。
【0051】さらに、本実施形態の電子カメラでは、光
磁気記録媒体30に記録するのは、撮影データであるた
め、記録媒体の占有を最小限にすることができ、光磁気
記録媒体30を有効活用することができる。また、撮影
モードが記録媒体にそのまま保存されるので、1台の電
子カメラを共有して使用するときでも、記録媒体を入れ
替えることで自分が設定した撮影モードを即座に呼び出
すことができる。
【0052】また、過去に撮った画像を再生表示する際
に、どのような撮影データで撮影されたかが表示される
ので、次の撮影の際にはそれを参考にすることができ、
撮影技術の向上を促すことができる。 (第2の実施形態)第1の実施形態では、撮影モードが
設定される毎に、逐一光磁気記録媒体30に撮影データ
を記録したが、第2の実施形態は、電源オフのときに光
磁気記録媒体30に記録する。
【0053】なお、第2の実施形態は、第1の実施形態
(図8)と同一の構成要素のため、構成についての説明
は省略する。また、第2の実施形態は、請求項1、4〜
7に記載の発明に対応しており、請求項1、4〜7に記
載の発明と、第2の実施形態との対応関係については、
第1の実施形態で既に述べた対応関係を有している。
【0054】また、第2の実施形態の動作上の特徴点
は、「撮影モードの設定」にあり、その他の動作につい
ては、第1の実施形態で既に述べており、ここでの説明
は省略する。 (撮影モードの設定)MPU31は、電源がオン状態に
なると、モードボタン56が押されたか否かを常に監視
する。操作者が、モードボタン56を押すと、MPU3
1は、その操作を認識し、図13に示す設定画面57を
作成し、液晶表示部38に表示させる。
【0055】次に、MPU31は、設定画面57内にシ
ャッタスピードの選択肢をメニュー表示する。ここで
は、シャッタスピードの選択肢として、「1/400
0」、「1/125」、「1/60」、「1/8」の4
つの選択肢が表示される。操作者が、所望のシャッタス
ピードを選択すると、MPU31は、選択されたシャッ
タスピードを認識し、撮影データとして内部メモリに格
納する。
【0056】次に、ズーム倍率設定画面が同じように表
示され、例えば、選択肢として、「標準」、「2倍」、
「3倍」の3つの選択肢が表示される。操作者が所望の
ズーム倍率を選択すると、MPU31は、その選択操作
を認識し、選択されたズーム倍率に対応する焦点距離
を、撮影データとして、内部メモリに格納する。次に、
ホワイトバランスの設定画面が表示され、照明光源が
「白熱電球」、「蛍光灯」、「晴天」、「曇天」、「晴
天時日陰」、「スピードライト」の6つの場合の選択肢
が表示される。
【0057】操作者が、該当する照明光源を選択する
と、MPU31は、その選択操作を認識し、選択された
照明光源に対応する色温度を撮影データとして、内部メ
モリに格納する。撮影モードは、シャッタスピード、ズ
ーム倍率、ホワイトバランスの3種類の撮影データの組
み合わせによって決定され、MPU31は、3種類の撮
影データが選択されると、撮影モードが新たに設定され
たと認識する。
【0058】MPU31は、3種類のデータと、それに
付される撮影モード名と、設定された順番とをフィール
ドに持つレコード型のデータとして、内部メモリの撮影
データ記録領域に記録する。以降、撮影モードが設定さ
れる毎に、撮影データが、内部メモリの撮影データ記録
領域に順次記録される。
【0059】したがって、「撮影モードによる撮影動
作」では、MPU31は、逐一光磁気記録媒体30から
撮影データを読み出すことをせずに、MPU31の内部
メモリから撮影データを読み出し、その撮影データに従
って撮影動作を制御する。さらに、電源オフ命令(また
は、光磁気記録媒体30の取り出し命令)がMPU31
に入力されると、MPU31は、フィールド値を参照す
ることにより、最後に設定された撮影データをサーチ
し、読み出す。そして、その撮影データだけを、光磁気
記録媒体30に格納される初期設定データファイルに書
き込む。
【0060】MPU31は、電源が再びオンされる(ま
たは光磁気記録媒体30が装着される)と、初期設定デ
ータファイルを読み出し、そのファイルから撮影データ
を取得し、撮影データに対応する撮影モードにカメラを
初期設定する。このように、第2の実施形態のカメラで
は、電源がオフする直前や光磁気記録媒体30が取り出
される直前に、撮影データを光磁気記録媒体30に記録
する。そして、再び電源がオンになる、または光磁気記
録媒体30が装着されると、撮影データを読み出し、撮
影モードを自動的に設定する。したがって、前回使用し
た撮影モードが自動的に設定されるので、同じモードで
継続的に使用しているときには、逐一モード設定すると
いう手間を省くことができる。
【0061】(第3の実施形態)第2の実施形態では、
電源オフ直前の撮影データを、光磁気記録媒体30に記
録したが、第3の実施形態は、撮影データの履歴をと
り、その履歴に基づいて、撮影モードを設定する。な
お、第3の実施形態は、第1の実施形態(図8)と同一
の構成要素のため、構成についての説明は省略する。
【0062】また、第3の実施形態は、請求項1〜3、
6、7に記載の発明に対応しており、請求項3に記載の
発明と、本実施形態との対応関係は、履歴記憶手段8
は、MPU31の内部メモリに対応し、選出手段9は、
MPU31の撮影データ選出機能に対応する。その他の
対応関係については、上述した対応関係を有する。第3
の実施形態の動作上の特徴点は、「撮影モードの設定」
にあり、その他の動作については、第1の実施形態で既
に述べており、ここでの説明は省略する。
【0063】(撮影モードの設定)MPU31は、電源
がオン状態になると、モードボタン56が押されたか否
かを常に監視する。操作者が、モードボタン56を押す
と、MPU31は、その操作を認識し、図13に示す設
定画面57を作成し、液晶表示部38に表示させる。次
に、MPU31は、設定画面57内にシャッタスピード
の選択肢をメニュー表示する。ここでは、シャッタスピ
ードの選択肢として、「1/4000」、「1/12
5」、「1/60」、「1/8」の4つの選択肢が表示
される。
【0064】操作者が、所望のシャッタスピードを選択
すると、MPU31は、選択されたシャッタスピードを
認識し、撮影データとして内部メモリに格納する。同様
に、ズーム倍率に対応する焦点距離、照明光源に対応す
る色温度が、選択され、内部メモリに格納される。撮影
モードは、シャッタスピード、ズーム倍率、ホワイトバ
ランスの3種類の撮影データの組み合わせによって決定
され、MPU31は、3種類の撮影データが選択される
と、撮影モードが新たに設定されたと認識する。
【0065】MPU31は、3種類のデータと、それに
付される撮影モード名と、設定された順番とをフィール
ドに持つレコード型のデータとして、内部メモリの撮影
データ記録領域に記録する。なお、3種類の撮影データ
の組み合わせが同じなら、同じ撮影モード名が付され
る。
【0066】以降、撮影モードが設定される毎に、撮影
データが、内部メモリの撮影データ記録領域に順次記録
される。したがって、「撮影モードによる撮影動作」で
は、MPU31は、逐一光磁気記録媒体30から撮影デ
ータを読み出すことをせずに、MPU31の内部メモリ
から撮影データを読み出し、その撮影データに従って撮
影動作を制御する。
【0067】さらに、電源オフ命令(または、光磁気記
録媒体30の取り出し命令)がMPU31に入力される
と、MPU31は、撮影データ記録領域に記録される各
レコードに対して、撮影モード名を参照して、撮影モー
ド名別にカウントし、最もカウント数の多い撮影モード
の撮影データをサーチする。そして、その撮影データを
光磁気記録媒体30の初期設定データファイルに書き込
む。
【0068】MPU31は、電源が再びオンされる(ま
たは光磁気記録媒体30が装着される)と、初期設定デ
ータファイルを読み出し、そのファイルから撮影データ
を取得し、撮影データに対応する撮影モードにカメラを
初期設定する。このように電源投入時や光磁気記録媒体
30の装着時に、操作者が頻繁に設定した撮影モードが
自動的に設定されるので、操作者の好みが反映され、モ
ード設定に関する操作性が格段に向上する。
【0069】なお、本実施形態では撮影データとして、
シャッタスピード、ズーム倍率、ホワイトバランスを挙
げたが、それに限定されず、被写体距離、露光量、レン
ズのF値をパラメータとしてもよい。また、本実施形態
では、操作者が撮影モードを自由に設定したが、「動体
撮影モード」、「ポートレートモード」、「舞台撮影モ
ード」等の各種撮影モードの撮影データが、光磁気記録
媒体30に予め記録されていてもよい。
【0070】例えば、動体撮影モードは、動きの激しい
被写体を撮影するモードであり、電子シャッタを高速に
固定し、絞りを開放側で制御して露出制御を行う。さら
に、撮影環境が暗い場合は、撮像素子の出力ゲインを上
げる。
【0071】また、ポートレートモードは、人物にピン
トを合わせ、背景像をぼかすモードである。これは、被
写界深度を浅くすることにより実行される。また、舞台
撮影モードは、舞台撮影に適した撮影モードである。焦
点検出は、客席から舞台までの一定距離になるので、ほ
ぼ一定の範囲で焦点調節を行う。焦点検出は、コントラ
スト検出による焦点検出が知られているが、舞台撮影で
は暗転状態があるため、予め焦点検出を行っておく。一
方、露出制御についても暗転は1つの舞台演出であるか
ら、一定輝度になるように制御するのではなく、ある程
度の幅を持たせて制御する。さらに、ホワイトバランス
についても、同様に、オートホワイトバランスを解除
し、ある程度の幅を持たせてホワイトバランスを行う。
【0072】なお、光磁気記録媒体30における撮影デ
ータファイルおよび撮影画像ファイルのフォーマットは
一例であり、撮影データと撮影画像との関連づけは、本
実施形態の方法に限定されるものではない。例えば、撮
影データと撮影画像とが関連していることを示す情報を
新たに生成して、光磁気記録媒体30に記録してもよ
い。
【0073】また、本実施形態では、記録された撮影画
像を再生する際に、撮影モードを表示したが、それに限
定されず、例えば、撮影データを基に撮影画像を検索し
てもよい。さらに、記録媒体としては、光磁気記録媒体
に限定されず、磁気記録媒体(ディスク形状にかかわら
ず、テープ状も含む)、光記録媒体、半導体記録媒体
(メモリカード)を使用してもよい。
【0074】また、本実施形態では、静止画像撮影につ
いて説明したが、動画像撮影についても適用することが
できる。なお、第2の実施形態では、撮影データを一時
的に、MPU31の内部メモリに記録したが、ランダム
アクセス可能なメモリ、または書き換え可能なメモリ
(フラッシュメモリなど)なら、その形態を問うもので
はない。
【0075】また、第2の実施形態では、撮影データが
設定される毎に、撮影データを撮影データ記録領域に追
加して記録したが、それに限定されず、撮影データが設
定される毎に、その撮影データに書き換えてもよい。す
なわち、撮影データの履歴をとらなくてもよい。さら
に、第2の実施形態では、最後に設定された撮影データ
のみを光磁気記録媒体30に転送し記録したが、内部メ
モリに記録される全ての撮影データを一括して光磁気記
録媒体30に転送し、撮影モードファイル等に追記して
もよい。
【0076】また、第3の実施形態では、履歴記憶手段
8として、MPU31の内部メモリを使用したが、それ
に限定されず、ランダムアクセス可能なメモリ、または
書き換え可能なメモリ(フラッシュメモリなど)、また
は光磁気記録媒体30の一部領域を使用してもよい。さ
らに、第3の実施形態では、操作者が最も頻繁に設定し
た撮影データを選出して、光磁気記録媒体30に記録し
たが、それに限定されるものではない。例えば、前回設
定された撮影データに重みをつけてカウントしてもよ
い。
【0077】
【発明の効果】請求項1に記載の電子カメラでは、画像
情報の保存用の記録媒体に撮影データが予め記録されて
おり、その撮影データに従って、カメラの撮影機能が制
御される。この記録媒体は、カメラから着脱自在なの
で、取り外して撮影データを書き換えれば、多彩な撮影
モードを実現することができる。また、記録媒体に記録
されているのは、撮影のシーケンスプログラムではな
く、制御量を示す単なる数値データであるため、記録媒
体を無用に占有することなく、有効的に活用することが
できる。
【0078】請求項2に記載の電子カメラでは、撮影者
が撮影データを入力すると、その撮影データが記録媒体
に記録される。撮影者は、撮影データを入力して、自由
に撮影モードを作成することができるので、撮影者の撮
影意図を十分に反映させることができる。請求項3の電
子カメラでは、撮影者が最も頻繁に設定した撮影データ
が、記録媒体に記録される。したがって、使用頻度の低
い撮影データを記録することがないので、記録媒体を有
効的に利用することができる。
【0079】請求項4、5の電子カメラでは、撮影者が
撮影データを入力すると、その撮影データに基づいて、
撮影動作が制御される。したがって、撮影者の撮影意図
を十分に反映させて撮影することができる。請求項6に
記載の電子カメラでは、撮影データの選択肢がメニュー
表示される。したがって、撮影者は、表示される選択肢
を選択するという簡単な操作で、高度かつ多種多様の撮
影モードを新たに作成することができる。
【0080】請求項7に記載の電子カメラでは、画像情
報と、その画像情報が生成される際に用いられた撮影デ
ータとを関連づけて記録媒体に格納する。これにより、
例えば、画像情報と撮影データとを関連づけての表示す
ることができ、その画像情報がどんな条件で撮影された
かを示すことができる。また、撮影データに基づいて画
像情報を検索することが可能となり、効率的な画像情報
の管理を行うことができる。
【0081】このようにして、本発明を適用した電子カ
メラは、撮影データを自由に設定記録することができる
ので、撮影者が望む撮影モードを自在に設定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図3】請求項3に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図4】請求項4に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図5】請求項5に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図6】請求項6に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図7】請求項7に記載の発明の原理ブロック図であ
る。
【図8】本実施形態の構成ブロック図である。
【図9】本実施形態の外観図である。
【図10】撮影データの設定を説明する流れ図である。
【図11】撮影動作を説明する流れ図である。
【図12】初期状態の画面を示す図である。
【図13】撮影データのメニュー表示画面を示す図であ
る。
【図14】撮影モードの一覧表示画面を示す図である。
【図15】撮影データと撮影画像との関連づけを説明す
る図である。
【図16】再生表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像手段 2 記録媒体 3 格納手段 4 読出手段 5 制御手段 6 操作入力手段 7 記録手段 8 履歴記憶手段 9 選出手段 10 表示手段 21 本体 22 カメラ部 23 撮影レンズ 24 撮像素子 25 A/D変換部 26 画像処理回路 27 圧縮伸張回路 28 DRAM 29 データアクセス部 30 光磁気記録媒体 31 MPU 32 操作ボタン 33 露出制御部 34 レンズ駆動部 35 スピードライト部 36 タッチスクリーン 37 VRAM 38 液晶表示部 39 外部出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 晴彦 神奈川県横浜市西区北幸2丁目8番4号 株式会社ニコンシステム内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して画像情報を生成する撮
    像手段と、 着脱自在に配置される記録媒体と、 前記撮像手段によって生成された画像情報を、前記記録
    媒体に格納する格納手段とを備えた電子カメラにおい
    て、 前記撮像手段の撮影動作にかかわる制御量である撮影デ
    ータが記録された前記記録媒体から、該撮影データを読
    み出す読出手段と、 前記読出手段により読み出された撮影データを用いて、
    前記撮像手段の撮影動作を制御する制御手段とを具備
    し、前記撮影データを反映させた画像情報を生成するこ
    とを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電子カメラにおいて、 前記撮影データの設定操作を外部から受け付け、該設定
    操作により設定された撮影データを取得する操作入力手
    段と、 前記操作入力手段により取得された撮影データを、前記
    記録媒体に記録する記録手段とを備えたことを特徴とす
    る電子カメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の電子カメラにおいて、 前記操作入力手段により取得された撮影データの取得履
    歴を記憶する履歴記憶手段と、 前記履歴記憶手段に記憶された撮影データの取得履歴か
    ら、取得回数の多い撮影データを選出する選出手段とを
    備え、 前記記録手段は、 前記選出手段により選出された撮影データを、前記記録
    媒体に記録することを特徴とする電子カメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電子カメラにおいて、 前記撮影データの設定操作を外部から受け付け、該設定
    操作により設定された撮影データを取得する操作入力手
    段を備え、 前記制御手段は、 前記操作入力手段により取得された撮影データを用い
    て、前記撮像手段の撮影動作を制御することを特徴とす
    る電子カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電子カメラにおいて、 前記制御手段による撮影動作制御の際に用いられた撮影
    データを、前記記録媒体に記録する記録手段を備えたこ
    とを特徴とする電子カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし請求項5のいずれか1項
    に記載の電子カメラにおいて、 前記撮影データの選択肢をメニュー表示する表示手段を
    備え、 前記操作入力手段は、 前記メニュー表示される撮影データの選択操作を外部か
    ら受け付け、該選択操作により選択された撮影データを
    取得することを特徴とする電子カメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項
    に記載の電子カメラにおいて、 前記格納手段は、 前記画像情報を、その画像情報が生成される際に用いら
    れた撮影データと関連づけて前記記録媒体に格納するこ
    とを特徴とする電子カメラ。
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