JPH1139854A - 情報処理装置における拡張システム及びそれに使用する拡張モジュール - Google Patents
情報処理装置における拡張システム及びそれに使用する拡張モジュールInfo
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- JPH1139854A JPH1139854A JP9190333A JP19033397A JPH1139854A JP H1139854 A JPH1139854 A JP H1139854A JP 9190333 A JP9190333 A JP 9190333A JP 19033397 A JP19033397 A JP 19033397A JP H1139854 A JPH1139854 A JP H1139854A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 RAS信号一本に対して制御可能なデータビ
ット数(制限数)を超えた拡張モジュールが搭載された
時にも、この制限数を超えない様に自動的に制御する。 【解決手段】 DIMM3搭載した時、その内部の短絡
線33を介して電源Vccの電位をインバータI1を介し
てトランジスタT1のゲート制御電圧として与える。こ
れにより、トランジスタT1をオフとして、SIMM
1,2に対するRASバス11を断とする。これによ
り、SIMM1,2は非活性状態になり、RASバス1
1のRAS信号が制御可能な上記制限数を超える拡張モ
ジュールが搭載されても、自動的に制限数内に維持す
る。
ット数(制限数)を超えた拡張モジュールが搭載された
時にも、この制限数を超えない様に自動的に制御する。 【解決手段】 DIMM3搭載した時、その内部の短絡
線33を介して電源Vccの電位をインバータI1を介し
てトランジスタT1のゲート制御電圧として与える。こ
れにより、トランジスタT1をオフとして、SIMM
1,2に対するRASバス11を断とする。これによ
り、SIMM1,2は非活性状態になり、RASバス1
1のRAS信号が制御可能な上記制限数を超える拡張モ
ジュールが搭載されても、自動的に制限数内に維持す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置におけ
る拡張システム及びそれに使用する拡張モジュールに関
し、特に情報処理装置においてメモリの拡張を行う場合
に使用される拡張スロットを複数有するようなメモリ拡
張システム及びそれに使用する拡張モジュールに関する
ものである。
る拡張システム及びそれに使用する拡張モジュールに関
し、特に情報処理装置においてメモリの拡張を行う場合
に使用される拡張スロットを複数有するようなメモリ拡
張システム及びそれに使用する拡張モジュールに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置であるコンピュータにおい
ては、その機能拡張のために、拡張モジュールを挿入自
在な拡張スロットが予め設けられている。この拡張モジ
ュールの一般的な例としては、メモリモジュールがあ
り、このメモリモジュールには、2種のモジュールがあ
る。
ては、その機能拡張のために、拡張モジュールを挿入自
在な拡張スロットが予め設けられている。この拡張モジ
ュールの一般的な例としては、メモリモジュールがあ
り、このメモリモジュールには、2種のモジュールがあ
る。
【0003】一つは、回路基板であるボード両面のコネ
クタピンの面対称なピン同士が互いに電気的に導通して
いる構造のSIMM(シングルインラインメモリモジュ
ール)である。他の一つは、ボードの両面(表面と裏
面)のコネクタピンが互いに電気的に絶縁されて独立し
た構造のDIMM(デュアルインラインメモリモジュー
ル)である。
クタピンの面対称なピン同士が互いに電気的に導通して
いる構造のSIMM(シングルインラインメモリモジュ
ール)である。他の一つは、ボードの両面(表面と裏
面)のコネクタピンが互いに電気的に絶縁されて独立し
た構造のDIMM(デュアルインラインメモリモジュー
ル)である。
【0004】汎用コンピュータ等の情報処理装置におい
て、メモリを使用する場合には、通常、メモリバスが最
大36ビットのSIMM、またはメモリバスが最大72
ビットのDIMMが複数枚搭載されている。そして、情
報処理装置に搭載されているメモリコントローラによっ
て出力されるRAS(ローアドレスストローブ)信号に
より、これ等複数枚のSIMMやDIMMが制御される
様になっている(この様な制御方式をバンク制御と呼ん
でいる)。
て、メモリを使用する場合には、通常、メモリバスが最
大36ビットのSIMM、またはメモリバスが最大72
ビットのDIMMが複数枚搭載されている。そして、情
報処理装置に搭載されているメモリコントローラによっ
て出力されるRAS(ローアドレスストローブ)信号に
より、これ等複数枚のSIMMやDIMMが制御される
様になっている(この様な制御方式をバンク制御と呼ん
でいる)。
【0005】この場合、一本のRAS信号はメモリバス
72ビットI/O(入出力データバス72ビット)を制
御している。そのために、メモリコントローラから、仮
に一本のRAS信号のみが出力されている場合には、S
IMMは最大2スロット、DIMMは最大1スロットし
か制御できないという制限がある。
72ビットI/O(入出力データバス72ビット)を制
御している。そのために、メモリコントローラから、仮
に一本のRAS信号のみが出力されている場合には、S
IMMは最大2スロット、DIMMは最大1スロットし
か制御できないという制限がある。
【0006】この制限を越えたSIMMやDIMMを使
用した場合、合計のデータ数として、処理可能最大デー
タ72ビットに対して、それ以上のデータが夫々入出力
されることになる。従って、バスが競合を起こし、正常
にメモリが動作できないことになる。
用した場合、合計のデータ数として、処理可能最大デー
タ72ビットに対して、それ以上のデータが夫々入出力
されることになる。従って、バスが競合を起こし、正常
にメモリが動作できないことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近、動作タイプが異
なるメモリを、1個の汎用コンピュータで使用する必要
性が生じているために、一本のRAS信号に対して、例
えば、SIMM4スロットまたはDIMM2スロット搭
載するケースがあり、実際に使用する場合には、SIM
M2スロットのみ、またはDIMM1スロットのみ搭載
することとしているが、保護機能がないために、人為的
ミスにより、全スロットに増設メモリモジュールを搭載
してしまい、結果として、上述した不具合を生じるとい
う問題がある。
なるメモリを、1個の汎用コンピュータで使用する必要
性が生じているために、一本のRAS信号に対して、例
えば、SIMM4スロットまたはDIMM2スロット搭
載するケースがあり、実際に使用する場合には、SIM
M2スロットのみ、またはDIMM1スロットのみ搭載
することとしているが、保護機能がないために、人為的
ミスにより、全スロットに増設メモリモジュールを搭載
してしまい、結果として、上述した不具合を生じるとい
う問題がある。
【0008】本発明の目的は、RAS信号一本に対して
制御可能なメモリモジュール枚数に強制的に制限するこ
とにより、制限枚数を越えたモジュール搭載時において
もモジュールから出力されるデータの競合をなくす様に
した情報処理装置における拡張システム及びそれに用い
る拡張モジュールを提供することである。
制御可能なメモリモジュール枚数に強制的に制限するこ
とにより、制限枚数を越えたモジュール搭載時において
もモジュールから出力されるデータの競合をなくす様に
した情報処理装置における拡張システム及びそれに用い
る拡張モジュールを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、共通制
御信号バスに接続されかつこの制御信号により制御され
てデータバスのデータを処理するようにした第1及び第
2の拡張モジュールと、前記第1及び第2の拡張モジュ
ールに夫々対応して設けられ対応拡張モジュールを挿入
自在な第1及び第2の拡張スロットと、前記第2の拡張
モジュールが前記第2の拡張スロットに挿入されたこと
を検出する挿入検出手段と、この検出手段による検出結
果に応じて、前記第1の拡張スロットに挿入された第1
の拡張モシュールの活性制御を行う活性制御手段とを含
むことを特徴とする情報処理装置における拡張システム
が得られる。
御信号バスに接続されかつこの制御信号により制御され
てデータバスのデータを処理するようにした第1及び第
2の拡張モジュールと、前記第1及び第2の拡張モジュ
ールに夫々対応して設けられ対応拡張モジュールを挿入
自在な第1及び第2の拡張スロットと、前記第2の拡張
モジュールが前記第2の拡張スロットに挿入されたこと
を検出する挿入検出手段と、この検出手段による検出結
果に応じて、前記第1の拡張スロットに挿入された第1
の拡張モシュールの活性制御を行う活性制御手段とを含
むことを特徴とする情報処理装置における拡張システム
が得られる。
【0010】そして、前記制御信号は制御可能な処理デ
ータ許容数が予め定められており、前記第1及び第2の
拡張モジュールが前記第1及び第2の拡張スロットに共
に挿入された時、これ等両拡張モジュールの処理データ
数が前記データ許容数を越えるものであることを特徴と
しており、また、前記活性制御手段は、前記検出結果に
応じて前記第1の拡張スロットへの制御信号バスの継断
制御を行うよう構成されていることを特徴としている。
ータ許容数が予め定められており、前記第1及び第2の
拡張モジュールが前記第1及び第2の拡張スロットに共
に挿入された時、これ等両拡張モジュールの処理データ
数が前記データ許容数を越えるものであることを特徴と
しており、また、前記活性制御手段は、前記検出結果に
応じて前記第1の拡張スロットへの制御信号バスの継断
制御を行うよう構成されていることを特徴としている。
【0011】また、前記挿入検出手段は、前記第2の拡
張モジュールの挿入時に所定基準電位を当該第2の拡張
モジュール経由で前記活性制御手段へ供給する基準電位
供給手段を有し、前記活性制御手段は、供給された前記
基準電位に従って前記制御信号バスの継断制御を行うよ
う構成されていることを特徴としており、前記基準電位
供給手段は、前記第2の拡張モジュール内で短絡された
一対の短絡ピンを有し、この一対の短絡ピンを介して前
記基準電位を前記活性制御手段へ供給するようにしたこ
とを特徴としている。。
張モジュールの挿入時に所定基準電位を当該第2の拡張
モジュール経由で前記活性制御手段へ供給する基準電位
供給手段を有し、前記活性制御手段は、供給された前記
基準電位に従って前記制御信号バスの継断制御を行うよ
う構成されていることを特徴としており、前記基準電位
供給手段は、前記第2の拡張モジュール内で短絡された
一対の短絡ピンを有し、この一対の短絡ピンを介して前
記基準電位を前記活性制御手段へ供給するようにしたこ
とを特徴としている。。
【0012】更に、前記第1及び第2の拡張モジュール
はメモリモジュールであり、前記制御信号バスは前記メ
モリモジュールを制御するRAS(ローアドレスストロ
ーブ)信号用バスであることを特徴としており、前記第
1の拡張モジュールが2個のSIMM(シングルインラ
イメモリモジュール)であるとき、前記第2の拡張モジ
ュールはDIMM(デュアルインライメモリモジュー
ル)であることを特徴とする。また、前記第1の拡張モ
ジュールがDIMMであるとき、前記第2の拡張モジュ
ールはDIMMまたはSIMMであることを特徴として
おり、前記前記第2の拡張モジュールがSIMMの場合
は、これ等SIMMは2個挿入可能であり、前記挿入検
出手段はこれ等2個のSIMM各々の挿入検出を行い、
前記活性制御手段は、これ等2個のSIMM各々の挿入
検出結果の論理和により制御されることを特徴としてい
る。
はメモリモジュールであり、前記制御信号バスは前記メ
モリモジュールを制御するRAS(ローアドレスストロ
ーブ)信号用バスであることを特徴としており、前記第
1の拡張モジュールが2個のSIMM(シングルインラ
イメモリモジュール)であるとき、前記第2の拡張モジ
ュールはDIMM(デュアルインライメモリモジュー
ル)であることを特徴とする。また、前記第1の拡張モ
ジュールがDIMMであるとき、前記第2の拡張モジュ
ールはDIMMまたはSIMMであることを特徴として
おり、前記前記第2の拡張モジュールがSIMMの場合
は、これ等SIMMは2個挿入可能であり、前記挿入検
出手段はこれ等2個のSIMM各々の挿入検出を行い、
前記活性制御手段は、これ等2個のSIMM各々の挿入
検出結果の論理和により制御されることを特徴としてい
る。
【0013】本発明によれば、第1及び第2の拡張スロ
ットと、前記第1の拡張スロットに対する接続バスの継
断制御をなすスイッチング手段とを含む情報処理装置に
使用される拡張モジュールであって、前記第2の拡張ス
ロットへの挿拔に応答して前記スイッチング手段をオン
オフ制御する制御信号を生成する制御信号生成手段を有
することを特徴とする拡張モジュールが得られる。
ットと、前記第1の拡張スロットに対する接続バスの継
断制御をなすスイッチング手段とを含む情報処理装置に
使用される拡張モジュールであって、前記第2の拡張ス
ロットへの挿拔に応答して前記スイッチング手段をオン
オフ制御する制御信号を生成する制御信号生成手段を有
することを特徴とする拡張モジュールが得られる。
【0014】そして、前記制御信号生成手段は、モジュ
ール内部で短絡された一対の短絡ピンを有し、挿入時に
当該一対の短絡ピンの一方へ供給された前記制御信号を
他方のピンを介して前記スイッチング手段へ供給するよ
うにしたことを特徴としており、また、前記接続バスは
前記拡張メモリを制御するRAS(ローアドレスストロ
ーブ)信号用のバスであることを特徴としている。
ール内部で短絡された一対の短絡ピンを有し、挿入時に
当該一対の短絡ピンの一方へ供給された前記制御信号を
他方のピンを介して前記スイッチング手段へ供給するよ
うにしたことを特徴としており、また、前記接続バスは
前記拡張メモリを制御するRAS(ローアドレスストロ
ーブ)信号用のバスであることを特徴としている。
【0015】本発明の作用を述べる。拡張モジュールを
拡張スロットに挿入したとき、この挿入を検知して他の
拡張モジュールの非活性化を強制的に行うような構造と
する。これにより拡張モジュールが制限枚数を越えてス
ロットに実装されても、実際に活性動作可能なモジュー
ル枚数を制限枚数以下に押さえることが可能となる。
拡張スロットに挿入したとき、この挿入を検知して他の
拡張モジュールの非活性化を強制的に行うような構造と
する。これにより拡張モジュールが制限枚数を越えてス
ロットに実装されても、実際に活性動作可能なモジュー
ル枚数を制限枚数以下に押さえることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照しつつ説明する。
図面を参照しつつ説明する。
【0017】図1は本発明の実施例の構成を示す図であ
る。図1を参照すると、本例においては、メモリコント
ローラ10からのRAS(ローアドレスストローブ)バ
ス11とRASバス12とにより、SIMMやDIMM
等の拡張モジュールが制御される場合を示している。
る。図1を参照すると、本例においては、メモリコント
ローラ10からのRAS(ローアドレスストローブ)バ
ス11とRASバス12とにより、SIMMやDIMM
等の拡張モジュールが制御される場合を示している。
【0018】即ち、RASバス12による1個のDIM
M4が制御され、一対のデータバス13,14へDIM
M4のボードの両面の各コネクタピンが図示せぬ拡張ス
ロットを介して接続されている。一本のデータバスは3
6ビットからなりデータバス13,14により計72ビ
ットとなっている。従って、この場合には、RASバス
12のRAS信号により制御されるデータ数は、DIM
M4による72ビットのみであるから、許容ビット数内
である。
M4が制御され、一対のデータバス13,14へDIM
M4のボードの両面の各コネクタピンが図示せぬ拡張ス
ロットを介して接続されている。一本のデータバスは3
6ビットからなりデータバス13,14により計72ビ
ットとなっている。従って、この場合には、RASバス
12のRAS信号により制御されるデータ数は、DIM
M4による72ビットのみであるから、許容ビット数内
である。
【0019】RASバス11に関しては1個のDIMM
3の他に、2個のSIMM1,2が挿入可能な様な拡張
スロットが夫々設けられており、各モジュール1〜3の
コネクタピンも、図示する如く、データバス13,14
へ夫々接続されている。
3の他に、2個のSIMM1,2が挿入可能な様な拡張
スロットが夫々設けられており、各モジュール1〜3の
コネクタピンも、図示する如く、データバス13,14
へ夫々接続されている。
【0020】この場合には、RASバス11のRAS信
号により制御されるデータ数は、36×4(SIMM
1,2の72ビットとDIMM3の72ビット)となっ
て、許容ビット数を超過している。
号により制御されるデータ数は、36×4(SIMM
1,2の72ビットとDIMM3の72ビット)となっ
て、許容ビット数を超過している。
【0021】そこで、DIMM3を拡張スロットへ挿入
した時、これを検出してSIMM1,2をRASバス1
1から切離し、SIMM1,2を非活性状態とするので
ある。即ち、DIMM3の空きピン31,32をモジュ
ール3内部で短絡線33にて短絡しておき、DIMM3
がスロットへ挿入された時に、ピン31へ電源Vccが印
加される様にしておく。すると、この電源電位がモジュ
ール3内の短絡線23を介してピン32を経てインバー
タI1へ入力される。
した時、これを検出してSIMM1,2をRASバス1
1から切離し、SIMM1,2を非活性状態とするので
ある。即ち、DIMM3の空きピン31,32をモジュ
ール3内部で短絡線33にて短絡しておき、DIMM3
がスロットへ挿入された時に、ピン31へ電源Vccが印
加される様にしておく。すると、この電源電位がモジュ
ール3内の短絡線23を介してピン32を経てインバー
タI1へ入力される。
【0022】この場合、インバータI1の入力はアース
電位に抵抗R1にてプルダウンされているので、DIM
M3がスロットへ挿入されると、自動的にインバータI
1の出力はローレベル(アースレベル)となり、よっ
て、トランジスタT1はオフとなる。その結果、SIM
M1,2はRASバス11から切離されて非活性状態と
なるのである。
電位に抵抗R1にてプルダウンされているので、DIM
M3がスロットへ挿入されると、自動的にインバータI
1の出力はローレベル(アースレベル)となり、よっ
て、トランジスタT1はオフとなる。その結果、SIM
M1,2はRASバス11から切離されて非活性状態と
なるのである。
【0023】尚、DIMM3をスロットから拔去すれ
ば、プルダウン抵抗R1の作用により、インバータI1
の出力はハイレベルとなり、トランジスタT1はオンと
なってSIMM1,2はRASバス11と接続されて活
性状態になり、通常動作可能となる。
ば、プルダウン抵抗R1の作用により、インバータI1
の出力はハイレベルとなり、トランジスタT1はオンと
なってSIMM1,2はRASバス11と接続されて活
性状態になり、通常動作可能となる。
【0024】図2は本発明の他の実施例を示す図であ
り、図1と同等部分は同一符号にて示す。RASバス1
2については図1の例と同じであるが、RASバス11
については、1個のDIMM3、2個のSIMM1,2
が接続可能となっている。
り、図1と同等部分は同一符号にて示す。RASバス1
2については図1の例と同じであるが、RASバス11
については、1個のDIMM3、2個のSIMM1,2
が接続可能となっている。
【0025】本例では、DIMM3を通常動作可能モジ
ュールとし、SIMM1,2を挿入した時DIMM3を
非活性状態とする様にしている。
ュールとし、SIMM1,2を挿入した時DIMM3を
非活性状態とする様にしている。
【0026】そのために、SIMM1,2内に夫々短絡
線13,23を設けて一対のピン11,12及び21,
22を短絡しておき、各モジュールをスロットへ挿入し
た時に、これ等ピンを介して電源電位Vccがインバータ
I1の入力へ、オアゲートG1を介して供給される構成
となっている。
線13,23を設けて一対のピン11,12及び21,
22を短絡しておき、各モジュールをスロットへ挿入し
た時に、これ等ピンを介して電源電位Vccがインバータ
I1の入力へ、オアゲートG1を介して供給される構成
となっている。
【0027】図3は本発明の更に他の実施例のブロック
図であり、図1,2と同等部分は同一符号にて示してい
る。本例においては、RASバス12に対して2個のS
IMM1,2が接続されており、RASバス11に対し
て2個のDIMM3,4が接続されている場合の例であ
る。
図であり、図1,2と同等部分は同一符号にて示してい
る。本例においては、RASバス12に対して2個のS
IMM1,2が接続されており、RASバス11に対し
て2個のDIMM3,4が接続されている場合の例であ
る。
【0028】RASバス12に対しては、2個のSIM
M1,2は制御許容ビット数内(この場合は72ビット
で等しい)であり、問題はない。
M1,2は制御許容ビット数内(この場合は72ビット
で等しい)であり、問題はない。
【0029】一方、RASバス11においては、2個の
DIMMを制御することはできないので、DIMM3を
スロットへ挿入した時には、DIMM4をRASバス1
1から切離して非活性状態とする様に構成している。
DIMMを制御することはできないので、DIMM3を
スロットへ挿入した時には、DIMM4をRASバス1
1から切離して非活性状態とする様に構成している。
【0030】図4は本発明の更に他の実施例のブロック
図であり、図1〜3と同等部分は同一符号にて示してい
る。図3と異なる部分についてのみ述べると、RASバ
ス12において、SIMMを2個用いる代りに、DIM
M5のみ1個を用いる様になっている。他の構成は図3
の例と同じである。
図であり、図1〜3と同等部分は同一符号にて示してい
る。図3と異なる部分についてのみ述べると、RASバ
ス12において、SIMMを2個用いる代りに、DIM
M5のみ1個を用いる様になっている。他の構成は図3
の例と同じである。
【0031】
【発明の効果】叙上の如く、本発明によれば、RAS信
号一本に対しする制御許容数以上のビット数の拡張モジ
ュールをスロットへ挿入した時に生ずるデータバスの競
合状態の発生を自動的に防止できるという効果がある。
号一本に対しする制御許容数以上のビット数の拡張モジ
ュールをスロットへ挿入した時に生ずるデータバスの競
合状態の発生を自動的に防止できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図3】本発明の更に他の実施例のブロック図である。
【図4】本発明の別の実施例のブロック図である。
1,2 SIMM 3〜5 DIMM 10 メモリコントローラ 11,12 RASバス 13,14 データバス I1 インバータ R1 プルダウン抵抗 T1 トランジスタ G1 オアゲート
Claims (13)
- 【請求項1】 共通制御信号バスに接続されかつこの制
御信号により制御されてデータバスのデータを処理する
ようにした第1及び第2の拡張モジュールと、前記第1
及び第2の拡張モジュールに夫々対応して設けられ対応
拡張モジュールを挿入自在な第1及び第2の拡張スロッ
トと、前記第2の拡張モジュールが前記第2の拡張スロ
ットに挿入されたことを検出する挿入検出手段と、この
検出手段による検出結果に応じて、前記第1の拡張スロ
ットに挿入された第1の拡張モシュールの活性制御を行
う活性制御手段とを含むことを特徴とする情報処理装置
における拡張システム。 - 【請求項2】 前記制御信号は制御可能な処理データ許
容数が予め定められており、前記第1及び第2の拡張モ
ジュールが前記第1及び第2の拡張スロットに共に挿入
された時、これ等両拡張モジュールの処理データ数が前
記データ許容数を越えるものであることを特徴とする請
求項1記載の拡張システム。 - 【請求項3】 前記活性制御手段は、前記検出結果に応
じて前記第1の拡張スロットへの制御信号バスの継断制
御を行うよう構成されていることを特徴とする請求項1
または2記載の拡張システム。 - 【請求項4】 前記挿入検出手段は、前記第2の拡張モ
ジュールの挿入時に所定基準電位を当該第2の拡張モジ
ュール経由で前記活性制御手段へ供給する基準電位供給
手段を有し、前記活性制御手段は、供給された前記基準
電位に従って前記制御信号バスの継断制御を行うよう構
成されていることを特徴とする請求項3記載の拡張シス
テム。 - 【請求項5】 前記基準電位供給手段は、前記第2の拡
張モジュール内で短絡された一対の短絡ピンを有し、こ
の一対の短絡ピンを介して前記基準電位を前記活性制御
手段へ供給するようにしたことを特徴とする請求項4記
載の拡張システム。 - 【請求項6】 前記第1及び第2の拡張モジュールはメ
モリモジュールであり、前記制御信号バスは前記メモリ
モジュールを制御するRAS(ローアドレスストロー
ブ)信号用バスであることを特徴とする請求項1〜5い
ずれか記載の拡張システム。 - 【請求項7】 前記第1の拡張モジュールが2個のSI
MM(シングルインライメモリモジュール)であると
き、前記第2の拡張モジュールはDIMM(デュアルイ
ンライメモリモジュール)であることを特徴とする請求
項6記載の拡張システム。 - 【請求項8】 前記第1の拡張モジュールがDIMMで
あるとき、前記第2の拡張モジュールはDIMMまたは
SIMMであることを特徴とする請求項6記載の拡張シ
ステム。 - 【請求項9】 前記前記第2の拡張モジュールがSIM
Mの場合は、これ等SIMMは2個挿入可能であり、前
記挿入検出手段はこれ等2個のSIMM各々の挿入検出
を行い、前記活性制御手段は、これ等2個のSIMM各
々の挿入検出結果の論理和により制御されることを特徴
とする請求項8記載の拡張システム。 - 【請求項10】 第1及び第2の拡張スロットと、前記
第1の拡張スロットに対する接続バスの継断制御をなす
スイッチング手段とを含む情報処理装置に使用される拡
張モジュールであって、前記第2の拡張スロットへの挿
拔に応答して前記スイッチング手段をオンオフ制御する
制御信号を生成する制御信号生成手段を有することを特
徴とする拡張モジュール。 - 【請求項11】 前記制御信号生成手段は、モジュール
内部で短絡された一対の短絡ピンを有し、挿入時に当該
一対の短絡ピンの一方へ供給された前記制御信号を他方
のピンを介して前記スイッチング手段へ供給するように
したことを特徴とする請求項10記載の拡張モジュー
ル。 - 【請求項12】 DIMMまたはSIMMであることを
特徴とする請求項10または11記載の拡張モジュー
ル。 - 【請求項13】 前記接続バスは前記拡張メモリを制御
するRAS信号用のバスであることを特徴とする請求項
11記載の拡張モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9190333A JPH1139854A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 情報処理装置における拡張システム及びそれに使用する拡張モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9190333A JPH1139854A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 情報処理装置における拡張システム及びそれに使用する拡張モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1139854A true JPH1139854A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16256454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9190333A Pending JPH1139854A (ja) | 1997-07-16 | 1997-07-16 | 情報処理装置における拡張システム及びそれに使用する拡張モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1139854A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100448717B1 (ko) * | 2002-08-02 | 2004-09-13 | 삼성전자주식회사 | 메모리 시스템 |
KR100723486B1 (ko) | 2005-05-12 | 2007-05-30 | 삼성전자주식회사 | 심/딤 구조를 가지는 메모리 모듈 및 메모리 시스템 |
-
1997
- 1997-07-16 JP JP9190333A patent/JPH1139854A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100448717B1 (ko) * | 2002-08-02 | 2004-09-13 | 삼성전자주식회사 | 메모리 시스템 |
KR100723486B1 (ko) | 2005-05-12 | 2007-05-30 | 삼성전자주식회사 | 심/딤 구조를 가지는 메모리 모듈 및 메모리 시스템 |
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