JPH114106A - ローノイズブロックコンバータ - Google Patents
ローノイズブロックコンバータInfo
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- JPH114106A JPH114106A JP15355697A JP15355697A JPH114106A JP H114106 A JPH114106 A JP H114106A JP 15355697 A JP15355697 A JP 15355697A JP 15355697 A JP15355697 A JP 15355697A JP H114106 A JPH114106 A JP H114106A
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Abstract
する。 【解決手段】 一次放射器2をダイキャストシャーシ1
の端部に垂設するとともに、回路基板5を前記一次放射
器2に垂直方向にダイキャストシャーシ1に収納し、前
記一次放射器2の導波管部2aの後端から受信するマイク
ロ波の1/4 波長の位置に開口8を設け、前記回路基板5
の端部に設けたプローブ7を前記開口8から導波管部2a
の内部へ挿通する。また、導波管部2aの後部開口を短絡
(ショート)するとともにダイキャストシャーシ1の電
磁シールドを行なうためにダイキャストシャーシ1の背
面にシールド板(蓋)4を装着した。
Description
にハウジングを構成したローノイズブロックコンバータ
(LNB)に関する。
構成したローノイズブロックコンバータ(以下LNBと
称する)は、例えば、衛星放送受信用のパラボラアンテ
ナ上に配設され、導波管の先端にホーンを有する。アン
テナで受信したマイクロ波は導波管を経てLNBに伝送
され、ここで中間周波数に変換される。次いでこの中間
周波数はLNBから、衛星受信機に供給される。
グを構成したLNBの実施例を示す断面図であり、ダイ
キャストシールドを設けた例(ア)と、導波管のダイキ
ャストショートを設けた例(イ)である。1は金属製の
ハウジングであり、例えば、アルミニューム或いは亜鉛
等の材料を用いたダイキャストシャーシである。2は一
次放射器であり、導波管と先端に設けたホーンとを具え
る。3は超低雑音増幅回路等の回路を電磁シールドし、
導波管を短絡(ショート)するためのダイキャストシー
ルドである。3aは導波管を短絡(ショート)するための
ダイキャストショートである。4は電磁シールドを行な
うとともに、ハウジング内に湿気、ゴミ等の侵入を防ぐ
ための金属製のシールド板(蓋)である。5は、例え
ば、テフロン等の誘電体板上に信号線パターンや接地パ
ターンを施し、そのパターンにHEMT(High Electro
n Mobility Transistor )や、ガリウムひ素トランジス
タなどを搭載したマイクロストリップ線路で構成した回
路基板である。6は、前記回路基板5に実装した回路部
品である。
キャストシールド3は超低雑音増幅回路等の高周波回路
を電磁シールドするとともに、導波管を短絡(ショー
ト)するために必要なもので、回路基板5に設けたマイ
クロストリップ線路と、導波管とを結合するプローブの
位置からマイクロ波の1/4 波長の距離だけ後方にダイキ
ャストシールド3の底面となるように設置される。
ストシャーシ1を掘り込むことにより得た空間に超低雑
音増幅回路等の高周波回路を収納して電磁シールド効果
を得るようにした例で、ここに使用するダイキャストシ
ョート3aは導波管を短絡(ショート)するために必要で
あり、回路基板5に設けたプローブの位置からマイクロ
波の1/4 波長の距離だけ後方にダイキャストショート3a
の底面となるように設置される。
(イ)の従来例は、ダイキャストシャーシ1の他に、ダ
イキャストシールド3または、ダイキャストショート3a
を必要とする。従って、何れの従来例もダイキャストシ
ャーシ1と、シールド板4とを合わせると、主構造部品
が3点となり、部品数が多いため、部品数の削減が要望
されていた。
イキャストショート3aは複雑な形状、シールド効果及び
寸法精度等を要求されるため、ダイキャストによる精密
部品が必要となり、コストアップの原因となっていた。
鑑みなされたもので、ダイキャスト部品数を削減したロ
ーノイズブロックコンバータ(LNB)を提供すること
を目的とする。
に、回路基板を収納するとともに同回路基板に結合しう
る導波管を有するハウジングを具えるローノイズブロッ
クコンバータ(LNB)において、前記導波管に設けた
開口に、回路基板から突出するように設けたプローブを
挿通して結合を行なうように構成した。
要位置で短絡(ショート)する部材をハウジングの蓋と
した。
ば、導波管の側面に垂設した開口に、回路基板から突設
したプローブを導波管内に挿通する状態に保持する。
尚、プローブは導波管の後端から受信するマイクロ波の
1/4 波長の位置に保持されるとともに、導波管の後端は
短絡(ショート)されている。従って、導波管内のマイ
クロ波は前記プローブにより結合し、ローノイズブロッ
クコンバータ(LNB)に伝送され、ここで中間周波数
に変換される。
を電磁シールドを行なうハウジングの蓋と共用できる。
バータ(LNB)について、図を用いて詳細に説明す
る。図1は本発明によるローノイズブロックコンバータ
(LNB)の実施例を示す模式図である。なお、従来例
と同じ個所は同一番号を付した。1は金属製のハウジン
グであり、例えば、アルミニューム或いは亜鉛等の材料
を用いたダイキャストシャーシである。2aは一次放射器
2の導波管部であり、円筒形状の側面に沿って、受信す
るマイクロ波のほぼ1/4 波長の長さのスリット状の開口
8を具える。5は、例えば、テフロン等の誘電体板上に
信号線パターンや接地パターンを施し、そのパターンに
HEMT(High Electron Mobility Transistor )や、
ガリウムひ素トランジスタなどを搭載し、さらに前記パ
ターンにより構成されたマイクロストリップ線路の端部
に結合のためのプローブ7を設けた回路基板である。
尚、開口8はダイキャストで成形したスリットに導伝部
材を嵌合し、プローブ7を挿通する孔としても良い。
タ(LNB)の構造及び動作を図1、図2に従い説明す
る。尚、図2は本発明によるローノイズブロックコンバ
ータ(LNB)の実施例を示す要部断面図である。一次
放射器2をダイキャストシャーシ1の端部に垂設すると
ともに、回路基板5を前記一次放射器2に垂直方向にダ
イキャストシャーシ1に収納する。そして、前記一次放
射器2の導波管部2aの後端から受信するマイクロ波の1/
4波長の位置に開口8を設け、前記回路基板5の端部に
設けたプローブ7を開口8から導波管部2aの内部へ挿通
する。また、導波管部2aの後部開口を上記開口から同1/
4 波長の位置で短絡(ショート)するとともに、ダイキ
ャストシャーシ1(ハウジング)の電磁シールド及びハ
ウジング内に湿気、ゴミ等の侵入を防ぐため、ダイキャ
ストシャーシ1(ハウジング)の背面にシールド板
(蓋)4を装着した。尚、本発明はダイキャストシャー
シ1を掘り込むことにより得た空間に超低雑音増幅回路
等の高周波回路を収納して電磁シールド効果を得てい
る。
該当するマイクロストリップ線路部分の回路基板5を切
欠いて突出するようにしても、また、回路基板5の該当
するマイクロストリップ線路部分にピン等を取り付ける
ようにしても良い。
スト部品数を削減したローノイズブロックコンバータ
(LNB)を提供する。従来の実施例は、図3に示した
ように、ダイキャストシールド3または、ダイキャスト
ショート3aを必要としていたが、本発明ではそれらを削
減できる。従って、高価なダイキャスト部品数を削減す
ることにより、コスト低減が計れるメリットがある。ま
た、シールド板(蓋)4を回路基板5(開口)位置から
1/4 波長の位置に設置するので、LNBの厚みを小さく
できる。
(LNB)の実施例を示す模式図である。
(LNB)の実施例を示す要部断面図である。
たLNBの実施例を示す断面図であり、ダイキャストシ
ールドを設けた例(ア)と、導波管のダイキャストショ
ートを設けた例(イ)である。
Claims (5)
- 【請求項1】 回路基板を収納するとともに同回路基板
に結合しうる導波管を有するハウジングを具えるローノ
イズブロックコンバータ(LNB)において、 前記導波管に設けた開口に、回路基板から突出するよう
に設けたプローブを挿通して結合を行なうことを特徴と
したローノイズブロックコンバータ。 - 【請求項2】 上記開口をスリットで構成した請求項1
記載のローノイズブロックコンバータ。 - 【請求項3】 上記導波管の後部を上記開口から所要位
置で短絡(ショート)する部材をハウジングの蓋とした
請求項1記載のローノイズブロックコンバータ。 - 【請求項4】 上記プローブを回路基板を切欠いて構成
した請求項1記載のローノイズブロックコンバータ。 - 【請求項5】 上記プローブを回路基板に取り付けたピ
ンで構成した請求項1記載のローノイズブロックコンバ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15355697A JP3890678B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ローノイズブロックコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15355697A JP3890678B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ローノイズブロックコンバータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH114106A true JPH114106A (ja) | 1999-01-06 |
JP3890678B2 JP3890678B2 (ja) | 2007-03-07 |
Family
ID=15565092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15355697A Expired - Fee Related JP3890678B2 (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | ローノイズブロックコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3890678B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6717553B2 (en) | 2001-05-11 | 2004-04-06 | Alps Electric Co., Ltd. | Primary radiator having excellent assembly workability |
JP2006191179A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Maspro Denkoh Corp | Emc試験用アンテナ装置及びemc試験装置 |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP15355697A patent/JP3890678B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6717553B2 (en) | 2001-05-11 | 2004-04-06 | Alps Electric Co., Ltd. | Primary radiator having excellent assembly workability |
JP2006191179A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-20 | Maspro Denkoh Corp | Emc試験用アンテナ装置及びemc試験装置 |
JP4526945B2 (ja) * | 2004-12-28 | 2010-08-18 | マスプロ電工株式会社 | Emc試験用アンテナ装置及びemc試験装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3890678B2 (ja) | 2007-03-07 |
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